削除された内容 追加された内容
SuperTTS (会話 | 投稿記録)
m Undo revision 22476787 by Akinoniji (会話)
 
(100人を超える利用者による、間の933版が非表示)
1行目:
{{混同|大阪公立大学}}
{{Mergefrom|大阪大学交響楽団|大阪大学交響楽団|date=2008年10月}}
{{日本の大学
{{Mergefrom|大阪大学産業科学研究所|大阪大学産業科学研究所|date=2008年10月}}
|大学名 = 大阪大学
<!--
|ロゴ = University of Osaka logo, A.svg
この記事は[[Wikipedia:ウィキプロジェクト 大学/大学テンプレート (日本国内)]]にしたがって作成されています。
|画像 = Osaka University toyonaka daigaku-hall.jpg
-->
|pxl = 300px
{{大学
|画像説明 = [[大阪大学会館]](2015年5月)
| 国=日本
| 大学設置年 =大阪大学 [[1931年]]
|創立年 = [[1931年]]
| ふりがな=おおさかだいがく
|学校種別 = 国立
| 英称=Osaka University
|設置者 = [[国立大学法人]]大阪大学
| 画像=Oosaka_univ.jpg
|本部所在地 = [[大阪府]][[吹田市]][[山田丘]]1番1号
| 画像説明=大阪大学吹田キャンパス
|緯度度 = 34 |緯度分 = 49 |緯度秒 = 7
| 大学設置年=1931年
|経度度 = 135 |経度分 = 31 |経度秒 = 26
| 創立年=1724年
|キャンパス = [[大阪大学豊中キャンパス|豊中]](大阪府[[豊中市]])<br />吹田(大阪府[[吹田市]])<br />箕面(大阪府[[箕面市]])
| 学校種別=国立
|学部 = [[大阪大学文学部|文学部]]<br />[[大阪大学大学院人間科学研究科・人間科学部|人間科学部]]<br />[[大阪大学外国語学部|外国語学部]]<br />[[大阪大学大学院法学研究科・法学部|法学部]]<br />[[大阪大学大学院経済学研究科・経済学部|経済学部]]<br />[[大阪大学大学院理学研究科・理学部|理学部]]<br />[[大阪大学大学院医学系研究科・医学部|医学部]]<br />[[大阪大学大学院歯学研究科・歯学部|歯学部]]<br />[[大阪大学大学院薬学研究科・薬学部|薬学部]]<br />[[大阪大学大学院工学研究科・工学部|工学部]]<br />[[大阪大学大学院基礎工学研究科・基礎工学部|基礎工学部]]
| 設置者=国立大学法人大阪大学
|研究科 = [[大阪大学大学院人文学研究科|人文学研究科]]<br />[[大阪大学大学院人間科学研究科・人間科学部|人間科学研究科]]<br />[[大阪大学大学院法学研究科・法学部|法学研究科]]<br />[[大阪大学大学院経済学研究科・経済学部|経済学研究科]]<br />[[大阪大学大学院理学研究科・理学部|理学研究科]]<br />[[大阪大学大学院医学系研究科・医学部|医学系研究科]]<br />[[大阪大学大学院歯学研究科・歯学部|歯学研究科]]<br />[[大阪大学大学院薬学研究科・薬学部|薬学研究科]]<br />[[大阪大学大学院工学研究科・工学部|工学研究科]]<br />[[大阪大学大学院基礎工学研究科・基礎工学部|基礎工学研究科]]<br />[[大阪大学大学院国際公共政策研究科|国際公共政策研究科]]<br />情報科学研究科<br />生命機能研究科<br />[[大阪大学大学院法学研究科・法学部|高等司法研究科]]<br />[[連合小児発達学研究科]]
| 本部所在地=大阪府吹田市山田丘1-1
|ウェブサイト = {{URL|https://www.osaka-u.ac.jp/ja|大阪大学}}
| キャンパス=吹田(大阪府吹田市)<br/>豊中(大阪府豊中市)<br/>箕面(大阪府箕面市)<br/>中之島(大阪市北区)
| 学部=文学部<br/>人間科学部<br/>外国語学部<br/>法学部<br/>経済学部<br/>理学部<br/>医学部<br/>歯学部<br/>薬学部<br/>工学部<br/>基礎工学部
| 研究科=文学研究科<br/>人間科学研究科<br/>法学研究科<br/>経済学研究科<br/>理学研究科<br/>医学系研究科<br/>歯学研究科<br/>薬学研究科<br/>工学研究科<br/>基礎工学研究科<br/>言語文化研究科<br/>国際公共政策研究科<br/>情報科学研究科<br/>生命機能研究科<br/>高等司法研究科
| 大学の略称=阪大(はんだい)
| ウェブサイト=http://www.osaka-u.ac.jp/
}}
'''大阪大学'''(おおさかだいがく、{{lang-en|The University of Osaka}})は、[[大阪府]][[吹田市]][[山田丘]]1-1に本部を置く[[日本]]の[[国立大学]]である。[[大学の略称|略称]]は'''阪大'''(はんだい)。2025年4月、大学の公式英語名称は従来の "Osaka University" から "The University of Osaka" に変更された<ref>{{Cite web|url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2025/04/01001|title=大阪大学の公式英語名称変更のお知らせ -The University of Osaka へ-|date=2025-04-01|publisher=大阪大学|accessdate=2025-05-03|url-status=live}}</ref>。
 
国内の[[旧帝国大学]]7校の1つであり、[[文部科学省]]が実施している[[スーパーグローバル大学]]事業のトップ型指定校ならびに[[国立大学法人#指定国立大学法人|指定国立大学法人]]に指定されている。
 
== 概観 ==
[[ファイル:Osaka university toyonaka main entrance.jpg|250px|thumb|豊中キャンパスの正門]]
=== 大学全体 ===
大阪大学は[[1931年]]に[[帝国'''学令]]に基づいて8番目の[[帝国大学]]'''としてされた<ref>{{Cite book|和書|author=藤川明代|title=大学受験案内|publisher=[[1949年駿台予備学校]][[新制大学河合塾]]へ移行|date=2019年3月4日|page=1420|isbn=978-4-7949-9830-9}}</ref>[[2004年]]には[[国立大学法人|国立]]化した。[[文系と理系|文理]]総合大学院重点化]]が完了していである。2023年4月現在、11学部・15研究科(うち1研究科は他大学との連合)を擁する。
 
[[帝国大学]]としては比較的新しく、開学当初は[[大阪大学大学院医学系研究科・医学部|医学部]]と[[大阪大学大学院理学研究科・理学部|理学部]]のみで創設された。文理5学部(文学部、法経学部、理学部、医学部、工学部)体制となったのは[[第二次世界大戦]]後の[[1949年]]のことである。
[[2007年]]10月に[[大阪外国語大学]]と統合した。国立大学法人として外国語学部を設置しているのは、日本で2大学しかない<ref name=zenkoku>平成20年度全国大学一覧(文教協会)</ref>。また統合後の1学年あたり学生定員は、国立大学で最大の3245人となった(2位は[[東京大学]]で3053人)<zenkoku/>。
<!--
2007年度の[[The Times Higher Education Supplement]]の世界大学ランキングによると世界46位、日本においては3位である。同ランキングの論文被引用率の部門では世界24位日本1位である<ref>http://www.topuniversities.com/worlduniversityrankings/results/2007/criteria/citations/ </ref>-->
 
設立の際に統合した旧[[大阪医科大学 (大阪市)|大阪医科大学]]が、[[江戸時代]]後期の[[1838年]]に[[緒方洪庵]]により設立された[[適塾]]の流れを汲むことから、大阪大学は適塾を源流とするとしている。また、[[1724年]]設立の[[懐徳堂]]の蔵書類が、戦後に文系学部に提供されたこともあり、この学問所の流れも汲むものとされる。
=== モットー ===
「地域に生き世界に伸びる」(英語:Live Locally, Grow Globally)
 
設立当初は[[東京]]をしのぐ大都市であった[[大阪]]に、[[関西]][[財界]]や府民の熱意ある活動の末、民間の意思と財源により創設されたことから、市民精神の息づく大学であるとされる。こうした経緯を踏まえ、「'''地域に生き世界に伸びる'''({{lang-en|Live Locally, Grow Globally}})」を[[標語|モットー]]としている。
=== 教育および研究 ===
 
かつて大阪大学は、その創設の地である大阪・[[中之島 (大阪府)|中之島]]を本拠とし、多数の部局が大阪各所に点在する典型的な[[蛸足大学]]であった。[[1993年]]の医学部および[[大阪大学医学部附属病院|医学部附属病院]]を最後に、[[大阪大学豊中キャンパス|豊中キャンパス]]と吹田キャンパスの2[[キャンパス]](共に[[千里丘陵]]に位置する)への移転統合を完了した。
 
[[2007年]]10月1日には[[大阪外国語大学]]と統合し、箕面キャンパスに大学院言語文化研究科、世界言語研究センター{{efn|name="RIWL"|2012年3月末をもって大学院言語文化研究科へ一元化されて、発展的に解消された<ref>{{Cite journal|和書|author=南田みどり|authorlink=南田みどり|title=地域知の宇宙を拓く――『世界言語研究センター論集』刊行を終えて|date=2012-03|journal=大阪大学世界言語研究センター論集|issue=7|pages=1-2|url=https://hdl.handle.net/11094/4850|publisher=大阪大学世界言語研究センター||naid=120004839049}}</ref>。}}、[[外国語学部]]を設置。なお、箕面キャンパスは[[2021年]]、同じ箕面市内の[[北大阪急行電鉄]][[箕面船場阪大前駅]]前に全面移転している<ref name="news_20210331">{{Cite web|和書|url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2021/3/20210331001|date=2021-03-31|title=感謝を込めて 箕面キャンパス閉幕セレモニー|publisher=大阪大学|accessdate=2021-04-16|archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11714034/www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2021/3/20210331001|archivedate=2021-08-17|url-status=live}}</ref>。
 
[[国立大学法人]]で外国語学部を設置しているのは、大阪大学のみである{{efn|ただし、ほかに国立大学法人が[[学校の設置者|設置者]]である[[外国語大学#国立大学|外国語大学]]としては[[東京外国語大学]]があり、国立で唯一の外国語'''大学'''である。}}。また1学年あたりの'''学部'''学生定員は、2020年度に国立大学で最多の3255人となった(2位は[[東京大学]]で3063人)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mext.go.jp/content/20210325-mxt_koutou01_000013687_01.pdf#page=84|title=令和2年度全国大学一覧 大阪大学|publisher=文部科学省|page=96|format=PDF|accessdate=2021-07-20 |url-status=dead|url-status-date=2023-04|archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12231838/www.mext.go.jp/content/20210325-mxt_koutou01_000013687_01.pdf#page=84|archivedate=2022-04-03}}東京大学の入学定員は47頁を参照。</ref>(2021年度においても同じ<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ichiran/mext_01856.html|title=令和3年度全国大学一覧|publisher=文部科学省|accessdate=2023-04-18}}</ref>)。
 
[[男女共同参画社会基本法]]に基づく[[ポジティブ・アクション]]に取り組んでおり、「理工系部局における常勤女性研究者の人数を3年以内に現在より3割増加させる」との数値目標を掲げて推進している。
<!--
=== 学風および特色 ===
-->
== 沿革 ==
(沿革節の主要な出典は公式サイト<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/about/history|title=大阪大学の歴史|publisher=大阪大学|accessdate=2019-04-13|archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11714034/www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/about/history|archivedate=2021-08-15|url-status=dead|url-status-date=2023-04}}</ref><ref>{{Cite book|和書|url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/public-relations/profile/files/profile2022_0825.pdf/@@download/file|title=大阪大学プロフィール|edition=2022年度版|date=2022-07|chapter=沿革|page=6|publisher=大阪大学企画部広報課}}</ref><!-- 別の出典で記事を追加するには出典をその追加記事の後に脚注を導入して付け加えて下さい。 -->)
=== 略歴 ===
[[画像:Osaka-univ Toyonaka frontgate.jpg|thumb|250px|豊中キャンパスの正門<br/>{{要出典範囲|左の石柱が阪大生言うところの通称「[[墓|墓標]]」である|2008年10月17日 (金) 19:28 (UTC)}}。]]
大阪大学は、[[大阪医科大学 (旧制)|旧制大阪医科大学]]を母体に8番目([[内地]]6番目)の帝国大学として1931年に開設された。開設当時の学部は医学部と理学部の2学部であった。
 
=== 懐徳堂・重建懐徳堂の系譜 ===
大阪大学では、自らの起源を[[1724年]]設立の[[懐徳堂]]と[[1838年]]に[[緒方洪庵]]により設立された[[適塾]]としている。ただし、適塾も懐徳堂も[[私塾]]であるため、官立の大阪帝国大学に至る系譜とは一線を画しており、また、後継教育機関がないまま閉鎖されているため、形式的または法的な直接のつながりはない。
大阪大学では、[[懐徳堂]]([[1724年]]設立)とも関係があるとしている。懐徳堂は1869年に閉鎖されるが、[[1910年]]に[[懐徳堂記念会]]が設立された。最後の預人・中井桐園の嫡子・中井天生([[中井木菟麻呂]])らの尽力で、[[1916年]]の[[懐徳堂#重建懐徳堂(1916年 - 1945年)|重建懐徳堂]]の設立により再興を果たした。[[太平洋戦争]]後の[[1949年]]に、懐徳堂記念会が懐徳堂蔵書を大阪大学に寄贈したことで両者の繋がりができた。現在、財団法人懐徳堂記念会事務局は[[大阪大学文学部]]内にあり、大阪大学が初期の懐徳堂に関するものも含めて管理している。
 
=== 総合大学への統合 ===
しかし、これらの私塾と大阪大学との繋がりは、[[適塾]]においては、[[適塾]]から[[大阪医学校]]に大半の教師・塾生がとも移籍することによって実質的かつ直接的に歴史が繋がっている。一方、懐徳堂においては、1869年の閉校によって一度途絶えた伝統を、1910年に[[懐徳堂記念会]]の設立と1916年の[[懐徳堂|重建懐徳堂]]の設立によって再興した。戦後の1949年に、懐徳堂記念会が懐徳堂蔵書を大阪大学に寄贈したことで、大阪大学と懐徳堂の繋がりが出来た。懐徳堂自体、現代まで歴史的連続性がないが、現在、大阪大学が初期の懐徳堂に関するものも含めて管理しているため、本稿では、大阪大学の公式見解に従って、[[懐徳堂]]が設立された1724年を創立年、帝国大学が設立された1931年を大学設置年としている。
[[1903年]]、大阪高等医学校が浪華仮病院([[1869年]]設立)を改組して設立された。[[1919年]]には府立[[大阪医科大学 (大阪市)|大阪医科大学]]に昇格した。この府立大阪医大を中核とした[[帝国大学]]設立の動きが起こり、[[1931年]]には府立医大を医学部とし、理学部を加えた2学部よりなる「'''大阪帝国大学'''」が発足、[[総合大学]]への道を歩み出すこととなった。
 
その一方で、明治期の大阪では、[[適塾]]を源流とする医学校のほかに、[[1896年]]に設立された大阪工業学校が実業教育を行っており、これが[[旧制専門学校]](高等教育相当)である官立大阪高等工業学校への改組([[1901年]])を経て、[[大正]]期以降の高等教育拡充ブームのなかで、[[1929年]]には[[大阪工業大学 (旧制)|大阪工業大学]]に昇格した。
[[1933年]]には、[[大阪工業大学 (旧制)|旧制大阪工業大学]]を合併、新制大学への改組を経て現在は国立大学法人化された。
 
設立間もない大阪帝国大学は、[[1933年]]に官立大阪工大を合併して[[大阪大学大学院工学研究科・工学部|工学部]]を増設したが、戦時期の発足という事情もあって理系学部中心の帝国大学となった。
 
[[1949年]]、大阪帝大を中心に、[[旧制高等学校]]であった府立[[浪速高等学校 (旧制)|浪速高等学校]]・官立[[大阪高等学校 (旧制)|大阪高等学校]]、[[旧制専門学校]]であった私立の[[大阪薬学専門学校 (旧制)|大阪薬学専門学校]]の合計3校を包括し、文理5学部よりなる[[新制大学|新制]]大阪大学が新たに発足した。経済学部(1949年法経学部、1953年分離)は戦後設置されたこともあり、[[近代経済学]]の研究・教育に特化。[[マルクス経済学]]が一定の勢力を維持していた旧帝国大学のなかでは、異色の存在だった。
 
[[2004年]]に[[国立大学法人]]化し、[[2007年]]10月には[[大阪外国語大学]]と統合した。旧国立大で14組目の統合で、旧帝大では[[2003年]]の[[九州大学]]と[[九州芸術工科大学]]に次ぐ2組目。[[2018年]]10月、[[国立大学法人#指定国立大学法人|指定国立大学法人]]に指定される。
 
=== 年表 ===
[[ファイル:Koan Ogata 1901.jpg|190px|thumb|[[緒方洪庵]]肖像]]
* [[1724年]] 漢学塾懐徳堂が設立される。
[[ファイル:Tekijuku 01.JPG|190px|thumb|[[適塾]](大阪市[[中央区 (大阪市)|中央区]][[北浜]])]]
* [[1838年]] 緒方洪庵によって蘭学塾適塾が設立される。
[[ファイル:Osaka Imperial University.jpg|190px|thumb|大阪帝国大学(大阪市北区中之島)]]
* [[1869年]] 大阪府が上本町の大福寺に仮病院と仮医学校を設立。緒方洪庵の子である[[緒方惟準]]ら適塾の関係者が設立に参加。
 
* [[1880年]] 仮病院と仮医学校を大阪府立大阪病院と大阪府立大阪医学校として正式に発足。
==== 江戸時代 ====
* [[1896年]] 大阪工業学校設立、その後、大阪工業大学となる。
* [[1724年]] - [[三宅石庵]]を迎え[[学問所]]「'''[[懐徳堂]]'''」が設立される。
* [[1915年]] 大阪府立大阪医学校を大阪府立大阪医科大学へ改組(専門学校令準拠のまま改称、大学令による旧制大学では無い)。
* [[1838年]] - [[緒方洪庵]]によって[[蘭学]]塾「'''[[適塾]]'''」が設立される。
* [[1919年]] 大阪医科大学に改称(大阪府立のまま改称、大学令に準拠の旧制大学となる)。
 
* [[1921年]] 林蝶子女史の寄付を基に国立の大阪外国語学校設立(旧・大阪外国語大学、現・大阪大学外国語学部の前身)。
==== 明治 ====
* [[1931年]] 大阪医科大学を母体に[[医学部]]と[[理学部]]からなる大阪帝国大学が設立される(官立移管されると同時に、帝国大学令に準拠の帝国大学となる)。
* [[1869年]] - [[大阪府]]が[[上本町]]の大福寺に仮病院と仮医学校を設立、緒方洪庵の子である緒方惟準ら適塾の関係者が設立に参加。
* [[1933年]] 大阪工業大学を[[工学部]]として吸収。
* [[19471880年]]  - 仮病院と仮医学校を大阪府立阪病院と大阪府立大阪医改称して正式に発足
* [[1896年]] - [[大阪工業大学 (旧制)|大阪工業学校]]設立。
* [[1949年]] [[大阪高等学校 (旧制)|旧制大阪高等学校]]・[[浪速高等学校 (旧制)|旧制浪速高等学校]]・[[大阪薬学専門学校 (旧制)|大阪薬学専門学校]]などを統合し、文学部・法経学部・理学部・医学部・工学部の5学部と一般教養部からなる新制大阪大学が発足。
* [[1901年]]
* [[1953年]] 法経学部を[[法学部]]と[[経済学部]]に分離。
** 5月 - 大阪工業学校を大阪高等工業学校に改称。
* [[1955年]] [[薬学部]]を設置。
** 6月 - 大阪医学校を大阪府立医学校、大阪府立医学校病院と改称。
* [[1960年]] [[歯学部]]を設置。
* [[1903年]]9月 - 大阪府立医学校、大阪府立医学校病院を大阪府立高等医学校、大阪府立高等医学校病院と改称。
* [[1961年]] [[基礎工学部]]を新設。
 
