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1970年版: ドラマテンプレート
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| country = {{JPN}}
| language = [[日本語]]
| series = [[金田一耕助]]シリーズ
| series = 傑作長篇小説全集<br />第5巻 横溝正史集<br />([[八つ墓村]]・犬神家の一族)
| type = [[ハードカバー|上製本]]
| pages = 450
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== 概要 ==
雑誌『[[キング (雑誌)|キング]]』に[[1950年]]1月号から[[1951年]]5月号まで掲載された作品。『[[獄門島]]』のように殺人に一つひとつ意味を付与して欲しいとの編集サイドからの注文に応じ、家宝の「斧、琴、菊(よき、こと、きく)」{{Efn|「斧、琴、菊(よき、こと、きく)」は歌舞伎、[[音羽屋]]、[[尾上菊五郎]]の[[役者文様]]で、横溝は音羽屋よりクレームが来ないかヒヤヒヤしたと語っている<ref>『横溝正史読本』(2008年改版)[[小林信彦]]編、[[角川文庫]]、[[2008年]]  第二部 自作を語る「『八つ墓村』と『犬神家の一族』」。</ref>。2006年の映画『[[犬神家の一族 (2006年の映画)|犬神家の一族]]』において[[尾上菊五郎 (7代目)|7代目尾上菊五郎]]の息子[[尾上菊之助 (5代目)]]が佐清役を、菊五郎の妻の[[富司純子]]が松子役を演じた。}}による[[見立て殺人]]が考案された。
 
当時、横溝は初回を激賞した編集長から「作品を3年続けて欲しい」と要望されたものの、それだけの大長編を書く準備がなかったため断らざるをえなかったが、「この言葉には非常にやる気が出た」と後年語っている。
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原作では珠世が佐兵衛の実の孫という事実を大山神主が無節操に暴露し、それによって珠世が自分の姪だと知った静馬が結婚を目指せなくなり、松子が仮面の男が静馬だと気付く契機になっている。しかし、この設定を維持している映像化は、原作を短編に圧縮する構成とした2020年版テレビドラマでの「暴露」の部分のみである<!--- 1954年版映画は未確認 --->。映像化作品の半数程度で実の孫という設定を排除しており、排除していない他の作品でも金田一や古館ら少数の登場人物が知るのみで静馬が事実を知る展開にはならない。
 
原作の印象的な場面の1つに、佐清が犯人は自分であると印象づけるために雪山で警官隊と銃撃戦を演じたあと自殺を図るというものがあるが、1度も映像化されていない。雪山という状況を排した銃撃戦も初期の1954年版映画および1970年版と2004年版のテレビドラマのみであり、拳銃が持ち出されて銃撃戦には至らない事例も2018年版テレビドラマで佐清が拳銃自殺を図る場面と2023年版テレビドラマで焼身自殺を図った佐清が警官隊に一方的に発砲する場面とに限られる。なお、2023年版テレビドラマでの佐清の焼身自殺未遂は佐智が強姦を阻止された廃屋で行われており、この廃屋が存在する場所の地名が原作における雪山の名である「雪ヶ峰」になっているが雪山ではない。
 
== 映画 ==
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| 演出 = 鈴木敏郎
| 監修 =
| 出演者 = [[酒井和歌子]]<br />[[中山仁]]<br />[[沢村貞子]]<br />[[大出俊 (俳優)|大出俊]]<br />[[玉川伊佐男]]
| 声の出演 = [[矢島正明]]
| テーマ曲作者 =
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=== 1977年版 ===
{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = 横溝正史シリーズ<br />犬神家の一族
| ジャンル = テレビドラマ
| 原作 = 横溝正史
| 原案 =
| 企画 = [[角川映画|角川春樹事務所]]<br />[[毎日放送|MBS]]
| 構成 =
| 脚本 = [[服部佳]]
| 総監督 =
| 監督 = [[工藤栄一]]
| 演出 =
| 監修 =
| 出演者 = [[古谷一行]]<br />[[四季乃花恵]]<br />[[田村亮 (俳優)|田村亮]]<br />[[京マチ子]]<br />[[西村晃]]
| 声の出演 =
| テーマ曲作者 =
| 音楽 = [[真鍋理一郎]]
| 作曲 =
| OPテーマ =
| EDテーマ = [[茶木みやこ]] 『まぼろしの人』
<!--「製作」ヘッダ-->
| 製作総指揮 =
| プロデューサー = 香取雍史<br />[[西岡善信]] <br />青木民男(毎日放送)
| 制作プロデューサー =
| 撮影地 =
| 撮影監督 = [[森田富士郎]]
| 撮影体制 =
| 編集 = 山田弘
| 制作 = 毎日放送<br />[[大映|大映映画]]<br />[[映像京都]]
| 製作 =
<!--「放送」ヘッダ-->
| ヘッダ = 放送 <!--既定値は「放送」-->
| ネット配信 =
| 放送チャンネル = [[TBSテレビ|TBS]]、[[毎日放送|MBS]]
| 映像形式 =
| 音声形式 = [[モノラル放送]]
| 放送国 = {{JP}}
| 放送期間 = [[1977年]][[4月2日]] - [[4月30日]]
| 放送時間 = 22:00 - 22:55
| 放送枠 = [[古谷一行の金田一耕助シリーズ#横溝正史シリーズI・II(概要)|横溝正史シリーズ]]
| 放送分 = 55
| 放送回数 = 5回
| 外部リンク =
| 外部リンク名 =
<!--「番組年表」ヘッダ-->
| 前作 =
| 次作 = [[本陣殺人事件#1977年版|本陣殺人事件]]
| 関連番組 =
<!--脚注-->
| 特記事項 =
}}
『'''[[古谷一行の金田一耕助シリーズ#横溝正史シリーズI・II(概要)|横溝正史シリーズI]]・犬神家の一族'''』は、[[毎日放送]](MBSテレビ)と[[角川映画|角川春樹事務所]](旧法人)の共同企画、[[大映京都撮影所|大映京都]]の製作により[[TBSテレビ|TBS]][[ジャパン・ニュース・ネットワーク|系列]]で[[1977年]][[4月2日]]から[[4月30日]]まで毎週土曜日22時 - 22時55分に放送された。
 
