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{{ Infobox 航空機
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| 画像=画像:XF-90 inflight USAFM.jpg
| キャプション=XF-90
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[[第二次世界大戦]]の末期、急速に進むジェット化の中で陸軍航空軍は[[爆撃機]]を護衛する長距離戦闘機を企図したが、初期のジェットエンジンは燃料消費率が高く、概ね1,000km程度の航続距離しか望めなかった。
太胴の双発機と[[ターボプロップ]]機が有望視され、[[XP-81 (航空機)|XP-81]]と[[XP-83 (航空機)|XP-83]]が1944年から1945年にかけて試作されたが、性能不十分で最初から採用の見込みは無かった。この失敗を受け1946年([[1947年]]以降[[アメリカ空軍]])は、[[マクドネル・エアクラフト|マクドネル]]([[XF-88 (
XP-90は1946年6月20日に正式試作契約され、当初デルタ翼機案も検討されたものの、同社の[[F-80 (
低翼配置の主翼であり、その前縁後退角は35度。垂直尾翼に中程に取付角可変式の水平尾翼が配されている。インテイクは胴体脇にあり、主翼端にはチップタンクを装備できる。エンジンはアフターバーナーの開発に手間取ったため、暫定的に[[ウェスティングハウス・エレクトリック|ウエスチングハウス]]製J34-WE-11(推力:1,361kg)を用い、アフターバーナー付のJ34-WE-15(推力:1,905kg)を装備したXF-90Aは1950年5月20日に初飛行した。
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1950年9月まで飛行試験が続けられたが、競作機のXF-88の方が幾分ましとはいえ、双方不採用が決定し、2機の試作機は1952年の[[核実験]]や1953年の強度試験で破壊された。
本作の失敗に懲りたロッキードは、自社に超音速風洞を設置し、XF-90の原設計の欠陥を把握。超音速時における直線翼の利点の見直し、空気取入口の形状の最適化などを行い、小型軽量な世界初のマッハ2級戦闘機[[F-104 (
本機に始まるF-90番台の戦闘機は、続いて[[XF-91 (
== 要目(XF-90A) ==
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* [http://www.nationalmuseum.af.mil/factsheets/factsheet.asp?id=8755 LOCKHEED XF-90 空軍ファクトシート]
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:
{{アメリカ空軍の戦闘機}}
[[Category:アメリカ合衆国の戦闘機]]
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