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{{otheruses|1970年代の子役・アイドル歌手|歌手のくろさわ博|ヒロシ&キーボー}}
{{半保護}}
{{BLP unsourced|date=2012年12月16日 (日) 13:02 (UTC)}}
{{Pathnav|仮面ライダーシリーズ|仮面ライダー剣|frame=1}}
{{ActorActress|
{{Infobox Film
| 芸名 = 黒沢 浩
| 作品名 = 劇場版 仮面ライダー剣<br />MISSING ACE
| ふりがな = くろさわ ひろし
| 原題 =
| 画像ファイル =
| 画像サイズ =
| 画像解説コメント =
| 本名 = William Hiroshi Koff、ウィリアム・浩・カフ
| 監督 = [[石田秀範]]
| 出生地 = 東京都
| 脚本 = [[井上敏樹]]
| 死没地 =
| 原作 = [[石ノ森章太郎]]
| 国籍 = {{USA}}
| 製作 = [[日笠淳]]<br />[[武部直美]]<br />[[宇都宮孝明]]<br />松田佐栄子
| 民族 =
| 出演者 = [[椿隆之]]<br />[[森本亮治]]<br />[[天野浩成]]<br />[[北条隆博]]<br />[[黒田勇樹]]<br />[[三津谷葉子]]<br />[[杉浦タカオ|杉浦太雄]]<br /> [[江川有未]]<br/>[[竹財輝之助]]<br />[[石田未来]]<br />[[山口香緒里]]
| 身長 = 201
| 音楽 = [[三宅一徳]]
| 血液型 = [[ABO式血液型|B型]]
| 主題歌 = [[RIDER CHIPS]] featuring [[Ricky]]<br />「[[ELEMENTS (曲)|ELEMENTS]]」
| 生年 = 1960
| 撮影 = [[いのくままさお]]
| 編集生月 = 長田直樹7
| 生日 = 18
| 製作会社 = 劇場版「ブレイド・デカレンジャー」製作委員会
| 没年 =
| 配給 = [[東映]]{{efn|name="no"|ノンクレジット}}
| 没月 =
| 公開 = [[2004年]][[9月11日]]
| 没日 =
| 上映時間 = 73分(劇場公開版)<br />90分(ディレクターズカット版)
| 職業 = [[子役]]、[[歌手]]、[[モデル (職業)|モデル]]
| 製作国 = {{JPN}}
| ジャンル =
| 言語 = [[日本語]]
| 製作費活動期間 =
| 活動内容 =
| 興行収入 = 9億2000万円<ref>{{Cite journal|和書 |year = 2005|title = 2004年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて |journal = [[キネマ旬報]] |issue = [[2005年]]([[平成]]17年)[[2月]]下旬号 |pages = 152 |publisher = [[キネマ旬報社]]}}</ref>
| 配偶者 =
| 前作 = [[劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト]]
| 著名な家族 = [[キャロライン洋子]](妹)
| 次作 = [[劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼]]
| 事務所 =
| 公式サイト = [http://www.odinnet.com]
| 主な作品 = '''テレビドラマ'''<br />
『[[少年探偵団 (BD7) ]]』
| アカデミー賞 =
| AFI賞 =
| 英国アカデミー賞 =
| セザール賞 =
| エミー賞 =
| ジェミニ賞 =
| ゴールデングローブ賞 =
| ゴールデンラズベリー賞 =
| ゴヤ賞 =
| グラミー賞 =
| ブルーリボン賞 =
| ローレンス・オリヴィエ賞 =
| 全米映画俳優組合賞 =
| トニー賞 =
| 日本アカデミー賞 =
| その他の賞 =
| 備考 =
}}
'''黒沢 浩'''(くろさわ ひろし、本名:William Hiroshi Koff、ウィリアム・浩・カフ、[[1960年]][[7月18日]] - )は、主に[[1970年代]]に活躍した元[[子役]]で元[[歌手]]。現在は制作会社の株式会社オーディン代表取締役。株式会社オーディン・ピクチャーズ代表取締役。広告代理店のジャパンティーヴィー株式会社の取締役などを務める。元子役の[[キャロライン洋子]]は実妹。
{{Portal 映画}}
『'''劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE'''』(げきじょうばん かめんライダーブレイド ミッシングエース)は、[[2004年]][[9月11日]]より[[東映]]系で公開された日本の映画作品。[[特撮]]テレビドラマ「[[平成]][[仮面ライダーシリーズ]]」『[[仮面ライダー剣]]』の映画化作品である。同時上映は『[[特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション]]』。
 
==経歴==
キャッチコピーは「'''物語は未来へ―。最終戦闘を目撃せよ!'''」。
船舶会社に勤務するアメリカ人の父と日本人の母の間に東京で生まれ、「'''ウィリアム 浩'''」名義で子供服や雑誌『週刊セブンティーン』でのモデルをしながら、[[1973年]]に歌手デビュー。その後、「'''黒沢浩'''」に改名して[[1975年]]10月にテレビドラマ『[[少年探偵団 (BD7)|少年探偵団]]』で俳優デビュー。
 
その後はタレント活動をしていたが[[1979年]]に[[東京都]][[調布市]]の[[アメリカンスクール・イン・ジャパン]]を卒業し、カリフォルニア大学サンディエゴ校への入学を機に芸能界を引退。翌[[1980年]]、[[国際基督教大学]]教養学部に編入学。
== 概要 ==
前年までとは異なり9月公開となった本作品は、剣崎たち仮面ライダーの活躍により全てのアンデッドが封印されてから4年後にあたる、栗原天音の14歳の誕生日前後が舞台となっている{{efn|テレビシリーズ第13話(テレビ朝日では[[2004年]][[4月18日]]放映)において天音の10歳の誕生日を祝うシーンがある。また、劇中で睦月が面接先の会社に提出した履歴書の日付は、平成20年6月14日となっている。}}。
 
卒業後の[[1984年]]に[[日本テレビ放送網]]入社。制作局、スポーツ局でディレクター、プロデューサーを経て、[[1988年]]に退社。フリーのディレクターを経て、[[1998年]]に番組・CM制作会社の株式会社オーディンを東京都[[目黒区]]に設立。同社は主に[[日本放送協会|NHK]]のスポーツ番組、国際ニュースの制作。スポーツ専門局[[GAORA]]の海外スポーツ番組制作や[[AXN]]の映画情報番組制作。他に[[プロアクティブ]]などのマーケティングおよびクリエイティブを手掛ける。
このようにテレビシリーズでも描かれていた戦いが終結した後を描いたストーリーとされていたが、その後に放映されたテレビシリーズ最終話は、劇場版である本作品には繋がらない結末を迎えている<ref>{{Cite journal |和書|date=2005-05-01 |journal=[[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]] |volume=Vol.118 |issue=(2005年5月号) |publisher=[[朝日ソノラマ]] |page=148 |title= 巻末とじこみ付録 宇宙船 DATA BOOK 2005|id=雑誌コード:01843-05 }}</ref>。脚本を手がけた[[井上敏樹]]は戦いの後日譚とした理由について、本作品の執筆時点では『剣』テレビシリーズを、自身がほとんど書いておらず内容をよく知らなかったため、一から書いた方が早かったからであったとしている<ref>{{Cite book |和書 |author=レッカ社 |date=2013 |title=語ろう!クウガ アギト 龍騎 |page=241 - 283 |publisher=[[カンゼン]] |chapter=INTERVIEW:7 井上敏樹 |isbn=978-4-86255-178-8 }}</ref>。ただしテレビシリーズ終盤の展開にも一部本作品のそれに準じた部分が見られており、第48話には本作品で志村純一を演じた黒田勇樹が、警官役としてゲスト出演もしている。
 
[[2004年]]から広告代理店ジャパンティーヴィー株式会社の取締役、[[2005年]]から[[ガシーレンカージャパン]]のコンサルタントも務める。
前年に引き続き、仮面ライダーブレイド キングフォームやジョーカー、ギラファアンデッド(怪人態のみ)といった、新フォームや新キャラクターがテレビシリーズに先駆けて登場している。
 
