「信長 KING OF ZIPANGU」の版間の差分
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| 脚本 = [[田向正健]]
| プロデューサー = 八木雅次
| 出演者 = [[緒形直人]]<small><br>(以下五十音順<!--「[[プロジェクト:大河ドラマ#「Template:基礎情報 テレビ番組」の「出演者」欄のクレジット順]]」のルールにより、五十音順以外の順列にしないで下さい。-->)</small>
| ナレーター = ランシュー・クリストフ
| 字幕 =
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主演に抜擢されたのは[[緒形直人]]で、大河ドラマ出演は1990年の『[[翔ぶが如く (NHK大河ドラマ)|翔ぶが如く]]』以来。『太閤記』(1965年)『峠の群像』(1982年)において主演を務めた[[緒形拳]]の二男で、親子2代での大河ドラマ主演となった。主役が若いこともあり、[[菊池桃子]]・[[仲村トオル]]・[[杉本哲太]]・[[的場浩司]]・[[中山美穂]]など若手俳優を多数起用した。緒形は『[[予備校ブギ]]』などに代表されるように繊細でナイーブな青年役を多く演じてきたため、配役が決定した際は多くのメディアで役柄への懸念が伝えられた<ref>[[時代劇専門チャンネル]]特別番組「研究・織田信長〜NHK大河ドラマにみる信長の魅力〜」内・緒形直人インタビューより。</ref>。緒形本人も最初オファーをもらった際に、「織田信長といえば強くて豪快な人物で、それまで自分がやってきた役と照らし合わせてもイメージが違うのではないか」と思ったようである<ref>NHK大河ドラマ・ストーリー「信長」(日本放送協会出版、1992年)p10-11、緒形のインタビューより</ref>。しかし、ひげをつけ、かつらをかぶった緒形の信長像は「歴代の信長を演じてきた俳優の中で、歴史の教科書に載っている肖像画に最も似ている」と評された<ref>[[時代劇専門チャンネル]]特別番組「研究・織田信長〜NHK大河ドラマにみる信長の魅力〜」内・[[市川森一]]他の発言より。</ref>。
[[ポルトガル]]人の[[イエズス会]][[宣教師]]である[[ルイス・フロイス]]の視点から織田信長を描くという手法がとられ、劇中でのフロイスをフランス人モデルの[[フランク・ニール]]が、日本語によるナレーションをランシュー・クリストフが務めた。ナレーションでは「聞くところによると」というフレーズが特に多用された。また、数多い戦国時代を舞台とした大河ドラマの中でも、とりわけ[[キリシタン]]の描写に重点が置かれた作品である
時代設定にリアリティを出すため、屋内のシーンは照明を抑えて撮影されていたが、視聴者から「見づらい」「場面が暗すぎる」とのクレームが相次いだこともあり、中盤より通常の明るさに変更された。
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=== 織田家 ===
* [[織田信長]]:[[森田洸輔]]→[[山根隆明]]→[[緒形直人]]
* [[濃姫|帰蝶]]:[[榎本夕希]]→[[菊池桃子]]
* [[土田御前|るい]]:[[高橋惠子]]
▲*: 信長との親子関係は微妙であり中々気持ちが通じ合わない。一時は随天と恋仲となり信長を苛立たせたことも。信長が安土城を建てると一緒に住み、その安土城において信長の死の知らせを聞く。
* [[生駒吉乃|しの]]:[[高木美保]]
* [[お市の方|市]]:[[中野美穂 (子役)|中野美穂]]→[[鷲尾いさ子]]
* [[興雲院|なべ]]:[[若村麻由美]]
* [[織田信秀]]:[[林隆三]]
* [[織田信定]]:[[船越英二]]
* [[織田信忠]]:[[類家大地]]→[[寺沢昌純]]→[[青木海]]→[[藤田哲也 (俳優)|藤田哲也]]→[[東根作寿英]]
* [[織田信雄]]:[[田原慎太郎]]→[[大泉翼]]
* [[徳姫|五徳]]:[[三海菜穂美]]→[[井上亜子]]→[[西村裕子]]→[[成田恵]]
* [[織田信広]]:[[村田泰則]]→[[岸本一人]]
* [[織田信行]]:[[内山眞人]]→[[大友大輔]]→[[保阪尚希|保阪尚輝]]
* 清:[[君島十和子|吉川十和子]]
* [[織田信治]]:[[神田雄次]]
* [[織田信光]]:[[長谷川明男]]
* [[織田信次]]:[[菊池隆則|菊池孝典]]
* [[織田秀孝]]:[[谷田真吾]]
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=== 信長の家臣とその関係者 ===
* [[林秀貞|林通勝]]:[[宇津井健]]
* [[池田恒興]]:[[坂本徳志]]→[[的場浩司]]
* [[柴田勝家]]:[[滝田栄]]
* 木下藤吉郎→[[豊臣秀吉|羽柴秀吉]]:[[仲村トオル]]
* [[高台院|ねね]]:[[中山美穂]]
