'''日野市の用水路'''(ひのしのようすいろ)は、主に[[東京都]][[日野市]]内を流れる[[用水路]]について記述する。
{{統合提案|豊田用水|新井用水|上田用水|黒川用水|黒川清流公園|豊田用水|date=2016年3月}}
{{改名提案|date=2016年3月}}
{{infobox 用水路
|名称 = 豊田用水
|画像 = <br />画像募集中<br />
|延長 =
|灌漑面積 =
|取水元 = [[浅川 (東京都)|浅川]]・滝合橋付近
|合流先 = [[上田用水]]・上田472付近
|流域 = [[東京都]][[日野市]]
|備考 農業用水
}}
'''豊田用水'''(とよだようすい)は、[[東京都]][[日野市]]に存在する農業用の用水路である。
特に'''新井用水'''と'''上田用水黒川用水'''、とそれに関連する'''黒川清流公園'''について扱う。
== 流域 ==
東京都[[八王子市]]を源流とする[[浅川 (東京都)|浅川]]の滝合橋付近から取水したあと、浅川を平山橋まで伴走し、そこから豊田、東豊田、川辺堀之内地区を通り、「上田472」付近で上田用水に合流する。この先は、「[[上田用水]]」を参照。
== 分岐・合流する新井用水路 ==
本水路は日野を代表する水路の一つである為、分岐・合流する水路が多数ある。ここではそれを流域順に記す。なお、番地の特定には[[グーグル]]地図の「この場所について」機能を使用した。また、本水路から分岐して本水路に再合流する水路は別項に記す。
{{出典の明記|section=1|date=2009年11月}}
=== 分岐する水路 ===
{| class="wikitable" style="margin:0 auto"
!分岐水路名!!分岐地点
|-
| コスモスアベニュー||豊田2丁目21−12
|-
| 東豊田1丁目の水路||東豊田1丁目34−5(東豊田公園内を通過)
|}
=== 合流してくる水路 ===
{| class="wikitable" style="margin:0 auto"
!合流水路名!!合流地点
|-
| 日野市中央図書館下湧水||豊田2丁目47−1
|-
| たぬき公園下湧水||東豊田1丁目34−5
|-
| 黒川用水||川辺堀之内119
|-
| 上田用水||上田472
|}
=== 分岐して再合流する水路 ===
{| class="wikitable" style="margin:0 auto"
!水路名!!分岐地点!!再合流地点
|-
|東豊田1−36から1−41間の田んぼ用水路||東豊田1丁目49−7||東豊田1丁目42−4
|}
== 生息する生物 ==
有名なものは[[コイ]]等であるが、[[モクズガニ]]等珍しい生物もいる。
== 昔の豊田・上田用水 ==
{{出典の明記|section=1|date=2009年11月}}
昔は水が綺麗だったため、本水路で[[衣服]]の[[洗濯]]や[[野菜]]の洗浄ができていた。現在はその時代の名残りを確認することができる(洗い場の跡が残るのみ)。また流域に住んでいた方々の話では、昔は'''マシジミが石のように'''たくさん採れたが、現在では本水路を水源とする溝などに[[タイワンシジミ]]が大発生しており、[[マシジミ]]など在来種の居場所を無くしている、同時に純国産であるマシジミと外来シジミとの交配で生まれた貝は、'''外来シジミ側の遺伝子を持つ貝'''(外来シジミ)となってしまう為、余計にマシジミを絶滅に追いやっている。(詳細は[[マシジミ]]を参照。)
== 現状 ==
[[高度経済成長期]]には[[環境問題|生活排水]]などで汚染が進み、一時期本水路の生態系は壊滅状態となったが、現在は[[下水道]]の普及・[[道徳|モラル(道徳)]]の改善などで汚染が減り、本水路の生態系も回復傾向にある。また、最近では水路に関心を持ってもらえるよう、[[日野市#地勢|東豊田公園]]や[[日野市#地勢|向島用水ふれあい水路]]<ref>もとはどちらも[[更地]]、または[[藪]]であった。</ref>等のように水路の一部を改修して、用水と触れ合えるようにする事業が本格化している。他にも[[程久保川]]の通る[[多摩動物公園駅]]付近のように、いままで埋めていた川を再び開けて、憩いの場を作る事業もあり、少しずつではあるが「用水の町・日野」をよみがえらせている。
== その他 ==
{{出典の明記|section=1|date=2009年11月}}
