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{{複数の問題|ソートキー=番組NHK
|出典の明記=2016年2月2日 (火) 10:21 (UTC)
|独自研究=2016年2月2日 (火) 10:21 (UTC)
}}
{{混同|こどもニュース}}
{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = 週刊こどもニュース
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| 画像説明 =
| ジャンル = [[報道番組|ニュース]]・[[情報番組]]
| 放送時間 = [[
| 放送分 =
| 放送枠 =
| 放送期間 = [[1994年]][[4月10日]]<ref>{{cite web |title=週刊こどもニュース <新> |url=https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A199404100830001300100 |website=NHKクロニクル |access-date=2025年2月28日}}</ref> - [[2010年]][[12月19日]]<ref>{{cite web |title=週刊こどもニュース <終> 「最終回・世の中まとめて一年間」 |url=https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201012190805001300100 |website=NHKクロニクル |access-date=2025年2月28日}}</ref>
| 放送回数 =
| 放送国 = {{JPN}}
| 制作局 = [[日本放送協会
| 出演者 = [[#出演者|下記]]参照
| 音声 = [[ステレオ放送]]
| 字幕 = [[リアルタイム字幕放送]]
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| 外部リンク =
| 外部リンク名 =
| 特記事項 = ナレーション:[[古川登志夫]]<br />字幕放送は2009年4月4日放送分から最終回まで実施。
}}
『'''週刊こどもニュース'''』(しゅうかんこどもニュース)は、[[NHK総合テレビジョン
== 概
本番組は、ニュースや社会問題をお父さん・お母さん・3人の子供の5人家族の設定の中で、子供にも理解できるような分かりやすい言葉を使って報道・解説する<ref name="nhkk199409">{{Cite journal|和書|title=『週刊こどもニュース』を学校でも / 池上彰 ; 中村哲志 ; 西吾嬬小学校 ; 富士小学校|journal=放送教育|volume=49|issue=6|publisher=日本放送教育協会|date=1994-09-01|pages=26 - 27|id={{NDLJP|2341154/14}}}}</ref><ref>{{Cite book|和書|editor=日本放送協会放送文化研究所 放送情報調査部|date=1995-10-11|title=NHK年鑑'95|publisher=[[NHK出版|日本放送出版協会]]|pages=192}}</ref><ref>{{Cite journal|和書|title=四季散策 「こどもにニュースを伝える」 / 池上彰|journal=教育じほう|issue=579|publisher=東京都新教育研究会|date=1996-04-10|pages=6 - 10|id={{NDLJP|6042370/5}}}}</ref><ref name="nhkk199607">{{Cite journal|和書|title=『週刊こどもニュース』|journal=放送教育|volume=51|issue=4|publisher=日本放送教育協会|date=1996-07-01|pages=20 - 21|id={{NDLJP|2340881/11}}}}</ref>。放送されるニュースは「世の中まとめて一週間」のコーナーで日めくり方式で要約した[[ストレートニュース]]をマスコットキャラクターのナレーションで流し([[NHK週刊ニュース]]、[[サンデーモーニング]]等週末の報道番組と同じ)、その後のコーナーで感心の高かったり質問投稿が寄せられたニュースについて「お父さん」がスタジオで家族(出演者)を交えて詳しく解説するものであった。NHKでは放送当初珍しかった色付き(主に青色)の[[ルビ]]付きの装飾された[[字幕]]で、マスコットキャラクターの描画や「世の中―」で出される概要図などは[[ウゴウゴルーガ|ウゴウゴ・ルーガ]]に似た[[2次元コンピュータグラフィックス|2DCG]]アニメーションを使っていた。
