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シーズン1から: ドラマシリーズ『ザ・ピット』がエミー賞受賞。同作へのノア・ワイリーと『ER』の脚本家たちの関与について。
 
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{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = ER緊急救命室
| 画像 =
| 画像説明 =
| ジャンル = [[海外ドラマ]]
| 放送国 = {{USA}}
| 放送局 = [[NBC]]
| 監督 =
| 原作 =
| 脚本 =
| 出演者 = [[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]]<br />[[ジョージ・クルーニー]]<br />[[エリク・ラ・サル]]<br />[[シェリー・ストリングフィールド]]<br />[[ノア・ワイリー]]<br />[[ジュリアナ・マルグリーズ|ジュリアナ・マルグリース]]<br />[[グロリア・ルーベン]]<br />[[ローラ・イネス]]<br />[[グレン・ヘドリー]]<br>[[マリア・ベロ]]<br />[[アレックス・キングストン]]<br />[[ケリー・マーティン]]<br />[[ポール・マクレーン]]<br />[[ゴラン・ヴィシュニック]]<br />[[モーラ・ティアニー]]<br />[[マイケル・ミシェル]]<br />[[エリク・パラディーノ]]<br />[[ミン・ナ]]<br />[[シャリフ・アトキンス]]<br />[[メキ・ファイファー]]<br />[[パーミンダ・ナーグラ]]<br />[[リンダ・カーデリーニ]]<br />[[シェーン・ウェスト]]<br />[[スコット・グライムス]]<br />[[ジョン・ステイモス]]<br />[[デビッド・ライオンズ]]<br />[[アンジェラ・バセット]]
| 音声 =
| 字幕 =
| データ放送 =
| 番組名1 = シーズン1
| 放送時間1 =
| 放送分1 = 45
| 放送枠1 =
| 放送期間1 = 1994年9月19日 - 1995年5月18日
| 放送回数1 = 25
| プロデューサー1 =
| 出演者1 =
| OPテーマ1 =
| EDテーマ1 =
| 外部リンク1 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail1-1.html
| 外部リンク名1 = スーパー!ドラマTV
| 番組名2 = シーズン2
| 放送時間2 =
| 放送分2 = 45
| 放送枠2 =
| 放送期間2 = 1995年9月21日 - 1996年5月16日
| 放送回数2 = 22
| プロデューサー2 =
| 出演者2 =
| OPテーマ2 =
| EDテーマ2 =
| 外部リンク2 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail2-1.html
| 外部リンク名2 = スーパー!ドラマTV
| 番組名3 = シーズン3
| 放送時間3 =
| 放送分3 = 45
| 放送枠3 =
| 放送期間3 = 1996年9月26日 - 1997年5月15日
| 放送回数3 = 22
| プロデューサー3 =
| 出演者3 =
| OPテーマ3 =
| EDテーマ3 =
| 外部リンク3 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail3-1.html
| 外部リンク名3 = スーパー!ドラマTV
| 番組名4 = シーズン4
| 放送時間4 =
| 放送分4 = 45
| 放送枠4 =
| 放送期間4 = 1997年9月25日 - 1998年5月14日
| 放送回数4 = 22
| プロデューサー4 =
| 出演者4 =
| OPテーマ4 =
| EDテーマ4 =
| 外部リンク4 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail4-1.html
| 外部リンク名4 = スーパー!ドラマTV
| 番組名5 = シーズン5
| 放送時間5 =
| 放送分5 = 45
| 放送枠5 =
| 放送期間5 = 1998年9月24日 - 1999年5月20日
| 放送回数5 = 22
| プロデューサー5 =
| 出演者5 =
| OPテーマ5 =
| EDテーマ5 =
| 外部リンク5 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail5-1.html
| 外部リンク名5 = スーパー!ドラマTV
| 番組名6 = シーズン6
| 放送時間6 =
| 放送分6 = 45
| 放送枠6 =
| 放送期間6 = 1999年9月30日 - 2000年5月18日
| 放送回数6 = 22
| プロデューサー6 =
| 出演者6 =
| OPテーマ6 =
| EDテーマ6 =
| 外部リンク6 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail6-1.html
| 外部リンク名6 = スーパー!ドラマTV
| 番組名7 = シーズン7
| 放送時間7 =
| 放送分7 = 45
| 放送枠7 =
| 放送期間7 = 2000年10月12日 - 2001年5月17日
| 放送回数7 = 22
| プロデューサー7 =
| 出演者7 =
| OPテーマ7 =
| EDテーマ7 =
| 外部リンク7 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail7-1.html
| 外部リンク名7 = スーパー!ドラマTV
| 番組名8 = シーズン8
| 放送時間8 =
| 放送分8 = 45
| 放送枠8 =
| 放送期間8 = 2001年9月27日 - 2002年5月16日
| 放送回数8 = 22
| プロデューサー8 =
| 出演者8 =
| OPテーマ8 =
| EDテーマ8 =
| 外部リンク8 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail8-1.html
| 外部リンク名8 = スーパー!ドラマTV
| 番組名9 = シーズン9
| 放送時間9 =
| 放送分9 = 45
| 放送枠9 =
| 放送期間9 = 2002年9月29日 - 2003年5月15日
| 放送回数9 = 22
| プロデューサー9 =
| 出演者9 =
| OPテーマ9 =
| EDテーマ9 =
| 外部リンク9 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail9-1.html
| 外部リンク名9 = スーパー!ドラマTV
| 番組名10 = シーズン10
| 放送時間10 =
| 放送分10 = 45
| 放送枠10 =
| 放送期間10 = 2003年9月25日 - 2004年5月13日
| 放送回数10 = 22
| プロデューサー10 =
| 出演者10 =
| OPテーマ10 =
| EDテーマ10 =
| 外部リンク10 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail10-1.html
| 外部リンク名10 = スーパー!ドラマTV
| 番組名11 = シーズン11
| 放送時間11 =
| 放送分11 = 45
| 放送枠11 =
| 放送期間11 = 2004年9月23日 - 2005年5月19日
| 放送回数11 = 22
| プロデューサー11 =
| 出演者11 =
| OPテーマ11 =
| EDテーマ11 =
| 外部リンク11 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail11-1.html
| 外部リンク名11 = スーパー!ドラマTV
| 番組名12 = シーズン12
| 放送時間12 =
| 放送分12 = 45
| 放送枠12 =
| 放送期間12 = 2005年9月22日 - 2006年5月18日
| 放送回数12 = 22
| プロデューサー12 =
| 出演者12 =
| OPテーマ12 =
| EDテーマ12 =
| 外部リンク12 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail12-1.html
| 外部リンク名12 = スーパー!ドラマTV
| 番組名13 = シーズン13
| 放送時間13 =
| 放送分13 = 45
| 放送枠13 =
| 放送期間13 = 2006年9月21日 - 2007年5月17日
| 放送回数13 = 23
| プロデューサー13 =
| 出演者13 =
| OPテーマ13 =
| EDテーマ13 =
| 外部リンク13 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail13-1.html
| 外部リンク名13 = スーパー!ドラマTV
| 番組名14 = シーズン14
| 放送時間14 =
| 放送分14 = 45
| 放送枠14 =
| 放送期間14 = 2007年9月27日 - 2008年5月15日
| 放送回数14 = 19
| プロデューサー14 =
| 出演者14 =
| OPテーマ14 =
| EDテーマ14 =
| 外部リンク14 =
| 外部リンク名14 =
| 番組名15 = シーズン15
| 放送時間15 =
| 放送分15 = 45
| 放送枠15 =
| 放送期間15 = 2008年9月25日 - 2009年4月2日
| 放送回数15 = 22
| プロデューサー15 =
| 出演者15 =
| OPテーマ15 =
| EDテーマ15 =
| 外部リンク15 =
| 外部リンク名15 =
| 特記事項 = 製作総指揮:[[マイケル・クライトン]]<br />全放送回数:331回
}}
『'''ER緊急救命室'''』(イーアール きんきゅうきゅうめいしつ、原題:''ER'')は、[[アメリカ合衆国]]の[[NBC]]で放送された[[テレビドラマ]]シリーズ。[[1994年]][[9月9日]]から[[2009年]][[4月2日]]にかけて全15シーズン・計331エピソードが放送された。日本では[[日本放送協会|NHK]]で[[1996年]][[4月1日]]から[[2011年]][[3月10日]]にかけて[[NHK衛星第2テレビジョン|BS2]]で放送された。日本では[[LaLa TV]]、[[スーパー!ドラマTV]]、[[WOWOW|WOWOWプライム]]、[[Dlife (BSデジタル放送)|Dlife]]にて再放送されている。
 
[[マイケル・クライトン]]が医学生だった頃のエピソードを綴った作品『五人のカルテ』([[ハヤカワ文庫]])が原作。[[シカゴ]]にある[[クック郡病院]](テレビドラマではカウンティ総合病院)の[[救急救命室]](Emergency Room、略称:ER) で働く[[医師]]や[[看護師]]たちの日常をリアルに描いた[[ドラマ]]である。ドラマは、ジョン・カーター(若き日のクライトンがモデルといわれているが、本人は否定している)の病院実習(ER実習)の第1日目の出来事から始まる。
213行目:
* 原作 - [[マイケル・クライトン]](五人のカルテ)
* プロデューサー(主な) - {{仮リンク|ニール・ベア|en|Neal Baer}}、{{仮リンク|キャロル・フリント|en|Carol Flint}}、[[ディー・ジョンソン]]、{{仮リンク|ジョー・サックス|en|Joe Sachs}}
* 演出(主な) - [[ミミ・レダー]]、ブレッ{{仮リンク|クリスファリスー・チュラック|en|Christopher Chulack}}、[[レスリー・リンカ・グラッター]]、[[ジョナサン・カプラン]]
: ※ロマノ役の[[ポール・マクレーン]]、ウィーバー役の[[ローラ・イネス]]、グリーン役の[[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]]、ベントン役の[[エリク・ラ・サル]]が演出した回もある。
* 脚本(主な) - {{仮リンク|リディア・ウッドワード|en|Lydia Woodward}}、{{仮リンク|クリストファー・チュラック|en|Christopher Chulack}}、{{仮リンク|R・スコット・ゲミル|en|R. Scott Gemmill}}、ディー・ジョンソン、{{仮リンク|ジャック・オーマン|en|Jack Orman}}、[[ジョン・ウェルズ]]、{{仮リンク|デビッド・ゼーベル|en|David Zabel}}
* 製作会社
** コンスタント・C・プロダクションズ (Constant c Productions)
221行目:
** [[ワーナー・ブラザース・テレビジョン]] (Warner Bros. Television)
 
『五人のカルテ』を映画化するために、原作者クライトン並びに友人の[[スティーヴン・スピルバーグ]]が、この作品について打ち合わせをしていた時、クライトンはその当時執筆していた『[[ジュラシック・パーク]]』のエピソードを話してしまい、スピルバーグの興味はそちらに移ってしまった。いったん『ER』はお蔵入りとなったが、その後[[ワーナー・ブラザース]]が掘り起こし、テレビドラマとしてスタートさせた。本国アメリカではシーズン15まで放送された。
 
決して広くはない診療室で撮影しなくてはならず、[[ステディカム]]が威力を発揮している。第1話の撮影は廃院となった病院をスタジオ代わりに撮影しており、それ以降はスタジオにセットを再現して撮影した。
227行目:
シリーズ展開では、プロデューサーとして『[[ザ・ホワイトハウス]]』と同じジョン・ウェルズが参加していることもあって、アフリカのコンゴにおける貧困や紛争などをリアルに描いたり、アメリカにおける麻薬や銃問題などが提起してあったりなど視聴者に問いかける一面もある。緊迫した場面の合間にコミカルなエピソードを挿むのも『ザ・ホワイトハウス』と共通している。
 