* [[日野市立第二小学校]]や個人等が種を植えるなどして、秋に[[コスモス]]が咲くコスモスアベニューと言う水路も本水路から水を引いている。
* また、年に2,3回[[ごみ]]や[[水草]]を撤去するために水を止めることがある。
* 休耕中の冬期でも、[[防火用水]]を兼ねて水を流している。
* [[2009年]][[6月20日]]に[[テレビ東京]]で放送された“街道歩きの旅 第3弾甲州街道8日間 ふれあい珍道中”で日野市を通った際に、甲州街道から遠く離れた本水路を登場人物が歩いていた<ref>[http://www.tv-tokyo.co.jp/sat/backnumber/090620.html 土曜スペシャル]</ref>。
* また、[[日野市#図書館|日野市中央図書館]]の2階にある、市民資料室には、日野市の資料はもとより、本水路なども含めた、河川・用水路の水質・生物などを調べた資料がある(貸し出し不可)。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}
== 関連項目 ==
* [[日野市#主な用水路(農業用水)]]
* [[タイワンシジミ]]
* [[多摩動物公園駅]]
* [[ビオトープ]]
* [[_日野市#地勢|日野市の自然の特徴]]
== 外部リンク ==
* [https://www.city.hino.lg.jp/ 日野市ホームページ]
* [http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/13,0,34,45,html 日野市・緑と清流課ホームページ]
* [http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&lr=&ie=UTF-8&tab=wl google地図機能]
{{Pref-stub|pref=東京都}}
{{DEFAULTSORT:とよたようすい}}
[[Category:日本の用水路]]
[[Category:東京都の河川]]
[[Category:日野市の地理]]
[[Category:多摩川水系]]
{{統合提案|豊田用水|新井用水|上田用水|黒川用水|黒川清流公園|豊田用水|date=2016年3月}}
{{出典の明記|date=2010年3月}}
{{Infobox 用水路
|名称 = 新井用水
|画像 = [[ファイル:Fujisan and Arai ChannelBridge 01by Hino, Tokyo 2015.JPGjpg|245px250px]]<br />浅川合流部付近(2015年11月)
|延長 =
|灌漑面積 =
|取水元 = [[日野市上田用水]]・上田475の堰
|合流先 = 日野市石田 [[浅川 (東京都) |浅川]]
|流域 = 日野市
|備考 = 流域の大部分が[[親水路]]風に改修
}}
'''新井用水'''(あらいようすい)とは、[[東京都]][[日野市]]内を流れる[[用水路]]であ、主に上田と新井の両地区を流路としている。
=== 概要 ===
この水路は、分岐・合流する水路が比較的多いことがあげられる。また、住宅の間や、後述する[[クランク (道路) |屈曲クランク]]部を越えた下流部などを除けば、護岸が[[親水]]風に改修されており、比較的市民が水路と触れ合い易いような工夫がなされている。21年現在、新井用水を利用し水稲栽培を行っている営農者は1軒のみである。
=== 流域 ===
{{出典の明記|section=1|date=2010年3月}}
同市内を流れる「[[上田用水]]」の「上田475」にある[[堰]]から取水後、してしばらく歩道の下や民家の合間を通るがり、「上田639」から「上田384」まで途中には「新井用水 ふれあい水路」というして[[親水路]]としてに整備された箇所がある。かつてはこの親水路の直近の浅川に取水堰があったが水の出やすい場所であった為、現在は上田用水から分水している。この後、[[東京都道41号稲城日野線|川崎街道]]をくぐり、住宅街の間を通りながら、同じ「上田475」の堰から分岐した先である「[[上田用水]]」の支流と再合流する。この後、2車線新川崎街道道路をくぐり、他の水路とも分岐した後、「万願寺6‐5丁目」を地区に入ってから約700メートル近くに渡ってをほぼ直線に通り流れ、途中には「大木島公園」という[[親水公園]]もが存在する。しかしその下流、「万願寺5丁目」と「石田2丁目」の境界線付近にある[[十字路]]で、[[道路]]に沿って直角に2回曲がり、浅川に沿う道路までへ出る。て、ここから、「新井橋」の手前にある[[堰]]まで浅川に沿う。このクランク部あたりから合流部までは、かなり深いところを通るため、'''立入禁止'''となっており、[[親水]]にはなっていない。そして「石田2‐7‐1」橋の手前にある堰で、[[浅川 (東京都) |浅川]]にへ合流する。
