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; 東郷 十三(とうごう じゅうぞう)
: 声 - [[白熊寛嗣]]
: [[自衛隊員]]。死因は事故死。都内における重要な任務を終えた後、車での帰宅途中に酔っ払いの車に突っ込まれ、転送される。キャラクターのモデルは[[ゴルゴ13]]。本編では姓名非公開。
: 一貫して寡黙な性格であり、必要最低限の会話しかしない。スーツに関心を示さず、武器だけを手に取るなど、自分の置かれた状況を理解していたわけではないが、ミッションエリアに転送された際は即座に状況を把握し、戦闘にも積極的に参加する。
: 狙撃の名手であり[[銃器]]の扱いに非常に優れ、Xショットガンの射程距離を測る余裕を見せた上で情報提供も行う。そして、スーツ未着用であるにもかかわらず、多数の星人を次々と撃破し仲間のピンチをも救うなど、ミッションそのものに多大な貢献を果たす。千手観音との戦闘では、始めは他の星人と同様にXショットガンで遠距離から狙撃するが、狂時機によって悉く再生されてしまい、さらには狙撃場所を見破られ灯篭レーザーによる反撃を受けるも何とか攻撃を躱し切る。その後は肉弾戦による奇襲戦法で挑み、あと一歩のところで灯篭レーザーによって返り討ちに遭い絶命する。
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; 苫篠 次郎(とましの じろう)
: 声 - [[中國卓郎]]
: 中学生。死因は事故死。学校をサボり、渋谷で遊んでいたところをバイクに突っ込まれて死亡し、転送される。キャラクターのモデルは[[窪塚洋介]]。本編では姓名非公開。
: いつも[[渋谷]]の街で遊んでいるようで、近藤とは互いに面識がある。DJに憧れ、なれた時は「トマオ」と名乗ろうと考える<ref name=":5"/>。ミッションでも近藤とともに行動する。途中からスーツを着用し、二人で千手観音を倒そうと目論むが、近藤ともども灯篭レーザーによって瞬殺されてしまう。
: 実写映画版には未登場。
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: 声 - [[楠見尚己]]/演 - [[土平ドンペイ]]
: あだ名:「'''ボウズ'''」<ref name="nickname-B" />
: [[仏僧]]。宗派は不明<ref>[[浄土教]]系の教義や[[南無阿弥陀仏]]を最も多く唱えるが、[[法華経]]系の[[南無妙法蓮華経]]も唱えるため。</ref>。死因は事故死。愛車の[[フェラーリ]]に乗り帰宅途中、[[飲酒運転]]が祟って事故を起こし、転送される。キャラクターのモデルは[[織田無道]]。本編では姓名非公開。
: テレビのバラエティ番組などに一時よく出演していたという経歴を持つ著名人<ref name=":5"/>。ガンツの部屋において、他の初参加メンバーに対し、[[宗教者]]としての観点から[[説法]]を行い、彼らの状況判断を狂わせる。説法を行うなど坊主らしい姿を見せる一方、本性は強欲そのもので、金や名誉や女を手に入れることを人生の目標としている<ref name=":5"/>。一人ガンツ部屋に取り残された際は神に救いを求めた。経を唱えておこりんぼう星人を静まらせようとするが、通用するわけもなくそのまま掌に押し潰されて死亡。
: 実写映画版では博物館の展示室に逃げ込むが、千手観音に斬殺される。
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; 坂田 研三(さかた けんぞう)
: あだ名:「'''アホの、、、'''」