出演俳優が次々と降板していく事で有名だった。[[ジョージ・クルーニー]]は「ハリウッドでの映画撮影の仕事へ専念したい」という理由で降板し、[[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]]は「家族との時間を大切にしたい」という理由で降板しており、[[ノア・ワイリー]]以外の全てのシーズン1での主要メンバーが、シーズン8までにドラマを離脱した。ノア・ワイリーも「家族との時間を大切にしたい」とシーズン11に降板した(その後ゲストとして4回ほど出演している)。シーズン2より出演している[[ローラ・イネス]]は2007年1月11日のエピソード(シーズン13第13話)をもって降板したが、「降板はサプライズにしておきたかった」との意向で、直前までアナウンスされなかった。その後も引き続き演出等でERには係わっている。また、[[シェリー・ストリングフィールド]]などのように途中のシーズンで戻って来るメンバーもいる。だが、そのストリングフィールドもシーズン12で降板した。最終シーズン15では、過去の出演者の回想やその後を描くエピソードとしてジョージ・クルーニーらこれまで降板した出演者が集結した。
 
シーズン1では、[[クエンティン・タランティーノ]]が1本だけ演出をしており、この際に小児科医ダグラス・ロス役のジョージ・クルーニーを見いだし、後に彼は、タランティーノが製作・脚本を担当し、親友の[[ロバート・ロドリゲス]]が監督した『[[フロム・ダスク・ティル・ドーン]]』に主演として出演する。このことがきっかけで、ジョージ・クルーニーは、映画スターとして認識されるようになる。ちなみにクエンティン・タランティーノが演出するきっかけとなったのはERの1話をビデオに録画し忘れて、テレビ局に「一話分を監督してくれたらそのビデオをあげてもいい」と言われたからとのことである。
 
その他、[[ユアン・マクレガー]]などのスターがゲスト出演したり、演出家だった[[ミミ・レダー]]がクルーニー主演の映画『[[ピースメーカー (映画)|ピースメーカー]]』で映画監督デビューを果たしていたり、同じ制作会社が作ったドラマ『[[サード・ウォッチ]]』の出演者(お互いに舞台となる場所が違うので、ER側の[[#スーザン・ルイス|スーザン・ルイス]]が『サード・ウォッチ』の舞台の場所に行くという設定)との共演もあった。
 
=== 日本語版 ===
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* 医学監修 - 渡部幹夫
* 演出 - [[佐藤敏夫 (音響監督)|佐藤敏夫]]
* 日本語版制作 - [[東北新社]](※NHK(※[[放送法|法律]]上、NHK放送時にはクレジットは出ていない)
また[[ジョージ・クルーニー]]の吹き替えを担当した[[小山力也]]によると、日本語吹替はテレビ放送やソフト収録に使用されたものの他、[[パイロット版]]が存在するという。現在の声優陣よりも上の世代の声優・俳優が吹き替えを務めたといい、この版から現在のバージョンに続投したのは[[大塚明夫]]([[エリク・ラ・サル]]の吹き替え)のみであった<ref name="フォックス">{{Cite web|url=https://video.foxjapan.com/library/fukikae/interview/interview45/|title=『ターミネーター』【小山力也】 インタビュー #45 |website=[[吹替の帝王]] -日本語吹替版専門映画サイト-|publisher=20世紀フォックス ホーム エンターテイメント|accessdate=2023-01-04|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200809175507/https://video.foxjapan.com/library/fukikae/interview/interview45/|archivedate=2020-01-09}}</ref>。
 
== 評価 ==
初期シーズンの90年代後半にはアメリカの木曜のプライムタイムにおいて、ほぼ毎週[[視聴率]]トップを独占し、'''NBCの黄金時代'''を築く一角となり、日本にもこの人気が上陸。[[日本放送協会|NHK]](NHK)が深夜放送で高視聴率をマークしたり、各民放テレビ局でも海外の医療ドラマを放送したり[[救命病棟24時]]のようにERに触発されて制作されたドラマが多くなった。
 
だが、初期の主演俳優を失い、ノア・ワイリーが抜けた後のシーズン12以降は視聴率が大きく低下、2009年のシーズン15で終了となった。なお、2009年4月2日の最終話では視聴者数が1620万人となり、最終話の視聴者数としては最高潮を迎えることになり「[[ジェシカおばさんの事件簿]]」以来となった。
254 ⟶ 253行目:
|-
! {{0}}1
| style="text-align:right" | September 19, 1994年9月19日
| style="text-align:right" | May 18, 1995年5月18日
| style="text-align:center" | #{{0}}2<ref name="Classic TV Hits94">{{cite web|url=http://www.classictvhits.com/tvratings/1994.htm|title=TV Ratings: 1994–1995|publisher=Classic TV Hits|accessdate=October 16, 2009}}</ref>
| style="text-align:center" | 19.08<ref name="Classic TV Hits94"/>
|-
! {{0}}2
| style="text-align:right" | September 21, 1995年9月21日
| style="text-align:right" | May 16, 1996年5月16日
| style="text-align:center" | #{{0}}1<ref name="Classic TV Hits95">{{cite web|url=http://www.classictvhits.com/tvratings/1995.htm|title=TV Ratings: 1995–1996|publisher=Classic TV Hits|accessdate=December 13, 2009}}</ref>
| style="text-align:center" | 21.10<ref name="Classic TV Hits95"/>
|-
! {{0}}3
| style="text-align:right" | September 26, 1996年9月26日
| style="text-align:right" | May 15, 1997年5月15日
| style="text-align:center" | #{{0}}1<ref name="season 3">{{cite web|url=httphttps://articleswww.latimes.com/archives/la-xpm-1997-05-23/entertainment/-ca-61847_1_recent61847-years/2story.html|title=A Milestone Year, for a Decidedly Dubious Reason|publisher=Los Angelese Times|accessdatedate =1997-0405-23 |accessdate=2015-05-31}}</ref>
| style="text-align:center" | 30.79<ref name="season 3"/>
|-
! {{0}}4
| style="text-align:right" | September 25, 1997年9月25日
| style="text-align:right" | May 14, 1998年5月14日
| style="text-align:center" | #{{0}}2<ref name="season 4">{{cite news |url=http://www.ew.com/ew/article/0,,283382,00.html |title= The Final Countdown |publisher=[[Entertainment Weekly]] Published in issue #434 May 29, 1998|accessdate=December 2, 2010 |date=May 29, 1998}}</ref>
| style="text-align:center" | 30.2{{0}}<ref name="season 4"/>
|-
! {{0}}5
| style="text-align:right" | September 24, 1998年9月24日
| style="text-align:right" | May 20, 1999年5月20日
| style="text-align:center" | #{{0}}1<ref name="season 5">{{cite web |url=http://www.geocities.com/Hollywood/4616/ew0604.html|publisher=[[GeoCities]]|title=TV Winners & Losers: Numbers Racket A Final Tally Of The Season's Show (from Nielsen Media Research)| date=June 4, 1999 | accessdate=December 2, 2010|archiveurl=https://web.archive.org/web/20091029011819/http://geocities.com/Hollywood/4616/ew0604.html|archivedate=October 29, 2009}}</ref>
| style="text-align:center" | 25.4{{0}}<ref name="season 5"/>
|-
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| style="text-align:right" | September 30, 1999年9月30日
| style="text-align:right" | May 18, 2000年5月18日
| style="text-align:center" | #{{0}}4<ref name="variety">{{cite news|url=http://www.variety.com/index.asp?layout=chart_pass&charttype=chart_topshows99&dept=TV |publisher= ''[[Variety (magazine)|Variety]]''|title=Top TV Shows For 1999–2000 Season|accessdate=September 9, 2011|date=August 6, 2000}}</ref>
|accessdate=September 9, 2011|date=August 6, 2000}}</ref>
| style="text-align:center" | 24.95<ref name="variety" />
|-
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| style="text-align:right" | October 12, 2000年10月12日
| style="text-align:right" | May 17, 2001年5月17日
| style="text-align:center" | #{{0}}2<ref name="0001season">{{cite news|url=http://www.ew.com/ew/article/0,,256435,00.html |title=The Bitter End |publisher=[[Entertainment Weekly]] Published in issue #598 June 1, 2001|accessdate=December 2, 2010|date=June 1, 2001}}</ref>
| style="text-align:center" | 22.4{{0}}<ref name="0001season"/>
|-
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| style="text-align:right" | September 27, 2001年9月27日
| style="text-align:right" | May 16, 2002年5月16日
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| style="text-align:center" | 22.1{{0}}<ref name="usatoday02"/>
|-
! {{0}}9
| style="text-align:right" | September 26, 2002年9月26日
| style="text-align:right" | May 15, 2003年5月15日
| style="text-align:center" | #{{0}}6<ref name="eonline03">{{cite web|url=httphttps://groups.google.com/groupg/rec.arts.tv/browse_threadc/thread/ee82c0640bcaeb06/82c78e0fe7710443?lnk=st&q=nielsen+top+156&rnum=17oLAZAvK6wY#82c78e0fe7710443 |title=Nielsen's TOP 156 Shows for 2002–03 – rec.arts.tv &#124; Google Groups |publisher=Groups.google.com |accessdate=September 3, 2011}}</ref>
| style="text-align:center" | 19.99<ref name="eonline03"/>
|-
! 10
| style="text-align:right" | September 25, 2003年9月25日
| style="text-align:right" | May 13, 2004年5月13日
| style="text-align:center" | #{{0}}8<ref name=s2003>{{cite web|url=http://www.abcmedianet.com/Web/progcal/dispDNR.aspx?id=060204_11 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20070930155240/http://www.abcmedianet.com/Web/progcal/dispDNR.aspx?id=060204_11 |archivedate=September 30, 2007 |title=Internet Archive Wayback Machine |publisher=Web.archive.org |date=September 30, 2007 |accessdate=September 3, 2011}}</ref>
| style="text-align:center" | 19.04<ref name=s2003/>
|-
! 11
| style="text-align:right" | September 23, 2004年9月23日
| style="text-align:right" | May 19, 2005年5月19日
| style="text-align:center" | #16<ref name=abc05>[http://abcmedianet.com/web/dnr/dispDNR.aspx?id=060105_05 "ABC Television Network 2004–2005 Primetime Ranking Report"]. (June 1, 2005). ''[[American Broadcasting Company|ABC Medianet]]''. Retrieved November 6, 2007.</ref>
| style="text-align:center" | 15.17<ref name="abc05"/>
|-
! 12
| style="text-align:right" | September 22, 2005年9月22日
| style="text-align:right" | May 18, 2006年5月18日
| style="text-align:center" | #30<ref name=abc06>[http://abcmedianet.com/web/dnr/dispDNR.aspx?id=053106_05 "ABC Television Network 2005–2006 Primetime Ranking Report"]. (May 31, 2006). ''[[American Broadcasting Company|ABC Medianet]]''. Retrieved November 6, 2007.</ref>
| style="text-align:center" | 12.06<ref name="abc06"/>
|-
! 13
| style="text-align:right" | September 21, 2006年9月21日
| style="text-align:right" | May 17, 2007年5月17日
| style="text-align:center" | #40<ref name=abc07>[http://abcmedianet.com/web/dnr/dispDNR.aspx?id=053007_08 "ABC Television Network 2006–2007 Primetime Ranking Report"]. (May 30, 2007). ''[[American Broadcasting Company|ABC Medianet]]''. Retrieved May 31, 2011.</ref>
| style="text-align:center" | 11.56<ref name="abc07"/>
|-
! 14
| style="text-align:right" | September 27, 2007年9月27日
| style="text-align:right" | May 15, 2008年5月15日
| style="text-align:center" | #54<ref name=abc08>[http://abcmedianet.com/web/dnr/dispDNR.aspx?id=052808_06 "ABC Television Network 2007–2008 Primetime Ranking Report"]. (May 28, 2008). ''[[American Broadcasting Company|ABC Medianet]]''. Retrieved July 3, 2009.</ref>
| style="text-align:center" | {{0}}9.20<ref name="abc08"/>
|-
! 15
| style="text-align:right" | September 25, 2008年9月25日
| style="text-align:right" | April {{0}}2, 2009年4月2日
| style="text-align:center" | #37<ref name=abc09>[http://abcmedianet.com/web/dnr/dispDNR.aspx?id=060209_05 "ABC Television Network 2008–2009 Primetime Ranking Report"]. (June 2, 2009). ''[[American Broadcasting Company|ABC Medianet]]''. Retrieved May 31, 2011.</ref>
| style="text-align:center" | 10.30<ref name=abc09/>
|}
 
