「2025年」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
間違ってたらごめんなさい タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
→ノーベル賞: 「ノーベル経済学賞にモキイア氏ら3氏 イノベーション主導の成長解明」を加筆しました |
||
(57人の利用者による、間の386版が非表示) | |||
32行目:
== できごと ==
=== 1月 ===
* [[1月1日]]
39 ⟶ 37行目:
** アメリカ合衆国[[ネバダ州]][[ラスベガス]]の[[トランプ・インターナショナル・ホテル・ラスベガス]]{{efn2|[[ドナルド・トランプ]]ファミリーが所有し、経営する国際ホテルである。}}の玄関車寄せ付近に於いて、ピックアップトラック「[[テスラ・サイバートラック]]」が爆発炎上し、運転手と思われる人物が死亡し、付近に居た通行人ら7名が負傷する事件が発生した<ref>{{Cite news2|df=ja|title=テスラ車が爆発、テロか 米ラスベガスのトランプホテル前、1人死亡 |url=https://www.sankei.com/article/20250102-Z7UQ5JSB4JK6BH2AISLKJMEDYI/ |newspaper=産経ニュース |date=2025-01-02 |agency=産経デジタル|accessdate=2025-01-03}}</ref>。なお、[[連邦捜査局|アメリカ連邦捜査局 (FBI) ]]はニューオーリンズの事件とラスベガスの事件に関連性があるかどうかについて捜査を行う方針<ref>{{Cite news2|df=ja|title=米ニューオーリンズの車突っ込みとラスベガスの車爆発 テロ疑いで両方の関連性を捜査 |url=https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000395321.html|newspaper=テレ朝NEWS |date=2025-01-02 |agency=テレビ朝日|accessdate=2025-01-03}}</ref>。{{also|{{仮リンク|トランプ・ホテル・ラスベガスに於けるテスラ・サイバートラック爆発事件|en|Trump International Hotel Las Vegas Tesla Cybertruck explosion}}}}
** [[モンテネグロ]]で、男が銃を乱射し、子どもを含む10人が死亡した。45歳の容疑者の男は、自殺を図って病院に運ばれ、その後、死亡した<ref>{{Cite news |和書 |title=【速報】モンテネグロの飲食店で銃乱射 10人死亡 容疑者の男は死亡 現地メディア |url=https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000395258.html |newspaper=テレビ朝日 |access-date=2025-01-02 |date=2025-01-02}}</ref>。
** [[大韓民国]]で[[崔相穆]]大統領権限代行兼経済副首相{{efn2|大韓民国では[[尹錫悦]]大統領及び大統領権限第一執行者である[[韓悳洙]][[国務総理 (大韓民国)|首相]]が、「[[2024年大韓民国非常戒厳令|非常戒厳令騒動]]」の余波を受けて[[国会 (大韓民国)|国会]]での弾劾が可決され、それぞれ職務停止状態となっているため、崔相穆が大統領及び首相の職務を代行していることによる。}}が
* [[1月3日]]
** 大韓民国で前年[[12月3日]]の[[2024年大韓民国非常戒厳令|非常戒厳令]]問題に関して、合同捜査本部は昨年の[[12月31日]]に認可された[[尹錫悦]](ユン・ソンニョル)大統領への拘束令状を執行するべく大統領公邸へ赴いたが、{{仮リンク|大韓民国大統領警護處|ko|대한민국 대통령경호처|label=大統領警護處}}の関係者に阻まれたことにより執行を中止した<ref>{{Cite news2|df=ja|author=桜井紀雄|title=韓国大統領の拘束令状執行「中止」 警護隊と5時間半にらみ合い 尹氏の態度に「遺憾」 |url=https://www.sankei.com/article/20250103-OUE2PBJY2VNCPJ347W3AH3O7QA/ |newspaper=産経ニュース |date=2025-01-03 |agency=産経デジタル|accessdate=2025-01-04|archiveurl=https://web.archive.org/web/20250103232636/https://www.sankei.com/article/20250103-OUE2PBJY2VNCPJ347W3AH3O7QA/|archivedate=2025-01-03}}</ref>。
** アメリカ合衆国の[[ジョー・バイデン]][[アメリカ合衆国大統領|大統領]]が、日本の大手製鉄会社の[[日本製鉄]]による米国製鉄会社[[USスチール]]を買収する案件に対して、「国家安全保障上の懸念がある」としてこれを阻止する決定を下したことを発表した<ref>{{Cite news2|df=ja|author1=坂本一之|author2=塩原永久|title=バイデン米大統領、日鉄のUSスチール買収阻止を発表「鉄鋼生産はわれわれの国家の背骨」 |url=https://www.sankei.com/article/20250103-SKAHACLHLZLDRMLM3WJHHBNO4I/ |newspaper=産経ニュース |date=2025-01-03 |agency=産経デジタル|accessdate=2025-01-04}}</ref>。これに対して日本製鉄は「法令違反」であるとしてアメリカ合衆国政府を提訴する構えであることを明らかにしている<ref>{{Cite news2|df=ja|title=日鉄、米政府提訴へ 買収禁止は「政治的判断」 審査手続きの是非争点に |url=https://www.sankei.com/article/20250104-WARIRXDMRNL5FJ4LEXYRLJT6XY/ |newspaper=産経ニュース |date=2025-01-04 |agency=産経デジタル|accessdate=2025-01-04}}</ref>。
* [[1月4日]] - [[オーストリア]]の[[カール・ネーハマー]]首相が[[2024年]][[9月29日]]の[[国民議会 (オーストリア) ]]選挙での敗北とその後の連立政権樹立に向けた交渉の決裂により首相辞任を表明する。
48 ⟶ 46行目:
** [[カナダ]]の[[ジャスティン・トルドー]]首相がインフレ対応による支持率低下や、現時点で少数与党で次の選挙で敗退が見込まれることを理由に首相辞任を表明する。
** [[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]がこの年初のミサイル発射。日本の[[排他的経済水域|EEZ]]の外に落下したとみられる。
** [[ベネズエラ]]が[[パラグアイ]]との[[国交]]断絶を発表。パラグアイ政府が[[2024年]]7月のベネズエラ大統領選における[[ニコラス・マドゥロ]]大統領の3選を認めず、野党候補で[[スペイン]]に[[亡命]]中の{{仮リンク|エドムンド・ゴンザレス|en|Edmundo González}}
* [[1月7日]]
** [[大韓民国|韓国]]の合同捜査本部は[[1月6日]]に期限がきれた[[尹錫悦]]大統領の拘束令状の再請求を裁判所にし、認められる。
56 ⟶ 54行目:
* [[1月8日]]
** [[日本原水爆被害者団体協議会|日本被団協]]が[[2024年]]に[[ノーベル平和賞]]を受賞したことを受けて[[石破茂]]総理と面会する。
** アメリカ政府がスーダンの準軍事組織[[迅速支援部隊]] (RSF) が[[ジェノサイド]]を行ったと主張し、指導者の[[モハメド・ハムダン・ダガロ]]司令官(通称ヘメティ氏)に制裁を科すと発表{{要出典|date=2025-06-17}}。
** [[ジョー・バイデン]]大統領が[[1月7日]]の[[ロサンゼルス]]の山火事を[[大規模災害]]に認定することを宣言。ロサンゼルスでは3万人に[[避難命令]]が出された。
* [[1月9日]]
67 ⟶ 65行目:
* [[1月15日]]
** [[大韓民国]]の[[尹錫悦]]大統領を拘束したと合同捜査本部が発表した。{{main|尹錫悦韓国大統領の逮捕}}
<!--[[2025年]]ではなく、[[2025年の文学]]の一部、および[[2025年の日本]]の文学の節に書くのが妥当。[[2025年]]に日本の文学賞だけ偏って挙げるのはNG ** 第172回[[芥川龍之介賞|芥川賞]]と[[直木三十五賞|直木賞]]が発表される。受賞作品は、芥川賞は[[安堂ホセ]]の[[DTOPIA]](デートピア)と[[鈴木結生]]の[[ゲーテはすべてを言った]]、直木賞は[[伊与原新]]の[[藍を継ぐ海]]。-->
* [[1月19日]]
** [[大韓民国]]の[[高位公職者犯罪捜査処]](公捜処)は、「非常戒厳」宣言を巡る内乱容疑で尹錫悦大統領を逮捕。現職大統領の逮捕は韓国史上初<ref>[https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1112655/ 韓国、尹大統領を逮捕 現職で初、内乱首謀容疑]北海道新聞 2025年1月17日</ref>。
77 ⟶ 75行目:
** [[イスラエル]]軍トップの[[ヘルツィ・ハレビ]]軍参謀総長が3月6日に辞任すると表明。
** [[イエメン]]の親イラン武装組織[[フーシ派]]が[[2023年]]11月に[[紅海]]で拿捕した[[日本郵船]]運航の貨物船の乗組員を解放した。
* [[1月23日]] - [[ロサンゼルス]]の北約72キロに位置する[[キャスティーク湖]]近くで新たな山火事が発生{{要出典|date=2025-06-17}}。
* [[1月24日]] - [[アメリカ内務省]]が[[メキシコ湾]]を「[[アメリカ湾]]」に改称、[[アラスカ州]]の北米最高峰の[[デナリ]]を旧称のマッキンリーに戻すと発表{{要出典|date=2025-06-17}}。
* [[1月25日]] - イスラム組織[[ハマス]]が停戦合意に基づき新たに[[イスラエル]]の女性兵士4人を解放した。またイスラエル側も[[パレスチナ]]人収監者約200人を釈放した。
* [[1月26日]]
91 ⟶ 89行目:
=== 2月 ===
* [[2月1日]] -
* [[2月2日]] - [[パナマ]]の[[ホセ・ラウル・ムリーノ]]大統領が[[パナマ運河]]に関して
* [[2月3日]]
** ソウル高等裁判所が[[サムスン電子]]の[[李在鎔]](イ・ジェヨン)会長に業務上背任等の罪に問われた裁判の控訴審で一審に続き無罪が言い渡される。
** [[ドナルド・トランプ]][[アメリカ合衆国大統領|大統領]]が[[2月4日]]から発動するとしていた
* [[2月4日]] - [[スウェーデン]]の[[エレブルー]]の教育施設で銃乱射事件が発生。約10人が死亡し、容疑者も死亡した{{要出典|date=2025-06-17}}。
* [[2月5日]]
**
* [[2月6日]]
** [[ギリシャ]]政府が[[サントリーニ島]]で1月下旬から小さな地震が続いているという理由で非常事態宣言を出す。
* [[2月7日]]
** 第二次
* [[2月9日]]
** [[バルト三国]]が[[ロシア連邦|ロシア]]と繋いでいた電力網を遮断し、[[ヨーロッパ]]大陸の電力網に接続する。
** [[ドナルド・トランプ]][[アメリカ合衆国大統領|大統領]]がコスト削減を理由に[[1セント硬貨_ (アメリカ合衆国) |1セント硬貨]]の新規製造中止を指示する。
* [[2月10日]] - ([[トランプ関税]]関連)ドナルド・トランプ
* [[2月12日]] - 米露首脳による電話会談を実施。[[2022年ロシアのウクライナ侵攻|露宇戦争]]の戦闘終結に向けて交渉を開始することで合意<ref>{{Cite web |title=ウクライナ戦闘終結を交渉へ トランプ氏「遠くない将来停戦」―米ロ首脳が電話会談 |url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2025021300113&g=int |website=時事ドットコム |access-date=2025-02-15 |date=2025-02-13}}</ref>。{{Main|プーチン・トランプ電話会談}}
* [[2月13日]]
116 ⟶ 113行目:
* [[2月15日]]
** [[オーストリア]]の都市[[フィラッハ]]で、23歳の[[シリア人]]が居合わせた歩行者6人に対して無差別殺傷事件を起こす。{{Main|フィラッハ通り魔殺傷事件}}
** [[マリ共和国|マリ]]西部で違法に操業されていた金鉱山が崩落。少なくとも48人が死亡した{{要出典|date=2025-06-17}}。
* [[2月16日]]
** [[アフガニスタン]]の[[ターリバーン|タリバン]]暫定政権の高官が訪日し、日本政府関係者らと会談。
** 米国が「[[台湾独立]]支持せず」との記述をサイトから削除、台湾は歓迎、中国は反発。
* [[2月17日]] - [[カナダ]]、[[トロント]]の[[ピアソン国際空港]]で[[デルタ航空]]の子会社の[[エンデヴァー・エア]]が運航していた[[ボンバルディア]]CRJ900型機が着陸に失敗し乗客21人が負傷。
* [[2月20日]] - [[S&P500]]の19日の終値は6144.15。S&P500は18日も3連休前比0.24%高となって、[[1月23日]]につけた最高値を更新した{{要出典|date=2025-06-17}}。
* [[2月23日]] - [[ドイツ]]で[[2025年ドイツ連邦議会選挙|総選挙]]が行われ、最大野党会派の[[中道右派]]、[[ドイツキリスト教民主同盟]]・[[キリスト教社会同盟]] (CDU・CSU) 統一会派が得票率28.6%で第1党となる。[[オラフ・ショルツ]]首相率いる与党の[[中道左派]]、[[社会民主党 (ドイツ) |社会民主党]] (SPD) は得票率16.4%で3位となり、政権交代が見込まれる。
* [[2月25日]] - 台湾の海巡署([[海上保安庁]]に相当)は、[[海底ケーブル]]を切断した疑いで貨物船を拿捕し、中国人乗組員を拘束した<ref>[https://www.cnn.co.jp/world/35229782.html CNN2025年2月25日「台湾、中国人乗り組みの貨物船を拿捕 海底ケーブル切断の疑い」]</ref>。
136 ⟶ 133行目:
** 香港の終審法院(最高裁)が、[[中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持法|国家安全維持法]]違反の罪に問われていた民主派団体の元幹部ら3人の上訴審で、有罪判決を破棄する判決を言い渡す<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB06CRQ0W5A300C2000000/?n_cid=SNSTWI&n_tw=1741265419 |title=香港最高裁、民主派元幹部に逆転無罪 異例の判決 |access-date=2025-03-06 |date=2025-03-06 |publisher=[[日本経済新聞]]}}</ref>。香港で国安法に問われた被告が終審法院で初めて勝訴した<ref>{{Cite web |url=https://www.asahi.com/articles/AST362351T36UHBI01FM.html |title=香港最高裁、国安法違反の有罪判決を破棄 香港メディア「初の勝訴」 |access-date=2025-03-06 |date=2025-03-06 |publisher=[[朝日新聞]]}}</ref>。
** [[大韓民国|韓国]][[京畿道]][[抱川]](ポチョン)の民家に砲弾が落ちる。[[大韓民国空軍|韓国空軍]]は「K[[F-16]]戦闘機から爆弾8発が非正常な形で投下され射撃場外に落下した」と発表する。
** [[デンマーク]]の国営郵便サービス「[[ポストノルド]]」が2025年末にすべての手紙配達を終了すると発表{{要出典|date=2025-06-17}}。
** [[セブン&アイ・ホールディングス]]
* [[3月7日]] - [[大韓民国|韓国]]の裁判所が[[尹錫悦]]大統領の[[釈放]]を決定する。釈放予定は[[3月8日]]。
* [[3月8日]] -
* [[3月9日]] - [[国際刑事裁判所]]が[[フィリピン]]の[[ロドリゴ・ドゥテルテ]][[フィリピンの大統領|前大統領]]を人道に対する犯罪の疑いで[[逮捕状]]を出す。
* [[3月13日]]
154 ⟶ 151行目:
=== 4月 ===
* [[4月1日]] - [[フィンランド]]の[[アレクサンデル・ストゥブ]]大統領は、[[対人地雷禁止条約]](オタワ条約)から脱退する方針を表明した。国境を接するロシアの脅威が高まる中、[[ポーランド]]や[[バルト3国]]に続く脱退表明となる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO87778450S5A400C2FF8000/ 日本経済新聞2025年4月3日「対ロ警戒、地雷禁止脱退へ フィンランドが表明 米の関与低下も影響」]</ref>。
* [[4月2日]] - (アメリカで議事妨害)[[米民主党]]の[[コリー・ブッカー]]上院議員が1日、上院での25時間5分(ないしは4分)にわたる演説で史上最長記録を樹立。これまでの最長記録は1957年の故[[ストロム・サーモンド]]元上院議員による24時間18分<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB026JY0S5A400C2000000/ 日本経済新聞2025年4月2日「民主議員、史上最長の25時間演説 トランプ政権に抵抗」]</ref>。詳細は[[議事妨害]]を。
* [[4月3日]] - [[ハンガリー]]政府は、[[国際刑事裁判所]]からの脱退を決めた。[[欧州連合]]加盟国の脱退は初めてとなる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR02CM80S5A400C2000000/ 日本経済新聞2025年4月3日「ハンガリーICC脱退へ、EUで初 イスラエル首相拘束せず」]</ref>。
* [[4月4日]] - [[韓国]]の[[大統領 (大韓民国)|大統領]]・[[尹錫悦]]が憲法裁判所により罷免される。罷免は韓国史上
* [[4月8日]]
** [[ドミニカ共和国]]の[[サントドミンゴ]]
** 人権擁護団体[[アムネスティ・インターナショナル]]は8日、2024年に世界で記録された[[死刑]]の執行件数が計1518件で2015年以来の高水準に、一方で、死刑を執行した国は合わせて15カ国と過去最少、とする報告書を公表した<ref>[https://www.bbc.com/japanese/articles/c77nnrlp1rgo BBC「世界の死刑執行、2015年以来の高水準に アムネスティ報告書」]</ref>。
* [[4月10日]] - 3年後の2028年の[[2028年ロサンゼルスオリンピック|ロサンゼルスオリンピック]]で実施される36競技351種目が決定、パリ大会より競技は4、種目は22、それぞれ増える。すべての団体競技で女子と男子の出場チームの数が初めて少なくとも同じになり、この結果、合わせて1万1198人の選手が参加し、男女の比率は男性が49.5%、女性が50.5%となる<ref>[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250410/k10014775161000.html NHK NEWSWEB 2025年4月10日「ロサンゼルス五輪 36競技351種目決定 男女混合で争う種目増加」]</ref>。[[フラッグフットボール]]、[[スカッシュ]]は初実施。
* [[4月11日]] - ([[トランプ関税]]関連)トランプ米大統領が「相互関税」の一時停止を発表する約4時間前に自身の交流サイト(SNS)に「買い時だ」と株の購入を促したと受け取れる投稿をしたとして、一部の野党・民主党議員が10日までに、大統領や政権のメンバーが[[インサイダー取引]]に関わっていないかどうか調査を要請した<ref>[https://www.sankei.com/article/20250411-V4C2NNRK5NK5NJ7SM3XW2ZXTRQ/ 産経新聞2025年4月11日「トランプ氏、相互関税一時停止の発表前に「買い時だ」投稿 インサイダー取引か 調査要請」]</ref>。
* [[4月13日]] - [[大阪府|大阪]]で[[2025年日本国際博覧会]](大阪・関西万博)が開幕。[[10月13日]]まで行われる<ref>{{Cite web |title=大阪・関西万博が開幕 未完成のパビリオンも 大阪で55年ぶり |url=https://mainichi.jp/articles/20250412/k00/00m/040/191000c |website=[[毎日新聞]] |access-date=2025-04-13 |date=2025-04-13}}</ref><ref>{{Cite web |title=大阪万博が開幕 「いのち」テーマ、158カ国・地域参加 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF1210J0S5A410C2000000/ |website=[[日本経済新聞]] |access-date=2025-04-13 |date=2025-04-13}}</ref>。
* [[4月21日]] - [[教皇|ローマ教皇]][[フランシスコ (ローマ教皇)|フランシスコ]]が死去。[[使徒座空位]]となる<ref>{{Cite news |title=ローマ教皇フランシスコ死去、脳卒中と心不全で 初の中南米出身者 |url=https://jp.reuters.com/world/europe/2CMDWIDNNVMAJI7I7YYJ6X3ZLA-2025-04-21/ |work=Reuters |date=2025-04-21 |access-date=2025-04-22 |language=ja |first=Joshua |last=McElwee |first2=Crispian |last2=Balmer}}</ref>。
169 ⟶ 165行目:
* [[4月25日]] - [[ロシア連邦捜査委員会]]は、[[モスクワ]]郊外で車が爆発しロシア軍中将の[[ヤロスラフ・モスカリク]]参謀次長が死亡したと発表した。暫定捜査の結果として、手製の爆発物が作動したのが原因だとした。ウクライナによる爆殺との見方も浮上<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB25CBP0V20C25A4000000/ 日本経済新聞2025年4月25日「ロシア軍参謀次長、車爆発で死亡 モスクワ郊外」]</ref>。
* [[4月26日]] - [[サン・ピエトロ広場]]にて、[[ローマ教皇庁]]がフランシスコの葬儀。トランプ、ゼレンスキー、[[岩屋毅]]外務大臣らが参列<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88327260X20C25A4MM8000/ 日本経済新聞2025年4月27日「ローマ教皇、最後の別れ」]</ref>。
* [[4月28日]] -
* [[4月30日]] - 存命中で世界最高齢に認定されていたブラジルの修道女[[イナ・カナバロ]](116)が、老衰のため死去。次の記録保持者は英国の女性(115)とみられる<ref>[https://www.tokyo-np.co.jp/article/402125 東京新聞2025年5月1日「世界最高齢、116歳の女性死去 ブラジルのイナ・カナバロさん」]</ref>。
176 ⟶ 172行目:
* [[5月2日]] - ドイツ情報機関の[[連邦憲法擁護庁]]は、ポピュリズム政党「[[ドイツのための選択肢]] (AfD)」を極右組織に認定したと発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR029V50S5A500C2000000/ 日本経済新聞2025年5月2日「ドイツ情報機関、政党AfDを極右認定「民主主義に背く」」]</ref>。
* [[5月3日]]
** ([[トランプ関税]]関連)トランプ米政権は、日本などから輸入する自動車部品に25%の追加関税を発動した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC024IJ0S5A500C2000000/ 日本経済新聞2025年5月3日「車部品関税が発動、トランプ氏が迫る踏み絵 生産移転か価格転嫁か」]</ref>。
** オーストラリア総選挙(下院選)が投開票され、与党・労働党が単独過半数を得て勝利<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM027620S5A500C2000000/ 日本経済新聞2025年5月3日「オーストラリア総選挙、与党が単独過半数へ アルバニージー首相は続投」]</ref>。
** シンガポールの総選挙(一院制、定数97)で与党・人民行動党(PAP)が9割の議席を確保し、建国以来の政権を維持した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88475530U5A500C2FF8000/ 日本経済新聞2025年5月5日「シンガポール総選挙、与党9割議席確保」]</ref>。
202 ⟶ 198行目:
* [[5月12日]] - トランプ米大統領は、薬価を大幅に引き下げるための大統領令に署名した。同日のSNS投稿では「59%下がる」と主張。米国内の価格が海外と比べて割高になっているとして是正を目指す<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1208V0S5A510C2000000/ 日本経済新聞2025年5月12日「トランプ氏、薬価引き下げへ大統領令署名 「史上最重要の発表」」]</ref>。
* [[5月13日]]
** 「世界一貧しい大統領」として知られた南米ウルグアイの元大統領[[ホセ・ムヒカ]]が死去。質素な暮らしぶりが世界で注目されたほか、任期中には最低賃金の大幅な引き上げや低所得者向けの支援策などに力を入れた。89歳だった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88669570U5A510C2FF8000/ 日本経済新聞2025年5月15日「「世界一貧しい大統領」で活躍 ウルグアイのムヒカ氏死去」]</ref>。
** フィリピン統一国政・地方選挙(中間選挙)は、大勢が判明し、上院で[[ボンボン・マルコス|マルコス]]大統領支持派が非改選とあわせて多数を維持した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88640500T10C25A5FF8000/ 日本経済新聞2025年5月14日「フィリピン中間選、マルコス派が多数維持」]</ref>。
* [[5月14日]] - アルゼンチン政府は、同国への入国や滞在に関する規則を厳格化すると発表した。犯罪歴がある移民の入国を認めないほか、市民権の取得要件などを厳しくする<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1502G0V10C25A5000000/ 日本経済新聞2025年5月15日「アルゼンチン、移民規制強化 入国や市民権の要件厳しく」]</ref>。
213 ⟶ 207行目:
