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{{保護運用}}
{{Pathnav|[[Wikipedia:プロジェクト関連文書]]|スタイルマニュアル|frame=1}}
{{Guideline|ひようきかいと|WP:JPE|subcategory=スタイル}}
{{Style|表記}}
{{Navibox 編集案内}}
この'''表記ガイド'''では、ウィキペディアの[[Help:記事とは何か|記事]]における'''表記方法の慣習を説明します'''。ウィキペディア全体の表記の一貫性を目指し、コンピュータ上で作られる文書であることに配慮しながら、印刷物の慣行に近づける意図があります。記事執筆の際は、できるかぎりこのガイドラインに従うことが推奨されます。
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** JIS X 0201のラテン文字類の記号のなかには、場合によっては全角形を用いる必要があるものや、全角形を用いてよいか意見が分かれているものもあります。詳細はそれぞれの記号についての説明を参照してください。
** JIS X 0208に規定されていない異体字を使用すると、検索一致しない、読み上げソフトが対応しないなどの事象が起こる可能性があります。異体字は必要以上の使用を避け、必要に応じて代替表記で記述もしくは併記する、カッコ付きで字体の説明を加える、{{Tl|読み仮名}}や{{Tl|特殊文字}}を利用するなどの配慮を心がけてください。
* 空白は欧文間隔(いわゆる半角空白
* 以下に該当する文字は閲覧される環境により正常に表示できない場合がありますので、なるべく使用しないか、使用する場合は代替表記を併記することが望ましいです。これらの特殊文字に関しては[[Help:特殊文字]]もご覧ください。
** Unicodeの[[基本多言語面]]
*** 例:「𠮷」U+20BB7(「吉」の上半分が「土」)
** Unicodeに[[合成済み文字]]として定義されておらず、[[結合文字|結合文字列]]でしか表記できない文字
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* 一般の項目名で使用できる文字は、
** JIS X 0201のラテン文字類。
**
*** 罫線素片
*** 私用領域の文字(いわゆる外字)
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*: 天 地 玄 黄 宇 宙 洪 荒 ……
*; 記号
*: 、 。 ・ 「 」 ゛ ゜ <!-- [確認中] ¥ \ --> 〜 ……<!--
** 「〜」に似た形の別の文字があります。詳しくは[[#波ダッシュ|波ダッシュ]]を参照してください。
* 空白には、いわゆる半角の空白「 」を用います。いわゆる全角の空白「 」は使わないでください。
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** 常用漢字表にないものは、JIS X 0208の範囲で平成12年12月に国語審議会が答申した「[[国語国字問題#表外漢字字体表|表外漢字字体表]]」に示された印刷標準字体に従います。これには、[[康熙字典]]に近い字体が多くあります。
** 簡易慣用字体(印刷標準字体ではないが使用頻度が高いもの)や拡張新字体(常用漢字表の字形に合わせたもの)は避けてください。ただし、印刷標準字体がJIS X 0208にないものは、簡易慣用字体や拡張新字体を使うことを推奨します。
**
** 2000年(平成12年)12月時点で「[[人名用漢字|人名用漢字別表]]」に字体が掲載されていた漢字は「表外漢字字体表」に示されていないので、現在の「人名用漢字別表」にある字体に従います。複数の字体がある場合は簡略なほうの字体を用います。
**
* ただし、歴史的文書(著作権が切れているもの)の引用と固有名詞の表記に際しては、常用漢字以外の漢字を使用してよい場合があります。
