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{{別人|高木繁光|x1=元[[北海道議会議員]]、元[[公益財団法人]][[日本消防協会]]会長の}}
{{Infobox 作家
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|birth_name={{ruby|高木 誠一|たかぎ せいいち}}
|birth_date=[[1920年]][[9月25日]]
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|debut_works=『[[刺青殺人事件]]』
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{{読み仮名_ruby不使用|'''高木 彬光'''|たかぎ あきみつ|[[1920年]]
== 来歴 ==
[[青森県]][[青森市]]生まれ。4代続いた医者の家系だった。幼少時に母親と死別。
旧制青森中学校(現:[[青森県立青森高等学校]])から四修で[[第一高等学校 (旧制)|第一高等学校]]理科乙類に入学。[[東京大学大学院理学系研究科・理学部|東京帝国大学理学部]]化学科の受験に失敗し、[[京都大学#沿革|京都帝国大学]][[京都大学大学院薬学研究科・薬学部|薬学部]]に進んだが1年で中退、京都帝国大学[[京都大学大学院工学研究科・工学部|工学部]][[冶金学]]科卒。
非[[嫡出]]子として生まれ、一高入学の年に父親が亡くなり、家は破産して一家は離散し、親族からの援助で学業を続けた。その暗い生い立ちのせいもあってか、「出身地・青森」には生涯思い入れを見せなかった。
京大卒業後、[[中島飛行機]]に就職したが、[[太平洋戦争]]終結に伴い職を失う。[[1947年]]、[[骨相学|骨相]]師の勧めにより小説家を志し、出来上がった長編『[[刺青殺人事件]]』が[[江戸川乱歩]]に認められて、翌[[1948年]]に出版の運びとなり、[[推理作家]]としてデビュー。
[[易]]、[[占い]]に通じていたことでも知られ、易に関する著作もある。また大学時代に学んだ[[金属工学|冶金学]]の知識を生かし、[[秋田県]]で[[鉱山]]の発掘に熱中したこともあった。[[将棋]]も趣味であり、文壇名人戦の常連であった。
晩年は[[脳梗塞]]を幾度も発症し、その後遺症に苦しみ、闘病記『甦える』も執筆している。
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* [[山田風太郎]]、高木彬光、[[島田一男]]、[[香山滋]]、[[大坪砂男]]の五人で「探偵小説界の戦後派五人男」と呼ばれた。また、1950年、山田風太郎、島田一男、香山滋らと新人探偵作家の会「鬼クラブ」を結成して、同人誌『鬼』を刊行した<ref>『[[ユリイカ]]』2001年12月号・特集[[山田風太郎]]P.188[[日下三蔵]]「山田風太郎執筆年譜」</ref>。
* 山田風太郎とは年齢・境遇が近かったこともあって親しく、高木がアイディアを出して山田が執筆した合作『悪霊の群』(『[[講談倶楽部]]』1952年5月特別号に掲載。のちに単行本。)がある。互いの死去時の[[葬儀委員長]]を約束していたが、高木の死去時に山田も大病を患っており、果たせなかった。
* 作品の参考にするため[[刑法 (日本)|刑法]]
== 著書 ==
=== 神津恭介 ===
==== 長編 ====
*[[刺青殺人事件]] 1948年 [[岩谷書店]] 1951年 のち[[角川文庫]]、[[光文社文庫]]、[[ハルキ文庫]]、『白雪姫』角川文庫
*[[呪縛の家]] [[和同出版社]] 1954年 のち角川文庫、光文社文庫
*[[魔弾の射手 (小説)|魔弾の射手]] [[東方社]] 1955年 のち角川文庫
