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{{Otheruseslist|「'''バタコさん'''」を含む[[それいけ!アンパンマン|アンパンマン]]の登場人物|三輪自動車の通称である「バタコ」|オート三輪|[[はごろもフーズ]]が製造販売しているレトルトタイプのバターコーンである「シャキッと!コーン バタコ」の通称|はごろもフーズ#代表的な商品}}
{{Pathnav|アンパンマン|frame=1}}
{{複数の問題
|独自研究=2009年12月
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|出典の明記=2011年6月
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{{Notice|text=この項目の'''ページサイズが大きくなっております(500KB以上)。'''|date=2021年10月}}
{{Wikify|date=2025年9月}}
{{Anchors|pic1}}{{File clip | Takamatsu Soreike!anpanman Board 1.JPG | width =350 | 16 | 7.4 | 0 | 7.4 | w =600 | h =516 | alt= 香川県の高松駅に設置されているアンパンマン記念撮影ボードで、主要キャラクターが描かれている。| [[高松駅 (香川県)|高松駅]]に設置されているアンパンマン記念撮影ボード<hr />アンパンマンの主要キャラクターが描かれている。}}
'''アンパンマンの登場人物一覧'''(アンパンマンのとうじょうじんぶついちらん)では、[[やなせたかし]]原作の[[絵本]]『[[アンパンマン]]』および[[テレビアニメ]]シリーズ『[[それいけ!アンパンマン]]』などの関連作品に登場する[[キャラクター]]について一覧形式で解説する。
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キャラクター数の多さについては「[[アンパンマン#キャラクター数]]」を参照のこと。
[[テレビアニメ|テレビアニメ版]]に登場したキャラクターの大半は初期に1回限り登場したゲストキャラクターである。また、エピソードによっては、共演したにも関わらず別の話では初対面になっていたり、改心したにも関わらず再び暴れたり[[悪戯|イタズラ]]を働くキャラクターに戻っていたりすることもある。
== 閲覧の手引 ==
* 本項におけるキャラクターの解説は、特に断りのない限り、
* キャラクター毎の「初登場回」の項目については、原作で既に登場しているキャラクターに関してもテレビアニメ版および映画版で初登場した放送回・作品を優先して記載している。
* テレビアニメ版に登場したことのあるキャラクターの名前が、[[サブタイトル]]、[[クレジットタイトル]]、公式ウェブサイト、キャラクター商品など、媒体によって違っている場合は、テレビアニメ版のサブタイトル<ref>「[[それいけ!アンパンマンのエピソード一覧]]」を参照のこと。</ref>、または、テレビアニメ版および映画版のクレジットタイトルでの名前を優先して記載している。
*
== アンパンマンと仲間たち ==
{{Anchors|特急形アンパンマン列車}}[[ファイル:JR shikoku 8000series 8503 anpanman train.jpg|thumb|250px|[[JR四国8000系電車#アンパンマン列車|JR四国8000系特急形「アンパンマン列車」]]/ 先頭車両には空飛ぶアンパンマンがデザインされている。[[虹]]の帯は本作アニメ版の[[オープニングアニメーション]]のイメージに倣っている。]]
=== パン工場の関係者 ===
; {{Anchors|アンパンマン}}[[アンパンマン (キャラクター)|アンパンマン]]({{small|[[英語|英]]:}}Anpanman{{Sfn|IMDb}})
: [[声優|声]] - [[戸田恵子]]
: [[性別]] - [[男性|男]] / 初登場回 - TV第1話「アンパンマン誕生」{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=4}}
: 本作の[[主人公]]。頭が[[あんパン]]でできた[[正義]]の[[ヒーロー]]。お腹を空かせた者に自分の“顔”(※作中ではそのように呼ぶが、実際は頭部)を食べさせ、悪いことをする者がいれば「アンパンチ」や「アンキック」で懲らしめる。弱点は[[カビ]]や水などで力が出なくなるが、新しい顔を焼いて交換すると元気100倍になる(バタコさんが投げて交換する)。一人称は「ぼく」。
; {{Anchors|ジャムおじさん}}ジャムおじさん({{small|英:}}Jam-ojisan{{Sfn|IMDb}})
: 声 - [[増岡弘]](第1話 - 第1464話、映画:第1作 - 第31作)(1988年10月3日 - 2019年8月9日)→[[山寺宏一]](第1465話 - 、映画:第32作 - )(2019年8月16日 - )<ref name="mynavi_20190805">{{Cite news
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第1話「アンパンマン誕生」{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=4}}
:
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: 幼少時は「J」と描かれたキャップを目深に被った姿をしており、その頃に空腹でひもじい思いをした経験がある。夜空から降ってきた流れ星があんパンとなり、それを食べたことがパン作りを始めるきっかけとなった<ref>TV第1631話「ジャムおじさんとアンパンマン」</ref><ref>原作者のやなせたかしが子供の頃に経験した出来事と重ねて描かれている。{{Cite web|url= https://natalie.mu/comic/news/543355 |title= 祝35周年!「アンパンマン」ジャムおじさんの少年時代描くエピソード、10月6日放送決定 |website= コミックナタリー | access-date=2023-10-29}}</ref>。
:
; {{Anchors|バタコさん}}バタコさん({{small|英:}}Batako-san{{Sfn|IMDb}})
: 声 - [[佐久間レイ]]
: 性別 - [[女性|女]] / 初登場回 - TV第1話「アンパンマン誕生」{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=4}}
: パン工場でジャムおじさんの助手をしている女の子{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=190}}<ref name="friend_バタコさん_2020">{{Cite web|和書|title=バタコさん - なかまの紹介 |url=https://www.anpanman.jp/about/friends/b9uhw55dnew68yjv.html |publisher=日本テレビ音楽株式会社 |work=それいけ!アンパンマン(ポータルサイト)|accessdate=2020-06-30 }}</ref><ref group="注">アンパンマンの登場人物ではキャラクター名が「'''~さん'''」で大人ではなく子供のキャラクターが多数いる</ref>。[[#pic1|■トップ画]]にいる。バタコさんの名前は[[バター]]に由来する。テレビアニメ版ではジャムおじさんの[[孫]]という設定があるが<ref group="注">TV第1話でジャムおじさんの自己紹介の後に、「私、孫のバタコ」と自己紹介をしている。</ref>、諸説設定は様々である{{Refnest|group="注"|やなせによるとアンパンマンの世界には明確な肉親関係・親戚関係はなく曖昧である{{Sfnp|『アンパンマン大研究』|1998|p=85}}。公式ウェブサイトでも、無関係で親子や肉親ではないことが語られている。}}。放送開始当日の読売新聞朝刊テレビ欄番組紹介枠では「娘のバタコ」と記載されている。「一人称は「私」。やなせによると、ジャムおじさんと同じく彼女も人ではなく妖精に近い存在である(テレビアニメ版ではジャムおじさんと同様「ふつうの人間」<ref name="biog(1998)_バタコ">{{Cite web|和書|title=バタコさん |url=https://www.ntv.co.jp/anpanman/profile/batako.html |publisher=日本テレビ音楽株式会社 |website=公式ウェブサイト |work=それいけ!アンパンマン(ポータルサイト)|accessdate=2010-12-17 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20071223104719/www.ntv.co.jp/anpanman/profile/batako.html |archivedate=2018-12-01 |url-status=dead|url-status-date=2007-12-23 }}</ref>)。年齢<ref group="注">アンパンマンの世界では誰もが年を取らず年齢不詳であるという設定もある。</ref> は子供から大人までと様々な差がある(声をあてている佐久間は「小さな女の子だが、どことなく母性を感じさせる」とイメージして演じている{{Sfnp|『アンパンマン大研究』|1998|p=171}})。テレビアニメ版では誕生日は[[4月3日]]<ref group="注">テレビアニメ版において誕生日のエピソード「バタコさんのたんじょうび」が[[1989年]](平成元年)4月3日(関東地区)に放送されたことにちなむ。</ref>。通常は「さん」付けであり、作中でもジャムおじさんやばいきんまん達以外からは「さん」付けで呼ばれているが、2000年代までのクレジットタイトルでは「バタコ」と呼び捨てにされていたが、映画版では第22作から、テレビシリーズでは2013年(平成25年)頃から「バタコさん」表記に変わった。ただ、「サンサンたいそう」の歌詞は、「ジャムおじさん、'''バタコ'''…」という、呼び捨てにされている形のままである。
: ジャムおじさんと同じく基本的にいつもコック帽を被っているが、話や時期によって前髪の形がわずかに異なっている。
: 料理やお菓子作りのほか{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=190}}{{r|"friend_バタコさん_2020"}}、[[裁縫]]も得意で{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=190}}{{r|"friend_バタコさん_2020"}}、アンパンマン達のマントを作り、マントが破れたりした時は繕っている{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=190}}{{r|"friend_バタコさん_2020"}}。
: ジャムおじさんと同じく優しい性格で、寛大。家庭的で、掃除や洗濯が好きなことからふけつまんを嫌っていた。好きな食べ物は[[綿菓子|綿飴]]<ref>TV第1249話A「クリームパンダとわたあめじいさん」</ref>。ばいきんまんに人質にされることの多い人物の一人でもあるが、例えばいきんまんでも悪事をしていない場合は協力したり食べ物を分け与えたりしている。ばいきんまんが拾ってきた魔法の鏡によると「(アンパンマンワールドで)最も心の美しい女性」とのこと。原作では『月刊いちごえほん』版から登場。現在とは異なり、かなりやんちゃでハチャメチャな性格で口癖も「びじんのいのちはみじかい」だったが、テレビアニメ化に伴い、今のような性格になった。テレビアニメ版初期の頃はパン工場の誰よりもおむすびまんが旅から寄ってくるのを楽しみにしていた。たぬきおにから好かれているが、本人は気づいていない模様。かつてはジャムおじさんと異なり、お芝居が得意なほうだったが、現在は苦手になっている。
: アンパンマンの仲間達の中では、彼の新しい顔を投げて届けることが一番多い。投げ方は多岐にわたり、ばいきんまんに顔を投げることを邪魔されてもほぼ百発百中でアンパンマンの顔を入れ替えることができる。アンパンマンの顔は、誰が投げても邪魔さえなれけば百発百中で入れ替えることができるが、多彩な投法を使うのは彼女だけ<ref group="注">ばいきんまんなどに顔を投げることを邪魔された場合はダメージを受けた場合以外ではほかのキャラクター(カレーパンマン、しょくぱんまん、メロンパンナ、ロールパンナ、クリームパンダなど)が受け取って投げるパターンが多いがTV第446話A「アンパンマンとメレンゲシスターズ」では誰も受け取らずあきらめた(この話では後にばいきんまんが[[アンパンマンの道具一覧#アンパンマン号|アンパンマン号]]を水浸しにしてアンパンマンの顔を作れなくしたが、メレンゲシスターズの活躍でメレンゲでアンパンマンの顔を作り[[アンパンマン (キャラクター)#メレンゲアンパンマン|メレンゲアンパンマン]]が誕生した)。</ref>。
; {{Visible anchor|めいけんチーズ|チーズ}}({{small|英:}}Cheese, the dog{{Sfn|IMDb}})
: 声 - 山寺宏一
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第1話「アンパンマン誕生」{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=4}}
: ある日、森の中で泣いていたところを子供だったアンパンマンに助けられ、以来パン工場に住み着いている[[イヌ|犬]]{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=223}}で性別は[[雄|オス]]。[[#pic1|■トップ画]]にいる。愛称は'''チーズ'''。書籍『アンパンマン大研究』では「[[名犬]]」という犬種だとしている{{Sfnp|『アンパンマン大研究』|1998|p=88}}。
: バタコさんと顔の輪郭がそっくり。黄色い首輪を付けている。
: 犬なのに[[二足歩行]]や[[ジェスチャー]]ができる。走る時は四足になることが多い。壊れた[[犬小屋]]くらいなら自分で直せる。アンパンマン号の運転もこなしてしまう。アンパンマン達(特にバタコさん)にはチーズの伝えたいことが理解できる。言葉が話せないと思われがちだが、やなせによるとチーズも他のキャラクター同様に言葉をしゃべることができ<ref group="注">テレビアニメ版初期の頃は氷に触れた際に「ちめて〜」と呟いている。</ref>、作中ではしゃべる必要がないのでしゃべらないだけらしい<ref group="注">絵本版では語尾に「ワン」をつけて言葉をしゃべる作品がある。</ref>。初期は文字を読めなかった<ref>TV第74話A『アンパンマンとブックマン』</ref> が、後に書くことはできるようになった<ref>TV第965話B「めいけんチーズをさがせ!」</ref>。動物の姿をした妖精でなく、動物として登場するのは、チーズのほかにもレアチーズ、ピクルス、小鳥、サーカスのライオンなど多数存在する。サーカスのゾウは、言葉を話す個体もいる。
: 名付け親のバタコさん<ref>TV749話B『バタコさんとめいけんチーズ』</ref>とは一番仲が良い。クリームパンダやカバオくん達とも仲良し。
:
: 一斤の食パンを模した犬小屋はチーズが住み始める前から存在しており、現在のチーズの小屋は3代目で、壊れたり吹っ飛んだりした場合は自分で直すこともある。犬小屋で寝ることが多いが、稀にバタコさんの寝室で寝る時もある。「アンアーン
: とても食いしん坊で、ゲストキャラがパン工場または町へ料理を振る舞いに来てくれると聞くたびに嬉しがる。箸などを器用に扱い、周りと同じように食事をするが、[[テーブルマナー]]の悪いところが目立ち、たびたびバタコさんに注意されている。アンパンマン曰く[[海水浴]]が好きらしい。ガールフレンドのレアチーズとは相思相愛でたびたびデートに誘っているが、待ち合わせに遅刻したりなど自身のドジな性格{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=223}}が災いし、彼女の機嫌を損ねてしまうことが多い。アンパンマン号の運転をすることも多いが、ジャムおじさんより少し運転が下手なようでアンパンマン号が[[ドリフト走行]]している時は大抵チーズが運転している。演技力は高く、ゲストキャラクターの物真似も得意。ジャムおじさん達の仕事も積極的に手伝っているが、菓子作りを自分で上手くやれるまでは上達していない。普段から勇敢だが、レアチーズ絡みになる(彼女がばいきんまんにさらわれたり、彼女の飼い主であるウサ子の手作りクッキーをドキンちゃんが食べたがっていたためにばいきんまんがパン工場に侵入して奪いに来た時)とその勇敢さが彼女にいいところを見せようと割り増しされる<ref>TV第380話A「はしれ!チーズ」など。</ref>。
:
; {{Anchors|カレーパンマン}}[[カレーパンマン]]({{small|英:}}Currypan-man{{Sfn|IMDb}})
: 声 - [[柳沢三千代]]、[[冨永みーな]](代役:第532話Bパート、第533話、第538話Bパート<ref group="注">いずれもノンクレジット。</ref>)(1999年8月6日、1999年8月13日、1999年9月17日)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第2話B「アンパンマンとカレーパンマン{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=5}}
: アンパンマンの仲間で、彼と同じくジャムおじさんによって作られた。頭部が[[カレーパン]]で出来ている。一人称は「俺」で、短気で熱血な性格。口から熱いカレーを吹き出す攻撃が得意技。カレーがなくなると顔がへこんで力が出なくなるが、カレーをたっぷり補給し、満タンにすると辛さ100倍になる。甘い食べ物は苦手で、食べ過ぎると体が弱ってしまう。カレーを作ることができる。
; {{Anchors|しょくぱんまん}}[[しょくぱんまん]]<ref group="注">一部のクレジットタイトルでは「'''ショクパンマン'''」、初期の媒体では「'''しょくぱんマン'''」と表記された事もあった。</ref>({{small|英:}}Shokupan-man{{Sfn|IMDb}})
: 声 - [[島本須美]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第3話B「アンパンマンとしょくぱんまん」{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=5}}
: アンパンマンの仲間で、頭部が[[食パン]]でできている。赤色の「Sマーク」入りの白色の服と白色のマントを着ている。アンパンマンやカレーパンマンとは違い、トースター山という山から生まれたらしい{{Sfnp|『しょくぱんまん』|1982}}{{Sfnp|『アンパンマン大研究』|1998|p=99}}。「しょくぱんまん号<ref group="注">「'''初登場回'''」から「'''第100話目'''」までは「'''しょくぱんトラック'''」(※ドキンちゃんやアンパンマン達、ピョン吉、かんたんシスターズからは「しょくぱんまん号」と呼ばれていた)を愛用していたが、鹿の子供を避けた時に木に激突してしまい、エンジンが掛からず困っていた時に かんたんシスターズに直してもらう。しかし、バイキンUFOのアンテナから出た光線でタイヤを1つ破壊されてしまい、高い崖から転落して壊れてしまう。その後、かんたんシスターズやジャムおじさん達と協力して 現在と同じ「'''しょくぱんまん号'''」を造ったが、バイキンミサイルで再び壊されてしまう。その後、かんたんシスターズにより再び直された際に、2人がエネルギーを与えた事で「Sマーク」が加わり、完璧な「'''しょくぱんまん号誕生'''」となった。第100話『新しいしょくぱんまん号誕生』(1990年9月17日放送)。余談だが、'''しょくぱんトラック'''は、『'''アンパンマン大図鑑'''』シリーズにも掲載されている。</ref>」に乗り、町や学校へ食パンを届けている<ref group="注">「'''初登場回'''」では、学校の生徒達からは「'''しょくぱんまんのお兄ちゃん'''」と呼ばれていた事もあり、給食配達時には私服を着て、誰かが助けを求める声が聞こえた時に、お馴染みのマントと「Sマーク」入りの服を着て出動していた。</ref>。一人称は「私」または「僕<ref>キャラクターソング『おなじみしょくぱんまん』『ぼくらはヒーロー』、第16話Bパート『アンパンマンとぱんどろぼう』(1989年1月23日放送)、第157話Bパート『アンパンマンと氷の女王』(1991年11月11日放送)、第352話Bパート『しょくぱんまんのたからもの』(1995年10月23日放送)など</ref>」で、優しく紳士的な性格で芸術への関心が高い。ポエムが趣味で、感動した気持ちをポエムで表現する事が多い<ref group="注">'''カレーパンマン'''はポエムが苦手な事が多く、しょくぱんまんのポエムを聞くと「背中がムズムズかゆくなるぜ」と言う事が多い。なお、同じく ポエムが好きな'''クレープマン'''とは気が合う しょくぱんまん(※ただし、最初はクレープマンのポエムに少し引いていた しょくぱんまん)(※第1423話Bパート『ドキンちゃんとクレープマン』(2018年9月28日放送))。'''いなりずしのみこと'''からは、「しょくぱんまんは詩人ぞよっ!」と言われて褒められた(※第1374話Bパート『ドキンちゃんといなりずしのみこと』(2017年9月22日放送))。</ref>。
; {{Anchors|メロンパンナ}}メロンパンナ({{small|英:}}Melonpanna{{Sfn|IMDb}})
: 声 - [[かないみか]]
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第200話「メロンパンナちゃん誕生」{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=6}}
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: 得意技は「'''メロメロパンチ'''」で、相手をメロメロにさせて戦意を喪失させたり、頑丈な金属を柔らかくしてしまうなど、ダウナー系とも言える不思議な非戦闘的効果を発揮する<ref group="注">第201話Aパート『あかちゃんまんとメロンパンナちゃん』(1992年9月28日放送)では、ばいきんまんに優しくメロメロパンチしたら、ばいきんまんが何度も跳ね回り続けて(※ピンボールのボールのように、不規則に跳ね回り続けて 体が勝手に動いてしまった)しまうばいきんまん。この時、ばいきんまんは何故か口から何度も火を吐いてしまっており、強力な効果があった。</ref>。効果時間は曖昧で、ポータルサイトの Q&A<ref name="アンパンマン Q&A"/> によれば、「好きな人と会った時や美味しい物を食べた時に『メロメロ』になる時と同じ位」とのこと。元気のなくなったカビンちゃんを元気づけるために用いたこともある。
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: 映画版ではアンパンマンの次に主役回が多く、ゲストキャラ(ノッシー、リリカ、マリン、カボちゃん、カーナなど)と深くかかわる機会も多かった。
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; {{Anchors|ロールパンナ}}ロールパンナ({{small|英:}}Rollpanna{{Sfn|IMDb}})<!--※このキャラは段落分けがまだ(前者のようには)上手く行っておらず、異なる解説要素が混在しています。-->
: 声 - 冨永みーな
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第300話「ロールパンナのひみつ」{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=7}}
: [[1994年]](平成6年)に初登場。ジャムおじさんがメロンパンナのために作った[[ロールパン]]の女戦士で、ジャムおじさんが作った最後のパンのキャラクター。ジャムおじさんは単なる仲間を作るつもりだったが、「お姉ちゃんが欲しい」と言うメロンパンナの願いを叶えてやることにし、彼女より後に生まれながらも「姉」に当たるロールパンナが生まれた{{Refnest|group="注"|岡田斗司夫曰く、『[[鉄腕アトム]]』における[[鉄腕アトム#アトム|アトム]]より後に生まれた[[鉄腕アトム#アトムの家族|アトムの家族]]と同じようなもの{{Sfnp|岡田ゼミ#002}}。}}。メロンパンナ同様、現在の姿で誕生している。名前はメロンパンナに似せて名付けられた。ロールパンナが登場する話では大抵メロンパンナも登場する。絵本では後述する海の白馬マリンに跨って登場することが多い<ref>{{Harvnb|『アンパンマンにはないしょ』|2000|p=}} {{要ページ番号|date=2020年6月29日}}</ref>。一人称は「私」で、[[男性語]]を話す<ref group="注">テレビアニメ初登場時の300回スペシャルで着ぐるみ出演した時は女の子らしい口調であり、キャラクターソングの歌詞も[[女性語]]が使われているが、本編中で女性語を使うことはほとんどない。</ref>。優しい心が強くなると丁寧口調になることもある。
: 頭部は白い布の[[覆面]]で眼の周り以外のほとんどを隠しており、一束の巻き毛が眉間のあたりから飛び出している{{Refnest|group="注"|ファンのなかには模様と捉える向きもあるが、寄りの画面で横顔になった時には顔の輪郭線より前に出ており、模様でないことは明らか。また、この巻き毛が風になびくシーンもある。}}。覆面は外した場面も剥がされた場面も描かれていないため、どのような素顔をしているのかは分からない<ref group="注">映画第14作『[[それいけ!アンパンマン ロールとローラ うきぐも城のひみつ|ロールとローラ うきぐも城のひみつ]]』に覆面キャラクターとして登場するローラ姫は、覆面を取って風呂で汚れを洗い流すと長く美しい髪をもつ美少女だった。この作品においてロールパンナとローラは常に対比される関係にあることから、ローラ姫を通じて同じ覆面キャラクターのロールパンナの素顔がどのようなものか視聴者に想像してもらおうという、作り手側の作意が明確に伝わる。</ref>。[[黒目]]の色は濃い目の[[ターコイズブルー]]({{Color|turquoise|■}})の濃淡2色で描かれ、メロンパンナと同じくよく目立つ眼球ハイライトが入っている。覆面の額の位置には赤い字で「R」と記されている。黒い服に、白手袋と白いブーツと白いベルトをしており、裏地が赤い青色のマントを羽織っている。黒い服の胸の部分には赤色と青色の[[ハート (シンボル)|ハートマーク]]があり、彼女の内なる[[善悪|善と悪]](※後述)を象徴している。
: 妹のメロンパンナが10年に一度咲く「'''まごころ草'''」を偶然見つけたことでその花粉を加えてジャムおじさんが作ろうとしたが、それを聞きつけたばいきんまんが「'''バイキン草のエキス'''」も入れてしまったため、ロールパンナは善と悪という相反する心を一身に抱いて生まれてしまった<ref group="注">なお、誕生前にメロンパンナのメロンジュースも入れられた。</ref>。誕生直後にばいきんまんに「アンパンマンはお前の敵だ」と刷り込まれたことで、アンパンマンと対峙すると悪い心になってアンパンマン達と戦うことなり<ref group="注">この時は黒い雷雲に覆われる。</ref>、アンパンマンがやられるとカレーパンマンやしょくぱんまん、メロンパンナ、クリームパンダを阻止する。正義のヒーローとは相剋せざるを得ない境遇にあり、アンパンマンのいるパン工場とは距離を置いている。善悪二つの心の板挟みに悩む{{Refnest|group="注"|岡田斗司夫曰く、「それ、[[キカイダー]]じゃん!」{{Sfnp|岡田ゼミ#002}}。}}ロールパンナは、普段、くらやみ谷や高い岩山があちこちに連なる荒地にいる{{Refnest|group="注"|岡田斗司夫曰く、『[[ドラゴンボールZ]]』の[[ピッコロ (ドラゴンボール)|ピッコロ]]と同じ{{Sfnp|岡田ゼミ#002}}。}}。メロンパンナに「一緒にいて欲しい」と懇願されても、パン工場へ帰ることを拒んでいる。
: 当初は悪い心になっても外見上は変化のない描写だったが、途中から<ref group="注">映画第7作「ゆうれい船をやっつけろ!!」から、TV放送では第378話A「ロールパンナのふたつのこころ」から</ref>、悪い心になると'''[[#その他|ブラックロールパンナ]]'''に変身するという設定に変わった。ブラック化すると、衣装の白かった部分は全て黒くなり、マントの色も[[彩度]]が低くなる。肌の色は屍人色(あるいは、[[ゾンビ]]カラー)に、黒目は禍々しい赤色に変わる。胸にある二つのハートマークは、善い心が強調される時には赤いほうが、悪い心が強調される時は青いほうが光る。善い心と悪い心との間で気持ちが揺れ動き出すと両方のマークが交互に点滅し、頭を抱えて悩む。TV第852話「ばいきんまんとブラックロールパンナ」、TV第1283話「メロンパンナとブラックロールパンナ」、TV1319話「ジャムおじさんとブラックロールパンナ」ではブラックに変身し、アンパンマンを含めて仲間たちを襲撃する場面も見られるほか<ref group="注">特にTV852話「ばいきんまんとブラックロールパンナ」ではバイキン草を浴びて善い心が無くなるが、終盤で復活する。</ref>、TV第998話B「しょくぱんまんとロールパンナ」ではアンパンマンが落ちてくる絵を見てブラックに変身する場面もある。映画第7作『[[それいけ!アンパンマン ゆうれい船をやっつけろ!!|ゆうれい船をやっつけろ!!]]』では、ドクター・ヒヤリによってまごころ草を全て抜き取られる形でブラックになってしまう場面もあった。映画第14作『[[それいけ!アンパンマン ロールとローラ うきぐも城のひみつ|ロールとローラ うきぐも城のひみつ]]』では、バイキン光線をまともに浴びてしまい、ブラックロールパンナの額のマークが「R」から「B」になり、胸の青いハートも真ん中に位置するが、メロンパンナのこぼした涙で正気に戻ると左半分が赤く割れる。
: メロンパンナとクリームパンダを大切に思っていて、特にメロンパンナが現れる(姿を見せる、話しかける、メロンジュースをかけるなどする)とブラック状態であっても元に戻る{{Refnest|group="注"|岡田斗司夫曰く、[[孫悟飯]]の前でのピッコロと似ている{{Sfnp|岡田ゼミ#002}}。}}。TV第654話「ふたりのロールパンナ」では、ドクター・ヒヤリが開発した薬「フタリニナール」によって善い心と悪い心の二人に分かれ、善い心を持ったロールパンナは悪い心が抜けたため、口調も丁寧で穏やかな性格となり、破壊を好む完全な悪の心を持ったロールパンナが誕生してしまったことがある{{Refnest|group="注"|その際、悪い心の方のロールパンナについては額のマークの「R」の色が通常の赤色から青色に変化している。}}。“完全体”のブラックは、ばいきんまんの言うことすら聞かなくなり、メロンパンナの声にも全く反応せずに彼女さえ攻撃対象とした。また、善い心には悪い心を浄化させる能力が、悪い心には相手を[[石化]]させる能力が追加された。最終的には双方のロールパンナ同士による壮絶な戦いになったが、互いが激突したと同時に薬の効果が切れて元に戻った。その後、メロンパンナに「一緒にパン工場へ帰ろう」と誘われるも自分の悪い心が犯した罪を重く受け止めて飛び去ってしまう。ジャムおじさんは「いつか悪い心に勝つ日がやって来るだろう」と彼女を見送った。
: 主要な攻撃は[[新体操]]で使われているのと同じスティック付きリボン(帯状布)「'''ロールリボン'''」をくるくると回すことで繰り出される。得意技は特訓によって体得した「'''ローリングハリケーン'''」で、自分を中心にして高速回転し、[[竜巻]]を起こすパターンと、リボンを回転させて気流を発生させるパターンがある。普段は1本だが、稀に2本所持している場合もあり、両手持ちで戦うこともある。ロールパンナは格闘戦でアンパンマンを圧倒する数少ないキャラクターだが、大抵はメロンパンナが現れて戦闘が中断する。また、アンパンマンのほうは前述の経緯からロールパンナとの戦闘を拒否しているため、普段はまともに戦おうとはしない。助けを求めてメロンパンナが叫ぶ時には、ロールパンナはどんなに遠くにいてもすぐに駆けつける。飛行時は直立不動の姿勢で飛ぶ。声色について、当初は善悪で大差なかったが、ブラック化すると野太い声に変化する描写に変更された。その後、善の状態でも以前に比べて低く落ち着いた雰囲気に変わっていった。メロンパンナと同じくばいきんまん達以外からは基本的に「ちゃん」付けで呼ばれることが多い<ref group="注">ただし、初期にはジャムおじさんやカレーパンマンに呼び捨てにされることが多かった。</ref> がフラワー姫からは「さん」づけで呼ばれていた<ref name="rollflower">TV第785話A『ロールパンナとフラワー姫』</ref>。
: やなせ曰く、[[宝塚歌劇団]]の[[男役]]をモデルにしており{{Sfnp|『アンパンマン伝説』|1997|p=31}}、また、「[[悪役]](ブラックロールパンナ)のほうが[[美少女]]ぶりが冴えて格好よくなるのには少々困っている」「なぜこのような陰のあるキャラクターを考えたのだろう」などと語っている{{Sfnp|『アンパンマン伝説』|1997|p=31}}。登場する時や攻撃時の掛け声は、[[ターザン]]をイメージしている{{Sfnp|『やなせ・たかしの世界』|1996|p=51}}。
: 登場初期は強い者(アンパンマン、鉄火のマキちゃん、ばいきん仙人など)との勝負を望んでいたが、ブラックロールパンナにされた頃から普段は優しい気持ちのほうが強くなった。ばいきんまんやジャムおじさんによると、これはバイキン草の力が弱まっているため。クールで寡黙だが、普段は優しく大人しい性格で、特に小さい子供や弱い者には同情を寄せる。メロンパンナと同じく花が好きで、自然や動物を愛する女の子らしい面がある。自らが率先して犠牲になることができるアンパンマンの「強さ」も理解している。映画第9作『[[それいけ!アンパンマン 虹のピラミッド|虹のピラミッド]]』ではジャムおじさんに代わってパンを作ったことがあるほか、[[裁縫]]もできる模様で、バタコさんの代わりにアンパンマンの破れたマントを繕ったこともある。しょくぱんまんに誘われて絵を描いたこともある。映画第12作同時上映『[[それいけ!アンパンマン 人魚姫のなみだ|やきそばパンマンとブラックサボテンマン]]』では、自分同様にばいきんまんの手によって悪の道に進んでしまったブラックサボテンマンに同情を寄せる場面があった。また、映画第18作『[[それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ|いのちの星のドーリィ]]』でも、自分が心を持った意味に悩むドーリィと2人きりで話をしている。直接食事をする場面は見られないが、メロンパンナが作ったケーキを美味しいと言ったり、TV第753話B「ロールパンナとドクダミ夫人」では後ろ姿ながら[[ドクダミ#食用|どくだみ茶]]を飲むシーンがあり、飲食をしないというわけではない。