* [[1972年]] [[文学部]]から[[人間科学部]]を分離設置。
==== 大正 ====
* [[1991年]] 現学章とスクールカラーを制定。
* [[1915年]]11月- 大阪府立大阪高等医学校を府立大阪医科大学へ改組(学長[[佐多愛彦]]。専門学校令準拠のまま改称、大学令による旧制大学ではない<ref name="大学令">{{Cite book|和書|title=学制百年史|editor=[[文部省]]|date=1981-09-05|publisher=[[ぎょうせい|帝国地方行政学会]]|___location=東京 |url=https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1317554.htm |accessdate=2021-07-06 |chapter=第1編第3章第4節「二 大学令の制定と拡張」中「公立大学の成立」|chapterurl=https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1317663.htm|ref=id}}</ref>)。
* [[1993年]] 医学部保健学科設置。[[大阪大学医学部附属病院|医学部附属病院]]が移転し、吹田・豊中両キャンパスへの統合完了。
* [[1916年]] - 塩見理化学研究所が設立される<ref>{{Cite journal |和書 |author=芝哲夫 |date=1983-11-30 |title=塩見理化学研究所小史 |journal=大阪大学史紀要 |volume=3 |pages=31-43 |publisher=大阪大学 |issn=03897621 |naid=120004842946}}。</ref>。
* [[1994年]] 教養部を廃止。
* [[19971917年]] 3月 - [[大阪薬院重点化専門学校 (旧制)|私立大阪薬学専門学校]]完了を設置
* [[20041919年]] 国11月 - 府大阪医科大学法人法の規定により国立を[[大阪医科大学法人 (大阪市)|大阪医科大学]]に改称(大阪府立のまま改称、[[大学令]]に準拠の旧制大学となる<ref name="大学令" />)
* [[20071920年]] 国7月 - 私立大阪薬法人[[専門学校を大阪外国語大薬学専門]]統合、外国語学部を設置(10月~)改称
* [[1921年]]11月 - [[大阪高等学校 (旧制)|旧制大阪高等学校]]を設置。
* [[1926年]]3月 - [[浪速高等学校 (旧制)|旧制浪速高等学校]]を設置。
 
==== 昭和 ====
* [[1929年]]4月 - 大阪高等工業学校が[[大阪工業大学 (旧制)|大阪工業大学]]に昇格。
* [[1931年]]5月 - 大阪医科大学と民間の一研究所であった塩見理化学研究所の双方を母体に、[[大阪大学大学院医学系研究科・医学部|医学部]]と[[大阪大学大学院理学研究科・理学部|理学部]]とからなる'''大阪帝国大学'''が大阪市北区に設立される(官立移管されると同時に、帝国大学令に準拠の帝国大学となる)、初代総長[[長岡半太郎]]就任。
* [[1933年]]3月 - 大阪工業大学を吸収して[[大阪大学大学院工学研究科・工学部|工学部]]を設置。
* [[1934年]]9月 - [[大阪大学微生物病研究所|微生物病研究所]]を設置。
* [[1939年]]
** 5月 - [[戦時中の医師不足対策#臨時医学専門部の設置|臨時附属医学専門部]]を設置。
** 11月 - [[大阪大学産業科学研究所|産業科学研究所]]を設置。
* [[1942年]]10月 - 適塾跡が移管される。
* [[1943年]]10月 - [[研究生#旧制大学院における特別研究生|大学院特別研究生制度]]実施。
* [[1947年]]9月 - '''大阪大学'''に改称。
* [[1948年]]9月 - 法文学部を設置。
* [[1949年]]5月 - 旧制大阪高等学校、旧制浪速高等学校、[[大阪薬学専門学校 (旧制)|大阪薬学専門学校]]などを統合して5学部(文学部、法経学部、理学部、医学部、工学部)と一般教養部からなる新制大阪大学が発足。
* [[1951年]]3月 - 医学部から[[大阪大学大学院歯学研究科・歯学部|歯学部]]が分離独立。附属医学専門部と附属薬学専門部を廃止。
* [[1953年]]3月 - 法経学部を[[大阪大学大学院法学研究科・法学部|法学部]]と[[大阪大学大学院経済学研究科・経済学部|経済学部]]に分離。文・法・経済・理・工・薬の各研究科を設置。
* [[1955年]]
** 5月 - 医学部薬学科から分離独立し[[大阪大学大学院薬学研究科・薬学部|薬学部]]を設置。
** 7月 - [[大阪大学大学院医学系研究科・医学部|医学研究科]]を設置。
* [[1957年]]6月 - 一般教養部を教養部に改称。
* [[1958年]]3月 - [[大阪大学蛋白質研究所|蛋白質研究所]]を設置。
* [[1960年]]4月 - [[大阪大学大学院歯学研究科・歯学部|歯学研究科]]を設置。
* [[1961年]]3月 - [[大阪大学大学院基礎工学研究科・基礎工学部|基礎工学部]]を設置。
* [[1964年]]4月 - [[大阪大学大学院基礎工学研究科・基礎工学部|基礎工学研究科]]を設置。
* [[1966年]]
** 4月 - [[大阪大学社会経済研究所|社会経済研究所]]を設置。
** 5月 - 吹田移転敷地造成工事起工式挙行。
* [[1967年]]6月 - [[大阪大学医療技術短期大学部|医療技術短期大学部]]を設置。
* [[1969年]] - [[学生運動]]の激化により校舎が封鎖される。[[11月16日]]、[[機動隊]]の導入により封鎖は解除されたが、学生が大学執行部を缶詰にするなど混乱は続いた<ref>{{Cite news |和書|title=授業再開で学内は混乱 阪大豊中地区 |newspaper=[[朝日新聞]]夕刊3版 |date=1969-11-19 |page=10}}</ref>。
* [[1972年]]5月 - [[大阪大学文学部|文学部]]から[[大阪大学大学院人間科学研究科・人間科学部|人間科学部]]を分離設置。溶接工学研究所を設置。
* [[1976年]]4月 - [[大阪大学大学院人間科学研究科・人間科学部|人間科学研究科]]を設置。
 
==== 平成 ====
* [[1989年]]4月 - [[大阪大学大学院人文学研究科|言語文化研究科]]を設置。
* [[1991年]] - 現学章とスクールカラーを制定。
* [[1992年]] - 吹田キャンパスに生命科学図書館開設。
* [[1993年]]4月 - 医学部保健学科設置、[[大阪大学医学部附属病院|医学部附属病院]]が移転、吹田・豊中両キャンパスへの統合完了。
* [[1994年]]
** 3月 - 教養部を廃止。
** 4月 - [[大阪大学大学院国際公共政策研究科|国際公共政策研究科]]を設置。
* [[1996年]]
** 3月 - [[大阪大学医療技術短期大学部|医療技術短期大学部]]を閉学。
** 5月 - 溶接工学研究所を[[大阪大学接合科学研究所|接合科学研究所]]と改称。
* [[1997年]]4月 - [[大学院重点化]]完了。
* [[1998年]]4月 - 医学研究科を医学系研究科に改組。
* [[2002年]]4月 - 情報科学研究科、生命機能研究科、[[大阪大学総合学術博物館|総合学術博物館]]を設置。
* [[2004年]]4月 - [[国立大学法人法]]の規定により[[国立大学法人]]大阪大学となる。中之島センター開設。高等司法研究科(法科大学院)を設置。
* [[2005年]]4月 - コミュニケーション・デザインセンターを設置。
* [[2007年]] - [[大阪外国語大学]]と統合し、[[外国語学部]]を設置。言語文化学専攻を言語文化専攻と改称。大学院言語文化研究科言語社会専攻、世界言語研究センター<ref group="注釈" name="RIWL" />を新設。
* [[2009年]] - [[連合小児発達学研究科]]を設置。
* [[2014年]]12月 - 大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社を設立(国立大学法人大阪大学が100%出資)<ref>{{Cite news |url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2014/12/20141224_04|title=大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社設立!-阪大発の研究成果の事業化を促進-|date=2014年12月24日|publisher=大阪大学|archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11714034/www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2014/12/20141224_04|archivedate=2021年8月17日|url-status=live}}</ref>。
* [[2015年]]1月 - 医学部から[[匿名Aによる論文大量不正疑義事件]]。
* [[2017年]]5月 - レーザーエネルギー学研究センターを[[大阪大学レーザー科学研究所|レーザー科学研究所]]と改称する<ref>[http://www.ile.osaka-u.ac.jp/jp/information.html お知らせ:お知らせ:レーザー科学研究所]</ref>。
* [[2018年]]10月 - [[国立大学法人#指定国立大学法人|指定国立大学法人]]に指定される。
 
==== 令和 ====
* [[2021年]]4月 - 箕面キャンパスが[[北大阪急行電鉄]]の延伸部に新設の[[箕面船場阪大前駅]]東側に移転<ref>{{Cite press release|和書|title=大阪大学箕面キャンパス移転について |publisher=大阪大学・[[箕面市]] |date=2015-06-17 |url=https://www.city.minoh.lg.jp/machidukuri/documents/handaiiten20150617.pdf |format=PDF |access-date=2022-11-03}}</ref><ref name="news_20210331" />。[[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|新型コロナウイルス感染症]]の世界的流行を受けて、感染症総合教育研究拠点(CiDER)を開設<ref>{{Cite web|和書|title=大阪大学感染症総合教育研究拠点の設置について |website=大阪大学 |date=2021-04-16 |url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2021/4/20210416002 |access-date=2022-11-03}}</ref>。
* [[2022年]]4月 - 大学院文学研究科と大学院言語文化研究科を統合し、[[大阪大学大学院人文学研究科|大学院人文学研究科]]を新設。
 
== 基礎データ ==
=== 所在地 ===
全て[[大阪府]]内に所在。
<!--※ここではキャンパスの名称と所在地のみ記す。-->
* 吹田[[大阪大学豊中キャンパス|豊中キャンパス([[大阪府]][[吹田豊中市]])
* 豊中吹田キャンパス(大阪府[[豊中吹田市]])
* 箕面キャンパス(大阪府[[箕面市]])
* [[大阪大学中之島センター|中之島センター]]([[大阪市]])
 
=== 象徴学章 ===
大阪大学の[[校章|学章]]は、大阪府の象徴の木である[[イチョウ|銀杏]]の葉をモチーフに、「OSAKA」のOを偲ばせたもので、知性と格調を失うことなく、大学、学生、市民へと連なる親近感を表現したものである。制作は[[田中一光]](グラフィックデザイナー)。[[1991年]]に創立60周年を記念して制定された。大学関係者からは、しばしば「銀杏マーク」と称される。
==== 学章 ====
大阪大学の学章([[校章]])は、大阪の象徴である[[銀杏]]の葉を題材にしたもので、制作は[[田中一光]](グラフィックデザイナー)。[[1991年]]に創立60周年を記念して制定された。大学関係者からは、しばしば「銀杏マーク」と称される。
 
なお、現学章の制定以前には、交差した二枚の銀杏の葉の意匠に「大学」の文字が重ねられた紋章(以下「旧学章」という)が存在した。これは、旧制[[大阪医科大学 (大阪市)|大阪医科大学]]で用いられていた銀杏マークを基にして、大阪帝国大学時代に制作されたもので、正式の学章として定められたものではなかったが、[[体育会]]クラブの部旗や[[学生証]]の刻印等、随所に多く用いられ、正式なものに準じた扱いであった。この旧学章は、現在でも人間科学部正面玄関の屋根部[[レリーフ]]に見ることができる他、歯学部附属病院のエレベータ扉にも類似の意匠が施されている。
 
==== スクールカラー ====
[[スクールカラー]]は、スカイブルー。現学章の銀杏マークの[[空もこの|スカイブルーを採用]]とている。Munsell BookBooK of Color(Colorの色番7.5 PB3/12([[マンセル色体系・カラー・システム]])の色番7.5 PB3/12が標準とされ。現学章を使用する場合は、原則として、スクールカラーを用いるものとする(この色番は、現行の[[大阪府旗]]の地色と同じであり、実際には[[群青色]]に近い)。学章と同じく、平成31991年に制定。
 
==== 学歌 ====
大阪大学には、正式に定められた学歌([[校歌|学歌]]は存在しない。[[入学式]]等では、代わりに大阪大学学生歌が歌われる。その他、主に体育会関係者に愛唱される幾つかの[[応援歌]]がある。
 
==== イメージマスコットキャラクター ====
[[1964年]]に大阪大学豊中キャンパス理学部の[[待兼山]]新校舎工事現場にて発見されたワニの[[化石]]([[マチカネワニ]])を元に「[[ワニ博士]]」が誕生した<ref>{{Cite web|和書|title=大阪大学 ワニ博士 |website=大阪大学 |url=https://www.osaka-u.ac.jp/sp/drwani/ |access-date=2022-11-03}}</ref>。公式グッズなどに使用されている。
大阪大学創立70周年を記念して創作されたイメージ[[キャラクター]]として、[[マチカネワニ]]「まっち」が挙げられる。学内からの公募で採用された学生の作品に、デザイナーが手を加えることで[[2000年]]に完成した。豊中キャンパス内の待兼山で出土した化石「マチカネワニ」が題材である。
 
== 組織 ==
但し、この「まっち」は、あくまで創立70周年記念イメージキャラクターであって、大学そのもののイメージ作りを目的とした[[マスコット]]キャラクターという位置付けではない。
学部・研究科内の学科・専攻・附属施設等は、各項目のリンク先を参照。
=== 学部 ===
[[ファイル:Osaka University School of Human Science.jpg|220px|thumb|人間科学部校舎(吹田キャンパス)]]
[[ファイル:Osaka University Faculty of Medicine.jpg|220px|thumb|医学部校舎(吹田キャンパス)]]
* [[大阪大学文学部|文学部]]
* [[大阪大学大学院人間科学研究科・人間科学部|人間科学部]]
* [[大阪大学外国語学部|外国語学部]]
* [[大阪大学大学院法学研究科・法学部|法学部]]
* [[大阪大学大学院経済学研究科・経済学部|経済学部]]
* [[大阪大学大学院理学研究科・理学部|理学部]]
* [[大阪大学大学院医学系研究科・医学部|医学部]](医学科は6年制)
* [[大阪大学大学院歯学研究科・歯学部|歯学部]](6年制)
* [[大阪大学大学院薬学研究科・薬学部|薬学部]](6年制)
* [[大阪大学大学院工学研究科・工学部|工学部]]
* [[大阪大学大学院基礎工学研究科・基礎工学部|基礎工学部]]
 
=== 教育および大学院研究 ===
* [[大阪大学大学院人文学研究科|人文学研究科]]
[[Image:Osaka University School of Human Science.jpg|thumb|250px|吹田キャンパスの人間科学部校舎]]
* [[大阪大学大学院人間科学研究科・人間科学部|人間科学研究科]]
[[Image:Osaka University Faculty of Medicine.jpg|thumb|250px|吹田キャンパスの医学部校舎]]
* [[大阪大学大学院法学研究科・法学部|法学研究科]]
=== 組織 ===
* [[大阪大学大学院経済学研究科・経済学部|経済学研究科]]
==== 学部 ====
* [[大阪大学大学院理学研究科・理学部|理学研究科]]
* [[文学部]]
* [[大阪大学大学院医学系研究科・医学部|医学系研究科]]
** 人文学科
* [[大阪大学大学院歯学研究科・歯学部|歯学研究科]]
*** 哲学・思想文化学専修
* [[大阪大学大学院薬学研究科・薬学部|薬学研究科]]
*** 倫理学専修
* [[大阪大学大学院工学研究科・工学部|工学研究科]]
*** 中国哲学専修
* [[大阪大学大学院基礎工学研究科・基礎工学部|基礎工学研究科]]
*** インド哲学専修
* [[大阪大学大学院国際公共政策研究科|国際公共政策研究科]]
*** 日本史学専修
*** 東洋史学専修
*** 西洋史学専修
*** 考古学専修
*** 日大阪大学専修
*** 人文地理学専修
*** 日本語学専修
*** 日本文学・国語学専修
*** 比較文学専修
*** 中国文学専修
*** 英米文学・英語学専修
*** ドイツ文学専修
*** フランス文学専修
*** 美学・文芸学専修
*** 音楽学・演劇学専修
*** 美術史学専修
* [[人間科学部]]
** 人間科学科
*** 人間行動学講座
*** 行動生態学講座
*** 社会環境学講座
*** 基礎人間科学講座
*** 臨床教育学講座
*** 教育環境学講座
*** ボランティア人間科学講座
***グローバル人間学講座(※仮称、ボランティア人間科学講座を発展させ新設予定)
* [[外国語学部]]
** 外国語学科
*** 中国語専攻
*** 朝鮮語専攻
*** モンゴル語専攻
*** インドネシア語専攻
*** フィリピノ語専攻
*** タイ語専攻
*** ベトナム語専攻
*** ビルマ語専攻
*** ヒンディー語専攻
*** ウルドゥー語専攻
*** アラビア語専攻
*** ペルシア語専攻
*** トルコ語専攻
*** スワヒリ語専攻
*** ロシア語専攻
*** ハンガリー語専攻
*** デンマーク語専攻
*** スウェーデン語専攻
*** ドイツ語専攻
*** 英語専攻
*** フランス語専攻
*** イタリア語専攻
*** スペイン語専攻
*** ポルトガル語専攻
*** 日本語専攻(留学生向けの専攻語日本語とは別の専攻)
* [[法学部]]
** 法学科
** 国際公共政策学科
* [[経済学部]]
** 経済・経営学科
* [[理学部]]
** 数学科
** 物理学科
** 化学科
** 生物科学科
*** 生物科学コース
*** 生命理学コース
* [[医学部]]
** 医学科(6年制)
** 保健学科
*** 看護学専攻
*** 放射線技術科学専攻
*** 検査技術科学専攻
* [[歯学部]]
** 歯学科(6年制)
* [[薬学部]]
** 薬学科(6年制)
** 薬科学科
* [[工学部]]
** 応用自然科学科
*** 応用化学科目
*** 応用生物工学科目
*** 精密科学科目
*** 応用物理学科目
** 応用理工学科
*** 機械工学科目
*** マテリアル生産科学科目
**** マテリアル科学コース
**** 生産科学コース
** 電子情報工学科
*** 電気電子工学科目
*** 情報通信工学科目
** 環境・エネルギー工学科
*** 環境・エネルギー工学科目
** 地球総合工学科
*** 船舶海洋工学科目
*** 社会基盤工学科目
*** 建築工学科目
* [[基礎工学部]]
** 電子物理科学科
*** エレクトロニクスコース
*** 物性物理科学コース
** 化学応用科学科
*** 合成化学コース
*** 化学工学コース
** システム科学科
*** 機械科学コース
*** 電子システム学コース
*** 生物工学コース
** 情報科学科
*** 計算機科学コース
*** ソフトウェア科学コース
*** 数理科学コース
 