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* 金田一が最初に珠世を見たときボート上では事故は起こらず、猿蔵が運転する自動車で帰ろうとした途端にブレーキ故障で事故となり、金田一が駆けつける。このとき猿蔵は事故が3回目で、うち1回は原作通り「寝室の蝮」だと発言しているが、残る1回の内容は判らない。
* 家宝はそれ自体が斧琴菊の形ではなく、斧琴菊が彫刻されている。
* 佐清(静馬)のゴムマスクは白色で、佐清の顔ではなく[[能面]]を模した物になっている。
* 佐清(静馬)は通常は手袋をしており、時計を触るときには手袋越しでは巧くいかず手袋を外した。
* 佐武の胴体はボートに載せられた状態で発見され、大量の菊で飾られていた。
* 佐清は佐智に顔を見られてしまったため静馬に殺害を命じられる。しかし旧宅へ戻ったところ、松子が拘束されている佐智を絞殺してしまった(松子が旧宅へ行った理由や松子自身のアリバイが成立した理由は不明)。そのため佐清は琴糸を巻きつける工作のみを行ったが、動転して佐智の位置を変えてしまい、絞殺の際にかぶせていた上着も元に戻し忘れた。なお、佐智が一旦自力で脱出して本宅へ戻る設定は無い。
* 猿蔵は珠世の不在に気付いて旧宅まで探しに行って発見しており、佐清からの連絡があったわけではない。猿蔵が佐智を置き去りにして珠世を連れ帰ったことが判明したあと、旧宅へは梅子や珠世も同行した。小夜子が発狂する設定は無い。
* 3姉妹の母親たちの部屋(佐兵衛の死まで開かずの間になっていた)が描写されている。松子が自分の母の寝室で佐兵衛が苦手としていた[[麝香]]を能面に焚き染め、その能面を犯行時に着用していたため、佐智殺害現場の上着にも麝香の匂いが残っていた。
* 佐清と静馬は同一[[小隊]]に居た設定である。佐清は[[将校]]ではなく[[下士官]]だったが、結果的に負傷した静馬を置き去りにする形になってしまい、それも負い目になっていた。
* 大山神主は佐兵衛の過去を悲劇拡大防止のために確認したいという金田一と古館の強い依頼で封印を解き、大山自身も文書の内容を初めて見る。原作通り珠世が佐兵衛の孫であることが判明するが、それは公表されない。したがって、静馬が珠世と叔父姪の関係と知って結婚を目指せなくなり窮する設定も無く、佐清との結婚を迫る松子に対して珠世が佐清(静馬)に対する漠然とした違和感を理由に回答を保留する展開となる。不安を抱いた松子は佐清(静馬)の[[リュックサック|背嚢]]を探って青沼菊乃の写真を所持していることを知り、持ち出して佐兵衛の遺影の前で焼き捨てる。そのあと静馬が松子に屈服を迫って斧で殺害される。遺体には「スケキヨ」の文字が書かれて「ヨキケス」の見立てが解りやすくなっていた。
* 佐清は松子の舞を珠世が見ているところへ現れ、その直後に逮捕される。派手な雪中逃走劇は展開していない。
* 松子は犯行を認めたあと支度をするといって自室に戻り、誰にも見られずに毒煙草で自殺した。
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=== 1990年版 ===
{{基礎情報 テレビ番組
『'''横溝正史傑作サスペンス・犬神家の一族'''』は、[[テレビ朝日]][[All-nippon News Network|系列]]で[[1990年]][[3月27日]]の火曜日19時2分 - 21時48分に放送された。
| 番組名 = 横溝正史傑作サスペンス<br />犬神家の一族
| ジャンル = テレビドラマ
| 原作 = 横溝正史
| 原案 =
| 企画 = 白崎英介([[テレビ朝日|ANB]])<br />角川春樹事務所(企画協力)
| 構成 =
| 脚本 = [[長坂秀佳]]
| 総監督 =
| 監督 =
| 演出 = [[松尾昭典]]
| 監修 =
| 出演者 = [[中井貴一]]<br />[[岡田茉莉子]]<br />[[財前直見]]<br />[[松本伊代]]<br />[[若山富三郎]]
| 声の出演 =
| テーマ曲作者 =
| 音楽 = [[鏑木創]]
| 作曲 =
| OPテーマ =
| EDテーマ =
<!--「製作」ヘッダ-->
| 製作総指揮 =
| プロデューサー = [[佐藤敦 (プロデューサー)| 佐藤敦]]([[日活撮影所|にっかつ撮影所]])<br />下飯坂一政(にっかつ撮影所)<br />[[作田貴志]](にっかつ撮影所)<br />小関明(ANB)<br />[[五十嵐文郎]](ANB)
| 制作プロデューサー =
| 撮影地 =
| 撮影監督 = 矢田行男
| 撮影体制 =
| 編集 = 井上治
| 制作 = [[日活撮影所|にっかつ撮影所]]、[[テレビ朝日|ANB]]
| 製作 =
<!--「放送」ヘッダ-->
| ヘッダ = 放送 <!--既定値は「放送」-->
| ネット配信 =
| 放送チャンネル = ANB、[[オールニッポン・ニュースネットワーク|ANN]]
| 映像形式 =
| 音声形式 =
| 放送国 = {{JP}}
| 放送期間 = [[1990年]][[3月27日]]
| 放送時間 = 19:02 - 21:48
| 放送枠 =
| 放送分 = 166
| 放送回数 = 1回
| 外部リンク =
| 外部リンク名 =
<!--「番組年表」ヘッダ-->
| 前作 =
| 次作 =
| 関連番組 =
<!--脚注-->
| 特記事項 =
}}
『'''横溝正史傑作サスペンス・犬神家の一族'''』は、[[テレビ朝日|ANB]][[All-nippon News Network|系列]]で[[1990年]][[3月27日]]の火曜日19時2分 - 21時48分に放送された。
 
