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|監督=[[中村健治 (アニメ演出家)|中村健治]]
|シリーズ構成=[[高木登]]
|脚本=高木登、杉原研二、[[大西信介]]、石川学
|キャラクターデザイン=[[mebae]]
|音楽=[[岩崎琢]]
|アニメーション制作=[[タツノコプロ
|製作=「C」製作委員会
|放送局=[[フジテレビジョン|フジテレビ]]ほか
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|ウィキポータル=[[Portal:アニメ|アニメ]]
}}
『'''C'''』(シー)は、
== あらすじ ==
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=== 主要人物 ===
;余賀 公麿(よが きみまろ)
:声 - [[内山昂輝]]<ref name="オトナアニメ21_78">『オトナアニメ Vol.21』洋泉社、2011年8月8日発行、78頁、{{ISBN2|978-4-86248-772-8}}</ref>
:本作の主人公。平成経済大学(経済学部2年)の19歳。短髪、つり目、青いパーカーがトレードマークの青年。「自分の事は自分で」をモットーに慎ましく暮らしており、バイトを2つ掛け持ちするほど金に困っていた所を真坂木に金融街に招待され、アントレプレナーとなる。
:幼少時に経済的な理由で両親を亡くした影響で安定志向が非常に強く公務員を目指しており、また周囲の人間が不幸になることを嫌う。金融街に来てから、父親もかつてアントレであり破産した挙句に自殺していたことが判明した。
:当初はアントレとなることに消極的であったが、三國の思想に賛同しディールによる現実世界への被害を抑えるために椋鳥ギルドに入り戦う事を決意
:また他のアントレからアセットに食事を与える様子を馬鹿にされたことなどから、アントレとアセットの関係について考えるようになる。その結果「アセットはアントレの未来ではないのか」という結論に至り、真朱のために戦うことを決意する。
:日本への二度目の「C」の連鎖の際、ジェニファー・サトウが三國に敗れた後ジェルジュを譲り受ける。その後、三國を止めようとその元に赴き、その際、真坂木によりダークネスカードを与えられ三國と激突する。ディールの最中に竹田崎の策により金融街が市場閉鎖を起こしディールが続行不可能になるも、三國が負けを認めたことで勝利する。そして、輪転機を逆回転させて未来を買い戻した。三國の憂慮通り、買い戻した未来では日本
:カードランクは「ノーマル」→「ダークネス」
:;真朱(ましゅ)
::声 - [[戸松遥]]{{R|オトナアニメ21_78}}
::本作のヒロイン。公麿のアセット。赤い服装の少女型で、頭から弧を描いた角を生やした「新人」のアセット。ディールについて何も知らない公麿を初戦で勝利に導く強い実力を持っており
::名前の由来は、公麿のミダスカードの[[ティッカーシンボル]]「MSYU」から。好奇心旺盛で人間の文化をすぐに真似したがる。そのため、通常アセットは食事を摂らないが、公麿に[[カップ麺]]を食べさせてもらい、好物となった。他にもテレビで見たキスなどに興味を持っている。
::公麿に対しアントレとアセットの関係を越えた愛情を抱き、最後は公麿と念願のキスを果たしあるべき未来へと帰っていった。
::固有フレーションは炎を放ちその余波で周辺を焼き尽くす『[[焦土作戦|スコーチド・アース]]』。メゾフレーションとしては、極めて強い攻撃力を有している。
::マクロフレーションは、天空から巨大な火柱を下ろし瞬時に膨張させる事で広範囲を炎で覆い尽くす『[[:en:Overheating_(economics)|オーバーヒーテッド・エコノミー]]』(「[[バブル景気|持続不能なレベルで成長する好景気]]」の意)。
:;ジェルジュ
::ジェニファー・サトウから譲り受けたアセット。詳細は後述。
: <!--分断防止行-->
;三國 壮一郎(みくに そういちろう)
:声 - [[細見大輔]]{{R|オトナアニメ21_78}}
:椋鳥ギルド代表であるアントレプレナー。33歳。セミロングの髪と顎鬚を持つ男。複数の企業を経営している他、大量の[[国債]]を買い取り日本を支える財界の重要人物。
:最も名声と実力を持つアントレとして金融街を必要悪と考え、現実世界と金融街の共存を図っている。
