「神の抵抗軍」の版間の差分
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=== 背景 ===
1986年1月[[アチョリ]]出身の[[ティトー・オケロ]]大統領が南西部を支持基盤とする[[ヨウェリ・ムセベニ]]の[[国民抵抗軍]]
=== 初期 ===
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2008年12月30日、キリスト教系国際慈善団体カリタス(本部[[ヴァチカン]])は、LRAがその前週のクリスマス期間中に、コンゴ民主共和国(旧ザイール)北部で住民約480人を殺害したとする声明を出した。この声明によれば、スーダン国境沿いにあるファラジェで25、26の両日、教会などがLRA部隊に襲われ、約150人が死亡したほか、少なくとも4地域でも同様の襲撃があり、計336人が殺害された。また、避難民は6,500人に上り、拉致された子供もいるという。
2010年3月27日、国際人権団体の[[ヒューマン・ライツ・ウオッチ]]は、2009年末、LRAが少なくとも民間人321人を殺害、女性ら250人を拉致したとする報告書を発表した<ref>{{Cite web|url=http://www.cnn.co.jp/world/CNN201003280018.html|title= 住民321人を殺害、250人拉致 コンゴの反政府武装組織|date=2010年3月28日|publisher=CNN.co.jp|accessdate=2010-03-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20100401123947/http://www.cnn.co.jp/world/CNN201003280018.html|archivedate=2010-04-01}}</ref>。また、拉致された者には、少なくとも子供80人が含まれるという。この報告書によると、この虐殺が起きたのは2009年12月14日から17日までで、少なくとも10カ所の村落が襲撃され、住民は[[斧]]や[[鉈|なた]]、大型の木製棒などで惨殺されたという。また、被害から逃れた村民によると、拉致された子供は、命令に従わない子供を殺害するよう強制されているという。ヒューマン・ライツ・ウオッチは、LRAによる23年間の武装闘争の中でこの虐殺は最悪の規模だと非難した。また、この虐殺が数か月も表面化しなかったことについて、コンゴ民主共和国とウガンダの両政府の責任にも言及している。
同時に、コンゴ民主共和国北東部に展開する国連平和維持軍約1,000人による住民保護は不十分な態勢にあると指摘している。同国政府は「神の抵抗軍は国内の治安維持で重大な脅威でない」と主張していた。
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