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{{画像提供依頼|「駒ヶ根トレイン」のラッピング車両|date=2025年3月|cat=鉄道車両}}
{{鉄道車両
| 車両名 = JR東海373系電車
| 背景色 = #f77321
| 文字色 = #ffffff
| 画像 = JRC Series373-F10 Fujikawa-1.jpg
|画像幅 = 300px
| 画像説明 = 373系「ふじかわ」<br />(2023年4月 [[新蒲原駅]] - [[富士川駅]]間)
|画像説明 = 373系「ふじかわ」<br/>(2023年4月 [[新蒲原駅]] - [[富士川駅]]間)
| 運用者 = [[東海旅客鉄道]]
|運用者 = [[東海旅客鉄道]]
| 製造所 = [[日本車輌製造]]<br/>[[日立製作所]][[日立製作所笠戸事業所|笠戸事業所]]
|製造所 = [[日本車輌製造]]<br/>[[日立製作所]][[日立製作所笠戸事業所|笠戸事業所]]
| 製造年 = [[1995年]](平成7年) - [[1996年]](平成8年)
| 製造 = [[1995年]] =- 14編成42両[[1996年]]
|製造数 = 14編成42両
| 運用開始 = 1995年(平成7年)[[10月1日]]
|運用開始 = 1995年10月1日
| 編成 = 3両編成(1M2T)
|運用終了 =
| 軌間 = 1,067 mm
|廃車 =
| 電気方式 = [[直流電化|直流]]1,500 V([[架空電車線方式]])
|投入先 =
| 最高運転速度 = 110 km/h
|編成 = 3両編成(1M2T)
| 設計最高速度 =
|軌間 = 1,067 [[ミリメートル|mm]]([[狭軌]])
| 起動加速度 = 2.1 km/h/s
|電気方式 = [[直流電化|直流]]1,500 [[ボルト (単位)|V]]<br/>([[架空電車線方式]])
| 常用減速度 = 4.1 km/h/s
|最高運転速度 = 110 [[キロメートル毎時|km/h]]{{Efn2|[[東海道線 (名古屋地区)#ホームライナー|名古屋地区のホームライナー]]で運用されていた頃は120 km/h。}}
| 非常減速度 =
|設計最高速度 = 120 km/h
| 編成定員 = 179人
|起動加速度 = 2.1 [[メートル毎秒毎秒#キロメートル毎時毎秒|km/h/s]]
| 車両定員 =
| 自重 常用減速度 =
|非常減速度 =
| 編成重量 = 97 t(新製時)
| 全長 減速度 = 21,3004.1 mmkm/h/s
|編成定員 = 179人
| 全幅 = 2,946 mm
|車両定員 =
| 全高 = 3,630 mm
|自重 =
| 車体材質 = [[ステンレス鋼|ステンレス]]<br />(前頭部のみ[[炭素鋼|普通鋼]])
|編成重量 = 97 t(新製時)
| 台車 =
|全長 = 21,300 mm
| 主電動機 = C-MT66
|全幅 = 2,900 mm(車体基準幅)
| 主電動機出力 =
|全高 = 4,020 mm(空調機高さ)
| 駆動方式 = [[TD平行カルダン駆動方式]]
|車体高 = 3,630 mm
| 歯車比 = 15:98=1:6.53
|床面高さ =
| 編成出力 = 185 kW × 4 = 740 kW
|車体材質 = [[ステンレス鋼|ステンレス]]<br/>(前頭部のみ[[炭素鋼|普通鋼]])
| 制御方式 = [[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]([[定速運転]]制御機能付)
|台車 = 円錐積層ゴム式[[鉄道車両の台車史#ボルスタレス台車|ボルスタレス台車]]([[蛇行動#ヨーダンパ|ヨーダンパ]]付)<br/>C-DT63・C-TR248
| 制御装置 = C-SC35形
|主電動機 = [[かご形三相誘導電動機]] C-MT66
| 制動装置 = [[電気指令式ブレーキ]]<br/>[[抑速ブレーキ]]<br/>[[回生ブレーキ]]<br/>[[発電ブレーキ]]
|主電動機出力 = 185 [[ワット|kW]]
| 保安装置 = [[自動列車停止装置#ATS-S改良形_(ATS-Sx形)|ATS-S<small>T</small>]]・[[自動列車停止装置#ATS-P形(デジタル伝送パターン形)|ATS-P]](登場時)<br />[[自動列車停止装置#ATS-S改良形_(ATS-Sx形)|ATS-S<small>T</small>]]・[[自動列車停止装置#ATS-PT形_(JR東海ATS-P)|ATS-P<small>T</small>]](現行)
|駆動方式 = [[TD平行カルダン駆動方式]]
| 備考 =
|歯車比 = 15:98=1:6.53
}}
|編成出力 = 185 kW×4=740 kW
|制御方式 = [[ゲートターンオフサイリスタ|GTO]][[半導体素子|素子]][[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]([[定速運転]]制御機能付)
|制御装置 = C-SC35形
|制動装置 = [[回生ブレーキ|回生]]・[[発電ブレーキ]]併用[[電気指令式ブレーキ|電気指令式空気ブレーキ]]<br/>[[抑速ブレーキ]]
|保安装置 = [[自動列車停止装置#ATS-S改良形|ATS-S{{small|T}}]]・[[自動列車停止装置#ATS-P形(デジタル伝送パターン形)|ATS-P]](登場時)<br/>[[自動列車停止装置#ATS-S改良形|ATS-S{{small|T}}]]・[[自動列車停止装置#ATS-PT形_(JR東海ATS-P)|ATS-P{{small|T}}]](現行)
|備考 = 出典<ref>「新車ガイド:JR東海373系」-『鉄道ファン』1995年11月号、PP.56-60</ref>
|備考全幅 = {{グッドデザイン賞(鉄道) |1995}}}}
 
'''373系電車'''(373けいでんしゃ)は、[[1995年]]([[平成7年]]7年)に登場した[[東海旅客鉄道]](JR東海)の[[直流電化|直流]][[特急形車両|特急形]][[電車]]である。
 
== 概要 ==
[[身延線]]で運行されていた急行「[[ふじかわ (列車)|富士川]]」には[[日本国有鉄道|国鉄]]時代に製造された[[国鉄165系電車|165系]]が充当されていたが、ほとんどの車輌が製造から30年以上経過しており、老朽化や内装の陳腐化が進んでいた<ref name="RJ349_82">[[#大井孝弘(JR東海東海鉄道ジャーナル349|事業本部車両部車両課)「373系特急形直流電車」-『鉄道ジャーナル』通巻3491995年11月号、pP.82]]</ref>。そこで、[[国鉄165系電車|165系]]の老朽化のための取替えを主目的として、中長距離[[普通列車]]から[[特別急行列車|特急列車]]まで、幅広い[[運用 (鉄道)|運用]]に応える汎用性の高い車両として開発された<ref name="{{R|RJ349_82" />}}
 