:金融街では珍しく金に執着がない公麿に興味を持ち、アントレとしての成長を促す。
:大会社の経営者である父親の匡文(声 - [[内田直哉]])から後継者に選ばれていたため、大学時代に目指していたロックミュージシャンの道を諦めさせられる。更に父親が会社の資金繰りを優先させたために、病床にあった妹の貴子(声 - 後藤沙緒里)が多額な費用を必要とする治療を受けられずに植物状態に陥ってしまい、父親に失望。
:貴子の境遇と最後の言葉から現在を守るために未来を軽視する側面があり、東南アジア金融街の崩壊による日本への影響を最小限に抑えるため、自らの特権を生かし自分の未来を引き換えに多額のミダスマネーを発行する。一度は凌ぎきるも再び訪れた「C」の連鎖を前に再度輪転機を回そうとし、それを止めようとしたジェニファー・サトウと対峙
:貴子が消滅した事で戦う意義を失い、新しい未来へと進もうとする公麿とは逆に「永遠の今日に留まる」として消えて行った。
:カードランクは「ダークネス」
:;Q(キュー)
::声 - [[後藤沙緒里]]{{R|オトナアニメ21_78}}
::壮一郎のアセット。青い髪の少女型で頭からY字の角を生やしており、その姿は貴子を模している。茫洋としているが悟りきった口調で喋る。ミダスマネーを食べる。強大な力を抑えるため、オーロールの能力で常に寝ぼけた状態になっている。カカズズのフレーションでオーロールが召喚され離れるなどすると自動的にディールに現れ、本来の凶相と危険な性格を顕にする。また、アセットでありながら勝手にチャージを行うなど謎が多い。
::固有フレーションは空間を抉り取って攻撃する『カニバリゼーション』。発動の際は大口を開けその場で空間を噛み砕くような仕草を見せる。▼
::公麿と真朱に敗北した後「あなたと一緒にいたい」と三國に打ち明けるも他のアセットと共に本来あるべき未来へ帰るよう拒絶され消滅した。
::内包する「未来」の正体は壮一郎の妹・貴子(が植物状態に陥っていなければ歩んでいたはずの未来における姿)であることが示唆されており、別れの際には壮一郎に「貴子」と呼ばれている。
▲::固有フレーションは空間を抉り取って攻撃する『[[カニバリゼーション_(マーケティング)|カニバリゼーション]]』。発動の際は大口を開けその場で空間を噛み砕くような仕草を見せる。
::マクロフレーションは相手の動きを完全に封じる『[[経済封鎖|エコノミック・ブロッケード]]』。
:;オーロール
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:;カカズズ
::声 - [[白川周作]]
::壮一郎のアセット。犬の
::固有フレーションは『[[M&A#ホワイト・ナイト|ホワイト・ナイト]]』、アントレが持つほかのアセットを召喚する。
::後にジェルジュの能力によってサトウの支配下となり、輪転機に向かおうとした壮一郎の足止めに起用された。しかし本領を発揮したQの相手ではなく、時間稼ぎすらできずに倒される。
: <!--分断防止行-->
;ジェニファー・サトウ
:声 - [[浅野まゆみ]]{{R|オトナアニメ21_78}}
:IMF([[国際通貨基金]])所属の日系人。31歳。常に棒付きキャンディをくわえている[[パンツスーツ]]姿の女性。登場する度何かを食べており、大食の気がある。
:アントレになる前からの本来の仕事は金融街の調査で、ディールは小さな勝ち負けで収め、目立たないようにしている。ディールの被害を目にしながらも、上層部からの命令が無いため動けずにいる。
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:カードランクは「ゴールド」
:;ジェルジュ
::ジェニファーのアセット。巨躯の狼型で額に円錐形の、背から翼に似た3対の角を生やす。強い実力と隠蔽性の高い能力は、アントレ初心者のジェニファーが生き残る大きな要因となっている。
::固有フレーションは『[[エンプロイー・バイアウト|EBO]]』
::マクロフレーションは、そのディール中に限り敵アセットを自分の配下に置く『[[M&A|マージャーズアンドアクイジションズ]]』。
::後にジェニファーから公麿へと託され公麿の2体目のアセットとなる。 === 金融街 ===
;真坂木(まさかき)
:声 - [[櫻井孝宏]]{{R|オトナアニメ21_78}}