== 出演 ==
キャスト面では、新世代ライダーの3人には、映画『[[学校 (映画)|学校]]』で日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞した[[黒田勇樹]]、グラビアアイドルで女優の[[三津谷葉子]]、『[[ウルトラマンコスモス]]』の主人公春野ムサシ役で知られる[[杉浦太陽]]の弟である[[杉浦タカオ|杉浦太雄]]を起用した。14歳に成長した設定となっている栗原天音は[[石田未来]]が演じ、テレビシリーズでの天音役の[[梶原ひかり]]も本作品内の天音の幼少時代という形で出演している。特撮OB・OGからは、前作『[[仮面ライダー555]]』より[[泉政行]]、[[村井克行]]、[[唐橋充]]が出演した。特に泉と村井は役名や同じ会社の役員という役柄など『555』での役柄を彷彿とさせる設定となっている。また、テレビシリーズ第1話にのみ出演した[[松金よね子]]が同じ役柄で出演した他、主題歌を担当した[[RIDER CHIPS]]のメンバーもゲスト出演を果たしている。
=== テレビドラマ ===
* [[少年探偵団 (BD7)]](1975年10月 - 1976年3月、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]) - 主演・[[小林芳雄]] 役
* [[笑って!笑って!!60分]]番組内ドラマ「続・哀愁学園」(1976年、[[TBSテレビ|TBS]]) - レギュラー
 
=== テレビ番組 ===
スタッフ面では、テレビシリーズにてパイロットを手掛けた[[石田秀範]]が映画作品を初演出。脚本は前述の通り[[井上敏樹]]が手がけている。メインカメラマンには、石田と同様に平成仮面ライダーシリーズ劇場版に初めて参加する[[いのくままさお]]が起用された。
* 「[[レッツゴー・ヤング]]」(1977年4月 - 1979年3月、NHK) - [[レッツゴーヤング#サンデーズ|サンデーズ]]
 
=== あらすじ教材 ===
* ケンちゃん世界を回る Third Steps in English (日本[[ブリタニカ]]) <br> 付属カセットテープ収録ドラマ主人公・石川ケン役
生物の始祖的存在である不死の生命体・アンデッドは人類を巻き込んだ戦いを繰り広げていた。それを食い止めるため、人類基盤史研究所(以下“ '''BOARD''' ”)が作り出した戦士・仮面ライダーはアンデッドを封印し続けていた。
 
== 音楽 ==
やがて大半のアンデッドは封印され、最後に残ったのは'''相川始'''と名乗る人間に化けていた'''ジョーカー'''、またの名を'''仮面ライダーカリス'''。'''剣崎一真 / 仮面ライダーブレイド'''は始 / ジョーカーとの死闘の果てに彼を封印し、長き戦いは幕を下ろしたはずであった。
=== シングル ===
 
{|class="wikitable" style="text-align:center;font-size:smaller;"
その4年後(西暦2008年)。清掃員として働いていた剣崎の元に、仮面ライダーとアンデッドの戦いを記した本の出版で財を成した、かつての仲間である'''白井虎太郎'''が現れる。虎太郎の姪である'''栗原天音'''の14歳の誕生日を、昔の仲間で祝おうと言うのだ。虎太郎と共に仲間たちに会いに行く剣崎だが、就職活動で忙しい'''上城睦月 / 仮面ライダーレンゲル'''や、結婚を控えた'''広瀬栞'''の反応は冷たい。4年間の空白で生じた溝にショックを受ける剣崎たちの前に、封印したはずのアンデッドが多数出現する。生身で応戦する剣崎だが、当然敵わない。そんな時、3人の仮面ライダーが突然現れ、瞬く間にアンデッドを封印していった。声をかける剣崎だったが、生身で戦ったことで夏美に平手打ちされ、聞こうとするも志村に止められ、3人は剣崎を無視してその場を後にした。
 
そのしばらく後、天音の家でパーティーの準備をする剣崎たちの前に、再び3人の仮面ライダー・'''志村純一 / グレイブ'''、'''三輪夏美 / ラルク'''、'''禍木慎 / ランス'''が現れる。先日の戦いで剣崎が拾ったラウズカードを回収しに来ただけ、という彼らは、剣崎たちを「あなたたちの時代は終わった」となじる。その場を去る3人を追い掛ける剣崎たちを迎えたのは、すっかり雰囲気が変わった'''橘朔也 / 仮面ライダーギャレン'''だった。橘は、ジョーカー封印の直後、未知のアンデッド・'''アルビノジョーカー'''によってアンデッドの封印が再度解かれたことを剣崎たちに告げる。協力を申し出る剣崎たちだったが、ライダーへの変身に必要なラウズカードに封印されるべきアンデッドは、未だ解放されたまま。志村たち3人は、足手まといは要らない、先輩面されちゃたまらないと、協力を拒むのだった。
 
そんな時、天音がデパートで万引きをして警察に捕まったと連絡が入った。天音は、信頼していた始がいなくなったことで、すっかり心を閉ざしてしまっていたのだ。釈放されて叱責する母・'''遥香'''から逃げ出す天音を追った剣崎の前に、アンデッドと白い怪人・'''アルビローチ'''の群れが現れる。改心した睦月や、駆け付けた志村たちの協力で、天音を守りながら逃げる剣崎たち。そして変身した橘がスパイダーアンデッドを封印したことで、睦月もライダーへの変身が可能になり、戦況はライダー側に傾き、アンデッドの残党は退散していった。
 
橘は、アルビノジョーカーの目的は、アンデッド同士の戦い=バトルファイトに勝利することで得られる「万能の力」であるという推測を、剣崎たちに語る。睦月が変身できるようになったことで、再度協力を申し出る剣崎たちだったが、それでも志村たちは「チームワークが乱れる」と拒否。仕方なく、剣崎たちは独自に動くことを決意する。結婚式を控えて忙しい栞も、アンデッドを見つけるためのソフトウェアを貸すという形で協力してくれた。そして剣崎たちは、剣崎が変身するためのカードに封印しなければならない、ビートルアンデッドと遭遇。睦月がこれを撃破し、剣崎は変身できるようになった。それが気に食わない夏美と禍木は、レンゲルを攻撃、剣崎はブレイドに変身し、止めようとするも、志村が剣崎の力を試そうと襲いかかって来る。ライダー同士の戦いの最中、新手のアンデッドが乱入。それを封印したことで、志村は剣崎の実力を認めたが、夏美と禍木はそれを認めなかった。しかしその後、夏美と禍木が何者かに殺されたうえ、封印により集まった4枚のカテゴリーKのカードがなくなっていた。一同は疑心暗鬼に陥り、志村はこの中の誰かがアルビノジョーカーだと言い出す。
 
緊張が続く中、剣崎は天音を励まそうと彼女の下を訪れる。好意を拒絶する天音だが、再びアルビローチの大群が2人を襲撃。駆け付けたライダーたちとアルビローチによる混戦の陰で、橘は天音に、彼女こそが「万能の力」を手に入れるために必要な「生贄」であり、そのためにアルビノジョーカーがアルビローチを仕向けて襲ってくることを明かす。一方、夏美と禍木の最期を虎太郎から知らされた栞は、2人が残したダイイングメッセージからアルビノジョーカーの正体に思い至り、結婚式場を飛び出して剣崎たちのもとに赴く。橘とはぐれた天音に、アルビノジョーカーの本性をあらわにした志村が襲い掛かろうとするが、栞の警告を受けた剣崎たちに阻止される。しかし無数のアルビローチから天音を逃がしきることは容易ではない。窮余の一策として、橘と剣崎が志村から奪ったジョーカーのカードを睦月が解放。復活した始はアルビローチを蹴散らし、気絶した天音を連れて撤退する。
 
とある湖畔で一息つく始を、剣崎の追撃を振り切ったアルビノジョーカーが奇襲し、4枚のカテゴリーKによって生み出したバニティカードの中に天音を封印してしまう。さらにアルビノジョーカーは、バニティカードをBOARD基地地下の研究室に安置された古代の石板に捧げ、'''巨大邪神14'''と一体となる。立ち向かう4人の仮面ライダーも、邪神の絶大な力には手も足も出ない。一計を案じた始は、14の相手を橘と睦月に任せ、剣崎を連れて石板のもとへ向かう。バニティカードに封じられた生贄の命を絶てば、14の力を削ぐことができると語る始は、天音の代わりに剣崎が犠牲になるよう要求する。死を覚悟した剣崎はその申し出を受けるが、カードが天音を解放して剣崎を取り込もうとした瞬間に始が割って入る。最初から始が自らを犠牲とするつもりだったことを悟った剣崎は、友を手に掛けることを躊躇するが、始の叱咤を受けて決意を固め、バニティカードを刺し貫く。
 
