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'''マキシマ'''(MAXIMA、{{lang|zh|西玛}})は、[[日産自動車]]が[[製造業|製造]]、[[北米]]、[[メキシコ]]、[[ドバイ]]などで[[販売]]する[[セダン]]および[[ステーションワゴン|ワゴン]]である。
==
[[日本]]でもかつて販売されていたが[[1994年]]に同ブランド名の車種は販売終了し、国外専売モデルとなっていたが、2019年10月からは[[インパル]]が販売元となり販売を開始した。日本国内での販売期間は「ブルーバードマキシマ」を名乗っていた時期を含めた1984年から1994年の10年間。生産はA33型までが[[日産自動車追浜工場]]で行われ、それ以降のモデルは北米日産会社[[スマーナ (テネシー州)|スマーナ]]工場で生産されている。
[[オーストラリア]]では[[日産・ティアナ|ティアナ]]、[[サウジアラビア]]やUAEでは、[[日産・セフィーロ|セフィーロ]]を同名で販売している。また、かつては[[日産・ローレル|ローレル]]を同名で販売していた国もあった。
== 初代 G910型(1981年 - 1984年) ==
{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種=普通自動車
| 車名=ダットサン・810マキシマ<br />日産・マキシマ(初代)
| 車名補=G910型
| 1枚目画像の説明=
| 1枚目画像名=1st-Nissan-Maxima.jpg
| 2枚目画像の説明=リア
| 2枚目画像名=1983 Datsun Maxima, right rear.jpg
| 3枚目画像の説明=
| 3枚目画像名=
| 販売期間=[[1981年]] - [[1984年]]
| 設計統括=
| デザイナー=
| 乗車定員=
| ボディタイプ=4ドアセダン/ワゴン
| エンジン=直6 2.4L [[日産・L型エンジン|L24E]]<br>直6 2.8L LD28
| トランスミッション=3AT/5MT
| 駆動方式=[[後輪駆動|FR]]
| サスペンション=
| 全長=
| 全幅=
| 全高=
| ホイールベース=
| 車両重量=
| ベース車=[[日産・ブルーバード]]
|別名=[[日産・ブルーバード|ダットサン・ブルーバード]](6代目)}}
[[1981年]]に[[日産・ブルーバード#6代目 910型系(1979年 - 1983年)|910型ブルーバード]]をベースとする「DATSUN 810 MAXIMA」を[[北アメリカ]]([[アメリカ]]および[[カナダ]]市場)で発売。なお、[[1983年]]までは「[[ダットサン]]」の名前が冠されていたが、[[1984年]]モデルからは日産バッジをつけた日産モデルの「NISSAN MAXIMA」となった。
当時アメリカで発売されていた日産の最高級車種として発売され、[[トヨタ・クレシーダ]]や[[アウディ・80|アウディ・4000]]などと競合すべく、同市場で人気の6気筒エンジンを搭載するために、前部ドアより以前の部分を中心にブルーバードよりも全長が99mm延長されていた。
4ドアセダンと同ワゴンの2つのボディが用意された。車格感を出すために、メッキを多用したグリルデザインへの変更やオーナメントが追加されたほか、大型バンパーが標準装備とされた。
エンジンには、[[日産・L型エンジン|L24型]]を基に、燃焼室形状の変更による有害排出物の低減と、[[コンロッド]]の薄肉化や[[すべり軸受|メタル]]幅の縮小などの低[[摩擦|フリクション]]対策を施し、[[燃料]]供給を[[燃料噴射装置|EGI]]とした直6 2.4L L24E型が採用され、また、1981年から1983年まで、アメリカ市場では直6 2.8L OHC LD28型ディーゼルエンジンも採用された。なお駆動方式は[[後輪駆動]]であった。
トランスミッションは3速[[オートマチックトランスミッション]]および5速[[マニュアルトランスミッション]]が採用された。また、[[パワーステアリング]]ポンプは厚木工場製であったが、一部のパワーステアリングポンプはアメリカの[[ゼネラルモーターズ]]製であった。
[[カセット]]と[[ラジオ]]を備えた[[カーステレオ]]や[[エアコン]]、[[アルミホイール]]もしくはワイヤ調ホイールを標準装備するほか、導入当時アメリカ市場で人気があったツートーン塗装やホワイトリボンタイヤ、暗証番号式のキーレスドアや[[サンルーフ]]などもオプション設定されるなど、上級車種として豊富な装備を備えていた。さらにワゴンにはウッド調パネルやルーフキャリアも用意されていた。{{-}}
