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|外部リンク名=テレビ朝日 暴れん坊将軍
|番組名1=[[吉宗評判記 暴れん坊将軍]](通称:I)
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|番組名13=暴れん坊将軍(通称:XII)
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|番組名17=新・暴れん坊将軍
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{{ドラマ}}
[[Image:MegumiLantern.jpg|thumb|め組の提燈]]
『'''暴れん坊将軍'''』(あばれんぼうしょうぐん)は、[[テレビ朝日]]をキーステーションに[[All-nippon News Network|ANN系列]]で[[1978年]]([[昭和]]53年)から[[2002年]]([[平成]]14年)にかけてレギュラー放映された[[東映]]制作の[[時代劇]]シリーズである。主演はシリーズを通して[[松平健]]。舞台版もある。
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== 概要 ==
シリーズ12作と最終回スペシャル・復活スペシャル・[[2008年]]末のスペシャルの3本を合わせた放映回数は計832回と、同じ俳優が演じた単一ドラマとしては[[大川橋蔵]]の『[[銭形平次]]』888回に次ぐ長寿番組である。レギュラー放送は終了して久しいが、地上波やCS放送<ref>[[2010年]][[5月]]から[[時代劇専門チャンネル]]で第1シリーズからの放送が開始される。<!---2010年1月22日のスポット番宣から---></ref>などで頻繁に再放送が実施されていることもあり、今も知名度は衰えていない。
 
『'''暴れん坊将軍'''』(あばれんぼうしょうぐん)は、[[1978年]]から<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jidaigeki.com/regular/abarenbou/|title=松平健主演 暴れん坊将軍|publisher=時代劇専門チャンネル|accessdate=2020-12-19}}</ref>[[2002年]]にかけて[[All-nippon News Network|テレビ朝日系列]]でレギュラー放映された[[テレビ朝日]]、[[東映]]制作の[[時代劇]]シリーズ。舞台版も上演されている。放映タイトルおよび各話スタッフについては、[[暴れん坊将軍のエピソード一覧]]を参照。
[[ナレーター]]はシリーズを通して[[若山弦蔵]]が担当している。
{{TOC limit|3}}
 
== 作品の内容概要 ==
[[江戸幕府]]の八代将軍・[[徳川吉宗]]が、[[火消|町火消]]『め組』に居候する貧乏[[旗本]]の三男坊・徳田之助に姿を変え、[[市井]](さん」とせい)へ出江戸町と交流の暮らに紛れながら、江戸にはびこる悪を斬る痛快時代劇。ナレーターは全作一貫して[[勧善懲悪若山弦蔵]]が担当していたが、若山没後制作2025年の新作は[[千葉繁]]が担当する。
 
毎週土曜日午後8時に放送されていた番組は、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]の『[[欽ドン#第1次シリーズ(土曜20時枠・欽ちゃんのドンとやってみよう!時代)|欽ちゃんのドンとやってみよう!]]』と[[TBSテレビ|TBS]]の『[[8時だョ!全員集合]]』がファミリー層、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の『[[全日本プロレス中継]]』が高年齢層から人気を得る一方で、テレビ朝日は[[テレビ朝日土曜夜8時枠時代劇|土曜時代劇枠]]の『[[人形佐七捕物帳 (1977年のテレビドラマ)|人形佐七捕物帳]]』([[松方弘樹]]主演版)が視聴率一桁台に低迷していた。このため新人を起用することになり、[[勝新太郎|勝プロダクション]]から売り込みがあった[[松平健]]が主役に選ばれた<ref name="nomura">[[能村庸一]]『実録テレビ時代劇史 ちゃんばらクロニクル1953-1998』 東京新聞出版局、1999年、241-244頁</ref>。
=== 基本ストーリー ===
物語は、連夜発生している辻斬りや盗賊団による凶悪事件をはじめ、塩や米などの価格高騰や偽小判の流通、さらには公儀発注の公共工事を巡る汚職の疑いなど、江戸や諸藩における諸問題について、[[南町奉行]]・[[大岡忠相]]や高級[[幕臣]](この高級幕臣が黒幕であることが多い)などから報告を受けた吉宗が、事態の深刻さに憂慮することから始まる。市井に出た吉宗は善人が不良浪人に襲われている現場に遭遇し、自慢の腕前で撃退することが定番となっているが、このシーンはストーリーの中心となる人物と知り合うきっかけにとどまらず、「邪魔に入った取るに足らない貧乏旗本」が後に「実は八代将軍・徳川吉宗だった」という、このドラマの特徴ともいうべき[[カタルシス]]を得るための重要な役割を果たすこととなる。なお、あらかじめ騒動沙汰が起こる場所や時刻を知っていたかのような高い遭遇率が気になるところではあるが、そこはご都合主義の時代劇と割り切ってドラマに集中すべきである。吉宗の太刀筋に恐れをなした不良浪人たちは現場から逃走することとなるが、「尾行せよ」との命令が下ることを予想している御庭番は、吉宗とのアイコンタクトのみでその命を確認し後を追って走り去る。不良浪人たちは、周囲に十分な注意を払わぬまま黒幕の屋敷に逃げ込むため、尾行してきた御庭番にまんまと目撃されるという大失態を犯し、序盤早々から黒幕の目星がつくこともしばしばである。また、回によっては波止場で待つ黒幕が不良浪人の口を封じて船で逃亡することもあり、遺留品などをもとに地道な捜査を余儀なくされることもある。騒動沙汰の被害者に「襲われた理由に心当たりはないか」「差し支えなければ事情を話してもらえないか」などと身の上話を聞き出し、不幸な境遇を知った吉宗は、め組の頭や若い衆をはじめ、南町奉行・大岡忠相、[[山田朝右衛門|公儀御様御用]](後に[[浪人]])・[[山田浅右衛門|山田朝右衛門]]、吉宗の母・お由利の方らと問題解決に向けて協力することとなる。
 
松平の起用に際し、新たな企画が起こされた。「[[征夷大将軍|将軍]][[徳川吉宗]]が[[江戸]]市中を徘徊し大立ち回りを演じる」という内容は局内でも物議を醸したが、視聴率はスタート時の9%から徐々に数字を上げ、1年後には15%を超える人気番組となった<ref name="nomura"/>。
=== 脇役の活躍 ===
====め組====
め組は、徳田新之助に姿を変えた吉宗が、身分を隠して城下の人々と触れ合うための拠点として出入りしている江戸の町火消である。権力の頂点に君臨する吉宗がその重責から解き放たれ、心安らぐひと時を過ごせる憩いの場所でもある。さっぱりした気性で曲ったことが大嫌いな江戸っ子肌の頭を筆頭に、まとまった組織力を武器にして吉宗とともに悪事に立ち向かう姿が心強い。吉宗の正体を知っているのは歴代の頭に限られており、おかみさんや若い衆、二代目頭・長次郎の姉などは、吉宗のことを慕いながらも“仕官の道も探さずブラブラ遊び呆けている気楽な三男坊”<ref>ゲストキャラとして登場した旗本が「せめて二百石の家柄から婿を迎えたい」というのに対し奥方が「徳田様くらいでちょうどいい」と切り返すラストシーンが描かれた回もあり、二百石以下の旗本として認識されていると思われる。ちなみに武家としての体面を保てる最低の格は百石とされる。</ref>と信じ込んでいる。このため、「まったく、上様は一体何を考えてんだか」「新さんは偉いお役目とは縁がなくて気楽でいいねぇ」「こら、新の字!あんた居候の分際で真昼間からタダ酒飲んで図々しいったらありゃしないね!」などと吉宗の目の前で言いたい放題自由奔放な態度を炸裂させるため、これに困り果てて苦し紛れにお茶目な表情をする吉宗と、板挟みになって慌てふためきながら事態を収拾する頭の姿は、このドラマの名物シーンとして定着している。このパターンは、シリーズX(通称)での大岡忠相とその姪子にも受け継がれており、大岡邸などにおいて、いつもの癖で大岡よりも上座に座ったり、大岡のことを呼び捨てにする吉宗を「不良旗本」と決め付け、「徳田殿、少しは自分の身分を弁えたらどうですか」「そんなことをされては叔父の出世に響きます」などとストレートに苦言を呈するため、気まずい空気が流れて側近である大岡はめ組の頭以上に頭を抱えている。劇の序盤では、なごやかな一日の始まりを演出するためのめ組であるが、口封じに狙われている人物を保護したり、凶悪事件を警戒しての夜回り、若い衆たちを動員しての情報収集活動、さらには、事件の手掛かりとなる重要情報が得られたりと、悪事に挑む吉宗にとって無くてはならない存在となっている。なお、史実によれば、め組は[[享保]]5年([[1720年]])に徳川吉宗が設置した町火消47組(後に48組)のひとつであり、現在でいうところの[[消防団]]にあたる。このほか、火消には、飯田橋、市ヶ谷、お茶の水、麹町の4か所に設置された公儀直轄の「定火消(じょうびけし)」、江戸城や各藩の江戸屋敷を火事から守るために組織された「大名火消」などがあり、これらは現在の消防署の礎となる組織である。このドラマでは、火事場において、め組と定火消(定火消の大役を利用して陰で火付け盗賊を働く悪役として登場)が管轄などをめぐってたびたび対立し、消火作業そっちのけで喧嘩を始めるなど、「そんなことしている場合か」とツッコミたくなる場面があるが、これらは「火事とけんかは江戸の華」といわれる史実を巧みに表現したものである。<!--実際には現代のような消防機器が発達していない江戸時代にあっては喧嘩などする余裕がなかったことはいうまでもなく、現在と同様、官民の火消が一致団結して消火活動(破壊による延火防止活動)を行っていたようである。 - コメントアウト。火事場では功名争いである「消口争い」がしばしば発生していました。火消の項目を参照。-->
 