生贄が失われたことでもだえ苦しむ14を前に、態勢を立て直した剣崎、橘、睦月は、始の力を加えた4人で戦おうと誓う。弱体化したとはいえ、なおも手ごわい14に、剣崎は最強の姿'''キングフォーム'''となって斬りかかる。その一撃には14も耐え切れずに爆発炎上し、アルビノジョーカーの野望は潰えた。
 
戦いを終え、ハカランダで開かれた天音の誕生パーティーに仲間たちが集まった。素直になった天音は今までの振る舞いを皆に詫びるが、ふと始がいたような気がして外に飛び出す。それは幻に過ぎなかったが、始はいつも天音のそばにいると剣崎は励ます。再開したパーティーは、全員が幸せそうな笑みを浮かべて寝転がるまで続くのだった。
 
== 登場人物 ==
{{Main2|テレビシリーズの登場キャラクター|仮面ライダー剣の登場キャラクター}}
=== 新世代ライダーの変身者 ===
志村純一をリーダーとする3人の新世代ライダーたち。三輪と禍木の2人は、志村によってスカウトされている。3人とも剣崎達に対しては常に喧嘩腰な態度をとっていた。
; {{読み仮名|志村 純一|しむら じゅんいち}} / [[#仮面ライダーグレイブ|仮面ライダーグレイブ]] / アルビノジョーカー / 巨大邪神・{{読み仮名|14|フォーティーン}}
: 22歳。血液型は、O型。橘の助手としてバトルファイトに潜む大いなる謎を研究している青年。元々大学で古代語の研究をしており、ディレクターズカット版ではギラファアンデッドを封印する際に、古代語で話していたところを睦月に目撃され怪しまれるが、橘が大学での研究のことを説明したことでその場を切り抜けている。
: 募金活動に進んで参加するなど、占い師からは「滅多にいない良い奴」と評される、優しさの塊のような男であるが、夏美や禍木と同様に旧世代ライダーたちのことは快く思っておらず、見下した態度を取っている。一方でディレクターズカット版では、ブレイドに再び変身した剣崎に「自分たちは、思い上がっていたかもしれない」と謝罪する一幕も見られた。
: その正体はもう一人のジョーカー'''アルビノジョーカー'''であり、上述の古代語を話せる本来の理由もこれに起因している。本性を現した後、天音を生贄にすることで巨大邪神・14と一体化。しかし始の自らを犠牲にした行為によって力が弱まり、最後はブレイド・キングフォームのロイヤルストレートフラッシュで14諸共倒された。
:
; {{読み仮名|三輪 夏美|みわ なつみ}} / [[#仮面ライダーラルク|仮面ライダーラルク]]
: 21歳。元々OLだったが、上司にお茶くみの仕事ばかりを押し付けられることに頭が来てその上司に飛び蹴りと一本背負いを放ってしまい、クビになった過去を持つ。ピーコックアンデッドに襲われた際、志村と出会い仮面ライダーにスカウトされた。前述の一件からも窺えるように口よりも先に手が出るタイプで、また男に対する対抗心が強いが、ピーコックアンデッドに襲われた時には禍木に助けを求めた上に自分だけ助かろうとする利己的な一面も持っている。また志村に対しては好意を持っている。一方で橘を除く旧世代ライダーには異様なライバル心を燃やしている。
: 物語中盤、アルビノジョーカーに殺された禍木から彼が封印したタランチュラアンデッドのカードを奪い、同時に志村からも残りのキングのカードを奪うが、自身もアルビノジョーカーによって殺される。その際スペード4のカードを握り、禍木と同様にアルビノジョーカーの正体を現すイニシャルを示すというダイイングメッセージを残した。
:
; {{読み仮名|禍木 慎|まがき しん}} / [[#仮面ライダーランス|仮面ライダーランス]]
: 21歳。ジャケットタイプの雨合羽を日常的に着用している。元ウェイターだが、店内ではた迷惑に騒いでいた客に注意をした際に逆切れして自身に水をかけた客に頭突きをしたことからクビになった過去を持つ(しかし他の客も迷惑していたため、その様子を見た他の客全員からは拍手されていた)。夏美と共に復活したピーコックアンデッドに襲われた際、志村と出逢い仮面ライダーにスカウトされた。優秀だが単細胞かつ血気盛んで、自信過剰なきらいもある。旧世代ライダーの剣崎達を見下している点は志村と同様。
: 物語中盤、残っていたカテゴリーキングであるタランチュラアンデッドを封印した直後、アルビノジョーカーに襲われ殺される。その際クラブJのカードを握り、アルビノジョーカーの正体を現すイニシャルを示すダイイングメッセージを残した。
 
== 仮面ライダー ==
本作品に登場する仮面ライダーは、便宜上「新世代ライダー」と「旧世代ライダー」の2つのカテゴリに大別される。これらの呼称は劇中では使用されず、主にマスメディアで用いられた。
 
「新世代ライダー」はアンデッドの復活を受け、橘朔也が新たに開発したライダーシステムを装着した適合者を指す。「旧世代ライダー」は彼らに対して、剣崎達が変身するライダーを指しており、このうちブレイドとレンゲルは、変身に必要なスペードとクラブのカテゴリーAのアンデッドが共に解放されていたため、当初は変身ができない状態にあった。
 
