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シーズン1から: ドラマシリーズ『ザ・ピット』がエミー賞受賞。同作へのノア・ワイリーと『ER』の脚本家たちの関与について。
 
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| 原作 =
| 脚本 =
| 出演者 = [[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]]<br />[[ジョージ・クルーニー]]<br />[[エリク・ラ・サル]]<br />[[シェリー・ストリングフィールド]]<br />[[ノア・ワイリー]]<br />[[ジュリアナ・マルグリーズ|ジュリアナ・マルグリース]]<br />[[グロリア・ルーベン]]<br />[[ローラ・イネス]]<br />[[グレン・ヘドリー]]<br>[[マリア・ベロ]]<br />[[アレックス・キングストン]]<br />[[ケリー・マーティン]]<br />[[ポール・マクレーン]]<br />[[ゴラン・ヴィシュニック]]<br />[[モーラ・ティアニー]]<br />[[マイケル・ミシェル]]<br />[[エリク・パラディーノ]]<br />[[ミン・ナ]]<br />[[シャリフ・アトキンス]]<br />[[メキ・ファイファー]]<br />[[パーミンダ・ナーグラ]]<br />[[リンダ・カーデリーニ]]<br />[[シェーン・ウェスト]]<br />[[スコット・グライムス]]<br />[[ジョン・ステイモス]]<br />[[デビッド・ライオンズ]]<br />[[アンジェラ・バセット]]
| 音声 =
| 字幕 =
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| OPテーマ1 =
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| 外部リンク1 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail1-1.html
| 外部リンク名1 = スーパー!ドラマTV
| 番組名2 = シーズン2
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| 外部リンク名2 = スーパー!ドラマTV
| 番組名3 = シーズン3
54行目:
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| 外部リンク名3 = スーパー!ドラマTV
| 番組名4 = シーズン4
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| 外部リンク名4 = スーパー!ドラマTV
| 番組名5 = シーズン5
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| 外部リンク名5 = スーパー!ドラマTV
| 番組名6 = シーズン6
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| 外部リンク名6 = スーパー!ドラマTV
| 番組名7 = シーズン7
102行目:
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| 番組名8 = シーズン8
114行目:
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| 番組名9 = シーズン9
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| 番組名10 = シーズン10
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| 番組名11 = シーズン11
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| 外部リンク名11 = スーパー!ドラマTV
| 番組名12 = シーズン12
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| 外部リンク名12 = スーパー!ドラマTV
| 番組名13 = シーズン13
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| 外部リンク13 = httphttps://www.superdramatv.com/line/er/episode/detail13-1.html
| 外部リンク名13 = スーパー!ドラマTV
| 番組名14 = シーズン14
