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{{基礎情報 ラジオ番組
{{Infobox 学者
|番組名=おはようパーソナリティ<br/>古川昌希です
|名前=長谷部言人
|画像=[[画像:Asahi Broadcasting Corporation headquarter.JPG|250px]]
|画像=Hasebe Kotondo 2.jpg
|画像説明=生放送に使用している[[朝日放送ラジオ]]本社<br />(大阪・[[ほたるまち]])
|画像サイズ=180px
|愛称=おはパソ
|画像代替説明=
|ジャンル=ワイド・バラエティ
|画像説明=
|放送方式=[[生放送]]
|全名=
|放送時間=金曜日 6:30 - 9:00(150分)
|別名=
|企画=
|誕生名=
|プロデューサー=
|生年月日={{生年月日と年齢|1882|06|10|no}}
|ディレクター=
|生誕地=[[東京市]][[麹町区]]、現[[東京都]][[千代田区]]
|パーソナリティ=[[古川昌希]]
|没年月日={{死亡年月日と没年齢|1882|06|10|1969|12|03}}
|出演=[[去来川奈央]]
|死没地=
|テーマ曲=
|死因=
|放送局=[[朝日放送ラジオ]](ABCラジオ)
|居住=
|ネットワーク=
|市民権=
|制作=
|国籍=日本
|放送期間=[[2022年]][[4月1日]] -
|出身校=[[東京帝国大学]]
|放送回数=
|配偶者=
|スポンサー=
|両親=
|公式サイト=https://www.abc1008.com/ohapaso/
|子供=
|特記事項=
|時代=
|活動地域=
|学派=
|研究分野=[[人類学]]、[[解剖学]]、[[考古学]]
|研究機関=
|博士課程指導教員=
|他の指導教員=
|博士課程指導学生=
|主な指導学生=
|学位=[[理学博士]]([[東京大学]])
|称号=東北大[[名誉教授]]
|特筆すべき概念=
|主な業績=円筒土器文化論
|主要な作品=
|影響を受けた人物=
|影響を与えた人物=
|学会=[[日本人類学会]]、[[日本学士院]]
|主な受賞歴=
|署名=
|公式サイト=
|脚注=
}}
『'''おはようパーソナリティ古川昌希です'''』(おはようパーソナリティふるかわまさきです)は、[[朝日放送ラジオ]](ABCラジオ)で[[2022年]]([[令和4年]])[[4月1日]]から毎週[[金曜日]]の6:30 - 9:00([[JST]])に放送中の生ワイド番組。『[[おはようパーソナリティ]]』シリーズの第3代に当たる番組の一つ(『[[おはようパーソナリティ道上洋三です]]』金曜分の後継番組)で、[[古川昌希]]([[朝日放送テレビ]]アナウンサー)の[[冠番組]]でもある。
'''長谷部 言人'''(はせべ ことんど、[[1882年]]〈[[明治]]15年〉[[6月10日]] - [[1969年]]〈[[昭和]]44年〉[[12月3日]])は、[[日本]]の[[人類学者]]・[[解剖学者]]。[[日本学士院]]会員。[[東京市]][[麹町区]](現・[[東京都]][[千代田区]])出身。
== 概要 ==
{{see also|おはようパーソナリティ小縣裕介です}}
 
1971年に放送を開始した『[[おはようパーソナリティ中村鋭一です]]』、1977年にその後継ぎとして放送を開始した『[[おはようパーソナリティ道上洋三です]]』の後継ぎである。
== 来歴 ==
* [[1882年]] 東京麹町に生まれる。生粋の江戸っ子だった。
* [[1899年]] 東京府中学校卒業。
* [[1906年]] 東大医科を卒業、解剖学教室で[[小金井良精]]の指導を受けた。
* [[1907年]] 小金井の推薦により、京大医科解剖学教室の[[足立文太郎]]の助手となった。
* [[1908年]] 同助教授になる。
* [[1910年]] 健康を害して東京に戻る。
* [[1912年]] [[新潟医学専門学校]]講師となる。
* [[1913年]] 新潟医学専門学校教授となる。
* [[1914年]] 退職
* [[1915年]] [[ミクロネシア文部省調査隊員]]として参加。東北大助教授となる。
* [[1920年]] 東北大教授となる。
* [[1928年]] 長男[[長谷部楽爾]]誕生
* [[1933年]] - 1935年 医学部長を務める。
* [[1938年]] 東大[[理学部]]助教授となる。
* [[1939年]] [[人類学教室]]を[[人類学科]]として改めて学生をとることにして、主任教授となる。
* [[1943年]] 定年退職
* [[1944年]] 東北大名誉教授となる。
* [[1946年]] 東京大学[[理学博士]]「石器時代日本犬(邦文、英文)」。<ref>博士論文書誌データベース</ref>
* [[1951年]] - 1968年 [[日本人類学会]]会長をつとめる。
* [[1953年]] [[日本学士院]]会員となる。
* [[1969年]]12月3日 [[脳梗塞]]のため東京都[[大田区]]の自宅にて死去。87歳<ref>訃報欄『朝日新聞』1969年(昭和44年)12月3日夕刊 3版 11面</ref>。
 