{{右|[[ファイル:Fuji-san hino araibasi.JPG|thumb|200px|右に見えるのが本水路合流部の堰。この堰と万願寺歩道橋の間には、「[[サザンスカイタワー八王子]]」もわずかに見える。(2010年4月撮影)]]}}
== その他 ==
* 現在、本水路を水源とする水路などに[[タイワンシジミ]]が多く発生している。無論、この水路に限らないが、現在の[[日野市]]内では、この「タイワンシジミ」がかなり多くの水路で大発生しており、他にも、「[[平山用水|平山用水 ふれあい水路]]」や、「[[向島用水|向島用水 親水路]]」等の下流部も本種の大発生が顕著である。
<!--いったん伏せます
== 関連項目 ==
* [[上田用水]]
* [[親水]]
* [[タイワンシジミ]]
=== 外部リンクその他 ===
* 現在、本水路を水源とする水路などに[[タイワンシジミ]]が多く発生している。無論、この水路に限らないが、現在の[[日野市]]内では、この「タイワンシジミ」がかなり多くの水路で大発生しており、他にも、「[[平山用水|平山用水 ふれあい水路]]」や、「[[向島用水|向島用水 親水路]]」等の下流部も本種の大発生が顕著である。-->
* [http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E6%97%A5%E9%87%8E%E5%B8%82%E7%9F%B3%E7%94%B02%E2%80%9011%E2%80%906&sitesearch=&um=1&ie=UTF-8&hq=&hnear=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%97%A5%E9%87%8E%E5%B8%82%E7%9F%B3%E7%94%B0%EF%BC%92%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%91%EF%BC%91%E2%88%92%EF%BC%96&gl=jp&ei=n6CtS7LdMpLo7AP7ibC6Dw&sa=X&oi=geocode_result&ct=image&resnum=1&ved=0CAsQ8gEwAA 新井用水クランク部(石田2‐11‐6中心;Google地図)]
==上田用水==
{{Pref-stub|pref=東京都}}
{{DEFAULTSORT:あらいようすい}}
[[Category:日野市の地理]]
[[Category:東京都の河川]]
[[Category:日本の用水路]]
{{統合提案|豊田用水|新井用水|上田用水|黒川用水|黒川清流公園|豊田用水|date=2016年3月}}
{{infobox 用水路
|名称 = 上田用水
|画像 =[[ファイル:Kamida- Channel 01by Hino, Tokyo 2014.JPGjpg|185px250px]]<br />日野市[[川辺堀之内]]にて(2014年10月撮影)
|延長 =
|灌漑面積 =
|取水元 = 日野市川辺堀之内 [[浅川 (東京都)|浅川]]・川辺堀之内594にある堰
|合流先 = [[日野市#主な河川|万願寺 [[根川 (日野市)]]・根川大橋
|流域 = [[東京都]][[日野市]]
|備考 農業用水
}}
{{maplink|frame=yes|plain=yes|type=line|id=Q11359870|frame-width=300|frame-height=300|frame-long=139.40848|frame-lat=35.66995|zoom=14|stroke-color=#0000ff|stroke-width=2}}
'''上田用水'''(かみだようすい)とは[[東京都]][[日野市]]内を流れる[[用水路]]のひとつである。
'''上田用水'''(かみだようすい)とは[[東京都]][[日野市]]内を流れる[[用水路]]のひとつで、主として同市の上田と宮、万願寺地区を流路とする。
=== 概要 ===