: 登場初期はテレビアニメ版・映画版ともに出番が多かったが、2000年代後半から出番が減少している。また、TV第998話B「しょくぱんまんとロールパンナ」以後、第1283話「メロンパンナとブラックロールパンナ」まで(放送期間では6年余り)ブラックロールパンナに変身することが無く、アンパンマンの名前を聞いたり彼と対峙しても悪い心が反応しなくなり、ばいきんまんがアンパンマンを倒すよう命令することもほとんど無かった。ロールパンナの話は前述の複雑な設定ゆえに複数の回に跨る伏線が多数散りばめられていて、彼女が頻繁に苦悩・葛藤し、着実に変化を見せる姿が描かれるなど、他のキャラクターの話に比べてドラマ性が強い作品が多く、やや大人向けのテイストになっている{{Refnest|group="注"|岡田斗司夫は、1人だけ[[セカイ系]]のような異質な世界からやって来たようなキャラクターになっていると指摘し、面白がっている{{Sfnp|岡田ゼミ#002}}。セカイ系は世界の命運をひとりで背負わされた少女がヒロインとして登場するのが基本形で、岡田はそのことを言っている。}}。
: 配役については、冨永がドキンちゃん役を引き継いでからはダブルキャスト(二重配役)となるため、基本的に[[クレジットタイトル|クレジット]]されなくなった<ref group="注">
; {{Anchors|クリームパンダ}}クリームパンダ({{small|英:}}Creampanda{{Sfn|IMDb}})
: 声 - [[長沢美樹]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第469話「アンパンマンとクリームパンダ」{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=7}}
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: メロンパンナと同様、顔の一部や食べ物を与えることはない。アンパンマンと違い、食事をするシーンがある。メロンパンナと同様、学校の授業に参加し、パン工場に寝泊まりすることがある(特に映画版)。普段はジャムおじさんが作ったパンを届けるお手伝いをしている。
: 好物は[[カスタードクリーム]]で、[[豚肉]]の代わりにカスタードクリームを入れた「クリームまん」などを好む。前述したようにジャムおじさん特製のカスタードクリームを食べると飛行能力まで向上する。初登場時には「カスタードクリームしか食べない」と発言していたが、よく[[おやつ]]やゲストキャラクターの料理などを呼ばれるので、実際に[[偏食]]をする描写は少なく、その一方で、食わず嫌いを克服する描写はある<ref>TV第495話A「クリームパンダとこむすびまん」</ref>。当初は辛い物が苦手で、通常のカレーの代わりに辛味を控えた「クリームカレー」を食べていたが<ref>TV第479話A「クリームパンダとちびぞうくん」</ref>、普通のカレーライスを食べるシーンものちには描かれるようになった<ref>TV第1182話B「カレーパンマンとストーンマン」</ref>。[[餡]]の入った食べ物は敬遠する<ref>TV第565話A「クリームパンダとかしわもちまん」、TV第1100話B「クリームパンダとたいやきまん」</ref>。
=== どんぶりまんトリオ ===
[[丼物]]の三人組。多数あるどんぶりまんの中の、てんどんまん、カツドンマン、かまめしどんの三人組。原作絵本では数あるゲストキャラクターの内の数名に過ぎなかったが、シリーズ初期の脚本を手がけた[[翁妙子]]がてんどんまんを気に入り、第1回のゲストに起用したのを境に<ref name="『アンパンマンVSアンパンマン』 2000 p">{{Harvnb|『アンパンマンVSアンパンマン』|2000|p=}} {{要ページ番号|date=2020年6月29日}}</ref>、他の2人も登場させ続けた事もあり、最終的には準レギュラーにまでなった。3人共負けず嫌いで、誰の丼物が一番おいしいかでいつも喧嘩をしているが、本当はとても仲が良く<ref name="アンパンマン Q&A"/>、一緒に旅をしていることが多い。3人がはじめて揃ったのは、映画版第1作(1989年)、テレビアニメ版も同年である。映画版では、お互いの自己紹介はなかったものの、カツドンマンはてんどんまんがジャムおじさんの知り合いだということを知らなかった様子。ラストで、カツドンマンとかまめしどんはアンパンマンと対面する。後者では、トリオは知り合いで、ばいきんまんのことも知っていた。しかし、カツドンマンとかまめしどんは、アンパンマンとは初対面で挨拶をしていた。それぞれ料理の腕に自信はあるが、ジャムおじさんの料理(パンや丼物)の腕に憧れている。また、おしるこちゃんのおしるこ、カレーパンマンのカレーライスやバナナ島のバナナなど、他のキャラクターの作った物を食べて笑顔になる描写もある。高慢なキャラクター(うなどんまん、てんむすちゃんなど)に関しては対抗して料理を出し合うこともある。[[漫才師]]のような掛け合いも多い。ばいきんまんに襲われるなどいざという時は勇気を奮って助け合い意地を見せることも多い。また、アンパンマンの新しい顔を投げることもある。カツドンマンいわく、どんぶりまんトリオは「[[家族|Family]]」同然の間柄<ref>TV第341話B「ばいきんまんとてんどんまん」</ref>。なお、タイトルに「どんぶりまんトリオ」と出た場合は三人全員が登場することが多いが三人のうち、一人の場合だと一人別行動として登場することがある。
; {{Anchors|てんどんまん}}てんどんまん
: 声 - [[坂本千夏]]、[[山田栄子]](映画:第7作)
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: 「てんてんどんどんてんどんどん」「ふっくら衣の揚げたてエビ天 おつゆの染みたご飯がおつザンス」などと歌いながら{{Refnest|group="注"|彼の持ち歌である『てんどんまん自慢歌』とは歌詞が異なる<ref name="伝説 p.??">{{Harvnb|『アンパンマン伝説』|1997|p=}} {{要ページ番号|date=2020年6月29日}}</ref>。これは先述の歌が脚本家の[[翁妙子]]とてんどんまん役の声優の[[坂本千夏]]の手によって原作者のやなせに無断で制作された物だったためである{{r|"伝説 p.??"}}。やなせはこれを知り、演者の坂本にこれからは自分の作った歌詞と[[いずみたく]]が作曲した物を歌唱するようにと叱責したものの、曲に関しては坂本が考案した物をかなり意識した仕上がりになっており、憤慨したやなせに対していずみが、「(曲に関しては)これが定着してしまったので、今更変えるのは良くない」と諭したというエピソードがある{{r|"伝説 p.??"}}。}}[[箸]]で頭の[[丼鉢|丼]]のふちを叩きつつ出てくる。この歌は『てんどんまんソロ』と呼ばれている。中身は[[天丼]]。一人称は「アタシ」で、語尾に「[[山の手言葉|ザンス]]」をつけて話す。お腹を空かせて困っている者に自分の丼を食べさせたり、自身の作った丼を提供している。蓋からはみ出すほどの大きな[[天ぷら|エビ天]]が何よりも自慢。中身は何でもいいらしいが、エビ天丼(エビ天ふたつが乗っていることが多いが、しいたけやたまねぎが加わる場合もある)が一番力が出るらしい。中身が無くなると力が出なくなる(初登場時は無くなってもパワーはある程度持続していた)。よくばいきんまんやドキンちゃんに食べられ、そのたびにジャムおじさんに丼の中身を作り直してもらったり、カツドンマンやかまめしどんに中身の釜飯を分けてもらったりしている(彼らに分けてもらった場合は、性格や能力に変化はない)。母親にてんどん母さんという肝っ玉の母親がいる。仲間が危機に陥った時は果敢に立ち向かおうとする勇気がある。手持ちの箸はストックがあるようで、大量の箸を手裏剣のように投げつけて攻撃に使うこともある。てんどん母さんいわく、てんどん家伝統の「'''お箸の舞'''」という技があり、てんどんまん本人もしらたき姫に「'''しらたき二刀流'''」を習い、バイキンメカに善戦したことから、あまり発揮されないものの剣の素質はある。
: TV第1話「アンパンマン誕生」で、アンパンマンが最初に出会ったその他の仲間であり、ばいきんまんと最初に戦ったのも、実は彼である(その最中にアンパンマンとばいきんまんは初めて会っている)。初期は少し傲慢な性格でアンパンマンやおむすびまんと初めて会った時には高級ではないと馬鹿にしていた。
; {{Anchors|カツドンマン}}カツドンマン<ref group="注">一部のクレジットタイトルでは「'''かつどんまん'''」と表記された回もあった。</ref>
: 声 - [[三ツ矢雄二]]、
: 性別 - 男 / 初登場回 - 映画第1作目『[[それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙|キラキラ星の涙]]』、TV第40話「アンパンマンとどんぶりまんトリオ」(TVデビュー)
: 「黒豚お肉をパン粉で包み、カラッと揚げたて豚カツを」と歌いながら指を鳴らしつつ出てくる。中身は[[カツ丼]]。中身を失うと体中の力も失う。てんどんまんと同じくよくばいきんまん達に中身を食べられる。一人称は「ミー」で、[[英語|英単語]]を混ぜて外国かぶれで話す。初期の頃はてんどんまん同様「ザンス」口調で話すシーンもあった。キザな性格で、自分が一番格好いいと思っている。たまごどんまんという弟丼がおり、彼には厳しい態度をとることが多いものの、同時に勇気を出して彼を守ろうとする強さを見せたこともある。初期はバタコさんに恋心を抱いていた。三人の中では唯一手ぶらだが、映画『[[それいけ!アンパンマン ばいきんまんの逆襲|ばいきんまんの逆襲]]』では、[[フライ返し]]や[[お玉杓子]]を持ってバイキングモに立ち向かったり、ナイフやフォークを持っているシーンもあった。
; {{Anchors|かまめしどん}}かまめしどん
: 声 - 山寺宏一
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; {{Anchors|おむすびまん}}おむすびまん
: 声 - [[京田尚子]](第4話Bパート - 第1619話Bパート、映画:第1作、第2作同時上映、第5作、第10作同時上映、第11作同時上映)(1988年10月24日 - 2023年5月26日)→[[野沢雅子]](第1691話Bパート - )(2025年4月25日 - )/歌 - 柳志乃
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第4話B「アンパンマンとおむすびまん」
: [[渡世人]]の格好をしていて<ref name="friend_おむすびまん_2020">{{Cite web|和書|title=おむすびまん - なかまの紹介 |url=https://www.anpanman.jp/about/friends/sow9y7oqir67kp9w.html |publisher=日本テレビ音楽株式会社 |work=それいけ!アンパンマン(ポータルサイト)|accessdate=2020-06-30 }}</ref>いろいろな[[国]]を旅している、力強い正義の味方{{r|"friend_おむすびまん_2020"}}。困っている人がいると放っておけない性格{{r|"friend_おむすびまん_2020"}}。
: 顔は[[コシヒカリ]]や[[ササニシキ]]といった高級米で握られた三角形の[[おにぎり|お結び]]で、鼻は[[梅干し]]でできている。おむすびの具は梅干しで、悪者をやっつける時には梅干しなどを使う{{r|"friend_おむすびまん_2020"}}。持ち歌『ルンルンおむすび仁義』にもあるように、自分の顔を食べさせ飢えに苦しむ人たちを助ける設定だが、テレビアニメ版では食べられることを拒んでおり、代わりに普通のおむすびを持ち歩いている。ジャムおじさんに顔を取り替えてもらったこともある<ref>おむすびまん「'''初登場回'''」にて。</ref>。一人称は「あっし」で語尾に「ござんす」をつけて話す。作中では未登場だが、妹がいる<ref>おむすびまんの「'''初登場回'''」でのみ、妹の事を語る おむすびまん。おむすびまん曰く、「バタコさんを見ていると、故郷の妹の事を思い出して 故郷が恋しくなる」とのこと。</ref>。[[三度笠]]を被って流浪の旅をしており、たまにパン工場に立ち寄る。アンパンマンやバタコさんは彼のことを「さん」付けで呼んでいたことがある。その実力はアンパンマンと同等であり、ロールパンナにも「強い」と思われるほど。疑うことを知らないアンパンマンワールドの住人<ref name="アンパンマン Q&A">[http://www.anpanman.jp/world/qanda/index.html#qa_list02 アンパンマン Q&A] {{リンク切れ|date=2020年6月29日}}</ref>の中では数少ない「ばいきんまんの変装」を見抜くことが出来る人物の1人である(変装に気付いた際はわざと無理難題を吹っかけたり通常とは味の違う食べ物を与えたりしてボロを出させ、自ら正体を明かさせる作戦を用いる)。絵本版では当初は独立した作品『おむすびまん』シリーズの主人公として登場し{{Sfnp|『やなせ・たかしの世界』|1996|p=34}}、その後に『アンパンマン』シリーズに加入したという経歴がある。武器は杖にしている六尺棒で[[仕込み刀]]にもなっている。三度笠を回転させて勢いをつけることでそれに乗り、空を飛ぶこともできる(こむすびまんもこの技を会得している)。怒ると顔が熱くなり湯気が出る。顔の周りの[[海苔]]が汚れると力が出なくなるが、新しい海苔を巻いたり梅干しを食べたりすれば再び力が湧く。戦う相手が女の子の場合でも本領を発揮できない(本人曰く、「弱い者や女の子を虐めるのは男のクズ」)。
: テレビアニメ版初期はバタコさんに一目惚れをし、[[土産|お土産]]や[[贈り物|プレゼント]]を渡そうと訪れるもばいきんまんに邪魔をされることがあったが、それでもしっかり気持ちは届いている。現在はこの想いがどうなっているかは不明。アンパンマン同様お芝居は苦手である<ref>TV第1028話B「おむすびまんとでんでん一座」</ref>が、自身に弟子入りしようとするおせんべまんを帰らせるために弱虫を上手に演じたことがある<ref>TV第75話A「アンパンマンとおせんべまん」</ref>
: こむすびまんの事を「もう一人前になった」と認めるようになってからは、こむすびまんと2人で共に旅を続けるようになった<ref>第1566話Bパート『おむすびまん ふたり旅』(2022年2月4日放送)。第1619話Bパート『こむすびまん旅日記』(2023年5月26日放送)。第1691話Bパート『こむすびまんふたり旅』(2025年4月25日放送)。</ref>。
: やなせは、アンパンマンを考えたことで[[パン]]の消費量が増えたことから、米を作る農家や[[農業協同組合|農協]]に配慮して、おむすびまんを考えたと語っている{{Sfnp|『それいけ!アンパンマン にんきものだいしゅうごう!キャラクターベスト15』DVD|2002}}<ref>{{Cite web|title=朝ドラ【あんぱん】やなせたかし、『アンパンマン』のアニメ開始も憂鬱だったワケ|url=https://toyokeizai.net/articles/-/905809|website=東洋経済オンライン|date=2025-09-24|access-date=2025-09-26|publisher=株式会社東洋経済新報社|author=真山知幸|pages=2-3}}</ref>。
: 映画第2作同時上映「[[それいけ!アンパンマン ばいきんまんの逆襲#おむすびまん|おむすびまん]]」は旅先で悪事を働く者を懲らしめたりする[[スピンオフ作品]]であり、アンパンマンやばいきんまんなどテレビアニメのレギュラーキャラクターは全く登場せず、悪役はたぬきおにになっている。
; {{Anchors|こむすびまん}}こむすびまん
: 声 - [[林原めぐみ]]、[[松岡洋子 (声優)|松岡洋子]](映画
: 性別 - 男 / 初登場回 - 映画第2作同時上映「[[それいけ!アンパンマン ばいきんまんの逆襲#おむすびまん|おむすびまん]]」、TV第122話A「アンパンマンとこむすびまん」(TVデビュー)
: おむすびまんが旅先のひとくち村で出会った男の子。おむすびまんを師匠と慕い、弟子入りする。[[ビー玉]]攻撃が武器。顔は丸顔で、鼻は梅干し。一人称は「オイラ」で、語尾に「ござんしゅ」をつけて舌足らずなしゃべり方をする。おむすびまんのように湯気を出すこともできるが、かなり力まないと出すことができない。やなせは、おむすびまんがかなり大人っぽいキャラクターになっていることや、「旅人は一種のやくざ者」ということで、おむすびまんの持つ雰囲気を中和するためにこむすびまんを考えたと語っている<ref name="『アンパンマンVSアンパンマン』 2000 p" />。登場当初は未熟でばいきんまん相手に全く歯が立たないことも多かったが、今は実力的に成長しておむすびまんと別れて1人で行動するようになってからは見事な戦い振りを披露するようになっている。しっかり者でコキンちゃんのようなわがままな子には厳しい態度を取る。
: おむすびまんに「もう一人前になった」と認められてからは、おむすびまんと2人で共に旅を続けるようになった<ref>第1566話Bパート『おむすびまん ふたり旅』(2022年2月4日放送)。第1619話Bパート『こむすびまん旅日記』(2023年5月26日放送)。第1691話Bパート『こむすびまんふたり旅』(2025年4月25日放送)。</ref>。
; {{Anchors|はみがきまん}}はみがきまん<ref group="注">一部の絵本やクレジットタイトルでは「'''ハミガキマン'''」と表記された回もあった。</ref>
: 声 - [[塩沢兼人]](第3話Aパート - 1999年クリスマススペシャル)(1988年10月17日 - 1999年12月24日)→[[阪口大助]](第582話Bパート - )(2000年9月15日 - )
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第3話A「アンパンマンとはみがきまん」
: 体がピンク色の[[歯磨剤|歯磨き粉]]用の[[ラミネートチューブ|チューブ]]になっている[[歯科医師|歯医者]]。手に持っている大きな真っ白[[歯ブラシ]]で痛い[[う蝕|虫歯]]を治してくれる。「グッドはみがきモーニング!」と挨拶する。アニメ初期では「さん」付けで呼ばれたことがある。虫歯だけでなく何でも綺麗に磨いてくれる。虫歯にならないように[[歯磨き]]の[[指導]]もしている。アンコラとは仲のいい友達で口腔ケアをしている<ref name="hamianko">TV第207話A
; {{Anchors|はみがきこちゃん}}はみがきこちゃん
: 声 - [[美波わかな]]→[[和多田美咲]](2020年以降)
: 性別 - 女 / 初登場回 TV第1464話A「アンパンマンとはみがきこちゃん」
: はみがきまんに憧れる女の子。明るくて元気のいい性格。はみがきまん同様、歯磨き粉のチューブの体で外見ははみがきまんに似ているが、彼より小柄で頭の上にリボンを乗せている。手に持った歯ブラシで空も飛べる。色もはみがきまんより薄い。歯磨きの腕はいいが精神面ではまだ幼く、眠くなると歯磨きを忘れて寝てしまう。それでも、目が覚めれば張り切って歯磨きを始めるなど歯磨きに対する熱意は本物である。歯磨きとお菓子が大好き。
; {{Anchors|ひのたまこぞう}}ひのたまこぞう
: 声 - [[田中真弓]]、[[梅沢廉]](映画:第32作)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第5話A「アンパンマンとひのたまこぞう」
: [[火山]]から誕生した
; {{Anchors|みるくぼうや}}みるくぼうや
: 声 - [[あきやまるな]]、冨永みーな(代役)
171 ⟶ 149行目:
: 体は小さいがとても強い[[哺乳瓶]]の男の子。サカサマ島の中心にあるミルク島に住んでいる。一人称は「ボクちゃん」で、語尾には「でちゅ」とつける。[[#あかちゃんまん|あかちゃんまん]]や[[#ベビードーナツ|ベビードーナツ]]の赤ちゃんなどを助ける。遊ぶことが大好きだが、幼稚な遊び(いないいないばあ、たかいたかい)を嫌う。お腹が空いた赤ちゃんに体の中の[[粉ミルク|ミルク]]を飲ませてくれる。怒りの熱で中のミルクを熱くさせ、それを悪者にかけて攻撃する。空を飛ぶこともできる。パトロールをするために飛んで行くアンパンマンの姿を見て、彼を尊敬するようになった。
: ミルクが大好きなあかちゃんまんとは大の仲良し{{r|"friend_あかちゃんまん_2020"}}。
; {{Anchors|やかんまん}}やかんまん
: 声 - [[カシワクラツトム]]→坂本千夏
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第18話B「アンパンマンとやかんまん」
: 黄色い[[やかん]]の男性。負けず嫌いだが気は優しい。昔の頃は形が古くなり人気が無くなってきたが、現在はカバオくん達の学校で働くことになった。その経緯から彼が登場する話には大抵学校がよく登場する。ポットちゃんのことが好き。
; {{Anchors|おそうじトリオ}}おそうじトリオ
: おそうじ島に住む綺麗好きの3人組。チームワークの良さでどんな汚れでも綺麗に[[掃除]]をしてくれる。
:; {{Anchors|おそうじまん}}おそうじまん
:: 声 - [[佐々木望]]→三ツ矢雄二→[[中原茂]]
:: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第21話B「アンパンマンとおそうじまん」
:: 背中に背負った[[掃除機]]でゴミや汚れを吸い取る綺麗好きの男性。掃除機状の口とモップ状の髪が特徴。テレビアニメ版初期の頃は、ばいきんまん達に町などを汚される話で、アンパンマン達の助っ人で登場することが多かった。頑固な汚れを見るとプロテクターを身に着けたスーパーおそうじまんになる。
:
:; {{Anchors|タワシくん}}タワシくん
:: 声 - [[小林優子]]→冨永みーな→
:: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第168話B「アンパンマンとタワシくん」
:: [[たわし|{{Ruby|束子|たわし}}]]の男の子でとても綺麗好き。[[洗剤]]と2本の柄付き束子で何でもピカピカに磨く。よく「ワタシはタワシのワタシです〜」と歌う。登場して間もない頃は少しでも汚れていれば人物もピカピカに磨く対象だった。おそうじトリオを結成する前の頃はおそうじまんとよく喧嘩していた。一度だけ、タワシマンと呼ばれたことがある。
:
:; {{Anchors|バケツくん}}バケツくん
:: 声 - [[松本保典]]→
:: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第180話B「アンパンマンとバケツくん」
:: [[バケツ]]の男の子。おそうじ島を[[雑巾]]で綺麗に磨いて、おそうじまん達の留守を守っている。時折、バケツマンと呼ばれている。
; {{Anchors|あかちゃんまん}}あかちゃんまん<ref group="注">一部のサブタイトルでは「'''赤ちゃんまん'''」と表記された回もあった。</ref>
: 声 - [[千原江理子]](第27話Bパート、第38話Aパート、第395話Bパート - 第1574話Aパート)(1989年4月17日、1989年7月3日、1996年9月9日 - 2022年4月8日)→[[天野由梨]](第82話Bパート - 第322話Aパート、第1617話Aパート - )(1990年5月14日 - 1995年3月13日、2023年5月12日 - )
: 性別 - 男{{Refnest|group="注"|TV第155話A「あかちゃんまんとかきくけこ」では、かきくけこちゃんに「妹」だと言われているが、あかちゃんまん本人が「女の子」だと言ったことはない。また、TV第201話A「あかちゃんまんとメロンパンナちゃん」では、一人称で「僕」と言ったことがある。ポータルサイトの Q&A<ref>[https://www.anpanman.jp/#qa_list03 アンパンマン Q&A] {{リンク切れ|date=2020年6月30日}}</ref> の性別に関する質問では「''あかちゃんまんはあかちゃんです''」と回答しており、性別については言及されていない。}} / 初登場回 - TV第27話B「アンパンマンとあかちゃんまん」
: [[赤ちゃん]]のヒーローで、赤いベビー服とベビー帽子に、赤いマントを纏っている<ref name="friend_あかちゃんまん_2020">{{Cite web|和書|title=あかちゃんまん - なかまの紹介 |url=https://www.anpanman.jp/about/friends/ljr3ru2sy0bmgkna.html |publisher=日本テレビ音楽株式会社 |work=それいけ!アンパンマン(ポータルサイト)|accessdate=2020-06-30 }}</ref>。普段はただの赤ちゃんだが、ミルクを飲むとばいきんまんの巨大なメカや大きな[[槌|金槌]]も素手で受け止めるほどの怪力になる。かつてはコウノトリと共に困っている人を助ける旅をしていた。しかし、コウノトリとはぐれてしまい、ばいきんまんやアンパンマン、ドキンちゃんたちと出会う。話の終盤では、あかちゃんまんを捜していたコウノトリが迎えに来た。飛び立つ時には「あかちゃんまん!」と言い、「バブベイビー」とコミュニケーションを取ることもあった。
:
: ミルクが大好きで、[[#みるくぼうや|みるくぼうや]]とは大の仲良し{{r|"friend_あかちゃんまん_2020"}}。1989年(昭和64年
: 得意技は「'''あかちゃんパンチ'''」で、アンパンマンと「'''ダブルパンチ'''」を披露することもある。何に対しても怖がることが少なく、アンパンマンでさえ悲鳴をあげた遊園地も笑顔で楽しんでいたことがある<ref>映画『あかちゃんまんの大冒険』</ref> が、大声で怒鳴られた時など例外もある。お腹が空くと元の弱い赤ちゃんに戻り泣き出すか眠ってしまう。
: 元々はやなせの考えた独立したヒーローで、「赤ちゃんにはどんな人でも優しくなり、言うことを聞くことから一番強い」ということで活躍していたが、アンパンマンより「ヒットしなかった」ため、いつの間にかアンパンマンワールドに組み込まれ、そこで人気者となった{{Sfnp|『アンパンマン伝説』|1997|p=24}}。
: 母親(声 - 島本須美)がいる設定だが、映画『あかちゃんまんの大冒険』でナレーションとして登場したのみで、テレビアニメ版で姿を見せたことは一度もない<ref group="注">容姿は不明の母親。あかちゃんまんの事を「'''可愛い天使さん'''」と呼んだ。余談だが、この映画では「'''あかちゃんまんの家'''」も登場しており、赤い屋根の小さな家に住んでいた事が判明した。</ref>。 ; {{Anchors|ハンバーガーキッド}}ハンバーガーキッド
: 声 - 三ツ矢雄二
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第30話B「アンパンマンとハンバーガーキッド」
: 顔が[[ハンバーガー]]の[[カウボーイ]]で正義の味方。愛馬のピクルスに乗って旅をしている。投げ縄で敵を捕える。お腹を空かせた者には顔ではなく一個のハンバーガーを作って与える。口の中の[[ハンバーグ]]が無くなると力が無くなる。ハンバーガーはいわばパンであるため、顔の交換が可能。テレビアニメ版初期には、ジャムおじさんに顔を交換してもらうシーンがあった。滅多に使わないが、[[二丁拳銃]]で悪者を退治することもある。[[ハーモニカ]]や[[ギター]]による演奏も得意。[[テーマパーク]]のウエスタンランドでショーを披露する時もある(ピクルスのほかにもう一頭の馬を連れて来た)。なお、初登場時の一人称は「俺」でしばらくしてから「私」になり、それ以降は「俺」「私」を使い分けていたが、現在は「私」に統一している。
:; {{Anchors|ピクルス}}ピクルス
:: 声 - 山寺宏一
:: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第30話B「アンパンマンとハンバーガーキッド」
:: ハンバーガーキッドの愛馬。やきそばパンマンと共演した際に彼の愛馬のホワイトソースと恋仲になっていたため、性別はオスのようである。アンパンマンのマントをつけて、空を飛んだこともある。TV第86話「おかしな自動車レース」では、アンパンマン達やばいきんまんの車と互角以上のスピード勝負を繰り広げていた。[[人参]]が好物で臭いをかいだり、絵を見ただけでも我を忘れ駆け寄ってしまう。
; {{Anchors|鉄火のマキちゃん}}鉄火のマキちゃん(てっかのマキちゃん)
: 声 - [[榊原良子]](第46話Aパート - 第126話Aパート、映画:第2作)(1989年8月28日 - 1991年3月25日)→[[勝生真沙子]](第212話Aパート - )(1992年12月14日 - )、島本須美(映画:第
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第46話A「アンパンマンと鉄火のマキちゃん」
: [[鉄火巻]]の女の子で正義の味方。頭の上に付いている2本の鉄火巻と[[くノ一]]のような格好が特徴。[[短気]]で男勝りだが困っている人を助けずにはいられない鉄火肌の性格。大きな[[巻き簾]]を使った[[棒術]]で攻撃する。[[ワサビ]]を摂取することで元気が百倍になる。生まれ故郷は[[アンパンマンの舞台別の登場人物一覧 (国の住人)#おすしの国の住人|おすしの国]]で、弟にかっぱ巻きくんがいる。じっとしていることやちゃわんむしまろの[[風流]]が苦手で眠っていたり、さらに我慢できなくなった時は猛烈に走り回る。さらに機械も苦手な様子<ref group="注">TV第332話A「ロールパンナと鉄火のマキちゃん」で、変わり巻きを食べたいドキンちゃんのためにばいきんまんにさらわれ、変わり巻きを作った後にバイキン城から脱出するためにドキンUFOを奪って逃亡中の彼女の一連の発言から。</ref>。ロールパンナとは[[ライバル]]同士で互角に戦うことができる。男の子の泣き虫は嫌い。鉄火のコマキちゃんは妹分で、おむすびまんとこむすびまんの関係に近い。かつてはパンや[[蕎麦]]を好まず勧められても拒んでいたが、お腹を空かせている子を助ける心は同じだという理由で、アンパンマンやかつぶしまん達とも仲がいい。てんどんまんやカツドンマンに尊敬されていた。やなせは本人の好物が鉄火巻きであるため、男勝りで気風のいい鉄火のマキちゃんには思い入れがあると語っている{{Sfnp|『それいけ!アンパンマン にんきものだいしゅうごう!キャラクターベスト15』DVD|2002}}。初期頃は出番も多かったが、コマキちゃんが登場して以来、彼女との共演を除いて出番が減少した。
; {{Anchors|鉄火のコマキちゃん}}鉄火のコマキちゃん(てっかのコマキちゃん)
: 声 - [[沖佳苗]]
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第994話A「アンパンマンと鉄火のコマキちゃん」
: 鉄火のマキちゃんに憧れて、鉄火巻作りを[[修行|修行中]]の女の子。マキちゃんと異なりおすしの国の住民ではない。頭の上に鉄火巻が1本あり、瞳はマグロのような赤。元気はいいが少々おっちょこちょいで酢を入れすぎるなど大雑把なために、マキちゃんのような鉄火巻がまだうまく作れない。本人は見た目ではなく味で勝負と言うが、多くの人々には見た目からして食べるのを拒まれてしまうことが多く、ばいきんまんには「ご飯は酢が多すぎてべちゃべちゃ、マグロが入っていない部分も多い」と酷評されている。料理の腕が最初は悪いキャラクターもジャムおじさんや他のキャラクターに手ほどきを受けて上手になるが、コマキちゃんの場合はそれでも未だに改善が見られていない。負けず嫌いの自信家で、他のゲストキャラクターと料理の味で啀み合うことが多い。マキちゃんと同じく持っている大きな[[巻き簾]]を装備している。
; {{Anchors|アリンコキッド}}アリンコキッド
: 声 - [[山口健]](第53話Bパート - 第1107話Bパート)(1989年10月16日 - 2011年12月9日)→[[山口キヨヒロ]](OVA『それいけ!アンパンマン ハッピーおたんじょうびシリーズ 3月生まれ』- )(2015年 - )
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第53話B「アンパンマンとアリンコキッド」
: バッタに乗って旅をしている、とても小さな[[アリ]]の[[ガンマン]]。一人称は「おれ」または「おいら」。武器はアリンコ銃という2丁の[[拳銃]]でそれぞれ、何でも小さくするアリンコ酸の液体の入った赤い拳銃、元の大きさに戻すモドースアルカリの液体の入った青い拳銃(青い方は赤い拳銃で小さくしたものを元に戻す効果があり、通常の状態から巨大化させることはほとんどない。また一度だけはみがきまんやムシバキンマンを巨大化させたこともある<ref>TV第284話A「はみがきまんとムシバキンマン」</ref>)を持っている。ばいきんまんによく拳銃を奪われる。巨大メカや巨大キャラをアンパンチで飛ばすことのできるアンパンマンだが、縮小時のアンパンマンのパンチでは、通常の大きさのばいきんまんには歯が立たなかった。初登場時は拳銃に加えて[[ギター]]も武器にしており、正義の味方を目の敵にして悪の手助けをしていたが、アンパンマンとの決闘をきっかけに町を救ったことにより正義の味方に転身することに決めた。ハンバーガーキッドとは対立しており、決闘にまでなっている。TV第107話「アンパンマンとなかゆび姫」では、なかゆび姫とは最初は喧嘩ばかりしていたが最終的には友達になった。また、アンパンマン達と同じ大きさで描かれたこともあった。
:; {{Anchors|バッタ}}バッタ
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第53話B「アンパンマンとアリンコキッド」
:: アリンコキッドの相棒の[[バッタ]]。言葉は話さないが、アリンコキッドには意思疎通ができる。見かけ以上にジャンプ力が高い。
; {{Anchors|かつぶしまん}}かつぶしまん
: 声 - [[井上和彦 (声優)|井上和彦]]、[[大塚芳忠]](代役:第97話Bパート - 第287話Aパート、映画:第6作同時上映)(1990年8月27日 - 1994年6月20日)、山寺宏一(映画:第7作)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第58話B「アンパンマンとかつぶしまん」
: 顔が“かつぶし([[鰹節]];かつおぶし)”の形をした[[侍]]で、[[鞍馬天狗 (小説)|鞍馬天狗]]に似た姿をしている。一人称は「拙者」<ref group="注">初登場時の蕎麦屋になった時のみ「私」、大塚が演じていた頃は「あっし」と言う時もあった。</ref>で、語尾に「ござる」を付けて話す。武器はかつぶしで出来た[[刀]]「かつぶし剣」で、「かつぶし剣三日月剣法」が攻撃技だが、初登場時は気合いで声の塊を飛ばしてばいきんまんを撃退したことがある<ref group="注">この気合い攻撃は同話でアンパンマンも使用した。</ref>。剣の道から退いて蕎麦屋専業になっていた時は蕎麦の器を[[円盤投|円盤投げ]]する形で武器にしていた時もあった<ref>TV第97話B「かつぶしまんと鉄火のマキちゃん」</ref>。また、かつぶし剣の代わりに割り箸を使ってバイキンメカと互角に渡り合ったこともある<ref>TV第737話A「かつぶしまんとらーめんてんし」</ref>。集中力は全キャラクターの中でもずば抜けて高いがややドジな性格。[[ネコ|猫]]が大の苦手で、猫の絵を見たり「猫」という単語を聞いただけで気が動転して逃げ出してしまうほどだが、一部の猫の耳を持つ住民を恐れていない。機械のねこだとわかれば怖がるのをやめていたが、いまでは猫型のメカでも驚く。また、猫と認識できなくなれば勇敢に立ち向かう。女の子の涙にも弱い。また、雷も苦手だったが、かみなりピカタンとの修行で克服した<ref>TV第1279話A「かつぶしまんとかみなりピカタン」</ref>。初期の頃はばいきんまんのことを「ばんざいまん」、ドキンちゃん「ぞうきんちゃん」と呼んでいたが、現在は普通に呼んでいる。