米国では、初回シーズン放映時にERは各エピソードで1900万人の視聴者を獲得し、その年で2番目に視聴された番組となった(一位は[[となりのサインフェルド]])。次のシーズン2,3では北米で最も視聴された番組となった。5年ものの間、ERは[[となりのサインフェルド]]と視聴率トップ争いを繰り広げていたが、1998年にとなりのサインフェルドは終了し、ERは再びトップを取得した。最終シーズン15においては、1億6400万人の視聴者を獲得している<ref>{{cite news|url=http://www.variety.com/article/VR1118002091 | work=Variety | first=Cynthia | last=Littleton | title='ER' series finale scores with auds | date=April 3, 2009}}</ref>。
 
最も高視聴率であったエピソードは、シーズン2第7話の「地獄からの救出 - Hell and High Water」の45%であり、4800万人が視聴していた。これは1985年のドラマ「[[ダラス (テレビドラマ)|ダラス]]」の46%に次ぐ値である<ref>{{cite news|url=http://www.tv.com/shows/er/hell-and-high-water-25591 | work=TV.com | title=ER - Season 2, Episode 7: Hell and High Water}}</ref>。
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{{See|ER緊急救命室のエピソード一覧}}
 
日本での放送主にNHKが最も進んおり放送され、BS2で全15シーズンが放送完了。BShiでシーズン12まで放送。初期のシーズンはフィルムからHDリマスターが行われスタンダードサイズの放送に比べより多くの物が映っている事が判る。総合テレビでもシーズン13まで放送された。CSでも過去のシーズンが再放送されている。
 
翻訳の質、出演声優の演技力などの点で数ある海外ドラマの日本語版の中でも特にクオリティの高い作品として評価されている。
日本語版の演出力や翻訳の質、キャスティングの点でNHKで放映されている海外ドラマの中でもトップレベルが維持されているとされる。レギュラー陣は勿論ゲスト声優も実力者が揃い、本国の生放送(シーズン4第1話)に併せた吹替えの一話ノンストップ収録も放送用のほか、ビデオ用の東海岸ヴァージョン、西海岸ヴァージョンと、3回も実現させている。NHK放映時の次回予告は日本語版オリジナル。殆どの場合番組冒頭でそれまでのあらすじを振返る箇所の転用であり、予告にも関わらず二ヶ国語放送の副音声への切換により、主要キャストが交替で"previously on ER"と言っているのが判る{{efn2|他ドラマの日本語版ではあらすじ紹介の初めに「前回までは」、「これまでは」、「今までの」等を残すものも少なくない。"previously on ER"はシリーズ完結に向けた特番「レトロスペクティブ」の原題にもなった。}}。初期のシーズンでは吹替音声はモノラルのみで、衛星/地上波のデジタル放送移行に伴い吹替版もステレオ収録に移行した。
 
2011年10月からは[[WOWOW|WOWOWプライム]]で第1シーズンから再放送されている。フルHD解像度でシーズン14~15を放送したのは同局が日本初(NHKの最終2シーズン放送はSD解像度のBS2のみ)。スーパー! ドラマTVとDlifeがNHKの「予告編」とオープニング/エンディング映像、日本語版クレジットを流用し、スーパー! ドラマTVは本国版のクレジットも放送。WOWOWの放送は本編のみである。
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=== シーズン1から ===
[[File:AnthonyEdwards.jpg|thumb|right|マーク・グリーン役の[[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]]]]
 