** [[レオ14世 (ローマ教皇)|教皇レオ14世]]の就任ミサ(教皇職開始記念ミサ)が、バチカン現地時刻で午前10時(日本時間同日午後5時)から[[サン・ピエトロ広場]]で行われ、世界各地からおよそ150の国や地域などの代表団、王族や政治家が参列した<ref>{{Cite web|url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250518/k10014809171000.html|publisher=NHK|title=新ローマ教皇の就任祝うミサ 約150の国や地域などの代表団参列|accessdate=2025-06-03}}</ref>。レオ14世はミサで一致を呼びかけるとともに、パレスチナの[[ガザ地区]]や[[ウクライナ]]について言及し、戦争終結を訴え<ref name=5-18-BBC>{{Cite web|url=https://www.bbc.com/japanese/articles/cx2rvxz13keo|publisher=BBC|title=新教皇レオ14世の就任ミサ、一致と戦争終結を呼びかけ 最初の公式面会はゼレンスキー氏と|accessdate=2025-06-03}}</ref>、ミサ終了後に、まずウクライナの[[ウォロディミル・ゼレンスキー|ゼレンスキー大統領]]と会談した<ref name=5-18-BBC />。そしてその直後に在ローマ・アメリカ大使公邸において、ゼレンスキー大統領とアメリカのヴァンス副大統領およびマルコ・ルビオ米国務長官の会談が実現した<ref name=5-18-BBC />。(これにより2月28日に米ホワイトハウスで行われた会談の際にカメラ前で、ヴァンス副大統領がゼレンスキー大統領に対して口論をしたことで悪化していた両者の関係の改善が行われた。<ref>{{Cite web|url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250519/k10014809561000.html|publisher=NHK|title=ゼレンスキー大統領 米ロ電話会談前にバンス副大統領らと会談|accessdate=2025-06-03}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://mainichi.jp/articles/20250519/k00/00m/030/050000c|title=ゼレンスキー氏と米副大統領が会談 2月の口論以来初、関係修復図る|publisher=毎日新聞|accessdate=2025-06-03}}</ref>)
** 中国国営中央テレビ(CCTV)は、人民解放軍のJ10C戦闘機が「実戦で初めて成果」を上げたと伝えた。パキスタン軍が係争地カシミール地方を巡るインド軍との衝突で、同国軍のフランス製戦闘機ラファールを撃墜したと発表したことを裏付けたとみられる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM180NO0Y5A510C2000000/ 日本経済新聞2025年5月18日「中国J10C戦闘機「実戦で成果」 国営放送、仏製機の撃墜裏付けか」]</ref>。
** ルーマニアで大統領選挙の決選投票が実施された。中道派でブカレスト市長のダン
* [[5月19日]]
** 英国と欧州連合は、離脱後初の公式な首脳会議をロンドンで開いた。EUの再軍備計画への英国の参画につながる防衛・安全保障協定や食品貿易の円滑化に合意した。トランプ米政権の自国第一主義をうけ再び接近する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88780150Z10C25A5FF8000/ 日本経済新聞2025年5月20日「英EUが防衛協定」]</ref>。
** 米ロ首脳による電話協議で、ロシアのプーチン大統領はウクライナとの停戦条件について譲歩せず、強硬姿勢を崩さなかった。トランプ米大統領は進展がなければ仲介役を降りると表明<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88808480Q5A520C2FF8000/ 日本経済新聞2025年5月21日「米ロ首脳、和平進展なし トランプ氏が「離脱」示唆」]</ref>。
* [[5月20日]]
** [[世界保健機関]](WHO)の加盟国は総会で、感染症の世界的大流行([[パンデミック]])への備えや[[ワクチン]]公平配分の仕組みを定めた新たな国際ルール「パンデミック条約」を採択、同条約が成立した。WHO脱退を表明した米国は総会を欠席<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB209MO0Q5A520C2000000/ 日本経済新聞2025年5月20日「パンデミック条約が成立 WHO、米国欠席で採択」]</ref>。
** オーストラリアの野党・国民党は、同じ保守派の最大野党・自由党との連合を解消すると発表した。1923年以来続く保守連合に終止符。原子力発電所の建設案をめぐる政策などで折り合えなかったもよう<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM205ED0Q5A520C2000000/ 日本経済新聞2025年5月20日「オーストラリア、保守野党勢力が連合解消 政策折り合えず」]</ref>。
* [[5月21日]]
225 ⟶ 219行目:
* [[5月22日]]
** 北朝鮮の朝鮮中央通信は、北東部の咸鏡北道で21日に開いた5000トン級の駆逐艦の進水式で重大な事故が発生し、進水に失敗したと報じた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88862490S5A520C2FF8000/ 日本経済新聞2025年5月23日「北朝鮮、進水式で駆逐艦が事故」]</ref>。
** アメリカのトランプ政権が、[[ハーバード大学]]に対して留学生を受け入れる機関としての認定を取り消すと発表した<ref>[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250523/k10014814071000.html NHK NEWSWEB 2025年5月23日「“ハーバード大への留学不可に”米政権 留学生に混乱や不安」]</ref>。
* [[5月23日]] - 中国政府は、インターネットサービスを利用するための専用身分証制度を7月に導入すると発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM23BXC0T20C25A5000000/ 日本経済新聞2025年5月23日「中国でネット身分証導入、7月から 統制強化の懸念も」]</ref>。
* [[5月24日]] - 世界食糧計画(WFP)は、パレスチナ自治区[[ガザ地区|ガザ]]の子ども7万人以上が深刻な[[栄養失調]]に直面していると発表した<ref>[https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1164053/ 北海道新聞2025年5月25日「ガザの子ども、栄養失調7万人 WFP「必要量ほど遠い」」]</ref>。
* [[5月25日]] - [[ロシア]]と[[ウクライナ]]は、それぞれ303人ずつの[[捕虜]]を交換したと公表した。両国は23日から計1000人ずつを交換し、16日にトルコで開いた直接協議での合意を実行し終えた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88911250V20C25A5FF8000/ 日本経済新聞2025年5月26日「捕虜を交換、1000人ずつ完了 ロシアとウクライナ」]</ref>。
* [[5月26日]]
** 中国外務省は、和歌山県[[白浜町]]のレジャー施設「[[アドベンチャーワールド]]」が飼育する[[ジャイアントパンダ]]全4頭が6月に中国へ返還されることを巡り、日本側に謝意を表明した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88933400W5A520C2FF8000/ 日本経済新聞2025年5月27日「中国「パンダに会いに来て」」]</ref>。
234 ⟶ 228行目:
** 英中部リバプールで、サッカーのイングランド・プレミアリーグで5季ぶりに優勝した地元クラブ、リバプールの祝賀パレードのため沿道に集まっていた群衆に車が突っ込んだ<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2700R0X20C25A5000000/ 日本経済新聞2025年5月27日「英リバプール優勝パレードに車突入 4人が「深刻な状態」、男を拘束」]</ref>。
* [[5月27日]]
** パレスチナ自治区ガザを検問所で封鎖し国連主導の人道支援に対する妨害を続けていたイスラエルは、米国と協力して運営する財団GHF経由で、最南部[[ラファフ|ラファ]]の1箇所の拠点限定で、"配給を開始した"と報じられ、住民が殺到した。ただしこのGHFの中立性を疑問視する声は多く、ハマスはイスラエルがGHFをガザでの情報収集に使っているとしてガザの住民にGHFに接触しないように警告した<ref>{{Cite web|url=https://jp.reuters.com/world/us/IH7HVP3QAJNBNJ4TXTSHOV6M7Q-2025-05-27/|publisher=Reuters|title=ガザ南部の配給拠点に人々殺到、イスラエル・米国支援の財団が運営|accessdate=2025-06-17|date=2025-5-28}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2025052800223&g=int|publisher=時事通信社|title=ガザ、支援物資配給に住民殺到 イスラエル軍が警告射撃|accessdate=2025-06-17|date=2025-5-28}}</ref><ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88989170Y5A520C2FF8000/ 日本経済新聞2025年5月29日「ガザ、物資配給に住民殺到」]</ref>。[[国連]]の担当者は、このアメリカ主導の財団による食料の配給について「すべての検問所を開放するという実際に必要な支援から目をそらすものだ」と批判し、国連などによる物資の搬入をさらに拡大すべきだと訴えた<ref>{{Cite web|publisher=NHK|url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250528/k10014818271000.htm|title=ガザ地区 “米主導の民間財団による食料の配給始まった”|accessdate=2025-06-17}}</ref>。
** ([[安楽死]]関連)フランス国民議会(下院、577議席)は、終末期患者に厳格な条件の下で致死量の薬の投与を認める「死への積極的援助」を導入する法案を賛成多数で可決した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB2829F0Y5A520C2000000/ 日本経済新聞2025年5月28日「フランス下院、終末期患者への「死の援助」法可決」]</ref>。
* [[5月28日]] - ウクライナの[[ウォロディミル・ゼレンスキー]]大統領は、[[ベルリン]]を訪問し、[[フリードリヒ・メルツ]]独首相と会談した。ドイツ製の長射程巡航ミサイル「タウルス」の供与について協議<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88988970Y5A520C2FF8000/ 日本経済新聞2025年5月29日「長射程ミサイル共同調達」]</ref>。
* [[5月29日]] - 中国外務省は、米国務省が一部の中国人留学生のビザ取り消しを始めると発表したことを批判した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89020360Z20C25A5FF8000/ 日本経済新聞2025年5月30日「中国「断固反対」措置撤回を要求」]</ref>。
* [[5月30日]]
** アジア安全保障会議(シャングリラ会合)がシンガポールで開幕<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89057170Q5A530C2EA2000/ 日本経済新聞2025年5月31日「日豪比結束、米つなぎ留め アジア安保会議開幕」]</ref>。
** ([[トランプ関税]]関連)トランプ米大統領は、海外から輸入する鉄鋼・アルミニウム製品にかける追加関税を50%に引き上げると表明した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN3106K0R30C25A5000000/ 日本経済新聞2025年5月31日「米鉄鋼・アルミ関税2倍の50%に トランプ氏表明、6月4日から」]</ref>。
* [[5月31日]] - 日米とオーストラリア、フィリピン4カ国は、シンガポールで防衛相会談を開催した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89064180R30C25A5EA3000/ 日本経済新聞2025年6月1日「日豪比、共同訓練を充実 米同盟国が抑止力補完」]</ref>。
246 ⟶ 240行目:
* [[6月1日]]
** 大統領選挙の決選投票を実施したポーランドで、右派の野党「[[法と正義]](PiS)」が推す[[欧州連合]](EU)懐疑派の[[カロル・ナヴロツキ]]が僅差で勝利した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR02CRW0S5A600C2000000/ 日本経済新聞2025年6月3日「ポーランド大統領にEU懐疑派 自国第一主義、欧州で旋風」]</ref>。
** ウクライナ軍は、ロシア内部から同国[[シベリア]]の軍基地を初めて攻撃。[[イルクーツク州]]などのロシア軍基地に[[無人機]]攻撃をしかけ、40機を超える長距離戦略爆撃機を破壊したと明らかにした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89099320S5A600C2FF8000/ 日本経済新聞2025年6月3日「交渉にらみ攻撃の応酬 ウクライナ、シベリアで爆撃機破壊」]</ref>。{{main|蜘蛛の巣作戦}}
* [[6月2日]] - ロシアとウクライナがトルコで開催した2回目の直接交渉で、ロシアは和平案を巡る覚書をウクライナに提出した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89129210U5A600C2FF8000/ 日本経済新聞2025年6月4日「プーチン氏、譲歩示さず」]</ref>。
* [[6月3日]]
** オランダの[[ディック・スホーフ]]首相は、極右政党の離脱で連立政権が崩壊したのを受け、辞意を表明した。各党は新たな連立枠組みに向けて交渉するが、失敗に終われば総選挙を実施する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR03E9A0T00C25A6000000/ 日本経済新聞2025年6月4日「オランダ首相が辞意表明 極右離脱で連立政権が崩壊」]</ref>。
** 米起業家の[[イーロン・マスク]]はすでに政権を離脱したが、トランプ米政権が成立を目指す減税延長法案の内容を知り、強い言葉で非難
* [[6月4日]]
** [[
** [[欧州連合]](EU)の執行機関である[[欧州委員会]]と[[欧州中央銀行]](ECB)は、[[ブルガリア]]が単一通貨[[ユーロ]]の導入基準を満たしたとの評価結果を公表した。法定通貨としての採用が実現すれば21カ国目。早ければ2026年1月の導入を目指す<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89149560U5A600C2FF8000/ 日本経済新聞2025年6月5日「ブルガリア、ユーロ導入へ 来年にも」]</ref>。
** [[国連安全保障理事会]]は、[[パレスチナ自治区]][[ガザ]]における無条件かつ恒久的な即時停戦を求める決議案を否決した。理事国15カ国のうち英中ロを含む14カ国が賛成したが、米国が第2次トランプ政権発足後で初めて拒否権を行使<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89176640V00C25A6FF8000/ 日本経済新聞2025年6月6日「国連安保理、ガザ停戦否決」]</ref>。
* [[6月5日]]
** [[北大西洋条約機構]](NATO)は国防相会合で、加盟国の国防費目標の大幅な引き上げで合意した。[[国内総生産]](GDP)比で5%を国防費や関連投資に充てる新目標を加盟国に提示<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR05B5W0V00C25A6000000/ 日本経済新聞2025年6月6日「NATO、国防費引き上げ合意 事務総長「GDP比5%目標」提示」]</ref>。
<!--「芸術、文化、スポーツ」の節に記述 ** [[任天堂]]の[[ゲーム機|家庭用ゲーム機]]「[[Nintendo Switch 2]]」が世界の各国で同時発売。-->
* [[6月6日]]
** 銀価格が上昇、国際指標となるニューヨーク先物(中心限月)は6日、1トロイオンス36.3ドル台と、2012年2月以来13年ぶりの高水準を付けた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89201070W5A600C2ENG000/ 日本経済新聞2025年6月6日「銀、13年ぶり高値 投機主導の買い」]</ref>。
** ロシア軍は、ウクライナ全土への大規模な空爆を実施した。ウクライナ当局によると、首都[[キーウ]]で少なくとも3人が死亡した。ロシアはおよそ400機の無人機と40発以上のミサイルを使用したという<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR06BO60W5A600C2000000/ 日本経済新聞2025年6月6日「ロシア、ドローン400機でウクライナ全土攻撃 国防省「報復」発表」]</ref>。
* [[6月7日]]
** 日本と欧州連合が、産業強化に向けて包括的に連携する新たな枠組み「日EU競争力同盟」を創設する調整に入ったことが判明<ref>[https://www.tokyo-np.co.jp/article/410297 東京新聞デジタル2025年6月7日「日本とEU、産業強化に新枠組み 自由貿易推進「競争力同盟」創設」]</ref>。
** 米西部[[ロサンゼルス]]で、[[アメリカ合衆国移民・関税執行局|移民・税関捜査局]](ICE, [[:en:United States Immigration and Customs Enforcement|Immigration and Customs Enforcement]])の不法移民取り締まりに対する抗議活動があり、トランプ大統領は、[[州兵]]2千人を派遣する大統領覚書に署名した<ref>[https://www.tokyo-np.co.jp/article/410431?rct=world 東京新聞デジタル2025年6月9日「LAでの移民抗議活動に州兵派遣 米政権、参加者と衝突で封鎖」]</ref>。カリフォルニア州のニューサム知事は、トランプ大統領が州知事である同氏に相談することなく州兵を派遣したことを「違法で、不道徳だ」と非難し、9日、提訴に踏み切ることになる。<ref>{{Cite web|url=https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b99cec59b3870a7f3acbd13057c7f61724e14fee|publisher=Yahoo!expert|author=飯塚真紀子(在米ジャーナリスト)|title=州兵派遣に州知事「トランプを法廷に引き摺り出す」 加州vsトランプの対立激化が意味すること|accessdate=2025-06-17}}</ref>
* [[6月8日]] - フランスの自動車大手[[ルノー]]はウクライナでのドローン生産に乗り出すとフランスのメディアが報道<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR0821T0Y5A600C2000000/ 日本経済新聞2025年6月9日「ルノー、ウクライナでドローン生産へ」]</ref>。
* [[6月9日]]
** スウェーデンの環境活動家[[グレタ・トゥンベリ]]らが乗りガザ地区への[[人道支援]]に向かった船舶を[[イスラエル軍]]が拿捕した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89246770Z00C25A6FF8000/ 日本経済新聞2025年6月10日「グレタさんら乗る船拿捕」]</ref>。
** トランプ米大統領によるイランなど12カ国からの入国禁止措置が発動<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89246540Z00C25A6FF8000/ 日本経済新聞2025年6月10日「米、差別批判回避へ周到 12カ国からの入国禁止措置発動」]</ref>。
* [[6月10日]] - 韓国の[[李在明]]大統領は、3年前まで使われていた「[[青瓦台]]」に大統領府を移転する。閣議で復帰関連の予備費として約259億ウォン(約27億円)を議決した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM109530Q5A610C2000000/ 日本経済新聞2025年6月10日「韓国大統領府、青瓦台に復帰へ 閣議で改修予算を議決」]</ref>。
* [[6月11日]]
** 英国は2028年度までの中期歳出計画を発表した。国防費や医療費の増額が移民対策や対外援助を圧迫する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89329320S5A610C2FF8000/ 日本経済新聞2025年6月13日「英予算、国防費が圧迫 中期歳出計画」]</ref>。
** 韓国軍関係者は、韓国政府が同日午後から北朝鮮に向けた拡声器を使った宣伝放送を停止したと明らかにした。李在明政権は北朝鮮と対話を通して南北関係を改善をすると掲げており、強硬な姿勢を通した尹錫悦政権から方針転換した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM1185D0R10C25A6000000/ 日本経済新聞2025年6月11日「韓国、北朝鮮に向けた拡声器放送を中止 対話重視へ方針転換」]</ref>。
* [[6月12日]]
** [[韓国軍合同参謀本部]]は、北朝鮮から韓国に向けた「[[騒音放送]]」が12日午前0時以降聞こえなくなったと明らかにした。11日午後に韓国側が北朝鮮に向けた拡声器を使った宣伝放送を停止したことに呼応した可能性がある<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM123XN0S5A610C2000000/ 日本経済新聞2025年6月12日「北朝鮮、「騒音放送」を停止か 韓国側の宣伝放送停止に呼応の可能性」]</ref>。
** インドの[[アフマダーバード空港]]発、[[ロンドン・ガトウィック空港]]行きの[[エア・インディア171便墜落事故|エア・インディア171便]]が離陸直後に墜落。乗員乗客241人と地上の19人が死[[亡びの国の征服者〜魔王は世界を征服するようです〜|亡]]<ref>[https://economictimes.indiatimes.com/news/india/air-india-crash-dna-testing-complete-final-death-toll-stands-at-260/articleshow/122138572.cms?from=mdr Air India crash: DNA testing complete, final death toll stands at 260]</ref>。{{Main|エア・インディア171便墜落事故}}
** 米西部カリフォルニア州の連邦地裁は、トランプ米政権が知事の承認を経ずロサンゼルスに州兵を動員したことを違法として差し止めを命じた。控訴裁は即日、一審判決の効力を停止し、指揮権は引き続き政府に残る<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89357090T10C25A6FF8000/ 日本経済新聞2025年6月14日「州兵派遣、加州と攻防続く」]</ref>。
* [[6月13日]] - イスラエル軍は、イランの核施設など100カ所以上の標的を攻撃したと発表した。一連の攻撃で、イラン[[革命防衛隊]]トップのサラミ司令官と軍トップのバゲリ参謀総長らが死亡した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89365910U5A610C2MM8000/ 日本経済新聞2025年6月14日「イラン核脅威を力で排除 イスラエル、100カ所攻撃」]</ref>。
* [[6月14日]]
** イランは前日のイスラエルによる空爆への報復としてミサイルで同国領土を攻撃した。イスラエル軍もイラン各地への空爆を継続した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89375250V10C25A6MM8000/ 日本経済新聞2025年6月15日「攻撃応酬、歯止め掛からず」]</ref>。
** アメリカのトランプ政権は、首都[[ワシントンDC]]の[[リンカーン記念堂]]近くから[[ホワイトハウス]]の南側までの大通りで、[[軍事パレード]]を行った。陸軍創設250周年の節目の日を記念したイベントで、トランプ大統領の79歳の誕生日と重なった。軍事パレードのアメリカワシントンDCでの開催は34年ぶりと異例で、アメリカ国内の世論はこのパレードを支持する人と支持しない人に割れており、この軍事パレードの時刻にあわせて、「王はいらない」と題したトランプ大統領に抗議する全米規模のデモが行われ、主催者によると全米で2100か所以上、あわせて少なくとも500万人がデモに参加したと発表された<ref>{{Cite web|url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250615/k10014835671000.html|publisher=NHK|title=米 大規模軍事パレード 「王はいらない」大統領への抗議デモも|accessdate=2025-06-17}}</ref><ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN140RB0U5A610C2000000/ 日本経済新聞2025年6月15日「米首都で34年ぶり軍事パレード 誕生日のトランプ氏、力を誇示」]</ref>。
* [[6月15日]] - 英首相官邸は、国外での情報活動を担う英[[秘密情報部]](MI6)の次期長官に[[ブレイズ・メトレウェリ]](47)を任命したと発表した。1909年の組織創設以降、初の女性長官となる。スパイ映画「[[007]]」シリーズでは既に女性がMI6のトップに就いており、英メディアは「映画に後れを取った」と報じた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB168D10W5A610C2000000/ 日本経済新聞2025年6月16日「英情報機関MI6、トップに初の女性 「007」に追いついた?」]</ref>。
* [[6月16日]] - [[主要国首脳会議|主要7カ国首脳会議]](G7サミット)は16日、世界経済や経済安全保障などを議論し、初日の討議を終えた。トランプは初日に帰国の途についた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89436200X10C25A6FF8000/ 日本経済新聞2025年6月18日「G7 トランプ氏が翻弄 初日で帰国、関税議論は回避」]</ref>。
* [[6月17日]] - トランプ米大統領は、ホワイトハウスで緊急招集した[[国家安全保障会議]](NSC)に出席した。米主要メディアはトランプが米軍によるイランの核施設攻撃を検討していると報じた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89462850Z10C25A6MM8000/ 日本経済新聞2025年6月19日「米、数日内の核施設攻撃を検討」]</ref>。
