「必殺仕事人V・風雲竜虎編」の版間の差分
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== あらすじ ==
仲間の夜鶴の銀平、[[西順之助]]を失う結果となった
ある日のこと、主水の目の前で
大道芸人の影太郎を相棒として江戸に戻って来た
黒幕は裏稼業界を支配して、主水を仲間に引き込みたいと考えていた
=== 概説 ===
本作では元締ではないが、裏の仕事を請け負い斡旋する人物として、絵馬坊主の蝶丸がいる。位置付けとしては
頼み人は蝶丸が住む夜叉堂を訪れ、そこで恨みを晴らしたい人物と頼み人自身の名を「ご神水」と称する見えない墨([[硝石|煙硝]]を水で溶いたもの)で赤絵馬の裏に書く<ref>頼み人が読み書きできない者である場合は蝶丸が代筆するが、字が書ける者であれば瀕死の重傷を負っていても本人に書かせる。</ref>。その際に有り金の全てを賽銭という形で、蝶丸に支払う。
その絵馬を仕事を請け負う仕事人に渡し、それを炙ると相手の名前が浮かぶという趣向である。依頼の仕組みは仕事人の木更津のお助け地蔵に似ている。他の作品と違い、依頼も全話を通して前半で行っている。第2話以降は依頼人に対して「嘘偽りがあれば天罰ただちに我が身に返る」という忠告がされるが
== 登場人物 ==
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; [[中村主水]]
: 演 - 藤田まこと
: 南町奉行所の定廻り同心。本作では
: 第8話では3カ月の勤務予定だったはずが評判がいいらしく、更に3カ月 延長となる。
: 第7話では、15年もの間刀を研いでいたというと研師の存在も明らかになったが、同話で殺害された。
; [[政 (必殺シリーズ)|鍛冶屋の政]]
: 演 - [[村上弘明]]
: 前作の銀平の死を受けて、裏稼業から足を洗っていたが
: 鍛冶屋としての腕前を上げており、第17話では依頼に応じ、筋力増強のための[[ブルワーカー]]を連想させる運動器具を作り上げた。
: 最終回で捕り方に捕まった影太郎を助けたことで足が付き、仲間たちに別れを告げ、江戸を旅立つ。
: 政を演じた村上は、第4話の次回予告も担当していた<ref>それ以外の回では、影太郎役の三浦が担当している。</ref>。
; かげろうの影太郎
: 演 - [[三浦友和]]<ref>クレジットは起こし(かつての[[ロート製薬#オープニングキャッチ|ロート製薬のオープニングキャッチ]]と同じ形)</ref>
: お玉とコンビを組んでの大道芸([[南京玉すだれ]])を表稼業としている。暢気な性格の色男で女性からの人気は高いが、世間知らずな一面を持つ。冷静沈着で頭の回転が早く、軽率な行動を取ることは少ない。直情的な政の抑え役になっている。
: その素性は不明で、お玉は知らなかったが
: 最終回で現場に残った玉すだれの残骸から足が付き、奉行所に捕縛されかけたところを政の助けで事無きを得る<ref>事態を知った主水が家に先回りして「凶」の文字を書き残しており、それに気づいたと同時に踏み込まれた。</ref>。その後
: 演じた三浦は次回予告を担当している<ref>但し第4話のみ、三浦ではなく鍛冶屋の政役の村上が担当している。</ref>。
; お玉
: 演 - [[かとうかず子|かとうかずこ]]
: 仕事人の密偵。百軒長屋の大火事騒動の後、便利屋を廃業
: 金粉を使い、影太郎の殺しをサポートするが
: 最終回で仕事料の残りの半金を取りに雲龍に会っていた所を奉行所に見つかり、さらに懐に持っていた金粉から足が付いてしまうが、主水の機転で事なきを得た。その後は主水、政、影太郎と別れ、江戸を旅立つ。
: 影太郎と別れる際、彼について行きたいような素振りを見せることから気があったことがうかがえる。
; 絵馬坊主の蝶丸
: 演 - [[桂ざこば (2代目)|桂朝丸]]
: 夜叉堂を拠点とする上方出身の坊主で、頼み人より仕事を請け負う。
: 女好きのお調子者で、お玉に[[セクシャルハラスメント|セクハラ]]を毎回 行うが、全く相手にされていない。作中では、お仙と後に一緒に暮らす様になるが、あっけらかんとしている彼女に対しては女好きの彼も扱いに困っていた。
: お玉に対して、紙芝居仕立てで頼み人の依頼理由を解説する。これは蝶丸役の桂朝丸が出演していた『[[テレビ三面記事 ウィークエンダー]]』のパロディーである。
: 第15話では親友の不覚の恨みを晴らすべく、自らが頼み人となる。
: 最終回で、お仙に愛想を尽かされた挙句、逃げられてしまい、主水たちよりも一足早く、江戸から逃走した。
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; [[中村せん・りつ#中村せん|中村せん]]
: 演 - [[菅井きん]]
: 主水の姑。
; [[中村せん・りつ#中村りつ|中村りつ]]
: 演 - [[白木万理]]
: 主水の妻。せんとともに
; [[田中熊五郎|筆頭同心 田中]]
: 演 - [[山内としお]]
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== 殺し技 ==
; 中村主水
: 悪人を油断させながら
; 鍛冶屋の政
: 手槍で、悪人の首筋を突き刺す。
; かげろうの影太郎
: お玉が金粉を悪人の顔に吹き掛けた所を
: 玉すだれがバラバラになった
: 一本のすだれで並んで座っていた相手2人の首を貫いたこともある(第16話)。
== スタッフ ==
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