「マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき」の版間の差分
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東洋水産を代表するうどんとそばの[[和風]][[カップ麺]]で、「赤いきつね」は[[1978年]]([[昭和]]53年)8月に、「緑のたぬき」は[[1980年]](昭和55年)8月に発売された。主幹となるこの2つ以外にも[[#主なシリーズ商品|いくつかのシリーズ商品・バリエーション展開]]が存在する。
「赤いきつね」はだしにこだわった醤油味の汁に[[瞬間油熱乾燥法|油揚げ麺]](フライ麺)のうどん
=== つゆの地域性 ===
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== 主なシリーズ商品 ==
=== 現在 ===
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:* マルちゃん紺のきつねそば
:** 油揚げのほかに味付[[豚肉]]が入っている。
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:** 山菜のほかにきざみ揚げが入っている。当初は全国で発売されていたが現在は北海道専売商品となっている。
:* マルちゃんバリうま[[ごぼ天うどん]]
:** 「バリうま」は東洋水産の[[九州]]・[[山口県|山口]]地方限定のカップ麺商品の統一シリーズで、うどんの他に博多風・久留米風・熊本風ラーメンも発売された。2025年8月現在ごぼ天うどん、熊本風黒とんこつラーメン、宮崎風旨辛麺、長崎ちゃんぽんがラインナップされている。
:* マルちゃん赤いきつね焼うどん でか盛
:** 夏季限定商品。
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:** 2023年9月11日発売。その商品名の通り、具材には牛肉のほか、紅生姜天ぷらが用いられている。
:* マルちゃん赤い天ぷらそば
:** 2023年11月6日発売
:* マルちゃん緑の天ぷらうどん
:** 2023年11月6日発売
:*マルちゃんカレー天ぷらうどん でか盛
:** 2025年10月13日発売予定。クリーミーに仕上げた和風のカレーつゆに、麺質量90gの太めのうどんと、小えびを加えた大判サイズの天ぷらを組合せて、満足感のある一杯に仕上げた。また、添付されている天ぷらは、好みに合わせ先載せ、あるいは後載せでも楽しむことができる。
=== 過去 ===
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== CM ==
; 起用タレント
:* [[武田鉄矢]]:1978年(昭和53年)の発売当初から1994年(平成6年)まで、武田が世界各国を訪れ、体を張ったパフォーマンスを披露するCMが話題になった。CM第1作は「アメリカントラック編」。また、1979年(昭和54年)製作のCM「戦車編」([[アメリカ合衆国|アメリカ]]で撮影)での「戦車が恐くて、赤いきつねが食えるか!」のセリフは当時の[[流行語]]にもなった<ref group="注釈">1979年10月に放送開始した刑事ドラマ「[[西部警察]]」第41話で、[[寺尾聡]]演じる松田刑事が、赤いきつねを食べながら「見合いが怖くてきつねが食えるか!」と言う場面がある。</ref>。1994年の「中年ガキ大将編」から日本国内での撮影になった。2008年10月、マルちゃん『赤いきつね』の一社提供の[[フジテレビジョン|フジテレビ]]の6分番組『[[おふくろ、もう一杯]]』のナレーションにも起用されている。[[2019年]](令和元年)8月、「同じ俳優を起用したテレビCMを最も長い間放映し続けている商品」として[[ギネス世界記録]]の認定を受けた<ref>{{cite news|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201908280000304.html|title=武田鉄矢「赤いきつね」CM41年でギネス世界記録|newspaper=日刊スポーツ|date=2019-08-28|accessdate=2019-08-31}}</ref>。
:* [[
; 以下は過去の武田の共演者
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:* [[麻生久美子]]:2021年(令和3年)10月1日から2024年9月30日まで武田と共演する形で起用。CM本編では武田の[[妻]]役を演じた。
:* じろう([[シソンヌ (お笑いコンビ)|シソンヌ]]):2022年(令和4年)10月1日から2024年9月30日まで出演。
:* [[ヒロシ]]:2024年(令和6年)10月1日から11月29日まで「秋の[[キャンプ]]」篇に限り、武田と共演する形で起用。▼
:* [[あの]]:2024年11月30日から2025年(令和7年)1月17日まで「[[年越し]]の問いかけ」篇に限り、武田と共演する形で起用。
:* [[富栄ドラム]]:2025年1月18日から2月28日まで「真冬の[[かまくら]]」篇に限り、武田と共演する形で起用。
▲:* [[ヒロシ]]:2024年(令和6年)10月1日から11月29日まで「秋の[[キャンプ]]」篇、および2025年3月10日から5月31日まで「春のキャンプ」篇に限り、武田と共演する形で起用。
:
; 仮面ライダーコラボCM
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=== アイドルグループ「TU→YU」 ===
「TU→YU」(つーゆー<ref name="sponichi20070817">{{Cite news
;メンバー
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:*[[八乙女光]](ヒカル)<ref name="oricon20080911" />:金八先生第7シリーズに丸山しゅう役で出演
2007年8月20日<ref>{{Cite news
=== 緑のたぬき×GReeeeN ===
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=== 赤緑合戦 ===