足掛け24年にわたりシリーズ12作が制作され、2003年に最終回スペシャルが放送され一度は終了。その後、2004年と2008年に2本のスペシャルが制作された。全放映回数は計832回と、同じ俳優が演じた単一ドラマとしては[[大川橋蔵 (2代目)|大川橋蔵]]の『[[銭形平次 (大川橋蔵)|銭形平次]]』888回に次ぐ長寿番組で、主演の[[松平健]]の代表作となった。
====御庭番====
このドラマでは、脇役でありながら事件の解決には欠かせない御庭番の活躍も見所のひとつである。公儀御庭番は、吉宗が紀州から連れてきた隠密御用の紀州忍者のほか、江戸城の裏門や大奥の警護にあたる伊賀忍者、大手三門の守備を行う甲賀忍者などで構成されている。忍びの者たちは、[[天正]]10年、本能寺の変で危機に陥った徳川家康を救った初代服部半蔵以来、公儀御庭番として忠節に励んできたという設定になっており、このドラマで活躍する御庭番は、元紀州藩主の吉宗が代々自分の家に仕え信用のある家柄から登用した男女二人の忍びで組織されている。吉宗の近辺に常に待機しており、市井をブラつく吉宗の警護はもちろん、吉宗直々の命により、悪事の証拠を掴むための諜報活動や事件の鍵を握る人物の身辺警護などを行う。その存在を知る者は、爺や大岡といった超側近に限られており、め組の頭などとも接触することはほとんどない(IV第64話では、初代組頭の辰五郎が吉宗に対し「先ほど(御庭番の)才三さんと会いましてね」という会話を交わしていることから、接触は少ないものの組頭もその存在を認識しているものと考えられる。しかし、二代目組頭の長次郎からはこのような場面は確認されていない)。町中では町人や行商人に、屋敷に潜入する際は忍びの格好という具合にその場の状況に応じた装いで活動する。そのほか、二人の御庭番が夫婦という設定で貧乏長屋に住み込んで内情を探ったりするほか、賭場の博打打ちや問屋で働く用人、大商の番頭や手代、飴売り商人、女中奉公の娘、さらには大奥に潜入したりと様々な身分になりすまして潜入捜査を行うこともある。屋敷の屋根裏や床下から内情を探る場面では勘の鋭い黒幕に気付かれて槍や刀で突かれる時代劇お決まりのシーンもあり、不覚にもかすり傷を負う場合があるが、卓越した身体能力と超一流の武術を心得ている御庭番が捕縛されたり命を落とすことはまずない。物語が進行する中で視聴者もこうした特長に気付いているため、善人が危うくなる場面やクライマックスシーンに御庭番が登場することで、安心感はもとより壮快感さえ覚える心理的効果が得られる。もっとも、吉宗ほどの剣豪ならばクライマックスシーンも一人で十分ではないかとも考えられるが、回によっては、戦いに専念する吉宗に向け、死角から鉄砲などで殺害しようと試みた悪党を危機一髪のところで押さえたり、自ら盾となり負傷する場面も見受けられることから、やはりなくてはならない存在といえよう。また、吉宗自身も、諜報活動で失敗し切腹しようとした御庭番を戒め、「お前の腕を見込んでいる」「人は失敗を重ねてこそ成長できる」「この吉宗が仕事に完全無欠な人間だけを望んでいると思っているのか」「これからも頼むぞ」などと愛情を込めて接することもあり、単なる上下関係ではない強い絆で結ばれている。このように、厳しい規律のもと忠誠心の限りを尽くし、命を捧げることも惜しまない誠実で礼儀正しい姿がこのドラマにおける御庭番の魅力たる所以である。高島礼子が御庭番役で芸能界デビューを果たし、女優の登竜門として注目され続けたことからも、時代劇界において重要な役柄であったことが伺い知れる。
 
新作の制作とレギュラー放送は終了して久しいがその人気は根強く、テレビ朝日を始めとする地上波や衛星放送<ref group="注釈">[[2010年]][[5月]]から[[時代劇専門チャンネル]]での放送が開始される。<!---2010年1月22日のスポット番宣から---></ref>などで頻繁に再放送が実施されている。特に2010年代の[[時代劇専門チャンネル]]においては、シリーズ各作がほぼ常時放映されている。2025年1月に17年振りの新作「新・暴れん坊将軍」が放送された<ref name="gendai20250112">{{cite news|url=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/366148/2|title=桧山珠美 あれもこれも言わせて 「新・暴れん坊将軍」は痛快なエンタメ時代劇!現代風刺のような物語も見事|author=桧山珠美|date=2025-1-12|newspaper=[[日刊ゲンダイ#日刊ゲンダイDIGITAL(旧称ゲンダイネット)|日刊ゲンダイDIGITAL]]|accessdate=2025-2-8}}</ref>。
これら実直な役柄を逆手にとり、お茶目なシーン(旅先で旅芸人一座に飛び入り参加した吉宗を見て「今日の上様、少々はしゃぎ過ぎでは?」「有馬様(爺)がお知りになったら腰を抜かすだろうなぁ」とニヤニヤしながら私語を交わす)や御庭番にスポットをあてた作品も少なからずある。タイトル中に御庭番が入った作品として「お庭番非情!」「あわれ、女お庭番」「吉宗狙撃!消えたお庭番」「庭番慕情、禁じられた恋の笛!」「お庭番を愛した女」「女お庭番の涙 怪盗夜がらすの正体は?」「吉宗を愛した女お庭番!断崖に消えた恋」「危機一髪!お庭番の禁じられた恋」など恋沙汰ものが多い。これは、陰に生きる公儀隠密を作品の主体とした場合、対する題材は人間らしさを表現しやすいものでないと魅力ある作品として成立しにくいためと考えられる。
 
== 基本ストーリー ==
シリーズIX(通称)第34話「女お庭番の涙 怪盗夜がらすの正体は?」は、御庭番の人間らしさを大胆に描写した作品として知られているため、一例としてその内容を紹介する。
[[江戸幕府]]の第8代将軍・徳川吉宗が[[火消|町火消]]“め組”に居候する貧乏[[旗本]]の三男坊・徳田新之助に姿を変え、市井(しせい)へ出て江戸町民と交流しながら世にはびこる悪を斬る[[勧善懲悪]]ものである。
 