同様のコンセプトを持つ[[特急形車両]]としては、[[国鉄]]時代に開発され[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)に承継された[[国鉄185系電車|185系電車]]があるが、同車が[[東海道線 (JR東日本)|東海道本線]][[普通列車]]への充当を念頭に[[グリーン車]]を併結した10両編成を基本編成としたのに対し、373系は当初より[[身延線]]や[[飯田線]]など[[ローカル線]]での短編成[[運用 (鉄道)|運用]]への投入([[急行列車]]の[[行列車|特急]]格上げ)を念頭に置いたため、普通車のみ1M2Tの3両編成を基本ユニットとし、必要に応じて編成単位で増結する方式をとった。また、ほか[[東海旅客鉄道|JR東海]][[特急形車両]]([[JR東海383系電車|383系]]・[[JR東海キハ85系気動車|キハ85系]])と同様に眺望を意識して窓ガラスを大きくしたことから、これらと同じく『'''ワイドビュー'''』の愛称をもつ車両となった。
 
[[1995年]]([[平成7年]])8月から[[1996年]]([[平成8年]])1月にかけて3両編成14×14本(42両)が製造され、1995年(平成7年)10月ダイヤ改正から運用を開始している。F1 - F12編成の36両(1 - 12)は[[日本車輌製造]]、F13・F14編成の6両(13, 14)は[[日立製作所]][[日立製作所笠戸事業所|笠戸事業所]]で製造された。{{-}}
 
1995年(平成7年)度グッドデザイン商品(現:[[グッドデザイン賞]])に選定された<ref>[https://web.archive.org/web/20030421041534/http://www.g-mark.org/search/Detail?id=23363&lang=ja Gマーク受賞概要] - [[日本デザイン振興会]]</ref>。
== 車両概説 ==
 
== 構造 ==
=== 車体 ===
耐腐食性、無塗装化、軽量化の観点から最大長21.3 [[メートル|m]]の[[ステンレス鋼]]製軽量構体を主構造とし、先頭部分のみ[[炭素鋼|普通鋼]]製として白塗装を施している<ref name="RJ349_83">[[#大井孝弘(JR東海東海鉄道ジャーナル349|事業本部車両部車両課)「373系特急形直流電車」-『鉄道ジャーナル』通巻3491995年11月号、pP.83]]</ref>。[[コーポレートカラー]]でもあるオレンジ色の細帯はテープを貼り付けている<ref name="{{R|RJ349_83" />}}。前頭部は他形式との併結を行うなど汎用性を考慮して貫通構造としている<ref name="{{R|RJ349_82" /><ref name="|RJ349_83" />}}。連結用幌は先頭部に埋め込んだフラットな構造とし、特急形車両のグレードを維持しつつ新鮮さを醸し出す工夫を施した<ref name="{{R|RJ349_83" />}}[[前照灯|前部標識灯]]は上下合わせて4灯、[[尾灯|後部標識灯]]は2灯を配する<ref name="{{R|RJ349_83" />}}
 
客用扉は両開き式で、車両端の2か所に設ける。この扉配置は[[JR|JRグループ]]の[[特急形車両]]では唯一のもので、出入台と客室を仕切るデッキ扉は省略され、車内保温対策として客用扉の開閉方式は半自動方式とされた。客用扉の隣接部にドア開閉用の押ボタン<ref group="注">{{Efn2|通常は快速「[[ムーンライトながら]]」下りの[[静岡駅]]・[[浜松駅]]・[[豊橋駅]]、上りの[[沼津駅]]での長時間停車時のみ使用していた。ドア開閉ボタンを採用する特急形車両は他に[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)の[[JR西日本285系電車|285系電車]]、[[JR西日本キハ187系気動車|キハ187系気動車]]、[[JR西日本キハ189系気動車|キハ189系気動車]]が存在する。</ref>}}を設ける。なお、[[ドアカット]]機能は搭載していないので、[[増解結|増結]]した(6両・9両)編成だとホームをはみ出す駅には[[停車 (鉄道)|停車]]できない。これにより、[[飯田線]][[行列車|特急]]「[[伊那路 (列車)|伊那路]]」と[[身延線]][[行列車|特急]][[ふじかわ (列車)|ふじかわ]]」は2編成以上の[[増解結|増結]]を行っていない。また、「[[ムーンライトながら]]」の定期[[運用 (鉄道)|運用]]時、下りが[[列車は豊橋駅]]から各駅停車する際に[[三河塩津駅]][[尾頭橋駅]]を通過していた<ref group="注">{{Efn2|9両編成の運転に対して、有効長が8両編成分しかないため。</ref>}}
 
=== 車内 ===
[[鉄道車両の座席|座席]]は各車とも回転式[[リクライニングシート]]で、横2+2列で配置され、座席間隔は970 [[ミリメートル|mm]]である。各座席にはインアームテーブル(肘掛け内蔵テーブル)・[[灰皿]]を装備したが、全車禁煙化に伴い灰皿は撤去された。
 
クモハ373形・サハ373形では、連結部寄りに4人掛け・固定テーブル付きの[[コンパートメント席#セミコンパートメント席を持つ車両・列車|セミコンパートメント席]]を併設する。クハ372形には[[車椅子]]対応[[便器#腰掛大便器(洋式・洋風大便器)|洋式]][[列車便所|トイレ]]、[[便器#小便器|男性専用トイレ]]、洗面所が設けられている。[[テレホンカード]]式の[[公衆電話]]は[[2007年]]([[平成19年]])3月18日以降供用を中止し、順次撤去された。
 
客用扉への[[ドアチャイム]]追設を後年に実施している。
<gallery widths="200" perrow="2150" style="font-size:10080%">
ファイル:373系車内.jpg|車内はデッキと客室間に扉がなく、座席の[[リンネル|リネン]]は特急と一部の「ホームライナー」に限り装着される。
ファイル:373系座席(2023年2月).jpg|座席はフリーストップ式のリクライニングシートで、足元に跳ね上がり式フットレストが装備される。
ファイル:373系セミコンパートメント席(2023年2月).jpg|車端部のセミコンパートメント席
ファイル:JR東海373系車内案内表示機.JPG|車内に設置されている案内表示器
ファイル:373系方向幕(2023年2月).jpg|方向幕
ファイル:373系号車表示幕(2023年2月).jpg|号車表示幕
</gallery>
 
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==== 電源・制御機器 ====
{{Sound|JR central 373series kumoha373-12 homeliner toyohashi №1 gamagori.ogg|クモハ373-12の走行音(1191Mホームライナー豊橋1号 、6号車)|(1996年3月29日 東海道本線豊橋駅 - 蒲郡、1996年3月29日)}}
 
主回路制御は[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]方式を採用し、整流[[半導体素子|素子]]に[[ゲートターンオフサイリスタ|GTOサイリスタ]]を用いた C-SC35 を搭載する。[[JR東海383系電車|383系]]で採用され[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ]]装置に対して[[ソフトウェア]]変更を行ったものであり、[[インバータ]]1基で1基の電動機を制御する、いわゆる1C1M構成の[[インバータ]]を4基備える<ref name="RJ349_84">[[#大井孝弘(JR東海東海鉄道ジャーナル349|事業本部車両部車両課)「373系特急形直流電車」-『鉄道ジャーナル』通巻3491995年11月号、pP.84]]83</ref>。[[東海旅客鉄道|JR東海]]の[[在来線]]電車では[[JR東海383系電車|383系電車]](量産先行車・[[1994年]])に次ぐ採用例であるが[[東海旅客鉄道|JR東海]]でのGTO素子の採用は本系列で終了し、本系列の次に製造された[[JR東海313系電車|313系]]や[[新幹線700系電車|700系]]以降の新幹線電車では[[絶縁ゲートバイポーラトランジスタ|IGBT]]素子の[[VVVFインバータ]]制御が採用された。補助電源装置は、135 [[キロボルトアンペア|kVA]]の容量を持つC-SC36形静止形インバータ(SIV・[[東洋電機製造]]製)を搭載する<ref name="ToyoDenkiTechnology96">東洋電機製造『東洋電機技報』第96号(1996年6月)「'96総集編」p.6。</ref>。主電動機は自己通風式[[かご形三相誘導電動機]] C-MT66 形(1時間定格出力185 kW)を搭載する。
 