== 2代目 PU11型(1984年 - 1988年) ==
{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種=普通自動車
| 車名=日産・ブルーバードマキシマ(初代)<br />日産・マキシマ(2代目)
| 車名補=PU11型
| 1枚目画像の説明=ブルーバードマキシマ4ドアハードトップ
| 1枚目画像名=U11 Bluebird Maxima HT.jpg
| 2枚目画像の説明=セダン(北米仕様、1985年型)
| 2枚目画像名=85-86 Nissan Maxima.jpg
| 3枚目画像の説明=ワゴン(北米仕様、1988年型)
| 3枚目画像名=1988 Nissan Maxima GXE Wagon, front left.jpg
| 販売期間=[[1984年]][[10月]] - [[1988年]]
| 設計統括=
| デザイナー=
| 乗車定員=5人
| ボディタイプ=4ドアセダン<br>5ドアワゴン<br>4ドアハードトップ
| エンジン=V6 2L [[日産・VGエンジン|VG20E/VG20ET]]<br>V6 3L VG30E
| トランスミッション=4AT/5MT
| 駆動方式=[[前輪駆動|FF]]
| サスペンション=
| 全長=4,610 - 4,694mm
| 全幅=1,689mm
| 全高=1,389 - 1,415mm
| ホイールベース=2,548 - 2,550mm
| 車両重量=
|別名=[[日産・ブルーバード]](7代目)}}
[[1984年]]10月に日本では「'''ブルーバードマキシマ'''」として、アメリカ市場では引き続き「マキシマ」として同時発売。初代とは異なり日本仕様にも810型以来となる6気筒エンジンを搭載、日米同時発売された事も話題となった。(日本国内で放送されたブルーバードマキシマのCM内でこの事を発表していた)
PU11系ブルーバードマキシマは、U11系ブルーバードのフロントノーズ部分を90mm延長し、[[日産・セドリック|セドリック]]などのFR車に搭載されるV型6気筒 [[日産・VGエンジン|VG20ET型エンジン]]、専用グリル、大型パンパーなどが与えられ、駆動方式が[[前輪駆動|FF]]に変更された。ちなみにV6エンジンとFFの組み合わせは日本初であった。また、輸出仕様車にはV6 3L [[日産・VGエンジン|VG30E]]が搭載され、トランスミッションは4速オートマチックおよび5速マニュアルが組み合わせられた。
[[1986年]]1月にマイナーチェンジが行われ、フロントノーズがややスラント化されるのと同時にテールランプのデザイン変更。VG20Eエンジン(自然吸気)車を追加。なお同年末にはアメリカ仕様も内外装の変更が行われた。
[[1987年]]2月、北米仕様にワゴンを追加。北米における安全法規変更対応の為、同月にオートマチックショルダーベルトが新たに装備された。
1987年5月に一部改良。車名をそれまでの「ブルーバードマキシマ」から「マキシマ」として独立(トランクのエンブレムは「NISSAN MAXIMA」に)。販売上ブルーバードシリーズからの離脱を図る。ただし正式名はブルーバードマキシマであり、型式はPU11型のままである。
1987年9月に4気筒エンジンのブルーバード(4ドアセダンと4ドアハードトップ)がフルモデルチェンジされたが、ブルーバードバン/ワゴン([[1990年]]の[[日産・アベニール|アベニール]]登場まで)、6気筒エンジンのマキシマ([[1988年]]まで)はU11型で引き続き生産。
1988年、生産終了。ワゴンモデルはこの代で廃止された。
{{-}}
== 3代目 J30型(1988年 - 1994年) ==
{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種=普通自動車
| 車名=日産・マキシマ(3代目)
| 車名補=J30型
| 1枚目画像の説明=前期型
| 1枚目画像名='89-'90 Nissan Maxima.jpg
| 2枚目画像の説明=後期型
| 2枚目画像名=92-94 Nissan Maxima.jpg
| 3枚目画像の説明=
| 3枚目画像名=
| 販売期間=[[1988年]][[10月]] - [[1994年]][[8月]]
| 設計統括=
| デザイン=[[前澤義雄]]
| 乗車定員=5/6人
| ボディタイプ=4ドアセダン
