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*仮面ライダー天鬼について
*登場人物欄における怪人の表記
*本作品の結末
}}
{{告知|疑問|
*ライダー大戦の世界に出た人について
*ディエンドの世界の原典を劇場版『剣』と表記することについて。
}}
{{Pathnav|[[仮面ライダーシリーズ|仮面ライダーシリーズ > 平成仮面ライダーシリーズ]]|frame=1}}
{{Infobox animanga/Header
|タイトル=仮面ライダーディケイド
}}
{{Infobox animanga/TVDrama
|原作=石ノ森章太郎
|監督=[[田崎竜太|田﨑竜太]]、[[金田治]]<br />[[長石多可男]]、[[石田秀範]]<br />[[柴崎貴行]]、[[田村直己]]
|制作=テレビ朝日、[[東映]]、[[アサツー ディ・ケイ|ADK]]
|放送局=テレビ朝日系
|放送開始=2009年1月25日
|放送終了=2009年8月30日
|話数=全31話
}}
{{Infobox animanga/Footer}}
 
[[Category:履歴を分離したページ]]
『'''仮面ライダーディケイド'''』(かめんライダーディケイド)は、[[2009年]]([[平成]]21年)[[1月25日]]から2009年(平成21年)[[8月30日]]まで[[テレビ朝日]]系列で毎週日曜8:00 - 8:30([[日本標準時|JST]])に放映された[[特撮テレビ番組一覧|特撮テレビドラマ]]作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。[[ハイビジョン制作]](アナログ放送では[[レターボックス (映像技術)|レターボックス放送]])。放送開始の1月25日は原作者・[[石ノ森章太郎]]の誕生日でもある。
 
[[キャッチコピー]]は「全てを破壊し、全てを繋げ!」、「平成ライダー? 10年早ぇよ!」<ref>後者はプロデューサーの白倉によれば「『10年って早いな』という我々の偽らざる気持ち」を表現しているとのこと。[http://www.toei.co.jp/release/tv/1187815_963.html]</ref>。
* OPのタイトル表記時には、「平成仮面ライダー10th SINCE2000」のロゴマークが表示される<ref>このマークは“ 平成ライダー10周年 ”を迎えた2009年に展開される本作や関連商品、および[[データカードダス]]『[[仮面ライダーバトル ガンバライド]]』などで使用されている。</ref>。
* 略称は、「ディケイド」や「DCD」<ref>新聞のテレビ欄などにみられる。また、「DCD」の略称は、劇場版の劇中でも使用されている。</ref>など。
 
{{ネタバレ|仮面ライダーディケイド}}
 
== あらすじ ==
'''光 夏海'''は、無数の'''仮面ライダー'''が「1人の標的='''ディケイド'''」に総攻撃を仕掛けて全滅するという夢を繰り返し見てはうなされていた。現実に戻れば家業の写真屋「光写真館」に居候している青年、'''門矢 士'''がきちんと写真を撮らないと客から苦情を受け、客への謝罪と士への説教をする毎日。
 
ある日、突如世界のあちこちで謎のオーロラとともに無数の怪奇生物が現れ、人々を襲い始める。夏海と離れ離れになった士は謎の青年・紅渡と接触し、自分がディケイドであることを知らされる。夏海と合流した士は、彼女が見つけたバックルで'''仮面ライダーディケイド'''へと変身し怪物たちを倒すが、世界の崩壊は止まらない。
 
士は再び現れた渡により、それぞれの仮面ライダーが戦う9つの[[パラレルワールド|並行世界]]が1つに融合し、最終的に崩壊しようとしているということ、士は9つの世界を旅してそれを防ぐ役割を持った、「全ての仮面ライダーを破壊する」存在だということを告げられる。こうして士は自分の写せる世界を探すために、また夏海は夢で見たディケイドへの不安から異世界への旅に出ることを決意する。
 
== 概要 ==
=== 特徴 ===
『[[仮面ライダークウガ]]』から始まった「[[仮面ライダーシリーズ#『クウガ』以降(平成仮面ライダーシリーズ)|平成仮面ライダーシリーズ]]」の10作目にあたる本作品は、[[ラテン語]]で10を意味し[[英語]]においては10年紀を意味する'''[[ディケイド]]''' (''Decade'') と名付けられた。「10年に1度のお祭り」というコンセプトの下、平成ライダーシリーズに登場する歴代の仮面ライダーが総登場する[[クロスオーバー作品]]。さらに番組後半では同時期放送の『[[侍戦隊シンケンジャー]]』<ref>これはTV作品としては「[[仮面ライダーシリーズ]]」「[[スーパー戦隊シリーズ]]」双方で初の試みである。</ref>や昭和の仮面ライダー作品ともクロスオーバーを展開した。
 
仮面ライダーディケイドは本来の姿の他、『仮面ライダークウガ』から『[[仮面ライダーキバ]]』までを併せて、主役ライダー10人に変身することができる。また主役以外のライダー達も次々と登場する。ディケイドは様々な並行世界を巡り、ライダーや怪人と戦っていく。
 
[[俳優]]が原典と別人、ライダーに変身する人物は姓が原典と異なり名がカタカナ表記になっているなど、各世界の設定は一部を除き新たに作り直されている。これらは「'''リ・イマジネーション'''(再構築)」と呼ばれる。原典と同じ俳優がゲスト出演することもある(詳細は[[#ゲスト]]を参照)。
 
本作品の開始に先駆けて稼動を開始した[[データカードダス]]『[[仮面ライダーバトル ガンバライド]]』とも連動しており、メインアイテムであるディケイドライバーなどはそれが色濃く現れたものとなっている。
 
全31話という1年に満たない放送期間は、平成仮面ライダーシリーズとしては初であるが、これは、共にバンダイがメインスポンサーであるスーパー戦隊シリーズ(毎年2月開始)と、ストーリーおよび関連商品のピーク時期をずらすのが目的で放送当初から予定されたスケジュール<ref>[http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/id/110000007540 『仮面ライダーW』プロデューサー塚田英明の談話より]</ref>である。
 
=== スタッフ・配役 ===
[[東映東京撮影所]]所次長に就任したため一時プロデュース業を離れていた[[白倉伸一郎]]が、本作品で2年ぶりにプロデュース業に復帰。メインライターは、『[[仮面ライダー剣]]』以来のライダーシリーズ参加で、白倉とは初の仕事となる[[會川昇]]が担当していたが、1クール(第13話)終了次点で降板した<ref>出典:2009年4月発売『オトナアニメ』vol.12 會川インタビュー)。</ref>。會川降板以降は劇場版のシナリオを担当した[[米村正二]]が実質メインライターの役割を担った。音楽は、『[[仮面ライダー電王]]』と『仮面ライダーキバ』で主題歌や挿入歌の作曲で活躍した[[鳴瀬シュウヘイ]]が、[[中川幸太郎]]とともに劇中音楽を手がける。
 
=== TVシリーズの結末 ===
TV本編は、幾つかの伏線を残したまま終了した。本編放送終了後に「同年12月の劇場版を以って完結する」との予告がなされた。
 
== 登場人物 ==
=== 旅のメンバー ===
; 門矢 士(かどや つかさ) / [[#仮面ライダーディケイド|仮面ライダーディケイド]]
: 本作品の主人公。20歳<ref>井上正大オフィシャルブログ2009年5月13日の記事より。</ref>。自称写真家で、[[二眼レフ]]の[[トイカメラ]]<ref>劇中で使用されているblackbird,flyのピンクは「仮面ライダーディケイドモデル」として限定販売された。</ref>を常に身につけている。夏海らの住む街に現れ光写真館に居候しているが、それ以前の素性は不明で本人にも記憶が無い。相手に素性を問われた際の「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」が決め台詞。
: 普段の性格は独善的で、誰に対しても尊大な態度で接するが、その本質は世界や他者のために身を挺する偽悪家。
: 難しい話は「だいたい分かった」という口癖で済ませ、写真撮影以外のあらゆる物事を卒なくこなす。彼が撮った写真は、なぜか被写体が歪んで写る。これに対して本人は「世界が自分に撮られたがっていない」と解釈している。
: 「世界の終わり」に際する現象で紅渡と遭遇し、自分が「全てのライダーを破壊する存在」ディケイドであること、世界の消滅を防ぐために旅をしなければならないことを告げられる。旅する世界のどこかで自分の世界が見つかるかもしれないと考え、「世界の全てを写真に収める」という目的のもと行動する。
: 記憶を失っているが、9つの異世界に関する知識は断片的に持ち合わせている。鳴滝や訪れた世界のライダーから「破壊者」「悪魔」などと忌み嫌われ、時折自身を皮肉ってそう呼ぶこともある。夏海のことを大切に思っている。
: 「電王の世界」ではモモタロスに憑依され、[[#9人の仮面ライダー|電王ソードフォーム]]にも変身した。<ref>[[劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦|超電王]]では憑依されたままディケイドに変身した。</ref>
; 小野寺 ユウスケ(おのでら - ) / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダークウガ]]
: 「クウガの世界」出身で、仮面ライダークウガに変身する青年。主に情報収集や現地のライダーの激励などで士をサポートする。素直な性格の熱血漢で、最初は尊大な士に喰ってかかったが、グロンギとの共闘を経て友情を築き、強い信頼を寄せている。
: 当初は「自分を認めてもらう」ためにグロンギと戦い、八代からの称賛とその笑顔を支えとしていた。しかし、彼女が遺した言葉により「世界中の人々を笑顔にする」という願いに目覚める。「クウガの世界」にてディケイドとの共闘でグロンギを壊滅させた後は、キバーラにより「キバの世界」に連れて来られ、士達と合流して異世界を巡る旅に同行することとなる。ライダー大戦の世界で士を庇い一度死にかけ、キバーラによって復活するもクウガ・アルティメットフォーム(黒目)に変身してしまう。
: クウガの他、「アギトの世界」で[[#過去の作品に登場した仮面ライダー|G3-X]]、「電王の世界」で電王ソードフォームにも変身した。
; 光 夏海(ひかり なつみ)
: 本作のヒロイン。「夏海の世界」出身。20歳。光写真館で受付係をしている。誰に対しても会話の端々に敬語が入り混じる口調で話す。他人の首筋にある光家秘伝の「笑いのツボ」を押すことで、相手を否応なしに大笑いさせる特技を持つ。士からは「ナツミカン」<ref>大樹からは「ナツメロン」</ref>と呼ばれることもある。
: 大勢の仮面ライダーがディケイドに倒される夢をよく見ており、士が変身したディケイドにも警戒心を抱く。士が世界を旅するよう告げられたことを知り、前述の夢に対する不安から(「士が借金を踏み倒して逃げないように」という建前で)その旅に同行する。度々鳴滝から接触を受けディケイドの危険性を訴えられているが、夏海自身は士の優しさを信じており、あらゆる世界から迫害を受ける士の「帰る場所」になりたいと願うようになる。
: 「電王の世界」では、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスに憑依され、電王ロッド、アックス、ガンフォームに変身した。
; 光 栄次郎(ひかり えいじろう)
: 光写真館を営む夏海の祖父。光写真館が多くの世界を移動すること、怪人やキバーラが存在することなどに対し、特に驚きも見せずマイペースに順応する。コーヒーや料理の腕前は達者で、写真館を訪れる異世界の客にふるまう。
; キバーラ
: キバット族の白いコウモリ型モンスター<ref>テレビ朝日公式サイトでは、番組初期には「[[仮面ライダーキバ#現代編(2008年)の登場人物|'''キバットバットIII世''']]の妹」と紹介されていたが、後に「キバット族の仲間」という表記へ変わっている。また、東映公式サイトでは「キバットの妹分」という表記も見られる。</ref>。ライダーに変身する者に噛み付くことでその能力を活性化させる。
: 鳴滝に加担しており、彼と同様に次元に干渉して他者を異世界に送る能力を持つ。「キバの世界」での騒動終結後は、諜報活動を行うために士たちに同行している。ライダー大戦が始まった際は、ユウスケを暴走させクウガ・アルティメットフォームとしてディケイドと戦わせる。
 
=== 異世界を巡る者 ===
; 海東 大樹(かいとう だいき) / [[#仮面ライダーディエンド|仮面ライダーディエンド]]
: 仮面ライダーディエンドに変身する青年。様々な世界を単独で往来し、価値のある“お宝”と判断したものを収集する「怪盗」として活動している。
: ライダーになる以前は「ディエンドの世界」におり、平和のためにとフォーティーンの側近としてローチとともに働いていたが、仮面ライダーグレイブであった兄・純一が捕まり洗脳され、管理会社の真相を知ってしまった事で離反、ディエンドライバーを手に入れ活動を開始する。本人曰く、士とは古い知り合いで、ライダーとして活動する期間は士よりも長い。また、鳴滝や大ショッカー幹部とも面識がある。
: 爽やかかつキザな態度をとりながらも、感傷に浸ることなく“お宝”にのみ価値を見出すドライな性格で、人助けには興味を持たず馴れ合いも好まない。士たちとは別行動を取り、目的の相違から彼らを妨害する事もしばしば。ゆえに士たちと共闘することはあっても、それは「お宝より大事なもの」という言葉への興味本位である。しかし終盤で、士たちが大切な存在=仲間であることを自覚する。
: 料理の腕前も達者。指鉄砲で他人に狙いを定める癖を持つ。
; 鳴滝(なるたき)
: 「預言者」を自称する壮年の男で、ディケイドや大ショッカーを敵視している。自ら様々な世界を往来し、仮面ライダーを刺客として召喚することができる。
: 士達の行く先々の世界でディケイドが「悪魔」「世界の破壊者」であるとあらかじめ他のライダー達に吹き込んだり、刺客を差し向けたりなどの妨害を行う。夏海に接触しディケイドを止めるように警告する。
; ガイ
: 大ショッカー大幹部の1人。普段は壮年の男性の姿で活動しているが、「アポロチェンジ」の掛け声で[[仮面ライダーX#アポロガイスト|'''アポロガイスト''']]へと変身する。かつて仮面ライダーXの敵「GOD秘密機関」の幹部だったが、大ショッカーの傘下に入り、幹部として各世界の悪の組織に大ショッカーに加わるよう呼びかけ、作戦に協力している。異世界に直接干渉する能力を持ち、あらゆる世界から大ショッカー傘下の怪人を呼び出し、異世界の融合を加速させる事が可能。しばしば、自身や大ショッカーを「迷惑な存在」と称し、「 - のだ」という特徴的な語尾で話す。
: 余命少ない身であるため、他者の生命を吸い取り他の対象に移し替えるアイテム・'''パーフェクター'''<ref>『[[仮面ライダーX]]』では、Xが変身するための道具として登場。『X』中盤、再生アポロガイストが延命のために、Xのパーフェクターを狙っていた。</ref>によって延命していたが、ディケイドによってパーフェクターを強奪・破壊されてしまったため、ライダー大戦の世界でファンガイアの力を手に入れユウキと挙式、参列者たちのライフエナジーを吸い取ることで、本作オリジナルの強化体'''スーパーアポロガイスト'''にパワーアップする。
 