:ミダス銀行行員。[[ミダース|ロバ耳の男の胸像]]があしらわれたステッキを携える奇術師風の男。神出鬼没で軽薄に振る舞う。アントレの勧誘や対応・管理も行っている。度々不可解で気まぐれとしか言いようの無い行動を取るが、彼曰く「上の者の指示」。他の国の金融街では同じ姿で色違いの銀行員が存在している。再編された日本においても公麿の前に現れ、「未来」という担保がある限り金融街が不滅であることを告げた。
;井種田 克己(いたねだ かつみ)
:声 - [[三ツ矢雄二]]<ref name="ノイタミナクロニクル">『10th Anniversary ノイタミナクロニクル 完全保存版』KADOKAWA、2014年12月16日発行、110頁、{{ISBN2|978-4-04-102888-9}}</ref>
:金融街行きハイヤーの運転手である不気味な老人。常に不吉でネガティブなことを話す。
=== 平成経済大学 ===
;生田 羽奈日(いくた はなび)
:声 - [[牧野由依]]{{R|オトナアニメ21_78}}
:公麿の高校からの同級生。面倒見が良い。公麿に好意を寄せられているが、本人は彼を弟のような存在としか思っておらず、羽振りのよい恋人と交際している。
:教職志望で、母校である小学校に教育実習に行くが、東南アジア金融街の崩壊で起こる現実への影響でその意欲を失いつつある。のちに精神に変調をきたし、自宅に引きこもる。
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;江原 大介(えばら だいすけ)
:声 - [[飛田展男]]
:[[経済学]]の講師でアントレプレナー。34歳。
:ディールで育児費用を稼いでおり、アントレであった時には2児の父親で妻(声 - [[庄司宇芽香]])は3人目を妊娠中だった。
:公麿との戦いでは破産寸前まで追い詰めるも三國が真朱の株を購入したことによって
:
:ディールの通算成績は61勝16敗。
:カードランクは「ゴールド」
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;進藤 基(しんどう もとい)
:声 - [[金尾哲夫]]
:椋鳥ギルドの幹部。寡黙で筋肉質なモヒカンの男。かつては匡文に仕えており、現実・金融街を問わず極東経済界を支える三國を忠実に補佐する
:公麿については「金に鈍感で大学で経済を学んでいるとは思えない」と苦言を呈し、
:カードランクは「プラチナ」
:;ベル
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:カードランクは「プラチナ」
:;ガッサ
::堀井のアセット。
::固有フレーションは『[[内部者取引|インサイダー]]』で、相手の動きを完全に予測する。燃費が悪く(マネーを多く消費する)、頻繁にマネーチャージを要する。
::アセットをアントレの未来と考え、それ以上に真朱を大切にする公麿とは逆に堀井からは罵倒され蹴り飛ばされるなどあまりいい目を見ていない。最後は絶対予知を「未来が無い」公麿と真朱に覆され、マクロフレーションに敗北した。
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;石動 桐人(いするぎ きりひと)
:声 - [[中谷一博]]
:椋鳥ギルドの幹事。会費回収や活動収支などの監査担当。表の顔は[[日本経済研究センター|日本経済調査室]]の首席[[経済評論家|エコノミスト]]。
:後にサトウと通じて椋鳥ギルドを裏切り、「C」の連鎖対策用の資金を横領しようとしたが進藤に制止される(裏切りは三國や進藤には気づかれていた)。 :石動のアセットは、本編では3話にて僅かに角と毛が映るのみだったが、BD/DVD4巻の資料で、毛むくじゃらの体に仮面のような顔を持つ姿であることが明かされた。固有フレーション名は『[[:en:Shareholder_rights_plan|シャークリペラント]]』(「[[M&A#買収対抗策(買収防衛策)|買収防衛策]]」の意)。
=== アントレプレナー ===
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:カードランクは「ノーマル」
:;ハチオンナ
::牧田のアセット。下半身が蜂の女性型。固有フレーションは尻の針で突き刺す『[[:en:Killer_bees_(business)|キラー・ビー]]』。
::原意は「敵対的企業買収を阻止する援護勢力」。
: <!--分断防止行-->