===事件の発端===
:「夜がらす」と名乗る盗賊一味が江戸の町を荒らして回っているなか、夜回りを行っていた「め組」の長次郎は、一味が薬種問屋に押し入っているところに遭遇し、捕縛しようと駆け付けた南町与力・大村市之進が斬られる現場を目撃する。事件の概要について忠相から報告を受け、殺害に使用された刃物を手に取り吟味した吉宗は、その特殊な形状から忍具ではないかと考え、御庭番を近くに呼んで意見させたところ、驚くことに御庭番と同じ流派の忍者が扱う武器であることが判明する。
物語は、江戸や諸藩における諸問題について[[南町奉行]]・[[大岡忠相]]や高級[[幕臣]](この高級幕臣が事件の黒幕であることが多い)などから報告を受けた吉宗が、事態の深刻さに憂慮することから始まる。ここで吉宗に報告される又は吉宗が「め組」などで見聞する諸問題の代表例を以下に挙げる。
*連夜発生している[[辻斬]]や[[盗賊]]団による凶悪事件
*[[塩]]や[[米]]などの買占め・卸値吊り上げによる小売価格高騰
*偽[[小判]]の流通
*公儀発注の公共工事を巡る[[汚職]]の疑い
*旗本の横暴に苦しむ江戸町民や、諸[[藩]]・[[天領]][[代官]]の搾取に苦しむ[[農民]]による[[目安箱]]への訴え(及びその直前での斬殺)
*[[お家騒動|御家騒動]]に敗れて各藩国元から江戸へ逃げ込んだ忠義・改革派藩士との遭遇
*[[江戸幕府|幕府]]内の権力抗争や[[公家]]絡みの[[朝廷 (日本)|朝廷]]との対立問題。特に大岡忠相の失脚を狙うものが多い
*[[爆薬]]密造、[[鉄砲]]の江戸搬入や外国からの密輸入などによる大[[藩]]やその家臣達による将軍[[暗殺]]や[[倒幕運動|倒幕]][[クーデター]]の陰謀
*放送時期と前後して話題となっている時事問題([[リクルート事件]]、[[いじめ]]、[[登校拒否]]、[[ホストクラブ]]の売掛金<ref name="gendai20250112"/>など)を翻案したネタ
*吉宗から寵愛されている爺や忠相の事を妬んだ幕臣が、爺や忠相を失脚(処罰内容によっては切腹)させようとして、わざと事件を起こす(爺に対する話と忠相に対する話の二種類)
 
事件の調査や気分転換などを理由に江戸市中に出た吉宗は、ストーリーの中心人物が悪人の手下に襲われている現場に遭遇、その優れた剣術で手下たちを撃退する(回によっては「正義」と記された扇子、または柔術や拳打で敵を倒すこともある)。その後被害者から襲われた事情や身の上話を聞き出し、め組の頭や若い衆をはじめ、南町奉行・大岡忠相、公儀御様(おためし)御用(後に[[浪人]])・[[山田浅右衛門|山田朝右衛門]]らと協力して問題解決にあたることとなる。
:そんな中、御庭番は、紀州で共に武芸を学んだ二人と偶然にも再会する。夫婦となって江戸に暮らす二人は、吉宗が将軍に就任する際に随行する予定であった御庭番の中から、紀州藩のために残した「吉宗お墨付きの御庭番」という設定。吉宗の将軍就任に伴い、二人とは違う人生を歩むこととなった御庭番は、普段は決してみせることのない豊かな表情やタメ語を使ってお互いの近況や昔話(実はあんたに惚れていたとか、お前は泣き虫だったなど)で盛り上がり、さらには子どもの誕生を待ちわびる二人に温かい祝福の言葉をかけるなど、彼らの人間らしい一面がいきいきと描かれている。
 
=== 事件の真相究明 ===
:報告を受けた吉宗は、紀州で共に過ごしたよき時代に思いをはせる一方、紀州藩の騒動に巻き込まれ、命からがら江戸に逃げのびた苦い経験から自分に恨みを抱いていることなど、二人を苦しめた原因が自らの不徳の致すところと知り心を痛める。いたたまれなくなった吉宗は、無理やり用事を作って男の働く店に貧乏旗本として尋ね、男と交流するが、盗賊一味のひとりが負っていると推察される傷の特徴と酷似した怪我を負っていることに気付く。男を中心に捜査を進めた結果、案の定、二人が盗賊団の一味に加担している疑いが浮上することとなる。
吉宗に撃退された手下たちは現場から逃走し、周囲に十分な注意を払わぬまま[[商人]]や[[要人]]の屋敷へと逃げ込む。しかし彼らは吉宗の[[御庭番]]によって[[尾行]]されており、屋敷の主が事件の黒幕として特定される。また、回によっては波止場で待つ黒幕が手下の口を封じて船で逃亡することもあり、遺留品などをもとに地道な捜査を余儀なくされることもある。
 
[[黒幕]]の例として、以下のようなものがある。
:大岡邸にて吉宗と忠相が悪事の全貌について総括するなか、その事実を受け入れられない女御庭番は、取り乱しながら二人の無実を主張し、耐え切れず中庭に飛び出して泣き崩れてしまう。吉宗の御前にも関わらず、私情を挟み、公儀隠密としてあるまじき奇行・言動の数々を行った女御庭番に対し、男御庭番は、公儀御庭番としての心得を説き厳しく戒めるも、「よい。思い切り泣かせてやれ。」と、咎めることなく慈悲深さを示す。
*権力争いから幕政の中核に昇りつめようと企んだ高級[[幕臣]]([[勘定奉行]]の地位を狙う[[大身旗本]]、[[老中]]職を狙う[[若年寄]]など少禄の[[譜代大名]])
*私腹を肥やすことを目論んだ[[閑職]]の高級幕臣(番方)
*閑職に追われ、私怨で復讐する大身旗本(なお、追われた理由は大抵自業自得である)
*吉宗の将軍就任後の[[享保の改革|改革]]によって地位を追われ復権を図る元[[権力者]]の幕臣([[医官]]など)
*各藩の実権掌握や私腹を肥やすことを目論んだ各藩の高級[[陪臣]]([[江戸家老]]、[[江戸留守居役]]など)
*寺社や京との関係を利用して私腹を肥やすことを目論んだ[[高家 (江戸時代)|高家]]職の幕臣
*[[京都所司代]]などの京と近しい高級幕臣と結託して権力争いに加わった[[公家]]関係者([[武家伝奏]]など)
*[[寺社奉行]]と結託し私腹を肥やすことを目論んだ寺院の[[住職]]
*[[汚職]]の[[賄賂|贈賄]]側の[[御用商人|悪徳商人]]
*[[長崎貿易]]において高級幕臣や悪徳商人と結託して私腹を肥やすことを目論んだ[[オランダ人]]などの貿易関係者
*[[徳川宗春|尾張大納言宗春]]を将軍にすることを目論む[[尾張藩]]関係者
*尾張藩所属ではないが、宗春を将軍にすることで復権を図る元権力者の幕臣([[徳川家宣]]・[[徳川家継|家継]]時代の権力者)
これらの他に、以下のようなものも黒幕として登場したことがある。
*悪女に惑わされ政治的意味のない小事件を起こした中堅旗本
*閑職に追われ素行不良の果てに辻斬りなどの犯罪を犯した不良旗本
*吉宗の与り知らぬところで幕府や徳川家に恨みを抱き、吉宗を殺すことで復讐を果たそうとする者
*善人のふりをした盗賊の頭
 