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| 特記事項 = 製作総指揮:[[マイケル・クライトン]]<br />全放送回数:331回
}}
『'''ER緊急救命室'''』(イーアール きんきゅうきゅうめいしつ、原題:''ER'')は、[[アメリカ合衆国]]の[[NBC]]で放送された[[テレビドラマ]]シリーズ。[[1994年]][[9月9日]]から[[2009年]][[4月2日]]にかけて全15シーズン・計331エピソードが放送された。日本では[[日本放送協会|NHK]]で[[1996年]][[4月1日]]から[[2011年]][[3月10日]]にかけて[[NHK衛星第2テレビジョン|BS2]]で放送された。日本では[[LaLa TV]]、[[スーパー!ドラマTV]]、[[WOWOW|WOWOWプライム]]、[[Dlife (BSデジタル放送)|Dlife]]にて再放送されている。
 
[[マイケル・クライトン]]が医学生だった頃のエピソードを綴った作品『五人のカルテ』([[ハヤカワ文庫]])が原作。[[シカゴ]]にある[[クック郡病院]](テレビドラマではカウンティ総合病院)の[[救急救命室]](Emergency Room、略称:ER) で働く[[医師]]や[[看護師]]たちの日常をリアルに描いた[[ドラマ]]である。ドラマは、ジョン・カーター(若き日のクライトンがモデルといわれているが、本人は否定している)の病院実習(ER実習)の第1日目の出来事から始まる。
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* プロデューサー(主な) - {{仮リンク|ニール・ベア|en|Neal Baer}}、{{仮リンク|キャロル・フリント|en|Carol Flint}}、[[ディー・ジョンソン]]、{{仮リンク|ジョー・サックス|en|Joe Sachs}}
* 演出(主な) - [[ミミ・レダー]]、{{仮リンク|クリストファー・チュラック|en|Christopher Chulack}}、[[レスリー・リンカ・グラッター]]、[[ジョナサン・カプラン]]
: ※ロマノ役の[[ポール・マクレーン]]、ウィーバー役の[[ローラ・イネス]]、グリーン役の[[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]]、ベントン役の[[エリク・ラ・サル]]が演出した回もある。
* 脚本(主な) - {{仮リンク|リディア・ウッドワード|en|Lydia Woodward}}、{{仮リンク|R・スコット・ゲミル|en|R. Scott Gemmill}}、ディー・ジョンソン、{{仮リンク|ジャック・オーマン|en|Jack Orman}}、[[ジョン・ウェルズ]]、{{仮リンク|デビッド・ゼーベル|en|David Zabel}}
* 製作会社
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シリーズ展開では、プロデューサーとして『[[ザ・ホワイトハウス]]』と同じジョン・ウェルズが参加していることもあって、アフリカのコンゴにおける貧困や紛争などをリアルに描いたり、アメリカにおける麻薬や銃問題などが提起してあったりなど視聴者に問いかける一面もある。緊迫した場面の合間にコミカルなエピソードを挿むのも『ザ・ホワイトハウス』と共通している。
 
出演俳優が次々と降板していく事で有名だった。[[ジョージ・クルーニー]]は「ハリウッドでの映画撮影の仕事へ専念したい」という理由で降板し、[[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]]は「家族との時間を大切にしたい」という理由で降板しており、[[ノア・ワイリー]]以外の全てのシーズン1での主要メンバーが、シーズン8までにドラマを離脱した。ノア・ワイリーも「家族との時間を大切にしたい」とシーズン11に降板した(その後ゲストとして4回ほど出演している)。シーズン2より出演している[[ローラ・イネス]]は2007年1月11日のエピソード(シーズン13第13話)をもって降板したが、「降板はサプライズにしておきたかった」との意向で、直前までアナウンスされなかった。その後も引き続き演出等でERには係わっている。また、[[シェリー・ストリングフィールド]]などのように途中のシーズンで戻って来るメンバーもいる。だが、そのストリングフィールドもシーズン12で降板した。最終シーズン15では、過去の出演者の回想やその後を描くエピソードとしてジョージ・クルーニーらこれまで降板した出演者が集結した。
 
