「全国銀行データ通信システム」の版間の差分

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全銀協は、[[2018年]]10月9日、[[LINE (アプリケーション)|LINE]]など[[フィンテック]]勢の24時間[[送金]]サービスに対する危機感などを背景に、これまで平日午前8時30分~午後3時30分までだった全銀システムの稼働時間に、午後3時30分以降も稼働する「モアタイム」と呼ぶシステムを追加した。これによって、小切手や手形の決済に使う当座を除く普通口座における、給与や賞与の[[振り込み]]をのぞく1億円未満の送金は、原則24時間365日可能となった。この24時間振込に当初から参加する金融機関は計504(全銀システムを利用する金融機関は1275)であった<ref name="mainiti20181010" /><ref>{{cite news |title=銀行送金、夜・休日もすぐに システム9日から24時間対応|author= |agency=|publisher=日本経済新聞|date=2018-10-09|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36272900Z01C18A0EE9000/|accessdate=2019-02-02}}</ref>。システム更新作業が完了した[[みずほ銀行]]は2019年5月7日から対応<ref>[https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20190314release_jp.pdf 株式会社みずほ銀行と他行間振込の「24時間即時入金開始」について]</ref>。[[みずほ信託銀行]]は2019年7月16日から対応<ref>[https://www.mizuho-tb.co.jp/company/topics/retail_24h_nyukin.html <個人のお客さまへ>みずほ信託銀行本支店間振込ならびにみずほ銀行本支店との振込の「即時入金開始」に伴うお知らせ | みずほ信託銀行]</ref>。[[農林中央金庫]]は当初参加せず全国の[[JAバンク]]も不参加であったが、2019年11月11日より対応した<ref>[https://www.jabank.org/sp/osirase/190805a.html 即時振込のお取扱い時間の拡大に関する各種ご案内]</ref>。ただし、モアタイム対応といっても、[[大和ネクスト銀行]]など限定的な対応にとどまったところもある。
 
2023年5月1日、[[auじぶん銀行]]は、[[フィッシング (詐欺)|フィッシング]]による不正送金被害が相次いでいるとして、モアタイム時間帯の即時振込を取り止めた<ref>{{Cite web |和書|title=【5月2日更新・FAQ掲載】インターネットバンキングでの他行宛ての振込実施日の一時変更、振込限度額の変更(引下げ)について |url=https://www.jibunbank.co.jp/announcement/2023/0501_01.html |website=auじぶん銀行 |access-date=2023-05-11 |language=ja}}</ref>。
 
=== 口座名義に使用できる文字 ===
全銀協が定めた[[データ]]伝送[[フォーマット]](全銀協規定フォーマット)に従って振込情報等を取り扱うため、振込依頼人名と口座名義に使用できる文字は半角[[英数字]][[片仮名]]のみで、文字数は振込依頼人名が半角40文字、口座名義が半角30文字までという制限がある<ref>[https://www.zenginkyo.or.jp/abstract/efforts/smooth/index/kijun1.pdf 全国銀行協会 - 預金口座振替事務取扱基準]</ref><ref>[http://www.mizuhobank.co.jp/corporate/webanser/pdf/1-06-13.pdf みずほ銀行 - ファイルフォーマット]</ref><ref>[https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/doc_sofuri_zenginformat.pdf 住信SBIネット銀行 - 全銀協規定形式]</ref><ref>[http://www.hyogokenshin.co.jp/internet_bk/pdf/format1.pdf 兵庫県信用組合 - 全銀協規定フォーマットについて]</ref><ref>[http://www.kitashin-bank.co.jp/pdf/f-manual/99-02-00_WEB-FB.pdf 北空知信用金庫 - 全銀フォーマット規格]</ref>。法人の場合は「カブシキガイシャ(株式会社)」や「エイギョウショ(営業所)」などで文字数を消費してしまうことから、株式会社を「カ」、営業所を「エイ」などと略せる他、「株式会社」の位置が前「カ)」、中間「(カ)」、後ろ「(カ」など括弧で指示できるようになっているなど、文字数を節約できる工夫が施されている<ref>{{Cite web |title=よくあるご質問 {{!}} 三菱UFJ信託銀行インターネットバンキング |url=https://www.direct.tr.mufg.jp/ib/dfw/cst/faq/MUSD1800180.html |website=www.direct.tr.mufg.jp |access-date=2023-12-24}}</ref>。
 