*地獄の舞姫 - 未完の作品。
*[[わが一高時代の犯罪]] 岩谷書店 1951年 のち角川文庫、光文社文庫、ハルキ文庫 - 神津恭介の最初の事件
*白妖鬼 東方社 1955年 のち角川文庫
*悪魔の嘲笑 東京文芸社 1957年 のち角川文庫
*[[人形はなぜ殺される]] 大日本雄弁会講談社 1955年 のち角川文庫、光文社文庫、ハルキ文庫
*[[死を開く扉]] 東京文芸社 1957年 のち角川文庫
*[[成吉思汗の秘密]] [[光文社]] 1958年 のち角川文庫、光文社文庫、ハルキ文庫
*[[白魔の歌]] [[光風社]] 1961年 のち角川文庫
*火車と死者 [[講談社]] 1959年 のち角川文庫
*[[死神の座]] 講談社 1960年 のち角川文庫、光文社文庫
*[[邪馬台国の秘密]] 光文社
*狐の密室 [[トクマ・ノベルス|徳間ノベルス]] 1977
*[[古代天皇の秘密]] 神津恭介シリーズ 角川ノベルズ 1986
*[[七福神殺人事件]] 角川ノベルズ 1987
*神津恭介への挑戦 [[出版芸術社]] 1991
*神津恭介の復活 出版芸術社 1993
*神津恭介の予言 出版芸術社 1994
==== 中編・短編集 ====
*[[妖婦の宿]] 1949年 [[東方社]] 1955年 のち角川文庫、春陽文庫 - 最初期の中短編集
*死美人劇場 東方社 1955年 のち角川文庫、春陽文庫
*血ぬられた薔薇 東方社 1955年 のち角川文庫、春陽文庫
*白雪姫 東方社 1955年 『白雪姫』角川文庫 1986
**白雪姫 - 青森の旧家を舞台にした雪上の不可能犯罪
**緑衣の女(小指のない魔女)
**眠れる美女 和同出版社 1956年
**女の手
**蛇性の女
**幻影殺人事件(嘘つき娘)
**加害妄想狂
*[[邪教の神]] 東方社 1956年 のち角川文庫
*蛇の環 東京文芸社 1957年
*目撃者 東京文芸社 1959年
*[[影なき女]] 神津恭介事件簿 [[アサヒ芸能出版]]
**天誅
*
*
*
*
*
*幽霊の
*幽霊の血 桃源社 1977年5月(ポピュラー・ブックス)
*首を買う女 神津恭介シリーズ 角川ノベルズ 1986年11月 のち文庫
*神津恭介の回想 出版芸術社 1996年6月
*初稿・刺青殺人事件 [[扶桑社文庫]] 2002年11月
*悪魔の山 神月堂、2004年12月(神津恭介シリーズ未収録短編集 1)
*神津恭介、密室に挑む 光文社文庫 2013年
**月世界の女
**鏡の部屋
**黄金の刃
=== 大前田英策 ===
*暗黒街の帝王 大前田英策推理ノート 1955年 東京文芸社 1959年([[角川文庫]]『顔のない女』1985年11月) - 中編
*暗黒街の逆襲 1957年 - 中編。
*[[黒魔王]](こくまおう) 1957年 『明星』1957年1月号 - 10月号 東京文芸社 1959年(新訂版:[[論創社]] 2020年9月) - 川島竜子との共演
*
*
*
*三尺の墓 東京文芸社 1958年
*
*悪魔の火祭 [[桃源社]] 1958年 のち角川文庫
*
*断層 桃源社 1959年 のち角川文庫
*暗黒街の鬼 東京文芸社 1960年
*東京秘密探偵局 [[章書房]] 1960年
*秘密探偵局捜査メモ 第1-2 [[雄山閣出版]] 1961年
*秘密探偵局捜査メモ 第3 青樹社 1965年
*魔炎 大前田英策推理ノート 桃源社 1966年(ポピュラー・ブックス)
*恐怖の蜜月 大前田英策推理ノート 桃源社 1967年(ポピュラー・ブックス)のち角川文庫(短編集)
**裸女と鍵束
*二十三歳の赤ん坊(短編集)
**死の色のヌード
**幽霊復活
**妖異大土教
*恋は魔術師 角川文庫 1986年6月 (短編集)
*姿なき女 大前田英策シリーズ 角川ノベルズ 1987年3月 のち文庫 - 川島竜子との共演
