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~2025-63075-7 (会話 | 投稿記録) →シーズン1から: ドラマシリーズ『ザ・ピット』がエミー賞受賞。同作へのノア・ワイリーと『ER』の脚本家たちの関与について。 |
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{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = ER緊急救命室
| 画像 =
| 画像説明 =
| ジャンル = [[海外ドラマ]]
| 放送国 = {{USA}}
| 放送局 = [[NBC]]
| 監督 =
| 原作 =
| 脚本 =
| 出演者 = [[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]]<br />[[ジョージ・クルーニー]]<br />[[エリク・ラ・サル]]<br />[[シェリー・ストリングフィールド]]<br />[[ノア・ワイリー]]<br />[[ジュリアナ・マルグリーズ|ジュリアナ・マルグリース]]<br />[[グロリア・ルーベン]]<br />[[ローラ・イネス]]<br />[[グレン・ヘドリー]]<br>[[マリア・ベロ]]<br />[[アレックス・キングストン]]<br />[[ケリー・マーティン]]<br />[[ポール・マクレーン]]<br />[[ゴラン・ヴィシュニック]]<br />[[モーラ・ティアニー]]<br />[[マイケル・ミシェル]]<br />[[エリク・パラディーノ]]<br />[[ミン・ナ]]<br />[[シャリフ・アトキンス]]<br />[[メキ・ファイファー]]<br />[[パーミンダ・ナーグラ]]<br />[[リンダ・カーデリーニ]]<br />[[シェーン・ウェスト]]<br />[[スコット・グライムス]]<br />[[ジョン・ステイモス]]<br />[[デビッド・ライオンズ]]<br />[[アンジェラ・バセット]]
| 音声 =
| 字幕 =
| データ放送 =
| 番組名1 = シーズン1
| 放送時間1 =
| 放送分1 = 45
| 放送枠1 =
| 放送期間1 = 1994年9月19日 - 1995年5月18日
| 放送回数1 = 25
| プロデューサー1 =
| 出演者1 =
| OPテーマ1 =
| EDテーマ1 =
| 外部リンク1 =
| 外部リンク名1 = スーパー!ドラマTV
| 番組名2 = シーズン2
| 放送時間2 =
| 放送分2 = 45
| 放送枠2 =
| 放送期間2 = 1995年9月21日 - 1996年5月16日
| 放送回数2 = 22
| プロデューサー2 =
| 出演者2 =
| OPテーマ2 =
| EDテーマ2 =
| 外部リンク2 =
| 外部リンク名2 = スーパー!ドラマTV
| 番組名3 = シーズン3
| 放送時間3 =
| 放送分3 = 45
| 放送枠3 =
| 放送期間3 = 1996年9月26日 - 1997年5月15日
| 放送回数3 = 22
| プロデューサー3 =
| 出演者3 =
| OPテーマ3 =
| EDテーマ3 =
| 外部リンク3 =
| 外部リンク名3 = スーパー!ドラマTV
| 番組名4 = シーズン4
| 放送時間4 =
| 放送分4 = 45
| 放送枠4 =
| 放送期間4 = 1997年9月25日 - 1998年5月14日
| 放送回数4 = 22
| プロデューサー4 =
| 出演者4 =
| OPテーマ4 =
| EDテーマ4 =
| 外部リンク4 =
| 外部リンク名4 = スーパー!ドラマTV
| 番組名5 = シーズン5
| 放送時間5 =
| 放送分5 = 45
| 放送枠5 =
| 放送期間5 = 1998年9月24日 - 1999年5月20日
| 放送回数5 = 22
| プロデューサー5 =
| 出演者5 =
| OPテーマ5 =
| EDテーマ5 =
| 外部リンク5 =
| 外部リンク名5 = スーパー!ドラマTV
| 番組名6 = シーズン6
| 放送時間6 =
| 放送分6 = 45
| 放送枠6 =
| 放送期間6 = 1999年9月30日 - 2000年5月18日
| 放送回数6 = 22
| プロデューサー6 =
| 出演者6 =
| OPテーマ6 =
| EDテーマ6 =
| 外部リンク6 =
| 外部リンク名6 = スーパー!ドラマTV
| 番組名7 = シーズン7
| 放送時間7 =
| 放送分7 = 45
| 放送枠7 =
| 放送期間7 = 2000年10月12日 - 2001年5月17日
| 放送回数7 = 22
| プロデューサー7 =
| 出演者7 =
| OPテーマ7 =
| EDテーマ7 =
| 外部リンク7 =
| 外部リンク名7 = スーパー!ドラマTV
| 番組名8 = シーズン8
| 放送時間8 =
| 放送分8 = 45
| 放送枠8 =
| 放送期間8 = 2001年9月27日 - 2002年5月16日
| 放送回数8 = 22
| プロデューサー8 =
| 出演者8 =
| OPテーマ8 =
| EDテーマ8 =
| 外部リンク8 =
| 外部リンク名8 = スーパー!ドラマTV
| 番組名9 = シーズン9
| 放送時間9 =
| 放送分9 = 45
| 放送枠9 =
| 放送期間9 = 2002年9月29日 - 2003年5月15日
| 放送回数9 = 22
| プロデューサー9 =
| 出演者9 =
| OPテーマ9 =
| EDテーマ9 =
| 外部リンク9 =
| 外部リンク名9 = スーパー!ドラマTV
| 番組名10 = シーズン10
| 放送時間10 =
| 放送分10 = 45
| 放送枠10 =
| 放送期間10 = 2003年9月25日 - 2004年5月13日
| 放送回数10 = 22
| プロデューサー10 =