補助電源装置は、135 [[キロボルトアンペア|kVA]]の容量を持つC-SC36形[[静止形インバータ]](SIV・[[東洋電機製造]]製)を搭載する<ref>「'96総集編|」-『東洋電機技報』第96巻6号、東洋電機製造(1996年6月)</ref>。
[[集電装置]]はシングルアーム式のC-PS27A形で、関節部を車体端側に向けた配置でクモハ373形に1基搭載する。[[トンネル]]断面が極度に小さい[[身延線]]への入線ができるよう、最低作用高さを極力下げた仕様である。従来の狭小[[トンネル]]対応車両にみられた「低屋根構造」は、本系列では採用されない<ref group="注">ただし実際には、パンタグラフの台座部分が屋根高さよりも僅かに凹んでいるため、モハ114 2600番台やクモハ211 5600・6000番台などと同様に微低屋根構造となっている。</ref><ref group="注">先述の理由から、狭小トンネル対応パンタグラフ搭載車を示す車番標記の◆マークは製造当初から存在しなかった。その後、[[2018年]](平成30年)8月頃からJR東海所有車両の標記の書式統一が行なわれ、それまで◆マークが付いていなかった在来線用電車は285系も含め、順次全てのパンタグラフ搭載車に◆マークが追加された。</ref>。
 
[[集電装置]]はシングルアーム式の C-PS27A形 で、関節部を車体端側に向けた配置でクモハ373形に1基搭載する。[[トンネル]]断面が極度に小さい身延線への入線ができるよう、最低作用高さを極力下げた仕様である。従来の狭小[[トンネル]]対応車両にみられた「低屋根構造」は、本系列では採用されない{{Efn2|ただし実際には、パンタグラフの台座部分が屋根高さよりも僅かに凹んでいるため、[[国鉄115系電車#モハ114形2600番台|モハ114形2600番台]]や[[国鉄211系電車#5000・6000番台|クモハ211形5600・6000番台]]などと同様に微低屋根構造となっている。}}{{Efn2|先述の理由から、狭小トンネル対応パンタグラフ搭載車を示す車番標記の◆マークは製造当初から存在しなかった。その後、[[2018年]](平成30年)8月頃からJR東海所有車両の標記の書式統一が行なわれ、それまで◆マークが付いていなかった在来線用電車は[[JR西日本285系電車|285系]]も含め、順次全てのパンタグラフ搭載車に◆マークが追加された。}}。
なおデビュー後しばらくの間は[[パンタグラフ]]のホーン部分が1本のタイプであったが、[[JR東海313系電車|313系]]登場後に部品共用のためホーンが2本のものへ全車両交換された。
 
なおデビュー後しばらくの間は[[パンタグラフ]]のホーン部分が1本のタイプであったが、313系登場後に部品共用のためホーンが2本のものへ全車両交換された。
 
運転台機器は383系を基本としており、前面計器盤に速度計・圧力計とモニタ装置を配している{{R|RJ349_84}}。[[マスター・コントローラー|マスコン]]は[[マスター・コントローラー#片手ワンハンドルマスコン|ワンハンドル式]]である{{R|RJ349_84}}。
<gallery widths="150" style="font-size:80%">
JR Central 373 series EMU 001.JPG|運転台<br/>各部の照明は、[[メーター]]類が[[エレクトロルミネセンス|EL]]、時計置きが[[発光ダイオード|LED]]、[[時刻表|スタフ]]差しが[[冷陰極管]]となっている。
</gallery>
 
運転台機器は[[JR東海383系電車|383系]]を基本としており、前面計器盤に速度計・圧力計とモニタ装置を配している<ref name="RJ349_84" />。[[マスター・コントローラー|マスコン]]は[[マスター・コントローラー#片手ワンハンドルマスコン|ワンハンドル式]]である<ref name="RJ349_84" />。
[[ファイル:JR Central 373 series EMU 001.JPG|thumb|right|220px|運転台<br/>各部の照明は、[[メーター]]類が[[エレクトロルミネセンス|EL]]、時計置きが[[発光ダイオード|LED]]、[[時刻表|スタフ]]差しが[[冷陰極管]]となっている。]]
==== 台車・ブレーキ装置 ====
[[鉄道車両の台車|台車]]は[[JR東海311系電車|311系]]の仕様を基本に牽引装置を一本リンク式に変更した C-DT63(動力台車)・C-TR248(付随台車)である<ref name="{{R|RJ349_83" />}}。円錐積層ゴムを用いた軸箱支持装置、ダイアフラム形[[空気ばね]]を直接装荷した枕ばねはDT50系と共通の仕様であり、本系列特有の装備として、[[蛇行動]]抑制のためのヨーダンパ、空転防止のための砂箱(動力台車のみ)を装備する。
 
ブレーキ装置は[[電気指令式ブレーキ|電気指令式]]で、[[回生ブレーキ]]・[[抑速ブレーキ]]を装備するほか、列車本数の少ない区間で[[回生ブレーキ#回生失効|回生失効]]の発生を防ぐため[[発電ブレーキ]]も併設する。[[摩擦ブレーキ|基礎ブレーキ装置]][[踏面ブレーキ|踏面片押し式]]のほか、付随台車では[[ディスクブレーキ]]を併設する。
 
==== 運転・保安装置 ====
保安装置は [[自動列車停止装置#ATS-S改良形_(ATS-Sx形)|ATS-S<{{small>|T</small>}}]] を全編成に装備する。
 
[[1996年]][[平成8年]])3月ダイヤ改正用に製造したF6編成以降は、[[東日本旅客鉄道]]([[JR東日本]])管内乗入れ[[運用 (鉄道)|運用]]のため当初から [[自動列車停止装置#ATS-P形(デジタル伝送パターン形)|ATS-P]] を併設する。「ふじかわ」用として製造した初期のF1 - F5編成では準備工事のみなされていたが、同改正でF4・F5編成に追設された。F1 - F3編成は「ふじかわ」限定運用となったが、後年に追設工事を施工した結果、共通運用が可能となった。
 
[[2011年]]([[平成23年]])以降、[[東海旅客鉄道|JR東海]]管内での [[自動列車停止装置#ATS-PT形_(JR東海ATS-P)|ATS-P<{{small>|T</small>}}]] の使用開始および、[[2012年]]([[平成24年]])3月ダイヤ改正での[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]区間への乗り入れ終了に伴い[[ATS-P]] から[[自動列車停止装置# ATS-PT形_(JR東海ATS-P)P{{small|<small>ATS-PT</small>]]T}} への換装が完了した。
 
