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{{otheruses|子ども向け教育番組|漫画『せさみ☆すとりーと』|まつもと泉}}
{{
{{Expand language
|langcode=en
|otherarticle=Sesame Street
|date=2022-04-29
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}}
{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = セサミストリート
| 画像 = [[ファイル:Sesame Street sign.svg|200px]]
| 画像説明 =
| ジャンル = [[子供番組]]、[[教育放送|教育]]<br>[[スケッチ・コメディー]]、[[人形劇]]
| 放送時間 =
| 放送分 = (1969年 - 2015年)60分<br/>(2014年 - )30
| 放送枠 =
| 放送期間 = [[1969年]][[11月10日]] -
| 放送回数 = シーズン51 全4701回<ref group="注釈">実際の回数は全4401回</ref>(●年●月現在{{いつ|date=2022年6月}})
| 放送国 = {{USA}}
| 制作 = チルドレンズ・テレビジョン・ワークショップ(1969年 - 2000年)<br>[[セサミワークショップ]](2000年 - )
| 放送局 = {{USA}}:<br /> NET(1969年 - 1970年)<br />[[公共放送サービス|PBS]](1970年 - )<br />[[HBO]](2016年 - 2020年)<br />[[HBO Max]](2020年 - )
| 企画 =
| 製作総指揮 = デヴィッド・コネル(1969年 - 1972年)<br/>ジョン・ストーン(1972年 - 1978年)<br/>アル・ヒスロップ(1978年 - 1980年)<br/>ドロシー・シンガー(1980年 - 1993年)<br/>マイケル・ローマン(1993年 - 2002年)<br/>ドクター・レイウィス・バースティーン(2003年 - 2005年)<br/>キャロライン・パレンテ(2006年 - 2017年)<br/>ブラウン・ジョンソン(2017年 - 2019年)<br/>ベンジャミン・レハマン(2019年 - )
| 監督 =
| 演出 =
| 原案 = ジョーン・ガンツ・クーニー<br/>ロイド・モリセット
| 構成 = ジョン・ストーン(1969年 - 1979年)<br/>ジェフ・モス(1970年 - 1974年)<br/>ノーマン・スティールズ(1974年 - 1975年、1979年 - 1997年)<br/>ルー・バーガー(1996年 - 2008年)<br/>トニー・ディセーナ(2002年)<br/>ジュディー・フロイドバーグ(2002年)<br/>ベリンダ・ワード(2008年)<br/>ジョーイ・マッツァリーノ (2009年 - 2016年)<br/>ケン・スカボロウ(2017年 - )
| プロデューサー =
| 出演者 =
| ナレーター =
| 音声 = 英語
| 字幕 =
| データ放送 =
| OPテーマ = 『[[セサミストリートのテーマ]]』
| EDテーマ =
| 時代設定 =
| 外部リンク = https://www.sesamestreet.org/
| 外部リンク名 = 公式サイト(英語)
| 特記事項 =
}}
『'''セサミストリート'''』({{lang|en|''Sesame Street''}})は、[[アメリカ合衆国]]の[[非営利団体]][[セサミワークショップ]]が制作する子ども向け[[教育番組|テレビ教育番組]]。[[1969年]]の[[:en:National Educational Television|NET]]([[公共放送サービス|PBS]]の前身<ref>{{citation|url=https://www.imdb.com/title/tt0063951/companycredits|title=Sesame Street (1969– ) Company Credits|publisher=[[インターネット・ムービー・データベース|IMDb]]}}</ref>)での放送開始以来<ref name=":1">[https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/focus/794.html [メディアフォーカス]米,PBSの『セサミストリート』,大手番組事業者HBOで放送へ『放送研究と調査』2015年10月([[NHK放送文化研究所]])2024年8月6日閲覧</ref>、世界150以上の国と地域で放送・展開されている。この番組は、[[情操教育]]が基本となっている<ref>{{Cite book |和書 |author=乾直明 |title=ザッツTVグラフィティ ~外国テレビ映画35年のすべて~ |publisher=[[フィルムアート社]] |date=1988年9月25日 |page=149 |isbn=4845988747}}</ref>。
==
「セサミストリート」とは、番組の舞台となっている[[ニューヨーク市]][[マンハッタン]]にあるとされる架空の通りの名である。[[千夜一夜物語|アラビアンナイト]](千夜一夜物語)の『[[アリババと40人の盗賊]]』の中に出てくる[[呪文]]「[[開けゴマ]](open sesame)」からきており、「宝物が隠されている洞窟が『開けゴマ』の呪文によって開いたように、この番組によって子どもたちに新しい世界や知識の扉をひらいてほしい」という願いが込められているとされる<ref>Gikow, Louise A. (2009). ''Sesame Street: A Celebration—Forty Years of Life on the Street.'' New York: Black Dog & Leventhal Publishers. ISBN 978-1-57912-638-4, p. 30, {{cite news |title=Intentions Aren't Modest For New Children's Series |newspaper=Corpus Christi Caller-Times |date=June 8, 1969 |url=https://newspaperarchive.com/pdfviewertags.aspx/?img=100526734 |format=fee required |page=23G |last=Gysel |first=Dean}}</ref>。この通りの[[テラスハウス]]に住む人間やマペットたちの話を中心に、さまざまな就学前教育を目的としたコーナーが放送される。
== マペット ==
番組が子どもたちに、親近感を持ってもらえるような工夫の一つに、番組のシンボルキャラクターである'''ビッグバード'''をはじめ、多くの'''マペット'''([[操り人形]])および[[マペットキャラクター]]が登場しているのが挙げられる。この番組から生まれたマペットは、個性豊かなキャラクターで世界中の多くの子ども達に愛されている。番組に登場するマペットは、おもに人間型、動物型、モンスター型とがある。マペットの[[操演]]者(マペティア)は同時に[[声優]]も担当し、ときには[[アドリブ]]も繰り出すことがある。
マペットのデザインは[[ジム・ヘンソン]]が手がけていた。なおマペットとは、「[[マリオネット]]」と「[[パペット]]」を組み合わせた、ヘンソンの造語である。マペットには2人以上の操演によって滑らかな動きをしているものがあるが、これはヘンソンが来日した際に鑑賞した[[文楽]]がヒントになっている。ヘンソンは生前、番組内でアーニー、カーミットなどの操演・声を担当していた。
その他、マペットが出演するテレビ番組に[[マペット放送局]]があり、劇場版もある。ヘンソンの作り出したマペット第一号である[[カーミット]]は、どちらにも出演している。
== 登場するマペットと登場する人物 ==
詳細は「[[セサミストリートに登場するマペット]]」「[[セサミストリートの登場人物]]」「[[セサミストリートに登場するアニメキャラクター]]」をそれぞれ参照。
アメリカ本土での評価は高く、単なる子ども向けの教育番組にとどまらず、有名ミュージシャンが手がけた良質な音楽や、古い映画・テレビ番組のパロディなどもあるため、大人のファンも多い。[[カーペンターズ]]の『[[シング (セサミストリートの曲)|シング]]』など、番組発のヒット曲も存在する。
[[1971年]]に、[[日本放送協会|NHK]]が制定した教育番組の賞である第7回[[日本賞]]グランプリを受賞している<ref>{{Cite|和書|author=日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室|title=NHK年鑑'72|date=1972|publisher=日本放送出版協会|pages=96}}</ref>。[[デイタイム・エミー賞]]も2009年までに122個受賞している。「最も人気のある子ども向け教育番組」として[[ギネス世界記録|ギネスブック]]にも登録されている。日本の子ども番組『[[ひらけ!ポンキッキ]]』と『[[カリキュラマシーン]]』は、当番組をモデルに制作された。
[[中国中央電視台]](CCTV)やNHKの協力のもと、[[中華人民共和国|中国]]や日本の[[平安神宮]]などアジア各国で[[ロケーション撮影]]を行った回もある。
ワンポイントで有名俳優・歌手が出ることがあり、それが一つのステータスにもなっている。
ジョー・ラポーゾ、ジョン・ストーン、ブルース・ハートが制作したテーマソング「[[セサミストリートのテーマ]]」(セサミストリートのうた)は1994年以後、日本の高等学校の音楽教科書に何度か掲載されている<ref>『歌い継がれる名曲案内 音楽教科書掲載作品10000』([[日外アソシエイツ]]、2011年)371頁、555頁、826頁。ISBN 978-4816922916</ref>。
== 日本におけるキャラクター商品の販売・権利の管理等について ==
[[1989年]]に[[ソニー・クリエイティブプロダクツ]]が日本におけるライセンサーとなり、キャラクター商品の販売が開始された<ref>電通キャラクター・ビジネス研究会(編)『キャラクター・ビジネス―親しみと共感のマーケティング』([[電通]]、1994年)202頁。ISBN 488553058X(ISBN 978-4885530586)</ref><ref name="asahi_890208">「セサミ・ストリート」のキャラクター商品発売へ ソニー」『[[朝日新聞]]』1989年2月8日付東京朝刊11頁</ref>が、NHK版の終了とともに権利を解消する。
2003年、[[アサツー ディ・ケイ]]や[[ウィーヴ]]など数社が、日本における商品化およびプロモーション事業のマスターライセンスを取得した<ref>日本国内における「セサミ ストリート」の商品化およびプロモーション事業に関するお知らせ、アサツー ディ・ケイ(2003年11月27日)</ref>。
2004年、アサツー ディ・ケイ、ウィーヴ、[[日本経済社]]、[[テレビ東京ブロードバンド]]、[[オデッセイコミュニケーション]]の5社が出資し、日本における『セサミストリート』の権利の管理などを行う企業「セサミストリート パートナーズ ジャパン」(SSPJ)を設立<ref>世界で最も有名な教育プログラム セサミストリートの新しい国内事業展開 セサミストリート パートナーズ ジャパン設立、アサツー ディ・ケイ(2004年3月29日)</ref><ref>{{PDF|[http://www.txbb.jp/release/pdf/040329_001.pdf セサミストリートパートナーズ ジャパン設立] テレビ東京ブロードバンド(2004年3月29日)}}</ref><ref>[https://allabout.co.jp/gm/gc/198279/2/ 2-2 NHKが放送終了、テレ東で放送開始したのはナゼ!? 新生セサミストリートの裏事情[子育て事情]][[All About]](2004年11月27日)</ref>。同年、[[サンリオ]]が日本での商品化におけるサブライセンスを取得し、キャラクター商品の企画を開始した<ref>{{PDF|[https://www.sanrio.co.jp/rs/corporate/ir/result/detail/45hosoku_2_1.pdf 新しいビジネスモデルの具現化]、サンリオ、2005年5月30日}}</ref><ref>[https://www.sanrio.co.jp/corporate/release/detail/363 【ニュースレター】サンリオ創業50周年 × セサミストリート放送開始40周年記念 ハローキティとセサミストリート コラボ商品発売] サンリオ(2010年9月10日)</ref>{{Refnest|group="注釈"|なお、サンリオは1989年にもライセンス契約獲得に名乗りを上げたが、ソニー・クリエイティブプロダクツに敗れた経緯がある<ref name="asahi_890208" />。}}。
2009年、2010年3月31日をもってSSPJが解散すると発表<ref>セサミストリート日本語公式サイトリニューアルのおしらせ、セサミストリート日本語公式サイト(2009年10月01日)</ref>。