* [[6月18日]] - イランはイスラエルによる軍事攻撃とトランプ米政権が求める「[[無条件降伏]]」に抵抗する方針。[[イラン最高指導者]][[ハメネイ]]師は、国営テレビを通じ「脅しには屈しない」と述べた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89486110Z10C25A6FF2000/ 日本経済新聞2025年6月20日「ハメネイ師、降伏を拒否」]</ref>。
* [[6月19日]] - トランプ米大統領は、イランへの攻撃に踏み切るかどうか2週間以内に決めると表明した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89523740R20C25A6MM8000/ 日本経済新聞2025年6月21日「米、対イラン攻撃判断「2週間以内」」]</ref>。
* [[6月20日]]
** タイの上院議会は、[[憲法裁判所]]に[[ペートンタン]]首相の解任を求める請願書を提出した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89522110Q5A620C2FF8000/ 日本経済新聞2025年6月21日「タイ上院、憲法裁に首相解任請願」]</ref>。
** 米国防総省は、日本を含むアジアの同盟国が国防費を[[国内総生産]](GDP)比5%まで増額する必要があると表明した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89533570S5A620C2MM8000/ 日本経済新聞2025年6月22日「国防費「GDP比5%必要」 米、アジア同盟国に基準」]</ref>。
** 英議会下院は、終末期患者に[[安楽死]]を認める法案を賛成多数で可決した。上院の審議を経る必要があるが、カナダやスイスなどに続く合法化に近づいた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR20DZ80Q5A620C2000000/ 日本経済新聞2025年6月21日「英国、安楽死法案が下院通過 合法化に近づく」]</ref>。
* [[6月21日]]
** トランプ米大統領はアメリカ軍がイラン国内3カ所の核施設を空爆したと発表した<ref>{{Cite news|url=https://www.bbc.com/japanese/articles/cvg9r4wyv4xo.amp|title=トランプ氏、米軍がイランの核施設3カ所を爆撃し破壊と発表 フォルドなど|newspaper=BBC|date=2025-06-21|accessdate=2025-06-24}}</ref>。{{main|イランの核施設へのアメリカの攻撃}}
** ロシアの同盟国[[ベラルーシ]]の大統領報道官は、[[ルカシェンコ]]大統領がトランプ米大統領の要請を受けて、収監していた日本人2人を含む14人に恩赦を与えたと明らかにした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89535620S5A620C2FF8000/ 日本経済新聞2025年6月23日「ベラルーシ、邦人2人含む14人恩赦」]</ref>。
* [[6月22日]] - イランの[[アラグチ]]外相は「イランの平和的な核施設に対する米国の残忍な軍事攻撃を最も強い言葉で非難する」と強調した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB2212U0S5A620C2000000/ 日本経済新聞2025年6月22日「イラン、米攻撃は「国際法違反」 高濃縮ウランは事前搬出か」]</ref>。
* [[6月23日]]
** トランプ米政権は、鉄鋼・アルミニウム製品に課す追加関税の対象に洗濯機や冷蔵庫などの[[白物家電]]を加えた。米東部時間同日午前0時1分(日本時間同日午後1時1分)から徴収を始めた<ref>[https://www.nikkei.com/nkd/industry/article/?DisplayType=1&n_m_code=035&ng=DGKKZO89560430T20C25A6FF8000 日本経済新聞2025年6月24日「米追加関税 白物家電も」]</ref>。
** [[国際オリンピック委員会]](IOC)は、新旧会長の引き継ぎ式を実施した。2期12年務めた[[トーマス・バッハ]]会長が退任し、24日付で後任の第10代会長に競泳女子の五輪金メダリストの[[カースティ・コベントリー]]([[ジンバブエ]])が就任する。IOCの130年以上の歴史で初の女性トップとなる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89560110T20C25A6UU8000/ 日本経済新聞2025年6月24日「IOC初の女性トップ コベントリー氏就任へ」]</ref>。
* [[6月24日]]
** 北朝鮮の[[朝鮮中央通信]]は、[[朝鮮労働党]]が23日までの3日間、[[朝鮮労働党第8期中央委員会|第8期中央委員会]]拡大総会を開いたと報じた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89586180U5A620C2FF1000/ 日本経済新聞2025年6月25日「北朝鮮、朝鮮労働党総会を開催」]</ref>。
** [[中国共産党]]の[[習体制|習近平政権]]は、[[日中戦争]]の勝利80年を記念して9月3日に[[北京]]で開く[[中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念式典|抗日戦勝80周年式典]]の概要を発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM240UW0U5A620C2000000/ 日本経済新聞2025年6月24日「中国、9月3日に軍事パレード 天安門広場で抗日戦勝80年式典」]</ref>。
* [[6月25日]] - イラン国会は、[[国際原子力機関]](IAEA)への協力を停止する法案を可決した。イランは核開発を継続する姿勢で、[[核拡散防止条約]](NPT)からの脱退を求める声もあがる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89641070W5A620C2FF1000/ 日本経済新聞2025年6月27日「イラン、IAEAへ協力停止決議」]</ref>。
* [[6月26日]] - EUは[[ブリュッセル]]で開いた首脳会議でウクライナ支援を協議した。ロシアに傾斜するハンガリーが反対し、全会一致での支援策の決定を断念<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89672390X20C25A6FF8000/ 日本経済新聞2025年6月28日「ウクライナ支援、歩調乱れ」]</ref>。
* [[6月27日]] - プラチナ価格が急騰、国際指標となるニューヨーク先物(中心限月)は27日のアジア時間に、一時前日比25.5ドル(1.8%)高い1トロイオンス1440.5ドルを付け、2014年8月以来およそ11年ぶりの高値を更新した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB274L90X20C25A6000000/ 日本経済新聞2025年6月27日「プラチナ11年ぶり高値」]</ref>。
* [[6月28日]] - 米[[CNN]]は、イランを空爆した3カ所のうち中部[[イスファハン]]で地下貫通弾「[[バンカーバスター]]」を使わなかったのは核施設が地下深くにあり、効果が乏しいと判断したためだったと報じた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN26EC70W5A620C2000000/ 日本経済新聞2025年6月29日「米軍、地下深くバンカーバスター使用1カ所断念か イラン核施設攻撃」]</ref>。
* [[6月29日]]
** 香港の民主派政党、社会民主連線(社民連)が解散すると正式発表した。[[香港国家安全維持法]](国安法)による締め付けで民主派政党は相次ぎ解散し、ほぼ全滅の状況となる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM291SK0Z20C25A6000000/ 日本経済新聞2025年6月29日「香港の社民連が正式解散 民主派政党がほぼ全滅」]</ref>。
** ウクライナのゼレンスキー大統領は、対人地雷禁止条約([[オタワ条約]])から脱退する方針を定めた大統領令に署名した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR293HN0Z20C25A6000000/ 日本経済新聞2025年6月30日「ウクライナ、対人地雷禁止条約から脱退表明 未加盟ロシアに対抗」]</ref>。
* [[6月30日]] - 地球温暖化による海面上昇で国土が将来水没する危機にある南太平洋[[ツバル]]で人口の42%に当たる約4千人がオーストラリアへの特別移住ビザに応募したことが分かった<ref>[https://news.yahoo.co.jp/articles/7ec0360c3103c9312a2e373d950d4cb00dae2ff8 YAHOO!JAPANニュース2025年6月30日「ツバル、人口の4割が移住応募 豪へ、温暖化で水没危機」]</ref>。
=== 7月 ===
* [[7月1日]]
** タイの憲法裁判所は、[[ペートンタン]]首相の解職の是非について法的な結論が出るまで首相職務の一時停止を命じると発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGS30D8V0Q5A630C2000000/ 日本経済新聞2025年7月1日「タイ首相に職務一時停止命令 憲法裁、国境紛争対応で解職判断へ」]</ref>。
** ルビオ米国務長官は、新興・途上国への援助事業を担う米国際開発局(USAID)を事実上、閉鎖すると発表した。同日付で事業が正式に終了する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN024ED0S5A700C2000000/ 日本経済新聞2025年7月2日「米政権、外国援助組織「USAID」廃止 途上国の人道危機に懸念」]</ref>。
* [[7月2日]] - チベット仏教最高指導者の[[ダライ・ラマ14世]]は、チベット亡命政府が本拠地を置くインド北部[[ダラムサラ]]で声明を発表し、自らの死後に生まれ変わりを探す伝統的な「[[輪廻転生]]」制度の継続を確約した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89768240S5A700C2FF8000/ 日本経済新聞2025年7月3日「ダライ・ラマ、後継制度確約」]</ref>。
* [[7月3日]] - 北米最大の日本のポップカルチャーの祭典「[[Anime Expo]](アニメエキスポ)」が、米ロサンゼルスで開幕、人気アニメの[[コスプレ]]をした来場者でにぎわった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89832570U5A700C2EA5000/ 日本経済新聞2025年7月5日「アニメ、配信で世界席巻 映像化呼ぶ原作人気」]</ref>。
* [[7月4日]] - トランプ米大統領は、相互関税を念頭に貿易相手国にかける税率を国ごとに見直し、最大70%にする考えを示した。4日から新たな税率を記した通知を各国に送る。新たな税率に基づく関税は8月1日から徴収すると明らかにした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89837440V00C25A7MM8000/ 日本経済新聞2025年7月5日「米相互関税、最大70%に」]</ref>。
* [[7月5日]]
** [[OPECプラス]]の有志8カ国は、8月の生産量を前月から日量54万8000バレル増やすと発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89866320X00C25A7ENG000/ 日本経済新聞2025年7月8日「原油増産策でも相場は下げ渋り」]</ref>。
** パリの中心部を流れる[[セーヌ川]]で、およそ100年ぶりに水浴びが解禁された。川の3カ所に設けた水浴び用の区域を一般市民に開放する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR03DHK0T00C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月5日「セーヌ川で100年ぶりに水浴び解禁 水質改善、パリ五輪遺産」]</ref>。
* [[7月6日]]
** [[ブラジル]]の[[リオデジャネイロ]]で[[第17回BRICS首脳会議]]が開催。「[[リオデジャネイロ宣言]]」を採択<ref>{{Cite web |title=BRICS首脳、宣言でイラン攻撃非難 米国など名指し避ける |url=https://mainichi.jp/articles/20250707/k00/00m/030/030000c |website=[[毎日新聞]] |access-date=2025-07-07 |date=2025-07-07}}</ref>。
** トランプ米大統領は、中国やロシアなど主要[[新興国]]でつくる[[BRICS]]のうち「反米政策に同調する全ての国」に10%の追加関税を課すと表明した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM077S50X00C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月7日「トランプ氏、BRICS「反米政策」に10%追加関税 中国は反発」]</ref>。
* [[7月7日]] - 米ニュースサイト、[[ポリティコ]]は、新党「[[アメリカ党]]」の設立を表明した実業家マスクが、第3政党「前進党」の共同創設者[[アンドリュー・ヤン]]と接触したと報じた。2026年11月の中間選挙で共和、民主の二大政党に第三極として割って入ることをにらみ、動きを活発化させた可能性がある<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB080RL0Y5A700C2000000/ 日本経済新聞2025年7月8日「マスク氏、第3政党創設者と接触か 新党設立めぐり」]</ref>。
* [[7月8日]]
** 欧州連合(EU)の財務相らで構成する閣僚理事会は、[[ブルガリア]]に対して単一通貨ユーロの導入を承認した。2026年1月1日から正式に流通し、法定通貨としての採用は21カ国に広がる。法定通貨としてのユーロ導入は[[クロアチア]]の23年以来で3年ぶりとなる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR07ARM0X00C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月8日「通貨ユーロ、26年から21カ国に拡大 ブルガリアを承認」]</ref>。
** ドイツ外務省は、欧州連合(EU)が実施していた軍事作戦の最中にドイツ機が中国軍からレーザー照射を受けたと明らかにした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR089U20Y5A700C2000000/ 日本経済新聞2025年7月8日「中国軍、ドイツ機にレーザー照射 独外務省が抗議」]</ref>。
* [[7月9日]] - イスラム組織ハマスは、イスラエルとの停戦交渉が「困難だ」との声明を出した。パレスチナ自治区ガザからのイスラエル軍撤退や恒久停戦の保証なくして人質解放には応じられないとの考えを改めて示した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR09DVN0Z00C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月10日「ハマス「停戦交渉は困難」 イスラエル軍のガザ撤退あらためて要求」]</ref>。
* [[7月10日]]
** 台湾の[[頼清徳]]政権は、米国から調達した最新鋭の主力戦車[[M1A2]]Tエイブラムスの実弾射撃訓練を初めて報道陣に公開した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM09A560Z00C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月10日「台湾、米最新鋭戦車の訓練を公開 米台連携を誇示」]</ref>。
** 英仏首脳は、[[核兵器]]の運用で連携することに合意した。使用の決定権はそれぞれ独立を保つものの、重大な脅威には協調して対処する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR10DY00Q5A710C2000000/ 日本経済新聞2025年7月11日「英仏首脳、核兵器運用で連携合意 ロシア脅威に対抗」]</ref>。
* [[7月11日]] - 米紙[[ワシントン・ポスト]]は、災害対応を担う[[連邦緊急事態管理局]](FEMA)について、トランプ政権が当初目指していた組織の廃止を見合わせる方向だと報じた<ref>[https://www.sankei.com/article/20250712-2TQ3R36AK5I33MUC3H3WLPPDTU/ 産経新聞2025年7月12日「トランプ米政権、災害機関FEMAの廃止を見合わせ 州政府に権限委譲で存続か」]</ref>。
* [[7月12日]] - ロシアの[[セルゲイ・ラブロフ|ラブロフ]]外相は、北朝鮮の[[金正恩]][[朝鮮労働党中央委員会総書記|総書記]](最高指導者)と同国東部・元山で会談した。ウクライナ情勢や金正恩氏の訪ロについて意見を交わしたとみられる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89998970S5A710C2EA3000/ 日本経済新聞2025年7月13日「金正恩氏、ロシア外相と会談」]</ref>。
* [[7月13日]] - インドネシアと欧州連合(EU)は13日、包括的経済連携協定(CEPA)の締結で政治合意したと発表した。発効後に両地域の貿易にかかる関税を大幅に引き下げる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM131VO0T10C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月13日「インドネシアとEU、貿易協定で合意 米関税対策で輸出多角化急ぐ」]</ref>。
* [[7月14日]]
** 陸上の[[フルマラソン]]を世界最年長の100歳で完走した記録を持つインド出身の{{仮リンク|ファウジャ・シン|en|Fauja Singh}}が、[[ひき逃げ]]により114歳で亡くなったと、複数メディアが伝えた。シンは1911年生まれとされ、2011年に100歳でフルマラソンを完走。当時の報道によると、インドではシンが生まれた1911年には出生記録がなかったために証明書がなく、ギネスには登録されなかったという<ref>[https://jp.reuters.com/life/sports/M5RHSJZAWRI7NMWYAUE54AYYBI-2025-07-16/ ロイター 2025年7月16日「陸上=世界最高齢マラソンランナー、114歳で死去 ひき逃げで」]</ref>。
** イスラエルのユダヤ教「[[超正統派]]」の政党が、連立政権から離脱すると発表した。与党は国会でかろうじて過半を維持しているにすぎず、ネタニヤフ首相には逆風となる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR156KK0V10C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月15日「イスラエル、一部与党が連立離脱 ネタニヤフ政権に逆風」]</ref>。
* [[7月15日]] - 中国の[[習近平]][[中国共産党中央委員会総書記|総書記]](国家主席)は、訪中したオーストラリアの[[アンソニー・アルバニージー|アルバニージー]]首相と北京で会談、中国国営新華社によると、アルバニージーは「[[台湾独立]]を支持しない」と発言した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90051320V10C25A7FF8000/ 日本経済新聞2025年7月16日「豪「台湾独立支持しない」」]</ref>。
* [[7月16日]]
** イスラエル軍は、シリア首都[[ダマスカス]]にある暫定政府の国防省や大統領府近くの軍事施設を攻撃した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90103200X10C25A7FF8000/ 日本経済新聞2025年7月18日「イスラエル、シリア国防省など空爆」]</ref>。
** 米空軍の核兵器輸送部隊による[[C-17]]輸送機が、ニューメキシコ州アルバカーキの[[カートランド空軍基地]]から英[[レイクンヒース空軍基地]]まで、[[識別用トランスポンダー]]を作動させたまま飛行したとされる。新型の[[B61-12]][[熱核重力爆弾]]が含まれている可能性があるという<ref>[https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-07-28/T044LIGQ1YX100 Bloomberg2025年7月29日「新型核兵器、米が英基地に配備したと専門家分析-ロシアけん制の意図」]</ref>。
* [[7月17日]]
** [[ウクライナ最高会議]](議会)は、[[スビリデンコ]]第1副首相兼経済相を新首相とする新たな内閣を承認した。ロシアによるウクライナ侵略が始まって以来、首相交代は初めて<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR16E1T0W5A710C2000000/ 日本経済新聞2025年7月17日「ウクライナ、新首相にスビリデンコ氏」]</ref>。
** 英独首脳は、安全保障などの協力を深める[[友好条約]]を結んだ。2国間の相互防衛義務を明示し、武器輸出や長距離ミサイル開発に共同で取り組む<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR17DQ10X10C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月18日「イギリス・ドイツが初の相互防衛条約 欧州安保、大国主導で再構築」]</ref>。
** イギリス政府は、次回の総選挙から選挙権が得られる年齢を18歳から16歳に引き下げる方針を発表した。新しい選挙法案の一環として成立を目指し、導入する方針<ref>[https://www.bbc.com/japanese/articles/cx2nk2dg1v4o BBCNEWSJAPAN 2025年7月19日「イギリス、選挙権年齢を18歳から16歳に引き下げへ 次の総選挙から」]</ref>
* [[7月18日]] - 欧州連合(EU)加盟国は、新たなロシア制裁案で合意した。ロシア産原油の輸入価格の上限を現行の1バレル60ドルから大幅に引き下げる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90135160Y5A710C2FF8000/ 日本経済新聞2025年7月19日「ロシア制裁案、EU合意 原油輸入価格の上限下げ」]</ref>。
* [[7月19日]]
** イスラエルとシリア暫定政府は停戦で合意した。バラック米シリア特使がX(旧ツイッター)で明らかにした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR191AC0Z10C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月19日「イスラエルとシリア、停戦で合意 米特使が発表」]</ref>。
** ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアに停戦に向けた高官級の直接協議を20日からの週に開くことを提案したと明らかにした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90153060R20C25A7FF8000/ 日本経済新聞2025年7月21日「ゼレンスキー氏、ロシアに直接協議 提案」]</ref>。
** 米IT企業[[アストロノマー]]は、[[アンディ・バイロン]]最高経営責任者(CEO)の辞任を発表した。16日に妻とは別の女性と人気バンドのライブを観覧する様子が、会場の大型スクリーンで映し出され「不倫ではないか」とインターネット上で騒動になっていた<ref>[https://mainichi.jp/articles/20250720/k00/00m/030/115000c 毎日新聞2025年7月20日 「「バックハグ」をカメラに抜かれた米CEO 不倫疑惑で辞任」]</ref>。
* [[7月20日]]
** [[第27回参議院議員通常選挙]]<ref>{{Cite web |title=参院選7月3日公示、20日投開票で閣議決定…連休中日の国政選投開票は1952年以降初 |url=https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250624-OYT1T50044/ |website=[[読売新聞]] |access-date=2025-06-24 |date=2025-06-24}}</ref>。
** 香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト電子版は、[[ドナルド・トランプ|トランプ]]米大統領が10月に中国を訪れ、[[習近平]][[中国共産党中央委員会総書記|総書記]](国家主席)と会談する可能性を報じた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90162490R20C25A7FF8000/ 日本経済新聞2025年7月22日「米大統領10月訪中か 香港紙報道」]</ref>。
* [[7月21日]]
** イラン外務省は、核問題をめぐって英国、フランス、ドイツの3カ国との次官級協議を25日に開くと明らかにした。英仏独は2015年の核合意で停止された国連制裁を再発動するとイランに圧力をかけており、議題となる見通し。イランは「制裁再開は正当化できない」と反発している<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90190690S5A720C2FF8000/ 日本経済新聞2025年7月23日「英仏独、イラン制裁へ圧力」]</ref>。
** ウクライナの保安局(SBU)と検察当局は、汚職犯罪の捜査を担う司法機関を強制捜査した。ロシアへの情報提供に関与した疑惑などで1人の職員を拘束した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR213ZE0R20C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月22日「ゼレンスキー政権、反汚職機関を強制捜査 「強権傾斜」の批判も」]</ref>。
** トランプ米政権は、[[公民権運動]]指導者[[マーチン・ルーサー・キング]]牧師の暗殺に関する機密文書23万ページ以上を公開した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB2231F0S5A720C2000000/ 日本経済新聞2025年7月22日「トランプ政権、キング牧師暗殺の文書公開」]</ref>。
* [[7月22日]] - 米国務省は、[[国連教育科学文化機関]](ユネスコ)に脱退すると同日付で伝達したと発表した。ユネスコの「反イスラエル」的な考えを問題視したという<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB22BQO0S5A720C2000000/ 日本経済新聞2025年7月22日「米国、ユネスコに脱退通知 「反イスラエル」など問題視」]</ref>。
* [[7月23日]]
