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同社では[[大阪市|大阪]][[社会部]]、[[成田市|成田]]支局を経て東京社会部で[[警視庁]]の[[警視庁警備部|警備]][[警視庁公安部|公安部門]]などを担当<ref name="通信社" />。[[オウム真理教事件]]、[[阪神・淡路大震災|阪神大震災]]、種々の[[公安警察|公安]]事件や[[経済事件]]を取材する。
 
[[1997年]]から[[1998年]]まで[[大韓民国|韓国]]の[[延世大学校 韓国語学堂|延世大学校韓国語学堂]]に留学し、外信部勤務を経て[[2002年]]から[[2006年]]まで[[ソウル特別市|ソウル]][[特派員]]を務める。社会部在籍中の[[19992000年]]1月に『日本の公安警察』を[[講談社現代新書]]から著した。「それなりのベストセラーとなって話題を呼んだ」と本人は語っている<ref>現代ビジネス [https://gendai.media/articles/-/37587 『誘蛾灯 鳥取連続不審死事件』]</ref>。
 
2006年6月、同社を退社。同年[[8月]]から日本版『[[オーマイニュース]]』の創刊に参加し、副編集長に就任した<ref>レイバーネット [http://www.labornetjp.org/news/2006/0824 アジア記者クラブ例会~オーマイニュースをめぐってディスカッション]</ref><ref name="tsukuru">[[佐野眞一]]、[[高山文彦 (作家)|高山文彦]]、青木理、[[城戸久枝]]「誰が『雑誌』を殺したか―『現代』休刊と編集者のあり方」『[[創 (雑誌)|創]]』2009年6月号、pp.40-43</ref>。
 
[[死刑存廃問題]]を取材した「[[日本における死刑|死刑]]執行 [[絞首台]]の現実」を『[[月刊現代]]』で連載<ref name="tsukuru" /> したものを[[2009年]]に『絞首刑』として出版し、第32回[[講談社ノンフィクション賞]]の候補作に挙がる<ref>[http://g2.kodansha.co.jp/967/1016.html 誌上公開 第32回講談社ノンフィクション賞選考会] 講談社『G2公式サイト内</ref>(のちの[[2012年]]には、[[大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件]]における確定判決後を描いた同題の講談社文庫版も出版されている{{refnest|group="注釈"|なお、この死刑囚(当時被告人)と青木が面会した際に[[刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律|刑事収容施設法]]に基づく拘置所長の施設管理権上、撮影機器の持ち込みが禁止されているにもかかわらずカメラを持ち込み撮影した写真3枚を含む[[講談社]]『[[FRIDAY (雑誌)|FRIDAY]]』記事<ref name="FRIDAY2011">[[講談社]]『FRIDAY』第28巻第22号(2011年5月27日発売)p22-26 - 「彼は死ななければならないのか 木曽川・長良川連続リンチ殺人事件 死刑囚・KA「面会室で流した涙」」</ref>について法務省が2011年に抗議した<ref name="CHUNICHI2011">『[[中日新聞]]』2011年5月31日朝刊29面「死刑囚撮影し掲載 フライデーに抗議 法務省」(中日新聞社)</ref>が、青木は「法律では一切禁じられていない」と説明した<ref>[https://web.archive.org/web/20211026015112/https://www.excite.co.jp/news/article/Ncn_2011_06_post-691/?p=2 「懸命に生きている姿伝えたい」 FRIDAYに死刑囚の写真を掲載した理由 (2011年6月22日) - エキサイトニュース(2/2)]</ref>。}}。)。死刑賛成、反対のどちらか一方の立場ではなく被害者、加害者、執行[[刑務官]]などを取材してありのままを伝える目的で著した<ref>[http://www.youtube.com/watch?v=eDfS-i4a4SQ 講談社の新刊『絞首刑』の著者・青木理が、死刑の現場を語る] YouTube 2009年7月15日</ref>、と語っている。
 
[[2011年]]4月から2021年3月まで、[[テレビ朝日]]『[[モーニングバード (テレビ番組)|モーニングバード]]』(2015年より『[[モーニングショー|羽鳥慎一モーニングショー]]』)の[[コメンテーター]]としてレギュラー出演<ref>[http://www.tv-asahi.co.jp/m-bird/cast/index.html 出演者紹介] [http://www.tv-asahi.co.jp/m-bird/index.html テレビ朝日『情報満載ライブショー モーニングバード!』公式サイト] 内</ref> していた。
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=== 暴力団排除条例に反対 ===
[[2012年]]1月24日、作家の[[宮崎学]]らが[[暴力団排除条例]]の廃止を求める[[記者会見]]を都内の[[参議院]][[議員会館]]で催し<ref name="blogos30195">[https://web.archive.org/web/20120126022221/http://blogos.com/article/30195/ 「マスコミは警察の味方」と激怒、田原総一朗氏ら暴排条例廃止を求めて会見]、2012年01月24日、[[BLOGOS]]編集部</ref>、司会を務めた青木は「暴排条例には“[[暴力団]]と個人的に交際するな”と書いてあります。個人的な交際をお上が規制するというのはおかしくないのか、という憤慨を抱いております」と挨拶した<ref name="blogos30195" />。
 
