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{{CSI:科学捜査班}}
『'''CSI:科学捜査班'''』(CSI かがくそうさはん、{{lang-en|CSI: Crime Scene Investigation}})は、[[アメリカ合衆国]]の[[CBS]]他にて[[2000年]]から[[2015年]]まで放映されていた[[テレビドラマ]]([[海外ドラマ]])シリーズ。日本では、[[WOWOW]]、[[アクションチャンネル|AXN]]、[[Dlife (BSデジタル放送)|Dlife]]、[[TOKYO MX]]および[[テレビ東京]]系列などで放送。2021年10月から新シリーズ『[[CSI: ベガス]]』が放送開始された。
[[ネバダ州]][[ラスベガス]]を舞台に、最新科学を駆使して凶悪犯罪に挑む、ラスベガス警察科学捜査班の活躍を描く。
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一方、これ以降視聴者数は緩やかに減少し、シーズン8では平均視聴者数が2000万人を割り込んだ<ref>[http://abcmedianet.com/web/dnr/dispDNR.aspx?id=052808_06 "ABC Television Network 2007–2008 Primetime Ranking Report"]、ABCメディアネット(2008年5月28日)、2014年2月5日閲覧。</ref>。シーズン12第20話「殺しの衝動」(原題 ''Altered Stakes'')では、1話あたりの視聴者数が1000万人を割り込む<ref>Amanda Kondolojy [http://tvbythenumbers.zap2it.com/2012/04/17/tv-ratings-broadcast-top-25-american-idol-ncis-top-week-30-viewing/129412/ "TV Ratings Broadcast Top 25: 'American Idol', 'NCIS' Top Week 30 Viewing"]、''TV by the Numbers''(2012年4月17日)、2014年2月5日閲覧。</ref>など、その勢いには陰りが見えている。
なお、マイアミ編は2012年5月にシーズン10でファイナルを迎え、ニューヨーク編は2013年5月にシーズン9をもって放送を終了した<ref>[
しかし、その『CSI:サイバー』も視聴率が伸び悩んだため第2シーズンで打ち切りとなり<ref>[http://dramanavi.net/news/2016/05/csicsi-3.php ニュース:『CSI:サイバー』がキャンセル! 長年愛された『CSI』フランチャイズが終焉] - 海外ドラマNAVI 2016年5月13日(2016年6月28日閲覧)</ref>、これによって2016年3月で16年間続いてきたCSIシリーズは一旦終焉を迎えることとなった。その後、前述の通り、2021年10月から新シリーズ『[[CSI: ベガス|CSI:ベガス]]』が放送開始され、シーズン2の製作も発表された。
=== 社会への影響・批判 ===
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以下に、出演者の変遷がメディアの話題となった事例を記す。
2004年、[[ギャラ]]交渉のもつれによってサラ・サイドル役の[[ジョージャ・フォックス]]と、ニック・ストークス役の[[ジョージ・イーズ]]の降板が発表された。後日、制作側との和解によって二人の降板は取り消されたが、[[2007年]]の契約更改でジョージャ・フォックスの更新は行われず、彼女はシーズン8第7話で番組を一度降板した。また、ジョージ・イーズは2013年には自分のキャラクターの方向性に不満を抱き番組脚本家と口論となり、一時降板させられるという騒動も起こしている。また、ジョージに関してはシーズン15最終話で降板し<ref name="georgeretire">[http://axn.co.jp/dramanews/20141127100.html 「CSI」のニック役ジョージ・イーズ、第15シーズンで降板|AXN - 海外ドラマチャンネル|ドラマニュース]</ref>、2015年9月の最終話にはエリザベス・シュー共々出演しなかった<ref name="csis15fin"></ref><ref name="csifinale">[
2008年、ウォリック・ブラウン役の[[ゲイリー・ドゥーダン]]が契約の更新を断り降板すると発表された。発表から約半月後にゲイリーが複数の[[薬物]]所持で逮捕。降板の理由に関してさまざまな
2008年、ギル・グリッソム役の[[ウィリアム・ピーターセン]]がシーズン9第10話を最後に番組を降板することが発表された。一部では「マイアミ」「NY」など[[スピンオフ]]化の方向性に不満を持ったと噂されたが、降板後もピーターセンは[[エグゼクティブ・プロデューサー]]として番組の製作に関わっている。
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: 母親も元ショーダンサー。母親の昔の恋人でラスベガス有数のカジノのオーナーであるサムとは古くからの友人だが、内心では彼を実父と確信しているため微妙なものがあった。第3シーズン最終話でキャサリン自ら行ったDNA鑑定により、血縁関係が確定したため、より複雑な思いを抱え込むことになる。