;竹田崎 重臣(たけださき しげおみ)
:声 - [[菊池正美]]{{R|オトナアニメ21_78}}
:第2話から登場。[[情報屋]]でカメラを携帯した総金歯の男。情報料は最低額で100万円。情報屋としての「信用」を得るために、[[信用貨幣|他人の信用すなわち「金」]]を貯めるのが持論。饒舌だが、報酬が無い限り情報は話さない。
:ディールはしない主義で、資産の半分を収めて「パス」したり、[[八百長]]などを仕掛けて逃れている。
:また三國ら椋鳥ギルドとも親交があり、
:後に三國との関係を断ち、サトウと通じるようになり、三國の暴走を止めようとするサトウの計画の元、円価値を下げる
:
:カードランクは「プラチナ」
:;あーちゃん
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::永山のアセット。少女型で鹿に似た角を生やし、金色のドレスを着る。
::固有フレーションは体を氷で覆い武装するほか、氷柱の投擲や触れた物の凍結なども可能な『フリーズ・アウト』。
::原意は『[[スクイーズアウト|支配株主が少数株主にその保有する株式の売り渡しを請求できる権利を認める制度]]』のこと。
::初期設定では毒を扱うイメージで、色も赤紫だった。
: <!--分断防止行-->
207 ⟶ 210行目:
:;バルバロッサ
::巨大なブロックで構成されたアセット。
::固有フレーションはアセットをブロック状に分解し再構成する『[[グレート・ウォール]]』、
<!--::『グレートウォール』は、金融機関の部門間の情報源が分離していることを表現するときに使う『チャイナ・ウォール』が転じたものと思われる。-->
: <!--分断防止行-->
229 ⟶ 232行目:
;宣野座 功(せんのざ こう)
:声 - [[柿原徹也]]
:第6話に登場。NPO法人「[[コンコルド効果|コンコード・ゲイン]]」代表。29歳。貧しい国の人々への寄付活動で知られ、メディアでも人気の美青年。
:温厚な人柄とは裏腹にディールの実力は高く、金融街でも有数。今までのディールでは三國以外に敗北したことがない。この敗北によって貧しい国の子供達が宣野座に贈った将来の夢の絵が一部部屋から消えた。宣野座はこの現象を子供達の未来が消滅した結果と語る。
:ミダスマネーが流入することの脅威
:公麿とのディールでは終始優勢だったが、公麿
:
:ディールの通算成績は56勝2敗(三國と公麿に敗北)
:カードランクは「プラチナ」
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:;テディ
::後藤のアセット。爬虫類の手足を生やした熊のぬいぐるみのような姿。
::固有フレーションは敵アントレに組み付いてマネーを奪う『ベアハッグ』。フレーション名の『ベアハッグ』は、[[株式公開買付け|高圧的な買収提案]]の意味。
;公麿の父
:突然蒸発し、今の公麿を構成する原因を作った。かつてはアントレであり「とにかく金を稼ごうとしていた」と言われている。ムアと呼ばれる真朱とは瓜二つのアセットを所持していた。
:かなりの実力者であったらしいが、自分が破産した際何とかして家族に影響が及ばないよう足掻いた挙句に敗北、破産し金融街を追放される。その後は公園で首を吊り自殺した。
=== その他の人物 ===
;島田(しまだ)
:声 - [[島田敏]]{{R|オトナアニメ21_78}}
:公麿のバイト先のコンビニOH!MARTに勤める中年。公麿からは長らく妻子持ちだと誤解されていたが、実は結婚はしておらず子供もいない。
:温和な性格であったが「C」の影響により変貌していく世界に引きずられる形で無気力になっていき、最後は決済の影響で公麿の目の前から消滅した。
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== 用語 ==
;金融街(きんゆうがい)
:謎の異世界。現実世界で金が集中する場所に現れる。この中でのみアセットは出現することができる。至る所に額縁の
:ディールが行われる場所。現実世界とは井種田のハイヤーで行き来する。ハイヤーの乗車賃は一律666円。
:この世界は現実世界と完全に時間が分断されており、移動時間以外で現実時間が流れることは無い。
:物語の舞台となる日本の兜町にある極東金融街の他に、世界には9の金融街が存在するという。
;平成経済大学(へいせいけいざいだいがく)
:公麿が通っている大学。