本作の金田一は、白いスーツに[[ハンチング帽]]、丸メガネという出で立ちで、池田明子という'''“助手”'''を連れている。
* 昭和24年という設定であり、地名が[[長野県]]小沢(こざわ)市犬神町となっている。
* 若林は金田一を東京に訪ねて調査を依頼しており、殺害されたときには初対面ではなく単に打ち合わせの予定だった。
* 佐武は指紋や血液型の研究者でイギリス留学の経験があり、佐智は神戸の犬神興産、寅之助は大阪の犬神不動産、幸吉は[[静岡県|静岡]]の犬神製薬研究所を任されている。佐清、佐武、佐智は全員同年齢である。
* 珠世の頭上から多数の斧が落下したり、ボートに開けた穴に琴爪が詰められていたり、殺害された若林の口に菊花が咥えさせられているなど、最初から「斧琴菊」が強調されている。また、佐武は琴糸で絞殺されたうえ斧で首を切られて菊人形になり、佐智は菊花を付けたハサミで刺殺されたうえ斧を刺した木に琴糸で宙吊りになり、いずれも各々に対して「斧琴菊」がまとめて表現されている。
* 佐清は弓の名手であり、珠世が正体を見極める手段とするほか、佐智に拉致された珠世の行方を猿蔵に知らせる際にも弓矢を使っている。
462 ⟶ 562行目:
:* 犬神佐兵衛 - [[若山富三郎]]
:* 古館正道(弁護士) - [[小林桂樹]]
 
※浅野ゆう子、若山富三郎は"特別出演"のクレジット付き
:
; スタッフ
485 ⟶ 587行目:
:* 現像 - [[東京現像所]]
:* プロデューサー - 小関明、[[五十嵐文郎]]、[[佐藤敦 (プロデューサー)|佐藤敦]]、下飯坂一政、[[作田貴志]]
:* 制作 - [[テレビ朝日|ANB]]、[[にっかつ撮影所]]
 
