ページ「革命的共産主義者同盟全国委員会」と「アノンシスト賞」の間の差分

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'''アノンシスト賞'''(アノンシストしょう)とは、[[ジャパン・ニュース・ネットワーク|JNN]]・[[ジャパン・ラジオ・ネットワーク|JRN]]系列局(幹事局はそれぞれ[[TBSテレビ]]と[[TBSラジオ]])に勤務する[[日本のアナウンサー|アナウンサー]]から、毎年優秀なアナウンサーに与えられる賞である。ちなみに、「アノンシスト」とは、[[エスペラント語]]で「アナウンサー」を意味する'''アノンツィスト'''('''anoncisto''')に由来する。
{{Infobox 組織
==概要==
| 名称 =革命的共産主義者同盟全国委員会
JNN・JRN系列各局のアナウンサーの資質の向上を目的に、[[1976年]]から創設。現在は、以下に挙げる7部門ごとに最優秀賞と優秀賞を決めたうえで、各部門の最優秀賞受賞者からグランダ・プレミオ(大賞)を選出する。ラジオ関連の部門については、JNN以外のテレビネットワークに加盟しているテレビ・ラジオ兼営局のアナウンサー、[[全国ラジオネットワーク|NRN]]とのクロスネットによるラジオ単営局に所属するアナウンサー、グループ会社による運営でJRNに加盟しているラジオ単営局制作の番組へ出演したテレビ単営局所属のアナウンサーも審査の対象に含めている([[#審査の対象に関する規定|詳細後述]])。
| 画像 = Zenshin-Sha.JPG
| 画像サイズ = 250px
| 画像説明 = 公然拠点・前進社本社
| 略称 = 革共同
| 設立 =
| 廃止 =
| 種類 = [[政党|政治団体]]
| 地位 =
| 目的 = 日本[[革命]]・[[世界革命論|世界革命]]の達成と[[共産主義]]社会の実現
| 本部 =
| 位置 = [[マルクス・レーニン主義]]<br/>[[反帝国主義・反スターリン主義]]<br/>[[極左]]
| 貢献 =
| メンバー =
| 言語 = [[日本語]]
| リーダー =
| 人物 =
| 機関 =
| 設立者 =
| 関連組織 =
| スタッフ =
| ボランティア =
| 予算 =
| ウェブサイト = [http://www.zenshin.org/zh 中核派(前進)]
| 補足 = 他称「中核派」、「中核派中央派」。中央の公然拠点は東京都江戸川区松江の[[前進社]]。
}}
{{日本の新左翼}}
'''革命的共産主義者同盟全国委員会'''(かくめいてききょうさんしゅぎしゃどうめいぜんこくいいんかい、通称:'''中核派'''、ちゅうかくは)は、[[革命的共産主義者同盟 (日本)|革共同]]系の[[日本の新左翼]]党派の一つ。
 
実際には、前年度([[2020年]]審査の第45回の場合には2019年度)のアナウンスメントや活動を対象に、JNN・JRN系列各局から推薦されたアナウンサーを「北海道・東北」「関東・甲信越・静岡<ref>[https://mobile.twitter.com/daiki118012/status/1385079487751094274 静岡放送・原口大輝アナウンサーのツイート(参考、2021年10月13日閲覧)]</ref>」「近畿・中部・北陸」「中国・四国」「九州・沖縄」というブロック(地区)別に審査(審査会の幹事をブロック内の系列局が持ち回りで担当)。各ブロックの審査会で最優秀賞・新人奨励賞に選ばれたアナウンサーを対象に、TBSテレビ本社での全国審査(例年は5月に開催)を経て、部門別の優秀賞・最優秀賞と特別賞(新人奨励賞・活動部門賞)を決定する。例年は受賞者を6月に発表する<ref>[https://www.mbs.jp/kouhou/news/log/190620.pdf 第44回 JRN・JNNアノンシスト賞 MBSアナウンサーが4部門で受賞](毎日放送2019年6月20日付プレスリリース)</ref>が、最優秀賞の受賞者にグランダ・プレミオの該当者がいない場合にはグランダ・プレミオを選出しない。
また[[2006年]]([[平成]]18年)以降の[[革命的共産主義者同盟再建協議会|「関西派」(革共同再建協議会)]]との対立と離脱以降は、'''中核派中央派'''、'''中核派前進派'''、'''中核派安田派'''などとも呼ばれる。公然拠点は[[前進社]]。機関紙は「前進」。
 
全国審査会での受賞者(複数名の共同活動や部署単位で受賞した場合には代表者)が一堂に会して東京都内で開かれる表彰式は、所属局を越えたアナウンサーの意見交換の場にもなっている<ref name="fukumoto">[https://twitter.com/shingo_fukumoto/status/1331216159723581450 福本晋悟(第45回活動部門受賞者)が2020年11月24日に自身のtwitterアカウントから発信した受賞報告ツイート]を参照。</ref>。第45回では、審査年の2020年初頭から日本国内で[[新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)|新型コロナウイルスへの感染が拡大している]]影響で、全国審査会で決まった受賞者を例年より遅い時期(同年10月)に発表<ref>[https://www.mbs.jp/kouhou/news/log/201012.pdf 第45回JRN・JNNアノンシスト賞 大賞「グランダ・プレミオ」含む4部門で入賞](毎日放送2020年10月12日付プレスリリース)</ref>。また、表彰式の開催が見送られた<ref name="fukumoto" />。2021年以降も新型コロナウイルス感染症の流行が収束していないため、表彰式をオンライン上で開催。
[[内ゲバ]]等、多くの[[暴力]][[テロリズム|テロ]]事件を起こしており、[[警察庁]]及び[[公安調査庁]]は[[極左暴力集団]]・[[過激派]]<ref>『焦点』269号 警察庁</ref>と認定している。
 
== 概要 部門==
*テレビ「読み・ナレーション」部門
「[[反帝国主義・反スターリン主義]]」を掲げる。[[1959年]]([[昭和]]34年)に「[[革命的共産主義者同盟 (日本)|革命的共産主義者同盟]]」から分裂して結成された「革命的共産主義者同盟全国委員会」([[黒田寛一|黒田]]・[[本多延嘉|本多]]派)から、[[1962年]](昭和37年)に黒田派が離脱して「[[日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派|革マル派]]」を結成し、残った全国委員会派(本多派)が「中核派」となった。
*テレビ「フリートーク」部門
*テレビ「スポーツ実況」部門
*ラジオ「読み・ナレーション」部門
*ラジオ「フリートーク」部門
*ラジオ「スポーツ実況」部門
*「CM」部門  - 上位3作品に出演したアナウンサー全員へ、最優秀賞に相当する「優秀賞」を授与。
 
以上の部門以外に、特別賞として「活動部門賞」と「新人奨励賞」がある。2018年度の第44回審査から創設された「新人奨励賞」では、JNN・JRN加盟局への勤続3年目未満のアナウンサーを対象に審査する。
「反帝国主義・反スターリン主義の旗のもと[[万国の労働者よ、団結せよ!|万国の労働者団結せよ!]]」をメイン[[スローガン]]に、日本[[革命]]・[[世界革命論|世界革命]]の達成と[[共産主義]]社会の実現を目指している。[[暴力革命]]による[[プロレタリア独裁]]の樹立を掲げ、[[1960年代]]、権力に対する街頭[[武装闘争]]、[[大学闘争]]などで新左翼最大の規模・勢力を持つに至った。[[1970年代]]、[[1980年代]]は物理的な党派闘争(いわゆる「[[内ゲバ]]戦争」)、[[ゲリラ闘争]]を行った。冷戦終結後の[[1990年代]]以降は内ゲバや[[ゲリラ]]よりも「大衆運動」を重視する路線に転換している。2006年(平成18年)頃から「[[帝国主義]][[戦争]]を[[内戦|内乱]]へ」の[[スローガン]]に表現される旧来の路線を否定して、[[国鉄千葉動力車労働組合|動労千葉]]を軸とした「労働運動重視路線」にさらに転換した。それへの反発などから[[2007年]](平成19年)頃に[[関西]]の組織などいくつかの分裂と離脱を引き起こし、「動労千葉派」を自称するいわゆる「中央派」は現在「[[労働運動]]の力で革命やろう」をスローガンにしている。
===審査の対象に関する規定===
テレビ関連の部門では、以下のJRN加盟局に勤務するアナウンサーを審査の対象に含めていない。
*[[中波放送|中波(AM)放送]]と[[FM補完放送|FM補完(ワイドFM)放送]]のサービスを県域単位で提供しているが、(JNNへの加盟局を含めた)テレビ単営局の番組や活動に対して、所属のアナウンサーを(業務出向などの形態で)定期的に派遣していないラジオ単営局。
**[[ラジオ福島]]・[[和歌山放送]]
*テレビ・ラジオ兼営局のうち、ラジオ放送部門がJRNに加盟する一方で、テレビ放送部門がTBS→TBSテレビの系列に属していない局。
**テレビ放送部門が[[日本テレビネットワーク協議会|NNS]]と[[NNN]]([[日本テレビ系列]])に加盟:[[青森放送]]・[[秋田放送]]・[[山形放送]]・[[山梨放送]]・[[北日本放送]]・[[西日本放送]]・[[四国放送]]・[[南海放送]]・[[高知放送]]・[[山口放送]]
***上記の局に勤務するアナウンサーが勤務局でテレビ放送部門が制作する番組へ出演していた場合には、当該番組を[[NNSアナウンス大賞]]「テレビ部門」の地域ブロック審査会へ推薦できるようになっている。ちなみに、NNNアナウンス大賞でも「ラジオ部門」を設けていて、上記の兼営10局、後述する[[福井放送]]、[[STVラジオ]](NRNシングルネット局)および[[アール・エフ・ラジオ日本]]([[日本テレビ放送網]]の関連会社である[[独立放送局]])のアナウンサーが出演したラジオ番組を年度別に審査している。
***[[香川県]][[高松市]]に本社を置く西日本放送(RNC)では、テレビ放送部門の放送対象地域(同県と[[岡山県]]の全域に当たる「[[岡高地区]]」)が[[山陽放送]]([[岡山市]]に本社を置くJNN・JRN加盟のテレビ・ラジオ兼営局で現在の[[RSK山陽放送]])と重複する一方で、ラジオ放送部門の放送対象地域が同県内に限られている。このような事情から、[[1997年]][[9月4日]]まではRNCのラジオ放送部門がNRN、RSKの同部門(本来の放送対象地域は岡山県内のみ)がJRNに単独で加盟していた。ただし、両部門とも翌[[9月5日|5日]]からJRN/NRNのクロスネットへ移行したため、RNCはアノンシスト賞にも第22回(1996年度)からテレビ関連以外の部門で参加できるようになった。
**テレビ放送部門がNNS・NNNと[[オールニッポン・ニュースネットワーク|ANN]]([[テレビ朝日系列]])に加盟:福井放送
***福井放送のアナウンサーがテレビ放送部門制作の番組へ出演していた場合には、NNSアナウンス大賞中部ブロックの「テレビ部門」審査会や、[[ANNアナウンサー賞]]の全国審査会へ当該番組を推薦できるようになっている。
 
ラジオ放送部門がJRNに加盟していたテレビ・ラジオ兼営局([[毎日放送]]の旧法人および[[東京放送]]・[[朝日放送グループホールディングス|朝日放送]]・[[中部日本放送]])からテレビ放送部門とテレビ放送免許を承継したグループ会社(毎日放送の新法人および[[TBSテレビ]]・[[朝日放送テレビ]]・[[CBCテレビ]])に勤務するアナウンサーが、ラジオ放送部門・ラジオ放送免許・JRNへの加盟資格を承継したグループ会社([[TBSラジオ]]・[[MBSラジオ]]・[[朝日放送ラジオ]]・[[CBCラジオ]])で放送される番組やCM(作品)に業務出向扱いで出演していた場合には、当該作品をテレビ関連以外の部門の審査会へ推薦できる。
中核派は革命的共産主義者同盟全国委員会における[[黒田寛一]]派とのいわゆる「第三次革共同分裂」によって、1962年(昭和37年)に形成された(黒田派は[[革マル派]]を形成)。黒田寛一が提唱した政治理論である[[反スターリン主義]]を中核派も引き継ぎ、分裂後[[1967年]](昭和42年)頃までは「我々こそが黒田哲学の真の継承者」と自称していた。「真の[[共産主義]]の実現のため[[資本主義]]国家の転覆([[反帝国主義]])」とともに、かつての[[ソビエト連邦]]や[[東ヨーロッパ|東欧]]諸国、[[中華人民共和国|中国]]・[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]・[[ベトナム]]・[[キューバ]]などの「現存[[社会主義国|社会主義国家]]」を「[[帝国主義]]と同等の打倒の対象」を目指すとしている。また、[[日本社会党]]や[[公明党]]などの既成[[政党]]は[[日和見主義]]であるとし、[[日本共産党]]を「[[スターリン主義]]」を信奉する敵と主張し「日本共産党は国家権力と同等の打倒対象」と宣言している。
*朝日放送テレビはラジオとの兼営局(旧法人である朝日放送のテレビ放送部門)時代の[[1975年]][[3月30日]]まで「TBS系列(当時)の準基幹局」としてJNNに加盟していたが、[[ネットチェンジ#近畿広域圏におけるいわゆる大阪準キー局「腸捻転」の解消|毎日放送(旧法人)とのネットチェンジ(同月31日)]]以降は、ANNへ加盟するとともに「日本教育テレビ(現在のテレビ朝日)系列の準基幹局」という役割を担っている。旧法人のラジオ放送部門(2018年度以降は朝日放送ラジオ)はネットチェンジ後もJRNへの加盟を続けているため、旧法人(2017年度まで)→朝日放送テレビ(2018年度以降)所属のアナウンサーについては、旧法人のラジオ放送部門→朝日放送ラジオで流れる番組やCMへ出演していた場合に限って上記の審査規定が適用されている。
 
==過去の受賞者==
結成から現在まで一貫した中核派の特徴として情勢認識を40年以上にわたって「革命情勢は成熟している」と規定し続け、その情勢認識から急進的な路線を打出している。その路線から、その時々で大学闘争、街頭闘争、三里塚や部落解放などの諸闘争、革マル派への「内ゲバ戦争」、[[テロリズム|テロ]]・ゲリラ闘争を行ってきた。とくに1980年代から1990年代初頭にかけて、全党挙げての非公然活動重視、[[武装闘争]]中心の運動方針を実践し、[[死者]]、[[負傷者]]などを多数出すことになった。1990年代以降は、武装闘争路線によって疲弊した党組織の立て直しを図り、その方針を労働運動重視路線へと転換し、同派系と友好的な労組以外の[[労働組合|労組]]および労働運動は、押し並べて「体制内労働運動」と規定して敵対している。
*最優秀賞受賞者は太字、グランダ・プレミオ受賞者は☆、受賞者の勤務局・局名は受賞時点で記載。
*実際には審査部門の名称・対象が数度にわたって変更されているため、受賞者については便宜上、同じ部門で審査していた期間を基準に紹介。
===第1回(1975年度) - 第4回(1978年度)===
{| class="wikitable" style="font-size:70%;"
|-
!回数
! colspan="2" |テレビ番組
! colspan="2" |テレビCM
! colspan="2" |ラジオ番組
! colspan="2" |ラジオCM
|-
!第1回<br />(1975年度)
| colspan="2" |'''[[渡辺謙太郎]]'''☆<ref name="sports">スポーツ中継における実況を評価。</ref><br/>([[TBSテレビ|東京放送]])<br />'''室井清司'''<br/>([[中国放送]])<br/>杉崎祥子<br/>([[東北放送]])<br/>[[日比英一]]<br/>([[CBCテレビ|中部日本放送]])<br/>水野雅央<br/>([[RKB毎日放送]])
| colspan="2" |'''[[國本良博]]'''・'''池谷正子'''<br/>([[静岡放送]])<br/>河辺邦博・[[西条幸子]]<br />([[IBC岩手放送|岩手放送]])<br/>牧野宏<br/>([[北陸放送]])<br/>宇治郷公子<br/>([[RSK山陽放送|山陽放送]])<br/>泊洋子<br/>([[南日本放送]])
| colspan="2" |'''河野英雄'''<br/>([[長崎放送]])<br/>[[河原多恵子]]<br/>([[北海道放送]])<br/>[[大沢悠里]]<br/>(東京放送)<br/>岩崎宗幸・村崎昭子<br />(北陸放送)<br/>曽我泰朗<br/>([[南海放送]])
| colspan="2" |'''[[小沢達雄]]'''<br/>(南日本放送)<br/>[[大塚富夫]]<br/>(岩手放送)<br/>金井秀一・[[岩崎信子]]<br />([[信越放送]])<br/>工藤順雄<br/>([[福井放送]])<br/>[[井上凱文]]<br/>([[山陽放送]])
|-
!第2回<br />(1976年度)
| colspan="2" |'''木林淳寛'''<br/>([[熊本放送]])<br />安藤千鶴子<br/>(北海道放送)<br />[[石川顯]]<br/>(東京放送)<br/>高村昭<br/>([[毎日放送]])<br/>井上凱文<br/>(山陽放送)
| colspan="2" |'''[[佐藤則幸]]'''・'''小原葉子'''<br/>(北海道放送)<br />北見裕子<br/>([[新潟放送]])<br />岩佐志津<br/>(山陽放送)<br />松村啓子<br/>(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''[[植草貞夫]]'''☆<ref name="sports" /><ref>[http://office-sarah.com/uekusa_sadao.html 株式会社オフィスSALAH代表 植草貞夫プロフィール]</ref><ref name="free" /><br/>([[朝日放送グループホールディングス|朝日放送]])<br />'''[[榎本勝起]]'''<br/>(東京放送)<br />[[古池常泰]]<br/>([[山形放送]])<br />羽原好恵<br/>(中国放送)<br />太田寿恵男<br />(長崎放送)
| colspan="2" |'''[[田村英一]]'''<br/>(北海道放送)<br />久保山国幸・山越勝久<br />(信越放送)<br />[[三久保角男]]・[[多田成男]]<br />([[中部日本放送]])<br />井上凱文<br />(山陽放送)<br />[[隈部崇之]]<br />(RKB毎日放送)
|-
!第3回<br />(1977年度)
| colspan="2" |'''阿部洋子'''<br />(毎日放送)<br />尾藤光子<br />(北海道放送)<br />鈴木昭儀<br />(静岡放送)<br />松嶋信之<br />(山陽放送)
| colspan="2" |'''井上凱文'''<br />(山陽放送)<br />林文映<br />(信越放送)<br />楠和夫<br />(北陸放送)<br />村山直美<br />(南日本放送)
| colspan="2" |'''[[生野文治]]<ref name="free">受賞後に[[フリーアナウンサー]]へ転身</ref>☆<ref>ナレーションにおける実績を評価</ref>'''<br />(RKB毎日放送)<br />'''[[岩崎信子]]'''<br/>(信越放送)<br />[[大塚富夫]]<br/>(岩手放送)<br />[[小堀勝啓]]<br />(中部日本放送)<br />井上凱文<br/>(山陽放送)<br />[[小澤達雄]]<br />(南日本放送)
| colspan="2" |'''[[金親顕男]]'''<br />(新潟放送)<br />緒方一英<br />([[ラジオ福島]])<br />工藤順雄<br />(福井放送)<br />[[浜家輝雄]]<br />(山陽放送)<br />古川貴美子<br />(長崎放送)
|-
!第4回<br />(1978年度)
| colspan="2" |'''[[久米宏]]☆<ref>『[[ぴったし カン・カン]]』での司会を評価。</ref>'''<br />(東京放送)<ref name="free" /><br />'''船坂徐郭'''<br/>(東北放送)<br />牧野宏<br />(北陸放送)<br />渡辺昇治<br />([[山陰放送]])<br />河野英雄<br />(長崎放送)
| colspan="2" |'''富地扶喜子'''<br />(北陸放送)<br />[[那須重信]]<br />(信越放送)<br />下村峰子<br />(山陽放送)<br />篠崎和子<br/>(熊本放送)
| colspan="2" |'''香川忠孝'''<br />(南海放送)<br />宮田藤子<br />(岩手放送)<br />[[荻島正己]]<br />(静岡放送)<br />[[乾龍介]]<br />(朝日放送)<br />副島孝一<br/>(熊本放送)
| colspan="2" |'''中村靖国'''・'''斎藤千恵子'''<br/>(新潟放送)<br />表茂子<br/>(北海道放送)<br />坂本登志子<br/>(毎日放送)<br />富田裕<br/>(南海放送)<br />山野真里<br/>(南日本放送)
|}
 
