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{{Infobox 人物
|氏名 = 港 浩一
|ふりがな = みなと こういち
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'''港 浩一'''（みなと こういち、[[1952年]]〈[[昭和]]27年〉[[5月15日]]<ref name="sanspo20221009">{{Cite web|和書|url=https://www.sanspo.com/article/20221009-OZALUWC635KVZEEA3GGV7KPBNI/3/ |title=フジテレビ・港浩一社長、座右の銘は「軽く野放し」 目標は2010年以来の視聴率三冠奪還！ |website=サンスポ |date=2022-10-09 |access-date=2025-01-16 }}</ref> - ）は、[[日本]]の[[実業家]]、[[ディレクター#放送業界|ディレクター]]、[[テレビプロデューサー]]。[[フジテレビジョン]][[代表取締役]][[社長]]などを歴任した<ref name=Mainichi-Minato>{{Cite web|publisher=毎日新聞|url=https://mainichi.jp/articles/20250127/k00/00m/040/115000c|title=フジテレビの港浩一社長ってどんな人? とんねるずの番組など担当|accessdate=2025-02-05}}</ref>。
== 来歴 ==
[[北海道]][[上磯郡]][[木古内町]]生まれ<ref name=“財さつ”>{{Cite web |title=「とんねるず」が“小港さん”とモノマネ・港浩一氏（札幌西高校卒）がフジテレビ新社長 ｜ ニュース ｜ Zaisatsu.jp【財さつJP】 |url=https://zaisatsu.jp/news/article-16444/detail/ |website=Zaisatsu.jp【財さつJP】 |access-date=2025-01-20 |language=ja |last=株式会社財界さっぽろ}}</ref>。[[札幌市]][[白石区]]の中学校<ref name="“財さつ”" />、[[北海道札幌西高等学校]]<ref>{{Cite web|和書|title=札幌西高 35期|url=http://nishiko35.jimdofree.com/|website=北海道札幌西高等学校 35期（昭和60年卒）のホームページ|accessdate=2020-08-14|language=ja-JP}}</ref>、[[早稲田大学第一文学部]]卒業。
[[1976年]]4月、フジテレビジョン入社<ref name="sanspo20221009"/>。番組制作を志望していたが、人事部に配属された。これは当時のフジテレビが制作局を廃止、複数の制作子会社への分社体制を導入していたため。[[1979年]]、制作子会社に出向する。翌年[[1980年]]の大改革でフジテレビ本社が制作子会社を吸収合併し、分社体制を廃止する。念願叶い制作部に所属された<ref name="mynavi">{{Cite web|和書|title=『みなさん』初代演出･港浩一氏、30年続いた理由はとんねるずの"愛情"|url=https://news.mynavi.jp/article/20180321-minato/|website=[[マイナビニュース]]|date=2018-03-21|accessdate=2018-03-22|language=ja-JP}}</ref>。以降、制作畑一筋で、フジテレビが最も勢いがあった1980年代から1990年代までにバラエティーの現場で活躍、ディレクター、プロデューサーとして『とんねるずのみなさんのおかげです』など数々の人気番組を手掛けた<ref name="chunichi20250117">{{Cite web|和書|url=https://www.chunichi.co.jp/article/1012765?rct=entertainmentnews |title=港浩一社長、フジテレビで何をした人物か… 秋元康と「夕やけニャンニャン」 とんねるずを人気コンビに 過去には不倫疑惑で文春砲被弾 |website=中日スポーツ |date=2025-01-17 |access-date=2025-01-17 }}</ref>。第二制作部部長やバラエティ制作センター室長、バラエティ制作センター担当局長などを歴任した。