== 接続方式 ==
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また、基幹網としてIP-VPN網をバックアップ網としてISDN網を備え、それぞれを結んでいる<ref name="全銀システムパンフ"/>。
全銀センターと中継コンピュータとの間は、基幹網として国際標準の動向等を踏まえて閉域 IP-VPN 網を利用している<ref name="全銀システムパンフ"/>。
新ファイル転送ではエントリーVPN網を、情報系システムではIP-VPN網などから複数選択することができる<ref name="全銀システムパンフ"/>。さらに、東京センター・大阪センター間では常にデータを同期している<ref name="全銀システムパンフ"/>。
さらに、東京センター・大阪センター間では常にデータを同期している<ref name="全銀システムパンフ"/>。
なお、全銀センターと中継コンピュータの間は暗号化され、通信が行われている<ref name="全銀システムパンフ"/>。
接続方法としては、銀行接続センターを設け、そこから全銀センターに直接接続する個別接続方式と、複数の金融機関が集まって共同センターを開設し、そこから全銀センターに接続する共同接続方式がある<ref name="全銀システムパンフ"/>。
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日本において現在稼働している中でも、非常に大規模なシステムであり、[[コンピュータ]]および[[データセンター]]、銀行と全銀センターを繋ぐ通信ネットワークなどが大規模に必要となるので、多くの技術者(システムエンジニア)がこのシステムの開発に携わった。また、日本の銀行は全体的に数も多く、勘定系システムの構築を各システムインテグレータが行っているので、それらを結ぶというのは銀行個々のシステムを熟知している必要があり、多くの企業が開発に参加した{{要出典|date=2014年11月|}}。
 
全銀システムの開発・保守は[[NTTデータグループ|株式会社NTTデータ]]によって、極めて安全性・信頼性の高いシステムとして今日まで順調に推移してきた<ref name="全銀システムパンフ"/>。全銀システムは、金融機関の内国為替業務の発展に貢献するとともに、金融機関間の集中決済システムの先導的役割を果たしており、その取扱量や加盟金融機関数等において世界に例を見ないシステムとして、世界各国の関係者の間で「ZENGIN」の名称で広く知られている<ref name="全銀システムパンフ"/>。
 
また全銀センターと各銀行支店などを結ぶ[[通信回線]](パケット網)は自営設備であるが、地方の山間部などでは共同センターまで[[Virtual Private Network|VPN]]技術を用いている所もある{{要出典|date=2014年11月|}}。
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* 2011年11月14日 - 第6次全銀システムが稼働<ref name="全銀システムパンフ"/>
* 2019年11月4日 - 第7次全銀システムが稼働<ref>[https://www.zengin-net.jp/announcement/pdf/announcement_20190819.pdf 第7次全銀システムの稼動予定日および移行期間中におけるモアタイムシステムの計画停止について]</ref>
* 2028年5月(予定) - 第8次全銀システムが稼働<ref>[https://www.zengin-net.jp/announcement/pdf/announcement_241017-01.pdf 次期全銀システムの稼動予定時期について]</ref>
 
== 障害 ==
=== 2023年10月の障害 ===
[[File:Resona Bank Zengin System Trouble 2023-10-11.jpg|thumb|2023年10月の不具合の影響を受けた、[[りそな銀行]]の張り紙]]
[[2023年]][[10月10日]]8時30分~2023年[[10月12日]]8時30分、全銀ネットと各金融機関を結ぶシステムの障害に起因して、[[三菱UFJ銀行]]、[[りそな銀行]]、[[埼玉りそな銀行]]、[[関西みらい銀行]]、[[山口銀行]]、[[北九州銀行]]、[[三菱UFJ信託銀行]]、[[日本カストディ銀行]]、[[もみじ銀行]]、[[商工組合中央金庫]]の10行の銀行(当初の発表は11行)で、他行あての振り込みなど一部の取引ができなくなる障害が発生した<ref>{{cite newsweb|和書 |url=https://www.nikkei.com/aticlearticle/DGXZQOUB101ZQ0Q3A011C2000000/ |title=全銀ネット11行で振り込めず 稼働以来初、復旧は未定 |newspaperpublisher=[[日本経済新聞]] |date=2023-10-10 |accessdate=2025-10-10}}</ref><ref>{{Cite web|date=2023-10-12|title=全銀システム、12日に復旧 10日から10銀行で他行への振込取引の障害|website=ツギノジダイ|publisher=[[朝日インタラクティブ|4X]]|url=https://smbiz.asahi.com/article/15025249|access-date=2025-10-10}}</ref>。13行の銀行で(当初の発表は14行)、中継コンピューター(Relay Computer、RC)をRC17からRC23にバージョンアップしたが、RC23の内国為替手数料(旧銀行間手数料)をチェックするソフトウェアに不具合が生じていた<ref>{{Cite web |和書|title=次期全銀システムに影響か、1973年の稼働以来初の大規模システム障害 |trans-title= |work=日経クロステック(xTECH) |date= |access-date=12 October 2023 |url= https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/08490/ |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |title=全銀ネット障害、12日朝の復旧目指す--「おそらくうまくいく」と理事長 |trans-title= |author= |work=CNET Japan |date= |access-date=12 October 2023 |url= https://japan.cnet.com/article/35210138/ |language=ja}}</ref>。
 