この水路の特徴として、取水部付近から、豊田用水との合流点付近まで、雨天時を除き、水量が少ないことが挙げられる。、そのため、流域こから先を流れる水のほとんどは、豊田用水のものである。また、[[日野バイパス]]開通における[[区画整理]]により、周囲には[[田]]が少ない。そのため減り、必然的に支流の数も他の水路より少ないものとなっている。また、万願寺地区では宅地化が進行したため、道路に沿う直線の護岸水路に再整備された。
== 流域 ==
[[ファイル:Kamida-Channel 02.JPG|thumb|200px|[[宅地化]]により直線化された箇所<br />(万願寺地区)]][[浅川 (東京都) |浅川]]の「川辺堀之内594」にある[[堰]]から取水し、日野市民プールの左側を通った後、[[東京都道159号豊田高幡線|都道159号線]]を斜めにくぐり、自動車教習所のある上田472付近で[[豊田用水]]と合流する。ここからは道路沿いを行き、[[東京都道41号稲城日野線 |川崎街道]]をくぐると、[[日野バイパス]]が見えてくる。この先は、以前の土地状況等から、水路が[[ジグザグ]]に流れており、[[日野バイパス]]を計3回くぐる独特の流れ方になっている。この独特な流れ方の理由は2つあり、1つは以前この場所に[[水田]]や[[畑]]が多数あった為、水路を当時の土地状況に合わせて作ったこと。そして、もう1つは[[日野バイパス]]を開通させるための[[土地区画整理]]時に、水路の流れをほとんど変えなかったことから、このように特殊な流れ方となったのである。そこから「宮」、「万願寺4‐3‐2丁目」を経由して、「万願寺2丁目29‐23」にある根川大橋で[[根川 (日野市) |根川]]に合流する。その後1.5キロほど先で、[[多摩川]]に合流する。(ここから先は「[[根川 (日野市) |根川]]」を参照。)
21年現在、上田用水を利用して水稲栽培を行っている営農者は1軒のみである。万願寺中央公園にある小さな水田は有志の方が管理している。
== 分岐・合流する水路 ==
=== 流域 ===
本水路は日野を代表する水路の1つである為、分岐・合流する水路がいくつかある。ここではそれを流域順に記す。なお、番地の特定には[[グーグル]]地図の「この場所について」機能を使用した。なお、本水路から分岐して、本水路に再合流する水路は別項に記す。
同市[[川辺堀之内]]にある[[浅川 (東京都) |浅川]]の[[堰]]から取水するが、近年は浅川の河床が下がり続け、国土交通省の方針もあり蛇籠を使った取水が行えないため、せっかく堰を直しても水が出れば石が流され取水がほぼできない状態となっていることが多い。市民プールの左側を通った後[[東京都道159号豊田高幡線|都道159号線]]を斜めにくぐる。そして、かつて「多摩コース」と呼ばれた自動車教習所が存在したあたりで[[豊田用水]]が合流し、ここから先は道路沿いを流れて[[東京都道41号稲城日野線 |川崎街道]]をくぐると[[日野バイパス]]に近づき[[宮 (日野市)]]へ入る。このあたりは区画整理後も水路の流れを変えていない事からジグザグに流れており、必然的に日野バイパスを計3回くぐる独特の流れ方となっており、この先は万願寺地区を縦断して[[根川 (日野市) |根川]]に合流する。
{{出典の明記|section=1|date=2010年3月}}
{{main|根川 (日野市)}}
=== 分岐する黒川用水路 ===
{{Infobox 用水路
{| class="wikitable" style="margin:0 auto"
|名称 = 黒川用水
!分岐水路名!!合流地点
|画像 = [[ファイル:Kurokawa Channel by Hino, Tokyo (2016-08).jpg|250px]]
|-
|延長 =
| [[新井用水]]||上田475
|灌漑面積 =
|-
|取水元 = 日野市[[東豊田 (日野市)|東豊田]] 黒川清流公園
| 上田の田んぼ群用の水路||上田475
|合流先 = 日野市[[川辺堀之内]] 豊田用水
|}
|流域 = 東京都日野市
|備考 = 源流付近は[[黒川清流公園]]
}}
'''黒川用水'''(くろかわようすい)は[[東京都]][[日野市]]内を流れる用水路であり、単に「黒川」や「黒川水路」と呼ばれることもある。
=== 合流してくる水路概要 ===