: [[離婚]]歴があり、一人娘リンゼイの育児・教育に悩む母でもあるが、同時に一人の女性として生きたいという気持ちと板ばさみになることがしばしばある。元夫エディとも確執があったが、彼は第3シーズンで死亡した<ref name="s3-15"/>。自身が幼い娘を持つ親でもあるため、子供が関わる事件には感情をむき出しにすることがある。そのため、後に無実となった者から恨まれたこともあった。
: 第5シーズンに行われたチーム再編成で、夜番チームの副主任から(以前から早番の主任への昇格を希望していたにも
: 最終回では、事件が発生したのが自らが経営権を持つエクリプスだったことから急遽ロスから駆けつける。娘のリンゼイは最終回でベガス署CSIのレベル1になり、グリッソムとおこなった鑑識作業で事件解決の手がかりを見つけた。事件解決後CSIに復帰し、主任に立候補する事をラッセルに明かした。
; ウォリック・ブラウン (Warrick Brown)
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: 西ラスベガス大学で犯罪学の講義を受け持っていた際、連続殺人鬼ネイト・ハスケルの引き起こした事件を解決するために捜査に協力することになる<ref name="s9-09"/>。
: ただ、最初は警察が無断で講義を捜査に利用したことに不快感を示しており、警察関係者でないという理由で手に入る捜査情報が限定されていたことにも、あまり良い感情は抱いていなかった。しかし事件解決後、グリッソムの勧めでCSIに転職することを決意する(ただし、主任ではなく新人として)<ref name="s9-10"/>。
: 知的かつ穏やかな性格の持ち主。勤務初日から災難に見舞われたにも
: ユーモアのセンスも持ち合わせており、多士済々のCSIの面々ともすぐに馴染み、信頼を勝ち得ている。
: 一方で情に厚い面もあり、事件関係者の子供をかばって感情的になったこと<ref name="s9-11"/>や、銃を持った犯人に自ら近づいたり{{efn2|犯人は瀕死の重傷を負っており、すぐさま手当てしなければ危険な状態にあると判断したため}}したこと<ref name="s9-24"/>もある。自身は過去に医師をしていた経験があったが、ライリーからは、犯人を病人扱いすれば、いずれ自分や仲間の身を危険にさらすことになると厳しく非難されている<ref name="s9-24"/>。実は、暴力的な性質の持ち主だった父親から、凶暴で衝動的な因子を遺伝的に受け継いでいることを自ら調べて知っており、自分の中に眠っている凶暴性を目覚めさせぬように努力していたが、そのことを見抜いていたハスケルに執着されることになる。
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: 出演 - 第7シーズン第12話〜第15話
: [[ボルティモア]]から移ってきた捜査官。フィラデルフィア出身。昼番のはずだったが、サバティカル休暇を取っているグリッソムの穴埋めとして夜番に入る。恋人をレイプした犯人(と思っていた人物)を殺害した過去があった。
: 犯人逮捕のために大胆な捜査([[逆行捜査]]や[[プロファイリング]]、本来行う必要がある手順を省略するなど)をし、特に逆行捜査でマッキーン副保安官・ブラス警部・キャサリン以外のメンバーをやむを得ずだます必要があったため、第7シーズン第13話「罠」以降、メンバーからの信頼が薄かった。しかし、キャサリンは彼と共に捜査をすることが多く、彼の良さを理解していたため、第15話で犯人の銃撃で彼が殉職したことは特にキャサリンにとってかなり悲痛なものとなった。
=== CSIラボ勤務 ===
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: グリッソムとサラの交際について、メンバーは全く知らなかったが彼女は「鋭い」ところがあるようで、交際していることを知っていた<ref name="s7-20"/>。
: ホッジスは基本的に自分と同じく仕切り屋で物怖じのしない彼女のことが苦手なようである。第7シーズン「模型の鍵」、第8シーズン「ラボゲーム」でほかのラボメンバーを集めるも、彼女の介入を嫌がっている(が、ともに介入を拒めなかった)。
: ウォリックが殉職した事件では25口径の弾についたわずかな指紋の採取に成功{{efn2|エクリー曰く「採れた試しがない」}}し、犯人逮捕の決定的な証拠になった。
; ジュディ・トレモント (Judy Tremont)
: 演 - Victoria Reiniger(Victoria Prescottとしてクレジット)
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: 演 - {{仮リンク|ジェシー・コリンズ|en|Jessie Collins|label=ジェシカ・コリンズ}}、日本語吹替 - [[坂本真綾]]
: シーズン7で発生した「模型殺人事件」の真犯人。幼い頃に父の心を自分に向けようとして邪魔な妹をツリーハウスから突き落として殺してしまい、父は妹を殺した彼女の所業に心を病んでしまう。