2023年12月1日の記者会見によると、OSのバージョンアップ(64ビット化を含む)の際に、金融機関テーブルを拡張したが、その後ろにインデックステーブルが続いているにもかかわらず、インデックステーブルが続いていることの認識漏れが発生していて、共有メモリよりも金融機関テーブルの方がサイズが小さいので、共有メモリの拡張が不要と誤って判断し、結果として共有メモリ不足によりインデックステーブルが破損してしまった。<ref>[https://www.zengin-net.jp/announcement/pdf/announcement_20231201.pdf 全国銀行データ通信システムの障害について - 一般社団法人 全国銀行資金決済ネットワーク]</ref><ref>{{Cite web |title=全銀ネット障害、原因は仕様の”見落とし“ 設計者がチェックしていれば防げた可能性も |trans-title= |author= |work=ITmedia NEWS |date= |access-date=1 December 2023 |url= https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2312/01/news179.html |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=全銀ネット障害、いまだ根本原因特定できず メモリ不足の指摘には「分からない」 |trans-title= |author= |work=ITmedia NEWS |date= |access-date=18 October 2023 |url= https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2310/18/news179.html |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=全銀システム障害の原因判明、メモリー不足でインデックステーブルが不正確な状態に |trans-title= |work=日経クロステック(xTECH) |date= |access-date=17 October 2023 |url= https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/16109/ |language=ja}}</ref>
この障害により2023年10月10日夜の時点で約140万件の取引が実行されず、このうちバックアップシステムにより約100万件の取引については処理が行われた<ref>{{Cite web |title=全銀ネット 不具合で振り込み140万件に影響 復旧見通し立たず |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231010/amp/k10014220441000.html |website=NHK News Web |access-date=2023-10-10 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |title=プレスリリース|全国銀行資金決済ネットワーク |url=https://www.zengin-net.jp/announcement/ |website=全国銀行資金決済ネットワーク |access-date=2023-10-10 |language=ja}}</ref>。最終的に他行宛て振り込み255万件に遅延が発生したが、銀行間手数料を参照しないよう改修したパッチをRCに適用し、2023年10月12日に解消した<ref>{{Cite web|url = https://www.asahi.com/articles/ASRBC7DZ3RBCULFA00L.html|title = 全銀ネット障害、送金と着金計506万件に影響 12日の復旧めざす|publisher = 株式会社朝日新聞社|date = 2023-10-11|accessdate = 2023-10-14}}</ref><ref>{{Cite web|url = https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/16086/|title = 全銀システムのトラブルが解消、通常利用を再開|publisher = 株式会社日経BP|date = 2023-10-23|accessdate = 2023-10-14}}</ref>。
 
この障害により2023年10月10日夜の時点で約140万件の取引が実行されず、このうちバックアップシステムにより約100万件の取引については処理が行われた<ref>{{Cite web |和書|title=全銀ネット 不具合で振り込み140万件に影響 復旧見通し立たず |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231010/amp/k10014220441000.html |website=NHK News Web |access-date=2023-10-10 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |和書|title=プレスリリース|全国銀行資金決済ネットワーク |url=https://www.zengin-net.jp/announcement/ |website=全国銀行資金決済ネットワーク |access-date=2023-10-10 |language=ja}}</ref>。最終的に他行宛て振り込み255万件に遅延が発生したが、銀行間手数料を参照しないよう改修したパッチをRCに適用し、2023年10月12日に解消した<ref>{{Cite web|和書|url = https://www.asahi.com/articles/ASRBC7DZ3RBCULFA00L.html|title = 全銀ネット障害、送金と着金計506万件に影響 12日の復旧めざす|publisher = 株式会社朝日新聞社|date = 2023-10-11|accessdate = 2023-10-14}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url = https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/16086/|title = 全銀システムのトラブルが解消、通常利用を再開|publisher = 株式会社日経BP|date = 2023-10-23|accessdate = 2023-10-14}}</ref>。
銀行利用者に対して影響が及ぶ障害は、1973年の稼働以来、初めての事となった<ref>{{Cite web |title=全銀ネットでシステム不具合 11の金融機関で他行あての振り込みできず 影響は140万件 |url=https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/769207?display=1 |website=TBS NEWS DIG Powered by JNN |accessdate=2023-10-10 |language=ja}}</ref>。
 