放送開始まで至る流れは上記を参照。[[小縣裕介]]がスポーツアナウンサーを兼務することを鑑みてか、当番組では月~木と金曜で分割することとなり<ref name="sanspo_20220225">{{Cite web |url=https://www.sanspo.com/article/20220225-FEXRSPRT2NMCJMGJD3Y5ICHK2Q/ |title=道上洋三アナの後任は小縣裕介、古川昌希両アナ ABCラジオ「おはようパーソナリティ」 |publisher=サンケイスポーツ |date=2022-02-25 |accessdate=2022-03-01}}</ref>、金曜日は[[古川昌希]]がメインを担当。アシスタントもそれぞれで分割することとなり、これまで5曜日通しで担当していた[[オフィスキイワード]]所属のフリーアナウンサー・いがらしあみは小縣の担当曜日に出演。金曜日は[[松竹芸能]]所属タレントの[[去来川奈央]]とのコンビで伝統の『おはようパーソナリティ』のタイトルを引き継いで『'''おはようパーソナリティ古川昌希です'''』を始めることとなった<ref name="sanspo_20220225" />。また、この編成開始により、『[[朝も早よから 中原秀一郎です|朝も早よから 桂紗綾です]]』から『[[岩本・西森の金曜日のパパたち]]』まで、デイタイムの番組すべてが月~木と金曜日で分割される構成となる。
== 家族 ==
* 祖父・[[長谷部恕連]]
* 父・'''長谷部仲彦''' - 化学者。
* 岳父・'''碇山晋'''(1858-1936) - [[鹿児島市]]千石馬場町に碇山久純の五男として生まれ、横浜の[[高島学校]]を皮切りに、[[東京外国語学校]](旧外語)、[[工部大学校]]、[[慶応義塾]]、[[東京商法講習所]]で学んだのち、[[札幌農学校]]教授を経て[[北海道庁]]警部として函館・釧路に赴任ののち、1891年に[[神奈川県]]警部に任命され、[[外国人居留地]]警察署山手分署長に就任、1898年より加賀町警察署署長を務め、在日欧米華人、[[宮内省]]、訪日要人らの絶大な信頼を得て、1923年に退官の際には大英帝国など6か国から勲章を授与されるなど日本の外事警察の基礎を築いた。祖父の碇山将曹は[[島津家]]家老、いとこに[[調所広丈]]。<ref>『横浜中華街: 世界最強のチャイナタウン』田中健之 · 2009 p58</ref><ref>[http://asss.jp/report/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E6%94%BF%E7%AD%96%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E8%B3%87%E6%96%99114.pdf 加賀町警察署長碇山警視の特徴ある活動と事績]小野田博光、警察政策学会資料 第114号「近代警察史の諸問題 ―川路大警視研究を中心に―(第二輯)」、2021年5月8日</ref>
* 子・[[長谷部楽爾]]
 