悪党一味に協力を拒んだり抵抗したりした町人や、新之助に頼らず独力で悪党一味の打倒に向かった武士が殺害されることも多い。駆け付けた吉宗は悲嘆し、自責の念にかられるが、この時はメインテーマをスローテンポにした悲しげなトランペットソロが流れることが多い。これは番組中盤で話のテンポを落とし、ドラマにメリハリをつける重要な「つなぎ」の場面である。これによって同時に「かたき討ち」という時代劇になくてはならない要素に深みが加えられていることはいうまでもない。なお、被害者の親族・いいなずけなどが吉宗を将軍と知らずなじり、これに立腹しため組の頭などが介入するのを吉宗が制止し非難を敢えて受ける、という演出パターンが多用される。
:自らの不徳により、やむなく悪事に手を染めることとなった二人の事情を憂い、自責の念に駆られた吉宗は、御庭番に「何なら『吉宗自ら直接詫びたい』と申していたと伝えても構わん」と、自らの強い想いを託し二人の更生を図る。御庭番が吉宗から託された想い伝え、以前訪ねてきた侍の正体を知った男は足を洗うことを決意するが、口封じのため無残にも斬られてしまう。
 
また、「中盤の悲嘆」ロングヴァージョンとも言うべき別パターンもある。この場合、松平健のシングル「夜明け」「夢灯り」「ぬくもり」などが流れると、懐手(和服を着たとき手を袖から出さずに懐に入れていること)などで黒幕の屋敷に向かうシーンへと切り替わる<ref group="注釈">初めてシングルが挿入されたのはII第86話である。</ref>。「夜明け」が流れる場合は善人が斬られる比率が非常に多い。 {{節スタブ}}
:駆けつけた吉宗に抱きかかえられた男は、虫の息で自ら犯した罪の許しを乞い、これに応じた吉宗も自身の不徳を詫びたそのとき、静かに命のともし火を消す。御庭番は、大声で男の名前を口にして泣き叫び、悔しさを爆発させる。黒幕の屋敷では、盗賊団の解散により完全犯罪の成立を確信した黒幕が祝いの宴を設けていた。男を始末したことを「夜がらすは落ちた」などと例え、酒を飲みながらふてぶてしく笑うその背後から「烏は落ちたが、鷹が舞い戻ったぞ」という洒落を効かせた台詞で注意を引く。御庭番は吉宗とともに次々と手下を斬りつけ、最後は仇討ちを兼ねた形で成敗する。男の亡骸は故郷の紀州でよく遊んだ川に似た川(と吉宗が言っていた)沿いに手厚く葬られ、御庭番らとともに手を合わせるなか、吉宗は「今頃は故郷の紀州にも咲き乱れているであろう」と男が好きだった花を手向ける。ここで『この後、吉宗は、紀州藩主に対し、毎年、命日の日に墓前に手を合わせるよう命じた。』とのナレーションで締められる。
 
=== クライマックスシーン ===
最後は黒幕の屋敷などに乗り込むか、野外での大立ち回りにより悪を成敗する。基本的な話の流れは、以下のとおり。
最後は黒幕の屋敷などに乗り込み悪を成敗する。早まった善人が黒幕の屋敷に乗り込み斬られたところに吉宗が駆けつける場合もある。黒幕の悪党ぶりと吉宗の怒りを増幅させる効果が得られるこのパターンは、痛快時代劇を売りとするこのドラマでは多用される傾向にある。斬られた者のほとんどは瀕死の状態で、助かることは少ない。斬られる場所は黒幕の屋敷ばかりとは限らず、他の場所で襲撃され吉宗が看取ることもある。このとき、松平健のシングル「夢灯り」「ぬくもり」などが流れると、懐手(和服を着たとき手を袖から出さずに懐に入れていること)などで黒幕の屋敷に向かうシーンへと切り替わる。
*悪人たちが集合しているところに吉宗が登場し、悪人たちは全員平伏する
*吉宗が罪状を問いただすと、悪人たちは開き直って吉宗に反旗を翻す
*大立ち回りの末、吉宗が悪人たちを成敗し、事件に決着が付く
 
==== 吉宗の登場 ====
吉宗が乗り込むシーンは、劇終盤の夜間、悪人達が黒幕の屋敷などで悪事の談合や出世祝いなどと称した宴席が設けられている中、を開き「次期若年寄の座はこのワシに決まったも同然じゃ」「○○屋(悪徳商人)、ワシ○○(老中、勘定奉行など)に出世したらおぬしを江戸一番の大金持ちにしてやるぞ」「○○(善人被害者の名前)も哀れな男よのう。今頃は三途の川。案ずるには及ばん」など、黒幕の不謹慎な発言によってふてぶてしい盛り上がりが最高潮に達したところで、'''「その悪事、許すわけにはいかぬな」「罪なき民の生き血を吸う悪党ども」「その企み、果たして上手くくかな?」「貴様らの悪事も今宵限りだ」「その宴、この世の名残りの宴と知るがよい」「いくら小判が好きでも、あの世までは持っては行けまい」「これ以上、余の名を汚すことは許さん」'''「それはどうかな」など、暗闇から[[エーコー反響|エコー]]のかかった吉宗の台詞で呼応して黒幕の注意を引が響、障子渡り水開けさせて中庭に誘い出ことが多いそのほかまた善人被害者を斬りつけようとした悪人の手元にめがけ「正義」と記された[[扇子]]を投げつけて動きを止めたり、稀に[[ボタン (植物)|牡丹]]の花や偽[[小判]][[南蛮]]渡来の[[手榴弾|手投げ弾]]漫画に出て来るような典型的な、黒い球から導火線が延びたタイプ。着を点けた状態で投げ込むため、悪党たちは慌てふためくが、肝心の火薬は抜いてあるため爆発しない)など悪党自らの悪事の裏付けとなるような証拠物品を障子を破って投げ入れたりするほかパターン吉宗が能面など被っ投げ口を封じたはず手下に扮して驚かすを即死させるパターンもある。
 
障子を開けた悪人達は暗闇から現れた吉宗(悪人が口を封じたはずの被害者に扮したり、笠やお面で顔を隠している場合もある)を見て、悪徳商人や用心棒は「お前は徳田新之助」「貴様はこの前の浪人!」「この間、邪魔をしたのはこいつです」などと黒幕に告げる<ref group="注釈">回によってはこの時点で黒幕の「(曲者じゃ!) 出合え! 出合え!」の呼集に家臣たちが駆付け、吉宗を取り囲むこともある</ref>。自分を呼び捨てにしながら悪事の証拠を並べたてる吉宗に対し、黒幕は「黙れ! だまれ!」「何者じゃ貴様!」「浪人の分際で……。ここを誰の屋敷と心得ておる!」「はて、何処かで見た顔だが」などと高慢な態度をとる。これに対し吉宗は、「戯け者!」「愚か者!」などと一喝したのち、「'''余の顔を見忘れたか!!'''」「○○、己の欲に目がくらみ、主の顔も見忘れたか」「お主、主(あるじ)について江戸城に登城したことがあったであろう」(黒幕が大名、旗本の家臣の場合)などと、自らの顔をよく見ろといわんばかりの台詞を投げかける<ref group="注釈">また、「'''俺は天下の風来坊・徳田新之助'''」と市井での名をかたるのみで、相手に吉宗であることを認識させることもある。公儀発注の土木工事での入れ札にかかる不祥事を嗅ぎまわる御側御用取次・田之倉孫兵衛(爺)の命を黒幕の作事奉行が狙う回(IV第64話)では、「お前の悪事、爺の孫兵衛によりすでに調べは付いているぞ」などと、自らが吉宗であることを示唆するような意味深な発言で悟らせる場合もある。</ref>。この時黒幕が人質(主に女性)を取っており、御庭番によって人質が外へ脱出する場合もある。
黒幕の例として以下のようなものがある。
*権力争いから幕政の中核に昇りつめようと企んだ高級幕臣
*各藩の実権掌握や私腹を肥やすことを目論んだ[[江戸留守居役]]の高級陪臣
*[[汚職]]の[[賄賂|贈賄]]側の悪徳商人
暗闇から懐手して現れた吉宗を見て、一部の悪徳商人や用人は「お前は徳田新之助」「この間邪魔をしたのはこいつです」などと黒幕に言いつける。黒幕は、自分を呼び捨てにしながら悪事の証拠を並べたてる吉宗に対し、「だまれ!だまれ!」などと腹を立てながら、「何者じゃ貴様!」「浪人の分際で…。ここを誰の屋敷と心得ておる!」「何をほざくか、貧乏旗本!」「まるで上様のような口のきき方をしおって!」「はて、何処かで見た顔だが」などと高慢な態度をとる。これに対し吉宗は、'''「たわけ者!」「愚か者!」「うつけ者!」'''などと一喝したのち、黒幕を呼び捨てにしながら'''「余の顔を見忘れたか!」「主の顔を見忘れたか!」「余の顔をとくと見るがよい」「俺の顔を忘れた訳ではあるまいな」「お主、主について江戸城に登城・将軍に拝謁したことがあったであろう」'''などと、自らの顔をよく見ろといわんばかりの台詞を投げかけるほか、公儀発注の土木工事での札入れにかかる不祥事を嗅ぎまわる御側御用取次・田之倉孫兵衛(爺)の命を黒幕の作事奉行が狙う回(IV第65話)では、'''「お前の悪事、爺の孫兵衛によりすでに調べは付いているぞ」'''などと、自らが吉宗であることを示唆するような意味深な発言で悟らせる場合もある。
 