=== 弁護士・百谷泉一郎・明子夫妻 ===
*[[人蟻]] 森脇文庫 1960年 のち角川文庫、光文社文庫
*[[破戒裁判]] [[東都書房]] 1961年 のち角川文庫、光文社文庫
*[[誘拐 (小説)|誘拐]] 光文社
*[[追跡 (小説)|追跡]] 光文社
*遺言書 1962年 - 百谷夫妻もの唯一の短編。
*[[失踪 (高木彬光の小説)|失踪]] 講談社 1964年 のち角川文庫
*法廷の魔女 講談社 1965年 のち角川文庫
*脅迫 双葉新書 1967年 のち角川文庫
=== 捜査検事・グズ茂(近松茂道) ===
*黒白の虹 光文社
*捜査検事 光文社
*波止場の捜査検事 光文社
*偽装工作 光文社
*黒白の囮 [[読売新聞社]] 1967年 のち角川文庫、光文社文庫
*最後の自白 近松検事シリーズ 光文社
*霧の罠 光文社
*追われる刑事 光文社
*狂った拳銃 1962年 - 単行本未収録の短編。
=== 検事霧島三郎 ===
*[[検事霧島三郎]] 光文社
*{{仮リンク|密告者 (小説)|label=密告者|en|The Informer (Takagi novel)}} 光文社
*{{仮リンク|ゼロの蜜月|en|Honeymoon to Nowhere}}<!--English and Japanese titles connected at https://catalogue.nla.gov.au/catalog/2745058--> 光文社
*都会の狼 光文社
*炎の女 光文社
*復讐保険 桃源社
*検事霧島三郎の記録 双葉新書 1970年
*灰の女 光文社
*幻の悪魔 光文社カッパノベルス、1975年 のち角川文庫、光文社文庫
*二幕半の殺人 角川文庫 1976年
*花の賭 [[双葉新書]] 1970年 のち角川文庫
*被害者を探せ 検事霧島三郎 双葉社 1996
=== クレージー・LP(東洋新聞社出版局局長 山西誠) ===
*裂けた視覚 光文社
*[[女か虎か]] 双葉新書 1970年 のち角川文庫 - リチャード・ストックトンの[[リドル・ストーリー]]『女か虎か』に因む。
=== 墨野隴人
「[[バロネス・オルツィ|オルツイ女男爵]]」トリビュート *黄金の鍵 光文社
*[[一、二、三 - 死]] 光文社
*大東京四谷怪談 立風書房 1976年 のち角川文庫、光文社文庫
*現代夜討曽我 光文社 1987
*仮面よ、さらば 墨野隴人シリーズ 角川ノベルズ 1988
===
*顔のない女 1955年
*七つの顔を持つ女 1955年
=== 掌編(加瀬警部もの) ===
*五つの連作 東方社 1955年 のち角川文庫 1986年 - 雑誌『週刊朝日別冊』の企画で、5回にわたって犯人当て作品を載せて解答を募り、正解者各1名に抽選で[[スポンサー]]から賞品が提供される企画
**殺人パララックス
**死人は筆を選ぶ
**時計はウソ発見機
**苦労性な犯人
**自動車収集狂
***解答編
=== ノンシリーズ ===
*[[能面殺人事件]] 岩谷書店 1951年 のち[[春陽文庫]]、角川文庫、[[双葉文庫]] - 高木の第二長編。第3回[[日本推理作家協会賞|探偵作家クラブ長編賞]]受賞。[[白昼の死角]]と並ぶノンシリーズでの代表作。
*
*[[幽霊西へ行く]] 東方社 1955年 のち角川文庫 1986年
**幽霊西へ行く
**大鴉
**公使館の幽霊
**クレタ島の花嫁
**第三の解答
*
*私の殺した男 和同出版社 1958年 のち角川文庫
*
*展覧会の絵 東京文芸社 1962年
*
*占い推理帖 [[文藝春秋|文藝春秋新社]] 1963年(ポケット文春)
*
*脱獄死刑囚 桃源社 1966年(ポピュラー・ブックス)
*犯罪の環 桃源社 1966年(ポピュラー・ブックス)
*占い推理帖 人相篇 文藝春秋 1966年(ポケット文春)