日野市[[東豊田 (日野市)|東豊田]]にある[[#黒川清流公園|黒川清流公園]]内の湧水を水源としており、護岸の形状は[[三面護岸]]と石積み構造が混在している。また、この水路は比較的深い場所に掘られているが水深自体は浅く、流域には当水路を利用する[[田]]が無いためか砂泥の堆積も少ない。
{| class="wikitable" style="margin:0 auto"
!合流水路名!!合流地点
|-
|[[豊田用水]]||上田472
|}
=== 分岐して再合流する水路域 ===
日野市東豊田にある黒川清流公園西端にある[[わさび]]農園付近が源流で、途中園内にある複数の湧水が合流する。しかし、公園の東端である[[中央本線|JR中央線]]の築堤からしばらく暗渠となり、住宅街を抜けた先の大字豊田付近で地上に戻る。隠れている距離が長い上に水路の存在をほのめかす物も特に見当たらず、説明が無ければ無関係の水路にも感じる。ここから先は区画整理の進む川辺堀之内地区の[[谷戸]]を進むが畑のあった頃の流路は保持されており、[[日野バイパス]]の側壁や栗畑も見えてきて坂を下りきると豊田用水に合流する。
{| class="wikitable" style="margin:0 auto"
!水路名!!分岐地点!!再合流地点
|-
|上田46 - 宮302間の[[_バイパス|バイパス水路]]||上田46||宮302
|}
===黒川清流公園===
== 関連項目 ==
{{公園
* [[日野市#主な用水路(農業用水)]]
|名称 = 黒川清流公園
* [[新井用水]]
|英語名称 =
* [[根川 (日野市) ]]
|画像 = [[File:Kurokawa-Seiryu Park by Hino, Tokyo (2014-10).jpg|250px]]
* [[日野市#地勢|日野市の自然の特徴]]
|画像キャプション = 2014年10月
* [[タイワンシジミ]]
|国 = {{JPN}}
|都市 = [[東京都]][[日野市]]東豊田3-16-1
| 緯度度 = 35|緯度分 = 39|緯度秒 = 54.46
| 経度度 = 139|経度分 = 23|経度秒 = 7.89
|分類 = [[親水公園]]
|面積 = 9,326m{{sup|2}}
|前身 =
|開園 = 1985年
|運営者 = 日野市
|年来園者数 =
|現況 =
|設備・遊具 = 清流広場、親水広場
|駐車場 =
|バリアフリー =
|建築家と技術者 =
|告示 =
|事務所 =
|事務所所在地 =
|アクセス = [[中央本線]][[豊田駅]]より、徒歩約10分
|備考 =
|公式サイト = [http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/18,1482,105,139,html]
}}
'''黒川清流公園'''(くろかわせいりゅうこうえん)は[[東京都]][[日野市]]にある[[公園]]で<ref name="asahi2017711">{{Cite news
| title = eco活プラス 身近に湧き水、楽しもう 東京にも57選、学べる歴史や地形
| newspaper = [[朝日新聞]]
| date = 2017-07-11
| author = 伊藤隆太郎
| publisher = 朝日新聞社
| page = 夕刊 7面
}}</ref>
、上述する黒川用水の源流も兼ねている。
====概要====
この付近には[[多摩川]]水系の[[浅川 (東京都)|浅川]]が流れる[[日野台地]]の[[河岸段丘]]崖からの[[湧水]](黒川湧水<ref name="kankyo">{{Cite web|和書|url=https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/water/conservation/spring_water/tokyo/place_32.html |title=No.32 黒川湧水(日野市) |publisher=東京都環境局 |accessdate=2016-03-08}}</ref>)を水源とする'''黒川'''(くろかわ)という川があり<ref name="kanko">{{Cite web|和書|url=http://shinsenhino.com/archives/spot/nature/river/050424080657.php |title=黒川清流公園 |publisher=日野市観光協会 |accessdate=2016-03-07}}</ref>、これは[[黒川用水]]とも呼ばれて[[ワサビ|山葵田]]などの農業用水としても利用されていた<ref name="kankyo"/>。