2013年6月27日、フジテレビジョン常務取締役（[[編成]]制作局バラエティ制作・アナウンス室・美術制作担当）に就任。同年12月、バラエティ番組『[[ほこ×たて]]』が不適切演出により打ち切りとなり、担当役員として[[減給|減俸]]処分を受けた<ref>{{cite news |title=「ほこ×たて」で懲戒処分 フジテレビ、常務を減俸|author= |agency=|publisher=共同通信 |date=2013-12-27 |url=https://web.archive.org/web/20131230015858/http://www.47news.jp/CN/201312/CN2013122701001204.html|accessdate=2014-7-13}}</ref>。2015年6月11日、[[共同テレビジョン]]代表取締役社長に就任<ref>{{cite news |title=人事 共同テレビ|author= |agency=|publisher=産経ニュース|date=2015-5-29 |url=https://www.sankei.com/article/20150529-MSK3VYP7T5ITTETWD2SI24L25I/|accessdate=2015-6-7}}</ref>。
2022年6月28日付でフジテレビジョン代表取締役社長および[[フジ・メディア・ホールディングス]][[取締役]]に就任。
=== 中居正広とフジテレビ女性社員とのトラブルについての判断 ===
{{see also|中居正広・フジテレビ問題}}
[[中居正広]]と女性とのトラブル問題を港が把握した時期は「2023年6月」だったと、本人は2025年1月に公表した<ref name=Gendai-Jikeiretu>{{Cite web|url=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/366657|title=フジテレビが2023年6月に中居正広トラブルを知ったのに隠蔽した「別の理由」…ジャニーズ性加害問題との“時系列”|publisher=日刊ゲンダイ|accessdate=2025-01-25}}
</ref>。把握直後に、その件について当時フジテレビ専務であった[[大多亮]]に連絡が入り「非常に重い事案だ」「（フジの）社長に（報告を）あげなくては」と判断し、港浩一に連絡したという<ref name=Gendai-Jikeiretu />。
フジは中居の冠番組として[[だれかtoなかい|『まつもtoなかい』（のち『だれかtoなかい』）]]を2023年4月から放送していたが、港は問題を把握した後も、中居の冠番組の放送を続ける判断をした<ref name=Gendai-Jikeiretu />。レギュラーではないスポーツ番組でも、新たに中居に依頼していた<ref name=Postsseven>{{Cite web|url=https://www.news-postseven.com/archives/20250123_2018945.html?DETAIL|title=《500日以上も隠蔽か？》中居正広の女性トラブル把握後も新規の出演依頼をしていたフジテレビ 港浩一社長は「接待文化の中心にいた人物」 |publisher=女性セブン|accessdate=2025-01-25}}</ref>。
港は中居正広の問題を、（本来なら伝えるべきであるはずの）フジテレビのコンプライアンス部門（法令遵守部門）の担当者に伝えておらず、同部門は2024年12月に一部週刊誌から同問題に関して取材を受けるまで同問題について知らされていなかった<ref name=NS-Compliance>{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202501250000961.html|title=中居正広氏問題、コンプラ部門担当者に知らせず フジテレビ港浩一社長らトラブル把握後も|publisher=日刊スポーツ|accessdate=2025-01-27}}</ref>。
なお、2024年末には中居と女性との"トラブル"に「フジテレビの社員が関与していた」などと週刊誌で報じられた。フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス（FMH）の株式をグループで7％超保有する米投資ファンド「[[ダルトン・インベストメンツ]]」は[[2025年]]1月14日、FMHに対し、[[第三者委員会]]の調査を求める[[手紙|書簡]]を送付した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/01/15/kiji/20250115s00041000099000c.html |title=中居正広トラブル 世界各国が報道 ドイツ紙に仏メディア「日本のスターが…」 米投資ファンドも意見 |website=スポニチ Sponichi Annex |date=2025-01-15 |access-date=2025-01-18 }}</ref>。