シーズン1では、[[クエンティン・タランティーノ]]が1本だけ演出をしており、この際に小児科医ダグラス・ロス役のジョージ・クルーニーを見いだし、後に彼は、タランティーノが製作・脚本を担当し、親友の[[ロバート・ロドリゲス]]が監督した『[[フロム・ダスク・ティル・ドーン]]』に主演として出演する。このことがきっかけで、ジョージ・クルーニーは、映画スターとして認識されるようになる。ちなみにクエンティン・タランティーノが演出するきっかけとなったのはERの1話をビデオに録画し忘れて、テレビ局に「一話分を監督してくれたらそのビデオをあげてもいい」と言われたからとのことである。
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* 演出 - [[佐藤敏夫 (音響監督)|佐藤敏夫]]
* 日本語版制作 - [[東北新社]](※[[放送法|法律]]上、NHK放送時にはクレジットは出ていない)
また[[ジョージ・クルーニー]]の吹き替えを担当した[[小山力也]]によると、日本語吹替はテレビ放送やソフト収録に使用されたものの他、[[パイロット版]]が存在するという。現在の声優陣よりも上の世代の声優・俳優が吹き替えを務めたといい、この版から現在のバージョンに続投したのは[[大塚明夫]]([[エリク・ラ・サル]]の吹き替え)のみであった<ref name="フォックス">{{Cite web|url=https://video.foxjapan.com/library/fukikae/interview/interview45/|title=『ターミネーター』【小山力也】 インタビュー #45 |website=[[吹替の帝王]] -日本語吹替版専門映画サイト-|publisher=20世紀フォックス ホーム エンターテイメント|accessdate=2023-01-04|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200809175507/https://video.foxjapan.com/library/fukikae/interview/interview45/|archivedate=2020-01-09}}</ref>。
 
== 評価 ==
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| style="text-align:right" | 1996年9月26日
| style="text-align:right" | 1997年5月15日
| style="text-align:center" | #{{0}}1<ref name="season 3">{{cite web|url=httphttps://articleswww.latimes.com/archives/la-xpm-1997-05-23/entertainment/-ca-61847_1_recent61847-years/2story.html|title=A Milestone Year, for a Decidedly Dubious Reason|publisher=Los Angelese Times|accessdatedate =1997-0405-23 |accessdate=2015-05-31}}</ref>
| style="text-align:center" | 30.79<ref name="season 3"/>
|-
284 ⟶ 285行目:
| style="text-align:right" | 1999年9月30日
| style="text-align:right" | 2000年5月18日
| style="text-align:center" | #{{0}}4<ref name="variety">{{cite news|url=http://www.variety.com/index.asp?layout=chart_pass&charttype=chart_topshows99&dept=TV |publisher= ''[[Variety (magazine)|Variety]]''|title=Top TV Shows For 1999–2000 Season|accessdate=September 9, 2011|date=August 6, 2000}}</ref>
|accessdate=September 9, 2011|date=August 6, 2000}}</ref>
| style="text-align:center" | 24.95<ref name="variety" />
|-
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=== シーズン1から ===
[[File:AnthonyEdwards.jpg|thumb|right|マーク・グリーン役の[[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]]]]
 
