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#REDIRECT [[アレクサ・インターネット]]
{{銃器
|画像 = [[ファイル:IWI-Tavor-TAR-21w1.jpg|300px]]
|説明 = TAR-21
|名称 = IMI タボール TAR-21
|種類 = 軍用[[小銃]]
|製造国 = {{ISR}}
|設計・製造 = [[イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ|IMI]]/[[イスラエル・ウェポン・インダストリーズ|IWI]]
|年代 =
|設計年 = [[1997年]]-[[2001年]]
|製造期間 = [[2002年]]-
|配備期間 = [[2006年]]-
|配備先 = [[#タボールの採用状況]]
|戦争 = イスラエル:[[ガザ侵攻 (2006年)]]、[[レバノン侵攻 (2006年)]]、[[ガザ紛争 (2008年-2009年)]]など<br />グルジア:[[南オセチア紛争 (2008年)]]<br />タイ:[[カンボジア・タイ国境紛争 (2008年)]]
|種別 = [[アサルトライフル]]
|口径 = 5.56mm
|銃身長 = 460mm
|ライフリング = 6条右回り・7インチ一回転
|使用弾薬 = [[5.56x45mm NATO弾|5.56mm NATO弾]]
|装弾数 = 30発(湾曲[[弾倉#バリエーション|箱形弾倉]]、[[M16自動小銃|M16]]系[[STANAG マガジン]])
|作動方式 = [[ガス圧作動方式|ロングストロークピストン方式]]
|発射速度 = 700-1,000発/分
|銃口初速 = 950m/秒
|有効射程 = 300-500m
|重量 = 3,300g([[オプション]]装備時)/2,800g(オプション非装備時)
|全長 = 725mm
|バリエーション = [[#タボールのバリエーション]]
|製造数 =
}}
'''IMI タボール TAR-21'''(IMI Tavor TAR-21)は、[[イスラエル]]の[[イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ|IMI]]社の[[小火器]]部門が最初に設計し、その後小火器部門が分離独立した民間銃器メーカーである[[イスラエル・ウェポン・インダストリーズ]]社が生産・販売する、元は[[イスラエル国防軍]]向けに開発した[[ブルパップ方式]][[アサルトライフル]]であり、同社の主力製品のひとつである。
 
== 概要 ==
「タボール」([[ヘブライ語]]:תבור「変貌」)とは、[[旧約聖書]]に登場し、[[新約聖書]]においても[[イエス・キリスト|イエス]]が昇天したと伝えられている[[ガリラヤ]]地方の[[タボル山|タボール山]](Mt.Tavor、Ta'''b'''orとも表記されるが、これはヘブライ語のVとBはほぼ同じ発音であることに起因する)から取られた。機種型式(基礎モデル)名および通称として使われる「TAR-21」とは「Tavor Assault Rifle - 21st Century=21世紀のタボール・アサルトライフル」の略である。
 
ちなみにタボールと同時期に登場した[[アサルトライフル]]には、[[21世紀]]を目前に設計されたことから、タボールと同様に次世代の軍用[[小銃]]という意味合いで「21」を付けたアサルトライフルが数種存在する。有名なものでは、[[シンガポール]]STK社設計の[[SAR21]]、[[イスラエル]]設計の[[IMI ガリル|ガリル]]・アサルトライフルを[[ライセンス生産]]している[[南アフリカ共和国|南アフリカ]]デネル・グループ・ベクター設計の[[ベクター CR21|CR21]]がある。
 
== 開発された背景 ==
[[File:Flickr - Israel Defense Forces - Women's Affairs Advisor to the Chief of Staff Practices Marksmanship.jpg|thumb|left|250px|高級将校向けのイベントにおいて、タボールによる射撃訓練を受けるイスラエル軍女性[[准将]]]]
タボールが設計された背景には、[[アメリカ軍]]から格安で購入して[[イスラエル国防軍|イスラエル軍]]に支給されていた[[M16自動小銃#XM16E1, M16A1 (モデル603)|M16A1]]、[[コルト・コマンドー#CAR-15 コマンドー(XM177/GAU-5)|CAR-15]]、そして軍の一部に支給されていた[[IMI ガリル|ガリル]]を置き換えることと、輸出用が主体として設計されていたガリルが旧式化したことにある。
 
このため、イスラエル軍の近代化と現代の兵器マーケットに対応するため、新型[[アサルトライフル]]の開発をイスラエル軍はIMI社の[[小火器]]部門(当時)に命じた。その後、IMI社のデザイナーであった[[ポーランド]]出身のザルマン・シェベス(Zalman Shebs)を開発責任者とするチーム「フォームテック」が組織され、[[1994年]]より試作品「'''AAR90'''」(アドバンス・アサルト・ライフル90)として5世代に渡り研究開発が続けられた<ref>月刊『Gun』2008年1月号 国際出版株式会社 特集「ミリポル2007」89ページ</ref>。
 
当時のイスラエル軍が主として提示した"車両からの出入りや[[市街戦]]を容易に行うべく全長は短く、だが[[野戦]]時でも平坦な[[中東]]の戦場に対応するため射程や威力は十分に確保する"と言う条件を満たすライフルは[[ブルパップ方式]]であるとチームは判断し、彼らが他の各国のアサルトライフルを比較・研究して開発し、[[1997年]]に基礎を確立させた結果が、この「タボール」なのである。
 