{{see|仮面ライダー剣の登場仮面ライダー}}
 
{| class="wikitable"
|+ 登場ライダー・使用カード一覧
! 仮面ライダー !! フォーム !! 使用コンボ !! AP消費値 !! 使用カード !! 攻撃対象
|-
! # !! 発売日 !! A/B面 !! タイトル !! 作詞 !! 作曲 !! 編曲 !! 規格品番
! rowspan="3" | 仮面ライダーブレイド
| - || ライトニングソニック || 3800 || ♠5+6+9 || リザードアンデッド
|-
!colspan="8" | '''ウィリアム浩''' 名義
| ジャックフォーム || J・ライトニングスラッシュ || 1600 || ♠6+2 || 仮面ライダーグレイブ
|-
!colspan="8" | [[フィリップス・レコード]]
| キングフォーム || ロイヤルストレートフラッシュ || 11200 || ギルド♠10+J+Q+K+A || 14、アルビノジョーカー
|-
|rowspan="2" | 1
! 仮面ライダーカリス
|rowspan="2" | [[1972年]]<br/>8月5日 || A面 || '''こいびと同志'''<ref>[[キャロライン洋子]]とのデュエット。</ref> || [[阿久悠]] || 木村孝夫 || [[葵まさひこ]]
| - || 使用コンボなし
|rowspan="2" | FS-1716
|-
| B面 || オネショのラブ・ソング<ref>キャロライン洋子のソロ曲。</ref> || 尾ヶ瀬宏穂
! rowspan="2" | 仮面ライダーギャレン
|colspan="2" | [[小林亜星]]
| -
| colspan="4" | 使用コンボなし
|-
|rowspan="2" | 2
| ジャックフォーム || J・バーニングショット || 2200 || ♦2+4+6 || スパイダーアンデッド
|rowspan="2" | [[1973年]]<br/>8月25日 || A面 || '''不思議な女の子'''
|rowspan="2" | [[片桐和子 (作詞家)|片桐和子]]
|rowspan="2" | [[都倉俊一]]
|rowspan="2" | [[馬飼野康二]]
|rowspan="2" | FS-1758
|-
| B面 || 気になる女の子
! rowspan="2" | 仮面ライダーレンゲル
| rowspan="2" | - || ポーラーブリザード || 1200 || ♣6 || ビートルアンデッド
|-
!colspan="8" | '''黒沢浩''' 名義
| ドラゴンフライフロート || 1000 || ♥4 || 14
|-
! rowspancolspan="28" | 仮面ライダ[[ポリドル・イブコード]]
| rowspan="2" | - || ケルベロスチェンジ || - || WA || 変身に使用
|-
|rowspan="2" | 3
| グラビティスラッシュ || 3500 || W || アンデッド多数
|rowspan="2" | [[1976年]]<br/>8月 || A面 || '''光る海'''
|rowspan="2" | [[橋本淳 (作詞家)|橋本淳]]
|colspan="2" rowspan="2" | [[村井邦彦]]
|rowspan="2" | DR-6032
|-
| B面 || 二枚の羽根
! rowspan="2" | 仮面ライダーラルク
| rowspan="2" | - || ケルベロスチェンジ || - || WA || 変身に使用
|-
|rowspan="2" | 4
| レイバレット || 3100 || W || アンデッド多数
|rowspan="2" | 1976年<br/>11月 || A面 || '''幸せによろしく'''
|rowspan="2" | 橋本淳
|colspan="2" rowspan="2" | [[穂口雄右]]
|rowspan="2" | DR-6051
|-
| B面 || ストップ・ザ・レイン
! rowspan="2" | 仮面ライダーランス
|-
| rowspan="2" | - || ケルベロスチェンジ || - || WA || 変身に使用
|rowspan="2" | 5
|rowspan="2" | [[1977年]]<br/>3月 || A面 || '''JACK & BETTY'''
|rowspan="2" | [[麻生香太郎]]
|colspan="2" rowspan="2" | [[馬飼野康二]]
|rowspan="2" | DR-6082
|-
| B面 || タッチ・アウト
|-
|rowspan="2" | 6
|rowspan="2" | 1977年<br/>8月 || A面 || '''セクシー・ポパイ'''
|rowspan="2" | [[杉山政美]]
|rowspan="2" | 伊豆一彦
|rowspan="2" | [[高田弘]]
|rowspan="2" | DR-6131
|-
| B面 || 禁じられた果実
|-
|rowspan="2" | 7
|rowspan="2" | 1977年<br/>11月 || A面 || '''ずぶぬれのあいつ'''
|rowspan="2" | 橋本淳
|colspan="2" | 穂口雄右
|rowspan="2" | DR-6151
|-
| B面 || 喧嘩したって恋人さ
|colspan="2" | 高田弘
|-
| インパクトスタッブ || 3400 || W || アンデッド多数
|}
=== 新世代ライダー ===
本作品にのみ登場。再び解放されたアンデッドの脅威に対抗するために橘が開発した、新たなライダーシステムによって変身した仮面ライダー。その外観には共通してアルファベットの「A」がモチーフとして織り込まれている。
 
=== アルバム ===
システムとしては最後期型であったレンゲルクロスをベースとして開発されており、変身方式もレンゲルと同じオープンアップ方式となっている{{Sfn|HF|2005|p=94}}。各人が纏うアーマーは、金属糸アーティフィシャルケプラーで編まれたスーツとオリハルコンプラチナ製の装甲で構成される{{Sfn|HF|2005|p=94}}。また、顔面の中央にある単眼ダイヤモンドスコープにより、旧世代ライダーの複眼と同等の視界を得ている{{Sfn|HF|2005|p=94}}。この単眼の形状は、ダイヤのスートの仮面ライダーだった橘が設計したためと思われる{{Sfn|HF|2005|p=52}}。
==== オリジナル・アルバム ====
 
{{album
変身・戦闘においてはアンデッドを封印したカードを使っていた旧世代と異なり、アンデッドの力を擬似的にデータ再現したワイルドベスタを使用する。しかし通常のラウズカードも使用可能ではあるので、コンボ技を放つこともできると考えられる{{Sfn|HF|2005|p=94}}。
|title=:1. 「'''JACK & BETTY'''」([[1977年]]4月/MR-3061)
 
|year=
専用武器はいずれも旧世代ライダーの装備を改良したもので、それぞれに初期能力値が設定されているものの、ラウズしたカードのAPを表示する「フォース・リマインダー・サイト」がブラックボックス化されており、使用できるAPの上限は不明になっている{{Sfn|OPF 94|2016|p=24}}。
|track=
 
:※SIDE Bの全訳詞:[[杉山政美]]、全編曲:[[高田弘]]
橘の過去の戦闘経験に基づき、新世代ライダーはチームを組んで集団戦を行う想定で設計されており、ラルクが射撃で敵を撹乱したところを、グレイブとランスが斬撃で仕留めるという戦法をとる{{Sfn|HF|2005|p=94}}。
*SIDE A
 
#JACK & BETTY
彼らが移動手段として使用するバイクは、旧世代のものとは異なり専用車ではなく、性能は市販車と変わらないと思われる{{Sfn|HF|2005|p=53}}{{efn|『仮面ライダーディケイド』のゲスト回内の回想で搭乗しているバイクも、車種こそ異なるものの特別な点は見られない。}}。
#:作詞:[[麻生香太郎]]/作曲・編曲:[[馬飼野康二]]
 
#タッチ・アウト
==== 仮面ライダーグレイブ ====
#:作詞:麻生香太郎/作曲・編曲:馬飼野康二
* 身長:203cm
#ストップ・ザ・レイン
* 体重:100kg
#:作詞:[[橋本淳 (作詞家)|橋本淳]]/作曲・編曲:[[穂口雄右]]
* パンチ力:300AP
#光る海
* キック力:500AP
#:作詞:橋本淳/作曲・編曲:[[村井邦彦]]
* 走力:100mを5秒
#幸せによろしく
* ジャンプ力:ひと跳び35m
#:作詞:橋本淳/作曲・編曲:穂口雄右
 
#喧嘩したって恋人さ
志村純一が変身する仮面ライダー。基本カラーは[[黄色|黄]]で眼の色は赤。専用武器・グレイブラウザーを用いた剣術を得意とし、新世代ライダー3人の中でリーダー的役割を果たす。肩アーマーなどの形状や{{Sfn|HF|2005|p=52}}、ラウズバンク以外にラウザーにもカードを収蔵可能である点が他の2人とは異なる{{Sfn|HF|2005|p=53}}。
#:作詞:橋本淳/作曲・編曲:高田弘
 
*SIDE B
; ツール
#[[すてきな16才|素敵な16才]]
:; グレイブバックル
#:作曲:[[ニール・セダカ|Neil Sedaka]]
:: グレイブの変身ツール。WA「CHANGE」(黄)をバックルに内蔵されたトレイに装填することで、バックルからカード状のベルトが自動的に伸長し装着される。「変身」の掛け声とともにバックル部のゲートを開くことで、「Open Up」の音声とともにグレイブアーマーを分解した光のゲート・オリハルコンエレメントを装着者の前面に放出、エレメントが自動的に装着者を通過することでグレイブへと変身する。変身後はベルト右側にラウズカードを納めるラウズ・バンクが装着される。
#:※原曲歌唱:[[ニール・セダカ]]
:: 『[[仮面ライダーディケイド]]』に登場した際には、変身時の「Open Up」の音声が省略され、変身音もブレイバックルと同じものになっていた(ラルク、ランスも同様)。
#[[ビー・マイ・ベイビー (ザ・ロネッツの曲)|ビー・マイ・ベイビー]]
:; 醒剣グレイブラウザー
#:作曲:[[ジェフ・バリー (音楽家)|J.Barry]] / [[エリー・グレニッチ|E.Greenwich]] / [[フィル・スペクター|P.Spector]]
:: ブレイラウザーを基に開発された{{Sfn|OPF 94|2016|p=24}}グレイブ専用の[[剣]]型カードリーダーで、普段は右腰のホルスターに収納されている。初期APは5000{{Sfn|OPF 94|2016|p=23}}。ラウズカードを12枚まで収納可能なオープントレイが内蔵されている。トレイを円状に展開してカードを引き抜き、ラウズすることでベスタの効果を発揮する。
#:※原曲歌唱:[[ザ・ロネッツ]]
:: オリハルコンプラチナを極限まで研磨した刀身「オリハルコン・エッジ」は地球上の固形物質で斬れないものはないと言われる{{Sfn|OPF 94|2016|p=24}}。特に切っ先の「ヒーティング・エッジ」は高周波振動と高熱放射により切れ味が倍増している{{Sfn|OPF 94|2016|p=24}}。
#[[カレンダー・ガール (ニール・セダカの曲)|カレンダー・ガール]]
:
#:作曲:Neil Sedaka
; カードによる効果
#:※原曲歌唱:ニール・セダカ
:; WA=「チェンジケルベロス」(黄)
#[[ダイアナ (ポール・アンカの曲)|ダイアナ]]
:: グレイブバックルと組み合わせて使用することで、装着者をグレイブへと変身させる。
#:作曲:[[ポール・アンカ|Paul Anka]]
:; MIGHTY=「マイティグラビティ」
#:※原曲歌唱:[[ポール・アンカ]]
:: 必殺技グラビティスラッシュを発動させる。
#ストップ・ザ・ミュージック
:
#:作曲:M.Subotsky / C.Westlake
; 必殺技
#:※原曲歌唱:レーン&ザ・リー・キングス
:; グラビティスラッシュ
#[[恋の日記]]
:: フォースを収束させたグレイブラウザーの刃先に重力場を生成し超振動を起こし高熱を発生させ、敵を切りつける。AP消費値は3500AP{{Sfn|HF|2005|p=53}}。
#:作曲:Neil Sedaka
:: 『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW』で仮面ライダーディエンド コンプリートフォームに召喚された際は光刃として放っている。
#:※原曲歌唱:ニール・セダカ
 