=== オリジナル平成仮面ライダー変身者 ===
* オリジナルのキャストと同じ役者で、同姓同名だが、別人とされているキャラクター(ネガの世界の紅音也など)は、それぞれの世界を参照。
* オリジナルと同一の世界とされている電王の世界については、[[#電王の世界]]を参照。
* 変身後のライダー名については、フォームチェンジを行わず、また基本フォームではないフォームへ直接変身する場合もあるため、フォーム名も併記する。
; 紅 渡(くれない わたる) / [[#オリジナル平成仮面ライダー|仮面ライダーキバ キバフォーム]]
: 『[[仮面ライダーキバ]]』の主人公<ref>立ち居振る舞いが原典とはやや異なるが、演じる瀬戸康史によれば「あれは(『仮面ライダーキバ』本編の)数年後の渡という設定で、だから性格も少し違っている」とのこと。(『週刊[[ザテレビジョン]]』のインタビュー)</ref>。平成ライダー達の代表として「夏海の世界」が崩壊するなか士に接触、世界の融合・壊滅が迫っていることを伝え、9つの世界を旅しそれぞれの仮面ライダーを「破壊」するよう導く。
: 士らが旅をしている最中は、仲間とともに異世界の崩壊を抑制していたが、彼らが役割に反しライダー達を「破壊」せず「仲間」にしてしまったために世界の融合を止められなかった事で、士を見限り他の平成ライダーらとともに世界の融合の元凶たるディケイドの排除を敢行する。
; 剣崎 一真(けんざき かずま) / [[#オリジナル平成仮面ライダー|仮面ライダーブレイド キングフォーム]]
: 『[[仮面ライダー剣]]』の主人公。異世界の融合が進んでしまったことで、他のライダーに先立ってディケイドの排除を行うため、士らの前に姿を現す。
 
=== 各世界の人物 ===
==== クウガの世界 ====
:; 八代 藍(やしろ あい)
:: ユウスケに「あねさん」と慕われてた女性刑事。彼がクウガであることを知っており、戦闘のサポート、身を心配など、心の支えとなっていた。
:; ン・ガミオ・ゼダ
:: 「究極の闇」をもたらすオオカミ型怪人で、グロンギの王。その体内から発せられる煙によって全人類をグロンギ化しようと目論んでいた。腕から雷を出して攻撃するほか、空を飛ぶことも可能。自分が「存在してはならない者」という事は自覚しており、その点においては士と共感していた。
 
==== キバの世界 ====
:; ワタル / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダーキバ]]
::「キバの世界」の王子。ファンガイアの父と人間の母を持つ混血児。キバの鎧の継承者で、'''キバットバットIII世'''の力で仮面ライダーキバに変身する。しかし王位を継ぐことに対しては消極的で、他人との交流を避けた態度を取る。
:: ライダー大戦の世界で再登場し、進攻するブレイドたちに対抗するため大ショッカーと手を組む。
:; [[仮面ライダーキバ#アームズモンスター|ガルル、バッシャー、ドッガ]]
:: ワタルの側近のアームズモンスター<ref>原典ではファンガイア以外の種族のモンスターであったが、今作ではファンガイアとして扱われている様子(作中のビートルファンガイアの台詞より)。</ref>。
:; 謎の男(ワタルの父)
:: 先代のファンガイアの王。人間体は壮年の男性の姿をしている。インセクトクラスに属し、[[カブトムシ]]を彷彿とさせる姿を持つ'''ビートルファンガイア'''。かつて人間の女性と恋に落ち、人間とファンガイアとの共存を夢見るが断念した過去を持つ。キバットを操りワタルからキバの鎧を強奪、玉座に戻りファンガイアと人間の共存の放棄を唱える。波動催眠により他のモンスターを操る能力を持つ。アームズモンスターを体内に取り込み、キバドガバキフォーム([[ワンセグ]]などの字幕では'''ビートルキバ'''と表記)にも変身する。
:; ユウキ
:: ライダー大戦の世界にて初登場。ファンガイアの女王のアクアクラス・'''ソーンファンガイア'''の人間態。「キバの世界」を守る為とアポロガイストと結婚する。実はライダー側にいたファンガイア、アンデッドは最初から大ショッカーに組み込まれており、結婚の真の目的は強大な力を手に入れる為だった。
:; [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーイクサ]]
:: ライダー大戦の世界にて初登場。変身者の詳細は不明。ライジングイクサにフォームチェンジし、ワタルやファンガイアと共にブレイドの世界の住人達と戦う。
:; [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーサガ]]
:: ライダー大戦の世界にて初登場。変身者の詳細は不明。ブレイドの世界、響鬼の世界の住人達と戦っていた。
 
==== 龍騎の世界 ====
:; 辰巳 シンジ(たつみ - ) / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダー龍騎]]
:: 「ATASHIジャーナル」のカメラマン。桃井殺害事件の裁判において、仮面ライダーの1人に選ばれる。かつてコンビを組んでいたレンが何も言わず他社に移ったことを裏切りと感じており、事件当日現場に来ていたレンを犯人ではないかと疑う。
:; 羽黒 レン(はぐろ - ) / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーナイト]]
:: 仮面ライダーについて調べているジャーナリスト。桃井玲子殺人事件にてライダーとして選ばれる。かつて「ATASHIジャーナル」でシンジのパートナーとして働いていたが、3年前にシンジに何も告げずに他社に移籍していた。ライダーバトルでは事件の判決ではなく、アドベントカードの強奪を目的とするなど不可解な行動をとる。
:; 桃井 玲子(ももい れいこ)
:: 「ATASHIジャーナル」の編集長。人外の存在について調査を行っており、そこから鎌田の正体に感付いたために殺され、今回のライダー裁判の発端となった。
 
==== ブレイドの世界 ====
:; 剣立 カズマ(けんだて - ) / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダーブレイド]]
:: 「BOARD」の社員。スペードのAとしてブレイドに変身し、働いていたが戦闘中に行動違反を起こし降格。士の下、社員食堂で働くが更なる失態を重ねる。
:: ライダー大戦の世界で再登場。キバの世界の者達と戦う。士が「BOARD」を訪れた際には、かつてハジメが座っていた椅子に座っていた。
:; 菱形 サクヤ(ひしがた - ) / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーギャレン]]
:: 「BOARD」の社員でカズマの先輩。ダイヤのAとしてギャレンに変身する。カリスにギャレンバックルを強奪されて降格し、ムツキの下で働くことになる。
:; 黒葉 ムツキ(くろば - ) / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーレンゲル]]
:: 「BOARD」の社員でカズマとサクヤの後輩。かつてはクローバーのKとしてカズマやサクヤをサポートしていたが、カズマの降格をきっかけにAに昇格し、レンゲルへの変身資格を得る。カリスとの戦いでサクヤが降格してからは、カズマやサクヤに対して尊大な態度で接する。
:: なおライダー大戦の世界でギャレン、レンゲルが登場するが、人間態が登場せず、カズマも「レンゲル」としか言っていないので、サクヤ、ムツキが変身していたかは不明。
:; 四条 ハジメ(しじょう - ) / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーカリス]]
:: 「BOARD」社長。営利・成果主義の持ち主で、会社への損害の要因となる失態を犯した社員は容赦無く処分する。アンデッドが全滅した後のBOARDの将来に不安を抱いており、鎌田に与して伝説の仮面ライダー・カリスに変身し暗躍する。また、生成したカードで最強のアンデッド・[[仮面ライダー剣#ジョーカー|ジョーカー]]へと変身する。
:; 鎌田(かまた) / [[#仮面ライダーアビス|仮面ライダーアビス]]
:: ハートスートのカテゴリーK(キング)である'''パラドキサアンデッド'''が化身した中年の男。人間態でも腕から真空波を放つ能力を持つ。
:: 「ブレイドの世界」から「龍騎の世界」に侵入し、「ATASHIジャーナル」副編集長として人間社会に潜伏。桃井殺害事件で仮面ライダーアビスとして選ばれる。ディケイドと龍騎に敗北後、「ブレイドの世界」へ帰還。その後は「BOARD」の理事長として、ハジメと共にライダーとアンデッドによる世界の支配を企む。
 
==== ファイズの世界 ====
:; 尾上 タクミ(おがみ - ) / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダーファイズ]]
:: スマートブレイン・ハイスクールの写真部に所属する生徒。密かに好意を持つ由里の夢を守るため、密かにファイズに変身し人間を襲うオルフェノクから学園を守っている。自身も'''ウルフオルフェノク'''だが、それを由里に隠している。
:; 友田 由里(ともだ ゆり)
:: タクミの友人で、彼と同じく写真部に所属する生徒。インスタントカメラを好み写真撮影に熱心に取り組んでおり、密かに写真集を出したいという夢を抱いている。ラッキークローバーとオルフェノクを激しく嫌悪している。
:; 百瀬(ももせ)
:: 学園のエリート集団・ラッキークローバーのリーダー格。その正体は死亡したオルフェノクを蘇生する能力を持つ'''タイガーオルフェノク'''。人類を支配するという野心の下、同じくオルフェノクであるメンバーの朱川(ロブスター)、玄田(ドラゴン)、城金(センチピート)と共に学園に紛れ込む。同胞を次々と葬られたことの[[逆恨み]]から、ファイズを探している。
 
==== アギトの世界 ====
:; 芦河 ショウイチ(あしかわ - )/ [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーG3 → 仮面ライダーエクシードギルス]]→ [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダーアギト]]
:: 元G3システムの装着員。かつては八代とともにG3システムの開発に携わっていたが、不完全な「アギトの力」に覚醒してしまい、エクシードギルスへ変身できるようになった男。その結果アンノウンに狙われ、他者(八代)を巻き込まないために八代の前から姿を消し、現在は社会との交流を断絶した生活を送っている。人間の姿でも超能力を行使し、接触する士達を拒絶する。
:; 八代 淘子(やしろ とうこ)
:: 警視庁未確認対策班に所属し、G3システムの開発に関わる女性警察官。「クウガの世界」の八代藍と瓜二つの姿をしているが、別人である。グロンギとの戦闘を続ける中で、新たな脅威アンノウンの存在を察知し、G3-Xの現場運用に強くこだわる。
:; バッファローロード タウルス・バリスタ
:: バッファローに似たアンノウン。人類が超能力を得ることによって世界を破壊することを恐れ、アントロード達を使いアギトの力に覚醒した者の抹殺を使命としている。他のライダーや同じ世界にいるグロンギ等、人を超えた力を持つ者は例外なく彼らの標的になる。三叉槍「至高のトリアンナ」から発する魔法陣のようなプラズマ弾で対象を爆砕する。
 
==== 電王の世界 ====
: この世界の登場人物は原典と同一の設定のため、各々の詳細に関しては[[仮面ライダー電王#主要登場人物|仮面ライダー電王]]を参照。
:; モモタロス
:: 数日前から発生した世界の崩壊により、記憶と実体を失ったイマジン。町を彷徨ってはイマジンを倒して回っている。士やユウケに憑依して'''電王ソードフォーム'''に変身する。デンライナーを手に入れようとするディエンドの標的にされる。
:; ウラタロス、キンタロス、リュウタロス
:: デンライナーを基点として行動するイマジン達。世界の崩壊の原因がディケイドであると思い込み、士達に接触する。士にとり憑いた後、夏海に憑依して電王に変身しディケイドに戦いを挑む。
:; コハナ、ナオミ、オーナー
:: モモタロスらイマジンを仕切るデンライナーの乗客、アルバイト乗務員、オーナー。世界の崩壊を防ぐため、ウラタロス達とともに対応を開始、士と夏海をデンライナーに案内する。
:; 野上 良太郎(のがみ りょうたろう)、野上 幸太郎(のがみ こうたろう)
:: 『電王』の主人公達。過去の改変の原因を探るべく、デンライナーとは別行動を取っていた。良太郎は時間の歪みの影響によって少年の姿に戻っている。幸太郎の詳細は[[劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン#主な登場人物|劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン]]を参照。
:; ジーク
:: 時の列車に乗るイマジンの1体。「電王の世界」から「カブトの世界」へ移動した際に登場。ジークの詳細は[[劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!#主な登場人物|劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!]]を参照。
:; シルバラ
:: オ二ー族の一人である銀色の仮面ライダー。多数のゲルニュートを率いて金品を強奪していた。暴れ者の集団でモールイマジン達にも向かっていった。
:; アリゲーターイマジン
:: 『[[キツネとワニ]]』のワニをイメージしたイマジン。大量のモールイマジンを過去へ送ることで「電王の世界」の崩壊を目論む。部下のイマジンを自身から生み出す力(公式サイト)と腕から波動を跳ばす事ができる。
 
==== カブトの世界 ====
:; ソウジ / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダーカブト]]
:: マユの兄。ある戦いの後にクロックアップシステムが暴走し、カブトに変身したまま通常の世界に戻れなくなっている。密かにワームからマユを守り続けている。
:; 弟切 ソウ(おとぎり - ) / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーザビー]]
:: ZECTの行動隊長としてザビーに変身し戦う。カブトとの戦いで右眼を負傷したことから彼を憎み、ライダーのクロックアップ機能を遮断するクロックダウンシステムで、カブトを通常時間の世界に引きずり出す「カブト捕獲作戦」を提案・遂行する。その正体はソウジに擬態した'''フィロキセラワーム'''であり、クロックアップをワームだけの力にして「カブトの世界」を支配しようとする。
:; アラタ / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーガタック]]
:: ガタックに変身するZECT隊員。弟切と行動をともにする彼の部下。士たちが異世界から来たという話を信じ、カブトの世界の現状を教えて協力する。弟切のカブトへの執着心に不審を抱く。
:; マユ
:: おでん屋の少女。兄がカブトに殺された所を目撃しており、カブトを憎んでいる。兄の面影が重なる士を慕う。その正体はワームであったが、本人は自覚していなかった。弟切を自分の兄だと思い込んで近づくが、彼のカブト捕獲作戦に利用されてしまう。
:; おばあちゃん
:: マユの祖母で、おでん屋「天堂屋」を営む。頑固な性格であり、自分のおでんにこだわりを持っている。様々な格言を口にする。
 
==== 響鬼の世界 ====
: [[仮面ライダー響鬼|原典]]に登場した人物と同名の人物もいるが、設定は異なる。
:; アスム / [[#9人の仮面ライダー|仮面ライダー響鬼]]
:: ヒビキの弟子であり、鬼に憧れる少年。ヒビキ達からは「少年」と呼ばれている。ヒビキに破門され海東を師とするよう言われるが、後にヒビキの魂を受け継ぎ新たな仮面ライダー響鬼となる。以後も海東と師匠と呼ぶ。
:: ライダー大戦の世界で再登場し、事態を把握できないまま戦いに巻き込まれるが、海東によって真相を明かされる。
:; ヒビキ / 仮面ライダー響鬼
:: ヒビキ流の師範。他の流派が争っているのを他所に、戦いを避けている。鬼の引退を宣言し弟子のアスムを破門にするなどやる気をみせず、響鬼に変身することにも躊躇を見せる。実は既に鬼の力を制御出来なくなっており、それに伴い、伝説の魔化魍'''牛鬼'''に変貌するようになり、見境無く暴れまわるようになっていた。
:; イブキ / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダー威吹鬼]]
:: イブキ流の師範。弟子はアキラを始めとする女性達。打倒ザンキ流のため、音撃道大師範の胴着を着ていた士を戦力として流派に招き入れる。
:; アキラ / [[#仮面ライダー天鬼|仮面ライダー天鬼]]
:: イブキの弟子の一人。ザンキ流とイブキ流が争うことを快く思っていない。アスム・トドロキと共に両流派の和解を実現させるべく奔走する。後にイブキから師範の座を譲り受けることとなる。
:: ライダー大戦の世界で再登場。
:; ザンキ / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダー斬鬼]]
:: ザンキ流の師範。弟子はトドロキを始めとする男性達。海東の目的が巻物であることを知らず、自分の腕を売りに来た彼を助っ人として受け入れる。
:; トドロキ / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダー轟鬼]]
:: ザンキの弟子の一人。アキラに片思いをしており、互いの流派の争いに心を痛める。アスム・アキラと意気投合し、両流派の和解に向けて尽力する。後にザンキから師範の座を受け継ぐ。
:: ライダー大戦の世界で再登場。
 