=== 1994年版 ===
{{基礎情報 テレビ番組
『'''[[片岡鶴太郎の金田一耕助シリーズ|横溝正史シリーズ]]5・犬神家の一族'''』は、[[フジテレビジョン|フジテレビ]][[フジネットワーク|系列]]の[[2時間ドラマ]]「[[金曜エンタテイメント]]」(毎週金曜日21時 - 22時52分)で[[1994年]][[10月7日]]に放送された。
| 番組名 = 横溝正史シリーズ(5)<br />犬神家の一族
| ジャンル = テレビドラマ
| 原作 = 横溝正史
| 原案 =
| 企画 = 小林義和(フジテレビ)<br />[[角川書店]](企画協力)
| 脚本 = [[佐伯俊道]]
| 演出 = [[福本義人]]
| 出演者 = [[片岡鶴太郎]]<br />[[牧瀬里穂]]<br />[[椎名桔平]]<br />[[栗原小巻]]<br />[[加藤武]]
| 声の出演 =
| テーマ曲作者 =
| 音楽 = [[石田勝範]]
| 作曲 =
| OPテーマ = [[金曜エンタテイメント#歴代テーマ曲|歴代テーマ曲]]を参照
| EDテーマ = 歴代テーマ曲を参照
<!--「製作」ヘッダ-->
| 製作総指揮 =
| プロデューサー = 高橋萬彦<br />[[川上一夫]]
| 制作プロデューサー =
| 撮影監督 = 川田正幸
| 編集 = 飯塚守
| 制作 =[[共同テレビジョン]]<br />[[フジテレビジョン|フジテレビ]]
| 製作 =
<!--「放送」ヘッダ-->
| ヘッダ = 放送 <!--既定値は「放送」-->
| ネット配信 =
| 放送チャンネル = フジテレビ、[[フジニュースネットワーク|FNN]]
| 映像形式 =
| 音声形式 = [[ステレオ放送]]
| 放送国 = {{JP}}
| 放送期間 = [[1994年]][[10月7日]]
| 放送時間 = 21:03 - 23:22
| 放送枠 = [[金曜エンタテイメント|金曜エンタテイメント特別企画]]
| 放送分 = 139
| 放送回数 = 1回
| 外部リンク =
| 外部リンク名 = <!--既定値は「公式ウェブサイト」-->
<!--「番組年表」ヘッダ-->
| 前作 = [[悪魔の手毬唄#1993年版|悪魔の手毬唄]](1993年)
| 次作 = [[八つ墓村#1995年版|八つ墓村]](1995年)
| 関連番組 =
<!--脚注-->
| 特記事項 =
}}
『'''[[片岡鶴太郎の金田一耕助シリーズ|横溝正史シリーズ]]5・犬神家の一族'''』は、[[フジテレビジョン|フジテレビ]][[フジネットワーク|系列]]の[[2時間ドラマ]]「[[金曜エンタテイメント]]」(毎週金曜日21時 - 22時52分)で[[1994年]][[10月7日]]に放送された。本作は時間枠拡大の特別企画で21時3分 - 23時22分に放送。
 
舞台は[[岡山県]]香賀美市で、野々宮珠世の実家は市内の鏡美神社である。東京に関わるエピソードは全て[[神戸]]に変更されている。
 
* 松子、竹子、梅子は佐兵衛の愛人で犬神姓を名乗れない設定、佐清、佐武、佐智は異母兄弟、珠世も野々宮大弐・晴世の娘である。佐兵衛は晴世に思慕の念を抱いていたものの、珠世が実は佐兵衛の末裔という設定ではない。
* 青沼菊乃は静馬出産後に殺害されていることが冒頭で明示される。犯人不明だったが、正妻の座を狙った菊乃が佐清を誘拐、取り戻そうとした松子の目前で殺害しようとしたため、[[正当防衛#過剰防衛・誤想防衛・誤想過剰防衛|過剰防衛]]で殺害した松子の単独犯行であることが終盤で明らかになる。「よきこときく」は佐兵衛が菊乃殺害疑惑を表現したもので、凶器、松子、菊乃を示していた。
* 古舘弁護士は2代にわたる犬神家顧問で、先代の名が古舘恭三、当代は金田一の戦友である。遺言状は内容を知らずに預かっていた。若林は登場しない。
* 佐兵衛の女性関係は無節操だったという設定で、金田一は古舘の紹介で松子に依頼され、佐兵衛の愛人たちに[[隠し子]]が無いかどうか調べているうちに事件が発生した。
* 遺言状に青沼静馬の名は出てこず、珠世が相続権を失った場合には財産は国庫帰属、事業は岡山経済同友会で競札することになっている。
* 佐武の首は菊人形にはなっておらず、単に菊の盆栽と並べられていた。
* 佐智は珠世がボートで岸近くに出て寝ているところへ自動車で現れて岸へ呼び、麻酔薬をかがせて工場跡へ連れ込む。猿蔵は佐清がボートに残したメモに従って珠世の救出に向かった。
* 佐智の死体は[[給水塔]]の屋根から逆さに吊されていた。
* 佐清になりすましていた静馬は松子の寝こみを襲うが、揉み合っていて頭を撲られて倒れ、戦時自決用の毒薬を無理矢理飲まされた。
* 佐武と佐智の殺害実行犯は静馬で、佐清の犯行と考えた松子が事後処理をしていた。
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:* 古舘(弁護士) - [[渡辺いっけい]]
:* 青沼菊乃 - [[大竹一重]]
 
; スタッフ
:* 企画 - 小林義和
:* プロデューサー - 高橋萬彦、[[川上一夫]]
:* 脚本 - [[佐伯俊道]]
:* 音楽 - [[石田勝範]]
:* 撮影 - 川田正幸
:* 照明 - 高山喜博、石井美宏
:* 美術 - [[根本研二]]、青木陽次
:* 音声 - 菊池正嗣
:* 編集 - 飯塚守
:* 題字 - 片岡鶴太郎
:* 方言指導 - [[高村尚枝]]
:* 琴指導 - 友野しげ子、大竹和子
:* 特殊美術 - [[原口智生]]
:* 演出 - [[福本義人]]
:* 企画協力 - [[角川書店]]
:* 制作 - [[共同テレビジョン]]、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]
 