なお、[[2008年]]([[平成20年]])から[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]管内で[[在来線]]デジタル[[列車無線]]システムが[[東海道本線]]でも使用開始となり、本形式も機器設置が行なわれたが一部編成には搭載されなかったため、[[東京駅|東京]]乗り入れの最晩年においては再び編成によって[[運用 (鉄道)|運用]]が分離していた<ref>{{Cite webPDFlink|url=[https://www.jreast.co.jp/press/2007_1/20070706.pdf|title= 「在来線デジタル列車無線システム」の導入について|accessdate=2020.6/21|publisher=]}} - 東日本旅客鉄道株式会社}}(2007年7月6日)</ref>。
 
== 形式 ==
{{Vertical_images_list
* '''クモハ373形'''(Mc)
|幅= 200px
: 編成の東京方に連結される[[制御車|制御]][[動力車|電動車]]で、室内の連結面側車端部にセミコンパートメント席を備える。
| 1=JR EC Mc373-3.jpg
: 屋根上に[[パンタグラフ]]を搭載し、主変換装置・補助電源用[[静止形インバータ]](SIV)を床下に装備する。
| 2=クモハ373-3
| 3=JR EC T373-3.jpg
| 4=サハ373-3
| 5=JRC-Kuha372-11.jpg
| 6=クハ372-11
}}
 
* '''サハ373形'''(T)
== 形式別解説 ==
: 中間に連結される[[付随車]]で、室内の両車端部にセミコンパートメント席を備える。
=== クモハ373形 ===
: 床下には発電ブレーキ用[[抵抗器]]などを搭載する。
編成の東京方に連結される[[制御車|制御]][[動力車|電動車]]で、室内の連結面側車端部にセミコンパートメント席をもつ。
 
* '''クハ372形'''(T'c)
屋根上に[[パンタグラフ]]を搭載し、主変換装置・補助電源用[[静止形インバータ]](SIV)を床下に装備する。
: 編成の甲府・飯田・米原方に連結される制御車で、室内の連結面側車端部に[[列車便所|トイレ]]と洗面所を備え、セミコンパートメント席はない。
 
: 床下にはスクロール式の電動空気圧縮機(CP)と真空式汚物処理装置を搭載する。
=== サハ373形 ===
<gallery widths="150" style="font-size:80%">
中間に連結される[[付随車]]で、室内の両車端部にセミコンパートメント席をもつ。
JR EC Mc373-3.jpg|クモハ373-3
 
JR EC T373-3.jpg|サハ373-3
床下には発電ブレーキ用[[抵抗器]]などを搭載する。
JRC-Kuha372-11.jpg|クハ372-11
 
</gallery>
=== クハ372形 ===
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%;"
編成の[[甲府駅|甲府]]・[[飯田駅|飯田]]・[[大垣駅|大垣]]・[[米原駅|米原]]方に連結される制御車で、室内の連結面側車端部に[[列車便所|トイレ]]と洗面所を備え、セミコンパートメント席はない。
|+編成表<ref name="JRR2024Sum_111">『JR電車編成表2024夏』、P.111</ref><ref>[https://www.n-sharyo.co.jp/business/tetsudo/pages/jrc373.htm JR東海373系特急電車] - 日本車輌製造(2025年3月11日閲覧)</ref>
 
|-style="border-top:solid 3px #561e21;"
床下にはスクロール式の電動空気圧縮機(CP)と真空式汚物処理装置を搭載する。
!colspan="4"|{{TrainDirection|[[熱海駅|熱海]]|[[豊橋駅|豊橋]](東海道線)・[[甲府駅|甲府]]}}<br/>{{TrainDirection|豊橋(飯田線)|[[飯田駅|飯田]]}}
 
|-style="border-top:solid 3px #f77321;"
{{-}}
!style="width:6em;"|形式
|style="width:6em;"|{{right|>&nbsp;}}<br/>'''クモハ373'''<br/>-0<br/>(Mc)
|style="width:6em;"|<br/>'''サハ373'''<br/>-0<br/>(T)
|style="width:6em;"|<br/>'''クハ372'''<br/>-0<br/>(T'c)
|-
!定員
|60||68||60
|-
!搭載機器
|VVVF, SIV||R||CP, BT
|}
; 凡例
* VVVF:制御装置
* SIV:補助電源装置([[静止形インバータ]])
* CP:[[空気圧縮機]](コンプレッサー)
* BT:蓄電池
* R:[[抵抗器]]
* >:集電装置
 
== 運用 ==
[[20232024]][[令和56]])3)4月1日現在、3両編成14×14の計42両全車両が[[静岡車両区]]に配置されている<ref name="rf_201807 配置_東海">[[交友社]]『[[鉄道ファン (雑誌){{R|鉄道ファン]]』2018年7月号 「JR車両ファイル2018 JR旅客会社の車両配置表」 p.18 - p.21</ref>JRR2024Sum_111}}
 
[[1995年|1995]]年([[平成7年]])10月1日に静岡運転所(現在の[[静岡車両区]])に配置され、[[身延線]]の特急「[[ふじかわ (列車)|ふじかわ]]」で[[運用 (鉄道)|運用]]を開始した。次いで[[1996年]][[平成8年]])3月16日には[[東海道本線]]特急「[[東海 (列車)|東海]]」・[[飯田線]]特急「[[伊那路 (列車)|伊那路]]」と[[夜行列車|夜行]][[快速列車|快速]]「[[ムーンライトながら]]」での運用を開始し、[[静岡車両区|静岡]]所属の[[国鉄165系電車|165系]]を淘汰した。
 
なお本系列の運用に先立ち、[[国鉄211系電車|211系5000番台]]との併結試運転が[[1995年]]9(平成7年)9月に実施されている<ref name="rf_199512">[[交友社]][[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]』1995年12月号 通巻416号 p、P.115</ref>。
 
[[2009年]]([[平成21年]])3月14日のダイヤ改正から[[静岡駅]] - [[熱海駅]]間および[[浜松駅]] - [[豊橋駅]]間で一部の[[普通列車]]に[[運用 (鉄道)|運用]]されている。[[2012年]]([[平成24年]])3月16日までは[[静岡東京]] - [[東京静岡]]間で1往復(9両編成)運転されていた。
 
[[列車|特急列車]]間合い[[運用 (鉄道)#間合い運用|間合い運用]]として[[東海道本線]]の「[[ライナー列車#静岡地区|ホームライナー]]」にも使用される。
 
過去には[[身延線]]でも[[普通列車]]として[[運用 (鉄道)|運用]]されていた時期があったが、こちらは313系の投入に伴い消滅している。[[2000年]]([[平成12年]])には[[中央 (名古屋地区)|中央西線]]「[[セントラルライナー]]」にも313系増備車落成までの間、一時的に運用されたことがある。
 
[[ムーンライトながら]]」は[[2009年]][[平成21年]])[[3月14日]]のダイヤ改正によって、年間運転予定日数120日前後の臨時列車とされ、同時に使用車両はJR東日本[[田町車両センター]]に配置されている所属の[[国鉄183系電車|183・189系]]に変更された。以前より送り込みと返却を兼ねて運用されていた[[東京駅]] - [[静岡駅]]間の[[普通列車]]1往復その本系列がムーンライトながら運用から撤退後も373系のままで3年間に渡り用が残されていたが、[[2012年]][[平成24年]])3月17日ダイヤ改正でJR東日本[[国府津車両センター]]所属の[[JR東日本E231系電車|E231系]]に置き換えられ、運転区間も[[東京駅]] - [[沼津駅]]なった<ref group="注">{{Efn2|後に[[上野東京ライン|]](東京経由]][[東北本線]]([[宇都宮線]])直通列車になった。</ref>}}<ref name="dj1202DJ334_128">「JRグループ 2012(平成24)年3月17日ダイヤ改正概要」-[[鉄道ダイヤ情報]]』2012年2月号P.128、交通新聞社</ref>。
 