===第5回(1979年度) - 第12回(1986年度)===
== 理論 ==
{| class="wikitable" style="font-size:70%;"
「反帝国主義・反スターリン主義の旗のもと万国の労働者団結せよ!」が中核派の基本スローガン。日本・[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・欧州などの資本主義の最終段階である帝国主義の打倒とともに、[[中華人民共和国|中国]]・[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]・[[ベトナム]]・[[キューバ]]などの「現存社会主義国」を「帝国主義と同等の打倒対象であるスターリニスト官僚国家」としている。また、日本共産党に対しても「革命を裏切ったスターリン主義政党であり国家権力と並ぶ打倒対象」と規定している。
|-
! 回数
! colspan="2" |テレビ番組
! colspan="2" |テレビCM
! colspan="2" |ラジオ番組
! colspan="2" |ラジオCM
! 称揚
|-
|-
!第5回<br />(1979年度)
| colspan="2" |'''[[水谷勝海]]'''<br />(毎日放送:「特別賞」)<br />吉岡徹也<br />(東北放送)<br />鈴木昭儀<br />(静岡放送)<br />松嶋信之<br />(山陽放送)
| colspan="2" |'''吉弘知代'''<br/>(新潟放送)<br />[[角谷敏朗]]・[[中村緑]]<br />(山陰放送)<br />[[植田美千代]]<br />(南日本放送)
| colspan="2" |'''新屋敷二幸☆'''<br/>([[琉球放送]])<br />'''[[道上洋三]]'''<br/>(朝日放送)<br />[[岡崎トミ子]]<br />(東北放送)<br />山越勝久<br/>(信越放送)<br />浜家輝雄・新堀祥子<br />(山陽放送)<br />藤川和子<br/>([[大分放送]])
| colspan="2" |'''[[荒川強啓]]'''<br/>(山形放送)<br />[[大塚浩]]・小原三永子<br />(新潟放送)<br />[[高梨欣也]]<br />(毎日放送)<br />[[煙石博]]<br/>(中国放送)<br />吉富堅二郎・[[平野早苗]]<br/>([[宮崎放送]])
| 天野清子<br />(東北放送)<br />[[ケッタウェイズ]]<br />(静岡放送)<br />[[桑原貞己]]<br />(福井放送)<br />俵三恵<br />(中国放送)<br />熊本放送<br/>(アナウンス部)
|-
!第6回<br />(1980年度)
| colspan="2" |'''[[野村啓司]]'''<br/>(毎日放送)<br />小野祐子<br/>(東北放送)<br />[[松野輝洋]]<br/>(静岡放送)<br />[[岩根宏行]]<br/>(山陽放送)<br />佐々木真美<br/>(大分放送)
| colspan="2" |'''[[二見いすず]]'''<br/>(南日本放送)<br />田村貴子<br/>(岩手放送)<br />山中景子<br/>(新潟放送)<br />稲葉弘子<br/>(中部日本放送)<br />角谷敏朗・林緑<br/>(山陰放送)
| colspan="2" |'''[[山原玲子]]'''<br/>(中国放送)<br />[[前田正二]]<br/>(岩手放送)<br />[[小島一慶]]<br/>(東京放送)<br />[[阪本時彦]]<br/>(毎日放送)<br />野川眞理<br/>(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''[[古川廣生]]'''<br/>(南日本放送)<br />[[安藤勲]]<br/>(山形放送)<br />若林洋子<br/>(新潟放送)<br />工藤順雄・[[谷戸礼子]]<br/>(福井放送)<br />[[岡本和夫]]<br/>([[四国放送]])
|[[西條幸子]]<br/>(岩手放送)<br />[[那須重信]]・丸山憲司<br/>(信越放送)<br />朝日放送<br/>(アナウンス部)<br />曽我泰朗<br/>(南海放送)<br />長崎放送<br/>(放送部)
|-
!第7回<br />(1981年度)
| colspan="2" |'''[[石井智]]☆<ref>[[マスターズ・トーナメント]]中継での実況を評価。</ref>'''<br/>(東京放送)<br />[[岩田雅人]]<br/>([[福島テレビ]]<ref>テレビユー福島の開局に伴うFNN・FNSへの単独加盟を前提に、1983年3月31日付でJNN、同年9月30日付でTBSネットワークを相次いで脱退。</ref>)<br />日比英一<br/>(中部日本放送)<br />岩根宏行<br/>(山陽放送)<br />友利妙子・[[箕田和男]]<br/>(琉球放送)
| colspan="2" |'''左相明子'''<br/>(信越放送)<br />菅原真寿美<br/>([[秋田放送]])<br />藤尾めぐみ<br/>(中国放送)<br />[[宮原恵津子|宮原悦子]]<br/>(南日本放送)
| colspan="2" |'''[[桝井論平]]'''<br/>(東京放送)<br />安田立和<br/>(東北放送)<br />[[近藤光史]]<br/>(毎日放送)<br />谷水万里子<br/>(南海放送)<br />山懸由美子<br/>(南日本放送)
| colspan="2" |'''[[西村敏雄 (アナウンサー)|西村敏雄]]'''・'''[[植木伴子]]'''<br/>(大分放送)<br />高橋厚<br/>(東北放送)<br />池葉宏・小島京子<br/>(新潟放送)<br />[[清田精二]]<br/>(福井放送)<br />太田雅仁・田岡正子<br/>(山陽放送)
| 菅原真寿美<br/>(秋田放送)<br />信越放送<br/>(アナウンス部)<br />[[吉田智子 (アナウンサー)|吉田智子]]<br/>(毎日放送)<br />中国放送<br/>(アナウンス部)<br />木田俔子<br/>(大分放送)
|-
!第8回<br />(1982年度)
| colspan="2" |'''[[中西一清]]'''<br/>(RKB毎日放送)<br />[[小原忍]]<br/>(北海道放送)<br />松野輝洋<br/>(静岡放送)<br />栗原康朗<br/>(山陰放送)
| colspan="2" |'''古川廣生☆'''・'''宮原悦子☆'''<br/>(南日本放送)<br />[[佐藤春雄]]<br/>(秋田放送)<br />久保山国幸<br/>(信越放送)<br />星野圭子<br/>(北陸放送)<br />滝沢忠孝<br/>(山陽放送)
| colspan="2" |'''入江治美'''<br/>(RKB毎日放送)<br />[[福井弘文]]<br/>(東北放送)<br />[[大塚浩]]<br/>(新潟放送)<br />[[蜂谷薫]]<br/>(毎日放送)<br />加藤万里子<br/>(中国放送)
| colspan="2" |'''古川廣生'''<br/>(南日本放送)<br />[[郡和子|高橋和子]]<br/>(東北放送)<br />鈴木昭儀<br/>(静岡放送)<br />石田万里子<br/>(新潟放送)<br />角谷敏朗・[[荒井由岐子]]<br/>(山陰放送)
| 宮田藤子・前田正二<br/>(岩手放送)<br />篠原美保<br/>(信越放送)<br />[[保持卓一郎]]<br/>(南海放送)<br />崎山律子<br/>(琉球放送)
|-
!第9回<br />(1983年度)
| colspan="2" |'''[[多田護]]'''<br/>(東京放送)<br />[[桜井宏]]<br/>(北海道放送)<br />[[角淳一]]<br/>(毎日放送)<br />浜家輝雄<br/>(山陽放送)<br />宮原悦子<br/>(南日本放送)
| colspan="2" |'''田村英一'''・'''蓙彩子'''<br/>(北海道放送)<br />鈴木馨・前川乃利子<br/>(新潟放送)<br />足立久美子<br/>(北陸放送)<br />垂井佳子<br/>(山陽放送)<br />山中多恵美<br/>(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''[[山田二郎 (アナウンサー)|山田二郎]]☆<ref>当時はスポーツアナウンサーとしても活動していたが、『[[山田二郎の土曜だワッショイ!]]』でのトークを評価。</ref>'''<br/>(東京放送)<ref name="free" /><br />船坂徐郭<br/>(東北放送)<br />松ヶ崎敬子<br/>(中部日本放送)<br />門田秀広<br/>(南海放送)<br />二見いすず<br/>(南日本放送)
| colspan="2" |'''[[藤本永治]]'''・'''[[斎藤努]]'''・<br />'''茂木粟子'''(毎日放送)<br />小国みゆき<br />(山形放送)<br />國本良博<br />(静岡放送)<br />松沢はつみ・門田秀広<br />(南海放送)<br />山懸由美子<br />(南日本放送)
| 秋田放送<br/>(アナウンス部)<br />今村政司<br />(静岡放送)<br />古賀良彦<br />(中部日本放送)<br />渡辺護<br />([[高知放送]])<br />[[横山欣司]]<br />(南日本放送)
|-
!第10回<br />(1984年度)
| colspan="2" |'''『[[あどりぶランド]]』<ref>現職アナウンサー総出演のテレビ番組。</ref>内の企画<br />「新札vs旧札」出演者☆'''<br />(毎日放送)<br />堀江順子<br />(東北放送)<br />那須重信<br />(信越放送)<br />浅井満里子<br />(中国放送)<br />松村啓子<br />(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''[[小野沢裕子]]'''<br />(新潟放送)<br />[[藤沢智子]]<br />(東北放送)<br />清水裕子<br />(北陸放送)<br />垂井佳子<br />(山陽放送)<br />山中多恵美<br />(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''成瀬経男'''<br />(山陰放送)<br />[[依本悟]]<br />(秋田放送)<br />郷隆志<br />(静岡放送)<br />近藤光史<br />(毎日放送)<br />平野妙子<br />(長崎放送)
| colspan="2" |'''宮原悦子'''<br />(南日本放送)<br />林京子<br />(ラジオ福島)<br />[[鍵冨徹]]・[[増山由美子]]<br />(新潟放送)<br />谷戸礼子<br />(福井放送)<br />[[石田好伸]]<br />(山陽放送)
|[[大和田新]]<br />(ラジオ福島)<br />東京放送<br />(朗読勉強会)<br />加百正志<br />(和歌山放送)<br />[[田中和彦]]<br />(南海放送)<br />待鳥健次<br />(長崎放送)
|-
!第11回<br />(1985年度)
| colspan="2" |'''三久保角男'''・'''伊藤和子'''<br />(中部日本放送)<br />安田立和<br />(東北放送)<br />[[生島ヒロシ|生島博]]<ref>マイクネームの「生島ヒロシ」ではなく本名で表彰。</ref><br />(東京放送)<br />滝沢忠孝・上山みさ子<br />(山陽放送)<br />[[采野吉洋]]<br />(南日本放送)
| colspan="2" |'''伊藤充'''<br />(新潟放送)<br />[[菊池幸見]]<br />(岩手放送)<br />[[板倉俊彦]]<br />(毎日放送)<br />垂井佳子<br />(山陽放送)<br />片岡昭<br />(熊本放送)
| colspan="2" |'''[[松下賢次]]'''<br />(東京放送)<br />高荒葵<br />(東北放送)<br />[[武周雄]]<br />(朝日放送)<br />[[戒田節子]]<br />(南海放送)<br />斎藤誠一<br />(熊本放送)
| colspan="2" |'''近藤光史'''・'''斎藤努'''・<br />'''[[水野晶子]]'''(毎日放送)<br />鎌田昭一<br />(秋田放送)<br />[[堀内由香]]<br />(信越放送)<br />保持卓一郎<br />(南海放送)<br />二子石隆一・畑智恵子・<br />斎藤誠一・宮本真理子<br />(熊本放送)
| 北海道放送<br/>(アナウンス部)<br />久保田泰雄<br />(信越放送)<br />朝日放送<br/>(アナウンス部)<br />中国放送<br/>(アナウンス部)<br />有馬孝栄<br />(南日本放送)
|-
!第12回<br />(1986年度)
| colspan="2" |'''高村昭'''・'''高梨欣也'''・<br />'''蜂谷薫'''・'''斎藤努'''<br />(毎日放送)<br />[[野宮範子]]<br />(北海道放送)<br />[[小柳実]]<br />(新潟放送)<br />松嶋信之<br />(山陽放送)<br />[[安田瑞代]]<br />(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''大久保真弓'''<br />(北海道放送)<br />増山由美子<br />(新潟放送)<br />黒川博子<br />(山陽放送)<br />[[安藤豊]]・入江治美<br />(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''斎藤千恵子'''<br/>(新潟放送)<br />火煙雅之<br/>(東北放送)<br />三久美千子<br/>(和歌山放送)<br />井上凱文<br/>(山陽放送)<br />[[長田新 (アナウンサー)|長田新]]<br/>(宮崎放送)
| colspan="2" |'''中松禎夫'''<br />(南日本放送)<br />田村英一<br />(北海道放送)<br />渡辺文雄・町井孝子<br />(信越放送)<br />[[西川章久]]<br />(北陸放送)<br />[[渡部晃治]]・荒井由岐子<br />(山陰放送)
|河原多恵子<br />(北海道放送)<br />郷隆志<br />(静岡放送)<br />北陸放送<br/>(アナウンス部)<br />[[武知邦明]]<br />(四国放送)<br />福島長治<br />(長崎放送)
|}
 
===第13回(1987年度) - 第18回(1992年度)===
「労働者の団結による世界[[革命]]」を目指すが、「唯一反スターリン主義の党が存在する日本の革命運動こそ世界で最も先進的である」という認識から、「まず日本革命を起こしてから、その権威で世界党を形成して世界革命へと広げる」という方針を掲げる。
{| class="wikitable" style="font-size:70%;"
|-
! 回数
! colspan="2" |テレビ番組
! colspan="2" |テレビCM・<br />テレビショッピング番組
! colspan="2" |ラジオ番組
! colspan="2" |ラジオCM・<br />ラジオショッピング番組
! 称揚
|-
!第13回<br />(1987年度)
| colspan="2" |'''松野輝洋'''<br />(静岡放送)<br />澤田佳美<br />([[テレビユー福島]])<br />[[子守康範]]・[[三上智恵]]<br />(毎日放送)<br />[[本名正憲]]<br />(中国放送)<br />古山和子<br />(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''[[菅原牧子]]'''<br />(東京放送)<br />大塚富夫<br />(岩手放送)<br />足立久美子<br />(北陸放送)<br />藤尾めぐみ<br />(中国放送)<br />古賀和子<br />(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''戒田節子'''<br />(南海放送)<br />大和田新<br />(ラジオ福島)<br />[[桐本幸子]]<br />(東京放送)<br />小田川和彦<br />(和歌山放送)<br />安達まみ<br />(大分放送)
| colspan="2" |'''高荒葵'''・'''[[鈴木俊光]]'''<br />(東北放送)<br />[[高坂元巳]]・中岡みち<br />(新潟放送)<br />[[鳴尾健]]<br />(福井放送)<br />岡本和夫<br />(四国放送)<br />植田美千代<br />(南日本放送)
|大高智佳子<br />(岩手放送)<br />[[小松明美]]<br />([[山梨放送]])<br />南海放送<br/>(アナウンス部)<br />千綾奉文<br />(大分放送)<br />熊本放送<br/>(アナウンス部)
|-
!第14回<br/>(1988年度)
| colspan="2" |'''相馬知美'''<br />(静岡放送)<br />岡田範子<br />(北海道放送)<br />野村啓司・三上智恵<br />(毎日放送)<br />石田好伸<br />(山陽放送)<br />金城まり子<br />(琉球放送)
| colspan="2" |'''桐生郁子'''<br/>(中部日本放送)<br />佐藤則幸<br/>(北海道放送)<br />[[杉山明子]]・大塚浩<br/>(新潟放送)<br />[[柳卓]]<br />(琉球放送)
| colspan="2" |'''[[宇野淑子]]☆<ref>:ラジオドキュメンタリー「ニューススペシャル~待ちわびるハルモニたち~」の取材などを評価。</ref>'''<br />(東京放送)<ref>定年退職後にジャーナリスト・[[俳優#性別での分類|女優]]へ転身。</ref><br />村井裕子<br />(北海道放送)<br />[[柏木宏之]]<br />(毎日放送)<br />森脇螢司<br />(山陽放送)<br />柳卓<br />(琉球放送)
| colspan="2" |'''中尾俊直'''<br />(山陽放送)<br />藤沢智子<br />(東北放送)<br />[[石塚かおり]]・[[河内潤一]]<br />(新潟放送)<br />[[緒方憲吾]]・高梨欣也<br />(毎日放送)<br />[[藤原一彦]]<br />(南日本放送)
| 吉岡徹也<br />(東北放送)<br />静岡放送<br/>(アナウンス部)<br />北陸放送<br/>(アナウンス部)<br />南海放送<br/>(放送部)<br />仲地昌京<br />(琉球放送)
|-
!第15回<br/>(1989年度)
| colspan="2" |'''村井裕子'''<br />(北海道放送)<br />[[鈴木通代]]<br />(静岡放送)<br />小堀勝啓<br />(中部日本放送)<br />煙石博<br />(中国放送)<br />永田啓子<br />(RKB毎日放送)
| colspan="2" |[[戸田信子]]<br />(岩手放送)<br />西沢透・堀内由香<br />(信越放送)<br />久村和子<br />([[テレビ山口]])<br />古川廣生<br />(南日本放送)
| colspan="2" |'''井上光央☆'''<br />(毎日放送)<br />清原幸枝<br />(山形放送)<br />渡辺文雄<br />(信越放送)<br />岩根宏之・[[平松由美]]<br />(山陽放送)<br />[[清原憲一]]<br />(熊本放送)
| colspan="2" |'''[[川上政行]]'''<br />(宮崎放送)<br />鈴木俊光<br />(東北放送)<br />[[野口雅子]]<br />(東京放送)<br />川西清平<br />(和歌山放送)<br />[[板井文昭]]<br />(山陰放送)
|小野忠一郎<br />(東北放送)<br />鈴木如巳・木曽美雪<br />(静岡放送)<br />毎日放送<br/>(アナウンサー室有志)<br />平井理弘<br />(高知放送)
|-
!第16回<br/>(1990年度)
| colspan="2" |'''[[鈴木順]]☆<ref>:[[秋山豊寛]](当時は東京放送の記者)が搭乗した[[ソユーズTM-11]]打ち上げテレビ中継の実況。</ref>'''<br />(東京放送)<ref name="free" /><br />'''[[堀内哲也]]'''<br />(信越放送)<br />中部日本放送<br/>(アナウンス部)<br />若山昌子・島森則夫<br />(北海道放送)<br />川上由香<br />(山陽放送)<br />[[平松誠四郎]]・[[塚田恵子]]<br />(長崎放送)
| colspan="2" |[[船越ゆかり]]<br />(北海道放送)<br />[[久保正彰 (アナウンサー) |久保正彰]]<br />(信越放送)<br />[[大園康志]]<br />(中部日本放送)<br />山本佑輔<br />([[テレビ高知]])<br />[[伊藤佳子]]<br />(宮崎放送)
| colspan="2" |佐藤則幸・村上亜希子<br />(北海道放送)<br />渡辺和俊<br />(和歌山放送)<br />滝沢忠孝<br />(山陽放送)<br />琉球放送<br />(アナウンサー一同)
| colspan="2" |'''[[加藤康裕]]'''・'''[[岩城潤子]]'''<br />(毎日放送)<br />高荒葵・鈴木俊光・<br />吉岡徹也(東北放送)<br />鍵冨徹・白田彰子<br />(新潟放送)<br />荒井由岐子<br />(山陰放送)<br />山崎典子<br />(南日本放送)
|[[青森放送]]<br/>(放送部)<br />静岡放送<br/>(アナウンス部)<br />菅原牧子<br />(東京放送)<br />伊藤和子<br />(中部日本放送)<br />橋本雅明<br />(中国放送)<br />[[東治男]]<br />(宮崎放送)<br />藤原一彦<br />(南日本放送)
|-
!第17回<br/>(1991年度)
| colspan="2" |'''小堀勝啓'''<br />(中部日本放送)<br />田村英一<br />(北海道放送)<br />[[長峰由紀]]<br />(東京放送)<br />浜家輝雄<br />(山陽放送)<br />植田美千代<br />(南日本放送)
| colspan="2" |'''藤本永治'''・'''野村啓司'''・<br />'''[[高井美紀]]'''・'''[[亀井希生]]'''<br />(毎日放送)<br />船越ゆかり<br />(北海道放送)<br />渡辺菜穂子<br />(新潟放送)<br />井上凱文<br />(山陽放送)<br />城光寺剛・稗田尚子・<br />[[桐山隆]](南日本放送) 
| colspan="2" |'''[[椎野茂]]'''<br />(東京放送)<br />入江治美<br />(RKB毎日放送)<br />住田英仁<br />(山形放送)<br />子守康範<br />(毎日放送)<br />細川葉子<br />(高知放送)
| colspan="2" |'''高坂元巳'''<br />(新潟放送)<br />[[鈴木敏弘]]<br />(ラジオ福島)<br />小川孝夫<br />(和歌山放送)<br />戒田節子<br />(南海放送)<br />采野吉洋<br />(南日本放送)
|-
!第18回<br/>(1992年度)
| colspan="2" |'''松下賢次'''<br />(東京放送)<br />島森則夫・[[渡辺陽子]]・<br />山崎英樹(北海道放送)<br />井上光央・[[田丸一男]]・<br />[[馬野雅行]](毎日放送)<br />本名正憲<br />(中国放送)<br />[[竹矢宣子]]<br />(宮崎放送)
| colspan="2" |'''流王満美子'''<br />(山陽放送)<br />[[松永俊之]]・山田頼子<br />(北海道放送)<br />[[坂橋克明]]・藤森さつき<br />(信越放送)<br />藤本永治・[[増田一樹]]・<br />加藤康裕(毎日放送)<br />植田美千代・采野吉洋<br />(南日本放送)
| colspan="2" |'''加藤万里子'''<br />(中国放送)<br />河辺邦博<br />(岩手放送)<br />鍵冨徹・白田彰子<br />(新潟放送)<br />中部日本放送<br />(アナウンサー一同)<br />長曽我部桂子<br />(熊本放送)
| colspan="2" |'''[[関岡香]]'''・'''加藤康裕'''<br />(毎日放送)<br />菅原真寿美・丹内百子・<br />[[柳沼慎一]](秋田放送)<br />[[浅川初美]]<br />(山梨放送)<br />角谷敏郎・荒井由岐子<br />(山陰放送)<br />清原憲一<br />(熊本放送)
|青森放送<br/>(放送部)<br />沢木久雄<br />(静岡放送)<br />中部日本放送<br/>(アナウンス部)<br />北陸放送<br/>(アナウンス部)<br />吉田智子<br />(毎日放送)<br />テレビ山口<br/>(アナウンス部)<br />浜田妙子<br />(山陰放送)<br />水野雅央<br />(RKB毎日放送)
|}
 