; {{Visible anchor|マーク・グリーン}} ([[:en:Mark Greene|Mark Greene]])(シーズン1 - 8・15)
: 演:[[アンソニー・エドワーズ (俳優)|アンソニー・エドワーズ]] ([[:en:Anthony Edwards|Anthony Edwards]])、吹替:[[井上倫宏]]
: ERチーフレジデント→ERスタッフドクター。虹彩の色は茶色。[[#ダグラス・ロス|ダグラス・ロス]]より3歳下。16歳のとき[[#ジェニファー・グリーン|ジェニファー]]と出会い、4年間の交際を経て20歳で結婚。学生ローンサービスから借りた11万ドルで医大の学費を工面する。[[#ヘレエ・アダムス|看護師のヘレエ]]によれば、学生時代はとても礼儀正しく美しいブロンドの青年で、頼まれた通りにシーツを取り替えたり、黙々と便器を洗ったりする最高の助手だったという。祖母から[[イディッシュ語]]を少しだけ学んだことがある。ある患者から信仰心を問われた時、自分は不可知論者のユダヤ人と堕落したカトリック教徒の息子であると答えたことがあった。初期シーズンの中心キャラクター。優しく誠実な人柄と確かな腕前で患者やスタッフから厚い信頼を得ている。個性的なキャラクターの多いカウンティ総合病院ERのスタッフ達の中では一番の人格者といえるが、シーズン3(32歳)で病院内で暴漢に襲撃され、しばらくは[[PTSD]]による不安定な状態が続いた。また助けることができなかった患者の遺族に訴えられたことが何度かあり、誠実な性格とは裏腹に気苦労が絶えないキャラクターでもある。ロスとは親友。離婚した妻ジェニファーとの間に娘[[#レイチェル・グリーン|レイチェル]]、再婚した外科医[[#エリザベス・コーデイ|エリザベス・コーデイ]]との間に娘[[#エラ・グリーン|エラ]]がいる。女性関係に非常に疎く、『女性は妻(ジェニファー)だけしか知らない』という悩みもあったが、ジェニファーとの離婚後は患者、看護師、病院に出入りする業者など数々の女性と浮名を流し、3股していた時期もある。[[#スーザン・ルイス|スーザン]]に対して友情以上の感情をもっていたがなかなか伝えられずにいた。シーズン3でスーザンが去ってからは彼女が住んでいた部屋をそのまま借りていた。シーズン6で[[#ルース・キャサリン・グリーン|母親]]が心臓発作で亡くなり、死期が近い[[#デビッド・グリーン|父親]]を地元のサンディエゴからシカゴに呼び寄せて共に暮らす。のちに父親はグリーンの治療の甲斐なく逝去してしまい、深い悲しみに暮れた。シーズン7で[[脳腫瘍]]が見つかり手術する。シーズン8では非行に走るレイチェルと心を通わせることができなくなり、彼女の過失でエラがドラッグを誤飲したことでエリザベスとの仲にも亀裂が入ってしまう。そのさなか脳腫瘍の再発が発覚し、化学療法を受けていたが自らの意思で中断する。トゲが刺さった少女の治療を最後にERを退職し、余命をレイチェル、コーデイ、エラと共に[[ハワイ]]で過ごす。レイチェルと親子の絆を取り戻し、彼女との思い出の曲を聴きながらホリデーハウスで眠るように息を引き取った(38歳)。シーズン15第7話で[[#キャサリン・バンフィールド|バンフィールド]]の回想で再登場し、彼女の息子[[#ダリル・バンフィールド|ダリル]]の治療を担当した。
; {{Visible anchor|ダグラス・ロス}} ([[:en:Doug Ross|Douglas Ross]])(シーズン1 - 5・15、recurring シーズン6)
380行目:
: 演:[[ノア・ワイリー]] ([[:en:Noah Wyle|Noah Wyle]])、吹替:[[平田広明]]
: 1970年6月4日生まれの双子座。血液型はOマイナス。大財閥の創業者の孫。[[#ジョン・“ジャック”・カーター・ジュニア|父親ロウランド・カーター]]{{efn2|シーズン8からは名前がジョン・ジャック・カーターに変更されている。}}はシカゴ・マガジンの「資産家リスト」の中で、ランキング27位(純資産1億7千8百万ドル)と報じられる。カウンティ総合病院のデイヴィス心臓病棟の増築に多額の寄付をしたハワード・デイヴィスの息子グレッグとは高校時代の同級生。幼少期、兄ロバートを[[急性骨髄性白血病]]で亡くすが、治療に当った医師の仕事ぶりを見て、弁護士になれという両親の反対を押し切って医師になった。彼が[[ノースウェスタン大学]]医学部3年の学生として研修でERにやってくるところから第1話は始まり、研修初日に酷い傷を見て[[迷走神経#迷走・迷走神経反射|迷走神経反射]]を起こしうなだれるシーンは長い間オープニングフィルムで使用され、本ドラマを象徴するカットともなった。のちに外科のサブ・インターン(シーズン2)→[[#ピーター・ベントン|ベントン]]が主宰するブルー・チーム所属の外科インターン(シーズン3)→ERインターン(シーズン4)→ERレジデント(シーズン6)→ERチーフレジデント(シーズン8)→スタッフドクター(シーズン9 -)。