=== 2025年1月17日の会見 ===
株主から指摘を受け、フジテレビは17日にこの件で初めて記者会見を開いた<ref name=Yahoo-FujiTV-Kaitai>{{Cite web|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/58e5d6d4a825b739d605f00b13fc40d2e34f0a9d|title=もはや「フジテレビ解体」の道は避けられない…元テレビ局員が考える「スポンサー離れ」が進んだ先に起こること|publisher=Yahoo!News, President Online|accessdate=2025-01-24}}</ref>。会見への参加は、記者クラブ{{Efn|「ラジオ・テレビ記者会」、「東京放送記者会」}}に加盟している新聞社と通信社のみに限定してしまい、[[日本放送協会|NHK]]及びフジ以外の[[在京テレビジョン放送局|在京民放キー局]]を「オブザーバー（立会人）」扱いにして質問の機会を奪い、生中継や映像撮影も認めなかった<ref name=Yahoo-FujiTV-Kaitai /><ref>{{Cite web |title=「私たち民放各局は質問できませんでした」日テレ「every.」がフジ港社長の会見を速報 |url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202501170000788.html |website=日刊スポーツ |access-date=2025-01-31 |date=2025-01-17}}</ref><ref>{{Cite web |title=【中居正広トラブル】フジテレビ“閉め出し会見”は「記者クラブが決めたこと」本誌に回答のはずが…「押し切られた」クラブ側にバラされた！ |url=https://smart-flash.jp/entame/325917/1/1/ |website=Smart FLASH |date=2025-01-18 |access-date=2025-01-31 |publisher=光文社}}</ref><ref name=":8">{{Cite web |title=フジテレビが中居さん問題で謝罪…調査委発足へ 会見参加は「加盟社のみ」 |url=https://s.mxtv.jp/tokyomxplus/mx/article/202501181000/detail/ |website=TOKYO MX + |access-date=2025-01-31 |publisher=東京メトロポリタンテレビジョン株式会社 |date=2025-01-18}}</ref>。社長として登壇した港は「関係者に多大な迷惑をかけた」と陳謝し<ref name="nhk20250117">{{Cite web|和書|url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250117/k10014695441000.html |title=【詳細】フジテレビ社長会見「説明できなかったことおわび」 |website=NHK NEWS WEB |publisher=NHK |date=2025-01-17 |access-date=2025-01-17 }}</ref>、「新たに第三者の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げ、事実関係や会社の対応について検証する」と明らかにした<ref name="nhk20250117"/>が、記者からの質問には「調査委員会に委ねる」を連発した<ref name=Yahoo-FujiTV-Kaitai /><ref name=AERA-17Kaiken>{{Cite web|url=https://dot.asahi.com/articles/-/247315?page=1|title=雄大な富士山をバックに…「中居正広問題」フジ社長会見で露呈した“ズレ”た感覚|publisher=AERA|accessdate=2025-01-27}}</ref>。港が行ったこの会見は事態の「炎上」に油を注ぐ結果を招いた<ref name=Yahoo-FujiTV-Kaitai />。ダルトン・インベストメンツからは後日、「意図的な真相隠蔽」を行ったと指摘された<ref name=Yahoo-Inpei>{{Cite web|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/b2af2ff68ab516f245779c02d01fb674e51ff0bb|title=フジ社長会見は「意図的な真相隠蔽」米投資ファンド断罪「体質露呈している」嵐の株主総会予告|publisher=Yahoo!News, 日刊スポーツ|accessdate=2025-01-24}}</ref>。