}}
==== 仮面ライダーラルク ====
* 身長:198cm
* 体重:95kg
* パンチ力:270AP
* キック力:450AP
* 走力:100mを5.5秒
* ジャンプ力:ひと跳び30m
 
三輪夏美が変身する仮面ライダー。基本カラーは[[赤]]、眼の色は緑となっている。身軽な動きを活かした高速戦法を得意とし、専用武器・ラルクラウザーを用いて近・遠距離どちらにも対応できる。
 
; ツール
:; ラルクバックル
:: ラルクの変身ツール。変身に際しWA「CHANGE」(赤)を使用することと、バックル部の“A”の紋章の色を除けば、外観・起動方法ともにグレイブバックルと同様。
:; 醒銃ラルクラウザー
:: ギャレンラウザーを基に開発された{{Sfn|OPF 94|2016|p=24}}ラルク専用の[[ボウガン]]型カードリーダーで、初期APは5500{{Sfn|OPF 94|2016|p=23}}。銃身上部にカードをラウズすることで、ベスタの効果を発揮する。
:: 先端の弓「バシリクスボウ」は開閉可能で、閉じることで高周波振動と高熱放射で敵を切り裂く近距離戦用の刃先となり{{Sfn|OPF 94|2016|p=24}}、展開することで強力な光矢を発射するボウガンとして遠距離戦に対応できる。
:: 『[[仮面ライダーディケイド]]』では、カードをラウズした際の音声が流れなかった(ランスのランスラウザーも同様)。
:
; カードによる効果
:; WA=「チェンジケルベロス」(赤)
:: ラルクバックルと組み合わせて使用することで、装着者をラルクへと変身させる。
:; MIGHTY=「マイティレイ」
:: 必殺技レイバレットを発動させる。
:
; 必殺技
:; レイバレット
:: ラルクラウザーから強力な光矢を発射する。威力は3100AP{{Sfn|HF|2005|p=53}}。貫通力に優れ、複数のアンデッドを一撃で射抜くことも可能。
 
==== 仮面ライダーランス ====
* 身長:205cm
* 体重:107kg
* パンチ力:290AP
* キック力:480AP
* 走力:100mを5.7秒
* ジャンプ力:ひと跳び32m
 
禍木慎が変身する仮面ライダー。外観は基本カラーが[[緑]]、眼の色が[[オレンジ]]である点を除けば、ラルクとほぼ同様のものとなっている。常に正面から敵に挑むパワフルな戦法を得意としており、専用武器・ランスラウザーを用いた連続技で敵をなぎ倒していく。
 
; ツール
:; ランスバックル
:: ランスの変身ツール。変身に際しWA「CHANGE」(緑)を使用することと、バックル部の“A”の紋章の色を除けば、外観・起動方法ともにグレイブバックルと同様。
:; 醒杖ランスラウザー
:: レンゲルラウザーを基に開発された{{Sfn|OPF 94|2016|p=24}}ランス専用の[[槍]]型カードリーダーで、初期APは6000{{Sfn|OPF 94|2016|p=23}}。柄の後端にカードをラウズすることで、ベスタの効果を発揮する。
:: 穂先のバシリクスエッジは1秒間に200万回振動することで高熱を放射し、対象を破壊する{{Sfn|OPF 94|2016|p=24}}。また柄の後端にあるエメラルドケースはカードのフォースを蓄積するフォースバンクを保護するための箇所だが、打撃に用いることも可能である{{Sfn|OPF 94|2016|p=24}}。
:
; カードによる効果
:; WA=「チェンジケルベロス」(緑)
:: ランスバックルと組み合わせて使用することで、装着者をランスへと変身させる。
:; MIGHTY=「マイティインパクト」
:: 必殺技インパクトスタッブを発動させる。
:
; 必殺技
:;インパクトスタッブ
:: ランスラウザーで敵を切りつけると同時に強力な衝撃波を叩き込む。威力は3400AP{{Sfn|HF|2005|p=53}}。
 