| 出演者10 =
| OPテーマ10 =
| EDテーマ10 =
| 外部リンク10 =
| 外部リンク名10 = スーパー!ドラマTV
| 番組名11 = シーズン11
| 放送時間11 =
| 放送分11 = 45
| 放送枠11 =
| 放送期間11 = 2004年9月23日 - 2005年5月19日
| 放送回数11 = 22
| プロデューサー11 =
| 出演者11 =
| OPテーマ11 =
| EDテーマ11 =
| 外部リンク11 =
| 外部リンク名11 = スーパー!ドラマTV
| 番組名12 = シーズン12
| 放送時間12 =
| 放送分12 = 45
| 放送枠12 =
| 放送期間12 = 2005年9月22日 - 2006年5月18日
| 放送回数12 = 22
| プロデューサー12 =
| 出演者12 =
| OPテーマ12 =
| EDテーマ12 =
| 外部リンク12 =
| 外部リンク名12 = スーパー!ドラマTV
| 番組名13 = シーズン13
| 放送時間13 =
| 放送分13 = 45
| 放送枠13 =
| 放送期間13 = 2006年9月21日 - 2007年5月17日
| 放送回数13 = 23
| プロデューサー13 =
| 出演者13 =
| OPテーマ13 =
| EDテーマ13 =
| 外部リンク13 =
| 外部リンク名13 = スーパー!ドラマTV
| 番組名14 = シーズン14
| 放送時間14 =
| 放送分14 = 45
| 放送枠14 =
| 放送期間14 = 2007年9月27日 - 2008年5月15日
| 放送回数14 = 19
| プロデューサー14 =
| 出演者14 =
| OPテーマ14 =
| EDテーマ14 =
| 外部リンク14 =
| 外部リンク名14 =
| 番組名15 = シーズン15
| 放送時間15 =
| 放送分15 = 45
| 放送枠15 =
| 放送期間15 = 2008年9月25日 - 2009年4月2日
| 放送回数15 = 22
| プロデューサー15 =
| 出演者15 =
| OPテーマ15 =
| EDテーマ15 =
| 外部リンク15 =
| 外部リンク名15 =
| 特記事項 = 製作総指揮:[[マイケル・クライトン]]<br />全放送回数:331回
}}
『'''ER緊急救命室'''』(イーアール きんきゅうきゅうめいしつ、原題:''ER'')は、[[アメリカ合衆国]]の[[NBC]]で放送された[[テレビドラマ]]シリーズ。[[1994年]][[9月9日]]から[[2009年]][[4月2日]]にかけて全15シーズン・計331エピソードが放送された。日本では[[日本放送協会|NHK]]で[[1996年]][[4月1日]]から[[2011年]][[3月10日]]にかけて[[NHK衛星第2テレビジョン|BS2]]で放送された。日本では[[LaLa TV]]、[[スーパー!ドラマTV]]、[[WOWOW|WOWOWプライム]]、[[Dlife (BSデジタル放送)|Dlife]]にて再放送されている。
[[マイケル・クライトン]]が医学生だった頃のエピソードを綴った作品『五人のカルテ』([[ハヤカワ文庫]])が原作。[[シカゴ]]にある[[クック郡病院]](テレビドラマではカウンティ総合病院)の[[救急救命室]](Emergency Room、略称:ER) で働く[[医師]]や[[看護師]]たちの日常をリアルに描いた[[ドラマ]]である。ドラマは、ジョン・カーター(若き日のクライトンがモデルといわれているが、本人は否定している)の病院実習(ER実習)の第1日目の出来事から始まる。
213行目:
* 原作 - [[マイケル・クライトン]](五人のカルテ)
* プロデューサー(主な) - {{仮リンク|ニール・ベア|en|Neal Baer}}、{{仮リンク|キャロル・フリント|en|Carol Flint}}、[[ディー・ジョンソン]]、{{仮リンク|ジョー・サックス|en|Joe Sachs}}
* 演出(主な) - [[ミミ・レダー]]、
: ※ロマノ役の[[ポール・マクレーン]]、ウィーバー役の[[ローラ・イネス]]、グリーン役の[[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]]、ベントン役の[[エリク・ラ・サル]]が演出した回もある。
* 脚本(主な) - {{仮リンク|リディア・ウッドワード|en|Lydia Woodward
* 製作会社
** コンスタント・C・プロダクションズ (Constant c Productions)
221行目:
** [[ワーナー・ブラザース・テレビジョン]] (Warner Bros. Television)
『五人のカルテ』を映画化するために、原作者クライトン並びに友人の[[スティーヴン・スピルバーグ]]が、この作品について打ち合わせをしていた時、クライトンは
決して広くはない診療室で撮影しなくてはならず、[[ステディカム]]が威力を発揮している。第1話の撮影は廃院となった病院をスタジオ代わりに撮影しており、それ以降はスタジオにセットを再現して撮影した。
227行目:
シリーズ展開では、プロデューサーとして『[[ザ・ホワイトハウス]]』と同じジョン・ウェルズが参加していることもあって、アフリカのコンゴにおける貧困や紛争などをリアルに描いたり、アメリカにおける麻薬や銃問題などが提起してあったりなど視聴者に問いかける一面もある。緊迫した場面の合間にコミカルなエピソードを挿むのも『ザ・ホワイトハウス』と共通している。
