「Apple IIc」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m Bot作業依頼: Apple関連記事の改名に伴うリンク修正依頼 (Template:1997年以前のApple製ハードウェア) - log |
編集の要約なし |
||
(5人の利用者による、間の5版が非表示) | |||
43行目:
| related =
| website = <!--{{URL|example.org}}-->
}}{{複数の問題
| 脚注の不足 = 2025年3月
| 独自研究 = 2025年3月
}}
{{lang|en|'''Apple IIc'''}}(アップル
== 概要 ==
[[1977年]]に発表された
販売数の増加と共に
▲1977年に発表された[[Apple II]]は、[[キーボード (コンピュータ)|キーボード]]一体型のケースに収容された拡張性の高い[[マイクロコンピュータ]]として一世を風靡し、非常に多くのユーザーに支持された。
ちなみに、従来型のケースに収められていたApple IIeは、1987年以降はケースのカラーをプラチナグレーに変更するなどのアップデートを受けつつ1993年まで生産が続けられており、Apple IIcは、あくまでも
▲販売数の増加と共に[[Apple II]]は幾度かのアップデートを受け、Apple II Plusに、そして1983年発売のApple IIeへと進化していったが、従来、同じ基本設計のまま7年間にわたって使われてきた拡張性の高いベージュ色のケースを捨てて、白くスリムなキーボード一体型ケースに収められたコンパクトタイプの[[Apple II]]シリーズとして1984年に発表されたのがApple IIcである。
▲ちなみに、従来型のケースに収められていたApple IIeは、1987年以降はケースのカラーをプラチナグレーに変更するなどのアップデートを受けつつ1993年まで生産が続けられており、Apple IIcは、あくまでも[[Apple II]]シリーズのバリエーションの一つであって、IIeの後継機種であった訳では無い。
また1986年のApple II GSの登場後も、アップグレードされたApple IIc+の生産が1990年まで続けられていた。従って、1986年から1990年までの約3年の間は、Apple IIシリーズとして3機種の選択肢が存在していたことになる。▼
▲また1986年の[[Apple
== 特徴 ==
62 ⟶ 63行目:
また、その可搬性を強化するために、モノクロ表示の小型[[液晶ディスプレイ]]もオプションで用意されていた。1984年当時公開されたSF映画『[[2010年_(映画)|2010年]]』(『[[2001年宇宙の旅]]』の続編)では、主人公が海辺で液晶ディスプレイ付のApple IIcを使っているシーンが登場している。
ただし、Apple IIc自体は[[二次電池|バッテリ
ともあれ著名なデザイン集団である[[フロッグデザイン]]の手による未来的な白いケースと、同デザインのスタイリッシュな[[ブラウン管|CRT]][[ディスプレイ (コンピュータ)|モニタ]](9インチのモノクロおよび12インチのカラーの2種類)が組み合わされた姿は、デザインに敏感な多くのユーザーを魅了した。後日、IIcと同じ「スノー・ホワイト」と呼ばれるデザインランゲージで構成された[[プリンター]]製品の「イメージライターII」はグッド・デザイン賞を受賞している。
その後、初期の[[Macintosh]]シリーズのデザインで一躍名をはせることになるフロッグデザインにとって、このIIcは初めての
特にIIcのキーボードに採用されたフラットなデザインのキートップは、後のApple
またIIcは、Apple IおよびApple IIシリーズの開発者であった[[スティーブ・ウォズニアック]]の手を離れて、[[スティーブ・ジョブズ]]が主導したプロジェクトであることも知られており、拡張性よりもオールインワンでの使い勝手を追求し、「コンパクトなボディに必要な機能を納め、原則としてエンドユーザ
しかしながら、8個の[[拡張カード]]用スロットを持ち、ユーザーの要求に合わせた様々な機能強化が可能であった従来のApple IIシリーズに比べて、拡張性を廃したApple IIcは市場に大きくは受け入れられず、当初の販売は伸び悩んだ。
同じデザイン思想であったとは言え、かたやMacintoshが[[グラフィカルユーザインタフェース|GUI]]による利用を前面に押し出した、当時としては全く新しい方向性を持つ(ただし非常に高価な)パーソナルコンピュータだった事に対し、あくまでもApple IIシリーズの一機種として認知されたIIcは、従来のApple IIユーザ
Apple IIcの最終的な販売台数は公式には発表されていないが、総計500万台を生産したと言われているApple IIシリーズ(もちろん、これは
1988年9月には、Apple IIc Plusとしてアップデートされ、CPU速度及びRAM搭載量が強化されたほか、内蔵
結局、Apple IIc Plusの生産は1990年まで続いたが、最後まで生産されたApple IIシリーズの座は初代Apple IIの直系であるApple IIe Platinum(1993年生産終了)のものとなり、IIcはApple
しかしながら、製品の外観に全く無頓着であった
== 主な仕様 ==
[[Image:Apple IIc Plus (side).jpg|thumb|right|300px|Apple IIc Plus: 3.5インチのフロッピーディスクドライブ搭載]]
=== Apple IIc ===
*プロセッサ:[[
*メインメモリ:128KB(最大1MB)
*ディスクドライブ:140KBの5.25インチ フロッピーディスクドライブ搭載
*電源アダプター<ref>[http://mith.umd.edu/vintage-computers/items/show/55 Power Supply IIc]</ref>
=== Apple IIc Plus ===
*プロセッサ
*メインメモリ:128KB(最大1MB)
*ディスクドライブ:800KB 3.5インチ フロッピーディスクドライブ搭載
115 ⟶ 116行目:
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:
[[Category:
|