:大学のレベルとしては可もなく不可もなくと言ったところ。
;ミダス銀行(ミダスぎんこう)
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;ミダスマネー
:黒い紙幣。金融街での流通紙幣でもある。アントレ同士の受け渡しはミダスカードを通じて行う。現実世界に混入しつつあるが、アントレにしか見分けられない。後に二度目の「C」の連鎖が日本を襲った際に円の価値が極端に低下した影響で、一般人でも見分けがつくようになった。
:日本政府が正式に発行している紙幣(実際の日本で使われている紙幣は日本銀行が発行している銀行券)とは別に作られて市場に流れているため、日本経済のバランスを崩しつつある。
:ディール中アントレが負傷すると、流血するように溢れ出す。燃やすと紫色の炎を出す。
:アントレの間では「チョコレート」の隠語で呼ばれている。
;ミダスカード
:アントレが個々に持つカード。所有者の実
:フレーションの発動やディールの開始、井種田のハイヤーの召喚などを行う端末のようなもの。
:フレーションを発動すると中央の円が回転し、ステンドガラス風のイラストが表示される。
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:投資(攻撃)を当てると利益、受けると損失になり、最終的に総資本増加率の比較によって勝敗が判定される。
:勝てばディール中相手が攻撃に投資したミダスマネーを賞金として入手することが出来るが、負けると当人が影響する現実(アントレになった時点での「未来」)が悪化する。
:戦績が僅差
:所有財産の半分を支払えば、ディールを避けることが出来る。
;債務超過(さいむちょうか)
:ディール中、総資産がゼロのときにダメージを受けた状態。
:一定時間が経過する、もしくはディールの制限時間を迎えた場合、そのアントレは破産する。
;破産(はさん)
:処理不能なほどの損失をした敗北。破産したアントレは金融街から放逐され、担保にしていた「未来」を奪われる。また、破産したアントレの持ち株は所有アセットの株を含め全てディール相手に譲渡される。
:破産の際はミダスカードが砕け強制的に金融街を追放される。当然、他のアントレが金を積んで未来を買い戻すといったことはできない。
;椋鳥ギルド(むくどりギルド)
:壮一郎が主催するアントレ互助組織。目的はディールの現実世界への影響を最小限にすること
;C(シー)
:金融街の資金が無くなり、
;輪転機(りんてんき)
:ミダスマネーを発行するもの。人々の未来をミダスマネーに換金する力を持つ。使用者の未来20年分と引き換えに望むがままのミダスマネーを手にすることが出来るが、ダークネスカードを持つアントレプレナーしか自由に使用することは出来ない。三國が日本を襲うCの影響を最小限に抑えるための資金集めで使用した。ミダスマネー発行の際には人々の未来が消費されるため、使用後は現実世界から未来が奪われる「決済」が行われ、現実世界が大幅に改変される。また、アントレの未来であるアセット達にも多大な苦痛が襲う。
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== スタッフ ==
* 監督 - [[中村健治 (アニメ演出家)|中村健治]]<ref name="オトナアニメ21_79">『オトナアニメ Vol.21』洋泉社、2011年8月8日発行、79頁、{{ISBN2|978-4-86248-772-8}}</ref>
* シリーズ構成 - [[高木登]]{{R|オトナアニメ21_79}}
* キャラクターデザイン - [[mebae]]{{R|オトナアニメ21_79}}
* 総作画監督・特技監督 - [[橋本敬史]]
* CGI監督 - サトウユーゾー{{R|ノイタミナクロニクル}}
* 美術監督 - 西俊樹{{R|ノイタミナクロニクル}}
* 美術設定 - 谷内優穂{{R|ノイタミナクロニクル}}
* 撮影監督 -
* 編集 - [[西山茂 (編集技師)|西山茂]]{{R|ノイタミナクロニクル}}
* 音楽 - [[岩崎琢]]{{R|ノイタミナクロニクル}}
* 音響監督 - [[長崎行男]]{{R|オトナアニメ21_79}}
* 音響製作 - マイルストーン音楽出版
* チーフプロデューサー - [[山本幸治 (フジテレビ)|山本幸治]]