=== 2004年版 ===
{{基礎情報 テレビ番組
『'''[[稲垣吾郎の金田一耕助シリーズ|金田一耕助シリーズ]]・犬神家の一族'''』は、[[フジテレビジョン|フジテレビ]][[フジネットワーク|系列]]の「[[土曜プレミアム|プレミアムステージ]]」(毎週土曜日21時 - 22時54分)で[[2004年]][[4月3日]]に放送された。
| 番組名 = プレミアムステージ特別企画<br />犬神家の一族<br />~誰も知らない金田一耕助~
| ジャンル = テレビドラマ
| 原作 = 横溝正史
| 原案 =
| 企画 = [[荒井昭博]](フジテレビ)<br />[[和田行]](フジテレビ)<br />[[保原賢一郎]](フジテレビ)
| 構成 =
| 脚本 = [[佐藤嗣麻子]]
| 総監督 =
| 監督 =
| 演出 = [[星護|星 護]]
| 出演者 = [[稲垣吾郎]]<br />[[加藤あい]]<br />[[西島秀俊]]<br />[[佐藤慶]]<br />[[小日向文世]]
| 声の出演 =
| テーマ曲作者 =
| 音楽 = [[佐橋俊彦]]
| 作曲 =
| OPテーマ =
| EDテーマ =
<!--「製作」ヘッダ-->
| 製作総指揮 =
| プロデューサー = [[稲田秀樹]]
| 制作プロデューサー =
| 撮影監督 = 川村明弘
| 撮影体制 =
| 編集 = 河村信二
| 制作 =[[共同テレビジョン]]<br />[[フジテレビジョン|フジテレビ]]
| 製作 =
<!--「放送」ヘッダ-->
| 放送チャンネル = フジテレビ、[[フジニュースネットワーク|FNN]]
| 映像形式 =
| 音声形式 = [[ステレオ放送]]
| 放送国 = {{JP}}
| 放送期間 = [[2004年]][[4月3日]]
| 放送時間 = 20:03 - 22:54
| 放送枠 = [[土曜プレミアム|プレミアムステージ]]
| 放送分 = 171
| 放送回数 = 1回
| 外部リンク =
| 外部リンク名 = <!--既定値は「公式ウェブサイト」-->
<!--「番組年表」ヘッダ-->
| 前作 =
| 次作 = [[八つ墓村#2004年版|八つ墓村]](2004年)
| 関連番組 =
<!--脚注-->
| 特記事項 =
}}
 
『'''[[稲垣吾郎の金田一耕助シリーズ|金田一耕助シリーズ]]・犬神家の一族'''』は、[[フジテレビジョン|フジテレビ]][[フジネットワーク|系列]]の「[[土曜プレミアム|プレミアムステージ]]」(毎週土曜日21時 - 22時54分)で[[2004年]][[4月3日]]に放送された。本作は時間枠拡大で20時3分 - 22時54分放送。
 
* 冒頭の「誰も知らない金田一耕助」というドラマオリジナルで、『[[本陣殺人事件]]』の冒頭で言及されていた金田一のアメリカ時代のエピソードが描かれた。
558 ⟶ 769行目:
:* 音楽 - [[佐橋俊彦]]
:* プロローグ原案 - [[樹林伸]]<ref group="注釈">樹林は、本作の主人公である「金田一耕助」の孫である高校生・金田一一を主人公とする漫画『[[金田一少年の事件簿]]』の原作者([[天樹征丸]]名義)である。</ref>
:* 撮影 - 川村明弘
:* ロケ協力 - [[岡山県]]、倉敷コンベンションビューロー、[[横溝正史疎開宅]]、[[香川県]]、[[丸亀市]]、[[坂出市]]、香川県観光協会、呉地域フィルムコミッション、[[海上自衛隊]]呉地方総監部 ほか
:* 照明 - 木村伸
:* 特殊造型監修 - 臼井則政
:* 音声 - 島田隆雄
:* 琴指導 - 梅辻理恵
:* 特殊造形 - 相良貴幸、高橋直子、星加和子
:* 特殊造形監修 - 臼井則政
:* 特殊効果 - [[パイロテック]]
:* スタント - [[タカハシレーシング]]、オフィスワイルド
566 ⟶ 781行目:
:* 企画 - [[荒井昭博]]、[[和田行]]、[[保原賢一郎]]
:* プロデュース - [[稲田秀樹]]
:* ロケ協力 - [[岡山県]]、倉敷コンベンションビューロー、[[横溝正史疎開宅]]、[[香川県]]、[[丸亀市]]、[[坂出市]]、香川県観光協会、呉地域フィルムコミッション、[[海上自衛隊]]呉地方総監部 ほか
:* 製作 - フジテレビ、[[共同テレビジョン]]
 