===第19回(1993年度) - 第24回(1998年度)===
「[[窮民革命論]]」をかかげ、「闘う[[アジア]]人民と連帯し[[侵略戦争]]を内乱に転化せよ!」を1970年代以降のスローガンにして、「日本人民には[[アジア]]を[[侵略]]した血の債務がある。日本の労働者は[[排外主義]]・[[差別]]主義にまみれており、そのままでは革命の主体にはなれない」とか「卑劣、悪質、凶悪な手段で無[[慈悲]]に敵をせん滅する」との主義主張(いわゆる「血債の思想」)を唱えて被差別部落、女性、在日外国人などに対する[[反差別闘争]]や、[[反皇室闘争]]に取り組んだ。また、組織内外の「差別発言」を問題化し、言わば吊るし上げる「代理糾弾闘争」(被差別当事者の「代理人」として「差別者」を糾弾する、の意)に熱心に取り組んだ。
{| class="wikitable" style="font-size:70%;"
|-
! 回数
! colspan="2" |テレビ番組
! colspan="2" |テレビCM
! colspan="2" |ラジオ番組
! colspan="2" |ラジオCM
! 称揚
|-
!第19回<br/>(1993年度)
| colspan="2" |'''植田美千代'''<br />(南日本放送)<br />[[石川太郎]]<br />(東北放送)<br />[[岡田浩一]]<br />(テレビ山梨)<br />中部日本放送<br/>(アナウンス部)<br />山本昭<br />(中国放送)
| colspan="2" |'''[[関知子]]'''<br />(宮崎放送)<br />斉藤さゆり<br />(岩手放送)<br />久保正彰<br />(信越放送)<br />[[草柳伸一]]・[[阿部恵]]<br />(中部日本放送)<br />新井伸子<br />(山陽放送)
| colspan="2" |'''菅原牧子'''<br />(東京放送)<br />[[大竹辰也]]<br />(青森放送)<br />[[和沙哲郎]]<br />(朝日放送)<br />[[保岡栄二]]<br />(四国放送)<br />長曽我部桂子<br />(熊本放送)
| colspan="2" |'''鈴木俊光'''<br />(東北放送)<br />長峰由紀・[[浦口直樹]]・<br />[[岡崎潤司]](東京放送)<br />西川彰久<br />(北陸放送)<br />小西啓介<br />(中国放送)<br />[[大村由紀子]]<br />(RKB毎日放送)
| 北海道放送<br/>(アナウンス部)<br />信越放送<br/>(アナウンス部)<br />[[八田静輔]]<br />(北陸放送)<br />テレビ高知<br/>(アナウンスグループ)<br />南日本放送<br/>(放送制作部<br/>アナウンサー一同)
|-
!第20回<br/>(1994年度)
| colspan="2" |'''亀井希生'''<br />(毎日放送)<br />藤沢智子<br />(東北放送)<br />[[小林豊 (アナウンサー)|小林豊]]<br />(東京放送)<br />本名正憲<br />(中国放送)<br />澄本禎子<br />(南日本放送)
| colspan="2" |'''江守美加子'''・'''阿部育子'''・<br />'''[[内田朱美]]'''・'''高橋直美'''・<br />'''佐藤康夫'''(テレビ山梨)<br />中野文恵<br />(東北放送)<br />[[財目かおり]]<br />(北陸放送)<br />[[横山雄二]]<br />(中国放送)<br />平野賢・工藤真由美<br />(大分放送)
| colspan="2" |'''[[宇都宮民]]'''<br />(南海放送)<br />河原多恵子<br />(北海道放送)<br />沢木久男<br />(静岡放送)<br />[[後藤紀夫]]<br />(中部日本放送)<br />[[寄川淑仔]]<br />(長崎放送)
| colspan="2" |'''[[増山由美子]]'''<br />(新潟放送)<br />[[菊池幸見]]・[[水越かおる]]<br />(岩手放送)<br />子守康範・関岡香<br />(毎日放送)<br />浜田妙子・角谷敏郎<br />(山陰放送)<br />清原憲一<br />(熊本放送)
| [[前田正二]]・[[大塚富夫]]<br />(岩手放送)<br />[[井上寿美枝]]ほか6名<br />(福井放送)<br />橋本裕之ほか5名<br />(中国放送)<br />藤原倫子<br />(高知放送)<br />大分放送<br/>(アナウンス部)
|-
!第21回<br/>(1995年度)
| colspan="2" |'''野村啓司'''<br />(毎日放送)<br/>堀江順子<br />(東北放送)<br/>佐々木理恵<br />(信越放送)<br/>松嶋信之<br />(山陽放送)<br/>[[茅野正昌]]<br />(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''小林豊'''・'''[[小島慶子]]'''<br />(東京放送)<br/>船越ゆかり<br />(北海道放送)<br/>[[三澤肇]]<br />(毎日放送)<br/>左尾惠子<br />(山陽放送)<br/>[[斉藤絹子]]・[[田中みずき]]・<br />[[中西久美|梁井久美]](RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''船坂徐郭'''<br />(東北放送)<br/>長峰由紀<br/>(東京放送)<br/>大園康志・[[多田成男]]・<br />[[中橋かおり]](中部日本放送)<br/>[[寺尾英子]]<br/>(南海放送)<br/>塚田惠子<br/>(長崎放送)
| colspan="2" |'''[[上野知子]]'''<br/>(南日本放送)<br/>[[秋山裕靖]]<br/>(山形放送)<br/>[[向井政生]]<br/>(東京放送)<br/>[[松原宏樹]]・[[堀江政生]]・<br />[[中浜葉月|中濱葉月]](朝日放送)<br/>[[早田和泰]]・近藤季樹・<br />竹中聡美・[[遠藤寛子 (アナウンサー) |遠藤寛子]]・<br/>[[篠田和之]](山陽放送)
|菊池幸見<br/>([[IBC岩手放送]]<!--同年度から社名に「IBC」が追加。-->)<br/>山中景子<br />(新潟放送)<br/>[[上坂典子]]<br />(北陸放送)<br/>橋本雅明<br />(中国放送)<br/>琉球放送(放送部<br/>アナウンス制作班<br/>「選考委員会特別表彰」〉<br/>毎日放送<br/>(アナウンサー室)<br/>中部日本放送<br/>(アナウンス部)<br/>北陸放送<br/>(アナウンス部)<br/>山陽放送<br/>(アナウンス部)<br/>中国放送<br/>(アナウンス部)
|-
!第22回<br/>(1996年度)
| colspan="2" |'''[[渡辺真理]]☆'''<ref>『[[筑紫哲也 NEWS23]]』第2部のキャスターとして担当した特集企画「若き巨匠[[ヨーヨー・マ]]」の取材を評価。</ref><br/>(東京放送)<ref name="free" /><br/>阿部恵<br/>(中部日本放送)<br/>鈴木恵子<br/>(東北放送)<br/>早田和泰<br/>(山陽放送)<br/>采野吉洋<br/>(南日本放送)
| colspan="2" |'''忽前直子'''<br/>(新潟放送)<br/>北海道放送<br/>(アナウンス部)<br/>信越放送<br/>(アナウンス部)<br/>後藤紀夫<br/>(中部日本放送)<br/>井尾義信<br/>(中国放送)
| colspan="2" |'''[[伊藤圭介 (アナウンサー)|伊藤圭介]]'''・'''[[大石岳志]]'''<br />(静岡放送)<br/>[[藪淳一]]<br />(北海道放送)<br/>[[渡辺美香]]<br />(中部日本放送)<br/>煙石博・[[桑原しおり]]<br />(中国放送)<br/>[[坂田周大]]・中西一清・<br/>[[坂口卓司]]・[[龍山康朗]]<br />(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''関岡香'''・'''加藤康裕'''<br />(毎日放送)<br/>船越ゆかり・坂上隆志<br />(北海道放送)<br/>[[林美雄]]<br />(東京放送)<br/>細川葉子<br />(高知放送)<br/>清原憲一<br />(熊本放送)
|
|-
!第23回<br/>(1997年度)
| colspan="2" |'''[[佐古忠彦]]☆'''<br />(東京放送)<br/>[[桜沢信司|櫻澤信司]]<br />(中部日本放送)<br/>石川太郎<br />(東北放送)<br/>安田瑞代・斎藤絹子・<br/>小泉大・[[服部義夫]]・<br />龍山康朗・[[植草朋樹]]<br />(RKB毎日放送)<br/>[[青山高治]]<br />(中国放送)
| colspan="2" |'''[[菅谷朋代]]'''・'''[[丸山隆之]]'''<br />(南日本放送)<br/>松本はるな<br />(静岡放送)<br/>[[大月勇]]<br />(毎日放送)<br/>横山雄二<br />([[中国放送]])<br/>松本美貴<br />(IBC岩手放送)
| colspan="2" |'''植田美代子'''<br />([[南日本放送]])<br/>[[大柴堅志]]・西川紀代美<br />(山梨放送)<br/>早田和泰・東川都<br />(山陽放送)<br/>[[加瀬征弘]]<br />(朝日放送)<br/>大塚富夫<br />(IBC岩手放送)
| colspan="2" |'''田村英一'''<br />(北海道放送)<br/>采野吉洋<br />(南日本放送)<br/>阿部由紀子<br />(和歌山放送)<br/>鈴木昭儀<br />(静岡放送)<br/>[[大橋里美]]・[[高畑誠]]・<br/>[[米沢秀敏]](山陽放送)
| IBC岩手放送<br/>(アナウンスセンター)<br/>東京放送(スポーツ<br />アナウンサーグループ)<br/>[[角野達洋]]・[[河内孝博]]<br />(北陸放送)<br/>松嶋信之<br />(山陽放送)<br/>上野知子<br />(南日本放送)
|-
!第24回<br />([[1998年]]度)
| colspan="2" |'''[[中村秀昭]]☆'''<br />(東京放送)<br/>火煙雅之<br />(東北放送)<br/>荒井幸子<br />([[チューリップテレビ]])<br/>[[森下真由美]]<br />(山陽放送)<br/>熊切秀昭<br />(長崎放送)
| colspan="2" |'''大塚富夫'''<br />(IBC岩手放送)<br />[[野路毅彦]]・[[橋本奈都江]]<br />(静岡放送)<br/>大橋麻美子<br />(中部日本放送)<br/>青山高治<br />(中国放送)<br />[[木村和也]]<br />(熊本放送)
| colspan="2" |'''井上凱文'''・'''[[本田祐美]]'''<br />(山陽放送)<br/>[[佐藤修 (アナウンサー)|佐藤修]]<br />(東北放送)<br/>石塚かおり<br />(新潟放送)<br/>[[美藤啓文]]<br />(毎日放送)<br/>上野知子<br />(南日本放送)
| colspan="2" |'''[[戸石伸泰]]'''・'''[[中村智子]]'''・<br/>'''[[清水次郎]]'''(朝日放送)<br />山崎秀樹・[[加藤雅章]]<br />(北海道放送)<br/>[[堀井美香]]<br />(東京放送)<br/>[[谷口篤史]]<br />(山陽放送)<br/>塚田恵子<br />(長崎放送)
|[[鏡田辰也]]<br />(ラジオ福島)<br/>静岡放送<br />アナウンス部員<br />(郷隆志などの共同作業)<br/>渡辺剛士<br />(南海放送)
|}
 
===第25回(1999年度)・第26回(2000年度)===
「労働運動の力で革命しよう!」[[2007年]](平成19年)頃からの「中央派」のスローガン。「[[労働者階級]]に徹底的に依拠し、労働組合の闘い、及び世界的な労働者の団結によって革命を目指す」としている。同時に、それまでの窮民革命論の根拠であった「血債の思想」は、一転して「労働者と被差別者を分断する階級性のない『被差別主義』」として否定されるようになり、現在では「革命によって[[労働者]]が解放されれば被差別者も解放される」としている。
{| class="wikitable" style="font-size:70%;"
|-
! rowspan="2" | 回数
! colspan="3" | テレビ
! colspan="3" | ラジオ
! colspan="2" rowspan="2" | CM
! rowspan="2" | 活動
|-
!読み・ナレーション
! colspan="2" |実況・フリートーク
!読み・ナレーション
! colspan="2" |実況・フリートーク
|-
!第25回<br />(1999年度)
|'''堀井美香'''<br />(東京放送)<br/>土屋真紀<br/>([[テレビユー山形]])<br/>[[石田敦子 (毎日放送)|石田敦子]]<br />(毎日放送)<br/>坂口育子<br />(山陰放送)<br/>植田美千代<br/>(南日本放送)
| colspan="2" |'''本田史郎'''<br />(熊本放送)<br/>[[加藤久智]]<br />(IBC岩手放送)<br/>國本良博・上田朋子・<br/>[[田村浩子]](静岡放送)<br/>[[高田寛之]]<br />(中部日本放送)<br/>横山雄二<br />(中国放送)
|'''田村英一'''<br/>(北海道放送)<br/>[[大柴堅志]]<br/>(山梨放送)<br/>[[太田元治]]<br/>(朝日放送)<br/>松嶋信之<br/>(山陽放送)<br/>金城まり子<br/>(琉球放送)
| colspan="2" |'''[[初田啓介]]'''<br />(東京放送)<br/>秋山裕靖<br />(山形放送)<br/>蜂谷薫<br />(毎日放送)<br/>[[長谷川努]]<br />(中国放送)<br/>茅野正昌<br />(RKB毎日放送)
| colspan="2" |[[小川真由美 (アナウンサー)|'''小川真由美''']]<br />([[ラジオ福島]])<br/>[[秋沢淳子]]・[[新タ悦男]]<br />(東京放送)<br/>重盛政史<br />(福井放送)<br/>中村緑・[[和田季子]]・<br />[[山根伸志]](山陰放送)<br/>[[田辺令吉]]<br />(南日本放送)
| IBC岩手放送<br />(アナウンサー一同)<br/>宇野淑子・浦口直樹<br/>(東京放送)<br/>鳴尾健・[[岩本和弘]]・<br />[[川島秀成]](福井放送)<br/>山陰放送<br />(アナウンサー一同)<br/>熊本放送<br />(アナウンサー一同)
|-
!第26回<br />(2000年度)
|'''[[近藤美矩]]'''<br />(東京放送)<br/>中野文恵<br />(東北放送)<br/>田丸一男<br />(毎日放送)<br/>[[宇田川修一]]<br/>(山陰放送)<br/>田中みずき<br/>(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''石川顯☆'''<br />(東京放送<ref>受賞直後の2001年8月に定年退職。</ref>)<br/>[[中野知美]]<br />(テレビユー福島)<br/>[[上泉雄一]]<br />(毎日放送)<br/>宗像総一郎<br />(中国放送)<br/>[[田中正訓]]<br />(宮崎放送)
|'''山原玲子'''<br />(中国放送)<br/>[[赤城敏正]]・飛田悦子<br />(北海道放送)<br/>外川智恵子<br/>(山梨放送)<br/>[[西野義和]]<br/>(朝日放送)<br/>斎藤絹子<br/>(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''赤城敏正'''<br />(北海道放送)<br/>鏡田辰也<br />(ラジオ福島)<br/>小島慶子<br />(東京放送)<br/>[[河内真]]<br />(高知放送)<br/>櫻井浩二<br />(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''[[西靖]]'''・'''大月勇'''<br />(毎日放送)<br/>田宮陽子・[[卓田和広]]<br />(北海道放送)<br/>秋沢淳子・小林豊<br />(東京放送)<br/>板井文昭・宇田川修一<br />(山陰放送)<br/>[[宮城麻里子]]・[[狩俣倫太郎]]<br />(琉球放送)
|[[夏目浩光]]<br />(青森放送)<br/>[[小笠原保子]]<br />(東京放送)<br/>小堀勝啓<br />(中部日本放送)<br/>毎日放送<br/>(アナウンサー室)<br/>和田敦子<br />(テレビ高知)<br/>宮崎放送(放送部<br />アナウンサー一同)
|}
 
===第27回(2001年度) - 第31回(2005年度)===
== 呼称 ==
{| class="wikitable" style="font-size:70%;"
「'''中核派'''」という呼称は本来、旧・革共同全国委の分裂後、学生組織である[[マルクス主義学生同盟|マル学同]]の本多支持派が名乗った分派名であり、上部団体の正式名称は引き続き「革命的共産主義者同盟全国委員会」で中核派という語は入っていないが、現在は党派全体として中核派を公称している。なお、機関紙名から当初は「'''前進派'''」と呼ばれることもあった。2007年(平成19年)の分裂以降、革共同再建協議会は「'''安田一派'''」、第三者は「中央派」と呼称している。
|-
! rowspan="2" |回数
! colspan="3" |テレビ
! colspan="3" |ラジオ
! rowspan="2" |CM
! rowspan="2" |スポーツ実況
! rowspan="2" |活動
|-
! 読み・ナレーション
! colspan="2" |フリートーク
! 読み・ナレーション
! colspan="2" |フリートーク
|-
!第27回<br />(2001年度)
|'''[[海原みどり]]'''<br />(大分放送)<br/>藤沢智子<br />(東北放送)<br/>堀井美香<br />(東京放送)<br/>石田敦子・西靖<br />(毎日放送)<br/>[[横溝洋一郎]]<br/>(テレビ山口)
| colspan="2" |'''垣花章'''<br />([[琉球放送]])<br/>高橋薫<br />([[青森テレビ]])<br/>[[安住紳一郎]]<br />(東京放送)<br/>上泉雄一<br />(毎日放送)<br/>谷口篤史<br />(山陰放送)
|'''本田史郎'''<br />(熊本放送)<br/>大塚富夫・[[吉田瑞穂 (アナウンサー)|吉田瑞穂]]<br />(IBC岩手放送)<br/>長峰由紀<br/>(東京放送)<br/>井上寿美枝・<br/>重盛政史<br/>(福井放送)<br/>浜家輝雄<br/>(山陽放送)
| colspan="2" |'''[[山内要一]]'''<br />([[北海道放送]])<br/>石塚かおり<br />(新潟放送)<br/>[[若狭敬一]]<br />(中部日本放送)<br/>[[井津葉子]]<br />(高知放送)<br/>[[木戸宏美]]・藤田敏行<br />(南日本放送)
|'''[[谷口篤史]]'''・'''宇田川修一'''・<br/>'''山根伸志'''・'''[[木野村尚子]]'''<br />(山陰放送)<br/>田添菜穂子<br/>(東北放送)<br/>浦口直樹・秋沢淳子・<br/>堀井美香(東京放送)<br/>[[長嶋賢一朗]]<br/>(朝日放送)<br/>[[粉川真一]]<br/>(宮崎放送)
|'''[[伊藤史隆]]☆'''<br />(朝日放送<ref name="ABC">2018年3月31日まではテレビ・ラジオ兼営で、ラジオ放送部門がJRN・NRNに加盟。2018年4月1日以降は、『[[朝日放送グループホールディングス]]』([[放送持株会社]])の下で、テレビ放送部門を『[[朝日放送テレビ]]』、ラジオ放送部門を『[[朝日放送ラジオ]]』へ移管している。加盟するネットワークは移管後も変わらないが、同年3月31日時点で朝日放送へ所属していたアナウンサーは、正社員定年(60歳)後の嘱託扱いで在籍していた[[楠淳生]](同日付で退職)を除く全員が朝日放送テレビに転籍。</ref>)<br/>[[小川栄一 (アナウンサー) |小川栄一]]<br/>(ラジオ福島)<br/>[[清水大輔 (アナウンサー)|清水大輔]]<br/>(東京放送)<br/>長谷川努<br/>(中国放送)<br/>本田史郎<br/>(熊本放送)
|ラジオ福島<br />(アナウンサー一同)<br/>[[田巻直子]]<br />(新潟放送)<br/>田丸一男ほか<br />(毎日放送)<br/>大分放送<br/>(女性アナウンサー一同)
|-
!第28回<br />(2002年度)
|'''[[若生哲旺]]'''<br/>(東北放送)<br/>近藤武靖<br/>(新潟放送)<br/>西靖<br/>(毎日放送)<br/>浜家輝雄<br/>(山陽放送)<br/>采野吉洋<br/>(南日本放送)
| colspan="2" |'''[[加藤由香]]'''<br/>([[CBCテレビ|中部日本放送]]<ref name="CBC">2014年4月に中部日本放送は放送持株会社へ移行したため、同局に所属していたアナウンサーは、グループ会社の『[[CBCテレビ]]』へ自動的に転籍。</ref>)<br/>[[根本美緒]]<br/>([[東北放送]])<br />坂橋克明<br/>(信越放送)<br/>[[伊賀透浩]]<br/>(テレビ山口)<br/>茅野正昌・田中みずき<br/>櫻井浩二・[[田畑竜介]]<br/>(RKB毎日放送)
|'''[[郡和子]]'''<br/>(東北放送)<br/>丸山隆之<br/>(信越放送)<br/>[[大八木友之]]<br/>(毎日放送)<br/>戒田節子<br/>(南海放送)<br/>[[山田邦博]]<br/>(熊本放送)
| colspan="2" |'''井上凱文'''<br/>(山陽放送)<br/>藤沢智子<br />(東北放送)<br/>[[生田明子]]<br />(信越放送)<br/>[[伊東正治]]<br />(毎日放送)<br/>[[村山仁志]]<br />(長崎放送)
|'''小堀勝啓'''<br />(中部日本放送<ref name="CBC" />)<br/>古池雄・[[落合こず恵]]<br/>(青森放送)<br />坂橋克明・生田明子<br />(信越放送)<br/>本名正憲<br/>(中国放送)<br/>柳卓<br />(琉球放送)
|'''[[初田啓介]]'''<br />(東京放送<ref name="TBS">東京放送が2009年4月から放送持株会社『[[TBSホールディングス|東京放送ホールディングス]](略称TBSHD)』へ移行したことを機に、東京放送所属のアナウンサーが自動的に転籍していた『[[TBSテレビ]]』が、2004年10月にTBSHD子会社のテレビ事業社へ移行。</ref>)<br/>佐藤修<br/>(東北放送)<br/>清水次郎<br/>(朝日放送)<br/>[[北尾好孝]]<br/>(四国放送)<br/>茅野正昌<br/>(RKB毎日放送)
|夏目浩光<br />(青森放送)<br/>毎日放送<br />(アナウンサー室)<br/>柳卓<br />(琉球放送)
|-
!第29回<br />(2003年度)
|'''國本良博'''<br />(静岡放送)<br/>赤城敏正<br/>(北海道放送)<br/>西靖<br />(毎日放送)<br/>荒井由岐子<br/>(山陰放送)<br/>植田美千代・山田修作<br/>(南日本放送)
| colspan="2" |'''上泉雄一'''<br />(毎日放送)<br/>[[結城晃一郎]]<br />(テレビユー山形)<br/>丸山隆之<br />(信越放送)<br/>[[小林章子]]<br />(山陽放送)<br/>櫻井浩二<br />(RKB毎日放送)
|'''山原玲子'''<br />(中国放送)<br/>[[青山友紀]]<br/>(山形放送)<br/>[[近藤丈靖]]<br/>(新潟放送)<br/>中橋かおり<br/>(中部日本放送)<br/>斉藤絹子<br/>(RKB毎日放送)
| colspan="2" |'''[[石井亮次]]'''<br />(中部日本放送<ref name="CBC" />)<br/>[[小川和幸]]<br />(北海道放送)<br/>[[太田恒太郎]]<br />(信越放送)<br/>浜家輝雄<br />(山陽放送)<br/>本田史郎<br />(熊本放送)
|'''荒井由岐子'''<br />(山陰放送)<br/>[[小坂憲央]]・斉藤桃子・<br/>[[江橋摩美]]・[[横尾友栄]]<br/>(山形放送)<br/>向井政生<br/>(東京放送)<br/>岩本和弘<br/>(福井放送)<br/>坂田周大<br/>(RKB毎日放送)
|'''[[林正浩]]☆'''<br/>(東京放送)<br/>[[田村修]]<br/>(秋田放送)<br/>松原宏樹<br/>(朝日放送)<br/>[[坂上俊次]]<br/>(中国放送)<br/>茅野正昌<br/>(RKB毎日放送)
|東北放送<br/>(アナウンス部一同)<br/>柏木宏之ほか<br />(毎日放送)<br/>中国放送<br />(アナウンス室一同)<br/>RKB毎日放送<br/>(アナウンス部一同)
|-
!第30回<br />(2004年度)
|'''田畑竜介'''<br />(RKB毎日放送)<br/>[[江幡平三郎]]<br/>(IBC岩手放送)<br/>[[原田亜弥子]]<br/>(静岡放送)<br/>[[古川圭子]]<br/>(毎日放送)<br />石田好伸<br />(山陽放送)
| colspan="2" |'''若狭敬一'''<br />(中部日本放送<ref name="CBC" />)<br/>[[近藤肇]]<br />(北海道放送)<br/>[[高木直人]]<br />(信越放送)<br/>横溝洋一郎<br />(テレビ山口)<br/>田辺令吉<br />(南日本放送)
|'''[[佐伯りさ]]'''<br />(南海放送)<br />大塚富夫・吉田瑞穂<br />(IBC岩手放送)<br/>近藤丈靖<br/>(新潟放送)<br/>[[森本栄浩]]<br/>(毎日放送)<br/>[[上岡信夫]]<br/>(宮崎放送)
| colspan="2" |'''鏡田辰也'''<br />(ラジオ福島)<br/>[[前田真宏 (アナウンサー)|前田真宏]]<br />(山梨放送)<br/>岩本和弘<br />(福井放送)<br/>横山雄二<br />(中国放送)<br/>竹内淳<br />(長崎放送)
|'''田巻直子'''<br/>(新潟放送)<br/>[[佐伯敏光]]・横尾友栄・<br/>小川香織(山形放送)<br/>[[松井愛]]<br/>(毎日放送)<br/>[[桑本充悦]]<br/>(山陰放送)<br/>寄川淑仔・[[林田繁和]]<br />(長崎放送)
|'''[[大井健郎]]'''<br />(東北放送)<br/>[[野路毅彦]]<br/>(静岡放送)<br/>蜂谷薫<br/>(毎日放送)<br/>坂上俊次<br/>(中国放送)<br/>[[松木圭介]]<br/>(南日本放送)
|[[佐々木瞳]]<br/>(テレビユー山形)<br/>新潟放送<br/>(アナウンサー<br />グループ)<br/>大園康志<br/>(中部日本放送)<br/>滝沢忠孝<br/>(山陽放送)<br/>上野知子<br/>(南日本放送)
|-
!第31回<br />(2005年度)
|'''[[三島さやか]]'''<br />(信越放送)<br/>[[武田明子 (アナウンサー) |武田明子]]<br/>(北海道放送)<br/>中橋かおり<br/>(中部日本放送)<br/>[[藤村伊勢]]<br/>(中国放送)<br />[[福島絵美]]<br />(熊本放送)
| colspan="2" |'''横山雄二'''<br />(中国放送)<br/>佐々木瞳<br />(テレビユー山形)<br/>大石岳志<br />(静岡放送)<br/>石井亮次<br />(中部日本放送)<br/>林田繁和<br />(長崎放送)
|'''荒井由岐子'''<br />(山陰放送)<br/>古池雄・[[秋山博子]]<br/>(青森放送)<br/>[[飯塚敏文]]<br/>(信越放送)<br />西川章久<br />(北陸放送)<br/>本田史郎<br/>(熊本放送)
| colspan="2" |'''[[八木早希]]'''<br />(毎日放送)<br/>[[三橋泰介]]<br />(東北放送)<br/>丸山隆之<br />(信越放送)<br/>[[桜井弘規]]<br />(中国放送)<br/>[[川野武文]]<br />(宮崎放送)
|'''[[門田和弘]]'''・'''横尾友栄'''<br />(山形放送)<br/>高木直人・久保田祥江<br />(信越放送)<br/>重盛政史<br/>(福井放送)<br/>木野村尚子・桑本充悦<br />(山陰放送)<br/>[[佐藤利恵]]・[[大倉聡]]・<br/>林田繁和(長崎放送)
|'''[[赤木誠]]'''<br />(毎日放送)<br/>[[松尾武 (アナウンサー) |松尾武]]<br/>(東北放送)<br/>[[星野一弘]]<br/>(新潟放送)<br/>[[石橋真]]<br/>(中国放送)<br/>茅野正昌<br/>(RKB毎日放送)<br/>
|夏目浩光<br />(青森放送)<br/>毎日放送<br />(アナウンサー室<br/>災害報道研究班)<br/>中国放送<br/>(アナウンス室)<br/>長崎放送<br/>(アナウンス部)
|}
 