放送前に子供役の出演者たちに分かってもらえるまで推敲をし、様々な出来事については、模型や図表・国家の金融政策を一般的な家庭の家計簿などに置き換えるなどわかりやすい解説を行う。
番組の編集長でもある「お父さん」が主に解説を担当する。初代は平日夕方の『[[イブニングネットワーク (NHK総合)|イブニングネットワーク]]』(首都圏パート含む)から異動した[[池上彰]](元
番組の初代タイトルロゴは[[きんさんぎんさん]]の直筆によるもので、両者が死去した後も2004年度まで長らく使われ続けた。2005年度から2009年度までは2代目のタイトルロゴに変わり、こちらは[[松井秀喜]]が手掛けた。更に番組末期である2010年度ではポップな3代目のタイトルロゴに変更された。
=== 番組が与えた影響と類似番組 ===
番組の企画者は池上自身である。
「今のニュースは難しく、子供が理解しづらい」と企画し上司に提案したところ、「言い出しっぺのおまえ自らやりなさい」といわれ、企画者自ら初代お父さん役に就任した。
池上曰く「各民放の報道関係者も見ている番組」「平易な言葉で時事問題を取り上げるので、日本語を学ぶ外国人がよく見ている番組」であるとのこと。実際番組で使用した解説用フリップのデザインが、翌週月曜日の『[[ニュースステーション]]』([[テレビ朝日]]系列)でそのまま模倣されたと語った(池上が講演で語ったもの)。一方、時事問題を模型などで平易に説明する手法は『ニュースステーション』が先駆者である。後年[[久米宏]]と池上の対談の中では、お互いに「『こどもニュース』を見ろ」「『ニュースステーション』を見ろ」とスタッフに指示していたことが明かされた。
子供を対象としたNHKの報道・情報番組としては[[1970年代]]に放送された『[[こどもニュース]]』→『[[600 こちら情報部]]』(時間帯としては現在の平日18時台地域ニュースワイド番組枠の前半の時間帯に相当)があるが、『こどもニュース』は主に全国各地の小学生の生活に関するエピソードや年中行事などを扱ったストレートニュース形式、『こちら情報部』は子供向けのトレンドを扱う情報バラエティであり、{{要出典範囲|date=2016年11月21日 (月) 10:09 (UTC)|いわゆる一般的な時事問題を扱う子供向け番組というスタイルはこの番組が初めてである}}。
なお、民放では[[北陸朝日放送]]発の全国ネット番組である「[[KID'S NEWS]]」が1990年代から2009年まで存在していたが、こちらも情報バラエティ系統の内容であった。
=== 番組の終焉 ===
2010年4月の最末期に時間帯を日曜朝に移動し、11月にNHKは[[12月19日]]の放送を以って番組を終了する旨を発表した。4月起点の番組で且つ同年度に家族役キャストを一新していたため、年度途中での終了は[[打ち切り]]を示唆した内容だった。12月19日に通常通りの時間枠での放送を以て番組終了し、17年間の放送に終止符を打った。
NHKの定例会見で打ち切りの理由として、番組の趣旨が「子供を対象としたニュース番組」であるにもかかわらず、実際の視聴者層は50歳以上の者([[マーケティング]]用語で言う[[視聴者#視聴者構成割合|M3層・F3層]])が多くを占めていたことを挙げた<ref name="Sanspo20101120">{{Wayback |url=http://www.sanspo.com/geino/news/101117/gnj1011171855031-n1.htm|title=高齢者ばかり視聴「こどもニュース」終了へ(サンケイスポーツ、2010年11月17日)|date=20101120130518}}</ref><ref name="Nikkan2010117">{{Cite news|url=http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20101117-703333.html|title=NHK「週刊こどもニュース」打ち切り|publisher=日刊スポーツ|date=2010-11-17|accessdate=2016-10-06}}</ref>(このため「'''老人ニュース'''」と揶揄されることもあった<ref>{{Cite news|url=http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20101118-703521.html|title=こどもニュースから老人ニュースへ!?