2021年7月1日、ソニー・クリエイティブプロダクツが日本における『セサミストリート』のライセンシングエージェント契約を締結したと発表された<ref name="scp_2021">{{Cite web|和書|date=2021-07-01|url=http://www.scp.co.jp/biz/release/news.html?code=yFMXoW5TQb&news_code=0256756 |title=セサミワークショップが「セサミストリート」の 日本におけるライセンシングエージェントとして 株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツと契約 |publisher=[[ソニー・クリエイティブプロダクツ]] |accessdate=2021-07-01}}</ref>。同社が米国セサミワークショップと契約を締結するのは17年ぶりで、商品化や店頭販促でのキャラクターの使用<ref name="scp_2021" />のほか、将来的には、[[日本語]][[吹き替え]](吹替)も含む日本オリジナル版を再度作るために、[[日本の地上デジタルテレビ放送|地上波放送]]や有料配信、子供教育に向けたゲームソフトを開発することを検討している<ref>[https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210701-OYT1T50186/ ソニー、「セサミストリート」の国内使用権取得…新番組やゲーム開発も検討] [[読売新聞オンライン]](2021年7月1日)2024年8月6日閲覧</ref>。
== NHKでのテレビ放送 ==
日本では[[日本賞]]受賞を契機に、賞を設けたNHKが[[NHK教育テレビジョン|教育テレビ]](現・Eテレ)で英語教育番組として英語オリジナル版(以下「オリジナル版」)を放送した。最初から最後まで吹き替えも[[字幕]]も全くなしの全編英語放送は極めて異例であり、2025年現在でも地上波に限れば歴史上、他に例がない。
レギュラー放送開始前、[[1971年]]7月21日から8月31日までの午前9時 - 10時・午後1時 - 2時(再放送)に、夏休みスペシャルとして初放送<ref>{{Cite journal|和書|title=NHK夏のテレビ・ラジオクラブ|journal=放送教育|volume=26|issue=4|publisher=日本放送教育協会|date=1971-07-01|pages=74|id={{NDLJP|2341323/38}}}}</ref><ref>{{Cite journal|和書|title=新作紹介 教育放送 NHK番組紹介 NET番組紹介|journal=視聴覚教育|volume=25|issue=7|publisher=日本映画教育協会|date=1971-07-01|pages=138 - 139|id={{NDLJP|6068201/72}}}}</ref>。同年12月25日から12月31日まで冬休みスペシャルとして、1972年1月1日から1月7日までお正月休みとして放送し<ref>{{Cite journal|和書|title=教育・放送 日本賞にセサミストリート|journal=放送教育|volume=26|issue=9|publisher=日本放送教育協会|date=1971-12-01|pages=16 - 17|id={{NDLJP|2341328/9}}}}</ref><ref>{{Cite journal|和書|title=<セサミ・ストリート>と幼児教育 / 西本三十二|journal=放送教育|volume=26|issue=9|publisher=日本放送教育協会|date=1971-12-01|pages=24 - 25|id={{NDLJP|2341328/13}}}}</ref><ref>{{Cite journal|和書|title=私の見た<セサミ・ストリート> / 鈴木博|journal=放送教育|volume=26|issue=9|publisher=日本放送教育協会|date=1971-12-01|pages=26 - 27|id={{NDLJP|2341328/14}}}}</ref>、[[1972年]]4月9日(シーズン2 第131話)よりオリジナル版のレギュラー放送が開始された<ref>{{NHKアーカイブス|A197204091900001300200|セサミストリート<新番組>「アーニーの背くらべ」ビッグ・バードの歌「だれでも失敗する」}}</ref>。その後[[1982年]]4月4日の放送をもって約5年間中断し、[[1987年]]1月10日から[[1989年]]4月8日までは[[NHK衛星第2テレビジョン|BS2]]で放送され、1987年7月12日からは1989年4月8日までは[[NHK衛星第1テレビジョン|BS1]]でも放送されたが、同年6月17日から1990年3月10日までBS2、1988年4月10日からは教育テレビに戻っている。[[1990年]]10月5日から[[1998年]]4月4日まで[[視覚障害者]]向けに[[音声多重放送|副音声]]による[[解説放送]]が実施されるようになった。その解説放送では、今回お送りする内容をオープニングで紹介し、セサミストリートの仲間たちをナレーションが実況している様子がみられたほか、一部のコーナーで吹き替えのような演技を見せる場面もあった。
オリジナル版では58分位の尺があり<ref group="注釈">1980年代の放送から3分位削られ、HBOの放送になってからは26分位の30分番組になっている。</ref>NHKではそのまま放送していたが、1997年4月6日の放送からは55分までの放送になりコーナー等の一部がカット及び差し替えられた<ref group="注釈">NHK版[[エルモズワールド]](落合が担当)については34本が製作された("ボール"(第3786話)から"眠り"(第3983話)まで)。その後の未放送エピソード(ペンギン、馬、バイオリンほか)も存在する。</ref>。2001年4月7日から放送終了までは『[[セサミえいごワールド]]』の放送の関係で、40分→35分の尺になった。
日本語吹き替え版では当初は1998年4月5日<ref name="nhk-dub">{{Cite web|和書|date=2003-12-09 |url=http://www.nhk.or.jp/sesame/history/h_index.html |title=セサミストリ-ト』が2か国語放送になりました! |publisher=日本放送協会 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20031209150818/http://www.nhk.or.jp/sesame/history/h_index.html
|archivedate=2003-12-09 |url-status=dead|url-status-date=2021-06 |accessdate=2021-06-22}}</ref>から放送される予定だったが、『[[選抜高等学校野球大会|第70回記念 選抜高校野球大会]]』<ref>{{NHKアーカイブス|A199804051800001300200|第70回記念 選抜高校野球大会}}</ref>を急遽放送することになったため、翌週の4月11日に放送を開始<ref>{{NHKアーカイブス|A199804110740001300200|セサミストリートート}}</ref>。この日から[[2か国語放送]]を実施したことにより、ビッグバードなどの登場キャラクターの声が日本語でも聞けるようになった<ref name="nhk-dub" />。それ以前もスペシャルのみ吹替版を制作する事があった。NHKにおいてのレギュラー吹き替え版はシーズン28 第3526話「[[ママの入院]](Maria goes to the hospital Part 1)」からシーズン33 第4030話「オスカーとドライブに行こう(Oscar's Road Trip)」まで、全293話(6シーズン分)が製作された。歌が入るときは日本語で歌うときがあるが、一部の歌によっては英語のままで、日本語字幕が入ることもあったり入らないこともあったが、数字と文字のコーナーでも同様だった<ref name="nhk-dub" />。NHK版独自としてサニーデイ・クラブ『今月のうた』と視聴者のためのイラストコーナーも存在した。
なお、放送開始当初から長らく、英語のセリフを理解できるように、セリフを翻訳した番組テキストが[[日本放送出版協会|NHK出版]]から発行されていたが、2か国語放送への移行と同時に終了している。
制作プロダクションであるセサミワークショップが幼児向け教育番組としての日本版の共同制作を要望したことに対し、NHK側はアメリカ制作のオリジナル版の放送を継続したいということで折り合いがつかなくなり<ref>{{Cite web|date=2004-03-09|url=http://www.asahi.com/culture/update/0309/001.html|title=英語版「セサミ」、33年で幕 NHKが吹き替え案断る|publisher=[[朝日新聞]]|archiveurl=https://web.archive.org/web/20040402050649/http://www.asahi.com/culture/update/0309/001.html|archivedate=2004-04-02|url-status=dead|url-status-date=2022-03-10|accessdate=2022-03-10}}</ref><ref>{{Cite web|和書|date=2004-03-09 |url=https://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-040309-0017.html |title=NHK「セサミストリート」4・3で終了 |publisher=[[日刊スポーツ]] |archiveurl=https://web.archive.org/web/20040309125029/http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-040309-0017.html
|archivedate=2004-03-09 |url-status=dead|url-status-date=2019-05 |accessdate=2019-05-21}}</ref>、[[2004年]][[4月3日]]のシーズン33 第4026話「亀のシーモア(A turtle wanders into Big Bird's nest)」をもってNHKでの放送を終了した<ref>{{NHKアーカイブス|A200404030740001300200|セサミストリート <終> 「亀のシーモア」}}</ref>。
=== NHK版の放映終了後 ===
2018年2月11日には『[[バリバラ〜障害者情報バラエティー〜]]』<ref group="注釈">[[NHK大阪放送局]]の制作。</ref>でマペットのジュリアが紹介され、彼女が初登場したエピソードの一部(シーズン47 第4715話)も放送された<ref group="注釈">当初は歌詞字幕だったが、後にYouTubeで完全な日本語版音声になった。</ref>。
2020年5月17日には『[[セサミストリート: エルモのおうちで遊ぼう|エルモのおうちで遊ぼう]](Elmo's Playdate)』(同年4月14日にPBS Kidsおよび[[HBO]]、[[ターナー・ネットワーク・テレビジョン|TNT]]、[[カートゥーン ネットワーク]]などの[[ワーナーメディア]]が所有している全チャンネルで同時放送)が日曜19時00分から24分枠で放送された<ref group="注釈">本来この枠にて放送している『[[もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ]]』が[[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|新型コロナウイルス感染症(COVID-19)]]流行に伴い放送延期されたことを受けての代替措置。</ref><ref>{{Cite web|title=Lin-Manuel Miranda and Anne Hathaway get us to Sesame Street in coronavirus special|url=https://www.cnn.com/2020/04/14/health/sesame-street-coronavirus-trnd-wellness/index.html|website=CNN|accessdate=2020-05-12|first=Ryan|last=Prior|publisher=|date=2020-04-15}}</ref><ref name=":0" />。NHKにてセサミワークショップ制作の番組が放送されるのは、2004年9月の『[[タイニープラネット]]』放送終了以来16年ぶりとなる<ref name=":0">{{Cite web|和書|title=NHKで16年ぶり『セサミストリート』Eテレで5・17放送|url=https://www.oricon.co.jp/news/2161943/full/|website=ORICON NEWS|accessdate=2020-05-12|publisher=|date=2020-05-12}}</ref>。