この会見について港自身も会見が終わった段階で「失敗した」と思ったといい<ref name=報知-Shippai-Tameiki>{{Cite web|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/66b47a09462bba9e7c105d619b21270042d01f39|title=フジ港浩一社長、１７日の会見は「失敗だと思った」 社員は深いため息…説明会で発言と「イット！」が報じる|publisher=スポーツ報知|accessdate=2025-01-27}}</ref>、1月23日にフジテレビのスタジオから行われた社員向け説明会で「失敗したと思った」ということが伝えられた際にはスタジオにいた社員から深い[[ため息]]があり、「はぁ」という声も所々で聞こえる空気となった<ref name=報知-Shippai-Tameiki />。この社員説明会には全社員の9割以上となる計1100人が参加し<ref name=NS-Compliance />、社員から[[怒り|怒]]号のような声も上がり、質問する際に[[涙]]する社員もおり<ref name=NS-Compliance />、経営陣の刷新を求める意見も噴出した<ref name=NS-Compliance />。
=== 2025年1月27日の取締役会および会見 - 辞任の申し出 ===
27日午後、フジテレビで臨時の[[取締役会]]が開かれ、港社長から中居正広と女性とのトラブルをめぐる "一連の問題" への対応の[[責任]]をとってフジテレビ代表取締役社長およびフジ・メディア・ホールディングスの取締役を辞任するとの申し出があり、27日付けで辞任するとした<ref name=NHK-1-27>{{Cite web|publisher=NHK|url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250127/k10014704741000.html|title=フジテレビ 港社長と嘉納会長が辞任 社長後任に清水賢治氏|accessdate=2025-02-06}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://mainichi.jp/articles/20250127/k00/00m/040/120000c|title=フジテレビの港浩一社長、嘉納修治会長が辞任 中居さん問題巡り引責|publisher=毎日新聞|date=2025-01-27|accessdate=2025-01-27}}</ref>。なお、"一連の問題"というのは、中居と女性とのトラブルの発生直後に事態を把握していながら1年半にわたって中居が出演する番組の放送を続けてしまったことや、1月17日の記者会見で撮影などに制限を加え、独立性があいまいな調査委員会を設置しようとしたなどとして社員や親会社（[[フジ・メディア・ホールディングス|FMH]]）の大[[株主]]などから批判の声が相次いでいたことであり、さらに広告主からCM出稿を見合わせる動きが広がりフジテレビの経営にも影響が及ぶ事態となっていたことである<ref name=NHK-1-27 />。
その後、午後4時から会見が行われ、辞任することを公表した。記者から[[2023年]]8月に当時の編成制作担当だった大多亮専務からトラブルの報告を受けた当時の心境について尋ねられると「怒りは感じました。細かいことは分かっていませんでしたけど、怒りは感じていました」と振り返り、誰に対する怒りかと確認されると「中居氏にも怒りがあるととってもらって結構です」と話した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202501270001159.html |title=フジテレビ港浩一社長「中居氏に怒り」中居正広氏女性トラブル報告受けた時の心境 |website=日刊スポーツ |date=2025-01-27 |access-date=2025-01-28 }}</ref>。
フジテレビ社員Aの関与について、港は「女性はAの前に中居氏と仕事の場で面識があった。Aに関係なく、面識がある間柄でそこからAが声をかけて、集まりに参加したことがあると思う。回数などについては認識していない」と話した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202501270001435.html |title=フジテレビ港浩一社長「被害女性と中居氏は仕事の場で面識があった。最初にAが関与したのではない」 |website=日刊スポーツ |date=2025-01-27 |access-date=2025-01-29 }}</ref>。