銀行利用者に対して影響が及ぶ障害は、1973年の稼働以来、初めての事となった<ref>{{Cite web |和書|title=全銀ネットでシステム不具合 11の金融機関で他行あての振り込みできず 影響は140万件 |url=https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/769207?display=1 |website=TBS NEWS DIG Powered by JNN |accessdate=2023-10-10 |language=ja}}</ref>。
 
当初は14行の銀行でRC23にバージョンアップし、11行の銀行で不具合が生じたと発表していたが、後日、[[JPモルガン・チェース]]銀行はバージョンアップしていなかったことが判明し、訂正された<ref>{{Cite web |title=「全銀ネット」が復旧、午前8時半から通常通りに(更新) |trans-title= |author= |work=CNET Japan |date= |access-date=12 October 2023 |url= https://japan.cnet.com/article/35210147/ |language=ja}}</ref>。
 
== 一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク ==
{{基礎情報 非営利団体
|名称 = 一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク<br />Japanese Banks' Payment Clearing Network
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}}
 
'''一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク'''(ぜんこくぎんこうしきんけっさいネットワーク、{{lang-en-short|Japanese Banks' Payment Clearing Network}}<ref name="zengin_net_overview">{{Cite web|和書|url = https://www.zengin-net.jp/company/overview/|title = 会社概要|publisher = 一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク|accessdate = 2023-10-14}}</ref>、略称:全銀ネット<ref name="zengin_net_overview" />、Zengin - net<ref name="zengin_net_overview" />)とは、日本国内における金融機関の内国為替取引をオンライン処理するシステムである全国銀行データ通信システムを運営する日本の法人である。[[全国銀行協会]]の傘下組織として2010年4月に設立された<ref name="zengin_net_overview" />。
== 一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク ==
'''一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク'''(ぜんこくぎんこうしきんけっさいネットワーク、{{lang-en-short|Japanese Banks' Payment Clearing Network}}<ref name="zengin_net_overview">{{Cite web|url = https://www.zengin-net.jp/company/overview/|title = 会社概要|publisher = 一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク|accessdate = 2023-10-14}}</ref>、略称:全銀ネット<ref name="zengin_net_overview" />、Zengin - net<ref name="zengin_net_overview" />)とは、日本国内における金融機関の内国為替取引をオンライン処理するシステムである全国銀行データ通信システムを運営する日本の法人である。[[全国銀行協会]]の傘下組織として2010年4月に設立された<ref name="zengin_net_overview" />。
 
2021年2月時点で[[資金決済に関する法律]](資金決済法)における唯一の資金清算機関<ref>{{Cite web|和書|url = https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/shikinseisan.pdf|title = 資金清算機関|publisher = 金融庁|date = 2021-02-15|accessdate = 2023-10-14}}</ref>。
 
=== 概要 ===
1973年に社団法人東京銀行協会内(当時、現・一般社団法人全国銀行協会)に発足した内国為替運営機構が全銀ネットの前身となっている<ref>{{Cite web|和書|url = https://www.zengin-net.jp/company/pdf/zengin-j.pdf|title = 全銀ネットのご案内|publisher = 一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク|accessdate = 2023-10-14}}</ref>。
 
2010年4月の資金決済法施行により、資金清算業は内閣総理大臣の免許を受けた者のみが行える業務とされた<ref>{{Cite report|url = https://www.zengin-net.jp/company/pdf/210730pfmidisclosure.pdf|title = 2021年一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)に関する情報開示|author = 一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク|date = 2021-07-30|accessdate = 2023-10-14}}</ref>。これを受け、東京銀行協会は全銀システム事業を新法人に移管する方針とし、2010年4月1日に当法人を設立<ref name="zenginnet_20100323">{{Cite press release|language = ja|url = https://www.zengin-net.jp/announcement/pdf/announcement_20100323_01.pdf|title = 一般社団法人全国銀行資金決済ネットワークの設立について|publisher = 全国銀行協会、社団法人東京銀行協会|date = 2010-03-23|accessdate = 2023-10-14}}</ref>。
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*[[統合ATMスイッチングサービス]](統合ATMシステム)
*[[電子データ交換]](EDI)
*[[ことら送金]]
 
== 外部リンク ==