[[#マーク・グリーン|グリーン]]の死後はオープニングでトップにクレジットされる。医学生[[#ルーシー・ナイト|ルーシー]]が刺殺された際に自身も刺されて重傷を負う。そのPTSDから薬物依存となってしまうが、ベントンらの支えでプログラムを経て克服した。その後カーターの強い要望で[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]に病院内の警備体制の強化を直談判し、紆余曲折があったものの認められ、ERの警備員増員と金属探知機導入などが決定された。シーズン9で恋人[[#アビー・ロックハート|アビー]]との関係や[[#ミリセント・カーター|祖母]]の死によって思い悩んでいるときに、国際医療同盟の活動に参加していた[[#ルカ・コバッチュ|コバッチュ]]に助けを求められてアフリカ・[[コンゴ民主共和国]]の難民キャンプでの医療支援活動に参加する。シーズン10では強い意思でコンゴの激戦区に残ったコバッチュが死亡したとの連絡を受け、彼を残してきてしまった罪悪感から再びコンゴに飛び、コバッチュの生存を確認する。彼をアメリカへ送ったのちも自分の居場所と使命を見出しコンゴに留まる。そこで知り合ったアフリカとフランスのハーフの保健局員・[[#マケンバ・リカス|ケム]]と親密になり妊娠した彼女の出産のため帰国するが、9ヶ月目で[[臍帯]]の[[真結節]]により死産し、ケムは母国[[フランス]]へ帰国する。その後、ソーシャルワーカーの[[#ウェンデル・ミード|ウェンデル]]と付き合い始めるがほどなく破局した。シーズン11終盤で終身在職権を獲得して医学部助教授となるが、間もなくケムを追ってERを去りフランスへ旅立つ。その後医療活動に参加するため再びアフリカに行き、シーズン12ではその姿が数話描かれた。シーズン15では、かつての刺傷とアフリカでの病で腎機能を完全に喪失し帰国、カウンティに復職する一方で腎臓の移植手術を受ける(シーズン15第16話)。ケムとは結婚したが別居中。最終シーズン15最終(22)話では、残り僅かとなったカーター財閥のほとんどすべての資力を投じて医療施設「ジョシュア・マカロ・カーター・センター」(名称は死産となった息子の名前に由来)をシカゴに完成させる。プレイボーイで[[#スーザン・ルイス|スーザン]]、アビーをはじめ、医学生の[[#ハーパー・トレイシー|ハーパー・トレイシー]]、小児外科医の[[#アビー・キートン|アビー・キートン]]、[[#エレイン・ニコルズ|従兄弟の元妻]]など、数々の女性と浮き名を流した。
: 演じたノア・ワイリーは2025年、本作のメインライターだったジョン・ウェルズ、スコット・ゲミル、ジョー・サックスと共にERを舞台にしたドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ緊急医療室』を企画し、自身が主演、製作総指揮、脚本と演出を兼任した。2025年1月10日から[[HBO Max]]が10ヵ国以上で配信開始し(日本ではUNEXT、Apple TVなどで視聴可能)好評を得て、『ER』同様プライムタイム・エミー賞の複数部門で受賞を果たした。
; {{Visible anchor|キャロル・ハサウェイ}} ([[:en:Carol Hathaway|Carol Hathaway]])(シーズン1 - 6・15){{efn2|元々はシーズン1第1話のみの出演予定だったが放送後の反響が大きく、レギュラーとなった。}}
: 演:[[ジュリアナ・マルグリーズ|ジュリアナ・マルグリース]] ([[:en:Julianna Margulies|Julianna Margulies]])、吹替:[[野沢由香里]]
: 公認看護師。理学修士。看護師長。28歳(シーズン3)。左利き{{efn2|ただし、ソフトボールでは右投げ。}}。ビジネス・スクールを中途退学し、看護学校を卒業する。ロシア人(またはウクライナ人)の[[#ヘレン・ハサウェイ|母親ヘレン]]の影響で、ロシア語を少し話せる。看護師のスケジュールを決める専権を与えられている。「ERは医師ではなく看護師で回っている」という信念を持っている。投薬量の算出に必要な掛け算、割り算に非凡な才能を発揮し、[[#ケリー・ウィーバー|ウィーバー]]に「うちで一番の看護師」といわしめるなど、スタッフ達から絶大な信頼を寄せられている。一時、看護師としての限界を感じ、一念発起して医大予備校のマルコム・X・コミュニティー・カレッジ([[:en:Malcolm X College]])に入学し、医師になることを決意する。見事、医大入試合格を果たすが、ウィーバーに直属の部下扱いされたことへの不満や、看護師としての可能性を自分自身で見出したことを理由に、再び師長として邁進する。シーズン4では[[#ミリセント・カーター|カーターの祖母]]に気に入られ寄付を受けて『母と子のクリニック』を開設した。