ちなみに、古川・小縣とも第3代の「[[おはようパーソナリティ]]」に当たるが、シリーズ史上初めて月 - 木曜日と金曜日でパーソナリティを分担<ref name="sanspo_20220225" />。小縣が50歳で担当を始めるのに対して、古川は道上と同じく、34歳で「おはようパーソナリティ」の座を継承する。さらに、『 - 道上洋三です』までのシリーズ番組から一転して、「リスナーから寄せられた疑問を放送中に解決する『問題解決型ラジオ』」というコンセプトを『 - 小縣裕介です』と共に打ち出している<ref>{{Cite web |url= https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000212.000040629.html|title= ABCラジオ春の新番組のお知らせ|publisher= 朝日放送ラジオ|date= 2022-03-23|accessdate=2022-03-24}}</ref>。
== 人物 ==
[[東京都立日比谷高等学校|府立一中]]、[[第一高等学校 (旧制)|一高]]を経て、[[1906年]][[東京大学#沿革|東京帝国大学]]医科大学卒業後、[[京都大学#沿革|京都帝国大学]]にて肉眼解剖学と人類学を専攻。[[新潟医学専門学校]](現[[新潟大学]][[医学部]])、[[東北帝国大学]]教授を経た後、[[1938年]]東京帝国大学[[東京大学大学院理学系研究科・理学部|理学部]]教授就任。人類学に[[理化学]]的研究法を導入し、理学部に人類学科を創設する。
 
==出演者==
[[直良信夫]]が[[兵庫県]][[明石市]]西八木海岸で発見した左腰骨の石膏模型を研究し、それを原人の骨と唱え、「[[明石原人]]」と命名した。
*[[古川昌希]](パーソナリティ、[[朝日放送テレビ]]アナウンサー)<ref name="sanspo_20220225"/>
**愛称は(苗字の古川にちなんで)「ふるぽん」で、「おはようパーソナリティ」には、前任者の道上と同じく34歳で就任。[[2019年]]には、朝日放送テレビを含む[[オールニッポン・ニュース・ネットワーク|ANN]]加盟局の優秀なアナウンサーを表彰する[[ANNアナウンサー賞]]で、第18回の大賞を受賞している。
***朝日放送テレビでは、『[[キャスト (テレビ番組)|キャスト]]』(平日夕方の関西ローカル向け報道・情報番組)で[[2013年]][[10月28日]]([[月曜日]])からサブキャスター([[キャスト (テレビ番組)#浦川の降板に伴う暫定措置(2018年1 - 3月)|2018年1月から3ヶ月間のみメインキャスター]])を最終回(当番組開始2日前の[[2022年]][[3月30日]])まで担当。後継番組の『[[news おかえり]]』でも、当番組への出演と並行しながら、初回([[4月4日]])から平日の全曜日(金曜日は当番組の本番後)にサブキャスター(スタジオ進行)やフィールドキャスターを務める。
***朝日放送ラジオの生放送番組でも、当番組の放送開始前週([[2022年]][[3月26日]])まで半年間にわたって『[[古川音座衛門]]』([[土曜日]]17時台の[[音楽番組]])のパーソナリティを担当。『おはようパーソナリティ道上洋三です』では、[[2016年]]・[[2017年]](いずれも道上の夏季休暇中)と[[2022年]][[3月1日]]([[火曜日]])放送分でパーソナリティ代理を経験していた。
*[[去来川奈央]](アシスタント、[[松竹芸能]]に所属する[[フリーアナウンサー]])<ref name="sanspo_20220225"/>
**[[同志社大学]]からの卒業後に、[[NHK岐阜放送局]]と[[NHK京都放送局]]の契約キャスターを経てフリーアナウンサーへ転身。氏名を「いさがわ なお」と読ませる。
**朝日放送テレビでは[[2017年]][[4月6日]]([[木曜日]])から、『[[おはようコールABC]]』(生放送による平日早朝の関西ローカル向け情報番組)のニュースキャスターを([[産前産後休暇]]をはさんで)[[2020年]][[10月2日]](金曜日)の最終回まで週に2日(休暇からの復帰後は1日)担当。朝日放送テレビ総務局員(元・アナウンサー)の[[八塚彩美]]は、同志社大学および、学内の放送局(同志社学生放送局)での同期生に当たる。
*[[桂紗綾]](ニュースキャスター、朝日放送テレビアナウンサー)
**『おはようパーソナリティ道上洋三です』が放送されていた[[2019年]][[1月]]から、金曜日の前枠で『[[朝も早よから 桂紗綾です]]』(朝日放送ラジオが自社で制作する生ワイド番組)のパーソナリティを務めながら、本番後に『おはようパーソナリティ』枠内の定時ニュース(7時台・8時台の「[[ABCニュース (朝日放送ラジオ)|ABCニュース]]」を担当。
*[[清水とおる]](7時台後半の「ABC天気予報」にのみ出演)
**朝日放送グループと契約している[[気象予報士]]で、『おはようパーソナリティ道上洋三です』時代の[[2006年]]から出演しているほか、『おはようパーソナリティ小縣裕介です』でも7時台後半の「ABC天気予報」を担当。[[俳句]]や[[歳時記]]の鑑賞が趣味で、『キャスト』では(古川のキャスター就任前から)一貫して気象キャスターを務めていた。
 
