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'''Deep-Blueシリーズの登場人物'''('''ディープ・ブルーシリーズのとうじょうじんぶつ''')は、[[工画堂スタジオ]]・[[くまさんちーむ]]開発のアドベンチャーゲームシリーズに登場する架空の人物について記述する。主要人物の名前は航空機が由来となっている。
[[声優]]は、メディアによって違う場合「ゲーム版 / OVA版」の順に表記。
== 主人公 ==
; ナノカ・フランカ
: 声 - [[川澄綾子]] / 名前の由来は[[Su-27 (航空機)|スホーイ Su-27
: 『[[蒼い海のトリスティア]]』と『[[蒼い空のネオスフィア]]』の主人公。14
: トリスティアでもネオスフィアでも、祖父のプロスペロ・フランカに代わってナノカが帝都からやってくる展開。どちらも呼んだズリアーニ市長やグリャマンに見た目の頼りなさや知名度の低さで失望されて追い出された後、その才能に気付いて支援してくれるレイグレットやエリンシエと出会い、彼女らの
: 『暁のアマネカと蒼い巨神』ではスツーカやテンザンと共にゲスト出演し、トアラに(
; アマネカ・マッハバスター
: 声 - [[神田朱未]] / 名前の由来は[[X-1 (航空機)|ベル X-1 マッハバスター]]
: 『[[暁のアマネカと蒼い巨神]]』の主人公。14
: 過去についてはあまり詳しく描写されていないが、幼い頃に浮浪児だった
: 『白銀のカルと蒼空の女王』ではオーギと共にゲスト出演し、主にカルとトアラの二人の雰囲気を茶化してからかう役所。
; カル・ルスラン
: 声 - [[茅原実里]] / 名前の由来は[[An-124 (航空機)|アントーノフ An-124 ルスラーン]]
: ノベル『[[白銀のカル Cal&Toara]]』と『[[白銀のカルと蒼空の女王]]』の主人公。15
: ライブラリの任務の傍らに学生をやっているため勉強が遅れがちで、学業成績は常に落第の危機にあるほど悪い。トアラに勉強を教えてもらってかろうじて成績を維持する日々を送っており、エアナと並んでパシ研の「馬鹿の二大巨頭」と称される。成績の方は散々だが、代わりに高い戦闘能力を持つ。射撃戦は得意ではないものの、「Eスーツ」によるパワーアシストと近・中距離戦闘用のEテク仕掛けの装甲切断用大鉈「Eハチェット」を用いた格闘戦を得意とし、生身では手に余る相手の場合は国に代々受け継がれてきた有人型重機動兵「アルパー」を駆って戦う。特に機動兵の操縦に関しては卓越した才能を持っており、アルパーを自在に操って圧倒的な戦闘力を示す。
: 『暁のアマネカと蒼い巨神』では、初めの頃はライブラリの任務の都合でパシ研の探索を邪魔してアマネカに敵視されている。その後、カルに意趣返ししようと巡らされたアマネカの策に嵌って帝都にある拠点の一つを暴かれ、その失態を隠す
: 『白銀のカルと蒼空の女王』では、海軍高官の連続殺害事件を発端にした大規模テロの解決に奔走する。その過程で護衛対象になったエリンシエや、同僚となった特殊能力者のミルスキ、事件の背後で暗躍する人型Eウェポンのガラクシアらと絡んでいく。
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; フォーリィ・キャラット
: 声 - [[大野まりな]] / 名前の由来は[[ホーカー フューリー]]
: 15
: 『蒼い空のネオスフィア』では、空中王国ネオスフィアに新たな支店を出すために登場する。帝都のナノカ宅に寄った際に、彼女を気に入ったプロスペロから世界初の現代製Eテクのみで完全新造された小型Eシップ「ハイ・エレメンタリィ号」を譲り受けており、それを商船に交易を行って金を稼ぎ本格的な大型Eシップを購入しようとしている。また「ハイ・エレメンタリィ号」には隠された機能(テンザンと合体できる)があり、それが対レンザン戦の切り札となった。
; レイグレット・クタニエ
: 声 - [[幡宮かのこ]]
: 19
; ズリアーニ市長
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; ヴァル・ホイットリ
: 声 -なし- / [[新垣樽助]] / 名前の由来は[[九九式艦上爆撃機]]のアメリカ側コードネーム(Val)と[[アームストロング・ホイットワース ホイットレイ|ホイットレイ]]
: トリスティアの市長補佐官。レイグリットとは幼馴染。