|newspaper=日刊スポーツ|date=2010-11-17|accessdate=2016-10-06}}</ref>)。後継番組として子供から高齢者まで幅広い層をターゲットとしたファミリー向けニュース解説番組『[[週刊ニュース深読み|ニュース深読み]]』を2011年1月より開始させることも併せて発表した<ref name="Sanspo20101120"/><ref name="Nikkan2010117"/><ref>2010年11月NHK放送総局長定例会見より。</ref>。
== 放送時間 ==
{| class="wikitable"
!年度!!放送時間!!備考
|-
|1994 - 1998||毎週日曜 8:30 - 8:55<br />のち8:57までに延長||
|-
|1999(4月 - )||毎週日曜 10:30 - 11:00||rowspan="2"|『[[課外授業 ようこそ先輩]]』とセットで「日曜ファミリータイム」として放送
|-
|1999(10月 - )||毎週日曜 10:05 - 10:35
|-
|2000 - 2009||毎週土曜 18:10 - 18:42||
|-
|2010||毎週日曜 8:05 - 8:35||関西地区のみ 8:30 - 9:00
|}
; 特例
* 関西地区([[NHK大阪放送局|大阪]]・[[NHK京都放送局|京都]]・[[NHK神戸放送局|神戸]]・[[NHK大津放送局|大津]]・[[NHK奈良放送局|奈良]]・[[NHK和歌山放送局|和歌山]]の6局)では、従前から関西地域向けの経済情報番組『[[新・ルソンの壺|ビジネス新伝説 ルソンの壺]]』を日曜7:45 - 8:10枠で放送しているため、2010年度は[[遅れネット|時差放送]]になった(この場合でもリアルタイム字幕放送には対応している)。そのため、番宣では「'''毎週日曜あさ放送'''」という開始時間を伏せた形で放送時間が表記されていた。
* 国内と同時放送される[[NHKワールド・プレミアム]]ではノンスクランブルで視聴可能(2010年4月より)。以前はNHKワールドTVでも放送されていたが、英語放送強化による番組改編で[[2008年]][[3月29日]]放送分を最後に打ち切りとなった。
* 大晦日には、その年に起こった出来事を振り返るスペシャル版「世の中まとめて1年間」が放送された。大晦日の放送であることを生かし、当日夜放送の『[[NHK紅白歌合戦]]』のリハーサル中の出演者が登場することもあった。なお、番組打ち切りとなる2010年については[[12月19日]]のレギュラー最終回で収録放送した。
**なお、この番組の大晦日スペシャル中止に伴う事実上の代わりとして、「2代目お父さん」役の鎌田が司会を務める報道ドキュメンタリー『[[追跡!AtoZ]]』の年末特別番組「真相ファイル2010」が[[12月30日]]17:30から18:50に生放送された。
=== 特別番組等に対する対応 ===
* [[プロ野球中継]]がある場合は番組は休止で、仮に野球が雨天中止の場合でもレギュラー復帰とはならず、全く別の番組が放送
** 2008年[[10月18日]]放送分はNHKワールド・プレミアムのみ、[[NHKプロ野球]]セ・リーグクライマックスシリーズ 第1ステージ 第1戦
** 2004年[[10月23日]]放送分は放送直前に発生した[[新潟県中越地震]]
* 2008年[[6月7日]]放送分は通常のスタジオでなく、「[[SAVE THE FUTURE]]」の特集番組枠として「[[みんなの広場ふれあいホール]]」からの公開放送だった。通常の鎌田家の出演に加え、NHKアナウンサーの[[松本和也]]
* 2008年[[10月25日]]放送分は[[麻生太郎]]内閣総理大臣の記者会見の中継(北京から)を放送
* 2008年[[12月13日]]放送分は日中韓首脳共同会見放送のため番組は休止(この模様はNHKワールド