2018年10月から「赤緑合戦」と称して武田鉄矢、濱田岳がそれぞれ「赤いきつね軍」と「緑のたぬき軍」の将軍に扮したCMが放映されている。同時に、「あなたはどっち!? ~食べて比べて投票しよう!」というキャンペーンが毎年開催され、これまでの成績は2勝1敗で「赤いきつね」が優勢となっている<ref group="注釈">同様のキャンペーンの例として、[[明治]]が同社のチョコレートスナック菓子「[[きのこの山]]」と「[[たけのこの里]]」のどちらが美味しいかという消費者間の論争(通称「[[きのこたけのこ戦争]]」)に便乗した「きのこ・たけのこ総選挙」キャンペーンがある。</ref>。2021年4月、和解を果たした記念として相互に具を変えた、「赤い
また同年より毎年10月に『[[タヌキとキツネ]]』とコラボレーションした「赤いたぬき」と「緑のきつね」を[[セブン-イレブン]]限定で発売している<ref>{{cite news|title=赤いきつね…じゃなくて、赤い“たぬき”!今だけのコラボに注目です【新製品 5行レビュー】|newspaper=ROOMIE|date=2024-10-17|url=https://www.roomie.jp/2024/10/1330355/|accessdate=2025-07-16|publisher=株式会社メディアジーン}}</ref><ref>{{cite web|和書|url=https://www.fwinc.co.jp/tanukitsu/wp/?post_type=notice|title=ニュース|website=『タヌキとキツネ』公式サイト|accessdate=2025-07-16|publisher=株式会社フロンティアワークス}}</ref>。
これとは別に2025年5月にも『[[機動戦士ガンダム 水星の魔女]]』とコラボレーションした「赤いたぬき」「緑のきつね」を同じくセブン-イレブン限定で発売している<ref>{{cite news|title=「ガンダム 水星の魔女」と「赤いきつね/緑のたぬき」がコラボ! セブン−イレブンでアクスタプレゼントキャンペーン開催|newspaper=GAME Watch|date=2025-05-12|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/2013218.html|accessdate=2025-07-16|publisher=株式会社インプレス}}</ref>。
=== Xでのアニメ動画「ひとりのよると赤緑」CM ===
2025年2月6日東洋水産株式会社の公式アカウントXでの「赤いきつね緑のたぬき」のアニメ動画CM。
内容は緑のたぬきバージョン「放課後先生編」は、男性教員が学校の職員室で残業して緑のたぬきを食べており、一方、赤いきつねの「おうちドラマ編」では自室とおぼしき場所で若い女性が部屋で一人TVを見て涙を流した後に赤いきつねを食している<ref>{{citeweb|url=https://diamond.jp/articles/-/359836|title=マルちゃん「赤いきつね」と「緑のたぬき」CMを比べてわかった違和感の正体|author=鎌田和歌|publisher=DIAMOND ONLINE|date=2025-02-21|accessdate=2025-02-24}}</ref><ref>{{citeweb|url=https://diamond.jp/articles/-/359836|title=マルちゃん「赤いきつね」と「緑のたぬき」CMを比べてわかった違和感の正体|author=鎌田和歌|publisher=DIAMOND ONLINE|date=2025-02-21|accessdate=2025-02-24}}</ref>。
この女性版で頬を赤らめて涙目で食する女性に対し「性的」「キモイ」クネクネする姿と批判視する声が出ており、それに対し何で炎上するのか分からないとの否定的な見解も投稿され、2月16日から18日の分析では約21万ポストとなる反響を呼んだ<ref>{{citeweb|url=https://lasisa.net/post/91307|title=カップ麺【赤いきつね】アニメCMが “性的表現”? SNSで炎上、「エロ要素なくない?」反論も… あなたはどう思う?|publisher=LASISA|date=2025-02-17|accessdate=2025-02-24}}</ref><ref>{{citeweb|url=https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/cbd76fef3b99ae65557e10493afd396c19cd5e8e|title=赤いきつねと非実在型炎上|author=鳥海不二夫| この商品に関するアニメCM公開を記念し、担当声優のサイン入りオリジナルパーカーが当たるキャンペーンは2月15日まで行われたが、「緑のたぬき」では男性がスープを飲み干す横顔の全体像のイラストに対し、「赤いきつね」は女性の口元とカップ麺の一部のイラストとなっている。このためやはり性的なものを彷彿とさせる演出だったのではとの指摘がある<ref>{{citeweb|url=https://www.jprime.jp/articles/-/35678?display=b|title=『赤いきつね』性的表現論争で話題なのはCMだけじゃない、キャンペーン景品のデザインが「もっとキモい」|publisher=週刊女性PRIME|date=2025-02-21|accessdate=2025-02-24}}</ref>。女性が自宅でドラマを見てるのに対し、男性が職場で残業をする姿へのジェンダーバイアスの視点の指摘はやむを得ず、男ウケする感じで食べる女性も実在しないだろうとのマンガ解説者の評価もある。他方、料理研究家の[[リュウジ]]は「性的に見えない」として、2025年2月21日にXで、女性版CMの再演動画を流した。女性が生きにくい風潮について理解を示しつつ、あくまでアニメ広告だと作品を擁護した<ref>{{
== コラボレーション商品 ==
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== 関連項目 ==
* [[東急エージェンシー]]
* [[うどん]]
* [[蕎麦]]
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