; {{Visible anchor|マーク・グリーン}} ([[:en:Mark Greene|Mark Greene]])(シーズン1 - 8・15)
: 演:[[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]] ([[:en:Anthony Edwards|Anthony Edwards]])、吹替:[[井上倫宏]]
: ERチーフレジデント→ERスタッフドクター。虹彩の色は茶色。自宅からの最寄駅は[[高架鉄道]]([[:en:Chicago 'L']])レイヴェンズウッド線([[:en:Brown Line (Chicago Transit Authority)]])のCHICAGO 800N 300W駅。[[シカゴ・カブス]]のファン。所有するバイクはホンダ([[:en:American Honda Motor Company]])製(シーズン2)→カワサキ([[:en:Kawasaki Heavy Industries Motorcycle & Engine]])製(シーズン3)。バイクを通勤に使うこともあったが、ガレージに放置することも多い。その反面、バイク好きの女性は苦手である。シーズン3では亡くなった患者の犬を飼い始め、ニックと名付ける。[[#ダグラス・ロス|ダグラス・ロス]]より3歳下。16歳のとき[[#ジェニファー・グリーン|ジェニファー]]と出会い、4年間の交際を経て20歳で結婚。学生ローンサービスから借りた11万ドルで医大の学費を工面する。[[#ヘレエ・アダムス|看護師のヘレエ]]によれば、学生時代はとても礼儀正しく美しいブロンドの青年で、頼まれた通りにシーツを取り替えたり、黙々と便器を洗ったりする最高の助手だったという。祖母から[[イディッシュ語]]を少しだけ学んだことがある。ある患者から信仰心を問われた時、自分は不可知論者のユダヤ人と堕落したカトリック教徒の息子であると答えたことがあった。初期シーズンの中心キャラクター。優しく誠実な人柄と確かな腕前で患者やスタッフから厚い信頼を得ている。個性的なキャラクターの多いカウンティ総合病院ERのスタッフ達の中では一番の人格者といえるが、シーズン3(32歳)で病院内で暴漢に襲撃され、しばらくは[[PTSD]]による不安定な状態が続いた。また助けることができなかった患者の遺族に訴えられたことが何度かあり、誠実な性格とは裏腹に気苦労が絶えないキャラクターでもある。ロスとは親友。離婚した妻ジェニファーとの間に[[#レイチェル・グリーン|レイチェル]]、再婚した外科医[[#エリザベス・コーデイ|エリザベス・コーデイ]]との間に[[#エラ・グリーン|エラ]]という娘がいる。女性関係に非常に疎く、『女性は妻(ジェニファー)だけしか知らない』という悩みもあったが、ジェニファーとの離婚後は患者、看護師、病院に出入りする業者など数々の女性と浮名を流し、3股していた時期もある。[[#スーザン・ルイス|スーザン]]に対して友情以上の感情をもっていたがなかなか伝えられずにいた。シーズン3でスーザンが去ってからは彼女が住んでいた部屋をそのまま借りていた。シーズン6で[[#ルース・キャサリン・グリーン|母親]]が心臓発作で亡くなり、死期が近い[[#デビッド・グリーン|父親]]を地元のサンディエゴからシカゴに呼び寄せて共に暮らす。のちに父親はグリーンの治療の甲斐なく逝去してしまい、深い悲しみに暮れた。シーズン7で[[脳腫瘍]]が見つかり手術する。シーズン8では非行に走るレイチェルと心を通わせることができなくなり、彼女の過失でエラがドラッグを誤飲したことでエリザベスとの仲にも亀裂が入ってしまう。そのさなか脳腫瘍の再発が発覚し、化学療法を受けていたが自らの意思で中断する。トゲが刺さった少女の治療を最後にERを退職し、余命をレイチェル、コーデイ、エラと共に[[ハワイ]]で過ごす。レイチェルと親子の絆を取り戻し、彼女との思い出の曲を聴きながらホリデーハウスで眠るように息を引き取った(38歳)。シーズン15第7話で[[#キャサリン・バンフィールド|バンフィールド]]の回想で再登場し、彼女の息子[[#ダリル・バンフィールド|ダリル]]の治療を担当した。
; {{Visible anchor|ダグラス・ロス}} ([[:en:Doug Ross|Douglas Ross]])(シーズン1 - 5・15、recurring シーズン6)
: 演:[[ジョージ・クルーニー]] ([[:en:George Clooney|George Clooney]])、吹替:[[小山力也]]
: 愛称は「ダグ」で、幼少期は「ダギー」。子どもの頃、ルイという名の犬を飼っていた。[[バスケットボール]]が得意。[[#マーク・グリーン|グリーン]]より3歳上。[[#キャロル・ハサウェイ|看護師のキャロル]]によれば、12歳の時から22年(シーズン2時点)に渡って[[#レイ・ロス|父親レイ]]と口を利いていなかったという。名前も知らず、会ったこともない息子がいる。アパートのルームナンバーは62(シーズン3)。ER所属の小児科フェロー→ER小児科スタッフドクター。医学部の学費11万ドルを15年ローンで返済中である。グリーンの親友。子供に優しく強い正義感を持っているが、信念が強すぎるあまり度々問題を起こす。また屈指のプレーボーイで付き合う女性を次々に変える{{efn2|[[#ヘザー|ヘザー]]、[[#ハーパー・トレイシー|ハーパー・トレイシー]]、[[#カレン・ハインズ|父の上司のカレン・ハインズ]]、[[#グレチェン|グレチェン]]など。}}。ある事件のあと、カウンセリングを受け女癖の悪さを克服。のちにキャロルと結ばれるが、上司との対立や自身の問題行動が重なり、キャロルを残して[[シアトル]]へ去っていった。シーズン6第21話でERを去ったキャロルを迎える1シーン以降はグリーンの葬儀を含め一切再登場がなかったが、最終シーズン15第19話でシアトルの[[ワシントン大学 (ワシントン州)|ワシントン大学]]メディカルセンター([[:en:University of Washington Medical Center]])のスタッフドクターとしてキャロルと共に再登場。臓器を受け取りにきた[[#ニーラ・ラスゴートラ|ニーラ]]、[[#サマンサ・タガート|サム]]と会話している。
; {{Visible anchor|スーザン・ルイス}} ([[:en:Susan Lewis|Susan Lewis]])(シーズン1 - 3・8 - 12・15)
: 演:[[シェリー・ストリングフィールド]] ([[:en:Sherry Stringfield|Sherry Stringfield]])、吹替:[[山像かおり]]
: 左利き。飛行機嫌い。特技は王冠を引き出しの取っ手に引っ掛けて器用に開けること。[[高架鉄道]]([[:en:Chicago 'L']])コングレス・オハラ線([[:en:Blue Line (Chicago Transit Authority)]])の沿線に住む。アパートのルームナンバーは1206(シーズン1)、205(シーズン2)。所有する車はライトブルーの[[フォルクスワーゲン・タイプ1|フォルクスワーゲン・ビートル]]。車番はB7N‐438。学生ローンサービスから借りた85,000ドルで医大の学費を工面する。初登場時は一般内科外科のレジデント2年目で、心臓外科医を目指していた。初期シーズンでは奔放な[[#クロエ・ルイス|姉]]に悩まされ、姿をくらませた姉に代わって独りで[[#スージー・ルイス|姪スージー]]を育てていた。シーズン3で最愛の姪を追って一旦は[[アリゾナ州]]・[[フェニックス (アリゾナ州)|フェニックス]]に去ったが、シーズン8でスタッフドクターとして復帰。[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]と付き合い始めるが、大した進展もなく破局した。シーズン9では[[ラスベガス]]で出会った救急ヘリのフライトナースの[[#チャック・マーチン|チャック]]と酔った勢いで結婚。その後婚姻無効の手続きを取るも関係は続き、[[#ロバート・ロマノ|ロマノ]]が死亡したヘリコプター墜落事故でチャックが重傷を負ったことを切っ掛けに絆が深まり、愛息コスモをもうける。シーズン11でER部長に就任する。カウンティERでの終身在職権を強く希望していたが、ERを離れていた過去と権利獲得の必要条件であった資金確保がままならなかったことにより見送られ{{efn2|その年は[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]に権利が与えられた。}}、[[アイオワシティ|アイオワ市]]の病院で終身在職権を獲得してERを去った。最終シーズン15最終(22)話で再登場。チャックとは別れ、年下の恋人がいる。
; {{Visible anchor|ジョン・トルーマン・カーター}} ([[:en:John Carter (ER)|John Truman Carter]])(シーズン1 - 11・15、recurring シーズン12)
: 演:[[ノア・ワイリー]] ([[:en:Noah Wyle|Noah Wyle]])、吹替:[[平田広明]]
: 1970年6月4日生まれの双子座。血液型はOマイナス。大財閥の創業者の孫。[[#ジョン・“ジャック”・カーター・ジュニア|父親ロウランド・カーター]]{{efn2|シーズン8からは名前がジョン・ジャック・カーターに変更されている。}}はシカゴ・マガジンの「資産家リスト」の中で、ランキング27位(純資産1億7千8百万ドル)と報じられる。カウンティ総合病院のデイヴィス心臓病棟の増築に多額の寄付をしたハワード・デイヴィスの息子グレッグとは高校時代の同級生。所有する車はブルーの[[ジープ・ラングラー]](車番はR3L‐596(シーズン1第2話)、S9K‐381(シーズン1第22話、ただし、シーズン1第13話ではジャック・ケイソンの車番であった))。アパートのルームナンバーは315(シーズン3)。幼少期、兄ロバートを[[急性骨髄性白血病]]で亡くすが、治療に当った医師の仕事ぶりを見て、弁護士になれという両親の反対を押し切って医師になった。彼が[[ノースウェスタン大学]]医学部3年の学生として研修でERにやってくるところから第1話は始まり、研修初日に酷い傷を見て[[迷走神経#迷走・迷走神経反射|迷走神経反射]]を起こしうなだれるシーンは長い間オープニングフィルムで使用され、本ドラマを象徴するカットともなった。のちに外科のサブ・インターン(シーズン2)→[[#ピーター・ベントン|ベントン]]が主宰するブルー・チーム所属の外科インターン(シーズン3)→ERインターン(シーズン4)→ERレジデント(シーズン6)→ERチーフレジデント(シーズン8)→スタッフドクター(シーズン9 -)。[[#マーク・グリーン|グリーン]]の死後はオープニングでトップにクレジットされる。医学生[[#ルーシー・ナイト|ルーシー]]が刺殺された際に自身も刺されて重傷を負う。そのPTSDから薬物依存となってしまうが、ベントンらの支えでプログラムを経て克服した。その後カーターの強い要望で[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]に病院内の警備体制の強化を直談判し、紆余曲折があったものの認められ、ERの警備員増員と金属探知機導入などが決定された。シーズン9で恋人[[#アビー・ロックハート|アビー]]との関係や[[#ミリセント・カーター|祖母]]の死によって思い悩んでいるときに、国際医療同盟の活動に参加していた[[#ルカ・コバッチュ|コバッチュ]]に助けを求められてアフリカ・[[コンゴ民主共和国]]の難民キャンプでの医療支援活動に参加する。シーズン10では強い意思でコンゴの激戦区に残ったコバッチュが死亡したとの連絡を受け、彼を残してきてしまった罪悪感から再びコンゴに飛び、コバッチュの生存を確認する。彼をアメリカへ送ったのちも自分の居場所と使命を見出しコンゴに留まる。そこで知り合ったアフリカとフランスのハーフの保健局員・[[#マケンバ・リカス|ケム]]と親密になり妊娠した彼女の出産のため帰国するが、9ヶ月目で[[臍帯]]の[[真結節]]により死産し、ケムは母国[[フランス]]へ帰国する。その後、ソーシャルワーカーの[[#ウェンデル・ミード|ウェンデル]]と付き合い始めるがほどなく破局した。シーズン11終盤で終身在職権を獲得して医学部助教授となるが、間もなくケムを追ってERを去りフランスへ旅立つ。その後医療活動に参加するため再びアフリカに行き、シーズン12ではその姿が数話描かれた。シーズン15では、かつての刺傷とアフリカでの病で腎機能を完全に喪失し帰国、カウンティに復職する一方で腎臓の移植手術を受ける(シーズン15第16話)。ケムとは結婚したが別居中。最終シーズン15最終(22)話では、残り僅かとなったカーター財閥のほとんどすべての資力を投じて医療施設「ジョシュア・マカロ・カーター・センター」(名称は死産となった息子の名前に由来)をシカゴに完成させる。プレイボーイで[[#スーザン・ルイス|スーザン]]、アビーをはじめ、医学生の[[#ハーパー・トレイシー|ハーパー・トレイシー]]、小児外科医の[[#アビー・キートン|アビー・キートン]]、[[#エレイン・ニコルズ|従兄弟の元妻]]など、数々の女性と浮き名を流した。
: 演じたノア・ワイリーは2025年、本作のメインライターだったジョン・ウェルズ、スコット・ゲミル、ジョー・サックスと共にERを舞台にしたドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ緊急医療室』を企画し、自身が主演、製作総指揮、脚本と演出を兼任した。2025年1月10日から[[HBO Max]]が10ヵ国以上で配信開始し(日本ではUNEXT、Apple TVなどで視聴可能)好評を得て、『ER』同様プライムタイム・エミー賞の複数部門で受賞を果たした。
; {{Visible anchor|キャロル・ハサウェイ}} ([[:en:Carol Hathaway|Carol Hathaway]])(シーズン1 - 6・15){{efn2|元々はシーズン1第1話のみの出演予定だったが放送後の反響が大きく、レギュラーとなった。}}
: 演:[[ジュリアナ・マルグリーズ|ジュリアナ・マルグリース]] ([[:en:Julianna Margulies|Julianna Margulies]])、吹替:[[野沢由香里]]
: 公認看護師。理学修士。看護師長。28歳(シーズン3)。左利き{{efn2|ただし、ソフトボールでは右投げ。}}。13歳のときに、バレエ、チアリーディング、フルートを途中で放り出した経験がある。セイント・スコラスティカ高校卒(- シーズン2)、85年、セイント・モニカ高校卒(シーズン3 -)。[[#マーガレット・ドイル|マーガレット・ドイル]]の3歳上の姉メアリーとは、セイント・モニカ高校の同級生。ビジネス・スクールを中途退学し、看護学校を卒業する。ロシア人(またはウクライナ人)の[[#ヘレン・ハサウェイ|母親ヘレン]]の影響で、ロシア語を少し話せる。看護師のスケジュールを決める専権を与えられている。「ERは医師ではなく看護師で回っている」という信念を持っている。投薬量の算出に必要な掛け算、割り算に非凡な才能を発揮し、[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]に「うちで一番の看護師」といわしめるなど、スタッフ達から絶大な信頼を寄せられている。所有する車はブラックの[[トヨタ・セプター]]のセダン(車番はE26832)。カウンティ総合病院の駐車場の自称専用スペースのナンバーは37。一時、看護師としての限界を感じ、一念発起して医大予備校のマルコム・X・コミュニティー・カレッジ([[:en:Malcolm X College]])に入学し、医師になることを決意する。見事、医大入試合格を果たすが、ウィーバーに直属の部下扱いされたことへの不満や、看護師としての可能性を自分自身で見出したことを理由に、再び師長として邁進する。シーズン4では[[#ミリセント・カーター|カーターの祖母]]に気に入られ寄付を受けて『母と子のクリニック』を開設した。とても実直で正義感の強い人物ではあるが、それ故に病院の上層部とトラブルになり、ある事件で停職処分をうけたことがあったが無事に復帰した。シーズン1第1話以前に親密な関係だった[[#ダグラス・ロス|ロス]]と破局し、整形外科医の[[#ジョン・タグリエリ|タグリエリ]]と婚約していたがシーズン1第1話後半に突然自殺を図る。危険な状態だったが一命をとりとめ、休養の後に職場復帰した。その後、末期のエイズを患うロシア人の少女タチアナを養子にしようとしたが、自殺未遂が引っ掛かり認められなかった。タグリエリとは式当日に破談。シーズン2ではERに出入りしていた救急隊の[[#レイ・シェパード|シェップ]]と恋仲だったが、ある事件のあとに破局。その後急速にロスとの絆が深まり、のちにテスとケイト{{efn2|ケイトは[[#ルース・キャサリン・グリーン|グリーンの亡くなった母ルース]]のミドルネームに因んでつけた。}}の双子をもうける。ロスが去ったあともしばらくERに勤務するが、一人で双子の面倒を見ることと仕事の両立に苦悩し、一時期[[#ルカ・コバッチュ|コバッチュ]]と親密な関係を持つ。しかし、ある患者の死とその家族の言葉をきっかけに自身のロスへの変わらぬ愛{{efn2|その際に「23歳の時から彼だけを愛してきた」と語っている。}}を再認識したため、ERを去りシアトルのロスのもとへ向かった{{efn2|後に「ロスに会いに行った次の日に双子を引き取りに来てそれっきりだった」と看護師達が語っている。}}。シーズン14ではシアトルで働き、双子が3年生になったことが[[#ヘレエ・アダムス|看護師のヘレエ]]の口から語られる。最終シーズン15第19話<ref name="S15EP19" >[[#ダグラス・ロス|ダグラス・ロス]]([[ジョージ・クルーニー]])再登場の回(最終シーズン15第19話)</ref>ではコ・[[ワシントン大学 (ワシントン州)|ワシントン大学]]メディカルセンターのメディカルスタッフとしてロスと同じ職場で勤務する姿が描かれた。
; {{Visible anchor|ピーター・ベントン}} ([[:en:Peter Benton|Peter Benton]])(シーズン1 - 8・15)
: 演:[[エリク・ラ・サル]] ([[:en:Eriq La Salle|Eriq La Salle]])、吹替:[[大塚明夫]]
: 外科医。優れた技術と強い上昇志向を持っている。血液型はRh−。アパートのルームナンバーは201(シーズン2)。ポケベルのナンバーは3376(シーズン3)。[[菜食主義者]]。医学生時代、AOA名誉協会(Alpha Omega Alpha Honor Medical Society)で課外活動を行った経歴を持つ。学生ローンサービスを利用して医大の学費を工面した。外科レジデント2年目(95年、シーズン1)にして、外科移植チームと学ぶためのスターツェル奨学金に応募するほどの野心家である。毎日働き、2日おきに夜勤をこなす。36時間働いて、18時間のオフ、つまり週90時間、それ勤務年に52週続けその年間報酬がたった23,739ドル(課税前)であり、[[#メイ・ベントン|母メイ]]の介護に当てる時間や費用のやりくりに相当苦労したようである。感情を表すのが苦手で人から誤解され衝突してしまうこともあるが、根は真面目で優しい。ERにやって来た[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]の教育係を務め、彼の良き師となる。カーターが薬物依存になった際は彼を支え、克服の手助けをした。外科レジデント4年目(97年、シーズン3)から、ブルー・チームのリーダーとしてカーターら外科インターンの指導を任される。昔からの夢である心臓胸部外科になるため3年間にわたるレジデント期間を経て、外傷外科フェローになった。シーズン7では外科スタッフドクターになるが[[#ロバート・ロマノ|ロマノ]]の怒りを買い、クビになる。その後日雇いを経てロマノによって病院の差別解消部長に任命され、再びスタッフドクターになった。シーズン3で幼なじみの[[#カーラ・リース|カーラ]]と付き合う。すぐに破局するがカーラの妊娠が判明し、難聴の[[#リース・ベントン|息子リース]]が産まれた。後に小児ERレジテントの[[#クレオ・フィンチ|クレオ・フィンチ]]と結婚する。シーズン8でカーラが事故死し、彼女の夫ロジャーとリースの養育権を争う。DNA鑑定でリースの実父ではないことが判明するなどかなり追い込まれたが、キャリアアップを捨て勤務時間などの都合の良い研究機関に転職。その結果リースの養育権を獲得し、カウンティを去った。[[#マーク・グリーン|グリーン]]の葬儀でゲスト出演。最終シーズン15第19話<ref name="S15EP19" />ではシカゴのノースウェスタン・メディカルセンターに勤務する一般外科医として再登場し、カーターの腎移植手術に立ち会う。最終(22)話にも息子のリースと共に登場した。
: また、エリク・ラ・サルは最終シーズン15第7話冒頭で、死亡したマイケル・クライトンに対する追悼のコメントを番組を代表して読み上げるために出演した。
 