=== 2018年版 ===
{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = 犬神家の一族
| ジャンル = テレビドラマ
| 原作 = 横溝正史
| 原案 =
| 企画 =
| 構成 =
| 脚本 = [[根本ノンジ]]
| 総監督 =
| 監督 =
| 演出 = [[澤田鎌作]]
| 出演者 = [[加藤シゲアキ]]([[NEWS (グループ)|NEWS]])<br />[[賀来賢人]]<br />[[高梨臨]]<br />[[黒木瞳]]<br />[[里見浩太朗]]
| 声の出演 =
| テーマ曲作者 =
| 音楽 = [[ワンミュージック]]
| 作曲 =
| OPテーマ =
| EDテーマ =
<!--「製作」ヘッダ-->
| 製作総指揮 =
| プロデューサー = 金城綾香
| 制作プロデューサー =
| 撮影監督 = 大野勝之
| 撮影体制 =
| 編集 = 小泉義明
| 制作 = [[フジテレビジョン|フジテレビ]]
| 製作 =
<!--「放送」ヘッダ-->
| ヘッダ = 放送 <!--既定値は「放送」-->
| ネット配信 =
| 放送チャンネル = フジテレビ、[[フジニュースネットワーク|FNN]]
| 映像形式 =
| 音声形式 = [[ステレオ放送]]
| 放送国 = {{JP}}
| 放送期間 = [[2018年]][[12月24日]]
| 放送時間 = 21:30 - 23:33
| 放送枠 = スペシャルドラマ
| 放送分 = 123
| 放送回数 = 1回
| 外部リンク =
| 外部リンク名 =
<!--「番組年表」ヘッダ-->
| 前作 =
| 次作 = [[悪魔の手毬唄#2019年版|悪魔の手毬唄〜金田一耕助、ふたたび〜]](2019年)
| 関連番組 =
<!--脚注-->
| 特記事項 =
}}
スペシャルドラマ『'''犬神家の一族'''』は、[[2018年]][[12月24日]]21時30分 - 23時33分にフジテレビ系列で放送された<ref>{{Cite news|和書|url= https://www.cinematoday.jp/news/N0104492 |title= NEWS加藤シゲアキ、金田一耕助に!「犬神家の一族」SPドラマ、イブに放送 |newspaper= シネマトゥデイ |publisher= 株式会社シネマトゥデイ |date= 2018-10-26 |accessdate= 2018-10-26 }}</ref>。
 
612 ⟶ 876行目:
:* 脚本 - [[根本ノンジ]]
:* 音楽 - [[ワンミュージック]]
:* 撮影 - 大野勝之、三村純一
:* ロケ協力 - [[日光市]]、[[日光国立公園]]管理事務所、[[鹿沼市]]、信州上田フィルムコミッション、塩尻・木曽フィルムコミッション、松本観光コンベンション協会 ほか
:* 照明 - 富沢宴令
:* 美術 - 青木陽次
:* 音声 - 谷部剛
:* 編集 - 小泉義明
:* 特殊造型 - [[松井祐一]]
:* 襖絵 - 志世都りも、遠藤麻木子
:* 琴演奏 - [[上田麻里名]]
:* 生花装飾 - 小柳幸絵
:* 植木装飾 - 後藤健
:* VFX - [[FILM LLP|FILM]]、トムス・ジーニーズ、studio SOLARI
:* プロデューサー - [[金城綾香]]
:* ロケ協力 - [[日光市]]、[[日光国立公園]]管理事務所、[[鹿沼市]]、信州上田フィルムコミッション、塩尻・木曽フィルムコミッション、松本観光コンベンション協会 ほか
:* 製作著作 - フジテレビ
 
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| 各話リスト =
| 各話の長さ = <!--「製作」ヘッダ-->
| 制作統括 = [[樋口俊一 (プロデューサー)|樋口俊一]]([[日本放送協会|NHK]])<br />西村崇([[NHKエンタープライズ|NHK EP]])<br />大谷直哉(ザロック)
| プロデューサー =
| 制作プロデューサー =
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| 放送分 = 各90
| 放送回数 = 2
| 外部リンク = https://www.nhkweb.jpnhk/ptv/tspl/series-tep-L3331VWV67/
| 外部リンク名 = 公式サイト
| 副次的外部リンク =
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| 外部リンク名1 = <!--既定値は「公式ウェブサイト」-->
<!--以下、数字は「20」まで-->
<!--「番組年表」ヘッダ-->| 前作 =
| 前作 = [[八つ墓村#2019年版|八つ墓村]](2019年)
| 次作 =
| 関連番組 = <!--脚注-->
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有名な脚のシーンはロケ当日に湖面が凍結し(CGIではない)、原作描写に近い映像が奇跡的に達成された。湖で倒立した死体の脚は原作通りパジャマを着用している。これまでの映像化でたびたび行われた遺体の泥を手荒く洗う場面は、氷を割りながら遺体収容に向かう警官たちの姿に替えられた。斧も併せて発見されており、死体を湖に逆さに立てた理由は説明されない。死体発見は謎解きの後であり、手形が一致せず謎を深める展開にはならない。
 