: 桜井に超能力を伝授した男(超能力については[[GANTZ#超能力]]を参照)。常に[[サングラス]]をかけており、右目の下に泣きボクロがある。インターネットの掲示板で自殺予告した桜井を救うべく接触し、彼に「力」を与える。彼もまた、ある男から超能力を伝授された身である。桜井同様いじめられた経験があり、超能力を用いていじめた相手を殺した過去を持つ。性格は感化されやすく、桜井の正義感に心を動かされる局面もある。だが、人を自殺に追い込むような人間をクズと見なし「殺されて当然」と考え、新宿大虐殺の犯人の正体である和泉(坂田のみ超能力によるスキャンで見破っている)への襲撃の知らせが来ても、桜井に他のメンバーへ連絡を回すこともさせずに「死んで当然」だと見殺しにするなど、倫理面においてやや狭量シビアな面もある。(法に則れば死刑は確定の悪人であり、自分を殺した相手ともなれば流石に仕方のない所はあるが)桜井からは「師匠」と呼ばれているが、[[坂田利夫|アホの坂田]]を連想させるためか、最初は嫌がっている。
: 死因は銃殺。新宿大虐殺で和泉と対決し、超能力を駆使するも死亡、転送される。かっぺ星人編ではスーツなしにもかかわらず、超能力を使い、多くの仲間を助けている。
: 桜井を再生させ共に生き残ろうと考える一方、メンバー間の「死んだら何度でも生き返らせようという姿勢」には否定的な見解を示し、自分の身体の限界も含め「(自分が死亡しても)生き返らせようなんて思うな」と桜井に言い残す。
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: 『GANTZ/OSAKA』では牛丼屋の吉宗家の店員として、室谷と共に働いている様子が描かれている。
; 花紀 京(はなき きょう)
: ガンツバイクを操る美青年。長髪で中性的な顔立ちをしている。通称「キョウ」。[[ヤク中]]で、頭がおかしくなっていると評されているが、2回100点クリアした実力を持つ。戦闘時は星人を蹴散らしながらバイクで進んだり、四肢を破壊して命乞いさせた上で殺すなど、かなり陰惨残虐な戦い方をする。しかし一方で、ピンチに陥っているメンバー(ぬらりひょん戦では眼鏡の高校生)を助けるといった協力的な面も見せる。その後は彼と協力して100点の星人を探し回り、Xガンにノートパソコンを繋いで星人のスキャンなどを行っている({{要出典範囲|原作者のTwitterによると、このデバイスは花紀が自作した物とのこと|date=2014年6月}})。ぬらりひょんを倒そうと狙撃するが、薬物切れのためか指が震えて撃ち損じてしまい、光線で頭部と肩を破壊され死亡。
: 吉本興業出身の[[花紀京|同姓同名のタレント]]がいる。
: 『GANTZ/OSAKA』では、私服で街を徘徊している姿が描かれている。他のメンバーたちと違い、勤労・通学している姿が描かれていない。
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== 超高度文明異星種族 ==
巨人族の宇宙船内で転送された先の『真理の部屋』にて登場する。彼らは巨人族が地球の前に移民先に定めた星の住人で、巨人族の侵を受けるも、これを撃退した。その後、地球に向け巨人族に対抗するための軍事技術の情報を発信する。
 
真理の部屋には裸の巨大な彫像のようなものが二体背中合わせに立っており、その姿形は一見すると地球人類に似ているが、顔面と上半身の前部を深くえぐり取った中に老若男女様々な人種に犬や猫などの動物、禍々しい生物などの頭部があり、この異形の彫像を介して彼らとの接触が可能<ref>この彫像自体はただのスピーカーでしかなく、彼らの存在している宇宙、その真の姿や文明などの一切が不明である</ref>。会話中にそれら頭部が入れ代わり立ち代わり現れ、その中には歴史上の人物や著名人、真理の部屋に居合わせた者の知人の顔もあり<ref>[[パグ]]、[[クリント・イーストウッド]]、[[宮崎駿]]、[[マハトマ・ガンディー]]、[[ダライ・ラマ14世]]、[[ベネディクト16世 (ローマ教皇)|ベネディクト16世]]、[[アルベルト・アインシュタイン]]、[[マリリン・モンロー]]、[[スタンリー・キューブリック]]、[[スティーヴン・ホーキング]]、[[ビル・ゲイツ]]、[[イチロー]]、[[アフガン・ハウンド]]などが確認出来る。