== 業績タイムテーブル ==
コーナーについては、特記しない限り、『[[おはようパーソナリティ道上洋三です]]』(『 - 道上洋三です』)の金曜分からスポンサーごと継承。生放送番組のため、コーナーの放送時間を変更したり、コーナーを休止したりすることがある。また、古川/去来川が休演する日の放送では、以下に記す「古川」「去来川」の役割をパーソナリティ/アシスタントの代理者が担当。
[[ファイル:Forms of Pottery by Hasebe Kotondo.png|280px|右|thumb|長谷部言人による「器形による土器の器種分類」
=== 6時台 ===
----
*6:30 オープニング
1.甕形土器、2.壺形土器、3.深鉢形土器、4.浅鉢形土器、5.皿形土器、6.高坏形土器
:『[[おはようパーソナリティ中村鋭一です]]』(『 - 中村鋭一です』)の時代から、パーソナリティ(○○)による「おはようパーソナリティ、○○です」という番組タイトルの読み上げが挨拶を兼ねている。ちなみに、古川が『 - 道上洋三です』で道上の代役を務めた期間中は、「『おはようパーソナリティ、道上洋三です』。ピンチヒッターの古川昌希です」と名乗っていた。
]]
:古川は『 - 道上洋三です』のパーソナリティ代理時代から、アシスタントとの間でトークをひとしきり展開した後に、リスナーから募集するメッセージのテーマを決めている。
*6:40 今日の朝刊
:放送日に大阪で発行された一般紙朝刊(最終版)の1面([[新聞休刊日]]にはスポーツ紙の即売版と[[共同通信社]]の配信記事)から、古川が私見を交えながら注目の記事を取り上げる。当コーナーで伝え切れなかった場合には、7時台のフリーゾーンにまで持ち越す。
*6:50 「ABC天気予報」
:基本として、札幌・東京・福岡・大阪の当日の空模様を去来川が紹介。
*6:53 「おでかけインフォメーション」
:交通情報全般を扱うコーナー。最初に、朝日放送ラジオの平日生ワイド番組で最も早く、[[日本道路交通情報センター]]から担当者が最新の道路情報を伝える。その後で、去来川が当番組のスタジオから関西圏の航空便・鉄道の発着情報を入れる。
*6:55 「おはよう朝一番」
:放送開始までにハガキ・電子メール・FAXで届いたリスナーからのメッセージを紹介。
=== 7時台 ===
*7:00 「おはようメッセージ」
:オープニングで決めたメッセージテーマを改めて告知するとともに、「おはよう朝一番」に続いて、リスナーから寄せられたメッセージから一部を紹介。
*7:05 「[[ABCニュース (朝日放送ラジオ)|ABCニュース]]」
:2019年1月以降の『 - 道上洋三です』に続いて、『朝も早よから 桂紗綾です』パーソナリティの桂が8時台を含めて担当。
*7:10 「ABC天気予報」
:6時台と同様に、去来川が天気予報の原稿を読む。
:この時間の天気予報のみ、「今週のお天気ミュージック」として、ヒット曲などの[[インストゥルメンタル]]1曲を1週間(『 - 小縣裕介です』と)共通のBGMとして流す。
*7:13 「[[ABC交通情報]]」
*7:15 フリーゾーン
:放送日に発行された一般紙朝刊の記事(新聞休刊日にはスポーツ紙の即売版と共同通信社の配信記事)から、気になる話題を1つ取り上げる。
*7:25 「スポーツの話題」
:『 - 中村鋭一です』の時代から、[[日本プロ野球|日本プロ野球(NPB)]]のシーズン中で[[阪神タイガース]]が前日に組まれていた試合に勝利した場合に、パーソナリティとアシスタントが(代演者を含めて)球団歌の『[[阪神タイガースの歌|六甲おろし]]』を熱唱することで知られるコーナー。「阪神ファン見習い」を自称している古川も、この伝統を引き継ぐ<ref group="注釈">実際には[[劇団四季]]などの[[ミュージカル]]作品を鑑賞することが趣味で、「[[美女と野獣 (ミュージカル)|美女と野獣]]」に使われている『ひとりぼっちの晩餐会』を台詞付きで歌うことを特技に挙げている。もっとも、『おはようパーソナリティ道上洋三です』のパーソナリティ代理を始めるまで、『六甲おろし』を日常生活で歌うことはなかったという。本人によれば、「小学生時代に実家で同居していた祖父が[[読売ジャイアンツ|読売ジャイアンツ(巨人)]]ファン・祖母が阪神ファンで、『阪神と巨人が戦う試合のテレビ中継を祖父と祖母が別々の部屋で見る』という有様だったので、実家で野球について話すこと自体がタブーになっていた」とのことである(当番組放送初日の『[[日刊スポーツ]]』[[日刊スポーツ西日本|大阪本社]]発行版18ページに掲載された全面特集でのインタビューより)。</ref>。『 - 道上洋三です』時代に続いて、[[淀川製鋼所]]がこのコーナーを提供。
:
*7:40 リスナーからのメッセージ紹介
:放送日によっては、「スポーツの話題」の続きに充てる。
*7:50 「ABC交通情報」
*7:53 「ABC天気予報」
:『 - 道上洋三です』時代の2009年10月4日(月曜日)放送分から、清水がこの時間にのみ出演。主な放送対象地域である関西地方が異常気象(台風や豪雨など)に見舞われている場合や、放送の時点で異常気象の発生が予想される場合を除いて、放送時点での季節・天気に関する俳句や歳時記の一節を織り交ぜながら当日の気象概況を伝える。
を担当。
*7:55 「こどもの詩(うた)」
:『 - 道上洋三です』時代の1982年から放送されているコーナーで、当番組では、小学生から寄せられた作文から毎日1編を去来川が代読。作文を読まれた小学生には、5, 000円分の図書カードと、代読の模様を録音したCDを進呈している。
 