: 一時期はばいきんまんにかつぶし剣を折られたことで剣の道から退いて、ピョン吉におもちゃの剣をもらい元気をつけて蕎麦屋を営んでいたこともあったが、アンパンマンを助けるために剣の道に戻った<ref>TV第266話「かつぶしまんとにんじゃのニャンジャ」</ref>。現在はお腹の空いた人がいる時に必要であれば蕎麦屋になって蕎麦を作る。ただし、蕎麦屋の姿では力が出ないらしい<ref>TV第632話A「かつぶしまんとジャスミンさん」</ref>。笑い声は「か〜かっかっかつおぶし」。本人曰く「かつぶしまんになる前は『[[カツオ|鰹]]』だったでござる」。初めて出会った時から鉄火のマキちゃんのことが大好きであり、「かつぶしまんと鉄火のマキちゃん」というサブタイトルが同名で2話ある。「かつぶし侍」と呼ばれることもある
; {{Anchors|にんじゃのニャンジャ}}'''SLマン(エスエルマン)'''
: 声 - [[富山敬]](第62話Aパート - 第326話Aパート、映画:第4作同時上映、第5作、第7作)(1989年12月18日 - 1995年4月17日)→[[西村朋紘]](第400話Aパート - 、映画:第9作 - )(1996年10月18日 - )、[[千田光男]](代役:OVA『クリスマスだ!みんな集まれ』)(1995年11月1日)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第62話A「アンパンマンとSLマン」
: 力持ちの赤い[[蒸気機関車]]の男性。初登場時は黒い小さな機関車だったが、ばいきんまんに拾われて食べ物をもらうことで本来の姿になり、その後いつの間にか大きくなった。また、初めの頃は腕が付いていなかった。ばいきんまんに騙されてパン工場を襲うが、アンパンマン達と和解してジャムおじさんに調整してもらった。
: 富山や千田が声を演じていた頃の一人称は「おいら」だったが、西村が演じるようになって「僕」に変わった。
: 子供達を乗せてあげたり色々な物を運んだりするのが仕事。[[線路 (鉄道)|線路]]が無くても走ることができる。積雪地も難なく走ることができるが、泥濘に嵌まって動けなくなってしまう様子が多く見られる。水中を走ることも可能。アンパンマンの顔を食べれば空も飛べる。本体と[[客車]]部分は外すことができる。頭の[[煙突]]から出す[[煙]]で[[SOS]]のメッセージを送ることができる。ジャムおじさんや[[アンパンマンの舞台別の登場人物一覧 (宇宙・星の住人)#鉄の星の住人|鉄の星の人々]]に[[宇宙飛行]]用や[[潜水]]型に[[改造]]してもらったこともある。
; {{Anchors|ポッポちゃん}}ポッポちゃん
: 声 - [[浅川悠]]
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第854話B「アンパンマンとあかちゃんSL」
: 小さくて可愛らしい[[蒸気機関車]]の幼女。愛称はあかちゃんSL。体色はピンク。ほとんど「ポッポー」としか話さないが、初登場して間もない頃は普通にしゃべっていた。荷物を運ぶのが大好きで、崖の上からみみせんせいを牽引して引き上げることができるほどの力持ち。煙突には[[がらがら (玩具)|ガラガラ]]が付いており、煙を出すたびに音を鳴らす。まだ[[赤ちゃん]]なのでミルクを飲み、[[#あかちゃんまん|あかちゃんまん]]や[[#ベビードーナツ|ベビードーナツ]]と同様、ほかのものに気を取られやすい。自己紹介ができないため、彼女と初対面となるゲストキャラクターはジャムおじさん達から事前に彼女のことを紹介されている場合が多い。SLマンと特別な関係はない模様だが、TV第1089話A「SLマンとポッポちゃん」では一緒に荷物を届けたりするなどと仲はいいと思われる。ばいきんまんやドキンちゃんが乱暴をすれば抵抗するが、彼らが悪事をしていなかったり彼らに助けてもらったりした場合は、仲良く接することもある。
; {{Anchors|にんじゃのニャンジャ}}にんじゃのニャンジャ<ref group="注">一部のサブタイトルでは「'''ニンジャのニャンジャ'''」や「'''忍者のニャンジャ'''」と表記された回もあった。</ref>
: 声 - [[頓宮恭子]](第72話Bパート - 第
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第72話B「アンパンマンとニンジャのニャンジャ」
: 猫の[[忍者]]で正義の味方。[[忍術]]の修行のために世界中を旅している。一人称は「オイラ」で、語尾に「ニャ」を付けて話す。[[手裏剣]]など様々な忍術が使えるが、中でも木の葉隠れの術が得意。猫であるがゆえに[[マタタビ]]の匂いや[[炬燵]]に弱い。師匠にネコジャラシがいる。俊足の持ち主の一人で、TシャツくんやSLマン、ホットドッグにラクダット達と対等に走れるほど。
; {{Anchors|ニガウリマン}}ニガウリマン
: 声 - [[大塚明夫]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第491話A「アンパンマンとニガウリマン」
: 白い[[ギター]]を抱えて旅をしている、顔が[[ツルレイシ|ニガウリ]]の流れ者で正義の味方。語尾に「ウリ」を付ける。少々キザな性格で、自分のことを[[ニヒリズム|ニヒル]]だと言っているが小心者で怖がりな所がある。ギターの[[弦 (楽器)|弦]]やギターから発射するニガウリやニガウリジュースで悪者を退治する。戦いが終わるたびに何かとニガウリをプレゼントしたがる。また、片足を乗せるための岩や切り株などを直接持ってくる。ばいきんまんとも互角に戦う。なお、ギターにはニガウリ以外に[[果物]]を詰めたこともあり、この場合、[[ジュース]]はフルーツジュースになる<ref>TV第879話A「ドリアン王女とニガウリマン」</ref>。ジュースの代わりにコキンちゃんの涙をギターに貯めて青い涙ジュースを発射してばいきんまんを泣かせたこともある<ref>TV第1035話A「コキンちゃんとニガウリマン」</ref>。ギターを「相棒」と呼ぶほど大事にしており、持っていないと落ち着きを無くしてしまう。アンパンマンと同様あがり症で演劇は苦手<ref>TV第757話A「しらたまさんとニガウリマン」</ref>。
; {{Anchors|やきそばパンマン}}やきそばパンマン
: 声 - [[小杉十郎太]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第505話A「アンパンマンとやきそばパンマン」
: 顔が[[焼きそばパン]]でできている正義の味方。一人称は「おいら」。[[ガンマン]]の格好をしているが、武器は銃ではなく2枚の[[へら]]。特技は、両側から相手の急所を[[シンバル]]を鳴らすように挟み込み、相手を一時的に麻痺状態に陥らせる「'''ヘラヘラチョップ'''」や、へらをブーメランのように投げて攻撃したりロープなどを切ったりする「'''ヘラヘラブーメラン'''」がある。当初は「やきそばキック」というキック技も使用していた。愛馬のホワイトソースに乗って旅をしている。お腹を空かせた者には顔ではなく一個の焼きそばパンを作って与える。元気が無くなった時は頭の[[焼きそば]]を交換すれば回復する。[[縄跳び]]や[[社交ダンス]]が苦手。やきそばかすちゃんという生き別れの妹がいたが後に再会して現在もたまに会っている。キャラクターソング『やきそばパンマン流れ旅』は人気が高く、作者であるやなせも気に入っている曲である。
:; {{Anchors|ホワイトソース}}ホワイトソース
:: 性別 - 女 / 初登場回 - 映画第11作同時上映「[[それいけ!アンパンマン 勇気の花がひらくとき#それいけ!アンパンマン アンパンマンとたのしい仲間たち|やきそばパンマンとバイキン西部劇 - アンパンマンとたのしい仲間たち(Bパート)]]」、TV第542話A「やきそばパンマン流れ旅」(TVデビュー)
:: やきそばパンマンの愛馬。愛称は「'''ソース'''」で、現在ではこちらの名前で呼ばれることがほとんどである。ハンバーガーキッドの愛馬のピクルスと恋仲になっていたため、性別はメスのようである。
; {{Anchors|やきそばかすちゃん}}やきそばかすちゃん
: 声 - [[岩男潤子]]
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第508話A「アンパンマンとやきそばかすちゃん」
: やきそばパンマンの妹で名前の通り[[そばかす]]がついている。幼い頃、竜巻に遠くへ飛ばされて生き別れになったが後に兄と再会した。兄思いで、兄の交換用の焼きそばを作る役目を持っている。また、悪人でもあるばいきんまんにも焼きそばを作ってあげる優しい女の子。へらの形をしたペンダントを首から下げており、中には兄妹の写真が入っている。ほとんど戦闘には参加せずばいきんまんに人質にされる話が多い。メロンパンナと仲がいいが、自分たちの兄と姉の良さで喧嘩したことがある。
; {{Anchors|ナガネギマン|ネギーおじさん}}ナガネギマン/ネギーおじさん
: 声 - 大塚明夫
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第513話A「アンパンマンとかいけつナガネギマン」
282 ⟶ 241行目:
: 現在、ナガネギマンの正体を知っているのはアンパンマン、ばいきんまん、ジャムおじさん、バタコさん、めいけんチーズ、ドキンちゃん、ホラーマン、メロンパンナ、やきそばパンマン、あかちゃんまんのみで、他の人は気づいていない模様<ref group="注">初登場時にアンパンマン、ばいきんまん、ジャムおじさん、バタコさん、チーズは仮面マスクが外れたナガネギマンを見たことがある。最初に正体を知ったのはばいきんまんである。</ref>。ドリアン王女に気に入られているが彼女のことは苦手。ネギーおじさんの時は一人称が「オラ」で語尾には「ダベ」をつけて[[東北方言|東北弁]]訛りでしゃべるが、ナガネギマンの時は言動がクールになり、一人称は「私」で語尾には「ネギ」とつける(キャラクターソングでは「俺」と言っている)。
: ナガネギマンはやなせのお気に入りのキャラクターでもあり、イベントでやなせ自らがナガネギマンに扮してばいきんまんと戦ったことがある{{Sfnp|『人生、90歳からおもしろい!』|2009|p=127}}。
; {{Anchors|コネギくん}}コネギくん
: 声 - [[藤村歩]]→川澄綾子、佐久間レイ(代役)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第1178話A「アンパンマンとコネギくん」
: 頭が[[小ねぎ]]の男の子。普段は小ねぎ畑で自分が育てたネギを籠に入れて配っている。ばいきんまんと戦っていたナガネギマンを見て憧れを抱き、弟子入りしようと決めた。ナガネギマンを模したマスクとマントを持っており、たびたび「コネギマン」に扮してばいきんまんに立ち向かおうとする。他のキャラクターと同様、ナガネギマンの正体がネギーおじさんであることはまだ知らない。頭からネギを飛ばして攻撃することができる。
; {{Anchors|しらたき姫}}しらたき姫(しらたきひめ)
: 声 - [[折笠富美子]]、代役:[[夏樹リオ]]、[[高橋美佳子]]、島本須美
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第547話A「アンパンマンとしらたき姫」
: スキヤキの里にあるすきやき城の[[姫]]で、[[すき焼き]]作りの名人。髪が[[コンニャク#調理法|しらたき]]になっている。おいしいすき焼きを食べてもらうために春菊さんと一緒に旅をしている。普段はお淑やかだが戦うと強く、ばいきんまんの変装を見破ってみせることもある。髪に挿している[[菜箸]]が武器で得意技は「しらたき[[二刀流]]」。ばいきんまんとも互角に渡り合う。一緒に登場する男性ゲストキャラクターのほとんどが彼女を初めて見た時に顔を赤らめており、どんぶりまんトリオに至っては弟子入りまで志願していた。
; {{Anchors|春菊さん}}春菊さん(しゅんぎくさん)
: 声 - [[津久井教生]]、代役:鈴木琢磨、[[鈴木千尋 (声優)|鈴木千尋]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第547話A「アンパンマンとしらたき姫」
: 髪が[[シュンギク|春菊]]になっている、しらたき姫の[[付き人]]。しっかり者ですきやき号の運転手もしている。しらたき姫が料理をする時は[[鼓]]を打ってリズムを取り、武器の[[薙刀]]でしらたき姫を悪者から守る。優しくお淑やかなしらたき姫とは反対に厳しい性格で、言い争いをする焼きどうふくん、しいたけくん、フーちゃんの3人を叱ることもある。
; {{Anchors|ダテマキマン}}ダテマキマン
: 声 - [[内田直哉]]
305 ⟶ 260行目:
=== その他の友人 ===
; {{Anchors|らーめんてんし}}らーめんてんし
: 声 - [[荘真由美]]→[[潘恵子]]、佐久間レイ(代役)、[[中村ひろみ]](映画:第5作)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第5話B「アンパンマンとらーめんてんし」
: 青い中国服と中国帽子を着用している[[天使]]。お腹が空いた人においしくて温かい[[ラーメン]]を食べさせてくれる。彼の作るラーメンは誰もがおいしいと評するが、本人はラーメンの味に拘りを持っていない。空飛ぶ丼に乗って移動するが、背中の小さな羽で飛ぶこともできる。ばいきんまん達が空腹に困っている時は快くラーメンを提供するが、乱暴や脅迫をされたりみんなのラーメンを独占されれば嫌がる態度を取る。丼から出す熱いラーメンや汁で攻撃する。テレビアニメ版初期は一人称が「私」で語尾は「〜アル」だったが、現在では一人称が「僕」で語尾は「〜ネ」に変更されている。ひのたまこぞうと共に行動することもあった。また、こおり鬼が暴れていれば怖がることなく戦ったりもした。
; {{Anchors|たこやきまん}}たこやきまん
: 声 - [[岸野一彦]]→山寺宏一→[[堀内賢雄]]→[[岡本幸輔]](2018年 - )、[[秋元羊介]](映画:第2作)、[[
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第6話A「アンパンマンとたこやきまん」
: [[たこ焼き]]屋を営んでいる、[[タコ]]の男性。[[一人称]]は「わい」「わて」「[[wikt:わし#代名詞|わし]]」で、[[大阪弁]]で話す。初登場時は自信過剰な威張り屋で、彼の作るたこ焼きの味はとてもまずかったが<ref group="注">バタコさんいわく「[[ゴム]]みたいでよく噛めない」と言ってた</ref>、ジャムおじさんに教えられ、おいしいたこ焼きが作れるようになった。おこのみやきまんとはライバル同士で、どちらの料理がおいしいかでいつも喧嘩をしているが、本当は仲良しらしく、彼がばいきんまん達にさらわれた時はソースの匂いを嗅いで捕らわれた場所を突き止めるという活躍をした。
; {{Anchors|アンコラ}}かいじゅうアンコラ
: 声 - [[亀山助清]](第8話Bパート - 第1124話Aパート)(1988年11月21日 - 2012年4月27日)→[[逸見廣大]](第1335話Bパート - )(2016年11月25日 - )、中村秀利(代役:第136話Bパート)(1991年6月10日)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第8話B「アンパンマンとかいじゅうアンコラ」
: 山奥に住んでいる大きなピンクの[[怪獣]]。テレビアニメ版では[[二足歩行]]だが、原作絵本では四足歩行だった。[[餡]]が大好物。ジャムおじさんとは既に知り合いから物語は始まる。鼻が利き、お腹が空くと[[餡]]を求めて暴れまわるが、本当は気が優しく大人しい。カレーパンなどの辛い物は苦手だが、辛い物好きのカレーナとは仲良し。ばいきんまんやアンパンマンを払いのけたりと、怪力の持ち主でもある。そのため、初登場時はバスケットや食器類まで口にしたり、アンパンマンやパン工場を襲ったり森林を破壊したりと、アンパンマン達を困らせていたが、カレー入りのアンパンマンの余りの辛さに退散した。その後は、ばいきんまんに利用されない限り、アンパンマンを襲ったり自然を破壊したりすることはなくなったが、ばいきんまんの仕業でムシバキンがたくさん入ったあんこを口に入れて過去最大に大暴れしたこともあった<ref name="hamianko" />。あんパン、あんドーナツ、あんみつ、柏餅などの和菓子以外にもバナナも食べる<ref>映画『よみがえれ バナナ島』</ref> が、甘いメロンジュースは好まない<ref name="kiejam" />。息子にコアンコラがいる。TV第207話A『はみがきまんとアンコラ』<ref>1992年11月9日放送</ref>では、はみがきまんとは「友達同士」
: 初代アニメOPではアンパンマン達以外のゲスト勢で唯一の登場で、「勇気りんりん」の2番の歌詞にも登場する。初期の頃は、かぜこんこんと並び巨大なキャラクターの代表として登場することもあった。アニメ初期の頃は言葉を話していたが(語尾に「わん」をつけるときもあった)、現在では「アンコラ」「コアンコラ」以外の言葉を口にすることはほとんどなくなった。
: 振り付けダンスDVD『おどろうよ!アンパンマンたいそう&レインボーたいそう』<ref>2002年9月25日発売。型番「VPBE-11519」。</ref>では、『虹をつくる歌』の映像で、かぜこんこん、へどろまんと共に仲良く踊った。
; {{Anchors|コアンコラ}}コアンコラ
: 声 - [[手塚ちはる]]→[[芝原チヤコ]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第346話B「チーズとコアンコラ」
: 卵から生まれた、アンコラの子供。生まれた時は、最初に出会っためいけんチーズを[[刷り込み]]により父親と勘違いしていた。かつては「パパ」「ママ」「あんこ」など簡単な言葉なら話すことができたが、現在では「コアンコラ」としかしゃべれない。アンコラと同様甘い食べ物が好きで、フルーツよりもあんこを好む。彼が登場する話は、大抵ばいきんまんとドキンちゃんが彼に変装して、食べ物を奪うパターンが多い。
; {{Anchors|ポットちゃん}}ポットちゃん
: 声 - [[伊藤美紀 (声優)|伊藤美紀]]、佐久間レイ(代役)
330 ⟶ 282行目:
: ピンク色の[[水筒]]の女の子。体の中に温かい[[紅茶]]や[[コーヒー]]が入っており、彼女の喜怒哀楽によって温度を調節できる。初登場の話では手が無かったが、次に登場した話以降は手がある。ばいきんまんから好意を寄せられて困っている。TV第918話B「ばいきんまんとポットちゃん」で十数年振りに再登場した時には性格面においていくつか変更が加えられており、ばいきんまんにも紅茶や花を快くプレゼントしようとするなど、彼やドキンちゃんに対しても寛大な態度で接していた。また、ばいきんまんも彼女に対して特別な感情を抱く様子は見られなかった。
: てれびっこのOVA「ゆかいなお誕生会」ではバタコさんの代わりに登場し、チーズと共にパーティーの飾り付けを行ったり皆でアンパンマン(最終的にはばいきんまんも)の誕生日を祝ったりした。
; {{Anchors|りんごちゃん}}りんごちゃん
: 声 - [[山本百合子]]、[[渕崎ゆり子]](映画
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第13話B「アンパンマンとりんごちゃん」
: ミスりんご村のとても愛らしい[[リンゴ]]の女の子。テレビアニメ版初期の頃はばいきんまんにとって憧れの的だった。登場するときは、服を着ているときとそうでないときがある。イチゴちゃんとは仲良しだが、気の強い彼女と喧嘩になってしまうこともある。イチゴちゃん以外ではかきくけこちゃん、あんずちゃん、ラズベリーちゃんなどといった果物系の女の子と仲が良い。映画『りんごぼうやとみんなの願い』では、主要キャラクターを支えた。
; {{Anchors|ドーナツマン}}ドーナツマン
: 声 - 秋元羊介→[[青野武]]→堀内賢雄
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第46話B「アンパンマンとドーナツマン」
: [[ドーナツ]]の男性。頭からドーナツを飛ばして攻撃するが、体のドーナツが減ると力が出なくなってしまう。初登場時は自分が世界一強い正義の味方だと威張っていて、自分がやったいいことをメモをしたり、ばいきんまんに騙されて正義の力をアンパンマンと競い合おうとしたりしていた。だがその後、アンパンマン達に助けてもらったことで本当の正義を学んだ。映画第2作目『ばいきんまんの逆襲』ではばいきん大魔王戦に参加した。現在はドーナツハウスでおいしいドーナツを売っている。
; {{Anchors|ベビードーナツ}}ベビードーナツ
: 声 - [[松本梨香]]→[[斉藤貴美子]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第126話B「赤ちゃんまんとベビードーナツ」
: ドーナツマンの息子。まだ小さな赤ちゃんで言葉はほとんど話せないが力は強い。父親と同様、頭からドーナツを飛ばして攻撃する。ドーナツ作りを率先して手伝おうとするがドーナツマンに止められている。
; {{Anchors|エクレアさん}}エクレアさん
: 声 - [[三田ゆう子]]
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第111話B「エクレアさんとプリンちゃん」
: 顔が[[エクレア]]の女の子。プリンちゃんと仲が良くいつも一緒に行動している。何でもすぐに心配するが、ばいきんまんを善人だと思い込んでいる。機械のセンスはばいきんまんと互角で、ばいきんまんの第2秘密基地用の材料で丘に遊園地の遊具を作ったこともある<ref name="purin">第1022話B『メロンパンナとプリンちゃん』</ref>。ばいきんまんが苦手としている人物の1人。プリンちゃんと違い初登場時はばいきんまんのことを最初は悪人と疑っていたが、彼の罠に閉じ込められた時に逆に助けられたと思い込んでしまい、プリンちゃんと同じく現在のようにばいきんまんを善人と捉えるようになった。ただし、ばいきんまんが本気で悪さをした時は、彼を敵対することがあり、アンパンマンに新しい顔を届けたり、アンパンマンのマーチを歌ってアンパンマンを応援したりすることがある。映画版ではばいきんまんに襲われる立場でばいきんまんに捕まったり、姿を変えられたりしていた。プリンちゃんとコンビで登場するが、初登場回以外でサブタイトルに彼女の名前が載ったことはない。
; {{Anchors|プリンちゃん}}プリンちゃん
: 声 - [[稀代桜子]]、[[原えりこ]](代役:第428話Bパート)(1997年5月23日)
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第111話B「エクレアさんとプリンちゃん」
: 頭に[[カスタードプディング|プリン]]を乗せた女の子。少々天然の入った明るい性格。ばいきんまんを善人だと思い込んでいる。機械のセンスはばいきんまんと互角で、ばいきんまんの第2秘密基地用の材料で丘に遊園地の遊具を作った<ref name="purin" />。エクレアさん同様、ばいきんまんが苦手としている人物の1人である。エクレアさんと違い初登場時は最初からばいきんまんの行動を全てよい方向に捉えていた。エクレアさん同様、たまにばいきんまんの被害者になるエピソードも存在する。エクレアさんとコンビで登場するが、初登場回を除きサブタイトルには彼女の名前しか載らない。
; {{Anchors|カステラ男爵}}カステラ男爵(カステラだんしゃく)
: 声 - [[安西正弘]]→中村秀利
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第287話A「かつぶしまんとカステラ男爵」
: 顔が[[カステラ]]になっている[[男爵]]。カステラの味と剣術が自慢。バラの花びらを操ることも出来る。語尾に「テラ」を付けて話す。カステラ城の住人が心を込めて作ったカステラを町へ振舞いにやって来る。カステラ姫に対する忠誠心は強く、彼女に変装したドキンちゃんにアンパンマンと勝負するよう命令された際にも、不本意ながら従っていた。彼と決闘した相手にはかつぶしまんがいる。
; {{Anchors|ドリアン王女}}ドリアン王女(ドリアンおうじょ)
: 声 - [[江原正士]]
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: 顔が[[ドリアン]]の形をしている、ドリアン王国の[[王女]]。アボガドじいやと一緒に町の人達にいろんなフルーツを振る舞っている。アンパンマンに登場する王族出身のキャラクターの中でも特にわがままな性格で自分の気に入った物は何でも欲しがり、さらに押しが強く凄まじい迫力があるので彼女を苦手とする者も多い。さらに、畑仕事をサボってばいきんまん達ばかりにやらせるなど、図太い面もある<ref>「ドリアン王女とおくらちゃん」より</ref>。珍しい物にも目がなく目立ちたがり屋で、正義の味方などの影響を受けやすく芝居への関心も強い。自身の顔がドリアンだけに頭突きや体当たりの威力は非常に高い。また、気に入ったバイキンメカ(バイキンUFO、もぐりんなど)をばいきんまんに無断で操縦したこともあるなど、破天荒な行動が多い。初登場時は、ばいきんまんに襲われていたところをアンパンマンに助けられ彼を家来にしようと執拗に追い回したが、彼が町の住人達に慕われていることを知り家来にすることはやめた。ナガネギマンに憧れており、『ドリアンの騎士』に扮したこともあるが、格好いい活躍が見せられなかった上に正体は子供達にもバレていた。しかし、寝呆けてバイキンUFOのマジックハンドを剣で切断するといった活躍を見せる。普通のカレーよりもフルーツカレーが好み。
: 女性キャラクターであるが、男性声優が声を担当している数少ないキャラクター。
; {{Anchors|アボガドじいや}}アボガドじいや
: 声 - [[辻村真人]](第478話Bパート - 第
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第478話B「アンパンマンとドリアン王女」
: 顔が[[アボカド]]の形をしている、ドリアン王女の付き人で[[馬車]]の運転手。王女のわがままにいつも振り回されて気苦労が絶えないが、王女への忠誠心は高い。王女の歩くところにいつも[[絨毯]]を敷いたり[[ラッパ]]を吹くことが多い。アンパンマン達を「殿」という敬称を付けて呼んでいる。
:; {{Anchors|ドリアン王女の白馬}}ドリアン王女の白馬
:: 声 - 山寺宏一
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第478話B「アンパンマンとドリアン王女」
:: ドリアン王女の馬車を引く馬。
; {{Anchors|おくらちゃん}}おくらちゃん
: 声 - [[水谷優子]](第491話Bパート - 第1301話Aパート)(1998年9月25日 - 2016年2月26日)→[[金月真美]](第1397話Aパート - )(2018年3月16日 - )
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第491話B「ばいきんまんとおくらちゃん」
: おいしい[[野菜]]を作っている優しい女の子。頭が[[オクラ]]で、そのほかはぽっちゃり系な人間の外見をしている。右目尻に泣きぼくろがある。作った野菜を四輪の[[手押し車]]で運んで、町の人々に配っている。自分が育てた野菜にあまりにも思い入れがあるため、野菜と別れる時には必ず涙を流して別れを告げるが、野菜を売りたくないわけではなく、寧ろおいしく食べてもらうことを望んでいる。当初は暗い性格で、周りまで野菜を食べる気をなくしてしまうほどに暗い気持ちにさせていたが、ばいきんまんから「おいしく食べるには笑うべきだ」と教えてもらったことで明るい性格になった。ばいきんまん本人は、野菜を盗むのが目的だったのだが成り行きで仕事を手伝ってしまったために彼女からいい人と思い込まれてしまい、さらに口癖の「ハ〜ヒフ〜ヘホ〜」まで覚えてしまい会うたびに真似をするため、それ以降は彼女に苦手意識を持ってしまった。でんでん一座の芝居でヒロインを演じたことがあり、天然な性格ゆえにセリフを何度もど忘れしたり口調が棒読みであったりと散々な演技だったが、機転を利かせたしろかぶくん達が小道具として彼女に野菜を持たせることで、観客や他の演者をも号泣させることに成功した<ref>TV第1233話B「おくらちゃんとしろかぶくん」</ref>。
; {{Anchors|ゆず姫}}ゆず姫(ゆずひめ)
: 声 - [[吉田小南美]]
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第503話B「メロンパンナとゆず姫」
: ゆず城の小さな姫。好奇心が旺盛で勉強や[[薙刀]]の稽古が退屈になると隙を見ては城を抜け出してしまうため{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=234}}、いつもゆずじいやを困らせている。薙刀を武器にしており、[[ハト|鳩]]に乗って空を飛んで移動している。初登場時は初めてアンパンマン達と出会った時は「ゆずちゃん」と名乗り姫という身分を隠していた。メロンパンナとは特に仲が良く、自身が登場する話では彼女も一緒に登場することが多い。ドキンちゃんも彼女のことを気に入っており、必ずと言っていいほどばいきんまんに連れて来るよう命令するのでパン工場に行く途中に襲われることが多い。ロールパンナと同様、彼女が登場する話には大抵メロンパンナがよく登場する。
:; {{Anchors|ゆず姫の鳩}}ゆず姫の鳩(ゆずひめのはと)
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第503話B「メロンパンナとゆず姫」
; {{Anchors|ゆずじいや}}ゆずじいや
: 声 - 松尾銀三→山寺宏一
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第503話B「メロンパンナとゆず姫」
: ゆず姫の世話をしている小さな[[家老]]。ゆず姫に立派なお姫様になってもらおうと厳しくしつけているが{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=234}}、居眠り癖があるため、しばしば稽古中に城を抜け出されてしまう。ゆず姫と同じく薙刀を武器にしており、鳩に乗って空を飛んで移動している。薙刀の腕は衰えを見せず、かつぶしまんの蕎麦作りを手伝った際には、蕎麦生地や薬味のネギを薙刀で完璧に切ってみせたことで住民から拍手喝采を受けた。[[ユズ|ゆず]]を大量に投げるゆず攻撃も装備する。早口言葉が苦手。近年{{いつ|date=2016年8月}}は城を抜け出したゆず姫を追ったり、ばいきんまん達と戦ったりと出番や活躍が増加している。
:; {{Anchors|ゆずじいやの鳩}}ゆずじいやの鳩
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第503話B「メロンパンナとゆず姫」
; {{Anchors|ちゃわんむしまろ}}ちゃわんむしまろ
: 声 - [[鈴木勝美]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第518話A「アンパンマンとちゃわんむしまろ」
: 顔は蓋付きの[[茶碗]]で[[平安貴族]]の格好をした、風流で上品な男性。伝統のおいしい[[茶碗蒸し]]の作り方を教えている。一人称は「[[麿|まろ]]」で、語尾に「〜でおじゃる」をつける。立派な屋敷に住んでおり、[[牛車]]に乗ってゆっくりと風流を探して気分がいいと[[日本舞踊|舞]]を踊ったり[[和歌]]を作ったりしている。スポーツも万能。頭から[[イチョウ#種子|銀杏]]を大量に飛ばし[[笏]]で[[ノック (野球)|ノック]]する「'''銀杏ボール'''」が攻撃技。
:; {{Anchors|牛}}牛(うし)
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第518話A「アンパンマンとちゃわんむしまろ」
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: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第627話B「アンパンマンとオオカミおばけ」
: 恥ずかしがり屋な[[オオカミ]]の男の子。オオカミ森に住んでいる。[[満月]]やばいきんまんとドキンちゃんが作った丸い物を見てしまうと巨大なオオカミおばけに変身して悪さをする。そのために、森には恐ろしいオオカミおばけが出るという噂が広まり滅多に人が来なくなってしまったため、寂しさのあまり友達が欲しいと思っていた。満月を見ないように[[アイマスク]]を着けており、立ち寄った彼と同じく善悪の心を持つロールパンナが手にリボンを結び、そばにいたこともあった。オオカミおばけを変身させるため、ばいきんまんにアイマスクを取られたり、丸い物を見せられて変身するというパターンが非常に多い。ただし、ばいきんまんとドキンちゃんが作った丸い物を壊すと元に戻る。尻尾を長く伸ばすことができ、それで泥沼にはまったクリームパンダ達を助けた。
: 同じかないみかが演じる「'''メロンパンナ'''」とは、クリスマススペシャル<ref>『サンタになった ちびおおかみくん』(2019年12月20日放送)</ref>で1回だけ共演した事がある<ref group="注">お互い、既に知り合い同士という形での共演だったので、メロンパンナはちびおおかみが「'''オオカミおばけ'''」に変身してしまう事も知っていた。2人の会話場面も何度かある放送回となった。</ref>。
; {{Anchors|しらたまさん}}しらたまさん
: 声 - [[伊倉一恵]]
428 ⟶ 364行目:
; {{Anchors|だいこんやくしゃ}}だいこんやくしゃ
: 声 - [[坂口哲夫]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第351話B「アンパンマンとだいこん役者」
: だいこん座長の弟子で、でんでん一座の花形スター。顔が[[ダイコン|大根]]になっており、オカマ口調で少しドジな性格。当たり芸は'''[[大根おろし]]の技'''。名前が「[[大根役者]]」だが、演技に関しては人一倍厳しい。彼に憧れているしろかぶくんには特に厳しく接しており、時には冷たい態度を取ることもあるが、それらは全て彼の芝居に対する熱意や頑張りを理解し、将来に期待しているがゆえの言動であり、本当は誰よりも彼のことを深く思っている。かつては、でんでん一座にいたのだが、お芝居の失敗から、脱退して旅に出た。その際に、さつまあげどんとつみれくんも、回想のシーンにいた。しかし、彼らとだいこん役者はお互いに知らないという設定になっている。ばいきんまんが悪役のイメージに似合っていたので初めは彼を追いかけていた。悪戯をするばいきんまんに対しては、悪役としてお芝居に登場すれば成功すると期待しつつもお仕置きをする。だいこん座長より発言力や存在感が強く、一座の実権は概ね彼が握っている。
: キャラクターショー『君こそスターだ!だいこん役者、大騒動!』では、役者を募集していたところをばいきんまんに出会い、彼の口車に乗せされアンパンマンと鉄火のマキちゃんを苦戦させるが、駆け付けたかつぶしまんに惚れたことで結果仲間割れになった。最終的にはショーに登場した人物全員で芝居をすることになった。
: 映画第10作目『[[それいけ!アンパンマン てのひらを太陽に|てのひらを太陽に]]』ではブラック大魔王にでんでん一座で唯一石にされずに活躍した。映画『とばせ
; {{Anchors|だいこん座長}}だいこん座長(だいこん ざちょう)