周辺の宅地化が進んだことで多くが暗渠化されたが、この湧水と元からあったクヌギやコナラなどの雑木林を活用して全長600メートルを整備し<ref name="taisho">{{PDFlink|[https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/tedukuri/pdf/Part5_h2/5-40.pdf 平成18年度「手づくり郷土賞」大賞]}}</ref>、1985年(昭和60年)に親水公園として誕生した<ref name="kanko"/>。公園内は[[石]]で作られた[[ベンチ]]や[[絵]]が描かれた[[マンホール]]がある<ref>[http://www.nikon-image.com/enjoy/life/park/park47.htm ニコン公園散歩]</ref>。公園の背後にある崖線緑地は1975年(昭和50年)に東京都の緑地保存地域に指定されており<ref name="50sen">{{Cite web|和書|url=http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/198,122336,c,html/122336/20140619-190253.pdf |title=水辺のある風景 日野50選 |publisher=日野市 |date=2014-06-19 |accessdate=2016-03-07 |format=PDF}}</ref>、公園は[[環境省]]の特定植物群落のほか、日野市の植生重要自然地域にも選定されている<ref name="50sen"/><ref>{{Cite web|和書|url=http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/196,88062,c,html/88062/20110404-103821.pdf |title=第2次日野市環境基本計画 |publisher=日野市 |date=2011-04-01 |accessdate=2016-03-07}}</ref>。
====受賞歴====
*[[国土交通省]] [[手づくり郷土賞]]平成2年度「生活を支える自然の水部門」受賞[https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/tedukuri/pdf/Part5_h2/5-40.pdf]。平成18年度同賞大賞受賞<ref name="taisho"/>
[[ファイル:Kurokawa-Seiryu Park Stray cat in Hino, Tokyo (2014-01).jpg|250px|サムネイル|[[野良猫]]も多い]]
====主に見られる生物====
[[アオゲラ]]、[[ヤマガラ]]、[[エナガ]]、[[マガモ]]、[[カワセミ]]、[[ホタル]]、[[サワガニ]]、[[鯉]]、[[カナヘビ]]、[[ざざむし|クロカワムシ]]、[[ミンミンゼミ]]など。カブトムシなど
参考
== 外部リンク ==
*[http://www.nacot.org/Komorebi24.html NACOT 自然観察情報 こもれび 第24号]
* [http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E6%97%A5%E9%87%8E%E5%B8%82%E4%B8%8A%E7%94%B050&lr=&oq=&gs_rfai=&um=1&ie=UTF-8&hq=&hnear=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%97%A5%E9%87%8E%E5%B8%82%E4%B8%8A%E7%94%B0%EF%BC%95%EF%BC%90&gl=jp&ei=J9mhS565O5KekQXokNXdCA&sa=X&oi=geocode_result&ct=image&resnum=1&ved=0CAgQ8gEwAA 上田用水屈曲部(上田50中心;Google地図)]
*[http://www.nikon-image.com/enjoy/life/park/park47.htm ニコン公園散歩]