| エンジン=V6 3L VG30E<br>V6 3L [[日産・VEエンジン|VE30DE]]
| トランスミッション=4AT/5MT
| 駆動方式=FF
| サスペンション=
| 全長=4,765mm
| 全幅=1,760mm
| 全高=1,346 - 1,400mm
| ホイールベース=2,649mm
| 車両重量=1,400kg
| 自由項目1(項目名)=後継車
| 自由項目1(内容)=[[日産・セフィーロ|セフィーロA32系]]に統合(日本)
|別名=[[日産・アルティマ]](初代)}}
[[1988年]]10月、J30型にモデルチェンジ。日産はこれを「4ドアスポーツカー」と称した。
このモデルは日本の5ナンバー枠の全幅(1700mm)を上回る最初のモデルであり、3ナンバー専用の大柄なボディによる広い室内、[[アンチロック・ブレーキ・システム|4輪・アンチスキッド・ブレーキ・システム]](4WAS)<ref>当時の日産では、「ABS([[アンチロック・ブレーキ・システム]])」の独自の名称として「4WAS(4輪・アンチスキッド・ブレーキ・システム)」と称していたが、後に自動車メーカー全社の統一名称として'''ABS'''に統一されている。なお「4WAS」の名称は、[[2006年]]11月20日に発売のV36型[[日産・スカイライン|スカイライン]]でオプション採用されている4輪アクティブステアの名称として再び使用されている。</ref>が搭載され、3.0LのV6エンジン(VG30E型)による太いトルクと静粛性により、快適性を追求したファミリーカーを標榜した。'''日産車の中ではいち早くABSを搭載したモデルでもある'''。ただし、車両重量は先代モデルよりも減少しており、V6・3.0Lエンジン搭載車種の中では一番軽量である。
前モデルで採用された前輪駆動を踏襲し、トランスミッションは4速オートマチックおよび5速マニュアル(アメリカ仕様のみ)を採用。
上記にあるように初めて日本国内の5ナンバー枠を超え、かつ世界市場で共通のボディーを持つことを強調するため、日本市場においては、ティザーキャンペーンでは[[陣内孝則]]、[[大橋巨泉]]、[[倍賞美津子]]がCM出演。デビュー以降後期型の登場までCM出演者は、4人のアメリカ人タレント([[ケント・デリカット]]、[[ケント・ギルバート]]、[[チャック・ウィルソン]]、[[デーブ・スペクター]])とされた。
[[1989年]]8月にスポーティ仕様のSE (SPORTS EDITION) を追加。その後[[1991年]]1月にはSV (SPECIAL VERSION) が追加されSEが廃止される。
[[1990年]]に、アメリカの「[[カー・アンド・ドライバー]]」誌の「10ベストカー」にマキシマSEが選ばれる。
1991年1月、3000SV追加。
1991年8月に行われたマイナーチェンジで、専用の[[日産・VEエンジン|VE30]]系[[DOHC]]エンジンが搭載され、外観、装備ともやや豪華さと高級感を意識したものに変更される。同年年頭の3000SV追加時に一旦カタログ落ちしたスポーティ仕様のSEが復活。
[[1992年]]にアメリカ市場のSEモデルに、V6 3.0L VE30DEエンジンを搭載。なお、もう1つのグレードであるGXEには生産終了時までVG30E型エンジンが搭載された。また、同年、アメリカ仕様の外観が変更され、全高が1,400mmから1,346mmに縮小された。同年に、[[日産・ローレル|ローレル]]の後継車として、[[ヨーロッパ]]での販売を開始。エンジンはVG30Eのみを搭載した。
[[1993年]]12月<ref>{{cite web|url=https://www.carsensor.net/catalog/nissan/maxima/|title=マキシマ(日産)のカタログ|中古車なら【カーセンサーnet】|publisher=リクルート株式会社|date=2020-1-19|accessdate=2020-1-19}}</ref>に生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
[[1994年]]8月に販売終了。新車登録台数の累計は2万7214台<ref>デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第57号11ページより。</ref>。その後日本向けは[[日産・セフィーロ|セフィーロA32系]]と統合され、セフィーロA33系を経て[[日産・ティアナ|ティアナ]]として販売していたが現在は廃止。マキシマは再び輸出車専用ネーミングに戻った。なお、「J3*」の型式はティアナに受け継がれており、前述の通り、オーストラリアでは日本でいうところの「ティアナ」が「マキシマ」として発売されている。