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; {{Visible anchor|ジェニー・ブレ}} ([[:en:Jeanie Boulet|Jeanie Boulet]])(シーズン2 - 6、recurring シーズン1・14)
: 演:[[グロリア・ルーベン]] ([[:en:Gloria Reuben|Gloria Reuben]])、吹替:[[竹村叔子]]
: シーズン1半ばから準レギュラーとして登場し、シーズン2途中からレギュラーに。[[閉所恐怖症]]。[[理学療法士]]、動物病院でのアルバイトなど、昼間働きながら夜学に通っていたため、通常2年間とされるトレーニングを4年間かけて修了し、さらに2年間のインターンを経て、念願のドクター・アシスタントとなる。その後、月間最優秀職員に選出される。登場時から[[#アル・ブレ|夫アル・ブレ]]がいるが一時は[[#ピーター・ベントン|ベントン]]と不倫関係となった。後に不実な夫と離婚するが、アルを介して[[HIV]]に感染していたことが判明{{efn2|不倫相手だった[[#ピーター・ベントン|ベントン]]はネガティブだった。}}。一時は感染を隠して勤務するものの、初診に訪れたアルをたまたま診察した[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]に感づかれる。その後、再診に訪れたアルをたまたま診察することになった[[#マーク・グリーン|グリーン]]はアルの名字がブレと知り「ジェニーの近親者か?」と[[#ヘレエ・アダムス|看護師のヘレエ]]に尋ねたシーンもあったが、それにもかかわらず、ウィーバー、グリーンおよび[[#ドナルド・アンスポー|アンスポー]]以外の職員達は感染者並びにその感染源を特定できぬまま噂話に終始していた。感染者についての噂話が大きくなったため、自ら[[HIV]]ポジティブであることをカミングアウト。一時[[#グレッグ・フィッシャー|感染症専門医]]と懇意になるが、[[HIV]]ポジティヴであることやアルのこともあり破局。病気が発覚した後に離婚したアルに対して同志のような感情が芽生え復縁するも、ある事故がきっかけでアルの感染が彼の職場に知れ渡ってしまい、アルは新天地を求めてアトランタへ去っていった。病院の財政難をうけて一時解雇されてしまうが、[[HIV]]のせいで不当解雇されたと誤解し、[[#マーガレット・ドイル|マーガレット・ドイル]]から紹介を受けたHIV患者支援団体の協力を得て復職する。シーズン5では[[C型肝炎]]に感染していることが判明する。子どもの扱いが上手で、アンスポーの息子[[#スコット・アンスポー|スコット]]が癌の再発で入院した際には彼との交流が描かれた。シーズン6でERによく出入りしていた[[#レジー・ムーア|警察官レジー・ムーア]]と再婚。[[HIV]]母胎感染し、その母親と死別した新生児赤ん坊カルロスを養子にもらい退職。シーズン14で、カルロスがERに搬入されたことで8期ぶりにゲスト出演。勤務当時の同僚はほとんど去ったERに戸惑いを覚えるも、真摯な態度の[[#グレゴリー・プラット|プラット]]との交流の様子が描かれた。レジーとは離婚したが[[HIV]]の子供達のためのクリニックを開き、様々な活動をして充実した人生を送っている。
 
=== シーズン3から ===
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; アンナ・デル・アミコ ([[:en:Anna Del Amico|Anna Del Amico]])(シーズン4、recurring シーズン3)
: 演:[[マリア・ベロ]] ([[:en:Maria Bello|Maria Bello]])、吹替:[[田中敦子 (声優)|田中敦子]]
: 初登場はシーズン3。[[フィラデルフィア]]の小児科レジデントで緊急医療のインターン研修のためにカウンティへ。8人兄弟の長女で、あとは全員弟。かなり男勝りな性格で大きな[[ゴキブリ]]もスリッパで叩いて駆除し[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]を驚かせた。そのカーターと親密になりかけるが、元恋人と再会しフィラデルフィアに戻る。
: 最終回直前のER 特別番組のレトロスペクティブでは、最終シーズン15に登場しなかった歴代のレギュラーで唯一出演していた。吹き替えも同じ田中敦子。
; {{Visible anchor|エリザベス・コーデイ}} ([[:en:Elizabeth Corday|Elizabeth Corday]])(シーズン4 - 11・15)
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: 演:[[ケリー・マーティン]] ([[:en:Kellie Martin|Kellie Martin]])、吹替:[[山本雅子]]
: 医学部3年生として登場、[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]に師事。知識ではなく小型のパソコンを使用し答えをすぐ調べることを注意される。点滴が苦手。シーズン5後半では精神科とERの実習を平行して行う。
: [[注意欠陥・多動性障害|注意欠陥障害]]で5年生の頃から主治医の処方により「[[メチルフェニデート|リタリン]]{{efn2|[[注意欠陥・多動性障害#メチルフェニデート薬物療法]]も参照。}}(中枢神経刺激薬)」を常用している{{efn2|高校で一時服用をやめたが成績が下がったため以降常用。}}。服用を知ったカーターから「もう大人なのだから」薬をやめるように助言を受けて、一時期やめていたが精神科患者の少年セス・ウィローの診察時間を忘れるなどミスを繰り返し、周囲の期待に対して精神的・肉体的に自分のペースを取り戻せず、苦悩し再び服用する。
: カーターとは度々衝突していた{{efn2|「[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]先生のコピーになることを望まれている」と不満を爆発させたこともあった。}}が、彼をドクターとして尊敬していたことが[[#バーバラ・ナイト|ルーシーの母親]]によって語られる。また、カーターと親密になりかけるも寸前で彼が思いとどまり、未遂に終わった。
: 偏屈な[[#ロバート・ロマノ|ロマノ]]をも動かし認めさせるほどの熱意と誠意で、ERのスタッフ皆から愛されていたが、シーズン6半ばで精神科で適切な処置を受けるべきところをERに長く留められて混乱し危険な状態に陥った精神分裂症{{efn2|name="Schizophrenia"|現在は[[統合失調症]]に改称。}}の患者[[#ポール・ソブリキ|ポール・ソブリキ]]<ref name="NHK_S6EP13EP14">[[#放送中止]]とシーズン8第11話(168話)に裁判後のポール・ソブリキのその後のエピソード。</ref>に刺される。スタッフ達の懸命の治療により一時は意識を取り戻したが、合併症による[[肺塞栓]]で死亡した。卒業後のインターン先がカウンティの精神科だったことが、彼女の死後に判明した。
 