</ref><ref>地球人類を『人間は地球上で特別な存在だと思い上がッている傲慢な生き物』と断罪し、菊池の通訳を務めたセバスチャンの顔を使い(セバスチャン本人が超高度文明異星種族の一人だったという見方も出来る)、神など存在しないと語った。</ref>、言語の壁なく会話が出来<ref>彼らの言葉はテレパシーのようなもので、聞く者に理解出来る言語に変換される。</ref>、全てを知り、全てに答える。巨人族をもはるかに超える科学力を持ち、地球人類に与えたガンツなどの軍事技術でさえ、彼らにとっては巨人族を撃退しうる最低限のものでしかない。人間や生物を自在に物質的復元・分解する技術も持つ<ref>それまでガンツの部屋で行ってきた転送や再生と同じ現象だが、死の瞬間の記憶があり、更に高度な技術と思われる。</ref>。
 
彼らには地球人特有の感情は無いらしく、そして巨人族以上に地球人類を昆虫やそれ以下しか認めておらず、地球人を『ただの物質』、その命は『チリやゴミ』、そしてその感情さえも『微弱電気の流れによる現象』『電化製品となんら変わらず、違いはより複雑かどうかだけ』とまで断言した。軍事技術の提供も地球人への同情や救済のためではなく、『地球そのものの、ある程度の秩序のため』であった<ref>人間(地球人)を救うためではなく、地球のあらゆる生物の生態系を守るためだったと考えられ、人間はその理由により助けられた生物の一つに過ぎない。だがこの選択もしょせんは彼らの気まぐれでしかなく、違う選択であっても問題はなかったらしい。</ref>。
 
はガンツメンバーたちに『魂』とその行き先についてを教えた後、この先、地球人に干渉することはないだろうと言い残し、真理の部屋と共に消え去っていった。
 
作者の奥浩哉は[[志磨遼平]]との対談で「神星人みたいな感じで僕は思ってて」と述べている。人々に答えを示す場面は奥の思想ではなく、「人が思う神(神星人)のようなものがいるんだったら、こういう回答を出すのではないか」というイメージから来ている<ref>映画「GANTZ:O」 奥浩哉 × 志磨遼平(ドレスコーズ) SPECIAL対談【SPACE SHOWER NEWS】(YouTube)</ref>。
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: 原作では完全な脇役だったが、アニメ版では「あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編」に再登場。しかし梶浦と室戸のホームレス狩りに遭い、そのままバットで撲殺されるという末路を迎えた。
; トンコツ
: 桜井がインターネットの掲示板で出会った少女。「'''トンコツ'''」は[[ハンドルネーム]]であり、本名は不明<ref>桜井は彼女のことを一貫して「トンコツ」あるいは「トンコツさん」と呼んでおり、彼女も桜井のことを一貫して「チェリー」と呼んでいる。</ref>。トンコツとは呼ばれていないが、実写版の桜井にはヒトミ(演 - [[吉谷彩子]])と呼ばれる彼女がいる。趣味は[[ネットサーフィン|ネット]]。掲示板で自殺を仄めかしていた桜井に対して、掲示板利用者の中で唯一自殺をやめるように説得したり、殺人を犯してしまった桜井の心の支えとなる。桜井と共に通り魔を捕まえようとするなど、かなりの正義感と行動力の持ち主。オニ星人ミッションの前日に桜井に告白し、ミッション後から付き合い始める。カタストロフィが起きた後も桜井と行動を共にしていたが、桜井が転送され離れ離れになった際に、戦火に巻き込まれて命を落とした。死後、桜井の[[が見た覚]]のなかで「もういい」などと慰める言葉をかけている。
; 篠崎 涼子(しのざき りょうこ)
: 和泉と同日に転入してきた高校生。転校初日に玄野が見とれたほどの恵まれた容姿の持ち主で、和泉に告白して彼女となる。玄野と和泉の付き合いから、彼女同士ということもあって小島とは仲がよく、一緒にショッピングなどに出かけている。和泉と吸血鬼たちの戦闘に巻き込まれ、彼の最期を看取ることになる。それ以後の動向は不明。