{{-}}
== 4代目 A32型(1994年 - 1999年) ==
{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種=普通自動車
| 車名=日産・マキシマ(4代目)
| 車名補=A32型
| 1枚目画像の説明=前期型
| 1枚目画像名=1995-96 Nissan Maxima.JPG
| 2枚目画像の説明=後期型
| 2枚目画像名=97-99 Nissan Maxima.jpg
| 3枚目画像の説明=
| 3枚目画像名=
| 販売期間=[[1994年]][[5月]] - [[1999年]]
| 設計統括=
| デザイナー=
| 乗車定員=5人
| ボディタイプ=4ドアセダン
| エンジン=V6 3L [[日産・VQエンジン|VQ30DE]]
| トランスミッション=4AT/5MT
| 駆動方式=FF
| サスペンション=
| 全長=4,768 - 4,811mm
| 全幅=1,770 mm
| 全高=1,415 mm
| ホイールベース=2,700mm
| 車両重量=
|別名=[[日産・セフィーロ]](2代目)<br />[[日産・アルティマ]](2代目)<br />[[インフィニティ・I30]](初代)}}
[[1994年]]5月に[[日産・セフィーロ|セフィーロ(日本仕様では'''Sツーリング'''グレードに相当)]]の北米市場専用モデルの「マキシマ」として登場。のちに兄弟車種として3.0Lモデルが[[インフィニティ・I|インフィニティ・I30]](セフィーロの日本仕様では'''エクシモ'''グレードに相当)として北米市場に投入される。なお「I30」はボディ自体はA32型セフィーロそのものであるが、フロント周りとテールランプ周り、ホイールのデザインが独自のものとされ、内装もセンターパネルのデザイン変更やレザーシートを採用するなどして高級化が図られている。
エンジンはV6 3.0L [[日産・VQエンジン|VQ30DE型]]のみを搭載され、4速オートマチックトランスミッションと5速マニュアルトランスミッションが組み合わせられる。
[[1995年]]1月にモータートレンドの「[[インポート・カー・オブ・ザ・イヤー]]1995」を受賞。
同年、ヨーロッパ向け「マキシマQX」としてA32型セフィーロが投入される。さらに、1995-1996年の[[カー・アンド・ドライバー]]10ベストカーにマキシマSEが再度選ばれた。
[[1997年]]にはマイナーチェンジが行われ、クリアレンズヘッドライトの採用、テールランプやフォグランプ、フロントグリル、リアデザインの変更など、外装の変更が行われる。また、それに伴い、全長が4,768mmから4,811mmに延長された。さらに、同時にステアリングやCDプレーヤーなど、内装の変更も行われた。
[[1998年]]、サイドエアバッグをオプションとして追加。
[[1999年]]、小変更。エンジン[[イモビライザー]]の標準装備化、[[トラクションコントロールシステム]]のオプションとしての追加などが行われた。
{{-}}
== 5代目 A33型(2000年 - 2003年) ==
{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種=普通自動車
| 車名= 日産・マキシマ(5代目)
| 車名補=A33型
| 1枚目画像の説明=前期型
| 1枚目画像名=00-01 Nissan Maxima.jpg
| 2枚目画像の説明=後期型
| 2枚目画像名=2002-2003 Nissan Maxima.jpg
| 3枚目画像の説明=
| 3枚目画像名=
| 販売期間=[[2000年]] - [[2003年]]
| 乗車定員=5人
| ボディタイプ=4ドアセダン
| エンジン=V6 3L VQ30DE<br>V6 3.5L VQ35DE
| モーター=
| トランスミッション=4AT/5MT/6MT
| 駆動方式=FF
| サスペンション=
| 全長=4,839 - 4,864mm
| 全幅=1,786mm
| 全高=1430 - 1,450mm
| ホイールベース=2,751mm
| 車両重量=
|別名=[[日産・セフィーロ]](3代目)<br />[[日産・アルティマ]](3代目)<br />[[インフィニティ・I|インフィニティ・I30/I35]](2代目)}}