この改正前に「[[ムーンライトながら]]」の[[間合い運用]]として設定されていた[[大垣駅]] - [[米原駅]]間の3両編成による2往復の[[普通列車]]に関しては改正後は運用が1往復へと減少したが、[[2013年]]([[平成25年]])3月16日のダイヤ改正で運用を終了した。前述の[[ホームライナー]]運用廃止とあわせて[[豊橋駅]] -[[ 米原駅]]間の定期列車での運行を終了した。
 
[[2007年]][[平成19年]])3月改正で特急「[[東海 (列車)|東海]]」廃止[[2009年]][[平成21年]])3月改正で「[[ムーンライトながら]]」臨時列車化に伴う車両変更、[[2012年]][[平成24年]])3月改正での[[東京駅]]への乗り入れ廃止、さらに[[2013年]][[平成25年]])3月改正での[[豊橋駅]] - [[米原駅]]間での運用廃止に伴い車両の運用に余裕が生じている。そのため、この車両が配置されている[[東海道線 (静岡地区)|静岡地区]]では[[東海旅客鉄道|JR東海]]が主催する[[ウォーキング]]イベント「[[さわやかウォーキング]]」の開催時に同車を活用した[[定員制]]列車「さわやかウォーキングライナー」の運用にも使われており、[[JR東海371系電車|371系]]定期運用終了に伴い、「[[ホームライナー]]」での運用が拡大した。
 
[[2017年]]([[平成29年]])3月4日のダイヤ改正前後に、これまで文字のみだった「ホームライナー」の前面幕がイラストに変更されたほか、前年から運転回数が増えていた快速「さわやかウォーキング」号をはじめとする臨時列車用ヘッドマークも内蔵幕で追加され、「東海」や「ムーンライトながら」などの廃止され、使用しない列車のものは削除された。
<gallery widths="150" style="font-size:80%">
 
JR Central 373 centralliner.jpg|セントラルライナー<br/>(2000年頃)
{{Vertical_images_list
JRC373 HomeLiner Shizuoka.jpg|ホームライナー静岡<br/>(2010年8月 静岡駅)
|幅= 200px
Series373-F10.jpg|快速さわやかウォーキング号<br/>(2016年10月 身延駅)
| 1=JR Central 373 centralliner.jpg
Series373-F10 Local.jpg|東海道線の普通運用<br/>(2021年1月 熱海駅)
| 2=セントラルライナー
</gallery>
}}
 
=== 特急現在の定期列車 ===
; 特急列車
* [[ふじかわ (列車)|ふじかわ]]:[[静岡駅]] - [[甲府駅]]間(3両編成、1日7往復。繁忙期には1往復増、多客期に[[静岡駅]] - [[新居町駅]]間を延長して運行したこともある)[[1995年]](平成7年)[[10月1日]] -
* [[伊那路ふじかわ (列車)|伊那路ふじかわ]]:[[豊橋静岡]] - [[飯田甲府駅]]間(3両編成、1日27往復。多客期に飯田駅 - [[駒ケ根駅]]間および[[東海道本線]][[豊橋駅]]-[[大垣駅]]間を延長して運行したこともある。)[[1996)1995]][[平成87)[[10月1日]])3月16日 -
** 繁忙期には1往復増、多客期に静岡駅 - [[新居町駅]]間を延長運行したことがある。
[[ファイル:ホームライナー沼津(2023年4月).jpg|サムネイル|ホームライナー沼津]]
* [[伊那路 (列車)|伊那路]]:豊橋駅 - [[飯田駅]]間(3両編成、1日2往復)1996年(平成8年)3月16日 -
[[ファイル:373系 普通列車(2023年5月).jpg|サムネイル|普通列車]]
** 多客期に飯田駅 - [[駒ケ根駅]]間および東海道本線豊橋駅 - 大垣駅間を延長運行したことがある。
 
===; 快速・ホームライナー ===
* [[ホームライナー#静岡地区|ホームライナー沼津・静岡・浜松]]([[浜松駅]]-[[ - 静岡駅]]-[[ - 沼津駅]]):(3(3両編成・6両編成)[[1996)1996]][[平成8年]])3月16日 -
 
===; 普通列車 ===
* [[浜松駅]] - [[豊橋駅]](上下(6両編成、1日3往復、いずれも6両編成)[[2014年]]([[平成26年]])3月15日 -
* [[沼津熱海]] - [[熱海沼津]](上下1往復、6間(6両編成)[[2012、1日1往復)2012]][[平成24年]])3月17日 -
* [[駒ケ根駅|駒ヶ根駅]] - [[天竜峡駅|天竜峡]]間(上り3行き(3両編成、1日1本)[[2014)2014]][[平成26年]])3月15日 - <ref name="RF20140318">「[https://railf.jp/news/2014/03/18/100000.html 飯田線で373系の普通列車登場]」-『railf.jp(鉄道ニュース)』、交友社(2014年3月18日)</ref>
* [[天竜峡駅]] - [[飯田駅]]間(下り3行き(3両編成、1日1本)[[2014)2014]][[平成26年]])3月15日 - {{R|RF20140318}}
 
=== 過去の定期列車 ===
; 特急列車
* [[東京駅]]-[[静岡駅]]間(9両編成、1日1往復)[[1996年]]([[平成8年]])3月16日<ref group="注">ただし下り列車には1996年(平成8年)3月17日より投入。1996年(平成8年)3月16日の下り列車に関しては上り372M「大垣夜行」最終列車を担当した165系11両編成が使用された。</ref> - [[2012年]]([[平成24年]])3月16日<ref name="dj1202"/>
* 特急「[[東海 (列車)|東海]]」:[[東京駅]] -[[ 静岡駅]]間(6両編成、1日2往復)[[1996)1996]][[平成8年]])3月16日 - [[2007年]][[平成19年]])[[3月17日]]
 
* [[ムーンライトながら]]:[[東京駅]]-[[大垣駅]]間(9両(下り[[名古屋駅|名古屋]]→[[大垣駅|大垣]]間は6両<ref group="注">ただし3月13日発に限っては運用の関係で終点大垣まで途中切り離しもなく9両で運行した。</ref>)編成、1日1往復)[[1996年]]([[平成8年]])3月16日 - [[2009年]]([[平成21年]])3月13日
; 快速・ホームライナー
* [[ホームライナー#名古屋地区|ホームライナー]]([[大垣駅]]・[[名古屋駅]]-[[豊橋駅]]間):(3両編成・6両編成)[[1996年]]([[平成8年]])3月16日 - [[2013年]]([[平成25年]])3月15日
* [[大垣駅ムーンライトながら]]」:東京駅 - 大垣駅間(9両編成{{Efn2|下り[[米原名古屋駅]]→大垣駅(3は6編成、ただし3月13日発に限っては運用の関係で全区間9両で運行した。}}、1日1往復)[[2006)1996]][[平成188]]) 10)3116日 - [[20132009]][[平成2521]])3月1513
* [[ホームライナー#名古屋地区|ホームライナー]]:豊橋駅 - 大垣駅・名古屋駅間(3両編成・6両編成)1996年(平成8年)3月16日 - 2013年(平成25年)3月15日<ref>「[https://railf.jp/news/2013/03/16/141800.html 373系の名古屋地区“ホームライナー”運用が終了]」-『railf.jp(鉄道ニュース)』、交友社(2013年3月16日)</ref>
* [[静岡駅]] - [[沼津駅]]間(上り3両編成、1日1本)[[2012年]]([[平成24年]]) 3月17日 - [[2014年]]([[平成26年]])3月14日
 