完成型は[[1999年]]の[[ミリポル]]で初公開された。
{{-}}
 
== 特徴・基本仕様 ==
[[File:Flickr - Israel Defense Forces - Soldiers from the Elite Egoz Unit Take Their Final Test (2).jpg|thumb|right|200px|マイクロタボールを使用するイスラエル軍[[特殊部隊]][[エゴズ (イスラエル国防軍)|エゴズ大隊]]の兵士]]
[[File:Tavor CTAR.JPG|thumb|right|200px|タボール(CTAR-21)を携帯するイスラエル兵]]
[[File:Flickr - Israel Defense Forces - Pose for the Camera.jpg|thumb|right|200px|[[M203 グレネードランチャー|M203グレネードランチャー]]付タボールを持つ[[カラカル大隊 (イスラエル国防軍)|カラカル大隊]]の女性兵士]]
[[ステアー]]社で設計された[[ステアーAUG|AUG]]の初期型の[[銃床|ストック]]にハンドガードを追加し、なおかつ「ごつく」したような、[[イスラエル]]製らしい外見をした[[ブルパップ方式]]のスタイルである。トリガーガードと一体化したグリップ上部には[[銃砲身|バレル]]を冷却させるための通風孔がある。肩付けする部分のバットプレートは開閉可能で、内部にある[[ボルト (部品)|ボルト]]を取り出して掃除することが可能である。コッキングハンドル(手で操作して[[弾丸|弾]]を薬室に送り込むための可動式取っ手)部分はバレル冷却用の通風孔を兼ねている。このコッキングハンドルは独立式であり、ボルトの動きとは連動しないため、射撃中に動く事はない。バレルがレシーバー以外の部位には直接接触しない「フリーフローティング方式」を採用し、射撃時の命中精度の安定化やフルオート射撃時のバレル加熱によるストックの溶け出しを防止している。
 
外観のストックにはAUGと同様のセンサテック([[合成樹脂]])を採用し、内部パーツにはセンサテックと[[アルミニウム合金]]を多用している。これにより後述するスタンダード仕様・TAR-21では約2,800g(全オプションパーツ無し)という、[[アサルトライフル]]では1、2を争う軽さを誇り、[[腐食]]にも強い。主要機器があるストック後部に重量を集中させることで、即座に銃身を持ち上げ構えて戦闘態勢へ移りやすくしているが、バランスが後方寄りになりやすく、人によっては構えた時の安定性が悪く感じる問題も残されている(ただし、これについては後述のバイポッド([[二脚]])、[[M203 グレネードランチャー]]、フォアグリップなどを取り付け、前方への重量を増やせば若干改善できる)。
 
外部デザインに関する問題として、特にブルパップ方式でのショルダーストック部分は主要機器の集約する場所だけあって大きくなりがちで、見た目としても重く感じてしまう。そこで開発総責任者のシェベスは、ストック全体に段差やラインを多めに彫り込んだ独特なデザインで、ライフル自体を小さく見せて視覚的に解決する事とした(それでも実際に後方寄りな重量バランスのため、ユーザーの判断により前述の方法を取られる事もある)。
 
現行モデルのハンドガードには、握りやすさを改善するための盛り上がった線が六本追加された他、軽量化対策や握りやすさの改善策としてトリガーガード/グリップにも溝を彫り込んでいる。最近のモデルでは[[ピカティニー・レール]]を標準装備した改良型ハンドガードが供給されている。TAR-21、CTAR-21、STAR-21、GTAR-21のタボールのストックは共通だが、X95のみ様々な条件を前提とするため別デザインの物となっている(後述するX95の項目を参照)。
 
作動機構は、[[AK-47]]をほぼそのままコピーしたガリルとは異なり、新規設計のガスオペレーション/ロングストロークピストン/ロテイティングボルト・システムを採用している。これは、[[AR-18]]の機構をアレンジした物で、オリジナルとの違いはショートストローク式ピストンをロングストローク式ピストンに置き換え、ボルトロッキングラグを他には見られない大小4個の特異なデザインに変更した点にある。このため、AR-18や[[M16自動小銃|M16]]系で採用されている7個のマイクロロッキングラグよりもボルト作動の確実性やクリーニングの容易さを高めたものとなっている。
 
工作精度や製造ノウハウの安定していない最初期の試作モデルでは、[[IMI ガリル|ガリル]]より粉塵に弱いとされる[[M4カービン#バリエーション|M4A1]]と比べても作動不良が続出したらしく、一度は[[1998年]]に行われた[[イスラエル国防軍|イスラエル軍]]新規制式突撃銃[[トライアル]]において落選してしまった。しかし、テストの結果を反映させ、また、工作精度やノウハウそして生産ライン確立の過程で徹底的に改良され、[[2003年]]頃にようやく完成した量産モデルの性能がイスラエル軍に認められて採用された(ちなみに、このような完成までの経緯は[[UZI (SMG)|ウージー]]やガリル、[[IMI ネゲヴ|ネゲヴ]]など、IWI社製銃器全般に共通する事柄である)。
 
[[口径]][[5.56x45mm NATO弾|5.56x45mm(SS109)]]系列の[[弾薬]]を使用し、基本的にはM16系([[STANAG マガジン|STANAGタイプ]])の30発[[弾倉|マガジン]]を使用するが、[[アダプター]]を併用することにより、ガリル用の35発マガジンも流用できるなど、既存アサルトライフルとのマガジンの共通性を図っている。理論的にはM16用100発[[弾倉#バリエーション|ドラムマガジン]]や、ガリルARM用50発ロングマガジンも装着することは可能ではあるが、ブルパップ方式のデザイン上、構えや安定性が悪くなるため推奨されない。
 
