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|開発 = rpm<ref name="rpm_product">[https://web.archive.org/web/20120823142308/http://www.rpm-web.com/product.html 有限会社アールピーエム:製品紹介のInternet Archiveキャッシュ(2012年8月23日分)]より。</ref>
|発売元 = [[スペースプロジェクト|Ciel]](DVD-ROM/CD-ROM/DVD-ROM廉価)<br />[[ミルキーレーベル|mints]](DVDPG/BDPG)<br />Re-Pro!(Android)
|プロデューサー = T-YAM{{efn2|name="t-yam"|Cielのプロデューサー<ref group="書" name="tonyworks">[https://web.archive.org/web/20150413191054/http://www.max-p.jp/adult/2010/01/tonyworks-ciel.html TonyWORKs Cielクロニクル - MAXのInternet Archiveキャッシュ(2015年4月13日分)]より。</ref>。}}、河岸昌行{{efn2|name="kawagishi"|元[[フィルインカフェ]]所属で『[[あすか120%]]』のスタッフ<ref>[
|ディレクター = 猫屋敷三月<ref name="Tanimoto-Atsushi">[https://ja-jp.facebook.com/people/Tanimoto-Atsushi/100007375774609 谷本 敦 | Facebook]より。</ref>
|キャラクターデザイン = [[Tony]]
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|備考 = DVD-ROM版とCD-ROM版には、初回特典として音楽CD・[[ドラマCD]]・ミニ設定集を同梱。<br />DVD-ROM版とCD-ROM版は[[ロットアップ]]。
}}
『'''そらのいろ、みずのいろ'''』(英:Color of the Sky, Color of the Water)は、[[2004年]][[6月25日]]に[[スペースプロジェクト]]の[[アダルトゲーム]][[ブランド]]・Ciel(シエル)より発売されたアダルトゲーム<ref name="dvd_cd">* [http://www.sp-janis.com/ciel/soranoiromizunoiro/ スペースプロジェクト各ブランド公式サイト内DVD-ROM版/CD-ROM版紹介ページ]より。</ref><ref name="dvd_cd_old"> [https://web.archive.org/web/20130522121446/http://www.sp-janis.com/soft/soramizu.shtml すぺじゃに共和国(スペースプロジェクト各ブランド公式サイト)内DVD-ROM版/CD-ROM版紹介ページのInternet Archiveキャッシュ(2013年5月22日分)]より。</ref><ref name="538cie0019">[https://www.dmm.co.jp/mono/pcgame/-/detail/=/cid=538cie0019/ そらのいろ、みずのいろ DVD初回版 - アダルトPCゲーム通販 - FANZA通販]より。</ref><ref name="538cie0020">[https://www.dmm.co.jp/mono/pcgame/-/detail/=/cid=538cie0020/ そらのいろ、みずのいろ CD初回版 - アダルトPCゲーム通販 - FANZA通販]より。</ref><ref name="d-dream">[https://web.archive.org/web/20131229164638/http://www.d-dream.com/detail.php?arg_tno=10497 D-Dream - そらのいろ、みずのいろ (Ciel)のInternet Archiveキャッシュ(2013年12月29日分)]より。</ref>。および、それを原作として[[2006年]][[7月28日]]に[[ゑにっく]]の[[アダルトアニメ]]ブランド・ひまじんより発売されたアダルトアニメ<ref name="soramizu_oav">[https://web.archive.org/web/20130410021820/http://www.sp-janis.com/soft/soramizu_oav.shtml すぺじゃに共和国の上巻紹介ページのInternet Archiveキャッシュ(2013年4月10日分)]より。</ref><ref name="getchu_113841">[http://www.getchu.com/soft.phtml?id=113841 そらのいろ、みずのいろ 上巻「ダメ……聞こえちゃう」 初回限定版(ひまじん) (18禁) <nowiki>[アニメ]</nowiki> - Getchu.com]より。</ref>。
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[[キャッチコピー]]は、「'''誰にも言えない、わたしたちの秘密の夏'''」{{R|dvd_cd|dvd_cd_old}}<ref>[https://web.archive.org/web/20060713164557/http://www.ciel-soft.com/products/soramizu/soramizu.html Ciel内紹介ページのInternet Archiveキャッシュ(2006年7月13日分)]より。</ref>。
なお、[[コンピュータソフトウェア倫理機構]]の設立後の作品であることから、男女4人の学生表現も前述のように倫理規定に沿ったものとなっており、後述の[[プレーヤーズゲーム#DVDPG|DVDPG]]版や[[プレーヤーズゲーム#BDPG|BDPG]]版に至っては18歳未満の人物が登場していない旨をパッケージ裏に明記しているが、当時は後年のような端々までの厳格化がまだ徹底されていなかったため、サイト上にて内容を説明する際に男女4人のことを「'''高校生'''」と明記していた業者も存在する<ref>[https://posren.com/adult/detail-101248.html そらのいろ、みずのいろ DVD Players Game - アダルトDVDレンタル ぽすれん]より。</ref><ref>[https://rental.geo-online.co.jp/adult/detail-101248.html そらのいろ、みずのいろ DVD Players Game | GEO 宅配アダルトDVDレンタル]より。</ref><ref>[https://www.sxx.co.jp//i-54933.html そらのいろ、みずのいろ Blue-ray PLAYERS GAME|芹園みや・みる アダルト新品中古DVDオンラインショップ]より。</ref>{{efn2|その後、アダルトアニメ版のBD発売以降でも同様に「高校生」と明記していた業者が存在する<ref>[https://web.archive.org/web/20200530182622/https://otapol.com/tag/%E3%81%9D%E3%82%89%E3%81%AE%E3%81%84%E3%82%8D%E3%80%81%E3%81%BF%E3%81%9A%E3%81%AE%E3%81%84%E3%82%8D そらのいろ、みずのいろのニュース記事一覧 おたぽる]より。</ref>。}}。
