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'''一和'''(いちわ、{{lang|ko|일화}}、イルファ)は
== 概略==
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1999年11月17日に、[[ISO 9000|ISO 9001]]の認証を受けた(製薬分野においては韓国で2番目。なお、食品分野で何番目だったかは公表していない。)。また、同年9月に[[韓国観光公社]]主催で開催された第2回全国観光記念品公募展で“一和高麗人蔘贈り物セット”が食品部門最高の賞である韓国伝統加工食品協会会長賞を受賞し、高麗人参製品に韓国観光公社認証マークを付けることが許された。
1979年には高麗人参入り[[炭酸飲料]]、「[[ジンセンアップ]]」を発売、日本では人気[[
1982年には[[オオムギ|大麦]]炭酸飲料、「[[メッコール]]」を発売し、[[チョー・ヨンピル]]、[[山
しかし、一和が統一教会の関連企業であるため、統一教会に反対する[[キリスト教徒]]による不買運動が全国規模で行われた。[[1989年]]にはサッカークラブ、「[[城南FC|城南一和天馬]]」(ソンナムイルファチョンマ)を創団。
1997年末に始まった[[アジア通貨危機]]による韓国の経済危機の時代に、他の統一教会系企業と共に、韓国政府の法定管理下に置かれたが、近年、統一教会側が再買収した。
== 高麗人参を売るための会社 ==
統一教会では、この一和で製造する高麗人参を、『[[旧約聖書]]』にある[[神]]に選ばれた民だけに特別に与えられたという「[[マナ (食物)|マナ]]」という神秘的食物の名前で呼んで、教団の活動の中で、それを販売することの重要性を意義づけている。
また、この高麗人参は、同じく韓国で作られる[[大理石]][[壷]]、[[多宝塔]]などと共に、過去に日本が韓国に対して犯した罪を償うために、一定量を輸入し、販売すべき「蕩減商品」と意義づけられて来た<ref>[https://www.courts.go.jp/
高麗人参茶は統一教会の草創期から教団の資金作りに欠かせないものとして重視されてきた。日本では統一教会系の商社「[[ハッピーワールド]]」を通して輸入され、統一教会系列の販社を通じ販売されて来ている<ref name="q&asyukyotorouble">[[山口広]] (著), [[紀藤正樹]] (著), [[滝本太郎]] (著) 『Q&A 宗教トラブル110番―しのびよるカルト』(民事法研究会; 全訂増補版 2004年2月) ISBN 978-4896281866、p56</ref>。文鮮明が来日していた1974年の5月9日、[[山口貯水池|狭山湖]]畔で開かれた大会において、文鮮明は「私はお金がないから、みなさんで人参茶を売りなさい。」と言って、90日間で400箱売るという“誓約書”を書かせたという<ref>雑誌『現代』[[1975年]]4月号[[講談社]]「いま話題の統一協会=原理研の“怪金脈”」</ref>。
1970年代には統一教会の信者たちが、効能を謳って高麗人参製品を販売したことが、[[医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律|薬事法]]違反に問われるという事件がいくつか起きた。そのことで、高麗人参製品の販売が行き詰まった中で考え出されたのが、いわゆる「[[霊感商法]]」と言われており、その「霊感商法」において、壷や多宝塔と並んで、高麗人参エキスなども販売されていたが、こちらも大きな社会問題となった。現在では統一教会系の企業を通して販売もされている<ref name="q&asyukyotorouble"/>。一和の高麗人参製品は6年根を多く使用していること、有効成分の損失が少ない一和独自の低温・低圧でのアルコール抽出をしていること、大統領賞を受賞している(1975年度と1980年度)ことなどをセールスポイントとしている。
== 沿革 ==
88行目:
* [[ハッピーワールド]]
* [[霊感商法]]
* [[城南FC|城南一和天馬]]
== 外部リンク==
95行目:
{{世界基督教統一神霊協会}}
{{DEFAULTSORT:いちわ}}
[[Category:世界
[[Category:韓国の
[[Category:韓国の製薬会社]]
[[Category:ソウル特別市の企業]]
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