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[[File:Saitama Institute of Health 1.JPG|300px|right|thumb|埼玉県衛生研究所]]
'''埼玉県衛生研究所'''(さいたまけんえいせいけんきゅうじょ)は、[[埼玉県]][[吉見町]]江和井にある[[地方衛生研究所]]である。
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== 歴史 ==
* [[1950年]]([[昭和]]25年)10月 - [[大宮市]]浅間町に食品衛生試験所を新設し、食品、環境、衛生獣医などに関する試験検査業務を開始した<ref name=":0">{{Cite web |title=沿革 |url=https://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/eikenenkaku.html |website=埼玉県 |access-date=2025-03-08 |language=ja |last=埼玉県}}</ref>。庁舎は[[プレハブ]]であった。
* [[1953年]](昭和28年)2月 - 大宮市吉敷町1丁目124番地に庁舎を新設、細菌検査所と食品衛生試験所の業務を合併し、'''埼玉県衛生研究所'''が設立<ref name=":0" />。試験・検査・研究業務を行うことになった。
* [[1957年]](昭和32年)11月 - 放射能研究室を新設<ref name=":0" />
* [[1962年]](昭和37年)6月 - 県議会において、[[公害]]発生施設等の届出、知事の措置命令権等を内容とする「埼玉県公害防止条例」が制定。
* 1962年(昭和37年)9月 - ウイルス研究室を新設<ref name=":0" />
* [[1963年]](昭和38年)3月 - 「埼玉県公害防止審議会」を設置。
* [[1964年]](昭和39年)4月 - 衛生部環境衛生課に公害係が新設され、公害問題を専門的に処理する体制が整えられた。
* [[1968年]](昭和43年)4月 - 公害問題はますます深刻化してきたため、衛生部環境衛生課の公害係が発展的に解消され、同部に公害対策室が新設された。
* 1968年(昭和43年)11月 - 県民生活部を設置、衛生部の所管であった公害行政が移管され、公害課が設けられた。同時に、公害問題の研究体制を整備するため、衛生研究所に公害研究部(第一奉斗・第二科)が設置され、[[埼玉県公害センター]]の前身が誕生した。
* [[1970年]](昭和45年)10月 - 衛生研究所の公害研究部を発展的に解消し、新たに'''公害センター'''を設置<ref name=":0" />、庶務課及び研究部(第一科:水質関係・第二科:大気関係)、職員数13人の体制で[[大宮市]]吉敷町の衛生研究所構内で業務を開始した。
* [[1971年]](昭和46年)6月23日 - 多様化する公害問題に対処するため、[[浦和市]]大字[[上大久保 (さいたま市)|上大久保]]に公害センターの新庁舎を着工。同庁舎内に衛生研究所も同居することが決まる。
* [[1972年]](昭和47年)3月25日 - 鉄筋4階建て・延床面積5,386平方メートルの公害センターの庁舎が完成し、研究職員の増強、各種分析機器等の充実整備が行われた。また、設備や情報を相互効果的に利用できるよう、埼玉県衛生研究所との合同庁舎とされた。共用して使用する部屋も多かった(図書室・会議室など)。これまでは衛生研究所内に公害センターがあったが、これにより公害センター庁舎内に衛生研究所がある状態となった。
* [[1973年]](昭和48年)7月 - 食品衛生部(2科)を設置し、化学部を2科とし、6部12科制とした<ref name=":0" />
* [[1974年]](昭和49年)5月 - 衛生研究所敷地内に動物舎を新設<ref name=":0" />
* [[1977年]](昭和52年)4月 - 環境衛生部に廃棄物科を設置し、6部13科制とした<ref name=":0" />
* [[1979年]](昭和54年)3月 - 検査棟(放射能研究室)を新設<ref name=":0" />。昭和57年4月組織改正により環境衛生部衛生工学科、廃棄物科を公害センターに移管し、6部11科制とした。
* [[1985年]](昭和60年)4月 - 組織改正により、感染症科を疫学部から病理細菌部へ、ウイルス科を病理細菌部から疫学部へ移管した<ref name=":0" />
* [[1991年]](平成3年)4月 - 高度安全検査棟(研究棟)を新設<ref name=":0" />
* [[1998年]](平成10年)1月 - [[埼玉県環境科学国際センター]]が着工される。
* [[1999年]](平成11年)7月 - 埼玉県環境科学国際センターの建物が竣工。
* [[2000年]](平成12年)4月 - 旧[[騎西町]]に埼玉県環境科学国際センターが開所。埼玉県公害センターの全機能が移転。また、組織改正により、部制から担当制へ移行した。
* [[2001年]](平成13年)4月 - 組織改正により、5保健所及び市場衛生検査センターの検査機能を衛生研究所に一元化し、本所9担当と春日部及び深谷の2支所制とした<ref name=":0" />
* [[2002年]](平成14年)4月 - 組織改正により、疫学・地域保健担当を廃止し、感染症疫学情報担当及び地域保健担当を新設し、10担当2支所とした<ref name=":0" />
* [[2004年]](平成16年)4月 - 埼玉県感染症情報センターが移管された<ref name=":0" />
* [[2006年]](平成18年)3月 - 春日部支所を廃止<ref name=":0" />
* [[2014年]](平成26年)4月1日 - 老朽化などにより[[吉見町]]の廃校した吉見高等学校の校舎を改修し、移転。移転を機に最新鋭の機器を整備し、微生物検査や化学検査の精度の向上を図った。また移転により近接した深谷支所を統合。
* [[2016年]](平成28年)3月 - 桜区に所在した衛生研究所旧庁舎を解体。
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== アクセス ==
[[埼玉県道33号東松山桶川線]]沿い。
:公共交通機関は近隣には乗り入れていない<!--かつては、門の前に停留所があり、また敷地内に乗り入れる路線も存在していた-->。
 
: [[北本駅]]西口から、[[川越観光自動車]]により平日のみバス運行
:* KI-33衛生研究所行き 乗車約15分、終点「衛生研究所」にて下車(敷地内乗り入れ) ※ 朝2本のみ(研究所発夕方2本のみ)
:* KI-31荒川荘行きまたは、KI-32衛生研究所・健康づくり事業団行き 乗車約15分、「衛生研究所・健康づくり事業団」にて下車(県道上の入口前)徒歩1分
 
== 脚注 ==
<references />
== 外部リンク ==
* [httphttps://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/b0714/index.html 埼玉県衛生研究所]
 
{{Normdaten}}
== 外部リンク ==
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* [http://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/b0714/index.html 埼玉県衛生研究所]
 
{{DEFAULTSORT:さいたまけんえいせいけんきゆうしよ}}
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[[Category:桜区の建築物]]
[[Category:1953年設立の組織]]
[[Category:埼玉県の研究所]]