==== 製作 ====
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2003年[[6月6日]]発売の『[[CANDY TOYS]]』など、本作以前から数々のアダルトゲームのシナリオで知られる嘘屋による本作のシナリオは、[[7月22日]]から[[9月1日]]までの42日間が1日単位で区切られており<ref group="書" name="genga_117">『原画集』117頁より。</ref>、周回プレイごとに主人公の'''最所弌'''と彼の友人にして準主人公{{R|group="書"|twc152}}の'''海野十三'''の個別視点(それぞれ、「HAJIME Side」「JUZO Side」と呼称<ref group="書" name="genga_116">『原画集』116頁より。</ref>)や、彼ら両方の共同視点(「Both Side」と呼称{{R|group="書"|genga_116}})へ描写を切り替えられるシステムとなっている(そのため、物語を全視点から把握するためには最低でも3周する必要がある){{efn2|ただし、DVDPG版だけはハード上の制約から周回プレイの再現や視点の切り替えが不可能であるため、最初から統合された内容となっている。}}。物語中盤までは夏休みの[[遊び|遊戯]]・[[料理]](芹園には、「夏休みの日々がしっかり描かれていて楽しかったうえ、ご飯関係も詳細に描かれていた」旨を述懐されている<ref name="getchublog_20130417">[http://blog.getchu.com/archives/52029010.html Getchu.com:げっちゅブログ:みやみやびんコラム「ふわふわ☆LET'Sトリップ」第13回『そらのいろ、みずのいろ』水島朝]より。</ref>)・[[アルバイト]](一定額以上を稼げるか否かも、エンディングの分岐に関わる<ref group="書" name="genga_118">『原画集』118頁より。</ref><ref group="書" name="genga_124">『原画集』124頁より。</ref>)といった日常、そしてそれらにおける弌・十三・朝・菜摘芽の両親や関係者などによる複雑な家庭の事情もうかがえる様子が、物語とは無関係な[[雑学]]や[[うんちく|薀蓄]]などを多々交えながら濃密かつ延々と描かれており、それ以降にようやく朝や菜摘芽の[[性行為|セックス]]シーンを堪能できる構成となっているが、そのCGについては弌や十三の顔を見せないように[[レイアウトシステム|レイアウト]]を組むことにより、周回プレイ時における別パターン(詳細は後述)の該当シーンへの流用を効かせた部分が散見される(CG作成の時点で急に流用を効かせようと弌や十三の顔を消去したのではなく、線画作成の時点ですでに彼らの顔を見せないようにレイアウトを組んでいたことが、ムック『[[#原画集|Tony Works「そらのいろ、みずのいろ/真章・幻夢館」二作品原画集]]』〈[[2005年]]、詳細はリンク先を参照〉に収録された各線画で確認できる){{efn2|ただし、必ずしも弌や十三の首から上を見切ったレイアウトを組んでいるというわけではなく、朝が右乳房を左手で鷲掴みにされながら左乳首を吸われて喘ぐCGでは相手の鼻や口元が<ref group="書" name="genga_10">『原画集』10頁より。</ref>、朝が音楽室にて背面立位に耽るCGでは相手の口元が<ref group="書" name="genga_13">『原画集』13頁より。</ref>、朝が[[浮き輪#その他の浮き輪|ビーチマット]]上にて背面[[クンニリングス|クンニ]]に喘ぐCGでは相手の頭髪や左耳が{{R|group="書"|genga_13}}、菜摘芽が左乳房を右手で鷲掴みにされながら右乳首を吸われて喘ぐCG(左右反転CGもあり)では相手の鼻や口元が<ref group="書" name="genga_22">『原画集』22頁より。</ref>それぞれ見えているが、どれも線画作成の時点ですでに相手が弌なのか十三なのかは判別できないように描かれている。}}。また、セックスシーンについては自らの意中の相手と惹かれ合うに至った弌と朝、十三と菜摘芽(別パターンでは弌と菜摘芽、十三と朝)ら男女2組がそれぞれ1組ずつ耽るノーマルセックス以上に、互いの意中の相手とも惹かれ合うに至った彼らが一堂に会して明け暮れる[[スワッピング (性行為)|スワッピング]]や[[グループセックス#呼称|4P]]といったアブノーマルセックス(複数プレイ。作中では「野合」と称されている)に重点が置かれている<ref group="書">『原画集』23頁より。</ref>うえ、スワッピングに至ってはシナリオの主題でもあったことが、それを経て到達する[[ゲームオーバー#トゥルーエンド|トゥルーエンド]]への攻略ルートで描かれている(そのため、スワッピングを回避するように攻略を進めていくと、トゥルーエンドへは到達できないようになっている)。こういった各種セックスも含め、弌・十三・朝・菜摘芽が身も心も打ち解け合いながら織り成す恋愛や成長を描いたシナリオのうち、芹園とみるがそれぞれ演じた[[台詞]]や[[台本]]の数量は膨大なものとなり、芹園の台詞は「2013年までに演じてきた作品中、最多記録」旨を述懐される10,000ワード{{R|getchublog_20130417}}、みるの台詞は「台詞の多さから記憶に残っており、収録期間中には夢に見るほどだった」旨を述懐される9,000ワード{{efn2|[[インターネットラジオ]]番組『[[アキハバラ発!ぷらてぃあ放送局]]』第12回ゲスト出演時に発言しており、ドラマCD『アキハバラ発!ぷらてぃあ放送局Vol.2』に収録されている<ref>[http://www.getchu.com/soft.phtml?id=462585 アキハバラ発!ぷらてぃあ放送局Vol.2 (ぷらてぃあ) <nowiki>[音楽]</nowiki> - Getchu.com]より。</ref>。}}にも達したという。なお、セックスシーンについては、芹園に「[[グループセックス#呼称|3Pや4P]]があるなんて思わなかった」「複数プレイはより濃厚だけど、ただエロさだけが増えたわけでなく、愛も切なさも複雑になっていった気がする」旨も述懐されている{{R|getchublog_20130417}}。