==== 大学院 ====
以下、特記していない専攻は[[博士前期課程]]・[[博士後期課程]]である。
* [[文学研究科]]
** 文化形態論専攻
** 文化表現論専攻
** 文化動態論専攻
* [[人間科学研究科]]
** 人間科学専攻
** グローバル人間学専攻
* [[法学研究科]]
** 法学・政治学専攻
* [[経済学研究科]]
** 経済学専攻
** 経営学専攻
** 政策・ビジネス専攻
* [[理学研究科]]
** 数学専攻
** 物理学専攻
** 化学専攻
** 生物科学専攻
** 高分子科学専攻
** 宇宙地球科学専攻
* [[医学系研究科]]
** 医科学専攻([[修士課程]])
** 生体生理医学専攻([[4年制博士課程]])
** 病態制御医学専攻(4年制博士課程)
** 予防環境医学専攻(4年制博士課程)
** 内科系臨床医学専攻(4年制博士課程)
** 外科系臨床医学専攻(4年制博士課程)
** 保健学専攻
* [[歯学研究科]]
** 統合機能口腔科学専攻(4年制博士課程)
** 分子病態口腔科学専攻(4年制博士課程)
* [[薬学研究科]]
** 分子薬科学専攻
** 応用医療薬科学専攻
** 生命情報環境科学専攻
* [[工学研究科]]
** 生命先端工学専攻
** 応用化学専攻
** 精密科学・応用物理学専攻
** 知能・機能創成工学専攻
** 機械工学専攻
** マテリアル生産科学専攻
** 電気電子情報工学専攻
** 環境・エネルギー工学専攻
** 地球総合工学専攻
** ビジネスエンジニアリング専攻
* [[基礎工学研究科]]
** 物質創成専攻
** システム創成専攻
** 機能創成専攻
* [[言語文化研究科]]
** 言語文化専攻
** 言語社会専攻
* [[国際公共政策研究科]]
** 国際公共政策専攻
** 比較公共政策専攻
* [[情報科学研究科]]
** 情報基礎数学専攻
*** 幾何解析学講座、離散幾何学講座、離散構造学講座、大規模数理学講座、コンピュータ実験数学講座(協力講座)
** 情報数理学専攻
** [[情報数理学科|情報数理学]]専攻
** コンピュータサイエンス専攻
*** 計画数理学講座、非線形数理講座、情報フォトニクス講座、システム数理学講座、知能アーキテクチャ講座(協力講座)、[[スマート・コントラクト|スマートコントラクト]]活用共同研究講座
** 情報システム工学専攻
** [[計算機科学|コンピュータサイエンス]]専攻
*** [[アルゴリズム]]設計論講座、[[ソフトウェア設計]]学講座、[[ソフトウェア工学]]講座、並列処理工学講座、知能メディアシステム講座(協力講座)、知能センシング講座(協力講座)
** [[情報システム学|情報システム工学]]専攻
*** 集積システム設計学講座、情報システム構成学講座、知的集積システム講座、[[ディペンダビリティ]]工学講座、メディア統合環境講座(協力講座)、知能データ科学講座(協力講座)、高機能[[システムアーキテクチャ]]講座(連携講座)、物質材料情報科学講座(連携講座)
** 情報ネットワーク学専攻
*** 先進[[ネットワークアーキテクチャ]]講座、インテリジェントネットワーキング講座、情報流通プラットフォーム講座、モバイルコンピューティング講座、[[ユビキタスネットワーク]]講座(協力講座)、サイバーコミュニケーション講座(連携講座)
** マルチメディア工学専攻
*** マルチメディアデータ工学講座、セキュリティ工学講座、[[ビッグデータ]]工学講座、コンピュータビジョン講座、応用メディア工学講座(協力講座)、マルチメディアエージェント講座(連携講座)
** バイオ情報工学専攻
*** ゲノム情報工学講座、代謝情報工学講座、バイオインスパイアードネットワーキング講座、バイオ情報計測学講座、人間情報工学講座
* [[生命機能研究科]]([[一貫制博士課程|5年一貫制博士課程]])
* [https://www.fbs.osaka-u.ac.jp/ja/ 生命機能研究科]([[大学院#一貫制博士課程|5年一貫制博士課程]])
** 生命機能専攻
* [[高等司法研究科]]([[専門職学位課程]]、[[法科大学院]])
* [[連合小児発達学研究科]]
 
=== 国際共創大学院学位プログラム ===
* 博士課程リーディングプログラム<ref group="注釈">5年一貫型の博士課程教育を行う。前期課程合格者が応募できる。</ref>
** 超域イノベーション博士課程プログラム<ref group="注釈">文学研究科(文化形態論専攻、文化表現論専攻)、人間科学研究科、法学研究科、経済学研究科、理学研究科、医学系研究科(医学専攻、保健学専攻)、歯学研究科、薬学研究科、工学研究科、基礎工学研究科、言語文化研究科、国際公共政策研究科、情報科学研究科、生命機能研究科の学生が対象。</ref>
** 生体統御ネットワーク医学教育プログラム<ref group="注釈">理学研究科(生物科学専攻)、医学系研究科、歯学研究科、薬学研究科、工学研究科(生命先端工学専攻、応用化学専攻、環境・エネルギー工学専攻、ビジネスエンジニアリング専攻)、生命機能研究科</ref>
** インタラクティブ物質科学・カデットプログラム<ref group="注釈">基礎工学研究科(物質創成専攻、システム創成専攻)、理学研究科(物理学専攻、化学専攻、高分子科学専攻)、工学研究科(マテリアル生産科学専攻、応用化学専攻、精密科学・応用物理学専攻、生命先端工学専攻)の学生が対象</ref>
** 未来共生イノベーター博士課程プログラム<ref group="注釈">文学研究科(文化表現論専攻、文化形態論専攻)、人間科学研究科、法学研究科、経済学研究科、医学系研究科(医学専攻、保健学専攻)、工学研究科(地球総合工学専攻・ビジネスエンジニアリング専攻)、言語文化研究科、国際公共政策研究科の学生が対象。</ref>
** ヒューマンウェアイノベーション博士課程プログラム<ref group="注釈">情報科学研究科(情報数理学専攻、コンピュータサイエンス専攻、情報システム工学専攻、情報ネットワーク学専攻、マルチメディア工学専攻、バイオ情報工学専攻)、基礎工学研究科(機能創成専攻、システム創成専攻)、生命機能研究科の学生が対象</ref>
*卓越大学院プログラム
**生命医科学の社会実装を推進する卓越人材の涵養<ref>{{Cite web|和書|title=大阪大学 卓越大学院プログラム 生命医科学の社会実装を推進する卓越人材の涵養|url=https://www2.med.osaka-u.ac.jp/bei/|website=www2.med.osaka-u.ac.jp|accessdate=2021-03-30}}</ref>
**多様な知の協奏による先導的量子ビーム応用卓越大学院プログラム<ref>{{Cite web|和書|title=大阪大学 卓越大学院プログラム {{!}} 多様な知の協奏による先導的量子ビーム応用卓越大学院プログラム - Multidisciplinary PhD Program for Pioneering Quantum Beam Application|url=https://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/pqba/|website=www.rcnp.osaka-u.ac.jp|accessdate=2021-03-30}}</ref>
*理工情報系オナー大学院プログラム<ref>{{Cite web|和書|title=大阪大学理工情報系オナー大学院プログラム|url=https://www.sth.osaka-u.ac.jp/|website=www.sth.osaka-u.ac.jp|accessdate=2021-03-30}}</ref>
 
==== 附属機関図書館 ====
{{See also|大阪大学附属図書館}}
[[Image:Osaka University Hospital.jpg|thumb|250px|医学部附属病院]]
総合図書館、生命科学図書館、理工学図書館、外国学図書館の4つがあり、全体で約390万冊の蔵書、7万種類の雑誌を擁している。
===== 学部附属施設 =====
* [[大阪大学医学部附属病院|医学部附属病院]]
* 医学部附属動物実験施設
* [[大阪大学歯学部附属病院|歯学部附属病院]]
 
図書の返却は借りた館以外でも可能で、上記4館に加え、人間科学研究科図書室、蛋白質研究所図書室、産業科学研究所図書室が「どこでも返却サービス参加館」である。また、この他にも約20の図書室・資料室がある。
===== 大学院研究科附属施設 =====
* 人間科学研究科附属
** 比較行動実験施設
* 法学研究科附属
** 法政実務連携センター
* 理学研究科附属
** 原子核実験施設
** 分子熱力学研究センター
* 医学系研究科附属
** 共同研究実習センター
** 子どものこころの分子統御機構研究センター
* 薬学研究科附属
** 薬用植物園
** 実践薬学教育研究センター
* 工学研究科附属
** 超精密科学研究センター
** 原子分子イオン制御理工学センター
** フロンティア研究センター
 
===== 附置研究所 =====
[[ファイル:GEKKO XII.jpg|220px|thumb|大型レーザー実験装置激光XII号<br>(レーザー科学研究所)]]
* [[大阪大学微生物病研究所|微生物病研究所]]
* [[大阪大学微生物病研究所|微生物病研究所]]([[共同利用・共同研究拠点]])
** 附属感染動物実験施設
** 附属感染症DNAチップ開発センター
** 附属難治感染症対策研究センター
** 附属遺伝情報実験センター
** 附属感染症国際研究センター
* [[大阪大学産業科学研究所|産業科学研究所]]
* [[大阪大学蛋白質研究所|蛋白質研究所]](共同利用・共同研究拠点)
** 附属材料解析センター
* [[大阪大学社会経済研究所|社会経済研究所]](共同利用・共同研究拠点)
** 附属産業科学ナノテクノロジーセンター
* [[大阪大学接合科学研究所|接合科学研究所]](共同利用・共同研究拠点)
** 附属新産業創造物質基盤技術研究センター
* [[大阪大学蛋白質レーザー科学研究所|蛋白質レーザー科学研究所]](全国共同利用・共同研究拠点
** 附属プロテオミクス総合研究センター
* [[大阪大学社会経済研究所|社会経済研究所]]
** 附属行動経済学研究センター
* [[大阪大学接合科学研究所|接合科学研究所]](全国共同利用研究所)
** 附属スマートプロセス研究センター
 
===== 学内共同教育研究施設 =====
* 低温センター
* [[大阪大学超高圧電子顕微鏡センター|超高圧電子顕微鏡センター]]
* ラジオアイソトープ総合センター
* 環境安全研究管理センター
* 留学生国際教育交流センター
* [[生物工学]]国際交流センター
* 極限量子科学研究センター
* 太陽エネルギー化学研究センター
* [[大阪大学総合学術博物館|総合学術博物館]]
* 大学教育実践キャンパスライフ健康支援・相談センター
* 先端科学イノベーション国際[[医工連携|医工]]情報センター
* 保健数理・データ科学教育研究センター
* 臨床医工融合研究教育機器[[リノベーション]]・工作支援センター
* コミュニケーションデザイン・センター
* 金融・保険教育研究センター
* 科学教育機器リノベーションセンター
* グローバルコラボレーションセンター
* 世界言語研究センター
* 日本語日本文化教育センター
* エマージングイエンテイナビリティ・デザイン・オンサイト研究R{{sup|3}}センター
* [[知的財産|知的基盤]]総合センター
 
===== 全国共同利用施設 =====
* [[大阪大学核物理研究センター|核物理研究センター]]
* サイバーメディアセンター
** 情報メディア教育研究部門
* [[大阪大学核物理研究センター|核物理研究センター]]
** 言語教育支援研究部門
* [[大阪大学レーザーエネルギー学研究センター|レーザーエネルギー学研究センター]]
** 大規模計算科学研究部門
** コンピュータ実験科学研究部門
===== 附属図書館 =====
** サイバーコミュニティ研究部門
附属図書館は、豊中本館・生命科学分館・吹田分館・箕面分館の4つがある。{{要出典範囲|特に豊中本館は蔵書数222.1万冊と、日本第五位の規模|2008年10月17日 (金) 19:28 (UTC)}}。
** 先端ネットワーク環境研究部門
** 応用情報システム研究部門
** 全学支援企画部門
** 高性能計算・データ分析融合基盤協働研究所
 
=== その他 ===
図書の返却は借りた館以外でも可能で、上記4館に加え、人間科学研究科図書室・薬学研究科図書室・[[微生物病研究所]]図書室・[[蛋白質研究所]]図書室・[[産業科学研究所]]図書室が「どこでも返却サービス参加館」である。
* 世界最先端研究機構
** [[免疫学]]フロンティア研究センター
** [[量子情報]]・量子生命研究センター
* 融合研究拠点
** 大阪大学・[[情報通信研究機構]]脳情報通信融合研究センター
** 大阪大学・[[理化学研究所]]科学技術融合研究センター
* 学内組織
** 高等共創研究院
** 国際共創大学院学位プログラム推進機構
** 先導的[[学際]]研究機構
** データビリティフロンティア機構
** 放射線科学基盤機構
** 全学教育推進機構
** マルチリンガル教育センター
** スチューデント・ライフサイクルサポートセンター
** ダイバーシティ&[[インクルーシブ教育|インクルージョン]]センター
** 社会技術共創研究センター
** 社会ソリューションイニシアティブ
** COデザインセンター
** グローバルイニシアティブ機構
** 適塾記念センター
** 21世紀懐徳堂
** 共創機構
** 情報推進本部
** サステイナブルキャンパスオフィス
** 安全衛生管理部
** アーカイブズ
** 経営企画オフィス
** オープンイノベーション機構
** 感染症総合教育研究拠点
** ワクチン開発拠点先端モダリティ・DDS研究センター
* 海外拠点本部
** 北米拠点([[カリフォルニア州]]・[[バークレー (カリフォルニア州)|バークレー]])
** 欧州拠点([[オランダ]]・[[グローニンゲン]])
** [[東南アジア諸国連合|ASEAN]]拠点([[タイ王国]]・[[バンコク]])
** 東アジア拠点([[中華人民共和国|中国]]・[[上海市]])
 
=== 研究東京オフィス ===
[[首都圏 (日本)|首都圏]]における活動の拠点。学生、教職員の他、卒業生が利用可能。[[東京都]][[千代田区]][[霞が関]]に事務所がある<ref>[http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2014/05/20140522_01 大阪大学東京オフィスが使いやすくなりました](2014年5月22日)2020年7月16日閲覧</ref>。
==== 21世紀COEプログラム ====
[[21世紀COEプログラム]]の採択数は15件で、採択件数は第3位だった。
{| class="wikitable"
*2002年度
*;生命科学
**生体システムのダイナミクス
**細胞超分子装置の作動原理の解明と再構成
*;化学、材料科学
**自然共生化学の創成
**構造・機能先進材料デザイン研究拠点の形
*;情報・電気・電子
**ネットワーク共生環境を築く情報技術の創出
*;人文科学
**インターフェイスの人文学
*;学際、複合、新領域
**新産業創造指向インターナノサイエンス
*2003年度
*;医学系
**感染症学・免疫学融合プログラム
**疾患関連糖鎖・タンパク質の統合的機能解析
**フロンティア・バイオデンティストリーの創生
*;数学、物理学、地球科学
**究極と統合の新しい基礎科学
**物質機能の科学的解明とナノエ学の創出
*;機械、土木、建築、その他工学
**原子論的生産技術の創出拠点
*;社会科学
**アンケート調査と実験による行動マクロ動学
*2004年度
*;革新的な学術分野
**細胞・組織の統合制御にむけた総合拠点形成
 
==== グローバルCOEプログラム ====
[[グローバルCOEプログラム]]の採択件数は7件(平成19年度)で、{{要出典範囲|1位となっている|2008年10月17日 (金) 19:28 (UTC)}}。
*2007年度
*;生命科学
**高次生命機能システムのダイナミクス
*;化学、材料科学
**生命環境化学グローバル教育研究拠点
**構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点
*;情報、電気、電子
**アンビエント情報社会基盤創成拠点
**次世代電子デバイス教育研究開発拠点
*;人文科学
**コンフリクトの人文学国際研究教育拠点
*;学際、複合、新領域
**医・工・情報学融合による予測医学基盤創成
 
=== 教育 ===
大阪大学の授業科目は「共通教育系科目」「専門教育系科目」「教職教育科目」「国際交流科目」「コミュニケーションデザイン科目」で構成されている。そのうち、「共通教育系科目」と「専門教育系科目」のうちの「専門基礎教育科目」は、「全学共通教育科目」と呼ばれ、大学教育実践センターによって実施される。なお、平成19年度入学生から、科目と区分が再編された。
* 全学共通教育科目
** 共通教育系科目
*** 教養教育科目
*** 言語・情報教育科目
*** 基礎セミナー
*** 健康・スポーツ教育科目
** 専門教育系科目
*** 専門基礎教育科目
なお、学部学生、院生、教職員にIDとパスワードが付与されていて、IT化が進められている。
* KOAN(Knowledge of Osaka University Academic Nucleus)
: 履修登録などをWEB上で行うための学務情報システム。
* [[WebCT]]
: 授業をIT面からサポートするためのシステム。講義資料などをWEB上に掲載する。
 
==== 採択されているプログラム ====
* [[現代的教育ニーズ取組支援プログラム]]
** リノベーションまちづくりデザイナーの養成
** 国際的な人材養成に資するコンテンツ開発
* [[特色ある大学教育支援プログラム]]
** コアリッションによる工学教育の相乗的改革(共同)
** [[大学対抗交渉コンペティション]](共同)
** 進化する理学教育プログラム
* [[大学教育の国際化推進プログラム]]
** 融合科学を国際的視野で先導する人材の育成
* [[法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム]]
** 実務技能教育教材共同開発共有プロジェクト(共同)
** 科学技術リテラシーを備えた先端的法曹養成
* [[魅力ある大学院教育イニシアティブ]]
**ソーシャルネットワーク型人文学教育の構築
**「実践的研究者」養成をめざす人間科学教育
**存在感ある若手研究者養成のための教育改革
**インタラクティブ大学院教育
**学習コミュニティに基盤を置く大学院教育
**先導的教育研究融合プログラム
**実践力向上のメンター制とPBリーダー養成
**統合デザイン力教育プログラム
**学際新領域を先導する21世紀基礎工学教育
**ソフトウェアデザイン工学高度人材育成コア
**国際公益セクターの政策エキスパート養成
**生命先端工学国際創造教育プログラム
**先端通信エキスパート養成プログラム
 
== 学生生活 ==
=== 部活動・サークル活動 ===
<!--
大阪大学公認団体としては、2023年3月9日時点、体育系58団体(統括組織「大阪大学体育会」、会員数:約6,000人)、文化系73団体(統括組織「大阪大学文化会」)があり<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/campus/circle-club/kounin|title=大学公認課外活動団体|publisher=大阪大学|accessdate=2023-06-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230403031731/https://www.osaka-u.ac.jp/ja/campus/circle-club/kounin|archivedate=2023-04-03|url-status=live}}</ref>、また、大学祭のために「大阪大学大学祭中央実行委員会」も組織されている。
学生生活について記載する。学生自治会に関係する内容は、適宜下位の節に織り込む。
-->
 
豊中キャンパスにおいて、クラブ・サークルの部室として使用される「明道館」は、共通教育機構イ号館とともに旧制浪速高校の遺構の一つである。2000年頃より[[配線用差込接続器|コンセント]]にたまった[[埃]]が原因と思われる火災が度々発生しており、豊中北消防署から改善が求められた<ref>平成14年3月6日「明道館部室内の物品等調べについて」大阪大学学生部</ref>。[[2008年]]にも連続火災が起こっている<ref>[http://www.unn-news.com/handai-post/archives/172 明道館で2度の不審火 見直される管理体制 | 大阪大学POST] 2008年7月9日</ref>。
=== 部活動・サークル活動 ===
豊中キャンパスにクラブ・サークルの部室として使用される明道館という建物がある。共通教育機構イ号館とともに旧制浪速高校の遺構のひとつ。{{要出典範囲|当時は学生寮であった。明道館の建物は老朽化しており、危険が予てから指摘されている。建て替えの要望は少なくとも[[1980年代]]からたびたび出ているが、いまだ明道館が建て替えられる兆候はない。コンセントにたまった埃が原因と思われる火災が発生したことがある。なお、最近改装された|2008年10月17日 (金) 19:28 (UTC)}}。
 
=== 学園祭 ===
大阪大学では春と秋にそれぞれ[[大学祭|学園祭]]を開催。現行のもの公認学園祭は、[https://ichosai.com/ いちょう祭]、[https://machikanesai.com/ まちかね祭]、中之島祭の3つ。
 