===第32回(2006年度) - 第43回(2017年度)===
== 組織 ==
{| class="wikitable" style="font-size:70%;"
* 指導者:[[本多延嘉]]
|-
* 現在の主な執行部:議長/[[清水丈夫]]、副議長/中野洋の死去により空席、書記長/天田三紀夫
! rowspan="2" | 回数
* [[週刊紙]]:『前進』(1974年(昭和49年)、革マル派による印刷所襲撃によって『前進』は発行不能に陥り、代わりに『革共同通信』を発行していた)
! colspan="3" | テレビ
* [[逐次刊行物|季刊誌]]:『共産主義者』(理論誌)、『国際労働運動』(旧『コミューン』および『武装』)など
! colspan="3" | ラジオ
* 学生組織:[[マルクス主義学生同盟]]・中核派('''マル学同中核派''')
! colspan="2" rowspan="2" | CM
* 青年労働者組織:マルクス主義青年労働者同盟(マル青労同)
! rowspan="2" | 活動
* 非公然[[軍事]]組織:人民革命軍(革命軍・武装遊撃隊)、糺察隊(各大学の防衛部隊。革マル派は求殺隊と蔑称)
|-
* 公然拠点:[[前進社]] 当初は[[豊島区]][[東池袋]]、後に豊島区[[千早 (豊島区)|千早]]を経て現在は[[江戸川区]][[松江 (江戸川区)|松江]]にある。革マル派による中核派の蔑称「ブクロ派」は東池袋にちなむ。千早にあった際、現代に[[千早城]]が蘇ったかのように[[要塞]]化されていたことから千早城と呼ぶこともあった。
!読み・ナレーション
* [[ヘルメット]]:白。前面に黒字で「中核」。ヘルメットによっては、「カクマル(革マル派のこと)せん滅」などのスローガンが書かれているものもある。新左翼の文脈において白ヘルは中核派の象徴であり、「白ヘル」または単に「白」で中核派を指す。革マル派による中核派の[[蔑称]]「[[蛆|ウジ虫]]」もヘルメットの色にちなむ。
!フリートーク
!スポーツ実況
!読み・ナレーション
!フリートーク
!スポーツ実況
|-
|-
!第32回<br />(2006年度)
|'''長峰由紀'''<br />(東京放送<ref name="TBS" />)<br />藤沢智子<br />(東北放送)<br />大八木友之<br />(毎日放送)<br />坂田周大<br />(RKB毎日放送)
|'''國本良博'''<br />(静岡放送)<br />小林豊<br />(東京放送)<br />[[森合康行]]<br />(中部日本放送<ref name="CBC" />)<br />[[今脇聡子]]<br />(山陽放送)
|'''[[土井敏之]]'''<br />(東京放送<ref name="TBS" />)<br />森本栄浩<br />(毎日放送)<br />茅野正昌<br />(RKB毎日放送)
|伊藤圭介<br />(静岡放送)<br />[[宮部和裕]]<br />(中部日本放送<ref name="CBC" />)<br />[[吉田幸]]<br />(中国放送)<br />本田史郎<br />(熊本放送)
|'''岩本和弘'''<br />(福井放送)<br />滝沢忠孝<br />(山陽放送)<br />宇田川修一<br />(山陰放送)
|'''清水次郎'''<br />(朝日放送)<br />清水大輔<br />(東京放送)<br />坂上俊次<br />(中国放送)
| colspan="2" |小堀勝啓・[[丸山蘭那]]<br />(中部日本放送<ref name="CBC" />)<br />大田裕樹<br />(山陰放送)<br />柳卓・[[山野本竜規]]<br />(琉球放送)
|菊池幸見<br />(IBC岩手放送)<br />今村政司<br />(静岡放送)<br />[[丹野みどり]]<br />(中部日本放送)<br />木村和也<br />(熊本放送)
|-
!第33回<br />(2007年度)
|'''本名正憲'''<br />(中国放送)<br />三橋泰介<br />(東北放送)<br />大石岳志<br />(静岡放送)
|'''上泉雄一'''☆<br />(毎日放送)<br />[[村津孝仁]]<br />([[大分放送]])
|[[守屋周]]<br />(東北放送)<br />土井敏之<br />(東京放送)<br />[[小嶋優]]<br />(テレビ山梨)<br />村山耕一<br />(宮崎放送)
|堀井美香<br />(東京放送)<br />藤沢智子<br />(東北放送)<br />秋山陽子<br />(高知放送)
|[[安住紳一郎]]<br />(東京放送<ref name="TBS" />)<br />石川太郎<br />(東北放送)<br />大和田新<br />(ラジオ福島)<br />谷戸礼子<br />(福井放送)
|[[山下剛]]<br />(朝日放送)
| colspan="2" |'''[[沢朋宏]]'''<br />(中部日本放送<ref name="CBC" />)<br />佐伯敏光・[[山本浩一]]・<br />小川香織(山形放送)<br />石橋輝明・[[阿部彩子]]<br />(北海道放送)<br />清水大輔<br />(東京放送)
|IBC岩手放送<br />(有志)
|-
!第34回<br />(2008年度)
|山崎昭夫<br />(信越放送)<br />[[前原智子]]<br />(北陸放送)<br />桑本充悦<br />(山陰放送)
|[[奥村奈穂美]]<br />(IBC岩手放送)<br />田巻直子<br />(新潟放送)<br />田畑竜介<br />(RKB毎日放送)
|'''[[林正浩]]'''<br />(東京放送<ref name="TBS" />)<br />[[岡村久則]]<br />(静岡放送)<br />馬野雅行<br />(毎日放送)<br />[[水分貴雅]]<br />(中部日本放送)
|[[加藤久智]]<br />(IBC岩手放送)<br />三島さやか<br />(信越放送)<br />福島絵美<br />(熊本放送)
|'''[[神山浩樹]]'''<br />(IBC岩手放送)<br />宮部和裕<br />(中部日本放送)<br />村津孝仁・<br />小野亜希子<br />(大分放送)
|'''高田寛之'''<br />(中部日本放送<ref name="CBC" />)<br />守屋周<br />(東北放送)<br />[[清原正博]]<br />(東京放送)<br />[[小縣裕介]]<br />(朝日放送)
| colspan="2" |清水春樹・[[奥富亮子]]・<br />石田好伸(山陽放送)<br/>[[田中友英]]・[[武田早絵]]・<br />安田瑞代<br />(RKB毎日放送)
|松井賢治<br />(大分放送)<br/>八木早希<br />(毎日放送)
|-
!第35回<br />(2009年度)
|田中みずき<br />(RKB毎日放送)<br/>石塚かおり<br/>(新潟放送)
|'''林田繁和'''<br />(長崎放送)
|[[金山泉]]<br/>(毎日放送)<br/>初田啓介<br/>(TBSテレビ)<br/>櫻井浩二<br />(RKB毎日放送)
|渡辺美香<br/>(中部日本放送)<br/>荒井由岐子<br/>(山陰放送)<br/>寄川淑子<br/>(長崎放送)
|'''[[浦川泰幸]]'''<br />(朝日放送<ref name="ABC" />)<br/>[[江刺伯洋]]<br/>(南海放送)
|'''服部義夫'''<br/>(RKB毎日放送)<br/>田村修<br/>(秋田放送)<br/>中村秀昭<br/>(TBSテレビ)<br/>松尾武<br/>(東北放送)<br/>[[榎本真也]]<br/>(四国放送<br />「新人奨励賞」)
| colspan="2" |戒田節子<br />(南海放送)<br />岩本和弘<br />(福井放送)<br/>本田史郎・福島絵美<br />(熊本放送)<br/>[[山内あゆ]]<br />(TBSテレビ)
|戒田節子<br />(南海放送)
|-
!第36回<br />(2010年度)
|田中みずき<br />(RKB毎日放送)<br/>渡辺美香<br/>(中部日本放送)<br/>和田敦子<br />([[テレビ高知]])<br/>[[国司憲一郎]]<br />(山陽放送<br />「審査員賞」)
|[[大石邦彦]]<br/>(中部日本放送)<br/>[[友成由紀]]<br/>(長崎放送)
|'''土井敏之'''<br />([[TBSテレビ]]<ref name="TBS RADIO">TBSラジオは自社でアナウンサーを雇用しておらず、基本的にTBSテレビから派遣を受けている。</ref>)<br/>岡村久則<br/>(静岡放送)<br />櫻井浩二<br />(RKB毎日放送)
|原香織里<br/>(山梨放送)<br/>村津孝仁<br/>(大分放送)<br/>[[大田祐樹]]<br />(山陰放送)
|'''[[照井健]]'''<br />(IBC岩手放送)<br />渡辺陽子<br/>(北海道放送)<br/>宮部和裕<br/>(中部日本放送)<br/>[[喜多ゆかり]]<br/>(朝日放送)
|'''[[高橋知幸]]☆'''<br />([[新潟放送]])<br/>[[仙田和吉]]<br/>(毎日放送)<br/>[[枝松順一]]<br/>(朝日放送)
| colspan="2" |[[實石あづさ]]<br />(新潟放送)<br/>川島秀成<br />(福井放送)<br/>小林章子<br />(山陽放送)<br />[[工藤由美]]<br />(大分放送)
|宮崎放送<br/>(アナウンス部)<br/>RKB毎日放送<br/>(アナウンス部)
|-
!第37回<br />(2011年度)
|'''植田美千代'''<br />(南日本放送)<br/>[[小田切いくみ]]<br/>(テレビ山梨)<br />[[西美香]](チューリップ<br />テレビ)<br />田中みずき<br />(RKB毎日放送)
|'''土井敏之'''<br />(TBSテレビ)<br />加藤由香<br />(中部日本放送)<br />[[福島暢啓]]<ref>毎日放送への入社1年目で受賞。新卒扱いで一般職として入社したが、研修期間中にアナウンス職へ配属されていた。</ref><br />(毎日放送)<br />林田繁和<br />(長崎放送)
|新タ悦男<br />(TBSテレビ)<br />高田寛之<br />(中部日本放送)<br />[[井上雅雄]]<br />(毎日放送)<br />櫻井浩二<br />(RKB毎日放送)
|[[岡元昇]]<br />(朝日放送)<br />狩俣倫太郎<br />(琉球放送)
|'''林田繁和'''・<br />'''[[村山仁志]]'''<br />(長崎放送)<br />神山浩樹<br />(IBC岩手放送)<br />沢朋宏<br />(中部日本放送)
|[[近藤亨 (アナウンサー)|近藤亨]]<br />(毎日放送)<br />[[高野純一]]<br />(朝日放送)<br />松木圭介<br />(南日本放送)
| colspan="2" |近藤丈晴<br />(新潟放送)<br />松井愛・田丸一男<br />(毎日放送)<br />[[古山かおり]]<br />(南日本放送)
|[[IBC岩手放送]]<br/>(アナウンス部有志)<br />南日本放送<br/>(アナウンス部<br />「審査員特別賞」)<br />IBC岩手放送<br />東北放送<br />ラジオ福島<br />テレビユー福島
|-
!第38回<br />([[2012年]]度)
|'''山崎英樹'''<br />(北海道放送)<br/>渡辺美香<br/>(中部日本放送)<br/>[[伊藤文]]<br/>(中国放送)<br />[[美坂理恵]]<br />(南日本放送)
|[[蓮見孝之]]<br />(TBSテレビ)<br />[[山中真]]<br />(毎日放送)<br />田畑竜介<br />(RKB毎日放送)
|'''[[照井健]]☆'''<br />(IBC岩手放送)<br />茅野正昌<br />(RKB毎日放送)
|'''田畑竜介'''<br />(RKB毎日放送)<br />[[筋野裕子]]<br />(青森放送)<br />佐伯りさ<br />(南海放送)<br />[[上野知子]]<br />(南日本放送)
|'''岩本和弘'''<br />(福井放送)<br />国司憲一郎<br />(山陽放送)
|[[陣内倫洋]]<br />(山形放送)<br />[[喜谷知純]]<br />(新潟放送)
| colspan="2" |秋山博子<br />(青森放送)<br />渡辺美香<br />(中部日本放送)
|新潟放送<br />(アナウンス部)<br />北陸放送<br />(アナウンス部)<br />長崎放送<br />(アナウンス部)
|-
!第39回<br />(2013年度)
|'''[[川瀬裕子]]'''<br />(北陸放送)<br />美坂理恵<br />(南日本放送)
|若狭敬一<br />(中部日本放送)
|[[佐藤文康]]<br />(TBSテレビ)<br />仙田和吉<br />(毎日放送)<br/>高田寛之<br />(中部日本放送)
|'''[[鮫島大史]]'''<br />(青森放送)<br />大木瞳美<br />(山形放送)<br />小林章子<br />(山陽放送)
|'''茅野正昌☆'''<br />(RKB毎日放送)
|喜谷知純<br />(新潟放送)<br />安井成行<br />(長崎放送)
|colspan="2" |'''佐伯りさ'''<br />(南海放送)<br />丸山隆之・[[中澤佳子]]・<br />坂橋克明(信越放送)<br />岡田裕介<br />(南日本放送)
|熊本放送<br/>(放送部)
|-
!第40回<br />(2014年度)
|[[佐々木永恵]]<br />(テレビユー山形)<br />[[美坂理恵]]<br />(南日本放送)
|荒井美由起<br />(東北放送)<br />蓮見孝之<br />(TBSテレビ)<br />福島暢啓<br />(毎日放送)
|[[小笠原亘]]<br />(TBSテレビ)<br />井上雅雄<br />(毎日放送)
|'''[[関知子]]'''<br />([[宮崎放送]])<br/>[[古川枝里子]]<br />([[CBCテレビ]]<ref name="CBC-radio">[[CBCラジオ]]は自社でアナウンサーを雇用しておらず、基本的にCBCテレビから派遣を受けている。</ref>)<br />高井美紀<br />(毎日放送)<br />遠藤寛子<br />(山陽放送)
|山中真<br />(毎日放送)<br />石橋真<br />(中国放送)
|
|colspan="2" |堀井美香<br />(TBSテレビ)
|
|-
!第41回<br />(2015年度)
|山内あゆ<br />(TBSテレビ)<br />石田好伸<br />(山陽放送)<br />田中みずき<br />(RKB毎日放送)
|中澤佳子<br />(信越放送)<br />[[駒田健吾]]<br />(TBSテレビ)<br />[[佐藤けい]]<br />(テレビ山口)<br />田中みずき<br />(RKB毎日放送)
|'''[[初田啓介]]☆'''<br />(TBSテレビ)<br />近藤亨<br />(毎日放送)<br />田中友英<br />(RKB毎日放送)<br />[[山崎雄樹|山﨑雄樹]]<br />(熊本放送)
|[[室谷香菜子]]<br />(北海道放送)<br />佐伯りさ<br />(南海放送)<br />福島絵美<br />(熊本放送)
|'''[[佐藤旬子]]'''<br />(四国放送)<br />守屋周<br />(東北放送)<br />佐伯敏光・小川香織<br />(山形放送)
|[[櫻井和明]]<br />(山梨放送)<br />高野純一<br />(朝日放送)<br />田中友英<br />(RKB毎日放送)
| colspan="2" |[[吉岡秀樹]]・[[三浦実夏]]<br />(山梨放送)<br />[[福島彩乃]]<br />(北陸放送)<br />原口奈菜<br />(南日本放送<br />「新人奨励賞」)
|[[神山浩樹]]<br/>(IBC岩手放送)<br />CBCテレビ<ref name="CBC-radio" /><br/>(アナウンス部)<br />毎日放送<br/>(アナウンサー室)<br />本田史郎<br/>(熊本放送)
|-
!第42回<br />(2016年度)
|石田好伸<br />(山陽放送)<br />粉川真一<br />(宮崎放送)
|丸山隆之<br />(信越放送)<br />[[石井大裕]]<br />(TBSテレビ)<br />[[宮脇憲一]]<br />(RKB毎日放送)
|高田寛之<br/>(CBCテレビ)<br />金山泉<br />(毎日放送)
|'''水野晶子'''<br />(毎日放送)<br />[[酒井茉耶]]<br />(秋田放送)<br />松下香織<br />(山形放送)<br />田巻直子<br />(新潟放送)
|宮部和裕<br />(CBCテレビ)<br />山中真・<br />上泉雄一<br />(毎日放送)<br />龍山康朗<br />(RKB毎日放送)
|[[伊藤隆佑]]<br />(TBSテレビ)<br />[[吉永龍司]]<br />(山梨放送)<br />[[西村俊仁]]<br />(CBCテレビ)
| colspan="2" |陣内倫洋・青山友紀・<br />山本浩一(山形放送)<br />[[吉永龍司]]・[[櫻井和明]]・<br />[[海野紀恵]](山梨放送)<br/>[[松本麻衣子]]・田丸一男・<br />[[武川智美]](毎日放送)
|戒田節子<br />(南海放送)
|-
!第43回<br />(2017年度)
|'''美坂理恵'''<br />(南日本放送)<br />近藤丈晴<br />(新潟放送)
|'''[[大吉洋平]]'''<br />(毎日放送)<br />[[佐藤巧 (アナウンサー)|佐藤巧]]<br />(RKB毎日放送)<br/>大石邦彦<br />(CBCテレビ)
|'''[[赤木誠]]'''<br />(毎日放送)<br />宮部和弘<br />(CBCテレビ)
|田中みずき<br />(RKB毎日放送)<br />石井亮次<ref name="free" /><br />(CBCテレビ<ref name="CBC-radio" />)<br />堀井美香<br />(TBSテレビ<ref name="TBS RADIO" />)
|'''石田好伸'''<br />(山陽放送)<br />狩俣倫太郎<br />(琉球放送)
|'''櫻井浩二'''<br />(RKB毎日放送)<br />仙田和吉<br />(毎日放送)<br />[[北尾博伸]]<br />(和歌山放送)
| colspan="2" |'''[[北村真平]]'''<ref>授賞式時点では朝日放送テレビ所属。朝日放送時代に収録した「ヨド物置」([[淀川製鋼所]])ラジオCMでのナレーションで受賞した。</ref><br />(朝日放送<ref name="ABC" />)<br />木野村尚子・[[森谷佳奈]]ほか<br />(山陰放送)<br />[[坂部友宏]]・[[黒崎貴之]]・<br />[[田中碧 (アナウンサー)|田中碧]]・石塚かおり<br />(新潟放送)
|大田祐樹<br />(山陰放送)
|}
 
