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{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = 世界遺産<br><font size="-1"/>{{Small|THE WORLD HERITAGE</font>}}
| 画像 =
|ジャンル=[[紀行番組|紀行]]・[[ドキュメンタリー番組]]
| 画像説明 = 公式ロゴ
|放送時間=
| ジャンル = [[紀行番組|紀行]]・[[ドキュメンタリー|ドキュメンタリー番組]]
|放送分=
| 放送期間= {{JPN}}
| 制作 = [[TBSスパークル]]
|放送国={{JPN}}
| = [[東京放送|TBSテレビ]]
| 企画 = [[ソニー]]( - 2015年3月)<br />[[キヤノン]](2015年4月 - )<ref group="注釈" name="offered alone">2015年4月から2016年3月まではキヤノン筆頭スポンサーとする複数社提供。2016年4月から現在はキヤノンが単独スポンサーを務めている。</ref>
|企画=[[ソニー|SONY]]
| 製作総指揮 =
|出演者=[[市村正親]](ナレーター)<br>(THE世界遺産~)
| 監督 =
|音声=[[ステレオ放送]]
| 演出 =
|字幕=あり
| 原作 =
|データ放送=
| 脚本 =
|OPテーマ=[[鳥山雄司]] 「THE SONG OF LIFE」
| プロデューサー =
|EDテーマ=
| 出演者 =
|外部リンク=http://www.tbs.co.jp/heritage/
| ナレーター = [[鈴木亮平 (俳優) |鈴木亮平]]
|外部リンク名=TBS「THE世界遺産」
| 音声形式 = [[解説放送]]
|特記事項=レターボックス放送
| 映像形式 = [[文字多重放送]]
|番組名1=世界遺産
| 外部リンク = https://www.tbs.co.jp/heritage/
|放送時間1=毎週日曜23:30‐24:00
| 外部リンク名 = 公式サイト
|放送分1=30
| 番組名1 = 世界遺産
|放送期間1=[[1996年]][[4月14日]]~[[2008年]][[3月23日]]
| 放送時間1 = [[日曜日|日曜]] 23:30 - 翌0:00
|番組名2=THE世界遺産
| 放送分1 = 30
|放送時間2=毎週日曜18:00‐18:30
| 放送分2枠1 =30
| 放送期間1 = [[1996年]][[4月15日]](月<ref group="注釈" name="monday">後述のように、月曜日になってからの放送となった。</ref>) - [[2008年]][[3月23日]]
|放送期間2=[[2008年]][[4月6日]]~
| 放送回数1 = 585
| OPテーマ1 = 作曲:[[鳥山雄司]]「The Song of Life」
| EDテーマ1 = 作曲:鳥山雄司「The Song of Life」
| 番組名2 = THE世界遺産
| 放送時間2 = 日曜 18:00 - 18:30
| 放送分2 = 30
| 放送枠2 =
| 放送期間2 = 2008年[[4月6日]] - [[2015年]][[3月29日]]
| 放送回数2 = 281(+50?)
| OPテーマ2 = [[#テーマ曲・オープニング映像]]を参照。
| EDテーマ2 = [[#テーマ曲・オープニング映像]]を参照。
| 番組名3 = 世界遺産 THE WORLD HERITAGE
| 放送時間3 = 日曜 18:00 - 18:30
| 放送分3 = 30
| 放送枠3 =
| 放送期間3 = 2015年[[4月5日]] - 現在
| 放送回数3 =
| OPテーマ3 = [[#テーマ曲・オープニング映像]]を参照。
| EDテーマ3 = [[#テーマ曲・オープニング映像]]を参照。
| 番組名4 = THE世界遺産 3D GRAND TOUR<br />(BS-TBS版1)
| 放送時間4 = [[土曜日|土曜]] 17:29 - 18:00
| 放送分4 = 30
| 放送枠4 =
| 放送期間4 = [[2011年]][[4月2日]] - [[2014年]][[3月22日]]
| 放送回数4 =
| OPテーマ4 = 作曲:小松亮太「風の詩・THE世界遺産」
| EDテーマ4 = 作曲:服部隆之・演奏:宮本笑里 with 仙台フィル<br />「Les enfants de la Terre〜地球のこどもたち〜」(TVヴァージョン)
| 番組名5 = THE世界遺産4K PREMIUM EDITION<br />(BS-TBS版2)
| 放送時間5 = 土曜 17:00 - 17:30(毎月第1・第2土曜日)
| 放送分5 = 30
| 放送枠5 =
| 放送期間5 = [[2013年]][[6月1日]] - 2015年[[3月]]
| 放送回数5 = 10
| OPテーマ5 = 作曲:小松亮太「風の詩・THE世界遺産 version2013」
| EDテーマ5 = 作曲:服部隆之・演奏:宮本笑里 with [[仙台フィルハーモニー管弦楽団|仙台フィル]]<br />「Les enfants de la Terre〜地球のこどもたち〜」(TVヴァージョン)
| 特記事項 = [[ソニー]]→[[キヤノン]][[一社提供|単独スポンサー]][[番組]]<ref group="注釈" name="offered alone" /><br />[[BS-TBS]]で[[時差ネット|時差放送]]されていた。<br />『THE世界遺産』の放送回数は[[2014年]][[3月16日]]放送分時点で括弧内を除く。
}}
{{ウィキポータルリンク|世界遺産}}
'''THE世界遺産'''(ザ・せかいいさん)は、[[東京放送|TBS]][[Japan News Network|系列]]で、[[2008年]][[4月6日]]より、毎週[[日曜日]]の18:00~18:30([[日本標準時|JST]])に放送されている[[テレビ番組]]である。([[文字多重放送|字幕放送]]【系列外の[[秋田放送]]でも実施】)。なお、前身番組にあたり、[[1996年]][[4月14日]]から[[2008年]][[3月23日]]まで、毎週日曜日の23:30~24:00に放送された『'''世界遺産'''』に関しても併せて説明する。
{{ウィキプロジェクトリンク|世界遺産}}
 
『'''世界遺産'''』(せかいいさん)は、[[世界遺産|ユネスコ総会が採択した世界遺産]]を題材とする[[TBSテレビ]]制作のテレビ番組([[紀行番組|紀行]]・[[ドキュメンタリー番組]])である。
[[ソニーグループ]]の[[一社提供]]で、オープニングの本編はじめに「'''Sony presents'''」と表示される。エンディングコールは「''SONY This Program is brought to you by sony Family''」。『世界遺産』時代には、[[カウキャッチャー (放送)|カウキャッチャー]]として、ソニーグループの[[コマーシャルメッセージ|CM]]が30秒間流れた後で、オープニングの本編はじめに「Sony presents」と表示されていた。
 