出演俳優が次々と降板していく事で有名だった。[[ジョージ・クルーニー]]は「ハリウッドでの映画撮影の仕事へ専念したい」という理由で降板し、[[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]]は「家族との時間を大切にしたい」という理由で降板しており、[[ノア・ワイリー]]以外の全てのシーズン1での主要メンバーが、シーズン8までにドラマを離脱した。ノア・ワイリーも「家族との時間を大切にしたい」とシーズン11に降板した(その後ゲストとして4回ほど出演している)。シーズン2より出演している[[ローラ・イネス]]は2007年1月11日のエピソード(シーズン13第13話)をもって降板したが、「降板はサプライズにしておきたかった」との意向で、直前までアナウンスされなかった。その後も引き続き演出等でERには係わっている。また、[[シェリー・ストリングフィールド]]などのように途中のシーズンで戻って来るメンバーもいる。だが、そのストリングフィールドもシーズン12で降板した。最終シーズン15では、過去の出演者の回想やその後を描くエピソードとしてジョージ・クルーニーらこれまで降板した出演者が集結した。
シーズン1では、[[クエンティン・タランティーノ]]が1本だけ演出をしており、この際に小児科医ダグラス・ロス役のジョージ・クルーニーを見いだし、後に彼は、タランティーノが製作・脚本を担当し、親友の[[ロバート・ロドリゲス]]が監督した『[[フロム・ダスク・ティル・ドーン]]』に主演として出演する。このことがきっかけで、ジョージ・クルーニーは、映画スターとして認識されるようになる。ちなみにクエンティン・タランティーノが演出するきっかけとなったのはERの1話をビデオに録画し忘れて、テレビ局に「一話分を監督してくれたらそのビデオをあげてもいい」と言われたからとのことである。
=== 日本語版 ===
237 ⟶ 235行目:
* 医学監修 - 渡部幹夫
* 演出 - [[佐藤敏夫 (音響監督)|佐藤敏夫]]
* 日本語版制作 - [[東北新社]]
また[[ジョージ・クルーニー]]の吹き替えを担当した[[小山力也]]によると、日本語吹替はテレビ放送やソフト収録に使用されたものの他、[[パイロット版]]が存在するという。現在の声優陣よりも上の世代の声優・俳優が吹き替えを務めたといい、この版から現在のバージョンに続投したのは[[大塚明夫]]([[エリク・ラ・サル]]の吹き替え)のみであった<ref name="フォックス">{{Cite web|url=https://video.foxjapan.com/library/fukikae/interview/interview45/|title=『ターミネーター』【小山力也】 インタビュー #45 |website=[[吹替の帝王]] -日本語吹替版専門映画サイト-|publisher=20世紀フォックス ホーム エンターテイメント|accessdate=2023-01-04|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200809175507/https://video.foxjapan.com/library/fukikae/interview/interview45/|archivedate=2020-01-09}}</ref>。
== 評価 ==
初期シーズンの90年代後半にはアメリカの木曜のプライムタイムにおいて、ほぼ毎週[[視聴率]]トップを独占し、'''NBCの黄金時代'''を築く一角となり、日本にもこの人気が上陸。[[日本放送協会
だが、初期の主演俳優を失い、ノア・ワイリーが抜けた後のシーズン12以降は視聴率が大きく低下、2009年のシーズン15で終了となった。なお、2009年4月2日の最終話では視聴者数が1620万人となり、最終話の視聴者数としては最高潮を迎えることになり「[[ジェシカおばさんの事件簿]]」以来となった。
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| style="text-align:center" | 10.30<ref name=abc09/>
|}
米国では、初回シーズン放映時にERは各エピソードで1900万人の視聴者を獲得し、その年で
最も高視聴率であったエピソードは、シーズン2第7話の「地獄からの救出 - Hell and High Water」の45%であり、4800万人が視聴していた。これは1985年のドラマ「[[ダラス (テレビドラマ)|ダラス]]」の46%に次ぐ値である<ref>{{cite news|url=http://www.tv.com/shows/er/hell-and-high-water-25591 | work=TV.com | title=ER - Season 2, Episode 7: Hell and High Water}}</ref>。
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{{See|ER緊急救命室のエピソード一覧}}
日本で
翻訳の質、出演声優の演技力などの点で数ある海外ドラマの日本語版の中でも特にクオリティの高い作品として評価されている。
2011年10月からは[[WOWOW|WOWOWプライム]]で第1シーズンから再放送されている。フルHD解像度でシーズン14~15を放送したのは同局が日本初(NHKの最終2シーズン放送はSD解像度のBS2のみ)。スーパー! ドラマTVとDlifeがNHKの「予告編」とオープニング/エンディング映像、日本語版クレジットを流用し、スーパー! ドラマTVは本国版のクレジットも放送。WOWOWの放送は本編のみである。
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=== シーズン1から ===
[[File:AnthonyEdwards.jpg|thumb|right|マーク・グリーン役の[[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]]]]
; {{Visible anchor|マーク・グリーン}} ([[:en:Mark Greene|Mark Greene]])(シーズン1 - 8・15)