==== いちょう祭 ====
[[5月1日]]の大阪大学記念日([[創立記念日]]を祝い、例年4月30日から5月1日上旬にかけ実施される創立記念祭の愛称。新入生を歓迎する催しとしての意味もある他、豊中・吹田の両地区で大学施設の一般公開も行われ、小さな学園祭の様相を呈する。模擬店などの諸行事は、[https://tyuujitu.com/ 大学祭中央実行委員会]主催の下、豊中キャンパスでのみ開催される。秋に開催するまちかね祭と異なり、あまり知られていない。大阪大学に複数ある公認大学祭のうち、大阪大学の正式な大学祭とされているものはこのいちょう祭であり、授業は休講となるが、大学祭としてはまちかね祭の方が盛大に開催される。学部によってはいくつかの研究室が毎年輪番で研究室の研究内容を公開する。[[マチカネワニ]]られる数少ない機会の一つであったが、2004年総合学術博物館の改装により常に見られるようになった。
 
==== まちかね祭 ====
11月初め頃に行われる大学祭の愛称。[https://tyuujitu.com/ 大学祭中央実行委員会]が主催。豊中キャンパスを主会場として開催される。ながらく大学当局に公認されず、「体育文化週間」と名付けられた秋の一斉休講という位置付けであったが、現在では公認の大学祭となっている。いちょう祭よりも大規模に開催され、大学祭らしい雰囲気となる。[[待兼山]]からとられた名前は[[1996年]]に公募で決定された
 
==== 中之島祭 ====
医学部が主催。吹田キャンパス内の医学部施設周辺で11月中旬に行われる。医学部・医学部附属病院が中之島にあったことに由来するが、医学部の吹田移転により一時は名称を「吹田祭」としていた時期があった(現在の吹田祭は、下記の工学部が主催するものを指す)。医学部らしい展示・体験コーナーが特徴であるが、[[吉本興業]]の芸人4人から6組の無料野外ステージでも知られる。
 
==== 夏まつり ====
旧箕面キャンパスで行われていた、夏まつり実行委員会が実施する大学祭。7月上旬開催。ステージ企画や模擬店などの通常の大学祭の要素に加え、盆踊りなどの夏まつりらしい企画も行われている。
外国語学部が主催し、箕面キャンパスで開催される行事。6月の終わりか7月初めの土曜日に1日のみ開催される。旧大阪外国語大学時代から開催されていた非公認の学園祭であるが、公認学園祭であった「間谷祭」よりも大規模であった。大学の統合により継続が危ぶまれたが、2008年以降も外国語学部独自の行事として開催されることになった。昼の民族衣装ステージや夜の盆踊りをメイン行事とし、各サークルによるパフォーマンスや展示が行われるほか、模擬店では各語学科の言語が話されている国の民族料理が名物となっている。この料理は場合によっては当該の国からやってきた留学生の協力を得ている。
 
*'''[https://kokusaifes.com/home/ 箕面国際フェスティバル]''' 新キャンパス開設を記念して新箕面キャンパスで[[2021年]]10月2日・3日に開催された<ref>{{Cite news|url=https://minoh.goguynet.jp/2021/10/06/gaigodaigaku/|title=【箕面市】10月2日・3日、大阪大学 外国語学部で箕面国際フェスティバルが開催されました。|website=号外NET 箕面市・池田市(maji.TV) |publisher=本氣メディア株式会社 |date=2021-10-06 |accessdate=2021-10-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20211006021630/https://minoh.goguynet.jp/2021/10/06/gaigodaigaku/|archivedate=2021-10-06}}</ref>。[https://kokusaifes.com/home/ 箕面国際フェスティバル運営委員会]主催。『ようこそ、箕面船場国際空港へ』のキャッチコピーが用いられた。[[コロナ禍]]の中[[ネット配信|オンライン開催]]となることが懸念されたが参加登録を導入することで<ref>{{Cite web|和書|url=https://kokusaifes.com/home/visitor/|title=来場者の皆さまへ|publisher=箕面国際フェスティバル|access-date=2021-10-15}}</ref>、学生同士だけでなく、近隣地域で活動する社会人サークル・市民団体とも交流性のある祭として対面開催した。2022年度以降は外国語学部伝統の夏まつりが復活して行われる。
==== 間谷祭 ====
旧大阪外国語大学公認学園祭。2007年度の統合後、大阪大学外国語学部となった箕面キャンパスで最終回が1回のみ外国語学部主催の大阪大学公認学園祭として開催された。詳細は[[大阪外国語大学#間谷祭|大阪外国語大学]]の記事を参照。
 
====その他 吹田祭 ====
主に工学部が主催。10月下旬から11月初旬にかけて吹田キャンパスの工学部地区で行われ、学生と教員の双方が企画運営するのが特徴である。演奏会、講演会、落語会(落語家を招聘する本格的なものである)、スポーツ大会などが行われる。
その他、小規模な学祭もある。
 
*人科祭
==== その他 ====
*阪歯祭
その他、下記の小規模な学園祭もある。
* 人科祭
* 阪歯祭
* 間谷祭・語劇祭
 
=== スポーツ ===
* [[体育会]]各部は[[全国七大学総合体育大会]]に参加している。
* 体育会[[硬式野球]]部は[[近畿学生野球連盟]]に加盟し、2024年現在同連盟2部リーグに所属。過去には、1985年に関西地区代表決定戦で強豪[[近畿大学体育会硬式野球部|近畿大学]]などを下し関西地区第1代表として[[全日本大学野球選手権大会|全日本大学選手権]](第34回大会)に初出場<ref>[https://osakabbc18.wixsite.com/baseball/club About Team 沿革] 阪大野球部</ref>。しかし1回戦で[[九州東海大学]]に0-5で敗退した。
 
== 大学関係者と組織 ==
=== 大学関係者生活協同 ===
大阪大学には[[大学生協]]([[大阪大学生活協同組合]]、略称:阪大生協)があり、各キャンパスに店舗(食堂や売店も含む)があり、サービスを提供している。[[2008年]]2月までは、大阪外国語大学生活協同組合も並存し、箕面キャンパスで営業を続けていた。
====生活協同組合====
大阪大学には[[大学生協]]([[大阪大学生活協同組合]]、略称・阪大生協)があり、各キャンパスに店舗(食堂や売店も含む)があり、サービスを提供している。
 
=== 同窓会 ===
なお2008年2月28日までは、大阪外国語大学生活協同組合も並存し、箕面キャンパスで営業を続けていた。これは、阪大と外大が合併したものの、生協の合併は両生協の組合員総会の承認がないと、行なうことができないためであった。2007年11月の両生協の臨時総会において統合が正式に決定し、2008年3月1日に統合した。
学部・研究科・専門ごとに細かく、数多くの同窓会がある。[[2005年]]7月25日に「大阪大学同窓会連合会」が設立された。代表的なものは以下の通り。
 
* 文学部/文学研究科同窓会<ref>[https://www.let.osaka-u.ac.jp/dousou/index.html 文学部・文学研究科同窓会]</ref>
==== 同窓会 ====
* 青雲会(法学部同窓会)
平成17年7月25日に「大阪大学同窓会連合会」が設立された。
* 待兼会(経済学部同窓会)
 
* [[医学振興銀杏会]](医学部学友会)
学部・研究科・専門ごとに細かく、数多くの同窓会がある。代表的なものは以下の通り。
* 青雲会(大阪大学法学部同窓会)
* [[大阪大学工業会]](工学部/工学研究科同窓会)
* [[医学振興銀杏咲耶会]](大阪大学医外国語学部学友同窓会)
* [[咲耶会]]([[大阪外国語大学]]同窓会。2007年[[大阪大学]]との統合後も、[[大阪大学外国語学部]]の同窓会として存続する。)
 
==== 大阪大学出版会 ====
大阪大学事務局内に事務所がある。詳細は[[大阪大学出版会]]の項を参照。
 
==== 学士会 ====
[[学士会|社団法人学士会]]は、[[帝国大学|旧帝国大学]]出身者、教授・准教授(助教授)・総長(経験者含む)で構成されており、大阪大学の卒業生も加盟することができる。詳細は、[[学士会]]を参照。
 
=== 大学関係者一覧 ===
{{See|懐徳堂#関連人物|適塾#主な門下生|大阪大学の人物一覧|Category:大阪大学出身の人物|大阪外国語大学の人物一覧|Category:大阪外国語大学出身の人物}}
* [[大阪大学の人物一覧]]
 
== 施設 ==
[[File:Osaka University Nakanoshima Center 20200523.jpg|thumb|230px|中之島センター]]
=== キャンパス ===
かつて大阪大学は、その創設の地であり、前身た[[適塾]]の所在地でもあった大阪・[[中之島 (大阪府)|中之島]]を本拠とし、多数の部局が大阪各所に点在する典型的な[[蛸足大学]]であったが、[[1993年]]の医学部および医学部附属病院を最後に、豊中キャンパスと吹田キャンパスの2キャンパス(ともに[[千里丘陵]]に位置する)への移転統合を完了した。[[2007年]]10月1日から、[[大阪外国語大学]]との統合に伴いより、箕面キャンパスが発足した。なお、旧キャンパスであった中之島には、[[2004年]][[4月]]、土地面積1,000m{{sup|2}}、建物延床面積8,158m{{sup|2}}<ref name="capus_area">{{Cite book|和書|title=大阪大学プロフィール2022 【2022.8.25修正反映版】|chapter=土地・建物|page=17|publisher=大阪大学 企画部 広報課|date=2022年7月}}</ref>の「[[大阪大学中之島センター]]」([[キャンパス・イノベーション|中之島センター]]が開設された。大阪大学の関係者は、同センターが「社会との交流・情報発信の場としての機能」を果たすことを期待している
 
医学部・歯学部が大阪中心部から郊外へ移転したことは、患者の利便性に影響をもたらした<ref group="注釈">[[九州大学#施設|九州大学]]では郊外移転計画において医・歯・薬・医療・学部および附属病院は都心部に留まった。『九州大学医学部百年史』による。</ref>。大阪市[[福島区]]にあった医学部附属病院の跡地は、大阪法務合同庁舎が建設され、[[2008年]]に[[朝日放送グループホールディングス|朝日放送]]の本社・スタジオが移転し、約1200席のホールや高層マンションも併せた再開発街区[[ほたるまち]]がオープンした。
 
=== 豊中キャンパス ===<!--
移転により研究環境は改善したが、医学部、歯学部の場合には、大阪中心部から郊外への移転により、患者の利便性に支障をきたしたことは否めない。また、[[福島区]]にあった医学部の跡地は、現在再開発工事が行われており、[[2008年]]には[[朝日放送]]の本社・スタジオが移転してくるほか、約1200席のホールや高層マンションも建設される。医学部附属病院が移転するまでドキュメントが「[[巨大病院が動いた!阪大病院移転]]」と言うタイトルでテレビ放送された。
新規に項目ができたので、リンク作成の上、内容を削除-->
[[ファイル:Osaka university toyonaka campus ishibashi entrance.jpg|250px|thumb|石橋口]]
教養課程と大学院の一部が設置されているキャンパス。
{{See|大阪大学豊中キャンパス}}
 
==== 吹田キャンパス ====
* 使用学部:人間科学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部
* 使用研究科:人間科学研究科、医学系研究科、歯学研究科、薬学研究科、工学研究科、情報科学研究科の一部および生命機能研究科
* 使用附属施設:全国共同利用情報基盤センター(サイバーメディアセンター)本館、核物理研究センター、[[大阪大学微生物病研究所|微生物病研究所]]、[[大阪大学産業科学研究所|産業科学研究所]]、 [[大阪大学蛋白質研究所|蛋白質研究所]]、[[大阪大学社会経済研究所|社会経済研究所]]、[[大阪大学接合科学研究所|接合科学研究所]]、[[大阪大学レーザー科学研究所|レーザー科学研究所]]、国際教育交流センターなど
* 最寄り駅:[[大阪モノレール]][[阪大病院前駅]]に隣接、[[阪急千里線]][[北千里駅]]から東へ徒歩15分(医学部へは徒歩30分)、[[阪急バス]] 阪大本部前下車徒歩5-15分、[[近鉄バス]] 阪大本部前下車徒歩5-15分。阪急バスは[[北大阪急行]][[千里中央駅]]、阪急千里線[[山田駅 (大阪府)|山田駅]]あるいは[[北千里駅]]から、近鉄バスはJR[[茨木駅]]もしくは阪急京都線[[茨木市駅]]より発車
 
大阪大学[[万博記念公園]]本部事務局は吹田キャンパス北西設置されてい隣接す。吹田キャンパス大阪府[[吹田市および大阪府]][[山田丘]]と[[茨木市]]美穂ケ丘にまたがる。[[1966年]]より造成が開始され、[[1968年]]に工学部、[[1975年]]に薬学部・人間科学部、[[1980年]]に本部(事務局)、[[1983年]]に歯学部および歯学部附属病院、[[1993年]]に医学部および医学部附属病院がそれぞれ吹田キャンパスへ移転した<ref>[https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/information/environment/files/mblpzq 環境報告書2020]</ref>。敷地内は、北部の大半を工学部、東部を医学部、南部を薬学部・歯学部・人間科学部が占める形になっている。区域内には医学部附属病院と歯学部附属病院がある。かつて医学部移転前は微生物病研究所に附属病院が設置されていたが、医学部附属病院と統合されて廃止された。
 
公共交通機関の利用が非常に不便な位置にあるため、自動車・バイク・自転車での通勤・通学者が多い。そのため、学内をヘルメットをかぶらずにバイクで移動する学生の姿もしばしば見られる。なお、大阪大学でのサークル活動は基本的に[[豊中キャンパス]]で行われることが多いが、多くのテニスコートがあるためにテニスサークルの一部は吹田キャンパスで活動を行っている。また体育会系サークルも吹田キャンパスで活動を行っている。
 
食堂は生協が運営する学生向けのものだけで6箇所あるが、工学部には千里阪急ホテル直営のレストランもある。
 
食堂は生協が運営する学生向けのものだけで6箇所あるが、工学部には[[千里阪急ホテル]]や[[リーガロイヤルホテル]]直営のレストランもある。
[[ファイル:Takenoko-hoikuen osaka univ.jpg|230px|thumb|たけのこ保育園]]
「たけのこ保育園」と「まきば保育所」がキャンパス内に設置されている。
 
土地面積は997,110.72m{{sup|2}}<ref name="capus_area" />。公的文書等では「吹田1団地・吹田2団地」と称される<ref name="taishin">{{Cite journal |和書 |title=大阪大学における耐震化の状況について |date=2015-09|url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/campus/files/H26_10%20taishin.pdf |publisher=大阪大学|accessdate=2021-04-27|format=PDF|archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10180831/www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/campus/files/H26_10%20taishin.pdf|archivedate=2016-08-06|deadlinkdate=2023-04}}</ref>。
=====キャンパス内交通=====
;正門
*自動車入構管理ゲート有り
*至近:人間科学研究科・人間科学部
*万博外周道路([[大阪府道1号茨木摂津線|府道1号]])から正門通りに接続。
*開門時間:平日の7:00-20:00
;東門
*自動車入構管理ゲート有り
*至近:[[阪大病院]]・[[阪大病院前駅]]
*[[大阪府道1号茨木摂津線|府道1号]](阪大病院前交差点)から病院東通りに接続。
*開門時間:平日・土曜・日曜・休日の終日
;千里門
*自動車入構管理ゲート有り
*至近:工学研究科・工学部・[[微生物病研究所]]
*[[大阪府道120号山田上小野原線|府道120号]]から北環状通りに接続。
*開門時間:平日・土曜・日曜・休日の終日
;西門
*自動車入構管理ゲート有り
*至近:歯学研究科・歯学部・[[大阪大学歯学部附属病院|歯学部病院]]・[[レーザーエネルギー学研究センター]]
*[[大阪府道120号山田上小野原線|府道120号]]から北環状通りに接続。
*開門時間:平日の7:00-22:00
;北門
*歩行者通用門
*至近:[[核物理研究センター]]
*[[大阪府道1号茨木摂津線|府道1号]]から美穂ヶ丘北通りに接続。
;小野原口
*歩行者通用門
*至近:[[微生物病研究所]]・[[蛋白質研究所]]
;万博口
*歩行者通用門
*至近:グラウンド
*万博外周道路([[大阪府道1号茨木摂津線|府道1号]])から入構。
 
* '''正門'''
;キャンパス内道路
** 自動車入構管理ゲート有り
*正門通り
** 至近:大阪大学本部、人間科学研究科・人間科学部
*南環状通り
** 万博外周道路([[大阪府道1号茨木摂津線|府道1号]])から正門通りに接続。
*東西通り
** 開門時間:平日の7:00-20:00
*北環状通り
* '''東門'''
*中通り
** 自動車入構管理ゲート有り
*美穂ヶ丘北通り
** 至近:[[大阪大学医学部附属病院|阪大病院]]・[[阪大病院前駅]]
*病院東通り
** 府道1号(阪大病院前交差点)から病院東通りに接続。
** 開門時間:平日・土曜・日曜・休日の終日
* '''千里門'''
** 自動車入構管理ゲート有り
** 至近:工学研究科・工学部・[[大阪大学微生物病研究所|微生物病研究所]]
** [[大阪府道120号山田上小野原線|府道120号]]から北環状通りに接続。
** 開門時間:平日・土曜・日曜・休日の終日
* '''西門'''
** 自動車入構管理ゲート有り
** 至近:歯学研究科・歯学部・[[大阪大学歯学部附属病院|歯学部病院]]・[[大阪大学レーザー科学研究所|レーザー科学研究所]]
** 府道120号から北環状通りに接続。
** 開門時間:平日の7:00-22:00
* '''北門'''
** 歩行者通用門
** 至近:[[核物理研究センター]]
** 府道1号から美穂ヶ丘北通りに接続。
* '''小野原口'''
** 歩行者通用門
** 至近:微生物病研究所・[[大阪大学蛋白質研究所|蛋白質研究所]]
[[ファイル:Bampaku-gate osaka univ.jpg|230px|thumb|万博口]]
* '''万博口'''
** 歩行者通用門
** 至近:グラウンド
** 万博外周道路(府道1号)から入構。
** 吹田キャンパスの南部は、[[日本万国博覧会]]のバス駐車場跡地であり、万博口から入構してすぐの場所には万博シンボルマーク付きの空気弁収容ボックスが路面に残っている。
 
