「三谷一馬」の版間の差分

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'''三谷 一馬'''（みたに かずま、[[1912年]]（[[明治]]45年）～）[[3月16日]] - [[2005年]]（[[平成]]17年）[[６6月１５15日]]）は、[[日本画家]]、江戸風俗研究家。

==来歴・人物==

[[香川県]][[高松市]]に生まれる。東京美術学校日本実家は古くから[[歌舞伎]]芝居などの背景画科卒業。挿絵の分野で活躍ののちや小道具、江戸風俗の資料画看板等を描くことに専念する仕事をしていた。

日本文芸家協会会員。昭和63年、失われていく江戸風俗を｢江戸職人図聚｣はじめ数著にまとめ、江戸風俗の”絵引き”として貴重な資料を提供した功績により[[吉川英治賞|吉川英治文化賞]]を受賞した。

[[東京美術学校 (旧制)|東京美術学校]]日本画科卒業。[[岡本綺堂]]「[[半七捕物帳]]」など[[挿絵]]の分野で活躍ののち、[[江戸時代]]の[[時代考証|風俗考証]]画を描くことに専念する。

== 著作 ==

江戸商売図絵

[[日本文芸家協会]]会員。昭和63江戸を語る「江戸会」に属した。1988年、「失われていゆく江戸風俗を｢四十年の歳月をかけ、『江戸職人図聚｣』はじめ数著にまとめ集大成、江戸風俗の”絵引き”として貴重な資料を提供」した功績により、[[吉川英治賞|吉川英治文化賞]]を受賞した<ref>[https://www.kodansha.co.jp/award/description/61189.html 吉川英治文化賞] - 講談社</ref>。

彩色江戸物売図絵

江戸吉原図絵

== 主な著作 ==

江戸庶民風俗図絵

*『江戸吉原図聚』立風書房、1973年、新版1977年ほか。中公文庫、1992年。中央公論新社、2006年

明治物売図聚

*『江戸商売図絵』三樹書房、1975年。定本・立風書房、1986年。中公文庫、1995年

*『江戸物売図聚』立風書房、1975年、新版1979年

**新編『彩色江戸物売図絵』中公文庫、1996年

*『江戸庶民風俗図絵』三樹書房、1975年、新編1999年。中公文庫、2007年

*『明治物売図聚』三樹書房、1977年、再版2007年。新編・立風書房、1991年。中公文庫、2007年

*『彩色江戸物売百姿』立風書房、1978年、新版1987年

*『江戸職人図聚』立風書房、1984年。中公文庫、2001年

*『江戸年中行事図聚』立風書房、1988年。中公文庫、1998年

*『江戸見世屋図聚』中央公論新社、2003年、新編普及版2015年

*『江戸看板図聚』[[中央公論新社]]、2013年。[[中公文庫]]、2016年。遺著・三谷靱彦編

== 脚注 ==

{{脚注ヘルプ}}

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{{Artist-stub}}

{{Normdaten}}

{{DEFAULTSORT:みたに かすま}}

[[Category:日本画家]]

[[Category:江戸文化]]

[[Category:東京芸術大学出身の人物]]

[[Category:香川県出身の人物]]

[[Category:1912年生]]

[[Category:2005年没]]