* [[熱海駅]] - [[静岡駅]]間(下り3両編成、1日1本)[[2012年]]([[平成24年]]) 3月17日 - [[2017年]]([[平成29年]])3月26日
; 普通列車
* 東京駅 - 静岡駅間(9両編成、1日1往復)1996年(平成8年)3月16日{{Efn2|ただし下り列車には1996年(平成8年)3月17日より投入。1996年(平成8年)3月16日の下り列車に関しては上り372M「大垣夜行」最終列車を担当した165系11両編成が使用された。}} - 2012年(平成24年)3月16日{{R|DJ334_128}}<ref>「[https://railf.jp/news/2012/03/17/221000.html 373系の東京乗入れ終了]」-『railf.jp(鉄道ニュース)』、交友社(2012年3月17日)</ref>
* 大垣駅 - 米原駅間(3両編成、1日1往復)[[2006年]](平成18年)10月1日 - 2013年(平成25年)3月15日
* 静岡発沼津行き(3両編成、上り1日1本)2012年(平成24年)3月17日 - 2014年(平成26年)3月14日
* 熱海発静岡行き(3両編成、下り1日1本)2012年(平成24年)3月17日 - 2017年(平成29年)3月26日
 
=== 臨時列車 ===
; 御殿場線
* 特急「ごてんば」:[[浜松駅]] - [[御殿場駅]]間(3両編成、1日1往復{{Efn2|一部上り[[谷峨駅|谷峨]]行き、下り[[山北駅|山北]]発}}
* 特急「日本GPごてんば」:静岡発御殿場行き(6両編成、1日1本)<ref>「[https://railf.jp/news/2008/10/12/082600.html 特急“日本GPごてんば”号運転]」-『railf.jp(鉄道ニュース)』、交友社(2008年10月12日)</ref>
* 特急「日本GPごてんば号」([[富士スピードウェイ]]で[[フォーミュラ1|F1]][[日本グランプリ (4輪)#F1日本グランプリ(1976年〜)|グランプリ]]が開催された際の臨時列車):[[静岡駅|静岡]]発[[御殿場駅|御殿場]]行き(6両編成、1日1本…片道のみの運転 返却は[[御殿場駅|御殿場]]発[[沼津駅|沼津]]行きの臨時快速列車)
** [[富士スピードウェイ]]で[[フォーミュラ1|F1]][[日本グランプリ (4輪)#F1日本グランプリ(1976年〜)|グランプリ]]が開催された際の臨時列車。返却は臨時快速御殿場発沼津行き。
* 特急「下曽我梅観号」:[[浜松駅]] - [[下曽我駅]]間(3両編成、[[御殿場駅]]経由)
* 特急「下曽我梅観号」:浜松駅 - [[下曽我駅]]間(3両編成、御殿場経由)
* 急行「富士山トレインごてんば」:[[静岡駅]] - [[下曽我駅]]間(3両編成、1日1往復)[[2016年]]([[平成28年]])2月27日、28日<ref>{{Cite web |url=https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000029242.pdf |title=~小田原梅まつり、冬の御殿場散策におすすめ~ 臨時急行「富士山トレインごてんば号」の運転について |access-date=2022-10-23 |publisher=東海旅客鉄道株式会社 |date=2016-01-22 |website=JR東海 Central Japan Railway Company |format=PDF}}</ref>
* 急行「富士山トレインごてんば」:静岡駅 - 下曽我駅間(3両編成、1日1往復)[[2016年]](平成28年)2月27・28日<ref>{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000029242.pdf ~小田原梅まつり、冬の御殿場散策におすすめ~ 臨時急行「富士山トレインごてんば号」の運転について]}} - 東海旅客鉄道(2016年1月23日)</ref><ref>「[https://railf.jp/news/2016/03/01/170000.html 臨時急行“富士山トレインごてんば号”が373系で運転される]」-『railf.jp(鉄道ニュース)』、交友社(2016年3月1日)</ref><ref>「[https://rail.hobidas.com/rmnews/251249/ 【JR海】〈富士山トレインごてんば号〉運転]」-『鉄道ホビダス(鉄道投稿情報局)』、[[ネコ・パブリッシング]](2016年3月1日)</ref>
 
; 身延線
: {{see|ふじかわ (列車)#臨時列車}}
 
; 飯田線
* 急行「[[伊那路 (列車)#飯田線秘境駅号|飯田線秘境駅号]]」:豊橋駅 - 飯田駅間(3両編成、1日1往復)<ref name="JRC20200831">{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040700.pdf 列車で行く! 秋のお出かけ情報について]}} - 東海旅客鉄道(2020年8月31日)</ref><ref>「[https://railf.jp/news/2014/04/14/180000.html 急行“飯田線秘境駅号”,373系で運転]」-『railf.jp(鉄道ニュース)』、交友社(2014年4月14日)</ref><ref>「[https://rail.hobidas.com/news/346056/ 急行「飯田線秘境駅号」を運行!]」-『鉄道ホビダス(ニュース)』、ネコ・パブリッシング(2021年10月12日)</ref>
: 飯田線ではホーム有効長の都合上、いずれの列車も3両編成での運転。
* 急行「駒ケ根トレイン」:飯田駅 - 駒ケ根駅間(3両編成、1日1往復)2012年(平成24年)2月18・19・25・26日<ref>{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000013068.pdf “冬”の臨時列車のお知らせ]}} - 東海旅客鉄道(2011年10月14日)</ref><ref>「[https://rail.hobidas.com/rmnews/239145/ 【JR海】急行〈駒ヶ根トレイン〉運転]」-『鉄道ホビダス(鉄道投稿情報局)』、ネコ・パブリッシング(2012年2月20日)</ref>、2013年(平成25年)2月16・17・23・24日<ref>{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000016526.pdf “冬”の臨時列車のお知らせ]}} - 東海旅客鉄道(2012年10月19日)</ref><ref name="RM20120220">「[https://rail.hobidas.com/rmnews/242722/ 【JR海】急行〈駒ヶ根トレイン〉運転]」-『鉄道ホビダス(鉄道投稿情報局)』、ネコ・パブリッシング(2013年2月20日)</ref>
* 急行「[[伊那路 (列車)#飯田線秘境駅号|飯田線秘境駅号]]」:[[豊橋駅]] - [[飯田駅]]間(1日1往復)<ref name="jr東海20200831">{{Cite web |url=https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040700.pdf |title=列車で行く! 秋のお出かけ情報について |access-date=2022-10-23 |publisher=東海旅客鉄道株式会社 |date=2020-08-31 |website=JR東海 Central Japan Railway Company |format=PDF}}</ref>
** 急行「駒ケ根トレイン」:[[飯田駅]] - [[駒ケ根駅|駒ヶ根駅]]間(1日1往復)([[2012年]][[平成24年]])〜)2月下旬 [[2012年]]([[平成24年]])の運転時のみ、F5編成に側面ラッピングを実施{{R|RM20120220}}
* 急行「ディスカバー飯田線号」:豊橋駅 - 飯田駅間(1(3両編成、1日1往復)[[2023年]](令和5年)5月4日<ref>{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042575.pdf 飯田線の魅力をお届け!春のイベント列車のお知らせ]}} - 東海旅客鉄道(2023年2月22日)</ref>、11月3・18日<ref>{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042946.pdf 飯田線 秋のイベント列車のお知らせ]}} - 東海旅客鉄道(2023年9月15日)</ref>
 