== アンデッド・その他の敵 ==
=== 本作品のみ・先行登場 ===
; ビートルアンデッド
:* 身長:227cm
:* 体重:135kg
: スペードスートのカテゴリーAに属する、[[ヘラクレスオオカブト]]の祖たるアンデッド。黒い体色と黄色い複眼が特徴。巨体ながら高いジャンプ力と逃げ足の速い脚力や、剛腕で持つ破壊剣「オールオーバー」と100トンもの衝撃に耐える盾を武器とし{{Sfn|韮沢|2006|p=94}}、全身には無数の棘が生えている。スパイダーアンデッドとともに天音を狙う。剣崎はこのアンデッドが封印されるまで変身できなかった。
: 当初は素手のみでラルクを退けた他、オールオーバーでレンゲルを翻弄していたが、最後はギャレンがスパイダーアンデッドを封印した事で変身能力を取り戻したレンゲルのポーラーブリザードを喰らい、再封印された。これにより剣崎は仮面ライダーブレイドへの変身が再び可能となった。
: 劇中では他のアンデッド達を束ねながら、アンデッド語でスパイダーアンデッドと会話もしていた。
: スーツは後にテレビシリーズに登場するコーカサスビートルアンデッドに改造された他、『[[仮面ライダーディケイド]]』では22話のディエンドの世界に登場するダークローチの行動隊長ボスローチにリペイントされた。
:
; リザードアンデッド
:* 身長:212cm
:* 体重:121kg
: スペードスートのカテゴリー2に属する、[[トカゲ]]の祖たるアンデッド。右腕の剣や、左腕の斧、尻尾のナイフなど、全身に無数の刃物を装備しており{{Sfn|韮沢|2006|p=90}}、これによりすれ違い様の敵を瞬時に切り刻む攻撃を得意とする。
: グレイブとギラファアンデッドの後を追うとするブレイドの前に現れるが、最後はライトニングソニックを喰らい、自身のカードの使用者であるブレイドによって再び封印された。
: テレビシリーズでは物語開始時点で既に封印されていたが、回想シーンでアンデッド解放事件に巻き込まれていたほか、1万年前のバトルファイトではタイガーアンデッドに敗れ、封印された経緯も描かれている。
: スーツはライオンアンデッドの改造{{Sfn|韮沢|2006|p=90}}。
:『[[仮面ライダーディケイド]]』では一番最初に人間を襲った怪人として1話に登場。30話でも再登場している。
:
; ギラファアンデッド
:* 身長:225cm
:* 体重:128kg
: ダイヤスートのカテゴリーキングに属する、[[ギラファノコギリクワガタ]]の祖たるアンデッド。終始アンデッド態のままで通していたほか、人語ではなくアンデッド語のみを話し、専用の武器も使わないなど、テレビシリーズに登場したものとは様々な面で差異が見られる。
: こちらでは両腕の鉤爪と手榴弾を使用してブレイドとグレイブを襲撃。最後は自分を追ってきたグレイブに封印されるが、アンデッド語で会話をしていた事から志村の正体がアルビノジョーカーである事に気付いた模様。
:
; スキッドアンデッド
:* 身長:209cm
:* 体重:119kg
: クラブスートのカテゴリー9に属する、[[イカ|烏賊]]の祖たるアンデッド。空中を泳ぐように浮遊したり、全身に生えている無数の触手を張り巡らせ、街にパニックを起こした。全身の吸盤で獲物の体液をすすると言われる{{Sfn|韮沢|2006|p=92}}。
: テレビシリーズでは、回想シーンでアンデッド開放事件に巻き込まれたという経緯が描かれている。
: スーツはバットアンデッドの改造{{Sfn|韮沢|2006|p=92}}。
:
; ジョーカー
:* 身長:219cm
:* 体重:116kg
: 如何なる生物の祖でもない、53番目のアンデッド。始の正体でもあり、4年前に剣崎=ブレイドに封印されて以来、アルビノジョーカーにも解放されることなくカードに封印され続けていた。封印されたカードは志村=グレイブが所有していた。
:
; アルビノジョーカー
:* 身長:219cm
:* 体重:116kg
: 志村純一の正体でジョーカーの亜種にあたる存在。人化能力や封印されたアンデッドを解放する能力を持ち、アンデッド語も解する。左腕には鋭いカッターを備え、掌からは衝撃波'''ヘルファイア'''を放つ{{Sfn|OPF 180|2018|p=12}}。劇中では使用していないが、武器として巨大鎌'''デスサイス'''を有している{{Sfn|韮沢|2006|p=86}}{{Sfn|OPF 180|2018|p=12}}。また、腹部の白いジョーカーラウザーで、カードに封印された他のアンデッドの能力と姿を模することも可能である{{Sfn|OPF 180|2018|p=12}}。
: 天音を助けて油断した始に不意打ちのヘルファイアを放ちながら、嘲笑うという邪悪な本性を持つ他、アンデッドを狩る獣・殺戮マシーンと称されるジョーカーと異なり、理知的で狡猾な面も持つ。アルビローチを操りながら志村純一として暗躍後はライダーシステム、レンゲルクロスを基にしたグレイブバックルと人造アンデッド・ケルベロスのカードで仮面ライダーグレイブに変身するなど人間とアンデッドの双方が開発したシステムや力を使役しながら、ジョーカーのカードや始が使っていたハートスートのカードも手中に収めていた。自らが封印したギラファアンデッドとタランチュラアンデッドを封印した禍木とそれらを奪った夏美の殺害を機に本性を現して天音を襲撃するが、剣崎達との交戦により失敗。最終的に天音を4枚のキングから再び作り出したバニティカードに封印し、偉大な力の生贄として捧げ、フォーティーンとの融合に成功する。
: 融合後はフォーティンの強大な力で4人の仮面ライダー達を追い詰めるが、剣崎と始によって天音が救い出された事で弱体化してしまい、最後はフォーティーンと共にロイヤルストレートフラッシュの一撃を受け、断末魔の叫びを上げながら14諸共爆散した。
: 本来の役割は判然としていないが、人類が創造した仮面ライダーによってすべてのアンデッドが封印されるなど、イレギュラーな要素によって中断したバトルファイトを再開させるための存在と思われる{{Sfn|OPF 180|2018|p=12}}。
: 「アンデッドを殺す者」としてジョーカーがアンデッドの血をイメージさせる緑を差し色としていたのに対し、こちらは「人を殺す者」として人間の血のイメージである赤を差し色とし、腕部と脚部が鏡合わせのデザインとなっている{{Sfn|韮沢|2006|p=86}}。ただし、ジョーカーラウザーとカードボックスの位置は変わらず、こちらの差し色は白となっている。
:
; アルビローチ
:* 身長:192〜206cm
:* 体重:92〜118kg
: アルビノジョーカーの配下で[[ゴキブリ]]に酷似した姿の怪生物。テレビシリーズ終盤に登場したダークローチの亜種にあたり、同様に生物の祖ではないイレギュラーな存在。能力・外見、それに大群で行動するという性質もダークローチとほぼ共通しているが、体色はアルビノジョーカー同様に白が基調となっている。神経毒を持つ爪を武器とし、背中の羽で飛行も可能。
: 発生する際の描写はないが、消滅時に一瞬人骨のようなものが見える。
: デザインモチーフは白アリ{{Sfn|韮沢|2006|p=88}}{{Sfn|超辞典|2011|p=466}}。
:
; 巨大邪神・{{読み仮名|14|フォーティーン}}
:* 全長:50m
:* 体重:204t
: 本作品における最大の敵で、「超古代の偉大にして絶対的な最強の力」。本来はバトルファイトの勝者に与えられる万能の力であったが、1万年前のバトルファイトの勝者であるヒューマンアンデッドがこれを拒んだため、[[谷川岳|谷川]]連峰山中の洞窟にあるレリーフで封印されていた。
: 4年前の時点でアルビノジョーカーを除いたすべてのアンデッドが封印され、「バニティカード」も存在していたが、召喚するにはアンデッド達を解放させてバトルファイトを再開し、改めて勝者となる必要がある。最終的にすべての条件が満たされ、4枚のキングのカード、そして栗原天音を封印したバニティカードにより、アルビノジョーカーに召喚される。
:巨体:デストロイヤーボディから放たれる反重力エネルギーによって空中を自在に動き回り、両肩のデストロイヤーホーンで黒雲と豪雨を呼ぶ{{Sfn|OPF 140|2017|p=12}}。大蛇のような下半身の先端は、石化毒を撒き散らす双頭蛇:アンフェスバエナになっている{{Sfn|OPF 140|2017|p=12}}。また4本の腕のうち右上腕に剣、左上腕に聖杯型の雷撃発生機を構えている。さらに腰にある第2の口:デストロイヤーマウスからは1700℃の業火を吐き{{Sfn|OPF 140|2017|p=12}}、圧倒的な戦力でライダーたちを窮地に追いやった。
: アルビノジョーカーは胸部のフュージョンベースから上半身を外に出す形で融合していた{{Sfn|OPF 140|2017|p=12}}。なお、デストロイヤーマウスの奥にある紋章:14バックルが弱点となっている{{Sfn|OPF 140|2017|p=12}}。剣崎と始が天音を解放した事で弱体化するが、それでもなおジャックフォームとなったブレイド、ギャレン、カリスのドラゴンフライフロートで飛行するレンゲルを圧倒。最後はキングフォームとなったブレイドのロイヤルストレートフラッシュでアルビノジョーカーごと真っ二つに斬られ、爆散した。
: 名称はトランプの最大数(K=13)を越える存在であることに由来する{{Sfn|韮沢|2006|p=96}}。デザイン段階ではトランプのスートに対応して4つの武器を持っており、スペードの剣とハートの聖盃に加え、ダイヤ(金貨)型の盾とクラブ(杖)を装備している想定だった{{Sfn|韮沢|2006|p=96}}。
 
=== テレビシリーズ登場済 ===
* ローカストアンデッド
* ディアーアンデッド
* トリロバイトアンデッド
* バッファローアンデッド
* イーグルアンデッド
* カプリコーンアンデッド
* ゼブラアンデッド
* ピーコックアンデッド - 「NEW GENERATION」のみ登場。
* シェルアンデッド
* プラントアンデッド
* モスアンデッド
* スパイダーアンデッド
* モールアンデッド
* タランチュラアンデッド
 