ただ、前述の各種セックスを経て到達する[[妊娠]]や[[結婚]]を描いた[[イベント]]やエンディングこそ用意されている<ref group="書" name="genga_15">『原画集』15頁より。</ref>{{R|group="書"|genga_22}}<ref group="書" name="genga_28">『原画集』28頁より。</ref>ものの、会話シーンや通常イベントの中には人物CGはおろか背景CGすら用意されず黒画面と[[テキスト#コンピュータ用語のテキスト|テキスト]]のみで描かれたものが存在していたほか、[[ゲームオーバー#バッドエンド|バッドエンド]]も専用CGが用意されず背景CGやテキストのみで簡素に描かれたものばかりであった{{R|group="書"|genga_118}}ため、前述の周回プレイを前提としたシナリオの長さやイベントの多さに対してCGが少ないことを、プレイヤーへ印象付ける一因となった。また、アダルトゲームの取り扱い店舗・専門誌・[[ウェブサイト]]にて本作の[[ジャンル]]が「純愛」と発表されていた{{R|d-dream|game-style_20040603}}<ref name="getchu_55961">[https://web.archive.org/web/20070710224519/http://www.getchu.com/soft.phtml?id=55961 Getchu.com:そらのいろ、みずのいろ DVD-ROM 初回版のInternet Archiveキャッシュ(2007年7月10日分)]より。</ref>うえ、各店舗へ配布された[[DVD|DVD-ROM]]初回版の[[2004年]][[6月25日]]発売の告知チラシに掲載されたCGや、すぺじゃに共和国内の紹介ページにて公開された朝と菜摘芽のサンプルボイスに、スワッピングや4Pの最中であることを意味するものが用意されなかった<ref name="dvd_cd_old_3">[https://web.archive.org/web/20101221102820/http://www.sp-janis.com/soft/soramizu3.shtml sp-janis.com <nowiki>[Ciel:そらのいろ、みずのいろ]</nowiki> CharacterのInternet Archiveキャッシュ(2010年12月21日分)]より。</ref>うえ、同紹介ページにおいては弌(別パターンでは十三)・朝・菜摘芽による3Pを描いたCGが数点公開された<ref name="dvd_cd_old_5">[https://web.archive.org/web/20101221194943/http://www.sp-janis.com/soft/soramizu5.shtml sp-janis.com <nowiki>[Ciel:そらのいろ、みずのいろ]</nowiki> Event(その2)のInternet Archiveキャッシュ(2010年12月21日分)]より。</ref><ref name="dvd_cd_old_6">[https://web.archive.org/web/20101221205242/http://www.sp-janis.com/soft/soramizu6.shtml sp-janis.com <nowiki>[Ciel:そらのいろ、みずのいろ]</nowiki> Event(その3)のInternet Archiveキャッシュ(2010年12月21日分)]より。</ref>ものの、弌・十三・朝・菜摘芽によるスワッピングや4Pを描いたCGは後述のスペシャルプライス版発売前の[[2013年]]秋にリニューアルされた後でも公開されていない{{R|dvd_cd}}など、スワッピングや4Pの存在が実質上ほぼ隠匿状態にあった。それに加え、本作では『After...』と違って体験版が制作されなかった{{efn2|次回作『真章 幻夢館』では、体験版が制作されている。}}ためにプレイヤーは物語序盤の内容に触れることも叶わず、発売間近に公開されたDVD-ROM初回版のジャケット裏でも、事後の余韻に浸る弌・十三・朝・菜摘芽が全裸で重なり合いながら横たわっている姿<ref group="書" name="genga_31">『原画集』31頁より。</ref>を描いたCGが1枚だけ、女子用制服を着ている朝の大きな立ち姿に隠れるような構図で小さく掲載された程度である{{R|538cie0019}}{{efn2|このCGは『TECH GIAN』2004年8月号での特集内(145ページ)でも公開されていたが、スワッピングや4Pによるものであることについては、やはり説明されていない。}}。同様の隠匿は[[Game-Style]]内の紹介ページ{{R|game-style_20040603}}や[[げっちゅ屋|Getchu.com]]内の紹介ページ{{R|getchu_55961}}でも行われており、後者では発売から7年以上も経過した[[2011年]]になってようやく、スワッピングや4Pを描いたCGも公開に至った<ref name="getchu_55961_2011">[https://web.archive.org/web/20110920012509/http://www.getchu.com/soft.phtml?id=55961 そらのいろ、みずのいろ DVD-ROM 初回版(Ciel) (18禁)- Getchu.comのInternet Archiveキャッシュ(2011年9月20日分)]より。</ref>。そのため、発売後しばらくの間はCGの少なさと相俟って予想外の設定や展開に憤ったプレイヤーの一部から、嘘屋の個人サイト「奥さん、嘘屋です」<ref>[http://www.lares.dti.ne.jp/~usoya/ 奥さん、嘘屋です]より。</ref>の[[電子掲示板|掲示板]]へ作品や彼を批判する書き込みが相次いでいた。なお、[[2007年]][[4月25日]]に発売された[[プレーヤーズゲーム#DVDPG|DVDPG]]版<ref name="200704_soramizu_01">[https://web.archive.org/web/20190428051854/http://www.ms-pictures.com/label/mints/products/soramizu/200704_soramizu_01.html そらのいろ、みずのいろ DVD Players Game MS PICTURES | mints(ミンツ)のInternet Archiveキャッシュ(2019年4月28日分)]より。