*青銅の顔の女 桃源社 1967年(ポピュラー・ブックス)
*帝国の死角 上下 角川文庫 1978年
**天皇の密使 帝国の死角 第1部 光文社 1971年(カッパ・ノベルス)
**神々の黄昏 帝国の死角 第2部 光文社 1972年(カッパ・ノベルス)
*神曲地獄篇 光文社 1973年(カッパ・ノベルス)のち角川文庫
*ミイラ志願 光文社 1973年(カッパ・ノベルス)のち角川文庫
*巨城の破片・万華の断片 角川書店 1979年1月 のち文庫
*殺意 角川文庫 1979年4月
**殺意
**無名の手紙
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**ユダヤの商人
**ロンドン塔の判官
*刺青物語 角川文庫 1983
*妖術師 1950年 角川文庫 1987
**妖術師
**奇妙なお土産
**四月馬鹿の殺人
**一匹の蟻
**犯罪の環
**脱獄死刑囚
**火の雨ぞ降る
**食人金属
**廃屋
**氷の花
**薔薇の妖精妖術師
**奇妙なお土産
*幽霊の血-わが愛しき探偵たち- 新芸術社、1989年 『五人の探偵たち』 光文社文庫 1991月4月
*朱の奇跡-わが愛しき探偵たち (2)- 出版芸術社 1991年 『帰ってきた探偵たち』 光文社文庫 1992月4月
*真犯人 [[天山文庫]] 1992月1月
*骸骨島 復刻版 神月堂 2002月7月
*夜の皇帝・深夜の魔王 [[神月堂]] 2003月8月
=== 単行本未収録 ===
*鉄道怪死事件 1949年 『ロマンス読物』1949年10月号 - 懸賞(「殺されたのは誰か」賞品・200万円[[宝くじ]])付き短編
*三十億金貨を引揚げる美女 1950年 『ロマンス読物』1950年2月号
*戦後派殺人事件 1950年 『小説公園』1950年12月号
*黒い白鳥 1950年 - 短編『妖術師』と冒頭は同じで別の展開を見せる作品。
*首斬り弁護士 1952年 『サンデー毎日』1952年1月1日号
*時は裁く 1961年 [[中日新聞]] 1959年6月12日
*吹雪の宿 1961年 『[[講談倶楽部]]』1961年3月号 - 真相が明らかにされない作品
*あなたにいどむ、ミステリー・シリーズ! 1961年 『[[週刊女性]]』1961年5月第4週号 - 12月20日号連載
**自殺恐怖症
**殺人の挽歌
**死とのお見合い
**闇の声
*女の復讐 1962年
*風戸峠の秘宝 1966年
=== 時代・歴史小説 ===
*素浪人奉行 [[東京文芸社]] 1953年 のち春陽文庫
*紅地獄絵巻 東京文芸社 1954年
*蛇神様 東京文芸社 1954年 のち角川文庫、春陽文庫
*怪盗白面鬼 東京文芸社 1954年
*どくろ観音 千両文七捕物帳 [[同光社]] 1954年 のち春陽文庫
*新選組 偕成社
*[[あばれ振袖]] 正続 東京文芸社 1955年 -
*千両文七 東方社 1956年 『刺青の女』春陽文庫
*血髑髏組 東京文芸社 1956年 『血どくろ組』春陽文庫
*折鶴秘帖 同光社 1956年 のち春陽文庫
*振袖剣光録 東京文芸社 1956年 のち春陽文庫
*妖説地獄谷 東京文芸社 1956年 のち春陽文庫
*振袖夜叉 東京文芸社 1957年 のち春陽文庫
*御用盗変化 東京文芸社 1957年 のち春陽文庫
*あばれ千両肌 [[同光社出版]] 1957年
*鼠六匹二万両 和同出版社 1957年
*刺青一代女 東京文芸社 1957年
*無想剣進上 和同出版社 1957年 のち春陽文庫
*鬼来也 正続 東京文芸社 1958年 のち春陽文庫
*青貝進之丞人斬控 東京文芸社 1958年
*小太郎の旗 東京文芸社 1958年
*白鬼屋敷 桃源社 1958年
*修羅王参上 東京文芸社 1958年
*隠密独眼竜 東京文芸社 1958年 のち春陽文庫
*謎の唐人屋敷 東京文芸社 1958年