* 2009年[[12月19日]]放送分は通常のスタジオでなく「SAVE THE FUTURE」スペシャルとして、同番組のスタジオからの生放送に。通常の岩本家の出演に加え、同番組キャスターの[[藤原紀香]]と松本和也も番組に出演。ただし、お父さんの岩本は[[第15回気候変動枠組条約締約国会議|COP15]]会議取材のためコペンハーゲンからの生中継出演だった。
* 2010年[[6月6日]]放送分は「[[2010 FIFAワールドカップ]]特集」を中心に放送枠を25分拡大し8:05 - 9:00の放送となった。
** 関西地区では以下の編成により10:35 - 11:30の時差放送に変更された。
*** 7:45 - 8:30 ビジネス新伝説 ルソンの壷スペシャル
*** 8:30 - 8:50 新・三銃士
*** 8:50 - 9:00 番宣/アニメ「メジャー〜吾郎夢の舞台へ〜」
** NHKワールド・プレミアムでは放送権上の制約によりFIFAワールドカップの映像が一切放送できないため、番組自体海外向けの放送が休止され、別番組として『カラフル!』スペシャル版(8:05 - 8:55)と『やまとの国宝』に差し替えとなった(ノンスクランブル放送も休止)。それ以降もFIFAワールドカップ期間中は11:30 - 12:00の時差放送に変更された(ノンスクランブル放送は通常通り実施)。
* 2010年[[8月8日]]は、高校野球の中継の編成が組まれている都合で関西地区のみ番組自体が休止され、代替放送も無かった。逆に翌週は『ルソンの壺』を休止し、全国ネットの時間に放送した。これは当日が第65回終戦記念日だったため、いつもより放送時間を拡大し9時まで関連する特集を放送したためである。なおこの日の高校野球は3試合のみ=9:30開始の予定であった。
== 主なコーナー ==
基本的に「世の中まとめて一週間」「今週の大ハテナ」「今週のキラリ」を放送し、その他のコーナーは不定期に放送する。
== 出演者 ==
===家族、ナビゲーター===
{| class="wikitable" style="text-align:center"
!期間!!お父さん役!!お母さん役!!長の子役!!中の子役!!下の子役!!ナビゲーター
|-
|1994年4月10日 - 1997年3月30日|| rowspan="5" |[[池上彰]]<ref name="nhkk199409"/><ref name="nhkk199607"/><br />{{small|(いけがみ・あきら)}}||[[柴田理恵]]<ref name="nhkk199409"/><ref name="nhkk199607"/><ref>{{NHK人物録|D0009120061_00000|柴田理恵}}</ref><br />{{small|(しばた・りえ)}}||武藤啓太<ref name="nhkk199409"/><ref name="nhkk199607"/><br />{{small|(むとう・けいた)}}||[[村山真夏]]<ref name="nhkk199409"/><ref name="nhkk199607"/><br />{{small|(むらやま・まな)}}||石川茉侑<ref name="nhkk199409"/><ref name="nhkk199607"/><br />{{small|(いしかわ・まゆ)}}||rowspan="5"|スクープくん<ref name="nhkk199607"/><br />{{Small|(声:[[龍田直樹]]<br />{{small|(たつた・なおき)}})}}
|-
|1997年4月6日 - 1999年3月28日||[[高泉淳子]]<br />{{small|(たかいずみ・あつこ)}}||[[山木香織]]<br />{{small|(やまき・かおり)}}||池田祐一朗<br />{{small|(いけだ・ゆういちろう)}}||[[沼田久美子]]<br />{{small|(ぬまだ・くみこ)}}
|-
|1999年4月4日 - 2002年3月30日||[[林マヤ]]<br />{{small|(はやし・まや)}}||[[大塚露那]]<br />{{small|(おおつか・つゆな)}}||[[荒川優 (ミュージシャン)|荒川優]]<br />{{small|(あらかわ・ゆう)}}||嘉部彩加<br />{{small|(かべ・あやか)}}
|-