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; ルーシー
: 声 - [[あかがわまき]] / -
: 港でひとりでいた所をフォーリィに保護された小さな女の子。この子の両親を探すために、ナノカは「ルーシーチョコレート」を開発してトリスティア中に頒布した。<ref> 後にルーシーチョコレートは帝都にもその名が知られる高級ブランドとなっている。</ref>
; ラファルー
: 声 - [[友永朱音]] / 名前の由来は[[ラファール (航空機)|ダッソー ラファール]]
: 製造年月日不明。身長161cm、体重80Kg、スリーサイズはB79W55H81。トリスティアの海中より引き上げられた箱の中で眠っていた少女。
: かつては、ラープタ、ベルクトゥ、グリーペンという3体の仲間達と200年交代で600年の眠りにつきながらトリスティアを守っていた。既に3体とも失われてラファルーが最後の1体のはずだったが、グリーペンは残骸をファイアフォックスに回収され修復されていた。ラファルーは修復されたグリーペンと違い全て純粋なオリジナルボディだが、一万年もの長きに渡る年月と幾度ものキングドラゴンとの戦闘により出力・機能面で性能が低下している。そのため、本来なら勝っているはずのグリーペン相手に総合性能で若干遅れをとっている。それでもとてつもない高性能さを誇り、パワー・戦闘能力共に現代製のあらゆる兵器が足元にも及ばない
: あまり表には出さないが体重が重いことを気にしている。
:: 声 - [[友永朱音]]/ 名前の由来は[[ミラージュIII (戦闘機)|ダッソー ミラージュ]]
:: どきどき
== 空中王国ネオスフィア ==
; エリンシエ・ヤースロップ
: 声 - [[釘宮理恵]] / 名前の由来は[[ノースロップ]]
: 11
: 『白銀のカルと蒼空の女王』では、帝国ジュニア・アカデミーへと留学してきた元女王として登場。彼女が帝国に連れてこられた根本原因は禁断のEテク「シナプシファイアー」の施術を受けたためだが、これは機密レベルの事情であるため、帝国への恭順の証にネオスフィアから人質に送られたという内容で関係各所には通達されている。帝都滞在の後見人はエイジ・ハンプデン。帝国に来てから髪型を変え、性格も変わっている。試験では学年首席であるアマネカと同点首位。アカデミーに来てから変貌した彼女の性格に関してはいくつもの報告例があり、引っ込み思案でおとなしい、舌禍事件は数知れずの毒舌家、大時代的な演説好きの雄弁家など、とても同一人物とは思えないものばかり。当初カルに対して行っていたわがままキャラもその一つで、このキャラの時はアカデミー内で因縁をつけて来た帝国至上主義者達をその頭脳で徹底的にやり込めていた。実はこれらは自分の置かれた政治的状況や汚染者に狙われている立場を鑑みて、それらをくらませるために意図的に行っていた
: 記憶転写で受け継いだ膨大な知識の中には、統一戦争中の帝国とネオスフィアで交わされた密約に関する全ての資料、かつてガラクシア王国が健在だった頃に有事の備えとしてネオスフィアに嫁いできた王族の記憶などもあり、ガラクシア王族の記憶にはEプラントが停止した際の再起動キーが含まれていた。ガラクシアがエリンシエを狙っていた理由はこの再起動キーにあり、連中に誘拐された彼女は記憶走査の
; ノキ・ウェルキン
: 声 - [[高橋美佳子]] / 名前の由来は[[ウェストランド ウェルキン]]
: 16
: 竹を割ったような性格で、自分なりに街を活性化しようと日夜奮闘している。実は母親が王族出身者であるため、王位継承権を持っている。そのため、元老院が反乱を起こすルートでは帝国に行く : ネオスフィア以降の作品には出演していないが、『白銀のカルと蒼空の女王』でのストーリーにより元老院ルートが正史とされ、現在は女王として王国を治めていると思われる。
; ゲルエリンシエ
: 声 - [[釘宮理恵]]
: 『蒼い空のネオスフィアどきどきアドベンチャー EfectiveE』に登場。エリンシエの先祖エリンシエ・ヤースロップ2世をEプラントがデータとして再現したもの。容姿は瓜二つで性格が少々悪い。標記の名前は現在の女王エリンシエ3世と区別するため
; アカハナ&アオヒゲ
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: エリンシエの叔父。エリンシエの警護やナノカとの連絡をする。いわゆる良い人なのだが、人を見る眼はあまりない。