== 人物 ==
スポーツ紙で好きなのは[[競馬]]面<ref name="sanspo20221009"/>。
『[[週刊文春]]』によると、1980年代 - 1990年代にバラエティー番組の制作を担当していた頃、女性アナが同席する食事会を定番化させたという<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/01/20/kiji/20250120s00041000047000c.html |title=中居女性スキャンダル端緒に女性アナ接待会食 港社長が定番化 編成幹部悪用か |website=スポニチ Sponichi Annex |date=2025-01-20 |access-date=2025-01-20 }}</ref>。のちに、[[芸能事務所]]の経営者らを接待する会合は「港会」と呼ばれた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.dailyshincho.jp/article/2025/01260559/?all=1 |title=「女子アナを“使う”ことで復権を果たした」フジ・港社長の女子アナ接待の内容は「相手は芸能事務所の経営者たち」 |website=デイリー新潮 |date=2025-01-26 |access-date=2025-01-27 }}</ref>。
2014年には、当時フジテレビ常務取締役だった港が、銀座の高級クラブの30歳年下の女性と伊豆の温泉に[[不倫]]旅行をする様子を『週刊文春』が報じた<ref name=Gendai-Bubble-Furin>{{Cite web|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/e9376d7c6414d5c1c55cce1fec616d9ab815269a|title=フジ港浩一社長から消えなかったバブル臭…伊豆温泉不倫旅行に麻布十番デート、女子大生ブームの仕掛け人|accessdate=2025-01-27}}</ref>。その後も、若い女性と手を繋いで一緒に蕎麦店で食事をする姿が目撃された<ref name=Gendai-Bubble-Furin />。
社長に就任した2022年より、年一回の社内表彰として「フジテレビ港賞」を設け、優れた企画を提案した社員に対して贈るようになったが<ref>{{Cite web|和書|title=フジテレビ港浩一社長、異例の就任も「再び強くしていく使命感」 昼の生バラエティ復活の決断背景|url=https://news.mynavi.jp/article/20221010-cx_minato/|website=マイナビニュース|date=2022-10-10|accessdate=2022-10-11|language=ja-JP}}</ref>、「最優秀賞」「優秀賞」の他に、社長と食事を共にする「ディナー賞」も用意し<ref>{{Cite web|和書|title=フジ港社長“大不評会見”の裏で…渦中の佐々木恭子アナ「社長とのディナー賞」受賞で露呈した“内輪ノリ”体質|url=https://smart-flash.jp/showbiz/325891/1/1/|website=[[FLASH (写真週刊誌)|SmartFLASH]]|date=2025-01-18|accessdate=2025-01-19|language=ja-JP}}</ref>、2024年10月8日には[[佐々木恭子]]がこの「ディナー賞」を受賞した<ref name=Kimochiwarui-Dinner>{{Cite web|url=https://www.jprime.jp/articles/-/35197|title=フジテレビ港浩一社長「なんだその気持ち悪い賞」局員に“ディナー賞”授与で批判殺到、内部情報ダダ漏れで迫る“終焉”|accessdate=2025-01-27}}</ref>。
== 仕事上の人脈 ==
[[石田弘]]はもともと先輩に当たる。2025年1月までは「フジテレビ嘱託エグゼクティブプロデューサーの石田」と「フジテレビ代表取締役の港」という関係であった。
[[日枝久]]は、プロデューサーだった当時の港にとっては[[編成]]局長という存在だった。港が手掛けた代表作『とんねるずのみなさんのおかげです』は、石橋が当時の[[日枝久|日枝]]編成局長に直訴して『[[火曜ワイドスペシャル]]』の特番枠から始まったが、その企画会議は、木梨の提案を受けてホテルの[[スイートルーム]]で行なった<ref name="mynavi"/>。