: 演:[[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]] ([[:en:Anthony Edwards|Anthony Edwards]])、吹替:[[井上倫宏]]
: ERチーフレジデント→ERスタッフドクター。虹彩の色は茶色
; {{Visible anchor|ダグラス・ロス}} ([[:en:Doug Ross|Douglas Ross]])(シーズン1 - 5・15、recurring シーズン6)
: 演:[[ジョージ・クルーニー]] ([[:en:George Clooney|George Clooney]])、吹替:[[小山力也]]
: 愛称は「ダグ」で、幼少期は「ダギー」。子どもの頃、ルイという名の犬を飼っていた。[[バスケットボール]]が得意。[[#マーク・グリーン|グリーン]]より3歳上。[[#キャロル・ハサウェイ|看護師のキャロル]]によれば、12歳の時から22年(シーズン2時点)に渡って[[#レイ・ロス|父親レイ]]と口を利いていなかったという。名前も知らず、会ったこともない息子がいる
; {{Visible anchor|スーザン・ルイス}} ([[:en:Susan Lewis|Susan Lewis]])(シーズン1 - 3・8 - 12・15)
: 演:[[シェリー・ストリングフィールド]] ([[:en:Sherry Stringfield|Sherry Stringfield]])、吹替:[[山像かおり]]
: 左利き。飛行機嫌い
; {{Visible anchor|ジョン・トルーマン・カーター}} ([[:en:John Carter (ER)|John Truman Carter]])(シーズン1 - 11・15、recurring シーズン12)
: 演:[[ノア・ワイリー]] ([[:en:Noah Wyle|Noah Wyle]])、吹替:[[平田広明]]
: 1970年6月4日生まれの双子座。血液型はOマイナス。大財閥の創業者の孫。[[#ジョン・“ジャック”・カーター・ジュニア|父親ロウランド・カーター]]{{efn2|シーズン8からは名前がジョン・ジャック・カーターに変更されている。}}はシカゴ・マガジンの「資産家リスト」の中で、ランキング27位(純資産1億7千8百万ドル)と報じられる。カウンティ総合病院のデイヴィス心臓病棟の増築に多額の寄付をしたハワード・デイヴィスの息子グレッグとは高校時代の同級生
: 演じたノア・ワイリーは2025年、本作のメインライターだったジョン・ウェルズ、スコット・ゲミル、ジョー・サックスと共にERを舞台にしたドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ緊急医療室』を企画し、自身が主演、製作総指揮、脚本と演出を兼任した。2025年1月10日から[[HBO Max]]が10ヵ国以上で配信開始し(日本ではUNEXT、Apple TVなどで視聴可能)好評を得て、『ER』同様プライムタイム・エミー賞の複数部門で受賞を果たした。
; {{Visible anchor|キャロル・ハサウェイ}} ([[:en:Carol Hathaway|Carol Hathaway]])(シーズン1 - 6・15){{efn2|元々はシーズン1第1話のみの出演予定だったが放送後の反響が大きく、レギュラーとなった。}}
: 演:[[ジュリアナ・マルグリーズ|ジュリアナ・マルグリース]] ([[:en:Julianna Margulies|Julianna Margulies]])、吹替:[[野沢由香里]]
: 公認看護師。理学修士。看護師長。28歳(シーズン3)。左利き{{efn2|ただし、ソフトボールでは右投げ。}}
; {{Visible anchor|ピーター・ベントン}} ([[:en:Peter Benton|Peter Benton]])(シーズン1 - 8・15)
: 演:[[エリク・ラ・サル]] ([[:en:Eriq La Salle|Eriq La Salle]])、吹替:[[大塚明夫]]
: 外科医。優れた技術と強い上昇志向を持っている。血液型はRh−
: また、エリク・ラ・サルは最終シーズン15第7話冒頭で、死亡したマイケル・クライトンに対する追悼のコメントを番組を代表して読み上げるために出演した。
393 ⟶ 392行目:
; {{Visible anchor|ジェニー・ブレ}} ([[:en:Jeanie Boulet|Jeanie Boulet]])(シーズン2 - 6、recurring シーズン1・14)
: 演:[[グロリア・ルーベン]] ([[:en:Gloria Reuben|Gloria Reuben]])、吹替:[[竹村叔子]]
: シーズン1半ばから準レギュラーとして登場し、シーズン2途中からレギュラーに。[[閉所恐怖症]]。[[理学療法士]]、動物病院でのアルバイトなど、昼間働きながら夜学に通っていたため、通常2年間とされるトレーニングを4年間かけて修了し、さらに2年間のインターンを経て、念願のドクター・アシスタントとなる。その後、月間最優秀職員に選出される。登場時から[[#アル・ブレ|夫アル・ブレ]]がいるが一時は[[#ピーター・ベントン|ベントン]]と不倫関係となった。後に不実な夫と離婚するが、アルを介して[[HIV]]に感染していたことが判明{{efn2|不倫相手だった[[#ピーター・ベントン|ベントン]]はネガティブだった。}}。一時は感染を隠して勤務するものの、初診に訪れたアルをたまたま診察した[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]に感づかれる。その後、再診に訪れたアルをたまたま診察することになった[[#マーク・グリーン|グリーン]]はアルの名字がブレと知り「ジェニーの近親者か?」と[[#ヘレエ・アダムス|看護師のヘレエ]]に尋ねたシーンもあった
=== シーズン3から ===