** 英国とトルコは、英独などが共同開発した主力戦闘機「[[ユーロファイター・タイフーン]]」のトルコへの輸出に合意したと発表した。ロシアの脅威の高まりとトランプ米政権の関与低下で欧州防衛産業の強化が急務となり、反対していたドイツが容認した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR23C4D0T20C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月23日「英国、トルコに主力戦闘機輸出へ 共同開発のドイツが容認に転じる」]</ref>。
** ロイター通信によると、イランのガリババディ外務次官は23日、国際原子力機関(IAEA)の技術チームが数週間内にイランを訪れ、今後の関係性を協議すると明らかにした。核関連施設は訪問しないとしている<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90240890U5A720C2FF8000/ 日本経済新聞2025年7月25日「IAEAを受け入れへ」]</ref>。
** 米紙[[ウォール・ストリート・ジャーナル]](WSJ)などは23日、[[少女買春]]などの罪で起訴され自殺した米富豪[[ジェフリー・エプスタイン]]の事件を巡り、司法省が関連資料を精査した際にトランプ大統領の名前が複数箇所に記載されているのを発見していたと報じた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90240940U5A720C2FF8000/ 日本経済新聞2025年7月25日「エプスタイン氏巡る事件、資料にトランプ氏の名」]</ref>。
** 海面上昇で将来水没する恐れが指摘される南太平洋[[ツバル]]にあるオーストラリア大使館は、自国への特別移住ビザの抽選に応募したツバル国民が計8750人になったとフェイスブックに投稿した。ツバルの2025年の国連推定人口は9400人で、国民の9割以上が応募した計算になる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB23CNC0T20C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月23日「海面上昇のツバル、国民の9割が豪移住に応募 締め切り前に殺到」]</ref>。
* [[7月24日]]
** 英国とインドは、2国間の自由貿易協定(FTA)に署名した。大部分の関税を相互に撤廃する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90240850U5A720C2FF8000/ 日本経済新聞2025年7月25日「英印、FTAに署名」]</ref>。
** フランスのマクロン大統領は、9月に[[パレスチナ国家]]を承認すると発表した。同月の国連総会で承認を表明するという<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR24DZL0U5A720C2000000/ 日本経済新聞2025年7月25日「フランス、9月にパレスチナ国家承認へ マクロン大統領が表明」]</ref>。
* [[7月25日]]
** オーストラリアと英国は、シドニーで外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開き、米英豪の安全保障の枠組み「[[AUKUS]](オーカス)」に関し、両国で新たに50年間の条約を締結すると発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM244SF0U5A720C2000000/ 日本経済新聞2025年7月25日「英豪、AUKUSで50年間の新条約 米「見直し」さなかに」]</ref>。
** タイ政府によると、25日早朝にタイ東北部のカンボジアとの係争地で両軍が交戦した。世界遺産の[[プレアビヒア寺院]]周辺でも激しい銃撃戦が展開されたという<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90269030V20C25A7FF8000/ 日本経済新聞2025年7月26日「タイ・カンボジア軍事衝突 死傷者50人超に」]</ref>。
* [[7月26日]]
** 台湾で最大野党・国民党の立法委員(国会議員)24人に対するリコール(解職請求)の是非を問う投票が実施された。すべての選挙区でリコール反対票が賛成票を上回り、罷免はゼロだった。立法院(国会)のねじれ解消を狙う[[頼清徳]]政権の「奇策」に支持は広がらなかった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90282590W5A720C2EA3000/ 日本経済新聞2025年7月27日「台湾、野党議員の罷免ゼロ」]</ref>。
** ローマ教皇レオ14世は、[[ロシア正教会]]トップ、キリル[[総主教]]の特使と会談した。ウクライナ情勢について協議し、停戦仲介に改めて意欲を示した。東西のキリスト教会の関係発展についても議論した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR263JU0W5A720C2000000/ 日本経済新聞2025年7月27日「ローマ教皇、ロシア正教会特使と会談 ウクライナ情勢協議」]</ref>。
* [[7月27日]] - ガザ地区でイスラエル軍が攻撃を限定的に停止し、国連などによる支援物資の輸送の安全を確保する措置を始めた<ref>[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250803/k10014883501000.html NHK NEWSWEB 2025年8月3日「ガザ地区 支援物資の投下も…十分に行き渡っていない実態が」]</ref>。
* [[7月28日]]
** トランプ米大統領は、ウクライナを侵略するロシアが10〜12日以内に停戦交渉で合意しなければ追加制裁を科すと表明した。14日に9月初めまでの50日以内と設定した猶予期間を8月上旬に短縮した。ロシアのプーチン大統領との対話に「もう興味はない」と述べた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN28BTW0Y5A720C2000000/ 日本経済新聞2025年7月29日「トランプ氏、ロシア対話「もう興味はない」 制裁猶予8月上旬に前倒し」]</ref>。
** 北朝鮮の[[金与正]](キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長が談話で、[[李在明]](イ・ジェミョン)政権との対話には応じない姿勢を示した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90313720Y5A720C2FF2000/ 日本経済新聞2025年7月29日「「李在明政権と対話に応じず」金与正氏談話」]</ref>。
** トランプ米政権は、欧州連合(EU)との貿易協議の合意概要を公表した。EU側が米工業製品にかける関税をすべて撤廃すると盛り込み、EU域内で販売する米国車については10%の関税が最終的にゼロになる見通し<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90343620Z20C25A7FF8000/ 日本経済新聞2025年7月30日「EU、米国車の関税撤廃へ」]</ref>。
** [[1991年]]に運航を停止した[[ソマリア]]の[[航空会社]]([[フラッグ・キャリア]])、[[ソマリ航空]]が、実に34年の時を経て運航を再開した。
* [[7月29日]]
** インドネシアのプラボウォ大統領は、同国を訪問したマレーシアのアンワル首相と会談した。両国が領有権を主張する[[ボルネオ島]]([[カリマンタン島]])北東部沖の海域での共同開発などを協議した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM293FT0Z20C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月29日「インドネシア、マレーシアと紛争海域の共同開発検討 経済協力を優先」]</ref>。
** 北京市は、同市で連日の豪雨により30人が死亡し、およそ8万人が避難したと発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90365820Q5A730C2FF8000/ 日本経済新聞2025年7月31日「北京で豪雨、30人死亡」]</ref>。
** 英国のスターマー首相は、イスラエルがパレスチナ自治区ガザの悲惨な状況を終わらせなければ、パレスチナを9月に国家承認すると表明した。24日に表明したフランスに続いた。スターマーは、イスラエルとパレスチナが共存する「[[2国家解決]]が脅かされている今、行動を起こす」と演説した。<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR29D6C0Z20C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月30日「英首相、パレスチナ国家承認の意向表明 ガザ惨状続けば」]</ref>。
** 同日日本では、[[清古尊]]が被爆地[[広島県]]にて「平和の主語」をテーマとした美術作品展『希望的連日』を緊急開催<ref>{{Cite web|title=「平和とは」 高校生が芸術作品 それぞれの表現 大野支所で展示|url=https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=154402|website=中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター|access-date=2025-09-15|language=ja}}</ref>。同展には高校生による平和をテーマとした絵画作品や、被爆者の手形など計31作品が公開された。
* [[7月30日]]
** トランプ米大統領は、小口輸入に対する非関税措置を全面撤廃する大統領令に署名した。すでに5月から中国に適用しており、準備のため猶予となっていたカナダやメキシコも含め世界全体に対象を拡大する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90391300R30C25A7FF2000/ 日本経済新聞2025年8月1日「小口輸入の免税全廃 米政権、各国に」]</ref>。
** 米民主党のハリス前副大統領は、2026年11月の西部カリフォルニア州知事選への出馬を見送ると発表した。米メディアは28年の次期大統領選に再出馬する可能性は残っていると伝えた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90391250R30C25A7FF2000/ 日本経済新聞2025年8月1日「ハリス氏、カリフォルニア州知事選出馬せず」]</ref>。
** カナダのカーニー首相は記者会見を開き、9月の国連総会でパレスチナを国家承認すると表明した。フランスや英国に続き、主要7カ国(G7)で3カ国目になる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN310A00R30C25A7000000/ 日本経済新聞2025年7月31日「カナダ首相、パレスチナ国家承認の意向表明 G7で3カ国目」]</ref>。
** オーストラリア政府は、年内に施行予定の子どものSNS(交流サイト)利用を禁止する法律を巡り、動画共有サイト「YouTube」を禁止対象に含めると決定した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM300O40Q5A730C2000000/ 日本経済新聞2025年7月30日「オーストラリア、子どものYouTube利用を禁止へ 年内に法施行」]</ref>。
** ロシア・[[カムチャツカ半島]]で[[マグニチュード]]8.8の地震が発生した。北太平洋各地で津波を観測した<ref>[https://www.asahi.com/articles/AST7Z0BJYT7ZUHBI009M.html?iref=comtop_Topnews2_01 朝日新聞2025年7月30日「カムチャツカ半島で4mの津波観測 地震で負傷者も 現地報道」]</ref>。タス通信などによると、この地震で、ロシア科学アカデミー海洋学研究所のメドベージェフ津波研究室長はカムチャツカ地方や千島列島の各地で5〜6メートルの津波が目視で観測されたと明らかにした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD309N50Q5A730C2000000/ 日本経済新聞2025年7月30日「カムチャツカと千島に津波 高さ5〜6メートル、数人負傷」]</ref>。{{Main|2025年カムチャツカ半島地震}}
* [[7月31日]]
** [[ミャンマー]][[軍事政権]]は、4年半前のクーデター時から延長を重ねてきた非常事態宣言を解除した。同日の期限を再延長しないと決めた。憲法の規定に基づき、宣言解除から半年以内に総選挙を実施する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM225HL0S5A720C2000000/ 日本経済新聞2025年7月31日「ミャンマー軍政、非常事態宣言を解除 12月総選挙へ準備加速」]</ref>。
** [[ウクライナ最高会議]](議会)は、反汚職機関の独立性を保証する法案を採決した。ゼレンスキー大統領は同機関を政府の傘下とする法律を成立させたが、国内外で強まる批判を受けて軌道修正を迫られた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90391200R30C25A7FF2000/ 日本経済新聞2025年8月1日「ウクライナ、反汚職機関の独立回復 法案成立」]</ref>。
=== 8月 ===
* [[8月1日]]
** 米国のウィットコフ中東担当特使らが、飢餓が広がるパレスチナ自治区ガザを訪問した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90422100R00C25A8FF8000/ 日本経済新聞2025年8月2日「米特使がガザ訪問」]</ref>。
** トランプ米大統領は、米[[労働省]]のエリカ・マクエンタファー労働統計局長を解雇するよう指示した。同省が1日朝に発表した7月の雇用統計で過去分のデータが下方修正されたことに憤慨し「政治的な操作だ」と決めつけた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90436740T00C25A8EA2000/ 日本経済新聞2025年8月3日「トランプ氏憤慨、統計局長解雇を指示」]</ref>。
** トランプ米大統領は、ロシアの高官が[[核兵器]]使用を示唆したのに対し、[[原子力潜水艦]]をロシア近海へ派遣するよう命じた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90435670S5A800C2EA3000/ 日本経済新聞2025年8月3日「ロシアの挑発に原潜派遣」]</ref>。
** 米公共放送機構([[CPB]])が、閉鎖する意向を明らかにした。公共放送[[PBS]]や公共ラジオ[[NPR]]などの運営を支えてきたが、58年の歴史に幕を閉じる。トランプ米大統領や米共和党の一部が[[公共放送]]を[[リベラル]]偏向だと批判し、7月に米議会が今後2年間の助成金をゼロにする歳出削減法案を可決していた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN01DRK0R00C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月2日「米公共放送機構が閉鎖へ、公的支援ゼロで 58年の歴史に幕」]</ref>。
** [[世界コスプレサミット]]2025が名古屋市で開催。3日まで<ref>[https://www.chunichi.co.jp/article/1111080 中日新聞2025年8月5日「名古屋の中心でキャラ愛を語る! 世界コスプレサミット2025リポート」]</ref>。
* [[8月2日]] - タイの首都バンコクで、カンボジアとの[[国境紛争]]でタイ国軍を支持する大規模な集会が開かれた。両国は7月末に停戦したものの、集会の参加者らは戦闘の継続などを訴えた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGS021TU0S5A800C2000000/ 日本経済新聞2025年8月3日「タイ停戦合意も好戦ムード、首都で軍支持の集会 カンボジアは自重」]</ref>。
* [[8月3日]]
** トランプ米大統領は、ウィットコフ中東担当特使を週内にロシアに派遣するとの見通しを明らかにした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90463880U5A800C2FF8000/ 日本経済新聞2025年8月5日「プーチン氏と米特使の会談 ロシア、可能性排除せず」]</ref>。
** 大リーグで史上初めて自動車レースのサーキットを会場にして試合が行われ、レギュラーシーズンで史上最多の観客数となる9万1032人が熱戦を見守った<ref>[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250804/k10014883961000.html NHK NEWSWEB 2025年8月4日「大リーグ史上初 自動車サーキットを会場に試合 9万人超が観戦」]</ref>。
* [[8月4日]]
** タイとカンボジアは、国境問題を話し合う総合国境委員会(GBC)をマレーシアの首都クアラルンプールで開いた。停戦合意の履行に向け監視団の派遣が議題となる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGS045FE0U5A800C2000000/ 日本経済新聞2025年8月4日「タイ・カンボジア、監視団派遣へ協議開始 合意違反で双方非難も」]</ref>。
** ロシア外務省は、地上発射型の中・短距離ミサイルの配備を自主的に制限するとしてきた方針を取り下げると正式に表明した。米国が欧州やアジア太平洋地域に同種ミサイルの展開を進めていることが理由だと主張した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90495340V00C25A8FF8000/ 日本経済新聞2025年8月6日「ロシア、配備制限を解除」]</ref>。
** 韓国国防省は、[[南北軍事境界線]]付近に設置されている対北朝鮮宣伝放送用の拡声器の撤去を始めたと明らかにした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB042NA0U5A800C2000000/ 日本経済新聞2025年8月4日「韓国、北朝鮮向け宣伝放送スピーカーを撤去 「緊張緩和措置」」]</ref>。
* [[8月5日]]
** [[国連環境計画]](UNEP)は、スイス・ジュネーブでプラスチック規制に関する政府間交渉委員会(INC)を再開する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90434440S5A800C2EA4000/ 日本経済新聞2025年8月3日「プラ規制の政府間協議が再開」]</ref>。
** インドのモディ首相は、首都ニューデリーでフィリピンのマルコス大統領と会談し、海洋安全保障の協力強化などを確認した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90495290V00C25A8FF8000/ 日本経済新聞2025年8月6日「インド、比と海洋安保協力」]</ref>。
** 台湾の[[頼清徳]]政権は、防衛費を大幅に引き上げる方針を示し「2026年の防衛予算は域内総生産(GDP)比で3%以上の目標に到達する」と述べた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90495480V00C25A8FF8000/ 日本経済新聞2025年8月6日「台湾防衛費、GDP比3%以上へ」]</ref>。
** 米[[厚生省]]は、[[メッセンジャーRNA]](mRNA)ワクチンの開発計画への投資を中止すると発表した。[[ワクチン懐疑論]]者のケネディ長官は保健政策の方向転換を進めており、今回の発表もその一環となる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB068950W5A800C2000000/ 日本経済新聞2025年8月6日「米国、mRNAワクチンへの投資中止 ケネディ長官「予防効果なし」」]</ref>。
* [[8月6日]]
** ポーランドで6月の大統領選挙に勝利したナブロツキが就任。右派の野党「法と正義(PiS)」の支援を受け、欧州連合(EU)と距離を置く立場<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90514930W5A800C2FF8000/ 日本経済新聞2025年8月7日「ポーランド新大統領就任 「自国第一」EUと距離」]</ref>。
** イタリアのメローニ政権が、[[シチリア島]]と本土を結ぶ「[[メッシーナ海峡大橋]]」を建設する135億ユーロ(約2兆3300億円)の計画を承認した。同建設計画はこの数十年で何度も頓挫してきた。今回、イタリア政府は橋を安全保障上の要とすることで、建設計画を復活させた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90743650Y5A810C2FF1000/ 日本経済新聞2025年8月19日「イタリア、海峡大橋計画が復活」]</ref>。
* [[8月7日]]
** [[ソロモン諸島]]のマネレ首相は、同国が9月に主催する島しょ国の[[太平洋諸島フォーラム]](PIF)首脳会合を巡り、非加盟国を招待しない方針を表明した。日本のほか中国や米国、欧州諸国などが除外される見通し<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90540890X00C25A8FFJ000/ 日本経済新聞2025年8月8日「ソロモン、日中米欧の招待見送り」]</ref>。
** ウクライナのゼレンスキー大統領は、欧州主要国の首脳と電話協議を重ね、和平協議にウクライナと欧州を関与させるよう訴えた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR07DFG0X00C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月8日「ウクライナ、「頭越し」の米ロ協議を警戒 欧州各国の関与要求」]</ref>。
** 英[[イングランド銀行]](BOE)は、政策金利を0.25%引き下げて4.0%にした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB07CPF0X00C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月7日「英中銀が2会合ぶり利下げ、4.0%に 経済を下支え」]</ref>。金融政策を決めるための投票で意見が割れ、史上初めて2回目の投票に至った。市場でにわかに注目されているのが、ロックバンド「[[オアシス]]」の再結成ツアーで、「インフレを一時的に加速させる可能性がある」との話が出ている<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB133BF0T10C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月13日「英国の利下げ、「オアシス」再結成ツアーが判断に影響?」]</ref>。
* [[8月8日]] - トランプ米大統領が、ホワイトハウスでアゼルバイジャンとアルメニアの首脳と会談し、2カ国は両国の和平に向けた共同宣言に署名した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR079790X00C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月9日「トランプ氏、ロシア圏でも「和平仲介」 視線の先に実利とノーベル賞」]</ref>。
* [[8月9日]]
** タイ国軍は、同国東北部にあるカンボジアとの係争地で地雷を踏み、兵士3人が負傷したと発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90592950Q5A810C2FF8000/ 日本経済新聞2025年8月11日「タイ軍、地雷で兵士3人負傷」]</ref>。
** 48歳の[[ジェン・パウォル]]が大リーグ公式戦で史上初の女性審判員として[[塁審]]でデビュー。10日には投球の判定を行う[[球審]]も担当した。晴れ舞台に立った直後の記者会見で「信じられない。夢がかなった。感謝の気持ちでいっぱい」と感慨を口にした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90677960U5A810C2UU8000/ 日本経済新聞2025年8月15日「(大リーグ)女性初の審判デビュー「大リーグにとって大きな日」」]</ref>。
** 韓国軍は、南北軍事境界線付近の一部地域で、北朝鮮が韓国側に向けて設置していた拡声器を撤去する動きを確認したと明らかにした。韓国の李在明(イ・ジェミョン)政権は南北間の緊張緩和を掲げ、対北朝鮮宣伝放送用の拡声器約20台を撤去した。北朝鮮側がこれに呼応し、同様の措置を取った可能性がある<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB092ER0Z00C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月9日「北朝鮮、対韓国拡声器を撤去 緊張緩和への対応か」]</ref>。
* [[8月10日]] - パレスチナ自治区ガザ北部のガザ市で、中東の衛星テレビ局[[アルジャジーラ]]所属の記者ら報道関係者6人がイスラエル軍の攻撃で死亡した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90628940T10C25A8FF8000/ 日本経済新聞2025年8月13日「ガザで中東の記者ら6人死亡」]</ref>。
* [[8月11日]]
** トランプ米大統領は、首都ワシントン([[コロンビア特別区]])の治安対策に州兵800人を派遣すると表明した。ワシントン警察を連邦政府の指揮下に置くとも述べた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90628810T10C25A8FF8000/ 日本経済新聞2025年8月13日「米首都に州兵、来週にも」]</ref>。
** オーストラリアのアルバニージー首相は、パレスチナを国家として承認すると発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90601680S5A810C2EAF000/ 日本経済新聞2025年8月12日「豪、パレスチナを国家承認へ」]</ref>。
* [[8月12日]]
** 中国外務省は、チェコのパベル大統領との「交流断絶」を表明した。同氏が中国とインドの[[国境]]係争地であるインド北部[[ラダック]]を訪れ、[[チベット仏教]]最高指導者の[[ダライ・ラマ14世]]と会ったことを問題視した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90651800U5A810C2FF8000/ 日本経済新聞2025年8月14日「中国、チェコ大統領と「交流断絶」」]</ref>。
** 2026年7月4日の米国建国250周年の記念日に、総合格闘技イベント「UFC」が首都ワシントンのホワイトハウスで開催される予定だと、ダナ・ホワイト最高経営責任者(CEO)が明らかにした<ref>[https://www.afpbb.com/articles/-/3593283 AFPBBNEWS 2025年8月13日「ホワイトハウスでUFC開催へ 米建国250周年の記念日」]</ref>。
* [[8月13日]]