==== ネガの世界 ====
:; 紅 音也(くれない おとや) / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーダークキバ]]
:: 「ネガの世界」で士たちを待ち構えていた青年。「ネガの世界」を支配する管理者の役割を持つ。[[仮面ライダーキバ#過去編(1986年)の登場人物|'''キバットバットII世]]'''でダークキバに変身し、士の実力を試すためダークカブト、リュウガ、オーガとともに戦いを挑む<ref>東映公式サイトでは「ネガ音也」との呼称も見受けられる。</ref>。『仮面ライダーキバ』過去編の主人公と同姓同名だが、同一人物かどうかは今のところは不明。
:; 偽の“TGクラブ”のメンバー / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|ダークライダー]]
:: 夏海が高校時代、活動を共にしていた仲間“TG(退学)クラブ”の初期メンバー、発案者の'''青柳 和良'''(あおやぎ かずよし)・'''佐藤 博彦'''(さとう ひろひこ)・'''坂田 健児'''(さかた けんじ)の3人と顧問教師の'''田中'''(たなか)。「ネガの世界」の彼らは夏海がやってくる以前にダークライダー達によって亡き者にされ、入れ替わられており、それぞれダークカブト、リュウガ、オーガ、オルタナティブに変身する。自分の世界に帰って来たと思い込んでいた夏海に近づき、“もう1人の夏海”を誘き寄せようと目論む。
:; 光 夏海
:: 「ネガの世界」では数少ない人間の生き残りである“もう1人の夏海”。“この世界の宝”の在り処を知る人物としてダークライダーに狙われている。
:; 千夏(ちなつ)
:: 夏海の世界では高校時代、TGクラブの仲間として過ごした親友。「ネガの世界」の彼女はダークライダーたちの“宝”を持ち出して逃亡する。
 
==== ディエンドの世界 ====
: [[仮面ライダー剣 MISSING ACE|劇場版『剣』]]に登場した人物と同名の人物もいるが、設定は異なる。
:; 海東 純一(かいとう じゅんいち) / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーグレイブ]]
:: 大樹の兄。かつてローチの支配を覆すべくラルク・ランスと共に戦っていた。かつての大樹の「ライダー狩り」によって捕らえられ、現在はフォーティーンの側近として働いている。公式サイトによれば慎が仲間になる前は彼がランスだった。
:; 禍木 慎(まがき しん) / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーランス]]、三輪 春香(みわ はるか) / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーラルク]]
:: 純一と共にローチの支配を覆すため戦っていたが、ローチ側に純一を奪われ苦戦している。
:: 春香は士や大樹にかつての純一の面影を見て共闘しようとするが、慎は自分たちの敗因となった大樹を怨んでいる。
:; フォーティーン
:: ローチを統率しており、実質的な「ディエンドの世界」の支配者。その本性は巨大邪神「14(フォーティーン)」。
 
==== シンケンジャーの世界 ====
: この世界は原典と同一の設定のため、登場人物の詳細は[[侍戦隊シンケンジャー#主要登場人物|侍戦隊シンケンジャー]]を参照。
:; 志葉 丈瑠(しば たける) / シンケンレッド
:: シンケンジャーのリーダーである殿様。家臣の侍たちを率いて外道衆のアヤカシと戦っている。鳴滝にディケイドが世界の破壊者であると吹き込まれ、士と接触する。
:; 池波 流之介(いけなみ りゅうのすけ) / シンケンブルー、白石 茉子(しらいし まこ) / シンケンピンク
:; 谷 千明(たに ちあき) / シンケングリーン、花織 ことは(はなおり - ) / シンケンイエロー
:: シンケンジャーのメンバー。丈瑠の家臣たち。黒子たちからの又聞きによって、世界を破壊しようとしているディケイドが丈瑠を誘拐したと思い込む。
:; 梅盛 源太(うめもり げんた) / シンケンゴールド
:: シンケンジャーのメンバー。丈瑠の幼馴染。突然現れた海東に烏賊折神を奪われ、彼を追跡する。
:; 日下部 彦馬(くさかべ ひこま)
:: 志葉家の家臣で家老的存在。持病の腰痛から[[施術所|整骨院]]に行くか否かで、丈瑠と口論になる。結局整骨院に行くが、そこが光写真館と入れ替わっていたため、栄次郎と知己を得た<ref>『侍戦隊シンケンジャー』第二十一幕での出来事</ref>。
:; 骨のシタリ(ほね - )
:: 外道衆の知恵袋である妖怪の老人。ディエンドの出現を察知し、その能力を探るためにアヤカシ・'''チノマナコ'''を送りこむ。
:; チノマナコ
:: 外道衆が送り込む怪人「アヤカシ」の一体。身体には無数の目玉を持っており[[目目連]]を思わせる。その目玉を用いた攻撃が得意。ディエンドとの交戦でディエンドライバーを奪い、誤って使用してしまったため、この世界で最初の仮面ライダー'''チノマナコ・ディエンド変身態'''へと変身してしまう。
 
==== BLACK RXの世界 ====
:; 南 光太郎(みなみ こうたろう) / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーBLACK RX]]
:: BLACK RXに変身し、クライシス帝国と闘い続ける男。士を行方不明の仲間「霞のジョー」と誤認し守ろうとした直後、士が変身したディケイドを「世界の破壊者」であるとして立ち向かおうとした。しかし夏海の説得で和解、ディケイドと共闘する。『仮面ライダーBLACK RX』の主人公と同姓同名で設定も近いが、原典と同一人物かどうかは不明。
:; 霞のジョー(かすみ - )
:: 名前のみの登場。かつて、BLACK RXと共にクライシス帝国と戦っていたという人物。新たな敵、大ショッカーの調査を行っていたが、そのまま行方不明となっていた。
:: 実は「BLACKの世界」に閉じ込められ元の世界に戻れなくなっているが、「BLACKの世界」の光太郎と共に戦う道を選ぶ。
:; シュバリアン
:: 霞のジョーの抹殺を使命とするクライシス帝国の配下の怪魔ロボット。武器は右腕の鉤爪と砲門。「最強の戦士」を自負しており、硬い装甲に身を包んでいる。クライシスが大ショッカーと手を組んでからは「BLACKの世界」へ侵入する。
 
==== BLACKの世界 ====
:; 南 光太郎 / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーBLACK]]
:: 「BLACKの世界」でBLACKに変身する“もう1人の南光太郎”。「BLACK RXの世界」の南光太郎とうり二つの姿をしているが、立場はそれぞれ異なる。ディケイドを「世界の破壊者」であるとして攻撃をしかけるが、少女を大ショッカーから守ろうとする士を見て考えを改める。なお女性とは戦えないという弱点を持つ。
 
==== アマゾンの世界 ====
:; アマゾン / [[#過去の作品に登場した仮面ライダー|仮面ライダーアマゾン]]
:: 本名は'''山本ダイスケ'''(やまもと - )<ref>『[[てれびくん]]』2009年9月号</ref>。安住の地を求めて世界中を旅していた途中、日本で秘密結社ゲドンとの戦いに巻き込まれ、仮面ライダーアマゾンに変身する力を得た青年。
:; 岡村 マサヒコ(おかむら - )
:: 大ショッカースクールに通う小学4年生の少年。反乱分子の摘発数でトップとなり、幹部候補生として期待されている人材。十面鬼に見込まれてアマゾンのアジトの探索を命じられるが、大ショッカーの卑劣な手段に疑問を持ち始める。
:; 岡村 リツコ(おかむら - )
:: マサヒコの姉で、大ショッカースクールで養護教諭をしている。なお大ショッカーの傘下に入ったのは、マサヒコが幼い頃に両親が死別し、虚無感を抱いていたからである。
:; 十面鬼 ユム・キミル
:: 秘密結社ゲドンの首領<ref name="jumenki">『仮面ライダーアマゾン』に登場したゲドンの首領も同じく「十面鬼」であるが、名前は「ゴルゴス」であり、姿や能力も大きく異なる。</ref>。大ショッカーと手を組み、「アマゾンの世界」をほぼ完全に支配している。アマゾンの持つギギの腕輪と対となるガガの腕輪を所有。
:: 普段は重力を制御する球体から上半身だけを出しているが、戦闘時には球体の中から出て体にクウガを始めとする平成仮面ライダーの「面」が刻まれた金色の姿を現す。ライダーから攻撃を受けるとそのライダーの面が光り、必殺技を跳ね返す力「○○(ライダー名)返し」を持つ。
:: 2つの腕輪が揃った時に発動する、超古代文明の力で「人類怪人化計画」を企む。その姿はショッカーマークを模している。
 
==== ライダー大戦の世界 ====
: 詳細は、上記の[[#キバの世界]]、[[#ブレイドの世界]]、[[#響鬼の世界]]を参照。
 
== 仮面ライダー ==
過去作に登場したライダーの詳細は、名前に貼ったリンクを参照。夏海の夢に登場するライダー個々の詳細は割愛する。
 
=== ライダーカードを使用する仮面ライダー ===
本作品のメインとなる、「9つの世界」を始めとする様々な異世界を渡り歩く仮面ライダー。[[ライダーカード]]を駆使し戦う。
 
==== 仮面ライダーディケイド ====
基本カラーは[[マゼンタ]]。「全てのライダーを破壊する存在」「悪魔」とも呼ばれる。
 
様々な並行世界のライダーの力を受け継ぐとされ、後述のカメンライドにより他のライダーに変身できる。様々な異世界やミラーワールドを自在に行き来することができ、原典では特殊な方法でしか倒せない怪人(アンデッド、魔化魍)も倒すことが可能。士が「かつて全てを失った」ために、各ライダーのカードが効力を失っていたが(ライダーが白くなり紋章がない)、異世界で他のライダーと心を通わせたことでそのライダーに関与する力が使用可能となった。
 
アタックライドにより、ライドブッカーの各モードにおける強化技である「'''ディケイドスラッシュ'''」や「'''ディケイドブラスト'''」<ref name="official site">テレビ朝日公式サイトより。</ref>、自身を分身させる「'''ディケイドイリュージョン'''」を発動する。ディケイド単体での必殺技は、ファイナルアタックライド(ディケイド)により、自分と標的との間に現れる複数の光のカード(ディケイド)のエネルギーを込めて放つ技で、エネルギーを自身に集中させて放つ飛び蹴り「'''ディメンションキック'''」や、カードのエネルギーによるライドブッカー各モードの最大強化技を発動する。また、各世界のライダーを支援兵器または武器に変形=ファイナルフォームライドさせ、ファイナルアタックライドにより必殺技を繰り出すこともできる。
 
===== カメンライド =====
カードによってディケイド、他の仮面ライダーに変身した形態及びその変身能力の総称。カメンライド時の姿は、ベルトがディケイドライバーであること以外はオリジナルと同様である。各ライダーの固有能力や装備はアタックライドにより使用する。フォームライド(場合によってはアタックライド)によりフォームチェンジも可能。また対応するライダーのファイナルアタックライドにより、必殺技も発動できる。
 
=====コンプリートフォーム=====
9人のライダーの力を取り戻したディケイドが、ケータッチを用いて'''ファイナルカメンライド'''した姿。基本カラーは銀色と黒に変わり、額にはコンプリートフォーム(ディケイド)のカード、肩から胸にかけて装着された追加装甲・ヒストリーオーナメントには、9人のライダーのカメンライドカードが配置される<ref name="official site" />。なおバックル部にはケータッチを装着し、取り外したディケイドライバーのバックルはベルトの右腰に装着する。
 
ケータッチでカメンライドを発動することにより、カードに対応する9ライダーの1人を強化フォームで召喚する。召喚されたライダーはディケイドと同じ動きをする。召喚時はヒストリーオーナメントの全てのカードが召喚されたライダーの強化フォームのカードに替わり、その能力がディケイド自身に投影され、自在に発揮することが可能となっている<ref name="official site" />。それぞれに対応したファイナルアタックライドのカードをディケイドライバーに装填することによって、各ライダーの必殺技を呼び出したライダーと同時に発動する。このとき、武器を用いた必殺技はライドブッカー ソードモードで代用する。
 
; 専用ツール
:; ディケイドライバー
:: ディケイドの変身[[ベルト (服飾)|ベルト]]。普段はバックルの状態で、バックルを装着者の腰に当てることでベルトが伸長し装着される。バックル部にはクウガからキバまでの紋章、ライダーズクレストが描かれている。バックル両側のサイドハンドルを外側に引くことで、バックルが90度回転しカード挿入口が上部に露出する。そこにライダーカードを装填すると、そのカードの種類が発声され待機音が鳴る。ハンドルを押すことでそのカードの能力名(ファイナルフォームライド、ファイナルアタックライドは「'''ディディディ ディケイド'''」のようにスクラッチ調の音声)が発声され、同時にカードの裏面に描かれたライダーの紋章が投影され効果を発揮する。
:: ディケイドがカメンライドにより他のライダーに変身しても変異せず残り、引き続きカードの力を行使することができる。そのため、オリジナルのライダーがベルトで引き出す能力(例:クウガやキバのフォームチェンジ、カブトのクロックアップ)や、それぞれ異なる種類のカードを必要とする能力(例:龍騎の[[アドベントカード (仮面ライダー)|アドベントカード]]、ブレイドの[[仮面ライダー剣#ラウズカード|ラウズカード]])は、フォームライドやアタックライドで代用する。なおバックルは脱着も可能であり、ディケイドがコンプリートフォームに変身した際はバックルのみ右腰に装着され、カードを装填後にバックルを叩くことによってカードの効力を発揮する。
:: 士が記憶と共に紛失していたが、「滅び」の現象が進む世界で夏海により廃墟の中からライドブッカーとともに発見され、士にもたらされる。
:; ライドブッカー
:: 左腰に携行される[[本]]型の専用武器。内部は[[クラインの壺]]へと通じており、ここにライダーカードやエネルギーを無尽蔵に貯蓄している<ref name="official site" />。ライダーカードを引き出すホルダー型の'''ブックモード'''、剣型の'''ソードモード'''、銃型の'''ガンモード'''の3形態をとる(ブックモード以外もカードを引き出せる)。ディケイドライバー同様、ディケイドが他のライダーに変身しても変異せず残る。またディケイドが他のライダーに変身した時に、ソードモードを使うと、斬撃音がそのライダーの武器と同じになる(カブトのカブトクナイガン・クナイモード、ブレイドのブレイラウザー、電王のデンガッシャー・ソードモード、龍騎のドラグセイバーなど)。
:; ライダーカード
:: 様々なエネルギーを2次元として封じ込めたカード。普段はライドブッカーに収納されており、ディケイドライバーに装填することにより封じられたエネルギーを解放し、各々の効果を発揮することができる。
:: 描かれたライダーに変身する'''カメンライド'''、他のライダーに変身した状態からさらにフォームチェンジする'''フォームライド'''、武器の呼び出しや技・特殊能力の使用ができる'''アタックライド'''、コンプリートフォームに変身する'''ファイナルカメンライド'''、他の仮面ライダーを変形させる'''ファイナルフォームライド'''、必殺技を発動する'''ファイナルアタックライド'''などが存在する。
:: 使用するカードについては[[ライダーカード#ディケイドが所有するカード|ライダーカード]]を参照。
:; ケータッチ
:: ディケイドを真の姿であるコンプリートフォームへとファイナルカメンライド=強化変身させる、タッチパネル式携帯電話型ツール。黒い筐体にマゼンタのストライプが入った外観。専用のコンプリートカードを挿入した後、パネルに浮かび上がったクウガからディケイドまでの紋章アイコンを番組放映順にタッチする事で、電子音声が発生され変身が開始、ディケイドライバーのバックル部をケータッチと差し替える事により変身完了する。
:: 変身後はパネルに表示されたアイコンを、ライダーの紋章→「F」の文字の順にタッチする事で、「ライダー名・カメンライド・フォーム名」という電子音声を発声(例:ファイズ・カメンライド・ブラスター)。紋章に対応したライダーの最終フォームを召喚しその能力をディケイドに投影する。
:: ネガの世界でダークライダーらが宝として保管していたが、紅音也によって士にもたらされる。
:; マシンディケイダー
::* ベース車:[[ホンダ・DN-01]]
:: 士が最初から所持していた[[オートバイ|バイク]]。基本カラーは[[白]]、[[黒]]、[[マゼンタ]]。通常時は[[V型2気筒]]エンジンによるガソリン走行だが、戦闘時はクラインの壺から無尽蔵の次元エネルギーが供給され、あらゆる環境を走破することに加え、アタックライドによりボディを変異させて他のライダーのマシンに変形するスーパーマシンとなる<ref name="official site" />。さらに並行世界の移動やミラーワールドへの突入、ディケイドの意思による無人での自動走行もできる。最高時速350km。
 