|2002年4月6日 - 2004年3月27日|| rowspan="2" |[[林家きく姫]]<br />{{small|(はやしや・きくひめ)}}||rowspan="2"|[[安藤響]]<br />{{small|(あんどう・ひびき)}}||[[柳英里紗]]<br />{{small|(やなぎ・えりさ)}}||[[大津綾香]]<br />{{small|(おおつ・あやか)}}
|-
|2004年4月3日 - 2005年3月26日||大津綾香<br />{{small|(おおつ・あやか)}}||[[池田仁]]<br />{{small|(いけだ・まさし)}}
|-
|2005年4月2日 - 2008年3月30日|| rowspan="2" |[[鎌田靖]]<br />{{small|(かまだ・やすし)}}||[[中島奏]]<br />{{small|(なかじま・かなで)}}||[[佐野光河]]<br />{{small|(さの・こうか)}}||[[比嘉展玖]]<br />{{small|(ひが・ひらく)}}||[[大亀美桜]]<br />{{small|(おおかめ・みお)}}||rowspan="4"|ピントくん<br />{{Small|(声:[[古川登志夫]]<br />{{small|(ふるかわ・としお)}})}}
|-
|2008年4月5日 - 2009年3月28日|| rowspan="2" |[[はしのえみ]]||rowspan="2"|[[金子雄]]<br />{{small|(かねこ・ゆう)}}||rowspan="2"|[[奈良瞳]]<br />{{small|(なら・ひとみ)}}||rowspan="2"|[[渡辺魁士]]<br />{{small|(わたなべ・かいし)}}
|-
|2009年4月4日 - 2010年3月27日|| rowspan="2" |[[岩本裕 (報道記者)|岩本裕]]<br />{{small|(いわもと・ひろし)}}
|-
|2010年4月4日 - 2010年12月19日||[[光浦靖子]]<br />{{small|(みつうら・やすこ)}}||[[古田大虎]]<br />{{small|(ふるた・たいが)}}||[[萩原利久]]<br />{{small|(はぎわら・りく)}}||[[柳下花恋]]<br />{{small|(やぎした・かれん)}}
|}
===近所の住人役===
不在の年度もある。
* お天気おじさん:[[渡辺博栄]](気象予報士、1999年度 - 2001年度、5:50・6時台・11:54の気象情報、『[[NHKニュースおはよう日本|おはよう日本]]』(1999年度のみ)と兼務)
* 隣のお婆さん『マヤババ』:林マヤ(二役、1999年度 - 2001年度不定期、名前の由来は林の番組内での愛称『マヤママ』より)
* 近所のお兄さんたち:[[ハイキングウォーキング]](松田洋昌・鈴木Q太郎、2010年度)
===備考===
* お父さん役の池上は元NHK[[記者]]主幹、鎌田・岩本はNHKの報道記者で当時[[解説委員]]だった。
* 大塚と荒川は同学年([[1986年]]生まれ)であった。年長の2人の子役が同学年になったのはこの時のみ。誕生日は大塚の方が1か月早い(大塚は[[6月21日]]生まれ、荒川は[[7月21日]]生まれ)。
* 大津は2004年度は長女役に変更。
* スクープくんは鼻が[[カメラ]]のズームレンズになっている[[ブタ|豚]]のキャラクターである。制作当時、めったに使われない動物キャラクターということで創作された。豚であるため、[[イスラム教|イスラム]]系の話題では宗教上の配慮から登場しなかった。毎年最後の放送になると、パペットとしてスタジオに実写で登場していた。
* ピントくんは[[メガネザル]]がモチーフ。
== テーマ曲 ==
* 1994年4月 - 1995年3月:[[GO-BANG'S]]
* 1995年4月 - 1997年3月:[[YOYOYO]]「GIRL A GO! GO!」
* 1997年4月 - 1998年3月:[[篠原ともえ]]
* 1998年4月 - 1999年3月:[[イズミカワソラ|泉川そら]]「『おはよー』がとびでたら」
* 1999年4月 - 2005年:[[天童よしみ]]「いただきます」<ref>[https://www.yoshimi-tendo.com/discography_single/itadakimasu.html いただきます] 天童よしみ 公式サイト</ref>
* 2005年4月 - 2008年3月:[[宮川彬良]]「アナロジー」
