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'''IRIN'''('''''I'''ntegrated '''R'''egional '''I'''nformation '''N'''etworks'', '''統合地域情報ネットワーク''')は[[1995年]]に設立された[[国際連合人道問題調整事務所]] (OCHA) による[[アジア]]の一部、[[中東]]、[[サブサハラ・アフリカ]]における、紛争・災害情報等の普及を目的とした独立した報道部門である。[[1994年]]の[[ルワンダ紛争|ルワンダ虐殺]]と[[アフリカ大湖沼|大湖沼地帯]]での難民危機を契機として[[人道援助]]関係者その他に広く情報を提供する目的で設置された。
ルワンダ虐殺とその後の難民危機の規模と複雑さは各援助団体の情報網を圧倒していた。このため、援助関係者とその本部は共同で IRIN をつくり、時宜を得た非党派の情報を提供し始めた。代表部は[[ケニア]]の[[ナイロビ]]に置かれている。
これ以降 IRIN は情報提供地域と分野を広げ、中央アジアの一部と中東をカバーし情報利用者は100万人を超えると見られている。[[2005年]]に[[ネパール]]を加え、配信先は62ヶ国となった。ほとんどの記事は[[英語]]だが、僅かに[[フランス語]]、[[スワヒリ語]]、[[ダリー語]]の記事も配信している。[[ロシア語]]、[[アラビア語]]、[[ポルトガル語]]でも一部のサービスが計画されている。IRIN は地域編集部をナイロビ、[[ヨハネスブルグ]]、[[ダカール]]、[[ドバイ]]に持つ。
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[[2001年]]にはアフリカでの[[後天性免疫不全症候群|エイズ]]に関する情報の必要性に対応して専門の '''PlusNews''' が開設された。ヨハネスブルグを起点にして全配信国へサービスを広げつつある。[[2004年]]にはダカールを拠点にフランス語版も開設された。
[[2003年]]には分析部門をナイロビ本部につくり、国際的な問題に関する重要な報告も発表するようになった。それらは紛争地域での[[性暴力]]、[[難民]]の
2006年のメールとウェブ利用者の調査では、IRIN は回答者の57%が人道救助関係で働いており、14%についてはその多くが人道援助に関する学者であることが分かった。残りの多くは、コンサルタント、役人または他のメディアであった。IRINウェブサイトの利用者はより多様であり、自身の刊行物でIRINの報道を利用するメディアなどの二次情報の読者数は、直接ウェブサイトを見たり、メールサービスへ加入する者よりはるかに大きい。
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* [http://tv.oneworld.net/user/view/72241 A collection of IRIN documentaries on OneWorldTV] {{en icon}}
{{通信社}}
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[[Category:通信社]]
[[Category:国際連合]]
[[Category:1995年設立の組織]]
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