同様にブルパップ方式のデザイン上、アイアンサイト(金属式[[照準器]])で照準を付けることが難しいので、タボールには[[ドットサイト]](光学式照準器)が標準装備としてバーチカル・グリップ上部の通風孔の上に装着可能であるが、後に非常用アイアンサイトも追加された。これらについては後述する。ブルパップ方式は基本的に[[薬莢]]の排出方向で右利きか左利きかで改造を施さなくてはいけないが、タボールはコッキングハンドルを反対側に付け変え、排出しない排莢口を塞ぐといった最小限の改造で両利き対応としている。なお、コッキングハンドルの無い部分にはピカティニー・レールが装着可能で、様々なオプション機器を取り付け可能である。同様にセレクタースイッチも利き手により変更されるほか、イスラエル軍において広く扱われるM16系突撃銃のスイッチの位置と合わせており、移行した際の違和感を少なくしている。
 
他に、構えた射手の顔面にチャンバーが存在するため、シェベスは万一の[[弾薬]]の異常燃焼事故に対処すべく、高圧ガスを前方へ逃がして被害を最小限に食い止めるメカニズムを新たに開発した。このタボール独自のメカニズムには特許が下りている<ref>月刊『Gun』2008年1月号 国際出版株式会社 特集「ミリポル2007」89~90ページ</ref>。また、最終弾の発射後にはチャンバーを開いたままとするボルト・ホールドオープン機構も備えている。
 
フラッシュハイダー([[フラッシュサプレッサー|消炎器]])には[[ライフルグレネード]]や[[サプレッサー|サウンド・サプレッサー]](サイレンサー、減音器)を装着可能で、銃身には[[銃剣]](バヨネット)装着用のアタッチメントを取り付けて銃剣戦闘も可能としている。ハンドガードは取り外し可能で、取り替えて専用のオプションを取り付けることができる。
 
なお、[[2009年]]度のIWI社の大規模な方針転換およびカタログリニューアル計画の一つとして、タボールの一種として開発されたが特異な位置付けにあったマイクロ・タボールMTAR-21をX95に改称、派生の別モデルとして完全に独立させた(後述)。
 
== バリエーション ==
タボールには使用目的により、以下の九種のバリエーションが存在する。
 
=== TAR-21(タボール・スタンダード・モデル) ===
後述するX95(マイクロ・タボールMTAR-21)とシビリアン・モデルを除く全てのタボールの基本形。後述のCTAR-21、STAR-21、GTAR-21と[[銃床|ストック]]や基本部品などは共通で、この四つを総称し「'''タボール21シリーズ'''」とも呼ばれる。
 
全長725mm、[[銃砲身|バレル]]長460mm、[[ライフリング]]は6条・7インチ右一回転。重量は前述の通りで約2,800gだが、基本[[オプション]]を追加すると約3,300gとなる。銃口初速は910m/s。ストックのカラー・バリエーションは[[オリーブドラブ]]、イスラエルグリーン、[[黒|ブラック]]などがあり、現在ではブラックが標準となっている。
 
タボールには専用の[[ドットサイト]]として、[[EOテック]]社のサイトとデザインがよく似た[[ITL]]社製のMARS(マーズ)サイトがある。これは、真中に赤い光点を表示してそれを照準とするレッド・ドット式であり、[[レーザーサイト]]も付属していたが、最近ではMARSより安価な[[メプロライト]]社のM21(リフレックス式)およびモア(Mor、MARSと同等の機能を持つ)など、別のサイトを取り付けている場合も多い。
 
ドットサイトを標準の[[照準器]]としているものの、照準器の[[故障]]や[[電池]]切れなど、トラブルの際にのみ使用する非常用アイアンサイトも存在する。ハンドガード上部の通風口を兼ねた部分にある折りたたみ式フロントサイトと、照準器取付け部の真下にある折りたたみ式のリアサイトがそれである。基本的にリアサイトは照準器を外さなければ使用できないが、前述のMARSサイトには一体成形の簡易的リアサイト用途の溝が上部に存在し、これと組み合わせる事でアイアンサイトとすることができる。
 
サイト取り付け部の後ろには、ITL社やメプロライト社で生産される[[暗視装置|暗視スコープ]]やブースタースコープがねじ込み式で取り付けることができる。そのため、ドットサイトと組み合わせて、暗闇でも容易に照準を定めることができる。装着された[[弾倉|マガジン]]は挿入口前方にあるレバー式のマガジンキャッチ・スイッチを押して取り外せる。
 
ハンドガードを取り外し、[[アメリカ軍]]などが制式採用している[[M203 グレネードランチャー]]を装着可能であるが、[[ランチャー]]の[[銃砲身|バレル]]が長いため、バランスがあまり良くない。この箇所は今後改良される可能性がある。ちなみに、暗視スコープ用取り付け部に専用のランチャー用サイトを取り付けられる。他に、後述のSTAR-21用[[二脚|バイポッド]]を取り付け、簡易的な[[軽機関銃]]としても利用できる。
 
最近では、タボール・シリーズを更に発展させた「タボール2/タボール[[OICW]]」と呼ばれる最新鋭の全天候対応型「MPRS」光学サイトを取り付けたモデルや、[[装甲戦闘車両|装甲車両]]の[[防弾ガラス]]に小改良を施し[[銃眼|ガンポート]]化した上で、タボールを取り付けてポートガンとするための専用装着パーツも公開されている。
 