;
: / 名前の由来は[[ウェストランド ウェルキン]]
: 平民出身の宰相で、ノキの父親。エリンシエの片腕として彼女をサポートしている。公私の区別が明確な人物で、娘の
: 『暁のアマネカと蒼い巨神』ではネオスフィアの要人として帝都万博を訪れ、帝都案内役のアマネカ、メイルと共に反帝国テロリストにより人質となる。
; グリャマン
: / 名前の由来は[[グラマン]]
: 元老院議長。貴族であるためプライドだけは高い。私腹を肥やす
; フランク・リード4世
: / 名前の由来は[[:en:Frank Reade|フランク・リード シリーズ]]
: 貴族の工房士。凋落著しいネオスフィア工房士組合の中ではそれなりに実力が高め。そんな自分に奢っているが、実際は大した腕前ではない。
; ウーラガン
: / 名前の由来は[[ウーラガン (航空機)|ダッソー・ブレゲー ウーラガン]]
: ネオスフィアに姿だけ伝わる先史パシアテ文明期のゴーレムを、フランク・リード4世が劣化再現したもの。大した性能ではないので、テンザンにあっさり破壊された。後にジュラーブリクによって高性能に強化されたウーラガン改が量産される。
; ハリー
: / 名前の由来は[[ホーカー・シドレー ハリアー]]
: ネオスフィアの工房士。工房士としてはそこそこ腕が良く、ナノカの作ったアイテムからその実力をすぐに見抜く。ジュラーブリクからもネオスフィアの工房士で唯一まともな話ができる相手と認識されている。かつては組合の筆頭工房士だったが、今ではそれを辞して元老院とは距離を置いている。ナノカの才能を見込んでおり、持てる人脈を利用して手助けしてくれることがある。
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; スツーカ
: 声 - [[小杉十郎太]] / 名前の由来は[[Ju 87 (航空機)|ユンカース Ju 87 シュトゥーカ]]
: 製造年月日は明かされていない。体長141cm、体重72Kg。統一戦争中にプロスペロが製作した、狼をビルドモデルにした戦地潜入工作用自律型
: 頭脳部分が老朽化しており、残り寿命は少ないと自認している。また希に不具合を起こしておかしな言動を取ることがあり、その際は[[都市伝説一覧|殴ると元に戻る]]。
; テンザン
: 声 - 不明(とスタッフロールに記載) / [[桐井大介]] / 名前の由来は[[天山 (航空機)|中島 B6N 天山]]
: 製造年月日は明かされていない。全高2.9m、重量3.2t(トリスティア時)。全高3.1m、重量4.2t(ネオスフィア時)。統一戦争中にプロスペロが製作した、中・軽量型の自律型戦闘用機動城塞兵(ゴーレムとも呼ばれる)。中・軽量型に分類されている機体だが、中身に発掘部品が使われている
:『蒼い空のネオスフィア』ではボディがリニューアルされて新デザインになっている(以降はこのデザインで固定)。以前追加されたスティングレイ・モードへの変形はこちらでも可能。また新機能としてフォーリィが所有する「ハイ・エレメンタリィ号」と合体し、超重量型の機動城塞兵「HI-Eテンザン」となって戦闘能力を強化する
; フェンサー
: 声 - [[岡崎雅紘]] / 名前の由来は[[Su-24 (航空機)|スホーイ Su-24]]のNATOコード(フェンサー)
: 蒼い空のネオスフィアより登場。テンザン・スツーカと同じく、プロスペロが製作した鳥型のEウェポン。その機動性を活かして、帝都のプロスペロとナノカの間で情報やメッセージの伝達を行う。大きさは鷹程度だが、一応内蔵武器を搭載しておりある程度の戦闘能力も持つ。
; アーサー・グリフェン
: 声 - 不明(声はあるがスタッフロールに記載なし) / [[中村秀利]]
: 帝国で五本の指に入る大財閥「グリフェン・コンツェルン」の会長。あまり
: 『白銀のカルと蒼空の女王』では、一連の海軍高官襲撃事件で彼も狙われたため、なんらかの関わりがあるとライブラリに目を付けられていた。またクロウサー准将からも関係者として名が挙げられていた。実は、戦時中からの後ろ暗い秘密の証拠を握るガラクシアによって脅迫されており、彼女らの材料となるEマテリアル鋼などを強制的に供給させられていた。他にも財閥の新規プロジェクトとして、海軍と共同でネオスフィア王国に空中艦隊の補給港を建設するという計画を推進していたが、それは表向きの話で、ガラクシア王国の残骸(正確にはそれに含まれる赤いオリハルコン)を回収する中継基地建設プロジェクトというのが真実の姿だった。物語後半では、帝国海軍内のガラクシアに関する一連の不祥事を隠蔽するため、全ての責任を被せられて保安警察へと売られる。切羽詰ったグリフェンは、女王時代のエリンシエとの政治絡みで生まれた縁を頼ったり、ライブラリへ自分が知る限りの全ての情報提供をすることで政府に掛け合ってもらう取引を行い、なんとか潰されることを防いだ。