** 固有名詞を用いた記事名については、一般に、通称・俗称・略称などによる記事名を作成することができます。旧字によるものと常用漢字によるものと2通りの表記が可能である場合については、どちらを正式名称とすべきかについてはまだ議論がまとまっていません(芥川竜之介と芥川龍之介、東京帝国大学と東京帝國大學など)。正式名称や正確な表記にあたる固有名詞を用いる場合には、より広く流布していると考えられる通称や異表記などを併記します(詳しい事情に通じていない利用者の検索・理解の便宜を図るため)。本文中の記述においては、通称表記であれ、正式名称表記であれ、統一することが望ましい表記です。
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* 注意:[[フォント]]によって字形が変わることがあります。例えば、「祇」の偏(左側の部分)は、[[Windows XP]]に付属する[[MS ゴシック]]では「ネ」の字形に、[[Windows Vista]]に付属するMS ゴシックでは「示」の字形となります。
* 専門用語の漢字・平仮名・片仮名のどれを使うかはその分野の慣習に従います。
*
** ただし、専門分野とは関係のない項目の場合は気にしなくてよく、その際のリンクには「|」([[Help:パイプ付きリンク|パイプ付きリンク]])を使うことができます。
**
* 以下のような代名詞は、漢字書きとします。
*
== 仮名 ==
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** 固有名詞の場合、引用の場合、歴史的表記を説明する場合には、使用できます。
* 小さい「[[ヶ]]」は、使わないでください。
*
** 固有名詞の場合は、使用できますが、以下に注意してください。
*** 地名では正式表記が「ケ」の場合も「ヶ」の場合もあります。
***
*** 正式表記が揺れる場合があります。
***
***
=== 仮名遣い・送り仮名 ===
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{{ショートカット|WP:MAZEGAKI}}
* 熟語は、常用漢字外を仮名とする「熟語の交ぜ書き(まぜがき)」にせず、読みがなを全角括弧内に併記します。<!--これは将来的に見直される可能性もあります。-->
*
* [[#項目名]]で規定されていない漢字は、交ぜ書きとし、正しい文字がどのような[[字体]]か説明します。
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|迄||まで||京都迄 → 京都まで
|-
|[[助動詞 (国文法)|助動詞]]||様だ||ようだ||する様だ → するようだ
|-
|[[補助動詞]]||下さい||ください||書いて下さい → 書いてください
305 ⟶ 306行目:
* 常用漢字表に音訓がないものについては、積極的に読み仮名を付けます。
* [[固有名詞]]は、読み仮名を付けたほうがよい場合があります。
*
* 文中の読み仮名には[[括弧#丸括弧()|丸括弧()]]を用います。[[Help:表組み|表組み]]や[[情報テンプレート]]、囲みの引用文などに限り、[[Help:ウィキテキストにおけるHTML|HTML]]上の {{Tag|ruby}} タグや、{{Tl|Ruby}}を使用して構いません。音声読み上げの対応が必要な場合はテンプレート{{Tl|読み仮名}}と{{Tl|読み}}を使用してください。
* 項目が存在しリンクされている単語は、読み仮名を省略することができます。
*
=== 読み仮名の付け方 ===
* 当該記事中、初出[[語|単語]]に読み仮名を付け、2回目以降は付けません。
* 読み仮名は、単語単位に付けます。<!--新聞などでは字数制限があるので読み仮名を最小限にするが、ウィキペディアでは字数制限を気にする必要はないから。-->
*
* 平仮名や片仮名がまざる場合の読みは、そのまま記述します。
** 読みを -(ハイフンマイナス)などで省略しないようにしてください。理由は、読み仮名単体で読めるようにするため、またハイフンマイナスを[[長音符]]と誤読する人がいたり、テキスト読み上げソフトが意図せぬ読み方をすることがあるため、などです。
**
**
* 読みが分野で変わるものは、並記します。
*
* 中国・朝鮮・韓国の人名については[[#人名]]を、地名については[[#地名]]を参照してください。
329 ⟶ 330行目:
** たばこ、かるたなど、外来語として強く意識されない言葉は、平仮名表記します。
* もとの外国語が同じでも、仮名表記の違いで日本語では別の意味に用いているものは使い分けます。
*
* 専門用語は、その分野での扱いに従います。
* [[長音符|長音記号]]「ー」は要否が不明確ならば、付ける方向で統一します。
341 ⟶ 342行目:
* アルファベットを使うもの
** 単位を表す記号(ただし、後述の[[#単位]]も参照してください)
**
** 化学記号
**
** 商品名、ブランド名、企業名などの固有名詞
**
** 頭字語
**
* 日本語の文脈であまり使われない表記はしないでください。