2022年4月4日、『[[グレーテルのかまど]]』でセサミストリートとの[[コラボレーション]]を行い、クッキーモンスターが同番組に登場した<ref name=":4">{{Cite web|和書|title=セサミストリートの新たなコラボに注目!「THE FIRST TAKE」では日向坂46と共演 |url=https://www.walkerplus.com/article/1078779/ |website=ウォーカープラス(Walkerplus) |accessdate=2022-04-06 |date=2022-04-04 |author=東京ウォーカー(全国版)}}</ref>。同年11月にも『[[ひろがれ!いろとりどり|あおきいろ]]』でセサミストリートとのコラボレーションを行い、セサミストリートのキャラクターが[[YOASOBI]] with [[ミドリーズ]]と共演している<ref>{{Cite web |title=YOASOBI、「ツバメ」の英語バージョン「The Swallow」を配信開始 |url=https://www.thefirsttimes.jp/news/0000206426/ |website=THE FIRST TIMES |access-date=2022-11-20 |date=2022-11-03}}</ref>。
2023年、[[国際連合]]が制定している「[[世界こどもの日]]」(11月20日)に合わせて、同年6月から『あおきいろ 1分版』でセサミストリートとのコラボレーションを行い、エルモ、クッキーモンスター、ジュリアが聞き手となり、『[[いないいないばあっ!|いないないばあっ!]]』の[[ワンワン (いないいないばあっ!)|ワンワン]]や『[[ストレッチマン|ストレッチマン ゴールド]]』のストレッチマンレジェンドなどといった、Eテレの人気番組出演者と共演した<ref>{{Cite web|和書|title=セサミストリート&Eテレのキャラから子どもたちにメッセージ『あおきいろ 1分版』スタート |url=https://www.oricon.co.jp/news/2280743/full/ |website=[[オリコン|ORICON NEWS]] |access-date=2023-05-29 |date=2023-05-29}}</ref>。
2023年11月、啓発キャンペーン「スゴEフェス」の一環として、『[[おかあさんといっしょ]]』でセサミストリートとのコラボレーションを行い、エルモ・ジュリア・クッキーモンスターが同番組に登場した。また、同月25日には『スゴEフェス2023生放送スペシャル!』にも前記3キャラクターが共同パートナーとして出演した<ref>{{Cite web |title=おかあさんといっしょ:「セサミストリート」とコラボ実現 エルモ、ジュリア、クッキーモンスター登場 「スゴEフェス」開幕 |url=https://mantan-web.jp/article/20231112dog00m200027000c.html |website=MANTANWEB(まんたんウェブ) |date=2023-11-13 |access-date=2023-11-13}}</ref>。
=== 日本語吹替版を担当した声優 ===
{| class="wikitable"
!colspan="2"| NHK教育テレビ版
|-
! テレビスペシャル版 !! レギュラー吹替版
|-
! 1988/05/05 - 1997/12/23 !! 1998/04/11 - 2004/04/03
|-
| [[三ツ矢雄二]]<br />[[水島裕 (声優)|水島裕]]<br />[[上田敏也]]<br />[[大竹宏]]<br />[[玄田哲章]]<br />[[江原正士]]<br />[[青野武]]<br />[[高木渉]]<br />[[山寺宏一]]<br />[[辻村真人]]<br />[[大塚芳忠]]<br/>[[小林修 (声優)|小林修]]<br />[[中尾隆聖]]<br />[[龍田直樹]]<br />[[富山敬]]<br />[[金尾哲夫]]<br />[[鳥海勝美]]<br />[[チョー (俳優)|長島雄一]]<br />[[野沢雅子]]<br />[[小宮和枝]]<br />[[吉田理保子]]<br />[[榊原良子]]<br />[[木藤聡子]]<br />[[神代知衣]]<br />[[さとうあい]]<br />[[一柳みる]]<br />[[井上喜久子]]<br />[[滝沢久美子]]<br />他 || [[落合弘治]]<br />[[真殿光昭]]<br />[[大川透]]<br />[[玄田哲章]]<br />[[田原アルノ]]<br />[[保志総一朗]]<br />[[中庸助]]<br />[[乃村健次]]<br />[[青木誠 (声優)|青木誠]]<br />[[うえだゆうじ]]<br />[[乃村健次]]<br />[[玉川砂記子|玉川紗己子]]<ref name="katari" group="注釈">吹き替え版を担当する前は語り手も担当していた、玉川の場合は後年の方である。</ref><br />[[堀越真己]]<br />[[亀井芳子]]<br />[[滝沢ロコ]]<br />[[小林優子]]<br />[[はやみけい]]<br />[[帆世雄一]]<br />他
|}
=== 放送時間 ===
NHK教育テレビの放送時間。一部の回によっては[[高校野球]]や夏休みの影響で再放送されないこともあった<ref group="注釈">一部地域でも再放送がなかったり、放送時間が異なったりしたこともあった。</ref>。
{| class="wikitable" style="font-size:small"
|-
!rowspan=2|年度!!colspan=2|放送時間([[日本標準時|日本時間]])
|-
!本放送!!再放送
|-
!1972
|日曜日 19:00 - 20:00(60分)
|(放送無し)
|-
!1973 - 1974
|土曜日 15:00 - 16:00(60分)
|日曜日 19:00 - 20:00(60分)
|-
!1975
|日曜日 09:30 - 10:30(60分)
|(放送無し)
|-
!1976 - 1980
|日曜日 10:00 - 11:00(60分)
|日曜日 19:00 - 20:00(60分)
|-
!1981
|日曜日 19:00 - 20:00(60分)
|rowspan=2|(放送無し)
|-
!1988
|rowspan=2|日曜日 17:00 - 18:00(60分)
|-
!1989
|土曜日 12:30 - 13:30(60分)
|-
!1990 - 1991
|金曜日 18:00 - 19:00(60分)
|日曜日 17:00 - 18:00(60分)
|-
!1992
|土曜日 18:00 - 19:00(60分)
|rowspan=2|土曜日 08:00 - 09:00(60分)<ref group="注釈">1992年度は本放送の翌週に放送</ref>
|-
!1993 - 1996
|日曜日 18:00 - 19:00(60分)
|-
!1997 - 1998
|日曜日 18:00 - 18:55(55分)
|土曜日 07:40 - 08:35(55分)
|-
!1999 - 2002
|土曜日 07:35 - 08:30(55分)
|土曜日 16:00 - 16:55(55分)
|-
!2003
|土曜日 07:40 - 08:30(50分)
|土曜日 16:00 - 16:50(50分)
|}
== 各話リスト ==
[[セサミストリートのエピソード一覧]]を参照。
== 主題歌 ==
; 『[[セサミストリートのテーマ]]』
* 作詞:ジョー・ラポーゾ、ジョン・ストーン、ブルース・ハート
* 作曲:ジョー・ラポーゾ
* 歌:THE KIDS(英語オリジナル版) / 公表されず不明(日本語版)
: テストショー版ではボブ・マクグラスが歌い、シーズン1以降は子供達が歌っている(吹き替え版は不明)。
: [[オープニング]]・[[エンディング]]映像・歌唱担当も何度か変更されており、シーズン1の[[主題歌]]が本編終盤で使用される事もあった(吹き替えの際も英語主題歌のまま使用)。
: この曲のフルバージョンは1970年にアメリカで「レコードバージョン」として発売され、後にアルバムCD『プラチナム・オールタイム・フェイバリッツ」』に収録されている。
: NHKの放送では、レコードバージョンをエンディングとして使用したこともあり、シーズン1の主題歌をエンディングとして使用していたこともある。
: 解説放送時代では英語字幕を表記した時期があり、吹き替え版開始当初では英語のままだったが、1999年度から日本語主題歌になり<ref name="nhk-dub" />、エルモたちの声などは全て吹替になった、少なくとも3バージョンは存在する。
: 第3851話「エルモのダンス」では、オープニングの途中でバレエの衣装を着たゾーイが道路に割り込むシーンがある。
: 第3916話「ベビーベアの誕生日」と第3952話「[[今日は歌の日]]」では、セサミストリートの住人たちがフルバージョンで歌われており、番組の最後でも歌われた。吹替版歌詞はテレビ東京版と違って「魔法の絨毯」以降も訳されている。
=== スタッフ ===
* 制作:[[セサミワークショップ]]
=== 日本語版スタッフ ===
==== 日本語解説版 ====
{| class="wikitable" style="text-align:center"
! 語り
| [[鈴木弘子]](1990年度 - 1995年度)<ref>[https://www.kenproduction.co.jp/talent/52 賢プロダクションによるプロフィール]</ref><br/>[[玉川砂記子|玉川紗己子]](1996年度 - 1997年度)<ref>{{Cite book |和書 |author=小川ぴい |title=こだわり声優事典'97 |page=87-88 |publisher=[[徳間書店]] |year=1997 |isbn=4-19-720012-9}}</ref><ref name="katari" group="注釈" />
|-
! 台本
| 城啓介→滝沢ふじお
|-
! 演出
| 河村常平、[[加藤敏 (音響監督)|加藤敏]]<br/>[[向山宏志]]、麦島哲也
|}
==== 日本語吹き替え版 ====
{| class="wikitable" style="text-align:center"
!colspan="9"| NHK教育⇒NHK Eテレ版
|-
!rowspan="2"| 種類 !!rowspan="2"| レギュラー版<br />(1998年4月 - 2004年4月) !!colspan="7"| スペシャル版
|-
! [[美術館へ行こう〜メトロポリタン美術館のセサミストリート〜|美術館へ行こう]] !! [[ビッグバード 中国への旅]] !! [[セサミストリート: 世界の国からハッピーニューイヤー|世界の国からハッピーニューイヤー]] !! [[セントラルパークでシング・シング・シング]] !! [[セサミストリート危機一髪]] !! [[エルモのクリスマス]] !! [[セサミストリート: エルモのおうちで遊ぼう|エルモのおうちで遊ぼう]]<ref group="注釈">吹き替え版スタッフはYouTube版と同じ</ref>
|-
! 翻訳・訳詞
| 埜畑みづき<ref name="翻訳と演出">[https://web.archive.org/web/20190331053203/https://www.fukikaeru.com/?p=11089 『LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』 演出家・清水洋史さん&翻訳家・埜畑みづきさん&堀内賢雄さんインタビュー]</ref><ref>『日本音声制作者名鑑 2004』([[小学館]])286頁 ISBN 4-09-526301-6</ref><br />桜井裕子<ref>『日本音声制作者名鑑 2004』(小学館)283頁 ISBN 4-09-526301-6</ref><br />片岡由紀子<br/>野口尊子<ref>『日本音声制作者名鑑 2004』(小学館)285頁 ISBN 4-09-526301-6)</ref><br/>鎌田郁子<ref>『日本音声制作者名鑑 2004』(小学館)282頁 ISBN 4-09-526301-6</ref>|| 滝沢ふじお<br />[[山川啓介]] || 滝沢ふじお ||colspan="4"| 野口尊子 || [[いずみつかさ]]
|-
! 演出
| [[清水洋史]]<ref name="翻訳と演出"/><br/>佐々木由香<br/>[[麦島哲也]]<ref>『日本音声制作者名鑑 2004』(小学館)298頁 ISBN 4-09-526301-6</ref>|| - || - || ? || [[加藤敏 (音響監督)|加藤敏]] || 河村常平 || ? || [[平野智子]]
|-
! 録音
| 高橋昭雄→柳川久子 || - || - || ? || 橋本二三郎 || 室克巳 || ? || 戸島聡
|-
! 効果
| 桜井俊哉 || - || - || ? ||colspan="2"| 遠藤尭雄 || ? || -
|-
! プロデューサー
| - || - || - || - || - || - || - || 長岡学
|-
! 日本語版制作