稀に吉宗が一喝せず、以下のように御庭番や大岡、爺などが代わりに一喝する場合もある。
;御庭番が一喝する場合
:「頭が高いぞ! 、○○(役職・黒幕の名前)! 御前に居られる御方が分からんか」「この方をどなただと心得る!」「上様の御前である!」「この紋所が目に入らぬか!」「控えぃ!○○(黒幕の名前又は役職)!、○○! その御方は上様にあらせられるぞ!」(IV第58話、第65話、第72話) など。
;大岡が一喝する場合
:「上様の顔を見忘れたか!」「虚け者! この御方の顔を見忘れたか」 など。
:※[[横内正]]が演じていた時、一度『[[水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)|水戸黄門]]』の[[渥美格之進]](初代)役そのままに「こちらに居わすれなる御方を何方と心得る!?」(IV第61話)と言ったことがある。
;爺が一喝する場合
:「あのお顔を知らぬと言わせぬぞ!」(IV第23話)「控えぃ、○○!上様であらせられるぞ」「この御方がどなたなのかまだ分からんのか」 (V第29話)など。
;山田朝右衛門が一喝する場合
:「この御方がどなたなのかまだ分からんのか」(III第118話)「皆の者、控えろ」(V第11話)など。
 
さらに稀なケースとして、前回登場時(IV第16話)に吉宗と顔見知りになり、吉宗=新之助と知っている夜叉面お銀が一喝したこともある(IV第42話)。
黒幕は「なにぃ、“余”じゃと?」と言いながらじっくりと顔を眺めると、江戸城での将軍謁見シーンが脳裏をかすめて吉宗と気付き、「…う、上様!」などと驚きながら、手下と共に慌ててひれ伏す。善人がいる場合は「…う、上様!?」と驚く。黒幕はその場に、手下の者は中庭に降りてから土下座をすることが多い。この違いは、後ほど仁王立ちして吉宗よりも高い位置から刃向うことで、黒幕の悪党ぶりを効果的に際立たせるための演出である。このドラマでは、『[[水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)|水戸黄門]]』のように[[殺陣]]の途中で[[家紋]]入りの[[印籠]]などを見せて「身分を明示」する方法とは異なり、殺陣の前に問いただして「顔を思い出させる」パターンがほとんどである。回によっては、鋭い黒幕が吉宗の一喝前に気付く場合(時にはそれより前。初期はこのパターンが多い)や、幕府直轄の領地([[天領]])において将軍・吉宗であることを名乗って登場する場合のほか、悪人の側に吉宗の顔を知っている人物がいない場合もある。
 
黒幕は「なにぃ、余じゃと?」と言いながら(「なに?」のみや、何も言わず無言の場合もある)じっくりと顔を眺めると、江戸城での将軍謁見シーンが脳裏をかすめて吉宗と気付き(この時アングルの変更と共に「カーン」という効果音が入る)、「'''…う、上様!!'''」などと驚きながら、手下と共に慌ててひれ伏せ観念する。また、その場に善人や被害者がいる場合は「徳田様が上様!?」や「えっ?新さんが上様!?」などと驚き、同じように平伏する。このドラマでは、II第154話など、[[殺陣]]が一段落したところで吉宗が登場し、戦闘中の関係者が正体を暴露するというケースもあるが、『[[水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)|水戸黄門]]』のように[[殺陣]]が一段落したところで[[家紋]]入りの[[印籠]]を見せて「身分を明示」する方法や、『[[遠山の金さん]]』のように殺陣の際に桜吹雪の彫物を見せる方法とは異なり、殺陣の前に問いただして「顔を思い出させる」パターンがほとんどである。
 
回によっては、鋭い黒幕が吉宗が一喝する前に気付く場合(時にはそれより前。初期はこのパターンが多い)や、幕府直轄の領地([[天領]])において将軍・吉宗であることを名乗って登場する場合もある。
 
また稀に、悪人が平伏しないまま、殺陣に突入するパターンもある。
;平伏のないパターン
*黒幕の地位が吉宗より高い(前[[左大臣]])ケース(III第81話)
*悪人側の地位が謁見が許されない程低い(御家人や流浪人)などの理由で吉宗への謁見歴が無く、顔を思い出させても意味が無いケース(IV第4話他)
*物語の冒頭で既に悪事が露見して処罰を待つ身になっており、開き直って吉宗暗殺を企むケース(IV第30話他)
*吉宗と気付いてもひれ伏さず、いきなり反逆するケース(XI第15話)
 
尾張藩関係者の場合には最初から吉宗と見知っていて、ひれ伏さずいきなり反逆する特殊な例もある。
 
====悪人の反逆====
ひれ伏す黒幕に対し、吉宗は、これまでに自ら見届けた証拠をもとに悪事の所業の数々を並べたて(「(黒幕本名)、その方、(役職名)の座にありながら御用商人と結託して私腹を肥やし、あまつさえ、不正を告発した(善人の犠牲者)を手先を用いて亡き者にするなど」等)、'''「悪事は明明白もとされているぞ」「言い逃れはできまい」「もはや言い訳は無用」「その罪、断じて許し難い」「任命した余にも責任がある」'''などと総括したのち、'''「潔く腹を切れ!」「この場にて腹を切れ!」「武士の意地があるなら潔く致せ!!」「潔く法の裁きに服すが良い」「天に代わって成敗する」'''など「吉宗、断じて許さんぞ」等その場にて切腹、あるいは悪人達の地位が露消える厳しい沙汰を迫るが、ここで身の破滅が確定した悪人たちは開き直って吉宗に刃向うため、殺陣となる。
 
悪人の開き直りの[[台詞]]には以下のようなパターンがある。
;目の前の人物が吉宗ではないと開き否定し、居直るパターン
:「上様がこのような所に来られるはずがない」「恐れ多くも上様の名を騙る不届き者(痴れ者・狼藉者・偽者)だ」「こ奴は上様ではない」「上様の顔を忘れた」「何をほざくか素浪人が」「この者はめ組の用心棒よ」「ここで死ねばただの徳田新之助」など
;反逆を口にするパターン
:「上様とて構わぬ」「かくなるお命頂戴致します」「お手向かいいたしますぞ」「八代将軍も今宵限りよ」「ここで死ねばただの狼藉者」「八代将軍上様のお命頂戴致せ(・頂戴仕る)」「無縁仏になってこれらいましょう」「三途の川を渡っていただきましょう」「あいにく此処は我が屋敷。上様だろうとて殺してしまえば五里霧中」「お一人終わりぞお忍びとはもっけの幸い」「何をほざくか吉宗。良い所に現れたものよ」「飛んで火に入る夏の虫とはこの事よの」「吉宗の首を我が殿、[[徳川宗春|宗春公]]に差し出せ」(黒幕が[[尾張藩]]関係者の場合)「もはやこれまで、かくなる上は……」「ならば、この場にて死んでもらいましょう」「上様を死への道連れにしてくれるわ」「上様、地獄への道連れとなってもらいますぞ」「上様に取り付いた[[死神]]になりましょう」「腹を切るのは拙者ではなく、上様の方じゃ」「天下人を倒上様……、お手向かいいたしまは今……!(絞り出すような口調で)など
;更に悪事を重ねても構わないと開き直るパターン
:「悪党らしく死に花を咲かせてくれるわ」「そこまでばれているのなら、毒を食うは皿まで」「もはやこれまで、斬れ! 斬れ!」「討ち取った者には多大なる褒美を差し出す」など
;その他のパターン
:「悪党らしく死に花を咲かせてくれるわ」「我ら[[幕閣]](幕臣、[[幕客]])あっての上様ではないか」「上様と太刀交えるは武門の誉れ」(薩摩藩関係者の一例)「そんな事をしては、こっちの身の破滅」「御役御免で一度は死んだ身」「そこまでばれているのなら、毒を食うは皿まで」など
:変則的なものとして、悪人が「吉宗殿、神君・[[徳川家康|家康]]公のお墨付きの御前でござるぞ。如何に8代様とて頭が高うござる。御控え召されぃ!」と初代将軍の威光を盾に反論したケースもある(VII第18話)。なお、そのお墨付きは吉宗の居合抜きで真っ二つにされ、前述の糾弾に戻った。
 