[[2000年]]3月にヨーロッパ向け「マキシマQX(日本名: A33型セフィーロ)」を第70回[[ジュネーブモーターショー]]に出品。
2000年にはアメリカでマキシマ販売開始。カリフォルニアの[[ラ・ホーヤデザインスタジオ]]でデザインされる。日本仕様のセフィーロとはフロント、リア共にデザインの差別化が図られた。
当初、エンジンは先代同様、V6 3L VQ30DEのみを搭載していた。また、トランスミッションは4速オートマチックと、5速マニュアル、および6速マニュアルが用意された。
[[2001年]]、特別仕様車「20th Anniversary edition」を発売。エンジン出力は166kWから170kWに増加した。
[[2002年]]には、マイナーチェンジが行われ、CIを現行のものに変更し、エンジンを3L VQ30DEからV6 3.5L VQ35DEに変更、[[ディスチャージヘッドランプ|HIDロービームヘッドライト]]も採用された。また、全長も4,839mmから4,864mmに増加した。
[[2003年]]、特別仕様車「Titanium Edition」を発売。内装などが標準車と差別化された。
{{-}}
== 6代目 A34型(2003年 - 2008年) ==
{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種=普通自動車
| 車名= 日産・マキシマ(6代目)
| 車名補=A34型
| 1枚目画像の説明=前期型
| 1枚目画像名=2004-2006 Nissan Maxima .jpg
| 2枚目画像の説明=後期型
| 2枚目画像名=07 Nissan Maxima.jpg
| 3枚目画像の説明=
| 3枚目画像名=
| 販売期間=[[2003年]] - [[2008年]]
| 乗車定員=5人
| ボディタイプ=4ドアセダン
| エンジン=V6 3.5L VQ35DE
| 最高出力=
| 最大トルク=
| トランスミッション=[[無段変速機|CVT]]/4AT/5AT/6MT
| 駆動方式=FF
| サスペンション=
| 全長=4,915 - 4,938mm
| 全幅=1,821mm
| 全高=1,481mm
| ホイールベース=2,824mm
| 車両重量=
|別名=[[日産・ティアナ]](初代)|エンジン位置=フロント|プラットフォーム=[[日産・FF-Lプラットフォーム|FF-Lプラットフォーム]]}}
[[2003年]]1月に[[北米国際自動車ショー]]に北米専用車両としてA34型マキシマを出展。[[プラットフォーム (自動車)|プラットフォーム]]は、[[日産・ティアナ|ティアナ(J31型)]] と同じ、[[日産・FF-Lプラットフォーム|FF-Lプラットフォーム]]を利用する。搭載するエンジンはV型6気筒 DOHC VQ35DE型のみで、4速オートマチック、5速オートマチックおよび6速マニュアルが組み合わせる事で北米地域におけるティアナのスポーツバージョンとしての位置付けとなっている(後にCVTも追加)。生産拠点は北米日産の[[テネシー州]][[スマーナ工場]]。
2003年には日本でセフィーロと[[日産・ローレル|ローレル]]が廃止され、統一後継車としてティアナに統合された。[[オーストラリア]]と[[ニュージーランド]]へはティアナの現地販売ブランドとして、マキシマの名称が用いられている。
2007年にはマイナーチェンジが行われ、フェイスリフトを行い、フロントグリルやヘッドライトのデザインの変更を行ったほか、[[エクストロニックCVT]]を新たに装備。また、全長が4,915mmから4,938mmに増加した。また、マニュアルトランスミッションは廃止された。
2008年、特別仕様車「Platinum Edition」を発売。同年生産終了。
<gallery>
ファイル:Washauto06 nissan maxima2.jpg|リア(前期型)
</gallery>
{{-}}
== 7代目 A35型(2008年 - 2015年) ==
{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種=普通自動車
| 車名= 日産・マキシマ(7代目)
| 車名補=A35型
| 1枚目画像の説明= フロント
| 1枚目画像名=2009 Nissan Maxima.jpg
| 2枚目画像の説明= リア
| 2枚目画像名=2009 Nissan Maxima, rear 8.22.19.jpg
| 3枚目画像の説明=
| 3枚目画像名=
| 販売期間=[[2008年]][[6月]] - [[2015年]]