|colspan="7"| NHK<br />NHKインターナショナル<br />[[東北新社]]<ref name="翻訳と演出"/><br />[[ソニー・クリエイティブプロダクツ]] || [[恵比寿・エコー劇場|スタジオ・エコー]]
|}
== テレビ東京での放送 ==
{{基礎情報 テレビ番組
|番組名=セサミストリート(テレビ東京版)
|ジャンル=[[子供向け番組]]
|放送時間=日曜日9:00 - 9:30
|放送分=30
|放送国={{JPN}}
|制作局=[[テレビ東京]]
|演出=[[松木創]]、[[岡田倫太郎]]、[[植田泰史]]ほか
|プロデューサー=[[紅谷佳和]]、青木俊志(テレビ東京)<br />高橋知子、近藤孝子
|出演者=[[松本健太]](エルモ)<br />[[水城レナ]](ティーナ&ピエール)<br />[[鶴岡聡]](ビッグバード)<br />[[菊地慧]](クッキーモンスター)<br />[[戸田ダリオ]]<br />[[太田在]]<br />ほか
|放送期間=2004年10月10日 - 2007年9月30日
|放送回数=全153
|音声= [[2か国語放送|二ヶ国語放送]](主:日本語 / 副:英語)
|字幕= [[字幕放送]]
|OPテーマ=「サニー・デイズ」
|EDテーマ=[[#テレビ東京版主題歌]]を参照
<!-- これがないとセサミ英語公式サイトリンクが置かれてしまう -->
|外部リンク=
|特記事項=[[BSテレビ東京|BSジャパン]]は水曜日18:00 - 18:30に遅れネット
}}
NHK版の終了から半年後、[[テレビ東京]]系列で日米共同制作による日本版セサミストリートが[[2004年]]10月10日から放送開始された。BSジャパン(3日遅れ、現・[[BSテレビ東京|BSテレ東]])、[[アニマックス]](2005年1月から土曜8時00分 - 8時30分に放送<ref>[http://web.archive.org/web/20041213193847/http://www.animax.co.jp/program/program.php3?naiyo=m_sesamestreet セサミストリート](アニマックス、2004年12月13日保存、2025年2月25日閲覧)</ref>)でも時差放送されていた。
日本で制作されたマペット劇が中心で、「心、自我、感情表現」や「自然、環境」をメインに取り扱っていた。日本のセサミストリートにはコンビニがあり、ストリート以外でも「セサミの森」という場所が登場した。アメリカなどで制作されたライブラリ映像も合わせて放送したり、「イングリッシュ on ストリート」という英語を教えるコーナーも登場した。キャラクターの声はNHK版から刷新されたほか、番組内では日本だけのオリジナルキャラクターが登場した。
2005年10月3日 - 2005年12月23日にかけて、平日帯番組として、早朝6:40 - 6:45に5分間番組の『'''プチプチ!セサミストリート'''』も放送された(2006年1月9日 - 2006年3月31日までは再放送)。
第76話(2006年4月2日)から番組がリニューアルされ、グローリーとメグが日本オリジナルキャラクターとして新たに加わった。出演者にコミュニティーセンターのおじさんとして、[[戸田ダリオ]]がヒューマンキャラクター(出演者)として加わった。さらに、英語コンテンツの充実が図られた。第102話(2006年10月1日)から国際性をはぐくむをテーマにリニューアルを行ったことに伴い、マペットが一般家庭を訪問するコーナーが追加された。[[エルモズワールド]]を、一部日本で撮影されたものを加えるなど、再構成したものを放送するようになった。
2007年9月30日をもってテレビ東京系列での放送を終了した。この枠での3年間の放送は子供向け番組枠になった2002年7月以降の番組としては最長記録。
=== 日本版パペティア ===
* エルモ:[[松本健太]]
* ティーナ:[[水城レナ]]
* ピエール:水城レナ
* ビッグバード:[[鶴岡聡]]
* クッキーモンスター:[[菊地慧]]
* モジャボ:[[田中英樹]]
* アーサー:[[竹田佳央里]]
* グローリー:竹田佳央里
* メグ:井口綾子
* ライトハンド&サポート:<!-- {{要曖昧さ回避|date=2022年6月|title=キャラクター名でもない}}[[リンダ| -->Linda、[[浅野孝彦]]、井口綾子
=== 日本版出演者 ===
* コミュニティーセンターのおじさん:[[戸田ダリオ]]
* コンビニのお兄さん:[[Hiro-a-key|HIRO(Hiro-a-key)]]
* コンビニのお姉さん:[[太田在]]
* 森のおばあさん:[[森澤早苗]]
* アイちゃん:[[小泉奈々]]
* スグル:[[中嶋和也]]
* 順子:[[黒沢ともよ]]
* [[坂本たかや]]
* [[長田奈麻]]
* [[中山雅史]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://allabout.co.jp/gm/gc/224908/ |title=中山雅史選手、セサミストリートに出演! |publisher=[[All About]] |date=2006-07-20 |accessdate=2021-02-10 }}</ref>
* タロー・クワガタ:[[湯澤幸一郎]]
* サンバ隊:大道寺栄、ダミオン・ゴメス・デソウザ、翁長みどり
* サンバダンサー:ヴァレリア・ジェニファー
* 水晶の妖精:美和・ガードナー
=== テレビ東京版主題歌 ===
* オープニングテーマ
** 「サニー・デイズ(セサミストリートのテーマ)」[[東京少年少女合唱隊]]<ref group="注釈">YouTube版ではテレビ東京で放送された時の歌詞をアビーとジュリアが歌っている。</ref>(第76話(2006年4月2日) - 第153話(2007年9月30日))
: 第1話(2004年10月10日)から第75話(2006年3月26日)まではアメリカ版のテーマソング<ref group="注釈">アメリカ版セサミストリートではシーズン1からシーズン23まで使用された。なお、2005年に発売されたビデオ(イングリッシュONセサミストリートなど)からは既にこの日本語版主題歌が使われている。</ref>を流用している。
: 映像は4種類ある。
:*「未確認」(2004年10月~2005年3月)
:*「エルモ、おうちの窓を開ける」(2005年4月~9月)<ref group="注釈">Youtubeのアメリカ公式では、冒頭に流れる「虹」のシーンがカットされている。</ref>
:*「ビッグバード、おもちゃのボートを子供たちにプレゼント」(2005年10月~2006年3月)
:*「エルモと仲間たちのダンス」(日本語版主題歌、2006年4月~2007年9月)
* エンディングテーマ
** 「A Kiss From The Sun」[[大貫妙子]](第1話(2004年10月10日) - 第75話(2006年3月26日))
** 「[[4つのL|I Will Be With You]]」[[平原綾香]](第76話(2006年4月2日) - 第101話(2006年9月24日))
** 「サニー・デイズ(インストゥルメンタル・ヴァージョン)」(第102話(2006年10月1日) - 第153話(2007年9月30日))
** 「Sing」(エルモと仲間たち、作詞・作曲:ラポソ・ジョセフ・ジー、訳詞:星加ルミ子、編曲:佐藤秦将、ビデオソフトのみ)
=== テレビ東京版スタッフ ===
* 脚本:[[吉田裕一]]
* プロデューサー:[[高橋知子]]、[[近藤孝子]]、[[紅谷佳和]]、[[青木俊志]]
* 演出:[[松木創]]、[[岡田倫太郎]]、[[植田泰史]]
* パペット制作:{{仮リンク|ジム・ヘンソン・スタジオ|en|Jim Henson Studios}}
* ラングラー:玉木暢子、吉澤亜由美、加藤知子、佐藤澄絵
* 美術協力:[[フジアール]]
* 技術協力:[[レモンスタジオ]]
* タイトルバック:西村了、鈴木真、菊間潤子
* 日本語版主題歌訳詞:武田浩
* 本編作曲・編曲・主題歌編曲:有澤考紀
* エンディングイラスト:前田尚志
* 制作:テレビ東京、[[セサミワークショップ]]、[[日本アドシステムズ|NAS]]、[[共同テレビジョン]]
=== エピソードリスト ===
{| class="wikitable"
|-
!話数
!サブタイトル<ref>http://web.archive.org/web/20060214050814/http://www.animax.co.jp:80/program/s/search.php?s=%A5%BB%A5%B5%A5%DF%A5%B9%A5%C8%A5%EA%A1%BC%A5%C8</ref><ref>http://web.archive.org/web/20060507064932/http://www.animax.co.jp:80/program/s/search.php?s=%A5%BB%A5%B5%A5%DF%A5%B9%A5%C8%A5%EA%A1%BC%A5%C8</ref><ref>http://web.archive.org/web/20060826025356/http://www.animax.co.jp:80/program/s/search.php?s=%A5%BB%A5%B5%A5%DF%A5%B9%A5%C8%A5%EA%A1%BC%A5%C8</ref>
!放送日
|-
| 1 || ナゾのともだちがやってくる! || '''2004年'''<br/>10月10日
|-
| 2 || たいへんだぁ! || 10月17日
|-
| 3 || もりへいってみよう! || 10月24日
|-
| 4 || かみかざりはどこに!? || 10月31日
|-
| 5 || でっかいプレゼント || 11月7日
|-
| 6 || はっぱさん おちないで! || 11月14日
|-
| 7 || かみかざりはどこに!? || 11月21日
|-
| 8 || オバケがでたぞう! || 11月28日
|-
| 9 || てぃーなのあかちゃん || 12月5日
|-
| 10 || たからのちずでだいぼうけん!! || 12月12日
|-
| 11 || サンタクロースにあいたい || 12月19日
|-
| 12 || としわすれ!!セサミうたがっせん || 12月26日
|-
| 13 || エルモのゆうびんやさん! || '''2005年'''<br/>1月9日
|-
| 14 || ゆきのまほう!? || 1月16日
|-
| 15 || セイデンキってなあに? || 1月23日
|-
| 16 || エルモのおおまちがい || 1月30日
|-
| 17 || エルモのたんじょうび || 2月6日
|-
| 18 || ナゾのななつどうぐ || 2月13日
|-
| 19 || ダンス・ダンス・ダンス || 2月20日
|-
| 20 || はるをさがせ! || 2月27日
|-
| 21 || ハーモニカの少年 || 3月6日
|-
| 22 || しろいタンポポ || 3月13日
|-
| 23 || みんなでエルモダンス! || 3月20日
|-
| 24 || しんたいそうにちょうせん! || 3月27日
|-
| 25 || みんなで歌おう! || class="episode-table-color"| 4月3日
|-
| 26 || おともだちになろう || class="episode-table-color"| 4月10日
|-
| 27 || セサミのもりの大きな木 || class="episode-table-color"| 4月17日
|-
| 28 || モジャボにライバル出現 || class="episode-table-color"| 4月24日
|-
| 29 || ビッグバードとTシャツ || class="episode-table-color"| 5月1日
|-
| 30 || お兄さんの大ピンチ! || class="episode-table-color"| 5月8日
|-
| 31 || セサミ運動会! || class="episode-table-color"| 5月15日
|-
| 32 || 宝の地図み~つけた! || class="episode-table-color"| 5月22日
|-
!colspan="3"| 第33話から第54話までのタイトルは不明
|-
| 55 || ありがとうエルモより || 10月30日
|-
!colspan="3"| 第56話から第57話までのタイトルは不明
|-
| 58 || アーサー自慢の絵 || 11月20日
|-
| 59 || こちらセサミ放送局 || 11月27日
|-
!colspan="3"| 第60話から第68話までのタイトルは不明
|-
| 69 || かわいそうな手袋 || '''2006年'''<br/>2月12日
|-
| 70 || 順番守ろうよ! || 2月19日
|-
!colspan="3"| 第71話および第72話のタイトルは不明
|-
| 73 || くるまをつくろう! || ?
|-
| 74 || おいしいお花? || ?
|-
| 75? || うれしいプレゼント || 3月19日
|-
!colspan="3"| 第76話から第84話までのタイトルは不明
|-
| 85 || 雨に踊れば… || ?
|-
| 86 || 紙ひこうきを作ろう || ?
|-
| 87 || ストリート忍者参上! || ?