===第44回(2018年度)以降===
== 歴史 ==
{| class="wikitable" style="font-size:60%;"
=== 前史 ===
|-
[[1955年]](昭和30年)の[[日本共産党第6回全国協議会]](六全協)や、[[1956年]](昭和31年)の[[スターリン批判]]、[[ハンガリー動乱]]などの事件によって、[[日本共産党]]の権威は大きく揺らぎ、共産主義者の新組織を結成する動きが始まった。[[1957年]](昭和32年)1月、[[黒田寛一]]や[[太田竜]]らを中心に結成された[[日本トロツキスト連盟]]はその一つである。同組織は日本共産党への加入戦術で組織拡大に成功。同年12月に[[革命的共産主義者同盟 (日本)|革命的共産主義者同盟]](革共同)に改称した。
! rowspan="2" | 回数
! colspan="3" | テレビ
! colspan="3" | ラジオ
! rowspan="2" | CM
! rowspan="2" | 新人奨励賞
! rowspan="2" | 活動
|-
!読み・<br />ナレーション
!フリートーク
!スポーツ実況
!読み・<br />ナレーション
!フリートーク
!スポーツ実況
|-
!第44回<br />(2018年度)
|坂部友宏<br />(新潟放送)<br />松本麻衣子<br />(毎日放送)
|'''[[杉山真也]]'''<br />(TBSテレビ)<br />[[小林康秀]]<br />(中国放送)
|'''伊藤隆佑'''<br />(TBSテレビ)<br />近藤亨<br />(毎日放送)
|'''川瀬裕子'''<br />(北陸放送)<br />筋野裕子<br />(青森放送)<br/>[[池尻和佳子]]<br />(RKB毎日放送)
|'''保岡栄二'''<br />(四国放送)<br />蓮見孝之(TBS<br />テレビ<ref name="TBS RADIO" />)<br />[[石田佳世]]<br />(高知放送)
|'''[[河本光正]]'''<br />(毎日放送)<br />[[和泉義治]]<br />(山梨放送)
|松下香織<br />(山形放送)<br />池尻和佳子<br />(RKB毎日放送)
|[[長谷川拳杜]]<br />(IBC岩手放送)<br />[[田中優奈 (アナウンサー)|田中優奈]]<br />(CBCテレビ)
|毎日放送<br/>(アナウンサー室<br/>チーム災害報道)<br />南日本放送<br/>(アナウンス部)
|-
!第45回<br />(2019年度)
|'''渡辺美香'''<br />(CBCテレビ)<br />[[中根夕希]]<br />(中国放送)
|'''亀井希生☆'''・<br />'''近藤亨☆'''<ref>[https://www.mbs.jp/kouhou/news/log/201012.pdf 毎日放送プレスリリース 2020年10月12日付]</ref><br />(毎日放送)<br />[[永岡歩]]<br />(CBCテレビ)
|金山泉<br />(毎日放送)
|福島暢啓<ref>モノローグ方式のオリジナルラジオドラマ「[[スティーブ・ジョブズ|ある男]]の物語」での語りが評価された。元々は2018年度のナイターオフ期間限定番組『[[次は〜新福島!#お楽しみのジカン。(21時台前半)|次は〜新福島!=第2章・芽生え=]]』(自身がパーソナリティを務めるラジオ番組)内の企画として放送されたが、毎日放送では[[加藤康裕]](当時は同局アナウンサー)がパーソナリティを務めた回の『[[あどりぶラヂオ]]』を同年度の「ラジオ 読み・ナレーション」部門にエントリー(審査結果は不明)。加藤の早期定年退職後の2019年度に「ある男の物語」が『あどりぶラヂオ』で再び放送されたため、毎日放送がこの再放送分を2019年度同部門の審査に推挙したところ、福島の受賞に至った。</ref><br />(毎日放送)<br />[[南部志穂]](CBC<br />テレビ<ref name="CBC-radio" />)<br />
|'''沢朋宏'''(CBC<br />テレビ<ref name="CBC-radio" />)<br />[[岩﨑弘志]]<br />(南日本放送)
|西村俊仁<br />(CBCテレビ<ref name="CBC-radio" />)<br />[[小嶋健太]]<br />(静岡放送)
|松本麻衣子<br />(毎日放送)
|[[光山雄一朗]]<br />(CBCテレビ)<br />[[鎌田宏夢]]<br />(琉球放送)
|[[福本晋悟]]<ref>前年に受賞した「チーム災害報道」のメンバーでもあることから、事実上2年連続で受賞。</ref><br/>(毎日放送)
|-
!第46回<br />(2020年度)
|'''[[末永安佳梨]]'''<br />(南日本放送)<br />[[上田悦子]]・<br />井上雅雄・<br />松本麻衣子<br />(毎日放送<ref>「[[あどりぶランド#朗読イベント|MBSアナウンサーコトノハ ものがたりの世界2021]]」(毎日放送アナウンサー室の企画で2021年3月7日に[[YouTube]]公式チャンネルからのライブ配信を実施した朗読イベント)の告知を兼ねて、同月5日(金曜日)の『[[ちちんぷいぷい (テレビ番組) |ちちんぷいぷい]]』(同月12日まで21年半にわたって編成されてきた自社制作の情報番組)の生放送中に「歌が聴こえる」([[バイク川崎バイク]]の[[ショートショート]])の群読を披露したことに対する受賞。</ref>)
|'''山中真'''<br />(毎日放送)<br />杉山真也<ref>『[[SASUKE]]』(スポーツエンタテインメント系の全国ネット向け特別番組)で担当した実況が、テレビ・フリートーク部門で審査された末に受賞。</ref><br />(TBSテレビ)<br />[[三石佳那]]<br />(新潟放送)
|'''坂上俊次'''<br/>(中国放送)<br/>井上雅雄<br />(毎日放送)<br />[[江田亮]]<br />(CBCテレビ)<br />黒崎貴之<br />(新潟放送)
|'''[[本庄麻里子]]☆'''<br />(RKB毎日放送)<br />加藤由香(CBC<br />テレビ<ref name="CBC-radio" />)
|'''[[西村麻子]]'''<br />(毎日放送<ref name="MBS-radio2020" />)<br />若狭敬一(CBC<br />テレビ<ref name="CBC-radio" />)<br />[[三好ジェームス]]<br />(RKB毎日放送)
|'''茅野正昌'''<br />(RKB毎日放送)<br />近藤亨<br />(毎日放送<ref name="MBS-radio2020" />)<br />[[高田寛之]]<br />(CBCテレビ<ref name="CBC-radio" />)
|'''[[藤林温子]]'''<br />(毎日放送<ref name="MBS-radio2020">テレビ・ラジオ兼営局だった毎日放送は、2021年4月1日付でラジオ放送部門を関連会社(毎日放送と同じ『[[MBSメディアホールディングス]]』子会社)の『[[MBSラジオ]]』へ移管。MBSラジオは同日付で、JRNとNRNに改めて加盟している。毎日放送はJNN準基幹局のままテレビ単営局へ移行したが、ラジオ放送部門の番組へ出演していたアナウンサーは、同社へ引き続き籍を置きながらMBSラジオで制作・放送する番組にも出演。</ref><ref>テレビ・ラジオ兼営局時代に収録した[[鶴橋風月]]のラジオCMで受賞。</ref>)<br />[[小松千絵]]<br />(山梨放送)<br />佐藤巧<br />(RKB毎日放送)
|[[牛島可南子]]<br />(山形放送)<br />税所ひかる<br />(和歌山放送)
|長崎放送<br />(アナウンサー<br />一同<ref>2005年から長崎県内で続けている「[https://www.nbc-nagasaki.co.jp/syutsuensya/n-toyosaki/20210529-%e7%9a%86%e6%a7%98%e3%81%8a%e4%b9%85%e3%81%97%e3%81%b6%e3%82%8a%e3%81%a7%e3%81%99/ 平和文学朗読キャラバン]」で受賞。</ref>)
|-
!第47回<br />(2021年度)
|'''佐藤巧'''<br />(RKB毎日放送)<br />[[夏目みな美]]<br />(CBCテレビ)
|'''岩﨑弘志'''<br />(南日本放送)<br />大石邦彦<br />(CBCテレビ)
|'''新タ悦男'''☆<ref>[[ジャパンコンソーシアム]]への派遣アナウンサーとして担当した[[2022年北京オリンピックのスノーボード競技#競技結果|2022年北京冬季オリンピック・スノーボード競技の男子ハーフパイプ決勝]]テレビ中継の実況に対して、日本国内の地上波ではNHKでしか中継が放送されなかったにもかかわらず受賞。</ref><ref>[https://jtame.jp/entertainment/83287/ 新タ悦男TBSアナウンサーがアノンシスト賞グランダプレミオを受賞](『ジェイタメ』[[2022年]][[6月25日]]付記事)</ref><br />(TBSテレビ)<br />[[浅見智]]<br />(IBC岩手放送)<br />[[片野達朗]]<br />(琉球放送)
|古川枝里子(CBC<br />テレビ<ref name="CBC-radio" />)<br />[[吉崎ちひろ]]<br />(青森放送)<br />小川香織<br />(山形放送)
|'''江田亮'''・<br />'''[[榊原悠介]]'''(CBC<br />テレビ<ref name="CBC-radio" />)
|金山泉<br />(毎日放送<ref name="MBS-radio2020" />)<br />田中友英<br />(RKB毎日放送)<br />小川栄一<br />(ラジオ福島)
|'''[[佐藤香]]'''<br />(青森テレビ)<br />[[中川智美]]<br />(和歌山放送)
|[[齊藤初音]]<br />(CBCテレビ<ref>CBCラジオで2021年8月まで放送されていた『[[ことばのたまてばこ]]』における朗読で受賞。</ref>)<br />[[渡辺敬大]]<br />(大分放送)
|大石邦彦<ref>「大石が聞く」(自社制作番組『[[チャント!]]』内の冠コーナー)における[[YouTube]]と連動した調査報道で受賞。</ref><br />(CBCテレビ)
|-
!第48回<br />(2022年度)
|'''坂田周大'''☆<br />(RKB毎日放送)<br />[[松川浩子]]<br />(毎日放送)<br />近江由佳<ref>自身と同じ秋田県の出身で、東京放送→TBSテレビのアナウンサー時代に数々の部門で受賞した後に、2022年度からフリーアナウンサーへ転身した堀井美香は叔母に当たる。</ref><br />(静岡放送)
|'''大吉洋平'''<br />(毎日放送)<br />光山雄一朗<br />(CBCテレビ)<br />本庄麻里子(RKB<br />毎日放送)
|井上雅雄<br />(毎日放送)
|松下香織・<br />小坂憲央<br />(山形放送)
||'''坂田周大'''☆<br />(RKB毎日放送)<br />佐塚崇恭<br />(山形放送)
|'''[[熊崎風斗]]'''<br />(TBSテレビ<ref name="TBS RADIO" />)<br />近藤亨<br />(毎日放送<ref name="MBS-radio2020" />)
||西美香(チューリップ<br />テレビ)<br />石田好伸・奥富亮子・<br />國司憲一郎<br />(RSK山陽放送)<br />山﨑彩奈・佐々木一朗<br />平山未夢・中澤佳子<br />(信越放送)
|[[小沢光葵]]<br />(TBSテレビ)
|CBCテレビ<br/>(アナウンス部)<ref>[[東海学園大学]]で2019年度から年に1回のペースで開講しているコミュニケーション講座への取り組みで受賞。</ref>
|}
 
== 脚注 ==
間もなく革共同では、太田竜や西京司を中心とした[[トロツキスト]]派と黒田や[[本多延嘉]]を中心とした「革命的マルクス主義者グループ」(RMG)が[[トロツキー]]への評価や[[第四インターナショナル]]への合流などを巡り対立を開始。1958年(昭和33年)、太田派が革共同から離脱し日本トロツキスト同志会を結成した(「革共同第一次分裂」)。
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
続いて[[1959年]](昭和34年)初頭に黒田が[[日本民主青年同盟]]の情報を警視庁に売ろうとして未遂に終わっていたことが発覚し(「黒田・大川スパイ問題」)、同年8月の革共同第一回大会で黒田は「スパイ行為という階級的裏切り」を理由に除名された。同時に、残された本多延嘉(後の中核派の指導者)らRMGも黒田の後を追って革共同を離党。黒田とともに「反帝・反スターリン主義」をテーゼとする'''革命的共産主義者同盟全国委員会'''(革共同全国委)を結成した(「革共同第二次分裂」)。黒田は議長、本多は書記長に就任した。さらに革共同全国委は[[共産主義者同盟]](ブント)とその学生組織である社会主義学生同盟(社学同)に対抗する形で独自の学生組織として[[マルクス主義学生同盟]](マル学同)を組織し、60年安保闘争を追い風にして勢力を伸張させた。
 
安保闘争後はブントが闘争の総括を巡り分解していったのとは対照的に組織を維持した。その結果、崩壊していったブントから多数の活動家を革共同全国委に吸収し、組織拡大に成功。ブントから流入した活動家の中には[[清水丈夫]]、[[北小路敏]]、[[陶山健一]]など後の中核派幹部の姿もあった。
 
[[1962年]](昭和37年)6月、[[第6回参議院議員通常選挙]][[全国区制|全国区]]に黒田寛一を革共同全国委公認(マルクス主義青年労働者同盟、全学連推選)の候補として擁立する。選挙スローガンに「米ソ核実験反対」「憲法改悪阻止」「大学管理制度改悪粉砕」「闘う労働者党を創ろう」「帝国主義打倒、ソ連官僚主義打倒」を掲げて組織の総力を挙げて選挙戦を戦ったが、得票数約2万3千票余りで落選した。[[右翼団体]]の[[大日本愛国党]]総裁の[[赤尾敏]]が、同選挙において12万票余りを獲得したのと比べれば、惨敗であった。これが、「中核派」と「革マル派」に分裂する以前の革共同全国委の最大の闘争となった。
 
=== 誕生 ===
[[1962年]](昭和37年)9月、第三回革共同全国委総会(いわゆる「三全総」)が開かれ、党建設方式や労働運動戦術を巡り、本多派と黒田派が対立した。対立は組織を二分する大論争に発展。三全総から半年後の[[1963年]](昭和38年)4月、ついに革共同全国委の議長[[黒田寛一]]や副議長[[松崎明]]らが脱党し、革共同全国委から分離する形で[[日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派]](革マル派)を結成した。中核派と革マル派の誕生である(革共同第三次分裂)。なお中核派の名称であるが、本多派が全国委政治局の多数を握ったことから、引き続き正式名称は「革共同全国委」のままとなった。しかし、学生組織[[マルクス主義学生同盟]]の多数は黒田についたために、学生組織は新設されることになり、機関紙名の「中核」から、マルクス主義学生同盟中核派と名づけられたことから、上部組織の革共同全国委も「中核派」と通称されるようになり、革共同全国委も「中核派」という通称を受け入れた。
 
[[1965年]](昭和40年)には、参院選の全国区に関西地方委員会副議長の浜野哲夫(池内史郎)が中核派・[[三菱重工業長崎造船所|長崎造船]]社会主義研究会・[[共産主義者同盟]]マルクス主義戦線派(マル戦派)3派の統一候補として、「社会主義労働者戦線」公認で出馬し、約2万8千票を獲得し落選した(後に除名)。
 
=== 70年安保・沖縄闘争 ===
[[1960年代]]後半から激しさを増していった[[ベトナム戦争]]に対して世界的な[[反戦運動]]が高まる中で、一貫して[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の政策を支持していた当時の[[内閣総理大臣]]・[[佐藤栄作]]が[[1967年]](昭和42年)[[10月8日]]に、[[ベトナム共和国|南ベトナム]]を訪問するために[[東京国際空港|羽田空港]]に向かったとき、これを阻止しようとして集まった三派全学連(中核派、ブント、[[社青同解放派]]系自治会で構成する全学連)や反戦青年委員会が初めて[[ヘルメット]]と角材で「武装」して、[[日本の警察|警察]]の[[機動隊]]を突破しようとした。この事件以降、急進的な学生や青年労働者は[[1968年]](昭和43年)1月の[[佐世保基地 (アメリカ海軍)|佐世保基地]]における[[原子力空母]][[エンタープライズ (CVN-65)|エンタープライズ]][[佐世保エンタープライズ寄港阻止闘争|寄港阻止闘争]]や同年の10.21[[国際反戦デー]]闘争([[新宿騒乱]])など、「ベトナム反戦-日本の参戦国化阻止」を掲げて激しい街頭闘争を繰り広げることになる。中核派はこれらの闘争を70年安保の前哨戦とし「激動の7ヶ月」と呼称して全力突入、その動員力、戦闘性において群を抜く存在だった。
 
また同時期、[[学生運動]]では当時世界的に広がったステューデント・パワーが、[[東京大学|東大]]、[[日本大学|日大]]をはじめ日本全国の[[大学]]にも波及し、全学ストライキとバリケード封鎖の嵐が巻き起こった。それは既成自治会を飛び越えて作られた[[全学共闘会議]]が主導することが多く、この時期の学生運動は「全共闘運動」とも呼称される。中核派も含む新左翼諸党派は、この「学生反乱」を「70年安保闘争」と一体のものとして参画していく。
 
警察の取り締まりによって組織が消耗した結果、[[1970年]](昭和45年)6月の安保条約自動延長に際してはゲバルト=街頭実力闘争を手控えた中核派だが、戦闘力の回復した71年にはふたたび激しい街頭闘争を展開することになる。[[三里塚闘争]]における3月、7月、9月の[[行政代執行]](強制代執行)において、他の新左翼党派同様に中核派も組織を挙げて現地闘争に参加した。
 
また、同時期に[[沖縄返還]]闘争(中核派のスローガンは「沖縄奪還」)にも熱心に取り組み10.21国際反戦デー、大坂正明が中村常雄巡査を殺害した[[渋谷暴動事件]]、[[松本楼]]を放火し、[[警備員]]を殺害した日比谷暴動事件を起こす。これらの事件は、「[[日本帝国主義]]はすでに[[政治]]的には崩壊状態であり、機動隊によってかろうじて維持されている'''機動隊国家'''である」という情勢認識から「機動隊せん滅」という[[日本の警察官|警察官]]の殺傷そのものを目的としたスローガンが公然と掲げられた。この一連の「沖縄決戦」において中核派は大量の[[逮捕]]者を出したが、[[1968年]](昭和43年)の時期と比べると大衆的な広がりをもったとは言えず政治的な成果は乏しいものだった。また、革マル派の武装襲撃とそれに対する報復もこの時期に激しさを増し、70年安保・沖縄闘争における敗北感と路線喪失が次の時期の「内ゲバの季節」につながっていく。
 
=== 内ゲバの激化 ===
70年安保闘争期、中核派を始めとする多くの新左翼党派は街頭実力闘争に熱心に取り組んだ。それに対して、組織の維持拡大を重視する革マル派は大学自治会の支配権獲得に力を注ぎ、街頭実力闘争を「権力に対する挑発行為」と批判。さらに[[東大闘争]]において[[1969年]](昭和44年)[[1月]]の機動隊導入の直前に「敵前逃亡」し、革マル派は完全に孤立した。そこで革マル派は「暴力的党派闘争による他党派解体と勢力拡大」を目指す路線を取り、民主青年同盟ならびに全ての新左翼、さらにはノン[[セクト]]に対してまで暴力的襲撃をはじめた。とりわけ、新左翼党派で同じく最大級の規模を持つ中核派と解放派に対しては激しく行われた。中核派は街頭実力闘争による大量逮捕で組織を弱体化させていたので、この攻撃で一時大きなダメージを受ける。これに対して中核派と解放派は組織を「軍隊化」させ、暴力的報復を開始。この中核派・解放派と革マル派の「内ゲバ」は、互いの組織壊滅を目的とした、凄惨な「殺し合い」へとエスカレートしていくことになる。血で血を洗うこれらの内ゲバは学生運動を弱体化させ、大衆が新左翼から離れてゆく大きな原因の一つとなった。
 