*
* 略称表記はできるだけ使いませんが、煩雑な場合は初出の時に併記して以下は略称を用いても構いません。
*
== 約物 ==
365 ⟶ 366行目:
** 括弧類と句点が重なるときは、原則として、
*** 1文だけの括弧内には句点を打たないでください。複数の文を含む場合には句点を打ちます。
***
*** ただし、[[テレビドラマ]]などの[[キャッチコピー]]に関してはこれを「引用文」として見なし、そこに句点があれば括弧内の文の数に関係なく句点を打ちます。その際、キャッチコピーの出典をつけてください。
***
*** 文末に括弧に含まれた文がくる場合、地の文の区切りを明確にするため、括弧の後に句点を打ちます。
***
*** 括弧内の文が、地の文から独立している場合には、括弧の前に句点を打ちます。
***
** 文末が「?」「!」の場合、その後に句点を打たず、直後に空白を入れます。[[#疑問符・感嘆符]]を参照してください。
* [[箇条書き]]の最後にも句点を打ちます。ただし、[[名詞]]だけを列挙する場合を除きます。
381 ⟶ 382行目:
* 列挙する単語を、併せてまとまったものとして一体的に示さない場合や、順を追って明確に区切って説明していく場合、読点を用います。また、中黒を使うと誤読のおそれがある場合にも、読点を用います。
* 読点と中黒とを併用することによる対比効果を利用し、ある複数の並列要素をひとまとまりのものとして表わして文章全体の並列関係の中に位置づけることも出来ます。
*
*
*
*
*
*
* [[数詞]]を重ねる場合も、読点を用います。
*
*
*
* 名称中に中黒がある造語や固有名詞の列挙は、語句と語句の間に中黒を使うと誤読のおそれがあるので、読点を用います。
*
*
*
* 人名の列挙も誤読のおそれがあるので、読点が推奨されます(区切りを空白で処理することも可能です)。
*
*
*
=== 中黒 ===
405 ⟶ 406行目:
* 単語や語句の並列や羅列の区切りには、中黒を用います。
*
*
*
*
*
*
*
*
*
* [[複合語]]、[[カタカナ]]複合語([[外来語]]や外国人名など)の間の区切りには、中黒を用います。
*
*
*
*
* 複合語、カタカナ複合語の並列で中黒では区別が難しい場合には、[[助詞]]や読点を用います。
*
*
*
* 年月日が簡略的に示されている場合(主に[[漢数字]])の区切りには、中黒を用います。
*
*
*
*
* グループやチームのメンバー名の並列などで誤読のおそれがない場合は、中黒も許容されます。
*
*
* [[造語]]で語句の間に区切りを付けたい場合には、中黒を用います。
*
*
* 正式名称や標語に、中黒や句読点が使用されている場合は、そのままそれに従います。
*
*
* 箇条書きにはウィキ文法の「*」を使い、中黒やセクション記号は使わないでください。
* 「・・・」を3点リーダー「…」の代わりに使用しないでください。
445 ⟶ 446行目:
** 固有名詞や引用文や記事名に使われている場合は使用できます。
** 全角・半角のどちらを使うかは直前の文字に従います。ただし、記事名に使う場合は、常に半角を使用します。
**
**
** 符号をふたつ連続で使用する場合、直前の文字が全角であっても半角で使用します(半角2つで全角とみなします)。
**
** 予定・未公表事項を示したい場合は、単に疑問符を置くのではなく、「予定」「不明」などと書くほうが望まれます。
* 文末の疑問符・感嘆符には、直後に半角空白を入れ、その後に句読点は打たないでください。
*
** 段落の終わりや、括弧などを閉じる直前では、空白を入れないでください。
**
** [[フランス語|仏文]]の場合は、さらに直前にも空白を入れます。
465 ⟶ 466行目:
{{ショートカット|WP:BRACKET}}
[[括弧]]類には、次のものがあります。
|+ '''括弧類'''
! 記号 !! 名称
502 ⟶ 503行目:
==== 引用符 ====
{{ショートカット|WP:QUOTATION}}
* [[英語|英文]]の[[引用符]]には直
* [[フランス語|仏文]]・[[スペイン語|西文]]では {{Lang|fr|« ... »}} と {{Lang|fr|‹ ... ›}} (ギユメ、屈曲型)を、[[ドイツ語|独文]]では {{Lang|de|‚...‘}} と {{Lang|de|„...“}} を用います。