=== 旧石器8代人種論 ===
*8:00 「話のダイジェスト」
長谷部は東北大に移って後の[[1919年]]に、河内国府遺跡の発掘に参加したのを契機として、同年岩手県大般渡市細浦貝塚、[[1925年]]には同市大洞貝塚等を発掘し、石器時代人骨の研究に没頭していった。戦前の昭和時代の日本人種論は、長谷部と[[清野謙次]]の学説を2大潮流としている。ともに、石器時代人日本人説であることは同じであり、明治大正時代以来有力であったアイヌ人説を否定した。
:『[[話題のアンテナ 日本全国8時です]]』(朝日放送ラジオが加盟する[[ジャパン・ラジオ・ネットワーク|JRN]]のネットワークセールス番組)の[[企画ネット]]による日替わりの特集コーナーで、同番組のCMのみ放送。
*8:20 「健康道場」
:健康に関する話題や情報を取り上げる[[サンスター]]単独提供のコーナーで、『 - 道上洋三です』の時代から放送されている。
:朝日放送ラジオで2014年10月から毎週土曜日の7:00 - 7:30に放送されている『[[道上洋三の健康道場]]』は、このコーナーから派生したサンスター単独提供の事前収録番組で、道上の氏名を番組のタイトルに冠したまま2022年4月から[[伊藤史隆]](アナウンサーとしての古川の先輩)をメインパーソナリティ代理に迎えている。
*8:20 古川・去来川がスタジオから伝える[[インフォマーシャル]] 
*8:30 「ABCニュース」
*8:35 「ABC天気予報」
:『 - 道上洋三です』時代の2021年4月1日から[[牛乳石鹸共進社]]が単独で提供している関係で、沼光絵理佳(ピアニスト)のアレンジ・ピアノ演奏による「[[牛乳石鹸共進社#CMソング「牛乳石鹸のうた」|牛乳石鹸のうた]]」を「お天気ミュージック」に使用。6時台・7時台の前半に続いて、いがらしが天気予報を伝える。
*8:40 「ABC交通情報」(6時台の「おでかけインフォメーション」と同じ構成)
*8:45 「話のマーケット」
:『 - 道上洋三です』で長らく放送されていたものの、最終盤(2021年頃)に休止していたコーナーを復活。実際には、リスナーからのメッセージ紹介やインフォマーシャルに充てる。
*8:50 「[[ジャパネットたかた]]ラジオショッピング」
:『 - 道上洋三です』時代の2011年4月から放送。他のラジオ番組と同様に、ジャパネットたかた本社([[長崎県]][[佐世保市]])のラジオスタジオから、同社の「MC社員」が中継で出演している。『 - 道上洋三です』の放送末期からは、[[鹿児島放送]](朝日放送テレビと同じ[[テレビ朝日系列]]のテレビ単営局)のアナウンサーからジャパネットたかたの「MC社員」に転身した[[馬場雄二]]が、ラジオ専任のMCとして主に商品の紹介を担当。
*8:57 エンディング
:翌週の月曜日に『 - 小縣裕介です』内の「話のダイジェスト」で取り上げる予定のテーマを紹介したうえで、後続番組のパーソナリティ(『[[横山太一のピカイチ☆ブランチ!]]』の[[横山太一]])に向けて古川がコメントを残す。
::横山は古川の先輩アナウンサーで、『おはようコールABC』の最終メインキャスター時代に去来川と毎週金曜日に共演していたほか、2022年4月から『news おかえり』のメインキャスターへ就任。金曜日には、『ピカイチ☆ブランチ!』への本番後に、『news おかえり』で古川と共演する。
*8:59 番組終了
 