* [[明智光秀]]:[[マイケル富岡]]
* [[明智秀満]]:[[小野了 (俳優)|小野了]]
* [[細川ガラシャ|玉]]:[[今村恵子]]
* ゆい:[[生田智子]]
* [[稲葉良通]]:[[篠田三郎]]
* [[佐久間信盛]]:[[田中健 (俳優)|田中健]]
* [[佐久間盛重]]:[[本郷功次郎]]
* [[平手政秀]]:[[二谷英明]]
* [[平手久秀|平手五郎右衛門]]:[[黒田アーサー]]
* [[内藤勝介]]:[[塚本信夫]]
* [[滝川一益]]:[[柴俊夫]]
* [[丹羽長秀]]:[[杉本哲太]]
* [[前田利家]]:[[橋爪淳]]
* [[細川藤孝]]:[[勝野洋]]
* [[細川忠興]]:[[小林秀樹]]
* [[河尻秀隆]]:[[森田順平]]
* [[森可成]]:[[三上真一郎]]
* [[森長可]]:[[野尻忠正]]
* [[森成利|森蘭丸]]:[[竜小太郎|石野太呂字]]
* [[森長隆|森坊丸]]:[[芦田昌太郎]]
* [[斎藤利三]]:[[渕野俊太]]
* [[不破光治]]:[[石山律雄]]
* [[村井貞勝]]:[[西田圭]]
* [[毛利良勝|毛利新助]]:[[青木健 (俳優)|青木健]]
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* [[松永久秀]]:[[清水綋治]]
* [[荒木村重]]:[[本田博太郎]]
* [[高山友照|高山飛騨守]]:[[清水善三]]
* [[高山右近]]:[[冨家規政]]
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=== 諸大名・武将 ===
* 松平元康→[[徳川家康]]:[[郷ひろみ]]
* [[築山殿]]:[[島村佳江]]
* [[松平信康|徳川信康]]:[[金子勝 (俳優)|金子勝]]→[[早川亮]]
* [[水野信元]]:[[大林丈史]]
* [[酒井正親]]:[[大和田伸也]]
* [[酒井忠次]]:[[林邦応]]
* [[石川家成]]:[[長棟嘉道]]
* [[平岩親吉]]:[[小野進也]]
* [[本多重次]]:[[高品剛]]
* [[鳥居忠吉]]:[[滝田裕介]]
* [[斎藤道三]]:[[芦田伸介]]
* [[斎藤義龍]]:[[広岡瞬]]
* [[斎藤龍興]]:[[渡浩行]]
* [[堀田道空]]:[[中井啓輔]]
* [[斯波義統]]:[[山本寛 (俳優)|山本寛]]
* [[斯波義銀]]:[[山本耕史]]
* [[織田信友]]:[[辻輝猛]]
* [[坂井大膳]]:[[鈴木瑞穂]]
* [[今川義元]]:[[柴田侊彦]]
* [[朝比奈泰能]]:[[俵一]]
* [[浅井久政]]:[[寺田農]]
* [[浅井長政]]:[[辰巳琢郎]]
* [[淀殿|茶々]]:[[田原加奈子]]
* [[崇源院|お江]]:[[津川里奈]]
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* [[大野木秀俊|大野木土佐守]]:[[阿部六郎]]
* [[朝倉義景]]:[[北村総一朗]]
* [[朝倉景鏡]]:[[田嶋基吉]]
* [[朝倉景健]]:[[門田俊|門田俊一]]
* [[朝倉景恒]]:[[伊藤昌一]]
* [[足利義輝]]:[[宮田恭男]]
* [[足利義昭]]:[[花柳寿楽 (3代目)|青山裕一]]
* [[和田惟政]]:[[新井康弘]]
* [[三淵藤英]]:[[渡辺寛二]]
* [[上野清信|上野秀政]]:[[横光克彦]]
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* [[三好長慶]]:[[中丸新将]]
* [[六角義賢|六角承禎]]:[[平泉成]]
* [[六角義治]]:[[山口晃史]]
=== イエズス会 ===
* [[ルイス・フロイス]]:[[アダム・ロビンス]]→[[フランク・ニール]]
* 慈海→[[ロレンソ了斎|ロレンソ]]:[[稲川淳二]]
* [[フランシスコ・ザビエル|ザビエル神父]]:[[テレンス・オブライエン|テリー・オブライエン]]
* [[ガスパル・ヴィレラ|ヴィレラ]]:テリー・オブライエン([[二役]])
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* [[フアン・フェルナンデス (宣教師)|フェルナンデス修道士]]:[[アルメイダ・ジョワリ]]
* [[アレッサンドロ・ヴァリニャーノ|ヴァリニャーノ]]:[[ブライアン・バークガフニ]]
* [[グネッキ・ソルディ・オルガンティノ|オルガンティーノ]]:[[フランコ・マウリッリ|細川フランコ]]
* [[フランシスコ・カブラル|カブラル]]:[[ジョバンニ・プッチ]]
* [[ヤジロウ|ヤジロー]]:[[龍飛雲]]
* [[弥助|ソテロ]]:[[リード・ジャクソン]]
* [[伊東マンショ]]:[[重富孝]]→[[木村直雄樹]]
* [[千々石ミゲル]]:[[佐藤洋匡]]→[[長崎真純]]