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; アンナ・デル・アミコ ([[:en:Anna Del Amico|Anna Del Amico]])(シーズン4、recurring シーズン3)
: 演:[[マリア・ベロ]] ([[:en:Maria Bello|Maria Bello]])、吹替:[[田中敦子 (声優)|田中敦子]]
: 初登場はシーズン3。[[フィラデルフィア]]の小児科レジデントで緊急医療のインターン研修のためにカウンティへ。8人兄弟の長女で、あとは全員弟。かなり男勝りな性格で大きな[[ゴキブリ]]もスリッパで叩いて駆除し
: 最終回直前のER 特別番組のレトロスペクティブでは、最終シーズン15に登場しなかった歴代のレギュラーで唯一出演していた。吹き替えも同じ田中敦子。
; {{Visible anchor|エリザベス・コーデイ}} ([[:en:Elizabeth Corday|Elizabeth Corday]])(シーズン4 - 11・15)
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: 演:[[ケリー・マーティン]] ([[:en:Kellie Martin|Kellie Martin]])、吹替:[[山本雅子]]
: 医学部3年生として登場、[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]に師事。知識ではなく小型のパソコンを使用し答えをすぐ調べることを注意される。点滴が苦手。シーズン5後半では精神科とERの実習を平行して行う。
: [[注意欠陥・多動性障害|注意欠陥障害]]で5年生の頃から主治医の処方により「[[メチルフェニデート|リタリン]]{{efn2|[[注意欠陥・多動性障害#
: カーターとは度々衝突していた{{efn2|「[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]先生のコピーになることを望まれている」と不満を爆発させたこともあった。}}が、彼をドクターとして尊敬していたことが[[#バーバラ・ナイト|ルーシーの母親]]によって語られる。また、カーターと親密になりかけるも寸前で彼が思いとどまり、未遂に終わった。
: 偏屈な[[#ロバート・ロマノ|ロマノ]]をも動かし認めさせるほどの熱意と誠意で、ERのスタッフ皆から愛されていたが、シーズン6半ばで精神科で適切な処置を受けるべきところをERに長く留められて混乱し危険な状態に陥った精神分裂症{{efn2|name="Schizophrenia"|現在は[[統合失調症]]に改称。}}の患者[[#ポール・ソブリキ|ポール・ソブリキ]]<ref name="NHK_S6EP13EP14">[[#放送中止]]とシーズン8第11話(168話)に裁判後のポール・ソブリキのその後のエピソード。</ref>に刺される。スタッフ達の懸命の治療により一時は意識を取り戻したが、合併症による[[肺塞栓]]で死亡した。卒業後のインターン先がカウンティの精神科だったことが、彼女の死後に判明した。
=== シーズン6から ===
; {{Visible anchor|ロバート・ロマノ}} ([[:it:Robert Romano|Robert Romano]])(シーズン6 - 10、recurring シーズン4・5・15)
: 演:[[ポール・マクレーン]] ([[:en:Paul McCrane|Paul McCrane]])、吹替:[[内田直哉]]
: 外科スタッフドクター→外科部長→兼ER部長(代理)→診療部長兼外科部長→ER部長。シーズン4から準レギュラーとして登場し、シーズン6からメインキャスト。ニックネームはロケット・ロマノ。グレーテルと名付けた犬を溺愛している。優秀な辣腕外科医ながら口が悪く、上司に媚び部下を虐げる性格でERからはかなり嫌われていた{{efn2|[[#ロバート・ロマノ|ロマノ本人]]も「自分は人間嫌いで嫌われている」といっており、その自覚はある。}}が、[[#リース・ベントン|ベントンの難聴の息子]]にひそかに手話で語りかけたり、[[#ルーシー・ナイト|ルーシー]]の熱心さに絆されるといった人情味も見せている。刺されたルーシーの救命手術を担当した際は、
; {{Visible anchor|ルカ・コバッチュ}} ([[:en:Luka Kovač|Luka Kovac]])(シーズン6 - 15)
: 演:[[ゴラン・ヴィシュニック]] ([[:en:Goran Višnjić|Goran Visnjic]])、吹替:[[てらそままさき]]
: [[クロアチア]]出身で[[ユーゴスラビア紛争]]時に[[#ダニエラ・コバッチュ|妻ダニエラ]]と子ども二人を失っている。両親がクリスチャンで洗礼名はミハエル。本人は神を信じてない節があったが、難病[[ループス]]を患う[[#スチュワート司教|司教]]との出会いでその考えを改めるようになる。初登場時は臨時ドクターとしてERに勤務し、後にERスタッフドクターとして正式に採用される。[[#ダグラス・ロス|ダグラス・ロス]]去りし後、双子の妊娠・育児に忙殺される[[#キャロル・ハサウェイ|キャロル]]と友人以上の仲になるが、キャロルはロスのもとに去る。その後[[#アビー・ロックハート|アビー]]と付き合いだすも、躁鬱病の[[#マギー・ワイゼンスキー|実母]]との関係に悩む彼女を支えきれず、[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]と三角関係になり、アビーと大ゲンカして別れる。その後、[[#エセル・マーケイズ|看護師のチュニー]]と一夜限りの関係を結んだり、医学生の[[#エリン・ハーキンス|ハーキンス]]と関係を持ち、彼女を乗せた車で事故をおこすなど不安定な時期があった。シーズン10ではカーターと共に[[ダルフール]]の難民キャンプへ医療活動のために向かう。帰国後、[[#サマンサ・タガート|看護師のサム]]と付き合いはじめ、同居するまでになったが価値観の違いや[[#スティーブ・カーティス|彼女の元