|-
!colspan="3"| 第88話から第148話までのタイトルは不明
|-
| 149 || エルモとしょうぼうし || 2007年<br/>9月2日
|-
| 150 || エルモとペンギン || 9月9日
|-
| 151 || いろいろな家族 || 9月16日
|-
| 152 || エルモとむし大集合 || 9月23日
|-
| 153 || はやいおそい || 9月30日
|}
=== 日本版制作にあたって ===
日本版の制作にあたっては、「セサミストリートアドバイザーボード」が組織され、日本の子どもたちの直面する諸問題をリアルタイムに把握し、番組のカリキュラム作りに反映している。アドバイザーには、[[放送大学]]教授永野重史、国際幼児教育学会会長で[[筑波大学]]名誉教授の松原達哉、[[文部科学省]]幹部でデザイナーの[[季里|松浦季里]]、[[筑波大学附属小学校]]元副校長の清水尭などが名を連ねた。
=== 放送事故 ===
2006年3月19日放送分にて、数字を英語で教えるアニメーションコーナーで一つの数字につき1秒間に12回の光の点滅(通称「[[パカパカ]]」)を使い、『アニメーション等の映像手法に関するガイドライン』の「光の点滅は1秒間に3回を超えて使用してはならない」との規定に抵触していたことが発覚した。
当時の報道によると、同番組を視聴して体調不良になった視聴者は出ていないとのことだったが、テレビ東京は同番組を録画したビデオ・DVDの視聴を避けるようにと注意を呼びかけた<ref>{{cite web|url=https://www.tv-tokyo.co.jp/kaisha/pdf/1198162582.pdf|format=PDF|title=「アニメーション等の映像手法に関するガイドライン」逸脱について|publisher=テレビ東京|date=2006-03-22|accessdate=2024-12-16}}</ref><ref group="注釈">なお、テレビ東京系のアニメーションで光の点滅が問題になった前例であり、『アニメーション等の映像手法に関するガイドライン』の策定の原因となった事件に[[ポケモンショック]]がある。</ref>。
=== CSテレビ局での放送(テレビ東京版) ===
当番組の中のひとつのコーナーだった『[[エルモズワールド]]』は後に単独番組となり、[[アニマックス]](2004年11月1日からアニメっこMAXで放送<ref>スカイパーフェクTV!ガイド 2004年11月号 100頁(ANIMATION PROGRAM NAVIGATION(アニメ番組紹介項目の左側)、発行元:東京ニュース通信社)</ref>)や[[ディズニーチャンネル]]で放送された。『エルモズワールド』とは、日本でも人気の高い、赤いふさふさの毛と大きな目が特徴のエルモが、毎回決めたテーマに沿って、靴の履き方や手の洗い方、歯の磨き方など、身近なものについて、テレビの前の子どもたちと一緒に楽しみながら学んでいく、知育性豊かな番組である。
== U-NEXTでの配信 ==
セサミワークショップと[[U-NEXT]]が日本国内の独占配信契約を締結したことに伴い、2021年11月12日午後12時からセサミストリートを含む25作品の全214話のテレビ番組と読み聞かせ動画と10冊分の電子書籍を独自配信を始めた<ref name="U-NEXT">{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2213381/full/|title=U-NEXT、『セサミストリート』の日本独占配信契約締結 パートナーシップに基づき共同制作も予定|website=oricon|date=2021-11-11|accessdate=2021-11-14}}</ref>。
今後は追加エピソードも配信するほか、共同制作にも取り組み、コンセプト・世界観を拡大し、子ども等の可能性を広げ様々な取り組みにおいてパートナーシップを築き上げ、『学べるU-NEXT』を開始させキッズジャンルを強化するという<ref name="U-NEXT"/>。なお、シーズン50から日本語吹き替え版とオリジナル英語版が配信されており、声優やスタッフはYouTube版と同じ<ref name="U-NEXT"/>。
日本語版スタッフ・キャストのクレジットは映像からは無く、U-NEXTの作品ページで表記される。
=== 日本語版スタッフ ===
* 翻訳:いずみつかさ
* 演出:[[平野智子]]<ref>{{cite twitter|number=1459258973576581121|title=平野智子 公式Twitter|user=chiko_mypace|accessdate=2021-11-14 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20211112203737/https://twitter.com/chiko_mypace/status/1459258973576581121 |archivedate=2021-11-12}}</ref>
* 録音制作:[[スタジオ・エコー]]
* その他のスタッフ:長岡学
== ビデオ・DVD ==
=== アメリカ版 ===
発売当初は字幕版がプレイブック付属で発売されていたが、「ザ・ベスト・オブ・エルモ」からは吹き替え版が導入された。2009年6月に「クックブック」と「ビジッツ・ドクター」を発売して以降は吹き替え版が作られていない。
{| class="wikitable" style="font-size:small"
|-
! 邦題タイトル !! 原題タイトル !! 販売形式 !! 発売日<br>{{Flagicon|USA}} !! 発売日<br>{{Flagicon|JPN}} !! 販売元<br>{{Flagicon|JPN}}
|-
| セサミストリートのクリスマス || Christmas Eve on Sesame Street ||rowspan="21"| 英語教材ビデオ || '''1987年'''<br>([[ランダムハウス]]版)<br />'''1995年'''<br>(ソニー版)<br /> || '''1989年'''<br />10月21日 ||rowspan="24"| [[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]]
|-
| 1巻 "はじめましてABC" || Learning About Letters || '''1986年''' || '''1998年'''<br>12月2日
|-
| 2巻 "かぞえてみよう123" || Count it Higher: Great Music Videos from Sesame Street || '''1988年''' || '''1995年'''<br>4月21日
|-
| 3巻 "読めるよ 言えるよ!" || Getting Ready to Read || '''1986年''' || '''1998年'''<br>12月2日
|-
| 4巻 "いっしょにあそぼう" || Play-Along Games and Songs || '''1986年''' || '''1998年'''<br>12月2日
|-
| 5巻 "じぶんのことしってる?" || I'm Glad I'm Me || '''1986年''' || '''1998年'''<br>1月1日
|-
| 6巻 "よくねむれるおはなし" || Bedtime Stories and Songs || '''1986年''' || '''1995年'''<br>4月21日
|-
| 7巻 "げんきに学校いくよ! || Getting Ready for School || '''1987年''' || '''1998年'''<br>1月1日
|-
| 8巻 "えいごでさんすう" || Learning to Add and Subtract || '''1987年''' || '''1998年'''<br>12月2日
|-
| 9巻 "みんなでうたおう!" || Sesame Street Sing-Along || '''1987年''' || '''1998年'''<br>1月1日
|-
| 10巻 "おはなしきかせて" || Big Bird's Story Time || '''1987年''' || '''1998年'''<br>12月2日
|-
| 11巻 "カウントダウン・ショー" || Count it Higher || '''1988年''' || '''1998年'''<br>12月2日
|-
| 12巻 "アルファベット・ゲーム" || The Alphabet Game || '''1988年''' || '''1995年'''<br>4月21日
|-
| 13巻 "なかよしアーニーとバート" || The Best of Ernie and Bert || '''1988年''' || '''1998年'''<br>1月1日
|-
| 14巻 "パーティーにあつまれ!" || Big Bird's Favorite Party Games || '''1988年''' || '''1998年'''<br>12月2日
|-
| みんなでダンス! || Dance Along! || '''1990年''' || '''1990年'''<br>11月1日
|-
| モンスター・ベスト・イレブン || Monster Hits! || '''1990年''' || '''1990年'''<br>11月1日
|-
| ロックンロールショウ || Rock & Roll! || '''1990年''' || '''1990年'''<br>11月1日
|-
| ハチャメチャ・ソング || Sing Yourself Silly! || '''1990年''' || '''1990年'''<br>11月1日
|-
| セサミストリートの病院見学 || Sesame street: Visits Hospital || '''1990年''' || '''1991年'''<br>2月27日
|-
| セサミストリートの消防署見学 || Sesame Street Visits Firehouse || '''1991年''' || '''1991年'''<br>2月27日
|-
| エルモのみんなでなかよく || Kids' Guide to Life:Learning to Share ||rowspan="3"| 吹替版ビデオ || '''1996年''' || '''1998年'''<br />10月21日
|-
| ザ・ベスト・オブ・エルモ || The Best of Elmo || '''1994年'''<br />8月17日 || '''1999年'''<br />4月21日
|-
| ザ・ベスト・オブ・カーミット || The Best of Kermit on Sesame Street || '''1998年'''<br />9月1日 || '''1999年'''<br />4月21日
|-
| だいすきなえいごのうた || Kids' Favorite Songs ||rowspan="3"| 英語教材DVD || '''1999年''' || '''2005年'''<br>6月24日 ||rowspan="2"| [[インターチャネル]]
|-
| だいすきなえいごのうた2 || Kids' Favorite Songs 2 || '''2001年''' || '''2005年'''<br>10月19日
|-
| セサミストリート: ドゥー・ジー・アルファベット || Do the Alphabet || '''1996年''' <br />3月18日 || '''2009年'''<br>3月18日 ||rowspan="6"| [[日本コロムビア]]
|-
| [[セサミストリート: エルモサイズ]] || Elmocize ||rowspan="5"| 吹替版DVD || '''1996年''' <br />3月18日 || '''2009年'''<br>3月18日
|-
| セサミストリート: 123 いっしょにかぞえよう || 123 Count with Me || '''1997年''' || '''2006年'''<br>3月15日
|-
| セサミストリート: あの歌の名前はなーにー? || What's the Name of That Song? || '''2004年'''<br>4月6日 || '''2006年'''<br>8月25日
|-
| セサミストリート: エルモズ・マジック・クックブック || Elmo's Magic Cookbook || '''2001年''' || '''2009年'''<br>6月24日
|-
| セサミストリート: エルモ・ビジッツ・ドクター || Elmo Visits the Doctor || '''2005年''' || '''2009年'''<br>6月24日
|-
|rowspan="2"| セサミストリート ザ・ムービー: おうちに帰ろう、ビッグバード! ||rowspan="2"| Sesame Street Presents: Follow That Bird || 英語教材VHS || '''1986年'''<br/>(VHS、LD)<hr/>'''1993年'''<br/>(VHS<ref group="注釈">ワーナー・ブラザース ファミリーエンターテイメントで1993年に3回、1999年に2回発売</ref>)|| 未発売 || -
|-
| 英語教材DVD || '''2002年'''<br/>(DVD)<hr/>'''2009年'''<br/>(25周年DVD)<hr/>'''2014年'''<br/>(DVD)||'''2009年'''<br/>4月8日 || [[ワーナー・ホーム・ビデオ]]
|}
=== 日本版 ===
{| class="wikitable"
! 商品名 !! 販売形式 !! 発売日 !! 販売元
|-
| セサミストリート: エルモのたんじょうび ||rowspan="3"| DVD || '''2005年'''<br>4月20日 ||rowspan="14"| [[ポニーキャニオン]]
|-
| セサミストリート:イングリッシュ ON ストリート Yummy! ヤミー!編 || '''2005年'''<br>2月16日
|-
|rowspan="2"| セサミストリート:イングリッシュ ON ストリート Let’s Play! あそぼうよ!編 ||rowspan="2"| '''2005年'''<br>5月18日
|-
| VHS
|-