=== シーズン6から ===
; {{Visible anchor|ロバート・ロマノ}} ([[:it:Robert Romano|Robert Romano]])(シーズン6 - 10、recurring シーズン4・5・15)
: 演:[[ポール・マクレーン]] ([[:en:Paul McCrane|Paul McCrane]])、吹替:[[内田直哉]]
: 外科スタッフドクター→外科部長→兼ER部長(代理)→診療部長兼外科部長→ER部長。シーズン4から準レギュラーとして登場し、シーズン6からメインキャスト。ニックネームはロケット・ロマノ。グレーテルと名付けた犬を溺愛している。優秀な辣腕外科医ながら口が悪く、上司に媚び部下を虐げる性格でERからはかなり嫌われていた{{efn2|[[#ロバート・ロマノ|ロマノ本人]]も「自分は人間嫌いで嫌われている」といっており、その自覚はある。}}が、[[#リース・ベントン|ベントンの難聴の息子]]にひそかに手話で語りかけたり、[[#ルーシー・ナイト|ルーシー]]の熱心さに絆されるといった人情味も見せている。刺されたルーシーの救命手術を担当した際は、麻酔をかける治療前に「お前に投じられた教育費を無駄にさせない」と彼なりの激励を送り、命を救えなかった際は激情を露わにした。[[#マーク・グリーン|グリーン]]が脳腫瘍で死んだ時は、彼なりにその死を悼んでいた。[[#エリザベス・コーデイ|コーデイ]]を「リジー」と呼び、長年片思いをしていたが思いが叶うことはなかった。しかし、[[#マーク・グリーン|夫]]の脳腫瘍再発に動揺するコーデイを慰めて励ますなど、同僚として時には友人として彼女を支えた。手術時に派手なバンダナ{{efn2|時には将棋の駒の柄や「龍」と印刷された柄などもあった。}}を頭に巻いたり金メッキのマイ[[聴診器]]を使うなど個性的で派手な物を好む性格。シーズン9で救急ヘリの後部ローターに巻き込まれて左上腕を切断、縫合手術により一時期は指が動くまでに回復したが、過ってコンロの火が左腕に燃え移り、大半が壊死状態となってしまい、切断手術を余儀なくされてしまった。シーズン10で突発的な事故により屋上から転落した救急ヘリの下敷きとなるという悲惨な最期を遂げる。さらに[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]によってロマノが嫌っていた同性愛者を支援する基金(ロマノ基金)がER内に設立され遺産が使われる羽目になってしまった。シーズン15第7話で[[#キャサリン・バンフィールド|バンフィールド]]の回想で再登場し、脳腫瘍のグリーンに嫌味をいいながらも密かに心配そうな眼差しをむけている。
; {{Visible anchor|ルカ・コバッチュ}} ([[:en:Luka Kovač|Luka Kovac]])(シーズン6 - 15)
: 演:[[ゴラン・ヴィシュニック]] ([[:en:Goran Višnjić|Goran Visnjic]])、吹替:[[てらそままさき]]
: [[クロアチア]]出身で[[ユーゴスラビア紛争]]時に[[#ダニエラ・コバッチュ|妻ダニエラ]]と子ども二人を失っている。両親がクリスチャンで洗礼名はミハエル。本人は神を信じてない節があったが、難病[[ループス]]を患う[[#スチュワート司教|司教]]との出会いでその考えを改めるようになる。初登場時は臨時ドクターとしてERに勤務し、後にERスタッフドクターとして正式に採用される。[[#ダグラス・ロス|ダグラス・ロス]]去りし後、双子の妊娠・育児に忙殺される[[#キャロル・ハサウェイ|キャロル]]と友人以上の仲になるが、キャロルはロスのもとに去る。その後[[#アビー・ロックハート|アビー]]と付き合いだすも、躁鬱病の[[#マギー・ワイゼンスキー|実母]]との関係に悩む彼女を支えきれず、[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]と三角関係になり、アビーと大ゲンカして別れる。その後、[[#エセル・マーケイズ|看護師のチュニー]]と一夜限りの関係を結んだり、医学生の[[#エリン・ハーキンス|ハーキンス]]と関係を持ち、彼女を乗せた車で事故をおこすなど不安定な時期があった。シーズン10ではカーターと共に[[ダルフール]]の難民キャンプへ医療活動のために向かう。帰国後、[[#サマンサ・タガート|看護師のサム]]と付き合いはじめ、同居するまでになったが価値観の違いや[[#スティーブ・カーティス|彼女の元恋人]]のことなどもあり破局した。カーターがERを去ったのちはオープニングでトップにクレジットされ、主役格となる。シーズン12で、ひょんなことからアビーとよりを戻し、結婚しないまま息子の[[#ジョセフ・コバッチュ|ジョー]]をもうける。また[[#スーザン・ルイス|スーザン・ルイス]]の退職後空席となったER部長の座を新しく赴任してきた[[#ビクター・クレメンテ|クレメンテ]]と争う。クレメンテが助かるはずの患者を救えなかったことなどもあり辞退したことでER部長に就任したが、[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]に退職を依頼するなど、経営を考えなければならない管理職が性に合わず、シーズン13終盤でアビーと結婚後にER部長を辞職し、容態の思わしくない父親の看護のためクロアチアに一時帰国する。シーズン14からはゲスト的な存在となる。その後、[[#ニコ・コバッチュ|弟のニコ]]を連れてシカゴに戻ってくるが、ほどなくして父親が亡くなり再びクロアチアに帰国する。アビーとの関係が思わしくないことから、ERを辞職。高齢者施設(オーチャード・ビュー)の医師として働き始めるが、シーズン15開始早々にアビーとジョーと共に新天地・ボストンに移った。
; クレオ・フィンチ ([[:en:Cleo Finch|Cleo Finch]])(シーズン6 - 8)
: 演:[[マイケル・ミシェル]] ([[:en:Michael Michele|Michael Michele]])、吹替:[[安藤麻吹]]
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; {{Visible anchor|ジン・メイ(デブラ)・チェン}} ([[:en:Jing-Mei Chen|Jing-Mei "Debra" Chen]])(シーズン6 - 11、recurring シーズン1)
: 演:[[ミンナ・ウェン|ミン・ナ]] ([[:en:Ming-Na Wen|Ming-Na]])、吹替:[[むたあきこ]]
: シーズン1でデブラ・チェン(ニックネームはデブ)として初登場。中国系の医学生で優等生としてふるまうも、独断専行の処置で患者を危うく死なせかけてERを去る。シーズン6途中から中国名のジン・メイ・チェンとして復帰しレギュラーに。[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]との確執から一旦失職するものの、[[弁護士]]を通じ復職した。チーフレジデントを経てスタッフドクターとなる。シーズン7で妊娠する{{efn2|父親はICU看護師の[[#フランク・ベーコン|フランク]]。}}。その後男の子を出産するが、[[養子縁組|養子]]に出した。[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]とはお互いを「デブ」「ジョン」と呼び、医学生時代は競い合い、出産の際は「ひとりだと不安」と彼に付き添いを頼むなど良い友人関係を築いている。またカーターが薬物依存に陥った際の医療ミスにもいち早く気付いていた。両親も医者でかなり裕福な暮らしをしていたが、シーズン10で旅行先の中国で交通事故にあい、[[#リン・チェン|母親]]は死亡。体の自由を失った[[#ケン・チェン|父親]]を自宅で介護していたが、仕事との両立と絶望した父親から浴びせられる罵声と死の懇願に疲れ果ててしまう。クリスマスイブに代替勤務を皆に断られ発作的に「辞める」と告げてERを飛び出す。そしてかつての恋人[[#グレゴリー・プラット|プラット]]の手を借りて父親を望み通りひそかに安楽死させると、埋葬するため失意のまま中国へ帰った。
; {{Visible anchor|アビゲイル・ロックハート}} ([[:en:Abby Lockhart|Abigail Lockhart]])(シーズン6 - 15)
: 演:[[モーラ・ティアニー]] ([[:en:Maura Tierney|Maura Tierney]])、吹替:[[葛城七穂]]
: 愛称は「アビー」。初登場時は産科の看護師として、[[#キャロル・ハサウェイ|キャロル]]の出産に関わる。その後は医学生となるが金銭的な問題で学業が続けられずER看護師に転進する。以後ER看護師長を経て医学生に復帰した。筆記テストをパスできずにERに残れなくなりそうになるものの何とかパスし、インターンを経てレジデントとなる。本名の「アビゲイル・マージョリー・ワイゼンスキー」を気に入っておらず、ファーストネームはニックネームの「アビー」を貫き、[[#リチャード・ロックハート|離婚した前夫]]のファミリー・ネーム「ロックハート」をいまだに名乗っている{{efn2|アビー曰く「結婚生活で唯一の収穫」。}}。また「ロックハート」と呼ばれるのも好きではないようで、スタッフ達にそう呼ばれる度に「アビー」と訂正している。躁鬱病の[[#マギー・ワイゼンスキー|母マギー]]との関係に長年苦悩しており、幼い頃からかわいがっていた[[#エリック・ワイゼンスキー|弟のエリック]]{{efn2|[[#エリック・ワイゼンスキー|エリック]]は登場前の吹替え、日本語字幕共に「兄」となっていたが、登場直前から「弟」に変更されている。}}もまた躁鬱病を発症して、軍隊を脱走した{{efn2|後に離隊、治療を受ける。}}。また、アビー自身はかつてアルコール依存症だった。[[#ルカ・コバッチュ|コバッチュ]]と付き合っていたが大喧嘩の末、破局。シーズン9では[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]と結婚寸前まで進んだが、[[#ミリセント・カーター|カーターの祖母]]の葬儀をエリックがめちゃくちゃにし、その後カーターが相談なしにアフリカ行きを決めるなど、心をすれ違わせたまま離別した。シーズン11で医学生の[[#ジョージ・スキャンロン|ジェイク]]と付き合うが破局。シーズン12でコバッチュと復縁し、彼の子を妊娠する。シーズン12最終(22)話で[[#スティーブ・カーティス|サムの元恋人スティーブ]]がERで銃撃戦を繰り広げた際に転倒し、その影響で帝王切開にて出産せざるを得なくなる。帝王切開で息子の[[#ジョセフ・コバッチュ|ジョー]]を出産するが子宮の出血がひどく、産婦人科の[[#ジャネット・コバーン|コバーン]]が懸命に治療するものの摘出を余儀なくされてしまう。また、ジョーは非常に早産であったため、しばらくの間[[新生児特定集中治療室|NICU]]に入ることとなり、積極的治療のリスクを知るアビーは思い悩むこととなる。しかしコバッチュの支えやかつて遠ざけていた母マギーの助言支えもあり、積極的治療を受け入れ無事に母子共に健康な状態で退院した。シーズン13で[[#エディ・ワイゼンスキー|父親]]と再会。コバッチュと[[#ホープ・ボベック|ホープ]]によって、内緒で結婚式の準備をされ、会場でネタばらしされるが、当初はこれを拒否。しかし、コバッチュの言葉とジョーの正装姿に説得され、自身の結婚式に出ることを決意した。コバッチュがクロアチアに帰国したシーズン14では主役格となるが、そのコバッチュが長期不在になったことや、子育てと仕事のストレスによりアルコール依存症が再燃し、ER部長の[[#ケビン・モレッティ|モレッティ]]と一夜限りの関係を結んでしまうなど、人生最大の危機に陥る。しかし、コバッチュと自分たちの関係を一から再度構築しなおすことを確認すると、最終シーズン15開始直後にスタッフドクターとしての勤務1日目を最後にカウンティ病院を退職し、コバッチュ、ジョーと共にボストンへ向かった{{efn2|ボストンではMGH([[マサチューセッツ総合病院]])で働く。}}。第20話で[[#レイ・バーネット|レイ]]の元へ向かうことをまだ迷っている[[#ニーラ・ラスゴートラ|ニーラ]]から電話を受けて、最後の後押しをした。
: かつて医学生としては学業に自信がなく、[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]にもこのままでは卒業できないとも言われていたが、ニーラと助け合いながらなんとか卒業する。ドクターになってからは看護師時代の経験を如何なく発揮し、他の職員からの信頼を勝ち取っている。ニーラとは最初こそ苦手としていたが公私ともに良い関係を結び、カウンティ在職時から退職後まで相互に助け合いやアドバイスを行う仲。ニーラが一度ドクターを辞めて行くところがない時や、レイとのルームシェアを解消した後などは自分の家に住まわせてあげ、結婚式の際は心細いという理由から彼女に花嫁の付き添い人を依頼した。コバッチュとは一度破局した後もいい友人として付き合いが続き、隣人の夫に暴行を受けた際には破局直後ではあるが彼の家に居候していた事もあった。また自身の手術前のウィーバーからは息子ヘンリーの後見人になってくれるよう頼まれたり、[[#ルシアン・ドゥベンコ|ドゥベンコ]]からは初期の前立腺がんであることを打ち明けられたり、周囲から良き友人として見られている。
 
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; {{Visible anchor|マイケル・ガラント}} ([[:it:Michael Gallant|Michael Gallant]])(シーズン8 - 10、recurring シーズン11・12)
: 演:[[シャリフ・アトキンス]] ([[:en:Sharif Atkins|Sharif Atkins]])、吹替:[[三宅健太]]
: クリスチャン。[[#バレリー・ガラント|双子の妹]]がいる。「Mikey{{efn2|日本語字幕と吹き替えでは「ネンネ」。}}」と呼ばれることを嫌っている。陸軍に所属し、階級は少尉→大尉。真面目で心優しい性格でER初日には[[#マーク・グリーン|グリーン]]が[[辟易]]するほど彼についてまわり、質問攻めにしている。実直なインターンとして、また[[#グレゴリー・プラット|プラット]]の弟分としてERで過ごしたが、[[#ニーラ・ラスゴートラ|ニーラ]]のミスをかばい、ERを離れて陸軍軍医として[[イラク]]に赴き、シーズン10を最後にレギュラー出演から外れる。シーズン11では重傷をおった少女を治療するために一時的にアメリカに帰国。ニーラと再会し、お互いの気持ちを確かめ合う。シーズン12で任期終了とともに帰国し、ニーラと電撃結婚。だが、負傷退役した同僚たちの姿を見ていたたまれなくなり再び戦地へ向かう。シーズン12でい、4月29日に乗っていたトラックが移動中に地雷を踏んで爆発し戦死(29歳)。ビデオレターでニーラに幸せになるようメッセージを遺していた。
: ガラント役のシャリフ・アトキンスがシーズン10で降板した理由は他ドラマへの出演のためだったが、そのドラマの視聴率が思わしくなく途中打ち切りとなり、急遽シーズン12に復帰となった。最終シーズン15第20話でニーラがカウンティを去る時の回想シーン(以前のシーズンの映像)に再登場。
 