== テーマ曲 ==
その長谷部の学説を、[[池田次郎]]は次のように記している。
*「[[クラリネット・ポルカ]]」
**『おはようパーソナリティ中村鋭一です』の初回から、『おはようパーソナリティ』シリーズの共通テーマ曲としてオープニングとエンディングに放送。
 
== 時刻の告知方法 ==
長谷部の研究は清野とは対照的に、主として東日本の人骨を材料とし、計測値の統計結果にとらわれずに、洪積世人類の骨格特徴にみられる時代的変化の説明原理を日本人種論に導入したことに特色がある。戦後になって、自己の主張を体系的に組み立てた「日本民族の成立」(昭和24年)では、前期洪積世以降の日本列島住民の転変を、身体と文化の両面から考察し、縄文人と古墳時代人との体質的差異は、狩猟採集経済を基盤とする石器時代の生活から、水田農耕に依存する金属器時代の生活への転換が、租借筋、下肢筋の弱体化を招く結果を生じたと解釈し、弥生式時代およびその後においても、日本人の体質を一変させるほどの混血はおこらず、日本人は石器時代から現代にいたるまで遺伝的に連続した集団であると断言している。
当番組を含む『おはようパーソナリティ』シリーズは平日早朝の生放送番組であるため、[[朝日放送ラジオ#時報|正時(0分)の時報]]とは別に、7時台に5分単位・8時台に10分単位で時刻を告知している。正時以外の時刻の告知には、[[サウンドエフェクト|サウンドエフェクト(効果音)]]と合成音声を使用。時刻が7:05の場合には、効果音に続いて、合成音声で「7時、5分。」とだけ伝えている。
 
効果音は流す季節に応じた素材(カッコウの鳴き声や蒸気機関車の警笛音など)を用いていて、番組の進行にかかかわらず、上記の時刻に差し掛かると強制的に流れるようになっている。そのため、当該時刻でCMを放送していても、CMの音源に効果音と合成音声を重ねる格好で時刻を伝えている。
日本人の年代的変化を綿密に分析し、この長谷部の日本人説を発展させ、変化説を強化したのが、高弟の[[鈴木尚]]であった。
 
=== 円筒土器文化論 ===
[[1925年]][[山内清男]]を助手に迎えて[[大洞貝塚]]を発掘調査し、さらに[[青森県]][[八戸市]][[一王寺貝塚]]を調査して、山内が調査した[[青森県]][[北津軽郡]]市浦村[[オセドウ貝塚]]出土の[[土器]]の様相を総合し、『人類学雑誌』42-1([[1927年]])の論文で「陸奥・羽後・北海道の[[石器時代]][[遺跡]]から出土する[[円筒土器]]によって代表される文化の担い手を、短頭に近い頭形をもち、関東人に比べてやや高身長である現代奥羽人の祖先とみなし、石器時代人を同地域に居住する現代人の直接の先祖である」という考えを固めるにいたり、日本人および[[アイヌ]]が石器時代人と、それぞれ異なる民族との混血により生じたとする当時の清野説に疑問を投じている。
 
