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'''逆引き'''(ぎゃくひき、ぎゃくびき)とは、[[辞典]]などで通常とは反対方向に引く(探す)行為や結果である。具体的には以下の2つに分類できる。
'''逆引き'''とは、[[DNS]]を使って、[[IPアドレス]]から[[ドメイン名]]に変換する行為や、結果を言う。▼
*逆引きを設定していないIPアドレスも存在する。▼
*[[ISP]]等によっては、アクセスポイント名が含まれる名前を設定しているところもある。▼
*逆引きで帰ってくる結果は所詮は自称にすぎないので、信頼性をそれなりにでも確保するためには、得られた結果をもう一度[[正引き]]して、元のIPアドレスと合致するか確かめる必要があるだろう。▼
# 見出し語を後から前へ読む方式で引くこと([[#逆引き辞典]])
# 意味や事柄などから見出し語を引くこと([[#逆引き (DNS)]]、[[#逆引き(リファレンス)]])
== 逆引き辞典 ==
{{Main|逆引き辞典}}
'''逆引き'''とは、同じ言葉で終わる語句を探すために後方一致検索することや、単語を後ろから前へと逆に読む方式で表記・配列した辞典のことである。逆引き辞典とも呼ぶ。『[[広辞苑|逆引き広辞苑]]』([[岩波書店]])、『英語逆引辞典』([[郡司利男]]編著、開文社)など。
== 逆引き (DNS) ==
▲'''逆引き'''(reverse lookup,reverse DNS lookup)とは、[[Domain Name System|DNS]]を使って、[[IPアドレス]]から[[ドメイン名]]に変換する行為や、結果を言う。これに対してドメイン名からIPアドレスを引くことを[[正引き]]という。
[[IPv4]]の場合、in-addr.arpa ドメインを使って逆引きが行なわれる。[[IPアドレス]]は8ビット毎にドットで区切られるが、これを逆に並べて .in-addr.arpa を付けたアドレスを用いる。例えば 130.94.122.197 については 197.122.94.130.in-addr.arpa となる。そして正引きと同じように DNS に問い合わせる(しかし正引きが A レコードを用いるのと異なり PTR レコードを用いる)。つまり、ドメイン名→IPアドレスという正引きの変換データを用いて逆引きしているのではない。そして、IPアドレスに対応する *.*.*.*.in-addr.arpa→ドメイン名という逆引き用の変換データを DNS に設定する必要がある。
▲* 逆引きを設定していないIPアドレスも存在する。
** つまりドメイン名を正引きして得たIPアドレスに対して、逆引きして得たドメイン名は一致しないこともある。
== 逆引き(リファレンス) ==
'''逆引き'''とは、通常の逆方向に参照することである。辞書で''A''を引いた結果''B''が得られたとするとき、''B''から''A''を参照することである。この点では前述の[[#逆引き (DNS)]]もこの用法に含まれるものといえる。
事柄からするべき操作方法手段を探すことを'''逆引きリファレンス'''と呼ばれることがある。通常「○○するためには…」という形式を取ることが多い。通常のリファレンス本などでは操作方法(コマンドなど)などを紹介する体裁を取っているが、これに対する用法と思われる。
== 関連項目 ==
* [[IPひろば]]
== 外部リンク ==
* [https://mxtoolbox.com/ReverseLookup.aspx MxToolbox] {{en icon}}
* [https://www.cman.jp/network/support/ip.html ドメイン/IPアドレス サーチ 【whois情報検索】] {{ja icon}}
{{language-stub}}
{{Computer-stub}}
{{DEFAULTSORT:きやくひき}}
[[Category:検索]]
[[Category:Domain Name System]]
[[Category:情報検索システム]]
[[nl:Domain Name System#Omgekeerde lookups]]
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