「神の抵抗軍」の版間の差分
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=== 背景 ===
1986年1月[[アチョリ]]出身の[[ティトー・オケロ]]大統領が南西部を支持基盤とする[[ヨウェリ・ムセベニ]]の[[国民抵抗軍]]
=== 初期 ===
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|combatant2={{仮リンク|聖霊運動 (ウガンダ)|en|Holy Spirit Movement|label=聖霊運動}}<br />
{{仮リンク|ウガンダ人民民主軍|en|Uganda People's Democratic Army}}<br />
[[ファイル:
|commander1=[[ヨウェリ・ムセベニ|ヨウェリ・ムセヴェニ]]<br />[[ポール・カガメ]]<br />{{仮リンク|ベティ・オイェラ・ビゴンベ|en|Betty Oyella Bigombe}}<br />[[:en:James Kazini|James Kazini]]
|commander2=[[アリス・アウマ]]<br />{{仮リンク|オドン・ラテク|en|Odong Latek}}<br />[[ジョゼフ・コニー]]
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{{main|{{仮リンク|ガランバ攻勢 (2008年 - 2009年)|en|2008–09 Garamba offensive|label=ガランバ攻勢}}|[[:en:2008 Christmas massacres]]|{{仮リンク|マコンボ虐殺|en|Makombo massacre}}}}
第二次コンゴ戦争以降、ウガンダとコンゴ民主共和国の政府間関係は険悪化していたが、2008年12月には、コンゴ民主軍、ウガンダ軍、[[スーダン人民解放軍|南スーダン自治政府軍]](SPLA、現・南スーダン軍)共同のLRA掃討作戦「ライトニング・サンダー」
アメリカは、2011年10月には
|url=http://www.cnn.co.jp/world/30004280.html |title=ウガンダに米軍兵士を派遣、武装勢力指導者の捕そく支援 2012年5月13日、ウガンダ軍は、LRA掃討作戦の中で、LRAの5人の最高幹部の1人であるアチェラム司令官を拘束した<ref>{{Cite news
|url =
|title = 「神の抵抗軍」幹部を拘束 ウガンダ軍
|newspaper = 産経新聞
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2008年12月30日、キリスト教系国際慈善団体カリタス(本部[[ヴァチカン]])は、LRAがその前週のクリスマス期間中に、コンゴ民主共和国(旧ザイール)北部で住民約480人を殺害したとする声明を出した。この声明によれば、スーダン国境沿いにあるファラジェで25、26の両日、教会などがLRA部隊に襲われ、約150人が死亡したほか、少なくとも4地域でも同様の襲撃があり、計336人が殺害された。また、避難民は6,500人に上り、拉致された子供もいるという。
2010年3月27日、国際人権団体の[[ヒューマン・ライツ・ウオッチ]]は、2009年末、LRAが少なくとも民間人321人を殺害、女性ら250人を拉致したとする報告書を発表した<ref>{{Cite web|url=http://www.cnn.co.jp/world/CNN201003280018.html|title= 住民321人を殺害、250人拉致 コンゴの反政府武装組織|date=2010年3月28日|publisher=CNN.co.jp|accessdate=2010-03-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20100401123947/http://www.cnn.co.jp/world/CNN201003280018.html|archivedate=2010-04-01}}</ref>。また、拉致された者には、少なくとも子供80人が含まれるという。この報告書によると、この虐殺が起きたのは2009年12月14日から17日までで、少なくとも10カ所の村落が襲撃され、住民は[[斧]]や[[鉈|なた]]、大型の木製棒などで惨殺されたという。また、被害から逃れた村民によると、拉致された子供は、命令に従わない子供を殺害するよう強制されているという。ヒューマン・ライツ・ウオッチは、LRAによる23年間の武装闘争の中でこの虐殺は最悪の規模だと非難した。また、この虐殺が数か月も表面化しなかったことについて、コンゴ民主共和国とウガンダの両政府の責任にも言及している。
同時に、コンゴ民主共和国北東部に展開する国連平和維持軍約1,000人による住民保護は不十分な態勢にあると指摘している。同国政府は「神の抵抗軍は国内の治安維持で重大な脅威でない」と主張していた。
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