[[1996年]](平成8年)[[4月15日]](月<ref group="注釈" name="monday" />)から2008年(平成20年)[[3月23日]]までは『'''世界遺産'''』の題名で毎週日曜23:30 - 翌0:00([[日本標準時|JST]])に放送され、[[4月6日]]より毎週日曜18:00 - 18:30(JST)の時間帯への移行に伴い『'''THE世界遺産'''』(ざ・せかいいさん)に改題された。[[2015年]](平成27年)[[4月5日]]より同時間帯のまま『'''世界遺産 THE WORLD HERITAGE'''』(せかいいさん ざ・わーるど・へりてーじ)として放送が行われている。また、放送開始前の17:59 - 18:00に当番組の放送内容が放送されている。
== 概要 ==
* さまざまな[[世界遺産]]の[[映像]]を、[[ハイビジョン]]で未来永劫記録していくというソニーの企画から始まった。地上波アナログ放送では[[ワイドクリアビジョン]]で、[[地上デジタルテレビジョン放送|地上デジタル放送]]では[[ハイビジョン]]で放送されている。地上波のアナログ放送は2008年3月まではCMを含め全編16:9レターボックスで放送されていたが、「THE世界遺産」改題後は画角14:9サイズでの放送となった。
**2008年3月までのエンディングでは「[[ビーエス・アイ|BS-i]]では毎週金曜日にデジタルハイビジョンでご覧になれます」という旨の告知がながれていた。
* [[1996年]][[4月14日]]放送開始。第1回は[[マチュ・ピチュ]]遺跡を紹介した([[2006年]][[5月7日]]の放送で再び採り上げられた)。
* BSデジタル放送([[ビーエス・アイ|BS-i]])では、開局の[[2000年]][[12月]]より過去の回を再放送していたが、[[2003年]][[10月]]からは、地上波での放送から5日後(系列外で放送されている秋田放送のエリアである秋田県は1日先行)、毎週金曜日23:00~23:30に放送するようになった。映像は地上波に先駆けて[[ハイビジョン]]映像で放送されている。
** 字幕放送なし。2005年11月末放送まではデータ放送を行っていた(その後、データ放送を再開)。エンディングでは最後の告知部分が省略されている(地上波での放送時間は次回予告に表示される)。また、「END」表示のシーンの直後に、意見感想の募集またはプレゼント([[DVD-Video|DVD]])の告知が放映される。2008年3月28日放送分(「世界遺産」のタイトルとしての最終回)を最後にBS-iでの放送は打ち切られた。
* 2005年現在、TBS系列以外の局では、[[秋田放送]]([[Nippon News Network|日テレ系]]、6日遅れ、土曜日18:30~19:00[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]ではこの時間では[[たべごろマンマ!]]の時間)でも放送されている(ただし、[[Nippon News Network#報道特別番組|NNNの報道特番]]や[[プロ野球中継]]【18時30分から中継のカードに限る】などがあった場合は、休止か、もしくは時間変更で後日以降に放送される。)。
* 年始や夏場には日本国内を取り上げることが定番になっている。[[知床半島]]では[[北海道放送]]と共同制作され、[[白神山地]]も[[秋田放送]]の協力のもとで制作された。このように日本国内を取り上げる場合、地元系列局と共同制作または制作協力のもとで放送することになっている。
* 2008年1月6日(地上波)、11日([[ビーエス・アイ|BS-i]])放送の「スマトラの熱帯雨林~インドネシア~」、 2008年3月23日(地上波)、28日([[ビーエス・アイ|BS-i]])放送の「ロレンツ国立公園Ⅱ~インドネシア~」ではデジタル放送において5.1サラウンド放送を実施。
* スポンサーの[[ソニー]]より技術的な支援もあり映像の美しさには評価すべき点がある。
* PTAが[[子供に見せたい番組]]上位常連の番組であるが、子供向けの番組でなく、リアルタイムで見せるには放送時間が日曜日の23:30からであることからふさわしくなかったが、新たな視聴者を獲得するため、[[2008年]][[4月6日]]から放送時間を18:00~18:30に繰り上げることとなり、同時にタイトルも現在の『'''THE世界遺産'''』と改めることになった(第1回の放送は18:00~19:00の1時間(1時間スペシャル版もソニーの単独スポンサーとなる)。秋田放送では従前通りの時間で放送。BS-iでは放送されない予定。)。
* 最高[[視聴率]]は9.4%。(放送日時:stub)
* 番組カメラマン、番組は数々の受賞歴がある。<ref>番組公式サイト内「[http://www.tbs.co.jp/heritage/info/jushou.html 『世界遺産』の記憶]」参照。</ref>
* 地上波で表示されるハイビジョン制作・字幕放送テロップの表示は地上波マスターの提供クレジットテロップから出しているが、落ち着いた雰囲気で楽しむことに配慮しているためか通常はカットイン~カットアウトで表示される他のTBS制作の番組とは違い、フェードイン~フェードアウトでの表示である。この形態は「THE世界遺産」改題後も続いている。
 
BS-TBSで本番組の後に放送されていた『'''THE世界遺産3D GRAND TOUR'''』(ざ・せかいいさんすりーでぃー ぐらんどつあー)、同じくBS-TBSで月に一度(2014年4月からは月に2度)放送されていた『'''THE世界遺産4K PREMIUM EDITION'''』(ざ・せかいいさんよんけい ぷれみあむえでぃしょん)に関してもここで併せて説明する。
=== キャッチコピー ===
 
{{cquote2|世界遺産 それは かけがえのない 地球の記憶 <br>(THE WORLD HERITAGE is an irreplaceable Memory of our Earth)}}
== 番組概要 ==
様々な[[世界遺産]]の映像を『[[ソニー]]の最新映像技術システムで未来永劫記録していく』というソニーの企画から始まった。開始当初の映像は[[NTSC]]による4:3の映像記録だった為、[[ハイビジョン]]での記録ではなかった<ref group="注釈" name=":0">その為一度放送した世界遺産でも、もう一度ハイビジョンカメラで記録・構成・編集をし直している</ref>。その後、ハイビジョンカメラのロケ現場への投入や[[日本の地上デジタルテレビ放送|地上デジタルテレビ放送]]の開始により、ハイビジョンでの放送が整った。なお「世界遺産」BSデジタル放送開始時では、初めからハイビジョンで放送されている。
 
[[日本の世界遺産]]を取り上げる場合、TBS(東京放送→TBSテレビ。以下同じ)の放送エリアである[[関東地方]]にある世界遺産<ref group="注釈">文化遺産に登録された『[[日光の社寺]]』([[栃木県]][[日光市]])、[[自然遺産 (世界遺産)|自然遺産]]に登録された『[[小笠原諸島]]』([[東京都]][[小笠原村]])、[[文化遺産 (世界遺産)|文化遺産]]に登録された『[[富岡製糸場と絹産業遺産群]]』([[群馬県]])</ref>以外は、地元のTBS<!---本番組は報道番組ではない。「JNN」記載は不適切ではないか。--->系列と共同制作または制作協力<ref group="注釈">但し、例外もあり、一例として、以下の事例がある。<br />2013年6月23日と6月30日の2週にわたって放送した「富士山」('''静岡県'''から'''山梨県''')では、静岡放送のみ制作協力し、テレビ山梨はこれに加わらなかった。<br />2017年10月1日と10月8日の2週にわたって放送した「紀伊山地の霊場と参詣道」('''和歌山県'''から'''三重県''')については、毎日放送とCBCテレビは制作協力に加わらなかった。<br />2019年<!---10月22日の即位礼正殿の儀の前の--->10月6日放送、「特別企画 天皇家の京都」('''古都京都'''の文化財)も、毎日放送は制作協力に加わらなかった。<br />2020年1月19日放送の「冬だから出会える!驚きの絶景」では、「流氷の海!'''北海道・知床半島'''」を放送したが、北海道放送は製作協力に加わらなかった。<br />2022年6月19日放送『サンゴが生んだ!海の王国・'''琉球'''』も、琉球放送は制作協力に加わらなかった。<br />2022年10月2日と10月9日の2週に渡って放送した「北海道・北東北の縄文遺跡群」('''北海道・青森県・秋田県・岩手県''')については、青森テレビのみ制作協力し、北海道放送とIBC岩手放送は、これに加わらなかった。<br />2024年1月7日放送『新春特別企画 四季で巡る日本の聖地』(「熊野古道・吉野・高野山」・「平泉・中尊寺」・「宮島・厳島神社」)も、該当の地元系列(毎日放送・CBCテレビ・IBC岩手放送・中国放送)は制作協力に加わらなかった。<br />2024年4月7日放送「屋久島 〜 鈴木亮平が行く!“洋上のアルプス”」と[[4月14日|翌週4月14日]]放送「鈴木亮平が登る!巨木と巨岩の島・屋久島“」('''鹿児島県''')については、南日本放送は制作協力に加わらなかった。</ref>の元で放送することになっている。但し、『THE世界遺産3D GRAND TOUR』と『4K・8K撮影の特別編』<ref group="注釈">後者の該当例として、2022年1月9日放送の「25周年スペシャル4K8K特別編・春夏秋冬の絶景!富士山の四季」(該当の地元系列局は静岡放送とテレビ山梨)、2022年11月13日放送の『8K特別編!古都奈良~東大寺の四季』(該当の地元系列局は毎日放送)、2023年1月8日放送の『8K特別編!白川郷・五箇山の四季』(該当の地元系列局はCBCテレビ)など。</ref>については、日本国内の世界遺産を取り上げる場合でも、地元系列は、共同制作や制作協力に加わらない。
 