; クレオ・フィンチ ([[:en:Cleo Finch|Cleo Finch]])(シーズン6 - 8)
: 演:[[マイケル・ミシェル]] ([[:en:Michael Michele|Michael Michele]])、吹替:[[安藤麻吹]]
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; {{Visible anchor|アビゲイル・ロックハート}} ([[:en:Abby Lockhart|Abigail Lockhart]])(シーズン6 - 15)
: 演:[[モーラ・ティアニー]] ([[:en:Maura Tierney|Maura Tierney]])、吹替:[[葛城七穂]]
: 愛称は「アビー」。初登場時は産科の看護師として、[[#キャロル・ハサウェイ|キャロル]]の出産に関わる。その後は医学生となるが金銭的な問題で学業が続けられずER看護師に転進する。以後ER看護師長を経て医学生に復帰した。筆記テストをパスできずにERに残れなくなりそうになるものの何とかパスし、インターンを経てレジデントとなる。本名の「アビゲイル・マージョリー・ワイゼンスキー」を気に入っておらず、ファーストネームはニックネームの「アビー」を貫き、[[#リチャード・ロックハート|離婚した前夫]]のファミリー・ネーム「ロックハート」をいまだに名乗っている{{efn2|アビー曰く「結婚生活で唯一の収穫」。}}。また「ロックハート」と呼ばれるのも好きではないようで、スタッフ達に呼ばれる度に「アビー」と訂正している。躁鬱病の[[#マギー・ワイゼンスキー|母マギー]]との関係に長年苦悩しており、幼い頃からかわいがっていた[[#エリック・ワイゼンスキー|弟のエリック]]{{efn2|[[#エリック・ワイゼンスキー|エリック]]は登場前の吹替え、日本語字幕共に「兄」となっていたが、登場直前から「弟」に変更されている。}}もまた躁鬱病を発症して、軍隊を脱走した{{efn2|後に離隊、治療を受ける。}}。また、アビー自身はかつてアルコール依存症だった。[[#ルカ・コバッチュ|コバッチュ]]と付き合っていたが大喧嘩の末、破局。シーズン9では[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]と結婚寸前まで進んだが、[[#ミリセント・カーター|カーターの祖母]]の葬儀をエリックがめちゃくちゃにし、その後カーターが相談なしにアフリカ行きを決めるなど、心をすれ違わせたまま離別した。シーズン11で医学生の[[#ジョージ・スキャンロン|ジェイク]]と付き合うが破局。シーズン12でコバッチュと復縁し、彼の子を妊娠する。シーズン12最終(22)話で[[#スティーブ・カーティス|サムの元
: かつて医学生としては学業に自信がなく、[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]にもこのままでは卒業できないとも言われていたが、ニーラと助け合いながらなんとか卒業する。ドクターになってからは看護師時代の経験を如何なく発揮し、他の職員からの信頼を勝ち取っている。ニーラとは最初こそ苦手としていたが公私ともに良い関係を結び、カウンティ在職時から退職後まで相互に助け合いやアドバイスを行う仲。ニーラが一度ドクターを辞めて行くところがない時や、レイとのルームシェアを解消した後などは自分の家に住まわせてあげ、結婚式の際は心細いという理由から彼女に花嫁の付き添い人を依頼した。コバッチュとは一度破局した後もいい友人として付き合いが続き、隣人の夫に暴行を受けた際には破局直後ではあるが彼の家に居候していた事もあった。また自身の手術前のウィーバーからは息子ヘンリーの後見人になってくれるよう頼まれたり、[[#ルシアン・ドゥベンコ|ドゥベンコ]]からは初期の前立腺がんであることを打ち明けられたり、周囲から良き友人として見られている。
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: 演:[[パーミンダ・ナーグラ]] ([[:en:Parminder Nagra|Parminder Nagra]])、吹替:[[甲斐田裕子]]
: 初登場時は医学生。インターンになった後は研修で多くの科をローテーションし、シーズン13から外科に所属。誕生日は1977年4月17日{{efn2|シーズン14第15話で31歳の誕生日を迎えた。}}。[[パンジャーブ州 (インド)|インドのパンジャーブ州]]出身のインド系イギリス人。生真面目な性格で、頭脳明晰・学業優秀だが、患者との接触は苦手で、指導医からたびたび苦言を呈されている。自分が医師に向いていないのではないかと悩み、一時医者を辞めてERのそばでウエイターやコンビニ店員をするがうまく行かず、人手不足のERにスカウトされるかたちで結局戻る。一時期[[#アビー・ロックハート|アビー]]の家に居候し、その後[[#レイ・バーネット|レイ]]とルームシェアを始める。戦地から帰還した[[#マイケル・ガラント|ガラント]]にプロポーズされ、その日に結婚するが、程なくガラントがイラクで戦死し、未亡人となった。レイの気持ちをかすかに感じつつも二人は同居を解消、シーズン13からは[[#トニー・ゲイツ|ゲイツ]]と付き合う。しかし彼とはすれ違い続きで、本当に心を通わせられる相手としてレイを認めた直後に、彼に両足切断の悲劇が襲う。シカゴを離れて帰郷する姿を見送るしかなかったが、その後もチャットや電話で頻繁に連絡を取り合っている。シーズン14では[[反戦運動]]の紛争に巻き込まれ重体に陥るも一命を取りとめた。退院後は再びアビーの家に一時居候する。[[#ルシアン・ドゥベンコ|ドゥベンコ]]と共に[[#ルカ・コバッチュ|コバッチュ]]とアビーの息子[[#ジョセフ・コバッチュ|ジョー]]が歩くのを最初に目撃した。最終シーズン15では外科医として順調にキャリアを積みつつも「女性として何かを失なって来たのでは」と思い悩む中で[[#サイモン・ブレナー|ブレナー]]と付き合い始めるが、価値観の違いにより破局。義足を得て再会したレイの元へ行く道を選び、シカゴを去る。そして彼が勤める職場で外科の准教授として勤務する事になった。21話と最終(22)話では受付のPC越しに[[#アーチボルド・モリス|モリス]]、[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]、ブレナーらと会話している。