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* アニメーションプロデューサー - 溝渕康人
* 制作プロデューサー - 金苗将宏、星野達也
* アニメーション制作 - [[タツノコプロ|竜の子プロダクション]]{{R|オトナアニメ21_79}}
* 制作 - 「C」[[製作委員会]]{{R|オトナアニメ21_79}}([[フジテレビジョン]]、[[東宝]]、竜の子プロダクション、[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]]、[[電通]])
== 主題歌 ==
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!話数!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督
|-
|第1話||complication(複雑)||rowspan="4"|[[高木登]]|||[[中村健治 (アニメ演出家)|中村健治]]、[[地岡公俊]]||柳屋圭宏||武藤和浩
|-
|第2話||coincidence(暗合)||松尾慎||土屋康郎||羽野広範、斉藤和也<br />伊藤真奈美
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|第4話||conversion(転換)||寺東克己||大野和寿||渡辺奈月、[[中谷友紀子]]
|-
|第5話||cultivation(修練)||杉原研二||仁賈緑朗||[[柳瀬雄之]]||Kim,yong-sik、Lee,min-bae
|-
|第6話||conflict(葛藤)||[[大西信介]]||colspan="2" style="text-align:center;"|[[小林寛 (アニメーション監督)|小林寛]]||工原しげき、中野りょうこ<br />伊藤良太
|-
|第7話||composition(組成)||高木登||数井浩子||土屋康郎||江古田とまり、都竹隆治<br />田中直樹、安藤義信<br />城前龍治
408 ⟶ 411行目:
|}
==
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!rowspan="2"|巻数!!rowspan="2"|発売日!!rowspan="2"|収録話!!colspan="2"|規格品番!!rowspan="2"|出典
|-
!BD!!DVD
|-
| 1 || 2011年8月19日 || 第1話 - 第9話 || TBR-21231D || TDV-21235D || rowspan="4"|<ref>{{Cite web|和書 |url=https://tower.jp/article/feature_item/2011/08/05/78022?srsltid=AfmBOopSUO0IDyCri6bLri0txRr77Ej8fWcd5MltrYbm20FUeuoKGeIM |title=「モノノ怪」「空中ブランコ」の中村健治監督オリジナル作品「C」DVD&BD発売 |accessdate=2025-01-30 |date=2011-08-05 |website=タワーレコードオンライン |publisher=タワーレコード }}</ref>
|-
| 2 || 2011年9月23日 || 第3話 - 第5話 || TBR-21232D || TDV-21232D
|-
| 3 || 2011年10月28日 || 第6話 - 第8話 || TBR-21233D || TDV-21233D
|-
| 4 || 2011年11月25日 || 第9話 - 第11話 || TBR-21234D || TDV-21234D
|}
== "C" Monologues ==
『"C" Monologues』(シー モノローグス)は、2011年5月12日より公式サイトで配信
* 第1回 三國壮一郎
* 第2回 余賀公麿
429 ⟶ 438行目:
== ソーシャルゲーム ==
;『「C」金融街を征服せよ!』
: [[Mobage]]で配信のソーシャルゲーム。2011年4月14日のテレビアニメ放映開始と同時にサービス開始、テレビアニメと
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
440 ⟶ 447行目:
== 外部リンク ==
* [http://
{{前後番組
|