*隠密愛染帖 東京文芸社 1959年 のち春陽文庫
*人肌変化 桃源社 1959年 のち春陽文庫
*長脇差大名 和同出版社 1959年 のち春陽文庫
*蛇神魔殿 [[浪速書房]] 1959年
*隠密飛竜剣 東京文芸社 1959年 『柳生旅日記』
*怪傑修羅王 同光社出版 1959年 のち春陽文庫
*魔剣青貝流 東京文芸社 1960年
*花の千両肌 [[朝日書房]] 1960年
*竜巻街道 正続 東京文芸社 1961年 『たつまき街道』春陽文庫
*まぼろし姫 東京文芸社 1961年 のち春陽文庫
*振袖変化 東京文芸社 1961年 のち春陽文庫
*江戸の夜叉王 桃源社 1962年 のち春陽文庫
*青竜の剣 東京文芸社 1962年
*大江戸悪魔祭 東京文芸社 1962年 『江戸悪魔祭』春陽文庫
*隠密月影帖 東都書房 1963年 のち春陽文庫
*雪姫絵図 東都書房 1965年 のち春陽文庫
*風来浪人 桃源社
*風雲の旗 桃源社
*偽首志願 1973年 - [[赤穂事件|元禄赤穂事件]]の連作。
*首斬り志願 1973年
*[[不義士志願]] 1973年 講談社 - [[高田郡兵衛|高田資政]]を評価し、堀部武庸を不忠臣と批判した評論的小説。
*なりひら盗賊 日本文華社、1973年 のち春陽文庫
*大予言者の秘密 易聖・[[高島嘉右衛門]]の生涯 光文社 1979年7月(カッパ・ブックス)のち角川文庫、『「横浜」をつくった男』光文社文庫
*小栗上野介の秘密
*戦艦山城の亡霊
*人斬り魔剣 春陽文庫 1984年7月
*蛇性の女 春陽文庫 1988年12月
=== SF・架空戦記 ===
*宇宙戦争 偕成社 1954年
*ハスキル人 東方社 1958年 のち角川文庫 SF短編集
*連合艦隊ついに勝つ [[ミッドウェー海戦]]から[[レイテ沖海戦|レイテ海戦]]まで ベストセラーズ 1971年 のち角川文庫、光文社文庫
=== ジュブナイル ===
*妖鬼の塔 [[偕成社]] 1949年
*蝙蝠館の秘宝 [[ポプラ社]] 1950年 のち [[ポプラポケット文庫]] 2006年
*死神博士 偕成社 1951年 のち[[ソノラマ文庫]]
*幽霊馬車 偕成社 1951年
*黒衣の魔女 偕成社 1952年
*悪魔の口笛 ポプラ社 1953年 のち文庫
*白蝋の鬼 ポプラ社 1953年 のちソノラマ文庫
*吸血魔 ポプラ社 1954
*消えた魔人 ポプラ社
=== 実用書(占術など) ===
*易の効用 運命開拓法 講談社 1963年
*高木彬光人相教室 あなたの人相はどのタイプ? 双葉新書 1969年
*易占入門 あなたにもできる易 講談社 1971年
*方位学入門 知らないと危ない方角の吉・凶 光文社
*昭和47年度幸運の暦 ベストセラーズ 1971年
*[[ノストラダムスの大予言|ノストラダムス 大予言]]の秘密 1999年7月はたして人類は滅亡するか! 日本文華社 1974年 のち角川文庫
*人相学入門 人を見る眼を養うために 講談社 1976年
*手相学入門 転ばぬ先の杖として 講談社 1976年 『手相占い』角川文庫
*相性判断 この人があなたの幸運を招く 光文社文庫 1985
*あなたの運命はこうなる! 易占がズバリ予知!! 日本文芸社 1985
*高木彬光易占集 1-4 [[東洋書院]] 2005年 -
=== 評論・随筆 ===
*随筆探偵小説 [[鱒書房]] 1956年
*占い人生論 巌松堂出版 1961年
*ぼくのヨーロッパ飛びある記 日本文華社
*吸血の祭典 世界の神秘と怪奇 [[日本文華社]]
*邪馬台国推理行 角川書店 1975年
*邪馬壱国の陰謀 日本文華社 1978
*甦える 脳梗塞・右半身麻痺と闘った900日 光文社 1982
*わが闘病記 脳梗塞・死からの脱出 曜曜社出版 1987
===
*高木彬光集 河出書房
*
*高木彬光妖奇長篇選集 1-4 東京文芸社 1965年