: 声 - [[田原アルノ]]、代役:山寺宏一、大塚明夫
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第271話A「アンパンマンとおでん一座」
: でんでん一座の座長。白頭巾の役が大得意。だいこんやくしゃと同じく顔が大根になっている。お人好しな性格で、座長であるにも関わらず主役をやらせてもらえなかったり(セリフや出番すらないこともある)、弟子のだいこんやくしゃにタメ口で扱き使われたりすることを気にしており、たびたび「[[wikt:わし#代名詞|わし]]、座長なのに…。」とぼやいている。若い頃はふろふきだいこん座長の元で芝居の修行をしていた。
; {{Anchors|しろかぶくん}}しろかぶくん
: 声 - 冨永みーな→[[渕崎ゆり子]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第498話A「アンパンマンとしろかぶくん」
: 顔が[[カブ]]の男の子で、一座の新人。裏方の仕事での下積み時代を経て、現在は主役から脇役まで演じる傍らおでん作りも担当している。だいこんやくしゃのような有名な[[俳優|役者]]になるのが夢。少し慌て者だが真面目で責任感が強く、自身の失態で一座の公演が初めて中止に追い込まれた時には自ら責任を取るつもりで一座を脱退しようとしたことがある。生まれ故郷はひなた村で実家には祖父母が暮らしている。だいこんやくしゃと同様、彼がメインの話も多い。
; {{Anchors|ゆでたまごちゃん}}ゆでたまごちゃん
: 声 - [[南杏子 (声優)|南杏子]]→長沢美樹→原えりこ→佐久間レイ→長沢美樹
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第271話A「アンパンマンとおでん一座」
: 顔が[[ゆで卵]]の女の子で、一座の看板娘{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=234}}。優しい性格で芝居を台無しにしたばいきんまんにもおでんを分けてあげたことがある。しろかぶくんを働かせすぎるだいこんやくしゃに真っ向から異論を唱える強かさも持ち合わせている。妹におでん三姉妹のたまごのタマちゃんがいる。
; {{Anchors|さつまあげどん}}さつまあげどん
: 声 - [[桜井敏治]]→坂本千夏→山寺宏一→梅津秀行→柳沢三千代→内田直哉→坂本千夏
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第271話A「アンパンマンとおでん一座」
: 顔が[[薩摩揚げ]]の男性{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=83}}。かつて、だいこん役者とお芝居をした経験が、だいこん座長の回想で描かれるも、その話を聴いた際には、だいこん役者の存在を知らなかった様子。
; {{Anchors|ちくわん}}ちくわん
: 声 - [[江森浩子]]→中村ひろみ→坂本千夏→山寺宏一→中村ひろみ→[[すずきももこ]]
459 ⟶ 390行目:
: 初登場回 - TV第271話A「アンパンマンとおでん一座」
: 顔が[[竹輪]]の男の子。
; {{Anchors|さんくんトリオ}}さんくんトリオ
: 初登場回 - TV第271話A「アンパンマンとおでん一座」
: でんでん一座の裏方を仕事している三人組。
:; {{Anchors|つみれくん}}つみれくん
:: 声 - [[小島悠理]]→柳沢三千代→坂本千夏→[[宮川美保]]→かないみか→坂本千夏→佐久間レイ→滝沢ロコ→[[佐武宇綺]]
:: 性別 - 男
:: 顔が[[つみれ]]の男の子。[[紙吹雪]]などを降らせる裏方をやっている。かつて、だいこん役者とお芝居をした経験が、だいこん座長の回想で描かれるも、その話を聴いた際には、だいこん役者の存在を知らなかった様子。
:
:; {{Anchors|こんにゃくん}}こんにゃくん
:: 声 - [[山本圭子]]
:: 性別 - 男
:: 顔が[[コンニャク]]の男の子。
478 ⟶ 407行目:
:: 性別 - 男
:: 顔が[[コンブ|昆布]]の男の子。
; {{Anchors|ふろふきだいこん座長}}ふろふきだいこん座長
: 声 - 山寺宏一
489 ⟶ 417行目:
==== バイキン城の関係者 ====
; {{Anchors|ばいきんまん}}[[ばいきんまん]]<ref group="注">一部の媒体では「'''バイキンマン'''」と表記された事もあった。</ref>({{small|英:}}Baikin-man{{Sfn|IMDb}})
: 声 - [[中尾隆聖]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第1話「アンパンマン誕生」」{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=4}}
: バイキン星から赤ちゃんの時にやって来た[[雑菌|黴菌]]。[[#pic1|■トップ画]]にもいる。一人称は「俺様」だが、極稀に「俺」と言うこともある<ref>1988年第2話Bパート『アンパンマンとカレーパンマン』、第13話Aパート『アンパンマンとドキンちゃん』、1992年第201話Bパート『アンパンマンと3ばいばいきんまん』、1994年第301話Aパート『ロールパンナとメロンパンナ』、2013年誕生日スペシャル『アンパンマンとバイキン大軍団』、2014年第1202話Bパート『コキンちゃんとダテマキマン』、2025年第1689話Bパート『クリームパンダとシチューおばさん』、映画:第5作、第9作</ref>。悪さと[[悪戯]]が大好きで、いつも皆に迷惑をかけて困らせているならず者。意地悪で暴れん坊だが、ドキンちゃんやばいきん仙人、みみせんせいやでかこ母さんには頭が上がらない。綺麗な物が大嫌いで花や宝石を壊したり、ばら撒いたり、汚したりすることになるが、満天の星やオーロラ姫のオーロラに見惚れる描写もある。風呂や掃除など清潔に関連することが嫌いであるため、掃除されると身体が縮む。アンパンマンをやっつけるために生まれ、そのために生きている。アンパンマンたちに敗れ、吹っ飛んで退散する時の捨てセリフは「'''バ〜イバ〜イキ〜ン!'''」。
; {{Anchors|ドキンちゃん}}[[ドキンちゃん]]({{small|英:}}Dokin-chan{{Sfn|IMDb}})
: 声 - [[鶴ひろみ]](第13話 - 第1389話Aパート、映画:第1作 - 第29作)(1988年12月26日 - 2018年1月19日)→冨永みーな(第1390話Aパート - 、映画:第30作 - )(2018年1月26日 - )、佐久間レイ(代役:2017年クリスマススペシャル)
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第13話A「アンパンマンとドキンちゃん」{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=6}}
: バイキン星から突然やって来た黴菌の女の子。[[#pic1|■トップ画]]にもいる。ばいきんまんの手助けをする。一人称は「私」または「あたし」。わがままな性格で、いつもばいきんまんを扱き使うが、優しい一面を見せることもある。しょくぱんまんに一途な恋心を寄せている。
; {{Anchors|ホラーマン}}ホラーマン
: 声 - [[肝付兼太]](第159話Aパート - 第1330話Aパート
: 性別 - 男 / 初登場回 - 映画第3作目「[[それいけ!アンパンマン とべ! とべ! ちびごん|とべ! とべ! ちびごん]]」{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=8}}、TV第159話A「アンパンマンとホラーマン」(TVデビュー)
: [[1991年]](平成3年)初登場。ひょうきんな[[骸骨]]のお化け。2本の骨が付いたボロボロの灰色のTシャツを着ている。体は自由にバラバラになることができ、頭のみが独立して動くことも可能。胸の小骨を用いて[[ピッキング行為|ピッキング]]もできる<ref>映画第26作目『[[それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い|りんごぼうやとみんなの願い]]』</ref>。以前は[[頭蓋骨]]の形をした岩山の洞窟に住んでいたが、現在はバイキン城に居候しているが、普段は広大な自然の原っぱを散歩している。お人好しで少々お調子者だが憎めない性格で、基本的には誰にでも優しいため誰とでも仲良くなれる。初期はドキンちゃんのためにアンパンマンを襲うが、失敗ばかりして敵味方双方に笑われる始末であり、次第にアンパンマン達とも仲良くなった。料理が得意であり、ゲストキャラクターに料理を習うことも多い。ドキンちゃんに炊事や掃除をはじめ家事全般を押し付けられている。ばいきんまんにドキンちゃんからのお使いを丸投げされることも少なくないが、マイペースのため、すぐに忘れてしまう。神出鬼没で、想像もつかない場所から登場することも多い。怖がられることはほとんどないが(突然現れてばいきんまん達を驚かせることは多い)、暗がりの中にいる時に突然リアル顔で現れ、直面した相手を怖がらせることがある<ref>TV第398話『アンパンマンと海賊ロブスター(前編)』、映画第21作同時上映『[[それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星#それいけ!アンパンマン ばいきんまんvsバイキンマン!?|ばいきんまん vs バイキンマン!?]]』など。</ref>。TV版ではデジタル移行
: 公式サイトでは「アンパンマンとばいきんまんの'''両方の仲間'''」と紹介されている{{Sfn|friend}}。TV版ではアンパンマン側にいることが多いが、映画版ではドキンちゃん目当てからかばいきんまん側に付いていることが比較的多い。自ら積極的に悪事に加担することは少ないが、ばいきんまんに騙されて鉄骨ホラーマンにされたり、しょくぱんまん相手だと面白がって参加している。彼がメインの場合、ドキンちゃんに好きになって欲しい、もしくは自分を磨くために他のゲストキャラクター(ばいきん仙人、いなりずしのみこと、ちゃわんむしまろ、チェロヒキーさんなど)に弟子入りするエピソードが多い。話の流れは先述の2種類であり、後者の場合はアンパンマンの仲間のように振る舞うことが多く、仲良くなったゲストキャラクターを守るためならばいきんまんに攻撃を仕掛けることも厭わず、傍にドキンちゃんがいても目もくれないことさえある。いずみのせい、さくらちゃん、オオカビさんなどの個人的な知り合いも多く、登場初期は彼らをアンパンマン達やばいきんまん達に紹介するエピソードも多かった。パン工場へ出入りする機会も多く、ジャムおじさんのパンの配達を手伝ったりもする。いわゆる[[中立]]的な立場にいるキャラクターだが、自身のキャラクターソングの歌詞にも「敵と思えば味方」「くるくる変わる裏切り嘘つき」などとあるように非常に気まぐれな性格で、作中で何度も相手側へ寝返ったりすることがある。この特性故、30分回やTVスペシャルでは彼のみ未登場である回も多い<ref name=":0">1992年第185話『アンパンマンとひみつの砂時計』、第200話『メロンパンナちゃん誕生』、第206話『アンパンマンとバイキン大魔王』、1993年第245話『アンパンマンとあかちゃん魔王』、第255話『レインボー王子とにじのくに』、1993年クリスマス回『南の島のホワイトクリスマス』、1994年第290話『アンパンマンとジグソーパズルの国』、第305話『ゴミラとバイキンゴミラ』、1995年第339話『アンパンマンとこおりのしろ』、1995年クリスマススペシャル『けいとのしろのクリスマス』、1997年第427話『メロンパンナのねむり姫』、第433話『タータンと化石の魔王』、第453話『ジャムおじさんと黄金のこむぎ』、1998年第465話『アンパンマンとブラックロールパンナ』、1998年クリスマススペシャル『ぼくらのクリスマス・コンサート』、1999年第533話『SLマンとマイマイ王国』、2000年クリスマススペシャル『アンパンマンのクリスマスショー』、2006年第852話『ばいきんまんとブラックロールパンナ』、2010年誕生日スペシャル『アンパンマンとかいじゅうバリンガー』、2012年第1111話『消えたアンパンマン』、2013年誕生日スペシャル『アンパンマンとバイキン大軍団』、2015年誕生日スペシャル『メロンパンナとブラックロールパンナ』、2016年第1319話『ジャムおじさんとブラックロールパンナ』、2017年第1352話『ブラックロールパンナと勇気の花』、2019年誕生日スペシャル『コキンちゃんとパン工場』、2022年誕生日スペシャル『かがやけ!アンパンマン』、2024年誕生日スペシャル『かがやけ太陽!アンパンマンと氷のせかい』、2025年第1700話『ポエムさんとベンチさん』、2025年誕生日スペシャル『ロールパンナとブラックばいきんまん』※但し、パンの戦士も一人以上欠けている回は除く。</ref>。(出番があったとしても、ほんの僅かのみで本編には全く関わらない場合もある<ref>1991年クリスマス回『ふしぎなふしぎなジングルベル』、1992年クリスマス回『とどけ!みんなのクリスマスケーキ』、1993年第250話『消えたジャムおじさん』、第260話『ドクター・ヒヤリとおばけの城』、1999年クリスマススペシャル『アンパンマンとメリークリスマス!』</ref>。)
: ドキンちゃんのことが好きだが、いつも彼女に[[ストーカー]]のように付きまとうため、彼女からはかなり嫌がられている(顔の輪郭がしょくぱんまんと似ているため、ドキンちゃんの妄想シーンにまで割り込んで来ることも)。しかし、本人は全く自覚しておらず、嫌われても懲りずに付きまとっている。ドキンちゃんに単刀直入に太ったことを指摘して怒られるなど、デリカシーのない一面もある<ref>TV第371話B『ドキンちゃんとホラーマン』</ref>。ドキンUFOにしがみ付いてでも彼女と接近しようとするが、中に入れてもらえることはほとんどなく(いつの間にか中に入っていて彼女を驚かせることもある)、たまに入れてもらえてもUFOの操縦を任せられたりする場合がある(本人は『ドキンちゃんのためなら』と喜んで引き受けている)。ピンチになったドキンちゃんを守ろうとヒーローになりきることもあるが、彼女には全く期待されていない。しょくぱんまんに嫉妬することもあるが、恋の鞘当てを演じることは滅多にない(夢の世界で戦ったことはある)。ドキンちゃんに同調して彼を応援することもある。TV第746話A『はしれ!ホラーマン』ではドキンちゃんが高熱によって寝込んでしまったため、熱取り草の薬を一生懸命探し、終盤で薬を飲ませて元気に復活したことがある。
: 一人称は「わたし」または「ホラーマン」(キャラクターソングでは「おれ」)。丁寧な口調で、よく語尾に「ですね〜」を付け、逃げ出す時は「サヨナラ、サヨナラー」と言って逃げ、怖い物を見ると「怖いですね〜、ホラーですね〜」と言う。初期は語尾に「ホラー」と付けていた(現在では口癖として使っている)。ばいきんまんとドキンちゃんの喧嘩の巻き添えを喰らったり、アンパンマンにやられバイキン城に落ちて来たばいきんまんと衝突し体がバラバラになるなど損な役回りが多い。毒舌な一面も見られ、ヘマをやらかしたばいきんまんを悪し様に言うこともある<ref>映画
: 映画
: 実は貴族の出身らしく、[[先祖]]もしくは遠縁にあたるホラー[[男爵]]が古城の肖像画に描かれてい
: モデルは映画評論家の[[淀川長治]]で{{Sfnp|『アンパンマン大研究』|1998|p=173}}、「サヨナラ、サヨナラー」や「怖いですね〜」などの言い回しは[[日曜洋画劇場]]で解説を務めていた淀川の名ゼリフのパロディである。やなせは、ホラーマンは一回で消えるキャラクターだと思っていたが、いつの間にか人気者になり、本人もお気に入りのキャラクターになった。「ドキンちゃんに一途な愛情を寄せる純な奴」「善悪が曖昧で、いい奴なのか悪い奴なのかさっぱりわからない」「神出鬼没で、どこからでも急に現れることができるのが面白い」などと彼の持ち味を評価している{{Sfnp|『アンパンマン伝説』|1997|p=31}}。
; {{Anchors|コキンちゃん}}コキンちゃん
: 声 - [[乙葉]](映画:第18作同時上映)→[[平野綾]]
: 性別 - 女 / 初登場回 - 映画第18作同時上映「[[それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ#それいけ!アンパンマン コキンちゃんとあおいなみだ|コキンちゃんとあおいなみだ]]」{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=10}}、TV第905話B「アンパンマンとコキンちゃん」(TVデビュー)
: ドキンちゃんの妹{{Refnest|group="注"|ポータルサイトの Q&A<ref name="アンパンマン Q&A">[http://www.anpanman.jp/world/qanda/index.html#qa_list02 アンパンマン Q&A] {{リンク切れ|date=2020年6月29日}}</ref>では妹分と明言されている。}} <ref group="注">映画『'''コキンちゃんとあおいなみだ'''』では、ばいきんまんからは「え~!ドキンちゃんの妹~!?」と言われており、当初は「実の妹」設定だった。しかし、アニメ版『'''アンパンマンとコキンちゃん'''』からは、「妹」だという事は1度も言われていない(※コキンちゃんも、自分が「妹」だと言わない)。</ref>。泣き虫であり、嘘泣きの名人。彼女の青い[[涙]]にかかると誰でも悲しくないのに泣いてしまうが、汚れを浄化させたり<ref>TV第1016話A『カレーパンマンとコキンちゃん』</ref>、畑の野菜をみずみずしくさせたり<ref>TV第987話B『コキンちゃんとおくらちゃん』</ref>する効果もある。また、大量の涙を流すことができ、溢れ出る涙により、洪水や雪崩を引き起こすことができる。自分の思い通りにいかないと、すぐ泣き落としをかける。ばいきんまんはいつも彼女の涙の被害に遭っており(ドキンちゃんはあらかじめ傘を差して涙を凌いでいるのに対し、ばいきんまんは傘が開かないなどのトラブルで大抵逃げ遅れてしまうほか、傘を差しても涙がかかることもある)<ref group="注">TV第945話B『コキンちゃんとねがい星かなえ星』ではばいきんまんとドキンちゃんの2人は傘を差して涙を防ぐ場面も見られるほか、TVスペシャル版『てつの星のアイアンクリスマス』ではドキンちゃんの代わりにカレーパンマンが傘を差して涙を凌いでいる。また、TV第1380話B『コキンちゃんとシュガーランド』ではばいきんまんも傘を差して涙を凌ぐもかびるんるんが邪魔をして転倒し、嘘泣きの涙に掛けられた。TV第1702話B『コキンちゃんとロコモコシスターズ』ではドキンちゃんが嘘泣きの涙を掛けられそうになった時は傘の代わりにばいきんまんを使ってガードした。</ref>、同じバイキンの仲間であるが苦手としている人物の1人。
: しかし、本当に悲しい時には泣く事もある<ref group="注">映画『'''コキンちゃんとあおいなみだ'''』では、ドキンちゃんと仲直りした時に涙ぐんで泣いた。アニメ第1638話Bパート『コキンちゃんとオーロラのこうま』(2023年12月1日放送)では、'''スピカ'''とのお別れが寂しくて涙ぐんだ時に、ドキンちゃんに「また噓泣きして」と疑われたが、コキンちゃんは「噓泣きじゃないもん!」と言いながら泣いて、ドキンちゃんに慰められた。</ref>。
: 食いしん坊で食い意地が張っており、ばいきんまんやドキンちゃんに負けず劣らずの大食い。顔とわがままな性格はドキンちゃんにそっくりだが、体色は青で頭の角に赤いリボンが巻かれている。たまに、胸にKをかたどった水色のマークの青い半袖の服を着てくる<ref group="注">クリームパンダ曰くKはコキンちゃんのイニシャル</ref>。クリームパンダとは喧嘩もするが仲が良い<ref group="注">メロンパンナ曰く二人は可愛い</ref>。お姉ちゃん的役割であるドキンちゃんに会うためにバイキン星からやって来た。
: ドキンちゃんのことを「(ドキン)お姉ちゃん」と呼び慕っているが、自身の身勝手な行動が災いし姉妹喧嘩になってしまうことが非常に多く、時々嘘泣きの涙でドキンちゃんを泣かせるシーンも見られているほか<ref group="注">TV第1093話B『コキンちゃんとランプの巨人』の辺りでドキンちゃんは傘を差して涙を凌いで防ぐが、ランプの巨人が大泣きによって吃驚して転倒し、ドキンちゃんも嘘泣きの涙に掛けられて逃げられた。TV第1109話B『コキンちゃんと雪まつり』ではしょくぱんまんの人形を汚してしまったためにドキンちゃんを怒らせるが、追いかけながら嘘泣きの涙に掛けられた。TV1551話B『コキンちゃんと氷の女王』では氷の城に連れてかれたことにより、コキンちゃんが「ここから早く出たい!」と言ったようで嘘泣きの涙でドキンちゃんを掛けられた。2012年1月13日放送の第1109話B『コキンちゃんと雪まつり』以来9年ぶりとなる。TV1698話B『コキンちゃんとフラワー姫』ではドキンちゃんが飲もうとしていたカモミールティーをメチャクチャにしたことで、嘘泣きの涙を掛けた際「嘘泣きしたって駄目、許さないんだから!!」とドキンちゃんを泣かせた後、「お姉ちゃんの怒りん坊!!」と怒号してその場を逃げた。</ref>、TV第1163話B『コキンちゃんとハンバーガーキッド』、TV第1239話B『コキンちゃんとチーズフォンデュさん』、TV第1497話A『コキンちゃんとふでじいさん』、TV第1538話A『コキンちゃんとたまごの国』では嘘泣きでばいきんまんとドキンちゃんの2人を泣かせて逃げ出す場面もあるため、傘を差すことはなかった<ref group="注">TV第1506話A『ドキンちゃんと3ばいコキンちゃん』では3人になったコキンちゃんの涙でばいきんまんとドキンちゃんの2人を泣かせる場面も見られた。</ref><ref group="注">TV第1376話『アンパンマンとどろんこ魔王』ではばいきんまんを含めてドキンちゃんとホラーマンの3人を泣かせる場面も見られている。</ref>。彼女の嘘泣きを初見で見抜ける者は少なく、だいこんやくしゃには演技力の高さを見込まれ、芝居の出演オファーを受けたことがある<ref>TV第1222話B『コキンちゃんとでんでん一座』</ref>。
: 迷惑をかけることはあるが、悪事を働いているわけではないため、アンパンマン達や町のみんなからも仲良くされている(町に届けるためのパンを盗み食いしたりなど、ばいきんまんに近い行動を取ることもあるが、怒られることはあってもお仕置きを受けることはない)。そのため、アンパンマン達をやっつけようとするばいきんまんを涙で妨害することもある<ref group="注">TVスペシャル版『コキンちゃんとなみだのクリスマス』では青い涙でだだんだんの黒い涙の製造ラインに流れ込み、操縦していたモニターからばいきんまんとドキンちゃんの顔面に涙をぶつけて泣かせるシーンも見られる。TV第1135話B『コキンちゃんとチビマリン』ではばいきんまんとドキンちゃんは傘を差して涙を防ぐが、涙の海になって2人を泣かせる場面も見られるほか、TV第1143話『コキンちゃんと消えたパン工場』ではクリームパンダとコキンちゃんのコンビとして2人で力を合わせ、コキンちゃんの涙でだだんだんに乗っていたばいきんまんとドキンUFOに乗っていたドキンちゃんとホラーマンを泣かせるシーンがあり、特にクリームパンダはドキンUFOのカバーを開けてコキンちゃんの涙を浴びた後に新しい顔を届ける場面も見られている。</ref>。バイキン星からやってくるときは、何の前触れもない上、バイキン城を滅茶苦茶にしたりケーキなどのお菓子を勝手に食べたりするため、ばいきんまん達は扱いに手を焼いている。そのためばいきんまんがばいきん仙人の家に預けたこともあり(置いて帰ろうとしたがその間修行をさせられる羽目になった)、それが縁でばいきん仙人とも仲がよい。しょくぱんまんを巡ってドキンちゃんと揉めたこともある(なお、コキンちゃんはしょくぱんまんを呼び捨てにしている)。一人称は「コキンちゃん」(自己紹介の時は「わたし」)。テレビアニメ版では[[2007年]](平成19年)放送時(関東地区)に登場し、以降は準レギュラー扱いでたびたび登場している。バイキン星から前触れもなく突然現れ、まともにバイキン城から入ってきたことは一度もない<ref group="注">第1643話Aパート『コキンちゃんとドクダミ夫人』(2024年1月26日放送)では、'''ログハウス'''の「'''バイキンアジト'''」まで、コキンUFOが激突して壊されてしまった。</ref>。前述の通りドキンちゃんの妹のため、彼女が登場する話には以前はばいきんまんで話が終わるパターンのみだったが、近年{{いつ|date=2020年6月30日}}は彼女が登場する話でもパン工場で話が終わるパターンも増えた。
: ドキンちゃんの出番が1度も無く<ref>'''バイキン城'''も出番が無い。</ref>、2人の関わりが全然無い珍しい回もある<ref>第1311話Aパート『コキンちゃんとリトルジョーカー』(2016年5月13日放送)、第1535話Bパート『コキンちゃんとマゴマジョ』(2021年4月16日放送)</ref>。
: 数は少ないが、話によっては物語の開始早々から既に'''バイキン城'''に遊びに来ている珍しい回もある<ref>第1576話Bパート『コキンちゃんといちごだいふくちゃん』(2022年4月22日放送)。第1621話Aパート『ジャムおじさんとコキンちゃん』(2023年6月9日放送)。第1632話Aパート『コキンちゃんとあきかぜさん』(2023年10月13日放送)。</ref> 。
: [[2018年]](平成30年)に『それいけ!アンパンマン』放送30周年特別企画として、過去にアンパンマンに登場した全キャラクターを対象としたキャラクター人気投票「いちばん すきなの だあれ?」を実施した結果、ドキンちゃんを上回る1,804票を獲得し、アンパンマンとばいきんまんに次ぐ第3位を記録した<ref name="news_20180607">{{Cite web|和書|date=2018-06-07 |title=NEWS 30周年特別企画!キャラクター人気投票開催決定! |url=http://www.anpanman.jp/30th/news/2018/0607_01.html |publisher=日本テレビ音楽株式会社 |work=それいけ!アンパンマン(ポータルサイト)|accessdate=2019-08-15 }}</ref><ref name="news_投票2018">{{Cite web|和書|title=アンパンマン人気投票 |url=http://www.anpanman.jp/vote/ |publisher=日本テレビ音楽株式会社 |work=それいけ!アンパンマン(ポータルサイト)|accessdate=2019-08-15}}</ref>。
===== ばいきんまんの手下たち =====
; {{Anchors|かびるんるん}}かびるんるん
: 声 - 柳沢三千代、佐久間レイ、山寺宏一、[[萩原えみこ]]、津久井教生
: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第2話A「アンパンマンとばいきんまん」
: ばいきんまんの最も代表的な手下。常に集団で行動しており、バイキン城のどこにでも現れる。アニメ初期のころはパン工場やごみ捨て場などから現れ、ばいきんまんの指示とは無関係に自由に動いている。「カビたち」と呼ばれることもあった。総数については、ばいきんまんも把握できていないほど多い<ref name="アンパンマン Q&A">[http://www.anpanman.jp/world/qanda/index.html#qa_list02 アンパンマン Q&A] {{リンク切れ|date=2020年6月29日}}</ref>。増殖する原理は不明。話す言葉は「カビー」のみ。初期の頃は、ばいきんまんを「親分」と呼びながら会話しているシーンがあった<ref group="注">第3話Bパート『アンパンマンとしょくぱんまん』(1988年10月17日放送)。第22話Aパート『アンパンマンとちくりん』(1989年3月13日放送)。第3話では「'''ルンルン'''」とも言っており、第22話では「'''カビルンルン'''」「'''カビカビルンルン'''」と言いながら歌を歌っていた。</ref>。基本的な体色は、朱色・黄色・青(初期のころは青が大半であった)であるが、例外として、白<ref name="circus">TV第240話『バイキンサーカスとブラックピエロ』</ref>や、黒<ref name="circus" /><ref>TV第500話『アンパンマンのひみつ』</ref>のかびるんるんもいる。
: 主に雑用、[[諜報活動]]や不衛生行為を行い、アンパンマンなどに[[カビ]]を生やして力を奪うことができる。巨大なバイキンメカを作るときは、ばいきんまんと共に作製に従事する。ホラーマンと同様、バイキン城で食事を作ることもある。バイキンメカを操縦、またはメカから射出されてアンパンマンを攻撃したり、複数のかびるんるんが合体して巨大化することや、集団で集まって大きな手や[[骸骨]]、[[ハンマー]]などを形成して攻撃することができる。剣術にも長けており、ばいきんまんと同様に変装もできる。バイキンメカの[[錆]]を落とすことができる<ref>TV第539話A『ばいきんまんとからくりランド』</ref>。初期は、ばいきんまんの手の大きさくらいだったが、後にばいきんまんの頭と同じくらいの大きさになっている。不潔な場所を好み、綺麗な環境に暮らすことはできない。ばいきんまんと同様食いしん坊で(とりわけ甘いものが大好物な様子)、[[殺菌]]作用があるものや、カレーパンマンのカレーやトンガラシのトンガラ飴などの辛い物や熱い物が苦手。また、実際のカビと同様、乾燥した空気も苦手。
: 基本的には皆ばいきんまんには忠実で主人として慕っている。一度、ばいきんまんがご飯をくれないことに怒って喧嘩し家出したことがあるが、メカかびるんるんが暴走したときにばいきんまんを助けようとしたことで仲直りした。ほかにもばいきんまんとはおやつを取り合ったりすることもあるが、無事に帰ってきた時には涙して抱き合う<ref>映画『人魚姫のなみだ』</ref>など、固い主従関係で結ばれている。ホラーマンと同様、ばいきんまんとドキンちゃんの喧嘩の巻き添えを喰らうことがある。映画版では、ばいきんまんの新曲の挿入シーンやバイキンメカの開発、バイキンメカの攻撃技のサポートや小型メカに乗っての登場が多い。映画の黒幕に関連しているものに変装していることもある。
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: 声 - [[神代知衣]]
: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第22話A「アンパンマンとちくりん」
: ばいきんまんの手下で、[[サボテン]]の[[怪物]]。頭や手足に生えたトゲで刺され毒を注入されると誰でも眠ってしまう<ref group="注">しかし、'''てんどんまん'''の顔のような硬い瀬戸物に攻撃すると、ちくりんの方が目を回して気絶してしまう為、眠らせる事は出来ない。その為、他の人々と同様に、てんどんまんも お尻に攻撃しないと眠らせる事が出来なかった。また、仲間の「'''ニセパンマン'''」のお尻に攻撃してしまった時には、ニセパンマンを眠らせる事は出来なかったが、ニセパンマンを爆発させてしまい、ちくりんも爆発に巻き込まれて消滅してしまった。</ref>。かびるんるんと同じく複数の仲間達がいるが、初登場時やブラックちくりんの話では一匹のみ登場することもある。出番は少ないが、アンパンマンの仲間のゲストキャラクター達が大勢で出てくる時、その中に紛れ込んでいることがある<ref group="注">この時には、'''クリームパンダ'''や'''こむすびまん'''と同等の大きさで登場する事もある。</ref><ref name="kira">映画『キラキラ星の涙』など。</ref>。
; {{Anchors|べろべろまん}}べろべろまん
: 声 - 佐久間レイ、山寺宏一 他
: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第23話B「アンパンマンとソフトクリームマン」
: ばいきんまんの手下。青い[[手]]に顔と足が付いたような外見をしている。口から出したままの[[舌]]で何でもべろべろと舐めて、バイキンをばらまき、舐められた人はべとべとになる。かびるんるんと同様に大勢の仲間達がいて、諜報活動や不衛生行為をする。甘い物が大好きで、ドキンちゃんと共に甘いものが食べたくて騒いだことがある。アイスマントリオ(ソフトクリームマン・アイスキャンディーマン・フラッペちゃん){{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=20}}や、キャンディ姫、カカオくんなどのお菓子のキャラクターが登場する時によく姿を見せる。また、かびるんるんと一緒に登場して、悪さをすることもある<ref>TV第122話B『アンパンマンとはるのしろ』、映画『[[それいけ!アンパンマン 虹のピラミッド#それいけ!アンパンマン ぼくらはヒーロー|ぼくらはヒーロー - しょくぱんまんとにせしょくぱんまん号(Bパート)]]』など。</ref>。かびるんるん、やみるんるんと比べると登場頻度は少ない
: また、かびるんるん同様に、合体して巨大化する事も出来る<ref>第1557話Aパート『ハロウィンマンとキャンディ姫』(2021年10月29日放送)</ref>。
:; {{Anchors|巨大べろべろまん}}巨大べろべろまん
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第1557話A「ハロウィンマンとキャンディ姫」
551 ⟶ 489行目:
: 声 - [[大滝進矢]]
: 性別 - 男性 / 初登場回 - TV第22話A「アンパンマンとちくりん」
: アンパンマンの偽者。ばいきんまんがパン工場から盗んで来た[[小麦粉]]で作ったパン生地にかびるんるんのカビと、強力な「バイキンイースト」を混ぜて<ref group="注">当初は「少々」だけ混ぜるつもりだったが、缶の中の「'''強力バイキンイースト'''」が全部混ざってしまった事で、ばいきんまんは「まあいいか!景気よく行こうじゃないの!」と決めて、作業を続けた。</ref>、自分で造った竃で焼いて出来た。服の真ん中には[[スマイリーフェイス|ニコちゃんマーク]]の代わりにばいきんまんの顔のマークが付いている。本物のアンパンマンより一回り大きくとても力が強い。本物をボコボコにしたような厳つい顔で、「ガギグゲゴ」としか言わない
; {{Anchors|ダイキンマン}}ダイキンマン
: 声 - 鈴木勝美
: 性別 - 男性 / 初登場回 - TV第25話A「アンパンマンとぽんぽんじま」
: ぽんぽん島に辿り着いたアンパンマン達をやっつけるために、ドキンちゃんの操作で作られた、赤くて巨大なばいきんまん。ばいきんまんが発明したバイキン
; {{Anchors|怪獣}}怪獣(かいじゅう)
: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第58話A「アンパンマンとこくばんまん」
567 ⟶ 505行目:
: ばいきんまんがばいきん仙人の魔法の杖で作った巨大な[[積乱雲|雷雲]]の怪物。アンパンマンを苦戦させたが、雲であるため風には弱く、アンパンマンの起こした竜巻で吹き散らされてしまった。
:; {{Anchors|アマグモラ}}アマグモラ
:: 声 - [[山崎たくみ]]→山寺宏一→[[堀之紀]]→[[横尾博之]]→
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第148話B「雲のもくちゃんとかいじゅうクモラ」
:: ばいきんまんの手下。ばいきんまんが発明した巨大な[[乱層雲|雨雲]]の怪物。雨を降らし、2本の角から雷を落とす。小型の雨雲を射出し家屋へ侵入させ、水浸しにしてしまうこともできる。ダブルパンチを喰らっても短時間で自己再生が可能。