* [https://www.city.hino.lg.jp/ 日野市ホームページ]
*[http://shinsenhino.com/archives/spot/nature/river/050424080657.php 日野市観光協会]
* [http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/13,0,34,45,html 日野市・緑と清流課ホームページ]
* [http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&lr=&ie=UTF-8&tab=wl google地図機能]
=== 生物 ===
{{River-stub|pref=東京都}}
[[カワニナ|チリメンカワニナ]]と呼ばれるカワニナの一種や[[モクズガニ]]が生息している<ref>日野市水生生物調査 調査報告書(各年度)</ref>。
{{DEFAULTSORT:かみたようすい}}
[[Category:日本の用水路]]
==豊田用水==
[[Category:東京都の河川]]
{{infobox 用水路
[[Category:日野市の地理]]
|名称 = 豊田用水
[[Category:多摩川水系]]
|画像 = [[file:Toyoda Channel 09 2014.jpg|250px]]<br />2014年9月、東豊田地区
{{統合提案|豊田用水|新井用水|上田用水|黒川用水|黒川清流公園|豊田用水|date=2016年3月}}
{{改名提案|2=豊田用水|date=2016年3月}}
{{出典の明記|date=2010年3月}} <!-- 2010/3/4 01:40 -->
{{Infobox 用水路
|名称 = 黒川用水
|画像 = [[ファイル:Kurokawa-Channel 01.JPG|250px]]
|延長 =
|灌漑面積 =
|取水元 = 黒日野市[[西平山]] [[浅川清流公園 (東京都)|浅川]]
|合流先 = 豊日野市[[上田 (日野市)]] 上田用水
|流域 = [[東京都]][[日野市]]
|備考 農業用水
|備考 = 源流付近は[[黒川清流公園]]
}}
'''黒川豊田用水'''(くろかわとよだようすい)は[[東京都]][[日野、市]]内のうち主として豊田から川辺堀之内地区を主体に流れる[[親水]]<tt>・</tt>農業用水である。単に「黒川」や「黒川水路」と呼ばれることもある。
=== 概要流域 ===
東京都[[八王子市]]を源流とする[[浅川 (東京都)|浅川]]の滝合橋付近から取水されるが平山橋付近までは並んでおり、そこから先は豊田、東豊田、川辺堀之内地区を通りつつ上田地区で上田用水に合流する。
同市内の[[黒川清流公園]]内から湧水する。この公園は人工的に作られたため、砂泥の堆積は少ない。この公園の端にある「ひょうたん池」から「豊田1432‐12」までは暗渠化されていて、この上には住宅が立ち並ぶ。再度地上に出る「豊田1432‐12」から[[豊田用水]]合流部までの護岸は、実用性を重視した「[[三面護岸]]」か従来からの「石積み構造」となっている。水路自体は比較的深い場所に掘られているが、水深は浅めである。湧水地点から本水路の中流部あたりまでは砂泥の堆積が多少あるが、豊田用水合流部付近での砂泥の堆積はほとんど見られない。
21年現在、豊田用水を用い水稲栽培を行っている営農者は2軒まで減った。
== 流域 ==
日野市東豊田にある[[黒川清流公園]]西端の[[わさび]]農園付近から湧水し、そこからしばらく園内を流れ、いくつかの湧水と合流する。しかし、[[中央本線|JR中央線]]をくぐる頃から暗渠になるため、一見水路はここで終わったかのように見えるが、中央線を跨いだ「豊田1432‐12」付近で地上に戻る。しかし、再度地上に出る地点まで距離がある為、別の水路のようにも感じる。ここから先は[[河岸段丘]]に沿う為、多少自然が残っている。この為、小規模な[[遊歩道]]と[[畑]]があり、水路は畑のあるほうに進む為、遊歩道側から大きく迂回する。下流付近になると、[[日野バイパス]]の側壁も見えてきて、坂を下りきった「川辺堀之内119」付近で[[豊田用水]]に合流する。
<!--いったん伏せます。
== 生物 ==
[[カワニナ|チリメンカワニナ]]と呼ばれるカワニナの一種が生息している。また「日野市水生生物調査 調査報告書」によると[[モクズガニ]]が発見された記録もある。
== 関連項目 ==