; 菊地 誠一(きくち せいいち)
: 演 - [[加藤晴彦]]
: 2年前からガンツと星人の謎を追っている[[フリーランス#フリーランス業の例|フリー]][[著作家#狭義のライター|ライター]]。池袋の宇宙人騒動の際に現れた「黒い特殊部隊」の正体を追い求め、玄野の元を訪れた。情報源としては適切でなかった当時の玄野に失望しかけるが、記憶喪失になんらかの可能性を感じて、取材対象として接触を保つことになる。吸血鬼の情報を掴み尾行を試みた際に、逆に捕まってしまい窮地に立たされるが、事前に入手していた和泉の個人情報と引き換えに身の安全を保障され、逃れることができた。その結果として和泉は死亡するが、玄野に対して淡々と次の標的であると予告するなど、本人には悪びれる様子は窺えない。
: その後は、独自のルートでドイツ人の協力者セバスチャンの知己を得て、単身ドイツへ渡って調査取材を開始。以後、ガンツの謎に急速に迫ろうとしている。ガンツを製造させたとされる会社「マイエルバッハ」への接触に成功し、製造工場の取材を行った。ラストミッション終了後の時期にも、引き続き現地でガンツの情報収集に当たっていたが、その折にマイエルバッハの会長であるハインツ・ベルンシュタインの直接取材の許可を得て、訪れた彼の屋敷で「ガンツの真相」について告げられる。しかし、取材内容に納得できないまま現地に滞在して続けていた彼の元に、唐突にセバスチャンが現れ、そこで彼の異様さの片鱗を目にすることとなる。
: カタストロフィが終わりかけるころには巨人の母船にいて、「宇宙人たちを追い詰めた」ことや「玄野計は英雄だ」という真実を報じた。また、その後でガンツのシステムを生み出した異星人と邂逅。ガンツの真実とセバスチャンの正体を知る。
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: 菊地がドイツ取材の際に通訳を依頼したドイツ人で、ジャパニメーション(日本のアニメ作品)が好きな[[オタク]]。「黒い球の部屋」の掲示板を通じて菊池と接触した。
: 自らの取材内容に納得出来ない様子の菊地に対して、再び「ガンツの真相」を告げるが、なおも腑に落ちない彼の姿に苛立ちを覚え、その異様さの片鱗を露わにする。通訳をしていた時とは一変して流暢な日本語を操り、「神は人のようなものか…どのような形か」<ref>加藤から対話を求められた際の、ぬらりひょんの発言。</ref>「悪いことは重なる…確率論なんか無視して重なッていく」<ref>ラストミッション直前に自分の死を予感した稲葉の発言。</ref>など、作中の人物が発したのと同じ言葉(ただし大半は「〜か?」という疑問形に変わっている)を発しながら、様々な怪奇現象(一部に、坂田や桜井の超能力に類似したものがあった)を見せた後にどこかへ転送されていった。
: その正体は、ガンツのシステムを生み出した[[#超高度文明異星種族|超高度文明異星種族]]にも取れる描写があるが、感情がないとされるその種族と違い、ややコミカルな面を見せる彼本人だったのかは不明。真理の部屋で彼の顔が一瞬映し出されたが、浮かぶ顔はランダムでありその当人が通話しているとは限らない。部下のような存在である可能性もある
; 仲河 駿(なかがわ しゅん)
: 巨人の少女に連れ帰られた多恵がペットが飼育されていたケージ内で出会った少年。14歳の中学生。多恵の顔立ちと体つきから当初小学生かと勘違いしていた。ケージ内で会話を重ねるうちに多恵に恋心を抱き、彼氏の代わりになりたいと発言した。全裸で寝ている多恵を見て欲情しレイプしかける(巨人の少女が引き離したため未遂に終わった)も、後に生き延びた人間同士として和解している。だがその後、餌として与えられていた流動食が体質に合わなかったのか体調が悪化。多恵に「彼氏のところまで自分で行くんだ」と諭し、脱出を促した。その後は不明。