583 ⟶ 521行目:
: ばいきんまんが発明した一つ目のパンの[[お化け]]で舌はばいきんまん同様に青くて長い。集団で町中の食べ物を横取りしたり、合体して巨大化したりする。圧倒的な団結力で町を荒らし、アンパンマンらを苦戦させるなど実力は高い。カレーパンマンのカレーを食べたことで自我を制御できなくなり暴走を始め、ばいきんまんの命令も聞かない。再登場時には一匹のみで登場した。
; {{Anchors|バイキンビイダマン}}バイキンビイダマン
: 声 - 増岡弘(
: 初登場回 - TV第424話B「アンパンマンとバイキンビイダマン」
: びいだまんを模した自律行動型の巨大ロボット。外見はびいだまんに似ているが顔はばいきんまんそっくり。鼻から出す黒い水で、みんなを紫の[[ビー玉]]に変えてしまう。カレーパンマンたちやびいだまん、またパン工場をビー玉に変えたものの、ビー玉になったみんなの反撃を食らい、さらにパン工場が変化した巨大ビー玉の体当たりで吹き飛ばされた。
: 再登場したときは、そっくりの
; {{Anchors|くろだるまん}}くろだるまん
: 声 - 坂本千夏
: 性別 - 不明 / 初登場回 - 1999年TVスペシャル「アンパンマンとメリークリスマス!」
: ばいきんまんの手下。バイキンインクロボから発射される黒[[インク]]から生まれた生き物で、何でも黒く汚してしまう。また、空を飛ぶこともできる。大勢で相手にとりついて、黒い雪だるまの状態にすることもできる。元のインク状態に戻ることも可能である。大量のインクで巨大くろだるまんになる。実力はユキダルマンより上手である様子。大量のユキダルマンの猛攻に押されていたが、最終的に消滅したのかどうか不明である。また、絵本では6人のパン戦士やあかちゃんまん、ゆきだるまん、はみがきまん、おそうじまん、フルフルらの猛攻に押され消滅した。
:; {{Anchors|ジャイアントくろだるまん}}ジャイアントくろだるまん
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - 1999年TVスペシャル「アンパンマンとメリークリスマス!」
:: バイキンインクロボの大量のインクから出来た巨大なくろだるまん。口から黒いインクを吐き出す。バイキンインクロボを上回る大きさで、アンパンマンの攻撃をものともしないほどの力を誇る。しかし、大勢のゆきだるまんによって動きを封じられ、その隙に「回転アンパンチ」により、粉砕され元のインクに戻った。
:; {{Anchors|巨大くろだるまん}}巨大くろだるまん
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - 絵本「アンパンマンとゆきだるまん-アンパンマンのふしぎなくにシリーズ」
:: くろだるまんの巨大版。ばいきんまんの作った黒インクからできた雪だるま。口から雪を吐き出し、また、圧倒的なパワーも誇る。当初はばいきんまんの命令には忠実的だったが、アンパンマンを倒してから、ばいきんまんにも逆らい、世界を自分のものにしようと企む。しかし、ひのたまこぞうによって消滅する。
; {{Anchors|クレヨンモンスター}}クレヨンモンスター
: 声 - [[志村知幸]]
605 ⟶ 542行目:
: 声 - 長沢美樹
: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第800話「アンパンマンとにじおばけ」
: バイキン城でばいきんまん達が[[虹]]を[[絵具]]のように使っていた時に突如生まれた巨大なお化け。当初はばいきんまんのことも敵視していたが、ばいきんまんが町を汚すことを提案したため、それに賛成してばいきんまんの味方になった。体色は虹の7色で、虹と同じ配列であるが、色ごとの幅は虹より広い。汚い物が大好きで、口から緑色の[[泥]]を吐き出して何でも汚す。その泥は汚すだけでなく物を固めてしまう効果もある。水に弱く、濡れると溶けてしまう。虹の国でばいきんまん達が作った暗い色の虹の織物から現れたこともある。絵本では「ヨゴスンダー」と呼ばれており、こちらが正式名称の扱いとなった。初登場回と再登場の話ではばいきんまんの意思とは関係なく偶然生まれたが、第1260話「ロールパンナとにじの国」以降からばいきんまんの意思により出現し、虹の国と関係なく登場することが多くなる。また、メロンパンナ、ゆず姫、あかちゃんまん
; {{Anchors|のりかいじゅう}}のりかいじゅう
: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第856話B「あかちゃんまんとクレヨンの国」
618 ⟶ 555行目:
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第26話A「アンパンマンとバイキンせんにん」
: バイキンの[[仙人]]で[[魔法使い]]。遠い山奥の一軒家でひとり暮らしている。ばいきんまんを特訓するために地球にやってきた<ref name="friend_ばいきん仙人_2020">{{Cite web|和書|title=ばいきんせんにん - なかまの紹介 |url=https://www.anpanman.jp/about/friends/hixshssnnfq76v5i.html |publisher=日本テレビ音楽株式会社 |work=それいけ!アンパンマン(ポータルサイト)|accessdate=2020-06-30 }}</ref> とも、ばいきんまんより先に地球に来ていたともいわれている。何はともあれ、バイキンの世界では有名な仙人らしい{{r|"friend_ばいきん仙人_2020"}}。ドキンちゃん同様、バイキンなのに[[入浴]]を好む{{r|"friend_ばいきん仙人_2020"}}。
: 体色はばいきんまんと同じ黒だが、触角はドキンちゃんやコキンちゃんと同じく頭頂に1本だけ生えている{{r|"friend_ばいきん仙人_2020"}}。{{Color|lightgreen|■}}緑色系(ライトグリーン)の長い[[髭]]を蓄えている{{r|"friend_ばいきん仙人_2020"}}。仙術を使う時は手に持っている魔法の杖を使用している。杖を光らせればボールのような小さな物からバイキン城内の大規模な設備まで動かすことができる。夢はこの世にバイキン帝国を興し、その[[帝王]]になること<ref>映画2作目『'''ばいきんまんの逆襲'''』(1990年7月14日上映)</ref>だが、積極的に悪事を働くことはない。ばいきんまんからは「様」付けで呼ばれており<ref group="注">例外もあり、ばいきんまんから普通に「'''ばいきん仙人'''」と呼ばれながら 敬語を使わずに会話をする事もある。第331話Bパート『アンパンマンとおそうじばいきんまん』(1995年5月30日放送)。</ref>、ばいきんまんが敬語で話す数少ないキャラクター。雲でできた空飛ぶスポーツカーを乗り回しドキンちゃんをドライブに誘ったりしている。基本的に温和な性格だが、少々無責任な節もある。冷静さを失いやすいばいきんまんとは対照的に、あまり物事に動じない。実力もロールパンナを軽くあしらうほど高いが、ばいきんまん同様にお調子者な面もあり、迂闊な失敗をすることもある<ref>第350話Bパート『ロールパンナとバイキン仙人』(1995年10月9日放送)</ref>。博識で何でも知っており、ロールパンナに悪い心を植え付けたバイキン草の存在をばいきんまんに教えたのは彼である。
: ばいきんまんに対しては厳しく、ばいきんまんが彼の所へ訪れたり、逆に彼がバイキン城へやって来るたびに修行や特訓をさせたりする<ref group="注">TV第880話B『ホラーマンとひみつの宝箱』ではドキンちゃんをひどい目に遭わせた罰で、ばいきんまんとホラーマンの2人が500回腕立て伏せをさせられ、悲鳴を上げるオチとなっていた。</ref><ref group="注">TV第1343話B『ばいきんまんとばいきん仙人』ではしょくぱんまんの人形を破壊されてしまったため、泣いているドキンちゃんを見てばいきんまんを懲らしめる場面も見られ、終盤で厳しい修行や特訓をさせている。</ref>。アンパンマンに敗れた彼を「愚か者」「未熟者め」「修行が足りん」などと厳しく叱りつける。誰に対しても威張り散らしているばいきんまんも彼には頭が上がらない。また、ばいきんまんにアイテムを貸す<ref group="注">「'''へんしんカード'''」は、口に咥えながら「○○にな~れ」と言うと変身する事が出来る。ただし、夕日が沈んでしまうと効果が切れてしまうのが弱点。ばいきんまんが何度も使った事がある。余談だが、ばいきんまんは使った事は無いが、ばいきん仙人は「'''新しい へんしんカード'''」も持っている(※こちらは、夕日が沈んでからも変身効果が長続きする強力なカード)。また、1回だけ登場した「'''バイキンフルート'''」は、演奏すれば人々を自由に操る事が出来るフルートで、パン工場の人々を操り「バイキンダンス」(※「'''いくぞ!ばいきんまん'''」の歌詞を無理矢理歌わせながら)を躍らせ、アンパンマンを操った時には、バケツの水を汲ませてから自分で顔を濡れさせた。順調に作戦を進めていたが、ドキンUFOが激突して来たせいで壊れてしまった。しかし、ばいきん仙人は同じフルートを沢山持っており、壊れても全然怒っていなかった(※第414話Aパート『アンパンマンとバイキンフルート』(1997年2月7日放送))。</ref>ことがあるが、そのアイテムの重要な弱点などは最後にまとめて話すため、ばいきんまんはその弱点を聞かずに帰ってしまいそれが原因で敗北するケースも少なくない。自身の元へ訪れたホラーマンに家の掃除をさせたりなど人使いの荒い所もある。ドキンちゃんからは「おじいちゃん」と呼ばれており<ref group="注">祖父と孫娘の関係か赤の他人かは不明。しかし『ばいきんまんとおかしなバイキン城』(第1208話Bパート、2014年2月28日放送)と『ばいきん仙人とドキンちゃん』(1533話Bパート、2021年4月2日放送)では、ドキンちゃんからは『'''ばいきん仙人様'''』と呼ばれて
; {{Anchors|バイキン大魔王}}バイキン大魔王(バイキンだいまおう)
: 声 - [[笹岡繁蔵]]
627 ⟶ 563行目:
: 絵本『アンパンマンとマオーのしろ』では、「ばいきんマオー」と呼ばれ、デザインも若干変わっている。なお、原作絵本ではこの話がメロンパンナ初登場回であった。
: 絵本『アンパンマンとドキンちゃんのゆめ』では、本物のドキンちゃんとまったく外見では見分けられないほどの[[変装]](または[[変身]])を披露した(チーズのみ匂いで気付いた)。
: キャラクターショーではアンパンマンをやっつけるために、再びばいきんまんに呼び出され復活するが、『アンパンマン体操』を踊ったばいきんまん達に憤慨し<ref group="注">歌詞がアンパンマンを褒め称える内容だったため。なお、ばいきんまんは「好きな曲だ」と言っていた。</ref>襲おうとするも、駆け付けたアンパンマンたちに
: {{Anchors|あかちゃん魔王}}'''あかちゃん魔王(あかちゃんまおう)'''
: 声 - [[佐藤智恵]]<ref group="注">DVD『アンパンマンとはじめよう! お歌と手あそび編 ステップ1 元気100倍! おゆうぎしようね』(2005年4月21日発売)でも、佐藤智恵が演じた。</ref>
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第245話「アンパンマンとあかちゃん魔王」
: バイキン大魔王の赤ちゃん。バイキン星から送り込まれたタマゴから生まれた。体は大きくて力が強い。ばいきんまんにアンパンマンを倒すように教育されるがみるくぼうやと仲良くなり、最後にはバイキン星に帰っていった。
: その後、DVD『アンパンマンとはじめよう! お歌と手あそび編 ステップ1 元気100倍!おゆうぎしようね』<ref>2005年4月21日発売。型番「VPBE-15170」。</ref>で、バイキン城に遊びに来ており、ドキンちゃんと仲良く手遊び歌を楽しみ、ばいきんまんも成り行きで付き合わされる事になった<ref group="注">一部のダンスパートでは、あかちゃん魔王が、ばいきんまんとドキンちゃんよりも小さく描かれている場面があり、振り付けの踊り方を分かりやすくしている。</ref>。
; {{Anchors|翼竜}}翼竜(よくりゅう)
: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第245話「アンパンマンとあかちゃん魔王」
: あかちゃん魔王のお世話をしたり、[[籠]]に入れて運んだりしている巨大な[[ドラゴン]]。
; {{Anchors|アカキンマン}}アカキンマン
: 声 - 山寺宏一(映画
: 性別 - 男 / 初登場回 - 映画第8作同時上映「ばいきんまんと3ばいパンチ」、TV第413話B「アンパンマンとゆめのくに」(TVデビュー)
: バイキントリオの1人。ばいきんまんを助けるためにアオキンマンと一緒にバイキン星からやって来た。姿はばいきんまん・アオキンマンにそっくりだが、体色は赤く、短気かつせっかちな性格で、口よりも手が先に出るタイプ{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=20}}。ドキンちゃんに見とれていて、本人は気に留めなかったが、彼女からは「アカチンマン」と呼ばれていた。ただし、ホラーマンがそう呼ぶと怒りを露わにしていた。また、挿入歌「バイキントリオ3ばいパンチ」では、相次いで彼の邪魔をするホラーマンに対しての怒りか、3番のサビではかなりはっちゃけていた。ばいきんまん・アオキンマンと力を合わせると3倍の強さになるが、なかなかタイミングが合わない。
; {{Anchors|アオキンマン}}アオキンマン
: 声 - [[福留功男]](映画
: 性別 - 男 / 初登場回 - 映画第8作同時上映「ばいきんまんと3ばいパンチ」、TV第413話B「アンパンマンとゆめのくに」(TVデビュー)
: バイキントリオの1人。アカキンマンと一緒にバイキン星からばいきんまんを助けにやって来た。姿はばいきんまん・アカキンマンにそっくりだが、体色は青く、のん気で忘れっぽい性格で{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=20}}少しのことでは驚かず、間延びした口調が多い。その上、アカキンマンから叩かれても気にしないほどマイペース。ドキンちゃんに見とれていて、本人は気に留めなかったが、彼女からは「アホキンマン」と呼ばれていた。ただし、ホラーマンがそう呼ぶと怒りを露わにしていた。ばいきんまん・アカキンマンと力を合わせると3倍の強さになるが、なかなかタイミングが合わない。
: VHSパッケージでは、バイキントリオが重なって同時に直接パンチを繰り出しているシーンがあるが、実際は3人のバイキンUFOから繰り出すマジックパンチからの連続攻撃である。
==== ヒヤリ城の関係者 ====
; {{Anchors|ドクター・ヒヤリ}}ドクター・ヒヤリ
: 声 - [[千葉繁]]、[[宝亀克寿]](代役:第318話Aパート)(1995年2月13日)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第260話「ドクター・ヒヤリとおばけの城」
: 1993年(平成5年)初登場。ばいきんまんの仲間の[[マッドサイエンティスト]]で自称・天才発明家。助手のヒヤリコや自分が生み出した[[お化け]]たちとヒヤリ城に住んでいる。初めは城に来た人を驚かすだけだったが、ばいきんまんと共謀して人工的にお化けを作る[[装置]]を利用、町を何度となく襲う。ばいきんまんと同等またはそれ以上に悪知恵が働く。丼型の
: また、ばいきんまんを巨大化させた「パワーアップドリンク」や、ロールパンナを善の心のロールパンナ・悪の心のロールパンナの2人に分裂させた薬「フタリニナール」、自分専用の「ヒヤリUFO」などの発明もある。本拠地はヒヤリ城だが、頭蓋骨の形をした山がある島(『ゆうれい船をやっつけろ
: 『だだんだんとふたごの星』以降長らくアニメへの出番はなかったが、2018年(平成30年)のクリスマススペシャルで9年ぶり(テレビアニメ版では2008年〈平成20年〉のクリスマススペシャル以来10年ぶり)に登場した。
; {{Anchors|ヒヤリコ}}ヒヤリコ
: 声 - [[柳原可奈子]]
: 性別 - 女 / 初登場回 - 映画第20作同時上映「ヒヤヒヤヒヤリコとばぶ・ばぶばいきんまん」、2008年(平成20年)のテレビアニメスペシャル「フランケンロボくんのビックリクリスマス」<ref group="注">ベッドで寝ているだけなので、台詞は無い。</ref>(TVデビュー)
: ドクター・ヒヤリの助手の女の子。ヒヤリ城で留守番をしたり色々な薬を研究したりしているが、失敗ばかりでいつもドクター・ヒヤリに怒られている。
; {{Anchors|ヒヤリのゆうれい}}ヒヤリのゆうれい
: 性別 - 不明 / 初登場回 - 映画第7作目「ゆうれい船をやっつけろ
: ばいきんまんにとっての、かびるんるんのようなポジションであるお化けの集団。[[コウモリ]]や岩石など、様々なものに化けることができる。木など、集まって大きなものにも変身できる。カレーパンマンのカレーには弱い。
: 初登場時は[[ナメクジ]]を元に作ったお化けという設定だった。そのため、塩には弱い。
684 ⟶ 613行目:
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第260話「ドクター・ヒヤリとおばけの城」
:: ジャムおじさんが開発したオバケ吸い取り掃除機で吸い取られたなまけオバケ・笑いオバケ・大食いのオバケの群れが合体して出来た巨大なお化けで色は深緑。ばいきんまんに化けたバケルくんにヒヤリから弱点を聞き出し、メロンパンナに助っ人を頼まれたかぜこんこんやユキダルマンがアンパンマン達と協力し凍らされトリプルパンチに敗れた。
; {{Anchors|チョコおばけ}}チョコおばけ
: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第318話A「バレンタインとチョコおばけ」
694 ⟶ 622行目:
: 再び登場した際は、さらに力をつけていたが、[[棺]]から復活する際にドキンちゃんが花を落としたことで、花を愛する優しさをつけていた。そのため、メロンパンナと仲良くなり、アンパンマンをばいきんまん達の攻撃からかばう。ヒヤリらが倒されたあとは、自我に従い旅に出た。
; {{Anchors|ひやりんりん}}ひやりんりん
: 声 -
: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第466話A「アンパンマンとひやりんりん」
: 何にでも取り憑いて凍らせる[[氷]]のお化けの集団。外見はべろべろまんに似ている。また、TV第1670話『かがやけ太陽!アンパンマンと氷のせかい』では、パワーアップした事により目つきも悪くなっている。
703 ⟶ 631行目:
; {{Anchors|チビツリー}}チビツリー
: 声 - 坂本千夏
: 性別 - 不明 / 初登場回 - 2002年TVスペシャル「
: クリスマスツリーの飾りを食べるお化けの集団。食べることで巨大化していき、合体してツリーデーモンになる。
:; {{Anchors|ツリーデーモン}}ツリーデーモン
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - 2002年TVスペシャル「
:: チビツリーの大群が合体して巨大な[[クリスマスツリー]]の怪物になった姿。合体中にホラーマンを取り込んでしまったため、頂点には逃げ遅れたホラーマンの頭がある。回転して種子を飛ばして攻撃する。
; {{Anchors|パンおばけ}}パンおばけ
: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第943話A「ドクター・ヒヤリのパンおばけ」
719 ⟶ 646行目:
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - 2008年TVスペシャル「フランケンロボくんのビックリクリスマス」
:: ビックリスマスオバケの大群が合体して巨大化した姿。尻尾の先から黒い泥を打ち出す。
; {{Anchors|ヒヤリコング}}ヒヤリコング
: 声 - 岡本幸輔
729 ⟶ 655行目:
: 声 - [[西川幾雄]]→[[緒方賢一]](A)、[[辻谷耕史]]→山寺宏一(B)、[[蓮池龍三]](C)、[[崎浜秀弥]](D)、三ツ矢雄二(代役)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第40話「アンパンマンとどんぶりまんトリオ」
: 口が[[ストロー]]の形をした紫色の[[コウモリ]]。ゆうれい城に大勢の仲間と住んでいる。お化けに変装して城に入って来た人を驚かせていたがしょくぱんまんに正体を見破られてしまった。驚かせていたのは誰にも平和な暮らしを邪魔されたくないためだと告白してアンパンマンやどんぶりまんトリオ、しょくぱんまんたちと和解した。ばいきんまんに利用(催眠術、嘘言、脅迫)されて彼の仲間に加わることもあれば、アンパンマン側へ寝返ることもあり、話によって立ち位置が変わる。話し言葉は鳴き声だけの時もあれば、関西弁を使う場合ある。映画
; {{Anchors|ムシバキンマン}}ムシバキンマン
: 声 - [[内海賢二]](第140話Bパート - 第1175話Aパート)(1991年7月8日 - 2013年5月31日)→[[龍田直樹]](第1405話Bパート - )(2018年5月18日 - )
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第140話B「アンパンマンとムシバキンマン」
: はみがきまんのライバルの[[ミュータンス菌|虫歯菌]]。絵本『アンパンマンとはみがきやま』など、話によってはばいきんまんの弟分とされていることもある。一人称は「俺っち」。体色は青緑色で、ばいきんまんと同じような角と尻尾とギザギザの歯が特徴(ただし、角は頭のてっぺんに1本だけある)。体型も小柄であること以外はばいきんまんに似ているが、バイキン星との繋がりはない模様(はみがきまんの漫画では、バイキン星出身ということになっている)。笑い方は「ムシシシシ
:; {{Anchors|ムシバルンルン}}ムシバルンルン
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第284話A「はみがきまんとムシバキンマン」
:: ムシバキンマンの手下。外見はムシバキンマンの顔にかびるんるんのような手足と触角がついているような姿。ばいきんまんが奪ったアリンコキッドの青い拳銃の力で巨大化したムシバキンマンの命令で、町の人々を虫歯にしたり、はみがきまん達を襲ったりする。ムシバキンマンの口から大量に飛び出してくるが、アリンコキッドのお陰で巨大化したはみがきまんに成敗された。
; {{Anchors|どろみずまん}}どろみずまん
: 声 - 松本保典
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第160話B「アンパンマンとどろみずまん」
: 泥沼に住む[[泥|泥水]]の化け物。汚い物が大好きで、綺麗な物を見ると、口から吐き出す泥水で汚してしまう<ref group="注">第1687話Bパート『ナガネギマンとどろみずまん』(2025年3月7日放送)では、泥水で汚すと、その泥を固めて相手の身動きを取れなくする能力を見せた。</ref>。その
: 「ナガネギマン」に変装したばいきんまんと共に悪さをした時<ref>どろみずまんは、「'''ナガネギマンの友'''」を自称した。</ref>には、体を大きな乗り物の姿に変えてばいきんまんを乗せて移動しながら大勢の人々<ref>「'''ヤギおじさん'''」と風車小屋。「'''おダンゴちゃん'''」と'''お客さん'''と店。山の文教場と「'''えんぴつぼうや'''」「'''ノートくん'''」「'''スケールちゃん'''」「'''ケシゴム先生'''」。「'''ジャガじいさん'''」の畑とトラクターと倉庫。「'''大勢の町の住民達'''」。</ref>に迷惑をかけており、分身を取り込んで巨大化する事で、一度に大量の泥水を吐き出せる能力を見せた<ref group="注">しかし、アンパンマンの顔を汚す事は出来なかった。</ref><ref>第1687話Bパート『ナガネギマンとどろみずまん』(2025年3月7日放送)</ref>。
: ばいきんまんと同じように飛ばされる時に「バイバイキーン」と言う事もある<ref>第1687話Bパート『ナガネギマンとどろみずまん』(2025年3月7日放送)</ref>が、「ドロドロキーン」と言う事もある<ref>第1438話Aパート『にんじゃのニャンジャとどろみずまん』(2019年1月25日放送)</ref>。
: 余談だが、初登場から17年も出番が無かった為か、2回目の出番の『ばいきんまんとどろみずまん<ref>第929話Aパート(2008年3月7日放送)</ref>』では、ばいきんまんから完全に忘れられていた<ref group="注">その為、改めてどろみずまんが自己紹介しても、ばいきんまんは彼を思い出す事が出来なかった(※どろみずまんの方は、ばいきんまんをちゃんと覚えていた)。</ref>。
: 振り付けダンスDVD『おどろうよ!アンパンマンたいそう&レインボーたいそう<ref>2002年9月25日発売。型番「VPBE-11519」。</ref>』では、『虹をつくる歌』の映像で、かびるんるん、ちくりん、レインボー王子と仲良く踊った<ref group="注">しかし、体の大きさはかびるんるんより少し大きいだけの小型サイズとなっており、ちくりんよりも小さいサイズになっていた。</ref>。
; {{Anchors|おばけ花}}おばけ花(おばけばな)
: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第172話A「アンパンマンとおばけばな」
752 ⟶ 681行目:
; {{Anchors|かぜこんこん}}かぜこんこん
: 声 - 郷里大輔
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第7話B「アンパンマンとかぜこんこん」
: 北の果の氷の国(氷の柱、氷の洞窟、雪山、氷の谷など)に住む、[[ゾウ]]のような長い鼻が特徴の巨大な怪物。
: [[#ロバおじいさん|ロバおじいさん]]曰く「山のように大きな体をしたとても恐ろしい奴」で、パン工場を襲撃した際に工場の煙突を見下すほどだった。
: 氷の国以外の場所にも現れることがある。映画『ハピーの大冒険』では、野山にある洞窟に住んでいた。寒い北風が大好きで、温かい春や南の島などの暖かい場所は苦手だが、夏祭りに参加したこともある。鼻息は'''寒風'''または[[吹雪]]となり、それを浴びると誰でも[[風邪]]を引いて、寝込んでしまう程の寒さである。また、建物は凍ってしまう。話によっては、氷の塊を吹き出す。
: 語尾に「こん」を付けて話すこともあれば、「かぜこんこん」と発するだけでコミュニケーションをとったこともある。また、「俺」「俺様<ref>第594話Bパート『しょくぱんまんとナースちゃん』(2001年1月5日放送)</ref>」「おいら<ref>第119話Aパート『アンパンマンとおかしなクシャミマン』(1991年2月4日放送)</ref>」「僕<ref>キャラクターショー『'''ひとりぼっちのかぜこんこん'''』</ref>」と一人称が穏やかな時と凶悪な時とで変化する。初登場時には、凶暴な性格で、[[ばいきんまん]]が恐縮するほど高慢な態度を執っていた。この回では、[[アンパンマン (キャラクター)#元気100倍アンパンマン|元気100倍アンパンマン]]に風邪を引かせようとするも自分の長い鼻が絡まって窒息しそうになり、「もう二度と風邪を引かさない」と約束してアンパンマンに助けられた。原作絵本版では、長い鼻が体中に絡まりはするが、アンパンマンと和解する展開にはなっていない。かぜこんこんが約束を守って氷の国におとなしくしていると、風邪を引いたみんなはすっかり元気になった。
: 約束を破って冷たい風を吹いたとても、アンパンマン
: ところが、[[#ロールパンナ|ロールパンナ]]と初めて出会った時は、自分の意思で暴れたり、初めて「かぜこんこん」しか言葉にしなかったり、「敵はアンパンマンだろ」と言うばいきんまんの言葉に反応し、メロンパンナとも敵対関係になったりと、キャラクター設定が大きく異なっていた<ref>第397話Aパート『ロールパンナとかぜこんこん』(1996年9月23日放送)</ref>。
: 以降、氷の国までやってきたばいきんまんや[[ドキンちゃん]]に誘われて躊躇うことなく大暴れして、アンパンマンやメロンパンナたちに退場させられる展開が多くなった。稀にだが、寝ていた所を起こされて不機嫌になって怒りながら単独で街へ行って暴れて、街の噴水の水を鼻で飲んでからアンパンマンの顔を濡らしたり、アンパンマンを踏み潰そうとした
: 寒さには強いはずなのに、暗い氷の洞窟の中で 何故か氷漬けになって動けなくなっていた事もある<ref group="注">どうして氷漬けになっていたのかは不明。ばいきんまんが、バイキンUFOから出した「'''オレンジ色のドライヤー'''」で氷を溶かしながら「助けてやるんだから俺様の言う事聞くんだぞ!」と言いながら、かぜこんこんに命令した。</ref><ref>第728話Bパート『らーめんてんしとかぜこんこん』(2003年11月7日放送)</ref>。
: ばいきんまんと悪事を働く最中にお腹が減って 食事をする事もある<ref>第594話Bパート『しょくぱんまんとナースちゃん』(2001年1月5日放送)。ばいきんまんと共に高笑いしている最中にお腹が空いて「美味しい物 食べたいこん」と言う。ばいきんまんから食べ物を貰って元気になった事で再び戦うが、何を食べさせてもらったのかは不明。</ref><ref>第1619話Bパート『こむすびまん旅日記』(2023年5月26日放送)。ばいきんまんと共に「'''もりそば村'''」に再び現れた時に、村の住民達に作らせた '''きつねそば'''を鼻で吸い込みながら食べていた。</ref>。
: 『アンパンマンとバイキン大軍団』では、黒バラ女王、こおりおに、化石の魔王に比べ、柔らかい性格になっていた。ばいきんまんに指図されるままに悪事を働き、[[ドキンちゃん]]の願いを聞いて[[しょくぱんまん]]を庇ったり、アンパンマンを倒すのにあまり関心がなかったりと、[[#ホラーマン|ホラーマン]]のような存在になっている<ref group="注">しかし、アニメ絵本「スーパーアニメブック 8巻 『'''アンパンマンとバイキンだいぐんだん'''』」(2019年6月初版、フレーベル館)では、かぜこんこんも普通にアンパンマン達と戦っており、黒バラ女王達とも最後まで協力しながら戦っていた。その為、アニメ版とは異なり、太陽の光に眩しがっていたり、黒バラ女王の茨に巻かれながら黒バラ女王、こおり鬼、化石の魔王と共にトリプルパンチで飛ばされて敗北した。また、ドキンちゃんの出番が無かった為、しょくぱんまんを庇う描写は無い。</ref>。
: テレビアニメの[[オープニングアニメーション]]など歌のシーンに登場する際は、アンパンマンの敵のような存在でいることが多い。
: また、同じく巨大なアンコラとコンビで描かれていることが多い。
: 映画版やテレビアニメのクリスマススペシャルでは、ほとんどの場合、アンパンマンたちと友好的でいる。例外として、映画第1作『[[それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙|キラキラ星の涙]]』では、ばいきんまんの歌の中でばいきんまんに風邪を引かせていた。映画第4作同時上映のBパート『[[それいけ!アンパンマン つみき城のひみつ#それいけ!アンパンマン アンパンマンとゆかいな仲間たち|カレーパンマンとSLマン]]』では、謎の強盗団の一員として悪事を働いている。
: 振り付けダンスDVD『おどろう!アンパンマンたいそう&レインボーたいそう<ref>2002年9月25日発売。型番「VPBE-11519」。</ref>』では、『虹をつくる歌』の映像で、アンコラ、へどろまん、レインボー王子と共に仲良く踊った。
: [[キャラクターショー]]『ひとりぼっちのかぜこんこん』では、[[地球温暖化]]によって住めなくなってしまうことをばいきんまん達に相談していた<ref group="注">ばいきんまん、ドキンちゃん、アンパンマン、メロンパンナ、おむすびまんとは「'''初対面'''」となっていた。一人称は「僕」。かぜこんこんが自己紹介した時に、ばいきんまんから「それ、あの本名ですか?」と言われており、ドキンちゃんからは「弱そう」と言われた。ばいきんまんとドキンちゃんからは、目つきと鼻の外見だけで「悪さをしてそう」と言われて判断されてしまい、当初は ばいきんまんからは怖がられながら「'''かぜこんこん様'''」と呼ばれていた。しかし実際は、少し臆病者で、暴力を嫌う優しい性格の持ち主(※かぜこんこんが「暴力は嫌いだこん」と言って、ばいきんまんを止めようとする場面もあり、ばいきんまんに命令されても戦わなかった)で、寂しがり屋だった。</ref>。寒い所に住んでいるため、もともと風邪を引かせるつもりがなくても近づくと風邪を引いてしまうらしい。
: アンパンマン音楽館でも悪役として描かれており、「とべ!カレーパンマン」ではこおり鬼や氷の女王と共にシリアスに描かれたり、「パンナのパンチ」でメロンパンナのメロメロパンチでメロメロにされたり、「いくぞ!ばいきんまん」では氷の女王や化石の魔王と共にバイキン城の崩壊におびえるなどコミカルな悪役として描かれていた。
; {{Anchors|へどろまん}}へどろまん<ref group="注">一部のクレジットタイトルでは「'''ヘドロマン'''」と表記された回もあった。</ref>
: 声 - [[緒方賢一]]、梁田清之(映画
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第15話B「アンパンマンとへどろまん」
: [[海]]の汚れから誕生した巨大な[[泥]]の怪物。全身が[[ヘドロ]]でできており、[[海坊主]]のような姿をしている。
: 長い舌と口から出すヘドロが武器。甘いものが好き。一人称は「オレ」で、語尾には「どろ」<ref>字幕の表記で、「どろ」「どろ~ん」「どろん」を付けて話す事もある。第1691話Bパート『こむすびまんふたり旅』(2025年4月25日放送)。</ref>を付けて話す。
: 初登場時は横暴な性格だったが、その後
: 本質的に不定形で、そのため、アンパンマンの[[アンパンマン (キャラクター)#アンパンチ|アンパンチ]]や[[#おむすびまん|おむすびまん]]の[[杖術]]、こむすびまんのビー玉などの物理的攻撃を喰らって体が壊れてもすぐに再生できる。暑さに弱く、乾燥すると土に戻ったり体が小さくなったりする。
: 初登場時では両足がある姿をしており、以降の話でも足がある時もある<ref group="注">第1691話Bパート『こむすびまんふたり旅』(2025年4月25日放送)では、体が固まってから アンパンチで飛ばされた時に、両足がある描写がある。</ref>。また、初登場時は 片言な口調の話し方をしていた。
: 初登場時は家来を欲しがっていて、相手の顔を舐めてから味で決めていた<ref>港の船着き場にいたへどろまん。顔の味が凄く美味しかった人を、自分の家来に迎え入れようとして探していた。</ref>。そして、[[ドキンちゃん]]と手を組み、アンパンマンや[[#めいけんチーズ|めいけんチーズ]]<ref group="注">正義のヒーロー「スーパードッグ『'''チーズマン'''』」に変装したチーズ。</ref>を気に入って2人を家来にしようと追いかけるが、[[アンパンマンの道具一覧#アンパンマン号|アンパンマン号]]の熱風で乾かされてアンパンチで粉々になり、最後は[[花壇]]の[[肥料]]になった<ref>アンパンマン曰く「サンタさんに貰った花の種」を育てるのに使われ、バタコさんも「綺麗な花壇になるわね、きっと」と言う。</ref>。その後、ばいきんまんに海を汚されたことで復活した<ref>第173話Bパート『帰ってきた へどろまん』(1992年3月16日放送)</ref>。以後は泥沼に住んでいる<ref group="注">例外もあり、第1691話Bパート『こむすびまんふたり旅』(2025年4月25日放送)では、始めは消滅していたが、ばいきんまんが偶然綺麗な池に「バイキンUFO」の黒い煙(※こむすびまんのビー玉で攻撃されてUFOが墜落して、その衝撃でUFOの調子が悪くなって噴射した煙)を大量に噴射してしまい、池が黒く汚れた時に復活した際に「ばいきんまんが池を汚してくれたから復活したどろ~」と言いながら笑顔で喜んでいた。</ref>が、クレヨンの国のクレヨンの[[落書き]]や水たまりの国などの異世界でもばいきんまんに汚された水域ならどこにでも出没する傾向がある。