==== 仮面ライダーディエンド ====
基本カラーは[[シアン (色)|シアン]]。名前の由来は「Die+End」の造語<ref>東映公式サイトより。</ref>。鳴滝はいずれディケイドとディエンドは互いに滅ぼし合うと発言している。
 
ディケイド同様、各世界の行き来が可能。カメンライドにより仮面ライダーを呼び出す能力を持ち、ファイナルフォームライドやそれに応じたコンビネーション技はディケイド同様に使用できる。身軽な動きと銃撃を活かしたヒット&アウェイ戦法を行う。
 
アタックライドにより、ディエンドライバーにホーミング機能を強化した「'''ディエンドブラスト'''」<ref name="official site" />や、身体を透明化させ姿を消し主に戦線離脱に使用する「'''ディエンドインビジブル'''」、呼び出したライダーの必殺技によるフォーメーション・「'''クロスアタック'''」、自身の分身を生成する「'''ディエンドイリュージョン'''」を発動する。ディエンド単体での必殺技は、ファイナルアタックライド(ディエンド)により、ライダーの図柄が描かれたカードのエネルギーを込めたビームを発射する「'''ディメンションシュート'''」。その際、呼び出されたライダーたちも還元され、エネルギーの一部となる。
 
; 専用ツール
:; ディエンドライバー
:: ディエンドへの変身にも使用する50口径の銃型専用武器。変身前・後を問わず、高威力のエネルギー弾を放つ2連式の銃として使用できる。銃身側面中央部に設けられたカード挿入口にライダーカードを装填し、銃身をポンプアクションの要領で前にスライドさせることで、そのカードの種類が発声され待機音が鳴り始め、トリガーを引くことでそのカードの能力名などが発声された後、カードの裏面に描かれたライダーの紋章の投影図が発射され効果を発揮する。ライダーカードを複数枚同時に使用することも可能。音声はディケイドライバーとほぼ同様。なお、ディエンドライバーを奪われた場合、強制的に変身は解除される。
:; ライダーカード
:: 普段は左腰に携行される。内部がクラインの壺へと通じるライダーカードホルダーに収納されており、ディエンドライバーに装填することにより封じられたエネルギーを解放し、各々の効果を発揮することができる。
:: カードのカテゴリーはディケイドのものと同等だが、変身に用いるディエンド以外のカメンライドは、描かれたライダーを召喚する効果を持つ。
:: 使用するカードについては[[ライダーカード#ディエンドが所有するカード|ライダーカード]]を参照。
 
=== 9人の仮面ライダー ===
「9つの世界」の主人公となる仮面ライダー。また、ディエンドがカメンライドで召喚する場合もある。各自がディケイドやディエンドの能力により、ファイナルフォームライド形態(以下、本項目では'''FFR形態'''と表記)に変形する。その際、ディケイドは「ちょっとくすぐったいぞ」、ディエンドは「痛みは一瞬だ」と発言する。さらにファイナルアタックライドによって必殺技を発動する。変形したライダーは自分の意思で元の姿に戻り、ディケイドとの連携攻撃もできる<ref>ファイナルアタックライドの名称はガンバライドを出典とするが、演出は異なる。</ref>。ディエンドが発動した場合は技名も変わる(括弧内に表記)。ライダー名の隣の括弧内は変身者。
 
; [[仮面ライダークウガ#仮面ライダークウガ|仮面ライダークウガ]](小野寺ユウスケ)
: 「クウガの世界」の住人から、原典同様「未確認生命体4号」と呼ばれているライダー。
: ユウスケが士達の旅に同行してからは、ディケイド、ディエンドと同様異世界を巡るライダーとして、戦闘の助太刀をする。世界の融合が完成しかけライダー大戦が始まった際は、キバーラによって黒い目のアルティメットフォームとして暴走する。
: FFR形態は[[仮面ライダークウガ#専用マシン|ゴウラム]]を模した'''クウガゴウラム'''。必殺技は、両アゴで標的を捉えて急降下し、ディケイドの跳び蹴りで挟み潰す「'''ディケイドアサルト'''」。
; [[仮面ライダーキバ#仮面ライダーキバ|仮面ライダーキバ]](ワタル)
: 「キバの世界」ではファンガイアの王位継承者が変身する権利を持つ<ref>そのため、過去のキングであるワタルの父親も変身できる。</ref>。
: FFR形態はキバットバットIII世を模した巨大な弓矢'''キバアロー'''。必殺技は、ヘルズゲートを解放して光の矢を発射する「'''ディケイドファング'''('''ディエンドファング''')」で、発動の際にキバットが「キバって行くぜ!」と叫ぶ。
; [[仮面ライダー龍騎#仮面ライダー龍騎|仮面ライダー龍騎]](辰巳シンジ)
: 「龍騎の世界」の仮面ライダー。裁判ごとに変身者が選定される。
: FFR形態は[[仮面ライダー龍騎#仮面ライダー龍騎|ドラグレッダー]]を模した'''リュウキドラグレッダー'''。変形前後には右手と両肩にそれぞれドラグセイバーとドラグシールドが装備される。必殺技は、リュウキドラグレッダーの吐く炎の勢いに乗せて、ディケイドが跳び蹴りを放つ「'''ディケイドドラグーン'''」。
; [[仮面ライダー (仮面ライダー剣)#仮面ライダーブレイド|仮面ライダーブレイド]](剣立カズマ)
: 「ブレイドの世界」ではBOARDのスペードランクA社員のみが変身する権利を持つ。
: FFR形態は[[仮面ライダー (仮面ライダー剣)#仮面ライダーブレイド|ブレイラウザー]]を模した巨大な剣'''ブレイドブレード'''。必殺技は、巨大な光の刃で敵を斬る「'''ディケイドエッジ'''('''ディエンドエッジ''')」。
; [[仮面ライダー (仮面ライダー555)#仮面ライダーファイズ|仮面ライダーファイズ]](尾上タクミ)
: 「ファイズの世界」で、スマートブレインハイスクールを密かにオルフェノクから守っていると噂されているライダー。
: FFR形態は[[仮面ライダー (仮面ライダー555)#仮面ライダーファイズ ブラスターフォーム|ファイズブラスター フォトンバスターモード]]を模した'''ファイズブラスター'''。必殺技は、銃口から巨大な赤いエネルギー波を発射する「'''ディケイドフォトン'''」。
; [[仮面ライダーアギト#仮面ライダーアギト(AGITΩ)|仮面ライダーアギト]](芦川ショウイチ)
: 「アギトの世界」の仮面ライダー。不完全な形態であるエクシードギルスから進化した姿<ref>原典ではギルスがアギトとは異なる変異体である可能性も示唆されているため、本作とは設定が異なる可能性もある</ref>。
: FFR形態は[[仮面ライダーアギト#搭乗バイク|マシントルネイダー スライダーモード]]を模した'''アギトトルネイダー'''。背中に乗せたディケイドがライドブッカー ソードモードで敵を切りつける「'''ディケイドトルネード'''」が必殺技で、発動時は正面にアギトの紋章が浮かぶ。
; [[仮面ライダー電王#仮面ライダー電王|仮面ライダー電王]](不定。後述を参照)
: 「電王の世界」で、[[仮面ライダー電王#「時の列車」に乗るイマジン|イマジン]]に憑依された人間が変身する仮面ライダー。本来変身する筈の野上良太郎が別行動のため、士やユウスケ(共にモモタロス憑依)、夏海(ウラタロス、キンタロス、リュウタロス憑依)の身体を利用して変身した。変身用のツールは複数存在。
: FFR形態である'''デンオウモモタロス'''はソードフォームに憑依しているモモタロスを実体化させる。この姿になる際は、憑依されていた人間は強制的に分離される<ref>ディエンドによって召喚された別個体は変身者が分離しない。</ref>。必殺技はモモタロスがデンガッシャーをクウガゴウラムに接続し振り回す「'''ディケイドライナー'''」(モモタロス曰く、「俺の必殺技、ディケイドバージョン」)。
: FFRのライダーカードを使用可能となる前はデンライナーと思しきシルエットがカードに写っていた。海東も電王がデンライナーに変形できるものと考えていたが、士がモモタロスの存在を肯定した際、デンライナーのシルエット部分がモモタロスへと変わった。
; [[仮面ライダーカブト#仮面ライダーカブト|仮面ライダーカブト]](ソウジ)
: 「カブトの世界」の仮面ライダー。クロックアップシステムが暴走し<ref>東映公式サイトのスタッフのコメントによると、原作者である石ノ森の別作品『[[サイボーグ009]]』の「[[加速装置]]が暴走するエピソード」をモデルとしている。</ref>、姿が視認されないことから「カブトの世界」の住人からは脅威とみなされている。
: FFR形態は[[仮面ライダーカブト#ツール|カブトゼクター]]を模した'''ゼクターカブト'''。必殺技は標的を叩き落とした後でカブトの姿に戻り、クロックアップさせたディケイドの跳び蹴りとカブトのライダーキックで標的を挟み潰す「'''ディケイドメテオ'''」。
; [[音撃戦士#響鬼|仮面ライダー響鬼]](ヒビキ→アスム)
: 「響鬼の世界」の仮面ライダー。鬼の力を制御できなくなったヒビキからアスムに引き継がれた。
: FFR形態は[[音撃戦士#ディスクアニマル|アカネタカ]]を模した'''ヒビキアカネタカ'''。必殺技は、響鬼が[[音撃戦士#太鼓の音撃戦士|音撃鼓]]を模した'''ヒビキオンゲキコ'''となって標的に取りつき、ディケイドが音撃棒で清めの音を叩き込む「'''ディケイドウェイブ'''」。
 
==== オリジナル平成仮面ライダー ====
最終回にのみ登場した、原典と同名の人物が変身するライダー。上記9人のライダーとの関連は不明。ライダー名の隣の括弧内は変身者。
* 仮面ライダーキバ(紅渡)
* 仮面ライダーブレイド(剣崎一真)
** キングフォームへ直接変身する。
* 仮面ライダーアギト(以下、全て変身者不明)
* 仮面ライダー龍騎
* 仮面ライダーファイズ
* 仮面ライダー響鬼
* 仮面ライダーカブト
* 仮面ライダー電王
 
=== 各世界の仮面ライダー ===
各世界に登場するライダーたち。
 
==== 仮面ライダーアビス ====
本作品オリジナルのライダー。「龍騎の世界」で、ATASHIジャーナル副編集長の鎌田が変身。龍騎らと同様に[[アドベントカード (仮面ライダー)|アドベントカード]]を駆使して戦う。基本カラーとカードデッキの色は[[水色]]。ファイナルベントはアビソドンを自在に操る「'''アビスダイブ'''」。
 
;契約モンスター
:2体と契約しており、契約モンスター2体は『龍騎』本編にも登場する。
:;アビスハンマー
::[[シュモクザメ]]型モンスター。
:;アビスラッシャー
::[[サメ]]型モンスター。
:;アビソドン<ref>東映ヒーローMAX vol.29より。</ref>
::ストライクベントやファイナルベントにより、2体を合体させた巨大なサメ型モンスター。このアビソドンは遠距離射撃戦ではシュモクザメ型モンスターに、接近戦では[[ノコギリザメ]]型モンスターになる。
;召喚機
:;アビスバイザー
::左手に装備されたサメを模しした形をしている。アドベントカードを装填し、その効力を引き出す。ソードベントによりアビスラッシャーが持つサメ歯状の大刀・'''アビスセイバー'''を、ストライクベントによりアビスラッシャーの頭状の手甲・'''アビスクロー'''をそれぞれ召喚する。アビスクローからは「'''アビススマッシュ'''」<ref>ハイパーホビー2009年4月号、テレビマガジン2009年4月号より。</ref>という高圧水流を発射する。
 
==== 仮面ライダー天鬼 ====
本作品オリジナルの管の音撃戦士。「響鬼の世界」でアキラが変身(後に世界の融合により、「ライダー大戦の世界」にも登場)。師はイブキであり、変身後の容姿も威吹鬼に酷似。
 
;道具
:威吹鬼から引き継いだものであり、能力も同様のもの。
:;変身鬼笛:『音笛』
::天鬼への変身に用いる笛。
:;音撃管:『烈風』
::音撃武器。
:;音撃鳴:『鳴風』
::烈風を音撃を放つ形態に変形させる器具。
;必殺技
:;音撃射・疾風一閃
::烈風で清めの音を打ち出す必殺技。
 
==== チノマナコ・ディエンド変身態 ====
仮面ライダーが存在しない「シンケンジャーの世界」において、外道衆のアヤカシ・チノマナコが海東から奪ったディエンドライバーを使い変身した姿であり、鳴滝からは「'''この世界(シンケンジャーの世界)で最初の仮面ライダー'''」と評されている。海東が変身するものと比べ、醜悪な姿<ref>ディエンドライバーの音声、ディエンドの紋章のデザインも変化する。また四肢はチノマナコのままである。</ref>。変身前のチノマナコは普通に言葉を発していたが、変身後は言葉を話さず常にうなり声をあげている。
 
;能力
:ディエンドライバーを所有しているチノマナコは外道衆の「この世に長時間存在すると、体内の三途の川の水が切れる」という時間制限がなくなるが、「二の目」によって復活し巨大化する能力はない。自身の体の隙間からナナシ連中を召喚する。
;必殺技
:;カイジンライド
::「'''カメンライド'''」の派生技。本来のディエンドと同様の方法で、ライダー世界の怪人を召喚する。本作では、イーグルアンデッド<ref>通常、アンデッドは封印以外では倒せないはずだが、カードから作られた存在のためか、クウガ達の攻撃で消滅した。なお、これは「ブレイドの世界」や「ライダー大戦の世界」のアンデッドにも言える。</ref>とムースファンガイアを召喚した。この他、通常の「'''カメンライド'''」によりブレイドを召喚した。
 
==== 過去の作品に登場した仮面ライダー ====
ライダー名の横の括弧内は変身者。◎が付いているライダーは、「ライダー大戦の世界」に出現した各世界のライダー。
 