* 欧文ではいずれも、引用符で囲んだ箇所は前後の語との間に空白を入れます(仏文ではさらに、括弧の内側にも空白を入れます)。
* これらの引用符は、和文では使わないでください。
553 ⟶ 554行目:
{{ショートカット|WP:SPACE}}
* 原則に則って、半角[[スペース|空白]]「 」を使用します。[[全角空白]]「 」を使って[[字下げ]](インデント)したり、縦位置をそろえたりしないでください。
*
*
*
*
=== 一部の省略表記 ===
566 ⟶ 567行目:
* 期間・区間・範囲をハイフンで表すときには、「 - 」(半角スペース+ハイフン+半角スペース)とします。
*
** あるいは欧文と同様に、数字同士の場合には[[enダッシュ]]「–」を正しく使用することを推奨します。[[Mw:Help:VisualEditor/User guide/ja#編集を始める: ビジュアルエディターのツールバー|ビジュアルエディター]]の[[Mw:VisualEditor/Special characters/ja|特殊文字ツール]](Ωボタン)からも入力可能です。文字参照では<syntaxhighlight lang="html" inline>–</syntaxhighlight>です。半角スペースを入れず使うことに注意してください。
**
**
* 人名をつないだ単語を表すときには、enダッシュ「–」を使用できます。{{Main|#人名}}
*
** ただし、全角等号「=」でつなぐ用法が慣例的です。
**
=== 長音符号 ===
583 ⟶ 584行目:
日本語文では、[[波ダッシュ]]・波ダーシ(「[[画像:Wave Dash.svg|18px]]」など)が通常に用いられますが、ウィキペディアにおいては原則として用いないでください。ただし、書籍、映画、テレビ番組などのタイトルの、権利者による正式表記の中で波ダッシュが使われている場合に限り、固有名称であるためやむを得ないものとして記事名の中で波ダッシュを使ってもかまいません。正式表記が複数ある場合は、そのうちの多くで波ダッシュが使われている場合に限り使ってもかまいません。
その代わりに、原則として半角
この理由は、Windows環境の通常のキーボードでは、「[[画像:Wave Dash.svg|18px]]」を入力しようとしても、正しい波ダッシュ「〜」
==== 波ダッシュをやむを得ず使用する場合 ====
固有名称に波ダッシュが含まれる場合などで波ダッシュをやむを得ず使用する際には、原則として、正しい波ダッシュ「〜」
この場合、Windows環境においては、通常のキーボードによる「〜」の入力は(上述の理由により)決して行わず、その代わり、ウィキペディア編集画面の投稿ボタンの下にある「記号」の中の「〜」を選択する方法で入力してください。もしくは、「文字コード表」か「IMEパッド」から文字コードを選択する入力方法や、[[日本語入力システム]]で全角モードで「301c + F5 キー」をキーボード入力する、またはその単語登録機能を利用する方法があります。また、記事本文であれば「<code>&#12316;</code>」、「<code>&#x301C;</code>」という入力で表記する方法もあります。
594 ⟶ 595行目:
==== チルダ ====
全角チルダ「~」
ただし、数学記号([[ランダウの記号]]など)としての使用など、波ダッシュの代用ではない目的での使用については、この限りではありません。
624 ⟶ 625行目:
* 固有名詞は例外とします。
*
== 略記号 ==
633 ⟶ 634行目:
== 数字 ==
* 数字は原則として[[アラビア数字]]を用います。
*
* 桁の多い数に区切りを入れる場合には、次のいずれかによります。分野ごとの確立した慣習がなければ1番目の方法を推奨します。本文と表・グラフなど、場合によっては同一記事中で併用してもよいです。
*# 整数部分については、4桁ごとに「万」「億」「兆」などを入れます。「千」以下については、表・グラフで使用するとき以外には入れません。小数部分については「割」「分」「厘」などを使わず、適切な間隔で半角スペースで区切ります。また、カンマ区切りとは併用しないでください。
649 ⟶ 650行目:
* 概数表現で、漢字が数字に置き換えられている場合。
*
* 固有名詞などで項目名になりうるもの。
*
* 歌舞伎役者などの名跡の代数。
*
* 紙幣・貨幣の額。
*
* 熟語表現や慣用表現。
*
* 正式表記に漢数字を用いている場合(正式表記と確認できる場合だけです)。
*
=== ローマ数字 ===