日本国内の構成資産の正式登録が決まった場合、登録決定日直後、またはその翌週の放送は内容を変更するが、以下の例外もある<ref group="注釈">2021年7月26日(日本時間)に世界自然遺産に登録された「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」については、東京オリンピック中継の関係で、8月22日・8月29日放送となった。</ref>。
 
*[[2016年]](平成28年)に、複数の[[国家]]に跨って文化遺産に登録された『[[国立西洋美術館]]』(東京都[[台東区]])については、'''単独'''では放送せず、[[10月23日]]に『「西洋美術館」巨匠がつくった傑作のヒミツ』として、フランス人[[建築家]]「[[ル・コルビュジエ]]」が設計した『[[ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-]]』と共に放送した。
*[[2017年]](平成29年)に、[[第41回世界遺産委員会]]での文化遺産への登録が決定した『[[宗像・沖ノ島と関連遺産群]]』([[福岡県]][[宗像市]]の[[宗像大社]])については、内容の変更をせず、<!---当初から予定されていた--->[[7月23日]]放送の『日本の世界遺産すべて!』に追加する形での放送となる。
*[[2021年]]([[令和]]3年)[[7月27日]]に文化遺産に登録された『[[北海道・北東北の縄文遺跡群]]』([[北海道]]・[[青森県]]・[[秋田県]]・[[岩手県]])については、約1年2か月後の[[2022年]](令和4年)[[10月2日]]・[[10月9日]]と2週にわたり放送された。
 
== 提供スポンサー ==
放送開始当初は[[ソニー]][[一社提供]]で、オープニングの本編はじめに「{{en|'''Sony presents'''}}」と表示され読み上げられていた。エンディングコールは、[[英語]]で「{{en|'''This program has been brought to you by SONY'''}}」([[日本語]]訳「この番組は、ソニーが(の提供で)お送りしました」)。『世界遺産』時代には、[[カウキャッチャー (放送)|カウキャッチャー]]として、ソニーグループの[[コマーシャルメッセージ|CM]]が30秒間流れた後で、オープニングの本編始めに「{{en|Sony presents}}」と表示されていた。「THE世界遺産3D GRAND TOUR」では、先にカウキャッチャーとしてソニーのCMを一分間流した後に3D放送に関する注意が流れ、その後で番組が始まる。なお、3D版はエンディング時のコールはない。
 
しかし、2015年(平成27年)3月29日放送回をもってソニー一社提供を降板し、後継は[[キヤノン]]や[[三菱UFJ銀行|三菱東京UFJ銀行(現在:三菱UFJ銀行)]]など複数社提供に変わった<ref>{{Cite news|title=ソニー、TBS「世界遺産」スポンサー撤退 番組は継続|newspaper=[[朝日新聞]]|date=2015-04-09|url=http://www.asahi.com/articles/ASH484Q33H48ULFA015.html|accessdate=2015-04-09}}</ref>。また、番組名も「世界遺産 THE WORLD HERITAGE」になった。1年後の2016年4月3日放送回からはキヤノン一社提供となり、オープニングの場面で「{{en|'''Canon presents'''}}」のコールが入るようになった。
 
当番組が休止の場合(17:30から放送されている『[[Nスタ]]』の繰り下げ時は除く)、キヤノンは提供せず、当番組の時間帯は、ローカルスポットとなる(主に『[[ザ・ベストワン]]』の放送時が該当)。
 
== 経過 ==
=== 「世界遺産」放送開始 ===
[[1996年]](平成8年)[[4月15日]](月<ref group="注釈" name="monday" />)放送開始。第1回は[[マチュ・ピチュ]]遺跡を紹介した([[2006年]][[5月7日]]放送で再び採り上げられた)。
 
[[1999年]](平成11年)[[2月]]放送の[[カナイマ国立公園]]では番組初のハイビジョン撮影が行われた。その後も不定期で実施され、秋以降は全てハイビジョン撮影に移行した。
 
[[2008年]](平成20年)[[1月6日]](地上波)、[[1月11日]](BS-i(当時))放送の「スマトラの熱帯雨林 〜インドネシア〜」、2008年(平成20年)[[3月23日]](地上波)、[[3月28日]](BS-i(当時))放送の「ロレンツ国立公園II 〜インドネシア〜」ではデジタル放送において5.1サラウンド放送を実施。このように不定期で地上デジタル放送・BSデジタル放送において5.1サラウンド放送を実施する場合もある。
 
最高[[視聴率]]は、[[イグアス国立公園 (ブラジル)|イグアス国立公園]]の9.4%([[2000年]][[3月19日]]放送)。
 
=== アナログ放送〜デジタル放送化 ===
1996年(平成8年)の放送開始当初は全て4:3画面で放送されていた。[[ワイドクリアビジョン]]放送については[[1997年]](平成9年)[[1月]]より不定期で実施され、1999年(平成11年)1月より完全移行となった。2008年(平成20年)[[3月]]まではCMを含め全編16:9[[レターボックス (映像技術)|レターボックス]]で放送されていたが、『THE世界遺産』改題後は画角14:9サイズでの放送となると同時にワイドクリアビジョン対応でなくなった。
* しかし、日本の地上アナログテレビ放送が、あと1年後に終了するにあたり、[[2010年]](平成22年)[[7月4日]]放送分からは、再び16:9のレターボックスサイズで放送され、番組の開始の際、上下の黒幕部分にて『アナログ放送終了のお知らせ』告知している(但し、ワイドクリアビジョン放送ではない)<ref group="注釈">同時にテロップ類も16:9対応となった。</ref>。
* 2008年(平成20年)3月までのエンディングでは「[[BS-TBS|BS-i]]では毎週金曜日にデジタルハイビジョンでご覧になれます」という旨の告知がながれていた。
 
地上波で表示される「HVハイビジョン制作・字幕」テロップ(TBS系で2008年7月27日放送分以降は「字幕」テロップのみ)の表示は地上波マスターの提供クレジットテロップから出しているが、落ち着いた雰囲気で楽しむことに配慮しているためか通常はカットイン〜カットアウトで表示される他のTBS制作の番組とは違い、フェードインからフェードアウトでの表示である。この形態は『THE世界遺産』改題後も続いている。
 
=== 受賞歴 ===
番組カメラマンおよび番組は数々の受賞歴がある<ref>詳細は、番組公式サイト内「[http://www.tbs.co.jp/heritage/1st/info/jushou.html 『世界遺産』の記憶]」参照(ただし、データは[[2006年]]のものまで)。</ref>。[[ギャラクシー賞]]、[[全日本テレビ番組製作社連盟|ATP]]賞、[[橋田賞]]など、映像関係の賞を多く受賞している。そのほか、[[2004年]](平成16年)には[[グッドデザイン賞]]を受賞。2006年(平成18年)には、世界遺産を管理する[[国際連合教育科学文化機関|UNESCO(国際連合教育科学文化機関)]]から感謝状とメダルが、TBSとソニーに贈呈された(民間への贈呈はこれが初である)。
 