</ref><ref name="22dgmt7118">[http://www.dmm.co.jp/mono/anime/-/detail/=/cid=22dgmt7118/ そらのいろ、みずのいろ DVDPG そらのいろ、みずのいろ (DVDPG) - アダルトアニメDVD通販 - DMM.R18]より。</ref>、[[2010年]][[7月16日]]に発売された[[プレーヤーズゲーム#BDPG|BDPG]]版<ref name="1007_soramizu">[https://web.archive.org/web/20190428051554/http://www.ms-pictures.com/label/mints/products/1007/soramizu/ そらのいろ、みずのいろ Blu-ray Disc Players Game|MS PICTURES | mints(ミンツ)のInternet Archiveキャッシュ(2019年4月28日分)]より。</ref><ref>[https://www.mobygames.com/game/
[[プログラム (コンピュータ)|プログラム]]についても、テキストの内容と合致しないCGが表示されるなどの[[バグ]]の多さに加え、右[[ポイント・アンド・クリック|クリック]]や[[マウス (コンピュータ)#ホイール|ホイール]]に非対応などの操作性の悪さといった不具合が目立っており、すぺじゃに共和国は初回版の発売直後の2004年[[6月29日]]に修正[[パッチ]]を公開したが、その後も前述の不具合をなかなか解消できずに修正パッチの更新を重ねることとなり{{R|spjan_his2004}}、3年後の2007年[[9月14日]]に販売を開始したDL版{{efn2|name="dl_20070914"|2007年9月14日は最速サイト{{R|d-dream}}のみで、会社によっては[[2008年]]以降に開始した所<ref>[https://dlsoft.dmm.co.jp/detail/spacep_0018/ そらのいろ、みずのいろ - アダルトPCゲーム - FANZA GAMES(旧DMM GAMES.R18)]より。</ref>もある。プログラムには、修正パッチVer.3相当の修正を実装済み。}}を経てなお6年後の2010年[[2月5日]]にも修正パッチを更新するに至った<ref>[https://web.archive.org/web/20130410033034/http://www.sp-janis.com/support/sup_ciel_soramizu_a.shtml sp-janis.com <nowiki>[Support:Ciel]</nowiki> 「そらのいろ、みずのいろ」修正データ(Ver.4)soramizu04a.exeのInternet Archiveキャッシュ(2013年4月10日分)]より。</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20130410035824/http://www.sp-janis.com/support/sup_ciel_soramizu_b.shtml sp-janis.com <nowiki>[Support:Ciel]</nowiki> 「そらのいろ、みずのいろ」修正データ(Ver.4)soramizu04b.exeのInternet Archiveキャッシュ(2013年4月10日分)]より。</ref>。
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==== 発売後 ====
なお、嘘屋は本作の後もCielの『[[幻夢館 〜愛欲と凌辱の淫罪〜#真章 幻夢館|真章 幻夢館]]』<ref>[https://web.archive.org/web/20131016162320/http://sp-janis.com/soft/genmukan.shtml sp-janis.com <nowiki>[Ciel:真章 幻夢館]</nowiki>のInternet Archiveキャッシュ(2013年10月16日分)]より。</ref>(2004年)や[[スペースプロジェクト#Puzzlebox|Puzzlebox]]の『に〜づまはセーラー服 〜ダーリンは担任教師〜』<ref name="niiduma">[https://web.archive.org/web/20131121070027/http://www.puzzlebox.jp/product/niiduma/ パズルボックス(PUZZLEBOX):製品情報:「に~づまはセーラー服 ~ダーリンは担任教師~」のInternet Archiveキャッシュ(2013年11月21日分)]より。</ref>(2005年)などのシナリオを、Tonyは本作の後も[[ストーンヘッズ|PIL]]の『[[仏蘭西少女]]』<ref>[https://web.archive.org/web/20140908144837/http://www.franceshojo.com/top.html 仏蘭西少女〜Une fille blanche〜のInternet Archiveキャッシュ(2014年9月8日分)]より。</ref>(2009年)やCielの『[[フォルト!!]]』<ref name="sp-janis_fault">[https://web.archive.org/web/20131025110031/http://www.sp-janis.com/soft/fault.shtml sp-janis.com <nowiki>[Ciel:フォルト!!]</nowiki>のInternet Archiveキャッシュ(2013年10月25日分)]より。</ref>(2009年)などの原画を、そして菊田は本作の後もPuzzleboxの『さくらリラクゼーション 〜四姉妹とのラブラブ同居性活〜』<ref>[https://web.archive.org/web/20161013050039/http://www.puzzlebox.jp/product/sakurarela/ パズルボックス(PUZZLEBOX):製品情報:第一弾タイトル「さくらリラクゼーション ~四姉妹とのラブラブ同居性活~」のInternet Archiveキャッシュ(2016年10月13日分)]より。</ref><ref>[http://www.sp-janis.com/puzzlebox/sakurarelaxation/ スペースプロジェクト各ブランド公式サイト内 さくらリラクゼーション ~四姉妹とのラブラブ同居性活~]より。</ref>(2005年)や『に〜づまはセーラー服 〜ダーリンは担任教師〜』{{R|niiduma}}などの音楽をそれぞれ担当することとなる。その後、Tonyと菊田は[[セガ]]の[[PlayStation Portable|PSP]]用[[コンピュータRPG|RPG]]『[[シャイニング・ハーツ]]』(2010年)でも組むこととなるが、それに先駆けて[[コラボレーション]]を行った[[シングル]]『Tony×菊田裕樹 featuring 初音ミクCD』(2009年)では、彼らの代表作として『[[シャイニング・シリーズ]]』や『聖剣伝説2』などの一般向け作品と共に本作が挙げられている<ref>[https://web.archive.org/web/20150611062011/http://sega.jp/topics/091228_2/ 「セガ」 「コミックマーケット77」Tonyコンテンツの全貌公開!! | トピックス | セガ 製品情報のInternet Archiveキャッシュ(2015年6月11日分)]より。</ref><ref>[