665 ⟶ 666行目:
* 固有名詞の場合は使用可。半角英字(iやVなど)を並べて表記します。
*
* 化学物質で物質名に付加される酸化数の場合も、半角英字(iやVなど)を並べて表記できます。
*
=== 丸数字 ===
682 ⟶ 683行目:
== 単位 ==
* 単位は原則として[[単位記号]]を用いず、かな・漢字で表記します。読み上げソフトのより的確な動作が期待できます。
*
* 以下の場合は例外として単位記号を用いることができます。
** 単位記号の初出時にかな・漢字表記を併記した場合。
** [[ビット毎秒|bps]]や[[ppm]]、[[組立単位]]など、かな・漢字で書かない慣習のもの。ただし、初出時に単位の記事にリンクしてください。
** [[Wikipedia:スタイルマニュアル/表|表]]などで単位記号を用いないと煩雑になるとき。ただし、初出時に単位の記事にリンクしてください。
* 上記例外などにより単位記号を用いる場合は、すべて半角で、数値および単位記号を書き、また、両者間にはスペース1つ(または[[ノーブレークスペース]]「<code>&nbsp;</code>」、TeX表記の場合は「<code>\,</code>」)を入れます。
*
* ただし、角度などにおける「[[度 (角度)|度]]」「[[分 (角度)|分]]」「[[秒 (角度)|秒]]」に単位記号を用いる場合は、数値と単位記号の間に空白は入れません。
*
*
*
* 原則として[[国際単位系]]([[メートル法]]を含む)を用います。
** ただし、慣例ある分野では[[尺貫法]]や[[ヤード・ポンド法]]を用いることができます。
*** この場合でも、できるだけ国際単位系での換算を併記します。
* 温度は、[[摂氏度]]または[[ケルビン]]を用います。
*
*
* 単位記号の中には似た文字があります。誤用にご注意ください。
** °([[°|度]])[º([[序数標識]]) ˚([[リング符号]])は誤りです]
711 ⟶ 712行目:
=== 西暦・和暦 ===
* [[西暦]]を原則としますが、[[和暦]](元号が定められていない場合は天皇在位年)も併記することができます。
*
** 西暦は原則として[[1582年]][[10月15日]]以降は[[グレゴリオ暦]]、それ以前は[[ユリウス暦]]を使用します。グレゴリオ暦とユリウス暦にまたがるような場合には、グレゴリオ暦かユリウス暦かを明記することが望まれます。
** 日本に関する事柄の場合は和暦([[昭和]]・[[平成]]など)を併記することが望まれます。[[イスラーム]]における[[ヒジュラ暦]]、フランス革命時における[[フランス革命暦|革命暦]]なども同様に、できれば各国の元号を併記することが望まれます。
*** 和暦においては、[[太陽暦]]移行(1873年〈明治6年〉1月1日)以後は新暦を、それより前は原則として旧暦を用います。
*** 西暦と和暦を併記した場合は、和暦は年号だけのリンクにします。
***
***
*** [[推古天皇]]元年([[593年]])以前の日本に関する事柄の場合、西暦と和暦の併記には以下の制限を定めます。<!--[[プロジェクト‐ノート:紀年法#天皇の在位と西暦をどこまで対応させるか]]参照-->
**** [[武烈天皇]]8年までは、併記は行わず和暦のみの表記とします。
****
***** 例外として、それまでの期間の事柄で記事内容の関係でやむを得ず西暦を記載する必要がある場合、換算の根拠を明示します。
*****
**** [[継体天皇]]元年から[[崇峻天皇]]5年までは、西暦には「?」(半角推奨)を付記、または脚注レベルで換算の根拠を記載します。
****
****
**** 推古天皇元年以降は、制限なく併記できます。
****
*** [[南北朝時代 (日本)|南北朝時代]]の元号については、本ガイドとは別に、[[Template:基礎情報 武士]]で、[[南朝 (日本)|南朝]]、[[北朝 (日本)|北朝]]の順で併記することが規定されています。南朝元号と北朝元号の間は半角スラッシュで分割します。
***
** ただし、日付などにリンクを張るのは必要最小限にしてください。[[Wikipedia:記事どうしをつなぐ#内容に関連するリンクだけを作成|内容に関連するリンクだけを作成]]に詳しい説明があります。
* 原則として西暦を先に表記します。しかし、旧暦を採用している時期などで、出典から正確な西暦の日付を特定できない場合などには、それ以外の暦を先に表記することができます。
* 西暦は全桁(ぜんけた)表示とし、[[アポストロフィ]]