* 2008年4月 - :[[CRAZY KEN BAND]]<ref>[https://natalie.mu/music/news/6235 CKBがNHK「週刊こどもニュース」の新テーマを担当] - 音楽ナタリー 2008年3月25日</ref>
== これが「週刊こどもニュース」だ! ==
[[2000年]][[9月20日]]に[[集英社]]より刊行された池上の著書である。この中で池上は『週刊こどもニュース』を製作する中で起こった苦労話や裏話などを綴った。その例として以下のようなものが挙げられる。
* 金融について解説する際出演者の子供たちが理解できていない様子を見て「融通が利かない」と言ってしまった。
* [[総会屋]]について解説する際「社長さんは今も[[寝小便|おねしょ]]をしている」という内容のコントを作ったが、放送後抗議の電話が殺到した。
* [[浅野史郎]]が[[カラ出張]]について説明したときの話('''[[浅野史郎]]を参照''')。
他にもスクープ君誕生の逸話や農家への訪問に関する裏話などを綴った。
== 備考 ==
* 時期によっては放送されていた「今週のわからん」コーナーのオープニングはアーケードゲームの「[[コズモギャング・ザ・ビデオ]]」のコンティニュー画面のBGMが使われていた。確かにギブアップという点では共通している。なお同ゲームのエンディングも番組のBGMに使われた回が存在する。
* NHKが[[2006年]]に公開した「ジャンル別番組制作費」によると、同番組の制作費は1本710万円とのことである。
* 日本[[PTA]]全国協議会主催で実施された2006年度「[[子供]]と[[メディア (媒体)|メディア]]に関する意識調査」において、「親が子どもに見せたい番組」第7位にランク付けされた。
* [[2009年]][[4月4日]]放送分より[[リアルタイム字幕放送]]を開始した。[[NTSC|地上アナログ放送]]では他の[[NHKニュース]]各番組と同様、2010年[[7月4日]]まででは[[レターボックス (映像技術)|レターボックス]]放送はしておらず、16:9画像を4:3コンバートして放送していた。同[[7月11日]]以後はレターボックス16:9となった。
* 2010年度改編で、開始以来続けられてきた生放送が打ち切られ、収録による放送(基本的には[[撮って出し]])に変更。地域によって放送時間が異なることとなった。
=== 名古屋の対応 ===
エリア内(主に豊田市と豊橋市周辺)在住の[[日系ブラジル人]]に対する放送での支援を強化している[[NHK名古屋放送局|名古屋局]]では、生という性質上放送は他の地域と同じく通常のスタイルをとっているものの、放送後に専門のスタッフが特集企画のポイントを翻訳し、同局のポルトガル語ホームページ<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.nhk.or.jp/brasil/index.html |title=アーカイブされたコピー |accessdate=2010-11-17 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20110719102519/http://www.nhk.or.jp/brasil/index.html |archivedate=2011-07-19 |url-status=dead|url-status-date=2017-08 }}</ref>で公開していた。これは、番組内容がこどもにニュースを分かりやすく説明するということから、日本語が十分にできない日系ブラジル人にも役立つと判断してのものである。2か国語放送が行われないにもかかわらず、名古屋局ポルトガル語ページの番組情報に「'''KODOMO News Weekly'''」として列挙されていた。
== 脚註 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
* [[大津綾香]]
* [[子供の時間]]:戦前のNHKの子供向け報道番組。直接的なつながりはない。
* [[やさしい経済教室]]:1960年から1962年までNHK教育テレビで放送された番組で、当時の東京教育大学教授で、のちに東京都知事になる[[美濃部亮吉]]を美濃部一家のお父さん役に起用し、主に美濃部が経済の問題を大人の視聴者向けにやさしく解説した経済啓蒙番組。
* [[NHK週刊ニュース]]:土曜朝に放送される(一般向けの)ウィークリーニュース。2011年に上記の『ニュース深読み』に吸収(それに伴い番組名も『週刊ニュース深読み』に変更)