;第一宰相
:帝国の重鎮の一人。『暁のアマネカと蒼い巨神』より登場。同作品において、ウィナプスの進言を受け入れてアマネカの処分を行わず、逆に存在を隠蔽して問題なしの証明を与えて放置した。また帝国政府が、ファイアフォックスの言い分が正しい可能性もあると認識している
; スベンスカ・クレメンツ
: / ヤクトファルク隊とも名前の由来は[[スベンスカ ヤクトファルク]]
: 帝国外相を務めるこの国の重鎮。大陸諸国平和条約会議の立案者で、次期宰相との呼び声も高い切れ者。帝国人も移民も異端も、全ての人間が平等に扱われる世界を造りたいという理想を持つ。ミルスキの実の父親だが、娘を遠ざけてしまった自分にはもう父親の資格が無いと考えている。しかしミルスキの事は常に案じており、資格を失った自分の代わりに娘を守ってくれる存在を欲して、特製Eウェポン「フェア・アプシエイター」を開発させた。また居場所となるヤクトファルク隊も設立した。彼の本心はフェア・アプシエイターに残留しており、それをマインド・リンクで読み取ったミルスキは確執を乗り越えることができた。
; クロウサー准将
: 海軍高官襲撃事件にライブラリ機関が介入するのを快く思わない海軍の中で、事件解決のためにライブラリと協調して捜査を行おうとした一派の一員。一派を代表してライブラリとの連絡係になっている。戦争時は諜報活動で名を馳せていた人物だが、現在は海軍のスポークスマンをしている。ライブラリに移譲されたヤクトファルク隊に、海軍からの指令を伝えるパイプ役でもある。リーンネ家と親交があり、幼いミルスキとよく会っていた。
: 実は海軍内におけるガラクシアの最大の協力者。戦争中に参謀としてビッグEに搭乗し、負傷したゲーブル艦長に代わり全責任を負ってガラクシア王国の破壊を決断。主砲の発射ボタンを押したという過去がある。戦争を長引かせない(=これ以上犠牲を増やさない)為の決断であり、この功績により英雄となって准将にまで昇進したが、これほどの
: エリンシエルートでは、協力者の海軍兵達と共にイリー・アイランドの海軍整備基地を乗っ取って蜂起。だがガラクシア落とし発動中に不用意に電波を発したため、それを誘導ビーコンと間違われて残骸を落とされ、そのまま基地と運命を共にした。
: ミルスキルートでは、自分と殺された海軍将校達がガラクシアを完成させた事を語る。その際にガラクシアのオリハルコンに自分の血を混ぜ、魂(意思)を受け継がせていた。クロウサーは人間が人間に支配されてはならないという信念を持っており、帝国が造り世界に与えた今の仮初の平和が壊され、与えられるのではなく勝ち取る平和が訪れるのを望んでいた。だが人が造ったものを人が壊しても意味は無いと考え、人ではないガラクシアが壊すならばと手を貸していた。最後は、カルやミルスキ達に別の未来を託し、自らの願い「美しく歪んだ機械に殺されること」を果たして地下Eプラント内のガラクシアと共に逝った。
; ゲーブル大佐
: 捜査で海軍将校クラブに赴いたカルに、部下の特殊部隊員との[[一騎
: 実は一連のガラクシア事件において、海軍内部の内偵を行っていた責任者。こちらが本業で、海軍大佐の身分の方が副業だった。海軍将校クラブに頻繁に通っていたのも内偵任務のため。クラブで殺された情報部所属の人間は、彼が紹介して潜り込ませていた。
: ミルスキルートでは、事件解決後に過去を少しだけミルスキに語る。自分が戦時中のビッグE艦長であり、戦闘で負傷した自分に代わってクロウサーがガラクシア破壊の決断を下した
: エリンシエルートでは、地上での任務が
; Q
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; BB
: 『蒼い海のトリスティアどきどき
; フェアリ・ハイヤフライ
: 声 - [[皆川純子]] / 名前の由来は[[フェアリー ファイアフライ]]
: 自称ハタチ。身長172cm、体重56kg スリーサイズはB87W62H86。どきどき
; デルタダガー