| 乗車定員=5人
| ボディタイプ=4ドアセダン
| エンジン=[[日産・VQエンジン|VQ35DE]]
| 最高出力=
| 最大トルク=
| トランスミッション= エクストロニックCVT
| 駆動方式=FF
| サスペンション=
| 全長=4,841 mm
| 全幅=1,859 mm
| 全高=1,468 mm
| ホイールベース=2,776 mm
| 車両重量=
| 後継=
|別名=[[日産・ティアナ]](2代目)<br />[[日産・アルティマ]](4代目)|エンジン位置=フロント|プラットフォーム=[[日産・Dプラットフォーム|Dプラットフォーム]]}}
2008年に[[ニューヨーク国際オートショー]]にて発表。ティアナ(J32)と同様に新たに[[日産・Dプラットフォーム|Dプラットフォーム]]を採用した。[[日産・アルティマ|アルティマ]]にも2001年モデルから3.5 LのV6エンジンが設定され、2006年モデルからはプラットフォームもマキシマと共通となっているが、北米日産ではマキシマを以って[[フラッグシップ機|フラッグシップモデル]]としている。
[[自動車産業|自動車業界]]全体が軒並み車体拡大を繰り返す中、全高は低く、全幅は広く、全長は短くなる。全長はアルティマ比約+20 mmという短さとなったが、これらの数値はハンドリング性能向上のためである。デザインは[[ポルシェ・911|ポルシェ・ターボ]]や[[アストンマーティン・V12ヴァンキッシュ]]を意識したとのこと<ref>[http://response.jp/issue/2008/0417/article108325_1.html 【ニューヨークモーターショー08】日産 マキシマ 新型…ターニングポイント] Response.</ref>。開発は[[日産・フェアレディZ Z34]]と同時期に行われており、北米市場においては、Zは3ドアスポーツカー、マキシマは4ドアスポーツカーというポジションであるため、ブーメラン形前後ランプなど、共通のデザインを取っている部分もある<ref>[[三栄書房]]『新型フェアレディZのすべて』ISBN 978-4-7796-0526-0 デザイン・インタビュー</ref>。また、19インチスポーツタイヤや、ウインカーミラーなども装備された。
エンジンはV6 3.5 L VQ35DEが搭載され、トランスミッションはパドルシフト付きのエクストロニックCVTのみが組み合わせられる。
2008年6月には2009年モデルとしてアメリカでの販売を開始。
また、2010年モデルからはディーゼルモデルが追加される予定である。
<gallery>
NISSAN MAXIMA A35 interior.jpg|室内
</gallery>
{{-}}
== 8代目 A36型(2015年 - ) ==
{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種=普通自動車
| 車名= 日産・マキシマ(8代目)
| 車名補=A36型
| 1枚目画像の説明=前期型(フロント)
| 1枚目画像名=2016 Nissan Maxima SR, Forged Bronze, front right.jpg
| 2枚目画像の説明=前期型(リア)
| 2枚目画像名=2017 Nissan Maxima 3.5 Platinum rear 3.28.18.jpg
| 3枚目画像の説明=後期型(フロント)
| 3枚目画像名=2019 Nissan Maxima (facelift) 3.5L, front 8.23.19.jpg
| 販売期間=[[2015年]][[6月]] -
| 乗車定員=5人
| ボディタイプ=4ドアセダン
| エンジン=[[日産・VQエンジン|VQ35DE]] 3.5L V6<br />[[日産・QRエンジン|QR25DE]] 2.5L 直4
| 最高出力=
| 最大トルク=
| トランスミッション= [[エクストロニックCVT]]
| 駆動方式=FF
| サスペンション=
| 全長=4,897mm
| 全幅=1,859mm
| 全高=1,435mm
| ホイールベース=2,776mm
| 車両重量=
| 後継=
| 製造国={{USA}}<br/>{{CHN}}
| 自由項目1(項目名)= 製造事業者
| 自由項目1(内容)= [[北米日産]]<br>東風日産乗用車公司
| 自由項目2(項目名)=
| 自由項目2(内容)=
|別名=[[日産・アルティマ]](6代目)|エンジン位置=フロント|プラットフォーム=[[日産・Dプラットフォーム|Dプラットフォーム]]}}