: テレビアニメの[[オープニングアニメーション]]でも、[[敵役]]として出てくる場合と、アンパンマンに笑顔を向けている場合がある。映画版本編では、第1作『[[それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙|キラキラ星の涙]]』や第31作『[[それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫|アイスの国のバニラ姫]]』に一瞬だけ登場するが、敵役ではなかった。同時上映で登場する時は敵役として登場する。例えば、第4作同時上映のBパート『[[それいけ!アンパンマン つみき城のひみつ#それいけ!アンパンマン アンパンマンとゆかいな仲間たち|カレーパンマンとSLマン]]』では謎の強盗団の一員として登場している。第8作同時上映『[[それいけ!アンパンマン 空とぶ絵本とガラスの靴#それいけ!アンパンマン ばいきんまんと3ばいパンチ|ばいきんまんと3ばいパンチ]]』では、アンパンマンたちのことを誤解して攻撃してくる。第11作同時上映のAパート『[[それいけ!アンパンマン 勇気の花がひらくとき#それいけ!アンパンマン アンパンマンとたのしい仲間たち|おむすびまんと夏まつり]]』では[[#ちくりん|ちくりん]]と一緒に[[善玉悪玉|善玉]]キャラクターのモブとして登場している。また、[[OVA]]『[[アンパンマンのOVA作品の登場人物一覧#わかるかな いろ・かたち|わかるかな いろ・かたち]]』では、[[#カバオくん|カバオくん]]が見つけた不思議な地図の世界に住んでおり、泥をかき回して様々な形に変化させる力を披露した。
: テレビシリーズでは2006年の『びいたんとへどろまん<ref>第829話Bパート(2006年1月27日放送)</ref>』を最後に登場していなかったが、2025年に放送された『こむすびまんふたり旅<ref>第1691話Bパート(2025年4月25日放送)</ref>』にて19年ぶりに登場した。当初はばいきんまんに「家来になれ」と言われるが「もうばいきんまんの言うことを聞かない」と誓っており一度は無視するも、ばいきんまんが池を汚した事で復活できたので彼に感謝をしており、復活したばかりで空腹だった為にばいきんまんに「言うこと聞いたら何でも食べさせる」と約束され、おむすびまんとこむすびまんを襲う<ref group="注">おむすびまん、こむすびまんの2人が、へどろまんと戦うのは 第380話Bパート『おむすびまんとへどろまん』(1996年5月27日放送)以来、29年ぶりとなる。今回の『こむすびまんふたり旅』では、へどろまんがおむすびまん、こむすびまんの名前を1度だけ呼んだ。</ref>。
: 振り付けダンスDVD『おどろうよ!アンパンマンたいそう&レインボーたいそう<ref>2002年9月25日発売。型番「VPBE-11519」。</ref>』では、『虹をつくる歌』の映像で、かぜこんこん、アンコラ、レインボー王子と共に仲良く踊った。
: [[キャラクターショー]]では、ばいきんまんがへどろまんを復活させ、「バイキン草のエキス」をかけて最強の怪物にしようとしたが、油断して逃げられてしまい、[[#ロールパンナ|ロールパンナ]]を利用して「バイキン草のエキス」をかけようとしたこともあった。ショーでのへどろまんはばいきんまんを父親と慕っており、最後まで戦いにはならなかったものの、アンパンマン達に迷惑をかけた罪を償って元の土へと戻っていった。
; {{Anchors|氷の女王}}氷の女王(こおりのじょおう)
: 声 - [[吉田理保子]](映画:第1作)→[[小原乃梨子]](第157話Bパート - 第1440話Bパート、映画:第20作)(1991年11月4日 - 2019年2月8日)→[[高島雅羅]](2020年クリスマススペシャル - )(2020年12月25日 - )
: 性別 - 女 / 初登場回 - 映画『キラキラ星の涙』、TV第157話B「アンパンマンと氷の女王」(TVデビュー)
: 氷の国の氷の城に住む、全身が[[氷]]で出来た[[女王]]。片手に氷の杖を持ち、頭に複数の[[氷柱]]が生えているのが特徴。TVデビューの際には、アンパンマンもばいきんまんも彼女の存在を覚えていた。映画第4作同時上映「うたえ!夢のアンパンマン号 - アンパンマンとゆかいな仲間たち(Cパート)」までは、みずうみ姫やナンダ・ナンダ―姫達よりやや大きめだったが、現在では黒バラ女王や化石の魔王、かぜこんこん達と同じくらいの巨大である。趣味は[[宝石]]などの美しい物を集めることであり、アンパンマンの正義の心を宝石だと勘違いしたことがある<ref>第157話Bパート『アンパンマンと氷の女王』(1991年11月4日放送)</ref>。自分の城に無断で入ってきた者には容赦がなく(ばいきんまんやドキンちゃんにも同様)、口から吐き出す[[吹雪]]
: これまで、大勢の人々<ref>'''ばいきんまん'''、'''ドキンちゃん'''、'''ホワイトソース'''、'''オーロラ姫'''、'''しょくぱんまん'''、'''メロンパンナ'''、'''ロールパンナ'''、'''サンタさん'''、'''ホラーマン'''、'''フラワーさん(ゆりさん、すいせんさん、アネモネさん、チューリップさん)'''、'''ジャムおじさん'''。</ref>を宝石に変えて 宝石コレクションに加えようと企んだ事もあり、特にアンパンマンの事は 1番最高な 宝石コレクションに加えようと企む事が多い。
: 普段は、アンパンマンとばいきんまん<ref group="注">第924話Aパート『氷の女王とめいけんチーズ』(2008年2月1日放送)では、なぜか氷の女王が「'''ばいばいまん'''」と1度だけ呼び間違えた事がある。いつもなら呼び間違える事は無い。</ref>と ゆきおおかみ達しか名前で呼ばない事が多い<ref>ただし、数は少ないが他の人々の名前も呼ぶことはあり、上記の「'''つららちゃん'''」と、「'''タオルくん'''」「'''オーロラ姫'''」「'''しょくぱんまん'''」「'''かつぶしまん'''」「'''フラワー姫'''」「'''ロールパンナ'''」「'''ジャムおじさん'''」の名前を呼んだ事がある。</ref> <ref group="注">ドキンちゃんの事は、1回だけ呼んだ事があるが「'''ドカンちゃん'''」と間違えて呼んだ。第924話Aパート『氷の女王とめいけんチーズ』(2008年2月1日放送)のみ。</ref>。
: 同じ氷の国に住む オーロラ姫の事は、ばいきんまんに紹介されるまでは お互いに存在を知らなくて 初対面となった<ref>第1293話Aパート『オーロラ姫と氷の女王』(2015年12月11日放送)。なお、この話では 氷の女王は アンパンマンの顔を「'''氷漬け'''」にしただけで '''宝石'''には変えなかった。</ref>。
: 映画本編ではアンパンマンの敵として登場したことが2回ある。映画第20作『妖精リンリンのひみつ』のED、映画第21作『だだんだんとふたごの星』の中、映画第4作同時上映『うたえ!夢のアンパンマン号 - アンパンマンとゆかいな仲間たち(Cパート)』の踊り、TV第200話『メロンパンナちゃん誕生』など、敵として登場しないこともある。現代のED『勇気りんりん』ではアンパンマン号の後で行進している。OPで登場する際は、かぜこんこん、こおり鬼、雪鬼と同様にアンパンマンの敵のようなポジションでいることの方が多い。
: DVD『アンパンマン音楽館』にも登場しており、「パンナのパンチ」ではくらやみまん・すなおとこと共にメロンパンナのメロメロパンチでメロメロにされたり<ref group="注">両目がハートになっている。余談だが、アニメ本編と映画本編ではメロメロパンチで攻撃された事は1度も無い。'''ゆきおおかみ'''の方は、アニメ第647話『氷の女王とつららちゃん』(2002年2月15日放送)で、メロメロパンチで攻撃された事がある。</ref>、「いくぞ!ばいきんまん」ではアンパンマンに吹雪で凍らせようとするも間違えてばいきんまんを凍らせた挙句、かぜこんこん・化石の魔王と共にアンパンチで倒され、更にはバイキン城の崩壊に全員でおびえるといったコミカルな悪役として描かれていた。
:; {{Anchors|ゆきおおかみ}}ゆきおおかみ
:: 声 - [[世田壱恵|世田一恵]]、藤原大智
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - 映画『キラキラ星の涙』、第157話B「アンパンマンと氷の女王」(TVデビュー)
:: 氷の女王の家来。[[雪]]で出来た[[オオカミ]]。仲間が何匹もいる。力は強く、自己再生することも可能。また数匹が合体して巨大化したこともある。しかし、カレーパンマンのカレー攻撃とひのたまこぞうの炎などの熱
; {{Anchors|雪鬼}}雪鬼(ゆきおに)
: 声 - [[加藤治]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第63話「アンパンマンとクリスマスの谷」
: [[雪]]でできた巨大な[[鬼]]。五本指の両手と不定形な下半身が特徴。氷の国のナダレ谷に住んでいる。道行く人々には口から何でも凍らせる[[吹雪]]を吐いたり、[[雪崩]]を起こしたりして遭難させる(ばいきんまんやドキンちゃんにも同様)。雪で出来ているため、アンパンマンのアンパンチやカレーパンマンのカレー攻撃などの物理的攻撃で砕けたり溶けたりしてもすぐに再生することが出来る。雪を吸収すれば復活したり、さらに巨大化したりすることもできる。分身も得意。彼曰く「吹雪の中では不死身」、ルドルフからは「ばいきんまんのようないい加減な悪者と違って強敵」とアンパンマンやばいきんまん達にとって恐ろしい敵の1人である。しかし炎には弱く、それに苦しみがる描写がある。一方で、ばいきんまんの命令で悪事を働いたり、彼の口車に乗ってアンパンマン達を襲ったりすることもある。ばいきんまんに騙されているときは、アンパンマン達が説得をしても聞かない。そのため、和解すること無くやっつけられる。現在は[[雪山]]や[[スキー場]]にまで移動することがある。外見は巨大化したなだれおにとそっくりだが関係性は不明。一方でこおり鬼とは異なり、町を襲う描写はない。
; {{Anchors|こおり鬼}}こおり鬼(こおりおに)
: 声 - 山寺宏一→[[花輪英司]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第120話B「アンパンマンと恐怖のこおり鬼」
: 全身が[[氷]]で出来た非常に大きな[[鬼]]。一人称は「俺様」<ref>第599話Bパート『メロンパンナとこゆきちゃん』(2001年2月9日放送)</ref><ref>第1190話『アンパンマンとバイキン大軍団』(2013年10月4日放送)でも、1度だけ「'''俺様'''」と言うが、自分で「'''こおり鬼様'''」と言う事が多かった。</ref>。
: 氷の国の氷の洞窟(近くには天然の[[スケートリンク]]やペンギン村がある)に住んでいる。また、雪の中に埋まっていることもある<ref>第1247話Bパート『かつぶしまんとこおりおに』(2015年1月9日放送)</ref>。片手に氷で出来た[[三叉槍]]を持っている。口から吐き出す[[吹雪]]は何でも氷漬けにしてしまう。また、こゆきちゃんの能力でそれがさらに増幅したこともある<ref group="注">第599話Bパート『メロンパンナとこゆきちゃん』(2001年2月9日放送)。吹雪を吐きながら大きな氷の塊を作って、アンパンマン達に向かって投げ飛ばした(※アンパンチで壊された)。更には、吹雪を吐きながら巨大な氷柱を作ってアンパンマンに投げるが、反対にアンパンマンに武器として使われてしまい、結果的に自分が出した巨大な氷柱のせいで氷の国まで送り返されてしまい、敗北した。</ref>。氷の塊を吐いたり 三叉槍で地面から氷を出す事<ref group="注">三叉槍で地面を刺すと、広範囲の地面や建物を、まとめて素早く氷漬けにする事が出来る。</ref>が出来たり<ref>第1190話『アンパンマンとバイキン大軍団』(2013年10月4日放送)</ref>、周りの氷を吸収しながら巨大化する事も出来て<ref>第1152話Bパート『アンパンマンとこおりおに』(2012年12月7日放送)</ref>、更には自己再生する事も出来る<ref>第1247話Bパート『かつぶしまんとこおりおに』(2015年1月9日放送)。'''かつぶしまん'''の'''かつぶし剣'''で、体の広範囲を斬られたが、すぐに自己再生して回復した。</ref>。自分の住処や氷を大事にし、熱に弱いので溶かされることを嫌う。その反面、自身が暴れて氷を砕いたりペンギン村を荒らしたこともある<ref>『'''初登場回'''』と、第1290話Bパート『カレーパンマンとこおりおに』(2015年11月20日放送)。</ref>。
: 太陽の光が苦手だが、話によっては平気な事もある<ref group="注">第1152話Bパート『アンパンマンとこおりおに』(2012年12月7日放送)では、太陽の光に苦しみながら戦闘不能になる場面が多かった。第1247話Bパート『かつぶしまんとこおりおに』(2015年1月9日放送)でも、太陽の光に眩しがってしまい、アンキックで体を崩されて敗北した。しかし、第1190話『アンパンマンとバイキン大軍団』(2013年10月4日放送)では、始めは太陽の光に眩しがるが、その後は太陽が出ていても普通に戦い続けていた(※'''黒バラ女王'''と'''化石の魔王'''が太陽の光で苦しんで戦闘不能になる中、'''こおり鬼'''だけは1人でアンパンマンと戦い続けた)。余談だが、氷の国で普通に生活している時は、明るい太陽の日差しも平気な事がある(※第1168話Bパート『コキンちゃんといずみのせい』(2013年4月12日放送)。第1486話Aパート『アンモナイトくんとこおりおに』(2020年1月24日放送)など)。</ref>。
: ばいきんまんに利用されて悪事を働くことが多い。悪事をした結果、アンパンマン達に飛ばされることもあるが、熱で溶けて小さくなったり、蒸発されたりすることもある。らーめんてんしが天敵らしく、彼の熱々スープに あっさり溶かされる描写もよくある<ref>第120話Bパート『アンパンマンと恐怖のこおり鬼』('''こおり鬼 初登場回''')(1991年2月11日放送)。第250話『消えたジャムおじさん』(1993年9月27日放送)。</ref>。ばいきんまんや氷の女王同様、やられてもまた現れる。
: ドキンちゃんの命令にも従い、コミカルな動きをしたこともある<ref>第238話Aパート『ランプくんとこおりおに』(1993年6月28日放送)では、ドキンちゃんにおだてられて褒められながら、顔を赤らめながら照れ笑いしていた。第315話Bパート『アンパンマンとバイキン雪まつり』(1995年1月16日放送)では、アンパンマン達を踏み潰そうとするが、ドキンちゃんから「しょくぱんまん様はダメ!」と言われて焦りながらドキンちゃんの言う事にも従っていた。</ref>。反対に自身が不遜な態度を取り、怒らせれば誰にでも凍らせたり(ばいきんまんやドキンちゃんにも同様)、ばいきんまんを見下したりと雪鬼や氷の女王のような存在になることもある。
: 一度、こゆきちゃんの力によってパワーアップし、アンパンマンを追い詰めたこともある<ref>第599話Bパート『メロンパンナとこゆきちゃん』(2001年2月9日放送)</ref>。
: 稀ではあるが、特に理由なくアンパンマンをやっつけたがる態度を見せたこともある<ref>第1190話『アンパンマンとバイキン大軍団』(2013年10月4日放送)</ref>。
: かつて<ref group="注">第1028話Aパート『ナンドバットとこおりおに』(2010年3月26日放送)までの登場回全てをカウントする。</ref>は「うなり声」しか出さない事が多く、言葉を話す時と話せない時があったが、第1152話Bパート『アンパンマンとこおりおに<ref>2012年12月7日放送。</ref>』からの「4代目声優(鈴木琢磨)」に変更されてから、毎回言葉を話すようになる<ref group="注">ただし、ばいきんまんとの会話中にだけ言葉を話して、アンパンマンや仲間達と戦う最中は「うなり声」しか出さない事もある。第1247話Bパート『かつぶしまんとこおりおに』(2015年1月9日放送)、第1362話Bパート『やきそばパンマンとこおりおに』(2017年6月16日放送)。</ref>。ばいきんまん、ドキンちゃん以外の敵キャラクター(黒バラ女王、化石の魔王、へどろまん、なだれおになど)と組むこともあり、同じ国に住む『かぜこんこん』との共演が多い。
: クリスマススペシャルでは、クリスマスプレゼントやクリスマスケーキをもらって喜んだりと敵役として登場しないことも何度かあった。しかし『アンパンマンとちいさなサンタのクリスマス<ref>2001年12月21日放送。</ref>』では、クリスマススペシャルで初めて『'''完全な悪役'''』としての登場となり、始めはばいきんまんに協力的だったが途中からは ばいきんまんを裏切った上に普通に言葉を話しての登場であり、最後まで和解する事が無く倒された。
: 映画第24作目『[[それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島|よみがえれ バナナ島]]』にも登場したが、TV版とは外見や設定が異なり無関係。
; {{Anchors|ラッピー}}ラッピー
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: ラップ星のお化け。[[ラッパ]]状の口から吐き出す玉で人を包み、ラップ星に連れ去ろうとした。大勢の仲間達がいる。小型の[[空飛ぶ円盤]]に乗っている。[[コショウ]]に弱く、くしゃみをすると消滅する。ドキンちゃんまで閉じ込めたことでばいきんまんまで敵に回し、アンパンマンとばいきんまんが共闘して迎え撃った。
; {{Anchors|くらやみまん}}くらやみまん
: 声 - 内海賢二(第166話Bパート、第821話Aパート - 第1156話Bパート)(1992年1月27日、2005年11月18日 - 2013年1月18日)→玄田哲章(第1390話Bパート - )(2018年1月26日 - )、[[武内駿輔]](代役:第
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第166話B「アンパンマンとくらやみまん」
: [[シルクハット]]の中から現れる巨大な[[闇]]の[[怪人]]。初登場回では手袋の色は赤だが、再登場以降は手袋の色は白になった。巨大な黒い[[マント]]で相手を包んで、体の中にある荒廃した闇の世界に閉じ込めてしまう。紳士のように、アンパンマンやばいきんまん達に敬語で話しかけることがある
: アンパンマンを倒すために、ばいきんまんと最後まで手を組んで協力した事もあった<ref>TV第887話Aパート『おむすびまんとくらやみまん』 : 第1430話A『どんぶりまんトリオとくらやみまん』からは、アンパンマン達を追いかける時に「闇の世界の入口は、どこにでもある!誰でも落ちる!」と言う事が、第1530話B『くらやみまんとでんでん一座』までは : 初登場回からしばらく登場はなかったが、2005年(平成17年)11月18日放送の『くらやみまんの逆襲』で再登場し、以降登場回数が多くなった。
; {{Anchors|すなのしろ}}すなのしろ
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: 砂で出来た巨大な[[城]]の魔物。パズル谷の外れの砂漠に複数の仲間達と住んでいる。[[流砂]]を起こして何でも埋めてしまう。水には弱い。元々は平和に暮らしていたが、ばいきんまん達にそそのかされてアンパンマン達とパズル谷の住民を敵視するようになった。昼寝場所を求めてパズル谷を襲ったが、ジグソー王子とパズル姫の宝物の玉の魔力で水が溢れて跡形もなく溶けてしまった。
; {{Anchors|やみの女王}}やみの女王(やみのじょおう)
: 声 - [[増山江威子]](第194話Aパート、第668話Aパート - 第
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第194話A「ピカリンとやみの女王」
: 闇の谷に住む巨大な女王<ref group="注">『'''初登場回'''』では、黒バラ女王や氷の女王よりも 遥かに大きい巨大な体だった。</ref>で、ピカリンが恐れるほどの悪人の1人。仮面マスクと尖った鼻、頭に3本の触覚が生えたような 青緑色の[[ローブ]]が特徴。手のひらから出す怪光線で何でも黒く塗り潰し、世界中を真っ暗闇にしようとする。黒く染められた者は[[銅像]]のように固まってしまうが、光を浴びると元に戻る。そのため、アンパンマン達を襲う際には暗雲を伴わせ、地上への光を遮断する。
: 紫色の 雲型の球体に口がついたような形をした分身の『'''闇のボール'''』<ref>やみの女王は「'''私の可愛い分身達'''」や「'''闇のオバケ達'''」とも呼んでいる。</ref>を召喚する<ref group="注">この闇のボールは、「かびるんるん」や「べろべろまん」と同じく、仲間同士が合体する事で大きくなる事も可能であり、人々を食べて閉じ込めてしまうが光を浴びると消滅してしまう(※星の光を浴びても消滅してしまう)。</ref>。怪光線をドーム型に展開させ、人々を闇の空間に幽閉したり<ref>アンパンマン号の「ノーズパンチ」で穴を開けて壊す事が可能。</ref>、指を触手のように伸ばしたりすることもできる。右手を巨大な大蛇の姿に変えて ピカリンを襲った事もある<ref group="注">『'''初登場回'''』にて。地面を潜りながら移動する事が可能で、空も飛べる。アンパンチで攻撃しても、穴が少し開くだけで効果が無く、すぐ自己再生する。しかし、ピカリンの光を浴びると粉々になりながら消滅する。</ref>。
: また、『しらたまさん』と初めて会った時<ref>クリスマススペシャル『うたおう!おどろう!みんなのクリスマス』(2006年12月22日放送)</ref>には、彼女の思い込みにペースを崩されてしまい「ショーを盛り上げる為に悪役を演じてくれている」と勘違いされて困惑する。この回では両手を広げながら空を飛べる事も明かされたが、2025年現在では空を飛んでる場面は無い<ref group="注">ただし、町へ何度も直接やってきたり、「'''ローソク島'''」へ現れた事があるため、空を飛んで移動している可能性は高い。</ref>。
: 正体は闇のお化けの群れが集まって出来た姿。ピカリンと[[光]]が苦手である<ref group="注">『'''初登場回'''』の時点で、'''ピカリン'''とは既に知り合い同士だった。ばいきんまんに「ピカリンが苦手(※ばいきんまんは、ピカリンを「'''ピッカリ坊や'''」と呼ぶ)」だという弱点を見抜かれた時には、図星だった為に「うるさい!」と怒鳴りながらばいきんまんを空高く突き飛ばしてしまった。</ref> <ref group="注">第1544話Aパート『ねがい星かなえ星とやみの女王』では、キレイな星空を『あの目ざわりな星』と呼んで嫌っており『闇の世界を造るために 空から消してしまおう』という、ばいきんまんの計画に手を組んで協力していた(※ただし、ばいきんまんに命令された時には怒っていた)が最終的に失敗に終わった。</ref> <ref group="注">第1644話Bパート『やみの女王とローソク島』(2024年2月2日放送)では、ばいきんまんに '''ローソク島'''の事を初めて聞かされて、島の人々が「闇なんて怖~い、嫌い」と言いながら「世界中をキラッキラに明るくしようとしている」という嘘話を信じて騙されてしまい、怒りながら「ローソク島を黒く染めてしまおう」と企んだ。手下の「'''闇のオバケ'''」に、島の火山の「'''ローソク火山'''」の火を食べさせて消してしまう。しかし、再びローソク火山に火が点火した事で眩しがりながら苦しみ、キャンドルの明るい光まで苦手だという事が判明した。</ref>。
: 初登場の時点で、ばいきんまんとは既に知り合い同士であり<ref group="注">しかし、アンパンマンはやみの女王とは今回初めて出会い、'''ピカリン'''にやみの女王の事を教えられるまでは彼女の存在を知らなかった(※やみの女王も、アンパンマンとは 今回初めて初対面となった)。</ref>、“アンパンマンをやっつける”という利害一致により、ばいきんまんと手を組むこともあり、黒バラ女王や氷の女王と比べると彼にかなり協力的<ref group="注">黒バラ女王や氷の女王と同じく、命令される事を嫌う所がある。『'''初登場回'''』では、アンパンマンに対して「私は誰の命令も受けない」と高々に宣言していた。</ref>だが、それでもどちらがアンパンマンを倒すかでばいきんまんと仲間割れをしたり、態度が気に入らないなどの理由からばいきんまんやドキンちゃんにも攻撃することがある。アンパンチで攻撃されて、消滅してしまう事があれば、消滅せずにばいきんまんと共に空へ飛ばされていく事もある<ref>第1544話Aパート『ねがい星かなえ星とやみの女王』(2021年7月2日放送)。</ref>。
: くらやみまんやラッピー達と同様、ばいきんまんとは関係なく自分の意思で悪事を働くことも多く<ref>第194話Aパート『ピカリンとやみの女王』('''初登場回''')(1992年8月10日放送)。第1061話Bパート『ばいきんまんとやみの女王』(2010年12月3日放送)。</ref>、アンパンマンとばいきんまんの共通の敵キャラクターともいえる。
: 映画『[[それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌|ブラックノーズと魔法の歌]]』に登場したブラックノーズも同じ闇の女王であるが、彼女との関係は不明。
; {{Anchors|オオカビさん}}オオカビさん
: 声 - [[中嶋聡彦]]
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: 声 - 一龍斎貞友
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第251話A「アンパンマンとくろこぞう」
: 真っ黒な闇のお化け。[[関西弁]]でしゃべる。一人称は「わて」。空を飛ぶ事が出来て、髪の毛から自分の分身・ミニくろこぞうを大量に作りだす
: 日中や昼間は暗い場所で大人しく過ごしており、夜じゃないと外へ出る事が出来ない為、ばいきんまんのログハウス『バイキンアジト』に勝手に入って寝ていて、ばいきんまんとドキンちゃんに出会う<ref>ドキンちゃんからは「'''こんな変な奴'''」と呼ばれ、反対にくろこぞうの方はドキンちゃんを「'''嬢ちゃん'''」と呼んだ。</ref>。ばいきんまんと協力して世界を真っ暗に染めようとした<ref group="注">'''くろこぞう'''が、ばいきんまん達と初めて出会った日は、ドキンちゃんやアンパンマン達が楽しみにしていた「十五夜」のお月見の日だった。'''ミニくろこぞう'''に満月を黒く塗り潰させた後は、'''カバお'''を始めとする町中の家を襲撃しながら黒く塗り潰させて真っ暗闇にした。ばいきんまんは、住民達の家から大量の月見団子を盗んでドキンちゃんとお月見をしたくて、くろこぞうを利用していた(※くろこぞうには、「手を組んで全てを真っ黒な世界に変える」と言って。ばいきんまんは、ドキンちゃんに「月見団子を用意して」と頼まれていたので、一石二鳥の作戦を計画していた。しかし、メロメロパンチで「'''メロメロダンス'''」を踊らされながら帰ってしまったので、月見団子を持ち帰る事が出来たのかは最後まで不明だった)。</ref>が、とうだいまんの迫力に怖気付いて逃げようとしたが、とうだいまんのフラッシュ攻撃で消滅してしまった。
:; {{Anchors|ミニくろこぞう}}ミニくろこぞう
:: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第251話A「アンパンマンとくろこぞう」
:: くろこぞうの小型の分身。集団で何でも黒く塗り潰し、真っ暗闇にしてしまう。「くろくろくろ…」としか喋れない。
:: アンパンマン達が楽しみにしていた十五夜の満月を、集団で真っ黒に塗り潰した。アンパンマンの事も黒く塗り潰したが、とうだいまんのフラッシュ攻撃で消滅<ref group="注">この時、アンパンマンの顔と体にいた ミニくろこぞうは消滅し、アンパンマンは無事に助かった(※顔を交換する必要は無い無傷の状態)。</ref>して、その他のミニくろこぞう達も消滅した<ref group="注">メロンパンナが持って来た「大型 懐中電灯」の光で消滅した ミニくろこぞう達もいた。</ref>。
; {{Anchors|アクリスタ}}水晶の魔人・アクリスタ(すいしょうのまじん・アクリスタ)
: 声 - 山寺宏一
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: 水晶の谷を守っている巨大な魔人。尖った頭の上に2本の[[石英|水晶]]が付いている。近づく者は口から出す光線で水晶に閉じ込めてしまう。初登場回にて、ばいきんまんと手を組んで谷に入ったアンパンマンとメロンパンナを侵入者とみなし、襲うもメロンパンナとロールパンナの投げつけた水晶で口を塞がれた隙に、アンパンマン・しょくぱんまん・カレーパンマンのトリプルパンチでばいきんまん共々バイキン城へ吹っ飛ばされた。
; {{Anchors|砂の魔王}}砂の魔王(すなのまおう)
: 声 - [[佐藤祐四]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第314話「砂の魔王と虹のピラミッド」
: [[竜巻]]状の砂嵐で出来た巨大な[[魔王]]。彼の存在は、すなおとこも恐れるほど。世界中を砂漠に変える魔力を持っている。普段は砂漠の地中に埋もれた虹のピラミッドにある[[棺]]の中に閉じ込められている。ばいきん仙人の魔法の杖が彼に変身したことがある。クリームパンダが見た夢の世界では砂漠で悪さをしていたところをクリームパンダに成敗された。その後、クリームパンダに復讐するべく、かぜこんこんやなだれおにと手を組み追い詰めるも、あくびどりの夢から目覚めるべくクリームパンダが避けたことでお互いの攻撃が当たり倒れた。
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: 声 - 小原乃梨子(第391話Aパート - 第1366話Bパート)(1996年8月12日 - 2017年7月14日)→[[平野文]](第1545話Bパート - )(2021年7月9日 - )
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第391話A「アンパンマンと黒バラ女王」
: 頭が黒い[[バラ]]の恐ろしい女王。この世の綺麗な花を全て黒く染めて枯らす事を企む<ref>『'''アンパンマン大図鑑シリーズ'''』。</ref><ref>第1258話Bパート『やきそばパンマンと黒バラ女王』(2015年3月27日放送)</ref>。
: 普段はガラス玉の中に閉じ込められていて、その時は小さな黒いバラを仮の姿にしているが、その玉が割れて中から出られると本来の巨大な姿に変化する。小さな黒いバラを手投げの矢のように飛ばしたり、[[いばら|茨]]の[[つる植物|蔓]]を伸ばして操ったりして攻撃する<ref group="注">第1190話『アンパンマンとバイキン大軍団』(2013年10月4日放送)では、カレーパンマンの熱々の辛口カレーで攻撃された時に火傷してしまい、黒バラ女王も熱くて苦しんでいた為、黒バラ女王の体の一部と言える模様。</ref>。小さな黒いバラや茨の蔓は花を枯らしたり何でも黒く固めたりする<ref group="注">人々や、食べ物、建物、地面、大地、森の自然や木々など。</ref>。片手に持っている黒いバラの杖から黒い花びらと小さな黒いバラを大量に飛ばすことも出来る<ref>第406話Aパート『ロールパンナと黒バラ女王』(1996年11月29日放送)</ref>。どこまでも体を長く伸ばし続けながら自分の杖を壊したメロンパンナを怒りながら追いかけた事もあった<ref>第406話Aパート『ロールパンナと黒バラ女王』(1996年11月29日放送)</ref>。暗くてじめじめした場所を好む。甘い香りが大の苦手で、蔓に生クリームなどを付けられると萎れ、口に入れられると苦しんだ挙句消滅してしまう<ref>TV第545話『黒バラ女王とクロワッサン星』。この話で初めて「私は甘い食べ物が大嫌い」と言う黒バラ女王。</ref><ref>第988話Bパート『黒バラ女王とバイキン城』(2009年5月22日放送)。'''バイキン城'''で復活して、城を乗っ取ろうとした時に、ばいきんまんがミキサーに入れて作った甘いジュースを、黒バラ女王に無理矢理飲ませた事により、黒バラ女王は「もう嫌だ!うんざりだよ~!」と言って、自分でつむじ風の姿に変化して自らガラス玉に封印されながら逃げ帰ってしまう。今回は、アンパンマンとは1度も関わらなかった珍しい回となった。</ref>。明るい音楽にも弱い<ref>1998年12月18日、12月25日放送『ぼくらのクリスマスコンサート』。</ref>。太陽の光が苦手<ref group="注">'''化石の魔王'''と同様、封印されている為に太陽の光が嫌いで、彼女が現れれば黒い雲が空に現れる事が多い。しかし、話によっては太陽の日差しの中でも普通に行動する事がある(※第767話Aパート『SLマンと黒バラ女王』(2004年9月24日放送)。第884話Aパート『黒バラ女王とロールパンナ』(2007年3月30日放送)。第1074話Aパート『シュガーランドと黒バラ女王』(2011年4月1日放送)など)。第1190話『アンパンマンとバイキン大軍団』(2013年10月4日放送)では、始めは太陽の光に眩しがって苦しむが、その後は太陽が出ていても最後までアンパンマン達と戦い続けた。第1258話Bパート『やきそばパンマンと黒バラ女王』(2015年3月27日放送)では、最初は太陽が出ていても普通に行動していたが、アンパンマンとやきそばパンマン達の前に現れた時に黒い雲を出現させた。</ref>。アンパンチなどでやられると遠くに飛ばされて、再びガラス玉に封印される。
: 初登場時はフラワーランドに封印されていたが、突如として復活しフラワーランドを乗っ取ろうとしたため、最期はフラワー姫にやっつけられる。しかし、フラワー姫が「いつまた現れるかわからない」と危惧していた通り、それからは底知れない神出鬼没ぶりで各地に封印された状態で出没する。復活してからはアンパンマンに倒されるため、次第に恨みを抱き倒そうと企んでいる。封印を解いてしまったマーガレット姫に対しては彼女の花を黒くしたり、城を乗っ取ろうとしたりと、恩を仇で返した事もある<ref>第594話Aパート『マーガレット姫と黒バラ女王』(2001年1月5日放送)</ref>。ばいきんまんと協力して悪事を働くこともあるが、命令されることを嫌い、態度が気に入らなければ彼やドキンちゃんにも攻撃をする。一度バイキン城で復活した時は城を乗っ取ろうとして、ばいきんまんと戦った事もある<ref>第988話Bパート『黒バラ女王とバイキン城』(2009年5月22日放送)。アンパンマンが1度も黒バラ女王と関わらなかった珍しい回。</ref>。「倒すべき敵はアンパンマン」ということで、化石の魔王、こおり鬼、ブラックロールパンナ達と手を組んだことがあるがいずれも失敗に終わっている<ref>第406話Aパート『ロールパンナと黒バラ女王』(1996年11月29日放送)。黒バラ女王が「'''ロールパンナ/ブラックロールパンナ'''」と初めて出会った話。途中で、自分の杖を壊した'''メロンパンナ'''を追いかけて捕まえた事で、メロンパンナの助けを求める声で元に戻った'''ロールパンナ'''の事を「裏切り者」と認識して攻撃するが、'''ローリングハリケーン'''により敗北した。</ref><ref>第1190話『アンパンマンとバイキン大軍団』(2013年10月4日放送)。黒バラ女王が「'''化石の魔王'''」「'''こおり鬼'''」「'''かぜこんこん'''」と初めて出会った話。途中で何度も仲間割れして 最終的に敗北した。しかし、アニメ絵本の「スーパーアニメブック 8巻『'''アンパンマンとバイキンだいぐんだん'''』」(2019年6月初版)では、1度も仲間割れせずに、最後まで3人と協力しながらアンパンマン達と戦った。しかし最終的に敗北してしまう。</ref>。