: / 名前の由来は[[F-102 (航空機)|コンベア F-102 デルタダガー]]
: 蒼い空のネオスフィアに登場。帝国のエージェント。フェアリへの命令伝達と情報伝達をしている。
; ウェインフック
: CTU長官。権力を握るためにゾーンダースと手を組むなど裏で様々(非合法含む)な活動を行っていた。だが
; ミグ
: / 名前の由来は[[MiG]]
: 帝都のブラックマーケットで、Eウェポンをはじめとする様々な違法Eテク品を専門に扱うミグ商会を構える闇商人。闇商人ミグといえばブラックマーケットでは伝説的な名前。プロスペロとは古くからの馴染みで、ナノカからはミグおじさんと呼ばれている。帝都だけでなく他の様々な都市でも活動しており、トリスティアやネオスフィアに赴いたナノカの元へも違法Eテク商品を持って時々訪れる。アマネカが利用したり、クインキャノンやカルが利用したりと地味に色々な作品で出番がある。ミスターEという名で情報屋もやっていた。グレイベル区に構えていた店が有名になりすぎたため、身の安全のためほとぼりが冷めるまでしばらく海外に身を隠す
=== 暁の老人===
; ゾーンダース
: ゾーンダース財団の長として経済界を牛耳る傍ら、反帝テロリストを支援したりもしている帝都の裏に潜む本当の「暁の老人」。先史パシアテ文明人により生み出された長命人で、その長い寿命だけでなく長期コールドスリープ
; シェドー
: ゾーンダースが作り出した、側近でもある人間型Eウェポン。Eプラントを操れる能力を持ち、レンザンをも正面から倒す力を持つ。しかし、
=== ルスラン亡命政府 ===
; アルパー
: 全高9.1m、重量16t。カルの髪色と同じ銀のたてがみを持つ。統一戦争中、帝国との戦いで伝説的な戦果を残し、今でも語り継がれるルスラン機動騎士団所属の超重機動兵最後の1体。自
: ルスラン王国に代々受け継がれて来たオリジナルEウェポンで、かつては複数体存在し各機体ごとにマスクの造形が異なっていたらしい。装甲には、軽量なのに非常に強靭なキングドラゴンの外殻が使用されているため、華奢な見た目からは想像できないほどの堅牢さを誇る。だが目視で操縦するためコクピットには装甲が無く、胸部左右にある筒状の空間停滞フィールド発生装置「Eディフレクター」で剥き出しになった搭乗者を防御する。Eディフレクターは片方ずつ約5秒間発生可能だが、両方使い切ったらチャージ完了までしばらく発生させられなくなる。王竜の素材は装甲に用いられている外殻だけではなく、打突に用いられる腕や足の甲、腕部・脚部の大型クローにも爪や骨の加工物が使用されている。製造当時は駆動系にも竜の体組織が用いられていたが、時の流れによる腐食は免れず、現在は通常のゴーレムに使われている機械式関節の発展型に換装されている。
: 戦闘時は人型だが、長距離移動時には竜を模った巡航形態に変形して空を飛ぶ(ビッグEから射出されるときもこの形態)。巡航形態では、Eハチェットを端子にしたコントローラブル・ケーブルを手綱に、背に立って操縦する。この形態はあくまで長距離移動用であるため戦闘能力はない。巡航形態時の四枚の滑空翼は空間停滞力場の発生膜で出来ており、機動兵形態時には折りたたまれて肩部に収納される。一応機動兵形態でも飛行は可能だが、気球程度の機動力しかないためあまり役には立たない。
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; ファルツ
: 声 - [[大塚明夫]] / 名前の由来は[[ファルツ航空機製造会社]]
: 54
; プラウラ
: 声 - [[神田朱未]] / 名前の由来は[[EA-6 (航空機)|グラマン EA-6 プラウラー]]
: 19
; アイラ
: ノベル『白銀のカル Cal&Toara』に登場。カルの使用人で、
=== パシアテ文明保存管理局(通称「ライブラリ」) ===
; オルター・ウィナプス
: 声 - [[山本兼平]]
: 71
: 『白銀のカルと蒼空の女王』では、ネオスフィアからの移民女性ミセス・オナリが起こした殺人事件の裁判で、学生弁護人として法廷に立ったトアラにプロの弁護士の立場から直接知恵と力を貸し、誘拐されたカル達の捜索にトアラが同行を申し出た時にも特別に許可を出した。エリンシエルートでは、自分の要請でエリンシエがビッグEの指揮を執った
; ベル
: / 名前の由来は[[ベル・エアクラフト]]