; {{Visible anchor|サマンサ・タガート}} ([[:en:Samantha Taggart|Samantha Taggart]])(シーズン10 - 15)
: 演:[[リンダ・カーデリーニ]] ([[:en:Linda Cardellini|Linda Cardellini]])、吹替:[[安藤みどり]]
: ER看護師。シーズン14では看護師長となり、麻酔科の看護師の資格をとる勉強も始める。愛称は「サム」。家族からは「サミー」と呼ばれている模様。暴れる患者に自ら突っ込んで止めに入るなど見た目とは違い腕っぷしが強く、かなり[[豪胆]]な性格。15歳の頃に妊娠・出産し、小学生で[[糖尿病]]の[[#アレックス・タガート|愛息アレックス]]を女手一つで育てている。一時期は[[#ルカ・コバッチュ|コバッチュ]]と母子共々同居するなど親密な関係を築いたが、後に解消。突如現れた元
=== シーズン11から ===
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; {{Visible anchor|アーチボルド・モリス}} ([[:en:Archie Morris|Archibald Morris]])(シーズン12 - 15、recurring シーズン10・11)
: 演:[[スコット・グライムス]] ([[:en:Scott Grimes|Scott Grimes]])、吹替:[[渡辺穣 (俳優)|渡辺穣]]
: 通称は「アーチー」。シーズン10でERレジデントとして初登場後、準レギュラーとして登場し続け、シーズン12からメインキャスト。シーズン11でERチーフレジデントに、シーズン13からはスタッフドクターとなる。過去に精子バンクに登録しており遺伝子上の子供が4人([[#ハナ|ハナ]]、[[#マイケル|マイケル]]、[[#メリア・サイモン|メリア]]、[[#マックス|マックス]])いる。過剰乳頭により乳首が4つある特異体質でもある。初登場時にはトイレにこもって携帯電話から親に指示を仰ぐなど「ERきっての無能な人材」として描かれた。[[#ロバート・ロマノ|ロマノ]]が事故死した際は、直前にロマノに[[マリファナ]]を吸引している所を見咎められ「(処分するので)受付カウンターから動くな」と言いつけられ、その後発生したヘリ墜落事故の緊急時にも何一つ手伝わず、言いつけを守った。それ以降も無能ながらもインターンや医学生、コ・メディカルスタッフ相手に威張り散らし現場を混乱させ、揚げ句の果てには入院希望の患者を独断で断ったことによる恨みからERに戦車で突入されそうになるなど、その小物ぶりはずば抜けていた。しかし、かつて医学の道を志すのは金の無駄と断じられた医師の父親を見返すために不断の努力を続ける。血の繋がった賢い子供たちとの出会いで父親としての自覚も芽生え、シーズン12では医師としての実力で[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]から賞賛を受けるまでになる。また、[[#キャサリン・バンフィールド|バンフィールド]]からは息子[[#ダリル・バンフィールド|ダリル]]がカウンティのERで死んだ事、[[#サイモン・ブレナー|ブレナー]]からは幼い頃に性的虐待を受けた事を打ち明けられるなど、ERきっての人格者に成長していく。高給に惹かれて製薬会社に転職したこともあるが、自分が本当にやりたい仕事を悟りすぐにERにスタッフドクターとして復帰した。[[#グレゴリー・プラット|プラット]]とは後に親友になっていく。彼が死亡した時は、仕事に支障をきたすほど深い悲しみに暮れた。シーズン15ではERに出入りしていた警察官の[[#クローディア・ディアス|クローディア・ディアス]]と付き合い始め、21話で彼女にプレプロポーズする。
: 演じているスコット・グライムスが歌手活動をしているためか、作中で歌声を披露することがある。クリスマスには[[#ヘレエ・アダムス|ヘレエ]]の厳しいオーディションを勝ち抜き、バックコーラスをつとめた。また、院内のアイスホッケーの試合がある際には、わざわざ科交換プログラムを用いて外科に転籍し、外科の選手として華麗な滑りとスティック捌きを見せるなど、意外な一面を持っている。
: シーズン11最終(22)話で[[#ジョン・トルーマン・カーター|カーター]]がERを去る間際、たまたま外にいたモリスに向かって「君が中心になれ」と声をかける。これはカーターが師である[[#マーク・グリーン|グリーン]]から掛けられた言葉でもあった{{efn2|[[#マーク・グリーン|グリーン]]自身もシーズン1第1話の原語版でER部長の[[#デビッド・モーゲンスタン|モーゲンスタン]]から同じ言葉を掛けられている。}}。この時点では当のカーターすら冗談として言ったらしく、台詞を言った後に「なんでもない」と笑っていたが、最終シーズン15最終(22)話では、多数運ばれてきた救急患者を相手に、モリスがカーターをはじめ他のドクターに次々と指示していく場面が描かれており、そのシーンで物語の幕が閉じる{{efn2|物語冒頭も、シーズン1第1話の[[#マーク・グリーン|グリーン]]と同様、[[#アーチボルド・モリス|モリス]]が仮眠室で寝ているところを[[#リディア・ライト|看護師のリディア]]に起こされる。}}。
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; {{Visible anchor|トニー・ゲイツ}} ([[:en:Tony Gates|Tony Gates]])(シーズン13 - 15、recurring シーズン12)