==== 豊中箕面キャンパス ====
{{建築物
[[画像:Handai-zaka.jpg|thumb|right|240px|none|豊中キャンパスへ向かう阪大坂]]
| 名称 = 大阪大学 外国学研究講義棟
[[画像:Osaka-univ Toyonaka I-go-kan.jpg|thumb|right|240px|none|イ号館]]
| 旧名称 =
[[画像:Osaka-univ Toyonaka cybermedia-center.jpg|thumb|right|170px|none|豊中キャンパス サイバーメディアセンター]]
| 画像 = Osaka_University_Minoh_Campus_2021-08_ac_(2).jpg
* 使用学部:文学部、法学部、経済学部、理学部、基礎工学部
| 画像説明 =
* 使用研究科:文学研究科、法学研究科、経済学研究科、理学研究科、基礎工学研究科、国際公共政策研究科、言語文化研究科の一部、情報科学研究科の一部、高等司法研究科([[法科大学院]])
| 用途 = 学校(大学)
* 使用附属施設:図書館本館、大学教育実践センター、全国共同利用情報基盤センター(サイバーメディアセンター)豊中分館、科学教育機器リノベーションセンター、総合学術博物館など
| 設計者 = 株式会社[[日建設計]]
* 最寄り駅:阪急宝塚線[[石橋駅 (大阪府)|石橋駅]]東口から徒歩20分、大阪モノレール[[柴原駅]]から徒歩5分、阪急バス 阪大豊中学舎前停留所から徒歩1分、柴原駅前停留所から徒歩5分
| 施工 = [[清水建設]]株式会社<ref>{{Wayback|url=https://www.shimz.co.jp/works/jp_edu_202012_osaka-u.html|title=大阪大学箕面キャンパス 外国学研究講義棟(清水建設 施工実績)|date=20220125165122}}</ref>
| 建築主 = 国立大学法人大阪大学
| 事業主体 =
| 管理運営 =
| 構造形式 = [[鉄骨構造|鉄骨造]](一部[[鉄骨鉄筋コンクリート構造|鉄筋コンクリート造]])
| 敷地面積= 5999.97|敷地面積ref= <ref name="CAS-Net JAPAN">{{Wayback|url=https://cdn.goope.jp/187847/220317113407-62329e1f9af93.pdf#page=18|title=大阪大学箕面キャンパスの計画・設計監修(サステイナブルキャンパス推進協議会 CAS-Net JAPAN)|date=20230417232540}}</ref>
| 建築面積= 4338.62|建築面積ref= <ref name="CAS-Net JAPAN" />
| 延床面積= 24896.54|延床面積ref= <ref name="CAS-Net JAPAN" />
| 状態 =
| 階数 = 地上10階+[[塔屋|PH]]1階
| 高さ = 40.07
| エレベーター数 = 乗用3+人荷用1
| 駐車台数 = 14
| 着工 = 2018年11月
| 竣工 = 2020年12月
| 開館開所 =
| 改築 =
| 解体 =
| 所在地郵便番号 = 562-8678
| 所在地 = 大阪府[[箕面市]]船場東3丁目5番10号
| 緯度度 = 34 |緯度分 = 49 |緯度秒 = 23.1
| 経度度 = 135 |経度分 = 29 |経度秒 = 28.9
| 地図国コード =
| 座標右上表示 = No
| 位置図種類 =
| 文化財 =
| 指定・登録等日 =
| 備考 = 2021年度サステイナブルキャンパス賞(大賞・特別賞)<br />2021年度[[サステナブル建築|おおさか環境にやさしい建築賞]](商業施設その他部門賞)
}}
* 使用学部:外国語学部
* 使用研究科:人文学研究科(外国学専攻、日本学専攻)
* 使用附属施設:日本語日本文化教育センター、外国学図書館<ref group="注釈">大学敷地そばの箕面市立船場図書館内で蔵書を配架していて、敷地の外部であるが、阪大広場(3階デッキ)とともに箕面キャンパスとして構想されている。<br>{{Cite web|和書|url= https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/campus/campus_master_plan/files/2401|title=箕面新キャンパスマスタープラン2018|format=PDF |publisher= 大阪大学|accessdate=2021-04-26}}</ref>
* 所在地:大阪府[[箕面市]]船場東3丁目5番10号
* 最寄り駅:[[北大阪急行電鉄]][[箕面船場阪大前駅]]。北大阪急行・大阪モノレール[[千里中央駅]]からは北へ[[新御堂筋]]沿いを徒歩25分、[[阪急バス]] 新船場北橋(“北向き”もしくは“西向き”)下車徒歩5-10分。
* 外国学研究講義棟<ref name="newminoh">{{WAP|pid=11674545|url=www.osaka-u.ac.jp/ja/oumode/minohnewcampus/minohfaq/newminoh/02|title=外国学研究講義棟 - 大阪大学|date=2021-05-18}}</ref><ref name="coop_minohcampus">{{Cite web|和書|url=https://www.osaka-univ.coop/info/04.html|title=箕面船場新キャンパスの店舗マップ |publisher=大阪大学生活協同組合 |accessdate=2021-04-26}}</ref>
** [[2021年]]竣工。建築面積約4,500m{{sup|2}}、延べ面積約25,000m{{sup|2}}、[[S造]]地上10階建て。
**講義室は棟の1階、4階、5階、6階に、研究室は7 - 10階にある。7階部分は日本語日本文化教育センターに、8階~10階部分は人文学研究科および外国語学部に割り当てられている。
** 1階の北玄関エントランスはシンボル広場に地盤レベルで接続、3階南玄関エントランスはメインデッキ(メインストリート)との出入口で、正面玄関にあたり、[[ピロティ]]の建築デザインとなっている。なお、大学関係者以外は、3階以外のフロアへの立ち入りは禁止。
** 2階に事務室があり、3階に生協の食堂、書籍部・売店がある。原則として棟内全域での[[公衆無線LAN|Wi-Fi]]利用が可能。棟の3 - 6階の指定されたエリアに休憩・歓談できるスペースがある。ほかに小会議室(2階)、中会議室(2階)、学術交流室(2階)、大階段スペース(5階)など。
**食堂の愛称は移転前からの「レインボー」のまま残っている。 なお、11時30分から14時までの営業時間に変わっている。
**旧キャンパスから「烈士の碑」や「世界時計」の[[モニュメント]]が新キャンパスへ移設された(外構北東の坪庭内)。旧キャンパスで「墓石階段」と呼ばれていた [[花崗岩]]の大階段はない。
* 学寮:[[#寮|グローバルビレッジ箕面船場寮]](後出)
 
土地面積は8,000m{{sup|2}}<ref name="capus_area" />。公的文書等では「箕面団地」と称される<ref name="taishin" />。
大学教育実践センター(全学共通教育を担当)や共通教育棟が置かれており、全学共通教育は主として豊中キャンパスで実施される。このため、全学部の新入生が豊中キャンパスに通うことになる。
 
==== 箕面旧キャンパス ====
{{要出典範囲|敷地面積は445,851.08m&sup2;|2008年10月17日 (金) 19:28 (UTC)}}。公的文書等では、「石橋団地」と称される。
[[File:Osaka University of Foreign Studies.JPG|230px|thumb|箕面旧キャンパスの中心部と「墓石階段」]]
[[File:Osaka University Minoh Campus West Gate.JPG|230px|thumb|箕面旧キャンパス西門と外国学図書館]]
[[File:Osaka Monorail running against the backdrop of Osaka University of Foreign Studies.JPG|340px|thumb|彩都側から見た箕面旧キャンパスと大阪モノレール彩都線]]
* 箕面船場東地区へのキャンパス全面移転により[[2021年]]3月をもって廃止された。
* [[大阪モノレール]][[大阪高速鉄道国際文化公園都市線|彩都線]]の[[彩都西駅]]からキャンパス北東側の彩都口まで約8分<ref name="minohpress_20220331" />。出入口の脇には二輪車・自転車駐輪場が設置されていた。
 
外国語学部の中心にある[[花崗岩]]の大階段は、「墓石階段」とも呼ばれている。正門から続く坂は、現在でも「外大坂」と呼ばれている。3つある門にある大学名のプレート(北門は看板)の字体は、[[隷書体]]である。
===== 歴史 =====
豊中キャンパスは、待兼山の大阪医科大学予科校舎に始まる。
 
敷地面積は140,400.04m{{sup|2}}<ref>{{Cite book|和書|title=大阪大学プロフィール2018|chapter=土地・建物|page=17|publisher=大阪大学 企画部 広報課|date=2018年7月}}</ref>。公的文書等では「箕面団地」と称される<ref name="taishin" />。
同予科は、大阪帝国大学の発足に伴い、[[1931年]]に廃止されることになるが、同じ待兼山の地に七年制の大阪府立浪速高等学校が設立されたことにより([[1926年]])、現在のキャンパスの土台が出来上がった
(後に、池の埋め立てや、待兼山に連なる丘陵部の造成により、キャンパスは徐々に拡張・整備されていく)。
 
* '''正門'''
現在、キャンパスのシンボルとなっている「イ号館」(大学教育実践センター共通教育本館、総合学術博物館を併設)は、この浪速高等学校の高等科本館として、[[1929年]]に竣工したものである、。ネオ[[ゴシック]]様式を持つ{{要出典範囲|学内最古の建物|2008年10月17日 (金) 19:28 (UTC)}}。イ号館は[[2004年]]、国の[[登録有形文化財]]となった。
** 守衛室あり
** 至近:箕面福利会館
** 通称・外大坂を登った所にある。
** 歩行者通行が4つの門の中で最も少ない。
* '''西門'''
** 歩行者通用門
** 至近:管理棟、外国学図書館、箕面福利会館
** 間谷住宅地に面しており、[[阪急バス]]の間谷住宅4バス停に至近。門前に箕面キャンパス付近唯一の[[郵便ポスト]]がある。
* '''北通用門(北通用口)'''
** 歩行者通用門
** 至近:向陽寮、もみじ寮、国際学生宿舎(学生寮)
** [[国際文化公園都市]](彩都)に面しており、[[大阪高速鉄道]](大阪モノレール)[[大阪高速鉄道国際文化公園都市線|彩都線]][[彩都西駅]]から徒歩10分ほど。
** 彩都の開発に伴い[[2007年]]3月に新設された門。門前に一般のバイクが駐車できる駐輪場があった。
* '''彩都口'''
** 歩行者通用門
** 至近:箕面留学生会館、日本語日本文化教育センター、サークル棟
** 彩都に面しており、大阪モノレール彩都線彩都西駅から徒歩8分ほど。
** 彩都側に[[2010年]]5月に新設された出入口。北通用門の門前は階段となっていて、彩都西駅方面からの車椅子等での通学に支障があるため、スロープのみで通じる新たな出入口が新設された。この出入口の完成により、彩都西駅から講義棟地域への所要時間が数分短縮された。
 
==== キャンパス移転 ====
また、前述の予科跡地には、[[1932年]]に[[大阪大学医学部附属病院|大阪帝国大学医学部附属医院石橋分院]]が設置された。この分院は[[1968年]]に廃止されたが、その建物は、[[大阪大学医療技術短期大学部|医療技術短期大学部]]本館を経て、[[大阪大学総合学術博物館]](待兼山修学館)として改装され、現在に至っている(現在、マチカネワニはここで展示されている)。
箕面旧キャンパスは施設の老朽化に加え、学生人口の大幅な減少で余剰となっていることもあり、大阪大学90周年で「大阪外国語大学100周年」の[[2021年]]4月、[[北大阪急行電鉄]]の延伸部の新駅[[箕面船場阪大前駅]]東側の高層ビル型キャンパスに全面移転することとなった<ref>{{Cite web|和書|title=大阪大学90周年・大阪外国語大学100周年記念事業 |url=https://www.osaka-u.ac.jp/anniversary2021 |website=大阪大学 |accessdate=2021-04-19|archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11714034/www.osaka-u.ac.jp/anniversary2021|archivedate=2021-08-15|url-status=dead|url-status-date=2023-04}}</ref>。
 
新しい箕面キャンパスは、旧キャンパスから南西に約4kmの距離で、豊中・吹田キャンパスの中間にある「大阪大学が世界に向かう『ヘッドクオーター(司令部)』となるポテンシャルを持つ場所」([[平野俊夫]]総長)に、都市型キャンパスとして整備される<ref name="#1">{{Cite news |和書|title=阪大、箕面キャンパス移転へ 北大阪急行延伸の新駅前に |newspaper=[[産経新聞]]朝刊 |date=2015-06-18}}</ref>。駅前の[[土地区画整理事業]]地の一部を箕面市が買収し、旧キャンパス跡地と交換する。再開発地域は[[図書館]]や市民施設、アパートなどが作られる<ref>{{Cite news |和書|title=北大阪急行延伸 新駅前に大阪・箕面市が文化拠点施設…ホールや図書館、生涯学習センター |newspaper=産経新聞ニュース |date=2018-03-16 |url=https://www.sankei.com/article/20180316-B3VVMRFYTRMTXCQE6HGI62FBWQ |access-date=2022-11-03|archiveurl=https://web.archive.org/web/20221104023921/https://www.sankei.com/article/20180316-B3VVMRFYTRMTXCQE6HGI62FBWQ/|archivedate=2022-11-04|url-status=live}}</ref>が、その一角のビル1棟が外国語学部となり、隣の1棟が寮および留学生会館となる<ref name="campus_minoh">{{Cite web|和書|url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/minoh/minoh.html |date=2021-04-01 |title=箕面キャンパス・マップ |website=大阪大学|accessdate=2021-04-18|archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11674545/www.osaka-u.ac.jp/ja/access/minoh/minoh.html|archivedate=2021-05-16}}</ref>。また、箕面市と大阪大学、卸商団地組合が連携し、スポーツ科学・ヘルスケアの拠点施設「関西スポーツ科学・ヘルスケア総合センター(仮称)」も整備される<ref>{{Cite news |和書|title=「知と技のコラボ」箕面船場 夢広がる新駅 |newspaper=産経新聞朝刊 |date=2014-12-01}}</ref><ref name="#1"/><ref>{{Cite news|url=https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/220209/20220209023.html|title=大阪の南北軸が強化~上島一彦箕面市長インタビュー~|date=2022年2月9日|newspaper=[[大阪日日新聞]]|accessdate=2022-04-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220209024609/https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/220209/20220209023.html|archivedate=2022年2月9日|url-status=live}}</ref>。
長らく古びた学舎群でやってきたが、近年は、建替え・改装の他、研究棟や福利棟の新築も進んでいる。
 
キャンパス移転先の船場東地区では、卸商の数で4割減った繊維卸商団地組合が[[1964年]]設立時から北急の延伸を要望しており、[[2008年]]箕面市長に就任した[[倉田哲郎]]が北急の延伸実現を選挙公約に掲げ、同地区への箕面キャンパス移転を大阪大学に働きかけていた。
===== サークル =====
文系学部が集まっており、共通教育棟が存在することやサークル活動の拠点となる[[明道館 (大阪大学)|明道館]]も設置されていることから、吹田キャンパスに比べて華やかな雰囲気が強い。また人数の割に狭いキャンパスであるため、昼休みになると学内道路にまで学生が溢れかえり、交通に支障を来たすこともしばしばである。
 
旧キャンパス移転後の跡地は、箕面市が“無秩序な乱開発の防止”及び“周辺に広がる良好な住環境の維持”を目的としていったん保有した。その後、箕面市が「大阪大学箕面キャンパス跡地活用事業」を行うこととしており<ref>{{Cite journal |和書 |title=【議事】箕面キャンパス移転に伴う土地・建物の譲渡について |journal =大阪大学経営協議会 平成28年度第2回(議事要旨)|date=2016-09-01|url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/information/committee/keiei/files/H282.pdf |publisher=大阪大学|accessdate=2021-04-16|format=PDF}}</ref><ref>{{cite news|url=https://www.decn.co.jp/?p=119496 |title=大阪府箕面市/大阪大学キャンパス跡地活用/4~5月に事業者公募|publisher=日刊建設工業新聞社|newspaper=日刊建設工業新聞|date=2021年4月7日10面|accessdate=2021-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220702201315/https://www.decn.co.jp/?p=119496|archivedate=2022-07-02|deadlinkdate=2023-04}}</ref>、移転から1年後の2022年3月31日にはこれに係る優先事業交渉者の公募を開始している<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.city.minoh.lg.jp/toukei/atochikoubo.html|title=(報道資料)大阪大学箕面キャンパス跡地活用事業にかかる優先交渉事業者の公募を実施します|date=2022-03-31|publisher=箕面市|accessdate=2022-04-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220331082655/https://www.city.minoh.lg.jp/toukei/atochikoubo.html|archivedate=2022-03-31|url-status=live}}</ref><ref name="minohpress_20220331">{{Cite press release|和書|url=https://www.city.minoh.lg.jp/toukei/documents/atochikoubo.pdf|title=大阪大学箕面キャンパス跡地活用事業にかかる優先交渉事業者の公募を実施します【付属資料:位置図、周辺図、既存建物配置図】|date=2022年3月31日|publisher=箕面市|format=PDF|accessdate=2022-04-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220331083026/https://www.city.minoh.lg.jp/toukei/documents/atochikoubo.pdf|archivedate=2022年3月31日|url-status=live}}</ref>
===== 周辺環境 =====
。同年9月に優先交渉事業者を決定した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.city.minoh.lg.jp/tokuteichiki/documents/yuusennkousyoujigyousyanokettei_1.pdf|title=大阪大学箕面キャンパス跡地活用事業にかかる優先交渉事業者等の決定について|date=2022-09-07|publisher=大阪大学|access-date=2022-09-19|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220919005756/https://www.city.minoh.lg.jp/tokuteichiki/documents/yuusennkousyoujigyousyanokettei_1.pdf|archivedate=2022-09-19|url-status=live}}</ref>。
[[石橋駅 (大阪府)|石橋駅]]から[[石橋 (大阪府)|石橋]]の街中を通り、[[国道171号]]と[[国道176号]]の交差点から登っていく「阪大坂」が、多くの学生にとって馴染み深い通学路である(詳細は[[阪大坂]]を参照)。なお、2007年8月に、大阪大学総合学術博物館がリニューアルし、ミュージアムカフェSAKAもオープンした。
 
=== スクールバス ===
[[大阪府道2号大阪中央環状線]](中環)に面した入口が正門で、柴原駅や豊中学舎前停留所からはほぼここを通る(柴原駅方面からの抜道あり)。ただし正門は自動車中心の出入口であり、石橋に面する阪大坂に比べ人通りは少ない。[[1990年代]]後半のある深夜、正門西側に大学名を刻んだ石柱が立てられたものの、大阪大学内部ではデザイン等が不評で「墓石」などと呼ばれている([[:画像:Osaka-univ Toyonaka frontgate.jpg|画像左側参照]])。なお大学名の石碑は[[阪大坂]]下の路傍にも小さなものがあり、こちらには大阪大学のモットー「地域に生き世界に伸びる」が添え書きされている。
豊中・吹田・箕面間の無料バスが朝7時から夜8時まで運行されている。
 
かつては阪急バスで行き来できていたが、大阪モノレールの[[大阪空港駅]]延伸で廃止され、高運賃の乗り継ぎを余儀無くされた。そこで1998年に当時の総長が総長予算により、かつて存在した無料バスを復活させた。[[2005年]]5月以降は豊中・吹田間無料バスが20分間隔で走るようになり、[[2008年]]4月より、豊中・吹田・箕面間の無料バスも設定された。
===== 豊中キャンパスの門 =====
;正門
*自動車入構管理ゲート有り
*至近:理学研究科・理学部
*大阪中央環状線([[大阪府道2号大阪中央環状線|府道2号]])に面している。
;柴原門
*歩行者通用門
*至近:ラジオアイソトープ総合センター分館
*大阪中央環状線に面しており、[[大阪高速鉄道]](大阪モノレール)[[大阪高速鉄道大阪モノレール線|本線]][[柴原駅]]に至近。
;石橋門
*歩行者通用門
*至近:総合学術博物館・共通教育本館(イ号館)・大学教育実践センター 
*[[国道176号]]と[[国道171号]]の石橋阪大下交差点から[[阪大坂]]を歩く途中。[[阪急電鉄]][[阪急宝塚本線|宝塚線]][[石橋駅 (大阪府)|石橋駅]]に近い。
*石橋駅に近く、入口には駐輪場もあるため、最も歩行者通行の多い門である。この門から入構すると、大学名を刻んだ大岩と待兼山庭園の奥にイ号館が見え、キャンパスのシンボル的景観となっている。
;その他、刀根山寮や国際交流会館の脇にも出入口がある。
 
