「キクとイサム」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2021-04-30}}

『'''キクとイサム'''』は、[[1959年]][[3月29日]]に公開された、[[大東映画]]製作、[[松竹]]配給の日本映画。[[混血|混血児]]問題を描いている[[今井正]]監督の社会派映画である。[[キネマ旬報]]ベストワン、[[ブルーリボン賞]]、[[毎日映画コンクール]]日本映画大賞を受賞。

{{Infobox Film

| 作品名 = キクとイサム

| 原題 =

| 画像 = Kiku-to-Isamu-1.jpg

| 画像サイズ = 200px

| 画像解説 =

| 監督 = [[今井正]]

| 脚本 = [[水木洋子]]

| 原案 =

| 原作 =

| 製作 = [[伊藤武郎]]<br />[[角正太郎]]

| 製作総指揮 =

| ナレーター =

| 出演者 = 高橋恵美子<br />[[奥の山ジョージ]]<br/>[[北林谷栄]]

| 音楽 = [[大木正夫]]

| 主題歌 =

| 撮影 = [[中尾駿一郎]]

| 編集 = [[河野秋和]]

| 製作会社 = [[大東興業|大東映画]]

| 配給 = {{flagicon|JPN}} [[松竹]]<br/>{{Flagicon|POR}} {{仮リンク|シネマテカ・ポルチュゲーザ|pt|Cinemateca Portuguesa}}

| 公開 = {{Flagicon|JPN}} [[1959年]][[3月29日]]<br/>{{Flagicon|POR}} [[1982年]][[7月30日]]

| 上映時間 = 117分

| 製作国 = {{JPN}}

| 言語 = [[日本語]]

| 製作費 =

| 興行収入 =

| 前作 =

| 次作 =

}}

『'''キクとイサム'''』は、[[1959年]]（昭和34年）[[3月29日]]公開の[[日本映画]]である。[[大東興業|大東映画]]製作、[[松竹]]配給。監督は[[今井正]]。[[モノクローム|モノクロ]]、[[画面アスペクト比|シネマスコープ]]、117分。

[[会津]][[磐梯山]]麓の農村を舞台に、[[混血|混血児]]の姉弟が好奇と差別の中を明るく生きる姿を描いた社会派映画。混血児の姉弟役には、当時一般の小学生だった高橋恵美子と[[奥の山ジョージ]]が起用された<ref name="今井正">『今井正映画読本』、論創社、2012年、{{ISBN2|484601147X}}、p.222-223</ref>。また、当時48歳の[[北林谷栄]]が前歯を抜く役作りを行って倍近い年齢の祖母役を演じ<ref name="今井正"/>、数々の女優賞を受賞したほか、作品自体も多くの映画賞を獲得した。[[キネマ旬報#第33回（1959年度）|第33回キネマ旬報ベスト・テン]]第1位<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.city.ichikawa.lg.jp/cul01/mizuki_kiku.html|title=キクとイサム|publisher=市川市|date=2018-11-05|accessdate=2021-04-30}}</ref>。

== あらすじ ==

{{要あらすじ}}

== スタッフ ==

* 監督：[[今井正]]

* 製作：[[伊藤武郎]]、[[角正太郎]]

* 企画：[[市川喜一]]

* 脚本：[[水木洋子]]

* 撮影：[[中尾駿一郎]]

* 照明：[[浅見良二]]

* 美術：[[江口準次]]

* 録音：[[安恵重遠]]

* 音楽：[[大木正夫]]

* 編集：[[河野秋和]]

* 美術：江口準次

* 企画助監督：[[市川喜一橘祐典]]

* 製作撮影助手：[[伊藤武郎松田忠彦]]

* 照明助手：[[山本嘉治]]

* 美術助手：[[小松乙彦]]、[[高木潔]]

* 装飾主任：[[金杉正彌]]

* 製作主任：[[森谷玄]]

* 現像：[[東映ラボ・テック|日本色彩映画]]

== 出演者キャスト ==

* 川田キク：高橋恵美子{{efn2|配給元の松竹では、'''高橋エミ子'''と表記している<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/03229/|title=キクとイサム|publisher=松竹|date=1959-03-29|accessdate=2021-04-30}}</ref>。}}