* [[週刊まるわかりニュース]]:「週刊ニュース深読み」の後継番組として[[2018年]][[4月7日]]から[[2023年]][[3月19日]]まで放送されたウィークリーニュース。本作の放送終了をもって、一旦NHKのウィークリーニュースが途絶えた。
* [[
<!--[[関連項目]]を見て記載してください
* [[KID'S NEWS]] - 当番組と同様に子供向けの番組。[[朝日ニュースター]]・[[北陸朝日放送]]の共同制作番組。
-->
== 外部リンク ==
* [https://web.archive.org/web/20001109013100/http://www.nhk.or.jp/kdns/index.html 週刊こどもニュース]:公式サイト
* {{Wayback|url=http://www.tvco.tv/interview/index.php?action=detail&id=172/ |title=NHK週刊こどもニュース メイキングインタビュー(テレビコ) |date=20160304121311}}
* [https://web.archive.org/web/20111013172603/http://www.st-nova.jp/banngumi/news02.html NHK週刊こどもニュースの模型(スタジオ・ノーヴァ)]
* {{NHK放送史|D0009010410_00000|週刊こどもニュース}}
{{前後番組
|放送局=[[NHK総合テレビジョン]]
|放送枠=日曜 8:30 - 8:55枠
|番組名=週刊こどもニュース<br />(1994.4.10 - 1999.3.28)
|前番組=[[新日本探訪]]<br />([[再放送]])<br />【95分繰下げて継続】
|次番組=新日本探訪<br />【日曜23:00 - 23:30から移動】
|2放送局=NHK総合テレビジョン
|2放送枠=日曜10時台後半枠
|2番組名=週刊こどもニュース<br />(1999.4.11 - 10.3)
|2前番組=新アジア発見<br />([[NHK福岡放送局|福岡放送局]]制作)<br />【25分繰り上げて継続】
|2次番組=[[課外授業 ようこそ先輩]]<br />※10:35 - 11:20<br />【25分繰り上げ】
|3放送局=NHK総合テレビジョン
|3放送枠=日曜 10:05 - 10:35枠
|3番組名=週刊こどもニュース<br />(1999.10.10 - 2000.3.19)
|3前番組=新アジア発見<br />(福岡放送局制作)<br />【85分繰下げて継続】
|3次番組=[[あなたのアンコール]]<br />※10:05 - 11:00
|4放送局=NHK総合テレビジョン
|4放送枠=土曜 18:10 - 18:42枠
|4番組名=週刊こどもニュース<br />(2000.4.1 - 2010.3.27)
|4前番組=[[小さな旅]]<br />※18:10 - 18:35<br />【日曜8:00 - 8:25へ移動】
|4次番組=[[NHK海外ネットワーク]]<br />【日曜18:10 - 18:45から移動】
|5放送局=NHK総合テレビジョン
|5放送枠=日曜 8:05 - 8:35枠
|5番組名=週刊こどもニュース<br />(2010.4.4 - 12.19)
|5前番組=小さな旅<br />※8:00 - 8:25<br />【土曜9:00 - 9:25へ移動】<hr />課外授業ようこそ先輩<br />※8:25 - 8:55<br />【10分繰下げて継続】
|5次番組=小さな旅<br />※8:00 - 8:25<br />【土曜9:00 - 9:25から再移動】<hr />課外授業ようこそ先輩<br />※8:25 - 8:55<br />【10分繰り上げ】
}}
{{池上彰}}
{{柴田理恵}}
{{デフォルトソート:しゆうかんこともにゆうす}}
[[Category:NHK総合テレビジョンの子供向け番組の歴史]]
[[Category:NHK総合テレビジョンのニュース・報道番組の歴史]]
[[Category:かつて存在したNHKのテレビ年末年始特番]]
[[Category:1994年のテレビ番組 (日本)]]
[[Category:放送文化基金賞・放送文化]]
[[Category:池上彰]]
| |||