: ウィナプスの秘書官。作中では滅多に名前で呼ばれることがない。秘書として上司のあらゆるサポートを行い、その中にはビッグEオペレーターとしての仕事も含まれる。
; クインキャノン
: 声 - 山本兼平の二役と思われるがスタッフロールに記載なし
: ライブラリのベテラン捜査官。優秀だが完璧主義者で、捜査情報は確証を掴むまで同僚はおろか上にも中々報告してこない。危険な任務でパートナーを守る余裕はないからと、単独行動を身上としている。戦時中に頭部と両腕に瀕死の重
; ミルスキ・リーンネ
: 声 - [[福井裕佳梨]] / 名前の由来は[[ミルスキ|VL ミルスキ]]
: 14
: パーセプターだった母親から形質を受け継いだ。帝国の名門貴族リーンネ家の令嬢だが、今の父親は義父で実の父親はスベンスカ・クレメンツ。リーンネ家とクロウサー准将には親交があり、幼い頃良く遊んでもらっていたため面識がある。部隊はマインド・リンクで各員の意思を交わしあい、戦闘中は終始無言にも
: エリンシエのルートでは殆ど何も語られないが、ミルスキのルートではクロウサー准将の裏切りと彼の抱えていた苦悩を知る。戦いが終わった後は、父スベンスカの本心を知った
== 帝国ジュニア・アカデミー ==
; アカデミー学長
: 元海軍高官で、今でもかつてのコネは生きている。才能ある生徒が何を成すのかを見届けるのが楽しみで、生徒達がよく起こすトラブルも全く意に介さない。アマネカによるゾーンダースを
; ネネ・ハンプデン
: 声 - [[野川さくら]] / 名前の由来は[[ハンドレページ ハンプデン|ハンドレページ・ハンプデン]]
: 12
; パナビア・トーネード
: 声 - [[千葉紗子]] / 名前の由来は[[トーネード IDS|PANAVIA トーネードIDS]]
: <small>※当初はゲーム本編には登場せず、『蒼い海のトリスティア』のOVAとコミック版にのみ登場したキャラ。PS2版『蒼い空のネオスフィア』で追加キャラクターとして、『蒼い空のネオスフィア』のファンディスク『蒼い空のネオスフィアどきどきアドベンチャー EfectiveE』でメインキャラクターとして登場。</small>
: 17
; フッケバイン
: / 名前の由来は[[Ta 183 (航空機)|フォッケウルフ Ta-183 フッケバイン]] : 0
; ユーネ・グロースタ
: 声 - [[宮崎羽衣]] / 名前の由来は[[グロスター・エアクラフト]]
: 15
=== パシアテ文明研究会 ===
; オーギ・カットラス
: 声 - [[大塚明夫]] / 名前の由来は[[F7U (航空機)|チャンス・ヴォート F7U カットラス]]
: 自称20
; リエ・メインステイ
: 声 - [[日髙のり子]] / 名前の由来は[[A-50 (航空機)|ベリエフ A-50]]のNATOコード(メインステイ)
: 15
; メイル・シーガル
: 声 - [[長谷優里奈|落合祐里香]] / 名前の由来は[[SOC (航空機)|カーチス・ライト SOC シーガル]]
: 11
; トアラ・ラボアキン
: 声 - [[友永朱音]] / 名前の由来は[[ラーヴォチュキン設計局]]
: 13
: 普段はのほほんとしているが、アカデミーでの成績は学年トップクラスと優秀で、特に急場では頭の回転が冴え渡り冷静かつ大胆になる。天才とは(自身を含め)特殊な存在であると考えるアマネカに言わせると、物事を理路整然と考える才能があるが、天才ではなくとても頭のいい普通人。だがウィナプスやエリンシエといった他の者達からは、将来有望な才能の持ち主であると買われている。アカデミー内でも名前が知られるようになってきているが、それは誰も知らないような小国の王族という肩書きによるものではなく、あのカル・ルスランに一番近い男子という点で周囲から注目されている。本人達は全く自覚していないが、傍から見れば惚れているのは間違いなく、二人の世界に突入すると周囲からは「ヒートウェーブ警報発令」だの「影のベストカップル」だのと言われる。
: 『暁のアマネカと蒼い巨神』では、パシ研に入ったことで現代Eテクの粋を尽くしたレンザンの整備を初めとして、ジュラーブリクの講義や完全錬金術などの違法レベルのEテクまでも学ぶ機会に恵まれる。『白銀のカルと蒼空の女王』では、事件解決に知恵を貸したり試験を前に窮地に陥るカルを支えるといった従来の立ち位置に加え、エリンシエに気に入られて連れ回された
; エアナ・コメート
: 声 - [[幡宮かのこ]] / 名前の由来は[[P-59 (航空機)|ベル P-59 エアラコメット]]