モノレールが[[阪大病院前駅]]まで延伸された後も、高い運賃と駅から工学部地域までの遠さが嫌われ、混雑していることが多い。休講期間、土日などは原則として運行されない。
==== 箕面キャンパス ====
[[画像:Osaka Univ. of F S.JPG|thumb|240px|大阪大学箕面キャンパスの中心部と「墓石階段」]]
[[画像:大阪大学箕面キャンパス西門.JPG|thumb|240px|大阪大学箕面キャンパス西門と付属図書館箕面分館]]
[[画像:Osaka University of F S.JPG|thumb|340px|彩都側から見た大阪大学箕面キャンパスと大阪モノレール彩都線]]
* 使用学部:外国語学部
* 使用研究科:言語文化研究科言語社会専攻
* 使用附属施設:世界言語研究センター、日本語日本文化教育センター
* [[北大阪急行電鉄]]、[[大阪高速鉄道]](大阪モノレール)[[千里中央駅]]、[[阪急電鉄]][[北千里駅]]から阪急バスで阪大外国語学部前行き、間谷住宅行きに乗車(それぞれ、「阪大外国語学部前」「間谷住宅4」で下車)
* 阪急電鉄[[箕面駅]]から阪急バスで間谷住宅行きに乗車(1~2時間に1本程度)
* [[西日本旅客鉄道|JR]][[茨木駅]]西口(一部阪急電鉄[[茨木市駅]]西口発あり)から阪急バス阪急石橋行き、または阪急電鉄[[石橋駅 (大阪府)|石橋駅]]からJR茨木(一部阪急茨木)行きバスに乗り「小野原」下車、阪大外国語学部前行き、間谷住宅行きに乗り換え。
* JR茨木駅西口、阪急電鉄茨木市駅西口から奥行きバス(但し2時間に1本もない)で「山の口」下車、徒歩(上り坂)約15分
* 他に、外国語学部の授業のある日は授業時間に合わせて、JR茨木駅西口と阪急電鉄箕面駅から学生便が運行されている。
* [[大阪高速鉄道]](大阪モノレール)[[大阪高速鉄道国際文化公園都市線|彩都線]]、[[彩都西駅]]からキャンパス北側の学生寮地区に新設の北通用門(北門)まで約10分、そこから外国語学部講義棟地区まではさらに約5分。箕面キャンパス北門と[[彩都西駅]]間には道路が建設中であるが、現在は仮通路により通行可能。この仮通路は二輪車は通行可能で、北通用門下には二輪車・自転車駐輪場が設置されている。ここに駐輪する際には、入構許可証などが必要とはならず、誰でもバイク通学が可能となっている。(深夜0時から朝7時までの時間帯は北通用門が閉門になるため利用不可)
 
なお、バスの本数が多いとは言えないこと、満員で乗れないこともあること、[[大阪府道2号大阪中央環状線|中央環状線]]の渋滞で延着することなどもしばし起こる。[[原動機付自転車|原付]]や自転車で移動する学生も少なくない。
外国語学部の中心にある[[花崗岩]]の大階段は、「墓石階段」とも呼ばれている。正門からだらだらと続く坂は、現在でも「外大坂」と呼ばれている。3つある門にある大学名のプレート(北門は看板)の字体は、大阪外国語大学時代からの伝統の[[隷書体]]を引き継いでいる。
 
=== 以前のキャンパス ===
食堂は3つある。愛称は「レインボー(本食堂)」「サティア(喫茶・軽食)」「キュート(留学生会館食堂)」。留学生会館食堂「キュート」は留学生会館の1階奥にあるが、留学生でなくても使用できる。箕面キャンパスの食堂で唯一、土曜日も昼間だけであるが営業している。
* 中之島:医学部と歯学部と理学部があった。
* 東野田:工学部のキャンパスがあった。跡地は[[大阪市立東高等学校]]となっている。
* 刀根山:薬学部があった。跡地は[[大阪府立刀根山高等学校]]となっている。
* 一般教養部南校:[[大阪高等学校 (旧制)|旧制大阪高校]]の校地跡。跡地は[[阪南団地]]となっている。
* [[堺市|堺]]:産業科学研究所があった。跡地は浅香山団地。
 
大阪大学の前身である[[適塾]]の建物は、大阪府大阪市中央区北浜三丁目3-8に所在し、大阪大学の管理の下で一般に公開されている。
===== 箕面キャンパスの門 =====
;正門
*守衛室あり
*至近:箕面福利会館会館
*通称・外大坂を登ったところにある。
*歩行者通行が極めて少ない。
;西門
*歩行者通用門
*至近:管理棟・付属図書館箕面分館
*間谷住宅地に面しており、[[阪急バス]]の間谷住宅4バス停に至近。
;北門(北通用門)
*歩行者通用門
*至近:向陽寮・もみじ寮 (学生寮)・箕面留学生会館
*[[国際文化公園都市]](彩都)に面しており、、[[大阪高速鉄道]](大阪モノレール)[[大阪高速鉄道国際文化公園都市線|彩都線]][[彩都西駅]]から徒歩10分ほど。
*彩都の開発に伴い2007年に新設された門。箕面キャンパスで唯一、門前に一般のバイクが駐車できる駐輪場がある。
 
==== スクールバス ====
{{建築物
豊中・吹田間の無料バスが、朝8時から夜7時まで20分間隔で、豊中・吹田・箕面の3キャンパス間の無料バスは、ほぼ1時間おき運行されている。
| 名称 = 大阪大学グローバルビレッジ箕面船場
| 旧名称 =
| 画像 = no
| 画像説明 =
| 用途 = 教育施設
| 設計者 = 株式会社[[類設計室]]
| 施工 = [[村本建設]]株式会社<ref name="muramoto">{{Wayback|url=https://www.muramoto.co.jp/works/20210430|title=大阪大学箕面新キャンパス学寮施設(村本建設 実績紹介)|date=20230308113231}}</ref>
| 建築主 = PFI阪大箕面コ・クリエーションハウス株式会社
| 事業主体 =
| 管理運営 = 株式会社[[合人社計画研究所]]
| 構造形式 = [[鉄骨鉄筋コンクリート構造|鉄筋コンクリート造]]
| 敷地面積= 2000.03|敷地面積ref= <ref name="CAS-Net JAPAN" />
| 建築面積= 1034.93|建築面積ref= <ref name="CAS-Net JAPAN" />
| 延床面積= 10495.86|延床面積ref= <ref name="muramoto" />
| 状態 =
| 階数 = 地上12階
| 高さ = 38.10
| エレベーター数 =
| 戸数 = 学寮 320戸<br />賃貸住宅(職員用) 24戸<br />店舗
| 駐車台数 =
| 着工 = 2019年6月
| 竣工 = 2021年4月
| 開館開所 =
| 改築 =
| 解体 =
| 所在地郵便番号 = 562-8678
| 所在地 = 大阪府[[箕面市]]船場東3丁目5番11号(推定)
| 緯度度 = 34 |緯度分 = 49 |緯度秒 = 23.3
| 経度度 = 135 |経度分 = 29 |経度秒 = 30.7
| 地図国コード =
| 座標右上表示 = No
| 位置図種類 =
| 文化財 =
| 指定・登録等日 =
| 備考 = 2021年度サステイナブルキャンパス賞(大賞・特別賞)<br />2022年度大阪府おおさか気候変動対策賞 特別賞(“涼”デザイン建築賞)
}}
[[学生寮]]は5つある<ref>{{Cite web|和書|title=学寮について |url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/student/general/dormitory.html |website=大阪大学 |accessdate=2021-04-18}}</ref>。
* 刀根山寮(男子・豊中市待兼山町) - [[鉄筋コンクリート造]]4階建て、3棟、[[定員]]142名(日本人学生・[[留学生]]混住、うち日本人学生定員82名)<ref name="web_pamphlet">{{Cite web|和書|url= http://web-pamphlet.jp/osaka-u/2021p/html5.html#page=71|title=大阪大学 GUIDEBOOK 2021|publisher= 大阪大学|accessdate=2021-04-29}}</ref>。
* 清明寮(男子・豊中市宮山町) - 鉄筋コンクリート造4階建て、2棟、定員152名(日本人学生・留学生混住、うち日本人学生定員76名)<ref name="web_pamphlet" />。
* 新稲寮(女子・箕面市新稲) - 鉄筋コンクリート造2階建て、定員40名。
* 大阪大学グローバルビレッジ津雲台寮(男女、シェアタイプは日本人学生・留学生混住)<ref name="globalvillage_tsukumodai">{{Cite web|和書|url=https://globalvillage.icho.osaka-u.ac.jp/tsukumodai/index.html |date=2021-04-01 |title=グローバルビレッジ津雲台 |website=大阪大学グローバルビレッジ |accessdate=2021-04-18|archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11714034/globalvillage.icho.osaka-u.ac.jp/tsukumodai/index.html|archivedate=2021-08-15}}</ref>。
**所在地:大阪府[[吹田市]]津雲台5丁目14番1号<ref name=" patona _tsukumodai">{{Cite web|和書|title=グローバルビレッジ津雲台[施設概要] |url=http://patona-suita-tsukumodai.jp/index.html |website=パナソニック ホームズ株式会社 |accessdate=2021-04-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210615232948/http://patona-suita-tsukumodai.jp/index.html|archivedate=2021-06-15}}</ref>
** [[2020年]]9月竣工。学寮・教職員宿舎エリア - 敷地面積約13,000m{{sup|2}}、延床面積約23,000m{{sup|2}}、鉄筋コンクリート造地上10階建て、1棟<ref>{{Cite journal |和書 |title=【Open Community】グローバルビレッジ(津雲台) |date=2020-11-5 |journal=財務レポート2020 |url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/information/joho/zaimu/files/2020financial-report.pdf |publisher=大阪大学|accessdate=2021-04-29|format=PDF}}</ref>。
**学生寮396室のほか、独身用教職員宿舎224室、単身用教職員宿舎40室、世帯用教職員宿舎40室、 計700室<ref name=" patona _tsukumodai" />。
* 大阪大学グローバルビレッジ箕面船場寮(女子・箕面新キャンパス内)
**所在地:大阪府[[箕面市]]船場東3丁目5番11号(推定)もしくは同3丁目5番20号<ref group="注釈">スーパーフレスコ箕面船場店の所在地から引用。グローバルビレッジ箕面船場寮の正規の[[住居表示]]番号については不詳。</ref>
** 2021年竣工。建築面積1,035m{{sup|2}}<ref name="rui_design">{{Cite web|和書|url=https://www.rui.ne.jp/10317/ |date=2021-04-19 |title=留学生と日本人学生が日常的に交流できる混在型学寮「大阪大学グローバルビレッジ箕面船場」が竣工しました |website=類設計室 |accessdate=2021-04-29}}</ref>、延べ面積10,407.64m{{sup|2}}、鉄筋コンクリート造12階建て、1棟、定員120名<ref name="globalvillage_minohsemba">{{Cite web|和書|url=https://globalvillage.icho.osaka-u.ac.jp/minohsemba/index.html |date=2021-04-01 |title=グローバルビレッジ箕面船場 |website=大阪大学グローバルビレッジ |accessdate=2021-04-18|archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11714034/globalvillage.icho.osaka-u.ac.jp/minohsemba/index.html|archivedate=2021-08-15|url-status=live}}</ref>。
** 1階交流ラウンジは、隣接する外国学研究講義棟と共有する中庭に面してある。 各階に共用のスタディルームがあり、また、ミニ交流スペースもあって、そのうち畳のスペースが設けられている<ref name="rui_design" />。
** 1階の民間附帯施設エリアに[[フレスコ_(スーパー)|スーパーフレスコ]]箕面船場店が出店している<ref>{{Cite news|url=https://www.super-fresco.co.jp/news/corporate/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%B3%E7%AE%95%E9%9D%A2%E8%88%B9%E5%A0%B4%E5%BA%97%E3%81%8C5%E6%9C%8813%E6%97%A5%EF%BC%88%E6%9C%A8%EF%BC%89%E3%81%AB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E8%87%B4-2/|title=フレスコ箕面船場店が5月13日(木)にオープン致しました。|date=2021年5月13日|publisher=[[フレスコ (スーパー)|株式会社ハートフレンド]]|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220208065523/https://www.super-fresco.co.jp/news/corporate/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%B3%E7%AE%95%E9%9D%A2%E8%88%B9%E5%A0%B4%E5%BA%97%E3%81%8C5%E6%9C%8813%E6%97%A5%EF%BC%88%E6%9C%A8%EF%BC%89%E3%81%AB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E8%87%B4-2/|archivedate=2022年2月8日|url-status=live}}</ref>。
 
刀根山寮は豊中キャンパスの敷地の西隅に、清明寮は豊中キャンパスの北東側隣接地に設けられている。刀根山寮・清明寮・グローバルビレッジ津雲台寮は留学生との混住寮である。新稲寮は豊中キャンパスから北に直線距離で2キロメートルほど離れた箕面市内にある。
かつては[[阪急バス]]で行き来できていたが、[[大阪モノレール]]の空港延伸で廃止され、高運賃の乗継ぎを余儀無くされた。そこで当時総長が総長予算をまわして、かつて存在した無料バスを復活させた。また、大阪外国語大学統合後の2008年4月より、豊中・吹田・箕面間の無料バスも設定された。
 
グローバルビレッジ箕面船場寮は外国語学部の寮であり、箕面船場地区の外国語学部の校舎である外国学研究講義棟と同じ敷地に隣接して立つ<ref name="campus_minoh" />。留学生の個室(定員200名)もある学寮で、混住型である。
モノレールが[[阪大病院前駅]]まで延伸された後も高い運賃が嫌われ、混雑していることが多い。休講期間、土日などは原則として運行されない。なお、この無料バスは再履修の学生がよく使うため、再履バスあるいは留年バスとも呼ばれる。しかし、現状では再履修生・留年生の利用よりも、サークル活動などの移動で使う学生の方が多い。所属学部(キャンパス)にかかわらず、サークル活動は特定キャンパス(豊中が多い)で行われることが多いからである。
 
各キャンパスの周辺はともに住宅街であり、学生向けのアパートやマンションも多い。生協がアパート・マンションの紹介なども行っている。
なお、バスが豊中・吹田間でも20分間隔運転と本数が多いとはいえないこと、満員で乗れないこともあること、渋滞で延着することなどもしばし起こるため、原付や自転車で移動する学生もかなり多いが、意外にも近隣の国道171号線を原付や自転車で走っても、バスとの時間的な差はそれほど大きくない。
 
==== かつてあった寮 ====
*豊中・吹田間スクールバス
* 向陽寮(男子・箕面市粟生間谷東) - 鉄筋コンクリート造5階建て、2棟、定員104名。
**1日34往復
* もみじ寮(女子・箕面市粟生間谷東) - 鉄筋コンクリート造4階または5階建て、3棟、定員200名。
*箕面~吹田~豊中間スクールバス
ともに外国語学部の寮であり、箕面旧キャンパスのキャンパス内の北隅にあった。キャンパス移転により、2021年3月をもって廃止された。
**1日11往復
 
箕面旧キャンパス内には、これらの他に鉄筋コンクリート造7階建の国際学生宿舎(女子)が設けられていた。日本人女子学生が30人、外国人女子留学生が10人入寮し、共同生活を行うことによって国際交流の促進に寄与するためのものである。なお、国際学生宿舎は箕面キャンパスの女子寮の名称「もみじ寮」に因み、それよりも良い設備のため「スーパーもみじ」と学生の間で俗称されていた。
 
箕面キャンパスは女子学生の方が圧倒的に多いため、本来は向陽寮の一部であった部分(A2棟の3 - 5階)を「もみじ寮」と称して女子学生が居住していた。
 
=== 留学生・外国人研究者用宿舎 ===
==== 以前のキャンパス ====
[[File:Osaka University Minoh International Student Hall.JPG|240px|thumb|大阪大学箕面留学生会館。奥が1号館で手前が2号館。]]
* 中之島:医学部と歯学部と理学部があった。 - 跡地の現況については、上記[[大阪大学#キャンパス|キャンパス]]を参照。
上記の刀根山寮・清明寮・グローバルビレッジ津雲台寮・グローバルビレッジ箕面船場寮のほか、次のとおり<ref>【大阪大学の外国人向け宿舎】{{Cite web|和書|url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/international/inbound/support/residence.html#students|title=学寮について|publisher=大阪大学|accessdate=2021-04-19|archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11714034/www.osaka-u.ac.jp/ja/international/inbound/support/residence.html|archivedate=2021-08-15|url-status=dead|url-status-date=2023-04}}</ref><ref>【外部研究者、留学生、附属病院患者(またはその家族)向け宿泊施設】{{Cite web|和書|url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/academics/facilities/BandB|title=大阪大学春日丘ハウスほか|publisher=大阪大学|accessdate=2021-04-19}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.osaka-u.ac.jp/en/international/inbound/support/residence.html|title=Residences for International Students|publisher=大阪大学|language=en|accessdate=2023-10-13|archiveurl=|archivedate=|url-status=live}}</ref>。
* 東野田:工学部のキャンパスがあった。 - 跡地は[[大阪市立東高等学校]]となっている。
* 大阪大学吹田留学生会館(男子・吹田市五月が丘)
* 刀根山:薬学部があった。 - 跡地は[[大阪府立刀根山高等学校]]となっている。
* 大阪大学新稲国際学生宿舎(女子・箕面市新稲)※大学院正規課程在籍者に限る<ref>【新稲国際学生宿舎概要】{{Cite web|和書|url=https://www.ist.osaka-u.ac.jp/japanese/news/2.大阪大学新稲国際学生宿舎概要(写真付).docx|title=新稲国際学生宿舎【令和3年4月以降】の入居者募集について|format=DOCX|date=2020-12-11|publisher=大阪大学 国際部国際学生交流課|accessdate=2021-04-19|archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/collections/content/info:ndljp/pid/11714034/www.ist.osaka-u.ac.jp/japanese/news/2.%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%96%B0%E7%A8%B2%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%AD%A6%E7%94%9F%E5%AE%BF%E8%88%8E%E6%A6%82%E8%A6%81%EF%BC%88%E5%86%99%E7%9C%9F%E4%BB%98%EF%BC%89.docx|archivedate=2021-08-15|url-status=dead|url-status-date=2023-04}}</ref>。
* 一般教養部南校:[[大阪高等学校 (旧制)|大高]]の校地跡。 - 跡地は[[阪南団地]]となっている。
* 大阪大学津雲台国際学生宿舎(男女・吹田市津雲台)
* 上本町:大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)があった。跡地は[[大阪国際交流センター]]。
* 大阪大学国際交流会館豊中本館(豊中市待兼山町・豊中キャンパス内)※A棟・B棟は外国人研究者、C棟は外国人留学生向け。
 
* 大阪大学国際交流会館吹田分館(吹田市山田丘・吹田キャンパス内・短期滞在用)※研究者向け
=== 寮 ===
* 大阪大学春日丘ハウス(茨木市南春日丘・吹田キャンパスに隣接・短期滞在用および研究者向け長期滞在用。短期滞在の共同利用研究員や阪大附属病院外来患者およびその家族も宿泊可能。)
[[学生寮]]は5つあり、定員は合計638名となっている。
** 箕面旧キャンパス内には、大阪大学箕面留学生会館1号館・2号館と箕面国際学生宿舎があったが、2021年3月31日をもって閉鎖された。
* 刀根山寮(男子・豊中市待兼山町)
: 鉄筋コンクリート造4階建て、3棟、定員142名
* 清明寮(男子・豊中市宮山町)
: 鉄筋コンクリート造4階建て、2棟、定員152名
* 新稲寮(女子・箕面市新稲)
: 鉄筋コンクリート造2階建て、定員40名
* 向陽寮(男子・箕面市粟生間谷東)
: 鉄筋コンクリート造5階建て、2棟、定員104名
* もみじ寮(女子・箕面市粟生間谷東)
: 鉄筋コンクリート造4階または5階建て、3棟、定員200名
 
刀根山寮は豊中キャンパスの敷地の西隅に、清明寮は豊中キャンパスの北東側隣接地に設けられている。新稲寮は豊中キャンパスから北に直線距離で2キロメートルほど離れた箕面市内にある。向陽寮ともみじ寮は旧大阪外国語大学の寮であり、箕面キャンパスのキャンパス内の北隅にある。
 