;「キバの世界」の仮面ライダー
:キバ以外は「ライダー大戦の世界」が初登場であるため、詳細は不明。
:* [[仮面ライダーキバ #仮面ライダーイクサ|仮面ライダーイクサ]]<ref>登場直後にフォームチェンジしたため、イクサとしての戦闘シーンはない。</ref> ◎
:* [[仮面ライダーキバ #仮面ライダーサガ|仮面ライダーサガ]] ◎
;「龍騎の世界」の仮面ライダー
:各ライダーはそれぞれ検察官や弁護士、事件の関係者などで、裁判ごとに変身者が選定される。
:* [[仮面ライダー龍騎#仮面ライダーナイト|仮面ライダーナイト]](羽黒レン)
:* [[仮面ライダー龍騎#仮面ライダーシザース|仮面ライダーシザース]]
:* [[仮面ライダー龍騎#仮面ライダーゾルダ|仮面ライダーゾルダ]]<ref>原典では弁護士が変身し、本作では、検事が変身している。</ref>
:* [[仮面ライダー龍騎#仮面ライダーライア|仮面ライダーライア]]
:* [[仮面ライダー龍騎#仮面ライダーガイ|仮面ライダーガイ]]
:* [[仮面ライダー龍騎#仮面ライダータイガ|仮面ライダータイガ]]
:* [[仮面ライダー龍騎#仮面ライダーインペラー|仮面ライダーインペラー]]
:* [[仮面ライダー龍騎#仮面ライダーベルデ|仮面ライダーベルデ]]
:* [[仮面ライダー龍騎#仮面ライダーオーディン|仮面ライダーオーディン]]
:* [[仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL#仮面ライダーファム|仮面ライダーファム]](裁判所のモニターや雑誌の画像のみ)
;「ブレイドの世界」の仮面ライダー
: 「BOARD」が開発したライダーシステムを装着する、高ランクの社員。
:* [[仮面ライダー (仮面ライダー剣)#仮面ライダーギャレン|仮面ライダーギャレン]](「ブレイドの世界」では菱形サクヤ) ◎
:* [[仮面ライダー (仮面ライダー剣)#仮面ライダーレンゲル|仮面ライダーレンゲル]](「ブレイドの世界」では黒葉ムツキ) ◎
:* [[仮面ライダー (仮面ライダー剣)#仮面ライダーカリス|仮面ライダーカリス]](四条ハジメ)
:** 「BOARD」社員の間では「伝説のライダー」としてささやかれる。
;「アギトの世界」の仮面ライダー
:* [[仮面ライダーアギト#仮面ライダーギルス|仮面ライダーエクシードギルス]](芦河ショウイチ)
:* [[仮面ライダーアギト#Gシリーズ系ライダー|仮面ライダーG3-X]](不定、後述を参照)
:** 警察の未確認生命対策本部が開発したボディアーマーを装着した仮面ライダー。スペックに耐えうる装着者が警察内で見つからず、グロンギとの戦いで周囲に被害をもたらすためマスコミからは非難されており、業を煮やした八代が一般人から装着者を募ることになる。海東、ユウスケなどが装着した。
:* [[仮面ライダーアギト#仮面ライダーG3|仮面ライダーG3]](芦河ショウイチ)
:** 回想シーンのみに登場したため、戦闘シーンはない。
;「電王の世界」の仮面ライダー
:* [[劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦#シルバラ|シルバラ]]
:** オニ一族のライダー。ゲルニュートらを率いて金品を強奪している。
;「カブトの世界」の仮面ライダー
: ZECTの開発した対ワーム兵器「マスクドライダーシステム」の装着者。
:* [[仮面ライダーカブト#仮面ライダーザビー|仮面ライダーザビー]](弟切ソウ)
:** 本作では、ゼクターニードルから小型のニードルを連射する技を使用する。
:* [[仮面ライダーカブト#仮面ライダーガタック|仮面ライダーガタック]](アラタ)
;「響鬼の世界」の仮面ライダー
: 修行を積んで「[[鬼]]」となった音撃道の戦士。首から下のみを変身させていることもある。
:* [[音撃戦士#威吹鬼|仮面ライダー威吹鬼]](イブキ)
:** 天鬼に音撃管・烈風と音撃鳴・鳴風を渡した後は、トロンボーン型の旧式音撃管を武器として使用した。
:* [[音撃戦士#斬鬼|仮面ライダー斬鬼]](ザンキ)
:* [[音撃戦士#轟鬼|仮面ライダー轟鬼]](トドロキ)◎
; 「ネガの世界」の仮面ライダー
: ダークライダー(闇の仮面ライダー)と呼ばれ、怪人を管理し、人間達の排除を目論む。
:* [[仮面ライダーキバ#仮面ライダーダークキバ|仮面ライダーダークキバ]](紅音也)
:** 「ネガの世界」の中心となる仮面ライダー。
:* [[仮面ライダーカブト#仮面ライダーダークカブト|仮面ライダーダークカブト]]<ref>マスクドフォームを介さず、最初からライダーフォームへ変身する。</ref>(青柳和良)
:* [[仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL#仮面ライダーリュウガ|仮面ライダーリュウガ]](佐藤博彦)
:* [[仮面ライダー (仮面ライダー555)#仮面ライダーオーガ|仮面ライダーオーガ]](坂田健児)
:* [[仮面ライダー龍騎#オルタナティブ|オルタナティブ]](田中)
:** 擬似ライダー。本作では怪人同様の存在として扱われ、頭部のパーツのみ原典における「オルタナティブ・ゼロ」のものになっている。
; 「ディエンドの世界」の仮面ライダー
: 世界を支配するローチに抵抗するライダー。原典にはなかった、各々のカラーに対応した専用バイクを所有している。
:* [[仮面ライダー (仮面ライダー剣)#仮面ライダーグレイブ|仮面ライダーグレイブ]](海東純一)
:* [[仮面ライダー (仮面ライダー剣)#仮面ライダーランス|仮面ライダーランス]](禍木慎)
:* [[仮面ライダー (仮面ライダー剣)#仮面ライダーラルク|仮面ライダーラルク]](三輪春香)
; 「BLACK RXの世界」の仮面ライダー
:* [[仮面ライダーBLACK RX#仮面ライダーBLACK RX|仮面ライダーBLACK RX]](南光太郎)
; 「Xライダーの世界」の仮面ライダー
:* [[仮面ライダーX#仮面ライダーX|仮面ライダーX]]
:** 通称「Xライダー」。海東によって彼とGOD秘密機関の戦いが語られた。
; 「BLACKの世界」の仮面ライダー
:* [[仮面ライダーBLACK#ブラックサン(仮面ライダーBLACK)|仮面ライダーBLACK]](南光太郎)
; 「アマゾンの世界」の仮面ライダー
:* [[仮面ライダーアマゾン#アマゾン(山本大介)/仮面ライダーアマゾン|仮面ライダーアマゾン]](アマゾン)
 
=== 召喚された仮面ライダー ===
フォーム名も併記する。
; ディケイド コンプリートフォームによって召喚された仮面ライダー
: ディケイドの動きと連動する、分身のような存在。
:* 仮面ライダー龍騎サバイブ
:* 仮面ライダーファイズ ブラスターフォーム
:* 仮面ライダーカブト ハイパーフォーム
:* 仮面ライダーキバ エンペラーフォーム
:* 仮面ライダー装甲響鬼
:* 仮面ライダー電王 ライナーフォーム
:* 仮面ライダーブレイド キングフォーム
:* 仮面ライダーアギト シャイニングフォーム
; ディエンドによって召喚された仮面ライダー
: ディエンドに従って行動する。
:* 仮面ライダー轟鬼<ref>最初に召喚した際、誰が召喚したか描写は無いが『てれびくんデラックス 愛蔵版 仮面ライダーディケイド超全集 上巻』にて明かされた。</ref>
:* [[劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王#仮面ライダーレイ|仮面ライダーレイ]]
:* [[音撃戦士#歌舞鬼(カブキ)|仮面ライダー歌舞鬼]]
:* 仮面ライダーキバ キバフォーム
:* [[仮面ライダーカブト #仮面ライダードレイク|仮面ライダードレイク ライダーフォーム]]
:* [[仮面ライダー (仮面ライダー555)#仮面ライダーデルタ|仮面ライダーデルタ]]
:* 仮面ライダーブレイド
:* [[仮面ライダーカブト #仮面ライダーサソード|仮面ライダーサソード ライダーフォーム]]
:* 仮面ライダーサガ
:* [[仮面ライダー (仮面ライダー555)#ライオトルーパー|ライオトルーパー]](1枚で3体召喚)
:* 仮面ライダーイクサ バーストモード<ref>召喚直後の一瞬のみセーブモード。</ref>
:* [[仮面ライダー (仮面ライダー555)#仮面ライダーサイガ|仮面ライダーサイガ]]
:* 仮面ライダー電王 ソードフォーム
:* 仮面ライダーシザース
:* 仮面ライダーライア
:* [[仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE#本作にのみ登場するライダー|仮面ライダーヘラクス]]
:* [[仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE#本作にのみ登場するライダー|仮面ライダーケタロス]]
:* 仮面ライダーファム
:* 仮面ライダーBLACK<ref>ディケイドのライダーカードを使ってディエンドが召喚。通常のディエンドの召喚するライダーと違い、変身前の光太郎の状態で召喚される。</ref>
:* 仮面ライダー斬鬼
:* 仮面ライダー威吹鬼
; 鳴滝・キバーラによって召喚された仮面ライダー
: 必ずしも鳴滝らに従って行動するわけではない。なお、キックホッパーとパンチホッパーが消える際のオーロラに、デルタとタイガの影が映り込む。
:* [[仮面ライダーカブト#仮面ライダーキックホッパー|仮面ライダーキックホッパー]]
:* [[仮面ライダーカブト#仮面ライダーパンチホッパー|仮面ライダーパンチホッパー]]
:* [[仮面ライダー (仮面ライダー555)#仮面ライダーカイザ|仮面ライダーカイザ]]
:* 仮面ライダーリュウガ
:* [[仮面ライダー龍騎#仮面ライダー王蛇|仮面ライダー王蛇]]
 
== 登場する世界 ==
写真館の背景ロールには士たちが現在いる世界を表すイラストが描かれており、士が役割を終えて次の世界へ移動する際に新たなイラストが下りてくる。写真館の内部構造は共通だが、外見は各世界により異なる。士には、各世界において目的を果たす為に必要な役割(職業・立場)が用意されており、服装や髪型も世界移動と共にその役割に適したものへと変化する<ref>東映公式サイトではこれを、演じる井上の[[コスプレ]]と称し、本作の見所の1つとしている。</ref>。また、一部の世界では、原点のBGMを使用している。
; 夏海の世界<ref>http://www.toei.co.jp/tv/decade/story/1188976_1564.html</ref>
: 夏海や栄次郎が生活していた世界。士も作品開始の少し前からこの世界にいた。士が撮影すると像が歪む現象は他の世界と同様である。オーロラとともに他の世界の怪人たち(グロンギとアンノウン以外)が侵攻し、崩壊を始めるが、現在は紅渡とその仲間たちがその時間を止めている。
 