; 中央西線
* 急行「[[中山道]]トレイン」:名古屋駅 - [[奈良井駅]]間(3両編成、1日1往復)[[2015年]](平成27年)10月24・25・31日・11月1 - 3日<ref>{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000027882.pdf 秋の「Shupo[シュポ]」キャンペーン ~ Power of 信州 ~]}} - 東海旅客鉄道(2015年9月9日)</ref><ref>「[https://railf.jp/news/2015/10/25/205000.html 373系による急行“中山道トレイン”運転]」-『railf.jp(鉄道ニュース)』、交友社(2015年10月25日)</ref>、2016年(平成28年)11月3 - 5日<ref>{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000031611.pdf 列車で行く!秋のお出かけ情報について]}} - 東海旅客鉄道(2016年9月7日)</ref><ref>「[https://railf.jp/news/2017/11/03/000000.html 臨時急行“中山道トレイン”運転]」-『railf.jp(鉄道ニュース)』、交友社(2017年11月9日)</ref>、2017年(平成29年)11月2 - 5日<ref>{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000035005.pdf 秋の信州の絶景を楽しむ旅行商品を発売します!]}} - 東海旅客鉄道(2017年9月5日)</ref><ref>「[https://railf.jp/news/2016/11/04/130000.html 373系による急行“中山道トレイン”運転]」-『railf.jp(鉄道ニュース)』、交友社(2016年11月4日)</ref>
* 急行「[[中山道]]トレイン」:[[名古屋駅]] - [[奈良井駅]]間(3両編成、1日1往復)[[2015年]](平成27年)10月25日、26日、31日、11月1日 - 3日、[[2020年]](令和2年)10月31日、11月7日(3両編成、いずれも片道のみ)<ref name="jr東海20200831" />
* 急行「▲▲中山道トレイン2020号▲▲」:名古屋発奈良井行き(3両編成、1日1本)[[2020年]](令和2年)10月31日・11月7日{{R|JRC20200831}}<ref>「[https://railf.jp/news/2020/11/01/195000.html 急行“▲▲中山道トレイン2020号▲▲”運転]」-『railf.jp(鉄道ニュース)』、交友社(2020年11月1日)</ref>
 
; 東海道本線静岡地区
{{see|東海 (列車)#臨時列車}}
* 特急「OPEN!しずおか」:[[浜松駅]] - [[東静岡駅]](3両編成、1日1本片道のみ)[[2000年]]([[平成12年]])4月1日
* 急行「トレインフェスタ」:1・4号[[熱海駅]] - [[静岡駅]]間、2・3号[[浜松駅]] - [[東静岡駅]]間(3両編成、1日1往復)[[2016年]]([[平成28年]])5月14日、15日<ref>{{Cite web |url=https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000030316.pdf |title=臨時急行「トレインフェスタ号」の運転等について |access-date=2022-10-23 |publisher=東海旅客鉄道株式会社 |date=2016-04-12 |website=JR東海 Central Japan Railway Company |format=PDF}}</ref>
* 急行「焼津ミナミマグロ満喫号」:[[2019年]]([[令和元年]])6月8日(土)。運転区間は、[[名古屋駅]] - [[焼津駅]]の片道、3両編成(F1編成<ref>{{Cite web |url=https://rail.hobidas.com/rmnews/258112/ |title=【JR海】急行〈焼津ミナミマグロ満喫号〉運転 |access-date=2022-10-23 |publisher=鉄道ホビダス (hobidas.com) |date=2019-06-10}}</ref>)で運転<ref name="jr東海20190125">{{Cite web |url=https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000039301.pdf |title=「静岡デスティネーションキャンペーン」の取り組みについて |access-date=2022-10-23 |publisher=東海旅客鉄道株式会社 |date=2019-01-25 |website=JR東海 Central Japan Railway Company |format=PDF |page=6}}</ref>。
* 快速「島田ぼんぼんまつり」号:[[2022年]](令和4年)5月28日(土)[[三島駅]] - [[島田駅 (静岡県)|島田駅]]間の片道、3両編成(F9編成)で運転。
* 快速「袋井風鈴まつり」号:[[2022年]](令和4年)6月4日(土)[[三島駅]] - [[袋井駅]]間の片道、3両編成(F2編成)で運転。
* 快速「島田大帯まつり」号:[[2022年]](令和4年)10月8日(土)[[三島駅]] - [[金谷駅]]間の片道、3両編成(F9編成)で運転。
* 快速「菊川 de 逢える」号:[[2022年]](令和4年)11月13日(土)[[三島駅]] - [[菊川駅 (静岡県)|菊川駅]]間の片道、3両編成(F3編成)で運転<ref>{{Cite web |url=https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042326.pdf |title=臨時快速「菊川de逢える」号の運転について |access-date=2022-10-23 |publisher=東海旅客鉄道株式会社 |date=2022-10-12 |website=JR東海 Central Japan Railway Company |format=PDF}}</ref>。
* 快速「家康公 袋井可睡齊」号:[[2023年]](令和5年)1月28日(土)[[三島駅]] - [[袋井駅]]間の片道、3両編成(F11編成)で運転。
* 快速「家康公 駿府大御所」号:[[2023年]](令和5年)2月18日(土)[[三島駅]] - [[静岡駅]]間の片道、3両編成(F11編成)で運転。
* 快速「家康公 出世の街浜松」号:[[2023年]](令和5年)3月19日(日)[[三島駅]] - [[浜松駅]]間の片道、3両編成(F1編成)で運転。
* 快速「藤枝 藤まつり」号:[[2023年]](令和5年)4月22日(土)[[三島駅]] - [[藤枝駅]]間の片道、3両編 成(F2編成)で運転。
* 快速「島田ぼんぼんまつり」号:[[2023年]](令和5年)5月27日(土)[[三島駅]] - [[島田駅 (静岡県)|島田駅]]間の片道、3両編成で運転予定。
* 急行「ラブライブ!サンシャイン!!」号:[[2023年]](令和5年)6月18日(日)[[浜松駅]] - [[沼津駅]]間の片道、6両編成で運転予定。旅行企画「推し旅UPDATE」の一環である「[[ラブライブ!サンシャイン!!]]」沼津ゲキ推しキャンペーン!と連動した沼津駅スタートの[[さわやかウォーキング]]の開催に伴って運行<ref>[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042720.pdf 「ラブライブ!サンシャイン!!」沼津ゲキ推しキャンペーン!第二弾!] - JR東海 2023年5月17日</ref>。
 