** 資本市場法違反容疑などで韓国の[[尹錫悦]](ユン・ソンニョル)前大統領の妻、[[金建希]](キム・ゴンヒ)容疑者が逮捕された。金容疑者には16の嫌疑がかかる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90651720U5A810C2FF8000/ 日本経済新聞2025年8月14日「尹前大統領夫人逮捕、韓国野党の内紛に拍車 党本部に捜索」]</ref>。
** トランプ米大統領は、企業の競争を促して大企業の[[市場支配]]を防ぐことを目的とした大統領令を取り消した。[[バイデン]]前大統領が中小企業や労働者を守る狙いで2021年7月に署名していた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB143430U5A810C2000000/ 日本経済新聞2025年8月14日「トランプ氏、競争促進の大統領令廃止 バイデン氏が署名」]</ref>。
* [[8月14日]]
** 北朝鮮の[[金正恩]][[朝鮮労働党中央委員会総書記|総書記]](最高指導者)の妹、[[金与正]](キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は、韓国の[[李在明]]政権の対北融和姿勢を否定する談話を公表した。同日、[[朝鮮中央通信]]が伝えた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM142140U5A810C2000000/ 日本経済新聞2025年8月14日「北朝鮮、韓国・李政権の融和路線を拒否 金与正氏が7月に続き談話」]</ref>。
** トランプ米大統領は、廃刊した香港の民主派新聞、[[蘋果日報]](アップル・デイリー)の創業者で、香港国家安全維持法(国安法)違反罪で公判中の[[黎智英]]について、「救い出すためにできることは全てする」と表明した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90703650V10C25A8FF8000/ 日本経済新聞2025年8月16日「香港民主派新聞創業者をトランプ氏「救出」表明」]</ref>。
* [[8月15日]]
** プラスチックの環境汚染防止のため、初の国際規制を協議する[[国連環境計画]](UNEP)の政府間交渉委員会(INC)は、条約案の合意に至らず閉会した。韓国・釜山での前回INCに続き、2度目の先送りとなった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90703550V10C25A8FF8000/ 日本経済新聞2025年8月16日「プラ条約、合意できず」]</ref>。
** 米司法省は、米西部カリフォルニア州が導入したトラックの排ガス基準の無効化を求め、同州の当局を提訴したと発表した。トランプ米政権は過度な環境規制に反対する政策を進めており、州が独自に厳しい規制を課すことはできないと主張している<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90723650X10C25A8FF8000/ 日本経済新聞2025年8月18日「カリフォルニア州を提訴」]</ref>。
** 米ロ首脳による停戦協議は、トランプ米大統領がロシアのプーチン大統領を厚遇したものの成果を示せなかった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90719420X10C25A8EA2000/ 日本経済新聞2025年8月17日「譲らぬプーチン氏、主導権握る」]</ref>。
* [[8月16日]] - EUとヨーロッパ各国の首脳らが、トランプ大統領から米ロ首脳会談の報告を受け共同声明を発表し、「次のステップはゼレンスキー大統領を含む更なる協議だ」として、アメリカとロシアとウクライナの3か国による首脳会談の実現に向け、協力する用意があると表明<ref>[https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2111958?display=1 TBSNEWSDIG 2025年8月16日「ヨーロッパの首脳らが共同声明 「次のステップはゼレンスキー大統領を入れた協議」米ロとウクライナの3か国首脳会談に向け協力する用意があると表明、米ロ首脳会談受け」]</ref>。
* [[8月17日]] - 南米[[ボリビア]]は、左派アルセ大統領の任期満了に伴う大統領選を実施した。経済危機が深刻化するなかで経済開放路線を訴える2候補が10月の決選投票に進む見通しとなった。反米色の強かった長期政権からおよそ20年ぶりに政権交代が実現する見込み<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1800J0Y5A810C2000000/ 日本経済新聞2025年8月18日「ボリビア大統領選、決選投票へ 反米左派から20年ぶり政権交代」]</ref>。
* [[8月18日]] - トランプ米大統領は、米ホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。和平合意による恒久停戦をめざし、ゼレンスキーとロシアのプーチン大統領が直接協議する調整を始めたと明かした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90777830Q5A820C2MM8000/ 日本経済新聞2025年8月20日「ロシア・ウクライナ「領土線引き」高い壁 首脳会談調整」]</ref>。ウクライナのゼレンスキー大統領は、トランプ米大統領との首脳会談において[[軍服]]調の黒いスーツを着用して臨んだ<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90773280Z10C25A8FF2000/ 日本経済新聞2025年8月20日「ゼレンスキー氏 「戦時スーツ」で臨む」]</ref>。ウクライナのゼレンスキー大統領は、トランプ米大統領との会談でロシアが求めるウクライナ東部2州の割譲を改めて拒絶した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90778350Q5A820C2EA2000/ 日本経済新聞2025年8月20日「領土交渉の起点、定まらず」]</ref>。トランプ米大統領は、米国もウクライナの長期的な「安全の保証」に関与すると明言した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR190EO0Z10C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月19日「ウクライナの「安全の保証」、欧州主導で「米も関与」 実効性が課題」]</ref>。
* [[8月19日]] - インドを訪れている中国の王毅共産党政治局員兼外相は、ニューデリーでモディ首相と面会した。中国外務省によると、中印対立の原因だった[[国境]]問題を適切に管理し、両国の協力を拡大させる方針で一致した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90795810Q5A820C2FF8000/ 日本経済新聞2025年8月21日「中印、協力拡大で一致」]</ref>。
* [[8月20日]]
** イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザ北部にある最大都市ガザ市制圧に向けた軍事作戦を開始したと発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90820360R20C25A8FF2000/ 日本経済新聞2025年8月22日「イスラエル軍、ガザ制圧へ作戦開始」]</ref>。
** 英BBCなどによると、デンマーク政府は、書籍にかかる25%の付加価値税を廃止する方針を明らかにした<ref>[https://www.yomiuri.co.jp/world/20250822-OYT1T50027/ 讀賣新聞オンライン2025年8月22日「デンマークが書籍への25%課税廃止へ…「活字離れ」に対応、売り上げ増に期待」]</ref>。
* [[8月21日]]
** ドイツ連邦検察庁は、ロシアとドイツを結ぶ天然ガスの海底パイプライン「[[ノルドストリーム]]」が2022年9月に破壊された事件をめぐり、イタリア当局がウクライナ国籍の男を逮捕したと発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90824290R20C25A8FF1000/ 日本経済新聞2025年8月22日「ウクライナ人逮捕 イタリア当局」]</ref>。
** ウクライナは、ロシア産原油を欧州に輸送する幹線パイプライン「[[ドルジバ・パイプライン]]」を空爆した。導管は損傷し、原油供給が停止している<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90870460U5A820C2FF8000/ 日本経済新聞2025年8月25日「ウクライナ、ロシア産原油輸送管空爆」]</ref>。
* [[8月22日]]
** タイの裁判所は、王室への侮辱を罰する[[不敬罪]]に問われていたタクシン元首相に無罪を言い渡した。タクシン氏は与党・[[タイ貢献党]]の実質的な指導者で、裁判による政治的な混乱は回避された<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGS218FZ0R20C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月22日「タイ裁判所、タクシン元首相の不敬罪に無罪 与党の実質指導者」]</ref>。
** 台湾の頼清徳政権は、2030年までに防衛予算を域内総生産(GDP)比で5%に引き上げる目標を表明した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM228U60S5A820C2000000/ 日本経済新聞2025年8月22日「台湾・頼政権、防衛費GDP比5%目標を表明 2030年」]</ref>。
** ヘグセス米国防長官が、国防総省傘下の情報機関の国防情報局(DIA)のトップであるクルーズ中将を解任した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN230FX0T20C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月23日「米国防長官、傘下の情報機関トップ解任 イラン攻撃の評価担当」]</ref>。
* [[8月23日]]
** 台湾で、[[原子力発電所]]の再稼働の是非を問う住民投票が投開票された。賛成票が反対票を上回ったものの、規定数に届かず再稼働案は不成立となった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM159OX0V10C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月23日「台湾、住民投票で原発再稼働不成立 賛成多数も規定に届かず」]</ref>。
** 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、米国防総省がウクライナに対して米国製の長距離ミサイルの使用を制限していると報じた。バイデン前政権が認めた米国製の長射程兵器によるロシア領への使用方針は、実質的に撤回したとしている<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN240QS0U5A820C2000000/ 日本経済新聞2025年8月24日「米国防総省、ウクライナの長距離ミサイル使用制限 米報道」]</ref>。
* [[8月24日]]
** 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の「非常戒厳」を捜査する韓国の特別検察は、内乱ほう助や虚偽公文書作成などの容疑で、尹錫悦政権で首相を務めた韓悳洙(ハン・ドクス)の逮捕状を裁判所に請求した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM241XA0U5A820C2000000/ 日本経済新聞2025年8月24日「韓悳洙前首相の逮捕状を請求 戒厳令巡り、ほう助容疑」]</ref>。
** バンス米副大統領は、ロシアが3年半におよぶウクライナ侵略で初めて「重大な譲歩をした」と述べた。和平合意後にウクライナが「安全の保証」を確保することを認め、ゼレンスキー政権を打倒してロシアのかいらい政権を樹立することを断念したと表明した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90891640V20C25A8FF8000/ 日本経済新聞2025年8月26日「対ウクライナ「ロシアが重大譲歩」」]</ref>。
** AP通信は、トランプ米大統領の治安対策の一環として首都ワシントンに動員された州兵の一部が、拳銃やライフルなど武器の携行を始めたと報じた。首都に派遣された州兵は警察官らの後方支援に当たり、ほとんどの場合で武器を携行しないとされていた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90891660V20C25A8FF8000/ 日本経済新聞2025年8月26日「米首都、州兵が武器携行」]</ref>。
* [[8月25日]]
** インドネシアと米国などは25日、大規模軍事演習「スーパー・ガルーダ・シールド」を開始した。部隊を派遣する国は日本を含む合計13カ国と、過去最大規模となった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM2417X0U5A820C2000000/ 日本経済新聞2025年8月25日「インドネシア、米軍などと離島奪還演習 中国念頭に13カ国が部隊派遣」]</ref>。
** 50兆円近い負債を抱え経営難に陥った不動産大手、中国[[恒大集団]]が、香港取引所で正式に上場廃止となった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM194PU0Z10C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月25日「中国恒大が上場廃止 バブル崩壊の不動産業界、終わらぬ危機」]</ref>。
** [[ドナルド・トランプ|トランプ]]米大統領は、ホワイトハウスで韓国の[[李在明]]大統領と会談した。北朝鮮の[[金正恩]][[朝鮮労働党中央委員会総書記|総書記]](最高指導者)との首脳会談を年内にも実施したいと意欲を示した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM25ASB0V20C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月26日「トランプ氏が金正恩氏との会談に意欲 「年内にも」、米韓首脳会談」]</ref>。
** トランプ米大統領は、[[国防総省]]の名称を近く「[[戦争省]]」に変更したいとの意欲を示した。記者団に「防衛だけではなく、攻撃も必要だ」と語った。戦争省は1789年から1947年まで使用された呼称で、49年に国防総省に変更された<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB260ZZ0W5A820C2000000/ 日本経済新聞2025年8月26日「国防総省から「戦争省」への改称意欲 トランプ米大統領」]</ref>。
** トランプ米大統領は、米[[連邦準備制度理事会]](FRB)のクック理事あての解任通知書を公表した。過去の[[住宅ローン]]取引に不正が見つかったとして、解任の「正当な理由」にあたると説明した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN260ZQ0W5A820C2000000/ 日本経済新聞2025年8月26日「トランプ氏、クックFRB理事に「解任通知」 住宅取引で不正疑惑」]</ref>。
* [[8月26日]]
** オーストラリアのアルバニージー首相は、記者会見を開き「ユダヤ系豪州人を狙った複数の犯罪で、イラン政府の関与があった」と明らかにした。同日朝にイラン大使に国外退去を通知した。第2次世界大戦後、豪州が他国の大使に国外退去を求めるのは初めて<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90920740W5A820C2FF8000/ 日本経済新聞2025年8月27日「豪、イラン大使を追放」]</ref>。
** [[対話型AI]]「[[チャットGPT]]」とのやりとりが原因で16歳の息子が自殺したとして、米西部[[カリフォルニア州]]に住む両親が、開発元の米[[オープンAI]]と[[サム・アルトマン]]最高経営責任者(CEO)を提訴した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN270050X20C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月27日「「ChatGPTが原因で自殺」、米16歳の両親がOpenAI提訴」]</ref>。
** 世界的人気歌手の[[テイラー・スウィフト]]は、SNSを通じ、プロフットボールNFLの選手[[トラビス・ケルシー]]と婚約したと発表した。米メディアによると、2人は約2年間交際していたという<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN26CRP0W5A820C2000000/ 日本経済新聞2025年8月27日「テイラー・スウィフトさん、婚約発表 2年交際のNFL選手と」]</ref>。
** [[ワシントン条約]]事務局は、食用の[[ニホンウナギ]]などについて、国際取引を規制しなければ絶滅の恐れがある種になる可能性があり、条約への掲載基準を満たすとの暫定評価を発表した<ref>[https://www.sankei.com/article/20250827-XTK4UNI6VZNRVO3APTHVJKITTY/ 産経新聞2025年8月27日「ウナギ規制強化は妥当 ワシントン条約事務局が暫定評価、日本は中韓と連携して否決目指す」]</ref>。
** ブルック・ジョンソンが女性としてはじめて[[スケートボード]]でアメリカ横断に成功した。4か月かけて到達し、距離は約4800キロメートルに及んだ。きっかけは去年、義理の父が[[脊髄]]を損傷し亡くなったことだった。脊髄の研究に寄付するために募金を呼びかけながら走り続けた<ref>[https://datazoo.jp/n/%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%A7%E7%B1%B3%E6%A8%AA%E6%96%AD/24102332 スケートボードで米横断 2025年8月26日放送 4:32 - 4:32 NHK総合 国際報道 WOW!The World]</ref>。
* [[8月27日]]
** ドイツのメルツ首相が率いる内閣は、連邦軍への兵士募集を強化し、志願兵が十分に集まらない場合は[[徴兵制]]を部分的に復活させて補充する規定を含む法案を閣議決定した。ウクライナ侵攻を続けるロシアに対する抑止力強化が狙い。連邦議会(下院)が法案を審議する。DPA通信が報じた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR27COD0X20C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月28日「志願者不足なら徴兵制を部分的に復活 ドイツ、法案を閣議決定」]</ref>。
** 米中西部[[ミネソタ州]][[ミネアポリス]]の学校で、銃撃事件があった。警察によると、8歳と10歳の子ども2人が死亡した。17人が負傷し、うち2人が重体という。容疑者の20代の男は自殺した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN27CMJ0X20C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月28日「米ミネソタ州の学校で銃撃事件、2人死亡17人負傷」]</ref>。
** デンマーク外務省は、自治領[[グリーンランド]]で米国籍の男性3人が世論工作をしかけようとしていたとの報道を受け、米国の駐コペンハーゲン臨時代理大使を召喚したと発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR27BWS0X20C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月28日「デンマーク、米臨時大使を召喚 グリーンランドで世論工作か」]</ref>。
** 米ニュースサイト・アクシオスによると、米国のトランプ大統領は、パレスチナ自治区ガザの戦後統治を協議する会合をホワイトハウスで開いた。英国の[[トニー・ブレア]]元首相やトランプ氏の娘婿の[[ジャレッド・クシュナー]]らが出席した<ref>[https://www.yomiuri.co.jp/world/20250828-OYT1T50079/ 日本経済新聞2025年8月28日「トランプ氏、英国ブレア元首相らとガザの戦後統治を協議…娘婿クシュナー氏らも出席」]</ref>。
** 米[[国土安全保障省]]は、外国人の留学生や報道関係者へのビザ(査証)の発給を事実上、厳しくする改正案を公表した。米国での滞在期間を学生や研究者のビザ取得者は4年以内、報道関係のビザ取得者は240日以内に制限する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90975680Y5A820C2EA1000/ 日本経済新聞2025年8月29日「米、ビザ厳格化へ改正案 監視強化・メディアに圧力」]</ref>。
** トランプ米大統領は、著名投資家で大富豪の[[ジョージ・ソロス]]と同氏の息子について、暴力的な抗議活動を支援したとして組織犯罪対策法違反で訴追されるべきだと主張した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91003640Z20C25A8FF8000/ 日本経済新聞2025年8月30日「トランプ氏、政敵ソロス氏を批判」]</ref>。
* [[8月28日]]
** 英国、フランス、ドイツの欧州3カ国は、[[国連安全保障理事会]]にイランによる核合意への違反を通知した。通知により、同国への[[国連制裁]]の復活の手続きが始まった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90981870Z20C25A8EAF000/ 日本経済新聞2025年8月29日「英仏独、対イラン制裁復活へ手続き 核合意違反を指摘」]</ref>。
** 米誌タイムは「人工知能(AI)分野で最も影響力がある100人」を発表した。日本からは[[池田亮司]]と[[孫正義]]を選出した<ref>[https://www.sankei.com/article/20250829-6CCKRBCEYJMEVLZYSF2LADUWKU/ 産経新聞2025年8月29日「「AIで最も影響力ある100人」に池田亮司さん、孫正義会長を選出 米誌タイム」]</ref>。
* [[8月29日]]
** タイの[[憲法裁判所]]は、[[ペートンタン]]首相を解職する命令を下した。カンボジアとの国境紛争を巡る失言が、憲法で規定する倫理基準に違反すると判断した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGS279RL0X20C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月29日「タイのペートンタン首相が失職 憲法裁命令、国境紛争で失言」]</ref>。
** 米[[税関・国境取締局]](CBP)は米東部時間29日午前0時1分(日本時間29日午後1時1分)を過ぎた後発送された小口輸入品に対し、免税措置「[[デミニミス・ルール]]」を全面撤廃した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2904I0Z20C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月29日「米政府、29日に小口輸入免税を全面撤廃」]</ref>。
** [[トランプ関税]]の合憲性が争われた訴訟で、ワシントンの連邦巡回区控訴裁判所は、相互関税などを[[憲法違反]]とした一審判決を支持する判断を下した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91014910Q5A830C2EA3000/ 日本経済新聞2025年8月31日「大統領令乱用、二審も待った トランプ関税憲法訴訟」]</ref>。
** 米国務省は、[[パレスチナ自治政府]]の職員や[[パレスチナ解放機構]](PLO)のメンバーのビザ(査証)を取り消し、発給を拒否すると発表した。9月に開かれる国連総会にパレスチナ自治政府の[[マフムード・アッバース|アッバス]]議長が出席できない可能性が出てきた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN29CPK0Z20C25A8000000/ 日本経済新聞2025年8月30日「米、パレスチナ自治政府のビザ拒否 国連総会に議長出席できぬ可能性」]</ref>。
* [[8月30日]] - [[イエメン]]の親イラン武装組織[[フーシ派]]は、イエメンの一部地域を実効支配する同派政権の「首相」ラハウィが死亡したと発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR3038P0Q5A830C2000000/ 日本経済新聞2025年8月31日「イエメン、フーシ派「首相」が死亡 イスラエル攻撃で」]</ref>。
*[[8月31日]]
** アフガニスタン東部で[[マグニチュード]]6.0の地震が発生<ref>{{Cite news2 |date=2025-09-05 |title=アフガン地震、死者2200人超に 過去数十年で最多 |url=https://www.afpbb.com/articles/-/3596761?pno= |access-date=2025-09-06 |work=afpbb.com}}</ref><ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB010PW0R00C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月1日「アフガニスタン東部でM6.0の地震、250人以上死亡」]</ref>。{{Main|アフガニスタン地震 (2025年)}}
** 中国[[天津市]]で、[[2025年上海協力機構首脳会議]]の2日間の日程が始まった。[[習近平]][[中国共産党中央委員会総書記|総書記]](国家主席)が主催し、ロシアの[[ウラジーミル・プーチン|プーチン]]大統領やインドのモディ首相ら20カ国以上の首脳が出席する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91025850R00C25A9NN1000/ 日本経済新聞2025年9月1日「上海機構、首脳会議始まる 習氏「地域平和と安定守る」]</ref>。
** 米ニュースサイト、[[アクシオス]]は、9月の国連総会に合わせてパレスチナを国家承認する方針を示した各国への対抗措置として、イスラエルが占領地ヨルダン川西岸の一部併合を検討していると報じた。実際に併合に踏み切れば、パレスチナとの「2国家共存」は事実上不可能になりかねない<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91030150R00C25A9EAF000/ 日本経済新聞2025年9月1日「イスラエル、西岸併合を検討」]</ref>。
=== 9月 ===