: 普段は、アンパンマンとばいきんまんの名前しか呼ばない事が多い<ref>他の人々の名前も呼ぶ事はあり、宿敵の『'''フラワー姫'''』以外には、『'''ドキンちゃん'''』と『'''化石の魔王'''』と『'''こおりおに'''』と『'''ポッポちゃん'''』と『'''かつぶしまん'''』の名前を呼んだ事がある。</ref>。
: アンパンマン音楽館「グー」の「あかちゃんまんのぼうけん」では、化石の魔王と共にあかちゃんまんを襲うも、彼に蔓を縄跳びにされてしまう。
: アンパンマン音楽館「チョキ」の「パンナのパンチ」では、こおり鬼、かぜこんこんと共に登場するが、本編とは異なりとろけた笑顔を見せながら照れていて、メロンパンナのメロメロパンチで攻撃されてメロメロになっており<ref group="注">アニメ本編では、メロメロパンチで攻撃された事は1度も無い。</ref>、コミカルで可愛く描写された。
; {{Anchors|化石の魔王}}化石の魔王(かせきのまおう)
: 声 - [[大友龍三郎]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第401話A「アンパンマンと化石の魔王」
: [[化石]]で出来た巨大な魔王で、古代から存在されている。一人称は「わし」<ref group="注">第839話Aパート『化石の魔王とクロワッサン星』(2006年4月14日放送)でのみ、一人称は「'''俺'''」となっていた。</ref>。口から[[煙]]のような息を吐き、その息で何でも[[石化]]してしまう。生きた恐竜の化石を召喚して操ることもできる<ref>第416話Aパート『化石の魔王とアンモナイトくん』(1997年2月21日放送)</ref>。長らく[[壺]]の中に閉じ込められていたため、太陽の光に弱い<ref group="注">登場したばかりの頃は、太陽の光を浴びると、それだけで体が溶けてしまい 苦しみながら自分から壺の中へ逃げ帰っていた(※アンパンチで攻撃する必要も無く封印されていた)。第1190話『アンパンマンとバイキン大軍団』(2013年10月4日放送)では、始めは太陽の光に苦しんでいたが、途中からは太陽の日差しの中でも普通に行動していた。余談だが、太陽の光が無くても、アンパンチで攻撃すれば倒せる事もある(※第1608話Bパート『化石の魔王とてつの星』(2023年2月24日放送))。</ref>。ばいきんまん達によって復活を遂げたが、アンパンマンに再び封印されたために以降の話で彼のことを恨んでいる。ばいきんまんと一緒に悪さをするが、気に入らないことがあれば彼にも容赦はしない。初期の頃はばいきんまんの命令を素直に聞いていたが、途中から「[[wikt:わし#代名詞|わし]]に命令するな
: 主にうなり声をあげる程度で言葉はあまり話さないが、普通に話すことはできる。
: アンモナイトくんが登場する話に一緒に登場することが多い<ref>第416話Aパート『化石の魔王とアンモナイトくん』('''初共演回''')(※アンモナイトくんは、化石の魔王の存在を最初から知っていた)(1997年2月21日放送)。第420話Aパート『アンモナイトくんと海の化石』('''唯一タイトルに名前が無い話''')(1997年3月28日放送)。第541話『化石の魔王と氷の国』('''魔王初の30分スペシャル回''')(1999年10月22日放送)。第1309話Bパート『アンモナイトくんと化石の魔王』('''17年ぶりの再会''')(2016年4月29日放送)。</ref>。黒バラ女王やこおり鬼と手を組んだりと、他の敵キャラクターとの関わりもあり、こおり鬼の吹雪が顔に当たってもすぐに戦えたり、黒バラ女王の茨の蔓に絡まれても耐えながら反対に引っ張ったりした事もある<ref>第1190話『アンパンマンとバイキン大軍団』(2013年10月4日放送)</ref>。
: 目の前にいる人物が「アンパンマンの仲間」と分かると、「許さん!仲間諸共やっつけてやる!」と攻撃する事もある<ref>第942話Aパート『ハンバーガーキッドと化石の魔王』(2008年6月6日放送)。第1159話Bパート『タオルくんと化石の魔王』(2013年2月8日放送)など。</ref> <ref group="注">'''黒バラ女王'''と同じく恩知らずな所もあり、自分の封印を解いた「'''タオルくん'''」に対しても、「アンパンマンの仲間」と分かると即座に「許さん!」と怒りながら容赦なく攻撃した。</ref>。
: 数は少ないが、両目を光らせる事もある<ref group="注">第942話Aパート『ハンバーガーキッドと化石の魔王』(2008年6月6日放送)では、両目を白く光らせる場面が全体的に多く描写されており、アンパンチで倒された時にも目を光らせた。しかし、アニメ絵本「アニメギャラリー27巻『ハンバーガーキッドとかせきのまおう』」(2009年1月初版。フレーベル館)では、両目を光らせる描写は 1度も無い。</ref><ref group="注">第1608話Bパート『化石の魔王とてつの星』(2023年2月24日放送)では、アンパンマン達の前に姿を現した時に両目を赤く光らせる描写があった。</ref>。
: シュガーランドで復活した時は、「'''シュガーアンパンマン'''」の顔の輝きのまぶしさに苦しみ、アンパンチを受けた際に体が霧のように消えかけたが、すぐに瞬間的に再生して復活した。しかし、シュガーランドに伝わる宝の金平糖「'''ダイヤモンドシュガー'''」の輝きに苦しみ体がドロドロに溶けてしまった際には、「シュガーアンパンチ」で再度封印された事もある<ref>第1317話Bパート『シュガーランドと化石の魔王』(2016年6月24日放送)。</ref>。
: ビー玉川に現れた時には、ビー玉川を化石に変えた事により怒った「びいだまん」に水をかけられて「'''緑色の大きなビー玉'''」に変身してしまったが、息が吐けない代わりに、体当たりやジャンプで化石に変える能力を手に入れた。ビー玉に変えられて始めは怒っていたが、この能力を気に入ってしまった事で、このまま「化石の世界」にしようとアンパンマンを相手にせずに町を襲撃しようとして、町へ向かう最中も森の中を化石まみれに変えてしまう。しかし「びいたん」にビー玉に変身させてもらったアンパンマンが追って来た事により、体当たりでアンパンマンを「'''化石のビー玉'''」に変えてしまおうと企むが、お互い強く体当たりした事によりアンパンマンも化石の魔王も元通りに戻ってしまい、結果的に アンパンマンを化石に変える事が出来ないまま、結局は太陽の光で体がドロドロに溶けてしまいアンパンチで再び封印されてしまった<ref>第1681話Bパート『びいたんと化石の魔王』(2025年1月17日放送)。</ref> <ref group="注">余談だが、この『びいたんと化石の魔王』での化石の魔王は、初めてアンパンマンの顔を化石に変える事が出来なかった、珍しい回となる。</ref>。
: 普段は、アンパンマンと ばいきんまんの名前しか呼ばない事が多い<ref>数は少ないが『'''こおり鬼'''』と『'''かつぶしまん'''』の名前を呼んだ事がある。なお、'''ドキンちゃん'''の名前を呼んだ事は1度も無い。</ref>。
: 映画第10作『てのひらを太陽に』では、外見がそっくりで、声優が同じ『'''ブラック大魔王'''』が登場する。
: アンパンマン音楽館「グー」の「あかちゃんまんのぼうけん」では黒バラ女王と共に、あかちゃんまんを襲うも女王の蔓を縄跳びにした彼に遊ばされたり、「チョキ」の「いくぞ!ばいきんまん」でかぜこんこん、氷の女王と共にアンパンマンに敗れ 更にバイキン城の崩壊におびえた表情を見せるなど、テレビ本編と比べてかなりコミカルな悪役として描かれている。
; {{Anchors|はいおに}}はいおに
: 声 - [[伊井篤史]]
875 ⟶ 816行目:
: [[灰]]で出来た巨大な鬼。世界中を灰で埋め尽くそうと企み、火山を噴火させて[[火山灰]]をばら撒いている。持っている三叉槍で地面を突き刺してどこでも噴火させられる。灰で出来ているため、アンパンチなどの物理的攻撃をしてもすぐに再生することが出来る。間延びした口調でしゃべる。原作版で初登場した時は、火口に落ちてきたドキンちゃんを襲ったためにアンパンマンとばいきんまんの共通の敵とも言える(アンパンマンとばいきんまんはお互いに協力することは無かったが、両者が戦うことも結果的になかった)。TV版では利害の一致により、ばいきんまんと手を組んだこともある。
; {{Anchors|アングリラ}}アングリラ
: 声 - 山寺宏一、[[藤井恒久]](映画
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第429話A「おむすびまんとアングリラ」
: もりそば森に住んでいる。長く伸ばせる舌と、大口で何でも「あんぐり」と食い荒らす、一頭身の巨大なピンク色の怪物。両手・両足があり、ブタのような鼻と頭部の1本の角が特徴。ばいきんまんに協力的。食い意地を張っており、ドキンちゃん曰く「食べるだけで何にも考えていない」。長い舌で攻撃したり腹の中の水で何でも溶かしたりすることが出来る。しかし、こんにゃく玉が苦手
: 後に、『ギョクロくんとジャスミンさん』<ref>第728話Aパート(2003年11月7日放送)。</ref>では、バイキンUFOとドキンUFOが入っているハリボテのメカとして登場した<ref group="注">外見は、本物と見分けが付かない程に瓜二つで、正体が明かされるまではハリボテメカとは分からない程。本物のように歩いたり、長い舌を伸ばして相手を捕まえる事も出来る。 '''コンたろう'''のきつねそばを奪い、ギョクロくんからも食べ物を奪おうとして、ジャスミンさんに壊された。コンたろうには「妖怪」と呼ばれていた。なお、本物の'''アングリラ'''が住んでいる「もりそば森」で悪事を働いていたが、本物のアングリラは最後まで出番が無かった。</ref><ref group="注">余談だが、'''コンたろう'''は、本来は'''アングリラ'''の事を「'''初登場回'''」の時点で知っているが、今回の『ギョクロくんとジャスミンさん』では、何故かアングリラの事を知らなくて「妖怪」としか呼ばなかった。また、ばいきんまんとドキンちゃんも、今回は「アングリラ」の名前は1度も言わなかった。</ref>。
: 映画『ホラーマンとホラ・ホラコ』<ref>2007年7月14日上映。</ref>では、ちびぞうくんの持っていた おにぎりを狙って追いかけ続ける悪者として再登場した。
: 余談だが、原作絵本『おむすびまん6巻 おむすびまんとアングリラ』で初登場した時は、両手は無く、両足がある姿で登場したが、その他の容姿はアニメ版と共通していた<ref>1984年(昭和59年)12月。初版発行。フレーベル館。</ref>。
: なお、[[#その他の友人|アンコラ]]と名前や体色が似ているが無関係である。
; {{Anchors|マグマン}}マグマン
: 声 - [[茶風林]]
885 ⟶ 830行目:
: 声 - 増山江威子
: 性別 - 女 / 初登場回 - 2000年TVスペシャル「アンパンマンのクリスマスショー」
: 世界中を黒い雪と黒い氷で覆う悪い魔女。普段は、
: 映画『[[それいけ!アンパンマン ハピーの大冒険#それいけ!アンパンマン くろゆき姫とモテモテばいきんまん|くろゆき姫とモテモテばいきんまん]]』にも同じ名前のキャラクターが存在するが別人で無関係
:; {{Anchors|小鬼}}小鬼(こおに)
:: 声 - [[東サオリ|東さおり]]
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - 2000年TVスペシャル「アンパンマンのクリスマスショー」
:: 黒雪姫の手下の集団。言葉は話せない。動きは素早く、口から黒い吹雪を吹き出す。
; {{Anchors|ドロンコ魔王}}ドロンコ魔王(どろんこ まおう)(アニメ版は「どろんこ魔王」)
: 声 - 加藤治(映画:第1作)、高木渉(第1376話)
: 性別 - 男 / 初登場回 - 映画『キラキラ星の涙』、TV第1376話「アンパンマンとどろんこ魔王」(TVデビュー)
: 全身が泥で出来た魔王。頭から大量に生えている触手と一つ目の目玉が特徴。映画第1作『キラキラ星の涙』ではラスボスとして登場し、キラキラの涙の魔力による圧倒な力でアンパンマンたちを終始圧倒したが、我慢の限界となったナンダ・ナンダー姫が流した涙がキラキラの涙に当たったことで悪しき効力が消え、オソレ沼もろとも浄化された。
: 数年後、TV版の2017年誕生日スペシ : なお、
:; {{Anchors|ドロドロン}}ドロドロン
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - 映画『キラキラ星の涙』
:: ドロンコ魔王の手下の泥のお化け。仲間が大量にいる。見た目は可愛らしいが、アンパンチ等で粉々にされてもすぐに再生する厄介な敵。アンパンマン号の熱風の前に全滅した。
:: アニメ版の『'''どろんこ魔王'''』は == 住民一覧 ==
=== 小学校の人々 ===
カバオくん、ピョン吉、ウサ子を初めとする20名くらいの[[小学校]]の児童達。担任はみみせんせい。転校生としてちびぞうくんが途中から加わる。学校で授業や活動を行っている時や野外で遊んでいる時によくばいきんまん達に襲われてしまうことが多く、そのたびにアンパンマン達に頼ることが多いが彼らがピンチの時は協力して助けることも多い。現在はカバオくん、ピョン吉、ウサ子、ちびぞうくんの4人1組でいることが多く、アンパンマンやばいきんまん、ゲストキャラクターなどと接することも多い。
; {{Anchors|みみせんせい}}みみせんせい<ref group="注">一部のクレジットタイトルや媒体では「'''ミミ先生'''」と表記された事もある。</ref>
: 声 - 滝沢ロコ、代役:増山江威子、[[中野聖子]]、佐久間レイ、[[永堀美穂]]
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第3話B「アンパンマンとしょくぱんまん」
: ウサギの女教師。黄色の[[リボン]]をつけ、水色のワンピース。放映初期は正式な名前がなく「'''やぎ先生'''」と呼ばれていたり<ref>TV第69話B『アンパンマンのえのぐぼうや』、TV第70話B『アンパンマンとキューピッドちゃん』</ref>、[[クレジットタイトル]]では「'''うさぎ先生'''」とクレジットされていた時<ref>TV第110話</ref>もあったが後に人気が出て登場回数が増したため、やなせ自身が「'''みみせんせい'''」と名づけ、絵本『アンパンマンとみみせんせい』から正式採用されている<ref name="伝説 p.??"/>。性格は明るく優しいが、ばいきんまんのような悪戯者には厳しい(ただし、言われた通りにした際にご褒美をあげたり、ピンチになった時は助けたり、ばいきんまんの安否を心配したり、仲間に誘ったりするなど、教師らしい達観した一面もある)ため、ばいきんまんから苦手意識を持たれるキャラクターとして登場することもある。また、彼を一喝して戦いを一時止めさせることもある。『ばいきんまんとみみせんせい』では、お見舞いの品のパンを持ったみみせんせいは、空腹のばいきんまんにはじめは頑なにパンを譲らなかったが、終いには譲っている。[[ロミオとジュリエット]]を下敷きにした演劇用の脚本を手掛けるなど、シナリオライティングの才能もある<ref>TV第556話『しょくぱん王子とてんどん姫』</ref>。やなせは、滝沢の「みなさーん!」という声が[[セックスアピール]]があってとても好きだと語っている{{Sfnp|『アンパンマンVSアンパンマン』|2000|p=160}}。
; {{Anchors|カバオくん}}カバオくん
: 声 - 柳沢三千代→山寺宏一
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第3話A「アンパンマンとはみがきまん」
: 茶色い[[カバ]]の男の子。[[#pic1|■トップ画]]にいる。オレンジ色の服(初期は水色の服の場合もあった)にグレーまたは紺色のズボン、茶色い靴を着用する。食いしん坊で、よくアンパンマンの顔やジャムおじさん達が焼いたパンや、ゲストキャラクターが作った料理を食べることが多い。一人称は「ぼく」。カバであるにもかかわらずカナヅチであるTV版初期は名前がなく「こどもA」などと呼ばれていたり、顔の色が肌色や青色だったこともある。慌て者でギャグメーカーとしての役割を担うことも多く、文学的でませた言葉遣いをする時もある。ピョン吉と一緒にチョコレート島で女の子だけのチョコレートパーティに参加するために女装をしたことがある。愛用のランドセルの色は黄金色。ニガウリマンに憧れて「カバウリマン」に扮し、正義の流れ者になろうとしたことがあるが、一人旅の恐ろしさと「ジャムおじさんのパンが食べられなくなる」との理由で結局は断念した<ref>TV第948話A『ニガウリマンとカバオくん』</ref>。現在の4人組の中では出番が多く、1人で登場したり他の生徒と登場することもあるが、初登場はピョン吉やウサ子より遅い。また、古株だがサブタイトルに彼の名前が載ったのは前述の話を含め僅か2話だけである。
: 2018年(平成30年)に行われた人気投票企画では、呼び捨てかつ平仮名混じりで「'''カバお'''」と表記されていた{{r|"news_投票2018"}}。
; {{Anchors|ピョン吉くん}}ピョン吉くん(ピョンきちくん)
: 声 - 佐久間レイ→冨永みーな→永掘美穂→鶴ひろみ→原えりこ、代役:江森浩子、[[鈴木富子]]、[[中山さら]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第2話A「アンパンマンとばいきんまん」
: [[ベージュ]]の色をした[[ウサギ]]の男の子。[[#pic1|■トップ画]]にいる。薄緑の服と靴にグレーのズボン。現在の4人組の中では運動神経が良く、足が速い。カバオくんとは張り合うことも多いが、彼の発言にツッコミを入れたりと基本的に仲良し。勇気も持ち合わせており、カバオくん達と一緒に協力してアンパンマン達を助けることも多い。一人称は「僕」または「俺」で、カバオくんやちびぞうくんをよく呼び捨てにする。現在は緑色の服を着ているが時期と話によっては[[オーバーオール]]を着ていることも多かった。弟がいる<ref>TV第75話B『アンパンマンとケンダマン』</ref>。TV版初期では茶色い毛で描かれたことがあり、ウサおの姿で「ピョン吉」や「ピョンすけ」と呼び名が異なったり語尾に「ピョン」を付けて話したりすることもあった。
; {{Anchors|ウサ子ちゃん}}ウサ子ちゃん(ウサこちゃん)
: 声 - 水谷優子→佐久間レイ→[[松井菜桜子]]→中村ひろみ→工藤晴香(第1709話 - )(2025年10月3日 - )、代役:横田みはる、[[佐武宇綺]]、[[村川梨衣]]、渕崎ゆり子
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第2話A「アンパンマンとばいきんまん」
: 白いウサギの女の子。ピンク色のワンピースと靴。現在の4人組の中では面倒見が良く、お菓子作りが得意でクッキーなどを作ってカバオくん達と一緒に食べている。一人称は「わたし」。絵画や一輪車も得意。レアチーズの飼い主でもあり、彼女が登場する話では一緒に登場することも多い。なお、基本的に脇役でありながら「サンサンたいそう」の1番の歌詞に登場している。彼女の一言が事件を解決する手掛かりになることもある<ref>TV第5話A『アンパンマンとひのたまこぞう』など。</ref>。
; {{Anchors|ちびぞうくん}}ちびぞうくん
: 声 - 坂本千夏
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第422話A「アンパンマンとちびぞうくん」
: [[1997年]](平成9年)初登場。フクシャレッドの服に茶色のズボン、黄土色の靴。小学校に転校してきたクリーム色の象の男の子。母親にでかこ母さん、父親にでかぞう父さんがいる。一人称は「僕」で、語尾に「〜だゾウ」とつけて話す。長い鼻は力が強く突風のような鼻息も起こせるため、ばいきんまんに一泡吹かせたりと初登場からしばらくは現在の4人組の中ではそれなりに活躍していた。カバオくんとは特に仲が良く、2人で行動していることも多い。小学校の生徒の中ではサブタイトルに載ることが多い。絵本ではでかこ母さんに会うまで泣き止まないエピソードがある。
; {{Anchors|ウサおくん}}ウサおくん
: 声 - 中村ひろみ→山寺宏一→原えりこ→[[篠原恵美]]、亀井芳子(OVA『いっしょにてあそび』)、[[高田由美]](代役)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第2話A「アンパンマンとばいきんまん」
: クリーム色のウサギの男の子。水色のベストに黄色い服と靴。ピョン吉と雰囲気が似ているが肌の色(ピョン吉より薄い)服装が違う。TV版初期はピョン吉とウサ子と3人1組でいることが多かった。
; {{Anchors|クマ太くん}}クマ太くん(クマたくん)
: 声 - 塩沢兼人、山寺宏一、坂本千夏 他(TVシリーズ)、山本圭子(映画:第4作)、[[川名真知子]](映画:第16作同時上映)、坂熊孝彦(映画:第22作)、青山桐子(OVA『いっしょにてあそび』)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第3話B「アンパンマンとしょくぱんまん」
: 濃い青緑色の[[クマ]]の男の子。黄色い線が入た山吹色の服にグレーのズボン、黄色い靴。性格はのんびりしている。小学校の生徒の中ではカバオくん達4人組に次いで登場することが多い。
; {{Anchors|ネコ美ちゃん}}ネコ美ちゃん(ネコみちゃん)
: 声 - [[こおろぎさとみ]]、かないみか、佐久間レイ、[[古川小百合]] 他(TVシリーズ)、[[小島悠理]](映画:第7作)、中村ひろみ(映画:第11作、第12作)、[[相橋愛子]](映画:第16作同時上映)、[[本間ゆかり]](OVA『アンパンマンとはじめよう!』シリーズ)
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第3話B「アンパンマンとしょくぱんまん」
: グレーの[[ネコ]]の女の子。赤紫のワンピースにピンク色の靴。性格は優しいが泣き虫な一面もある。小学校の生徒の中ではカバオくん達4人組に次いで登場することが多い。
; {{Anchors|モン吉くん}}モン吉くん(モンきちくん)
: 声 - 山寺宏一、鶴ひろみ、[[武政弘子]]、他(TVシリーズ)、まるたまり(OVA『いっしょにてあそび』)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第3話B「アンパンマンとしょくぱんまん」
: [[サル]]の男の子。薄いオレンジの服と靴にカーキ色のズボン。
; {{Anchors|キイ子ちゃん}}キイ子ちゃん(キイこちゃん)
: 声 - 兼子由利子、菊池志穂、高野美樹、坂本千夏、[[ふじたまみ]]、他(TVシリーズ)、[[松岡由貴]](OVA『いっしょにてあそび』)
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第15話A「アンパンマンとみずうみひめ」
: サルの女の子。ピンク色の服と靴に藤色のスカートまたは黄色い服にオレンジ色のスカートと靴。
; {{Anchors|ブタおくん}}ブタおくん
: 声 - 山寺宏一、坂本千夏、柳沢三千代、他(TVシリーズ)、島本須美(映画:第3作)、山田栄子(映画:第7作)、桜井敏治(OVA『勇気りんりん!おゆうぎしようね』)、[[佐藤ゆうこ (声優)|佐藤ゆうこ]](OVA『いっしょにてあそび』)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第3話B「アンパンマンとしょくぱんまん」
: [[ブタ]]の男の子。緑のベストに白い服と靴。TV版初期は、現在のカバオくんのようなキャラだった。食いしん坊で、昼食の食パンを10個食べようとして笑わせたこともある。
; {{Anchors|コン太くん}}コン太くん(コンたくん)
: 声 - 山寺宏一、[[渡辺久美子]]、[[内藤玲]]、ふじたまみ、他(TVシリーズ)、[[岸尾だいすけ|岸尾大輔]](OVA『勇気りんりん!おゆうぎしようね』)、[[中村千絵]](OVA『いっしょにてあそび』)、宮川美保(映画:第22作)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第7話B「アンパンマンとかぜこんこん」
: 茶色い[[キツネ]]の男の子。ピンク色の服に青紫のズボン、黄色の靴。TV版初期は「こんぎつねのコン太」という名前だった。語尾に「コン」を付けて話すこともある。
; {{Anchors|コン子ちゃん}}コン子ちゃん(コンこちゃん)
: 声 - [[小林沙苗]]、佐久間レイ(代役)
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第635話「ロールパンナとしょくぱんまん」
: キツネの女の子。
; {{Anchors|アライグマくん}}アライグマくん
: 声 - 野崎美子
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第7話B「アンパンマンとかぜこんこん」
: [[アライグマ]]の男の子。
; {{Anchors|メーコちゃん}}メーコちゃん
: 声 - [[安済知佳]]
: 性別 - 女 / 初登場回 - 映画『いのちの星のドーリィ』、TV第1149話B「バタコさんとショウガナイさん」(TVデビュー)
: 白い[[ヒツジ]]の女の子。黄色い服に黄色いスカート、黄緑色の靴。
; {{Anchors|校長先生}}校長先生(こうちょう せんせい)
: 声 - 山寺宏一→増岡弘→田原アルノ
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第11話B「アンパンマンとイタイノトンデケダケ」
: クマの[[校長|校長先生]]。ばいきんまんに襲われたジャムおじさんが彼に変装したことがある。映画には「キラキラ星の涙」で一度だけ登場したがセリフはなかった。
=== 町の住人 ===
; {{Anchors|犬のおまわりさん}}犬のおまわりさん(いぬのおまわりさん)
910 ⟶ 925行目:
: 声 - 冨永みーな(2018年1月分まで)→渕崎ゆり子(2018年3月分より)
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第337話A「チーズとレアチーズちゃん」
: めいけんチーズが一目惚れをした[[マルチーズ]](または、
; {{Anchors|でかこ母さん}}でかこ母さん(でかこかあさん)
: 声 - 島本須美
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第421話A「アンパンマンとでかこ母さん」
: ちびぞうくんの母親の[[ゾウ]]。ピンク色の服。とても大柄で息子のちびぞうくん以上に鼻の力や鼻息が強く、正義感もある。普段は優しいが怒ると非常に怖い。たとえ他所の子供であっても悪い行いをしていれば厳しく叱る肝っ玉母さんであり、ちびぞうくんのほか、多くの子供達にも慕われている。ばいきんまんにとっては苦手な人物の1人だが、ばいきんまんの変装を見抜きつつもお手伝いをさせたり、彼を甘えさせてあげたりと、母親らしい包容力も持ち合わせている。絵本『アンパンマンのこもりうた1
; {{Anchors|でかぞう父さん}}でかぞう父さん(でかぞうとうさん)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第567話A「クリームパンダとやみるんるん」
927 ⟶ 942行目:
: [[ヤギ]]の[[医師|医者]]で頑張り屋。かぜこんこんと顔を合わせたことがある。
; {{Anchors|ヤギおじさん}}ヤギおじさん
: 声 - 北村弘一→[[園部啓一]]→横尾博之→山寺宏一→坂熊孝彦→鈴木琢磨→[[宇垣秀成]]→坂熊孝彦→岡本幸輔→[[内藤玲]]、[[中博史]](代役)、屋良有作(映画:第34作)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第104話B「アンパンマンとかぜこぞう」
: [[風車]]小屋で[[粉]]を挽いているヤギの小父。ジャムおじさんに自分の挽いた小麦粉を分けている。「'''ヤギじいさん'''」と呼ばれることもある。朝焼け高原のヤギじいさんは黄金の小麦を1人で作っている。
939 ⟶ 954行目:
: 風車小屋に住んでいるロバの小父。ヤギおじさんと同様、ジャムおじさんに自分の挽いた小麦粉を分けている。かぜこんこんの寒風で風邪をひいてしまったが、かぜこんこんが悪さをしなくなったのでまた元気になった。
; {{Anchors|やぎおばさん}}やぎおばさん
: 声 - 京田尚子→
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第4話A「アンパンマンとらくがきこぞう」
: ヤギの小母。作ったばかりの[[料理]]をよくばいきんまんに盗まれる。パンの配達先として登場することが多い。
947 ⟶ 962行目:
: いつも素敵な[[絵画|絵]]を描いている町のヤギの[[芸術家]]。温泉に入りながらその情景をスケッチするほどに絵が好き。ドキンちゃんに絵を届けようとしたばいきんまんにさらわれたことがある。
; {{Anchors|ヤギオ}}ヤギオ
: 声 - [[白鳥由里]]、[[青山桐子]](OVA
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第557話B「だいすき!アンパンマン」
: ヤギおじさんの孫でヤギの男の子。祖父とは離れた場所で暮らしており、彼が住んでいる場所に行くまでアンパンマンの存在を知らなかった。そのため、アンパンマンに変装したばいきんまんに騙されてしまい本物のアンパンマンを悪者と思い込み嫌ってしまうが、ばいきんまんが現れたことで事実を理解し、騒動後に一連の出来事を謝罪しアンパンマンと友達になった。OVA「勇気りんりん
; {{Anchors|やぎ奥さん}}やぎ奥さん(やぎおくさん)
: 声 - 原えりこ
970 ⟶ 985行目:
: [[コマドリ]]の2人娘。いろんな情報を連絡をする町のお知らせ係。
; {{Anchors|カバオくんのお母さん}}カバオくんのお母さん
: 声 - 柳沢三千代→[[片岡富枝]]→坂本千夏→宮川美保→天野由梨、滝沢ロコ(映画
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第3話A「アンパンマンとはみがきまん」
: カバオくんの母親。口紅を塗っている。
; {{Anchors|カバオくんのお父さん}}カバオくんのお父さん
: 声 - 茶風林→山寺宏一、大塚明夫(代役)、富山敬(映画:第7作)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第148話B「くものもくちゃんとかいじゅうクモラ」
: カバオくんの父親。ひげをよく整えている。
1,000 ⟶ 1,015行目:
: 性別 - 女
; {{Anchors|ネコのお母さん}}ネコのお母さん
: 声 - 萩原えみこ、夏樹リオ(映画
: 性別 - 女
; {{Anchors|ブタおじさん}}ブタおじさん
1,009 ⟶ 1,024行目:
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第9話A「アンパンマンとそっくりぱん」
: [[ワニ]]の小父。家が火事になったところをアンパンマンに変装したばいきんまんにヘドロを掛けられてしまう。
=== 天空の住人 ===
1,124 ⟶ 1,069行目:
; {{Anchors|ゴミラ}}ゴミラ
: 声 - 高乃麗、[[はやみけい|速見圭]](代役:第305話)(1994年10月24日)
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第50話「アンパンマンとゴミラ」
: [[ごみ]]が大好物の[[怪獣]]の子。見た目は[[カモノハシ]]に似ている。
: 基本的に小さいサイズで登場するが、OPや一部のエピソード、映画などでは最初から巨大化した姿で登場することがある。
; {{Anchors|おにびこぞう}}おにびこぞう
1,136 ⟶ 1,081行目:
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第374話A「カレーパンマンととんかつひめ」
: とんかつ城のわがままな姫。頭の上の皿に[[豚カツ|とんかつ]]を乗せていて、そのほかは人間の外見をしている。世の中のことを勉強するためにとんかつ城からやってきた。笑い上戸な一面があり楽しいことがあるとすぐ笑うが、他人の不幸を喜ぶ悪い癖があり、酷い目にあっているのを見ると笑ってしまっていた。作るとんかつは最初は不味かったが、練習の末に美味しくできるようになった(ただし、なぜかばいきんまん達には不味いとんかつしか作れない)。頭の皿のとんかつが無くなると力が出なくなる。カレーパンマンとは、カツカレーを作ったことでそれが「最高の組み合わせ」と言われ、まるでとんかつ姫とカレーパンマンだと例えられ気が合った。
: 2016年
; {{Anchors|しずくぼうや}}しずくぼうや
: 声 - [[松本美和]](A)、原えりこ(B)、滝沢ロコ(C)
1,150 ⟶ 1,095行目:
: アルミの城に住むユニークで紳士的な[[伯爵]]。口癖は「アルミ〜」。体が[[アルミニウム|アルミ]]で出来ているためとても軽く強風で飛ばされやすいが逆に言えば身のこなしが軽いため、バイキンメカによる猛攻撃も難なく回避することができる。非常に物腰が柔らかいため、ばいきんまんやドキンちゃんも思わずお淑やかになってしまう。おいしいアルミ料理([[アルミホイル]]を使って調理したもの)を振る舞い、ダンスや手品でもてなす。持っているステッキでアルミ箔を自在に操ることができる。食べ物をご馳走になる時は、サンドイッチのような手掴みが一般的なものでもフォークとナイフを用いて上品に食べ、見た目から味まで丁寧に感想を述べる。
; {{Anchors|ショコラおばさん}}ショコラおばさん
: 声 - [[田中敦子 (声優)|田中敦子]](第974話Bパート - 第1611話Aパート)(2009年2月13日 - 2023年3月17日)→[[兵藤まこ]](第
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第974話B「ドキンちゃんとショコラおばさん」
: 人間の外見をした夫人。[[チョコレート]]菓子をご馳走したり作り方を教えたりしてくれる。
1,165 ⟶ 1,110行目:
* カステラ男爵については「[[#その他の友人]]」の節を参照。
; {{Anchors|カステラ姫}}カステラ姫(カステラひめ)
: 声 - [[宮村優子 (声優)|宮村優子]]
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第488話「アンパンマンとカステラの城」
: カステラ城の姫。頭に[[カステラ]]を乗せていること以外は人間の外見をしている。
1,200 ⟶ 1,145行目:
:
; {{Anchors|クレソンじいや}}クレソンじいや
: 声 - 辻親八
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第723話A「アンパンマンとサラダ姫」