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: 演:[[パーミンダ・ナーグラ]] ([[:en:Parminder Nagra|Parminder Nagra]])、吹替:[[甲斐田裕子]]
: 初登場時は医学生。インターンになった後は研修で多くの科をローテーションし、シーズン13から外科に所属。誕生日は1977年4月17日{{efn2|シーズン14第15話で31歳の誕生日を迎えた。}}。[[パンジャーブ州 (インド)|インドのパンジャーブ州]]出身のインド系イギリス人。生真面目な性格で、頭脳明晰・学業優秀だが、患者との接触は苦手で、指導医からたびたび苦言を呈されている。自分が医師に向いていないのではないかと悩み、一時医者を辞めてERのそばでウエイターやコンビニ店員をするがうまく行かず、人手不足のERにスカウトされるかたちで結局戻る。一時期[[#アビー・ロックハート|アビー]]の家に居候し、その後[[#レイ・バーネット|レイ]]とルームシェアを始める。戦地から帰還した[[#マイケル・ガラント|ガラント]]にプロポーズされ、その日に結婚するが、程なくガラントがイラクで戦死し、未亡人となった。レイの気持ちをかすかに感じつつも二人は同居を解消、シーズン13からは[[#トニー・ゲイツ|ゲイツ]]と付き合う。しかし彼とはすれ違い続きで、本当に心を通わせられる相手としてレイを認めた直後に、彼に両足切断の悲劇が襲う。シカゴを離れて帰郷する姿を見送るしかなかったが、その後もチャットや電話で頻繁に連絡を取り合っている。シーズン14では[[反戦運動]]の紛争に巻き込まれ重体に陥るも一命を取りとめた。退院後は再びアビーの家に一時居候する。[[#ルシアン・ドゥベンコ|ドゥベンコ]]と共に[[#ルカ・コバッチュ|コバッチュ]]とアビーの息子[[#ジョセフ・コバッチュ|ジョー]]が歩くのを最初に目撃した。最終シーズン15では外科医として順調にキャリアを積みつつも「女性として何かを失なって来たのでは」と思い悩む中で[[#サイモン・ブレナー|ブレナー]]と付き合い始めるが、価値観の違いにより破局。義足を得て再会したレイの元へ行く道を選び、シカゴを去る。そして彼が勤める職場で外科の准教授として勤務する事になった。21話と最終(22)話では受付のPC越しに[[#アーチボルド・モリス|モリス]]、[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]、ブレナーらと会話している。
: 真面目な性格とは裏腹に、ガラント、レイ、ゲイツ、ブレナーとの恋を成就させた{{efn2|未遂という意味では[[#グレゴリー・プラット|プラット]]、[[#ルシアン・ドゥベンコ|ドゥベンコ]]も。}}ドラマ登場人物内で屈指の恋多き女である。
; {{Visible anchor|サマンサ・タガート}} ([[:en:Samantha Taggart|Samantha Taggart]])(シーズン10 - 15)
: 演:[[リンダ・カーデリーニ]] ([[:en:Linda Cardellini|Linda Cardellini]])、吹替:[[安藤みどり]]
: ER看護師。シーズン14では看護師長となり、麻酔科の看護師の資格をとる勉強も始める。愛称は「サム」。家族からは「サミー」と呼ばれている模様。暴れる患者に自ら突っ込んで止めに入るなど見た目とは違い腕っぷしが強く、かなり[[豪胆]]な性格。15歳の頃に結婚妊娠・出産したが離婚し、小学生で[[糖尿病]]の[[#アレックス・タガート|愛息アレックス]]を女手一つで育てている。一時期は[[#ルカ・コバッチュ|コバッチュ]]と母子共々同居するなど親密な関係を築いたが、後に解消。突如現れた元恋人でアレックスの父親[[#スティーブ・カーティス|元夫のスティーブ]]が転がり込んでアレックスの世話を請け負い、復縁を迫られるが、父親に懐く息子を思いやりながらも拒否する。その後[[強盗]]を犯して収監され[[脱獄]]を画策したスティーブに息子もろとも人質にされ、ひそかにレイプもされるが、スティーブを射殺して自由を回復する。この一件はサムがホームケアナースをしていた資産家[[#リチャード・エリオット|リチャード・エリオット]]の協力を得て不可避の正当防衛とされたが、その顛末を見ていたアレックスとの関係は崩れていく。シーズン13では素行が悪くなっていくアレックスと心通わせあえないまま、問題児のための施設に一時的に預ける。シーズン14では今までのキャラを返上しブロンドだった髪もブラウンに変えた。またアレックスも恋人もいない寂しさからか二股交際をしていた時期もあった。第14話で[[#トニー・ゲイツ|ゲイツ]]と深い仲になり、意外にノリがいい関係が続く。初めのうちは周囲に内緒にしていたが、バレてしまいER公認の仲に。その後、ゲイツの家で同居を始める。しかしサムが夜勤中、アレックスと[[#サラ・ライリー|サラ]]に禁止していた外出をゲイツが許し、事故を起こしてアレックスが重傷を負う。それにより二人の仲は悪化し離別した。が、アレックスとゲイツの良い関係を介して次第に二人の関係も修復していく。シーズン15で長年疎遠になっていた[[#メアリー・タガート|母メアリー]]と[[#ケリー・タガート|妹ケリー]]と再会した。特にメアリーとはかなり険悪な状態だったが、ゲイツを介して和解している。最終(22)話で30歳の誕生日を迎え、アレックスとゲイツから廃車寸前を二人で修理した[[オープンカー]]をプレゼントされた。
 
=== シーズン11から ===
; {{Visible anchor|レイ・バーネット}} ([[:it:Ray Barnett|Ray Barnett]])(シーズン11 - 13、recurring シーズン15)
: 演:[[シェーン・ウェスト]] ([[:en:Shane West|Shane West]])、吹替:[[中谷一博]]
: ERレジデントとロック・ミュージシャン{{efn2|[[#ヘレエ・アダムス|ヘレエ]]のバックコーラスを決めるオーディションでは、ミュージシャンとは思えない程の酷い歌声を披露していた。}}の二足のわらじを履いていた。バンドではプレイボーイで多数の女性と関係を持ち、それと知らずに[[#ゾウイ・バトラー|14歳の少女]]に手を出したときは少女の父親から半殺しにされたことがある。バンドのメジャーデビューが決まり病院を辞めたが、その当日に[[#ブレット|バンド側]]から一方的に解雇され医学の道一本にしぼる。[[#グレゴリー・プラット|プラット]]を「先輩」と慕っている。ニーラとルームシェアするうちに彼女に好意を抱くようになり、[[#マイケル・ガラント|ガラント]]との死別後にニーラに言い寄る[[#トニー・ゲイツ|ゲイツ]]{{efn2|[[#トニー・ゲイツ|ゲイツ]]は以前から[[#ニーラ・ラスゴートラ|ニーラ]]に言い寄っていたが、[[#マイケル・ガラント|ガラント]]と死別したのを機により積極的になった。}}に良い感情を持たず対立していた。医学生の[[#ケイティ・アルバロ|ケイティ]]と付き合うもニーラへの思いを断ち切ることはできず、後に破局する。ニーラがゲイツとの別れを決意したそのタイミングに交通事故に遭い、両下腿切断を余儀なくされる。そしてERを辞めて郷里の[[ルイジアナ州]][[バトンルージュ]]へ帰郷した。一度自殺未遂を起こしたが立ち直り、義足をつけてラシャータリエメディカルセンターでPM&R({{仮リンク|物療内科とリハビリ|en|Physical medicine and rehabilitation}})のレジデントとして勤務。最終シーズン15ではリハビリ医療会議に出るために久しぶりにシカゴを訪れ、カウンティに顔を出す。ニーラとはシカゴを離れた後もチャットや電話で連絡を取り合い、彼女がカウンティを辞めて彼の元へ来たことで、長年の思いがようやく実った。
 