| セサミストリート:イングリッシュ ON ストリート I did it! やっとできた!編 ||rowspan="3"| DVD || '''2005年'''<br>7月20日
|-
| セサミストリート: みんなでエルモダンス! || '''2005年'''<br>8月26日
|-
| セサミストリート しあわせならてをたたこう 〜どうよう・あそびうたいっぱい〜 ||rowspan="2"| '''2005年'''<br>9月21日
|-
| セサミストリート HA♪HA♪HA セサミのなかまとうたおう!あそぼう! || VHS
|-
| HA♪HA♪HA セサミストリート キャラクターソング ||rowspan="6"| DVD || '''2005年'''<br>3月16日
|-
| セサミストリート: エルモといろえんぴつ || '''2006年'''<br>1月27日
|-
| もっと! セサミストリート エルモとお友だち ||rowspan="2"| '''2006年'''<br>7月19日
|-
| もっと! セサミストリート たのしくえいご! 〜apple/shoes/foot/banana〜
|-
| もっと! セサミストリート たのしくえいご! 〜telephone/nose/grass/handkerchief〜 || '''2006年'''<br>8月25日
|-
| もっと! セサミストリート たのしくえいご! 〜pencil/mouth/umblella/airplane〜 || '''2006年'''<br>9月20日
|}
== 音楽CD ==
{| class="wikitable"
! 商品名 !! 販売形式 !! 発売日<br>{{Flagicon|JPN}} !! 販売元
|-
| セサミストリート・イン・ハーモニー || 洋楽オムニバスCD || 1990年10月25日 || [[ワーナーミュージック・ジャパン]]
|-
| セサミ・ストリート アルファベットアルバム AからZまでソング ||rowspan="15"| 英語教材ミュージックCD || 1991年4月25日 ||rowspan="15"| [[ソニー・ミュージックレコーズ]]
|-
| SESAME STREET SERIES / いちにちの時間わり〜朝から晩までソング || 1991年4月25日
|-
| かぞえまショウ〜1から10までソング〜 || 1991年4月25日<hr/>1997年10月22日<hr/>1999年4月21日
|-
| セサミストリートのうた || 1991年7月1日
|-
| SESAME STREET / セサミ・ディスコ || 1991年11月1日
|-
| セサミストリート・フィーバー || 1991年11月1日
|-
| セサミストリート ザ・ベスト・オブ・ビッグバード || 1992年4月22日
|-
| セサミストリート ザ・ベスト・オブ・クッキーモンスター || 1992年4月22日
|-
| セサミストリート ザ・ベスト・オブ・オスカー || 1992年11月21日
|-
| セサミストリート ザ・ベスト・オブ・グローバー || 1992年11月21日
|-
| セサミストリート ザ・ベスト・オブ・ザ・カウント || 1992年11月21日
|-
| セサミストリート ザ・ベスト・オブ・バート || 1992年11月21日
|-
| セサミストリート エルモのうた || 1997年7月1日<hr/>1999年4月21日
|-
| セサミストリート セサミストリート ベスト・ヒット・アルバム〜人気いっぱいソング〜 || 1999年4月21日
|-
| セサミストリートのクリスマス || 1997年10月22日
|-
| HAHAHA! セサミストリートキャラクターソング ||rowspan="3"| 日本版キャラクターソング || 2005年03月16日 ||rowspan="2"| [[ティー ワイ エンタテインメント|アイシーアベニュー音楽出版]]
|-
| セサミストリート キャラクターソングアルバム あつまれ!セサミストリート || 2005年12月14日
|-
| セサミストリート キャクターソングアルバム I will be with you 〜いつもそばに〜 || 2006年6月30日 ||rowspan="2"| [[ティー ワイ エンタテインメント|インデックス・ミュージック]]
|-
| セサミストリート THE BEST OF ELMO〜ベスト・オブ・エルモ〜 ||rowspan="2"| 英語教材ミュージックCD || 2006年5月17日
|-
| セサミストリート プラチナム・オールタイム・フェイバリッツ || 2009年3月18日 || [[日本コロムビア]]
|-
| 僕たちの街/Sunny Day || [[YUKA]]によるシングル・ソング || 2013年2月27日 || [[エイベックス・エンタテインメント|エイベックス・インフィニティ]]
|-
| セサミストリート Let’s Enjoy! ハロウィン・パーティー || 英語教材ミュージックCD || 2013年9月25日 || [[キングレコード]]
|}
== スピンオフ作品 ==
* Play with Me Sesame
: バート、アーニー、グローバー、プレーリー・ドーンが主演の子供向け番組。「Play with Me」は「いっしょにあそぼう」という意味で、視聴者と一緒にアヒルくんゲームを手伝ったりする。
* Sesame Beginnings
: 2歳から5歳までを対象にした子供向け番組。主におかあさんが子供に読み聞かせをするという内容である。エルモは赤ちゃんとして登場する。
* [[バートとアーニーのだいぼうけん]](Bert and Ernie's Great Adventures)
: アーニーとバートがさまざまな大冒険に出るというアニメ作品。
* [[グローバル・グローバー]](Global Glover)
: グローバーが世界各国の旅に出るというショートコーナー、日本では独立番組として2011年1月17日から[[ディズニー・チャンネル]]で放送された。
* The Not-Too-Late Show with Elmo
: 深夜のトーク番組で、[[2020年]]5月27日にHBOmaxにて配信された。
* The Furchester Hotel
: [[イギリス]](英国)の子供向け番組、[[英国放送協会|BBC]]のCBeebiesにて放送された。
* エルモとタンゴの不思議なミステリー
: アメリカでは2022年にHBOMaxで配信され、日本でもU-NEXTで配信されている。
* くるみ割り人形
: アメリカでは2022年にHBOMaxで配信され、日本でもU-NEXTで配信されている。
* エルモのあたらしいこいぬ(Elmo Friends Forever)
: アメリカでは2021年にHBOMaxで配信され、日本では2022年からU-NEXTで配信されている。
* メカビルダーズ(MECHA BUILDERS)
: アメリカでは2020年から[[カートゥーンネットワーク]]の[[カートゥニート]]で放送され、日本では2022年8月26日から[[U-NEXT]]で配信されている<ref>{{Cite web|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001073.000031998.html|title=エルモたちが巨大なロボットに変身⁉アメリカで話題沸騰中のセサミワークショップの新作『セサミストリート・メカビルダーズ』をU-NEXTで独占配信決定!思わず歌いたくなるオープニング映像も公開に|publisher= PR TIMES|date=2022-07-26|accessdate=2023-05-17}}</ref>。
== 主に放送されたセグメント ==
これは日本で放送されたセグメントの一部を抜枠したもの。
* [[エルモズワールド]](Elmo's World)
: アメリカで1998年から放送されているコーナー。エルモが子供たちに向けて帽子のことや靴のことを学んだりする番組。
* ヒーローガイ(Hero Guy)
: 2001年から2004年まで放送されたコーナー(日本では2002年から放送された)。ベビーベアが空想に描いたキャラクターを主人公とした作品。テリーも何回か登場した。
* アーニーが教えてあげる(Ernie's Show and Tell)
: 2001年から放送されたコーナー。子供たちがゲストとして登場し、アーニーが進行していた。
* アーニーをさがせ!(Journey to Ernie)
: 2002年から放送されたコーナー。ビッグバードがいろんな街(アニメ映像)などでアーニーを探すという内容だった。[[ウォーリーをさがせ!]]みたいなものである。
* モンスタークラブハウス(Monster Club House)
: 2002年から(日本では2003年から2004年まで)放送されたコーナー。ムーバー(シーズン33からグーゲル)、メル、ナーフ、グルーグル(シーズン33からフィービー)の4人がクラブハウスの中で何か楽しいことをするという内容だった。ホラティオ・ザ・エレファントも度々だが登場していたことがある。
== 映画作品 ==
* {{仮リンク|セサミストリート ザ・ムービー: おうちに帰ろう、ビッグバード!|label=おうちに帰ろう、ビッグバード!|en|Sesame Street Presents: Follow That Bird}}(Sesame Street Presents: Follow That Bird)
: [[1985年]]8月2日に公開された長編映画、日本では[[ビデオスルー|DVDスルー]]で[[2009年]]4月8日に発売された。
* [[エルモと毛布の大冒険]](The Adventures of Elmo in Grouchland)
: [[1999年]]10月1日に公開された長編映画、日本では2000年7月29日に公開された。
* セサミストリート(原題・邦題未定)配給:[[ワーナーブラザース]]
: [[2022年]]1月14日公開の映画(日本での公開は未定)。
: アメリカでは[[2021年]]1月15日<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.cinemacafe.net/article/2019/03/13/60686.html |title=映画版「セサミストリート」と「トムとジェリー」の全米公開日が決定! |publisher=シネマカフェ|accessdate=2020-11-09}} </ref>に公開される予定だったが、[[新型コロナウイルス感染症の世界的流行_(2019年-)|新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行]]の影響で同年6月4日に変更されるも<ref> {{Cite web|和書|url= https://twitter.com/eigahiho/status/1151253182162489345 |title=『セサミストリート』映画化の全米公開日が、2021年1月15日から同年6月4日に延期! |publisher=[[映画秘宝]]|accessdate=2020-11-09}} </ref>、2022年1月14日に再延期されている<ref> {{Cite web|和書|url=https://twitter.com/eigahiho/status/1205249125010137089 |title=アン・ハサウェイ主演による『セサミストリート』映画が延期。|publisher=映画秘宝|accessdate=2021-03-09}} </ref>。
== ドキュメンタリー作品 ==
* [[ストリートギャング セサミストリートにたどり着くまで]](監督:[[マリリン・アグレロ]])
: 2021年4月23日に[[サンダンス映画祭]]で公開されたドキュメンタリー映画、同年5月7日にはHBO Maxで配信された。日本では2023年9月23日から2024年6月22日まで[[Netflix]]で配信され、2024年6月23日から「ストリートギャング セサミストリートが誕生するまで」というタイトルでU-NEXTで配信されている([https://www.video.unext.jp/title/SID0102981 参照])。このタイトルの由来はジャーナリストで作家のマイケル・デイビスが書いた実話の本『{{仮リンク|Street Gang: The Complete History of Sesame Street|en|Street Gang}}』から来ている。日本語音声・字幕あり。Netflix配信時では日本語版スタッフ・キャストが無かったが、U-NEXT配信時に初めて付いた。
* Through Our Eyes 小さな瞳に映る世界
: 2021年7月21日にHBO maxで配信された短編ドキュメンタリー、日本でも[[U-NEXT]]で配信されている([https://video.unext.jp/title/SID0065298 参照])<ref name="U-NEXT"/>。
== テレビ以外の日本でのメディア展開 ==
=== インターネットコンテンツ ===
* 2003年11月からインターネット・サービス・プロバイダの[[DION]]では、教育コンテンツとして「セサミBB」を提供していたが、2006年9月30日にサービスが終了となった。
* [[テレビ東京ブロードバンド]]によるセサミストリートの公式モバイルサイト<!-- が、現在も各キャリア毎に提供されている。 -->
* 2009年10月から、以前からあったPC版の公式サイトの運営主体が、米国のセサミワークショップ(エージェント:株式会社ウィーヴ)に引き継がれている。内容も一新され、米国のサイトへのリード役と日本独自の情報発信の二つの役割を担っている。
* [[定額制動画配信サービス]]の[[Hulu]]([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]グループ)でも2014年6月からの一時期、本番組(英語版のみ)と「エルモズワールド」(英語版・日本語吹替版)の一部シーズンを配信していたことがある<ref>{{Cite web|和書|title=Huluにセサミストリートがやってくる! 6月26日から日本初登場のシーズンを配信開始|url=https://news.hulu.jp/sesamestreet/|date=2014-06-26|accessdate=2020-05-18|publisher=|website=HJホールディングス}}</ref>。
