「ファイア (ゲーム&ウオッチ)」の版間の差分

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{{ゲーム出典注意明記|2date=2015-08-11}}
'''ファイア''' (''FIRE'') は、[[任天堂]]が製造販売していた携帯型液晶ゲーム機「[[ゲーム&ウオッチ]]」シリーズのひと1つ。シルバーシリーズとして[[1980年]][[7月31日]]に発売されたものと、ワイドスクシルバーシリーズ版して[[1981年]][[12月4日]]に発売されたものワイドスクリーン版の2種類がある。
 
== 内容 ==
火災が発生した左側のビルから飛び降りてくる人々をその直下で待ち受け、クッション(担架)でバウンドさせて右で待機している救急車まで運ぶゲーム。人は右に弾んでいき、救急車に到達するまでに3回バウンドさせなければならず、左右のボタンで救助員を所定の位置に移動させて受け止める。受け損なうとミスとなり、3回ミスでゲーム終了となる。
 
===ゲーム内容===
シルバーシリーズは3回バウンドさせて救急車に搬入した時点で1点が加算されるが、ワイドスクリーン版ではバウンドさせるたびに1点が加算される。最高得点はいずれも999点。
 
[[File:Nintendo-game-and-watch-wide-screen.jpg|thumb|180px|ワイドスクリーン版
『'''ファイア'''』]]
 
[[火災]]が発生した左側のビルから飛び降りてくる人々をその直下で待ち受け、クッション(担架)でバウンドさせて右で待機している[[救急車]]まで運ぶゲーム。人は右に弾んでいき、救急車に到達するまでに3回バウンドさせなければならず、左右のボタンで救助員を所定の位置に移動させて受け止める。受け損なうとミスとなり、3回ミスでゲーム終了となる。
 
===ワイドスクリーン版の変更点===
 
シルバーシリーズは3回バウンドさせて救急車に搬入した時点で1点が加算されるが、ワイドスクリーン版ではバウンドさせるたびに1点が加算される。最高得点はいずれも999点。
 
GAME AとGAME Bの2種類があり、落下してくる人数と落下速度が異なる。
 
その他、ワイドスクリーン版で追加された要素として、200点または500点に達するとミスが帳消しになる。またGAME Aでは人々は4階からのみ飛び降りてくるが、GAME Bでは3階からも飛び降りてくるため、人の飛び降りるタイミングが変化する。これらの得点の加算設定の変更や帳消し機能の追加により、ゲームバランスが良くなり、シルバーシリーズ版に比べて遊びやすくなっている。
 
また、シルバーシリーズ版とワイドスクリーン版とでは、建物ならびに救急車のデザインが大きく異なる。シルバーシリーズ版では、白黒の2色のみの表示で、ビルや救急車はシンプルなデザインとなっていて、人が救急車に飛び込んだ時に救急車のランプが点滅する。ワイドスクリーン版では、カラーフィルムによる擬似カラー液晶を搭載し、それに伴い救急車のランプの点滅表現が省略されている。また、ビルのデザインも細かくなっている。
 
開発途中では画面構成が左右逆になっており(ビルが右側、左向きに人が弾んでいく)、そのまま発売される予定であった。しかし液晶パターンを反対に作成してしまい、テストプレイしたところ特に問題は無かったので反対のまま発売されたのが現在のファイアになっている。
 
なお、ワイドスクリーン版は青色以外にも、緑色のものが存在しているという噂があるが、これは本体の褪色によるもの(電池の蓋を開けると本来の青色をしている)と考えられ、緑色のモデルの実在については信憑性が薄い(諸説あり)。
 
=== オリジナルとその他の差異 ===
当ゲームは、他ハードでも移植またはおまけの形で販売されているが、若干の変更が見られる。
 
* ゲーム&ウッチ実機版の場合、ミス表示のマークは天使。
* [[ゲームボーイ]]版の『[[ゲームボーイギャラリー]]』および[[ニンテンドーDS]]版『[[ワンセグ受信アダプタ DSテレビ]]』では、従来のミス表示は転落死を思わせるためか、マークは×印の[[絆創膏]]になっ差し替えられており、ミスをした際の時は落ちた怒って退場する。
* ゲームボーイ版『[[ゲームボーイギャラリー#ゲームボーイギャラリー3|ゲームボーイギャラリー3]]』に隠しゲームとして収録されたものは製品版とは左右が逆になっており、右から左へ進む(上述のバージョンの再現)。
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズ ==
[[2001年]]発売の『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』にて、ビルから飛び降りる人が「'''[[Mr.ゲーム&ウォッチ]]'''」という名称でプレイヤーキャラクターとして参戦。また、クッションを持つ救助員も必殺技「ファイア」として登場する。3人揃ってフィギュア化もされている。
 
[[2008年]]発売の『[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]』以降のシリーズ作品でも引き続きMr.ゲーム&ウォッチの技として登場し、モチーフのひとつとして「ファイア」を元にしたのゲーム画面が収録されているステージ「フラットゾーン2」及び「フラットゾーンX」も登場する。
 
== 出典 ==
2008年発売の『[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]』でも引き続きMr.ゲーム&ウォッチの技として登場し、「ファイア」を元にしたステージも登場する。
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{{ゲーム&ウオッチ}}
{{video-game-stub}}<!-- GAME A/Bの違いなど -->
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[[Category:ゲーム&ウオッチ]]
[[category:任天堂|ふあいあ]]
[[category:1980年のコンピュータゲーム|ふあいあ]]
[[Category:日本で開発されたコンピュータゲーム]]