*
*
** 紀元前の年代は、[[紀元前474年]]のように「紀元前」を含めます。
=== 年月日 ===
* 年月日には「年」「月」「日」を用います。
*
* 「03月05日」のような0を入れた日時の書き方は記事の中では使用しません。表の桁揃えが必要な場合には、スタイル指定で文字を右揃え
* リンクを付ける場合は年と月日との2つに分け、数字だけでなく、[[474年]]や[[12月13日]]のように「年」や「月」「日」まで含めます。
*
** 月日はまとめます。
**
* 年度は「2004年度」のように表記します。ただし、日本の[[会計年度]]以外のものについては年度表示を避けたほうがよいです。
* 半期は「上半期」「下半期」を用います。
751 ⟶ 752行目:
=== 時刻 ===
* 時刻は24時間表記とします。ただし、慣例的に12時間表記や24時間を超える表記(26時=翌日2時など)などを用いる分野において、それを用いることを妨げません。{{See also|Wikipedia:表記ガイド/放送関連および配信関連#日時の表記}}
*
* 時刻の表し方には「時」「分」「秒」を用います。ただし、表の中に記述する場合に限り、慣例的に「:」(半角コロン)を用いる分野の場合や横幅を減らすために、それを用いることを妨げません。
*
* 「03時05分」のような0を入れた日時の書き方は記事の中では使用しません。表の桁揃えが必要な場合には、スタイル指定で文字を右揃え
=== 記述時点を表す語句 ===
764 ⟶ 765行目:
* 基本的には、アルファベットには[[イタリック体]]を用います。例えば、[[変数 (数学)|変数]]・[[関数 (数学)|関数]]一般を指す記号、[[物理定数]]<!--、微小差分の<math>d</math>###イタリックもローマンも使われている-->などはイタリック体を用います。ただし、固有の関数名、単位、数字、括弧、等号などは[[立体活字]]を用います。
** 例:<math>f(x)=x^2</math>、<math>2 \log | x \sin x |</math>、[[光速度]] <math>c</math>、[[行列の転置]] <math>A^\mathrm{T}</math>
** [[TeX]](math
*** ただし、ギリシア文字の大文字の変数はイタリック体でなく立体活字で構いません。例:<code>\Sigma</code>
*** ギリシア文字の小文字をウィキペディアで立体活字にすることはできません。
794 ⟶ 795行目:
* 中国漢字人名(中国名)については、漢字表記・日本語読みを原則とします。仮名表記が慣習になっている場合はそれに従います。
* 姓名やミドルネームなどの区切りには「・」を用います([[#中黒]]も参照してください)。
** ただし、通常、「名・姓」の順番で表記される人名を「姓・名」の順で表記する場合は姓と名をコンマ
* 姓や名などの中にハイフンが入る際には=(全角等号)で区切ります{{Efn2|゠([[ダブルハイフン]])の代用です。}}。
*
[[#外来語]]も参照してください。
805 ⟶ 806行目:
* 朝鮮・韓国の地名は、原音表記(漢字表記付記)、または漢字表記(原音表記付記)のどちらでも構いません。
* 中国の地名は、漢字表記を原則とし、原音表記を付記します。もちろん、別の表記が慣習になっている場合はそれを用いることもできます。
*
* 地名の中にハイフンが入る際には=(全角等号)で区切ります{{Efn2|゠([[ダブルハイフン]])の代用です。}}。
*
[[#外来語]]も参照してください。
813 ⟶ 814行目:
=== 国名などの「旧」表記 ===
* 歴史上の国々に「旧」をつけないでください。
*
* 体制が消滅した後の出来事に関しては「旧」を使うことができます。
*
== 著作物名 ==
844 ⟶ 845行目:
== 略語・略称 ==
* 略語・略称については、そのページでの初出時に正式名称を表記します。
** ただし、その略語がリンクである場合、リンク先に正式名称が表記されていれば省略することができます。
== 俗語・俗称・隠語・業界用語 ==
* 俗語・俗称・隠語は、原則として使わないでください。
*
** もちろん、一般に定着し、置換えが難しいものは使用することができます。
**
* ごく一部でしか通用しない業界用語は使わないでください。
*
== 差別用語・差別表現 ==
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