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{{
| 題名 = 犯罪の回送
| 原題 =
| 訳題 =
| 画像 = Tomakomai from an aeroplane.jpg
| 画像サイズ = 250
| キャプション = [[北海道]]で造成された大規模港湾([[苫小牧港]])
| 作者 = [[松本清張]]
| 国 = {{JPN}}
| 言語 = [[日本語]]
| ジャンル = [[長編小説]]
| シリーズ =
| 発表形態 = [[雑誌]]連載
| 初出 = 『[[小説新潮]]』 [[1962年]]1月号 - [[1963年]]1月号
| 初出時の題名 = 『対曲線』
| 初出の出版元 = [[新潮社]]
| 初出の挿絵 = 御正伸
| 刊行 = 『犯罪の回送』
| 刊行の出版元 = [[角川書店]]
| 刊行の出版年月日 = [[1992年]][[9月30日]]
| 装幀 = [[菊地信義]]
| 装画 =
| 題字 =
| 口絵 =
| 挿絵 =
| 作品ページ数 =
| 総ページ数 =
| id =
| 受賞 =
| 訳者 =
| portal1 = 文学
}}
『'''犯罪の回送'''』(はんざいのかいそう)は、[[松本清張]]の長編[[推理小説]]である。『[[小説新潮]]』[[1962年]]1月号から[[1963年]]1月号まで連載された「対曲線」を、最晩年の著者が全面的に改稿した作品であり、著者没後の[[1992年]]9月、[[角川書店]]から刊行された。
[[2018年]]7月2日に[[テレビ東京]]系で[[テレビドラマ]]として放送された<ref>{{Cite web|和書| title = 主演・村上弘明で松本清張最後のミステリーを初映像化『犯罪の回送』 | publisher = [[マイナビニュース]]| date = 2018-05-31| url = https://news.mynavi.jp/article/20180531-639083/| accessdate = 2018-05-31}}</ref>。
== あらすじ ==
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; 小森警部
: 北海道警捜査一課の警部。
== エピソード ==
*評論家の[[川本三郎]]は、本作について「現在の北海道が、[[東京一極集中]]に対応するように、札幌一極集中になってしまい、札幌以外の町が「衰微した地方都市」になっている現状を松本清張は予見している」「これは北海道だけの話ではない」「現在の日本各地の大都市一極集中化を予見していたといえる」と述べている<ref>川本三郎「地方から東京を見た、清張の東京論」(『[[東京人 (雑誌)|東京人]]』[[都市出版]]、2006年5月号、58頁)</ref>。
== テレビドラマ ==
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|特記事項=
}}
「'''松本清張特別企画 犯罪の回送'''」のタイトルで、[[2018年]][[7月2日]]21時 - 23時8分に[[テレビ東京]]系にて放送された。事件設定は2018年であり、市長一行の上京は航空機とされ、原作前半が有島秘書の視点で描かれるのに対し、本ドラマでは最初から田代警部の視点で捜査が進行する。
ドラマ中盤以降、トリック解明までのアプローチはアレンジされている。春田美知子の事件への関与は原作と異なっているほか、早川準二の事件への関与も一部原作とは異なっている。また、春田市長が前妻と離婚するに至った経緯や、前妻が行方不明になるまでの経緯も原作とは違っている。
=== キャスト ===
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*吉井節子:[[大島蓉子]](コンビニの店員)
*矢野登志子:[[富永沙織]](春田の妻<前妻>)
*上村信子:[[村田玲奈]](早川の娘で既婚者)
*遠山庄三:[[浜谷康幸]](北浦市議会 建設委員)
*松川健:[[水野駿太朗]](小森の部下)
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*福島恒夫:[[寺田農]](北浦市議会 議長)
*小森修司:[[陣内孝則]] (北海道警捜査一課 警部)
*川瀬さおり:[[宮本茉由]]
*[[川守田政人]] ほか
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[[Category:松本清張の小説]]
[[Category:日本の推理小説]]
[[Category:小説新潮の連載小説]]
[[Category:北海道を舞台とした小説]]
[[Category:松本清張原作のテレビドラマ]]
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