* [[9月1日]] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会の報道官は、東欧などを歴訪中のフォンデアライエン欧州委員長が乗った飛行機がロシアによる[[ジャミング]](電波妨害)にあった疑いがあると明らかにした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR01BCD0R00C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月2日「ロシア、欧州委員長搭乗機の航行妨害か GPS干渉で1時間着陸できず」]</ref>。
* [[9月2日]]
** 米連邦地方裁判所は、米[[グーグル]]がネット検索で[[独占禁止法]]に違反したと認定した裁判で、独占状態を是正するための措置を発表した。原告の米司法省が要求したウェブ[[閲覧ソフト]]「[[クローム]]」の売却など事業分割案は退けた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91083080T00C25A9MM0000/ 日本経済新聞2025年9月3日「グーグル分割回避 クローム売却求めず」]</ref>。
** 米南部[[テキサス州]][[ヒューストン]]で「[[ピンポンダッシュ]]」と呼ばれるいたずらをしていた少年が撃たれて死亡した事件で、警察は男を殺人容疑で訴追した<ref>[https://www.cnn.co.jp/usa/35237476.html CNN.co.jp2025年9月3日「ピンポンダッシュで少年が撃たれて死亡、男を殺人で訴追 米ヒューストン」]</ref>。
** [[ベルギー]]のプレボ外相は、9月の国連総会でパレスチナを国家として承認する意向であると表明した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91123330U5A900C2FF2000/ 日本経済新聞2025年9月5日「パレスチナ承認、広がる」]</ref>。
* [[9月3日]]
** [[中国共産党]]の[[習体制|習近平指導部]]が北京で[[中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念式典|抗日戦争勝利80年記念式典]]を開いた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91098490T00C25A9FF8000/ 日本経済新聞2025年9月4日「中ロ朝前面 要人そろい踏み」]</ref>。
** 韓国の李在明(イ・ジェミョン)政権は、経済関係閣僚会議を開き、環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟を検討する方針を表明した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM03A2Y0T00C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月3日「韓国がTPP加盟検討を表明 米関税に対応、日本の支持に期待」]</ref>。
** 欧州連合(EU)欧州委員会は、南米の関税同盟[[メルコスル]](南部共同市場)と合意した自由貿易協定(FTA)の発効に向け、EU加盟国と欧州議会の承認を得るための正式な手続きを始めた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91098720T00C25A9FF8000/ 日本経済新聞2025年9月4日「EU、南米とFTA発効手続き」]</ref>。
* [[9月4日]] - 英仏など欧州各国やウクライナは、パリでウクライナ支援の有志国連合の首脳会合を開いた。停戦実現後にウクライナの「安全の保証」を確実にするため、部隊の派遣について協議した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91155250V00C25A9FF8000/ 日本経済新聞2025年9月6日「「安全の保証」派兵に温度差」]</ref>。
* [[9月5日]]
** タイ国会は、首相指名選挙で[[アヌティン]]前副首相兼内相を新首相に指名した。民主派の最大野党や一部与党の支持を得て賛成多数を確保した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGS051WJ0V00C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月5日「タイ、反タクシン派の政権発足へ 次期首相に保守系アヌティン氏」]</ref>。
** トランプ米大統領は、米[[国防総省]]の名称を「[[国防総省|戦争省]]」に改名するのを目的とした[[大統領令]]に署名した。戦争省の呼称は建国後から第2次世界戦直後まで使用<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN060BZ0W5A900C2000000/ 日本経済新聞2025年9月6日「トランプ氏「戦争省」構想、大統領令に署名 正式変更は議会承認必要」]</ref>。
** 欧州連合の執行機関である欧州委員会は5日、米グーグルのデジタル広告が競争法(独占禁止法)違反にあたるとして29億5000万ユーロ(約5000億円)の制裁金を科すと発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN05D5W0V00C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月6日「EU、Google広告独占に5000億円制裁金 米欧対立の新たな火種に」]</ref>。
** 米政府は、韓国・[[現代自動車]]グループが米南部ジョージア州に建設中の電池工場で475人を拘束したと発表した。逮捕者の大半は韓国籍で不法就労の疑いが持たれている<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN05CWK0V00C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月6日「米政府が現代自工場で475人拘束、不法就労の疑い 巨額投資に冷や水」]</ref>。
** 人工知能(AI)開発の米[[アンソロピック]]は、AIの学習に[[海賊版]]書籍を使い著作権を侵害したと米作家らに訴えられた[[集団訴訟]]で、15億ドル(約2200億円)を支払って和解することで合意した。AI開発企業に対する米国の主要な著作権訴訟で和解に至るのは初めて<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91167790W5A900C2EA5000/ 日本経済新聞2025年9月7日「AI学習、著作権訴訟和解」]</ref>。
** 米紙[[ニューヨーク・タイムズ]]は、[[第1次トランプ政権]]下の2019年に、米海軍特殊部隊[[SEALS]]が[[北朝鮮]]に上陸し、盗聴装置を設置する極秘作戦を試みたものの失敗したと報じた<ref>[https://jp.reuters.com/world/us/LE6SJQAGARJEREU3ZNQ5MSFPWI-2025-09-07/ ロイター2025年9月7日「米特殊部隊、19年に北朝鮮上陸作戦失敗 民間人射殺=NYT」]</ref>。
* [[9月6日]]
** ウクライナのゼレンスキー大統領は、軍が使用する兵器のうち自国産が占める割合が約6割に達したと明らかにした。一方、国防省情報総局のユソフ報道官は、ロシアがウクライナとの戦闘で発射した砲弾の40〜60%は北朝鮮製だとの見方を示した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB0716E0X00C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月7日「ゼレンスキー氏「兵器6割が自国産」 ロシア砲弾は半分が北朝鮮製か」]</ref>。
** トランプ米大統領は、自身の交流サイト(SNS)への投稿で、中西部[[シカゴ]]への州兵や連邦軍の派遣を示唆した。ベトナム戦争を舞台にした[[フランシス・コッポラ]]監督の映画「[[地獄の黙示録]]」をもじった加工画像と共に「なぜ戦争省と呼ばれるのか、シカゴは知ることになるだろう」と脅した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL070470X00C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月7日「トランプ大統領、シカゴ派兵示唆 「地獄の黙示録」もじった画像投稿」]</ref>。
** ポルトガルの首都[[リスボン]]で3日に観光客に人気のケーブルカーが脱線して16人が死亡した事故で、ポルトガルの運輸安全当局は6日、車体検査でケーブルが[[破断]]していたことが判明したと発表した<ref>[https://www.nishinippon.co.jp/item/1396676/ 西日本新聞2025年9月7日「ケーブルカー車体検査で断線判明 ポルトガル、16人死亡事故」]</ref>。
* [[9月7日]]
** [[石破茂]]は、[[首相官邸]]で緊急記者会見を開き「[[自由民主党総裁|自民党総裁]]を辞する」と表明した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA026EQ0S5A900C2000000/ 日本経済新聞2025年9月7日「石破首相が退陣表明 総裁選要求広がり続投断念「関税交渉で区切り」」]</ref>。
** 北欧[[ノルウェー]]で7〜8日に投票された議会(一院制、定数169)選で、即日開票の結果、ストーレ首相率いる与党[[労働党]]を中心とした中道左派勢力が過半数を獲得し、勝利した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB092SU0Z00C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月9日「ノルウェー議会選、中道左派が勝利 首相続投へ」]</ref>。
* [[9月8日]]
** [[ドバイ]]に滞在していたタイのタクシン元首相が帰国した。タクシンは9日に自身に関する裁判の判決を控える<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91196220Y5A900C2FF8000/ 日本経済新聞2025年9月9日「タイのタクシン元首相が帰国」]</ref>。
** 中国外務省は、日本維新の会の[[石平]]参院議員に同日から制裁を科すと発表した。「[[反外国制裁法]]」に基づき中国への入国を禁じるほか、中国国内の財産を凍結する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM0823Z0Y5A900C2000000/ 日本経済新聞2025年9月8日「中国、石平参院議員を入国禁止に 台湾・尖閣発言など問題視」]</ref>。
** ネパールの首都[[カトマンズ]]で、主要なSNSの利用を禁じた政府に抗議する大規模デモが発生した。オリ首相は9日に辞任した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91227860Z00C25A9FF8000/ 日本経済新聞2025年9月10日「ネパール首相辞任」]</ref>。
** ロンドン中心部にある王立裁判所の建物側面に、世界的な覆面芸術家[[バンクシー]]による新しい壁画が出現した。この壁画には、イギリスの裁判官を特徴づける、伝統的な白いかつらと黒い法服を身に着けた判事が、地面に横たわる抗議者を小槌で殴打し、抗議者が持つプラカードに血が飛び散る様子が描かれている。壁画は特定の主張や事件には言及していないが、ロンドンでは6日、親パレスチナ団体「[[パレスチナ・アクション]]」に対する活動禁止命令への抗議デモが行われ、約900人が逮捕されたばかり<ref>[https://www.bbc.com/japanese/articles/cx206n4r4lpo BBCNEWSJAPAN2025年9月9日「バンクシー新作、ロンドンの裁判所外壁に出現 抗議者を殴打する判事の絵」]</ref>。
** 9月14日に行われるドイツの州レベルの地方選挙を目前に、極右政党「[[ドイツのための選択肢]](AfD)」の候補者6人が2週間のうちに相次いで亡くなり、波紋が広がっている、「突然死」した候補者たちについて、警察当局は犯罪行為の証拠はなく、自然死と発表している、とニューズウィークが報じた<ref>[https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2025/09/568903.php ニューズウィーク日本版2025年9月8日「ドイツAfD候補者6人が急死...州選挙直前の相次ぐ死に陰謀論も」]</ref>。
* [[9月9日]]
** タイの最高裁判所は、タクシン元首相に禁錮1年の判決を下した。すでに刑期を終えたとされていた罪の服役義務を果たしていないと判断した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGS0932B0Z00C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月9日「タイのタクシン元首相に禁錮1年 求心力低下へ」]</ref>。
** フランスのマクロン大統領は、辞任したバイル首相の後任に39歳の[[ルコルニュ]]国防相を指名した。ルコルニュ氏は保守中道の[[共和党]]出身で、2017年のマクロン政権発足当初からの[[腹心]]<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR09D790Z00C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月10日「フランス新首相にルコルニュ国防相を指名、マクロン大統領の腹心」]</ref>。
** イスラエルが、カタールに駐在するパレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマス幹部を標的とする空爆を実施した。イスラエルが停戦交渉のさなかにハマス掃討作戦を域外の仲介国にまで広げたことで、停戦交渉の枠組みは崩壊の危機に直面する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR09D8L0Z00C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月10日「ガザ停戦交渉は崩壊の危機に イスラエル、仲介国のカタールで空爆」]</ref>。
* [[9月10日]]
** ポーランド軍と北大西洋条約機構(NATO)軍は、ウクライナ攻撃に際してポーランドに侵入したロシアのドローンを撃墜したと明らかにした。ポーランドの要請を受けて、NATOの北大西洋条約第4条に基づく加盟国の緊急協議を開催した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91251530Q5A910C2EA1000/ 日本経済新聞2025年9月11日「NATO、ロシア無人機撃墜」]</ref>。
** トランプ米大統領に近い保守活動家の[[チャーリー・カーク]]が、米西部ユタ州で銃撃され、死亡した。カークは31歳で、若年層を中心にトランプ氏支持層に大きな影響力を持った。トランプ氏が2024年大統領選に勝利するのに貢献した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91277090R10C25A9FF2000/ 日本経済新聞2025年9月12日「米で続く凶行、対立深く」]</ref>。
** 正体不明の芸術家バンクシーがロンドンの裁判所の壁に描いた新作が、裁判所当局によって消された。新作はガザ情勢を巡る英国での抗議デモとの関連が指摘されていた。建物が歴史的な建造物に指定されており保存対象だとの理由<ref>[https://www.tokyo-np.co.jp/article/435202 東京新聞2025年9月11日「英国でバンクシーの新作消される ロンドンの裁判所、批判の声も」]</ref>。
* [[9月11日]]
** デジタル版の[[百科事典]]を運営する米[[エンサイクロペディア・ブリタニカ]]は、生成AI(人工知能)を用いた検索サービスを提供する米[[パープレキシティ]]を提訴したと発表した。AI検索にコンテンツを無断で利用されたとして、著作権や商標権の侵害行為の差し止めと損害賠償を求めた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN120610S5A910C2000000/ 日本経済新聞2025年9月12日「百科事典のブリタニカ、AI検索の米パープレキシティを提訴」]</ref>。
** 東欧アルバニアのラマ首相は、[[公共入札]]を監督する新閣僚に人工知能(AI)が生成した架空の人物を起用すると明らかにした。米メディアによると、生成AIが閣僚になるのは世界で初めて<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR12CYY0S5A910C2000000/ 日本経済新聞2025年9月13日「アルバニアで世界初の「AI閣僚」誕生 入札監督を担当」]</ref>。
* [[9月12日]] - [[国連総会]](193カ国)は、パレスチナ国家樹立によるイスラエルとの「[[二国家解決|2国家共存]]」を支持する「[[ニューヨーク宣言]]」を日韓英仏など142カ国の賛成で採択した。イスラエルや米国など10カ国は反対した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB130TP0T10C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月13日「国連総会で「2国家共存」採択 142カ国賛成、米国は反対」]</ref>。
* [[9月13日]]
** [[ルーマニア]]のモシュテアヌ国防相は、ロシアのドローン(無人機)が同日領空を侵犯したと発表した。F16戦闘機2機が緊急発進し、隣国ウクライナとの国境付近でレーダーから消えるまで追跡した。被害はないという<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91328850V10C25A9FF8000/ 日本経済新聞2025年9月15日「ロシアのドローン、ルーマニア領空も侵犯」]</ref>。
** 英ロンドンで、不法入国した難民申請者の排斥などを訴える大規模デモがあり、英メディアによると10万人以上が参加した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB141480U5A910C2000000/ 日本経済新聞2025年9月14日「イギリスで難民排斥デモ、10万人参加 反対する団体と一触即発に」]</ref>。
* [[9月14日]] - マカオで、4年に1度の立法会(議会、定数33)選挙が実施された。議会からはすでに民主派は締め出され、親中派が多数を占める<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM129RI0S5A910C2000000/ 日本経済新聞2025年9月14日「マカオで議会選、強まる統制色 「忠誠心」で候補者選別」]</ref>。
* [[9月15日]]
** トランプ米大統領は、米軍が[[ベネズエラ]]から米国へ向かっていた麻薬組織の船舶を攻撃したとSNSで明らかにした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN160210W5A910C2000000/ 日本経済新聞2025年9月16日「米軍、ベネズエラ発の麻薬船再び攻撃 トランプ氏表明「3人死亡」」]</ref>。
** トランプ米大統領は、自身のSNSで、[[ニューヨーク・タイムズ]]紙の記事で名誉を毀損されたとして150億ドル(約2兆2千億円)の損害賠償を求め提訴すると明らかにした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB166TO0W5A910C2000000/ 日本経済新聞2025年9月16日「トランプ氏、ニューヨーク・タイムズを提訴 名誉棄損で2.2兆円請求」]</ref>。
* [[9月16日]] - イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザ最大のガザ市で地上侵攻を始めたと発表した。停戦交渉を瓦解の瀬戸際に追い込む強硬策に対して国際社会は批判を強めるが、米政府は地上侵攻を事実上容認した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91379560Y5A910C2EA2000/ 日本経済新聞2025年9月18日「ガザ停戦 瓦解の瀬戸際」]</ref>。
* [[9月17日]]
** クーデターを企てた罪などに問われたブラジルの[[ボルソナロ]]前大統領の判決公判は、最高裁判所が禁錮27年3月の長期刑を言い渡して幕を閉じた。公判で判事らは「民主主義への脅威」を強調した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91352040W5A910C2FF8000/ 日本経済新聞2025年9月17日「ブラジル最高裁「民主主義への脅威」前大統領に禁錮刑」]</ref>。
** [[世界平和統一家庭連合]](旧統一教会)の[[韓鶴子]](ハン・ハクチャ)総裁は、韓国の特別検察の事情聴取に応じるため、ソウル市内の検察事務所に出頭した。特別検察は教団と[[尹錫悦]](ユン・ソンニョル)前政権の癒着関係を捜査している<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91375070X10C25A9FF2000/ 日本経済新聞2025年9月18日「旧統一教会総裁を聴取」]</ref>。
** 米[[ABCテレビ]]は、深夜トーク番組の司会者で人気コメディアンの[[ジミー・キンメル]]を無期限で降板させると表明した。保守系政治活動家チャーリー・カーク氏の射殺事件に関する発言を不適切だと問題視したとみられている<ref>[https://www.nikkei.com/nkd/industry/article/?DisplayType=1&n_m_code=141&ng=DGXZQOCB1819R0Y5A910C2000000 日本経済新聞2025年9月18日「米ABC、人気司会者降板 カーク氏射殺で発言問題視か」]</ref>。
** [[国連]]は、事務職員らの2割近くにあたる2600人以上を削減すると発表。アメリカのトランプ政権が国連への拠出金の大幅削減を進めていて、国連は対応を迫られていた<ref>[https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2173716 TBSNEWSDIG 2025年9月17日「国連 事務職員らの2割近く2600人以上削減へ」]</ref>。
* [[9月18日]]
** ロシアのプーチン大統領の側近の一人として知られる[[コザク]]大統領府副長官が辞任。コザクをめぐっては、アメリカの[[ニューヨーク・タイムズ]]が先月、[[クレムリン]]関係者の話として、コザクがウクライナ侵攻前にプーチン氏に軍事行動に踏み切らないよう進言し、今年に入ってからも戦闘停止や和平交渉を提案したと報道。侵攻に反対した唯一の政権高官と伝えていた<ref>[https://newsdig.tbs.co.jp/articles/withbloomberg/2178207?display=1 TBSNEWSDIG 2025年9月18日「プーチン氏側近の大統領府副長官が辞任 ウクライナ侵攻に唯一反対」]</ref>。事実上の解任の可能性がある<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR18AJK0Y5A910C2000000/ 日本経済新聞2025年9月18日「プーチン氏側近が辞表提出 大統領府副長官、侵略反対で事実上解任か」]</ref>。
** フランスの各都市で、政府の財政再建策に抗議する大規模なデモとストライキが実施された。パリや南部マルセイユなどではデモ隊と[[治安維持部隊]]が衝突し、一部では地下鉄が運行を停止するなど市民生活にも幅広い影響が出た<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91405320Y5A910C2FF8000/ 日本経済新聞2025年9月19日「仏で大規模デモ・スト 財政再建策に抗議」]</ref>。
** 東欧アルバニアの議会で、人工知能(AI)が生成した架空の人物が新閣僚として初めて演説し「私は人間に取って代わるためではなく、支援するためにここにいる」と語った。欧州メディアによると、AIが閣僚になったのは世界で初<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91436240Z10C25A9FF8000/ 日本経済新聞2025年9月20日「AI閣僚、議会で初演説 アルバニアの「ディエラ」」]</ref>。
** 米紙[[ワシントン・ポスト]]は、トランプ米大統領が今夏に台湾に対する4億ドル(590億円)以上の軍事支援の承認を見送ったと報じた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91413240Z10C25A9MM0000/ 日本経済新聞2025年9月19日「米、台湾軍事支援認めず 米紙報道」]</ref>。
** 「[[イグ・ノーベル賞]]」が米[[ボストン大学]]で発表された。日本人では[[農業・食品産業技術総合研究機構]]の研究者らが生物学賞に選ばれた。日本人の受賞は19年連続となった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG167Y10W5A910C2000000/ 日本経済新聞2025年9月19日「イグ・ノーベル賞、白黒模様の「シマウシ」 日本人受賞は19年連続」]</ref>。
* [[9月19日]]
** アメリカのトランプ大統領は、専門技術を持つ外国人向けの「H-1B[[ビザ]]」制度を大幅に見直す大統領令に署名。これから申請に10万ドルの手数料を課すという内容が含まれる<ref>[https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-09-19/T2UKLAGP493D00 Bloomberg 2025年9月20日 H-1Bビザ申請に10万ドル手数料、トランプ氏が制度見直しの大統領令]</ref>。約1億5000万円相当以上で取得できる永住権付きの新たなビザ「トランプ・ゴールドカード」の導入も表明した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91447950R20C25A9EA2000/ 日本経済新聞2025年9月21日「米、高度専門職のビザ厳しく 手数料年1500万円に」]</ref>。
** [[エストニア]]外務省は、ロシアの[[ミグ31]]戦闘機3機がエストニア領空を侵犯したと発表した。北大西洋条約機構(NATO)は「直ちに対応しロシア機を退けた」との声明を出した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91442850Q5A920C2EAF000/ 日本経済新聞2025年9月20日「エストニア、ロシア機3機が領空侵犯」]</ref>。
* [[9月20日]] - トランプ米大統領は、SNSに「[[ベネズエラ]]の指導者が米国に送り込んだ全ての囚人らを受け入れるよう求める」と投稿した。受け入れなければ「計り知れない代償を払うことになる」と圧力をかけた。米政権は今月に入り3回、麻薬を運搬していたとする船を米軍が攻撃する動画を公表。「麻薬運搬船」にはベネズエラの反米[[マドゥロ]]政権が関与していると主張し、対立姿勢を鮮明にしている<ref>[https://www.sankei.com/article/20250921-Z2Z777E2AVPF3N4PWIQTRIT75A/ 産経新聞2025年9月21日「トランプ大統領、ベネズエラに圧力 囚人受け入れなければ「計り知れない代償払うことに」」]</ref>。
* [[9月21日]]