== キャスト ==
<!-- 映画クレジット順 -->
* 剣崎一真 / 仮面ライダーブレイド(声) - [[椿隆之]]
* 相川始 / 仮面ライダーカリス(声) / ジョーカー(声) - [[森本亮治]]
* 橘朔也 / 仮面ライダーギャレン(声) - [[天野浩成]]
* 上城睦月 / 仮面ライダーレンゲル(声) - [[北条隆博]]
* 志村純一 / 仮面ライダーグレイブ(声) / アルビノジョーカー(声) - [[黒田勇樹]]
* 三輪夏美 / 仮面ライダーラルク(声) - [[三津谷葉子]]
* 禍木慎 / 仮面ライダーランス(声) - [[杉浦タカオ|杉浦太雄]]
* 広瀬栞 - [[江川有未]]
* 白井虎太郎 - [[竹財輝之助]]
* 幼い天音 - [[梶原ひかり]]
* 栗原天音 - [[石田未来]]
* 金満里子 - [[松金よね子]]
* 占い師 - [[内田春菊]]
* [[加門良]]
* [[顔田顔彦]]
* [[斉藤友以乃]]
* 山瀬朝生
* 小林和徳
* 佐野友香
* 結婚式場スタッフ - [[デルチャ・ミハエラ・ガブリエラ]]
* 栗原遥香 - [[山口香緒里]]
* 烏丸啓 - [[山路和弘]]
 
=== 友情出演 ===
* 面接官・花田 - [[村井克行]]
* 面接官・馬場 - [[泉政行]]
* デパートの警備員 - [[唐橋充]]
 
=== 特別出演 ===
* [[RIDER CHIPS]]
** ハカランダで演奏する男 - [[野村義男]]
** スキッドアンデッドに襲われる男 - [[寺沢功一]]
** ハカランダの客 - [[宮脇“JOE”知史|宮脇知史]]
 
=== 声の出演 ===
* {{要出典|BOARD|date=2019年9月4日|title=クレジットに記載無し。}} - [[マーク・大喜多]]
* {{要出典|アンデッド語の担当|date=2019年9月4日|title=クレジットに記載無し。}} - カリル・メクダシ
* {{要出典|スキッドアンデッド、ビートルアンデッド、ローカストアンデッド、モスアンデッド、トリロバイトアンデッド、スパイダーアンデッド、ギラファアンデッド、タランチュラアンデッド、その他のアンデッド|date=2019年9月4日|title=クレジットに記載無し。}}、アルビローチ<ref>{{Cite web |url=http://geinou-net.com/search/s_09005.php?A1=211 |title=個人_作品履歴 |accessdate= 2019-09-14 |website=芸能ネット |publisher=[[日本ナレーション演技研究所]] |archiveurl=https://web.archive.org/web/20060303015051/http://geinou-net.com/search/s_09005.php?A1=211 |archivedate= 2007-10-20}}</ref> - [[塩野勝美]]
* {{要出典|シェルアンデッド、カプリコーンアンデッド、その他のアンデッド、アルビローチ|date=2019年9月4日|title=クレジットに記載無し。}} - 福山弘幸
* {{要出典|ゼブラアンデッド、ディアーアンデッド、イーグルアンデッド、リザードアンデッド、その他のアンデッド、アルビローチ|date=2019年9月4日|title=クレジットに記載無し。}} - [[大村亨]]
* 伊藤弘幸
* 石川清匠
* [[石田泰弘]]
* ラウザー音声 - [[佐々木健 (声優)|佐々木健]]{{efn|name="no"}}
* キングラウザー音声 - [[立木文彦]]{{efn|name="no"}}
 
=== スーツアクター ===
* 仮面ライダーブレイド{{R|ガイド}}{{Sfn|JAE NAKED HERO|2010|p=141|loc=LIST OF WORKS 高岩成二}}、スキッドアンデッド{{R|ガイド}}、ビートルアンデッド{{R|ガイド}}、アルビローチ{{R|ガイド}} - [[高岩成二]]
* 仮面ライダーカリス{{R|ガイド}}、仮面ライダーランス{{R|ガイド}}、アルビローチ{{R|ガイド}} - [[伊藤慎]]
* 仮面ライダーギャレン{{R|ガイド}}、ギラファアンデッド{{R|ガイド}}、バッファローアンデッド{{R|ガイド}}、アルビローチ{{R|ガイド}} - [[押川善文]]
* 仮面ライダーレンゲル{{R|ガイド}}{{Sfn|JAE NAKED HERO|2010|p=35|loc=LIST OF WORKS 岡元次郎}}、イーグルアンデッド{{R|ガイド}}、アルビローチ{{R|ガイド}} - [[岡元次郎]]
* 仮面ライダーグレイブ{{R|ガイド|NAKED HERO}}、アルビノジョーカー{{R|NAKED HERO}} - [[永瀬尚希]]
* 仮面ライダーラルク{{R|ガイド}} - [[小野友紀]]
* [[渡辺淳 (俳優)|渡辺淳]]
* [[福沢博文]]
* [[矢部敬三]]
* 山口喜生
* [[佐々木俊宜]]
 
==== ノンクレジット ====
* アルビローチ{{R|仮面俳優91}} - [[おぐらとしひろ|小倉敏博]]
* [[中川素州]]{{R|JAE}}
* 中島俊介{{R|JAE}}
* 坂手透浩{{R|JAE}}
* 宮川康裕{{R|JAE}}
* [[永徳 (俳優)|大岩永徳]]{{R|JAE}}
* 山崎広嗣{{R|JAE}}
* 高田瞳{{R|JAE}}
* 金森規郎{{R|JAE}}
* [[竹内康博]]{{R|JAE}}
* [[佐藤賢一 (俳優)|佐藤賢一]]{{R|JAE}}
* [[杉口秀樹]]{{R|JAE}}
* 斉藤英長{{R|JAE}}
* [[藤榮史哉]]{{R|JAE}}
* 宇田卓也{{R|JAE}}
* [[縄田雄哉]]{{R|JAE}}
* 金子佳代{{R|JAE}}
* [[平木ひとみ]]{{R|JAE}}
 
== スタッフ ==
<!-- 映画クレジット順 -->
* 原作 - [[石ノ森章太郎]]
* 脚本 - [[井上敏樹]]
* 製作 - 福湯通夫([[東映]])、泊懋([[東映アニメーション]])、[[早河洋]]([[テレビ朝日]])
* 企画 - [[鈴木武幸]](東映)、[[木村純一]](テレビ朝日)、日達長夫([[東映ビデオ]])、[[竹内淳]]([[バンダイ]])、永井秀之([[アサツー ディ・ケイ]])、福中修(東映アニメーション)
* スーパーバイザー - 小野寺章([[石森プロ]])
* プロデュース - [[日笠淳]]、[[武部直美]]、[[宇都宮孝明]]、松田佐栄子
* 撮影 - [[いのくままさお]]
* 照明 - 明田光男
* 美術 - [[大嶋修一]]
* 録音 - 畑幸太郎
* 編集 - 長田直樹
* 助監督 - [[柴崎貴行]]、息邦夫、塩川純平、安井祥二、実政紀
* 制作主任 - 藤井達夫
* キャラクターデザイン - 飯田浩司(石森プロ)、[[野中剛]]・鈴木和也・吉野修広・田中宗二郎・下田竜彦([[プレックス|PLEX]])
* クリーチャーデザイン - [[韮沢靖]]
* 音楽 - [[三宅一徳]]
* 特撮監督 - [[佛田洋]]
* VFXスーパーバイザー - 足立亨([[特撮研究所]])、[[佐藤敦紀]]([[Motor/lieZ]])
* コンテ - なかの★陽
* アクション監督 - [[宮崎剛 (俳優)|宮崎剛]]([[ジャパンアクションエンタープライズ]])
* 制作協力 - [[東映テレビ・プロダクション]]
* 製作 - 劇場版「ブレイド・デカレンジャー」製作委員会(東映、東映アニメーション、テレビ朝日、東映ビデオ、アサツー ディ・ケイ、東映エージエンシー、バンダイ)
* 監督 - [[石田秀範]]
* 配給 - 東映{{efn|name="no"}}
 
== 主題歌 ==
; 「[[ELEMENTS (曲)|ELEMENTS]]」
: 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - [[藤末樹]] / 編曲 - RIDER CHIPS + [[渡部チェル]] / 歌 - [[RIDER CHIPS]] Featuring [[Ricky]] AVCA-22153
: テレビシリーズにおいても、本作品が公開される直前の9月5日放送分(第31話)より、オープニングテーマとして使用されている。
 