=== 発売歴 ===
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* [[2010年]]
** [[7月16日]] - [[プレーヤーズゲーム#BDPG|BDPG]]版{{R|1007_soramizu}}
*** 移植は[[エムトリックス]]<ref>[https://web.archive.org/web/20180127054542/http://www.m-trix.jp:80/category/products/bd-hg Bd-Hgゲーム | M-Trix Inc.のInternet Archiveキャッシュ(2018年1月27日分)]より。</ref>、発売はmints、販売はGPミュージアムソフトがそれぞれ担当。[[BDプレーヤー]]の性能や多機能に合わせて画質がDVDPG版よりも向上されたうえに周回プレイや視点切り替えが再現されたほか、DVDPG版に無かった環境設定の変更機能やセーブ・ロード機能が実装されたため、プレイ時間の有用な短縮が可能となっている。ジャケット画にはCD-ROM初回版と同じものが流用されているほか、「[[PlayStation 3|PS3]]推奨」と表記されている<ref>[https://www.mobygames.com/game/
* [[2013年]]
** [[12月6日]] - 『Tony/Cielブランドの DVD-PG Collector's Box』{{efn2|タイトルロゴでの表記。購入ページや販売サイトの一部では途中の「の」が省かれ、『Tony/Cielブランド DVD-PG Collector's Box』と表記されている所もある<ref>[https://web.archive.org/web/20170204170803/http://www.ms-pictures.com/label/mints/products/1312/ciel/ Tony/Cielブランド DVD-PG Collector's Box <期間限定パック>|MS PICTURES | mints(ミンツ)のInternet Archiveキャッシュ(2017年2月4日分)]より。</ref><ref>[https://www.dmm.co.jp/mono/anime/-/detail/=/cid=22dgmt10090/ mints×Ciel<期間限定パック> Tony/Cielブランドの DVD-PG Collector’s Box DVD- PLAYERS GAME(DVDPG) - アダルトアニメDVD通販 - DMM.R18]より。</ref><ref>[http://www.getchu.com/soft.phtml?id=788966 Tony/Cielブランド DVD-PG Collector's Box <期間限定パック> (mints) (18禁) <nowiki>[PlayersGame]</nowiki> - Getchu.com]より。</ref>。}}
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; {{Anchors|東台校}}東台校(あずまだいこう){{R|dvd_cd|dvd_cd_old_2}}
: 玖珠井市に存在する県立学園。1学年に3クラス、全生徒数は300人ほどと、やや小規模。生徒たちには、'''東校'''(ひがしこう)という略称で呼ばれる。男子用制服は一般的な[[ワイシャツ]]に[[ズボン]]である<ref group="書" name="genga_29">『原画集』29頁より。</ref><ref group="書" name="genga_30">『原画集』30頁より。</ref>が、女子用制服は白色の生地を基調としてその胸元へ紺色の[[スカーフ]]や[[線ファスナー]]、腰へ[[リボン]]付き[[ベルト (服飾)|ベルト]]、[[袖]]や[[裾]]へ藍色の細い線をそれぞれあしらった、[[セーラー服]]風[[ワンピース]]となっている<ref group="書" name="genga_8">『原画集』8頁より。</ref><ref group="書" name="genga_16">『原画集』16頁より。</ref>。なお、女子用[[体操着]]は一般的な[[トレーニングシャツ]]に[[ブルマー#文化|ショーツ型ブルマー]]であり、体育用具室では白い[[マット#体操競技におけるマット|体操マット]]を[[ベッド]]の代わりとして、この姿を活かした[[グループセックス#呼称|4P]]も描かれる{{R|getchu_55961_2011}}<ref group="書" name="genga_25">『原画集』25頁より。</ref>。
: 敷地はやや高台に位置しており、校舎は山の斜面に[[棚田|段々畑]]のように建っている<ref>[https://www.mobygames.com/game/
=== 登場人物 ===
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: 身長 - 163cm / 体重 - 50kg(自称49kg) / [[スリーサイズ]] - B88(Dカップ{{efn2|name="bustcup"|朝も菜摘芽もバストに対するウエストのやや現実離れした細さから、実際のカップはそれぞれ1ランク以上大きいことが示唆されている。}})/W55/H86(cm)
: 東台校2年生でヒロインの1人。水泳部の紅一点。女子生徒たちの中では高めの背丈の腰まで伸ばしたストレートの黒髪、淡い茶色の瞳、凛とした雰囲気の整った顔立ち、そして制服やスクール水着{{efn2|乳房を支える細い[[ストラップ (服飾)|ストラップ]]が背中を交差するようにつながっており、背中の大部分が露出したやや[[ハイレグ]]の競泳型。アダルトアニメ版の朝の設定資料では、「競泳水着」と明記されている。}}を押し上げる[[釣鐘]]型の[[巨乳]]と対照的な細い腰に程良い太さの長い生脚が目を惹く、[[グラマー]]な肢体を併せ持った美少女である。なお、[[陰毛]]は生えておらず[[パイパン]]であり、セックスシーンでは[[女性器]]周辺を菜摘芽と対比するようなアップ構図も散見される{{efn2|name="joseiki"|イメージ背景を差し替えるだけで済むなど、前述のCGの少なさを補う意味もある。}}。