=== CTAR-21(コンパクト・タボール) ===
基礎のTAR-21より[[銃砲身|バレル]]長が80mm短い380mmの長さのバレルを装備した[[カービン]](騎兵銃)・モデル。初期のモデルはコマンド(Commando)、コマンダー(Commander)などと呼ばれていたが、現在のIWI社では"コンパクト(Compact)"が正式な名称である。
 
全長は640mmで、重量はTAR-21よりも軽い2,700g(基本[[オプション]]無し、オプション取り付け時3,230g)、銃口初速は890m/sである。全長が短く小回りが利くため、メーカーは[[エアボーン|落下傘兵]]、[[戦車]]兵、[[特殊部隊]]向けとしている。[[イスラエル国防軍|イスラエル軍]]では、このCTAR-21の方がTAR-21より多く配備されている。
 
[[ディスカバリーチャンネル]]の「[[:en:Future Weapons|フューチャー・ウェポン・21世紀 戦争の真実]]では、[[ナビゲーター]]の[[:en:Richard Machowicz|リチャード・マコウィッツ]]がCTAR-21をイスラエル軍の施設でテスト射撃し、300m先の標的の[[頭]]と[[肩]]に命中させている。
 
=== STAR-21(シャープシューター・タボール) ===
TAR-21のハンドガードを前述の[[二脚|バイポッド]]付きハンドガードに取替え、[[ドットサイト]]の代わりに各種[[狙撃]]用[[照準器]]を取り付けるため[[ピカティニー・レール]]付きとしたタボール・シリーズ中の簡易狙撃用モデル。CTAR-21と同じく初期のモデルはシャープシューティング(Sharp shooting)とも呼ばれていたが、現在ではシャープシューター(Sharp shooter)となっている。
 
[[銃砲身|バレル]]長と銃口初速はTAR-21と同じだが、様々な[[オプション]]を取り付けているため約4,730gと、タボール・シリーズの中では重い部類に入る。従来の[[狙撃銃]]でも採用される米国[[ハリス]]社製の汎用バイポッドが標準だが、近年では[[FA-MAS]]風のバイポッドを装着したモデルもある。
 
[[選抜射手|分隊狙撃手]]向きモデルで狙撃には適しているものの、[[5.56x45mm NATO弾|5.56x45mm]]の有効射程は200-300m前後なので、あくまで「簡易」的に使うのが基本であろう。なお、[[イスラエル国防軍|イスラエル軍]]ではSTAR-21そのものではなく、バイポッドや狙撃用照準器を組み込み、分隊狙撃運用向けとしたCTAR-21を扱っている。
 
=== GTAR-21(グレネードランチャー・タボール) ===
[[M203 グレネードランチャー|M203]]を取り付けたTAR-21の名称。本来「GTAR-21」は非公式な通称であまり一般的ではなかったが、[[2009年]]度からIWI社の方針転換により、正式な名称となっている。
 
M203を取り付けた影響から全長853mm、重量5,700gと、タボール・シリーズの中では最もサイズが大きい。[[イスラエル国防軍|イスラエル軍]]ではCTAR-21に次いで使用される。
 
全長の長いM203を取り付けた際のバランスが良くない点を改善すべく、[[2010年]]からM203より多少短い[[ブルガリア]]のアルクス(Arcus)社製'''40 UBGL'''も新規[[オプション]]として追加された。
 
ウクライナのフォートがライセンス生産したモデルでは南アフリカのミコル社製40mmUBGLが装着されていた。
 
2014年からはIWI製の[[IWI GL 40]]に変更された。IWI GL 40はTAR-21とX95に対応すべく設計されており、銃身が短いCTAR-21やMTAR(ピカティニーレール)にも装着が可能である。
 
=== MTAR-21 (マイクロ・タボール) ===
'''MTAR-21'''('''マイクロ・タボール''')として、従来のタボールの設計を元に[[短機関銃|サブマシンガン]]並みの全長を実現したタボールの一系統であった。CTAR-21よりも短いが、そのため、本来のタボール系統とは若干異なった形状の[[銃床|ストック]]、ハンドガードからグリップ上部に移動したコッキングハンドル、専用[[サプレッサー|サウンド・サプレッサー]]取り付けを前提とした広い[[銃口]]付近の開口部や[[口径]]9mmサブマシンガン・モデルの存在(後述)など異なる部分が多く、過去のメーカーのオンラインカタログの同じアサルトライフルのジャンルでも他のモデルと区別して扱われていた。
 
[[2009年]]におけるIWI社の大規模な方針転換の一環として、MTAR-21は'''X95'''に改称され、本来のタボール・シリーズとは完全に独立した派生モデル扱いとなった。ただし、基本仕様や外見は変わらず、メーカーのカタログ(一部)ではマイクロ・タボール(MTAR-21)の名称も引き続きニックネームとして併記されている。
 
最初期の試作型MTAR-21は、ハンドガードまで切り落としたような特徴的なスタイルだったが、そのあまりにも短すぎる全長からバランスが悪く、二世代目からはハンドガードが追加され、グリップが独自のピストル・グリップに変更された。その後三世代目からは従来のタボールに近いデザインのグリップに変更された。また、[[弾倉|マガジン]]を取り外す際のスイッチはレバー式ではなく押ボタン式に変更されている。
 
[[ファイル:Micro-Tavor-X95L-pic-112.jpg|200px|サムネイル|右|X95L(マークスマン・マイクロタボール)]]
また三代目には銃身長を15インチに延長したマークスマン・マイクロ・タボール(X95L)とM203を装着可能な様に銃身を延長したモデルが存在する。
 