=== 評判〜THE世界遺産へ ===
[[PTA]]の[[子供に見せたい番組]]上位常連の番組であるが、元々子供向けの番組ではない上、リアルタイムで見せるには放送時間が[[日曜日|日曜]]23:30からであることからふさわしくない時間帯であったが、新たな視聴者を獲得するため、2008年(平成20年)[[4月6日]]から放送時間を18:00 - 18:30に繰り上げることとなり、同時にタイトルも『'''THE世界遺産'''』と改めることになった(第1回の放送は18:00 - 19:00の1時間スペシャル版。こちらもソニー一社提供)。しかし、移動後の放送時間が『[[ちびまる子ちゃん]]』([[フジテレビジョン|フジテレビ]])、『[[パズドラ (アニメ)|パズドラ]]』([[テレビ東京]])などに重なっているため、子供の視聴者を獲得することにはあまり繋がらなかった。BS-iもこれまでの金曜23:00から4月12日より毎週土曜19:00開始に移行した後、2011年4月から土曜17:00開始に移行した。
 
=== 3D放送開始 ===
[[2010年]](平成22年)[[12月18日]]から、[[スカパー!プレミアムサービス|スカパー!]](HDと光)の3D専用チャンネルで放送を開始<ref>{{Cite press release|和書
| url = http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201011/10-1117B/
| title = Sony Japan|ニュースリリース|「THE 世界遺産」を3Dに
| publisher = [[ソニー]]
| date = 2010-11-17
| accessdate = 2011-06-19
}}</ref>。そして、[[2011年]](平成23年)[[4月2日]]からは、[[BS-TBS]]で、THE世界遺産放送後の17:29から『THE世界遺産3D GRAND TOUR』として放送を開始した。放送は[[立体テレビ放送#放送方式|サイド・バイ・サイド方式]]。[[立体テレビ放送|3D放送]]であるため、番組の最初に3Dに関する注意、必要機器、非対応機器で視聴時の見え方の注意等が表示された後、番組が開始する。2014年(平成26年)3月22日に、番組が終了した。
 
=== THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ===
[[BS-TBS]]で[[2013年]](平成25年)[[6月1日]]から、毎月第1[[土曜日|土曜]]放送される番組。ソニーの[[CineAlta]]で現行放送の約4倍の画素数となる[[4096×2160]]/60p(DCI 4K)で撮影されている。題名の『〜4K』は4Kで収録されていること事を示しており、4K収録のレビュラー番組としては日本初であるが、BS-TBS放送時は通常のHD [[1080i]]へダウンコンバートされての放送である。TBSとBS-TBSの共同制作<ref>{{cite news | url = http://www.pronews.jp/news/1304161650.html | title = TBS、「THE 世界遺産」の特別編を4K収録 | publisher = pronews | date = 2013-04-16 | accessdate = 2013-05-23 }}</ref><ref>{{Cite press release | 和書 | url = http://www.tbs.co.jp/company/news/pdf/201304111600.pdf | title = TBS|報道資料|『THE世界遺産』を4Kで制作へ | publisher = [[TBSテレビ]]総務局広報部 | date = 2013-04-11 | accessdate = 2013-04-13 }}</ref>。2014年4月からは毎月第1・第2土曜放送になった。なお、放送内容は毎回新作ではなく、再放送も含まれる。[[Channel 4K]]では、本来の画質である[[4K UHD]]で 「地球の素顔」を2014年7月放送する。
 
=== 世界遺産 THE WORLD HERITAGEへ ===
2015年度、『'''世界遺産 THE WORLD HERITAGE'''』のタイトルになる。BS-TBSにおける放送が4K版を含めて終了し、地上波による放送のみとなった。SONYのスポンサー降板・撤退によりキヤノンの撮影機材が使用されるようになった。2016年4月からは上述の通りキヤノン一社提供になり、オープニングで「Canon presents」コールが復活した。
 
== ナレーション ==
『世界遺産』および『THE世界遺産』の[[ナレーター|ナレーション]]は、語りに長ける[[アナウンサー]]や[[声優]]などを起用せず、他の機会においてナレーションの経験が少ない[[俳優]]を起用している。『THE世界遺産3D GRAND TOUR』及び『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION』では声優を起用する。
 
== ナレーター ==
『世界遺産』および『THE世界遺産』の[[ナレーション]]は、語りに長ける[[アナウンサー]]や[[声優]]などを起用せず、他の機会においてナレーションの経験が少ない[[俳優]]を起用している。
ナレーションは、オープニングテーマアレンジの変更と同時に、ほぼ5年単位で交替しているが、3代目のオダギリはわずか半年での交替となっている。しかし、寺尾の担当期間と併せると5年となるため、オダギリは寺尾の諸事情によるショートリリーフと見ることもできる。<br/><br/>
=== 『世界遺産』時代 ===
* 初代 - [[緒形直人]](1996([[1996]][[4月1415~2001]] - [[2001]][[4月22日]]
* 2代目 - [[寺尾聰]](2001年[[4月29日~2005]] - [[2005]][[10月2日]]
** スペシャル - [[永作博美]]、[[中嶋朋子]]、[[原田知世]](2004([[2004]][[10月10日]]・[[10月17日]]・[[10月24日]]
**: 女優3人を起用した回は、通常この番組で取り上げる“'''形ある世界遺産'''”ではなく、“'''もうひとつの世界遺産'''”と呼ばれる[[世界無形文化遺産]]を紹介した。
* 3代目 - [[オダギリジョー]](2005年[[10月9日~2006]] - [[2006]][[3月26日]]
** スペシャル:[[高倉健]](2006年[[4月]]分)<br/>※この回は[[2008年]][[5月10日]]に[[TBSチャンネル]]で「高倉健特集」として4回分まとめて再放送。オープニングの本編始めの「Sony presents」の表示やエンディングコールでの「SONY This Program is brought to you by Sony Family」もそのまま放送される。
** スペシャル - [[高倉健]](2006年4月分)
* 4代目 - [[中村勘郎 (26代目)|中村勘太郎]](2006年[[5月7日~2008]] - 2008[[3月23日]]
** スペシャル - [[鈴木京香]](2006年[[11月5日]]の『黄金の世界史』編、[[11月12日]]の『ワインのある風景』編)
** スペシャル - [[菅野美穂]](2007([[2007]][[11月4日]]の『火山』編、[[11月11日]]の『氷河』編)
 
=== 『THE世界遺産』時代 ===
* 5代目 - [[市村正親]](2008年[[4月6日~)]] - [[2010年]][[3月28日]])
** スペシャル:[[常盤貴子]](2010年[[1月10日]]の『船でめぐるドナウの旅』編、1月17日の『鉄道で越えるアルプスの旅』編)
* 6代目:[[深津絵里]]、[[磯部弘]](一部解説を担当)(2010年[[4月4日]] - 2014年[[3月30日]])
* 7代目:[[藤原竜也]]、[[堀井美香]](当時TBSアナウンサー、一部解説を担当)(2014年[[4月6日]] - 2015年3月)
 
=== 『世界遺産 THE WORLD HERITAGE』時代(2015年4月以降) ===
== テーマ曲、オープニング映像 ==
* 7代目:藤原竜也、堀井美香(当時TBSアナウンサー、一部解説を担当)(2015年4月 - 2017年[[9月24日]])
* 8代目:[[杏 (女優)|杏]](2017年[[10月1日]] - 2024年3月24日)
*: 杏は2022年8月に[[パリ]]に移住したが、同地から[[テレワーク]]する形でナレーション収録を継続している<ref>{{Cite web|和書|title=パリに移住の杏 「世界遺産」ナレーション収録場所明かす「ものすごい時代になっています」 |url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/04/01/kiji/20230401s00041000526000c.html |website=スポーツニッポン |access-date=2023-04-02 |date=2023-04-01}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=杏、移住した仏パリでの“在宅勤務”姿を公開!「謎が解けました!」「世界って広いんだか狭いんだか」と反響 |url=https://hochi.news/articles/20230402-OHT1T51021.html?page=1 |website=スポーツ報知 |date=2023-04-02 |access-date=2023-04-02}}</ref>。
* 9代目:[[鈴木亮平]](2024年4月7日 - )<ref>{{Cite web|title = 鈴木亮平「世界遺産」9代目ナレーションを担当、番組初のナビゲーターにも挑戦|url = https://natalie.mu/eiga/news/566298|date = 2024-03-24|accessdate = 2024-03-24|website = 映画ナタリー|publisher = ナターシャ}}</ref>
 