*世界怪奇犯罪小説集 桃源社 1970年
*
*
*高木彬光集 リブリオ出版 1997
*高木彬光コレクション 全10巻 [[光文社文庫]] 2005年
*高木彬光探偵小説選 [[論創社]]
=== 合作・共著・訳書 ===
*白薔薇殺人事件 『モダン日本』1948年11月号 - 戦後すぐに、その頃デビューした作家6名によって書かれた連作。香山滋・島田一男・山田風太郎(第3話を担当)・楠田匡介・岩田賛が1話ずつ担当し、完結編「薔薇未だ崩れず」を
*十三の階段 1953年 - 山田風太郎・[[島田一男]]・岡田鯱彦・高木彬光によるリレー作品
*悪霊の群 東京文芸社、1955年 - [[山田風太郎]]との合作。神津恭介シリーズ。
*雄鷲雌鷲 [[城昌幸]]
*樹のごときもの歩く [[坂口安吾]]共著 [[東京創元社]] 1958年 - 坂口安吾の未完長編『復員殺人事件』を補筆完成させたもの
*乱歩・正史・風太郎 [[山前譲]]編 出版芸術社 2009
*風さん、高木さんの痛快ヨーロッパ紀行 出版芸術社 2011年 -
*[[帽子収集狂事件|帽子蒐集狂事件]] 高木彬光翻訳セレクション 論創社
*
== 出演 ==
=== 映画 ===
*[[金田一耕助の冒険 (映画)|金田一耕助の冒険]](床屋の客として出演、1979年)
*[[白昼の死角]](ニセ社員の応募に応じる役として出演、1979年)
324 ⟶ 382行目:
*[[角川書店]] 角川文庫ミステリーフェア GUILTY篇([[横溝正史]]、[[森村誠一]]と出演、1978年)<ref>『ACC CM年鑑'79』([[全日本シーエム放送連盟|全日本CM協議会]]編集、[[誠文堂新光社]]、1979年 44頁)</ref>
== 映像化作品
=== 映画 ===
* [[透明人間現わる]](1949年、[[大映]])- 安達伸生監督作品
* [[わが一高時代の犯罪#映画化|わが一高時代の犯罪]](1951年、[[東映]])- [[関川秀雄]]監督作品
* [[刺青殺人事件#映画|刺青殺人事件]](1953年、[[新東宝]])- [[森一生]]監督作品
* 素浪人奉行(1953年、東映)- [[佐々木康]]監督作品
* あばれ振袖(1955年、東映)- [[萩原遼 (映画監督)|萩原遼]]監督作品
340 ⟶ 398行目:
* 蛇神魔殿(1960年、東映)- [[工藤栄一]]監督作品
* 誘拐(1962年、大映)- [[田中徳三]]監督作品
* [[検事霧島三郎#映画|検事霧島三郎]](1964年、大映)- [[田中重雄]]監督作品
* 密告者(1965年、大映)- 田中重雄監督作品
* いれずみ無残(1968年、松竹)- 関川秀雄監督作品
* 新・いれずみ無残
* [[白昼の死角#映画|白昼の死角]](1979年、[[角川映画]])- [[村川透]]監督作品
=== テレビドラマ ===
*[[白昼の死角#テレビドラマ|白昼の死角]](1963年5月1日 - 6月26日、[[フジテレビ]])[[福中八郎]]演出
*
*白昼の死角(1979年8月4日 - 9月29日、毎日放送)[[松尾昭典]]演出
*[[探偵・神津恭介の殺人推理]] 全11回(1983年 - 1992年、[[テレビ朝日]]) 神津恭介役は[[近藤正臣]]
*[[捜査検事・近松茂道]] 全14回(2002年 - 2013年、[[テレビ東京]]・[[BSジャパン]]) 近松茂道役は[[高橋英樹 (俳優)|高橋英樹]]
== 脚注 ==
359 ⟶ 419行目:
== 関連項目 ==
* [[日本の小説家一覧]]
* [[架空戦記作家一覧]]
* [[推理作家一覧]]
* [[SF作家一覧]]
* [[抜打座談会事件]]
* [[魔童子論争]]
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