銃口付近の開口部が広いことを利用して、専用のサウンド・サプレッサーが取り付け可能である。これはタボール・シリーズが汎用品を利用することに対し、IMI(IWI)社オリジナルのオプションパーツであり、[[銃砲身|銃身]]ほぼ全体を包み隠すタイプの品である(ただし、フラッシュハイダーは共通品なので、汎用サプレッサーも取付けられる)。
 
最大の特徴として、口径[[5.56x45mm NATO弾|5.56x45mm]]モデルが基本だが、同社の[[UZI (SMG)|ウージー]]用32発[[弾倉|マガジン]](試作モデルでは[[グロック|グロック・ピストル]]向けロングマガジン)を流用、作動機構を[[ブローバック|クローズド・シンプルブローバック]]方式へ変更し、口径[[9x19mmパラベラム弾|9x19mm]](9mmパラベラム/ルガー)に変えた'''サブマシンガン・モデル'''、および5.56x45mmモデルから改造するコンバージョン・キットがある。内部機器とバレル、マガジンを交換するだけなので、ストックに取り付けた[[ドットサイト]]などのオプションパーツはそのまま引き継いで使用可能な利点を持っている。口径そのものを変える機能は従来型タボール・シリーズには存在せず、よりユーザーの要求に合わせられることも大きな相違点となっている。
 
5.56x45mmモデルのバレル長は330mm、全長は590mmだが、重量は2,950gと、意外にCTAR-21より重いのも特徴である。メーカーではCTAR-21と同じく[[特殊部隊]]向けモデルとしている。
 
=== X95 ===
{{main|en:IWI Tavor X95}}
タボール・シリーズから派生したモデル。
 
初期型はMTAR-21から名称変更したものだったが、2013年中頃からハンドガードの形状を変更、 銃身長419mm(16.5インチ)モデルの登場で、MTAR-21とは別物となった。
ハンドガードの形状変更が最大の特徴であり、側面と底面にもピカティニーレールがあり、専用カバーが取り付けられている。上面のピカティニーレールは以前のタボールシリーズと異なり、一体化されたレールがマウントされている。ユーザーの要求に合わせて、ピストル・グリップのパーツ交換が可能となっている。
2015年からIWIのアメリカ法人IWI US社でもセミオンリーの民間向けモデルの販売が始まり、銃身長470mm(18.5インチ)のモデルも販売された。
 
使用弾は5.56x45mm、5.45x39mm、.300AAC Blackoutの3種類のライフル弾と9x19mmのピストル弾がラインナップされている。
 
=== タボール7 ===
{{main|en:IWI Tavor 7}}
[[7.62x51mm NATO弾]]のモデルとして2017年に発表されたもの。マガジンは[[SR-25|ナイツ SR-25]]のマガジンと同規格のものに対応している。
 
=== ジッタラ(Zittara) ===
後述の[[インド軍]]が最も興味を示し、タボール系統の中でも特に購入したモデルはMTAR-21(X95)であったが、それとは別にインド軍は同国製[[:en:INSAS rifle|INSAS]]ライフルにも採用された[[口径]][[5.56x30mmミンサス]]のモデルをIMI社(当時)に発注した。この5.56x30mmミンサスを採用したMTAR-21はジッタラと名付けられ、IMI社のカタログにはない[[インド]]独自の亜流モデルとして位置づけられた。当初はIMI社生産の品を直接購入していたが、後にタボール自体のライセンス権を購入し、インド国内での生産も開始した。主にインド軍の[[特殊部隊]]で採用されているほか、[[イスラエル国防軍|イスラエル軍]]特殊部隊でもテスト採用されている。
 
なお、"ジッタラ"と言う名称は後のインド軍におけるタボール全般のニックネームにもなったが、インド以外の諸外国でジッタラと言えば5.56x30mmミンサスのモデルのみを指す場合が多い。
 
=== シビリアン・モデル ===
通称'''タボール・カービン'''。MTAR-21を元に製作されたタボールの民間販売用で、[[バレット]]社が[[ディーラー]]として[[アメリカ合衆国|米国]]内で販売していたが、現在は生産が中止されている。
 
なお、現在でも一般民間販売用としてのセミオートマチック仕様のタボールは存在するが、これはTAR-21をセミオートのみにしただけで、[[軍]]・[[警察]]用モデルとほぼ変わらない外見である。オリジナルのIWI([[イスラエル]])製が[[カナダ]]や[[ヨーロッパ]]などに輸出されている他、[[2012年]]には銃規制法の関係上セミオート仕様であっても輸入販売は困難であったアメリカでも、複数のパーツをアメリカ国内で生産し組み立てた上でアメリカ製セミオートライフルとし、銃規制法の問題を解決した民間向けタボール(フルサイズのTAR-21)の販売がアメリカ代理店チャールズ・デイリー社より発表され<ref>月刊『ガンマガジン』2012年9月号 ユニバーサル出版株式会社 特集「ショット・ショー2012」120ページ</ref>、後にIWI社により直接の米国代理店IWI US社および専用の製造ラインを設立し、'''タボールSAR'''の名称で[[UZI (SMG)#UZI プロ|UZI プロ]]と共に生産販売される事となった。
 
5.56x45mm弾以外に、9x19mm弾を使用するモデル、アメリカ市場で人気のある.300AAC Blackout弾モデルも販売されている。
 
=== フラットトップ ===
近年の多様化する軍事マーケットへの対応策として[[2012年]]に発表された、従来品以上に多くの[[オプション]]パーツ装着を可能とするべくコッキングハンドル上部の折りたたみ式リアサイト部分から専用の[[ドットサイト]]ベース・ねじ込み式専用オプションサイトベース部分までをロングタイプの[[ピカティニー・レール]]に置き換えたモデル。この仕様変更に伴い、非常用アイアンサイトはオプション装着の邪魔にならないよう、従来より小型でレール内に収納されるタイプに改修されている。
 