=== 9つの世界 ===
それぞれの世界のライダーたちが各々の理由によって活動している。紅渡によると全ての世界は融合し始めており、最終的には消滅する運命にあるという。
; クウガの世界
:* 写真館のイラスト:遠くに灯溶山が見える道を走っていくパトカーの列
:* 士の役割:[[警官]](巡査)
: 本作品オリジナルの[[オオカミ]]種怪人'''ン・ガミオ・ゼダ'''<ref>原典においてバラのタトゥの女が所持する皮紙など「オオカミ種のグロンギ」の存在を示唆する描写があり、東映公式サイトの記述によるとその時点で既に「赤いオオカミ」という外見のイメージと名前は決まっており、劇場版で出す予定だった。</ref>がグロンギを支配し、人類のグロンギ化=究極の闇を実行する。グロンギは封印されているガミオの復活のため、「'''ゲギバスゲゲル'''(聖なるゲーム)」という特殊なゲゲルを実行する。
: グロンギの出現した個体が、原典と異なっている。
: グロンギには元々の種族の他、理性を奪われガミオに従うリント変異体が出現する。
; キバの世界
:* 写真館のイラスト:満月を背にビル上層部にそびえ立つキャッスルドラン
:* 士の役割:[[バイオリニスト]]
: キャッスルドランが高層ビルの上部に城のようにそびえ立つなど、[[仮面ライダーキバ#ファンガイア族|ファンガイア]]の存在が人間社会に認知され、人間とファンガイアが共存する体制が両者の間に確立されている。
: その為、原典に登場した対ファンガイア組織「素晴らしき青空の会」は登場しない<ref>ライダー大戦の際、「キバの世界」のイクサが登場したが、制作された理由は語られてない(対ファンガイア以外の目的で制作された可能性もある)。</ref>。
: ファンガイアに対しては最低限のライフエナジーは少量ずつ徴収・配給するという形がとられているが、先代の王'''ビートルファンガイア'''が消息を断ち玉座が10年間空席であり、完全な統率が取れていないため、本能に抗いきれず人間を襲撃する者もいる。そのため親衛隊が結成され、人間を襲うファンガイアを処罰している。
: 後に「ブレイドの世界」と融合を開始し、「ライダー大戦の世界」となってしまい、キバ(ワタル)は、ファンガイアの女王'''ソーンファンガイア'''とともにファンガイアを率いて、「ブレイドの世界」のライダーやアンデッドと闘っていた。
; 龍騎の世界
:* 写真館のイラスト:ミラーワールドの高層ビル街を飛ぶドラグレッダー
:* 士の役割:[[弁護士]]
: 作中のマスコミ社の名称は、大手の週刊誌「ATASHI(アタシ)ジャーナル」である(原典では「ORE(オレ)ジャーナル」)。ライダーバトルの参加者として原典未登場の'''仮面ライダーアビス'''が登場。
: この世界ではライダーバトルが刑事事件の裁判制度に組み込まれており、検事、弁護士といった事件関係者が仮面ライダーに選ばれ、ライダーバトルに勝ち残ったライダーの主張が判決となる<ref>この発想は本作品の企画会議中に出た「仮面ライダーで[[裁判員]]制度にしたらどうだろう」との冗談から取り入れられた。[http://www.toei.co.jp/tv/decade/story/1188165_1564.html]</ref>。ミラーワールドで倒されても死ぬことはない、能力を裁判以外で使用すると判決の権限を剥奪されるなどのルールがあり、龍騎の世界の住人はこれを「最も公平な裁判」と評する。(ただし仮面ライダーを取材するATASHIジャーナルの雑誌記事では問題点の指摘がされている<ref>関連書籍で雑誌記事の内容が読める。</ref>)
: ミラーモンスターは士達が訪れる以前に姿を消し、ライダーと契約した種族のみ生き残っている(第5話のラストと第6話の冒頭で、龍騎がその生き残りと戦っている場面がある)。しかし前述の雑誌記事によれば未だ怪人らしき姿の目撃情報が絶えない。
: 原典の仮面ライダーは13人だが王蛇とリュウガはこの世界にいない為、記事にはアビスを除く11人で全員と書かれている。
: 本作品の「[[アドベントカード (仮面ライダー)#TIME VENT(タイムベント)|タイムベント]]」は使用者及び周囲の人物を[[タイムスリップ]]させる。
; ブレイドの世界
:* 写真館のイラスト:中央のスペードのA(チェンジビートル)のみ表にされ、扇状に並べられたラウズカード
:* 士の役割:「BOARD」社員食堂のチーフ[[料理人]]
: 原典で研究機関だった「BOARD」<ref>ブレイドの第1話でアンデッドの襲撃により壊滅した。</ref>は、国家予算で運営される大企業となっている。「BOARD」に所属する社員には、部署として扱われているスペード・ダイヤ・クローバーの3種類のスートと、ランクとして2 - Aの13種類のカテゴリーが割り当てられ、各スートのAランクに位置する者にのみ変身する権利とライダーシステムが与えられる。この世界のライダーシステムの資格者は、アンデッドと遭遇しても稟議書による承認が下りなければ変身することは許されず、戦闘の際は人命よりもアンデッドの封印を優先しなければならない。違反すれば社長・四条ハジメにより処分を下される。各ランクには、給料やランチメニューといった待遇において明確な格差がある。
: 原典ではカードに封印済みだった'''パラドキサアンデッド'''が登場。アンデッドをラウズカードに封印する描写は原典と同じだが、ディケイドやディエンドはアンデッドを倒すことが可能。
: 後に「キバの世界」と融合し、「ライダー大戦の世界」となってしまい、ブレイド(カズマ)は、他のライダーとともにアンデッドと手を組み、「キバの世界」のライダーやファンガイアと闘っていた。
; ファイズの世界
:* 写真館のイラスト:[[仮面ライダー (仮面ライダー555)#仮面ライダーファイズ|オートバジン(バトルモード)]]と青白い蝶と赤いフォトンブラッドの光
:* 士の役割:「スマートブレイン・ハイスクール」に通う[[高校生]]
:* 海東の獲物:ある大企業によって創られたライダーズギア(ファイズギア→オーガギア)
: 原典における巨大企業の名だった「スマートブレイン」は高等学校の名称で、「[[仮面ライダー555の登場人物#スマートブレイン社|ラッキー・クローバー]]」は学校内のエリート集団を構成する4人の優秀な生徒となっている。ラッキー・クローバーのメンバーのうち1人が本作品オリジナルの'''タイガーオルフェノク'''となっている。オルフェノクの存在は人間たちに既に認知されており、忌み嫌われる存在となっている。
; アギトの世界
:* 写真館のイラスト:『仮面ライダーアギト』のオープニングで描写されるものとほぼ同様の[[イコン]]画
:* 士の役割:郵便配達員<ref>このとき着ていた制服は、[[日本郵便]]で実際に使用されているものである。</ref>
:* 海東の獲物:G4チップ→完全に覚醒した「アギトの力」
: 「クウガの世界」と同様にグロンギが活動し、警察の未確認生命体対策班でG3システムが開発されグロンギ撃退にあてられており、その戦いの中で新たな脅威という扱いでアンノウンが出現する。
: 本作品オリジナルである高位のアンノウン・'''バッファローロード タウルス・バリスタ'''<ref>アンノウンの名前には、ラテン語がつき、バッファローロードの「タウルス」は「[[牡牛座]]」で、「バリスタ」は、大昔のヨーロッパが使用した巨大な[[突砲]]を意味している。</ref>が、行動隊長として[[仮面ライダーアギト PROJECT G4#アントロード|アントロード]]を扇動する。
; 電王の世界
:* 写真館のイラスト:時の砂漠を走るデンライナーゴウカ
:* 士の役割:旅人<ref>『仮面ライダー電王』の[[仮面ライダー電王#現代人|桜井]]に近い服装。</ref>
:* 海東の獲物:電王のFFR形態としての「[[仮面ライダー電王#デンライナー|デンライナー]]」
: この世界は[[劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦|超電王1作目]]への導入となる前日談で、そのため原典とほぼ同じ世界観である。ただし、その場に人間が存在していればイマジンの憑依・記憶による時間移動が可能で、契約が不要という相違点がある<ref>第1話に登場するイマジンは未契約体で契約を要求した。</ref>。
: 世界の各地で崩壊現象が起きており、士たちが現れる数日前からデンライナー側のイマジン、モモタロス達は実体を保つことができなくなっている。敵対勢力として、本作品オリジナルのイマジン・'''アリゲーターイマジン'''<ref>モチーフは『[[キツネとワニ]]』のワニで、[[劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!|劇場版1]]で登場した劇場版の悪役ライダー、ガオウもワニをモチーフしているライダーである。</ref><ref>一部の雑誌表記では、クロコダイルイマジンと表記していたが、アリゲーターイマジンが正しい。</ref>率いるイマジン軍団と、超電王1作目に先駆けて登場した'''シルバラ'''率いる'''オニ一族'''(戦闘員はミラーモンスターのゲルニュート)の2つの勢力が活動している。また、デンライナーゴウカの車内のレイアウトはNEWデンライナーのものと同じである。光写真館は時間の歪みで世界が崩壊した後に、デンライナーの後部車両に移動した。
: この世界では原典の[[劇伴]]も使用された。
; カブトの世界
:* 写真館のイラスト:[[東京タワー]]と天を指さす右手(これは原典の主人公の名乗りのクセでもある)。
:* 士の役割:[[仮面ライダーカブト#ZECT(ゼクト)|ZECT隊員]]
:* 海東の獲物:超高速移動システム「クロックアップシステム」
: 人間に擬態して社会に潜伏するワームとZECTが戦っている。ワームやライダーの存在が人々に認知されている。ZECTは秘密組織で、一般人には容易に詳細を調べる事はできない。また、訓練生だったブライトルーパーは、通常に実戦に参加していた。ワームは人間以外の小型生物(キバーラ)にも擬態可能。『[[仮面ライダーG]]』で初登場した'''フィロキセラワーム'''が登場。
; 響鬼の世界
:* 写真館のイラスト:森林に置かれた響鬼の紋章の入った和太鼓
:* 士の役割:音撃道の大師匠
:* 海東の獲物:音撃道各流派秘伝の巻物に記された宝
: 音撃戦士が音撃で魔化魍を退治するのは原典と同様だが、ディケイドは音撃を使わなくても魔化魍を倒すことができる。また、原典に登場した、鬼をサポートする組織「'''猛士'''」や魔化魍の親的存在である「'''童子・姫'''」が存在しない。ヒビキ流以外は師範代の鬼が道場を運営して大勢の弟子を指導している。かつて1つだった音撃道は、ヒビキ流(打撃系・打楽器)ザンキ流(斬撃系・弦楽器)イブキ流(射撃系・管楽器)の3つの流派に分かれ、ザンキ流とイブキ流は互いに覇を争っている(弟子たちの中にはそれを快く思っていない者もいる)。各流派の師範代は音撃道に伝わる伝説の宝の在り処を示す巻物を保管しており、3つの巻物を手に入れる(宝を入手する)と全ての音撃道の頂点に立つとされる。
: 本作品オリジナルの魔化魍'''牛鬼'''は、力が暴走した鬼が変貌したものであり、人語を話す事ができる。<ref>『仮面ライダー響鬼の事情』によれば響鬼の初期企画である『鳥忍戦記ハヤテ』のプロット案の一つに、牛鬼という怪物が本作に似た展開で登場するといったものがある。</ref>
: 音撃戦士以外のライダーであるディエンドや王蛇もこの世界では音撃棒を持っている(ディケイドは響鬼の音撃棒・烈火を使用していた)。
: この世界では次回予告をはじめ作中の随所に、書道の文字が挿入されるという原典の演出が再現された。
: 後に「ライダー大戦の世界」と融合、「ライダー大戦の世界」の一部となり、「キバの世界」のサガによって天鬼、轟鬼が倒される。
 
=== 新たな世界 ===
当初ライダーのいる世界は9つとされていたが、実際は更に多数の世界が存在していた。士たちはこれらの世界も巡ることになる。また、ディケイドに、新しいライダーカードが追加する。
; [[ネガ]]の世界
:* 写真館のイラスト:爆発に逃げ惑う人々
:* 海東の獲物:ケータッチ
:* 新たなライダーカード:コンプリートカード
: 「夏海の世界」の“影の世界”で写真館の外見も酷似している。士には役割は存在しないが、過度の幸運に恵まれる。この世界で士が撮影した写真は、最初は歪まなかったが最終的にネガフィルムのように色彩が反転、夏海と“もう一人の夏海”を写した写真だけは反転せず像が歪んでしまった。
: かつては普通に人間が暮らしていたが、現在はダークライダー達によって殆どが抹殺されて怪人と入れ替わられている。怪人の姿はミラーモンスターだが人間態を持ち「龍騎の世界」とは能力や性質が異なる。
: ディケイドがダークライダーと格闘中、カードが黒く変色して何も描かれていない状態になり一時期使用不可となった。
; ディエンドの世界
:* 写真館のイラスト:ディエンドの紋章に「WANTED」と上書きされたポスター
:* 士の役割:[[サラリーマン]]
: 海東が元々いた世界。他者に対して率先的に親切にしないと拉致され、脳改造手術により操り人形となる管理社会。仮面ライダーは社会全体から反逆者として敵視され、操られた住人たちはライダーを見つけしだい攻撃的な態度に豹変する。
: ダークローチの行動隊長として、[[コーカサスオオカブト|コーカサスオオカブトムシ]]の祖たる不死生物、'''ボスローチ'''が登場。
; シンケンジャーの世界
:* 写真館のイラスト:赤い獅子・青い龍・桃色の亀・緑色の熊・黄色の猿と、幕を開ける黒子(シンケンジャーのEDを思わせる)
:* 士の役割:志葉家に仕える[[黒子]]
:* 海東の獲物:[[侍戦隊シンケンジャー#折神(おりがみ)|折神]]
:* 新たなライダーカード:アタックライド・REKKA DAIZANTOU(烈火大斬刀)
:海東や鳴滝いわく「ライダーがいない世界」であり、『[[侍戦隊シンケンジャー]]』が外道衆と戦っている。突如現れた仮面ライダーへの刺客として'''チノマナコ'''が送り込まれる。更に海東がディエンドライバーを奪われた事でこの世界最初のライダー、'''チノマナコ・ディエンド変身態'''が誕生してしまう。
:『侍戦隊シンケンジャー』本編の第二十幕エピローグから第二十一幕とクロスオーバーしており、お互いの登場人物がお互いのエピソードに登場している(ただし、『シンケンジャー』枠のエピソード内では「チノマナコ・ディエンド」以外の仮面ライダーの姿は一切登場しない)。ストーリー上は『シンケンジャー』第二十幕エピローグ→『ディケイド』第24話→第二十一幕→第25話の順に見ると話が繋がるようになっている。
: また、シンケンジャーの決めポーズや必殺技時の演出が一部原典と異り、25話でのディケイドの変身の演出がシンケンジャーのそれに準じたものとなっている(カメラのフィルムと山、大波を背景に、周りにディケイドのライダーカードが散らばっているという演出)。
; BLACK RXの世界
:* 写真館のイラスト:天に[[仮面ライダーBLACK RX#主な戦力|クライス要塞]]、地に銀の杭(RXの1話を思わせる)
:* 士の役割:不明<ref>役割は明確にされていないが、衣装は『[[仮面ライダーBLACK RX]]』に登場する「霞のジョー」に近いものであり、その世界の南光太郎からも「霞のジョー」と勘違いされている。</ref>
:* 海東の獲物:[[仮面ライダーX#アポロガイスト|アポロガイスト]]のパーフェクター
:* 新たなライダーカード:カメンライド・BLACK<ref>海東によると、ディケイドには使えないらしく、ディエンドが使用した。</ref>
: 南光太郎が[[仮面ライダーBLACK RX#クライシス帝国|クライシス帝国]]と闘っている世界。ディケイドの出現と前後して、大ショッカーの幹部であるアポロガイストが各世界の悪の組織を統合すべく蠢き始めている。本作品オリジナルのクライシス帝国の怪魔ロボット'''シュバリアン'''が登場。
; Xライダーの世界
: 士達は訪れていないが、アポロガイストの出身次元として存在自体は確認されている。パーフェクターも厳密に言えばXの世界のお宝になる。
; BLACKの世界
: もう一人の南光太郎が、仮面ライダーBLACKとして暗黒結社ゴルゴムと戦っている世界。ここでもアポロガイストが暗躍し、ゴルゴムは大ショッカーと結束している。なお、ディケイドがアポロガイストのオーロラを通過してこの世界に到着したため、写真館のイラストなどはない。
; アマゾンの世界
:* 写真館のイラスト:森林の奥深くに潜むアマゾン
:* 士の役割:草野球の選手(野球のユニフォーム姿)
:* 海東の獲物:ガガの腕輪(十面鬼が着用)<ref>因みにその後でギギの腕輪を狙うと予告している。</ref>
:* 新たなライダーカード:アタックライド・GAGA NO UDEWA(ガガの腕輪)
: 大ショッカーの支配が進んでいる世界。住民は大ショッカーの下部構成員と化している。戦闘員育成スクールが設けられ、幼年期から大ショッカーのために働くよう教育が施されている。この世界では「大ショッカーが正義、ライダーこそが悪」と教えられ、大ショッカーの流儀に従わない者は[[自警団]]により拘束・処分される。原典とは異なりギギの腕輪を奪われてもアマゾンが死ぬことは無い。ゲドンの首領十面鬼として本作品オリジナルの'''ユム・キミル'''が登場する。
; ライダー大戦の世界
:* 写真館のイラスト:ディケイドに襲いかかる9人の平成ライダー
:* 士の役割:アポロガイストの結婚式の客(タキシード姿)
: ファンガイアの女王により新たな力を与えられた'''スーパーアポロガイスト'''により、[[#9つの世界|これまで巡ってきたライダー達の世界]]が融合を始めている世界。劇中では、キバの世界とブレイドの世界が融合を開始し、後に響鬼の世界も融合、スーパーアポロガイストにより融合が加速され、これまでの世界が完全な融合を果たすとともに、先述の3つの世界が消滅してしまう。
 
== キャスト ==
=== レギュラー・準レギュラー ===
* 門矢士 / 仮面ライダーディケイド(声) - [[井上正大]]
* 小野寺ユウスケ / 仮面ライダークウガ(声) - [[村井良大]]
* 光夏海 - [[森カンナ]]
* 海東大樹 / 仮面ライダーディエンド(声) - [[戸谷公人]] (9 - 31)
* ガイ / アポロガイスト(声) / スーパーアポロガイスト(声) - [[川原和久]] (26 - 31)
* 光栄次郎 - [[石橋蓮司]]
* 鳴滝 - [[奥田達士]] (2 - 31)
* キバーラ(声) - [[沢城みゆき]] (4 - 31)
* ディケイドライバー音声、ディエンドライバー音声、ケータッチ音声 - [[マーク・大喜多]]
* ナレーション - [[鈴木英一郎]]
 