: [[家事]]が得意という家庭的な一面に明朗快活な[[江戸っ子]]{{efn2|担当声優の芹園は収録当初、朝にはクールで細めな声が似合うと思っていたため、「もっとサバサバしてください。江戸っ子みたいに」というオーダーに驚いたとのこと{{R|getchublog_20130417}}。}}の気質を併せ持つが、基本的には[[人見知り]]の[[ツンデレ]]{{R|getchublog_20130417}}であり、物語開始当初の[[知能指数#
: 夫婦仲の冷めた両親と暮らす自宅は、地元で有力な[[建設業#工務店|工務店]]「水島工務店」を経営中{{efn2|朝は部活用の[[鞄#使用目的による分類|スポーツバッグ]]に、店名入りの[[タオル]]を常備している。}}。そこへ菜摘芽の父の件も重なり、物語序盤は罵詈雑言を繰り返すほど彼女のことをうとましく思っている{{R|group="書"|genga_117}}。弌についても物語序盤は冷淡に見ているが、キャンプをきっかけとして弌・十三・菜摘芽の人となりに触れるうちに態度を軟化させ、4人一緒の行動を楽しむなどの精神的成長を見せるうえ、弌や十三と同室での着替えすらも平気で行うようになる{{efn2|この着替えについては、菜摘芽と共に耽る弌や十三とのセックスの舞台にプール更衣室を多用することへの、理由付けの1つにもなっている。}}。
: 物語中盤以降は性的なタガが外れ、それまでの幼さからの反動に弌や十三との環境も相俟って[[性欲]]に忠実となり、菜摘芽と共に彼らとの[[性的快感|快楽]]を貪り合うセックスに明け暮れていく。また、エンディングによっては想定外の妊娠{{efn2|菜摘芽も交えてのスワッピングや4Pに明け暮れた結果、自らは父が弌か十三か不明な子を妊娠する。}}にも動じず、悦ぶようになる。
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* 画面サイズ
** [[画面アスペクト比#DVD-Videoの画面サイズ|4:3 スタンダードサイズ]]
** [[16:9のアスペクト比|16:9 ハイビジョンサイズ]](HD 16:9 対応版のみ)
* 画質
** [[標準画質映像|SD]]、[[MPEG-2]](DVD版)
** [[高精細度ビデオ|HD]]、[[H.264|MPEG-4 AVC]](BD版、HD 16:9 対応版)
* 音質
** [[Hi-Fi|ステレオHi-Fi]](DVD版)
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[[背景音楽|音楽]]にはアダルトゲーム版と同じく、[[菊田裕樹]]が起用された。アダルトゲーム版の曲だけでなく、アダルトアニメ版のために制作された新曲も用いられている{{R|itsotw}}ほか、エンディングテーマ「みえないかたち」を挿入歌としても用いる(上巻のみ)など、アダルトアニメとしては珍しい音楽演出が盛り込まれている。
内容については、アダルトゲーム版で主人公の'''最所弌'''の友人にして準主人公{{R|group="書"|twc152}}だった'''海野十三'''や、彼らを見守る教師にして脇役だった'''伊部本一郎'''の存在を完全に抹消し{{efn2|上巻で、弌と朝がセックス中のプール更衣室へ入室してきた女子テニス部部員4人の会話から、水泳部部員は弌と朝の2人だけであることが示唆されている。また、朝が転校してきた当日の回想シーンでは弌を中心にクラスの面々が映るが、そこにも十三や本一郎の姿は無い。}}、物語の前半部分を占めていた[[夏休み]]の日常描写を大幅に削減することにより、人間関係とシナリオが再構築されている。また、アダルトゲーム版では[[#製作]]で述べたようにゲームシステムとの兼ね合いもあり、朝と菜摘芽が同格のヒロインとして描かれていたが、アダルトアニメ版では上下巻とも朝の視点や[[モノローグ]]が菜摘芽のそれらよりも多く用いられている{{efn2|特に、物語終盤のモノローグについては上下巻とも朝が担当している。}}うえ、下巻には弌が後述の意欲や願望を打ち明けながら朝を抱く描写が盛り込まれているのに対し、同じ状況で菜摘芽を抱く描写は一切盛り込まれておらず、弌が後述の意欲や願望を叶えた果てに迎えるであろう結果を、朝が自分の願望を自覚させられると共に恥じらいながら懸念するなど、主人公へ想いを寄せるヒロインとしての描写は菜摘芽以上に強調されたものとなっており、実質的に朝がメインヒロインとして描かれている。セックスシーンについても、上巻では朝が弌へ想いを寄せるようになったきっかけが彼女の転校当日の直後から始まるように再構築されたことにより、物語開始時点にはすでに菜摘芽と合意のうえで弌を共有するようになっていた朝がプール更衣室にて彼とのセックスに耽ったり、終盤の夜には自分に代わって弌とセックス中の菜摘芽の様子を朝が水島家の自室にて想像しながら[[オナニー]]に耽ったりと、アダルトゲーム版よりもはるかに早い時点から盛り込まれている。さらに下巻では、昼間のプール槽の底にてすぐ横に転寝中の朝を姉に見立てた菜摘芽が嬌声を抑えながら弌とのセックスに耽ったり、夜の水島家の自室にて弌による半ば強引なセックスを経た朝が彼に[[風呂|浴室]]へ誘われて[[ソーププレイ]]似の連続セックスに耽ったりと、物語全体の尺に対するセックスシーンの割合は上巻以上へ増強され、「前作比150%」と評されるまでになっている<ref name="sp-janis_ova2_01">[https://web.archive.org/web/20130410030427/http://www.sp-janis.com/soft/soramizu_ova2_01.shtml すぺじゃに共和国の下巻紹介ページのInternet Archiveキャッシュ(2013年4月10日分)]より。</ref>{{efn2|DVD版のジャケット裏にも、「前作比150%」に関連して「ぴっちり隙間なく、ワイセツ豊潤150%」と大きく記述されている<ref name="dozeu_sora02">[http://www.a1c.jp/~dozeu/product/sora02.html そらのいろ、みずのいろ 下巻「わたしも……してあげる」 2008/6 On Sale - 2匹目のどぜう]より。</ref>。その後、この記述はBD版のジャケット裏にも用いられている<ref name="dozeu_bd">[http://www.a1c.jp/~dozeu/product/sora_bluray.html そらのいろ、みずのいろ Blu-ray版 | 2匹目のどぜう]より。</ref>。}}。それに際し、朝と菜摘芽による共有を満喫する一方で彼女たちをアダルトゲーム版よりも明確に愛し始め、個別のセックスだけでなく[[グループセックス#呼称|3P]]{{efn2|ただし、アダルトゲーム版で見られたような弌・朝・菜摘芽が3人同時に身を絡め合う形での3P{{R|group="書"|genga_27}}は、アダルトアニメ版では上下巻とも描かれていない。}}でも愛し合いたい意欲を見せるだけにとどまらず、ついには本気で両方とも[[妊娠]]させたい願望を持つに至る弌の[[性技]]や[[射精]]については、上下巻とも朝と菜摘芽の[[膣内射精#