タボールおよびX95の全機種でオプションとして選択可能で、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]市販型セミオートモデルSARではこのタイプが標準となる予定である。
 
=== タボール TS-12 ===
{{main|en:IWI Tavor TS12}}
セミオートショットガンモデルで、口径は12ゲージ。18.5インチのバレルアンダーにトリガーガード内部のリリースボタンの操作による3本の手動回転式チューブマガジン(1本のチューブに2.75インチショットシェルが5発、もしくは3インチショットシェルが4発)を内蔵しており、装弾数は計15発、もしくは12発となっている。レシーバートップには[[ピカティニー・レール|ピカティニーレール]]が搭載。セーフティはクロスボルトセーフティが採用されている。アンビデクストラウス仕様により、左右両側からロード、アンロードが可能である。3.6kgもの重量から反動も小さくなっている。
 
== タボールの採用状況 ==
=== イスラエル国内 ===
[[イスラエル国防軍|イスラエル軍]]では初期の試作モデルを少数購入しテストを行った後、制式突撃銃として採用が決定した後はIMI(IWI)での生産体制が確立すると共に、各部隊に少しずつ支給されつつある。
 
タボールが最初に配備された部隊は[[ギヴァティ旅団 (イスラエル国防軍)|ギヴァティ歩兵旅団]]([[2006年]])であり、現在では[[ゴラニ旅団 (イスラエル国防軍)|ゴラニ歩兵旅団]]([[2008年]])、{{仮リンク|ナハル旅団 (イスラエル国防軍)|en|Nahal Brigade|label=ナハル歩兵旅団}}([[2010年]])などにも配備されている<ref>[http://dover.idf.il/NR/exeres/E11447EB-C780-4F86-9EB6-A3DBB553C3C4.htm イスラエル国防軍公式HP]</ref>。主に新兵や幹部候補生を中心にCTAR-21が供給され、一部の[[兵士]]にはGTAR-21や[[選抜射手|分隊狙撃]]運用向けCTAR-21も供給される。兵士達からは全体的な軽さや全長の短さが評価されている様だ。
 
[[イスラエル]]国内の公的機関なども採用する動きがある。将来的に軍の全ての部隊の[[アサルトライフル]]を数年掛けて置き換える予定であるらしい。しかしながら、[[M16自動小銃|M16]]や[[IMI ガリル|ガリル]]など従来のアサルトライフルとの操作感の違いや予算の都合から、キャリアの長いベテラン兵士達への供給は滞っていると言われている。
 
イスラエル軍の精鋭部隊「[[サイェレット・マトカル]]」「[[ゴラニ旅団 (イスラエル国防軍)|サイェレット・ゴラニ]]」「[[ギヴァティ旅団 (イスラエル国防軍)|サイェレット・ギヴァティ]]」ではテスト目的も兼ねてCTAR-21、MTAR-21が真っ先に採用されている。
 
=== イスラエル国外 ===
*{{IND}}
海外で初めに納入したと伝えられるのは[[インド軍]]である。IMI社(当時)と2千万[[アメリカ合衆国ドル|ドル]]の契約が成立している。この内容は3,000挺のタボール以外にも、150-200挺の[[IMI ガリル|ガリル]]7.62mm[[狙撃銃|スナイパーライフル]]、350万ドルのいろいろな[[照準器|照準装置]]の供給とともに、4つの新しい[[コマンド部隊|コマンド]][[大隊]]を[[イスラエル]]のエキスパートが教育するという内容である。後にMTAR-21の[[ライセンス生産]]契約も結び、自国生産のモデルをジッタラと名付けてインド軍の[[特殊部隊]]を中心に採用した。なお、扱ったインド[[兵士]]の実戦データや彼らからの要求と意見はIMI(IWI)社にもフィードバックされ、タボールの改良に大きく貢献した。
 
その後、以下の各国軍が購入、主に特殊部隊用として採用している。
*{{COL}}
*{{GTM}}
*{{THA}}
*{{VIE}}
*{{NGA}}
*{{MEX}}
*{{TUR}}
*{{UKR}}
:RPCフォート社によるライセンス生産<ref>[http://fort.vn.ua/produkciya/avtomaticheskoe-oruzhie/shturmovaya-vintovka-fort--221.html RPCフォート社公式HP]</ref>。[[5.56x45mm NATO弾|5.56x45mm]]と[[9x19mmパラベラム弾|9x19mm]]以外に独自に[[5.45x39mm弾|5.45x39mm]]モデルを製造している。[[Vepr|ヴェープル]]と並んで[[ウクライナ軍]]次期制式突撃銃の候補としている。
*{{GEO}}
*{{AZE}}
*{{PRT}}
*{{ETH}}
*{{MKD}}
*{{PHL}}
*{{BRA}}
:[[トーラス・レイジングブル|レイジングブル]]などで知られる[[トーラス]](タウルス)社によるライセンス生産<ref>[http://www.defesabrasil.com/laad2009/index.php?option=com_content&view=article&id=71:a-taurus-e-o-tavor&catid=39:noticias&Itemid=78 Difesa Brasil.com]</ref>。他にもガリルと[[IMI ネゲヴ|ネゲヴ]]のライセンス生産契約も結んでいる。
*{{RWA}}
<br>
<gallery widths="190" heights="170" style="font-size:100%">
File:Royal Thai Marine Corps Recon with IWI Tavor X95.png|X95を手にするタイ海兵隊員
File:Gomez-Bustamante_extradited_from_Colombia_to_the_United_States_2007.jpg|タボール(CTAR-21)を携帯するコロンビア警察の警察官
File:India_Para.jpg|タボールを携行するインド陸軍のパラ・コマンド部隊の隊員
File:Members_of_the_Azerbaijani_Special_Forces_during_a_military_parade_in_Baku_2011.png|タボールを手に行進するアゼルバイジャン軍特殊部隊
File:Соціальна реклама Соціальна реклама (12) (16739301097).jpg|タボールを装備する[[ウクライナ国家親衛隊]]の隊員。
</gallery>
 