佐清のマスクは[[犬神家の一族_(1976年の映画)|1976年版映画]]以来の頭全体を覆うものという設定を踏襲している。家宝はそれ自体が斧琴菊の形ではなく、斧琴菊が彫刻されている(1977([[犬神家の一族#1977年版|1977年版テレビドラマ]]に近い設定)。宮川香琴は登場するが、登場する他の映像化と同様、青沼菊乃とは別人という設定になっている。
 
佐智殺害までの事件の流れは概ね原作どおりであるが、以下のような変更がある。
* 3姉妹や孫たちは戸籍上は佐兵衛の親族ではなく、遺言が無ければ相続権が無い。
* 金田一は手形押捺の現場には不在で、佐武の胴体を運んだボートを別のボートで痕跡を追うことによって発見し、電話を借りようと柏屋を訪ねたところ、復員兵の情報を聞いて訪ねていた磯川たちに遭遇する。
* 佐智が廃屋から自力脱出して殺害後に戻されたのは原作通りだが、猿蔵が珠世を救出した時とは明らかに違う、シャツを着用して[[ (建築)|梁]]から吊るされた状態で発見される。なお、廃屋は佐兵衛が菊乃を住まわせていた家だった。
* 佐智は遺言公表以前から珠世に色目を使っており、珠世に加えられた初期の危害は小夜子によるもので遺言とは無関係だった。佐智が珠世のボートに近づいて移乗させるところを小夜子が高台から見ており(薬で眠らせるところまでは見ていない)、翌朝に佐智が行方不明と聞いた小夜子は珠世のところへ乗り込み、猿蔵の案内で珠世と共に廃屋へ行って佐智の死体を発見する。
 