** [[フィリピン]]で、[[公共事業]]に絡む汚職事件に抗議する大規模デモが全国規模で起きた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91453000R20C25A9FF8000/ 日本経済新聞2025年9月22日「比、公共事業汚職でデモ」]</ref>。
** ウクライナのゼレンスキー大統領は動画声明で、ロシアがこの1週間にウクライナへの攻撃で使用した[[無人機]]や[[誘導爆弾]]、[[ミサイル]]には、13万2千点以上の外国製部品が使われていたと明らかにした<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB226FD0S5A920C2000000/ 日本経済新聞2025年9月22日「ロシア兵器、日米中など外国製の部品13万点を使用 ゼレンスキー氏」]</ref>。
* [[9月22日]]
** 中国国営新華社は、人民解放軍3隻目の[[空母]]「[[福建]]」が戦闘機などの離着陸試験に成功したと伝えた。[[リニアモーター]]を活用する「[[電磁式カタパルト]]」を搭載した空母から[[艦載機]]を発進させるのは初めて<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM229DX0S5A920C2000000/ 日本経済新聞2025年9月22日「中国空母「福建」から戦闘機発艦 電磁式カタパルトで初、新華社報道」]</ref>。
** トランプ米大統領は、極左運動「[[アンティファ]](反ファシスト)」を「国内テロ組織」に指定する大統領令に署名した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91487920T20C25A9FF8000/ 日本経済新聞2025年9月24日「極左は「国内テロ組織」」]</ref>。
** 米連邦地裁は、米グーグルの広告事業で[[反トラスト法]](独占禁止法)違反を認めた一審判決を受けて是正措置を決める審理を始めた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN22BEA0S5A920C2000000/ 日本経済新聞2025年9月23日「Google、広告独占で再び分割危機 米連邦地裁で是正審理開始」]</ref>。
** [[ユダヤ教]]の新年祭が始まり、正統派「[[ハシディズム]]」を信仰する人々の聖地とされるウクライナ中部[[ウマニ]]に、イスラエルなど世界各国から多数の信者が巡礼に訪れた<ref>[https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1676158 沖縄タイムス2025年9月23日「ユダヤ教の新年祭、巡礼に3万人 侵攻下のウクライナ中部ウマニ」]</ref>。
* [[9月23日]] - [[国連総会]]で、世界各国の首脳による一般討論演説が始まった。ブラジルの[[ルラ]]大統領が、トランプ米政権を念頭に「主権への攻撃や制裁、一方的な介入が常態化しつつある」と批判した。多極化する世界において、[[グローバルサウス]]の声を聞くよう国連改革の必要性にも言及した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91509830U5A920C2FF2000/ 日本経済新聞2025年9月25日「ブラジル大統領「米、主権攻撃が常態化」」]</ref>。
* [[9月24日]]
** 米政治サイトの[[ポリティコ]]は、トランプ米大統領が23日にイスラム教諸国の首脳らと会談した際、イスラエルによるパレスチナ自治区ヨルダン川西岸の併合を認めないと約束したと報じた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91540060V20C25A9FF1000/ 日本経済新聞2025年9月26日「ヨルダン川西岸併合 反対 トランプ氏、アラブ首脳に「約束」」]</ref>。
** [[シリア]]の[[シャラア]]暫定大統領は、米ニューヨークの国連総会一般討論で演説に臨んだ。シリアの国営通信によると、同国大統領が国連で演説したのは1967年の[[アタシ]]元大統領以来で58年ぶり<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB250UE0V20C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月25日「シリア暫定大統領、58年ぶり国連演説 「制裁の完全解除を」」]</ref>。
* [[9月25日]]
** 英調査会社クラリベイトは、論文の引用回数が多くノーベル賞級と評価した研究者を対象とする「[[クラリベイト引用栄誉賞]]」を発表した。世界の研究者計22人が受賞し、日本人では元[[国立循環器病研究センター]]理事の[[寒川賢治]]と[[久留米大学]]名誉教授の[[児島将康]]が選ばれた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG248R90U5A920C2000000/ 日本経済新聞2025年9月25日「ノーベル賞の登竜門「引用栄誉賞」に寒川賢治氏と児島将康氏」]</ref>。
** ドイツのメルツ首相は、ウクライナの防衛支援に向けてロシアの凍結資産の活用を支持する考えを示した。総額1400億ユーロ(約24兆円)規模となる無利子の融資制度を構築し、ウクライナの継戦能力を高めながらロシアに圧力をかける<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91577690X20C25A9FF8000/ 日本経済新聞2025年9月27日「独首相、ウクライナに24兆円融資案 ロシア凍結資産活用」]</ref>。
** ウクライナのゼレンスキー大統領は、侵略を続けるロシアとの終戦後に実施される大統領選には出馬しない考えを示した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB260I60W5A920C2000000/ 日本経済新聞2025年9月26日「ゼレンスキー氏、終戦後の大統領選には出馬せず 「目標は戦争終結」」]</ref>。
** [[パレスチナ自治政府]]の[[アッバス]]議長は、国連総会一般討論でビデオ演説した。戦闘終結後の自治区ガザの統治にイスラム組織ハマスを「関与させない」と述べ、排除する考えを明言した<ref>[https://www.nishinippon.co.jp/item/1404331/ 西日本新聞me2025年9月27日「ガザ統治に「ハマス関与させない」 アッバス氏が国連総会でビデオ演説」]</ref>。
* [[9月26日]]
** [[韓国]]・[[大田広域市]]の[[国家情報資源管理院]]で火災が発生。これにより韓国の[[電子政府|デジタル政府]]の業務システム647件がダウン<ref>[https://s.japanese.joins.com/JArticle/339185?sectcode=400&servcode=400 中央日報 2025年9月29日 火災で停止した韓国‘デジタル政府’…実質的に存在しなかったバックアップシステム(1)]</ref>。
** 国連安全保障理事会は、中国とロシアが提案した国連の対イラン制裁復活を回避する決議案を否決した。米東部時間27日午後8時(日本時間28日午前9時)に制裁が再発動する見通し<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91584580X20C25A9EA3000/ 日本経済新聞2025年9月28日「イラン制裁再発動へ」]</ref>。
* [[9月27日]]
** 中国が南シナ海の[[西沙諸島]]を実効支配した1974年1月、米国の[[ヘンリー・キッシンジャー]]国務長官が沖縄県・尖閣諸島に中国軍を引き寄せ、活動を活発化させることができるかどうか国務省幹部に尋ねていたことが米公文書で分かった。72年9月に中国と国交を正常化した日本の対中接近を戒め、同時に日本の自衛意識を高める思惑があった可能性がある<ref>[https://www.msn.com/ja-jp/news/world/ar-AA1No1tm 共同通信2025年9月27日「尖閣諸島へ中国軍引き寄せ提起 74年、キッシンジャー氏」]</ref>。
** トランプ米大統領は、西部[[オレゴン州]][[ポートランド]]への軍の派遣を指示すると表明した。大規模な暴動と呼べる事態がないままに、軍を国内で展開するのは異例<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN273FG0X20C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月28日「トランプ氏、米西部オレゴン州に派兵指示へ「国内テロから守る」」]</ref>。
** 国連の対イラン制裁が[[米東部時間]]27日午後(日本時間28日午前)に再開した。イランの核開発を制限する見返りに対イラン制裁を緩和した2015年の核合意は実質的に崩壊した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR26CMM0W5A920C2000000/ 日本経済新聞2025年9月28日「国連の対イラン制裁再開、核合意が事実上崩壊 核監視困難に」]</ref>。
* [[9月28日]]
** バンス米副大統領は、ウクライナに[[巡航ミサイル]]「[[トマホーク]]」の供与を検討していると表明した。国境からロシアの首都モスクワを射程に収める<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2700Y0X20C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月29日「バンス氏、モスクワ射程のミサイル供与検討 ウクライナへ」]</ref>。
** 旧ソ連の東欧モルドバで、議会選(定数101、[[一院制]])が実施され、親欧米の与党「[[行動と連帯]](PAS)」が単独過半数を維持した。欧州連合(EU)への統合路線を継続する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR2904A0Z20C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月29日「モルドバ議会選、親欧米の与党が過半数維持 親ロシアの野党は反発」]</ref>。
** 米中西部ミシガン州[[グランドブラン]]にある[[末日聖徒イエス・キリスト教会]](モルモン教)の教会で28日、銃撃事件が発生し、警察によると少なくとも4人が死亡、8人が負傷した。容疑者は教会にも放火し、教会は激しく燃えた。数百人が教会内にいた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB290930Z20C25A9000000/ 日本経済新聞2025年9月29日「米中西部の教会で銃撃事件 4人死亡、火災も発生」]</ref>。
* [[9月29日]]
** 韓国政府は、中国人の団体観光客を対象に8年ぶりとなるビザ取得の免除措置を再開した。6月に発足した[[李在明]](イ・ジェミョン)政権は中国との関係改善を進める<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM268YJ0W5A920C2000000/ 日本経済新聞2025年9月29日「韓国が中国と関係改善、団体客8年ぶりビザ免除 日本と奪い合い」]</ref>。
** ロシア政府は、2026年の連邦予算案を下院に提出した。国防費は25年比4%減の12.9兆ルーブル(約23兆円)と、22年のウクライナ侵略後初めて前年を下回る計画となった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91646090Q5A930C2FF8000/ 日本経済新聞2025年10月1日「ロシア国防費、来年4%減」]</ref>。
** 北朝鮮の[[金先敬]](キム・ソンギョン)外務次官が国連総会の一般討論で演説し、「我々は核を決して放棄せず、いかなる状況でもこの立場を撤回しない」と訴えた。国連総会で、北朝鮮が本国から派遣した代表が演説するのは7年ぶり<ref>[https://mainichi.jp/articles/20250930/k00/00m/030/016000c 毎日新聞2025年9月30日「「核を決して放棄しない」北朝鮮高官が国連で演説」]</ref>。
* [[9月30日]]
** 国連の安全保障理事会は、カリブ海の島国・[[ハイチ]]に派遣している[[多国籍部隊]]を「[[ギャング制圧軍]]」に改名し、隊員数を現状から最大5倍に増やす決議を採択した。ハイチでは武装したギャングが首都ポルトープランスのほぼ全域を制圧しており、殺人や誘拐、性的暴行などの重犯罪が多発している<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN30D5U0Q5A930C2000000/ 日本経済新聞2025年10月1日「国連、ハイチの多国籍部隊を「ギャング制圧軍」に改組 隊員も5倍」]</ref>。
** 米[[地質調査所]]([[USGS]])によると、フィリピン中部[[セブ島]][[カラペ]]から東南東に11キロメートルの海域で午後9時59分(日本時間同午後10時59分)ごろ、マグニチュード(M)6.9の地震があった。同国の災害対策当局は10月1日、少なくとも69人が死亡したと発表した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91676640S5A001C2FF1000/ 日本経済新聞2025年10月2日「セブ島沖、M6.9地震 69人死亡」]</ref>。
=== 10月 ===
* [[10月1日]]
** 「もう一つのノーベル賞」と呼ばれるスウェーデンの「[[ライト・ライブリフッド賞]]」の運営財団は、今年の受賞者に、台湾でデジタル担当閣僚を務めた唐鳳([[オードリー・タン]])ら5団体・個人を選んだと発表した<ref>[https://www.kochinews.co.jp/article/detail/913625 高知新聞PLUS2025年10月1日「オードリー・タン氏らが受賞 「もう一つのノーベル賞」」]</ref>。
** イスラエル外務省は、X(旧ツイッター)で、スウェーデンの環境活動家[[グレタ・トゥンベリ]]らを乗せ、支援物資を届けるためパレスチナ自治区ガザに向かっていた船団の航行を阻止したと表明した。乗船者はイスラエルの港に向かっているという。グレタさんらは無事だとしている。AP通信によると船団は約50隻の船と約500人の活動家で構成<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB02AEL0S5A001C2000000/ 日本経済新聞2025年10月2日「グレタさん乗るガザ支援船団の航行阻止 イスラエル外務省が表明」]</ref>。
** 米連邦政府の予算がに失効し、政府機関が一部閉鎖された。[[労働統計局]](BLS)は業務を停止し、3日に予定されていた9月の[[雇用統計]]発表は遅れが避けられない見通し。経済実態の把握への影響が懸念される。BLSは政府閉鎖の期間中、すべての業務を停止する方針を表明している<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91702910S5A001C2EA1000/ 日本経済新聞2025年10月3日「米雇用統計、遅れ不可避 政府閉鎖」]</ref>。
** 米紙[[ウォール・ストリート・ジャーナル]]電子版は、トランプ米大統領が、ロシア領内のエネルギー施設への長距離攻撃を支援するため、ウクライナへの情報提供を承認したと報じた。トランプ米政権はウクライナに巡航ミサイル「[[トマホーク]]」の間接供与を検討中<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91700410S5A001C2FF8000/ 日本経済新聞2025年10月3日「トランプ氏、ウクライナに長距離攻撃の情報提供か」]</ref>。
** [[国連開発計画]](UNDP)と日本政府は、ロシアの侵攻を受けるウクライナの[[地雷除去]]を支援するため、除去機の交換部品を供与した。除去機は消耗が激しく、定期的な整備が不可欠。今回の支援により最大で1万時間の稼働が可能になるという<ref>[https://www.kochinews.co.jp/article/detail/913710 高知新聞PLUS2025年10月2日「日本、地雷除去の部品提供 ウクライナ復興支援」]</ref>。
** 中国は青年層の科学技術人材向けの新しい[[ビザ]]の「Kビザ」を発給開始<ref>[https://www.zaobao.com.sg/news/china/story20250929-7588855 聯合早報 2025年9月29日 中国K字签证周三上路 分析:时机恰到好处 效果有待观察]</ref>。
* [[10月2日]]
** ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ侵略を巡って対立する欧州諸国がロシアの脅威をあおり、軍事化を進めていると述べた。ロシアへの威嚇行為があれば対抗措置をとるとの考えを示した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR02DS10S5A001C2000000/ 日本経済新聞2025年10月3日「プーチン氏「欧州諸国の軍事化が加速」 脅威なら対抗措置と威嚇」]</ref>。
** 英中部[[マンチェスター]]で、[[シナゴーグ]](ユダヤ教会堂)付近にいた群衆に車が突っ込み、2人が死亡、3人が重傷を負った。容疑者の男は警察に射殺された。この日はユダヤ教で最も神聖とされる贖罪の日「[[ヨムキプール]]」で、シナゴーグには信者らが集まっていたとみられる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB02CZV0S5A001C2000000/ 日本経済新聞2025年10月2日「英中部でユダヤ教会堂付近に車突入 2人死亡、3人重傷」]</ref>。
* [[10月3日]]
** [[英国国教会]]の最高位聖職者である[[カンタベリー大主教]]に、初の女性となる[[サラ・ムラーリー]](63)が任命された。チャールズ国王が承認し、英政府が発表した。来年3月に第106代として就任する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB03BW10T01C25A0000000/ 日本経済新聞2025年10月3日「英国教会最高位に初の女性 ムラーリー氏、26年就任」]</ref>。
** [[世界保健機関]](WHO)は3日、蚊が媒介するウイルス感染症「[[チクングニア熱]]」が流行しており、今年1~9月に疑いも含めた感染例を40カ国で計44万5271件確認したと発表した。死者は155人<ref>[https://www.shikoku-np.co.jp/national/medical_health/20170320000350https:/national/international/20251004000054 四国新聞2025年10月4日「チクングニア感染44万件超/WHO、流行拡大の恐れ」]</ref>。
** 中欧[[チェコ]]で3〜4日、下院選(定数200)が実施された。[[バビシュ]]前首相が率いる最大野党の[[ポピュリズム]](大衆迎合主義)政党「[[ANO2011]]」が勝利し、第1党となった。単独過半数には届かず、極右勢力などと連立交渉を始める<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR02DBF0S5A001C2000000/ 日本経済新聞2025年10月5日「チェコ議会選、EU懐疑派の野党が勝利 中欧で「EU抵抗軸」形成」]</ref>。
* [[10月4日]]
** ロンドン中心部で、イギリス政府に活動を禁じられた親パレスチナ団体「[[パレスチナ・アクション]]」を支持するデモが開かれた。ロンドン警視庁は、約500人を逮捕したと発表した<ref>[https://www.bbc.com/japanese/articles/cx2j73wwx09o BBCNEWSJAPAN 2025年10月5日「ロンドンで「パレスチナ・アクション」支持の抗議、500人近く逮捕」]</ref>。
** 日本の与党第一党[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]の[[2025年自由民主党総裁選挙|総裁選挙]]が行われ新たに[[高市早苗]]が総裁に就任した。女性総裁は党史上初である。
* [[10月5日]]
** ウクライナの軍事専門メディア「[[ミリタルヌイ]]」は、ロシア軍がウクライナ西部リビウ州などに大規模攻撃を仕掛けた際、少なくとも3基の中国の偵察衛星が同州上空を飛行していたと報じた。ウクライナ対外情報局は、ロシアが中国から提供された衛星情報をウクライナ各地へのミサイル攻撃に利用しているとみている<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB0605N0W5A001C2000000/ 日本経済新聞2025年10月6日「ウクライナ西部攻撃時、中国の衛星が上空飛行 ロシアに情報提供か」]</ref>。
** フランスで、[[ルコルニュ]]首相率いる内閣の顔ぶれがようやく発表された。安定性を重視したとみられ、ほとんどの主要閣僚がバイル前内閣から続投する。ルコルニュ内閣は前内閣の財政再建路線を継承する見通し<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR053980V01C25A0000000/ 日本経済新聞2025年10月6日「ルコルニュ仏内閣がようやく始動 主要閣僚続投、財政再建路線を継承」]</ref>。
* [[10月6日]]
** フランスのルコルニュ首相が、[[マクロン]]大統領に辞表を提出し受理された。5日に組閣を発表したばかりで、翌日に内閣が[[総辞職]]する異例の事態<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR067QH0W5A001C2000000/ 日本経済新聞2025年10月6日「ルコルニュ仏内閣が総辞職 組閣翌日、マクロン大統領窮地に」]</ref>。
** [[オーストラリア]]の[[アルバニージー]]首相と[[パプアニューギニア]]の[[マラペ]]首相は、相互防衛条約に署名した。第三国から攻撃を受けた場合の共同防衛が柱。両国関係を「同盟」に引き上げる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91774250W5A001C2FF8000/ 日本経済新聞2025年10月7日「豪、パプアと新同盟」]</ref>。
** トランプ米大統領は、全米の都市への部隊派遣を裁判所が引き続き差し止める場合、「[[反乱法]]」を発動する可能性があると述べた。100年以上前に制定された同法を用いて不利な司法判断を回避する意向を示唆した<ref>[https://www.cnn.co.jp/usa/35238888.html CNN2025年10月7日「トランプ氏、「反乱法」の発動に言及 州兵派遣を阻む裁判所判断回避で」]</ref>。
* [[10月7日]] - 9月に発足したタイの[[アヌティン]]政権は、国民1人あたりに最大2400バーツ(約1万円)を支給する消費補助制度を10月末から始めると発表した。「[[コンラクルンプラス]]」と呼ぶ制度で、7日の閣議で承認した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGS079BQ0X01C25A0000000/ 日本経済新聞2025年10月7日「タイ新政権、国民1人最大1万円支給へ 家計支援で支持狙う」]</ref>。
* [[10月13日]] - 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が閉幕<ref>{{Cite web ja|url=https://www.pref.osaka.lg.jp/o030010020/bampaku_suishin/2025expo/index.html |title=2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) |website=大阪府 |accessdate=2025-10-08}}</ref><ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJE111IH0R11C25A0000000/ 大阪万博閉幕、最終日の主なイベントは 空飛ぶクルマや「万博宣言」] 日本経済新聞 (2025年10月13日) 2025年10月15日閲覧。</ref>。
== 各国の主なできごと ==
:[[:Category:2025年の各国]]を参照
== 周年 ==
{{preview warning|{{Notice|周年であること自体に特筆性のある項目(元のトピックの特筆性ではありません)のみ記述してください。}}}}
以下に、過去の主な出来事からの区切りの良い年数([[周年]])を記す。なお、科学、テクノロジー、芸術、文化、スポーツなどの周年は、当節ではなく、「[[#科学・テクノロジー]]」「[[#芸術・文化・スポーツ]]」の節の該当部分にそれぞれ記述する。
;[[第二次世界大戦]]・[[太平洋戦争]]([[大東亜戦争]])終結から80年
* [[1月27日]] - [[ソビエト連邦]]軍による[[アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所]]解放。
* [[2月4日]]〜[[2月11日]] - [[ヤルタ会談]]。
303 ⟶ 639行目:
* [[8月11日]]〜[[8月25日]] - [[樺太の戦い (1945年)]] 。
* [[8月14日]] - [[大日本帝国]]、ポツダム宣言の受諾を連合国に通告。
* [[8月15日]] - 大日本帝国の[[無条件降伏]]決定が[[玉音放送]]によって国内に公
* [[9月2日]] - [[日本の降伏文書]]調印により太平洋戦争終結。全軍へ戦闘停止と武装放棄を発令。
313 ⟶ 649行目:
* [[1月18日]]- [[対華21カ条要求]]送信から110年。
* [[1月19日]] - [[日米安全保障条約]]締結65周年。
* [[2月17日]] - [[エジプト]]の[[王家の谷]]の[[ツタンカーメン]]の墓の発見から100年。
* [[3月8日]] - [[血の日曜日事件 (1965年)|血の日曜日事件]]([[セルマ (アラバマ州)|セルマ]]の大行進)から60年。
* [[3月12日]] - [[孫文]]([[孫中山]])死去から100年。
* [[3月20日]] - [[地下鉄サリン事件]]から30年。
* [[4月18日]] - [[バンドン (インドネシア)|バンドン]]での[[アジア・アフリカ会議]]開催から70年。
* [[4月19日]] - [[オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件]]から30年。
*[[4月23日]]-世界初の動画[[Me at the zoo]]の投稿から[[YouTube]]は20周年。
*
* [[4月30日]] - [[ベトナム戦争]][[サイゴン陥落]]から50年。
* [[5月19日]] - [[マルコムX]]生誕100年。
* [[5月20日]] - [[メートル条約]]締結から150年。
* [[6月22日]] - [[日韓基本条約]]調印60周年。
* [[6月25日]] - [[合衆国最高裁判所|アメリカ合衆国最高裁判所]]で[[同性結婚]]合法化10周年。
* [[6月26日]] - [[国連憲章]]署名から80年。
* [[6月30日]] - [[香港国家安全維持法]]施行から5年。
* [[7月7日]] - [[ロンドン同時爆破事件]]から20年。
* [[7月10日]] - [[レインボー・ウォーリア号事件]]から40年。
333 ⟶ 670行目:
* [[7月17日]] - [[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[カリフォルニア州]]の[[ディズニーランド]]開園70周年。
* [[7月18日]] - [[アドルフ・ヒトラー]]『[[我が闘争]]』第1巻公表から100年。