とても実直で正義感の強い人物ではあるが、それ故に病院の上層部とトラブルになり、ある事件で停職処分をうけたことがあったが無事に復帰した。シーズン1第1話以前に親密な関係だった[[#ダグラス・ロス|ロス]]と破局し、整形外科医の[[#ジョン・タグリエリ|タグリエリ]]と婚約していたがシーズン1第1話後半に突然自殺を図る。危険な状態だったが一命をとりとめ、休養の後に職場復帰した。その後、末期のエイズを患うロシア人の少女タチアナを養子にしようとしたが、自殺未遂が引っ掛かり認められなかった。タグリエリとは式当日に破談。シーズン2ではERに出入りしていた救急隊の[[#レイ・シェパード|シェップ]]と恋仲だったが、ある事件のあとに破局。その後急速にロスとの絆が深まり、のちにテスとケイト{{efn2|ケイトは[[#ルース・キャサリン・グリーン|グリーンの亡くなった母ルース]]のミドルネームに因んでつけた。}}の双子をもうける。ロスが去ったあともしばらくERに勤務するが、一人で双子の面倒を見ることと仕事の両立に苦悩し、一時期[[#ルカ・コバッチュ|コバッチュ]]と親密な関係を持つ。しかし、ある患者の死とその家族の言葉をきっかけに自身のロスへの変わらぬ愛{{efn2|その際に「23歳の時から彼だけを愛してきた」と語っている。}}を再認識したため、ERを去りシアトルのロスのもとへ向かった{{efn2|後に「ロスに会いに行った次の日に双子を引き取りに来てそれっきりだった」と看護師達が語っている。}}。シーズン14ではシアトルで働き、双子が3年生になったことが[[#ヘレエ・アダムス|看護師のヘレエ]]の口から語られる。最終シーズン15第19話<ref name="S15EP19" >[[#ダグラス・ロス|ダグラス・ロス]]([[ジョージ・クルーニー]])再登場の回(最終シーズン15第19話)</ref>ではコ・[[ワシントン大学 (ワシントン州)|ワシントン大学]]メディカルセンターのメディカルスタッフとしてロスと同じ職場で勤務する姿が描かれた。
; {{Visible anchor|ピーター・ベントン}} ([[:en:Peter Benton|Peter Benton]])(シーズン1 - 8・15)
: 演:[[エリク・ラ・サル]] ([[:en:Eriq La Salle|Eriq La Salle]])、吹替:[[大塚明夫]]
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* [[AFN]] (日本・新作?)
 
* [[Dlife (BSデジタル放送)|Dlife]] (日本・再放送)
** '''シーズン {{0}}1''' 2016年{{0}}7月{{0}}5日 - 2016年{{0}}8月{{0}}8日
** '''シーズン {{0}}2''' 2016年{{0}}8月{{0}}9日 - 2016年{{0}}9月{{0}}7日
591 ⟶ 592行目:
 
== DVD ==
全て[[ワーナー・ホーム・ビデオ]]より発売。未ブルーレイ化。Amazonプライムの(初期エピソードのリマスター版含む)HD版配信は字幕版のみで、吹替版のHD視聴が可能な配信サービスは[[Hulu]]のみとみられる<ref>{{Citation|title=ER緊急救命室 {{!}} Hulu(フールー)|url=https://www.hulu.jp/er|language=ja|access-date=2024-07-15}}</ref>。
全て[[ワーナー・ホーム・ビデオ]]より発売。
; シーズン1
:* 1999年{{0}}9月10日 ER 緊急救命室 I コレクターズセット(6枚組)
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== 外部リンク ==
* {{IMDb title |0108757|ER}}
* [httphttps://www.superdramatv.com/line/er/ ER 緊急救命室] - スーパー!ドラマTV
* [https://www.wowow.co.jp/detail/109771 ER 緊急救急室] - WOWOWオンライン
* {{Facebook|warnertvseries|ワーナー海外TVドラマシリーズ}}
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{{DEFAULTSORT:いいああるきんきゆうきゆうめいしつ}}
[[Category:1994年のテレビドラマ]]
[[Category:アメリカ合衆国のテレビドラマ]]
[[Category:医療ドラマ]]
[[Category:シカゴを舞台としたテレビドラマ]]
[[Category:NBCのテレビドラマ]]
[[Category:マイケル・クライトン原作のテレビドラマ]]
[[Category:医師を主人公としたテレビドラマ]]