[[1975年]](昭和50年)[[3月14日]]、中核派の最高指導者だった本多延嘉が[[日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派|革マル派]]の構成員によって殺害された。この「最高指導者の暗殺」という事態に中核派は革マル派幹部である「[[黒田寛一]]、[[松崎明]]、土門肇の革命的処刑」を宣言し、凄まじい報復を行った。しかし、現在に至るまで3氏の「革命的処刑」は実現していない(黒田は2006年に、松崎は2010年にそれぞれ病死。中核派は黒田の死について「恥多き死を強制した」と称している)。
 
中核派の「軍事部門」を指揮してきた清水丈夫がまとめた統計によると「73年9.21以来の中核派の対革マル派『赤色テロ』は件数で436戦闘、『完全殲滅』(死亡)43人、そのうち、75年3.14(革マル派による本多殺害)以後の革マル派の死亡は31人」。革マル派と解放派の抗争の死者を併せて「内ゲバ戦争」は百名近くの死者を出した。
 
被害は両派とは関係のない一般人にまで及んでいる。1974年(昭和49年)2月6日に[[琉球大学]]構内で中核派が革マル派と誤認して無関係な一般学生を殺害するなど、中核派は一般人を革マル派と間違って襲撃する「誤爆」事件を複数起こしている。このような一般人の巻き添えについては、中核派はそもそも誤爆であると認めておらず、したがってこれまでのところ被害者に対する謝罪などはほとんど行われていない(例外として、[[在日朝鮮人]]の女性を負傷させた際に、[[在日本大韓民国民団]]と[[在日本朝鮮人総聯合会]](朝鮮総連)による組織的な抗議を受けて謝罪を表明した事がある)。
 
80年代に入ると、[[三里塚闘争]]([[成田空港問題]])で、「一坪再共有化運動」の是非をめぐって[[三里塚芝山連合空港反対同盟]]内部での対立が激化し反対・賛成両派が分裂した。共有化運動を推進したのは「熱田派」と呼ばれ、[[日本革命的共産主義者同盟(第四インターナショナル日本支部)|第四インター統一書記局派]]らが支持。共有化運動を「土地の売り渡し」「金儲け運動」として反対したのは「北原派」で、中核派・革労協狭間派らが支持した。反対同盟内部の対立はそれぞれの支援党派の対立に発展してゆく。中核派は、第四インター派を「公団に土地を売り渡そうとする新しい型の反革命」と規定した。
 
そして1984年(昭和59年)1月、全国一斉に五箇所の第四インター派メンバー宅を襲撃、7月にふたたび一斉に三箇所の第四インター派メンバー宅を襲撃した。これらのテロによって8人が重傷を負い、その内一人は頭蓋骨陥没、一人が片足切断の重傷となった。『前進』紙上でこのテロの「戦果」を発表した際には(同年1月23日付1169号と同年7月23日付1195号)、襲撃した第四インター派メンバーの本名と職場、そして地番までの[[住所]]を掲載した。さらに中核派は、第四インター派のメンバーや「熱田派」所属の空港反対派農家、あるいは「一坪共有者」の自宅や勤務先に押しかけたり、脅迫電話を掛けて「次はお前だ」などと組織的に恫喝を展開した。また、成田現地闘争の際に、熱田派所属の農家や1987年(昭和62年)に北原派から離脱した小川派の農家の軒先で、名指しで「脱落派○○を粉砕するぞ」とシュプレヒコールをあげるなどした。ところが1988年(昭和63年)に中核派は「脱落派の再共有化に応じた人びとを含む全国千二百人の一坪共有者に訴える。その権利を絶対に守り抜くことは人民の正義であり、三里塚闘争勝利のために不可欠である」と、「一坪再共有化運動」に対する態度をそれまでの総括なく180度転換した。ただし、第四インター派へのテロや非北原派の反対派農家への恫喝について謝罪はしていない。ただし「中央派」と決別した[[革命的共産主義者同盟再建協議会]](いわゆる「関西派」、「中央派」は「塩川一派」と呼称)が2009年(平成21年)に第四インターへのテロについて、「革命軍戦闘という方法での軍事的せん滅戦は、明らかな誤りであった」と「階級全体」に自己批判するとしているが、第四インターや被害者への謝罪はしていない。
 
第四インターへのこうした[[内ゲバ]]に対しては、被害を受けた第四インターからはもちろんのこと、外部からも批判が集中した。のちに中核派を離脱した[[小西誠]]によると中核派組織内においてすら批判的な声は少なくなかったが、指導部の「批判するものは組織を去れ」という統制によって中核派内部の批判が公然化することはなかったという。この第四インターへの内ゲバは、それまで新左翼各党派や各種の大衆運動界隈の一部に存在していた中核派への好意的空気、同情的空気を決定的に失わせた。また、三里塚闘争の分裂は各種の大衆運動の分裂へと波及し、中核派はいくつかの大衆運動から革マル派とともに排除される傾向が強まることになった。当時の中核派は統一戦線より独自路線による運動展開を優先した側面もある。
 
=== テロ・ゲリラ闘争の激発 ===
全共闘運動当時のような大衆的な拡大・勢いを失った中核派は、その後、80年代に入って[[ゲリラ闘争]]にその活路を見出し、数々の[[テロリズム|テロ]]に明け暮れていくようになった。同派の非公然組織「革命軍(秘密部隊)」はこれまでに、[[建設省]](現・[[国土交通省]])幹部宅や[[新東京国際空港公団]](現・[[成田国際空港株式会社]])幹部職員宅などに対する放火・放火未遂ゲリラ事件、同派を批判した人々の言論を封殺するための[[脅迫]]事件を数十回も引き起こした。また、同派が敵とみなした人々の住所等の個人情報や弱みを調べ上げ、「シェア・拡散」と称して不特定多数の人々に対し流出させて無用の紛議を煽り、事業を続けることができないようにしたり、精神的なプレッシャーをかけて中核派の要求を呑ませるという嫌がらせ問題を起こした。また、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]本部や空港施設などを狙った[[火炎瓶]]や[[火炎放射器]]を用いた放火ゲリラ事件、[[警察署]]襲撃事件、[[捜査]]を逆恨みしての警察官居宅への放火ゲリラ事件、[[国電同時多発ゲリラ事件]]など、150件を超える事件を引き起こしている。
 
[[1985年]](昭和60年)頃からは圧力釜爆弾・時限発火装置の製造や、飛距離が数キロメートルに及ぶ[[迫撃弾]]・[[ロケット砲]]も使用するようになった。1985年(昭和60年)10月20日には[[革労協]]などと共に[[10.20成田現地闘争]]で[[機動隊]]との大規模な衝突事件を引き起こし、翌86年の東京サミットでは、成田空港と[[迎賓館]]に向けて迫撃弾と飛翔弾([[ロケット弾]])を発射する事件、放火事件、[[皇居]]の爆破未遂事件を引き起こした。
 
1988年(昭和63年)9月21日には、千葉市内の路上で、当時千葉県[[収用委員会]]会長で[[弁護士]]の小川彰を襲撃している([[千葉県収用委員会会長襲撃事件]])。小川弁護士は全身を革命軍から[[鉄パイプ]]で殴られ、両足と左腕を骨折するという重傷を負った(小川弁護士は2003年〈平成15年〉7月にこのテロの後遺症を苦に[[自殺]]する)。このテロに中核派は犯行声明を出し、「収用委員会解体闘争」と称して「電話と手紙を集中せよ」として、他の収用委員全員の[[住所]]と[[電話番号]]を機関紙『前進』に掲載した。中核派は収用委員およびその親族に対し大量の脅迫状と脅迫電話を送りつける手口で「[[家族]]ごと殺す」などと[[脅迫]]を行い、その結果翌月ついには収用委員全員が辞任する事態となる(千葉県収用委員会は2004年/平成16年に再建された)。
 
中核派による闘争が最も激しかったのは、[[昭和天皇]][[崩御]]と[[明仁|今上天皇]]の即位に関連して、[[1989年]](昭和64年 / 平成元年)から約2年間の「天皇決戦」であった。中核派は、「[[大嘗祭]]粉砕」と称して、「一切が軍事的決着として帰結する死闘戦」を行うことを宣言。[[大山祇神社]]や[[秋田県護国神社]]等の旧[[日本軍]]の[[軍事史|戦史]]に繋がる神社や、[[三千院]]・[[仁和寺]]・青蓮院など[[皇室]]とゆかりの深い[[寺社|神社仏閣]]に対する[[器物損壊罪|器物損壊]]・放火事件を起こした「[[京都寺社等同時放火事件]]」を皮切りに、[[伊勢神宮]]に対する迫撃弾発射未遂事件・伊勢神宮爆破未遂事件、[[常陸宮正仁親王|常陸宮さま]]襲撃未遂事件、[[往来を妨害する罪|往来妨害]]事件、行政対象暴力事件、企業恫喝事件、[[新幹線]]線路爆破未遂事件、[[造船所]]放火事件、成田空港襲撃未遂事件、成田空港公団関係者脅迫事件、成田空港行き[[京成電鉄]]列車への放火事件など、実に124件ものテロ・ゲリラ事件を引き起こした。
 
これらの中核派による「ゲリラ闘争」に関連して、複数のゲリラ事件で一般人の巻き添えと犠牲者を出している。1975年(昭和50年)9月4日、中核派活動家が横須賀緑荘アジトで爆弾を製造しているところ、誤って爆発させ、同アパート住人2名が死亡(中核派活動家も3名死亡)した([[横須賀緑荘誤爆事件]])。1983年(昭和58年)6月7日には千葉県[[四街道市]]の成田空港関連の[[ジェット燃料|航空燃料]]用[[パイプライン]]敷設工事現場の飯場に放火して労働者2名を焼死させている。1984年(昭和59年)10月1日には、[[佐原市]]にある成田用水事業の請負業者社長宅を放火。社長宅のほかに成田空港問題とは無関係の近接した住宅2棟も全焼させた。これらの「ゲリラ闘争」における一般人の巻き添えについて、中核派は未だ一つとして被害者遺族らに謝罪も賠償もしていない。
 
対立党派で宿敵である革マル派との内ゲバも、1980年代に入ると両派ともに組織が「内ゲバ戦争」によって疲弊化したことで徐々に小康化していったが、国鉄分割民営化をめぐる過程で、革マル派同盟員と目されていた[[国鉄動力車労働組合]]や真国鉄労働組合(真国労)、[[全日本鉄道労働組合総連合会|JR総連]]の活動家を襲撃するなどした。また、かつて革マル派が行ってきたような、大学構内から他党派やノン[[セクト]]の[[政治活動家|活動家]]を[[暴力]]的に排除する「党派による恐怖支配」を中核派も[[法政大学]]、[[京都大学]]をはじめ、各地の大学で強めることになる。
 
=== 「5月テーゼ」と近年の動向 ===
テロ・ゲリラ闘争は、大衆からまったく支持されなかったばかりか、[[日本の警察|警察]]からの厳しい取り締まりと、運動の孤立化を強める結果となった。さらに無謀な非公然活動重視、武装闘争路線によって組織が著しく疲弊し、通常の活動もままならなくなる事態となった。そのために、1990年代以後の中核派ではテロ・ゲリラなどの[[武装闘争]]を控えて組織拡大に重点を置き、[[市民活動|市民運動]]や[[労働組合]]への浸透を図る合法的な戦術を採っている。これは[[1991年]](平成3年)に中核派が「将来の革命情勢に備えて、テロ・ゲリラ戦術を行う技術力を堅持しつつも、当面は武装闘争を控え、大衆闘争を基軸に党建設を重視する」との方針を決めた「五月テーゼ」(03年以降は「新指導路線」と呼んでいる)に基づいた戦術である。ここで注意しなければいけないのは、組織拡大とは単に同派の同盟員を増やすことだけではなく、同派と関連がある労組・団体(影響の程度は団体によってかなり異なる)の拡大や設立、かつてはほとんど関係がなかった団体との交流による影響力拡大も含まれることである。
 
労働運動の分野では自治体、郵政、教育、JRを「四大産別」として、労組への影響力拡大を図っている。その一環として、毎年11月頃に「全国労働者総決起集会」を東京で開催しており、2009年(平成21年)に行なわれた「11.1全国労働者総決起集会」では2300人(警察発表)を動員した<ref>[http://www.moj.go.jp/psia/kouan_naigai_naigai22_naigai22-00.html 公安調査庁「内外情勢の回顧と展望(平成22年1月)」]</ref>。
 
[[歴史教科書問題]]では、2005年(平成17年)、[[新しい歴史教科書をつくる会]]が執筆した[[扶桑社]]発行の [[教科書]]採択反対運動に積極的に介入し、[[東京都]][[杉並区]]などで激しい反対運動を起こしている。
 
東京都杉並区、[[千葉県]][[勝浦市]]、[[大阪府]][[泉佐野市]]・[[高槻市]]・[[八尾市]]、[[沖縄県]][[名護市]]・[[読谷村]]・[[北中城村]]などの議会には中核派系の議員がおり、議会への進出度は[[日本労働党]]と並び、[[日本の新左翼]]の中では屈指(かつては[[神奈川県]][[相模原市]]、[[静岡県]]、大阪府[[東大阪市]]などにも議員がいた)。[[東京都知事選挙|東京都知事選]]で[[青島幸男]]、国政選挙で[[社会民主党 (日本 1996-)|社会民主党]](個人では[[大田昌秀]]ら)、中核派系政治団体「都政を革新する会」の[[長谷川英憲]]を支援した。長谷川は、[[1989年]](平成元年)の[[1989年東京都議会議員選挙|東京都議選]]で当選しており、これは新左翼では史上初の都道府県議員であった。2013年には[[無所属]]([[生活の党と山本太郎となかまたち|生活の党]]、社民党、[[緑の党グリーンズジャパン]]、[[新社会党]]支援)の[[山本太郎]]と社民党の[[山城博治]]の支援を訴え、山本が当選している。
 
現在、「[[原子力撤廃|脱原発]]」運動および「震災がれき受け入れ反対」運動への介入を通じて市井の[[市民]]や学生をオルグしている。学生団体「NAZEN」(正式名称:すべての原発いますぐなくそう!全国会議)が中核派の窓口である。NAZEN代表は「全学連」議長の織田陽介。
 
[[2014年東京都知事選挙]]では鈴木達夫を支持。公式サイトでも動向を報じ続けた<ref>[http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/2014/02/post-2184.html 鈴木候補都知事選 安倍・ファシストぶっ飛ばし革命のうねり始まる]「前進」速報版 2014年2月7日</ref>が、鈴木は落選した(16人中8位)。
 
[[2010年代]]の闘争方針として、中核派政治局は「国鉄闘争」・「改憲阻止・反原発闘争」・「革命的選挙闘争」の三本柱で行うことを機関紙上で表明している<ref>[http://www.zenshin.org/zh/f-kiji/2014/08/f26430701.html 8・17大集会から「11月」へ 大恐慌、新自由主義の崩壊、虐殺・破壊・戦争の危機を世界革命へと転化しよう 革命的共産主義者同盟政治局]「前進」公式サイト 2014年8月4日 第2643号</ref>。とりわけ、杉並区での選挙や東京都知事選挙など、2010年代の中核派は選挙闘争に力を注いでいる情勢である<ref>[http://www.zenshin.org/zh/f-kiji/2014/07/f26390102.html 北島候補堂々の4332票 闘う労組拠点建設へ大前進]「前進」公式サイト 2014年7月7日 第2639号</ref>。
 
[[2014年]](平成26年)12月の[[第47回衆議院議員総選挙]]に鈴木達夫が無所属候補として出馬。中核派は機関紙等で鈴木の動向を大きく報じ続け、また、選挙区で大規模な選挙運動を展開したが、最下位で落選した。
 
=== 第六回全国大会 ===
[[2001年]](平成13年)前半に「第六回全国大会」を開催したが、その内実は、政治局が代議員を指名するという非民主的なものであった。このような非民主的な運営に嫌気がさして離党したものもいる。
 
「第六回全国大会」では、黒田寛一の主張する哲学(いわゆる「黒田哲学」)の徹底批判がおこなわれ、革マル派に対する「勝利宣言」が出された。また、中核派批判を行なっていた白井朗元政治局員への「粉砕」宣言がなされた(白井朗は翌年の2002年/平成14年12月、中核派によって襲撃される)。革共同再建協は、白井朗への組織的なテロを謝罪する声明を発表した。
 
=== 「党の革命」と内部の分裂・確執 ===
1997年(平成9年)以降、中核派の指導体制は議長:[[清水丈夫]]、副議長:[[中野洋]](安田)、書記長:天田三紀夫として確立された。しかし、清水丈夫による党内の独裁体制、中野洋による労働運動重視(実際は動労千葉至上主義)の指導方針について党内で次第に対立が生じた。
 
2006年(平成18年)「関西委員会指導部の腐敗、堕落」を訴えて関西を中心とする党員の一部が「決起」(3・14決起)、関西地方委員会の議長であった与田を追放し、指導部に対して自己批判、路線の転換を求めた。これら内部の動きについて指導部は、クーデターである、と判断し、統制を行おうとしたものの逆に内部の強い反発を招いた。これをきっかけに、党組織は「動労千葉派」を自称し労組内での主導権を重視する清水議長、中野(安田)副議長を中心とした「労働戦線派」(または「中央派」もしくは「安田・中野派」)と、これまでの路線を踏襲し各方面での大衆運動に関わることを重視する関西地方委員会中心の「諸戦線派」(いわゆる「関西派」、「中央派」は「塩川派(塩川一派)」と呼称)へと分裂していく。その過程で、九州を中心とした平田派(その中心は元政治局員の永瀬か)も離脱した。さらに、全国各地で「反中央派」とされた党員に除名などの処分が行なわれた。これらの一連の動きを、中央派は「党の革命」と呼称している。
 
これら両派の対立の背景には急激な路線転換の際に切り捨てられた「革命軍」の兵士たちの処遇をめぐる確執があるものとの推測もある。2006年(平成18年)に現役杉並区議2名も、議会闘争方針の対立から中核派の政治団体「都政を革新する会」から離脱(のちに中核派から除名処分)し、「無所属区民派」を結成した。さらには運動の進め方を労働戦線に集中して、部落解放闘争を労働戦線の付随とするような運動方針をめぐって、これまで共闘関係にあった[[部落解放同盟全国連合会]](全国連)とも関係が悪化し、2008年(平成20年)2月には全国連から「広島差別事件」として糾弾を受ける立場になった。中核派はこの問題において、糾弾を受けた2月時点では沈黙していたが、4月になって全国連を「塩川一派」と規定して、「広島差別事件はデッチ上げだ」などと機関紙で公然と批判し始め、公式サイトから全国連サイトへのリンクを削除した。対する全国連側も中核派との「関係断絶」を宣言したほか、2009年(平成21年)11月には中核派と共闘関係を維持している「西郡支部」(大阪)、「杉並支部」(東京)、「品川支部」(同)の3支部に対し、「支部承認の取り消し」などといった「統制処分」を通告するなど、両者の関係は断絶状態となっている(のちに「西郡支部」などは、2013年(平成25年)7月に新組織「全国水平同盟」を立ち上げた)。更に杉並では都革新と無所属区民派の間で裁判沙汰となっており、対立が広がっている。
 
前進社関西支社を拠点として、中央派に対抗して革共同関西地方委員会は機関紙『革共同通信』、理論誌『展望』を発行し執行部批判などを行っていたが、2008年(平成20年)5月に反中央派が結集し革命的共産主義者同盟再建協議会を結成、その後2009年(平成21年)以降機関紙名を『未来』へ改題した。従来はその主張について中央派批判を中心としていたが、現在では独自の運動方針を積極的に進めるようになっており、関西で活動している他の新左翼グループ、特にブント系の組織などに接近して共闘関係を組むよう模索している。その過程で[[1984年]](昭和59年)の第四インターに対するテロルについての「自己批判文書」が発表された。ただし、この自己批判は「内ゲバ」そのものを否定したものではないうえ、政治的思惑の産物とも見られており、旧第四インター各派は反発する姿勢を見せている。
 
== 中核派の労働運動 ==
中核派は創世期は学生中心であったが、[[1960年代]]末に中核派系の[[反戦青年委員会]]の[[労働者]]が続々と街頭武装闘争に参加するようになった。以降、「[[窮民革命論]]」の大義名分のもとに沖縄闘争や三里塚闘争、狭山闘争などの闘いに労働者が決起した。また[[1970年代]]の対革マル戦、[[1980年代]]の[[ゲリラ闘争]]においても労働者が革命軍の武闘を支えた。[[1990年代]]のゲリラ戦から[[労働運動]]への転換によって「4大産別」での闘いが重要視されるようになり、[[2000年代]]の「階級的労働運動路線」からは4大産別だけではなく、あらゆる業種の職場での闘いも重要視されるようになっている。2000年代後半からは、「4大産別」に医療・福祉と非正規などを軸とする産別闘争が加わり、「6大産別」と呼ばれるようになった。
 
[[公安調査庁]]からは、中核派が傘下大衆団体を隠れ蓑として[[労働組合]]などへの浸透を強化させており、[[武装闘争]]路線を堅持しながら組織拡大に向けた取組を継続・強化させていると指摘されている<ref>[http://www.moj.go.jp/psia/kouan_naigai_naigai18_naigai18-00.html 公安調査庁「内外情勢の回顧と展望(平成18年1月)」]</ref>。
 
=== 4大産別(6大産別)===
* [[日本国有鉄道|国鉄]]([[JR]])
* [[日本郵政グループ労働組合|全逓]](郵政)
* 教労
* 自治体
* 医療・福祉
* 合同労組
 