=== Go Toキャンペーン ===
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この発言が差別的なものであるとして、野党議員からも批判が相次いだ。[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]]の[[米山隆一 (政治家)|米山隆一]]は[[Twitter|X]]で、「『劣等民族』などと言う考え方は何であれ極めて差別的で、決して[[リベラル]]なありようではありません」とした上で、「一定の人が[[自由民主党 (日本)|自民党]]に投票する理由は分かります。それは決して『劣等民族』だからではなく、われわれは正々堂々その理由に打ち勝とうとしています」とポストし、続けて「本来のリベラルは、自分の民族に対しても『劣等民族』なんて言葉を使いませんし、そんな事を考えもしません。と言いますか、『劣等民族』なんていう人は、一体全体自分は何なのか、幾ら自分を含む多数派相手とはいえ、それは余りに差別的だと思わないものなのかと思います」と青木の発言に苦言を呈した<ref name="sankei_2024-09-21" />。また、無所属の[[松原仁]]も「文脈にかかわらず「劣等民族』という表現そのものが不愉快」であると批判した<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202409170000428.html |title=「劣等民族」自民支持層めぐる識者発言拡散 立民議員らも反論「極めて差別的」「不愉快」 |publisher=日刊スポーツ |date=2024-09-17 |accessdate=2024-09-21}}</ref>。
 
一連の発言について、青木は「取材は受けつけていません」と取材拒否している<ref>{{Cite web |url=https://smart-flash.jp/entameentertainment/entertainment-news/306902/ |title=「劣等民族」発言で大炎上『サンモニ』出演のジャーナリスト・青木理氏に“真意”を尋ねるべく直電 |publisher=[[光文社]][[FLASH (写真週刊誌)|FLASH]] |date=2024-09-19 |accessdate=2024-09-27}}</ref>。一方、同月22日の「サンデーモーニング」には出演しなかった<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202409220000248.html|title=「劣等民族」発言の青木理氏は22日サンモニ出演なし 自民党支持層をめぐるコメントで批判|newspaper=日刊スポーツ|date=2024-9-22|accessdate=2024-9-28}}</ref>。
 
同月25日に行われた[[TBSテレビ]]の定例記者会見で、同社の[[龍宝正峰]]社長が一連の発言について、「われわれが放送する番組以外の発言だ。それに関してのコメントをこの場で申し上げるのは控えたい」と直接的な回答を控えた。同社報道局長は「報道で存じ上げている」と述べ、対応については「本人に直接話を聞いてからの判断になる。そういうプロセスにはまだ進んでいない」と説明。「他の番組での発言で、真意を測りかねる。現段階でそれをもって起用し続けるのかどうかは早急だと考えている」と述べるにとどめ、今後のキャスティングについては未定とした<ref>{{Cite web|url=https://www.sankei.com/article/20240925-G7RQOOJAGNHWHFACIU3UUMGLBQ/ |title=青木理氏「劣等民族」発言 TBS社長「放送番組以外の発言」と回答せず、今後の起用未定|publisher=[[産経新聞|産経ニュース]] |date=2024-09-17 |accessdate=2024-09-21}}</ref>。
 
同月27日に配信されたYoutubeYouTube「ポリタスTV」において、青木は「劣等民族」発言の謝罪および撤回を行い、ならびに地上波のテレビ出演を当面自粛することを表明した<ref name="nikkan240927" />。また津田も「不適切な発言に対して、自分も笑って流してしまいました」と反省。プロデューサー、MCの立場としても「適切に反応できなかったことに対しても謝罪致します」とした<ref name="nikkan240927" />。
 
== 著書 ==
=== 単著 ===
* {{Cite book|和書 |author= |title=日本の公安警察 |publisher=[[講談社]] |series=[[講談社現代新書]]、[[1999年]]。ISBN 9784061494886。|date=2000-01-20 |isbn=978-4061494886 }}
* 『北朝鮮に潜入せよ』講談社現代新書、[[2006年]]。ISBN 9784061498365。
* 『国策捜査―暴走する特捜検察と餌食にされた人たち』[[週刊金曜日|金曜日]]、[[2008年]] 増補版[[角川文庫]]、2013年。ISBN 9784041010815。
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* [[荻上チキ・Session]]([[TBSラジオ]])- ゲスト
* [[福井謙二 グッモニ]]([[文化放送]])- コメンテーター
 
=== 映画 ===
* 戦争と対話(2025年8月30日公開予定)<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/632253|title=戦後80年の日本を見渡す、内田也哉子ドキュメンタリーの旅「戦争と対話」8月公開|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2025-07-15|accessdate=2025-07-15}}</ref>
 
== 脚注 ==
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[[Category:慶應義塾大学出身の人物]]
[[Category:長野県野沢北高等学校出身の人物]]
[[Category:長野県小諸市出身の人物]]
[[Category:1966年生]]
[[Category:存命人物]]