箕面キャンパス内には、これらの他に鉄筋コンクリート造7階建の国際学生宿舎(女子)が設けられている。日本人女子学生が30人、外国人女子留学生が10人入寮し、共同生活を行うことによって国際交流の促進に寄与するためのものである。なお、国際学生宿舎は箕面キャンパスの女子寮の名称「もみじ寮」にちなみ、それよりも良い設備のため「スーパーもみじ」と学生の間で俗称されている。
 
各寮とも定員が比較的少ないのは、各キャンパスの周辺はともに住宅街であり、学生向けのアパートやマンションも多いので、寮の必要性が比較的低いためである。生協がアパート・マンションの紹介なども行っている。
 
==== 留学生用宿舎 ====
[[画像:大阪大学箕面留学生会館.JPG|thumb|240px|大阪大学箕面留学生会館]]
* 大阪大学留学生会館(男子・吹田市五月が丘)
* 大阪大学新稲国際寮(女子・箕面市新稲)
* 大阪大学国際交流会館(豊中市待兼山町・豊中キャンパス内)
* 大阪大学国際交流会館吹田分館(吹田市山田丘・吹田キャンパス内・短期滞在用)
* 大阪大学箕面留学生会館(箕面市粟生間谷東・箕面キャンパス内)
** 大阪大学箕面留学生会館は旧大阪外国語大学留学生会館で、1号館と2号館がある。
 
== 対外関係 ==
=== 海外拠点 ===
*大阪大学[[サンフランシスコ]]教育研究センター(Osaka University, San Francisco Center for Education and Research)
*大阪大学[[オランダ]]・[[グローニンゲン]]教育研究センター(Osaka University, Groningen Centre for Education and Research)
*大阪大学[[バンコク]]教育研究センター(Osaka University, Bangkok Center for Education and Research)
 
=== 他大学との協定 ===
* [[サステイナビリティ学連携研究機構]](IR3S) (IR3S)
*: [[2005年]][[8月1日]]に発足した、複数の大学の連携研究機構。主体参加大学は[[東京大学]]、[[京都大学]]、大阪大学、[[北海道大学]]、[[茨城大学]]、([[東洋大学]]、[[立命館大学]]、[[早稲田大学]])。ものづくり分野でのリーダー的存在として[[サステイナビリティ・サイエンス研究機構]](RISS) (RISS) を担当。
* [[8大学工学系研究科長懇談会]]
*: [[工学部]]と[[基礎工学部]]が参加する懇談会。
* [[大学コンソーシアム大阪]]
*: 大阪にある共同体。[[宮原秀夫西尾章治郎]]総長が常任理事を務める(2023年4月時点)
* [[EUインスティテュート関西]]
* [[東アジア研究型大学協会]]
* [[環太平洋大学協会]](APRU) (APRU)
* [[日本オープンコースウェアコンソーシアム]](JOCW) (JOCW)
* [[大学eラーニング協議会]]
* [[関西大学]]と、包括学術交流協定を締結。
* [[大阪公立大学]](包括連携協定、2022年6月17日締結)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2022/06/20001|title=大阪公立大学と包括連携協定を締結しました|date=2022-06-20|publisher=大阪大学|accessdate=2023-06-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230601063642/https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2022/06/20001|archivedate=2023-06-01|url-status=live}}</ref>
* [[関西大学]]と包括学術交流協定を締結。
* [[放送大学学園]]と単位互換協定を結んでおり、放送大学で取得した単位を卒業に要する単位として認定することができる<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.ouj.ac.jp/hp/nyugaku/tanigokan/pdf/tanigokan_annai.pdf |title=2019年度 単位互換案内 |access-date=2023-06-02 |publisher=放送大学 |archive-date=2012-12-24 |archive-url=https://web.archive.org/web/20121224202936/http://www.ouj.ac.jp/hp/nyugaku/tanigokan/pdf/tanigokan_annai.pdf}} p.12</ref><ref>{{Cite book|和書|url=https://www.ouj.ac.jp/about/tanigokan-renkei/staff/tanigokan_annai_2023-1.pdf#page=14|title=2023年度 単位互換案内|chapter=単位互換協定締結校一覧|page=12|publisher=放送大学学園|date=2023-04|format=PDF}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.ouj.ac.jp/about/tanigokan-renkei/school/|title=単位互換協定締結校|publisher=放送大学|accessdate=2023-06-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230510183142/https://www.ouj.ac.jp/about/tanigokan-renkei/school/|archivedate=2023-05-10|url-status=live}}</ref>。
 
=== 行政との包括協定 ===
地域に貢献するため、近隣自治体と包括協定を結んでいって。[[池田市]]とも締結する予定
* [[大阪吹田市]](2007(2004610月締結<ref>[http://www.city.suita.osaka.jp/keikakuchouseikakuka/newsbunka/20070604daigaku/daigaku/handai/handai.htmlhtm 大阪大学と大阪市とが「連携協力に関する包括協定」を結びます](大阪 {{webarchive |url=https://web.archive.org/web/20070928165511/http://www.city.suita.osaka.jp/kakuka/bunka/daigaku/daigaku/handai/handai.htm |date=2007-09-28}} 吹田計画調整局)</ref>)
* [[吹田豊中市]](2004(200710[[227日]]締結<ref name="toyonaka_minoo">{{PDFlink|[httphttps://www.city.suita.osaka-u.ac.jp/kakukamigr/bunkapdf/daigakujp/daigakupress/handainow/handaipdf/now96.htmpdf 阪大NOW No.96 2007 4月号]}} p.39「豊中市および箕面市連携](吹田市)協力に関する包括協定締結」</ref>)
* [[豊中箕面市]](2007年2[[322日]]締結<ref name="toyonaka_minoo" />[<ref>{{Wayback |url=http://wwwwww2.city.toyonakaminoh.osaka.jp/toyonakaKOUHOU/annaiMINOHTOPIX/kankyoTOPIXAGO0703/houkatu_kyoutei/]{{Deadminohtopix070322.html link|title=大阪大学と箕面市が包括協定を締結! |date=20070927005100}} 箕面市</ref>)
* [[箕面茨木市]](2007年3[[514日]]締結<ref>{{PDFlink|[httphttps://www2.city.minohwww.osaka-u.ac.jp/KOUHOUmigr/MINOHTOPIXpdf/TOPIXAGO0703jp/press/now/pdf/minohtopix070322now97.htmlpdf 阪大学と箕面NOW No.97 2007 6月号]}} p.28「茨木が包括と連携協力に関する協定締結!](箕面市)</ref>)
* [[大阪市]](2007年[[6月6日]]締結<ref name="osaka_ikeda">{{PDFlink|[https://www.osaka-u.ac.jp/migr/pdf/jp/press/now/pdf/now98.pdf 阪大NOW No.98 2007 8月号]}} p.32「大阪市及び池田市と連携協力に関する協定締結」</ref><ref>[http://www.city.osaka.jp/keikakuchousei/news/20070604.html 大阪大学と大阪市とが「連携協力に関する包括協定」を結びます] 大阪市計画調整局</ref>)
* [[茨木市]](2007年5月締結<ref>[http://www.city.ibaraki.osaka.jp/contents/mobile/i/info/houkatukoutei.html] {{Dead link}}</ref>)
* [[池田市]](2007年[[6月26日]]締結<ref name="osaka_ikeda" />)
* [[堺市]] (2007年12月締結<ref>[http://www.city.sakai.osaka.jp/city/info/_koho/pub0712/17_01.pdf 堺市と大阪大学とが連携協力に関する協定書を締結しました]</ref>)
* [[堺市]](2007年[[12月17日]]締結<ref>{{PDFlink|[https://www.osaka-u.ac.jp/migr/pdf/jp/press/now/pdf/now102.pdf 阪大NOW No.102 2008 2月号]}} p.29「堺市との連携協力に関する包括協定締結」</ref><ref>[http://www.city.sakai.osaka.jp/city/info/_koho/pub0712/17_01.pdf 堺市と大阪大学とが連携協力に関する協定書を締結しました] {{webarchive |url=https://web.archive.org/web/20120516082315/http://www.city.sakai.osaka.jp/city/info/_koho/pub0712/17_01.pdf |date=2012-05-16}} 堺市</ref>)
* [[摂津市]](2008年[[12月1日]]締結<ref>{{PDFlink|[https://www.osaka-u.ac.jp/migr/pdf/jp/press/now/pdf/now107.pdf 阪大NOW No.107 2008 12月号]}} p.40「摂津市と連携協力に関する包括協定締結」</ref>)
* [[尼崎市]](2011年[[6月29日]]締結<ref>{{PDFlink|[https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/publicrelation/now/files/now126.pdf 『阪大NOW 』No.126 2011 8月号]}} p.53</ref>)
* [[能勢町]](2015年[[2月17日]]締結<ref>{{cite news|url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2015/02/20150219_01 |title=大阪府能勢町と包括協定を締結しました|publisher=大阪大学|newspaper=ニュース&トピックス|date=2015年2月19日|accessdate=2021-04-27}}</ref>)
* [[大阪府庁|大阪府]](2017年[[12月6日]]締結<ref>{{cite news|url=https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2017/12/06_01 |title=大阪府と包括連携協定を締結しました|publisher=大阪大学|newspaper=ニュース&トピックス|date=2017年12月6日|accessdate=2021-04-27}}</ref>)
 
=== 産学連携 ===
* [[富国生命]]と「健全な心と身体づくりに根ざした、和やかで豊かな社会、持続可能な社会作りに貢献可能な生活補完科学の発展」をテーマに組織的連携協定を締結。
* [[ダイキン工業]]と[[人工知能|AI]]や[[モノのインターネット|IoT]]などについての包括共同研究契約を締結(2017年からの10年間で56億円)<ref>[https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00433281 ダイキン、阪大とIoT・AI研究 10年で56億円提供]『[[日刊工業新聞]]』2017年6月26日(電機・電子部品・情報・通信面)2018年6月11日閲覧。</ref>。
* [[一般社団法人]] 臨床医工情報学コンソーシアム関西<ref>[https://conso-kansai.or.jp/ 一般社団法人 臨床医工情報学 コンソーシアム関西](2021年4月27日閲覧)</ref>
 
===産学連携 起業支援 ===
大阪大学共創機構<ref>[https://www.uic.osaka-u.ac.jp/2427/ 大阪大学共創機構 産学共創・渉外本部](2019年11月9日閲覧)</ref>や[[大阪大学ベンチャーキャピタル]]株式会社(OUVC)<ref>{{Cite web|url=https://www.ouvc.co.jp/policy|title=投資方針|publisher=大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社|accessdate=2019-11-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20191109112439/https://www.ouvc.co.jp/policy|archivedate=2019-11-09}}</ref>が大学発[[ベンチャー企業]]の起業支援や、大学内シーズと学外の橋渡しによる事業化を手掛けている。
*[[富国生命]]と「健全な心と身体づくりに根ざした、和やかで豊かな社会、持続可能な社会作りに貢献可能な生活補完科学の発展」をテーマに組織的連携協定を締結。
 
=== 広報活動(ラジオ番組) ===
広報活動の一環として[[朝日放送グループホールディングス|朝日放送]]・[[朝日放送ラジオ|ABCラジオ]]と大阪大学工学部・工学研究科の共同制作番組が[[2005年]]度から放送されている。
* 2005年度(同年10月-[[2006年]]3月)
** [[羽谷直子]]の[[羽谷直子のきゃぴきゃぴキャンパス@阪大|きゃぴきゃぴキャンパス@阪大]](水曜未明1:30-2:00)
* 2006年度(同年10月-[[20072011]]3月予定
** [[どんなんかな?阪大工学部]](月曜21:00-21:30)
 
連携協定を締結している箕面市との連携事業として、「[[箕面FMまちそだて|みのおエフエム]]」放送(愛称「タッキー816」)で2010年4月から『まちのラジオ(大阪大学社学連携事業)』と題した番組の放送が月に一度行われている。大学と社会のつながりをテーマにする中で、特に2021年度は移転して間もない箕面新キャンパスの紹介が取り上げられている<ref>{{Cite web|和書|title=まちのラジオ第2週 夢いっぱい!船場の新図書館、国立大学と市の共同運営は全国初!?|url=https://fm.minoh.net/blog/?p=24272|date=2021-06-10|publisher=タッキーブログ|website=タッキー81.6みのおエフエム|accessdate=2021-10-10}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=まちのラジオ第2週 「箕面国際フェスティバル」まで、あと1カ月!|url=https://fm.minoh.net/blog/?p=24272|date=2021-09-09|publisher=タッキーブログ|website=タッキー81.6みのおエフエム|accessdate=2021-10-10}}</ref>。
=== 交流協定校 ===
* 2020年度:毎月第2木曜日 15時~16時(再放送は同日21時~22時・その週末の日曜日 13時~14時)
共同研究や研究者・学生の交流を行うため、53の大学・機関と大学間交流協定を結んでいる。
* 2021年度は、箕面新キャンパス初年度の大学祭「箕面国際フェスティバル」での「みのおエフエム」公開収録が実現した(2021年10月3日13:45-15:45に収録、後日10月9・10日放送)<ref>{{PDFlink|[https://kokusaifes.com/kikaku/wp-content/uploads/sites/5/2021/09/d2cb6b877935d3c6f0320bf9933f8b1f.pdf&#11; 国フェス×みのおエフエム公開収録 - 2021年度『箕面国際フェスティバルパンフレット』ダウンロード版]}}</ref>。
※大学・機関名(国籍、締結年)
* [[チュラーロンコーン大学]](タイ、1988)
* [[コーネル大学]](米国、1989)
* [[上海交通大学]](中国、1994)
* [[釜山大学校]](韓国、1995)
* [[オーストラリア国立大学]](オーストラリア、1995)
* [[西安交通大学]](中国、1995)
* [[ケベック州大学学長校長協議会]](カナダ、1996)
* [[ワシントン大学 (UW)|ワシントン大学]](米国、1996)
* [[マギル大学]](カナダ、1996)
* [[武漢大学]](中国、1996)
* [[ルーヴァン・カトリック大学]](UCL)(ベルギー、1996)
* [[ミュンヘン工科大学]](ドイツ、1996)
* [[モナシュ大学]](オーストラリア、1996)
* [[ミュンヘンルートゥヴィヒ・マクシミリアン大学]](ドイツ、1996)
* [[オーボアカデミー大学]](フィンランド、1997)
* [[マヒドン大学]](タイ、1997)
* [[全南大学校]](韓国、1997)
* [[マックマスター大学]](カナダ、1997)
* [[ノッティンガム大学]](英国、1997)
* [[デルフト工科大学]](オランダ、1998)
* [[延世大学校]](韓国、1998)
* [[グルノーブル大学連合]](フランス、2000)
* [[ストラスブール大学連合]](フランス、2000)
* [[ブリティッシュ・コロンビア大学]](カナダ、2000)
* [[モンゴル国立大学]](モンゴル、2000)
* [[ソウル大学校]](韓国、2000)
* [[ウェズリアン大学]](米国、2001)
* [[スウェーデン王立工科大学]](KTH)(スウェーデン、2001)
* [[北京大学]](中国、2001)
* [[カロリンスカ大学]](スウェーデン、2001)
* [[テキサスA&M大学]](米国、2001)
* [[ナザレスカレッジロ-チェスタ校]](米国、2001)
* [[復旦大学]](中国、2001)
* [[カリフォルニア大学]](米国、2002)
* [[浙江大学]](中国、2002)
* [[グローニンゲン大学]](オランダ、2002)
* [[ベトナム国立大学ハノイ校]](ベトナム、2002)
* [[マドリッドアウトノマ大学]](スペイン、2003)
* [[南京大学]](中国、2003)
* [[スイス連邦工科大学ローザンヌ校]](スイス、2004)
* [[清華大学]](中国、2004)
* [[ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン]](UCL)(英国、2004)
* [[ピエール・マリー・キュリー大学]] (フランス、2005)
* [[フランス国立科学研究センター]](フランス、2005)
* [[タイ王国保健省医科学局]](タイ、2005)
* [[アーヘン工科大学]](ドイツ、2005)
* [[慶尚大学校]](韓国、2005)
<!--
2006年締結分は締結月順不同
-->
* [[カセサート大学]](タイ、2006)
* [[モンクット王工科大学トンブリ校]](タイ、2006)
* [[タマサート大学]](タイ、2006)
* [[忠南大学校]](韓国、2006)
* [[国立成功大学]](台湾、2006)
* [[デ・ラ・サール大学]](フィリピン、2006)
 
=== 国際交流協定校 ===
以下は、旧大阪外国語大学からひきついだ学術交流協定校(締結年月日順不同))
共同研究や研究者・学生の交流を行うため、129の大学・機関と大学間交流協定を結んでいる。また617の大学・機関と部局間協定を結んでいる。(2019年9月1日時点)
{{大阪大学の国際交流協定校}}
 
== 附属学校等 ==
中国
* [[大阪大学歯学部附属歯科技工士学校]]
* [[上海外国語大学]]
* [[大阪大学医学部附属助産婦学校]](1997年閉校)
* [[北京語言大学]]
* [[大阪大学医療技術短期大学部]](1996年廃止)
* [[北京外国語大学]]
<!-- 他大学でも同種の話題があり、この記事にだけ記載があるのは不自然。WP:NOTNEWS、WP:NOTSOCIALに照らしても記載の必要性がない
* [[復旦大学]]
== 不祥事 ==
* [[北京師範大学]]
=== 地震データ捏造問題 ===
* [[華中師範大学]]
[[2017年]]10月、2016年に発生した[[熊本地震 (2016年)|熊本地震]]に関する[[京都大学]]、[[産業技術総合研究所]]との研究チームが公表した観測データのうち、大阪大学の准教授らが公開した[[熊本県]][[益城町]]の地震波データに「不自然な点がある」との外部の指摘を受けて取り下げた<ref>[https://www.asahi.com/sp/articles/ASKB25H7NKB2PLBJ008.html 熊本地震のデータ「不自然」 阪大「捏造かも含め調査」][[朝日新聞デジタル]](2017年10月2日)</ref>。大阪大学は内部調査の結果、捏造の疑惑を払拭できなかったとして学外の専門家を含めた本調査を行うと発表した<ref>「[https://web.archive.org/web/20180108174829/http://www.sankei.com/smp/west/news/171130/wst1711300031-s1.html 熊本地震データ捏造疑惑、阪大が本調査へ 来年4月に結果を公表」]産経WEST(2017年11月30日)</ref>。
* [[同済大学]]
* [[深セン大学]]
* [[山東交通学院]]
* [[香港大学専業進修学院]]
 
=== 個人情報漏洩 ===
韓国
2017年12月、教職員や学生ら6万9549人分の個人情報が外部に流出し、最大で約8万人の教職員や学生の氏名やメールアドレスが漏洩した可能性があることを明らかにした。さらに教職員59名のメールが外部から閲覧されていたことも公表した<ref>「[https://web.archive.org/web/20180108174922/http://www.sankei.com/smp/west/news/171213/wst1712130035-s1.html 大阪大で8万人の個人情報漏洩の恐れ 教員ID使い海外から不正アクセス」産経WEST(2017年12月13日)</ref>。
* [[世宗大学校]]
* [[慶熙大学校]]
 