=== 『THE世界遺産3D GRAND TOUR』 ===
* [[堀勝之祐]]、[[小山茉美]] 他
 
=== 『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION』 ===
* [[堀内賢雄]]
 
== テーマ曲・オープニング映像 ==
=== 『世界遺産』時代 ===
* 「[[THEThe SONGSong OFof LIFE]]Life」([[鳥山雄司]])
テーマ曲は放送開始以来から最終回まで12年間一貫して同一曲が用いられているが、ナレーターの交替に合わせる形でアレンジ新たな編曲変えら施さている、その数は4バージョンにも及ぶ
 
初代・2代目・3代目のテーマ曲は[[コンパクトディスク|CD]]化されている。[[2008年]][[3月]]の終了時において使用されていた4代目のテーマ曲は、3代目のものを母体にして、オープニングのCG画像部分(25秒間)を鳥山雄司[[エレクトリック・ギター]]を駆使したサウンドに作り直したものである。
 
オープニング映像は下記の通り変遷を遂げている。
* 初代 - [[1996年]][[4月~2001]] - [[2001]][[3月(]]([[ワイドクリアビジョン]]映像))<ref group="注釈">これとは別に、[[1998年]][[12月]]までは4:3画面向けの映像があった。</ref>
* 2代目 - 2001年4月~2006 - [[2006]]4月((アナログワイドクリアビジョン(アナログ)デジタル[[ハイビジョン]]映像(デジタル))
* 3代目 - 2006年[[5月~2008]] - [[2008]]3月((アナログワイドクリアビジョン(アナログ)デジタルハイビジョン映像(デジタル))
 
=== 『THE 世界遺産』時代 ===
* 初代: [[2008年]][[4月]] - [[2010年]][[3月]]「Les enfants de la Terre〜地球のこどもたち〜」([[服部隆之]]作曲)エンディングは、宮本笑里の演奏によるプニジョグ曲新たに使用されている。
* 2代目: 2010年4月 - 2013年3月「風の詩〜THE 世界遺産」([[小松亮太]])
* 3代目: [[2013年]]4月 - [[2015年]][[9月]]「風の詩〜THE 世界遺産 version2013」(小松亮太)
2010年8月4日、世界遺産時代の使用楽曲を含む、各挿入曲の様々なバリエーションも納めた18曲入りコンプリート・[[サウンドトラック]]・アルバム『THE世界遺産 Music Heritage』が[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックジャパン インターナショナル]]から発売された<ref group="注釈" name=":0" />。
 
なお、「3D GRAND TOUR」「4K PREMIUM EDITION」は本番組に準ずるが、オープニング画像は地上波版とは異なる。
== その他 ==
* [[2006年]][[4月]]の1ヶ月間は、放送開始10周年を記念した「ベストオブ世界遺産」を放送した。
** 番組タイトル表示では、世界遺産のロゴの下に「Special」の文字がフレームインされていた。
** 全5回のうち第1~4回のナレーションを俳優[[高倉健]]が担当した。
** 第5回は、唯一のナレーション無し、映像と音楽だけ、という異例の構成で放送された。
* 同じくソニー1社提供だった番組「[[僕らの音楽-OUR MUSIC-]]」([[フジテレビジョン|フジテレビ]]系)でも、本番組と同様のオープニングスタイルが採られていた。(2007年3月まで)
 
=== 『世界遺産 THE WORLD HERITAGE』時代(2015年10月以降) ===
== 註記 ==
* 初代:2015年10月 - 2017年9月 メインテーマ「[[Enigma (松本孝弘のアルバム)|Vermillion Palace]]」・エンディングテーマ「[[Enigma (松本孝弘のアルバム)|Mystic Journey]]」([[松本孝弘]])
<references/>
* 2代目:2017年10月 - 2025年9月 メインテーマ「鳥のように」・エンディングテーマ「つくる世界」([[大橋トリオ]])
* 3代目:2025年10月 - 「軌跡」([[Vaundy]])
 
== ネット局と放送時間 ==
<!--放送対象地域外の県はこの表に加えない事-->
{| class="wikitable" style="text-align: center; font-size:small;"
|-
!放送対象地域!!放送局!!系列!!放送時間!!ネット状況
|-
|[[広域放送|関東広域圏]]||[[TBSテレビ]](TBS)
|rowspan="28"|[[ジャパン・ニュース・ネットワーク|TBS系列]]
|rowspan="28"|日曜 18:00 - 18:30
|'''制作局'''
|-
|[[北海道]]
|[[北海道放送]](HBC)||rowspan="27"| 同時ネット
|-
|[[青森県]]
|[[青森テレビ]](ATV)
|-
|[[岩手県]]
|[[IBC岩手放送]](IBC)
|-
|[[宮城県]]
|[[東北放送]](tbc)
|-
|[[山形県]]
|[[テレビユー山形]](TUY)
|-
|[[福島県]]
|[[テレビユー福島]](TUF)
|-
|[[山梨県]]
|[[テレビ山梨]](UTY)
|-
|[[長野県]]
|[[信越放送]](SBC)
|-
|[[新潟県]]
|[[新潟放送]](BSN)
|-
|[[静岡県]]
|[[静岡放送]](SBS)
|-
|[[富山県]]
|[[チューリップテレビ]](TUT)
|-
|[[石川県]]
|[[北陸放送]](MRO)
|-
|[[広域放送|中京広域圏]]
|[[CBCテレビ]](CBC)<ref group="注釈">2014年3月30日(2013年度最終放送日)までは認定放送持株会社移行並びにテレビ部門分社化前のため、中部日本放送。 </ref>
|-
|[[広域放送|近畿広域圏]]
|[[毎日放送]](MBS)
|-
|[[鳥取県]]・[[島根県]]
|[[山陰放送]](BSS)
|-
|[[岡山県・香川県の放送|岡山県・香川県]]
|[[RSKテレビ|RSK山陽放送]](RSK)<ref group="注釈">2019年3月31日(2018年度最終放送日)までは認定放送持株会社移行並びに放送部門分社化前のため、山陽放送。 </ref>
|-
|[[広島県]]
|[[中国放送]](RCC)
|-
|[[山口県]]
|[[テレビ山口]](tys)
|-
|[[愛媛県]]
|[[あいテレビ]](itv)
|-
|[[高知県]]
|[[テレビ高知]](KUTV)
|-
|[[福岡県]]
|[[RKB毎日放送]](RKB)
|-
|[[長崎県]]
|[[長崎放送]](NBC)
|-
|[[熊本県]]
|[[熊本放送]](RKK)
|-
|[[大分県]]
|[[大分放送]](OBS)
|-
|[[宮崎県]]
|[[宮崎放送]](MRT)
|-
|[[鹿児島県]]
|[[南日本放送]](MBC)
|-
|[[沖縄県]]
|[[琉球放送]](RBC)
|}
 
=== 過去のネット局 ===
{| class="wikitable" style="text-align: center; font-size:small;"
|-
!放送対象地域!!放送局!!系列!!放送時間!!備考
|-
|[[全国放送|日本全国]]||[[BS-TBS]]||[[日本における衛星放送#BSデジタル放送|BSデジタル放送]]||土曜 17:00 - 17:29||遅れネット<br/>2011年4月から時間変更となり、2014年3月まではこの番組の後すぐ<br/>「THE世界遺産3D GRAND TOUR」を放送していた。
2013年6月からは毎月第1土曜日に「THE世界遺産4K PREMIUM EDITION」を放送。<br/>2014年4月からは第2土曜日も4K版になり、2015年3月で放送終了。
|-
|[[秋田県]]||[[秋田放送]](ABS)||[[日本テレビ系列]]||土曜 18:30 - 19:00||遅れネット<br>1996年10月 - 2012年3月31日まで放送。<ref group="注釈">『[[満天☆青空レストラン]]』の同時ネット昇格による改編のため。</ref>
|}
 