: 里子に出され、実子ミッチェル(ライオネル)よりも里親アーニーデル(アーネスト・エドワード・デル)に愛されていたにも
:シーズン9第7話では彼女を刑務所に移す為の審問での証言を頼まれたグリッソムと再会する。投薬治療や作業療法により、サラやグリッソムに対して謝罪するほどに症状は落ち着いている。審問の結果刑務所に身柄を送られたが、ナタリーの言動{{efn2|しきりに「悪いことをした人は罰を受けないと」と言っていた}}に違和感を抱いたグリッソムが彼女が使っていた部屋を調べ、床下から首を吊っている彼女自身の模型を発見した。このキャラクターは『{{仮リンク|未解明の死のナットシェル研究|en|Nutshell Studies of Unexplained Death}}』と呼ばれる精巧な殺人現場ジオラマを作成した[[フランシス・グレスナー・リー]]の人生に着想を得ている<ref>{{Cite news|url=http://articles.latimes.com/2007/may/16/entertainment/et-csifinale16|title=The devil is in 'CSI's' details|last=Crabtree|first=Sheigh|date=May 16, 2007|work=Los Angeles Times|access-date=February 4, 2018|language=en-US|issn=0458-3035}}</ref>。
; ロニー・ライト
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: [[ジョシュ・ホロウェイ]](第1話)、[[マリソル・ニコルズ]](第2話)、[[ジェフリー・ディーン・モーガン]](第2話)、[[ウィリー・ガーソン]](第5話)、[[ヘンリー・ツェニー]](第6話)、[[ジェフリー・コムズ]](第6話)、[[サンダー・バークレー]](第7,8,9,18話)、[[マーティン・ドノヴァン]](第8話)、[[ルイス・ロンバルディ]](第9話)、[[ブライアン・オースティン・グリーン]](第10話)、[[エディ・ジェイミソン]](第11話)、[[スーザン・メイ・プラット]](第11話)、[[ダニー・ヒューストン]](第13話)、[[T・J・サイン]](第14話)、[[キム・コーツ]](第15話)、[[ニコラス・リー]](第15,16,22話)、[[T・R・ナイト]](第17話)
; シーズン5
: [[レイコ・エイルスワース]](第1話)、[[トニー・アメンドーラ]](第1話)、[[ジョン・L・アダムス]](第1話)、[[クリスティン・ローズ]](第2話)、[[D・B・ウッドサイド]](第3話)、[[アメリカ・フェレーラ]](第3話)、[[メリッサ・レオ]](第3話)、[[トーマス・デッカー]](第3話)、[[ブラッド・ハント]](第4話)、[[デイヴィッド・アンダース]](第4話)、[[A.J.バックリー]](第4話)、[[ディナ・メイヤー]](第5話)、[[ダグ・サヴァント]](第5話)、[[プルイット・テイラー・ヴィンス]](第5話)、[[ハリエット・サンソム・ハリス]](第6話)、[[サマー・グロー]](第6話)、[[サンダー・バークレー]](第7話)、[[ジョナサン・バンクス]](第7話)、[[リンゼイ・クローズ]](第8話)、[[ケイト・ウォルシュ (女優)|ケイト・ウォルシュ]](第8話)、[[サム・アンダーソン]](第8話)、[[ナナ・ヴィジター]](第9話)、[[アレクシス・クルーツ]](第10話)、[[ラッセル・ウォン]](第10話)、[[テッド・ルーニー]](第11話)、[[マイケル・ペーニャ]](第12話)、[[ミーシャ・コリンズ]](第13話)、[[ジェリコ・イヴァネク]](第13話)、[[フォーブス・マーチ]](第14話)、[[アンソニー・ジョン・デニソン|アンソニー・デニソン]](第15話)、[[リー・タージェセン]](第17話)、[[スティーヴン・ボールドウィン]](第17話)、[[ジェームズ・バッジ・デール]](第21話)、[[アニタ・ジレット]](第22話)、[[アラン・ローゼンバーグ]](第22話)、[[ジョン・サクソン]](第23話)、[[トニー・カーティス]](第24話:特別出演)
; シーズン6
: [[クレア・デュヴァル]](第4話)、[[ジェフリー・ノードリング]](第6話)、[[ネスター・セラーノ]](第7,8話)、[[ジェシカ・コリンズ]](第9話)、[[エリック・パラディーノ ]](第11話)、[[テイラー・コール]](第12話)、[[フェイ・ダナウェイ]](第13話)、[[ジョナサン・バンクス]](第13話)、[[ジョニー・ルイス]](第16話)、[[ページ・ケネディ]](第20話)、[[レイ・ワイズ]](第21話)、[[アマンダ・サイフリッド]](第21話)、[[ウィル・ユン・リー]](第22話)、[[カーリー・グラハム]](第23話)、[[ケリー・カールソン]](第23話)
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*制作・著作 - 角川ヘラルド映画株式会社(シーズン1〜5)→[[角川映画 (企業)|角川映画株式会社→株式会社KADOKAWA 角川映画]](シーズン6〜)
*プロデューサー -
*製作担当 - [[吉田啓介]]
*ディレクター - 本吉伊都子
*調整 - 黒崎裕樹、奥村伸一郎