== トイガンのタボール ==
香港ARES社がいち早く製品化した。また、IWI社および[[イスラエル国防軍|イスラエル軍]]の[[ライセンス]]を持ち、再現度の高い[[IMI ガリル|ガリル]]のトイガンを発売した[[アメリカ合衆国|アメリカ]]のTSIアーモリーズ社、[[ヨーロッパ]]を本拠地とし、同じくIWI社のライセンスを持つサイバーガン社も製品化を予定している。
 
また、[[日本]]のトイガン最大手である[[東京マルイ]]社でも10歳以上ユーザー向けシリーズ、電動ガンボーイズシリーズの第6弾としての発売が発表された。
 
ガスブローバックガンとしては日本のトイガンメーカーであるKSCからIWI社公認モデルとして刻印まで忠実に再現されたモデルが発売されている。
 
== 登場作品 ==
{{hidden begin|title = IMI タボールAR21の登場作品を表示するには右の [表示] をクリックしてください。}}
 
=== 映画 ===
; 『[[バイオハザードII アポカリプス]]』
: 最初にタボールが登場した作品である。[[アンブレラ (バイオハザードシリーズ)|アンブレラ]]社の[[傭兵]][[部隊]]「[[アンブレラ (バイオハザードシリーズ)#U.B.C.S.|U.B.C.S.]]」の制式銃として、CTAR-21が登場する。[[照準器#オプティカルサイト|ダットサイト]]、[[懐中電灯|タクティカルライト]]、レーザーサイトを装着している。
: この記事が掲載された国際出版社発行の[[Gun (雑誌)|月刊Gun]]年3月号には[[プロップガン]]として使われたCTAR-21の写真が掲載されているが、元はこの銃が[[プロトタイプ|試作]]生産テスト用モデルであったことと撮影で酷使されたためか、グリップ上部の通風孔部分にヒビが走っている<ref>月刊『Gun』2005年3月号 国際出版株式会社 特集「バイオハザードⅡアポカリプスのステージガン」71-73ページ</ref>。
:; 『[[バイオハザードV リトリビューション]]』
:: 『バイオハザードII』と同じく「U.B.C.S.」の制式銃として、CTAR-21が登場する。M-21 リフレックスサイトとタクティカルライトが装着されている。
; 『[[ブラック・スコルピオン (2004年の映画)|ブラック・スコルピオン]]』
: 主人公と相棒の女刑事が悪徳[[警察官|警官]]の車から失敬した物を交互で使用する。本作で使われたのはCTAR-21。
; 『[[マックス・ペイン (映画)|マックス・ペイン]]』
; 『[[ワールド・ウォーZ]]』
: [[イスラエル国防軍|イスラエル軍]][[兵士]]が使用する。
 
=== アニメ ===
; 『[[マクロス ゼロ]]』
: 工藤シン、エドガー・ラサールが使用する。
; 『[[ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE]]』
: アラン・スミシーの[[兵士]]がCTAR-21を所持。その後、アランがこの銃で[[ルパン三世|ルパン]]の愛車を破壊する。
 
=== 漫画 ===
; 『[[マブラヴ オルタネイティブ]]』
: 銃の名称は登場しないが、主人公やヒロインたち、[[国連軍]][[兵士]]の所持する銃として使用される。
 