* [[原マルティノ|原マルチノ]]:[[柴田宗典]]→[[植松良介]]
* [[中浦ジュリアン]]:[[光行透]]
* [[ディオゴ・メスキータ|メスキータ]]:[[ファビオ・ブッソーティ]]
: 天正遣欧少年使節に随行した、イエズス会の通訳。
* [[グレゴリウス13世 (ローマ教皇)|グレゴリウス十三世]]:[[アントニオ・カンテリーニ]]
=== その他 ===
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* [[小西行長]]:[[伊藤秀]]
* [[顕如]]:[[伊藤富美也]]
* [[教如]]:[[原豊]]
* [[朝山日乗]]:[[内田勝正]]
* [[飛鳥井雅教]]:[[松橋登]]
* [[勧修寺晴豊]]:[[堀内正美]]
* [[日野輝資]]:[[佐藤淳 (俳優)|佐藤淳]]
* [[立入宗継]]:[[長沢大]]
: 1564年10月、朝廷の使者として小牧山城に下向し、信長に尾張国内の御料所の回復を命じる。
=== 架空人物 ===
* 加納随天:[[平幹二朗]]
: 織田家お抱えの[[祈祷師]]。「神がかり」と呼ばれる。織田家当主の運命を吉に導く事で自らの地位も向上させたいと目論む、忠義者にして野心家という複雑な性格の持ち主。感情の起伏が激しく、しばしば理解し難い言動を見せる。信定・信秀・信長と織田家には三代に渡って仕えており、戦などにも同行する。一時期信長の生母るいと恋仲とな
▲: 信定・信秀・信長と織田家には三代に渡って仕えており、戦などにも同行する。一時期信長の生母るいと恋仲となってしまいそれを知って激怒した信長に散々に折檻され半死半生の目に合わされるが、後に罪を許され再び信長のそば近く仕える。また祈祷の最中に火の粉を顔に浴びて大火傷を負って失明し、晩年は不自由な体を押して信長に仕えた。最期は本能寺で信長に殉じる。物語の裏の主人公でもある。
* 喜八:[[松原一馬]]
: 秀吉の足軽時代からの相棒。秀吉が出世するとその側近とな
* まつ:[[山本郁子 (1958年生)|山本郁子]]
: るいの侍女。
* 梶真八郎:[[狭間鉄]]
: 帰蝶の従者。
* [[松平長家|安祥長家]]:[[宮寺康夫]]
: [[安祥城|安祥城主]]。信秀に攻め滅ぼされるが、後に亡霊となって信秀の前に現れる。
* よね→安:[[青山知可子]]
: 安祥長家の側室。[[安城合戦]]後に織田信秀の側室となり、安と改名する。後に、長家の亡霊を見て錯乱した信秀に殺害される。
* りゅう:[[黒谷加奈子]]→[[西野まり]]→[[久我美智子]]→[[岡本舞]]
: 信長の姉、義龍の妻。
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* 長良新九郎:[[蒔田浩]]
: 信長家臣。放送当時の[[岐阜市|岐阜]][[市町村長|市長]]。放送にあたり岐阜市は制作協力している。詳しくは[[蒔田浩]]の項にて。
* 前島仙之助:[[真山章志]]
: 朝倉家家臣。足利義昭から朝倉義景への密書を携えて京から越前へ向かう途中で明智光秀に見つかり斬られる。
== スタッフ ==
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=== 通常放送時間 ===
* [[NHK総合テレビジョン]]:毎週日曜 20時00分 - 20時45分
* [[NHK衛星第2テレビジョン]]:毎週日曜 21時15分 - 22時00分
* (再放送)NHK総合テレビジョン:毎週土曜 13時05分-13時50分
=== 放送日程 ===
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== メディア ==
* 総集編: 全3巻
* 完全版: DVD-BOX全2集、13枚、49回
== 脚注
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist2}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
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[[Category:1992年のテレビドラマ]]
[[Category:織田信長を題材としたテレビドラマ]]
[[Category:愛知県を舞台としたテレビドラマ]]
[[Category:名古屋市を舞台としたテレビドラマ]]
[[Category:名古屋市中区を舞台とした作品]]
[[Category:岐阜県を舞台としたテレビドラマ]]
[[Category:岐阜市を舞台とした作品]]
[[Category:滋賀県を舞台としたテレビドラマ]]
[[Category:京都市を舞台としたテレビドラマ]]
[[Category:キリスト教聖職者を題材とした作品]]
[[Category:NHKオンデマンド配信番組]]
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