=== ゲスト ===
括弧内の数字は出演回。原典のオリジナルキャストには、その作品名を付記。
 
* 紅渡 / 仮面ライダーキバ キバフォーム(声) - [[瀬戸康史]] (1,31)『[[仮面ライダーキバ|キバ]]』
* 八代藍、八代淘子 - [[佐藤寛子 (タレント)|佐藤寛子]] (1 - 3,12,13)
* グロンギ対策班の刑事 - [[諏訪太朗]] (2,3)
* 糸矢僚 / スパイダーファンガイア(声) - [[中野裕太 (俳優)|創斗]] (4)『キバ』
* ワタル / 仮面ライダーキバ(声) - [[深澤嵐]] (4,5,30,31)
* 謎の男 / ビートルファンガイア(声) / 仮面ライダーキバ ドガバキフォーム(声) - [[池内万作]] (4,5)
* 辰巳シンジ / 仮面ライダー龍騎(声) - [[水谷百輔]] (6,7)
* 羽黒レン / 仮面ライダーナイト(声) - [[北村栄基]] (6,7)
* 桃井玲子 - [[高橋佐衣]] (6,7)
* 鎌田 / 仮面ライダーアビス(声) / パラドキサアンデッド(声) - [[入江雅人]] (6 - 9)
* 剣立カズマ / 仮面ライダーブレイド(声) - [[鈴木拡樹]] (8,9,30)
* 菱形サクヤ / 仮面ライダーギャレン(声) - [[成松慶彦]] (8,9)
* 黒葉ムツキ / 仮面ライダーレンゲル(声) - [[川原一馬]] (8,9)
* 四条ハジメ / 仮面ライダーカリス(声) / ジョーカー(声) - [[累央]] (8,9)
* アイ - [[柊瑠美]] (8,9)
* マイ - [[香山裕香]] (8,9)
* ミー - [[鷲巣あやの]] (8,9)
* 尾上タクミ / 仮面ライダーファイズ(声) / ウルフオルフェノク(声) - [[制野峻右]] (10,11)
* 友田由里 - [[緑友利恵]] (10,11)
* 百瀬 / タイガーオルフェノク(声) - [[三浦涼介]] (10,11)
* 朱川 / ロブスターオルフェノク(声) - [[花形綾沙]] (10,11)
* 玄田 / ドラゴンオルフェノク(声) - [[CHIKARA]] (10,11)
* 城金 / センチピードオルフェノク(声) - [[永岡卓也]] (10)
* 芦河ショウイチ / 仮面ライダーアギト(声) / 仮面ライダーエクシードギルス(声) - [[山中聡]] <ref>演じた山中はアギトには出ていないが『[[仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼]]』でキラメキ(仮面ライダー煌鬼)として過去に平成ライダーシリーズにライダー役で出演している</ref>(12,13)
* G3ユニットの刑事 - [[武野功雄]] (12,13)
* ナオミ - [[秋山莉奈]] (14,15)『[[仮面ライダー電王|電王]]』
* コハナ - [[松元環季]] (14,15)『電王』
* オーナー - [[石丸謙二郎]] (14,15)『電王』
* 野上良太郎 - [[溝口琢矢]] (15)『[[劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!|電王(劇場版1)]]』『[[劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦|超電王1]]』<ref>野上良太郎は『電王』の主人公で、本来の俳優は[[佐藤健 (俳優)|佐藤健]]である。ただし、溝口は劇場版1において「2000年の野上良太郎(小太郎)」を、超電王1において「子供の姿になった野上良太郎」を演じている。</ref>
* 野上幸太郎 - [[桜田通]] (15)『[[劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン|電王(劇場版3)]]』『超電王1』
* ソウジ / 仮面ライダーカブト(声)、弟切ソウ / 仮面ライダーザビー(声) - [[川岡大次郎]] (16,17)
* アラタ / 仮面ライダーガタック(声) - [[牧田哲也]] (16,17)
* マユ / シシーラワーム(声) - [[菅野莉央]] (16,17)
* おばあちゃん - [[佐々木すみ江]] (16,17)
* アナウンサー - [[前田有紀 (アナウンサー)|前田有紀(テレビ朝日アナウンサー)]] (16,17)
* ヒビキ / 仮面ライダー響鬼(声) - [[デビット伊東]] (18,19)
* アスム / 仮面ライダー響鬼(声) - [[小清水一揮]] (18,19,30,31)
* イブキ / 仮面ライダー威吹鬼(声) - [[渋江譲二]] (18,19)『[[仮面ライダー響鬼|響鬼]]』
* アキラ / 仮面ライダー天鬼(声)- [[秋山奈々]] (18,19)『響鬼』
* ザンキ / 仮面ライダー斬鬼(声) - [[松田賢二]] (18,19)『響鬼』
* トドロキ / 仮面ライダー轟鬼(声)- [[川口真五]] (18,19)『響鬼』
* 紅音也 / 仮面ライダーダークキバ(声) - [[武田航平]] (20,21)『キバ』
* 佐藤博彦 / 仮面ライダーリュウガ(声) - [[岩間天嗣]] (20,21)
* 坂田健児 / 仮面ライダーオーガ(声) - [[坂本恵介]] (20,21)
* 青柳和良 / 仮面ライダーダークカブト(声) - [[森陽太]] (20,21)
* 田中 / オルタナティブ(声) - [[北山雅康]] (20,21)
* 千夏 - [[井端珠里]] (20,21)
* 海東純一 / 仮面ライダーグレイブ(声) - [[黒田勇樹]] (22,23)『[[仮面ライダー剣 MISSING ACE|剣(劇場版)]]』
* 三輪春香 / 仮面ライダーラルク(声) - [[三津谷葉子]] (22,23)『剣(劇場版)』
* 禍木慎 / 仮面ライダーランス(声) - [[杉浦太雄]] (22,23)『剣(劇場版)』
* フォーティーン - [[伊藤高史]] (22,23)
* 志葉丈瑠 / シンケンレッド(声) - [[松坂桃李]] (24,25)『[[侍戦隊シンケンジャー|シンケンジャー]]』
* 池波流ノ介 / シンケンブルー(声) - [[相葉弘樹]] (24,25)『シンケンジャー』
* 白石茉子 / シンケンピンク(声) - [[高梨臨]] (24,25)『シンケンジャー』
* 谷千明 / シンケングリーン(声) - [[鈴木勝吾]] (24,25)『シンケンジャー』
* 花織ことは / シンケンイエロー(声) - [[森田涼花]] (24,25)『シンケンジャー』
* 梅盛源太 / シンケンゴールド(声) - [[相馬圭祐]] (24,25)『シンケンジャー』
* 日下部彦馬 - [[伊吹吾郎]] (24,25)『シンケンジャー』
* 南光太郎 / 仮面ライダーBLACK(声) / 仮面ライダーBLACK RX(声) - [[倉田てつを]] (26,27)『[[仮面ライダーBLACK|BLACK]]』、『[[仮面ライダーBLACK_RX|RX]]』
* アマゾン / 仮面ライダーアマゾン(声) - [[坂本エンリケ|エンリケ]] (28,29)
* 岡村マサヒコ - [[武井証]] (28,29)
* 岡村リツコ - [[寺田有希]] (28,29)
* ユウキ / ソーンファンガイア(声) - [[芳賀優里亜]](友情出演)(30)
* 剣崎一真 / 仮面ライダーブレイド キングフォーム(声) - [[椿隆之]](友情出演)(30,31)『[[仮面ライダー剣|剣]]』
 
=== 声の出演 ===
原典に登場しない怪人を演じた声優は[[#放映リスト|放映リスト]]を参照。
 
* 仮面ライダーキックホッパー - [[徳山秀典]] (2,3)『[[仮面ライダーカブト|カブト]]』
* 仮面ライダーパンチホッパー - [[内山眞人]] (2,3)『カブト』
* ニュースキャスター - [[半場友恵]] (3)、[[太田真一郎]] (3,6)
* ガルル - [[千葉一伸]] (4,5)
* バッシャー - [[宮田幸季]] (4,5)
* ドッガ - [[黒田崇矢]] (4,5)
* ライオンファンガイア - [[高階俊嗣]] (4)
* スワローテイルファンガイア - [[坪井智浩]] (4,5)
* キバットバットIII世 / キバアロー、キバットバットII世 - [[杉田智和]] (4,5,11,20,21,31)『キバ』
* 仮面ライダーカイザ - [[村上幸平]] (4,5)『[[仮面ライダー555|555]]』
* 仮面ライダーシザース - [[増谷康紀]] (6)
* 判事 - [[小林通孝]] (6)
* バイザー音声 - [[小山剛志]] (6,7,11)『[[仮面ライダー龍騎|龍騎]]』
* アナウンス - [[杉本ゆう]] (8,9)
* ラウザー音声 - [[佐々木健]] (8,9,30,31)『剣』
* ドライバー音声 - [[假野剛彦]] (10,11,21)『555』
* クイーンアントロード フォルミカ・レギア - [[森夏姫]] (12,13)
* モモタロス / M士 / Mユウスケ / 仮面ライダー電王 ソードフォーム / デンオウモモタロス - [[関俊彦]] (14,15,18)『電王』
* ウラタロス / U士 / U夏海 / 仮面ライダー電王 ロッドフォーム - [[遊佐浩二]] (14,15)『電王』
* キンタロス / K士 / K夏海 / 仮面ライダー電王 アックスフォーム - [[てらそままさき]] (14,15)『電王』
* リュウタロス / R士 / R夏海 / 仮面ライダー電王 ガンフォーム - [[鈴村健一]] (14,15)『電王』
* ジーク - [[三木眞一郎]] (15)『電王』
* ゼクター音声 - [[スラージ・ガジリア]] (16,17,21)『カブト』
* 仮面ライダー王蛇 - [[萩野崇]] (19)『龍騎』
* 骨のシタリ - [[チョー (声優)|チョー]] (24)『シンケンジャー』
* その他 - [[塩野勝美]] (1,2,8,12,17,30,31)、[[大村亨]] (30,31)、[[穴井勇輝]] (30,31)、[[川西節夫]] (30,31)、[[丹野宜政]] (30,31)、[[森高賢]] (30,31)、[[飯干隆子]] (30,31)
 
=== スーツアクター ===
* 仮面ライダーディケイド、仮面ライダー電王 ソードフォーム / モモタロス - [[高岩成二]]
* 仮面ライダーディエンド、仮面ライダーキバ、仮面ライダーアビス、仮面ライダーブレイド、仮面ライダーG3-X(海東装着時)、仮面ライダー斬鬼、仮面ライダー電王 ロッドフォーム / ウラタロス、グロンギ - [[永徳 (俳優)|永徳]]
* 仮面ライダークウガ (25,26) - [[富永研司]]
* 仮面ライダークウガ、パラドキサアンデッド、シルバラ、フィロキセラワーム - [[伊藤教人 (俳優)|伊藤教人]]
* 仮面ライダーキックホッパー、仮面ライダーカイザ、仮面ライダー龍騎、仮面ライダーカリス、仮面ライダーファイズ、仮面ライダーアギト、仮面ライダーG3、仮面ライダーエクシードギルス、仮面ライダーブレイド (13)、仮面ライダーサソード、仮面ライダー電王 (15)、仮面ライダーディケイド (15,18)、仮面ライダーカブト、仮面ライダーザビー、仮面ライダー響鬼 (18)、仮面ライダー轟鬼 (19)、仮面ライダーダークキバ、仮面ライダーランス、仮面ライダーへラクス、仮面ライダーBLACK RX / ロボライダー、仮面ライダーアマゾン、グロンギ、ビートルファンガイア、ファンガイア、アンデッド、オルフェノク、アポロガイスト - [[渡辺淳]]
* 仮面ライダーナイト、仮面ライダー轟鬼 (9)、仮面ライダーキバ (11)、仮面ライダーガタック、仮面ライダーザビー (16終盤)、仮面ライダー響鬼(アスム変身時)、仮面ライダー威吹鬼 (18)、仮面ライダーオーガ、ン・ガミオ・ゼダ、牛鬼 - [[伊藤慎]]
* 仮面ライダーギャレン、仮面ライダーゾルダ、仮面ライダーG3-X、仮面ライダーイクサ、シンケンブルー、仮面ライダー威吹鬼 (29)、オートバジン、タイガーオルフェノク - [[押川善文]]
* 仮面ライダーオーディン、仮面ライダーレンゲル、仮面ライダーリュウガ、仮面ライダー電王 アックスフォーム / キンタロス、仮面ライダー王蛇、シンケンゴールド、仮面ライダーBLACK、仮面ライダーBLACK RX / バイオライダー、グロンギ、アンデッド、アリゲーターイマジン、ワーム - [[岡元次郎]]
* 仮面ライダーパンチホッパー、仮面ライダータイガ、仮面ライダーサイガ、仮面ライダーグレイブ、仮面ライダーケタロス、ジーク、グロンギ - [[永瀬尚希]]
* 仮面ライダー電王 ガンフォーム / リュウタロス、仮面ライダーファム、十面鬼ユム・キミル、グロンギ、オルフェノク、ワーム - [[おぐらとしひろ]]
* 仮面ライダーラルク、グロンギ - [[小野友紀]]
* シンケンレッド、バッファローロード タウルス・バリスタ - [[福沢博文]]
* シンケンピンク - [[人見早苗]]
* シンケングリーン - [[竹内康博]]
* シンケンイエロー - [[橋口未和]]
* 骨のシタリ、グロンギ - [[大林勝]]
* ダークローチ、チノマナコ、戦闘員チャップ - [[藤井祐伍]]
* グロンギ、アポロガイスト - [[蜂須賀祐一]]
* グロンギ、シュバリアン - [[金田進一]]
* その他 - [[横田遼]] (1,3 - 9,12)、[[佐藤太輔]] (1,3,6,9,12)、[[浅井宏輔]] (2,3,6,7,12)、[[渡邊昌宏]] (3)、[[村岡弘之]] (3)、[[澤江晃史]] (3,6)、[[神尾直子]] (3,5)、[[橋本恵子]] (3)、[[向田翼]] (3)、[[森村修一]] (3,5)、[[内川仁朗]] (3)、[[細川晃弘]] (3)、[[玄也]] (3)、[[小島美穂]] (4,5)、[[高田将司]] (6 - 9,12) 他([[ジャパンアクションエンタープライズ]])
 
== スタッフ ==
* 原作 - [[石ノ森章太郎]](石森章太郎プロ)
* プロデューサー - [[梶淳]]( - 第27話)・本井健吾(第28話 - )(テレビ朝日)、[[白倉伸一郎]]・[[武部直美]]・和佐野健一(東映)
* 脚本 - [[會川昇]]、[[米村正二]]、[[小林靖子]]、[[古怒田健志]]、[[井上敏樹]]
* 監督 - [[田崎竜太]]、[[金田治]]、[[長石多可男]]、[[石田秀範]]、[[柴崎貴行]]、[[田村直己]]
* 音楽 - [[鳴瀬シュウヘイ]]、[[中川幸太郎]]
* 特撮監督 - [[佛田洋]]
* アクション監督 - [[宮崎剛]]
* 撮影 - [[松村文雄]]、[[倉田幸治]]、[[いのくままさお]]
* 音楽プロデューサー - [[河野裕介]]
* 音楽制作 - [[avex entertainment]]、tv asahi music、東映アニメーション音楽出版
* プロデューサー補 - 谷本萌生( - 第3話)、郷田龍一(第4話 - 第23話)
* 共同プロデュース - [[宇都宮孝明]]、大森敬仁 ※24、25話のみ
* 助監督 - 柴崎貴行、[[伊藤良一]]、塩川純平、山口恭平、杉原輝昭ほか
* スーパーバイザー - [[小野寺章]](石森プロ)( - 第17話)
* キャラクターデザイン - [[早瀬マサト]]、[[PLEX]]
* クリーチャーデザイン - [[青木哲也]](ン・ガミオ・ゼダ、牛鬼)、[[篠原保]](ビートルファンガイア、仮面ライダーアビス、タイガーオルフェノク、チノマナコ、十面鬼 ユム・キミル、ソーンファンガイア)、[[韮沢靖]](パラドキサアンデッド、アリゲーターイマジン、フィロキセラワーム)、[[猪瀬希央]]、[[出渕裕]](バッファローロード タウルス・バリスタ)、[[雨宮慶太]](怪魔ロボット・シュバリアン)
* 造形 - (株)ブレンドマスター
* 技術協力 - [[アップサイド]]、[[東映ラボ・テック]]、[[共立 (照明)|KYORITZ]]
* 制作 - [[テレビ朝日]](表記はtv asahi)、[[東映]]、[[アサツー ディ・ケイ|ADK]]
 
== 主題歌・挿入歌 ==
; 主題歌
:; 『[[Journey through the Decade]]』
::* 作詞 - [[藤林聖子]] / 作曲 - Ryo / 編曲 - 中川幸太郎、Ryo / 歌 - [[GACKT]]
:: 第22話からは2番の歌詞を使用。
; 挿入歌
: 本作ではEDテーマは存在せず、以下の曲が主に戦闘シーンに挿入される。
:; 『Ride the wind』(第10話 - )
::* 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 門矢 士(井上正大)
:; 『Treasure sniper』(第23話 - )
::* 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - Ryo / 歌 - 海東 大樹(戸谷公人)
 
== 放映リスト ==
サブタイトルは原典で一定の法則によってつけられていた場合、それにならっていることがある。
* 例 - 「超絶」(クウガの世界)→『クウガ』のサブタイトルは漢字二文字。
 