=== 入学試験における出題ミス ===
フィリピン
[[2018年]]1月、2017年2月実施の一般入試(前期日程)の物理において出題に誤りがあり、再採点の結果、不合格と判定した30名が合格していたと公表した。また、本来は第一志望の学科に合格していたにもかかわらず、不合格と判定され、第二志望の学科に入学した学生も9名いるとした。6月に、高校や大学の教員らによる「物理教育を考える会」が、同会の会合に出席していた作成責任者にミスを指摘、8月にも予備校教師から2度にわたり出題ミスを指摘されていたにも関わらず、問題作成者2名のみで共有して、放置し12月に再度外部から指摘を受けて行った調査によって発覚した<ref>[https://mainichi.jp/articles/20180107/k00/00m/040/083000c 大阪大採点ミス 予備校通い、突然電話で「合格」に混乱]毎日新聞 2018年1月7日</ref><ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25429780Y8A100C1AC8000/ 大阪大入試ミス外部指摘を学内で共有せず、対応半年遅れに]日本経済新聞 2018年1月8日</ref>。[[林芳正]][[文部科学大臣]]は、「ミスがあったことは遺憾だ。こういうことがないようにしっかりやってほしい」として再発防止を求めるコメントを発表した<ref>「[https://web.archive.org/web/20180108120423/https://www.jiji.com/sp/article?k=2018010700182&g=soc 遺憾、再発防止を=阪大入試ミスで-林文科相]」[[時事通信]](2018年1月7日)</ref>。
* [[アテオネ・マニラ大学]]
* [[フィリピン国立大学]]
 
=== センター試験における教授の居眠り ===
タイ
2018年1月13日に実施された[[大学入試センター試験]]の国語の試験において40代の大学院高等司法研究科教授が監督中に居眠りをし、[[鼾]]をかいていたとして、同教授を訓告処分、責任者の3人を厳重注意処分としたことを公表<ref>「[https://web.archive.org/web/20180115204702/https://www.jiji.com/sp/article?k=2018011501233&g=soc センター試験監督で居眠り=教授を訓告処分-阪大]」時事通信(2018年1月16日)</ref>。林文科相は「大阪大では昨年の入試にミスがあり、再発防止の取り組みを実施している中での事案で大変遺憾だ」と批判し、「大学に対して15日に、一層緊張感を持って入試業務に取り組むよう厳しく指導した」ことを明らかにした<ref>[https://web.archive.org/web/20180117011925/http://www.sankei.com/smp/west/news/180116/wst1801160041-s1.html 「入試ミスもあったのに」 文科相、阪大のセンター試験監督中の居眠りを批判] 産経WEST(2018年1月16日)</ref>。
* [[コーンケーン大学]]
* [[シンラパコーン大学]]
* [[タンマサート大学]]
* [[チェンマイ大学]]
* [[チュラーロンコーン大学]]
* [[ランシット大大学]]
 
=== AO・推薦入試における出題ミス ===
ベトナム
2018年2月実施の基礎工学部システム工学科のAO・推薦入試において口頭試問の際、試験問題や資料の配布を忘れるミスがあり、4人に対して再受験を実施、1人を追加合格とした。大学当局は面接した教授3人を訓告処分とした<ref>「[https://www.sankei.com/article/20180214-EQVYHKD4ERPW7DCOPPRPFREOGU/ 大阪大、また入試ミス AO・推薦入試で試験問題配布忘れ 再試験で1人追加合格]」産経WEST](2018年2月14日)</ref>。西尾章治郎総長は「昨年来、入試にかかる問題が発生し、全学を挙げて再発防止に取り組む中、自覚と責任感を欠いた行動は極めて遺憾」であるとした<ref>「[https://www.asahi.com/sp/articles/ASL2G3GPZL2GPTIL00F.html 大阪大が入試ミス 資料見せずに口頭試問 1人追加合格]」朝日新聞デジタル(2018年2月14日)</ref>。
* [[ホーチミン市国家大学]]
* [[ハノイ外国語大学]]
* [[ハノイ国家大学]]
* [[ハノイ師範大学]]
* [[ホーンバーン大学]]
 
=== 教授によるアカハラ問題 ===
パキスタン
同大学大学院国際公共政策研究科の60歳代の男性教授が、[[2015年]]から[[2016年]]に掛けて、研究室に所属する複数の学生や学会の事務局スタッフらに対し、授業後に実施する[[懇親会]]に参加するよう強制するなどの[[アカデミックハラスメント]]を繰り返し行い、[[2018年]][[2月22日]]に[[停職]]3ヵ月の[[懲戒処分]]となった<ref>「[https://web.archive.org/web/20180612141656/http://www.sankei.com/west/news/180222/wst1802220044-n1.html 阪大、60代男性教授を停職3カ月 学生らへの複数のハラスメントで]」産経WEST](2018年2月22日)</ref>。-->
* [[パンジャーブ大学]]
 
== 評価 ==
オーストラリア、ニュージーランド
=== 採択されているプログラム ===
* [[モナシュ大学]]
* [[現代的教育ニーズ取組支援プログラム]]
* [[ウェリントン・ビクトリア大学]]
** [[リノベーション]]まちづくりデザイナーの養成
** 国際的な人材養成に資するコンテンツ開発
* [[特色ある大学教育支援プログラム]]
** コアリッションによる工学教育の相乗的改革(共同)
** [[大学対抗交渉コンペティション]](共同)
** 進化する理学教育プログラム
* [[大学教育の国際化推進プログラム]]
** 融合科学を国際的視野で先導する人材の育成
* [[法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム]]
** 実務技能教育教材共同開発共有プロジェクト(共同)
** 科学技術[[リテラシー]]を備えた先端的法曹養成
* [[魅力ある大学院教育イニシアティブ]]
** ソーシャルネットワーク型人文学教育の構築
** 「実践的研究者」養成をめざす人間科学教育
** 存在感ある若手研究者養成のための教育改革
** インタラクティブ大学院教育
** 学習コミュニティに基盤を置く大学院教育
** 先導的教育研究融合プログラム
** 実践力向上のメンター制とPBリーダー養成
** 統合デザイン力教育プログラム
** 学際新領域を先導する21世紀基礎工学教育
** ソフトウェアデザイン工学高度人材育成コア
** 国際公益セクターの政策エキスパート養成
** 生命先端工学国際創造教育プログラム
** 先端通信エキスパート養成プログラム
 
=== ランキング ===
*『[[タイムズ・ハイアー・エデュケーション]]』([[イギリス]]『[[タイムズ]]』紙系の教育専門誌)による[[THE世界大学ランキング]]に毎年ランクインしており、2022-2023(2022年度)では、第251-300位、アジア同点35位、国内第4位である<ref>{{Cite web |url=https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2023/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats |title=World University Rankings 2023 |website=Times Higher Education (THE) |accessdate=2022-11-19 |language=en}}</ref>。
* [[テヘラン大学]]
{|class="wikitable" style="text-align:center; margin:1em 0 0 2em;"
* [[シーラーズ大学]]
|+タイムズ・ハイアー・エデュケーション 世界大学ランキング 2014-2022
* [[文書財産研究センター]]
! !!2014年!!2015年!!2016年!!2017年!!2018年!!2019年!!2020年!!2021年度!!2022年度
* [[文化研究所]]
|-
* [[イスラーム大百科事典編纂所]]
!世界ランク
|157||251-300||251-300||201-250||201-250||301-350||351-400||301-350||251-300
|-
!アジア順位
|16||23||28||19||28||33||45||=39||=35
|-
!国内順位
|4||5||4||3||3||5||5||=4||4
|}
:*順位の数字の前の「イコール記号」は、同点順位であることを表す。
{|class="wikitable" style="text-align:center; margin:0 0 0 2em;"
|+タイムズ・ハイアー・エデュケーション 世界大学ランキング 2004-2013
! !!2004年!!2005年!!2006年!!2007年!!2008年!!2009年!!2010年!!2011年!!2012年!!2013年
|-
!世界ランク
|69||105||70||46||44||43||130||112||147||144
|-
!アジア順位
|11||17||13||8||7||6||17||11||17||15
|-
!国内順位
|4||4||3||3||3||3||4||4||5||4
|}
 
*タイムズ・ハイヤー・エデュケーションが[[ベネッセコーポレーション|ベネッセ]]と連携して日本の大学の評価を発表している『THE世界大学ランキング日本版2022』では、同点の[[東京工業大学]]と競り合いながらも、前回より総合順位を一つ繰り上げて同点第3位に確保した<ref>{{Cite web|和書|url=https://japanuniversityrankings.jp/rankings/total-ranking/|title=大学ランキング|work=THE 世界大学ランキング 日本版|publisher=ベネッセコーポレーション|accessdate=2022-04-16}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.timeshighereducation.com/rankings/japan-university/2022#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats|title=Japan University Rankings 2022|website=Times Higher Education 2022|publisher=タイムズ・ハイヤー・エデュケーション|language=en|accessdate=2022-04-16}}</ref>。
シリア
* [[ダマスカス大学]]
* [[アレッポ大学]]
 
*『[[世界大学学術ランキング]]』(ARWU)(Shanghai Ranking Consultancy(中国・[[上海市]])が発行)では、2021年は第151-200位、国内第5-7位である<ref>{{Cite web |url=http://www.shanghairanking.com/rankings/arwu/2021 |title=ShanghaiRanking's Academic Ranking of World Universities 2021 |publisher=Shanghai Ranking Consultancy |accessdate=2022-11-19 |language=en}}</ref>。
エジプト
* [[カイロ大学]]
 
*『[[QS世界大学ランキング]]』(英国、クアクアレリ・シモンズ社)では、2021年は第72位、アジア第20位、国内第4位である<ref>{{Cite web |url=https://www.topuniversities.com/universities/osaka-university |title=Osaka University : Rankings, Fees & Courses Details |website=Top Universities |publisher=Quacquarelli Symonds |accessdate=2022-11-19 |language=en}}</ref>。
チュニジア
* [[カルタゴ11月7日大学]]
* [[チュニス・エル・マナール大学]]
 
*『[[CWUR世界大学ランキング]]』では、2021年は第78位、国内3位である<ref>{{Cite web |url=https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2023/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats |title=GLOBAL 2000 LIST BY THE CENTER FOR WORLD UNIVERSITY RANKINGS |publisher=Center for World University Rankings |accessdate=2022-11-19 |language=en}}</ref>。
メキシコ
* [[モレロス州立自治大学]]
* [[メキシコ国立大学院大学]]
* [[メキシコ国立自治大学]]
 
*2021年に[[日本経済新聞社]]と[[日経HR]]が実施した「企業の人事担当者からみたイメージ調査」で、大阪大学は全国総合で第11位にランキングされた<ref>{{Cite web|和書|title=《日経HR》企業の人事担当者から見た大学イメージ調査 『就職力ランキング』 |url=https://www.nikkeihr.co.jp/news/2021/0602435.html |accessdate=2021-07-18 |archivedate=2021-06-02 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20210602073856/https://www.nikkeihr.co.jp/news/2021/0602435.html|url-status=live}}</ref>。
ブラジル
* [[ジュイース・デ・フォーラ連邦大学]]
* [[リオデジャネイロ州立大学]]
 
* [[ダイヤモンド社]]の2006年年9月23日発行のビジネス誌『[[週刊ダイヤモンド]]』94巻36号(通巻4147号)「出世できる大学」と題された特集の出世力ランキングで、大阪大学は、第6位<ref>{{Cite web|和書|title=週刊ダイヤモンド 出世できる大学ランキング |url=http://www.businesshacks.com/2006/09/post_65bb.html |website=流行りモノと気になるビジネス書のログ |accessdate=2022-11-19}}</ref>にランキングされた。
ペルー
* [[ペルー・カトリック大学]]
* [[聖心女子大学]]
 
*『[[週刊エコノミスト]]』(2010年8月31日号)に掲載された「卒業生数の割に役員・管理職の人数が多い度合い」で、大阪大学は、第38位にランキングされた<ref>{{Cite web|和書|title=「有名大学卒ほど出世しやすい」はもはや昔の話?小樽商科、滋賀、大阪市立――地方の意外な実力校 |url=https://diamond.jp/articles/-/15093 |website=ダイヤモンド・オンライン |date=2011-11-30 |access-date=2023-06-02 |language=ja}}</ref>。
イギリス
* [[エセックス大学]]
* [[ロンドン大学]]東洋アフリカ研究学院
* [[オックスフォード大学]]
* [[シェフィールド大学]]
 
== 脚注 ==
イタリア
{{脚注ヘルプ}}
* [[ナポリ東洋大学]]
=== 注釈 ===
{{Notelist|2}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
 
== 関連項目 ==
オーストリア
* [[ウィーン大阪外国語大学]]
* [[大学コンソーシアム大阪]]
 
オランダ
* [[ライデン大学]]
 
ベルギー
* [[ルーヴァン・カトリック大学]]
 
スイス
* [[チューリヒ大学]]
 
フランス
* [[テュールーズ・ル・ミライユ大学]]
* [[プロヴァンス大学]]
* [[リール政治学院]]
 
ドイツ
* [[デュッセルドルフ大学]]人文学部
* [[ノルトライン・ヴェストファーレン州立言語研究所]]
* [[ミュンヘン大学]]日本センター
 
スペイン
* [[バルセロナ自治大学]]
* [[バリャドリード大学]]
* [[サンティアゴ・デ・コンポステラ大学]]
 
ポルトガル
* [[リスボン大学]]
 
北欧諸国
* [[イェーテボリ大学]](スウェーデン)
* [[コペンハーゲン大学]](デンマーク)
* [[ベルゲン大学]](ノルウェー)
 
東欧諸国
* [[ブカレスト大学]](ルーマニア)
* [[ヤギェウォ大学]](ポーランド)
* [[ソフィア大学]](ブルガリア)
* [[エトヴェシュ・ロラーンド大学]](ハンガリー)
* [[カローリ・ガーシュパール カルビン派大学]](ハンガリー)
 
ロシア
* [[ウラル大学]]
* [[極東国立工科大学]]
 
中央アジア
* [[アル・ファラビカザフ民族大学]]
 
アメリカ合衆国
* [[ウィスコンシン大学]]マディソン校
* [[カリフォルニア大学]]バークレー校
* [[ジョージア大学]]
* [[ジョージア州立大学]]人文学部
* [[ベイツ大学]]
<!--
 
== 社会との関わり ==
Stub
 
※これまでの節で言及されず、かつ特記する事象がある場合、この節を設ける。
※この節で取り扱う内容は、歴史的にどのような価値を持つのかがその大学をほとんど知らない人にも理解でき、かつ、学外で取り上げられた事象とする。具体的には
* 政治・経済・国際関係・戦争
* 哲学・科学・教育・学芸文化
* 文学・音楽・芸術・スポーツ
* 社会通念・制度・宗教・地域社会
等とその大学がどのように関わったかという事例が考えられる。
※当該大学にとって不名誉な内容であってもそれが社会的に大きな意味を持つ場合には、その事象が大学とどのように関わり、社会的・歴史的にどのような意義を持ち、さらにWikipediaを利用する人に理解できる文章で記述できるのであれば掲載可能である。逆に大学にとって広報したい名誉な内容についてもその事象が大学とどのように関わり、Wikipediaで掲載しておく必要性を社会的・歴史的な意義をきちんと明示しながらWikipediaを利用する人に理解できる文章で記述できるのであれば掲載可能である。
xxxx年に発生した○○事件は…
-->
 
== 附属学校等 ==
* [[大阪大学歯学部附属歯科技工士学校]]
* [[大阪大学医学部附属助産婦学校]](1997年閉校)
* [[大阪大学医療技術短期大学部]](1996年廃止)
 
== Wiki関係他プロジェクトリンク ==
<!-- ※Wikipedia以外の姉妹プロジェクトへのリンクはここでまとめる。具体的な姉妹プロジェクトはメインページ参照。 -->
{{Commons|Category:Osaka University}}
{{Commons|Category:University of Osaka}}
*[[Commons:メインページ|ウィキメディア・コモンズ(Wikimedia Commons)]]
**[[{{Commons:Category:Osaka|Representation of Imperial University (Japan)|大阪博士の肖像 (帝国大学]])}}
{{ウィキプロジェクトリンク|大学|[[File:P Education.png|39px|ウィキプロジェクト 大学]]}}
* [[b:メインページ|ウィキブックス(Wikibooks)]]
* [[Commons:メインページ|ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)]]
** [[Commons:Category:University of Osaka|大阪大学]]
* [[b:メインページ|ウィキブックス (Wikibooks)]]
** [[b:阪大対策|阪大対策]]
 
== 外部リンク ==
<!--
<!-- ※ここには大学の公式サイトのみ入れる。校友会・保護者会・教職員組合・学生自治会などのサイトは入れない。通常、大学公式サイトは1ドメインになっているはずだが、何らかの理由で大学公式サイトが複数のドメインに分かれている場合は、その理由や背景が関係者以外にも判るように明記した上で追加することが可能である。 -->
== 関連項目 ==
* {{Official website|name=大阪大学}}
※大学に関する関連項目は原則として本文中にリンクする。関連項目は原則として使用しない。たとえば何かの説明をするために創立者の出身地を紹介する必要がある場合には必要とする項目へ記載する。本文では説明できないが関連項目として他の記事にリンクをする必要がある場合には事前にノートで理由とともに提案を行い、同意が得られた場合にのみ掲載できる。
-->
== 公式サイト ==
* [http://www.osaka-u.ac.jp/ 大阪大学]
 
{{大阪大学}}
== 脚注 ==
{{大阪大学総長}}
<div class="references-small">
{{大阪大学の源流・前身諸機関}}
<references/>
{{Navboxes|title=加盟団体
</div>
|list=
<!--全学連携-->
{{指定国立大学法人}}
{{スーパーグローバル大学}}
{{グローバル30}}
{{研究大学強化促進事業選定機関}}
{{学術研究懇談会}}
{{大学学習資源コンソーシアム}}
{{大学eラーニング協議会}}
<!--地域連携-->
{{大学コンソーシアム大阪}}
{{東アジア研究型大学協会}}
{{サンフランシスコ・ベイエリア大学間連携ネットワーク}}
{{日仏共同博士課程日本コンソーシアム}}
{{オーシャンイノベーションコンソーシアム}}
{{環太平洋大学協会}}
{{国連アカデミック・インパクトJapan}}
<!--工学系-->
{{原子力人材育成ネットワーク}}
{{サステイナビリティ学連携研究機構}}
<!--法学系-->
{{法科大学院}}
<!--医歯薬獣系-->
{{臨床心理士指定大学院}}
{{日本臨床検査学教育協議会}}
{{日本NP教育大学院協議会}}
{{全国保健師教育機関協議会}}
{{全国助産師教育協議会}}
<!--運営形態など-->
{{日本の国立大学}}
{{共同利用・共同研究拠点}}
{{旧帝国大学}}
{{旧制大学}} }}
{{Normdaten}}
 
{{DEFAULTSORT:おおさかたいかく}}
[[Category:大阪大学|*]]
[[Category:日本の国立大学|おおさか]]
[[Category:大阪府の大学|おおさか]]
[[Category:大阪府の国立|*おおさか]]
[[Category:学校記事]]
 
{{旧帝国大学|おおさか}}
{{旧制大学}}
{{univ-stub}}
----
 
''この項目は、[[Wikipedia:ウィキプロジェクト 大学|ウィキプロジェクト 大学]]の[[Wikipedia:ウィキプロジェクト 大学/大学テンプレート (日本国内)|テンプレート]]を使用しています。''
 
[[az:Osaka Universiteti]]
[[de:Universität Ōsaka]]
[[en:Osaka University]]
[[es:Universidad de Osaka]]
[[fr:Université d'Ōsaka]]
[[id:Universitas Osaka]]
[[it:Università di Osaka]]
[[kk:Осака университеті]]
[[ko:오사카 대학]]
[[ky:Осака Университети]]
[[lt:Osakos universitetas]]
[[mn:Осакагийн их сургууль]]
[[nl:Universiteit van Osaka]]
[[pl:Uniwersytet Osakijski]]
[[pt:Universidade de Osaka]]
[[ro:Universitatea din Osaka]]
[[ru:Осакский университет]]
[[simple:Osaka University]]
[[tr:Osaka Üniversitesi]]
[[vi:Đại học Osaka]]
[[zh:大阪大学]]