* [[黒川清流公園]]
* [[豊田用水]]
== 外部リンク ==
* [http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E8%B1%8A%E7%94%B01432-12&lr=&oq=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=il 黒川用水(豊田1432‐12中心;Google地図)]
{{River-stub|pref=東京都}}
=== 生息する生物 ===
{{DEFAULTSORT:くろかわようすい}}
[[Category:東京都の河川]]
有名なものは[[コイ]]等であるが、[[モクズガニ]]等珍しい生物もいる。
[[Category:日野市の地理]]
=== 昔の豊田・上田用水 ===
{{出典の明記|section=1|date=2009年11月}}
昔は水が綺麗だったため、本水路で[[衣服]]の[[洗濯]]や[[野菜]]の洗浄ができていた。現在はその時代の名残りを確認することができる(洗い場の跡が残るのみ)。また流域に住んでいた方々の話では、昔は'''マシジミが石のように'''たくさん採れたが、現在では本水路を水源とする溝などに[[タイワンシジミ]]が大発生しており、[[マシジミ]]など在来種の居場所を無くしている、同時に純国産であるマシジミと外来シジミとの交配で生まれた貝は、'''外来シジミ側の遺伝子を持つ貝'''(外来シジミ)となってしまう為、余計にマシジミを絶滅に追いやっている。(詳細は[[マシジミ]]を参照。)
=== 現状 ===
[[高度経済成長期]]には[[環境問題|生活排水]]などで汚染が進み、一時期本水路の生態系は壊滅状態となったが、現在は[[下水道]]の普及・[[道徳|モラル(道徳)]]の改善などで汚染が減り、本水路の生態系も回復傾向にある。また、最近では水路に関心を持ってもらえるよう、[[日野市#地勢|東豊田公園]]や[[日野市#地勢|向島用水ふれあい水路]]<ref>もとはどちらも[[更地]]、または[[藪]]であった。</ref>等のように水路の一部を改修して、用水と触れ合えるようにする事業が本格化している。他にも[[程久保川]]の通る[[多摩動物公園駅]]付近のように、いままで埋めていた川を再び開けて、憩いの場を作る事業もあり、少しずつではあるが「用水の町・日野」をよみがえらせている。
=== その他 ===
{{出典の明記|section=1|date=2009年11月}}
* [[日野市立第二小学校]]や個人等が種を植えるなどして、秋に[[コスモス]]が咲くコスモスアベニューと言う水路も本水路から水を引いている。
* また、年に2,3回[[ごみ]]や[[水草]]を撤去するために水を止めることがある。
* 休耕中の冬期でも、[[防火用水]]を兼ねて水を流している。
* [[2009年]][[6月20日]]に[[テレビ東京]]で放送された“街道歩きの旅 第3弾甲州街道8日間 ふれあい珍道中”で日野市を通った際に、甲州街道から遠く離れた本水路を登場人物が歩いていた<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/sat/backnumber/090620.html 土曜スペシャル]</ref>。
* また、[[日野市#図書館|日野市中央図書館]]の2階にある、市民資料室には、日野市の資料はもとより、本水路なども含めた、河川・用水路の水質・生物などを調べた資料がある(貸し出し不可)。-->
=== 関連項目 ===
* [[日野市#地勢]]
* [[タイワンシジミ]]
* [[ビオトープ]]
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}
{{日本の農業用水}}
{{リダイレクトの所属カテゴリ|redirect1=黒川清流公園|1-1=日野市の公園|1-2=親水公園}}
{{Pref-stub|pref=東京都}}
{{DEFAULTSORT:ひのしのようすいろ}}
[[Category:日本の用水路]]
[[Category:日野市の地理]]
[[Category:多摩川水系]]
[[Category:東京都の河川]]
[[Category:東京都の土木]]
[[Category:日野市の公園]]
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