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; 日本語版
: [[Amazonビデオ]]にてシーズン1からシーズン15(最終章を除く)まで配信中。(2022年8月現在は配信終了。)
:[[Hulu]]では、最終章を含んだ全エピソードが配信中。
:[[U-NEXT]] にて、2023年12月6日よりシーズン1からシーズン15(最終章はシーズン16として公開)までの配信が開始された。<ref>[https://twitter.com/watch_UNEXT/status/1731478429466243499 U-NEXT公式X]、2023年12月22日閲覧。</ref>
== エピソードリスト ==
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=== その他の日本 ===
{{colbegin|2}}
; [[アクションチャンネル|AXN]]
: シーズン1 - 2003年4月22日から2004年9月23日
: シーズン2 - 2005年3月24日から2005年8月25日
614 ⟶ 615行目:
: シーズン2 - 2005年1月21日から2005年6月24日
; [[テレビ新潟放送網|テレビ新潟]]
: シー
: シーズン2 - 2005年4月9日から2005年9月24日
; [[琉球朝日放送]]
679 ⟶ 680行目:
: CSI:(ラスベガス):prime PACIFIC
: CSI:NY:spectrum
; [[Dlife (BSデジタル放送)|Dlife]]
: シーズン1 - 2013年8月5日から現在
{{colend}}
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== モバイルゲーム ==
;アドベンチャーゲーム
:[[ゲームロフト]]の運営するゲームロフト シネマにて公式モバイルゲームが2008年3月31日から[[iモード]]用、2008年4月17日から[[Yahoo!ケータイ]]用、2008年7月11日から[[EZweb]]用に発売されている。対応機種は限られている。同ドラマの制作者の1人であるアンソニー・ズイカー氏によるオリジナルシナリオ<ref>{{Cite web|和書|url= https://k-tai.watch.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/39481.html |title= ゲームロフト、S!アプリでオンライン対応アクションRPGなど配信 |publisher= ケータイwatch |date=2008-04-16 |accessdate=2024-06-12}}</ref>。
;スロットアドベンチャーゲーム
:ゲームロフトが、CBS Interactive と提携し『CSI:科学捜査班~Slot~』を2015年9月24日からiOS、Android<ref>{{Cite web|和書|url= https://gamebiz.jp/news/149865 |title= ゲームロフト、人気海外ドラマ「CSI: 科学捜査班」がスロットゲームになって登場! 『CSI: 科学捜査班~Slot~』が9月24日配信開始へ |publisher= gamebiz |date=2015-09-18 |accessdate=2024-06-12}}</ref>、2015年10月8日からWindows Phone向け<ref>{{Cite web|和書|url= https://gamebiz.jp/news/150683 |title= ゲームロフト、CBS Interactiveと提携し『CSI:科学捜査班~Slot~』をリリース 人気ドラマシリーズとコラボしたスロットゲーム |publisher= gamebiz |date=2015-10-18 |accessdate=2024-06-12}}</ref>に配信を開始した。
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
*[[CSI効果]]
*[[科捜研の女]]
== 外部リンク ==
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{{全米映画俳優組合賞アンサンブル賞 (ドラマシリーズ)}}
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:しいえすあい かかくそうさはん}}
[[Category:CSI|*]]
814 ⟶ 819行目:
[[Category:警察を題材としたドラマ作品]]
[[Category:ラスベガスを舞台としたテレビ番組]]
[[Category:
[[Category:2000年のテレビドラマ]]
[[Category:テレビ東京のテレビドラマ]]
[[Category:テレビ東京月曜10時枠の連続ドラマ]]
[[Category:AXN|CSIかかくそうさはん]]
[[Category:Dlife (BSデジタル放送)のテレビ番組]]
[[Category:サスペンスドラマ]]
[[Category:法科学を題材としたドラマ作品]]
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