====殺陣====
[[殺陣]](たて/さつじん)はこの番組最大の見せ場である。殺陣は、メインテーマをアレンジした[[バックグラウンドミュージック背景音楽|BGM]]「4-43」(暴れん坊将軍ベストコレクションVol.1 Best of Soundtrack 第30曲目に収録)に乗って、概ね次の流れで展開される<ref group="注釈">ごくまれにBGMが異なることがある(V第26話)。</ref>。二人の御庭番とともに3名で戦うことが基本となっているが、回によっては忠相や山田朝右衛門、ゲスト出演の侍または忍び殺陣の中に参戦することもある。吉宗や忠相は[[峰打ち]](刀背打ち)で、御庭番たちは忍者構えで普通に斬りつける。
 
*黒幕の「曲者じゃ!出合え!出合え!」の呼集に、家臣たちが駆け付け、吉宗を取り囲む。吉宗は両方向から現れる黒幕の家臣を左、右の順で確認することが多い。
*黒幕の「(曲者じゃ!) 出合え! 出合え!」の呼集に家臣たちが駆付け(黒幕が悪徳商人の場合は「先生方!先生方!」と雇った用心棒を呼ぶ)、吉宗を取り囲む。さらに黒幕が「こ奴、上様の名を騙る不届き者。斬れ! 斬り捨てい!」「斬れ!斬れ!ぶった斬れ!!」「こ奴を屋敷から生かして帰すでない!」「こ奴を討ち取れ!」「**○○の屋敷と知って金を盗みに参った。斬り捨てい!」などと叫ぶと、家臣たちは一斉に[[太刀]]を抜いて吉宗に向って構える。吉宗は懐手している場合ここで袖から腕を抜き、無言で[[鞘]](さや)から太刀を抜くが、「止むを得ん」「どこまでも腐り切った奴め」「愚か者め」と吐き捨てたり、「名も無き女(被害者)よ。弔いの唄をきかせてやる」「俺の命は天下の命〔中略〕渡すわけにはいかんのだ」などと言う場合がある。吉宗が太刀を肩の高さで立て構えた状態で返すと同時に「カチャ」という効果音、太刀の[[葵紋#三つ葉葵|三つ葉葵]]が刻印された[[ハバキ]]部分がアップになりBGMが始まる。稀に、暗闇を背景に光り輝く太刀の剣先部分のアップが使用されることもある
 
*吉宗は、無言で黒幕を睨みつけながら、[[鞘]](さや)から太刀を抜く。たまに'''「どこまでも腐りきった奴め」「名も無き女(被害者)よ。弔いの唄をきかせてやる」'''などと言う場合がある。
最初に襲いかかってきた数名を倒したのち、廊下に上がり込んだ吉宗は、以降、数名との交戦を一単位として、これを何度か繰り返しながら、次のアクションとの間に黒幕に向かって進み寄る。手下の頭クラスの悪人も、この過程で斬られるケースが多い。稀に対峙する敵に外国人がいる場合は吉宗が「貴様の処罰は[[出島]]の[[カピタン]]に判断させる、この場から立ち去れ」などと威圧し追い払おうとするが大抵は説得に応じず反対に襲い掛かり返り討ちにされることが多い。画面構成は、手前に黒幕の肩などを一寸入れた「肩なめ」で撮られることが多い。他方で交戦する御庭番達のシーンを何度か交えながら、途中、吉宗が黒幕をカッと睨みつけるシーンが挟まれ、徐々に追い詰めていく。吉宗や忠相は[[峰打ち]](刀背打ち)で、御庭番たちは逆手で斬りつける(大月半蔵は仕込み槍や仕込み杖、おそのは仕込み三味線を使用)、または薮田助八のように柔術や拳打で敵を倒すこともある。また、短筒を持った敵に対しては吉宗も小柄を投げて倒すことがある。ちなみに血しぶきや切断のような描写は存在せず、刀や衣装も[[血痕|返り血]]を浴びるような演出はされない。
*[[峰打ち]]で応戦するため、太刀を肩の高さで立て構えた状態で返す。これと同時に「カチャ」という効果音、太刀の[[三つ葉葵]]が刻印された[[ハバキ]]部分がアップになり又は強調され、BGMが始まる。稀に、暗闇を背景に光り輝く太刀の剣先部分のアップが使用されることもある。
*最初に襲いかかってきた数名を倒したのち、廊下に上がり込んだ吉宗は、以降、数名との交戦を一単位として、これを何度か繰り返しながら、次のアクションとの間に黒幕に向かって進み寄る。画面構成は、手前に黒幕の肩などを一寸入れた「肩なめ」で撮られることが多い。
*他方で交戦する御庭番のシーンを何度か交えながら、途中、吉宗が黒幕をカッと睨みつけるシーンが挟まれ、徐々に追い詰めていく。
 
====成敗====
手下が全滅し、追い詰められた黒幕は「おのれー!」などと叫びながら吉宗に斬りかかるが、太刀払いで簡単に退けられ剣術に長けた者や旗本の場合、攻勢に出たり数合持ち堪えることができる者もいる)、そ。クライマックス迫力に圧黒幕を打ちされておどおどる。時、吉宗が厳しい表情で黒幕を睨みつけながら'''「成敗!'''と一喝すると、この命を受けた二名の御庭番が斬りつけて黒幕が崩れ落ちる。黒幕一人の場合は御庭番が交差する形で二回斬りつけ、黒幕と手下の二名の場合は各一斬りで仕留めることが多い。御庭番吉宗の元に戻って片膝をついて座礼した後、吉宗は血を振り払って太刀を返して鞘(さや)に収め、「カキン」という効果音で完了する。納刀後しばらくの間、厳しい表情で遠くを見つめる吉宗を撮続けるパターンが多い。また、善人被害者がいる場合(場合によって、被害者側に寝返った小悪党も含む)は、吉宗の元にかけ寄って「上様とはつゆ知らず、無礼の数々をお許し下さい!」や「新さんが上様だったなんて、滅相もありません!どうかお許しを!」などと言いながら土下座するも、吉宗は「俺は徳田新之助、それで良い」「総ては徳田新之助がやったことだ」などと言って不問にするパターンも少が多い。さらに一部の子供は、引き続き吉宗を「新さん」や「おじちゃん」と呼ぶが、被害者側の大人(父親(母親)・祖父(祖母)・兄(姉)・親代わりの人物)が「こら、『上様』だろ(でしょ)」や「○○○(被害者の息子(娘)・孫(孫娘)・弟妹・孤児の名前)、『新さん(おじちゃん)』じゃいだろ(ないでしょ)」などと注意する事がある
成敗された黒幕達は、表向き、病気による急死や事件の責めを負っての切腹という形で処理される。黒幕達の家は取り潰しになる場合が多いが、一部の大名等は息子、兄弟、親戚に継がせる場合がある。
 