[[秋元康]]は、港が1980年に『ザ・ラストショー』という深夜番組でディレクターデビューした時に[[構成作家]]として一緒に仕事をした関係であり、『[[オールナイトフジ]]』『[[夕やけニャンニャン]]』や[[とんねるず]]の番組等でも仕事仲間であり、港は"盟友関係"と言っている<ref name="mynavi"/>。<!--「さん付けすると他人行儀になる」という理由で「秋元」と呼び捨てにしており、秋元のことを「長年の盟友」と称している<ref>[https://bunshun.jp/articles/-/65388 「貴明、弁償。800万払ってもらう」と…一部始終をカメラに収め、始末書も書いたフジテレビ社長・港浩一が語る、とんねるず石橋貴明の「カメラ破壊事件」 フジテレビ・港浩一社長インタビュー #2] - 文春オンライン</ref>-->秋元は、港の肝いり<ref>[https://pinzuba.news/articles/-/1577?page=1 フジテレビ港浩一社長“肝いり”新番組が超スベリ気配の中“ゴリ推され”女子アナに「潰れる」心配の声！] - ピンズバNEWS</ref>で始まった『オールナイトフジ』の後継番組『[[オールナイトフジコ]]』の総合プロデューサーを務めている。
[[神原孝]]は、かつて"班制度"があった時期のフジテレビでの"港班"{{Efn|"班"について。フジテレビに限らず、テレビ局の制作スタッフはいくつかの"班"に分かれて番組を制作していた。"港班"は、港がバラエティ制作管掌役員の時期まではバラエティ編成を一手に率いていた。なお現在のフジテレビにおいては班制度なるものは存在しない。}}で修行中のスタッフという関係だった。神原は入社当初まず[[王東順]]率いる王班で修業を積んだ後に港班に移籍しさらに修行を積み、その後[[音組]]で修業した。制作・プロデューサーとなってからの担当歴は、『[[5LDK]]』『[[なかよしテレビ]]』『[[百識王]]』『[[ザ・ベストハウス123]]』『[[クイズ!ヘキサゴンII]]』『[[アイドリング!!!]]』。2025年1月まで「フジテレビ代表取締役としての港」と「[[フジクリエイティブコーポレーション|FCC]]制作室企画開発部長としての神原」という関係であった。
[[中嶋優一]]は、編成制作局の後輩。2023年1月スタートの『ぽかぽか』への出演依頼の面談をタレントとする時も、中嶋優一（当時は編成制作局編成部長）経由で伝えた<ref name=PokaPoka>{{Cite web|url=https://news.mynavi.jp/article/20230408-pokapoka1/|title=『ぽかぽか』に息づく“いいとも”＆“アウト”の精神 総合演出が明かす立ち上げの舞台裏|publisher=[[マイナビ]]・ニュース|accessdate=2025-01-30}}</ref>。
芸人との繋がりとしては、[[とんねるず]]と仕事上の繋がりが強く、港は「とんねるず班」のトップであった。<!--[[木梨憲武]]が「小港さん」としてものまねすることで有名になった。相方の[[石橋貴明]]は石田（ダーイシ）をものまねしている。「とんねるずのこんとinなえば」に参加していた。-->[[明石家さんま]]の枠も多く担当し、先輩である[[三宅恵介]]が担当しないさんまの番組は港担当になっていることも多かった。[[ヒロミ]]とも繋がっており、『[[1or8]]』のプロデューサーもした。<!--その交流からとんねるずをはじめ芸能関係者からは「港っち」と呼ばれている。-->
==過去の担当番組==
=== チーフアシスタントディレクター ===
*[[ドリフ大爆笑]]<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202210280000728.html 仲本工事さんの死「残念でならない」フジ港浩一社長「ドリフ大爆笑」チーフAD 3年間務める（日刊スポーツ 2022年10月28日配信)]</ref>
=== ディレクター ===
*ザ・ラストショー（[[秋元康]]と組んだディレクターデビュー番組）
*[[クイズ・ドレミファドン!]]
*[[夕やけニャンニャン]]
*[[オールナイトフジ]]{{efn|なお、[[1984年]]『[[ドリフ大爆笑]]』において、同番組のスタジオセットをそのまま使ったパロディコント「オールナイト不死」で、スタジオ後方に港本人が映り込んでいる。}}
*[[桃色学園都市宣言!!]]（水曜日）
*[[FNS大感謝祭]]
*[[初詣!爆笑ヒットパレード]]（ディレクター→プロデューサー→制作）
=== プロデューサー ===
*[[とんねるずのみなさんのおかげです]]（チーフディレクター兼任）
*[[とんねるずの本汁でしょう!!]]