2015年のニューヨーク国際オートショーで披露され、同年6月3日に北米市場で発表・発売を開始した。日産の最先端技術を搭載した8代目となる同車は、優れた走行性能、最新のデザインを誇り、中型セダンセグメントに新基準を打ち立てる「4ドア スポーツカー」として革新的なモデルとなっている。
新型「マキシマ」は、2014年の北米国際自動車ショーで披露した斬新な「スポーツセダンコンセプト」をコンセプトモデルとしている。
同車に搭載する新型3.5L・V6エンジン「VQ35DE」は、型式と基本設計こそキャリーオーバーではあるが、約6割の部品を新規に採用したことで、従来型比15%の燃費向上を実現。6400rpmで300馬力の出力が得られる。また、プラットフォームも先代の「Dプラットフォーム」のキャリーオーバーだが、新たに[[日産・CMF|CMF]]の技術要素を盛り込んでいる。
エクステリアは、「スポーツセダンコンセプト」で提示した新しい基本設計概念に基づき、同セグメントとしては画期的なワイドアンドローによりスポーティーなプロポーションを実現した。更に、Vモーショングリル、ブーメランシェイプのランプ、フローティングルーフ等、最新のニッサンデザインランゲージを余すことなく表現している。
インテリアにおいては、ダッシュボードおよびコンソールのレイアウト、ドライバー側に振ったコンソール上の「ディスプレーコマンダー」が、スポーティーさを感じさせる一方で、素材や仕上げにこだわった作り込みが同セグメントに相応しいプレミアム感を表現しており、これらが絶妙にブレンドされた空間を実現している。
新型「マキシマ」のハンドリングと乗り心地は、日産ブランドのセダン初となる1.2GPa級高成形性超ハイテン材([[新日鉄住金]]、[[神戸製鋼]]との共同開発)の採用により向上した。また、これにより、現行モデルに対して、ねじれ剛性を25%改善し、82ポンド(約37kg)の軽量化に成功した。
2015年8月には、[[韓国日産]]を通じて[[韓国]]市場でも販売することを発表、同日に予約開始を行った。
2015年11月には、中国仕様車は(中国名: {{lang|zh|西玛}})広州モーターショーに発表。2016年4月25日から同市場での販売を開始した。
2019年10月には、[[インパル]]を通して日本国内での販売を開始。ベースは北米仕様車で灯火類などを国内の法規に改良しての販売となる。
2022年9月17日-北米日産が2023年モデルを発表<ref>{{Cite web |title=日産『マキシマ』2023年型、セダンの形のスポーツカー(レスポンス) |url=https://news.line.me/detail/oa-responsejp/mfdg86pw4mxd |website=LINE NEWS |access-date=2022-09-28 |language=ja}}</ref>。ベース価格は3万8140ドル。すべてのグレードの内外装に、日産の新ブランドロゴを採用。プラチナグレードには、セミアニリンレザーシートと照明付きキックプレートを追加装備する。
== 車名の由来 ==
英語の[[Maximum]]の複数形で"[[Maxima]]"より。「[[最大限]]」「[[最大数]]」などをさす言葉。もともとは[[日産・ブルーバード|ブルーバード]]の北米輸出向け6気筒エンジン搭載車のシリーズ名であった。また、さらに遡ればA10[[日産・スタンザ|スタンザ]]の最上級グレード名でもあった。
== 脚注 ==
{{reflist}}
== 関連項目 ==
{{commonscat|Nissan Maxima}}
*[[日産・ティアナ]]
*[[日産・セフィーロ]]
*[[日産・ブルーバード]]
*[[日産・アルティマ]]
== 外部リンク ==
*[https://www.nissanusa.com/vehicles/cars/maxima.html Nissan Maxima(英語)]
{{NISSAN}}
{{1980-1999 NISSAN Timeline}}
{{自動車}}
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:につさんまきしま}}
[[Category:日産の車種|まきしま]]
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[[Category:グッドデザイン賞受賞車 (自動車)]]<!--3代目-->
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