=== 支持・共闘関係の労働組織 ===
* [[国鉄千葉動力車労働組合]](動労千葉) 「中核派労働運動の精華」あるいは「世界革命の司令塔」「[[新自由主義]]に打ち勝っている世界で唯一の労組」などと自称し、「階級的労働運動路線のもとすべての労働者は動労千葉のように闘おう」と呼びかけている。動労千葉の委員長だった中野洋は中核派の副議長であり同派の実質的な最高指導者と目されていた。現委員長の田中康宏も政治局員の一人といわれている。
* 国鉄水戸動力車労働組合(動労水戸)
* 国鉄西日本動力車労働組合(動労西日本)
* 国鉄高崎動力車連帯労働組合(動労連帯高崎)
* 全国労働組合交流センター(中核派系の[[ナショナルセンター]]。各地に支部がある)
* [[国労闘争団]]
 
== 学生運動 ==
中核派の学生政治組織として、「マルクス主義学生同盟・中核派(マル学同中核派)」がある。学生大衆組織には[[全日本学生自治会総連合]](全学連)がある(いわゆる中核派全学連)。過去から現在、中核派の学籍者がいるとされている[[大学]]は以下の通り。
 
* [[東北大学]]<ref>[https://www.tohoku.ac.jp/japanese/studentinfo/studentlife/07/studentlife0702/news58.pdf 「学生自治会費」等は、 支払う必要ありません! - 東北大学]</ref>
* [[富山大学]]<ref>[http://www.zenshin.org/zh/f-kiji/2014/03/f26240401.html 自治会の力で安倍を倒せ、監獄大学=富山大を解放し全学生の手に取り戻すぞ-マル学同中核派・富山大学支部]『前進』2624号</ref>
* [[広島大学]]<ref>[http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/f-kiji/2013/03/257751.html 闘う広大自治会の再建を-福島の怒りと固く結合し広大を反原発・反核の砦に-マル学同中核派・広島大学支部]『前進』2577号</ref>
* [[弘前大学]]<ref>[http://blog.nazen.info/?eid=199 NAZEN-青森1日目★弘前大学で署名集めました★新入生がいっぱい☆]</ref>
* [[福島大学]]<ref>[http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/f-kiji/2012/10/255751.html 中核派・福島大支部のアピール-キャンパスから御用学者追放し学生の力で原発翼賛大学変える]『前進』2557号</ref>
* [[法政大学]]
* [[岡山大学]]<ref>[http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/f-kiji/2013/07/259361.html  青年・学生を先頭に8・6ヒロシマ行動へ-NAZEN岡山事務局-内藤大一]『前進』2593号</ref>
* [[京都大学]]<ref>[http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/f-kiji/2014/01/261652.html 京大の「大学改革」を粉砕し安倍-葛西-松本総長打倒へ]『前進』2616号</ref>
 
=== 法政大学 ===
{{See also|法政大学文化連盟}}
2006年(平成18年)3月14日、法政大学「当局」の立て看板撤去に抗議していた中核派活動家など29人(内法大生など大学関係者は5人)が[[住居侵入罪|建造物侵入]]と[[信用毀損罪・業務妨害罪|威力業務妨害]]の容疑で[[逮捕]]された。逮捕時には約200人の[[公安警察]]が動員された。中核派はこの事件を「2006・3・14法政大学弾圧事件」と称し強く反発した。25日には29人全員が[[保釈|釈放]]され、そのうち法大生であった5人には停学や退学処分が下された。その後、処分生5人や法政大学無関係者も含む逮捕者を中心に「3・14法大弾圧を許さない法大生の会」という団体をつくり、学内外で抗議活動を現在も行っている。大学側は[[警備員]]を常駐させるなどして対処している。2006年(平成18年)と2007年(平成19年)中に停学学生に対して無期限停学や退学など追加処分が下され、(大学無関係者含めて)逮捕者は40名を超えている。
 
2007年(平成19年)4月27日、退学処分に対する中核派などのデモ中、中核派全学連活動家の学生ら2名が大学職員への[[暴行罪|暴行]]容疑で逮捕された。しかし、デモに参加した[[外山恒一]]によると、逮捕は「[[転び公妨]]」の変形で、職員が事前の打ち合わせ通り首を絞められたと騒ぎ立て、逮捕の口実にしたという<ref>[http://ameblo.jp/toyamakoichi/entry-10239460990.html 2009年04月09日(木) 16時54分02秒 今どき政治犯など珍しくもない]</ref>。
 
2009年(平成21年)4月24日、[[東京地方裁判所|東京地裁]]による「情宣活動禁止等仮処分命令」、大学側による処分発令などに対する中核派らによる抗議集会とデモにおいて、中核派全学連活動家の学生ら6人が[[公務の執行を妨害する罪|公務執行妨害]]などの容疑で逮捕(集会中に5人、デモ後に[[警察署]]前で行われた抗議行動で1人)された。
 
2011年(平成23年)、[[福島第一原子力発電所事故]]をうけて、[[原子力撤廃|脱原発]]を目指すことを標榜する学生団体「NAZEN」を創設。福島県を中心に、全国各地の大学で脱原発を志向する学生を「[[オルグ (社会運動)|オルグ]]」している。代表は全学連委員長・織田陽介である<ref>[http://www.youtube.com/watch?v=pqZbuQ4fCAI NAZEN すべての原発いますぐなくそう!全国会議]</ref>。
 
== 諸戦線 ==
=== 支持・共闘関係の大衆組織 ===
* [[三里塚・芝山連合空港反対同盟]](北原派)
* 杉並親の会
* [[全国部落青年戦闘同志会]]
* [[都政を革新する会]](都革新)
* [[部落解放同盟全国連合会]](現在は「差別問題」などを理由とした対立により一部の支部を除いては中央派との関係が事実上断絶している。)
* 全国水平同盟(部落解放同盟全国連合会の西郡支部などが、全国連から離脱、設立)
* [[国鉄千葉動力車労働組合]](千葉動労)
* 被爆者青年同盟
* [[百万人署名運動]]
* 婦人民主クラブ全国協議会
* 青年アジア研究会
 
== 中核派用語集 ==
* [[10月8日|10・8(じっぱち)]]=中核派が初めて武装闘争を行った1967年(昭和42年)の[[羽田事件|羽田闘争]]のこと。その闘いは「10・8精神」として称揚されている。
* MWL=[[マルクス主義青年労働者同盟]](マル青労同)
* MSL=[[マルクス主義学生同盟]](マル学同)
* NC=革命的共産主義者同盟全国委員会
* SOB=学生組織委員会
* WOB=労働者中央組織委員会
 