*[[とんねるずのみなさんのおかげでした]]（初代プロデューサー）
**ギャラクシーフジヤマ（上記の1コーナー）
*[[週刊スタミナ天国]]
*[[1or8|ONE OR EIGHT]]
*[[チノパン (テレビ番組)|チノパン]]（火曜日）
*[[エブナイ|エブナイTHURSDAY]]
=== 総合プロデューサー ===
*[[エブナイ|エブナイSATURDAY]]
*[[FNS年末スペシャル フジテレビにしか出来ない20世紀の黄金バラエティ大全集!]]（2000年）
*[[FNS27時間テレビ|FNS ALLSTARS 27時間笑いの夢列島]]（2001年）
*[[本能のハイキック!]]
*[[FNS27時間テレビ (2004年)|FNS27時間テレビ めちゃ²オキてるッ! 楽しくなければテレビじゃないじゃ〜ん!!]]（2004年）
*[[お台場明石城]]（出演、ディレクター査定）
=== ゼネラルプロデューサー ===
*[[FNS26時間テレビ (2006年)|FNS26時間テレビ 国民的なおもしろさ!史上最大!!真夏のクイズ祭り 26時間ぶっ通しスペシャル]]（2006年）
*[[FNS27時間テレビ (2007年)|FNS27時間テレビ みんな なまか だっ! ウッキー!ハッピー!西遊記!]]（2007年）
*[[FNS26時間テレビ (2009年)|FNSの日26時間テレビ 2009 超笑顔パレード 爆笑!お台場合宿!!]]（2009年）
*[[FNS27時間テレビ (2011年)|FNS27時間テレビ めちゃ²デジッてるッ! 笑顔になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!]]（2011年）
*[[FNS27時間テレビ (2012年)|FNS27時間テレビ 笑っていいとも!真夏の超団結特大号!!徹夜でがんばっちゃってもいいかな?]]（2012年）
*[[FNS27時間テレビ (2013年)|FNS27時間テレビ 女子力全開2013 乙女の笑顔が明日をつくる!!]]（2013年）
=== 監修 ===
*[[新春かくし芸大会]]（第40回- 監修→制作→制作総指揮）
*お台場アイドル魂
=== 制作 ===
*[[明石家さんまのフジテレビ大反省会]]
*[[初詣!爆笑ヒットパレード]]
*[[登龍門F]]
**[[登龍門F#お笑い登龍門|お笑い登龍門]]
**[[登龍門F#音箱登龍門|音箱登龍門]]
*[[FNS歌謡祭]]
**[[FNS歌謡祭 うたの夏まつり2011]]
**[[FNSうたの夏まつり]]
*[[AKB48選抜総選挙|AKB48選抜総選挙生放送SP]]
*[[23 SATURDAY DREAM SHOW]]
*[[フジテレビ50ッスth!|フジテレビ開局50周年特別企画第二夜「バラエティルーツの旅・あなたがいたから僕がいる 半世紀大感謝祭!!]]
*[[記録よりも記憶に残るフジテレビの笑う50年 〜めちゃ×2オボえてるッ!〜]]
=== 制作統括 ===
*[[FNS25時間テレビ|FNS ALLSTARS あっつい25時間テレビ やっぱ楽しくなければテレビじゃないもん!]]（2005年）
*[[中居正広の(生)スーパードラマフェスティバル]]（2006年 - 2009年）
*[[日清食品 THE MANZAI|THE MANZAI]]（2011年 - 2014年）
=== 製作総指揮 ===
*[[FNS27時間テレビ (2008年)|FNS27時間テレビ!! みんな笑顔のひょうきん夢列島!!]]（2008年）
*[[FNS26時間テレビ (2010年)|FNSの日26時間テレビ2010 超笑顔パレード 絆 爆笑!お台場合宿!!]]（2010年）
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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==関連項目==
*[[フジテレビ不適切接待疑惑問題]]
*[[北海道出身の人物一覧]]
*[[鹿内信隆]]（港入社時のフジテレビ会長）
*[[木梨憲武]]
==外部リンク==
*[https://www.fujitv.co.jp/company/message.html ご挨拶｜企業情報 - フジテレビ]
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