=== 備考 ===
* [[BS-TBS|BS-i]]([[2009年]][[4月]]より[[BS-TBS]])では、開局の[[2000年]](平成12年)[[12月]]より過去の回<ref group="注釈">毎月、ひとつのテーマ(例としてアメリカの自然遺産)を設定していた。</ref>を再放送していたが、[[2003年]](平成15年)[[10月]]からは、地上波での放送から5日後の毎週金曜23:00 - 23:30に放送するようになった。映像は地上波に先駆けて[[ハイビジョン]]映像で放送されている。
:※字幕放送は行われていない。[[2005年]](平成17年)[[11月]]末放送まではデータ放送を行っていた(その後、データ放送を再開)。エンディングでは最後の告知部分が省略されている(地上波での放送時間は次回予告に表示される)。また、「END」表示のシーンの直後に、意見感想の募集またはプレゼント([[DVD-Video|DVD]])の告知が放映される。
:※『THE世界遺産』改題後は、2008年(平成20年)[[4月19日]]より毎週[[土曜日|土曜]]19:00 - 19:30の放送となった。(4月12日は19:00 - 20:00)。そして、2011年4月からは現在の時間帯に変更され、「3D GRAND TOUR」と連続放送になった。2D版及び4K版終了時の「END」表示時に、3D版開始以後、2014年3月までは「この後もひきつづき 「THE世界遺産」3Dシリーズをお楽しみください。」と表示されている。2012年4月からの一年は再びこれまでの中からの再放送に内容が変更されていた<ref>[https://twitter.com/heritage_TBS/status/185205804486504450 Twitterの番組公式アカウントでのスタッフの発言より]</ref>。2013年4月からは「4K PREMIUM EDITION」が放送される第1土曜日(2013年6月 - )を除き、地上波の6日遅れ放送になる。
* 2011年からTBSでは第2 - 最終土曜日の翌日未明の2:48 - 3:18に再放送を行っている。この場合再放送でもCM中は全てSONYのみ。
 
== 放送休止や時間変更など ==
かつてTBSの日曜夕方の時間帯<ref group="注釈">NHKや日本テレビでは巨人戦中継などで日曜夕方の番組が休止・変更がまれにあるが、TBSはオリンピックなどを除いてスポーツ中継が夕方に放送されることはほとんどない。</ref>は、特番やスポーツ中継などの影響を受けにくかったため、このような措置を取ることは極めて異例だった。
 
=== スポーツ中継の影響 ===
*[[1996年]](平成8年)[[4月15日]](月)の『世界遺産』第1回放送は、前夜の巨人戦中継延長のため、30分押しとなる0:00からの放送となった。
*[[1997年]]以降は[[世界陸上競技選手権大会]]開催の時期は世界陸上中継で放送休止となる場合がある。この他、[[夏季オリンピック]](1996年7月28日の[[アトランタオリンピック]]、2004年8月15日と8月22日の[[アテネオリンピック (2004年)|アテネオリンピック]]、2012年8月12日の[[ロンドンオリンピック (2012年)|ロンドンオリンピック]]、[[2021年]]8月1日と8月8日の[[2020年東京オリンピック|東京オリンピック]])、[[冬季オリンピック]](2014年2月16日の[[ソチオリンピック]])期間中は放送休止となる場合もあり、また、1998年7月12日は[[1998 FIFAワールドカップ]]決勝『[[ブラジル]]×[[フランス]]』の中継のため休止となった場合もあった。
*[[2009年]](平成21年)から[[2016年]](平成28年)まで、『[[中日クラウンズ|中日クラウンズゴルフ]]・最終日』中継の影響(15:30(2009年は15:00) - 17:24まで放送される)で[[毎日放送制作日曜夕方5時枠のアニメ|日5アニメ枠]]と『[[Nスタ]]<ref group="注釈">2009年のみ『[[THE NEWS (TBS・JNN)|THE NEWS]]』。</ref>』が30分ずつスライドする為、該当週は休止となっていた。
* 2014年10月26日放送予定だった、「ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸」は、[[プロ野球]][[日本シリーズ]]第2戦『[[阪神タイガース]]×[[福岡ソフトバンクホークス]]』の中継のため、2015年1月25日に改めて振り替え放送となった。ちなみに、雨天中止による放送内容は、「フォンテーヌブロー宮殿と庭園」となっていて、2014年12月14日放送となった。
* 2015年11月15日放送予定だった、「大ヒマラヤ国立公園」は、世界野球の[[2015 WBSCプレミア12]] 予選ラウンド 第5戦『[[野球日本代表|日本]]×[[野球ベネズエラ代表|ベネズエラ]]』の中継により、後続番組の『[[夢の扉+]]』が当初より30分早い、18:00 - 18:30に放送のため、後日改めて振り替え放送する予定。ちなみに、雨天中止による放送内容は、「ピエモンテのブドウ園景観」となっていて、12月13日放送となった。
* 2024年11月3日放送予定だった「紅葉の絶景をめぐる 日本の世界遺産」は、[[2024年の日本シリーズ|プロ野球SMBC日本シリーズ]]第6戦『[[横浜DeNAベイスターズ]]×福岡ソフトバンクホークス』中継<ref group="注釈">当初第6戦は前日2日に開催予定だったが、天候不良のため中止順延となっていた。</ref>のため、翌々週11月17日放送(なお翌週11月10日は『2024[[三井住友VISA太平洋マスターズ]]ゴルフ・最終日』中継の影響により『[[TBSテレビ系列日曜夕方枠のアニメ]]』『日5アニメ枠』『Nスタ』が30分ずつスライドされるため番組休止)。
* 2025年9月7日は放送予定だった「カナダ アンティコスティ」は、[[2025年バレーボール女子世界選手権|2025世界バレー女子]]3位決定戦『[[バレーボール日本女子代表|日本]]×[[バレーボールブラジル女子代表|ブラジル]]』中継に変更のため、後日に振り替え放送予定(日付は未定)<ref group="注釈">なお、日本チームが決勝進出又は準々決勝以下で敗退した場合は当初の内容通り放送予定だった。</ref>。また翌週<small>(9月14日)</small>も『世界陸上2025東京 1日目』中継のため休止予定。
 
=== ニュース・報道特番の影響 ===
* 2011年(平成23年)[[3月13日]]「[[ラス・メドゥラス]]」は、3月11日に発生した[[東日本大震災]]の報道特別番組により休止となり、その回の振り替え放送は[[7月10日]]放送された。
* 2015年(平成27年)2月1日放送予定だった、「マヌー国立公園」は、『Nスタ』を[[ISILによる日本人拘束事件]]に関する「緊急特番」として17:30 - 18:30に拡大放送したため、休止、翌週2月8日に改めて振り替え放送となった。なお、2月8日放送予定だった「ルアンパバーンの町」は、3月8日に改めて放送となった。
* 2016年(平成28年)4月17日放送予定だった、「放送20周年スペシャル 大河ナイルの旅II 海に沈んだクレオパトラの宮殿」は、『Nスタ』を[[熊本地震 (2016年)|熊本地震]]に関する“緊急特番”として17:30 - 18:30に拡大放送したため、休止、翌週4月24日に改めて振り替え放送となった。
* [[2022年]]([[令和]]4年)[[10月23日]]は、『Nスタ 調査報道SP 存在しないクリニックの名で無料PCR検査所が…疑惑追跡』放送で、Nスタが18:30まで拡大したため、番組休止となった<!---TBSテレビ・青森テレビ両局番組表より--->。
* [[2023年]](令和5年)
** [[3月12日]]は、『Nスタ 調査報道スペシャル』放送で、Nスタが18:30まで拡大したため、番組休止となった。
** [[10月29日]]は、『Nスタ 気候変動スペシャル』放送で、Nスタが18:30まで拡大したため、番組休止となった。
 