== 著作 ==
=== 単著 ===
* {{Cite book |和書 |title=自然人類学概論 |date=1927-09 |publisher=[[岡書院]] |series=人類学叢書 第1篇 |id={{全国書誌番号|47003176}} |ncid=BN12356318}}
* {{Cite book |和書 |title=先史学研究 |date=1927-10 |publisher=大岡山書店 |id={{全国書誌番号|47006147}} |ncid=BN02713361}}
* {{Cite book |和書 |title=過去の我南洋 |date=1932-06 |publisher=岡書院 |id={{全国書誌番号|46084368}} {{全国書誌番号|60000214}} |ncid=BN03953961}}
* {{Cite book |和書 |title=大小暦 |date=1943-12 |publisher=宝雲舎 |id={{全国書誌番号|46015592}} {{全国書誌番号|86090227}} |ncid=BN04159708}}
** {{Cite book |和書 |title=大小暦 |date=1988-03 |publisher=龍渓書舎 |series=龍渓コレクション 1 |id={{全国書誌番号|46015592}} {{全国書誌番号|88051647}} |isbn=9784844703006 |ncid=BN02715163}}
* {{Cite book |和書 |title=日本人の祖先 |date=1951-12 |publisher=[[岩波書店]] |series=少国民のために |id={{全国書誌番号|45025098}} |ncid=BN05383092}}
** {{Cite book |和書 |others=[[近藤四郎]]解説 |title=日本人の祖先 |date=1983-08 |publisher=[[築地書館]] |id={{全国書誌番号|83046521}} |ncid=BN04247022}}
 
=== 監修 ===
* {{Cite book |和書 |title=内外土俗品図集 |volume=第1-3集 |date=1938年-1939年 |publisher=宝雲舎 |id={{全国書誌番号|47038888}} |ncid=}}
 
=== 校訂 ===
* {{Cite book |和書 |author=[[田代安定]] |others=長谷部言人校訂 |title=沖縄結縄考 |date=1945-07 |publisher=養徳社 |id={{全国書誌番号|64008103}} |ncid=BN04577402}}
** {{Cite book |和書 |author=田代安定 |others=長谷部言人校訂 |title=沖縄結縄考 |date=1977-02 |publisher=至言社 |id={{全国書誌番号|77018411}} |ncid=BN08671515}}
 
=== 著作集 ===
* {{Cite book |和書 |editor=[[江坂輝弥]]編 |title=長谷部言人集 |date=1975-09 |publisher=築地書館 |series=日本考古学選集 15 |id={{全国書誌番号|73013617}} |ncid=BN02042969}}
* {{Cite book |和書 |title=長谷部言人(一) |date=2005-10 |publisher=クレス出版 |series=日本の人類学文献選集 近代篇 第6巻 |id={{全国書誌番号|20941671}} |isbn=9784877332976 |ncid=BA7407349X}}
* {{Cite book |和書 |title=長谷部言人 (二) ・清野謙次 |date=2005-10 |publisher=クレス出版 |series=日本の人類学文献選集 近代篇 第7巻 |id={{全国書誌番号|20941675}} |isbn=9784877332983 |ncid=BA74073660}}
 
=== 記念論文集 ===
* {{Cite book |和書 |title=長谷部言人博士喜寿記念論文集 |date=1964-06 |publisher=長谷部言人博士喜寿記念会 |id={{全国書誌番号|83010711}} |ncid=BN08345034}}
 
== 受章歴 ==
* [[勲二等]][[瑞宝章]]
 
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
<references/>
{{Notelist}}
 
=== 関連項目出典 ===
{{Reflist|2}}
* [[日本人|日本人種]]
* [[人種]]
* [[民族]]
 
== 外部リンク ==
* [https://www.abc1008.com/ohapaso/ 公式サイト]
* {{Kotobank|長谷部言人}}
* {{Kotobank|長谷部 言人}}
 
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