* 川田キク：高橋エミ子

* 川田イサム：[[藤原喜久男|奥の山ジョージ]]

* しげ子婆さん：[[北林谷栄]]

* カメラの男：（養子調査員）：[[滝沢修]]

* 院長さん：[[宮口精二]]

* 座長さん：[[三島雅夫]]

* お巡りさん：[[東野英治郎]]

* 新聞社の人A（記者）：[[三國連太郎|三国連太郎]]

* 新聞社の人B（カメラマン）：[[高原駿雄]]

* おかつ：[[岸輝子]]

* 雑貨屋さん：[[三井弘次]]

* 呼び込みの男：[[多々良純]]

* 清二郎さん：[[清村耕次]]

* 奥さん：朝比奈愛子

* 小野寺先生：[[織田政雄]]

* 松田先生：[[荒木道子]]

* 座長さん：[[三島雅夫]]

* 巫女さん：[[賀原夏子]]

* 尼さん：[[長岡輝子]]

* 新聞社の人A：[[三國連太郎]]

* 新聞社の人B：[[高原駿雄]]

* 兎吉さん：[[中村是好]]

* 組合の人：A：[[殿山泰司]]

* 組合の人B：[[井上昭文]]（ノンクレジット）

* 呼び込みの男：[[多々良純]]

* おかつの亭主：[[松本克平 (俳優)|松本克平]]（ノンクレジット）

* 雑貨屋さん：[[三井弘次]]

* 祭り笛の男A：[[田中邦衛]]（ノンクレジット）

* おかつ：[[岸輝子]]

* 村の男A：[[梅津栄]]（ノンクレジット）

* おかつの亭主：[[松本克平]]

* 祭場の男A：[[穂高稔]]（ノンクレジット）

* 酔った村の青年：[[高津住男]]<ref name="今井正"/>（ノンクレジット）

* 祭り見物の男：[[島田屯]]<ref name="今井正"/>（ノンクレジット）

* 祭り見物の女：[[戸田春子]]<ref name="今井正"/>（ノンクレジット）

* 患者：[[小林十九二]]<ref name="今井正"/>（ノンクレジット）

* 座員：[[小笠原章二郎]]<ref name="今井正"/>（ノンクレジット）

== 受賞 ==

* [[キネマ旬報#第33回（1959年度）|第33回キネマ旬報ベスト・テン]] 日本映画 第1位、日本映画監督賞

* [[毎日映画コンクール#第14回（1959年）|第14回毎日映画コンクール]] 日本映画大賞、脚本賞、女優主演賞（北林谷栄）、演技特別賞（高橋恵美子、奥の山ジョージ）

* [[ブルーリボン賞 (映画)#第10回（1959年度）|第10回ブルーリボン賞]] 作品賞、脚本賞、主演女優賞（北林谷栄）

== 脚注 ==

{{脚注ヘルプ}}

=== 注釈 ===

{{notelist2}}

=== 出典 ===

{{reflist}}

== 外部リンク ==

* {{Movielink|allcinema|138758|[http://www.jmdb.ne.jp/1959/ci001440.htm キクとイサム}}] - [[日本映画データベース]]

* {{MovielinkAllcinema title|kinejun|26166138758|キクとイサム}}

* {{Kinejun title|26166|キクとイサム}}

* {{imdb title|0186273|Kiku to Isamu}}

* [http://nfcd.momat.go.jp/det.php?mode=1&data_id=529&notation_id=224047 キクとイサム] - [[東京国立近代美術館フィルムセンター]]

{{今井正監督作品}}

{{キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベスト・ワン}}

{{毎日映画コンクール日本映画大賞}}

{{ブルーリボン賞作品賞}}

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{{デフォルトソート:きくといさむ}}

[[Category:日本の映画作品]]

[[Category:1959年の映画]]

[[Category:松竹配給の映画]]

[[Category:日本の社会派映画]]

[[Category:日本のドラマ映画]]

[[Category:日本の白黒映画]]

[[Category:今井正の監督映画]]

[[Category:松竹水木洋子の脚本作品]]

[[Category:福島県を舞台とした映画作品]]

[[Category:兄弟姉妹を題材とした映画作品]]