: 16
; フツー
: 声 - [[内野一]] / 名前の由来は[[F-2 (航空機)|三菱 F-2支援戦闘機]]
: 17
: なお「フツー」は渾名で、本名については最後まで不明。
; ズイウン
: / 名前の由来は[[瑞雲 (航空機)|愛知 E16A 瑞雲]]
: 製造年月日不明。全高2.8m、重量4.2t。中軽量型の戦闘用機動兵。戦時中に実験機として僅かに作られたズイウン型と呼ばれる戦闘用機動兵で、この機体の実験データを元にテンザン型の機動兵が製作された。実験中の事故によりEプラント内で行方不明になっていたため今まで現存できていた骨董品で、ジュラーブリクでさえ現物を見たことが無かった
; ミズモ
: / 名前の由来は[[瑞雲 (航空機)|愛知 E16A 瑞雲]](訓読み)
: 製造年月日不明。全高1.7m、重量1.6t。中軽量型の水陸両用機動兵。元々はCTUが所有する戦闘用機動兵だったが、パシ研との戦闘の末に捕獲(破壊)。その後、修復とデータ書き換えによりパシ研の所有物になった。地味な存在で普段は荷物運搬などを担当しているが、水中行動も行えるので海にあるEプラント探索の際には活躍する。
; ソードフィッシュ
: / 名前の由来は[[フェアリー ソードフィッシュ]]
: 製造年月日不明。全高2.3m、重量0.8t。軽量型の空中偵察用機動兵。元々はCTUが所有する戦闘用機動兵だったが、パシ研との戦闘の末に捕獲(破壊)。その後、修復とデータ書き換えによりパシ研の所有物になった。小型軽量ゆえにそのパワーは低く、ぎりぎりメイルが搭乗可能な程度の積載能力しか持たない。だが、代わりに機動力が飛び抜けて高く、高高度からの偵察任務などでパシ研に貢献する。
; ブラーン
: / 名前の由来は[[ブラン (オービタ)|ツポレフ ブラン]]
: 留学生の支援組織として、長年アカデミーで裏の権力を誇ってきた学内非公認サークル「暁の老人」の元首領。その正体はパシアテ文明直系のEテクによって作られたEシンカムで、本当の「暁の老人」であるゾーンダースによって「オルカレイコスの心臓」探索のため配置されていた。高い演算能力だけでなくゴマすりまで行う、やけに人間臭い人工意識を宿している。パシ研に破れ一度壊されるが、トアラの手により修復されアマネカに忠誠を誓う。帝都全域のEプラントとリンクした広大な探索網を持っており、パシ研のため合法非合法を問わず情報収集を行っている。
== 秘密結社ファイアフォックス ==
; ジュラーブリク
: 声 - [[岡崎雅紘]] / 名前の由来は[[Su-27 (航空機)|スホーイ Su-27 ジュラーブリク]]
: 自称30代。身長181cm、体重73kg。戦時に軍の兵器開発部門でプロスペロの下にいたEテクノロジー[[工房士]]。ナノカの兄弟子に当たる。表向きはグリャマンに雇われた
: 『暁のアマネカと蒼い巨神』で、アマネカの[[保護者]]でもある
; プファイル
: 声 - [[小杉十郎太]] / 名前の由来は[[ドルニエDo335|ドルニエ Do335 プファイル]]
: ジュラーブリクに付き従う、スツーカと同タイプの狼型Eウェポン。世代が新しい分、スツーカよりも高い戦闘能力を持つ。
; グリーペン
: 声 - [[友永朱音]] / 名前の由来は[[サーブ 39 グリペン]]
: ラファルーと同じく、かつて200年交代でトリスティアを守っていた最強のオリジナルEウェポン「Eプラント・ガーディアン」の失われた
: 第二文明人の
; レンザン
: 声 - 不明 / 名前の由来は[[連山 (航空機)|中島 G8N 試製連山]]
: 0
: 『暁のアマネカと蒼い巨神』ではアマネカの個人所有という
== その他 ==
; グルメバラ・ニューザン
: 美食評論家。ネネの店「ハンプデンズ」の料理を徹底的にこき下ろし、一時は経営危機に陥らせた。その後、ナノカが考案したイカスミのブラックカレー「トリスティア・カレー」を高く評価したため、「ハンプデンズ」の名声は帝都まで轟いた。
: PS2版ネオスフィアでは大食いコンテストに出場するが、出てきた料理の味にケチを付けて早々に退場して失格した。
; ハッピーフィッシュ
:
: 言葉を教えておけばメモ帳代わりにもなるため、クインキャノンの飼っていたハッピーフィッシュは捜査の手掛かりになった。食用魚としても美味。
; ドラゴン族