== 映像ソフト化 ==
* HEROES 〜劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE メイキング〜(DVD1枚組、2004年9月21日発売)
** 撮影風景のドキュメンタリー、スタッフやキャストのインタビューを収録。
* 劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE 通常版(DVD1枚組、2005年1月21日発売)
** 本編:劇場公開版本編を収録
** 映像特典
*** 製作発表
*** 初日舞台挨拶(丸の内)
*** 予告・PR集
*** データファイル
** 初回限定特典
*** 特製ライナーカード(2枚)
*** 特製三方背アウターケース付きスペシャルジャケット仕様(初回生産分終了後はアウターケース無し・通常仕様のジャケットに切り替え)
: [[オリコン]]ウィークリーの最高位は第3位であり、この順位は、『[[仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010]]』コレクターズパックがオリコンウィークリー第2位となるまで、仮面ライダーシリーズの映像ソフトにおける最高位の記録を保持していた<ref>{{Cite web|url=http://mantan-web.jp/2010/05/26/20100525dog00m200047000c.html|title=仮面ライダー :特撮作品最高位タイ記録 ウルトラマンに並び11年ぶり オリコンランキング|date=2010-05-26|accessdate=2011-07-19}}</ref>。
* 劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE Blu-ray(1枚組、2009年6月21日発売)
** 本編:劇場公開版本編を収録
** 映像特典
*** 特報
* 劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE ディレクターズカット版(DVD2枚組、2005年5月21日発売)
** ディスク1:本編DVD(約20分の未公開シーンを追加し、エンディングロールも新規に製作して再編集した本編を収録)
*** 音声特典
**** オーディオコメンタリー(監督:石田秀範)
** ディスク2:特典DVD
*** HEROES -劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE メイキング- DC補完版
*** 完成披露試写会 舞台挨拶
*** 公開記念トークイベント
*** プレミア上映会トークショー
*** 鈴鹿8耐参戦記者発表会
*** 公開直前SP番組インタビュー集
*** 総合プロモーション
*** 特報
*** TVスポット
*** POSTER VISUAL
** 初回限定特典
*** デジパック仕様(初回生産分終了後はトールケース・通常仕様のジャケットに切り替え)
 
== 他媒体展開 ==
=== テレビシリーズ ===
; 『[[仮面ライダー剣]]』
:; 『NEW GENERATION』
:: テレビシリーズの第28話(2004年8月8日放映)から第32話(2004年9月12日)にて、本編終了後(一部の地域を除く)に放映された短編。
:: 本作品の前日談にあたり、志村ら新世代ライダーの出会い、そして3人とその変身後の姿を描く。この他ピーコックアンデッドや、清掃員として働く剣崎も登場している。
:: この短編映像が収録されたDVDは、映画館で販売された本作品のパンフレット特別版の付録となっていたが、現在では入手困難である。
:: 翌年以降の平成仮面ライダーシリーズでも、内容は様々だが劇場版関連のショートムービーが制作・放送されている。
; 『[[仮面ライダーディケイド]]』
: 第22・23話に、新世代ライダーと巨大邪神・14が登場。
 
=== 他映画 ===
; 『[[仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー]] EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』(2010年6月19日公開)
: 『[[仮面ライダー電王]]』と『[[仮面ライダーディケイド]]』のクロスオーバー作品。仮面ライダーグレイブが登場する。
 
=== 玩具 ===
; [[S.I.C. HERO SAGA]]
: 先行して[[S.I.C.]]シリーズにラインナップされていた、仮面ライダーブレイドらを改造して作った新世代仮面ライダー3人のフィギュアが作られた。作例は単行本『S.I.C.HERO SAGA VOL.2』に収録されている。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプReflist}}
=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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<ref name="ガイド">{{Cite journal|和書|journal=NEWTYPE THE LIVE EXTRA 劇場版仮面ライダー剣 MISSING ACE 完全攻略ガイド|publisher=角川書店|year=2004|title=スーツアクター大放談}}</ref>
<ref name="NAKED HERO">{{Harvnb|JAE NAKED HERO|2010|p=53|loc=LIST OF WORKS 永瀬尚希}}</ref>
<ref name="仮面俳優91">{{Harvnb|仮面俳優列伝|2014|pp=91-99|loc=「第2章 昭和から平成へ仮面の下のイノベーション 08 おぐらとしひろ(東映ヒーローMAX vol.34掲載)<!--同書ではvol.41と誤記。-->」}}</ref>
<ref name="JAE">{{Cite web|url=https://web.archive.org/web/20061201182743fw_/http://www.japanactionenterprise.com/appearance/04/04.09.html|title=JAE2004年9月出演者情報|accessdate=2020年4月2日}}</ref>
}}
 
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|date=2005年4月|title=仮面ライダーブレイド超全集|publisher=[[小学館]]|series = てれびくんデラックス愛蔵版|isbn=4-09-105103-0 |ref = {{SfnRef|超全集|2005}}}}
* {{Cite book|和書|date=2005-06-20|title=仮面ライダーブレイド・ハイブリッドファイル 剣|publisher=メディアワークス|isbn=4-8402-3093-5|ref ={{SfnRef|HF|2005}}}}
* {{Cite book|和書|date=2006-08-04|title=UNDEAD GREEN BLOOD 仮面ライダー剣 韮沢靖アンデッドワークス|publisher=メディアファクトリー|isbn=4-8401-1578-8|ref = {{SfnRef|韮沢|2006}}}}
* {{Cite book|和書|date=2010-03-08|title=JAE NAKED HERO|publisher=[[太田出版]]|isbn=978-4-7783-1210-7 |ref = {{SfnRef|JAE NAKED HERO|2010}}}}
* {{Cite book|和書|others = 監修:[[石森プロ]]・[[東映]]|date = 2011-7-24|title = 仮面ライダー超辞典|publisher = [[双葉社]]|isbn = 978-4-575-30333-9|ref = {{SfnRef|超辞典|2011}}}}
* {{Cite book|和書|date=2014-12-20|others=鴬谷五郎[編著]|title=東映ヒーロー仮面俳優列伝|publisher=[[辰巳出版]]|isbn=978-4-7778-1425-1|ref={{SfnRef|仮面俳優列伝|2014}}}}
* 『週刊 仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』デアゴスティーニ・ジャパン
** {{Cite journal|和書|title=醒剣グレイブラウザー/醒杖ランスラウザー/醒杖ラルクラウザー|journal=オフィシャルパーフェクトファイル|volume=94号|pages=23 - 24|date=2016-08-02|ref={{SfnRef|OPF 94|2016}}}}
** {{Cite journal|和書|title=フォーティーン|journal=オフィシャルパーフェクトファイル|volume=140号|pages=11 - 12|date=2017-06-20|ref={{SfnRef|OPF 140|2017}}}}
** {{Cite journal|和書|title=アルビノジョーカー|journal=オフィシャルパーフェクトファイル|volume=180号|pages=11 - 12|date=2018-03-27|ref={{SfnRef|OPF 180|2018}}}}
 
== 外部リンク ==
* {{Official|https://web.archive.org/web/20131110035417/http://tvarc.toei.co.jp/tv/blade/moviemaking/moviemaking/making09.html}}(2013年11月10日アーカイブ分)
* [https://web.archive.org/web/20070927220710/http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/blade.html DVD 仮面ライダー剣 特集] - 東映ビデオによる商品情報ページ。中段付近に本作品に関する記述がある。
 
{{仮面ライダーシリーズ}}
{{石田秀範監督作品}}
{{デフォルトソート:かめんらいたあふれいとみつしんくええす}}
 
{{Actor-stub}}
[[Category:仮面ライダー映画作品|ふれいとみつしんくええす]]
{{Normdaten}}
[[Category:平成仮面ライダーシリーズ|ふれいとみつしんくええす]]
{{DEFAULTSORT:くろさわ ひろし}}
[[Category:2004年の映画]]
[[Category:2000年代日本特撮作品男性アイドル]]
[[Category:テレビ朝製作映画子役]]
[[Category:東映アニメーション日本映画作品実業家]]
[[Category:仮面ライダ日本のテレビプロデューサ]]
[[Category:超古代文明を題材とした映画作品日本テレビの人物]]
[[Category:昆虫を題材とした映画日系アメリカ人の俳優]]
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[[Category:石田秀範東京都出身監督映画人物]]
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