「荒武三省」の版間の差分

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{{基礎情報 武士

'''荒武 三省'''（あらたけ さんせい、生年不詳 - [[天文 (元号)|天文]]3年（[[1534年]]））は、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]の[[武将]]。通称は藤兵衛、号して花雲軒三省。実名は宗名。子に右京亮宗並。[[伊東氏|日向伊東氏]]に仕えた。

| 氏名 = 荒武三省

| 画像 =

| 画像サイズ =

| 画像説明 =

| 時代 = [[戦国時代 (日本)|戦国時代]]

| 生誕 = 不明

| 死没 = [[天文 (元号)|天文]]3年（[[1534年]]）

| 改名 = 宗名→花雲軒三省（号）

| 別名 = 通称：藤兵衛

| 諡号 =

| 神号 =

| 戒名 =

| 霊名 =

| 墓所 =

| 官位 =

| 幕府 =

| 主君 = [[伊東尹祐]]→[[伊東祐充|祐充]]

| 藩 =

| 氏族 = [[荒武氏]]

| 父母 =

| 兄弟 =

| 妻 =

| 子 = [[荒武宗並|宗並]]（右京亮）

| 特記事項 =

}}

'''荒武 三省'''（あらたけ さんせい、生年不詳 - [[天文 (元号)|天文]]3年（[[1534年]]）））は、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]の[[武将]]。通称は藤兵衛、号して花雲軒三省。実名は宗名。子に右京亮宗並。[[伊東氏#日向伊東氏|日向伊東氏]]に仕えたの家臣。

荒武氏は伊東家中でも落合氏ら譜代家臣とは違い、伊東氏の日向下向時に被官化した「[[西都市|都於郡]]四天衆」と言われる地侍の家系である。戦国期には奉行や代官を多く輩出したが、とりわけ藤兵衛は文武両道の臣として名高く、[[伊東尹祐]]の信任を受けて重用された。歌道にも達し、京から下向した[[飛鳥井雅康]]（二楽軒）と詠み交わした和歌が残る。

== 略歴 ==

主に[[都城盆地|庄内]][[北郷氏]]との合戦で活躍し、[[永正]]17年（[[1495年]]）には前線の[[都城市|勝岡城]]主を拝命する。[[大永]]6年（[[1526年]]）、[[肥後国|肥後]][[相良氏]]に犬童氏の乱が起こると出陣して鎮圧に貢献した。

[[荒武氏]]は伊東家中でも落合氏ら譜代家臣とは違い、伊東氏の日向下向時に被官化した、「[[西都市|都於郡]]四天衆」と言いわれる地侍の家系である。戦国期には奉行や代官を多く輩出したが、とりわけ藤兵衛三省は文武両道の臣として名高く、[[伊東尹祐]]の信任を受けて重用された。歌道にも達し、京から下向した[[飛鳥井雅康]]（二楽軒）と詠み交わした和歌が残る。

主に[[都城盆地|庄内]][[北郷氏]]との合戦で活躍し、[[永正]]17年（[[1520年]]）には前線の[[都城市|勝岡城]]主を拝命する。[[大永]]6年（[[1526年]]）、[[相良氏|肥後相良氏]]に犬童氏の乱が起こると出陣して鎮圧に貢献した。また、[[天文 (元号)|天文]]2年（[[1533年]]）、主君・[[伊東祐充]]の死去に伴い、尹祐の弟・[[伊東祐武|祐武]]が反乱を起こし、家中を牛耳っていた家老・[[福永祐炳]]ら福永一族の4人を自害に追い込み[[都於郡城]]を占拠すると、三省は祐充の弟・[[伊東義祐|祐清（義祐）]]を擁立し、祐武の軍勢を破って自害に追い込んだ。

天文2年（[[1533年]]）の内乱では都於郡を落ちた[[伊東義祐|伊東祐清]]を擁立した上で祐武を切腹させるも、翌年の[[高城城 (日向国)|新納院高城]]の戦いで米良一揆との激戦の末に戦死した。

翌天文23年（[[15331534年]]）の内乱では都於郡を落ちた[[伊東義祐|伊東祐清]]を擁立した上で祐武を切腹させるも、翌年の[[高城城 (日向国新納院)|新納院高城]]の戦いで米良一揆との激戦の末に戦死した。

[[Category:戦国武将|あらたけさんせい]]

[[Category:1534年没|あらたけさんせい]]

[[Category{{DEFAULTSORT:宮崎県の歴史|あらたけ さんせい]]}}

[[Category:戦国武将|あらたけさんせい]]

[[Category:日向国の人物]]

[[Category:戦国時代に戦死した人物]]

[[Category:生年不明]]

[[Category:1534年没|あらたけさんせい]]