=== シーズン12から ===
; {{Visible anchor|アーチボルド・モリス}} ([[:en:Archie Morris|Archibald Morris]])(シーズン12 - 15、recurring シーズン10・11)
: 演:[[スコット・グライムス]] ([[:en:Scott Grimes|Scott Grimes]])、吹替:[[渡辺穣 (俳優)|渡辺穣]]
: 通称は「アーチー」。シーズン10でERレジデントとして初登場後、準レギュラーとして登場し続け、シーズン12からメインキャスト。シーズン11でERチーフレジデントに、シーズン13からはスタッフドクターとなる。過去に精子バンクに登録しており遺伝子上の子供が4人([[#ハナ|ハナ]]、[[#マイケル|マイケル]]、[[#メリア・サイモン|メリア]]、[[#マックス|マックス]])いる。過剰乳頭により乳首が4つある特異体質でもある。初登場時にはトイレにこもって携帯電話から親に指示を仰ぐなど「ERきっての無能な人材」として描かれた。[[#ロバート・ロマノ|ロマノ]]が事故死した際は、直前にロマノに[[マリファナ]]を吸引している所を見咎められ「(処分するので)受付カウンターから動くな」と言いつけられ、その後発生したヘリ墜落事故の緊急時にも何一つ手伝わず、言いつけを守った。それ以降も無能ながらもインターンや医学生、コ・メディカルスタッフ相手に威張り散らし現場を混乱させ、揚げ句の果てには入院希望の患者を独断で断ったことによる恨みからERに戦車で突入されそうになるなど、その小物ぶりはずば抜けていた。しかし、かつて医学の道を志すのは金の無駄と断じられた医師の父親を見返すために不断の努力を続ける。血の繋がった賢い子供たちとの出会いで父親としての自覚も芽生え、シーズン12では医師としての実力で[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]から賞賛を受けるまでになる。また、[[#キャサリン・バンフィールド|バンフィールド]]からは息子[[#ダリル・バンフィールド|ダリル]]がカウンティのERで死んだ事、[[#サイモン・ブレナー|ブレナー]]からは幼い頃に性的虐待を受けた事を打ち明けられるなど、ERきっての人格者に成長していく。高給に惹かれて製薬会社に転職したこともあるが、自分が本当にやりたい仕事を悟りすぐにERにスタッフドクターとして復帰した。[[#グレゴリー・プラット|プラット]]とは後に親友になっていく。彼が死亡した時は、仕事に支障をきたすほど深い悲しみに暮れた。シーズン15ではERに出入りしていた警察官の[[#クローディア・ディアス|クローディア・ディアス]]と付き合い始め、21話で彼女にプレプロポーズする。
: 演じているスコット・グライムスが歌手活動をしているためか、作中で歌声を披露することがある。クリスマスには[[#ヘレエ・アダムス|ヘレエ]]の厳しいオーディションを勝ち抜き、バックコーラスをつとめた。また、院内のアイスホッケーの試合がある際には、わざわざ科交換プログラムを用いて外科に転籍し、外科の選手として華麗な滑りとスティック捌きを見せるなど、意外な一面を持っている。
: シーズン11最終(22)話で[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]がERを去る間際、たまたま外にいたモリスに向かって「君が中心になれ」と声をかける。これはカーターが師である[[#マーク・グリーン|グリーン]]から掛けられた言葉でもあった{{efn2|[[#マーク・グリーン|グリーン]]自身もシーズン1第1話の原語版でER部長の[[#デビッド・モーゲンスタン|モーゲンスタン]]から同じ言葉を掛けられている。}}。この時点では当のカーターすら冗談として言ったらしく、台詞を言った後に「なんでもない」と笑っていたが、最終シーズン15最終(22)話では、多数運ばれてきた救急患者を相手に、モリスがカーターをはじめ他のドクターに次々と指示していく場面が描かれており、そのシーンで物語の幕が閉じる{{efn2|物語冒頭も、シーズン1第1話の[[#マーク・グリーン|グリーン]]と同様、[[#アーチボルド・モリス|モリス]]が仮眠室で寝ているところを[[#リディア・ライト|看護師のリディア]]に起こされる。}}。
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; {{Visible anchor|トニー・ゲイツ}} ([[:en:Tony Gates|Tony Gates]])(シーズン13 - 15、recurring シーズン12)
: 演:[[ジョン・ステイモス]] ([[:en:John Stamos|John Stamos]])、吹替:[[東地宏樹]]
: 元[[第101空挺師団 (アメリカ軍)|第101空挺師団]]隊員で[[砂漠の嵐作戦]]に参加した経験がある。シーズン12で[[#ニーラ・ラスゴートラ|ニーラ]]の救急車研修で救急隊員として初登場。シーズン13からレギュラーに昇格し、インターンとしてカウンティ病院に来る。知識は豊富で手技にも優れるが、自らを恃むところが大きく、指導医の指示なしに勝手な治療行為を行って[[#グレゴリー・プラット|プラット]]や[[#アーチボルド・モリス|モリス]]、[[#ルカ・コバッチュ|コバッチュ]]と対立することもあった。特にプラットにはカルテの記入を怠らないよう強く言われていたにも関わらずそれをすっぽかすなど反抗的な態度を取っており、勤務途中で帰宅させられることもあった。また、協調性の悪さを指摘された際にはコバッチュや[[#ケビン・モレッティ|モレッティ]]などのER部長にも異を唱えることがあり、その性格を危険視されていた。一時は、そういった性格を矯正しようとモレッティの指示でICUへ一時転属される。そこで出会った難病ファチオ・ロンド症の少年との交流で性格は多少軟化し、ICUでの信頼を勝ち取ってERに復帰する。
: 実はカルテ作成しないのは[[失読症]]で文字の記入がうまくできないためであり、誤字だらけのカルテをインターンに指摘されることもあったが、持ち前の機転から口頭録音によるカルテ作成を行い、失読症を隠し通す。ゲイツの失読症を知っているのは、知識豊富にも関わらず記述試験の結果が思わしくないことを不審に思ったニーラのみである。
: ニーラを「メイデイ{{efn2|由来は「[[007 美しき獲物たち]]」に登場するゲイツが好きな[[ボンドガール]]の名前。}}」と呼び、彼女が[[#マイケル・ガラント|ガラント]]と交際している時から交際を申し込み続けていた。その後親密な関係を結ぶが、一方で死後の面倒を見ると誓った湾岸戦争時の[[#メグ・ライリー|戦友の未亡人メグ]]と[[#サラ・ライリー|その娘サラ]]と同居しており、それがニーラを混乱させたこともあった。特にメグはゲイツと惰性で体を重ねている間にそれ以上を求めるようになり、自分と結婚するように迫るが、ニーラと付き合っているゲイツはそれを断る。そのことが発端となってメグが薬物の過剰摂取により中毒死するが、死の際にメグから「サラがゲイツの実の娘である」と告げられ、大きく動揺する。しかし、サラと話し合って決めた[[親子鑑定|実父確定検査]]の結果、2人は親子ではなかった。サラのことを考え、一時はメグの両親に彼女を預けたが、実の親子関係以上の絆を再認識しサラと一緒に暮らしていくことを決める。ニーラにはフラれ、シーズン14で付き合い始めた訪問牧師の[[#ジュリア・デュプリー|ジュリア]]と破局後、[[#サマンサ・タガート|看護師のサム]]と付き合い、[[#アレックス・タガート|彼女の息子アレックス]]とも打ち解ける。しかし、サムが反対した外出をこっそり許可した上、その帰りにアレックスが事故を起こして重傷をおってしまい、破局する。その後、酔った勢いで自分に思いを寄せるインターンの[[#ダリア・ウェイド|ダリア]]と関係を持ってしまう。それでサムへの思いを再確認し復縁を申し込むが、ダリアとの関係を知った彼女に断られる。しかし、[[#メアリー・タガート|彼女の母親メアリー]]やアレックスを介して徐々に修復していく。最終シーズン15最終(22)話ではアレックスと二人で廃車寸前のスポーツカーをいちから修理してサムの誕生日にプレゼントした。
 
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; {{Visible anchor|キャサリン・バンフィールド}} ([[:en:Catherine Banfield|Catherine Banfield]])(シーズン15)
: 演:[[アンジェラ・バセット]] ([[:en:Angela Bassett|Angela Bassett]])、吹替:[[萩尾みどり]]
: 通称「ケイト」。[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]の後、[[#ロバート・ロマノ|ロマノ]]、[[#スーザン・ルイス|スーザン]]、[[#ルカ・コバッチュ|コバッチュ]]、[[#ケビン・モレッティ|モレッティ]]と長続きしないER部長の後任としてシーズン15よりカウンティ病院に赴任。筋トレとテコンドーが日課で、銃{{efn2|name="keikou marker"|実際は蛍光マーカーだった。}}を突き付けてきた[[#マイキー|強盗]]を返り討ちにするほどの実力。スタッフ達に厳しく接するが、患者に対しては優しく寄り添う。かつて一人息子[[#ダリル・バンフィールド|ダリル]]を白血病の急性症状により、[[#マーク・グリーン|グリーン]]の努力も虚しくカウンティのERにて亡くしている。以来虚脱した心を癒そうとタイやマレーシアで[[スマトラ島沖地震_(2004年)|スマトラ沖地震]]の医療活動に従事などした後に帰国。スタッフ達との交流や勤務の中で徐々に自分を取り戻し、[[#ラッセル・バンフィールド|夫ラッセル]]{{efn2|name="Banfield"|バンフィールド夫妻を演じる[[コートニー・B・ヴァンス]]と[[アンジェラ・バセット]]は実生活でも夫婦である。}}との関係を見直し不妊治療に臨むが上手く行かず、その後「死にそうな赤ん坊を見つけた」とERに連れてこられた赤ん坊(男)を養子にした{{efn2|name="Open adoption"|ERに赤ん坊を連れてきた少女自身が実母で、最終的に少女も同意の上、オープン・アドプション([[:en:Open adoption]]、実母も成育に参加する)を利用し養子にした。}}。
 
== 放送中止 ==
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* [[AFN]] (日本・新作?)
 
* [[Dlife (BSデジタル放送)|Dlife]] (日本・再放送)
** '''シーズン {{0}}1''' 2016年{{0}}7月{{0}}5日 - 2016年{{0}}8月{{0}}8日
** '''シーズン {{0}}2''' 2016年{{0}}8月{{0}}9日 - 2016年{{0}}9月{{0}}7日
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== DVD ==
全て[[ワーナー・ホーム・ビデオ]]より発売。未ブルーレイ化。Amazonプライムの(初期エピソードのリマスター版含む)HD版配信は字幕版のみで、吹替版のHD視聴が可能な配信サービスは[[Hulu]]のみとみられる<ref>{{Citation|title=ER緊急救命室 {{!}} Hulu(フールー)|url=https://www.hulu.jp/er|language=ja|access-date=2024-07-15}}</ref>。
全て[[ワーナー・ホーム・ビデオ]]より発売。
; シーズン1
:* 1999年{{0}}9月10日 ER 緊急救命室 I コレクターズセット(6枚組)
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== 外部リンク ==
* {{IMDb title |0108757|ER}}
* [httphttps://www.superdramatv.com/line/er/ ER 緊急救命室] - スーパー!ドラマTV
* [http://www2.warnerbros.com/ertv/home.html ワーナー・ブラザース ER 公式サイト] {{en icon}}{{リンク切れ|date=2020年9月}}
* [http://www.nbc.com/ER/ NBC ER 公式サイト] {{en icon}}{{リンク切れ|date=2020年9月}}
<!--* [http://www.whv.jp/title/er/ (日本)ワーナー・ホーム・ビデオ ER 公式サイト] 現在、サイトがなくなっているようですので。また、Puroresuringunoaさまへ。これとこの直上の項目を編集する前にご自身の会話ページに私が記述したメッセージに目を通してくださいますよう宜しくお願いいたします。-->
* [http://www.superdramatv.com/line/er/ ER 緊急救命室] - スーパー!ドラマTV
* [https://www.wowow.co.jp/detail/109771 ER 緊急救急室] - WOWOWオンライン
* {{Facebook|warnertvseries|ワーナー海外TVドラマシリーズ}}
* {{NHK放送史|D0009010438_00000|ER緊急救急室}}
*[https://www2.nhk.or.jp/archives/search/special/detail/?d=drama018 番組エピソード ER緊急救命室-NHKアーカイブス]
* [https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60binarticles/detail/index.cgi?das_idid=D0009010438_00000 C0010354 番組エピソード ER究明救救命 NHK名作選(動画・静止画)- NHKアーカイブス]
<div class="NavFrame" style="border:0;">
<div class="NavHead">[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
* [https://web.archive.org/web/20080420173222/http://www.whv.jp/title/er/ ER緊急救命室] - ワーナー・ブラザース
* [https://web.archive.org/web/20021215144252/http://www.nhk.or.jp/kaigai/er/ シーズン1]、[https://web.archive.org/web/20020819161551/http://www.nhk.or.jp/kaigai/er2/ シーズン2]、[https://web.archive.org/web/20030625014205/http://www3.nhk.or.jp/kaigai/er3/ シーズン3]、[https://web.archive.org/web/20041205160631/http://www3.nhk.or.jp/kaigai/er4/ シーズン4]、[https://web.archive.org/web/20051016054820/http://www3.nhk.or.jp/kaigai/er5/ シーズン5]、[https://web.archive.org/web/20021003050144/http://www.nhk.or.jp/kaigai/er7/ シーズン7]、[https://web.archive.org/web/20030801083523/http://www3.nhk.or.jp/kaigai/er8/ シーズン8]、[https://web.archive.org/web/20041108034356/http://www3.nhk.or.jp/kaigai/er9/ シーズン9]、[https://web.archive.org/web/20051229100509/http://www3.nhk.or.jp/kaigai/er10/ シーズン10]、[https://web.archive.org/web/20070208103126/http://www.nhk.or.jp/kaigai/er11/ シーズン11]、[https://web.archive.org/web/20080724015701/http://www3.nhk.or.jp/kaigai/er12/ シーズン12]、[https://web.archive.org/web/20100314052157/http://www9.nhk.or.jp/kaigai/er13/ シーズン13]、[https://web.archive.org/web/20100425202037/http://www3.nhk.or.jp/kaigai/er14/ シーズン14] - NHK
</div></div>
 
{{プライムタイム・エミー賞ドラマ・シリーズ作品賞}}
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{{DEFAULTSORT:いいああるきんきゆうきゆうめいしつ}}
[[Category:1994年のテレビドラマ]]
[[Category:アメリカ合衆国のテレビドラマ]]
[[Category:医療ドラマ]]
[[Category:シカゴを舞台としたテレビドラマ]]
[[Category:NBCのテレビドラマ]]
[[Category:マイケル・クライトン原作のテレビドラマ]]
[[Category:アメリカ合衆国の医師を主人公としたテレビドラマ]]