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:* [[金田一耕助]] - [[吉岡秀隆]]<ref name="natalie20230118" />
:* 犬神松子 - [[大竹しのぶ]]<ref name="natalie20230118" />(若い頃:[[金井美樹 (1996年生)|金井美樹]])
:* 野々宮珠世 - [[古川琴音]]<ref name="nhk20230313">{{Cite web|和書|url=https://www.nhk.jp/g/blog/2w2j7pxmq1u/|title=「犬神家の一族」新たな出演者・放送日決定のお知らせ|website=NHKドラマ|publisher=[[日本放送協会]]|date=2023-03-13|accessdate=2023-03-13}}</ref>
:* 犬神佐清 / 青沼静馬 - [[金子大地]]<ref name="nhk20230313"/><ref name="nhkinugamike">{{Cite web|和書|url=https://www.nhkweb.jpnhk/ptv/tspl/series-tep-L3331VWV67/|title=犬神家の一族|website=NHKドラマ|publisher=日本放送協会|accessdate=2023-03-16}}</ref>
:* 犬神竹子 - [[南果歩]]<ref name="nhk20230313"/><ref name="nhkinugamike"/>(若い頃:[[三村朱里]])
:* 犬神梅子 - [[堀内敬子]]<ref name="nhk20230313"/><ref name="nhkinugamike"/>(若い頃:[[内海誠子]])
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:* 磯川 - [[小市慢太郎]]<ref name="nhk20230313"/><ref name="nhkinugamike"/>
:* せつ子 - [[倍賞美津子]]<ref name="nhk20230313"/><ref name="nhkinugamike"/>
:* 加代 - [[久間田琳加]]<ref>{{Cite tweet|和書|author=久間田琳加 オフィシャル |user=lespros_rinka |number=1635925197747556352 |title=♡お知らせ♡ / NHK BSプレミアム「#犬神家の一族」 女中・加代役で出演します👘✨ \ ミステリー小説の金字塔!NHK版金田一耕助シリーズの第4弾に出演します! [前編]4/22(土) [後編]4/29(土) 夜9:00〜10:30の放送です。 皆さま是非見て下さい!お楽しみに😊 |date=2023-03-15 |accessdate=2023-03-26 }}</ref>
:* 犬神佐武 - [[今井悠貴]]<ref>{{Cite instagram|和書|user=imaiyuki_official |author=今井悠貴 |postid=CpzDDQOro41 |title=『犬神家の一族』に出演致します。⁡⁡ ⁡空気から違いました。⁡⁡⁡⁡ ⁡是非ご覧ください。⁡⁡ ⁡⁡ ⁡NHK BSプレミアム/BS4Kにて放送 前編:4月22日(土)21:00〜22:30 後編:4月29日(土)21:00〜22:30 |date=2023-03-15 |access-date=2023-03-26 }}</ref>
:* 犬神佐智 - [[渋谷謙人]]<ref>{{Cite instagram|和書|user=knt_sby |author=渋谷謙人 |postid=CpunfrdpJHc |title=#犬神家の一族 犬神佐智を演じました🐕 ロケ地は岡山県。 とんでもないです。 共演者も。 スタッフも。 映像も。 楽しみすぎる… #自分が犬神家の一族になるなんて |date=2023-03-13 |access-date=2023-03-26 }}</ref>
:* 犬神小夜子 - [[菅野莉央]]<ref>{{Cite instagram|和書|user=rio_kanno.official |author=菅野莉央 Rio Kanno |postid=Cpzlpglr4L_|title=お知らせです。 ⁡ 4/22、29(土)夜9時〜 NHK BSプレミアム/BS4Kにて放送の 『#犬神家の一族 』に犬神小夜子役で出演します🕵️ ⁡ オール岡山ロケ✨の贅沢な撮影で、 なかなか恐ろしいシーンを撮っていても、笑いの絶えない現場でした😂|date=2023-03-15|accessdate=2023-03-26}}</ref>
:* 沢田刑事 - [[永沼伊久也]]<ref>{{Cite tweet|和書|author=永沼伊久也 |user=ikuya_naganuma |number=1635259274443243521 |title=『犬神家の一族』に出演させていただきます! 90分×2本の大作で、スタッフさんも出演者も錚々たる先輩方です。 来月、どうかご覧ください! |date=2023-03-13 |accessdate=2023-03-26 }}</ref>
:* 吉井刑事 - [[大津尋葵]]<ref>{{Cite tweet|和書|author=DuckSoup |user=DuckSoupProduce |number=1635139432327303169 |title=【野間口徹・大津尋葵】TV出演情報 BSプレミアム・BS4K 「犬神家の一族」 【前編】 2023年4月22日(土) 21:00〜22:30 【後編】 2023年4月29日(土) 21:00〜22:30 |date=2023-03-13 |accessdate=2023-03-26 }}</ref>
:* 犬神寅之助 - [[遠山俊也]]
:* 犬神幸吉 - [[坂田聡]]
:* 犬神佐兵衛 - [[栗田芳宏]](若い頃:[[小泉光咲]])
:* 宮川香琴 - [[田根楽子]]
:* 志摩久平 - [[川島潤哉]]<ref>{{Cite tweet|和書|author=株式会社 空(くう) |user=ku_inc_official |number=1635339270390157313 |title=川島潤哉が、NHK BSプレミアム「犬神家の一族」に出演いたします。 ぜひご覧ください! [前編]2023年4月22日(土)夜9:00〜10:30 [後編]2023年4月29日(土)夜9:00〜10:30 BSプレミアム・BS4K同時 90分✕2本 (前後編) #川島潤哉 #犬神家の一族 #空 |date=2023-03-14 |accessdate=2023-03-26 }}</ref>
:* 野々宮大弐 - [[柾賢志]]
:* 野々宮晴世 - [[羽瀬川なぎ]]
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:* 脚本 - [[小林靖子]]<ref name="natalie20230118" />
:* 演出 - [[吉田照幸]]<ref name="natalie20230118" />
:* 制作統括 - [[樋口俊一 (プロデューサー)|樋口俊一]](NHK)、西村崇([[NHKエンタープライズ]])、大谷直哉(ザロック)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nhk.jp/g/blog/2-t-ow0_6/|title=「犬神家の一族」制作開始のお知らせ|website=NHKドラマ|publisher=[[日本放送協会]]|date=2023-01-18|accessdate=2023-01-19}}</ref>
:* 挿入曲 - "Old Castle, by the river, in the middle of a forest"([[上原ひろみ]])、"Andata"([[坂本龍一]])
 
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* [https://www.kadokawa.co.jp/product/199999130405/ 犬神家の一族 金田一耕助ファイル 5 - KADOKAWA] - 角川文庫
* [http://www.spng.jp/book/b241288.html 犬神家の一族 横溝正史自選集 - 出版芸術社]
* [https://kcwww.kodansha.co.jp/product?item=comic/products/0000040067 犬神家の一族 金田一耕助本格推理傑作選 横溝正史 つのだじろう 講談社] - 講談社BOOK倶楽部KODANSHAの書籍紹介(講談社漫画文庫版)
* [https://kcwww.kodansha.co.jp/product?item=comic/products/0000043473 犬神家の一族 つのだじろう 横溝正史 講談社] - 講談社BOOK倶楽部KODANSHAの書籍紹介:プラチナコミックス版([[コンビニコミック]])
* [https://www.fujitv.co.jp/inugamike/ 犬神家の一族(2018年版)公式サイト] - フジテレビ
* {{Wayback |url=http://www.fromsoftware.jp/game/archive/from-mystery/inugami.html |title=犬神家の一族 |date=20150427024637}} - フロム・ソフトウェアのDS用ソフト紹介
* [https://www.nhkweb.jpnhk/ptv/tspl/series-tep-L3331VWV67/ 犬神家の一族(2023年版)公式サイト] - NHK
* {{NHK放送史|D0009051566_00000|特集ドラマ 犬神家の一族}}
{{横溝正史}}
 
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:いぬかみけのいちそく}}
[[Category:金田一耕助シリーズの小説]]