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{{Infobox Film
'''佐々倉 桐太郎'''(ささくら とうたろう、[[天保]]元年([[1830年]]) - [[1875年]](明治8年)[[12月17日]])は、[[幕末]]の[[幕臣]]。[[明治|明治期]]の[[大日本帝国海軍|海軍]][[教官]]。[[諱]]は義行。
| 作品名 = 秘密と嘘
| 原題 = Secrets & Lies
| 画像 =
| 画像サイズ =
| 画像解説 =
| 監督 = [[マイク・リー]]
| 製作総指揮 =
| 製作 = サイモン・チャニング・ウィリアムズ
| 脚本 = [[マイク・リー]]
| 出演者 = [[ブレンダ・ブレッシン]]<br />[[ティモシー・スポール]]<br />[[マリアンヌ・ジャン=バプティスト]]
| 音楽 = アンドリュー・ディクソン
| 撮影 = ディック・ポープ
| 編集 = ジョン・グレゴリー
| 配給 = {{flagicon|Japan}} [[フランス映画社]]
| 公開 = {{flagicon|United Kingdom}} [[1996年]][[5月24日]]<br />{{flagicon|Japan}} [[1996年]][[12月21日]]
| 上映時間 = 142分
| 製作国 = {{GBR}}
| 言語 = [[英語]]
| 製作費 = $4,500,000
| 興行収入 = {{flagicon|United Kingdom}} £1,300,000
| 前作 =
| 次作 =
}}
『'''秘密と嘘'''』(''Secrets & Lies'')は[[1996年の映画]]。[[マイク・リー]]による脚本・監督作品。[[カンヌ国際映画祭]]で[[パルム・ドール]]を受賞。アメリカの[[アカデミー賞]]でも多数の賞にノミネートされた。
 
==履歴 キャスト ==
{| class="wikitable" style="text-align: center;"
[[江戸]]に生まれ、[[御家人]]の結城家から[[遠国奉行|浦賀奉行所]]組[[与力]]佐々倉家の養子となる。[[弘化]]3年([[1846年]])のアメリカ使節[[ジェームズ・ビッドル|ビッドル]]、[[嘉永]]6年([[1853年]])の[[マシュー・ペリー|ペリー]]来航時に応接掛、嘉永7年([[1854年]])に[[鳳凰丸]]建造掛を務め、鳳凰丸の副将に任命された。
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! rowspan=2|役名
! rowspan=2|俳優
! colspan=2|日本語吹替
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! VHS版
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| シンシア || [[ブレンダ・ブレッシン]] || [[井上瑤]]
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| モーリス || [[ティモシー・スポール]] || [[土師孝也]]
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| ホーテンス || [[マリアンヌ・ジャン=バプティスト]] || [[山像かおり]]
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| モニカ || フィリス・ローガン || [[宮寺智子]]
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| ロクサーヌ || クレア・ラッシュブルック || [[亀井芳子]]
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| ジェーン || エリザベス・バーリントン || [[佐藤しのぶ (声優)|佐藤しのぶ]]
|-
|}
 
== ストーリー ==
[[安政]]2年([[1855年]])、[[長崎海軍伝習所]]第一期生に選ばれ、[[航海術]]・[[測量]]を修めた。江戸に帰朝後、[[軍艦操練所]]教授方となる。[[万延]]元年([[1860年]])、[[咸臨丸]]運用方兼砲術方として渡米。
幼くして母親を亡くし、10代から稼ぎに出かけつつ、弟の世話までこなしてきた主人公のシンシア。そのお節介な性格からか、夫はおろか友人すらいないまま中年を迎える。
[[サンフランシスコ]]入港時、見習士官であった[[赤松則良|赤松大三郎]]とともに日本人初の[[祝砲]]を撃っている。
 
== 外部リンク ==
帰国後、軍艦操練所教授方頭取、軍艦役などを歴任、[[小笠原諸島]]の測量や[[幕府海軍]]の強化に尽力した。
* {{Movielink|allcinema|51828|秘密と嘘}}
* {{Movielink|kinejun|30036|秘密と嘘}}
* {{Movielink|allmovie|1:135935|Secrets & Lies}}
* {{Movielink|imdb|0117589|Secrets & Lies}}
 