* 2015年に、[[YouTube]]に[https://www.youtube.com/channel/UCEQUPKIGWd9gCitecH1S_fA/featured Sesame Street Japan]を開設した。配信内容は、主に英語版の字幕版・吹き替え版<ref group="注釈">YouTube版の日本語吹き替えでは、大半がNHK(USJ)版とテレビ東京版とDVD版の声優が担当している。</ref>のほかに新作、セサミストリート:ELMO IN JAPANを投稿している。
* 2021年11月にU-NEXTが本番組の日本独占配信契約を締結。同月12日からテレビ番組や読み聞かせ動画、電子書籍の配信を開始することを発表した([[#U-NEXTでの配信]]を参照のこと)<ref>{{Cite web|和書|title=U-NEXT、セサミストリートの日本独占配信契約を締結--キッズ領域リニューアルへ|url=https://japan.cnet.com/article/35179347/|website=CNET Japan|date=2021-11-11|accessdate=2021-11-11}}</ref>。
* 2022年4月にYouTubeにて公開された「[[THE FIRST TAKE]]」において、[[日向坂46]]とのコラボレーションを行い、同メンバーの3人([[加藤史帆]]・[[上村ひなの]]・[[髙橋未来虹]])がエルモ、ジュリア、クッキーモンスターと共演した<ref name=":4" />。
== テーマパーク ==
=== アメリカ合衆国 ===
1980年7月に[[ペンシルベニア州]][[フィラデルフィア]]に「セサミプレイス」を開園。さらに2019年3月、テレビシリーズ50周年を記念して、[[フロリダ州]]にある[[シーワールド]]・オーランド内に「セサミストリートランド」をオープンした。
=== 日本 ===
[[東京都]][[あきる野市]]に「[[東京セサミプレイス]]」(1990年10月1日開園)という、セサミストリートをテーマにした[[テーマパーク]]があった([[東京サマーランド]]・東京ムツゴロウ動物王国に隣接)が2006年12月31日に閉園した。
[[大阪市]]にある[[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン]](USJ)では「[[セサミストリート 4-D ムービーマジック]]」があり、セサミストリートのキャラクターたちによる園内随所でのライブショーやウォークアラウンドも盛んに行われている<ref group="注釈">アトラクションやショーにおけるキャラクターの声は、NHK版の声優が担当。</ref>。2011年3月31日に10周年を迎えたユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、14番のシアターにて、「セサミストリートのハッピーサプライズ」のショーが行われていた(2011年2月28日 - 2012年2月26日)。
== セサミストリートマーケット ==
日本において、公式のグッズ販売や飲食をセサミストリートマーケットとして事業展開している<ref>[https://sesamestreetmarket.jp/brand/Page/about.aspx セサミストリートマーケット公式サイト](2024年8月6日閲覧)</ref>。オンライン通販のほか、実店舗「セサミストリートマーケット」を、東京の[[池袋]]地区にある[[サンシャインシティ]]内で2023年11月30日にオープンした<ref>[世界エンタメ事情]「セサミストリート」東京・池袋に複合店 物販やカフェ、世界観を体験『[[日経MJ]]』2023年12月12月15日アジア・グローバル面</ref>。
== 打ち切り騒動と放送局移管 ==
=== 補助金減額・中止騒動 ===
制作局であるPBS([[公共放送サービス]])は[[公共放送]]ではあるが、日本のNHKやイギリスのBBCなどとは異なり、視聴者に[[受信料]]の支払いを求めない代わりに[[アメリカ合衆国連邦政府]]や各州政府による補助金、民間からの寄付金などによって賄われている。この為、議会議員の中から政府補助金の減額または取り止めを示唆する発言が行われる事もあり、結果的に本番組を巻き込む騒動に発展する事が度々発生している<ref name=":3">{{Cite web|和書|title=「セサミストリートを守れ」 米大統領選を前にワシントンでデモ行進|url=https://www.cnn.co.jp/business/35024006.html|website=CNN.co.jp|accessdate=2021-11-23|date=2012-11-05}}</ref><ref name=":2">{{Cite web|title=CPAC president said PBS should be defunded for 'Sesame Street' having an Asian-American muppet|url=https://www.businessinsider.com/cpac-head-wants-defund-pbs-sesame-street-asian-american-muppet-2021-11|website=Business Insider|accessdate=2021-11-21|first=Tom|last=Porter|date=2021-11-17}}</ref>。
2012年10月に行われた[[2012年アメリカ合衆国大統領選挙|アメリカ大統領選挙]]前のテレビ討論で[[共和党 (アメリカ合衆国)|共和党]]の[[ミット・ロムニー]]候補がPBSへの補助金打ち切り政策の一例として「人気キャラクターの『ビッグバード』は好きだが、中国から借りた金([[財政赤字]])を増やしてまで国が支援すべきではない」と番組終了を匂わす発言をしたため、[[デモ活動|抗議デモ]]まで発生した<ref name=":3" /><ref>{{Cite web|和書|title=「セサミストリート」ビッグバードがクビ?米大統領候補ロムニー氏の発言が話題に|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0046605|website=シネマトゥデイ|accessdate=2021-11-23|date=2012-10-05}}</ref>。この発言に[[民主党 (アメリカ合衆国)|民主党]]が、ロムニーはウォール街の富裕層を優遇する姿勢だという概要の[[ネガティブ・キャンペーン]]CMを放送、これに対し共和党は「大統領は国民でなく、ビッグバードを助けるのに躍起になっている」と弁解している<ref>{{Cite web|和書|title=米大統領選オバマ勝利!ロムニー口撃のこのCMが効いた?|url=https://www.j-cast.com/tv/2012/11/07153020.html|website=J-CASTテレビウォッチ|date=2012-11-07|accessdate=2021-11-23}}</ref>。
2021年11月、セサミワークショップは番組初の[[アジア系アメリカ人]]マペットとして、[[韓国系アメリカ人]]の新キャラクターであるジヨンが同月放送の特別番組にて登場することを発表した<ref>{{Cite web|和書|title=「セサミストリート」に初のアジア系マペット。大坂なおみさんも登場し、人種差別を考える|url=https://www.huffingtonpost.jp/entry/sesame-street-debuts-ji-young_jp_619309ade4b05e93cbb40a79|website=ハフポスト|date=2021-11-16|accessdate=2021-11-21}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=セサミストリートに韓国系の新キャラクター、感謝祭の特別番組で登場へ|url=https://www.cnn.co.jp/showbiz/35179517.html|website=CNN.co.jp|accessdate=2021-11-21|date=2021-11-16}}</ref>。これに対し、一部の保守系有力者が不満を示し、「公営放送PBSは正気ではない。我々はPBSに対する資金支援を中止すべき」との旨を[[Twitter]]に投稿したことが報じられた<ref name=":2" /><ref>{{Cite web|和書|title=子供番組の韓国系キャラクター登場に米国保守派議員「正気か」|url=https://web.archive.org/web/20211118121049/https://japanese.joins.com/JArticle/284944?sectcode=A00&servcode=A00|website=中央日報|accessdate=2021-11-21|date=2021-11-18}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=「セサミストリート」初の韓国系キャラクターに…「正気か」と米保守系有力者が不快感|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/18/2021111880194.html|website=[[朝鮮日報]]日本語版|accessdate=2021-11-21|date=2021-11-18}}</ref>。
=== HBOへの移管 ===
PBSからの協賛金が減らされていることに加え、インターネット動画配信サービスの普及に伴い、番組DVDや[[ビデオグラム|ビデオソフト]]などの売上も落ちていることから、2015年秋からタイム・ワーナー(現・ワーナーメディア)系列の有料ケーブルチャンネル「[[HBO]]」で本番組の新作を優先的に放送することになった<ref name=":1" />。この合意に伴う制作資金の確保により、制作本数が増加したり、スピンオフシリーズの制作やインターネット上でのオンライン事業などといった新たなビジネスの展開でできるようになった<ref name=":1" />。その一方で、有料チャンネルHBOを契約できない世帯にいる子どもへの選別の問題が生じた。これについては、HBOでの新作独占放映権が消滅する9か月後に、PBSが遅れネットすることで解決した<ref name=":1" />。しかし、資金を出すHBOが番組に干渉して、これまでの制作手法や内容が変わる可能性も指摘されている<ref name=":1" />。さらに、PBSは重要番組を手放すことにより、公共放送における責任を放棄しているとの批判の声も残る<ref name=":1" />。
== その他 ==
当番組で使われている数字・アルファベットの書式は[[Futura]]が多く使われているが、数字の「1」は上部のひげ飾りの部分が省略され小文字の「l」とほぼ似ている。「4」は斜線部と縦棒がつながっていない形になっている。
2018年11月16日、日本の[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサルミュージック]]から洋楽のクリスマスソングを収録した[[コンピレーション・アルバム]]である『ワンダフル・クリスマス』(規格品番:PROT-1238)が[[タワーレコード]]限定で発売され、そのジャケットデザインに『セサミストリート』のマペットキャラクター(イラスト)が起用された<ref name="tower">[https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000274.000025445.html タワレコのクリスマス、今年はセサミストリートとコラボが決定。11/16~「クリスマスキャンペーン2018」スタート!] [[PRTIMES]]/タワーレコード(2018年11月2日)2024年8月6日閲覧</ref>。なお、ジャケットにマペットキャラクターが描かれているが、アルバムに『セサミストリート』およびマペット関連の曲は一切収録されていない<ref name="tower" />。同アルバムは2020年11月13日に同品番で再発売されているが、再発売盤はジャケットデザインが変更されており、マペットキャラクターは起用されていない<ref>[https://tower.jp/item/4819300/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%EF%BC%9C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E9%99%90%E5%AE%9A%EF%BC%9E ワンダフル・クリスマス<タワーレコード限定>]TOWER RECORDS ONLINE(2023年2月26日閲覧)</ref>。
2019年に番組開始50年になるのを記念して、同年5月にニューヨーク市内の通りに「セサミストリート」が実際に命名された<ref>{{Cite web|和書|url=https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3663406.html|title=「セサミストリート」50周年、NYにあの通りが…|accessdate=2019-05-02|publisher=TBSテレビ(2019年5月2日作成)|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190505080131/http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3663406.html|archivedate=2019-05-05}}</ref>。HBOが制作している人気[[テレビドラマ|ドラマ番組]]との[[コラボレーション]]も行い、エルモが『[[ゲーム・オブ・スローンズ]]』に、クッキーモンスターが『[[ウエストワールド (テレビドラマ)|ウエストワールド]]』にそれぞれゲスト出演している動画が公開された<ref>{{Cite web|和書|title=海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』:セサミストリートのエルモと共演|url=https://kaigai-drama-board.com/posts/19744|website=海外ドラマboard|accessdate=2020-05-18|publisher=|date=2019-04-19}}</ref>。