: 巨大な体躯と強靭な生命力を持ち、超高温の炎を吐く長命生物種。かつて1万年前のパシアテ文明で駆逐されていたため、その遺産を激しく憎悪している。中でも王族型の「キングドラゴン」と呼ばれる種は、最強生物の名に恥じない強大な力を持つ。
; アキーラ・ストーンフィールド
: 声 - [[石田彰]] / 名前の由来はキャストの石田彰
: 一攫千金を夢見てナノカに弟子入りした青年。「ナノカ・スツーカのラジオトリスティア」が放送されていた「石田彰・岸祐二の五番街で逢いましょう」からの特別出演でラジオ・ラジオドラマのみに登場。
; バックファイア
: / 名前の由来は[[Tu-22M (航空機)|ツポレフ Tu-22M(バックファイア)]]
: ネオスフィアでHi-Eテンザンに破壊されたプロトタイプ・レンザン1号機の残骸より生み出された、帝国製のEスマッシャー搭載型重機動兵で、性能テストの為の実験機。火器管制や動力制御などを人間が行うという有人型であるため、3人乗りのコクピットが存在する。帝国にEスマッシャー技術を渡せないファイアフォックスにより破壊作戦が進行中だったが、作戦実行前に反帝国テロリストであるアープナーに横から奪われる。その後帝都での破壊活動に用いられ、ファイアフォックスの命を受けたアマネカにより一度は破壊される。しかしゾーンダーズの手で予備機が作られており、幾度かアマネカ達の前に立ちはだかった。最終的に、残骸と残された予備パーツは全てジュラーブリクに回収され、テンザンの増設パーツ「Eスマッシャーブースター」とそのコクピットの材料に用いられた。
; アープナー
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; ガラクシア
: 声 - [[今井麻美]] / 計画名とも名前の由来は[[23-F#「ガラクシア計画」|ガラクシア計画]]
: 身長160cm、体重190kg(MAX時)、製造年月日は不明。「[[Deep-Blueシリーズ#設定・用語|ガラクシア・システム]]」が正式名称。「帝都争乱事件」において、頻発する一連のテロを裏から操る黒幕。ガラクシア王国の決戦兵器として開発され、国と同じ名を冠されている。人格は残忍で、狩りと称して殺したクインキャノンの首を戯れに奪った。ライブラリでは正体不明の彼女の
: ガラクシアは「ガラクシア機構」という軍団を形成しており、いくつもあるバリエーションの全てが同じ名で呼ばれる。中でも「リーダーシステム」たる赤いガラクシアは、華奢な見た目に反する高い戦闘能力と、妙に人間臭く高い思考能力を持ち、並の兵士や機動兵程度ではたったの一体ですら倒す
: エリンシエルートでは、海軍戦史資料センターから奪った当時のビッグE運行データよりガラクシア王国の空間座標を特定し、ビッグEを無力化してガラクシア4号で空の残骸に辿り着く。その後、計画の最終段階である「ガラクシア落とし」を発動。残骸を帝都に直接落とす
: ミルスキルートでは、ビッグEの機能が計画の最終段階直前で回復したため、ガラクシア4号は撃墜されガラクシア落としは未然に阻止される。だがガラクシアは、潰えた計画に代わる第二の計画を発動。自分達の工場だった地下Eプラントに仕掛けておいた熱爆弾で、帝都の破壊を実行しようとする。しかし、協力者であったクロウサーは実は爆弾を仕掛けてなどおらず、全ての計画が潰えたガラクシアは准将と共に自爆した。事件が終わった後、最後に残されていた戦闘能力の無い分体は帝都の東の丘でチビガラクシア達と一緒に農業をしており、そこを訪れたミルスキと会話を交わした。会話途中でEDに入るためその結末は描かれておらず、破壊された、破壊されずにおかれた、どちらとも取れる終わり方となっている。
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*[[工画堂スタジオ]]
*[[くまさんちーむ]]
*[[竹内なおゆき]]
*[[シュ
*[[駒都えーじ]]
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*[http://www.kogado.com/html/kuma/cal/ 白銀のカルと蒼空の女王]
{{Video-game-stub}}
{{デフォルトソート:ていいふふるうのとうしようしんふつ}}
[[Category:Deep-Blueシリーズ|*]]
[[Category:ゲームの登場人物の一覧]]
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