=== 小説 ===
; 『[[とある魔術の禁書目録]]』
: 猟犬[[部隊]]が使用する。
 
=== ゲーム ===
; 『[[Alliance of Valiant Arms]]』
: TAR-21,X95Rが登場。
; 『[[ARMA3]]』
: TRG-21として登場。
; 『[[F.E.A.R. (ゲームソフト)|F.E.A.R.]]』
: 「ASPライフル」という名称でSTAR-21が登場。バースト射撃オンリーとなっている。
; 『[[Paperman]]』
: TAR-21が登場。
; 『[[SOCOM: U.S. Navy SEALs Portable]]』
: TAR-21が登場。
; 『Task Force Talon Act of War』
: 「FMV sequences」という名称で登場。
; 『[[:en:Warface|Warface]]』
: TAR-21が「Karcom」という名称で、STAR-21が「Karcom SNP」という名称で登場。
; 『[[WarRock]]』
: ガラッチャの商品であったが、[[8月6日]]よりDinar販売となった。その際に、威力が調整され低下した。
; 『[[カウンターストライク|カウンターストライクオンライン]]』
: TAR-21が登場。
; 『[[グランド・セフト・オートV]]』
: 「改良型ライフル」の名称でCTAR-21が登場する。
; 『[[クロスファイア (オンラインゲーム)|クロスファイア]]』
: TAR-21が登場。
; 『[[ゴーストリコンシリーズ]]』
:; 『[[ゴーストリコン ワイルドランズ]]』
:: DLCの新勢力『ロス・エクストランへロス』の一般兵およびプレイヤーの装備として登場。
:; 『[[ゴーストリコン ブレイクポイント]]』
:: 反乱を起こした特殊部隊『ウルヴズ』およびプレイヤーの装備として登場。
; 『[[コール オブ デューティシリーズ]]』
:; 『[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2|CoD:MW2]]』
:: TAR-21が登場。専用[[照準器#オプティカルサイト|ドットサイト]]の他に[[照準器#アイアンサイト|アイアンサイト]]も再現されている。
:; 『[[コール オブ デューティ ブラックオプス2|CoD:BO2]]』
:: MTAR-21が「MTAR」という名称で登場。
:; 『[[コール オブ デューティ ブラックオプス3|CoD:BO3]]』
:: 「XR-2」の名称で近代化改修を施したものが登場する。
:; 『[[コール オブ デューティ ゴースト|CoD:G]]』
:: MTAR-21が「MTAR-X」という名称で[[短機関銃|SMG]]枠として登場。
:; 『[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア|CoD:MW]]』
:: TAR-21が「RAM-7」という名称で登場。12月4日の大型アップデート「シーズン1」の追加武器として登場する。
; 『[[サドンアタック]]』
: 「TAVOR」という名称で登場。
; 『[[バトルフィールド (コンピューターゲーム)|バトルフィールドシリーズ]]』
:; 『[[Project_Reality|Project Reality(BF2)]]』
:: [[イスラエル国防軍]]のマークスマンの装備としてTAR-21、ショートタイプのCTAR-21が登場。スコープに[[ACOG|ACOG TA31]]を装備している。
:; 『[[バトルフィールド3|BF3]]』
:: [[カービン]]ライフルとしてMTAR-21が登場。
:; 『[[バトルフィールド4|BF4]]』
:: 拡張パック「China Rising」にて実装。全カービン中最大のレートを誇る。
; 『[[レインボーシックス]]』
: MTAR-21が登場。
:; 『[[レインボーシックス ベガス]]』
:; 『[[レインボーシックス ベガス 2]]』
:: MTAR-21が登場。
; 『[[ドールズフロントライン]]』
: 星4アサルトとしてTAR-21が登場。
: 星5サブマシンガンとしてX95が登場。
{{hidden end}}
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
<references/>
 
== 参考文献 ==
* 月刊『Gun』2008年1月号 国際出版株式会社 特集「ミリポル2007」
* 月刊『Gun』2005年3月号 国際出版株式会社 特集「バイオハザードⅡアポカリプスのステージガン」
* 月刊『コンバットマガジン』2001年4月号 株式会社ワールドフォトプレス 特集「Bullpup Roundup」
* Jウィング5月号別冊『Jグランド』VOL.11 [[イカロス出版]] 特集「メルカバMk.4」
 
== 関連項目 ==
* [[イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ|IMI]]
* [[自動小銃]]
* [[小銃・自動小銃等一覧]]
* [[アサルトライフル]]
* [[ブルパップ方式]]
* [[ステアーAUG]]
 
== 外部リンク ==
{{Commons cat multi|IWI Tavor|IWI X95}}
*{{Wayback |url=http://www.israel-weapon.com/default.asp?catid={BE33B6E6-080B-45B8-AD85-C4E1E40D0422} |title=IWI社公式HP(タボール・ファミリー) |date=20150414114408}}
*{{Wayback |url=http://www.israel-weapon.com/default.asp?catid={184BBB3C-DBA5-445D-A83A-C73E6A6D53B4} |title=IWI社公式HP(X95ファミリー) |date=20150414105051}}
*{{Wayback |url=http://www.israel-weapon.com/default.asp?catid={9490BE81-EAFC-456A-ADC5-D042220A1625} |title=IWI社公式HP(タボール・ヒストリー) |date=20150414105759}}
*{{Wayback |url=http://www.iwi.us/tavor.html |title=IWI US社公式HP(タボールSARファミリー) |date=20130927221715}}
*[http://www.israeli-weapons.com/weapons/small_arms/tavor/Tavor.html イスラエリ・ウェポンズ]
*[http://www.zahal.org/groups/tavor-tar-21 ザハル・オンラインストア]
*[http://world.guns.ru/assault/as30-e.htm モダン・ファイアアームズ]
*[http://www.isayeret.com/content/weapons/assault/tavor/guide.htm イサイエレット・ドットコム(会員制)]
*[http://www.defense-update.com/news/62302tavor2.htm defense-update.com タボール2次世代アサルト・ライフル&MTAR-21]
*[http://www.defense-update.com/products/m/micro-tavor.htm マイクロ・タボールMTAR-21]
*[http://www.enemyforces.com/firearms/tavor.htm Arms World]
*[http://www.defense-update.com/products/i/inf-200.htm Israel's Infantry 2000 program]
*[http://www.defense-update.com/products/r/refaim.htm Multi-Purpose munitions for the Tavor]
*[http://www.defense-update.com/directory/tavor.htm Tavor Program Update]
*{{Wayback |url=http://homepage3.nifty.com/gun45/tabo-ru.htm |title=「タボール」アサルトライフル 頑住吉ガンスミスの部屋 知識の断片 |date=20160913212356}}
{{イスラエル国防軍の歩兵用武器・弾薬}}
 
{{DEFAULTSORT:たほおるAR21}}
 
[[Category:自動小銃|たほおる]]
[[Category:アサルトライフル|たほおる]]
[[Category:ブルパップ式小銃]]
[[Category:イスラエルの小火器]]
[[Category:5.56mm銃]]
[[Category:イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ]]