2023年10月30日、ハリウッド・レポーターは、セサミストリートが長年の「雑誌」フォーマットを廃止し、11分のストーリーセグメントを2つと新しいアニメーションシリーズ「Tales from 123」と組み合わせた、より物語的なフォーマットを選択すると報じた。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
<!--
<references group="episode"/>-->
== 関連項目 ==
* [[セサミストリートに登場するマペット]]
* [[セサミストリートのエピソード一覧]]
* 教育番組
** [[ジ・エレクトリック・カンパニー|英語とあそぼう エレクトリック・カンパニー]] :かつて日本で放送していた、セサミワークショップ制作のテレビ番組。
** [[セサミえいごワールド]]:日本ではセサミストリートのコーナーで放送、ティンゴを真殿光昭が演じた。
** [[ライオンたちとイングリッシュ]]:この番組でビッグバードとアーニーとバートが[[カメオ出演]]。
* ショートコーナー
** [[エルモズワールド]]:セサミストリートのコーナーで放送、後に独立。
** [[バートとアーニーのだいぼうけん]]:バートとアーニーが大活躍するショートアニメ。
* [[123 Slaughter Me Street]]:この番組のパロディであるゲーム。
== 外部リンク ==
=== 英語 ===
* [https://www.sesameworkshop.org/ Sesame Workshop]{{en icon}}
* [https://www.sesamestreet.org/ Sesame Street]{{en icon}}
* {{YouTube channel|SesameStreet|SESAME STREET}}
* [https://www.mockofun.com/template/sesame-street-sign-template/ Sesame Street Sign Template]
* [https://muppet.fandom.com/wiki/Muppet_Wiki マペットWiki]{{en icon}}:たくさんいる各マペットを紹介しているWikiサイト
** [https://muppet.fandom.com/wiki/Category:Sesame_Street_Episode_Guide 各回のストーリー・スキット紹介]{{en icon}}:1969年の初回放送やテスト放送も紹介。
=== 日本語 ===
* [https://www.sesamestreetjapan.org/ Sesame Street Japan]
* {{Twitter|sesamejapan|セサミストリート公式}}
* {{Facebook|SesameStreetJapan|セサミストリート}}
* {{Instagram|sesamestreetjapan|セサミストリート公式}}
* {{YouTube|c=UCEQUPKIGWd9gCitecH1S_fA|セサミストリート日本公式}}
* [https://www.usj.co.jp/web/ja/jp/attractions/sesame-street-4-d-movie-magic/ USJ セサミストリート 4-D ムービーマジック]
* [https://web.archive.org/web/19980529185600/http://www.nhk.or.jp/sesame/index.html NHKの番組ホームページ(1998年のウェブアーカイブ)]
* {{NHK放送史|D0009020010_00000|セサミストリート}}
* [https://video.unext.jp/browse/feature/FET0010223 U-NEXT「セサミストリート」](字幕・吹替(一部を除く) 動画は{{要購読}})
{{前後番組
|放送局 = [[NHK教育テレビジョン|NHK教育テレビ]]
|放送枠 = 日曜日 19:00 - 20:00
|番組名 = セサミストリート<br />(1972年4月9日 - 1973年4月1日)
|前番組 = [[現代の科学]]<br />(1971年4月11日 - 1972年4月2日)
|次番組 = セサミストリート(再放送)<br />(1973年4月8日 - 1975年4月6日)
|2番組名 = セサミストリート<br />(1981年4月12日 - 1982年4月4日)
|2前番組 = セサミストリート(再放送)<br />(1976年4月11日 - 1981年4月5日)
|2次番組 = [[スペイン語講座]](再放送)<br />(1982年4月11日 - 1984年4月1日)<br />※19:00 - 19:30<hr />[[フランス語講座]](再放送)<br />(1982年4月11日 - 1984年4月1日)<br />※19:30 - 20:00
|3放送局 = NHK教育テレビ
|3放送枠 = 土曜日 15:00 - 16:00
|3番組名 = セサミストリート<br />(1973年4月7日 - 1975年4月5日)
|3前番組 = [[若い広場]](再放送)<br />(1967年4月8日 - 1973年3月31日)
|3次番組 = [[あすの村づくり]](再放送)<br />(1975年4月12日 - 1976年3月20日)
|4放送局 = NHK教育テレビ
|4放送枠 = 日曜日 9:30 - 10:00
|4番組名 = セサミストリート<br />(1975年4月13日 - 1976年3月28日)
|4前番組 = [[テレビスポーツ教室]]<br />(1973年4月8日 - 1975年4月6日)<br />【土曜日 18:00 - 19:00に移動】
|4次番組 = テレビスポーツ教室(再放送)<br />(1976年4月11日 - 1981年3月22日)<br />※9:00 - 10:00
|5放送局 = NHK教育テレビ
|5放送枠 = 日曜日 10:00 - 10:30
|5番組名 = セサミストリート<br />(1975年4月13日 - 1981年4月5日)
|5前番組 = テレビスポーツ教室<br />(1973年4月8日 - 1975年4月6日)<br />【土曜日 18:00 - 19:00に移動】
|5次番組 = テレビスポーツ教室(再放送)<br />(1981年4月12日 - 1982年4月4日)
|6放送局 = NHK教育テレビ
|6放送枠 = 日曜日 10:30 - 11:00
|6番組名 = セサミストリート<br />(1976年4月11日 - 1981年4月5日)
|6前番組 = [[福祉の時代]]<br />(1975年4月13日 - 1976年4月4日)<br />【土曜日 12:30 - 13:00に移動】
|6次番組 = テレビスポーツ教室(再放送)<br />(1981年4月12日 - 1982年4月4日)
}}<!--『読売新聞』(縮刷・関東版) 1967年(昭和42年)4月8日 - 1984年(昭和59年)4月1日、テレビ欄から-->
{{center|'''※1982年度から1987年度まではNHK教育テレビでの放送無し'''}}
{{前後番組
|放送局 = NHK教育テレビ
|放送枠 = 日曜日 17:00 - 18:00
|番組名 = セサミストリート<br />(1988年4月10日 - 1990年4月1日)
|前番組 = [[お元気ですか (テレビ番組) |お元気ですか]](再放送)<br />(1985年4月7日 - 1988年4月3日)<br />※17:00 - 17:30<hr />[[ビジネスウィークリー]]<br />(1986年4月13日 - 1988年4月3日)<br />※17:30 - 18:40
|次番組 = セサミストリート(再放送)<br />(1990年4月8日 - 1992年4月5日)
|2放送局 = NHK教育テレビ
|2放送枠 = 金曜日 18:00 - 19:00
|2番組名 = セサミストリート<br />(1990年4月6日 - 1992年4月3日)
|2前番組 = [[油絵入門II]]<br />(1989年10月6日 - 1990年3月30日)<br />※18:00 - 18:30<hr />[[英語会話I]](再放送)<br />(1984年4月6日 - 1990年3月30日)<br />※18:30 - 19:00
|2次番組 = [[6時だ!ETV]](金曜日)<br />(1992年4月10日 - 1993年4月2日)<br />※18:00 - 18:25<hr />[[国際宇宙年]]<br />(1992年4月10日 - 6月12日)<br />※18:25 - 18:30<hr />[[中学生日記]](再放送)<br />(1992年4月10日 - 1993年4月2日)<br />※18:30 - 19:00
|3放送局 = NHK教育テレビ
|3放送枠 = 土曜日 18:00 - 19:00
|3番組名 = セサミストリート<br />(1992年4月11日 - 1993年4月3日)<br />【当番組のみ『6時だ!ETV』枠】
|3前番組 = [[産業情報|産業情報'92]]<br />(1991年4月6日 - 1992年4月4日)<br />【日曜日 17:00 - 18:00に移動】
|3次番組 = [[海外ドキュメンタリー]]<br />(1993年4月10日 - 1995年4月1日)<br />※18:00 - 18:45<hr />[[みんなのうた]]<br />(1993年4月10日 - 1994年4月2日)<br />※18:45 - 18:50<hr />[[アンニョンハシムニカ・ハングル講座]](再放送)<br />(1993年4月10日 - 1995年4月1日)<br />※18:50 - 19:10
|4放送局 = NHK教育テレビ
|4放送枠 = 日曜日 18:00 - 18:55
|4番組名 = セサミストリート<br />(1993年4月11日 - 1999年4月4日)
|4前番組 = 6時だ!ETV(日曜日)<br />(1992年4月12日 - 1993年4月4日)<br />※18:00 - 18:45<hr />[[名曲アルバム|名曲アルバム選]](5分×3)<br />(1992年4月12日 - 1993年4月4日)<br />※18:45 - 19:00
|4次番組 = [[大草原の小さな家 (テレビドラマ)|大草原の小さな家]]<br />(1999年4月11日 - 10月3日)<br />※18:00 - 18:45<hr />[[やってみようなんでも実験]]<br />(1999年4月11日 - 2000年3月19日)<br />※18:45 - 19:10
|5放送局 = NHK教育テレビ
|5放送枠 = 日曜日 18:55 - 19:00
|5番組名 = セサミストリート<br />(1993年4月11日 - 1997年3月30日)<br />【5分縮小して継続】
|5前番組 = 名曲アルバム選(5分×3)<br />(1992年4月12日 - 1993年4月4日)<br />※18:45 - 19:00
|5次番組 = 名曲アルバム<br />(1997年4月6日 - 1999年4月4日)
|6放送局 = NHK教育テレビ
|6放送枠 = 土曜日 7:35 - 7:40
|6番組名 = セサミストリート<br />(1999年4月10日 - 2003年4月5日)<br />【5分縮小して継続】
|6前番組 = [[日本の伝統芸能 (NHK)|日本の伝統芸能]]<br />(1998年4月11日 - 1999年4月3日)<br />※7:10 - 7:40<br />【土曜日 12:00 - 12:30に移動】
|6次番組 = [[NHK俳句|NHK俳壇]]<br />(2003年4月12日 - 2004年4月3日)<br />※7:10 - 7:40<br />【日曜日 8:00 - 8:30から移動】
|7放送局 = NHK教育テレビ
|7放送枠 = 土曜日 7:40 - 8:30
|7番組名 = セサミストリート<br />(1999年4月10日 - 2004年4月3日)
|7前番組 = セサミストリート(再放送)<br />(1997年4月12日 - 1999年4月3日)<br />※7:40 - 8:35
|7次番組 = [[NHK短歌|NHK歌壇]]<br />(2004年4月10日 - 2005年4月2日)<br />※7:30 - 8:00<br />【50分繰り下げて継続】<hr />NHK俳壇<br />(2004年4月10日 - 2005年4月2日)<br />※8:00 - 8:30<br />【50分繰り下げて継続】
}}<!--『読売新聞』(縮刷・関東版) 1985年(昭和60年)4月7日 - 2005年(平成17年)4月2日、テレビ欄から-->
{{前後番組
|放送局 = [[テレビ東京]]系
|放送枠 = [[テレビ東京系列日曜朝のアニメ・子供向け番組ゾーン|日曜日 9:00 - 9:30]]
|番組名 = セサミストリート(日本版)
|前番組 = [[ズッコケ三人組|それいけ!ズッコケ三人組]]
|次番組 = [[ぷるるんっ!しずくちゃん|ぷるるんっ!しずくちゃん あはっ☆]]<br/>※土曜日9:30から移動・改題
|2放送局 = テレビ東京系
|2放送枠 = 月曜日 - 金曜日 6:40 - 6:45
|2番組名 = プチプチ!セサミストリート<br/>プチプチ!セサミストリート(再放送)
|2前番組 = [[みどりのくにのこえだちゃん]]
|2次番組 = [[アニ☆研]]
|3放送局 = [[BSジャパン]]
|3放送枠 = 水曜日 18:00 - 18:30
|3番組名 = セサミストリート
|3前番組 = 究極!!にっぽんの職人<br />※17:25 - 18:25<hr />[[陸奥圓明流外伝 修羅の刻]]<br />※18:25 - 18:55
|3次番組 = [[ネイチャーランド]]
}}
{{セサミストリート}}
{{Eテレキッズ}}
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:せさみすとりいと}}
[[Category:セサミストリート|*]]
[[Category:公共放送サービス]]
[[Category:アメリカ合衆国のテレビ番組]]
[[Category:1972年のテレビ番組 (日本)]]
[[Category:NHK教育テレビジョンの子供向け番組]]
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[[Category:テレビ東京の子供向け番組]]
[[Category:人形劇番組]]
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