御庭番以外が成敗するケースとして、以下のような場合がある。また話によっては複数のケースが混合した展開が行われる場合もある。
;山田朝右衛門が成敗するケース
:山田朝右衛門が登場する話に多い。御庭番の代わりに朝右衛門が斬りつける、もしくは黒幕が二人以上の場合に御庭番と共に成敗するパターンの2種類があり、また吉宗の殺陣の前に朝右衛門が単独で黒幕の一人を倒す場合もある。
;峰打ちで気絶させ、後に裁きを下すケース(Iの大半、IIの第124話など、IIIの第2話)
:最初期は殺陣を成敗で締める様式が確立していなかったため、大半をこの方式が占める。殺陣終了後のナレーションで経緯が説明されることが多い。大半は切腹だが、死罪、遠島というパターンもある。謁見中に反撃に出て再び打ち伏せられる(後述「[[暴れん坊将軍#吉宗の裁き|吉宗の裁き]]」参照)、裁きを待たずその夜のうちに自分の判断で切腹する、といったパターンもある。
;吉宗自身が成敗するケース
:初期作ではこのケースが目立つ。IIでの尾張藩目付明石刑部とその手下の頭など決め台詞も何も言わず斬り捨てるケースもある。それ以外では、御庭番殺害(I、III)など「特に許しがたい」「怒りがおさまらない」「救えなかった者との約束」というケースに限定されるようである。その際には「貴様だけは(断じて)許さん!」「〇〇(犠牲者)の恨み思い知れ!」などと叫ぶ、なおIIでは江戸城内において吉宗が親しい友を切り捨てる珍しいケースもあった。IIでは顔面を斬り捨てたと見せて実は気絶させただけで、後日切腹の沙汰を下したケースもある
;戦闘に参加した侍や、黒幕に殺害された者の遺族が仇討ちの形で成敗するケース
:黒幕を仇と狙う者が殺陣の場面に同席した場合、御庭番にとどめを刺させず、本人の手で仇討ちを遂げさせる。武芸の心得が無い女性などの場合は、義によって吉宗が助太刀し、黒幕を鍔迫り合いなどで消耗させたのち峰討ちを見舞ったり太刀を叩き落し、中庭に突き落としてから実行させることが多い。このケースにおける御庭番は何もしない場合もあれば、共に黒幕を斬ったり、黒幕の後ろに回り込み逃げ道を塞ぐ支援を行う場合もある。仇討後、「見事だ。仇討本懐、祝着に(=私も嬉しく。“執着”ではない)思うぞ」などと労いの言葉をかけることがある。変則的なものとして、最初はその場にいなかったが殺陣の最中に駆け付けて仇討ちを行う場合や、吉宗は指示しておらず御庭番が仇討ちを促す場合(同席した者が元御庭番である場合が多い)、吉宗の助太刀なく、仇討ちの形も取らず、落した太刀を拾っての衝動的行動として復讐を遂げる場合もある。
:武芸の心得が無い者が仇討ちする場合、義によって吉宗が助太刀し黒幕から太刀を奪って実行される事が多い。仇討後、'''「見事だ。仇討本懐、執着に思うぞ」'''などと労いをかけることがある。
;黒幕自ら[[切腹]]、[[自殺|自刎]]して果てるケース(Ⅱ(II第111話、Ⅲ54第179話、III54話、VI第44話など
:比較的身分の高い者に多い。手下全滅後という往生際の悪さから、武士としての[[切腹]]というより自殺に近い。お庭番に囲まれ成敗直前に自決するケースもある。武士以外に老女なども自害することがある。尾張藩関係者の場合、自害する前に宗春は無関係であると言ってから自害する例もあれば、宗春には一切言及せず「我が野望潰えたり、無念」と自分の事しか考えていない例もある。あまりに極悪非道な行いをしでかしたため切腹が許されず御庭番に切腹を阻止された上で斬り捨てられる場合、切腹の振りをして小刀を取り出すもその小刀で吉宗に切りかかり対処されて結局成敗される場合、IIの橋爪大和守、酒井備前守のように名門譜代の家格を思われて手下全滅後、成敗直前に今一度の機会を与えられ自害する場合もある。
:比較的身分の高い者に多い。手下全滅後という往生際の悪さから、武士としての[[切腹]]というより自殺に近い。
;その場で切腹を申しつけられるケース
:I第67話など。場合によっては、山田朝右衛門が介錯役としてやってくることもある。
;生かしたまま町奉行に捕縛させるケース
:本来成敗が行われるタイミングで大岡忠相が配下を引き連れて登場し、黒幕を捕縛する。捕らえられるのは悪徳商人・軍学者などが多い。これら幕臣以外の一般人は多くは[[獄門]]になる。旗本の家臣など陪臣は捕縛された場合[[打ち首]]、[[死罪 (江戸時代)|死罪]]になることもある。まれに悪徳商人にかつがれた旗本なども捕えられることがある。場合によってはかつがれた武士は[[遠島]]で済み、悪徳商人は獄門という共犯の方が厳罰になるケースもある。
:捕らえられるのは悪徳商人が多い。
;叩き伏せられて屈服するケース
:叩き伏せられて屈服、土下座する。裁きの結果は説明されないこともある。
 
成敗された黒幕達は、表向きは病気による急死や事件の責めを負っての切腹という形で処理される。高級陪臣の場合、国元に送り返されて切腹というパターンもある。黒幕達の家は旗本の場合取り潰しになる場合が多いが、一部の大名等は息子、兄弟、親戚に継がせる場合がある。
 
====吉宗の裁き====
初期のシリーズにおいて、大名、直参の黒幕は戦闘シーンには登場せず、共犯者(悪徳商人、下級旗本、陪臣など)とその手下を全滅させ、後日江戸城中に呼び出し、その場で処断の沙汰が下るケースも存在した。大抵は恐れ入って処分を受け入れるが、吉宗に斬りかかったり、より身分の高い共犯者や忠相に助けを求めたケース(I第65話の佐久間主馬など)、斬りかかった末正気に戻り自決する(II第145話)といったパターンもある。
 
パターンとしては、
;下賜品として事件関係の品を賜り叱責(I第1話など)
:初め功績を褒め、下賜品を賜り、悪人がそれを開けると事件に関係する物品であり、悪人が一瞬身を固くするのを契機として、吉宗が態度を一変、悪事を責め立て切腹の沙汰が下る、など。
;政策を取り上げ賞賛した後悪事を暴く
:はじめ黒幕の提案した政策を採用し、賞賛した後「一つだけ残念なことがある」などと言っておもむろに悪事を暴く。その後叱責となったり黒幕が逆上して吉宗に斬りかかり取り押さえられるなどのパターンがある。
;遠回しに尋問の末悪事を暴く
:奥歯に物の挟まったような言い方で遠回しに、黒幕に犯行を自白・切腹するよう迫る。たいてい黒幕は自白せず白を切り、証人を突きつけられて吉宗に斬りかかり取り押さえられるなどの結末になる。その後、切腹するシーンまで描かれることもある。
;吉宗が黒幕を叱責
:定期的に繰り返される「尾張家の陰謀」のエピソードでは家臣らが成敗された後、黒幕の尾張宗春が江戸城に呼びつけられ「若輩の余を補佐してこその御三家筆頭であろう」などと吉宗に叱責を受けるが、それ以上の沙汰はない。しかも平伏する宗春の目は憤怒に燃えており、尾張家の幕府転覆計画が繰り返されるであろうことを示唆して終わる。時には登城も叱責もなく、自邸で不機嫌かつふてぶてしく酒をあおる宗春の顔などがクローズアップされて裁きが終わる。「尾張家の陰謀」エピソードは「一話完結の勧善懲悪」が原則の時代劇としては珍しく、次回に尾を引く結末になるのが特徴である。
;吉宗が詰所に赴く
:江戸城内(甲府城内のケースも)における黒幕の詰所に吉宗が現れ、黒幕を叱責、改易や切腹を暗示して去る。黒幕が吉宗に斬りかかり、成敗されたり、往生際悪く忠相らに執成しを求めて叱責されるパターンもある。
;いきなり処分
:叱責もなくいきなり処分を申し渡される。このときお庭番が侍姿で現れたり、吉宗が徳田新之助の正体を語ることもある。
などの様々なケースがある。
 