母親に対する不満からいつもイライラしている娘、カメラマンとして活動し裕福な生活を手に入れた弟と不妊治療に励むその妻、そして、シンシアがその存在さえ忘れていた生まれてすぐに養子に出した黒人の娘。そして、それらの人物をさらに取り巻くトラブルや人々。嫉妬や憎悪、疑い、嘘、秘密、依存、罪の意識。さまざまな感情が渦巻く中、「家族」という幻想の中で、積もりに積もった不平不満がそこに噴出する。
維新の際、肺病のため[[榎本武揚|榎本艦隊]]には参加できず、子息・佐々倉松太郎(軍艦役)を[[中島三郎助]]に同道させた。[[戊辰戦争]]後、松太郎は生還したが、中島父子は戦死。佐々倉は手を尽くし、中島の末子、[[中島與曽八]]([[1868年]](明治元年) - [[1929年]](昭和4年)・海軍機関[[中将]])を[[駿府藩|静岡藩]]三等勤番士に採用させ、中島家を存続させた。
 
舞台出身のマイクー・リー監督らしく、脚本は一切使用せず、現場で役者とともに即興的に作り上げられていった世界観は極限のリアリティーを生んだ。
[[1871年]]([[明治]]4年)[[海軍兵学校 (日本)|海軍兵学寮]]に出仕、[[1873年]](明治6年)には兵学権頭となり、海軍軍人の育成に努めた。
 
{{マイク・リー監督作品}}
==人物 ==
{{英国アカデミー賞作品賞 1981-2000}}
[[咸臨丸]]が、[[サンフランシスコ]]に入港した際、米海軍から21発の礼砲をうけた。この際、日本側から答砲の話がでたが、これに対して[[勝海舟]]は失敗したら恥になるからと、強硬に反対した。これに対して佐々倉は失敗はしない。答砲すべきだと反論した。それに対し勝は「成功したら俺の首をやる」と言い不快感をあらわした。
{{パルム・ドール 1980-1999}}
その結果、無事答砲は成功し、佐々倉は「今[[勝海舟|勝麟]]の首を貰っても良いが、艦長も首が無いと不便だろうから、日本に着くまで預けておこう」と言い乗組員を笑わせたと言う。
{{DEFAULTSORT:ひみつとうそ}}
[[Category:パルム・ドール受賞作]]
[[Category:ロンドンを舞台とした映画作品]]
[[Category:イギリスの映画作品]]
[[Category:1996年の映画]]
[[Category:ドラマ映画]]
 
[[ca:Secrets and Lies]]
== 登場作品 ==
[[cs:Tajnosti a lži]]
* '''テレビドラマ'''
[[de:Lügen und Geheimnisse]]
** [[天皇の世紀#第一部(テレビドラマ)|天皇の世紀]](1971年 演:[[宮崎和命]])
[[en:Secrets & Lies (film)]]
** [[勝海舟 (NHK大河ドラマ)|勝海舟]](1974年 演:[[柳生博]])
[[es:Secretos y mentiras]]
** [[勝海舟 (テレビドラマ)|勝海舟]](1990年 演:[[片桐竜次]])
[[fi:Salaisuuksia ja valheita]]
 
[[fr:Secrets et Mensonges]]
== 関連項目 ==
[[it:Segreti e bugie]]
* [[咸臨丸]]
[[nl:Secrets & Lies]]
* [[中島三郎助]]
[[pl:Sekrety i kłamstwa]]
 
[[pt:Segredos e Mentiras]]
{{デフォルトソート:ささくら とうたろう}}
[[ru:Тайны и ложь]]
[[Category:江戸幕府旗本]]
[[tr:Sırlar ve Yalanlar (film)]]
[[Category:万延元年遣米使節の人物]]
[[Category:幕府海軍の人物]]
[[Category:長崎海軍伝習所・関連学校の人物]]
[[Category:幕府の海事官僚]]
[[Category:日本の海事教育者]]
[[Category:武蔵国の人物]]
[[Category:相模国の人物]]
[[Category:1830年生]]
[[Category:1875年没]]