また、原典にサブタイトルが無い世界は、原典の設定を連想させるサブタイトルが付けられることもある。
* 例 - 「再会 プロジェクト・アギト」(アギトの世界)→『アギト』の劇場版のタイトルは「[[仮面ライダーアギト PROJECT G4|PROJECT(プロジェクト) G4]]」。
 
さらに、基本的に各世界の前半ストーリーのサブタイトルはその世界に関係した言葉+その世界のライダー名が使われている。
* 例 - 「バトル裁判・龍騎ワールド」(龍騎の世界)→本作の龍騎の世界観ではライダーバトルを裁判に利用している。
 
怪人は組織名または種族名で記し、原典に登場していないもののみ個体名を記す。その内、演じる声優の名前が記載されていない者は、人間体を演じる役者が声を当てている。なお、大ショッカーは本作が初出の組織だが、原典に登場した様々な怪人が傘下となった組織であるため、組織名で記す。
 
{|class="wikitable"
 
|-
! 放送日
! 話数
! サブタイトル
! 登場怪人
! 舞台となる世界
! 脚本
! 監督
 
|-
| 2009/1/25
| style="text-align:center"|1
| ライダー大戦
|
* [[仮面ライダー龍騎#ミラーモンスターとその契約|ミラーモンスター]]
* [[仮面ライダー響鬼#魔化魍|魔化魍]]
* [[仮面ライダー剣#アンデッド|アンデッド]]
* [[仮面ライダーキバ#ファンガイア族|ファンガイア]]
* [[仮面ライダー電王#イマジン|イマジン]]
* [[仮面ライダーカブト#ワーム|ワーム]]
* [[仮面ライダー555#オルフェノク|オルフェノク]]
* [[仮面ライダークウガ#グロンギ|グロンギ]](クウガの世界)
| 夏海の世界<br />クウガの世界
| rowspan="7"|會川昇
| rowspan="3"|田崎竜太
 
|-
| 2009/2/1
| style="text-align:center"|2
| クウガの世界
| rowspan="2"|
* グロンギ
** [[オオカミ|ン・ガミオ・ゼダ]](声 - [[立木文彦]])
| rowspan="2"|クウガの世界
 
|-
| 2009/2/8
| style="text-align:center"|3
| 超絶
 
|-
| 2009/2/15
| style="text-align:center"|4
| 第二楽章♬キバの王子
| rowspan="2"|
* ファンガイア
** [[カブトムシ|ビートル]]ファンガイア
| rowspan="2"|キバの世界
| rowspan="2"|金田治
 
|-
| 2009/2/22
| style="text-align:center"|5
| かみつき王の資格
 
|-
| 2009/3/1
| style="text-align:center"|6
| バトル裁判・龍騎ワールド
|
* ミラーモンスター
| rowspan="2"|龍騎の世界
| rowspan="2"|長石多可男
 
|-
| 2009/3/8
| style="text-align:center"|7
| 超トリックの真犯人
|
* ミラーモンスター
** [[サメ|アビソドン]]
 
|-
|2009/3/15
|style="text-align:center"|8
|ブレイド食堂いらっしゃいませ
|rowspan="2"|
* アンデッド
** [[カマキリ|パラドキサ]]アンデッド
|rowspan="2"|ブレイドの世界
|rowspan="2"|米村正二
|rowspan="2"|石田秀範
 
|-
|2009/3/22
|style="text-align:center"|9
|ブレイドブレード
 
 
|-
|2009/3/29
|style="text-align:center"|10
|ファイズ学園の怪盗
|
* オルフェノク
** [[トラ|タイガー]]オルフェノク
|rowspan="2"|ファイズの世界
|rowspan="4"|會川昇
|rowspan="2"|柴崎貴行
 
|-
|2009/4/5
|style="text-align:center"|11
|555つの顔、1つの宝
|
* オルフェノク
** タイガーオルフェノク
* ミラーモンスター
 
 
|-
|2009/4/12
|style="text-align:center"|12
|再会 プロジェクト・アギト
|
* [[仮面ライダーアギト#アンノウン|アンノウン]]
** [[ウシ|バッファローロード タウルス・バリスタ]](声 - [[鳥海浩輔]])
* グロンギ
|rowspan="2"|アギトの世界
|rowspan="2"|長石多可男
 
|-
|2009/4/19
|style="text-align:center"|13
|覚醒 魂のトルネード
|
* アンノウン
** バッファローロード タウルス・バリスタ
 
|-
|2009/4/26
|style="text-align:center"|14
|超・電王ビギニング
|rowspan="2"|
* イマジン
** [[ワニ|アリゲーター]]イマジン(声 - [[三宅健太]])
* [[劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦#オニ一族|オニ一族]]
|rowspan="2"|電王の世界
|rowspan="2"|小林靖子
|rowspan="2"|石田秀範
 
|-
|2009/5/3
|style="text-align:center"|15
|超モモタロス、参上!
 
|-
|2009/5/10
|style="text-align:center"|16
|警告:カブト暴走中
|
* ワーム
|rowspan="2"|カブトの世界
|rowspan="2"|古怒田健志
|rowspan="2"|田村直己
 
|-
|2009/5/17
|style="text-align:center"|17
|おばあちゃん味の道
|
* ワーム
** [[アブラムシ|フィロキセラ]]ワーム(声 - [[望月健一]])
 
|-
|2009/5/24
|style="text-align:center"|18
|サボる響鬼
|rowspan="2"|
* 魔化魍
** [[牛鬼]](声 - [[酒井敬幸]])
|rowspan="2"|響鬼の世界
|rowspan="2"|米村正二
|rowspan="2"|柴崎貴行
 
|-
|2009/5/31
|style="text-align:center"|19
|終わる旅
 
|-
|2009/6/7
|style="text-align:center"|20
|ネガ世界の闇ライダー
|rowspan="2"|
* ネガの怪人(ミラーモンスター)
|rowspan="2"|ネガの世界
|rowspan="4"|井上敏樹
|rowspan="2"|田崎竜太
 
|-
|2009/6/14
|style="text-align:center"|21
|歩く完全ライダー図鑑
 
|-
|2009/6/28
|style="text-align:center"|22
|ディエンド指名手配
|rowspan|
* [[仮面ライダー剣#ジョーカー|ダークローチ]]
** [[コーカサスオオカブト|ボスローチ]]
|rowspan="2"|ディエンドの世界
|rowspan="2"|石田秀範
 
|-
|2009/7/5
|style="text-align:center"|23
|エンド・オブ・ディエンド
|rowspan|
* ダークローチ
* [[仮面ライダー剣 MISSING ACE#巨大邪神14(フォーティーン)|14(フォーティーン)]]
 
|-
|2009/7/12
|style="text-align:center"|24
|見参侍戦隊<ref name="sinken">『[[侍戦隊シンケンジャー]]』とのコラボレーション企画。</ref>
|
* [[侍戦隊シンケンジャー#外道衆|外道衆]]
** [[目目連|チノマナコ]](声 - [[大友龍三郎]])
** チノマナコ・ディエンド変身態
|rowspan="2"|シンケンジャーの世界
|rowspan="2"|小林靖子
|rowspan="2"|柴崎貴行
 
|-
|2009/7/19
|style="text-align:center"|25
|外道ライダー、参る!<ref name="sinken" />
|rowspan|
* 外道衆
** チノマナコ・ディエンド変身態
* ファンガイア
* アンデッド
 
|-
|2009/7/26
|style="text-align:center"|26
|RX! 大ショッカー来襲
|
* [[仮面ライダーBLACK RX#クライシス帝国|クライシス帝国]]
** 怪魔ロボット・シュバリアン(声 - [[稲田徹]])
* [[劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー|大ショッカー]]
** [[仮面ライダーX#GOD秘密機関|GOD秘密機関]]
** [[仮面ライダーBLACK#暗黒結社ゴルゴム|ゴルゴム]]
** イマジン
** ファンガイア
|rowspan="2"|ブラックRXの世界<br />ブラックの世界
|rowspan="6"|米村正二
|rowspan="2"|金田治
 
|-
|2009/8/2
|style="text-align:center"|27
|BLACK×BLACK RX
|rowspan|
* 大ショッカー
** クライシス帝国
*** 怪魔ロボット・シュバリアン
** GOD秘密機関
** ゴルゴム
** オルフェノク
** ワーム
** イマジン
** ファンガイア
 
|-
|2009/8/9
|style="text-align:center"|28
|アマゾン、トモダチ
|rowspan|
*大ショッカー
** [[仮面ライダーアマゾン#ゲドン|秘密結社ゲドン]]
*** 十面鬼 ユム・キミル(声 - [[石川英郎]])
** GOD秘密機関
** [[仮面ライダー#ショッカー|ショッカー]]
** グロンギ
** アンノウン
** 魔化魍
** ワーム
|rowspan="2"|アマゾンの世界
|rowspan="2"|長石多可男
 
|-
|2009/8/16
|style="text-align:center"|29
|強くてハダカで強い奴
|rowspan|
*大ショッカー
** 秘密結社ゲドン
*** 十面鬼 ユム・キミル
** GOD秘密機関
** ショッカー
** アンノウン
** 魔化魍
 
 
|-
|2009/8/23
|style="text-align:center"|30
|ライダー大戦・序章
|rowspan|
*大ショッカー
** GOD秘密機関
*** スーパーアポロガイスト
** ファンガイア
*** [[ナマコ|ソーン]]ファンガイア
** アンデッド
|rowspan="2"|ライダー大戦の世界
|rowspan="2"|石田秀範
 
|-
|2009/8/30
|style="text-align:center"|31
|世界の破壊者
|rowspan|
*大ショッカー
** GOD秘密機関
*** スーパーアポロガイスト
** 再生怪人軍団
*** バッファローロード タウルス・バリスタ
*** タイガーオルフェノク
*** パラドキサアンデッド
*** フィロキセラワーム
*** アリゲーターイマジン
*** ビートルファンガイア
 
|}
 
== 映像ソフト化 ==
* [[2009年]][[7月21日]] - 2010年1月21日にかけて[[DVD]]が[[東映ビデオ]]より発売中。各巻4話(Vol.1.5 - 6は5話)収録。初回生産分には映像特典として「平成仮面ライダー」各作品のディケイドが世界を回った順(555と剣、アギトと電王は同時収録)に第1話が収録されている。
 
== 他媒体展開 ==
=== 映像作品 ===
==== 映画 ====
* 『[[劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦]]』(2009年[[5月1日]]公開)
** テレビシリーズの第15話と第16話の間にあたるストーリー。また、本編第15話 - 第17話のOP映像では、この映画のカットを用いたスペシャル版が使われた。
* 『[[劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー]]』(2009年[[8月8日]]公開)
** 上記の映画と同様、本編第26話 - 第31話のOP映像にスペシャル版が使用された。
* 『劇場版 仮面ライダーディケイド&W』[仮称](2009年[[12月12日]]公開予定)
** 上記の映画、及びテレビシリーズ最終回において公開予定が発表された。内容の詳細は不明だが、断片的に放送された映像などから、テレビシリーズ最終回のその後を描いた真の完結編になると思われる。
 
==== 超アドベンチャーDVD ====
* 仮面ライダーディケイド 超アドベンチャーDVD 守れ!<てれびくんの世界>
 
==== ネットムービー ====
* 『[[劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー#オールライダー超スピンオフ|ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ]]』
* 『[[劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー#オールライダー対しにがみ博士|仮面ライダーディケイド オールライダー対しにがみ博士]]』
** 映画連動のWebムービー。
 
==== プロモーションビデオ ====
* 『[[Journey through the Decade]]』[[ミュージック・ビデオ|PV]]
* 『[[The Next Decade]]』[[ミュージック・ビデオ|PV]]
** 主題歌を歌うGACKTとのコラボレーション企画。
 
=== 漫画版 ===
『[[テレまんがヒーローズ]]』2009年4月号掲載。著者は[[藤沢真行]]。
 
=== ゲーム ===
* 『[[仮面ライダーバトル ガンバライド]]』
** 本作と連動した[[データカードダス]]であり、筐体はディケイドライバーをモチーフとしている。
* 『[[仮面ライダー クライマックスヒーローズ]]』
** 2009年8月6日発売のプレイステーション2用ソフト。PS2版『[[仮面ライダーカブト]]』から3年ぶりのゲーム化である。
 
=== ミュージカル ===
*『MASKED RIDER LIVE&SHOW 〜十年祭〜』
** 2009年6月28日-29日に[[東京国際フォーラム]]で開催された、仮面ライダーシリーズとしては史上初と銘打っているダンスバトルミュージカル公演。公演の模様は同年11月21日にDVDソフトとして発売される予定。
 
=== その他 ===
* 平成仮面ライダー検定
** テレビ朝日ケータイサイト内のTVシリーズに関する検定。問題案の投稿はユーザーによる。出題範囲は『[[仮面ライダークウガ|クウガ]]』から『[[仮面ライダーキバ|キバ]]』まで。8月16日に本試験が行われた。
 
== 関連項目 ==
* [[仮面ライダーシリーズ]]
* [[仮面ライダーバトル ガンバライド]]
* [[ライダーカード]]
* [[仮面ライダーG]] - 『[[SmaSTATION#SmaSTATION!!Presents SMAPがんばりますっ!!|SmaSTATION!!Presents SMAPがんばりますっ!!]]』内で放送された作品。作中には、クウガからディケイドまでの歴代平成ライダー10人も登場する。
* [[仮面ライダーW]]
* [[侍戦隊シンケンジャー]]
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
== 外部リンク ==
* [http://www.tv-asahi.co.jp/decade/ テレビ朝日内公式サイト]
* [http://www.toei.co.jp/tv/decade/ 東映内公式サイト]
* [http://mv.avex.jp/decade/ 公式サイト(エイベックス内)]
* [http://dogatch.jp/kodomo/rider/ DOGATCH仮面ライダーディケイド特集]
* [http://www.superheadz.com/bbf/ BlackBird,Fly公式サイト] 劇中で使用される[[二眼レフカメラ]](ただし士のカメラはオリジナルカラー)
* [http://www.superheadz.com/bbf_rider/ BlackBird,fly_rider] BlackBird,Fly製作元による仮面ライダーディケイド特集サイト
* [http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/decade.html DVD 仮面ライダーディケイド特集]東映ビデオ内にあるサイト
 
{{前後番組
|放送局=[[テレビ朝日]]系列
|放送枠=日曜8時台前半<br />([[スーパーヒーロータイム]]第2枠 / [[ニチアサキッズタイム]]第3枠)
|前番組=[[仮面ライダーキバ]]<br />(2008.1.27 - 2009.1.18)
|番組名=仮面ライダーディケイド<br />(2009.1.25 - 8.30)
|次番組=[[仮面ライダーW]]<br />(2009.9.6 - )
}}
 
{{仮面ライダーシリーズ}}
{{めばえ連載中}}
 
{{DEFAULTSORT:かめんらいたあていけいと}}
 
[[Category:仮面ライダーシリーズ|ていけいと]]
[[Category:仮面ライダーシリーズのクロスオーバー作品|ていけいと]]
[[Category:スーパー戦隊シリーズのクロスオーバー作品]]
[[Category:2009年のテレビドラマ]]
[[Category:テレビドラマ連動データ放送]]
 
[[en:Kamen Rider Decade]]
[[es:Kamen Rider Decade]]
[[ko:가면라이더 디케이드]]
[[ms:Kamen Rider Decade]]
[[nl:Kamen Rider Decade]]
[[pt:Kamen Rider Decade]]
[[th:มาสค์ไรเดอร์ดีเคด]]
[[vi:Kamen Rider Decade]]
[[zh:幪面超人DECADE]]