=== バラエティ特番の影響 ===
*[[2017年]](平成29年)から2019年(平成31年)3月までと2022年(令和4年)4月からは、通常は18:30から放送される『[[バナナマンのせっかくグルメ!!]]』が18:00から時間枠を拡大して(55分→60分→180分間)放送されることがあり、この場合でも該当週は休止となる。
** 上記と同様に2022年(令和4年)3月まで17:00から放送されていた『[[所さんお届けモノです!]]』(毎日放送制作)が18:00まで拡大する場合でも該当週は休止し、『Nスタ』を繰り下げて放送していた。
* 2015年12月27日は、『夢の扉+』が18:00 - 18:30の放送(『[[世界衝撃映像100連発]]』(18:30 - 21:00)の放送)のため、休止。
* また[[2019年]]に入ってからは、18:00から先述の『せっかくグルメ!!』以外の単発のバラエティ番組を編成するため放送休止するケースも出ている。
 
=== 放送予定の変更 ===
*2011年(平成23年)[[6月26日]]放送は、「インド洋に浮かぶ奇岩の渓谷 - チンギドベマラハ自然保護区」を放送する予定だったが、[[日本標準時|日本時間]]同日未明に「平泉」が世界文化遺産への正式登録が決定した事から急遽内容を変更し、「平和への祈りの黄金郷 平泉 - 浄土を表す建築・庭園」を放送した。ただし、一部系列局のホームページやEPGの番組表には反映されなかった<ref group="注釈">但し同日朝に放送された『[[サンデーモーニング]]』で小笠原諸島の世界遺産登録のニュースを放送した際、画面左上部に内容の変更をする旨の字幕テロップは出されていた。</ref>。<!---実際の放送視聴及びATVホームページ及び地デジEPGにて確認--->なお、翌週[[7月3日]]放送は、同じく世界自然遺産への正式登録が決まった「[[小笠原諸島]]」を放送した。<!---番組予告から--->ちなみに6月26日放送予定だった分の振り替え放送は[[9月18日]]放送され(当初は[[10月2日]]放送だった)、7月3日放送予定だった「コパンのマヤ遺跡」は[[9月4日]]放送された。
*[[2013年]](平成25年)[[6月23日]]放送は、当初「ウシュクロン国立公園」が放送される予定だったが、前日の[[6月22日]]に[[富士山]]が世界文化遺産の正式登録が決まったことから、当初の予定を変更して「富士山I 火の山の素顔に迫る!」(6月23日)と「富士山II 水の山の素顔に迫る!」([[6月30日]])を2週に渡り放送した。なお、2011年の「平泉」・「小笠原諸島」の時とは異なり、系列のホームページやEPGの番組表には反映<ref group="注釈">6月23日のEPGには「6月23日18:00までに(富士山が)登録されない場合はウシュクロン国立公園を放送します。」と表示があった。</ref>された。<!---静岡放送・青森テレビホームページ及びEPGから--->ただし、BS-TBSでは第1週(7月6日)が『4K PREMIUM EDITION』放送のため、6月30日の「富士山II」の再放送は4K版放送後の7月6日17:30から(通常は3D GRAND TOURの時間帯)となった。
*[[2014年]](平成26年)[[6月29日]]放送は、当初「トゥバタハ海洋公園」が放送される予定だったが、[[6月21日]]に[[富岡製糸場]]が世界文化遺産の正式登録が決まったことから、当初の予定を変更して「世界を変えた!日本のシルク 〜 富岡製糸場と絹産業遺産群」を放送した。なお、「富岡製糸場」は6月21日土曜(日本時間)夕方に世界文化遺産の正式登録が決まったが、2011年(平成23年)6月の「平泉」の時とは異なり、翌[[6月22日]]放送は変更せず、予定通り「追跡!幻のオオヤマネコ」を放送した。<!---青森テレビEPGから--->なお、「トゥバタハ海洋公園」は、7月20日放送された。
 
=== その他のケース ===
* 2016年(平成28年)12月4日と11日放送分は休止。そのため、『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]』と『Nスタ』が通常時より30分遅れの17:30と18:00でそれぞれ放送となった。
 
== スタッフ ==
* 構成:浜田悠、新貝典子、長谷川勉 他
* ナレーション:[[鈴木亮平 (俳優) |鈴木亮平]]
* 編集:飯田直美、福栄臣朗、[[神野学]] 他
* カラリスト:[[オムニバス・ジャパン]]
* EED:柳原千遥
* MA:中村和弘
* 音効:中嶋尊史、大庭秀夫、北條玄隆(中嶋→一時離脱→復帰)他
* CG:[[TBSアクト|TBS ACT]]
* 編成:中野翔貴
* 宣伝:筒井理恵
* デスク:横手直子
* ラインプロデューサー:藤川沙恵香、高松史奈
* 協力:藤田大輔、高城千昭(以前はプロデューサー→エグゼクティブアドバイザー)
* アドバイザー:[[下尾雅美]]
* ディレクター:小澤政志、田口亮、小高望、内田淳、渡辺充浩、竹内みなみ 他
* 総合演出:江夏治樹(以前はディレクター/プロデューサー)
* プロデューサー:佐野香(TBSテレビ)、橋爪舞・甲坂舞(TBSスパークル)
* 制作協力:[[TBSスパークル|TBS SPARKLE]]
* 制作:TBSテレビ情報制作局
* 製作著作:[[TBSテレビ|TBS]]
 
=== 過去のスタッフ ===
* 構成:[[小山薫堂]]、松谷光絵、柴崎明久、[[山名宏和]]、[[たむらようこ]]、古賀文恵、水野英昭
* オープニングCG:南明紀→岩崎友宏(タイトルアート)→森下征治(TANGEFlLMS)
* EED:佐々木修、大地昌彦、森雄一、増田枝里子、石田若菜
* MA:河村茂治
* 音効:増子彰
* 編成:永山由紀子→荒井麻理子→松岡洋太→福間寛子、小島健之→後藤大希
* 宣伝:[[鈴木慎治]]→田中瑞穂→小池由紀→樋口真佳→小野明→[[重原由佳]]→奥山由子→吉川千冬
* デスク:横川悦子、関根真紀
* ラインプロデューサー:田村英士(田村→以前は制作進行)、藤井未希(藤井→以前はAD)
* 現場の撮影コーディネーター:セネガル、マリ共和国、ベナン共和国、ニジェール、チャッド :[https://www.excelman-productions.com/ エクセルマン・プロダクションズ]
* ディレクター:柳沢裕美子、[[古賀淳也 (ディレクター)|古賀淳也]]、奥村健太、石渡哲也
* 演出:大矢慎吾、柳信也
* プロデューサー:辻村國弘、西野哲史、堤慶太、大野清司、尾賀達朗、神保泰歩
 
== その他・逸話 ==
=== 『世界遺産』時代 ===
*[[2001年]](平成13年)[[8月12日]]には「5周年特別企画・密着!"世界遺産"はこうして作られる」と題して、「世界遺産」番組制作の裏側が紹介された。
*[[2006年]](平成18年)[[4月]]の1か月間は、放送開始10周年を記念した「ベストオブ世界遺産」を放送した。
**番組タイトル表示では、世界遺産のロゴの下に「Special」の文字がフレームインされていた。
**全5回のうち第1回から第4回までのナレーションを[[高倉健]]が担当した。
**第5回は「ナレーション無し・映像と音楽だけ」という異例の構成で放送された。ナレーション無しはこの一回のみ。
 