: 演:[[ジョン・ステイモス]] ([[:en:John Stamos|John Stamos]])、吹替:[[東地宏樹]]
: 元[[第101空挺師団 (アメリカ軍)|第101空挺師団]]隊員で[[砂漠の嵐作戦]]に参加した経験がある。シーズン12で[[#ニーラ・ラスゴートラ|ニーラ]]の救急車研修で救急隊員として初登場。シーズン13からレギュラーに昇格し、インターンとしてカウンティ病院に来る。知識は豊富で手技にも優れるが、自らを恃むところが大きく、指導医の指示なしに勝手な治療行為を行って[[#グレゴリー・プラット|プラット]]や[[#アーチボルド・モリス|モリス]]、[[#ルカ・コバッチュ|コバッチュ]]と対立することもあった。特にプラットにはカルテの記入を怠らないよう強く言われていたにも関わらずそれをすっぽかすなど反抗的な態度を取っており、勤務途中で帰宅させられることもあった。また、協調性の悪さを指摘された際にはコバッチュや[[#ケビン・モレッティ|モレッティ]]などのER部長にも異を唱えることがあり、その性格を危険視されていた。一時は、そういった性格を矯正しようとモレッティの指示でICUへ一時転属される。そこで出会った難病ファチオ・ロンド症の少年との交流で性格は多少軟化し、ICUでの信頼を勝ち取ってERに復帰する。
: 実はカルテ作成しないのは[[失読症]]
: ニーラを「メイデイ{{efn2|由来は「[[007 美しき獲物たち]]」に登場するゲイツが好きな[[ボンドガール]]の名前。}}」と呼び、彼女が[[#マイケル・ガラント|ガラント]]と交際している時から交際を申し込み続けていた。その後親密な関係を結ぶが、一方で死後の面倒を見ると誓った湾岸戦争時の[[#メグ・ライリー|戦友の未亡人メグ]]と[[#サラ・ライリー|その娘サラ]]と同居しており、それがニーラを混乱させたこともあった。特にメグはゲイツと惰性で体を重ねている間にそれ以上を求めるようになり、自分と結婚するように迫るが、ニーラと付き合っているゲイツはそれを断る。そのことが発端となってメグが薬物の過剰摂取により中毒死するが、死の際にメグから「サラがゲイツの実の娘である」と告げられ、大きく動揺する。しかし、サラと話し合って決めた[[親子鑑定|実父確定検査]]の結果、2人は親子ではなかった。サラのことを考え、一時はメグの両親に彼女を預けたが、実の親子関係以上の絆を再認識しサラと一緒に暮らしていくことを決める。ニーラにはフラれ、シーズン14で付き合い始めた訪問牧師の[[#ジュリア・デュプリー|ジュリア]]と破局後、[[#サマンサ・タガート|看護師のサム]]と付き合い、[[#アレックス・タガート|彼女の息子アレックス]]とも打ち解ける。しかし、サムが反対した外出をこっそり許可した上、その帰りにアレックスが事故を起こして重傷をおってしまい、破局する。その後、酔った勢いで自分に思いを寄せるインターンの[[#ダリア・ウェイド|ダリア]]と関係を持ってしまう。それでサムへの思いを再確認し復縁を申し込むが、ダリアとの関係を知った彼女に断られる。しかし、[[#メアリー・タガート|彼女の母親メアリー]]やアレックスを介して徐々に修復していく。最終シーズン15最終(22)話ではアレックスと二人で廃車寸前のスポーツカーをいちから修理してサムの誕生日にプレゼントした。
569 ⟶ 567行目:
* [[AFN]] (日本・新作?)
* [[Dlife (BSデジタル放送)|Dlife]] (日本・再放送)
** '''シーズン {{0}}1''' 2016年{{0}}7月{{0}}5日 - 2016年{{0}}8月{{0}}8日
** '''シーズン {{0}}2''' 2016年{{0}}8月{{0}}9日 - 2016年{{0}}9月{{0}}7日
594 ⟶ 592行目:
== DVD ==
全て[[ワーナー・ホーム・ビデオ]]より発売。未ブルーレイ化。Amazonプライムの(初期エピソードのリマスター版含む)HD版配信は字幕版のみで、吹替版のHD視聴が可能な配信サービスは[[Hulu]]のみとみられる<ref>{{Citation|title=ER緊急救命室 {{!}} Hulu(フールー)|url=https://www.hulu.jp/er|language=ja|access-date=2024-07-15}}</ref>。
; シーズン1
:* 1999年{{0}}9月10日 ER 緊急救命室 I コレクターズセット(6枚組)
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== 外部リンク ==
* {{IMDb title |0108757|ER}}
* [
* [https://www.wowow.co.jp/detail/109771 ER 緊急救急室] - WOWOWオンライン
* {{Facebook|warnertvseries|ワーナー海外TVドラマシリーズ}}
* {{NHK放送史|D0009010438_00000|ER緊急救急室}}
* [https://www2.nhk.or.jp/archives/
{{プライムタイム・エミー賞ドラマ・シリーズ作品賞}}
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{{DEFAULTSORT:いいああるきんきゆうきゆうめいしつ}}
[[Category:1994年のテレビドラマ]]
[[Category:アメリカ合衆国のテレビドラマ]]▼
[[Category:医療ドラマ]]
[[Category:シカゴを舞台としたテレビドラマ]]
[[Category:NBCのテレビドラマ]]
[[Category:マイケル・クライトン原作のテレビドラマ]]
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