そのほか、配色や背景も一部は再構築されている。配色については、アダルトゲーム版では登場人物たちの瞳がいずれもほぼ同様の淡い茶色だったが、アダルトアニメ版ではそれぞれ明確に異なる色へ変更された。背景については、アダルトゲーム版では一部のCGしか用意されず視覚的な全容は不明だった東台校や水島家の構造が、アダルトアニメ版では明確に設定されて全景が映るシーンも盛り込まれているため、それらにおける登場人物たちの位置も把握しやすくなっている{{efn2|イラストレーターやビジュアルデザイナーとして知られる[[鈴木雅久]]が2020年6月8日に自身のTwitterで明かしたところによれば、友人(佐藤平助)がアダルトアニメ版の美術設定を引き受けた当時に彼と電話で会話した際、ヒロイン2人が所属している部活の背景の位置関係が前述の理由によって決まらない旨を愚痴られたが、鈴木は作品名が伏せられていたにもかかわらず部活名を即答したことから、アダルトゲーム版をプレイ済みであることが露呈してしまったという<ref name="tdr80_1269916064927776769">[https://twitter.com/tdr80/status/1269916064927776769 鈴木雅久さんのツイート: "そういや、遥か以前にOVAの美説受けた友人とのTELの際「ヒロイン2人が所属してる部活のBG位置関係が決まらなくて~」と愚痴られ、つい「あ、ソレ園芸部と水泳部でしょ」と返したせいでそ...]より。</ref>。}}。特に東台校の再構築は、校内にて行われる弌・朝・菜摘芽のセックスが、他人へ露呈しない理由の補強にもつながっている。詳細は[[#登場舞台(アニメ)]]を参照。
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** [[4月9日]]
*** 上巻『ダメ……聞こえちゃう{{JIS2004フォント|♥}}』DL版([[EXNOA|DMM.R18]]{{efn2|name="dmm-fanza"}}通常販売版{{R|dmm_00109}})
**** 内容はDLsite.com独占先行販売版と同じ。WMV形式{{efn2|name="dmm_spec"|ただし、2015年[[6月30日]]限りでDMM.R18が[[Windows Media Player Legacy|Windows Media Player]]の再生サポートを終了したため、それ以降はDMM Playerでしか再生できない<ref>[https://web.archive.org/web/20150708090848/http://www.dmm.co.jp/digital/-/guide/=/view=spec/ 動作環境・対応デバイス - アダルト動画 - DMM.R18のInternet Archiveキャッシュ(2015年7月8日分)]より。</ref>。}}。
** [[4月10日]]
*** 下巻『わたしも……してあげる{{JIS2004フォント|♥}}』DL版(DMM.R18通常販売版{{R|dmm_00110}})
379行目:
**** ジャケット原画は黒田和也による新規描き下ろし{{efn2|name="reprice_jacket"}}。DVD廉価版。内容はDVD通常版と同じ。本編DVDのみ。
***** なお、エイ・ワン・シーの公式通信販売のみ、後述の抱き枕カバーとの上下巻セット版も取り扱われる。
* [[2024年]]
** [[8月1日]]
*** 上巻『ダメ……聞こえちゃう{{JIS2004フォント|♥}}』HD 16:9 対応版
*** 下巻『わたしも……してあげる{{JIS2004フォント|♥}}』HD 16:9 対応版
**** DVD版上下巻のオリジナルマスターをアップコンバートしたHDソースの上下をカットし、16:9サイズにワイド化。FANZA、DLsite.com、DiGiket.com、HBOX.jpにて限定でDL販売<ref>{{Twitter status2|a1cweb|1818929386101653861|4=@a1cwebの2024年8月1日のポスト|5=2024-10-20}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.a1c.club/soramizuhd.html|title=「そらのいろ、みずのいろ」HD 16:9 対応版リリース!|website=エイ・ワン・シーストア|publisher=エイ・ワン・シー|accessdate=2024-10-20}}</ref>。
=== ストーリー(アニメ) ===
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: {{See also|#東台校}}
:; プール更衣室
:: アダルトゲーム版では窓は小さなものが1つだけで、壁際の脱衣棚付近だけに[[すのこ]]が敷かれており、床の大半は壁と同様にむき出しとなっていた{{R|dvd_cd|dvd_cd_old_2}}が、アダルトアニメ版では路地側の壁とプール側の壁、そしてその間の側壁にそれぞれ大きな窓が存在することに加え、路地側の天井には[[天窓]]すら存在する{{efn2|路地側の窓は朝が弌に[[屈曲位]]で絶頂を迎えさせられる際に高々と掲げられながら震える彼女の左足の彼方へ映り込み、天窓は弌へ同時に処女を捧げた朝と菜摘芽が彼に寄り添いながら翌朝の陽光を浴びる際にその横長い形が投映されるなど、それぞれが空間の演出要素や[[照明#器具の種類|スポットライト]]の代用としても設定されている。}}うえ、床の大半にはすのこ状の水切り