=== 『THE世界遺産』時代 ===
*『THE世界遺産』改題後も、『世界遺産』時代のタイトルロゴは現在でも併用するかたちで使われている。
*『THE世界遺産』改題後は、地上波放送では画面右上に内容を示したヘッダが表示される(デジタル・アナログ共に)ようになったが、BSデジタル放送では同ヘッダは表示されない。
*『世界遺産』時代には、直前の『[[情熱大陸]]』終了直後に[[クロスプログラム]]があり、「'''世界遺産、まもなくです'''」<ref group="注釈">2005年1月までは[[宮内鎮雄]](当時TBSアナウンサー)がアナウンスしていたが、宮内の定年退職を機に寺尾聰(当時のナレーター)のアナウンスに変更。</ref>と5秒あったが、『THE世界遺産』からは、それが無くなった替わりに、その日に放送されている日曜昼の『[[JNNニュース]]』、日曜夕方の『[[Nスタ]]<ref group="注釈">2009年3月29日まで、夕方枠は『[[JNNイブニング・ニュース|イブニング・ニュース]]』、2010年(平成22年)3月28日までは『[[THE NEWS (TBS・JNN)|THE NEWS]]』として放送。</ref>』の放送途中に、15秒間の[[番組宣伝|予告]]が流されるようになった。ただし、報道系の特番が放送される時には、当番組の予告は流されない。
*[[2009年]](平成21年)[[10月18日]]放送分の「パリのセーヌ河岸」では、テレビ番組初となる全編[[CineAlta]]による、デジタルシネマカメラで撮影された<ref>{{Cite press release|和書
|url = http://www.tbs.co.jp/heritage/feature/200910_06.html
|title = テレビ初!デジタルシネマで撮るバリ!
|publisher = TBS THE世界遺産
|date = 2009-09-10
|accessdate = 2009-10-10
|archiveurl = https://web.archive.org/web/20091015104007/http://www.tbs.co.jp/heritage/feature/200910_06.html
|archivedate = 2009年10月15日
|deadlinkdate = 2017年9月
}}</ref>。
* [[2015年]][[2月22日]]には、この番組の直後に放送される『[[夢の扉+]]』とのコラボレーション企画で「[[アンコール遺跡]]」を1時間スペシャルとして放送。ナレーションはこの番組からは藤原が前半を、夢の扉+からは[[中井貴一]]が後半を担当。この回のみソニーと[[NTTドコモ]]の2社提供で放送された。
 
=== その他 ===
* 設定状況によるが、日本語版「[[Google Earth]]」で世界遺産の衛星写真を見るとこの番組のロゴが現れ、それをクリックすると、その世界遺産の情報を見ることができる。
* 同じく[[ソニー]][[一社提供]]だった[[音楽番組]]『[[僕らの音楽-OUR MUSIC-]]』([[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列)でも、本番組と同様のオープニングスタイルが採られていた<ref group="注釈">2007年3月まで。4月から2013年3月までは[[麒麟麦酒|キリンビール]]と[[キリンビバレッジ]]の共同提供</ref>。
* [[2010年]][[12月1日]]の[[BS-TBS]]開局10周年では、同局の同日23:00から10分間、同番組初の[[立体テレビ放送|3D放送]]([[立体テレビ放送#放送方式|サイド・バイ・サイド方式]])として、「[[屋久島]]3D特別編」を放送した。
* [[2019年]][[4月7日]]放送回から、副音声による[[解説放送]]を開始した。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
===出典===
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
* [[世界遺産]]
* [[探検ロマン世界遺産]]([[日本放送協会|NHK]]総合) - 同じく[[世界遺産]]を紹介する番組。いわば競合関係にあるともいえる。
* [[ソニー]]
* [[キヤノン]]
* [[アニプレックス]](DVD・[[Blu-ray Disc]]版の発売元)
* [[アニプレックス]]([[DVD-Video|DVD]]・[[Blu-ray Disc]]版の発売元)
* [[探検ロマン世界遺産]]([[NHK総合テレビジョン|NHK総合テレビ]]):同じく世界遺産を紹介する番組。かつて事実上の競合関係にあった。
 
== 外部リンク ==
* [httphttps://www.tbs.co.jp/heritage/ TBS・世界遺産 | TBSテレビ]:番組公式サイト
* [https://bs.tbs.co.jp/journey/KDT1101100/ BS-TBS THE世界遺産3D GRAND TOUR]
* [https://bs.tbs.co.jp/journey/sekaiisan4khd/ BS-TBS THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐]
* [https://www.tbs.co.jp/heritage/1st/ 世界遺産]:2008年3月までの、前身番組公式サイト
* {{Twitter|heritage_TBS|世界遺産}}
* {{Instagram|tbs_heritage}}
* {{Facebook|heritage.TBS|世界遺産 (TBSテレビ)}}
* {{YouTube|playlist = PL17774681715B298D|『世界遺産』日曜ごご6時}}
* {{Wayback|url=http://www.tvco.tv/interview/index.php?action=detail&id=86 |title=テレビコ - 制作者インタビュー:THE世界遺産 |date=20081221231852}}
 
== {{前後番組の変遷 ==
|放送局=[[TBSテレビ|TBS]]
{{前後番組|
|放送=[[東京放送日曜日|TBS系列日曜]]|23:30枠
|番組名=世界遺産
放送枠=[[日曜日]]23時台後半枠|
|前番組=[[JNNスポーツ&ニュース|スポーツ&ニュース]]<br />※23:30 - 翌0:20<br />【30分縮小して継続】
番組名=<br />世界遺産|
|次番組=[[絶景!アジア紀行]]
前番組=[[JNNスポーツ&ニュース]]<br />※23:30~24:20<br />(→放送時間を30分短縮して継続)|
|2放送局=TBS
次番組=23:30 [[JNNニュース]]<br />23:40 [[J-SPO]]<br />(ともに30分ずつ繰り上げ)|
|2放送=TBS|日曜18:00枠
|2番組名=THE世界遺産<br />↓<br />世界遺産 THE WORLD HERITAGE
2放送枠=日曜日18時台前半枠|
|2番組=[[JNN報道特集|報道特集]]<br />THE世界遺産|※17:30 - 18:24
|2次番組=
2前番組=[[JNN報道特集]]<br />※17:30~18:24<br /><hr />[[あすのそら色]]<br />※18:24~18:30<br />(→放送時間を30分繰り上げて継続)|
|3放送局=TBS<!--2放送局に「系」がついていません。これで関東ローカルということが証明できます。-->
2次番組=<!--[[]]-->-----|
|3放送枠=日曜18:24枠
|3番組名=THE世界遺産<br />↓<br />世界遺産 THE WORLD HERITAGE
|3前番組=[[あすのそら色]]<br />【29分繰り上げて継続】
|3次番組=
|4放送局=[[BS-TBS]]
|4放送枠=土曜17:30枠
|4番組名=THE世界遺産3D GRAND TOUR
|4前番組=ココロジ〜発見!まちの元気人〜
|4次番組=[https://bs.tbs.co.jp/entertainment/showawoikita/ 僕たちは昭和を生きた]
}}
 
{{Sony}}
{{DEFAULTSORT:させかいいさん}}
 
[[Category:世界遺産]]
{{リダイレクトの所属カテゴリ
[[Category:TBS系テレビ番組]]
|redirect=THE世界遺産
[[Category:紀行番組]]
|1=2008年のテレビ番組 (日本)
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|7=BS-TBSのドキュメンタリー番組
|8=BS-TBSの教養番組
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[[Category:TBSの紀行・旅番組]]
[[Category:TBSのドキュメンタリー番組]]
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[[Category:TBSの一社提供番組]]
[[Category:TBSの深夜番組の歴史]]
[[Category:ハイビジョン試験放送の番組]]
[[Category:TBSスパークル制作のテレビ番組]]
[[Category:TBSビジョン制作のテレビ番組]]
[[Category:アニプレックス]]
[[Category:ソニー世界遺産|てれひ]]
[[Category:レターボックス放送キヤノン一社提供番組]]
[[Category:継続中の番組]]
[[Category:世界遺産_(テレビ番組)]]