; 東海道本線名古屋地区
* 快速:[[大垣駅|大垣]][[米原駅|米原]]行き(3両編成、途中駅通過・[[新垂井駅|新]][[新垂井駅|垂井駅]]経由)[[2008年]]([[平成20年]])春季・夏季の多客期。大垣駅を8時08分発。
* 急行「東海道トレイン家康」:静岡発[[岡崎駅|岡崎]]行き(6両編成、1日1本)2015年(平成27年)12月26日<ref>{{PDFlink|[https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000028406.pdf 「徳川家康公顕彰四百年祭」と連携した臨時急行列車の運転等 ~第4弾「冬の陣」~]}} - 東海旅客鉄道(2015年11月11日)</ref><ref name="RF20151227">「[https://railf.jp/news/2015/12/27/205000.html 臨時急行“東海道トレイン家康号”運転]」-『railf.jp(鉄道ニュース)』、交友社(2015年12月27日)</ref><ref>「[https://rail.hobidas.com/rmnews/250911/ 【JR海】〈東海道トレイン家康号〉運転]」-『鉄道ホビダス(鉄道投稿情報局)』、ネコ・パブリッシング(2015年12月28日)</ref>
* 急行「東海道トレイン家康」:[[静岡駅]] - [[岡崎駅]]間(6両編成、1日1本片道のみ運転 )[[2015年]]([[平成27年]])12月26日 F1・F8編成に家康公四百年祭の側面ラッピングを実施(富士山トレインみのぶから継続)
** F1・F8編成に「家康公四百年祭」の側面ラッピングを実施(「富士山トレインみのぶ」から継続){{R|RF20151227}}
JR東海「[[さわやかウォーキング]]」関連
 
* 「さわやかウォーキングはまなこライナー」:[[2007年]]([[平成19年]])秋季より[[静岡駅]] - [[浜松駅]] - [[新所原駅]]間で実施されるウォーキング開催時に定員制列車の「さわやかウォーキングはまなこ号」として運行開始。[[2009年]]([[平成21年]])秋季より改称。[[2017年]]([[平成29年]])春では、[[三河安城駅]](上りは[[安城駅]])まで運転された。
; JR東海「さわやかウォーキング」関連
* 「さわやかウォーキングごてんばライナー」:[[2007年]]([[平成19年]])秋季より[[静岡駅]] - [[大岡駅 (静岡県)|大岡駅]] - [[御殿場駅]]間で実施されるウォーキング開催時に定員制列車の「さわやかウォーキングごてんば号」として運行開始。[[2009年]]([[平成21年]])秋季より改称。
* 「さわやかウォーキングはまなこライナー」
* 「さわやかウォーキング」号:[[2016年]]([[平成28年]])春季より、[[沼津駅]]・[[静岡駅]]・[[浜松駅]]・[[名古屋駅]]などから、当日のさわやかウォーキングのスタート駅・ゴール駅間で臨時運転される、全車指定席の臨時快速列車。
** 2007年(平成19年)秋季より静岡駅 - 浜松駅 - [[新所原駅]]間で実施されるウォーキング開催時に定員制列車の「さわやかウォーキングはまなこ号」として運行開始。
; {{Vertical_images_list
** 2009年(平成21年)秋季より改称。
|幅= 200px
** 2017年(平成29年)春では、[[三河安城駅]](上りは[[安城駅]])まで運転された。
| 1=Series373-F10.jpg
|* 2=快速さわやかウォーキングごてんばライナー」
** 2007年(平成19年)秋季より静岡駅 - [[大岡駅 (静岡県)|大岡駅]] - 御殿場駅間で実施されるウォーキング開催時に定員制列車の「さわやかウォーキングごてんば号」として運行開始。
}}
** 2009年(平成21年)秋季より改称。
* 「さわやかウォーキング」
** 2016年(平成28年)春季より、沼津駅・静岡駅・浜松駅・名古屋駅などから、当日のさわやかウォーキングのスタート駅・ゴール駅間で臨時運転される、全車指定席の臨時快速列車。
 
== 車歴表 ==
2024年(令和4年)4月1日時点{{R|JRR2024Sum_111}}
; 凡例
* 日車:[[日本車輌製造]]
* 日立:[[日立製作所]]
* 静岡:[[静岡車両区]]
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%;"
!colspan="8"|{{TrainDirection|熱海|豊橋(東海道線)・甲府}}<br/>{{TrainDirection|豊橋(飯田線)|飯田}}
|-style="border-top:solid 3px #561e21;"
!style="width:4em;"|編成<br/>番号
|style="width:4em;"|クモハ<br/>373
|style="width:4em;"|サハ<br/>373
|style="width:4em;"|クハ<br/>372
!製造!!落成日!!配置!!備考
|-style="border-top:solid 3px #f77321;"
!F1
|1||1||1
|rowspan="12"|日車||rowspan="3"|1995/08/08||rowspan="14"|静岡||
|-
!F2
|2||2||2
|
|-
!F3
|3||3||3
|
|-
!F4
|4||4||4
|rowspan="2"|1995/09/04||
|-
!F5
|5||5||5
|
|-
!F6
|6||6||6
|rowspan="4"|1995/11/17||
|-
!F7
|7||7||7
|
|-
!F8
|8||8||8
|
|-
!F9
|9||9||9
|
|-
!F10
|10||10||10
|rowspan="3"|1996/01/19||
|-
!F11
|11||11||11
|
|-
!F12
|12||12||12
|
|-
!F13
|13||13||13
|rowspan="2"|日立||rowspan="3"|1996/01/22||
|-
!F14
|14||14||14
|
|}
 
== 脚注 ==
233 ⟶ 332行目:
 
== 参考文献 ==
* 『[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]』、[[交友社]]
* {{Cite journal|和書|author=大井孝弘(JR東海東海鉄道事業本部車両部車両課) |year=1995 |month=11 |title=373系特急形直流電車 |journal=[[鉄道ジャーナル]] |issue=349 |pages= 82 - 84 |publisher=鉄道ジャーナル社 |ref = 鉄道ジャーナル349}}
** [https://railf.jp/japan_railfan_magazine/1995/415/ 1995年11月号(No.415)]
* 交友社『[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]』
** [https://railf.jp/japan_railfan_magazine/1995/416/ 1995年12月号(No.416)]
** 1995年(平成7年)11月号 新車ガイド:JR東海373系
* 『[[鉄道ジャーナル]]』1995年11月号(No.349)、[[成美堂出版]]
* 『[[鉄道ダイヤ情報]]』2012年2月号(No.334)、[[交通新聞社]]
* ジェー・アール・アール編『[https://www.kotsu.co.jp/products/details/016105.html JR電車編成表2024夏]』、交通新聞社(2024年5月24日、{{ISBN2|978-4-330-02824-8|link=no}})
 
== 外部リンク ==
* [https://railway.jr-central.co.jp/train/express/detail_02_03/index.html 車両のご案内 373系(JR東海公式)]
* [https://www.n-sharyo.co.jp/business/tetsudo/pages/jrc373.htm JR東海373系特急電車(日本車輌製造)]
* {{Wayback |url= http://www.g-mark.org/search/Detail?id=23363&lang=ja |title= Gマーク受賞概要 |date=20030421041534}}1995年(平成7年)度グッドデザイン商品(現・[[グッドデザイン賞]])に選定された。
 
{{commonscat|JR Central 373|JR東海373系電車}}
* [https://railway.jr-central.co.jp/train/express/detail_02_03/index.html 373系:車両のご案内] - 東海旅客鉄道
* [https://www.n-sharyo.co.jp/business/tetsudo/pages/jrc373.htm JR東海373系特急電車] - 日本車輌製造
 
{{JR東海の車両リスト|国鉄含=1}}