:: 路地側から階段を介して男女別に分割配置されており、上巻のみで用いられる。そのうち、男子用は朝と菜摘芽が同時に弌へ[[処女]]を捧げる回想シーンの3P{{efn2|name="kouishitsu_3p"|上巻では更衣室での3Pの詳細は省略され、女子用制服を脱ぎながら弌へ迫る朝と菜摘芽からプール一帯に翌朝の陽光が差し込む光景へ移行した後、室内にて仰向けの弌の双肩へ寄り添いながら冷やかに見つめ合う全裸の朝と菜摘芽が描かれるのみであるが、このシーンは下巻終盤における縁側での3Pの事後に横並びで安らかに見つめ合う浴衣姿の朝と菜摘芽へ連なるものとなっている。}}に、女子用は彼女たちが弌と個別に耽る本編のセックスにそれぞれ用いられていることが、全体の外形や各室内の差異から判別できる{{efn2|それゆえ、弌がプールサイドにてシャワー中の朝を女子用へ再び連れ込む際には、プール外の路地から自分たちを見ていた女子テニス部部員4人がテニスコートへ練習に戻った隙を見て行ったことが示唆されている。}}。また、女子用は薄い[[カーテン]]で仕切られた出入口横の部分が序盤で弌と朝のセックスに、終盤で弌と菜摘芽のセックスにそれぞれ用いられるが、前者では床に敷かれたバスタオルをベッドの代わりとして展開されるさまざまな[[性交体位|体位]]の影が窓からの入射光によってカーテンへ映り込むにもかかわらず、女子テニス部部員4人がそちら側へ振り向かないうえに弌と朝の存在にすら気付かないため、何も露呈しないという理由付けがされている。それに加え、中盤ではプール側の出入口付近や室内の中央部分が弌と朝の2回目のセックス{{efn2|プール側の出入口付近では、弌にスクール水着の上半身を脱がされた朝がガラスへ押し付けられての背面立位を強いられるが、激しく喘ぐ朝の上半身がプールサイドから丸見えに等しい状態であるにもかかわらず、前述の各施設の位置が幸いして何も露呈しない理由となっている。}}に用いられるほか、室内の[[ベンチ]]ではアダルトゲーム版と同じ構図で弌への[[フェラチオ#アダルトビデオなどにおける種別|ダブルフェラ]]に耽る朝と菜摘芽も描かれる{{R|dozeu_sora01|sp-janis_ova_sample}}が、[[#製作(アニメ)]]で述べた再構築のために発生理由は異なる。
::
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::
:; 朝の自室
:: 夜に水島家の外形が映るシーンや明かりの灯った朝の自室内が映るシーンから、水島家の3階に存在することが確認できる。また、朝の自室については[[フローリング]]仕様の洋室であることに加え、室内に弌の撮影した何枚もの朝の写真が貼られた[[コルクボード]]が立ててある学習机や、上巻で彼女が[[ブリッジ (運動)|ブリッジ]]のような姿勢でオナニーに耽るベッド、そして通常窓とは別に[[切妻屋根]]に面した天窓も存在することが確認できる。なお、下巻では上巻からの日数経過に伴って朝の写真が一部変更されているうえ、[[箪笥|洋タンス]]のそばの壁には[[カレンダー#構成|月めくりカレンダー]]が追加されている{{efn2|ただし、写真もカレンダーも[[カット#映像
::
:; 浴室
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; IN THE SKY ON THE WATER
: 音楽を担当した菊田裕樹の[[アルバム]]。詳細は[[#関連商品]]を参照。
; そらのいろ、みずのいろ 水島朝 水着Ver. 1/6キャストオフフィックスフィギュア<ref>[http://www.getchu.com/soft.phtml?id=654593 そらのいろ、みずのいろ 水島朝 水着Ver. 1/6キャストオフフィックスフィギュア (タキ・コーポレーション) (18禁)- Getchu.com]より。</ref><ref>[
: 上巻再発売版ジャケット画をもとにした[[フィギュア]]で、[[オデッサ・エンタテインメント#タキ・コーポレーション|タキ・コーポレーション]]より発売。
; CLUB40 Vol.2<ref>[http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/15/78/040010157836.html 【とらのあなWebSite】CLUB40 Vol.2]より。</ref>
: 下巻の作画監督を担当した石原恵が、[[2008年]]の[[コミックマーケット]]74で発表した[[同人誌]]。表紙を石原描き下ろしの朝が飾っており、誌面には下巻の[[原画#アニメーション|原画]]や修正原画が多数収録されている。同年[[8月17日]]には、[[コミックとらのあな]]の店頭や通販でも発売された。
; そらのいろ、みずのいろ 水島朝 抱き枕カバー<ref>[http://www.a1c.club/2way.html そらのいろ、みずのいろ水島朝抱き枕カバー(2WAYトリコット生地)]より。</ref><ref>[http://www.a1c.jp/goods/product/dakimakura_soramizu.html GOODS そらのいろ、みずのいろ水島朝抱き枕カバー]より。</ref>
: BD版の発売記念に初めて制作された[[抱き枕]]カバーで、[[エイ・ワン・シー]]より発売{{efn2|これ以外にも、本作のタイトルを冠してTonyや黒田の絵柄を用いた抱き枕カバーや[[タペストリー]]、コスプレ衣装などが他社から発売されているが、どれも非公式に制作されたものである。}}。表裏を黒田和也描き下ろしの朝が飾っている。当初はBD初回限定版との期間限定セット通販のみであったが、[[2015年]][[1月13日]]には単品通販が開始された<ref>[https://twitter.com/a1cweb/status/555229394617118720 エイ・ワン・シーweb担当のエロ☆太郎さんはTwitterを使っています: "2014電気外祭り&コミックマーケット87販売グッズを通販でもスタート!!イベントに来れなかったお客様はこの機会に是非ご利用ください。 https://t.c...]より。</ref>。寸法:1600*500(mm) / 素材:2WAY[[メリヤス|トリコット]]{{efn2|その後、2023年8月には素材をアクアヴェール<ref>{{Cite web|和書|url=https://fules.jp/aquaveil/|title=アクアヴェール|publisher=フレス|accessdate=2024-10-20}}</ref>に変更し、リニューアル販売された<ref>{{Twitter status2|a1cweb|1682642393819131904|4=@a1cwebの2023年7月22日のポスト|5=2024-10-20}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=http://www.a1c.club/acgo0264.html|title=そらのいろ、みずのいろ 水島朝 抱き枕カバー【アクアヴェール仕様】|website=エイ・ワン・シーストア|publisher=エイ・ワン・シー|accessdate=2024-10-20}}</ref>。}}。
=== 備考(アニメ) ===
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[[Category:麻雀ゲームソフト]]
[[Category:BDPG]]
[[Category:Android用
[[Category:学校を舞台としたコンピュータゲーム]]
[[Category:アニメ作品 そ|らのいろみすのいろ]]
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