== 年表 ==
* [[1956年]](昭和31年)
** 10月 [[ハンガリー動乱|ハンガリー革命]]が[[ソビエト連邦|ソ連]]によって[[弾圧]]。反乱したハンガリー労働者を支持する[[反スターリン主義]]運動が始まる。
* [[1957年]](昭和32年)
** 1月 黒田寛一や太田竜らを中心として、日本トロツキスト連盟が結成される。
** 12月 名称を、日本トロツキスト連盟から、[[革命的共産主義者同盟 (日本)|革命的共産主義者同盟]](革共同)に改称。
** 太田らが中心の[[トロツキズム|トロツキー派]]と、反スターリン派の黒田寛一・本多延嘉ら「革命的マルクス主義者グループ」(RMG)が対立していく。
* [[1958年]]
** 7月 太田派が革共同から離脱し、日本トロツキスト同志会を結成(革共同第一次分裂)。
* [[1959年]](昭和34年)
** 8月 日本民主青年同盟の情報を[[警視庁]]に売ろうとしていたことを理由に、黒田が革共同から除名される。その後を追うように、本多延嘉らRMGのメンバーも革共同から離脱。[[反帝国主義・反スターリン主義]]の基本戦略を掲げて、革命的共産主義者同盟全国委員会(革共同全国委)が結成される(革共同第二次分裂)。
* [[1960年]](昭和35年)
** 4月 マル学同(革共同の学生組織)結成。
** 6月 安保闘争
* [[1961年]](昭和36年)
** 3月 分裂したブント([[共産主義者同盟]])の半数が革共同へ移行する。中核派これをもって新左翼は革命的に統一されたとする。
** 4月 全学連第17回大会。[[覇権|ヘゲモニー]]をめぐりマル学同と「つるや連合」(ブント・[[社青同解放派]])などが衝突。マル学同は角材で武装して突撃。
* [[1962年]](昭和37年)
** 6月 [[第6回参議院議員通常選挙]]に黒田寛一が出馬するも、落選。
** 9月 [[議長]]・黒田寛一派と[[書記長]]・本多延嘉派の対立が表面化する。
** 9月 革共同第3回全国委員会総会(3全総)。社会党・共産党をのりこえて階級闘争を戦闘的に推進していくことを確認。議長・黒田寛一派と書記長・本多延嘉派の対立が表面化する。
**10月末 政治局内の本多延嘉が「本多フラクション(本多、野島、陶山、北川、白井)」を発足。
* [[1963年]](昭和38年)
** 4月 黒田派が脱党して[[日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派|革マル派]]を結成。執行部を抑えた本多派は中核派を形成する(革共同第三次分裂])。<br />中核派はブント、解放派、[[構造改革]]派(構改派)と連合4派を組み、全学連を独占する革マル派と対抗していく。
** 9月13日 「清水谷公園乱闘事件」―中核派ら連合4派250名が集会しているところへ、革マル派150名が押しかけ、角材で乱闘。
* [[1964年]](昭和39年)
** 7月2日 「早大殴り込み事件」―革マル派の拠点である早大に、中核派、解放派、構改派の3派が殴り込み。投石、角材で渡り合う。
** 7月 全学連第20回大会。会場を占拠する革マル派に対し、中核派130名がスクラムを組んで突入し激突。
* [[1965年]] (昭和40年)
** 連合4派から構改派が抜け落ちた中核派、社学同、解放派が三派都学連を結成。
** 日韓闘争([[日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約|日韓条約]]締結反対闘争)。学生運動の復活が始まる。
* [[1966年]](昭和41年)
** 革共同第3回全国大会―安保粉砕・[[日本帝国主義]]打倒の基本路線をうちだす。そのもとで[[安保闘争|70年安保]]・沖縄闘争に突入していく。
* [[1967年]](昭和42年)
** 10月20日 [[羽田事件#第一次羽田事件|10・8羽田闘争]]。[[佐藤栄作|佐藤]][[内閣総理大臣|首相]](当時)の南ベトナム訪問阻止闘争。三派全学連を構成する中核派はヘルメットと角材で武装して弁天橋で[[機動隊]]と激突。この闘いで中核派学生・[[山崎博昭]]が死亡。
** 11月[[羽田事件#第二次羽田事件|第二次羽田闘争]]
* [[1968年]](昭和43年)
** 1月 [[佐世保エンタープライズ寄港阻止闘争|米原子力空母エンタープライズ佐世保寄港阻止闘争]]。[[佐世保市]]民の支持を得る。
** 2月 - 王子闘争。[[市民]]が闘いに加勢する。3月28日のデモで49人が基地内に突入。
** 10月21日 [[新宿騒乱|10・21国際反戦デー]]。都内各地で諸セクトが決起する中、中核派部隊は[[アメリカ軍|米軍]][[タンク車]]の輸送を阻止するため[[新宿駅]]で闘争。[[新宿]]は2万人の群衆が[[暴動]]に加わり、[[騒乱罪]]が適用された。
** 11月21日 東大・日大闘争勝利全国学生総決起大会。
**[[日本大学|日大]]・[[東京大学|東大]]を先頭に全国で[[大学闘争]]が高揚。
* [[1969年]](昭和44年)
** 1月18日 - 19日 [[東大安田講堂事件|東大安田砦攻防戦]]。中核派は法研棟を死守。
** 4月27日 本多延嘉が[[破壊活動防止法]]違反(予備・陰謀)で[[逮捕]]される。
** 4月28日 4・28沖縄闘争。[[銀座]]で市街戦。
** 6月 都議会選挙。北小路敏が出馬するも落選。
** 8日 [[アジア太平洋協議会|アスパック]]粉砕闘争。中核派学生の乗っていた[[電車]][[鉄道車両|車両]]が切り離され全員逮捕。
** 8月17日 - 18日 広島大学闘争。
** 9月20日 - 22日 京大時計台闘争。
** 10月 - 11月 「第1の11月決戦」――「沖縄奪還、安保粉砕・日帝打倒」「日帝のアジア侵略を内乱に転化せよ」のスローガンのもとに学生とともに労働者が武装闘争に決起した。
** 10月21日 [[10.21国際反戦デー闘争 (1969年)|国際反戦デー]]。新宿で市街戦。1600人逮捕(半数は労働者)。
** 11月16日 - 17日 佐藤訪米阻止闘争。[[蒲田]]で市街戦。2500人逮捕(半数は[[労働者]])。
***16日 中核派主力は午後3時30分、[[東京駅]]に約200名の部隊を結集、途中[[品川駅]]で200の部隊と合流して400の部隊で午後4時20分に[[京浜東北線]][[蒲田駅]]東口に到着。[[機動隊]]との戦闘状態に入り、[[火炎瓶]]と[[催涙弾]]が応酬するが、20分で壊滅した。あとは電車が到着するたび200、100の小部隊が投入されるが次々に粉砕されてしまう。
* [[1970年]](昭和45年)
** 4月28日 全国全共闘と全国反戦、6月行動委が共催の4・28闘争。デモ解散地に革マル派1000人が突入しようとするが入場を阻止。
** 6月 安保闘争―武装をひかえた肉弾デモで闘う。
** 7月7日 [[中国人]]青年からの糾弾を受けて自己批判を行い、「連帯戦略」を形成・深化させる(プロレタリア国際主義の7・7路線)。以降、中核派はありとあらゆる反権力的な大衆闘争にコミットしていく。
** 8月4日 [[東京教育大学]](現[[筑波大学]])の革マル派・海老原俊夫を[[法政大学]]構内で殺害する([[東京教育大学生リンチ殺人事件]])。夕刻から革共同大政治集会。
* [[1971年]](昭和46年)
** 1969年(昭和44年)のダメージのため1970年(昭和45年)は武装実力を控えていたが71年に入り戦闘力が復活。現段階は1969年(昭和44年)11月決戦で質的に一歩高めた階級闘争を、さらにもう一歩すすめるための「死闘的調整期」であるとした。
** 2月 [[三里塚闘争|三里塚]]第一次土地強制収用阻止闘争。3週間、激しい闘争が繰り広げられた。
** 3月 破壊活動防止法違反で逮捕され、2年近く拘留されていた本多延嘉が解放。
** 6月15日 - 17日 沖縄返還協定阻止闘争。
***17日 1969年(昭和44年)並の武闘が復活。[[明治公園]]に中核派を中心とする2万人のデモ隊が結集、公園周辺にバリケードを築き1時間にわたって解放区を現出。デモ隊に紛れ込んだ赤軍派により爆弾が投じられ大混乱に。逮捕者732人。
** 7月 三里塚農民放送塔死守闘争。ダイナマイトが使用される。
** 8月4日 革共同大政治集会-秋期大決戦突入の号令。大衆によるコザ暴動、三里塚での農民の闘い、ノンセクトの爆弾闘争の頻発。これらの事件に中核派は影響を受け、「全人民的規模での「10・8」を!」と呼びかける。
** 9月 「三里塚決戦」第二次土地強制収用阻止闘争。中核派は数千人を投入。
** 10月20日 横国大で革マル派の美術学校生・水山を殺害。
***21日 10・21闘争。ゲリラ戦の号令。[[新橋 (東京都港区)|新橋]]、[[有楽町]]で解放区型闘争。210人逮捕。
***23日 首都圏の中核派拠点大学に革マル派がテロ攻撃。
** 11月14日 沖縄返還批准阻止を掲げて[[渋谷]]で機動隊と衝突。大坂正明が中村恒雄巡査を殺害([[渋谷暴動事件]])。
***19日 日比谷の[[松本楼]]が放火され、[[警備員]]が殺害。
** 12月4日 関西大学で、中核派の学生2人が革マル派の襲撃を受け死亡。
* [[1973年]](昭和48年)
** 3月 対革マル戦争の路線対立で政治局員・田川和夫が除名。
** 9月 部落問題をめぐる意見の対立から[[沢山保太郎]]が除名。
* [[1974年]](昭和49年)
** 2月6日 [[琉球大学]]構内で、活動と無関係の一般学生を「革マル派メンバー」として殺害する([[琉球大学内ゲバ誤認殺人事件]])。
* [[1975年]](昭和50年)
** 3月6日 革マル派の機関紙「解放」発行責任者・堀内利昭(難波力)が、東京都[[渋谷区]]日通航空新宿営業所内で鉄パイプで襲撃され殺害。
** 3月14日午前3時頃 中核派の最高指導者[[本多延嘉]]が[[川口市]]戸塚のアパートで革マル派に殺害される([[中核派書記長内ゲバ殺人事件]])。
** 3月16日 中核派が記者会見。革マル派幹部である[[黒田寛一]]、[[松崎明]]、土門肇の「革命的処刑」など、革マル派への全面復讐を宣言。
** 3月20日午前0時過ぎ 革マル派の岡本良治及び中島章ら3人が潜伏していた[[荒川区]][[東日暮里]]今村の[[マンション]]に、中核派が鉄製の三段式のはしごで侵入。3人を[[バール]]で殴打し殺害。
** 3月27日午後4時40分 革マル派の[[川崎市]]職員が神奈川県[[川崎市役所]]裏で鉄パイプで襲撃され死亡し初の女性死者となった[[川崎市女子職員内ゲバ殺人事件]]。
** 4月1日午後10時過ぎ 革マル派千葉県委員長・船崎新が東京都[[墨田区]]内の[[喫茶店]]で殺害される。
*[[1978年]](昭和53年)
** 車両基地に停車していた[[京成電鉄]]の[[スカイライナー]][[京成AE形電車 (初代)|AE型]]に時限発火装置を仕掛けて全焼させるテロ事件を起こす([[京成スカイライナー放火事件]])。
* [[1980年]](昭和55年)
** 対革マル戦争を担い[[ロンドン]]に[[亡命]]していた上口孝夫が帰国し、正統本多派と称して「『勝利に向っての試練』編集委員会」(試練派)を立ち上げ、中核派から分裂した。(後に試練派は1983年/昭和58年、[[日本革命的共産主義者同盟(第四インターナショナル日本支部)|第四インター]]に近づくが失敗し、1986年/昭和61年に「第四インターナショナル・ボルシェヴィキ派(準備委員会)」(ボル派)を結成し、機関誌『ボルシェヴィキ』を創刊した)
** 10月30日 大田区南千束の路上で革マル派活動家を襲撃。一度に5人を殺害。
* [[1981年]](昭和56年)
** 6月8日 地下軍事組織である「人民革命軍」が、火炎放射器で霞が関第3合同庁舎(運輸省、建設省)を襲撃。外壁を焼き、1階から8回までの窓やブラインドを破壊する。
* [[1983年]](昭和58年)
** 3月8日 主に「一坪再共有化運動」の是非をめぐって[[三里塚・芝山連合空港反対同盟]]が分裂。「再共有化運動」に反対した中核派は、「北原派」を支持する。
* [[1984年]](昭和59年)
** 1月 全国一斉に五箇所の[[日本革命的共産主義者同盟(第四インターナショナル日本支部)|第四インター]]派メンバー宅を襲撃。一人に頭蓋骨陥没させる重傷を負わせる。
** 7月 全国一斉にふたたび三箇所の第四インター派メンバー宅を襲撃。一人に片足切断の重傷を負わせる。
** 9月19日 地下軍事組織である「人民革命軍」が、火炎放射器で自由民主党の本部を襲撃。本部ビルの一部を焼失させる([[自由民主党本部放火襲撃事件]])。実行犯として中核派活動家1人が逮捕されたが、後の[[裁判]]で[[無罪]]が確定している。
* [[1985年]](昭和60年)
** 10月20日 三里塚第一公園での集会後、三里塚交差点付近で丸太、鉄パイプ、火炎瓶などを武器に機動隊と大規模衝突。機動隊員に重傷者9名を含む59名に重軽傷を負わせたほか、活動家らが多数逮捕される([[10.20成田現地闘争]])。
** 11月29日 [[首都圏 (日本)|首都圏]]・[[大阪]]地区の[[国電]]運転線区で同時多発的に通信ケーブルを切断。さらに、[[浅草橋駅]]に突入・占拠し、放火([[国電同時多発ゲリラ事件]])。<br />以降、街頭実力闘争は行っていない。
* [[1986年]](昭和61年)
** 1月20日 中核派全学連の副委員長代行を務めていた京都大学学生福島慎一郎が、一般学生に扮した数人の革マル派武闘派の鉄パイプによる襲撃で白昼の京大教養部構内にて殺害される。
** 4月15日 [[在日米軍]]の[[横田飛行場]]を狙って、車の荷台から「迫撃弾」と称した金属の塊5個を射ち込む。
** 5月4日 [[主要国首脳会議|東京サミット]]の式典会場となっていた[[迎賓館]]などを狙って、近くの[[マンション]]から「迫撃弾」「飛翔弾」と称した発射物5発を射ち込む([[迎賓館ロケット弾事件]])。その後、実行犯として中核派活動家4人が[[逮捕]]・[[起訴]]される。
* [[1988年]](昭和63年)
** 7月1日 京都大学で、中核派活動家6人が革マル派の襲撃を受け負傷。
** 9月21日 千葉県収用委員会会長で弁護士の小川彰を鉄パイプで襲撃し、両足と左腕を骨折させる重傷を負わせる([[千葉県収用委員会会長襲撃事件]])。それとともに「収用委員会解体闘争」として収用委員全員に組織的に脅迫じみた手紙、電話などを送り続け、翌月、収用委員全員が辞任し千葉県収用委員会の機能が完全に停止する。
* [[1989年]](昭和64年/平成元年)
** 2月8日 東鉄労(現JR東労組)水戸地本組織部長を襲撃し殺害
** 7月3日 [[1989年東京都議会議員選挙|東京都議会選挙]]で中核派系とされる[[長谷川英憲]](杉並選挙区)が当選(「杉並革新連盟」として出馬、のちに「都政を革新する会(都革新)」と改称)。
* [[1990年]](平成2年)
** 4月 [[日本飛行機専務宅放火殺人事件]]について、中核派革命軍による犯行声明が出される。
**11月12日 [[即位の礼]]に合わせ都内30数か所で迫撃弾の発射や列車運行装置の破壊などの同時多発ゲリラを行う 
* [[1991年]](平成3年)
** 5月1日 JR東労組水戸地方本部組織部長を襲撃し殺害
** 5月 「五月テーゼ」(2003年/平成15年以降は「新指導路線」と呼称)を決定
** 9月 [[外務省審議官実父宅放火殺人事件]]
* [[1997年]](平成9年)
** 年末 第20回拡大全国委員会総会(20全総)。議長に清水丈夫を、書記長に天田三紀夫をそれぞれ選出。
* [[1998年]](平成10年)
** 2月25日 午前2:30、革命軍が東京都世田谷区桜丘の運輸省(現・[[国土交通省]])元航空局長の新築中の住宅に時限式発火装置を仕掛け、放火。「「成田空港二〇〇〇年平行滑走路完成」攻撃を絶対に粉砕することを明らかにする戦闘宣言」と発表。
* [[1999年]](平成11年)
** 11月 [[新東京国際空港公団]](現・[[成田国際空港株式会社]])次長の自宅に時限式発火装置を仕掛け、放火。
* [[2000年]](平成12年)
** 6月5日 公式サイトを開設
** 8月26日 [[運輸省]](現・[[国土交通省]])幹部の車両に時限式発火装置を仕掛け、放火。革命軍が「農民の営農破壊、生活破壊のためだけに暫定滑走路工事を強行してきた張本人」「強烈無比の爆破戦闘は、乗用車を大破し、家屋をも徹底的に破壊した」と軍報。
* [[2001年]](平成13年)
** 前半頃 「革共同第6回全国大会」を開催。「黒田哲学」に対する批判と、革マル派に対する「勝利宣言」が出される。
* [[2002年]](平成14年)
** 4月 [[千葉県]]職員宅に時限式発火装置を仕掛け、放火。
** 5月27日 中核派幹部や活動家、[[国鉄労働組合|国労]]組合員が、同じ国労組合員に殴る、蹴る、首を絞めるなどの[[暴行]]をしたとして、10月7日、[[警視庁公安部]]は、国労闘争団員2人を含む国労組合員5人と中核派3人を逮捕した。[[検察]]は[[勾留]]満期の10月28日、8人のうち6人すなわち国労組合員5人全員と中核派1人が起訴され、中核派2人が[[保釈|釈放]]された。その翌日の29日、警視庁公安部は国労組合員2人をさらに逮捕した。11月18日、2人とも起訴された。
** 12月18日 中核派元幹部で中核派を批判する本を書いていた白井朗が何者かに襲われ、負傷。
* [[2003年]](平成15年)
** 8月 [[千葉県警察|千葉県警]]幹部と[[同姓同名]]の男性が住む民家に爆発物を仕掛け、放火(県警幹部と誤認した可能性が指摘されている)。
* [[2005年]](平成17年)
** 8月4日 [[杉並区役所]]での「[[新しい歴史教科書をつくる会]]」教科書採択反対デモの中で、参加者の中核派活動家[[北島邦彦]](現[[杉並区]]議会議員)が、ビデオ撮影をしていた男性に暴行を加えたとして逮捕される(後に釈放)。この逮捕で中核派が大衆に紛れていることが発覚した。
** 11月6日 同派及び関係労組らが主催する「全国労働者総決起集会」で過去最高の2700人(警察発表)を動員。
** 12月 [[警察庁]]の「治安の回顧と展望」と[[公安調査庁]]の「[[内外情勢の回顧と展望]]」は中核派について、同派と関係のある[[市民団体]]と共闘して、「つくる会」の教科書の採択反対運動に関与していることを強く示唆。
* [[2006年]](平成18年)
** 3月 関西地方委員会の一部党員が「指導部の腐敗、堕落」を訴えて「決起」。同地方委員会の議長を務めていた与田らを追放したほか、指導部に対して自己批判を求める。<br />これ以降、「動労千葉派」を自称する「中央派」と、関西を中心とする「関西派」(「中央派」は「塩川一派」と呼称)との対立が表面化し、各地で「反中央派」の党員に対する処分が相次ぐ。
** 3月3日 迎賓館や[[在日米軍]]の[[横田飛行場]]などを狙って迫撃弾を発射し、[[爆発物取締罰則]]違反の罪に問われた中核派活動家に対し、[[東京地方裁判所]]が[[懲役]]12年の[[実刑]][[判決 (日本法)|判決]]を言い渡す。[[被告人]]側は即日[[控訴]]。
** 3月14日 中核派系全学連委員長ら29人が、法政大学で、大学敷地内で立て看板の撤去作業に抗議し、建造物侵入と威力業務妨害の容疑で[[現行犯]]逮捕される。
** 秋頃 第22回拡大全国委員会総会(22全総)を開催。関西地方委員会の議長だった与田ら5名に対する除名処分が決議される。
*[[2007年]](平成19年)
** 7月 政治局によって「7月テーゼ」が発表される。
** 夏頃 第23回拡大全国委員会総会(23全総)開催。政治局から発表されていた「7月テーゼ」が全国委員会として正式決定される。党指導部から求められていた自己批判を拒否したとして、政治局員2人を除名。あわせて、「都政を革新する会」のメンバーだった現役杉並区議と前杉並区議の2名に対する除名処分も決議される。
** 秋頃 第24回拡大全国委員会総会(24全総)。「関西派」の中心人物とされる塩川らを除名。
** 12月 「関西党員総会」を開催。中央派と関西派の一連の対立で機能停止状態だった「関西地方委員会」(中央派)の再建が宣言される。
* [[2008年]](平成20年)
** 5月28日 中核派系全学連委員長ら5人が、[[傷害罪|傷害]]と[[公務の執行を妨害する罪|公務執行妨害]]の容疑で逮捕される。
** 5月29日 法政大学でデモが起こり、中核派学生活動家33人が逮捕される。
** 6月29日 渋谷で[[洞爺湖サミット]]反対デモが起こり、中核派活動家ら8人が、公務執行妨害の容疑で逮捕される。後日、前進社へ[[捜索|家宅捜索]]。
** 7月3日 中核派活動家3人が、[[法政大学]]の敷地内に無断で侵入したとして、[[住居侵入罪|建造物侵入]]容疑で逮捕される。[[被疑者|容疑者]]は、仲間の退学処分に抗議するためキャンパス内に侵入したという<ref>[http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20080725-2 中核派活動家3人を逮捕=法大キャンパス] - [[時事通信]]</ref>
* [[2009年]](平成21年)
** 4月24日 法政大学でデモが起こり、中核派活動家6名が公務執行妨害等の現行犯で逮捕される。
** 5月12日 千代田区一番町でデモ行進中、[[警備]]に当たっていた警察官に体当たりなどをした中核派全学連委員長織田陽介(28)が公務執行妨害で逮捕される。
** 秋頃 第25回拡大全国委員会総会(25全総)において、「綱領草案」が採択される。
*[[2010年]](平成22年)
** 2月5日 法政大学で、大学側による処分の撤回などを訴えていた中核派学生活動家6人が、威力業務妨害などの容疑で現行犯逮捕される(2月26日に全員釈放)。
** 3月4日 副議長の中野洋が[[胆管ガン]]のため病死(享年70)。
** 3月16日 中核派系全学連副委員長、京大法学部学生原田幸一郎(当時26歳)が京阪電鉄上り特急電車の中で、女子大学生の太ももを触った疑いで逮捕される。
** 11月13日 北小路敏が[[敗血症]]のため病死(享年74)。
* [[2011年]](平成23年)
** 3月31日 3月11日に発生した[[東北地方太平洋沖地震]]の津波により齎された[[福島第一原子力発電所事故]]の後、日本や世界各国で原発からの脱却を求める「反原発運動」が活発するなか、中核派は[[原子力撤廃|反原発]]を好機と見て活動を活発化させる一方で自派の機関紙やビラを配布するなどの宣伝活動に取り組み勢力拡大を目論み、同日に[[東京電力]]を通るデモを100人規模で行ったが許可条件に違反する行為や警察官の警告を無視したデモ行進を行ったことから3人の中核派が逮捕され、この逮捕をきっかけに反原発運動に中核派などの「[[極左暴力集団]]」が紛れていることが発覚し、公安当局が警戒し、6月11日のデモでも公安当局によれば革マル派、中核派、原水協がバックに付いていたという。<ref>毎日新聞 2011年(平成23年)6月19日</ref><ref>{{cite news |title=東電へのデモで中核派3人を逮捕 警視庁|newspaper=[[産経新聞]]|date=2011-03-31|url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110331/dst11033118370053-n1.htm|accessdate=2011-12-16}}</ref>
* [[2012年]](平成24年)
** 2月27日 平成23年4月に虚偽の[[住所]]申告して[[運転免許証|免許証]]を更新したなどとして、[[大阪府警察|大阪府警]][[警備部]]などに、免状不実記載・同行使容疑で、中核派活動家が逮捕される。同部は被災地のボランティア活動を通じ組織拡大を図っていたとみて調べている。<ref>{{cite news |title=免許証を不正更新、容疑の中核派活動家逮捕 大阪|newspaper=[[産経新聞]]|date=2012-02-28|url=http://sankei.jp.msn.com/region/news/120228/osk12022802010002-n1.htm|accessdate=2012-08-09}}</ref>
** 3月13日 平成12年に運輸省(現・国土交通省)幹部宅の車両を爆破させた事件で、爆発物取締罰則違反容疑の関係先として、東京都[[立川市]]などにある中核派の非公然アジトなどが家宅捜索される。また、非公然活動家が公務執行妨害の現行犯で逮捕される。<ref>{{cite news |title=運輸省幹部の車爆破事件 中核派アジトを捜査|newspaper=[[産経新聞]]|date=2012-03-13|url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120313/crm12031313280009-n1.htm|accessdate=2012-08-09}}</ref>
** 10月14日 収入を隠し[[生活保護]]費を不正受給したとして、詐欺容疑で中核派活動家の男とその妻が、[[大阪府警察]]警備部に逮捕された。
** 12月16日 [[2012年東京都知事選挙|東京都知事選挙]]で中核派の活動家歴を持つ<ref>『情況』 [[情況出版]]、2012年11月・12月合併号、253頁。</ref>[[猪瀬直樹]]が、[[自由民主党 (日本)|自民党]]や[[公明党]]、[[日本維新の会 (2012-2014)|日本維新の会]]などの支援を受けて大差で初当選。中核派出身の都知事は史上初めて。
* [[2014年]](平成26年)
** [[1月14日]] [[2014年東京都知事選挙|東京都知事選挙]]に立候補表明した鈴木達夫の支持を表明。鈴木は動労千葉の顧問弁護士を務めるなど密接な関係にある。
** [[11月2日]] 11月2日の全国労働者総決起集会で行われたデモ行進の際、デモに参加していた京都大学の男子学生3人が警視庁公安部に公務執行妨害の容疑で逮捕される<ref>[http://www.zenshin.org/zh/f-kiji/2014/11/f26560102.html 11・4京大で公安刑事摘発 この勝利を学生運動爆発へ 不当逮捕の3学友とり戻そう]「前進」2014年11月10日 第2656号</ref>。11日に前進社が<ref>{{Cite news|url=http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20141112ddlk13040223000c.html|title=中核派拠点:前進社を捜索 デモ行進巡り /東京|publisher=毎日新聞|date=2014-11-12|accessdate=2014-11-14}}</ref>、12日に京都大学学生寮「熊野寮」がそれぞれ[[家宅捜索]]される<ref>{{Cite news|url=http://mainichi.jp/select/news/20141114k0000m040080000c.html|title=京大:熊野寮捜索 寮生ら50人「捜索令状を見せろ」|publisher=毎日新聞|date=2014-11-13|accessdate=2014-11-14}}</ref>。
** [[11月24日]] [[第47回衆議院議員総選挙]]に鈴木達夫が[[東京都第8区]]から出馬予定<ref>[http://www.zenshin.org/zh/f-kiji/2014/11/f26580101.html 自民党打倒へ総決起を 鈴木達夫弁護士を押し立て東京8区(杉並)で総選挙闘う 革命的共産主義者同盟政治局]「前進」2014年11月24日号</ref>。
** 12月30日 [[関西大学]]の施設に無断で侵入したとして、大阪府警公安3課に、建造物侵入容疑で中核派系全学連副委員長の[[京都大学|京都大生]]の男が逮捕された<ref>
[http://www.sankei.com/smp/west/news/141230/wst1412300052-s.html 関大キャンパスに侵入 中核派系全学連副委員長を逮捕] 産経ニュース 2014年12月30日付</ref>。
* [[2015年]](平成27年)
** 1月下旬 「革共同第7回全国大会」を開催。
** 9月 中核派の活動家2人が、仲間の活動家を監禁して自己批判を迫り、建物から転落させ重傷を負わせたとして警視庁に逮捕される。<ref>[http://www.sankei.com/affairs/news/150929/afr1509290012-n1.html 産経新聞電子版 2015年9月29日]</ref>。
** 9月16日
:9月15日 [[平和安全法制]]反対の抗議活動に参加した際に、機動隊員に暴行を加えた活動家1人が公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕される<ref>
[http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG17H40_X10C15A9CR0000/ 機動隊員に暴行容疑、13人逮捕 国会周辺] 日本経済新聞 2016年9月16日 </ref>。
* [[2016年]](平成28年)
** 1月11日 この日の発行号から、機関紙「前進」が[[月曜日]]・[[木曜日]]の週2回発行となる<ref>[http://www.zenshin.org/zh/f-kiji/2015/12/f27090101.html 宣伝・扇動の変革で革命へ 機関紙『前進』週2回発行体制への移行に向けた歴史的な挑戦と決意 革命的共産主義者同盟政治局]中核派公式サイト 2015年12月7日</ref>。
** 1月18日 警視庁公安部が東京都北区の中核派のアジトを有印私文書偽造容疑で家宅捜索した。家宅捜索中に、同派の活動家の男2人が捜査員ともみ合いになり、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。このアジトには、数年前まで[[渋谷暴動事件]]をめぐり殺人容疑などで[[指名手配]]されている[[大坂正明]]容疑者が潜伏していた可能性があり、大坂容疑者の遺留物などがないか調べた。<ref>
[http://www.sankei.com/affairs/news/160118/afr1601180030-n1.html 警視庁が東京・北区の中核派のアジト捜索 渋谷暴動事件の大坂容疑者潜伏か] 産経ニュース 2016年1月18日付</ref>。
** 2月29日 昨年10月の[[京都大学]]での抗議活動の際、バリケードを築き授業を妨害したとして、[[京都府警]]に中核派系全学連委員長の斎藤郁真容疑者ら3人が威力業務妨害容疑で逮捕された<ref>
[http://www.asahi.com/articles/ASJ2Y33P6J2YPLZB00K.html 京大の授業妨害容疑、中核派全学連委員長ら3人を逮捕] 朝日新聞デジタル 2016年2月29日付</ref>。また、翌3月1日には同容疑で、同副委員長の作部羊平容疑者、同書記次長、森幸一郎容疑者、中核派中央学生組織委員会委員長、深田力容疑者の幹部3人が新たに逮捕された<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASJ2Y6VXMJ2YPLZB035.html 中核派京大生ら3人も逮捕 反戦スト叫び、授業妨害容疑] 朝日新聞デジタル 2016年2月29日付</ref>。
** 3月14日 1986年の[[主要国首脳会議|東京サミット]]を妨害するため[[迎賓館]]などを狙って、迫撃弾5発を射ち込んだ([[迎賓館ロケット弾事件]])中核派活動家ら3人の[[上告]]審が行われ、上告が[[棄却]]された。須賀武敏被告を懲役11年、十亀弘史と板垣宏の両被告を同8年とした判決が確定する<ref>
[http://www.sankei.com/affairs/news/160316/afr1603160008-n1.html 迎賓館迫撃弾事件、中核派3人の実刑確定へ 事件発生から30年、ようやく裁判終結] 産経ニュース 2016年3月16日付</ref>。
** 5月16日 ホテルに偽名で宿泊したなどとして、警視庁公安部と[[茨城県警察|茨城県警]][[警備部]]に有印私文書偽造・同行使の疑いで、中核派活動家が逮捕された。この活動家は、[[渋谷暴動事件]]をめぐり殺人容疑などで全国に指名手配中の[[大坂正明]]容疑者の逃走を支援していたとみられている<ref>
[http://www.sankei.com/affairs/news/160516/afr1605160024-n1.html 仮名で宿泊容疑、中核派活動家逮捕 逃走中の「大物」支援の可能性も] 産経ニュース 2016年5月16日付</ref>。
** 7月12日 中核派の活動のために居住することを隠してアパートの賃貸借契約をしたとして、[[千葉県警察]]に、[[詐欺]]の疑いで中核派の活動家2人が逮捕された<ref>
[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160714-00010000-chibatopi-l12 中核派拠点「前進社」捜索 詐欺容疑の1人は元市職員 千葉県警] [[千葉日報]] 2016年7月13日付</ref>。
 
== 現在、指名手配されている中核派のメンバー ==
* 大坂正明({{年数|1949|9|29}}) - [[1949年]][[9月29日]]生まれ、[[北海道]]出身。殺人([[渋谷暴動事件]]で中村恒雄巡査を殺害)・[[現住建造物等放火罪|放火]]・[[傷害罪|傷害]]・[[凶器準備集合罪・凶器準備結集罪#凶器準備集合罪|凶器準備集合]]・[[公務の執行を妨害する罪|公務執行妨害]]<ref>[http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/jiken/tehai/oosaka.htm 警察庁指定重要指名手配被疑者(警視庁手配):大坂正明]</ref>。大坂への罪(特に[[殺人罪 (日本)|殺人罪]])は[[公訴時効]]の停止と撤廃の関係から今後も[[指名手配]]される。
 
== 参考文献 ==
* 立花隆『中核vs革マル』上巻 講談社〈文庫〉、1983年(昭和58年)、ISBN 4061341839
* 立花隆『中核vs革マル』下巻 講談社〈文庫〉、1983年(昭和58年)、ISBN 4061341847
* 小西誠『中核派vs反戦自衛官』社会批評社、2002年(平成14年)
* 小西誠『新左翼運動その再生への道』 社会批評社、2000年(平成12年)
* 小西誠ほか『検証 内ゲバ』part1 社会批評社、2001年(平成13年)
* 小西誠ほか『検証 内ゲバ』part2 社会批評社、2002年(平成14年)
* 小西誠ほか『検証 党組織論』社会批評社、2004年(平成16年)
* [[野村旗守]]『Z(革マル派)の研究』月曜評論社 2003年(平成15年)、ISBN 4990163702
* 警察庁「[http://www.npa.go.jp/keibi/biki5/index.html 平成17年の警備情勢を顧みて-回顧と展望-]」『焦点』272号、2006年(平成18年)
* 警察庁「[http://www.npa.go.jp/kouhousi/biki3/index.html 平成16年の警備情勢を顧みて-回顧と展望-]」『焦点』270号、2005年(平成17年)
* 警察庁「[http://www.npa.go.jp/kouhousi/biki2/index.htm 警備警察50年-警備警察50年 ~現行警察法施行50周年記念特集号-]」『焦点』269号、2004年(平成16年)
 
== 関連項目 ==
*[[NNSアナウンス大賞]]
* [[前進派]]
*[[FNSアナウンス大賞]]
* [[前進社]]
*[[ANNアナウンサー賞]]
* [[国労闘争団]]
* [[反スターリン主義]]
* [[スターリニズム]]
* [[日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派]]
* [[マルクス主義学生同盟]]
* [[マルクス主義青年労働者同盟]]
* [[全日本学生自治会総連合]]
* [[反戦高校生協議会]]
* [[国鉄千葉動力車労働組合]]
* [[三里塚芝山連合空港反対同盟]]
* [[全国部落青年戦闘同志会]]
* [[部落解放同盟全国連合会]]
* [[自由民主党本部放火襲撃事件]]
* [[国電同時多発ゲリラ事件]]
* [[中核vs革マル]]
* [[百万人署名運動]]
* [[先制的内戦戦略]]
* [[猪瀬直樹]](元活動家。[[信州大学]]中核派キャップ)<ref>『情況』 [[情況出版]]、2012年11月・12月合併号、253頁。</ref>{{信頼性要検証|date=2013-12}}
* [[山本太郎]](中核派が選挙時に支援を行っている<ref>[http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no13/f2592.htm#a1_1 全国の力で山本太郎さんを国会へ 福島連帯・外注化阻止・被曝労働拒否! 動労水戸ストを共に闘おう(7月16日午前11時[[勝田車両センター]])] - 中核派機関紙「週刊『前進』」(2592号1面1)(2013/07/15)、2013年9月27日閲覧</ref><ref>[http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130718-00010000-agora-pol 山本太郎は中核派の支援候補 - 池田 信夫] - Yahoo!ニュース(アゴラ)、2013年9月27日閲覧{{信頼性要検証|date=2016年8月}}</ref>)
 
== 出典 ==
<references />
 
{{JNN}}
== 外部リンク ==
{{JRN}}
* [http://www.zenshin.org/zh 中核派(前進)](公式サイト)
{{TBSグループ}}
* [http://kakukyodo.jp/ 革共同再建協議会(関西派)]
{{ana-stub}}
* [http://giron.ws/ 反戦共同行動・福岡(平田派)]
* [http://www.zengakuren.jp/ 全日本学生自治会総連合](中核派系)
* [http://www.zenkokuren.org/ 部落解放同盟全国連合会]
 
{{DEFAULTSORT:あのんしすとしよう}}
{{中核派}}
[[Category:TBSグループ]]
{{DEFAULTSORT:かくめいてききようさんしゆきしやとうめいせんこくいいんかい}}
[[Category:中核派|*JNN]]
[[Category:政治的極左JRN]]
[[Category:TBS系列局のアナウンサー]]
[[Category:日本のテレビの賞]]