: サラダ姫の[[執事]]。オレンジ色の[[ボウ]]を首に巻いている。口うるさいがまじめな性格。サラダ姫が立派に育つよう、毎日勉強を教えたりサラダを食べさせたりしているが彼女には辟易されている。隙を突かれてはこっそりと城を抜け出すサラダ姫には手を焼いている。
1,229 ⟶ 1,174行目:
==== モンブラン城の住人 ====
; {{Anchors|マロン姫}}マロン姫(マロンひめ)
: 声 - [[神田和佳]]→有島モユ→悠木碧(第1054話Aパート)(2010年10月15日)
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第149話A「アンパンマンとマロン姫」
: モンブラン城の姫。甘やかされて育ったので少々わがまま。モンブラン作りの練習を面倒臭がっているが、実際の腕は確かなようでその味はモンブラン王も認めるほど。オウムのクリとはとても仲良し。
1,260 ⟶ 1,205行目:
: 顔が[[草餅]]になっている、くさもち寺の[[和尚]]。おいしい草餅をご馳走したり作り方を教えたりしてくれる。草の種類にも詳しい。
; {{Anchors|そうめん和尚}}そうめん和尚
: 声 - 北村弘一→丸山詠二→相沢まさき
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第343話B「アンパンマンとそうめんおしょう」
: 外見が人間に近いそうめん寺の和尚。素麺を作るのが趣味ということから、みんなから「そうめん和尚」と呼ばれるようになる。みんなに流し[[素麺]]を御馳走してくれる。寺で熟成させた秘伝の素麺を作っている。気合いを入れて眉を伸ばし、敵と対峙する時もある。
1,296 ⟶ 1,241行目:
==== だいふく寺の住人 ====
; {{Anchors|だいふく和尚}}だいふく和尚
: 声 - 藤本譲(第606話Bパート - 第
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第606話B「ばいきんまんとだいふく和尚」
: だいふく寺の和尚で、いちごだいふくちゃんの祖父。寺に来た客に気前よく大量の[[大福]]をご馳走してくれる。ばいきんまん達にも分け隔てなく接する数少ない人物で、ばいきんまんが苦手としている人物でもある。「粘りが肝心」が口癖で大量の大福は全て1人で作っている。非常にマイペースで普段は寺の縁側で昼寝ばかりしており、一見怠け者に見えるが実際は働き者で寺を訪れた人のために裏でこっそり大福を作って用意してある。
1,305 ⟶ 1,250行目:
==== にんにく寺の住人 ====
; {{Anchors|にんにく和尚}}にんにく和尚<ref group="注">初期の頃は、第117話Aパート『アンパンマンとニンニクおしょう』と第233話Bパート『アンパンマンとニンニクこぞう』と第296話Bパート『ニンニクこぞうとギョーザくん』の '''エンディングクレジット'''では「'''ニンニク和尚'''」表記だった。'''図鑑シリーズ'''の「'''アンパンマン大図鑑プラス'''」(2018年6月 初版)までの図鑑では、名前が「'''ニンニクおしょう'''」表記だった。その後、「'''アンパンマン大図鑑 げんき100ばい★公式キャラクターブック★'''」(2023年10月 初版)では、「'''にんにくおしょう'''」表記となった。</ref>
: 声 - 村松康雄→山寺宏一→藤本譲→鈴木琢磨
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第117話A「アンパンマンとニンニクおしょう」
: にんにく寺の和尚。隠し味の[[ニンニク]]を伝えようとしている。慌てん坊なにんにくこぞうに手を焼いており、いつも一喝している。にんにくこぞうにパン工場へニンニクを届けさせるが大抵はニンニクの壺を忘れて行ってしまい、結局は自身が届けに行く
; {{Anchors|にんにくこぞう}}にんにくこぞう<ref group="注">初期の頃の第233話Bパート『アンパンマンとニンニクこぞう』と第296話Bパート『ニンニクこぞうとギョーザくん』の '''エンディングクレジット'''では「'''ニンニク小僧'''」表記だった。'''図鑑シリーズ'''の「'''アンパンマン大図鑑プラス'''」(2018年6月 初版)までの図鑑では、名前が「'''ニンニクこぞう'''」表記だった。その後、『'''アンパンマン大図鑑 げんき100ばい★公式キャラクターブック★'''』(2023年10月 初版)では、2025年現在と同じく『'''にんにくこぞう'''』表記となった。</ref>
: 声 - 江森浩子
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第233話B「アンパンマンとニンニクこぞう」
: にんにく寺で修行中の小坊主。「お寺の修行は辛いけど、修行を積めば和尚さ~ん♪」と歌いながら登場する。元気はいいが慌てん坊なのが玉に
: パン工場へニンニクを届けるよう和尚にお使いを頼まれるが、大抵は「ニンニクの壺を持ち忘れ : 初期の頃は「喧嘩っ早い」所もあった<ref>第296話Bパート『ニンニクこぞうとギョーザくん』(1994年8月22日放送)</ref>。
: その為、「'''ギョーザくん'''」と初めて出会った時には、お互いに大喧嘩<ref group="注">いつも通り、寺の庭の落ち葉とゴミの掃除をしていた'''にんにくこぞう'''だが、来客として来た'''ギョーザくん'''に向かって飛ばしてしまう。それなのにギョーザくんに謝らなかった為に、お互いに「こいつ」「こんな奴」と言いながら、殴り合いの大喧嘩を何度もする事になる。</ref>ばかりしていたが、最終的に 仲の良い名コンビとなった<ref>第296話Bパート『ニンニクこぞうとギョーザくん』(1994年8月22日放送)。「'''ニンニク和尚(にんにく和尚)'''」は、ギョーザくんとは既に知り合い同士で仲が良かったが、「'''ニンニクこぞう(にんにくこぞう)'''」は、この時にギョーザくんと初めて出会った。</ref><ref>第1422話Aパート『にんにくこぞうとぶたまんまん』(2018年9月21日放送)。'''にんにくこぞう'''と'''ギョーザくん'''が、'''約24年ぶり'''に再会をした回。2人の仲は良好であり、'''にんにく和尚'''も相変わらずギョーザくんとは仲が良かった。</ref>。
=== 森の住人 ===
1,396 ⟶ 1,344行目:
: [[ミノムシ|蓑虫]]の男の子。頭の角から糸を出して簔を作ったり木から木へ移動したり悪者を捕らえたりなどいろんな活用法がある。ばいきんまんに騙されてアンパンマンを捕らえるが騒動後、和解した。
; {{Anchors|シチューおばさん}}シチューおばさん
: 声 - 吉田理保子
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第358話A「ばいきんまんとシチューおばさん」
: 心まで温まるおいしい[[シチュー]]を作ってくれる小母。優しくて頼りになる性格で、初登場時に風邪をひいたドキンちゃんのためにばいきんまんにバイキン城に連れて来られるが、事情を理解したことで彼らにも分け隔てなく接していた。それ以降ばいきんまん達にとって希少な友好関係になり、彼女の前ではアンパンマン達がいても悪事を働かない描写もある。シチューおばさんの目の前でシチューを奪ったり、暴れたり、シチューおばさん自身を人質にしたり(「カレーパンマンとシチューおばさん」)することもある。丘の向こうの森の奥にあるシチュー用の鍋の形の家に住んでいる。
1,453 ⟶ 1,401行目:
==== カレンの森の住人 ====
; {{Anchors|カレン}}カレン
: 声 - 水谷優子→佐久間レイ→かないみか→横田みはる(映画
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第32話B「アンパンマンとカレンのもり」
: [[チョウ|蝶]]の女の子。ドキンちゃんと仲がいい。顔は人間である。同じ外見の別個体が複数いる<ref name="kemutan">TV第54話B『アンパンマンと毛虫のケムタン』</ref>。
1,495 ⟶ 1,443行目:
==== ジャングルの住人 ====
; {{Anchors|タータン}}タータン
: 声 - [[菅谷政子]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第34話「アンパンマンとタータン」
: ジャングルの平和を守っているとても強い男の子。外見は人間に近い。動物と仲良し。元ネタは「[[ターザン]]」から。
1,509 ⟶ 1,457行目:
==== 竹林の住人 ====
; {{Anchors|タケトンボマン}}タケトンボマン
: 声 - 中嶋聡彦→[[太田真一郎]]、
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第282話A「アンパンマンとタケトンボマン」
: ロケットのような頭に[[竹とんぼ]]が付いた男性。竹とんぼ作りが得意で、子供達に竹とんぼの楽しさを広めている。頭の上の竹とんぼを回すと[[ヘリコプター]]のように空を飛べる。竹とんぼ以外に[[竹]]で玩具や遊具も作れる。
1,564 ⟶ 1,512行目:
:
; {{Anchors|マゴマジョ}}マゴマジョ
: 声 - 本多知恵子→川澄綾子
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第249話A「ばいきんまんと魔法のホウキ」
: [[魔法]]の修行をしている[[魔女]]の孫の女の子。外見は人間に近い。心を持っている魔法の[[箒]]に乗ると空を飛べる。魔法がまだうまく使えなくてよくいじけてしまうが、一緒に共演するゲストや祖母に励まされてから自信を取り戻すことが多い。クリームパンダと仲が良く彼との共演も多い。いたずら好きでお調子者の魔法の箒を叱ったり、あかちゃんまんをあやしたりとしっかりしたところもある。ばいきんまん達に魔法の帽子と箒を奪われて悪用されることが多いが、彼らが悪さをしていなければ、優しく接したり仲良く遊ぶことがある。
1,580 ⟶ 1,528行目:
==== もりそば森の住人 ====
; {{Anchors|おこんちゃん}}おこんちゃん
: 声 - 原えりこ→[[明神あい|宮内あい]]→平野綾
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第429話A「おむすびまんとアングリラ」
: キツネの女の子。もりそば森にあるもりそば村でおいしい[[きつね (麺類)|きつねそば]]を作っている。化けることができる。
; {{Anchors|こん太郎}}こん太郎(こんたろう)
: 声 - 中村ひろみ→山寺宏一→長沢美樹→[[進藤サキ]]→徳本恭敏→岡本幸輔
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第429話A「おむすびまんとアングリラ」
: もりそば森のもりそば村に住むキツネの男の子。アングリラを倒すためのこんにゃく玉を持っている。
1,592 ⟶ 1,540行目:
; {{Anchors|たぬきおに}}'''たぬきおに'''
: 声 - 山寺宏一(映画
: 性別 - 男 / 初登場回 - 映画第2作同時上映「おむすびまん」、TV第460話A「アンパンマンとたぬきおに」(TVデビュー)
: おそろし山に住んでいる、[[タヌキ]]と[[鬼]]を合わせたような[[妖怪]]。食いしん坊で[[鍋料理]]を作るのが得意。頭に[[葉|葉っぱ]]を乗せて「たぬちっち、どろーん!」と唱えるといろんな姿に変身することができる。主な変身は巨大な怪物に変身すると普段の姿より力が強くなり並の攻撃ではビクともせず、コウモリに変身すると空を飛べるようになるが小柄になるので普段の姿より非力になる。他のキャラクターに変身することもできるが、尻尾だけそのままなのでめいけんチーズに見破られることが多い。アンパンマンに変身して本人と一緒にダブルパンチでばいきんまんをやっつけたこともある。映画『おむすびまん』では悪役でおむすびまんやこむすびまんを狙っていた(なお、デザインは現在のテレビアニメ版とは違う)。それから数年後にテレビアニメ版にも登場。お腹を空かせていたところをばいきんまん達にそそのかされてアンパンマンとパン工場を襲うが、そこでバタコさんに出会い彼女に一目惚れしてしまい、そのまま彼女を連れ去ろうとするがアンパンマン達に阻止されてしまいその場を逃走した。それ以降、彼女に好意を持ってしまいあの手この手で彼女を喜ばせようと鍋料理を振る舞ったり赤ちゃんに変身して彼女に甘えようとしたりするが、バタコさんに変装したばいきんまん達に騙されてアンパンマンを襲うことも多い。それでも最後は和解して終わり、アンパンマンからは「どこか憎めない」、ジャムおじさんからは「まるでホラーマンみたい」と評され良好な関係を築いている。映画と異なり、テレビアニメ版ではパン工場の仲間達や町の住民達と仲良くなっており、おむすびまんやこむすびまんとは初対面という設定から始まり仲良くしている。「たんたんたぬき」という言葉や音楽が聞こえると踊り出してしまうのと、梅干しなどの酸味のある物が苦手なのが弱点。本名は「たんたんたぬきのたぬきおに」だが、周りからは基本的に「たぬきおに」と呼ばれている。
1,616 ⟶ 1,564行目:
: 顔が[[クリ属|栗]]の小父。栗の木山の持ち主で栗料理の名人。栗の木山を守っている。余所者の栗拾いを禁止させていたが、アンパンマンに助けられてからは栗拾いを許可してくれた。
; {{Anchors|しかくおに}}しかくおに
: 声 - 千田光男(第162話Bパート
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第162話B「アンパンマンとしかくおに」
: 四角い顔をした[[鬼]]。しかく山に住んでいる。丸い物が大の苦手であり、[[金砕棒|金棒]]で叩くと何でも[[四角形|四角]]になる。当初はアンパンマンの丸い顔も嫌っていたが、現在では克服している。丸い物全般が平気になれるよう日夜山奥でトレーニングしている。さんかくまんと共演した話ではばいきんまんに騙されて「四角が一番」と言って町中をなんでも四角くしてさんかくまんと喧嘩をしたが、ばいきんまんの仕業だと気づきばいきんまんとの騒動後はお互い仲直りした<ref name="marusankaku">TV第217話A『アンパンマンとまる・さんかく・しかく』</ref>。
1,636 ⟶ 1,584行目:
: おんせんくんの母親。息子が立派なおんせんまんになれるように応援している。
; {{Anchors|しぶがきじいさん}}しぶがきじいさん
: 声 - 辻村真人
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第210話B「メロンパンナとシブガキじいさん」
: 柿山の民家に住む[[カキノキ|渋柿]]の小父。少し頑固で怒りっぽいが、曲がったことが大嫌いな優しい人。自分の柿畑で育てた渋柿の実でおいしい[[干し柿]]を作っている。
1,668 ⟶ 1,616行目:
: 頭が[[ホオズキ|鬼灯]]の形の女の子。夕焼け山の畑で育てた鬼灯を配り、遊び方を教えてくれる。
; {{Anchors|ゆげ仙人}}ゆげ仙人(ゆげ せんにん)
: 声 - [[丸山詠二]]→[[松山鷹志]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第397話B「アンパンマンとゆげせんにん」
: 山奥にある[[温泉]]の主の仙人{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=235}}。普段は温泉の岩の隙間に栓をした状態で封印されている。持っている[[パイプ (たばこ)|パイプ]]で[[水蒸気|湯気]]を吹き出す。吹き出した湯気や自身を色々な物に姿を変えさせたり(湯気でできたものは自分の意志で動くことが可能)、湯気で物を湿らせたりすることができる。ばいきんまんに利用されて町の住民を湯気で困らせることが多い。ただし、本人には悪気はないので今までの行いを反省しアンパンマンたちと和解することもある。
; {{Anchors|もくもく仙人}}もくもく仙人(も
: 声 - 池田勝→仲野裕
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第402話A「アンパンマンとまほうのもくば」
1,700 ⟶ 1,648行目:
: チンゲンサイの弟子。野菜作りを手伝いながら強くなるための修業中。野菜作りに関しては人一倍自信があるが、チンゲンサイからは「まだまだ修行が足りない」と窘められている。
; {{Anchors|ウーロンさん}}ウーロンさん
: 声 - 北村弘一→二又一成
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第508話B「アンパンマンとウーロンさん」
: 外見は人間に近い頭に[[急須]]を乗せた老人。頭の急須でお湯を沸かして、[[烏龍茶]]を入れてくれる。烏龍茶のほかに、[[ヤムチャ]]料理も御馳走してくれる。達観した性格でうろうろと散歩をするのが趣味。飄々とした動きでばいきんまんを軽くあしらうほどの実力者だが、頭の急須の烏龍茶がなくなると力が出なくなってしまう。
1,734 ⟶ 1,682行目:
==== あめふり山の住人 ====
; {{Anchors|あめふりアメちゃん}}あめふりアメちゃん
: 声 - [[松本伊代]](映画
: 性別 - 女 / 初登場回 - 映画第9作目「虹のピラミッド」、TV第622話A「アンパンマンとあめふりアメちゃん」(TVデビュー)
: あめふりおにの孫娘の子鬼。顔が人間。祖父と一緒にあめふりマシンで[[雨]]を降らせるのが仕事。短気で負けず嫌いな性格で、マシンが故障すると「オンボロ」と呼んだり八つ当たりしたりする。
; {{Anchors|あめふりおに}}あめふりおに
: 声 - 加藤正之→玄田哲章(映画
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第102話A「アンパンマンとあめふりおに」
: 雨が降らなくて困った時、あめふりマシンで[[雨]]を降らせてくれる心の優しい鬼。孫娘のあめふりアメちゃんにはいつも困らされている。初登場の時点でばいきんまんとはお互い存在を知っていた。初登場時は[[九州弁]]で話していたが、「虹のピラミッド」以降は標準語になっている。
1,860 ⟶ 1,808行目:
==== 砂漠の住人 ====
; {{Anchors|すなおとこ}}すなおとこ
: 声 - [[玄田哲章]]、[[こばたけまさふみ]](代役:第1669話Aパート)(2024年9月27日)、山寺宏一(映画:第21作)、別個体の声 - 三ツ矢雄二(映画:第9作)
: 性別 - 男 / 初登場回 - 映画「キラキラ星の涙」、TV第45話A「アンパンマンとすなおとこ」(TVデビュー)
: 身体が[[砂]]でできている[[魔人]]。アンパンマン号やもぐりんを掌に乗せるほどの大きさである。周囲の砂を吸収して巨大化したり、砂の中に潜ったりすることも可能である。
: 一人称は「わし」<ref>映画9作目『'''虹のピラミッド'''』の「'''すなおとこ'''」と「'''トライアングルを持つすなおとこ'''」も同じ。</ref><ref group="注">映画1作目『'''キラキラ星の涙'''』と、TV第250話『消えたジャムおじさん』(1993年9月27日放送)では、一人称は「'''俺'''」となっていた。</ref>。
: [[砂漠]]の宝(正体は地下に封印された[[オアシス]]の水)を守ったり、砂漠の警備をしたりしている。パン工場や町にもやってきたこともある。また、青い色の砂の小鳥を大事に飼っている。手に持っている細長い[[ラッパ|砂笛]]の音の魔力で[[砂嵐]]と[[流砂]]を起こしたり、砂の兵士を大量に生み出して戦わせたりするなど、砂を自由自在に操ることが出来る。砂でできているため「アンパンチ」などは効かない。ただし、水に弱く、濡れると溶けてしまうが、太陽の熱で乾くと復活する。涙も砂でできている。砂漠を荒らす者には容赦しないが、コキンちゃんのようなわがままな女の子に弱い節があり、コキンちゃんに泣かされた事もある<ref>第1245話Bパート『コキンちゃんとすなおとこ』(2014年12月5日放送)。'''すなおとこ'''の涙も、砂の涙となっていた。</ref>。氷の女王などと同様、やられてもまた復活して登場するので不死身の模様。
: 誤解の解かれたアンパンマン達や、砂漠を荒らす者を教えてくれた、あるいは砂漠で世界を支配しようと提案するばいきんまんを仲間と見做して協力するが、本人の主観で敵と思われる行動を取った場合、彼らと敵対することもある。映画版では4回も敵役として登場しており、ばいきんまんを除く敵キャラクターの中でもっとも多く登場している。
: 映画『虹のピラミッド』では完全な悪役として登場し、複数出現したが別人なのか同一人格なのかは不明。1人目がTV版と同様に砂嵐と流砂を起こす細長いラッパを持っているほかに、[[トライアングル]]を持っている2人目は打ち鳴らしたトライアングルから何でも[[ピラミッド]]の形に変えてやがて石になってしまう三角形の煙の輪を発射する。ばいきんまん達と手を組んで虹の星の虹の玉を奪い砂漠に変えてしまい、やがてばいきんまん達をも裏切り自分達が星を支配しようと企む。アンパンマンと助けに来たロールパンナに一度は倒されたように見えたが、すぐに大群となって追い詰める。しかし、アメちゃんが掘り当てた地下水に全員飲み込まれ、ピラミッドにされた人々も元に戻った。
: なお、この『虹のピラミッド』を題材にしている振り付けダンスDVD『おどろうよ! アンパンマンたいそう&レインボーたいそう』<ref>2002年9月25日発売。型番「VPBE-11519」。</ref>の『虹をつくる歌』の映像で、すなおとこ、トライアングルを持つすなおとこの2人が、アンパンマン、ばいきんまん、レインボー王子、アメちゃん達と共に、笑顔で仲良く踊っており、敵としては登場しなかった。
: 映画『妖精リンリンのひみつ』では、氷の城に住んでいる氷の女王の存在を知っていた。
: アンパンマン音楽館では悪役ポジションとして登場しており、「とべ!カレーパンマン」では3体登場してカレーパンマンに成敗され、「パンナのパンチ」では氷の女王やくらやみまんと共にメロンパンナのメロメロパンチでメロメロにされたりしている。
:; {{Anchors|砂の小鳥}}砂の小鳥(すなのことり)
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第383話B「ばいきんまんとすなおとこ」
:: すなおとこが大切に飼っている、砂で出来た[[鳥類|小鳥]]。一見色鮮やかで、尾羽が凄く長い外見だが、砂で出来ているため触ると壊れてしまう<ref>ばいきんまんが ドキンちゃんに頼まれて捕まえた時に、木から落ちてしまった時に潰してしまい 体が崩れて普通の砂になってしまったが、すぐに自己再生が出来る。</ref>。ドキンちゃんに気に入られて連れて行かれるが、ばいきんまんが「アンパンマンが砂の小鳥を盗んだ」とすなおとこに嘘をついた事でアンパンマン達が攻撃されるが、最終的に誤解が解ける。
:; {{Anchors|砂の兵士}}砂の兵士(すなのへいし)
:: 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第383話B「ばいきんまんとすなおとこ」
:: 砂で出来た鎧の兵士。すなおとこのラッパの音の魔力で大量に誕生して、手に持つ剣で攻撃して戦う。言葉は話せない。
:: アンパンチで攻撃されて体が崩れても、何度も自己再生する<ref group="注">メロンパンナの'''メロメロパンチ'''で攻撃しても、体が崩れるだけで、メロメロにはならない。</ref>。すなおとこが「ばいきんまんに騙されていた」事を知った後は、バイキンUFOに向かって槍を投げて攻撃したり、集団でアンパンマンを助けるが、バイキンUFOのマジックハンドで槍を防がれたり、兵士達がハンマーで攻撃されてしまう。その後、メロンパンナが落としそうになった「アンパンマンの新しい顔」を、集団でトスしながらアンパンマンに届ける大活躍を見せた。その後は、元の砂に戻った。
; {{Anchors|すなぼうや}}すなぼうや
: 声 - [[椎名へきる]]
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第1669話А「アンパンマンとすなぼうや」
: 砂の子供。外見は『'''すなおとこ'''』に似ているが、身長は「'''ちびぞう'''」と同じ位の大きさ。いつも半目。一人称は「おいら<ref>字幕表示の表記。</ref>」。
: '''すなおとこ'''とは、同じ砂漠の住人同士という関係であり、初めから知り合い同士だが親子、身内関係では無い<ref>2度目の登場回の第1690話Aパート『ばいきんまんとすなぼうや』(2025年4月4日放送)では、すなおとこの事を普通に「'''すなおとこ'''」と呼んでいる。</ref>。
: 彼と同様、砂の中を自由自在に移動する事が出来る。笛(ラッパ)<ref>黄緑色のラッパ。</ref>で砂を操ったり、砂嵐を起こす能力を持つが、まだ上手くラッパを吹く事が出来ない為に小さな竜巻しか出せないので、いつも頑張って練習している。自分と同じ姿の分身を1人だけ作る事も出来る<ref>第1690話Aパート『ばいきんまんとすなぼうや』(2025年4月4日放送)にて明らかになった。ちゃんと歩く事も可能であり、この分身を操ってクリームパンダやカバ夫達と「'''だるまさんがころんだ'''」をして遊んだ。しかし風が吹いたら分身は崩れて消えてしまった。それでもちびぞう達は「すごい!」と感心していた。</ref>。アンパンマンやジャムおじさん達、クリームパンダ、カバ夫、ちびぞうと仲良しになる。<ref>第1669話Aパート『アンパンマンとすなぼうや』(2024年9月27日放送)でアンパンマンやジャムおじさん達、クリームパンダと出会い、第1690話Aパート『ばいきんまんとすなぼうや』(2025年4月4日放送)でカバ夫、ちびぞうと仲良くなった。</ref>。
: すなおとこには冷たい態度で相手をされてしまっているが、ピンチの時には、すなおとこが助けてくれる事もあるので、すなおとこには感謝している。実は、すなおとこに憧れており<ref>第1690話Aパート『ばいきんまんとすなぼうや』(2025年4月4日放送)の終盤で明らかになる。ホームページの「'''あらすじ紹介'''」でも、「すなおとこに憧れている」事が記載されている。</ref>、いつか彼のように上手にラッパを吹きながら砂漠の平和を立派に守る事を夢見ている<ref>ジャムおじさんとアンパンマンも、すなぼうやの夢を応援していた。</ref>。
; {{Anchors|ラクダット}}ラクダット
: 声 - 川島千代子
1,922 ⟶ 1,893行目:
:
; {{Anchors|サボテンマン}}サボテンマン
: 声 - 宇垣秀成→内田直哉→山寺宏一→
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第270話B「ハンバーガーキッドとサボテンマン」
: 西部の荒野を守っている[[サボテン]]の大男。口から出すトゲが武器{{Sfnp|『アンパンマン大図鑑』|2013|p=83}}。身体の中に水を溜めこんでおり、旅人に水を与える。初登場回ではばいきんまんに騙されてアンパンマンやハンバーガーキッド達を襲うが、ばいきんまんに用住みにされたところをアンパンマンに助けられて和解し、ハンバーガーキッドと共に西武の平和をまめ守ることを誓った。近年{{いつ|date=2016年8月}}の作品ではやきそばパンマンと共演することが多い。乾燥には強いようでお腹が空いて困っていた時に、ジャムおじさんからパンをもらったが水無しで食べていた。映画『やきそばパンマンとブラックサボテンマン』では、ばいきんまんの作戦でブラックちくりんに刺されてしまい、ブラックサボテンマンになってしまったが、メロンパンナのメロンジュースで元に戻った。
1,946 ⟶ 1,917行目:
:
; {{Anchors|クマ市長}}クマ市長(クマしちょう)
: 声 - [[稲川淳二]](映画
: 性別 - 男 / 初登場回 - 映画第11作同時上映「やきそばパンマンとバイキン西部劇 - アンパンマンとたのしい仲間たち(Bパート)」、TV第576話A「ハンバーガーキッドとカップラーメンマン」(TVデビュー)
: 町の町長を務めている熊の小父。やきそばパンマンと同様、ダンスは苦手。TV第1042話B「ハンバーガーキッドとマダム・ナン」では、ナンがどのような料理かを知らなかった。
1,971 ⟶ 1,942行目:
==== 虹の岬の住人 ====
; {{Anchors|とうだいまん}}とうだいまん
: 声 - 目黒裕一→辻谷耕史→島香裕
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第83話B「アンパンマンととうだいまん」
: 虹の岬で毎晩、海や空を光で照らして港の安全を守っている[[灯台]]の巨人。太陽の光をエネルギーにしている。建物でありながら手足が生えており歩くことができるが、巨体ゆえに周囲一帯に大きな地響きを伴う。また、歩きすぎると光を照らすエネルギーが切れてしまう。初登場時、ばいきんまんに騙されてアンパンマンを襲うが、自身がピンチになった時に身を挺して彼に守られたことで騙されたことに気付き、パン工場に運んだ。フランケンロボくんが登場してからはモブとしての登場が多い。このキャラクターはギネス世界記録1768体のキャラクターの中には入っていないが、これは「建物だから」という理由でギネスに却下されたため<ref group="注">『[[スタジオパークからこんにちは]]』の2009年(平成21年)10月21日放送回での、やなせのコメントより。</ref>。
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: 声 - [[TARAKO]](第375話 - 第1625話Aパート)(1996年4月22日 - 2023年7月21日)→[[高山みなみ]](第1668話Bパート - )(2024年9月20日 - )
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第375話「アンパンマンとフランケンロボくん」
: [[雷]]の力で命を持った小さな[[ロボット]]の男の子。元々はばいきんまんが一旦作り、失敗したと思い込んで捨てたメカにもかかわらず、ばいきんまんのことを「パパ」と呼んでいる。ばいきんまんの行動を何でも「自分と遊んでくれている」と思いこみ、非常に純粋な性格。寂しがり屋で、触ると何でも感電してしまうので友達が出来ないのが悩み<ref group="注">なお、夢の国にいる時は、ばいきんまんに触れても感電することはない。</ref>。だがのちにカバ夫くん達と仲良くできた。雷が平気なかみなりピカタンとはすぐに打ち解けた。会うとすぐに抱きついて感電させられるので作った本人であるくせにばいきんまんの苦手な人物の一人。フランケンロボくんが現れると、「なんでおまえがここに…。」と動揺し、フランケンロボくんの持つ電流の力から逃れるために逃げる。その特徴から彼の扱いに困惑されるが、とうだいまんの助手として、居場所をアンパンマンにあてがわられる。時々、とうだいまんに休みをもらってはパパであるばいきんまんに会いに行こうとする。アンパンマンやジャムおじさんたちはフランケンロボくんがばいきんまんをパパと慕い、好い様に利用されて酷い目に遭わされた事を知っているが、ばいきんまんがアンパンマンたちにいつも悪さをしている事などは伝えず、仲良く接している。ニガウリマンが弾くギターの音色を聞いて、「パパとは今別々に暮らしているけど、いつも遊んでくれるパパのために僕からギターを聞かせてあげたい」と願い出る。ニガウリマンは「小さいのに苦労しているなぁ」と感動して、フランケンロボくんのために木製のギターを作ってプレゼントする。フランケンロボくんが喜んでギターを弾くと、電流が伝わってかっこいい[[エレクトリック・ギター|エレキギター]]のようになり、ニガウリマンもフランケンロボくんのギターのセンスを認めた。
==== 農場・畑の住人 ====
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: [[サツマイモ]]の男の子。畑で育てたサツマイモでおいしい[[石焼き芋|焼き芋]]を作ってくれる。本名は「'''スイートポテト・ジュニア'''」<ref group="注">初登場時はアンパンマンは単に「'''ジュニア君'''」って呼んでた。</ref>。初登場時は家の焼き芋屋を継ぐために父親から町で修行をするよう促されていたが、本人は未熟なこともあってあまり気が乗っていなかったが、様々な経験をして一人前の焼き芋屋になった。ばいきんまんに屋台を壊されてしまったが、ジャムおじさんに新しい屋台を作ってもらった。外見が全く異なるが弟にバロンヤッキーがおり、サツマイモの価値観で反りが合わなくよく喧嘩するが本当は弟想いである。
; {{Anchors|モオさん}}モオさん
: 声 - 島田敏→世田一恵→増岡弘→花輪英司→[[新田英人]]→増岡弘→梁田清之→山寺宏一→坂熊孝彦→山寺宏一→
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第158話B「アンパンマンとまきばのモオさん」
: [[牧場]]で働きおいしい[[牛乳]]を町や学校などに配っている[[ウシ|牛]]の男性。普段は優しいが、赤い物を見ると興奮する癖がある。一人称は「オイラ」で、語尾に「モオ」を付けて話す。同じく学校に給食を配っているしょくぱんまんと仲が良い。
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==== てんどんまん ====
; {{Anchors|ちゃわんどんまん}}ちゃわんむしどんまん
: 初登場回 - TV第812話A「てんどんまんとちゃわんむしまろ」
: ばいきんまんに中身を食べられ、頭の中にちゃわんむしまろの茶碗蒸しが入ったてんどんまん。「どんぶり貴族」を名乗り、マイペースになる。
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; {{Anchors|ブラックロールパンナ}}ブラックロールパンナ
: 初登場回 - 映画第7作目「ゆうれい船をやっつけろ!!」、TV第378話A「ロールパンナのふたつのこころ」(TVデビュー)
: 悪い心が強化した時のロールパンナ。体色が黒くなり、瞳の色が青から赤に変化する。同時に
: 映画版ではドクター・ヒヤリにまごころ草の花粉を取り除かれたこと、TV版でばいきんまんにバイキン草の力を増幅されたことがきっかけとなり誕生した。ばいきんまんの命令でアンパンマン達と敵対することが多いが、必ずしもばいきんまんに従うわけではない。
: 性格は非常に好戦的。攻撃方法は良い心とほぼ同じだが、より攻撃性が高くなり、戦闘能力もアンパンマンを大きく凌ぐ。良い心とは[[解離性同一性障害|別人格]]であるが、記憶は共有している。
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: 初登場回 - TV第276話B「アンパンマンとタイヤくん」
: ばいきんまんに騙されて、暴れたくなる空気を入れられ巨大化してしまったタイヤくん。
; ビー玉化石の魔王
: 初登場回 - 1681話B「びいたんと化石の魔王」
: びいだまんによってビー玉に変えられた化石の魔王。息を吐けなくなった代わりに体当たりやジャンプで化石に変える能力を手に入れた。
== 分身キャラクター ==
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: 声 - 戸田恵子
: 性別 - 男 / 初登場回 - TV第8話A「アンパンマンとたんこぶまん」
: アンパンマンの
; 大群ドキンちゃん
: 性別 - 女 / 初登場回 - TV第201話B「アンパンマンと3ばいばいきんまん」
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