* [[8月2日]] - [[デルタ航空191便墜落事故]]から40年
* [[8月4日]] - [[クアラルンプール事件]]から50年。
* [[8月12日]] - [[日本航空123便墜落事故]]から40年(2025年
* [[8月15日]] - [[ムジブル・ラフマン]]暗殺から50年。
* [[8月22日]]-[[ブリティッシュ・エアツアーズ28M便火災事故]]から40年
* [[9月1日]] - [[中国共産党]]による[[チベット自治区]]成立60年<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90824310R20C25A8FF1000/ 日本経済新聞2025年8月22日「習氏、信仰より党優先 主張」]</ref>。
* [[9月2日]] - [[ベトナム]]独立宣言から80年<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB022O40S5A900C2000000/ 日本経済新聞2025年9月2日「ベトナムで独立80年式典、共産党支配の正当性誇示」]</ref>。
* [[9月5日]] - [[日露戦争]]後の日露講和条約([[ポーツマス条約]])調印120周年。
* [[9月22日]] - [[プラザ合意]]から40年。
* [[9月27日]] - [[ストックトン・アンド・ダーリントン鉄道]]開業から200年<ref>[https://www.sankei.com/article/20250927-CRYBKQFC65KHXOOEU6DM465MVU/ 産経新聞2025年9月27日「鉄道開業200年祝う 英にファン集結、SL運行 産業革命期、石炭運搬が目的」]</ref>。
* [[10月1日]] - [[新疆ウイグル自治区]]設立から70年。
* [[10月4日]] - [[スヌーピー]]誕生から75年。
* [[10月10日]] - [[朝鮮労働党]]結党80周年。
* [[10月24日]] - [[国際連合]]発足80周年。
* [[11月4日]] - [[イスラエル]]の[[イツハク・ラビン]]首相暗殺から30年。
* [[11月6日]] - [[緑の行進]]から50年。
* [[11月13日]] - [[パリ同時多発テロ事件]]から10年。
* [[11月15日]] - [[第1回先進国首脳会議]](ランブイエサミット)から50年。
* [[11月20日]] - [[フランシスコ・フランコ]]総統の死去から50年。
* [[12月12日]] - [[パリ協定 (気候変動)|パリ協定2015年]]採択から10年。
* [[12月18日]] - [[日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約|日韓国交正常化]]発効60周年。
* [[12月28日]] - [[慰安婦問題日韓合意]]の成立から10年。
358 ⟶ 696行目:
* [[2025年日本国際博覧会]]
== 気象・地象・天
{{Main|2025年の気象・地象・天象}}
;天象(天文現象)
* 7月下旬 - [[太陽活動]]の[[黒点]][[太陽極大期|極大期]]を迎えると予測されている([[第25太陽周期]])<ref name="sorae200916">[https://sorae.info/astronomy/20200916-the-solar-cycle25-prediction-panel.html 第25太陽活動周期の開始を確認。極小期は2019年12月だった](sorae 2020年9月16日)</ref><ref name="astropics200916">[https://astropics.bookbright.co.jp/solar-cycle-25-is-here 太陽活動の第25周期がスタート](アストロピクス 2020年9月16日)</ref>。
* [[9月7日]] - 日本を含むアジア、オートルート、アフリカ東部で[[皆既月食]]。[[日本標準時]]では[[9月8日]]<ref>{{Cite web |title=LUNAR ECLIPSES: 2021 - 2030 |url=https://eclipse.gsfc.nasa.gov/LEdecade/LEdecade2021.html |website=[[アメリカ航空宇宙局]] |access-date=2024-01-22 |language=en}}</ref>。{{see|2025年9月7日の月食}}
== 政治 ==
{{Main|2025年の政治}}
== 経済 ==
{{Main|2025年の経済}}
== 科学・テクノロジー ==
{{Main|2025年の科学}}
* [[4月5日]] - 米[[グーグル]]の創業者らが設立した科学賞「[[ブレークスルー賞]]」が発表され、スイス・フランス国境にある[[欧州合同原子核研究所]] (CERN) の巨大[[加速器]]を使って素粒子の性質などを調べた日本を含む国際チームが基礎物理学部門に選ばれた<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO87857040W5A400C2CT0000/ 日本経済新聞2025年4月7日「素粒子実験の国際チームが受賞 米ブレークスルー賞」]</ref>。
* [[6月12日]] - [[米国電気電子学会]](IEEE)が本年分の[[IEEEマイルストーン]]顕彰を発表した。本顕彰は開発から25年以上が経過し、社会や産業の発展に多大な貢献をした技術などが対象<!--日本に偏らせない。 日本関連では世界初のカラオケマシン「ミュージックボックス」、[[エレキテル]]、[[魚群探知機]]が認定された。--><ref>[https://www.sankei.com/article/20250612-PVVWCLSX5JISFLA5HRBXQD25AU/ 産経新聞2025年6月12日「日本人発明、世界初のカラオケ機「歴史的偉業」に認定 産業発展に貢献と米電気電子学会」]</ref>。
;宇宙開発
* 7月 - 学術研究院先鋭研究領域([[惑星物質研究所]])の[[大竹真紀子]]教授(特任)が、NASAの太陽系探査研究バーチャル研究所(SSERVI)が主催する「[[コラディーニ賞]](Coradini Award)」を受賞。同賞は、太陽系探査分野において継続的に顕著な科学成果を挙げた研究者に贈られる国際的に権威のある賞で、大竹教授は日本人として初めての受賞<ref>[https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id14439.html 岡山大学公式ページ「大竹真紀子教授がNASAの「コラディーニアワード」を日本人初受賞」]</ref>。
* [[12月5日]] - [[水星探査機]]「[[ベピ・コロンボ]](「みお」を含む)」が[[水星]]に到着する予定<ref>{{Cite news|title=水星探査機「みお」打ち上げ成功 2025年到着予定|newspaper=朝日新聞|date=2018-10-20|url=https://www.asahi.com/sp/articles/ASLBL45NWLBLULBJ00H.html?iref=sp_new_news_list_n|accessdate=2018-10-20}}</ref><ref>{{Cite news|title=水星探査機「みお」打ち上げ=日欧共同計画、仏領ギアナから-JAXA|newspaper=時事通信|date=2018-10-20|url=https://web.archive.org/web/20181020102533/https://www.jiji.com/amp/article?k=2018102000121&g=soc|accessdate=2018-10-20}}</ref>。
;本年のIT業界のトップトレンド
IT業界の動向の調査やコンサルティングを行っている[[ガートナー]]社によると、本年の戦略的トップトレンドはおおむね次のようになっている。<ref name=Gartner>{{Cite web|url=https://www.gartner.co.jp/ja/articles/top-technology-trends-2025|title=2025年戦略的テクノロジのトップ・トレンドとは? |publisher=[[ガートナー]]|accessdate=2025-06-18}}</ref>
*AI(人工知能)の最重要課題の解決とリスク対策
**主体性のあるAI - [[大規模言語モデル]](LLM)など人間の指示に反応し限定的なタスクしか実行できないAIの段階から一歩進めて、<u>主体性あるいは半主体性をもって行動できる能力を持つAIの実用化</u><ref name=Gartner />。従来の限定的なタスクの実行しかできないAIだけでなく、環境から学習し、問題解決の手順を計画し、意思決定を行うAIや、独立してタスクを実行できるAIまで、さまざまなレベルのAIを開発<ref name=Gartner />。人間の業務を支援し、負荷を軽減し、生産性を向上させるAIの開発。<ref name=Gartner />
**信頼できるAI活用のための基盤づくり - AIに主体性や半主体性を持たせる場合、適切な制御機能(ガードレール的な機能)の実装が不可欠となる<ref name=Gartner />。AIの行動が人間が意図する範囲内に収まるよう監視が必要<ref name=Gartner />。主体性を持つAIは、状況に応じて独自の計画を新たに立てるため、従来の監視手法では十分な検証が困難なので、時間とともに適応・進化するAIシステムの監視には新しいテクノロジとツールが必要となる<ref name=Gartner />。そのようなAI(+制御・監視機能)は、まずは正確なデータがとれる検証可能な用途・分野から、小規模に導入を進めるべきである。そして、人間とAIの効果的な協業モデルを構築し、AIの明確な権限と役割の範囲を設定する必要がある。<ref name=Gartner />
**偽情報対策の新たな展開(新たな手法の導入) - AIの進化を利用して偽情報([[ディープフェイク]]など)を生み出す者が増えており、その脅威が急速に高まっており、企業も10社に1社がディープフェイク攻撃の標的となっているので、その対策を進める必要がある<ref name=Gartner />。ディープフェイクなどのAIで作った偽情報の不正使用検知技術、SNSや報道における有害な情報を追跡・監視する技術、なりすまし防止のためのアイデンティティ管理の強化など<ref name=Gartner />。
*新たなコンピューティングに向けた対応
**[[量子コンピュータ]]時代のための新たな暗号技術の実装([[ポスト量子暗号]], PQC)<ref name=Gartner />
**エネルギー効率の良いコンピューティング - 効率的なアーキテクチャ、アルゴリズム、データの採用<ref name=Gartner />。より効率的なハードウェア(例えば、より効率的なCPU、より効率的な記憶装置)の活用<ref name=Gartner />。特定分野ではGPUの導入<ref name=Gartner />。またコンピュータの電源として[[再生可能エネルギー]]を使うことなど<ref name=Gartner />。
***'''ARMアーキテクチャのCPUへの移行'''が業界全体で進行中 - CPUのアーキテクチャーに関して概して言うと、[[x86]]アーキテクチャよりも[[ARMアーキテクチャ]]のほうがエネルギー効率に優れているので、サーバーやパーソナルコンピュータ業界ではARMアーキテクチャーのCPUへの置き換えがここ数年進行している最中である。サーバー業界では、Linuxが採用されている割合が一番高く、Linuxは早くからARMに対応しLinux on ARM(ARM版Linux)があったのでそれを利用し、ARMアーキテクチャCPUのコンピュータを採用したりそれに置き換えるプロセスが進行してきた。ノートパソコンはARMアーキテクチャへの移行が一歩遅れていたが、2020年にAppleがARMアーキテクチャの[[Apple M1]]を発表、その直後からAppleのノートパソコン類の主要なCPUとして使い始め、[[Apple M2]], [[Apple M3]]..とARMアーキテクチャへの移行を完全なものにしており、マイクロソフト社のほうもそのトレンドに遅れないよう、Windows on ARM(WoA, ARM版ウィンドウズ)の開発を加速させ、同社のウィンドウズ・ノートパソコンであるSurfaceシリーズにARMアーキテクチャCPUを搭載したモデルを登場させ、しかも2024年中に一般消費者向けSurfaceシリーズではx86アーキテクチャのものの生産を止め、ARMアーキテクチャのものだけにし、2025年は消費者向けSurfaceシリーズではARMアーキテクチャのものだけの販売にし、x86アーキテクチャのものの販売は行っていない<ref name=Kasahara>{{Cite web|url=https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1658921.html|title=新x86版Surfaceは法人向けのみ。それが示唆するArm版重視戦略とその先|publisher=PC Watch, 笠原一輝のユビキタス情報局|accessdate=2025-06-20}}</ref>。マイクロソフト社はノートパソコン製造業界(HP、デル、Acer、ASUSなど)に対してマイクロソフト同様にARMアーキテクチャCPU搭載のノートパソコンを標準製品(主力製品)として販売するように促しており<ref name=Kasahara />、各メーカーは2024年後半ころからARMアーキテクチャの[[Snapdragon#Snapdragon X/X Plus/X Elite|Snapdragon X Elite]]を搭載したノートパソコンを販売するようになり、その販売割合が増えつつある。マイクロソフト社は2030年までにウィンドウズが動くコンピュータにおいてARMアーキテクチャのものが過半数の状態にしようとしていると考えてよい<ref name=Kasahara />。
;予定
本年、[[集積回路]]の微細化が[[1 E-9 m|3nm]]に達し、これ以上の微細化は不可能になると予想されている([[ムーアの法則]]の終焉)<ref>{{Cite web|url=https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/1090896.html|title=福田昭のセミコン業界最前線「生死不明」のムーアの法則|date=2017-11-10|accessdate=2024-12-08}}</ref>。(なんらかの新しい技術が現在の集積回路技術を置き換えない限り[[コンピューター]]の大幅な性能向上は困難となると考えられており、[[スピントロニクス]]、[[量子コンピュータ]]、[[光コンピュータ]] など、エレクトロニクスに代わる、あるいは補うことでコンピュータの性能向上を続けるための新たな技術の研究も進められている。)
;登場した技術
スタブ
;終了した技術、終了予定の技術
* [[10月14日]] - [[Microsoft Windows 10]](2015 LTSB)の延長サポートが終了<ref>{{Cite web |author=Microsoft |date=2020-09-15 |url=https://learn.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/products/windows-10-home-and-pro |title=Windows 10 Home and Pro |publisher=[[マイクロソフト]] |accessdate=2020-09-15}}</ref>。
;周年
* [[4月4日]] - [[マイクロソフト]]設立から50年。
* [[8月25日]] - [[マイクロソフト]]の[[Microsoft Windows 95|Windows 95]]英語版の発売30周年。
<!--* [[9月2日]] - [[NTT]]が[[携帯電話]]「[[日本における携帯電話#歴史|ショルダーフォン]]」を発売。-->
* [[11月20日]] - [[Microsoft Windows]]発売開始40周年。
== 芸術・文化・スポーツ ==
[[ハイカルチャー]]、[[サブカルチャー]]、流行、ゲーム、スポーツなど幅広く記載。
=== 文学・出版 ===
*[[:en:2025 in literature]]
*[[2025年の文学]]
*5月13日英国の文学賞「ブリティッシュ・ブック・アワード」([[:en:British Book Awards|British Book Awards]])のデビュー・フィクション部門で、作家、[[柚木麻子]]の小説「BUTTER」が受賞したと、日本の版元である新潮社が発表した。同社によると、日本の作家では初めてという<ref>[https://mainichi.jp/articles/20250514/ddm/012/040/030000c 毎日新聞2025年5月14日「柚木さん小説に英文学賞」]</ref>。
* [[7月26日]] - ホラー漫画「[[富江]]」シリーズなどを手がけた[[伊藤潤二]]が、米国の権威ある漫画賞「[[アイズナー賞]]」で、殿堂入りを果たした。伊藤の漫画を多く刊行する朝日新聞出版が26日、発表した。また、同賞の公式サイトによると、審査員が選出した殿堂入り漫画家の中に「[[ゲゲゲの鬼太郎]]」などの[[水木しげる]]が入った<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD261HL0W5A720C2000000/ 日本経済新聞2025年7月27日「伊藤潤二さんと水木しげるさん、米漫画賞「アイズナー賞」殿堂入り」]</ref>。
=== 舞台 ===
379 ⟶ 767行目:
**[[:en:2025 in South Korean television]](韓国のテレビ)
**[[2025年のテレビ (日本)]]
[[4月5日]] - 「[[スーパー戦隊シリーズ]]」放送開始から50周年
<!--* [[4月6日]] - [[NHKラジオ第2放送]]、放送開始94周年。-->
=== インターネットメディア ===
;周年
*[[YouTube]]開設から20年([[2月15日]])。
=== 音楽 ===
{{See also|2025年の音楽}}
* [[9月27日]] - フランス東部[[ブザンソン]]で、第59回[[ブザンソン国際指揮者コンクール]]の決勝が行われ、[[米田覚士]](29)が優勝した。同コンクールは若手指揮者の[[登竜門]]とされる。日本人の優勝は11人目。1959年に故[[小澤征爾]]も優勝している<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD2803J0Y5A920C2000000/ 日本経済新聞2025年9月28日「仏国際若手指揮者コンクール、米田覚士さん優勝 小澤征爾さんら輩出」]</ref>。
;周年
* 「ワルツ王」[[ヨハン・シュトラウス2世]]生誕200周年([[10月25日]])。
=== ボードゲーム ===
*[[:en:2025 in chess]](チェス界の動向)
<!--*[[2024年度の将棋界]](1-3月)および[[2025年度の将棋界]](4-12月)-->
* [[7月14日]] - ボードゲームの世界最高峰の賞とされる「[[ドイツ年間ゲーム大賞]]」に日本のゲームデザイナー、[[林尚志]]がデザインした「[[ボムバスターズ]]」が選ばれた。日本人が制作したゲームがこの賞を受賞するのは初めて<ref>[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250714/k10014862561000.html NHK NEWSWEB 2025年7月14日「「ドイツ年間ゲーム大賞」日本人制作のゲームが初受賞」]</ref>。
=== コンピュータゲーム ===
{{See also|:Category:2025年のコンピュータゲーム}}
[[ファイル:Nintendo Switch 2 20250605 HOF4954 RAW-Export.png|thumb|150px|[[Nintendo Switch 2]]]]
* [[2月8日]] - [[PlayStation Network]]が全世界でダウンした。
* [[6月5日]] - [[任天堂]]の[[家庭用ゲーム機]]「'''[[Nintendo Switch 2]]'''」が世界各国で同時発売。
;周年
* [[スーパーマリオブラザーズ]]発売40周年([[9月13日]])。
=== スポーツ ===
{{Main|2025年のスポーツ}}
* [[6月14日]]〜[[7月13日]] - [[アメリカ合衆国|アメリカ]]で[[FIFAクラブワールドカップ2025]]が開催。
* [[8月7日]]〜[[8月17日|17日]] - [[中華人民共和国|中国]]で[[ワールドゲームズ2025]]が開催。<!--スポーツ大会-->
** 男子[[ソフトボール]]競技において、日本代表チームが優勝し、金メダルを獲得。年齢制限のない世界大会での優勝は、男子ソフトボール日本代表にとって史上初<ref>[https://www.hirakin.co.jp/9894/ 平林金属グループ ニュース 2025年8月18日 【史上初の快挙】ワールドゲームズで男子代表が悲願の金メダル!]</ref>。
* [[8月20日]]~[[8月24日|24日]] - [[ブラジル]]・[[リオデジャネイロ]]で「第41回世界新体操選手権大会」開催。[[団体総合]]において、日本が初の[[金メダル]]を獲得<ref>[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250826/k10014904221000.html NHKNEWSWEB2025年8月26日「新体操 世界選手権 金メダル獲得の選手ら帰国 喜びの心境語る」]</ref>。
* [[9月6日]] - テニスの[[全米オープン]]車いすの部は、ニューヨークでシングルス決勝が行われ、男子は第1シードの19歳、[[小田凱人]]が第4シードの[[グスタボ・フェルナンデス]]に6-2、3-6、7-6で競り勝って初優勝し、四大大会とパラリンピックを全制覇する「[[生涯ゴールデンスラム]]」を史上最年少で達成した<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL063300W5A900C2000000/ 日本経済新聞2025年9月7日「車いすテニス・19歳の小田凱人が「生涯ゴールデンスラム」達成」]</ref>。
* [[9月13日]]〜[[9月21日|21日]] - 東京の[[国立競技場]]で[[2025年世界陸上競技選手権大会|第20回世界陸上]]が開催。
* [[9月23日]] - [[米大リーグ機構]]は、2026年のレギュラーシーズンからストライク、ボールを自動で判定する「[[ロボット審判]]」を導入すると発表した。マイナーリーグなどでの試験運用を経て自動判定システムの運用にメドがついたとみて、判定を不服とする「チャレンジ」の対象を拡大する<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2400D0U5A920C2000000/ 日本経済新聞2025年9月24日「米大リーグ、26年に「ロボット審判」導入 ストライク判定に活用」]</ref>。
* [[11月15日]]〜[[11月26日|26日]] - [[2025年東京デフリンピック]]が開催。
== ノーベル賞 ==
{{see also|ノーベル賞受賞者の一覧}}
<!--並びを発表順とします-->
* [[ノーベル生理学・医学賞|生理学・医学賞]]:[[坂口志文]](日本)、[[メアリー・E・ブランコウ]](米)、{{仮リンク|フレッド・ラムズデル|en|Fred Ramsdell}}(米)――業績は「免疫が制御される仕組みの発見」<ref>{{Cite web|title=ノーベル生理学・医学賞、阪大の坂口志文氏らに 制御性T細胞を発見:朝日新聞|url=https://www.asahi.com/articles/ASTB62G0KTB6UTFL00SM.html?iref=ogimage_rek|website=朝日新聞|date=2025-10-06|access-date=2025-10-07|language=ja}}</ref>。
* [[ノーベル物理学賞|物理学賞]]:{{仮リンク|ジョン・クラーク (物理学者)|en|John Clarke (physicist)|label=ジョン・クラーク}}(英)、{{仮リンク|ミシェル・デヴォレ|en|Michel Devoret}}(仏)、{{仮リンク|ジョン・マーティニス|en|John M. Martinis}}(米)――業績は「電気回路における巨視的な量子力学的トンネル効果とエネルギー量子化の発見」<ref>{{Cite web|title=ノーベル物理学賞に米国の3氏 量子トンネル効果の研究に貢献|url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG078V70X01C25A0000000/|website=日本経済新聞|date=2025-10-07|access-date=2025-10-07|language=ja|archive-date=2025-10-07|archive-url=https://web.archive.org/web/20251007102442/https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG078V70X01C25A0000000/}}</ref>。
* [[ノーベル化学賞|化学賞]]:[[北川進]](日本)、{{仮リンク|リチャード・ロブソン|en|Richard Robson (chemist)}}(英)、[[オマー・ヤギー]](米) ――業績は「[[金属有機構造体]]の開発」<ref>{{Cite web|title=ノーベル化学賞に北川進氏ら 金属有機構造体、脱炭素に有用|url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC245KR0U1A920C2000000/|website=日本経済新聞|date=2025-10-08|access-date=2025-10-08|language=ja|archive-url=https://web.archive.org/web/20251008101223/https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC245KR0U1A920C2000000/|archive-date=2025-10-08}}</ref>。
* [[ノーベル文学賞|文学賞]]:[[クラスナホルカイ・ラースロー]]([[ハンガリー]])――授賞理由は「終末論的な恐怖の中、説得力に満ちた先見的な作品群により、芸術の力を再確認させた」<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD09BPR0Z01C25A0000000/ 日本経済新聞2025年10月9日「ノーベル文学賞にハンガリーのクラスナホルカイ・ラースローさん」]</ref>。
* [[ノーベル平和賞|平和賞]]:[[マリア・コリーナ・マチャド]]([[ベネズエラ]])――授賞理由は「ベネズエラ国民のための民主的権利の促進に向けて、絶えず活動し、独裁からの公正かつ平和な移行を実現するために闘った」<ref>[https://www.asahi.com/articles/ASTB83TJTTB8UHBI007M.html 朝日新聞2025年10月10日「ノーベル平和賞にマリア・マチャド氏 ベネズエラ反独裁の野党指導者」]</ref>。
* [[ノーベル経済学賞|経済学賞]]:[[ジョエル・モキイア]](米)、[[フィリップ・アギヨン]](仏)、[[ピーター・ホーウィット]](カナダ)――授賞理由は「イノベーション主導の経済成長の解明」<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD131S20T11C25A0000000/ 日本経済新聞2025年10月13日「ノーベル経済学賞にモキイア氏ら3氏 イノベーション主導の成長解明」]</ref>。
== 誕生 ==
|