=== 事件解決後 ===
悪が成敗された後のシーンは、江戸城内の庭園(または江戸の町中)で爺や忠相らと散策しながら、以下のような要素を含んだピー・エンドで締められることが多いが、悲しみが残るバッド・エンド、怪談物や[[彗星]]落下の話、吉原で遊び狂ったり二日酔いで苦しむオチまで、バラエティに富んだものになっている
*救えなかった被害者を回想したり、改心して立ち直った者の近況を知り微笑む
*事件から浮かび上がった現行制度の問題点などを指摘し、再発防止の観点から改革の必要性を語り、陪席する忠相らとともに問題意識を共有し合う
*縁談話をする爺からお茶目な表情をして逃げる
*城中に手柄を立てた武士や学者を呼び、褒美をつかわすと同時に、自ら「徳川吉宗ではなく徳田新之助として」弟子入りを志願する(『暴れん坊将軍Ⅵ』の「名探偵!新井白石」)
また、このドラマでは、ストーリーの中心人物の女性が“徳田”に恋心を抱くという設定が多いが、最後には徳田が事もあろうに将軍・吉宗と明らかになってしまうため、その恋が成就することはない。このため、決して叶わぬ恋と知りながらも吉宗を想い続ける切ない姿やその複雑な胸の内について、以下のようなほろ苦い内容のナレーションで締められることも少なくない。
この他にも、悲しみが残るバッドエンド、怪談物や[[彗星]]落下の話、吉原で遊び狂ったり二日酔いで苦しむなどの大失敗をしてしまうオチまで、バラエティに富んだものになっている。
 
回によっては、悪党に捕えられた善人の救出過程を端折ったり善人のその後を吉宗と爺・忠相のやり取りだけで語ったりするという展開も多かった。また、このドラマではストーリーの中心人物の女性が“徳田”に恋心を抱くという設定が多いが、最後には徳田が事もあろうに将軍・吉宗と明らかになってしまうため、その恋が成就することはない。このため、決して叶わぬ恋と知りながらも吉宗を想い続ける切ない姿やその複雑な胸の内について、以下のようなほろ苦い内容のナレーションで締められることも少なくない。
 
*去ってゆく吉宗に向って、千恵はいつまでも手を振り続けた。淡い恋を振り切り、武士の娘として生きるために。その、いじらしくも切ない娘心を誰よりも分かっている吉宗であった(VI第1話)。
 
== 主要登場人物 ==
ここでの記述は、本作における設定に基づく。細かい設定は詳細は「[[暴れん坊将軍のエピソード一覧]]」を参照。実在の人物については[[#史実との相違点]]の項も参照のこと。
=== 幕府・武家関係 ===
{{For2|登場人物および出演者の一覧|暴れん坊将軍シリーズの登場人物}}
;[[徳川吉宗]](徳田新之助):[[江戸幕府]]第8代将軍。
:#史実では将軍就任時にはすでに奥方がいて、嫡男の[[徳川家重]]が誕生していたが、本作では未婚者になっている。その他の吉宗に関する史実については豆知識を参照されたい。
;[[大岡忠相]]:[[南町奉行]]。
;お由利の方(浄円院):吉宗の生母。深川清涼庵で隠居している。
:#史実ではお由利の方は吉宗が将軍職に就く前に出家し、浄円院を名乗っている。そして、江戸城内にて庵を与えられていた。本作では、[[城]]での生活を拒み、江戸の郊外に住んでいる。しかも、[[出家]]も在家得度もしていない。
;[[徳川宗春]]:[[尾張藩]]第7代藩主。吉宗の反勢力としてたびたび登場。単に「尾張殿」と呼ばれることも多い。なお、宗春についてもいくつか史実と異なる設定がなされている。
:#吉宗よりも年上→実際は12歳も年下。(吉宗は[[1684年]]、宗春は[[1696年]]生)
:#官職が[[大納言]]→実際は[[中納言|権中納言]]。
:#吉宗と将軍の座を争って敗れた→実際は争ったのは宗春の兄で前尾張藩主[[徳川継友|継友]]。宗春の「宗」は尾張藩主就任時に吉宗の名からもらっている。(最終登場となる第IXシリーズ最終回のナレーションおよび劇中では兄継友が将軍職を争った旨に訂正されている)
;[[徳川宗直]]:[[紀州藩]]第6代藩主で吉宗の従兄弟にあたる。史実では吉宗よりも年上であるが、本作中では吉宗よりも年下のイメージで描かれている。主にスペシャルのとき登場したが、人物が登場せずに名前のみが話の流れの中で登場することもあった。悪人に踊らされて吉宗と敵対することもあった。演じる役者についてはシリーズを通して固定されなかった。たとえば第IIIシリーズでは[[小林芳宏]]、[[佐久田修]]が演じた。第IXシリーズにおいては第26話では[[伊庭剛]]が演じ(伊庭が演じるのは第IVシリーズに続き2度目である)、第34話では名前のみの登場となった。後者では本人が登場して間がない次期に同人自身が非を働いたという設定がなされたためか、紀州藩主就任前の名である[[徳川宗直|頼致]]が用いられた(ただし第26話においても頼致が藩主就任時に宗直に改名したことは史実のとおり語られている)。
 
=== 吉宗と周辺人物 ===
なお、後述のとおり歴史上の実在人物が登場することは多い。その中には宗直同様複数回登場した人物も少なくない。前[[水戸藩]]主[[徳川綱條|水戸綱條]]、水戸藩主[[徳川宗堯]]、五代将軍[[徳川綱吉]]の養女[[竹姫]]、[[薩摩藩]]主[[島津継豊]]、[[老中]][[水野忠之]]などである。が、いずれも演じる役者についてはそのつどキャスティングされており、固定されていなかった。
<!--吉宗本人と、吉宗が「徳田新之助」として活動していることを知っている人物の項。め組は別記-->
;[[徳川吉宗]]
:演:[[松平健]]
:シリーズ全体の主人公。紀州から[[江戸幕府]]第八代将軍を命ぜられた。政の改革に従事する一方で、貧乏旗本の三男坊・'''徳田新之助'''を名乗り江戸市中を歩き回り、様々な悪と闘い続けている。
 
;[[側用人|御側御用取次役]]
:「おそば・ごよう・とりつぎやく」と読む。吉宗に従う老齢の幕臣。吉宗の幼少時代の教育係で、現在でも吉宗からは「爺」と呼ばれる。独身で世継ぎのいない吉宗を案じ、吉宗に妻を持つようたびたび進言する。
:吉宗が市中へ出ることに反対するが、吉宗を探すなどの理由で自らも市中に出ることがある。市中に出る際は新之助のおじ、あるいは知り合いの隠居(町人)を称し、め組の人達から「ご隠居様」と呼ばれている。
:;加納五郎左衛門忠久(演 - [[有島一郎]]→[[伊東四朗]]→[[小野武彦]])
::モデルは[[加納久通]]。趣味は江戸市中散策。
:;有馬彦右衛門(演 - [[名古屋章]])
::モデルは[[有馬氏倫]]。
:;田之倉孫兵衛(演 - [[船越英二]])・宍戸官兵衛(演 - [[高島忠夫]])・横川勘十郎(演 - [[神山繁]])
:その他は「[[暴れん坊将軍のエピソード一覧]]」を参照。
;[[御庭番|御庭番衆]]
:演:[[宮内洋]]、[[夏樹陽子]]、[[和崎俊也]]、[[荒木しげる|荒木茂]]、[[朝加真由美]]、[[三ツ木清隆]]、[[五代高之]]、[[菅野玲子]]、[[高島礼子]]、他
:元[[紀州藩]]主の吉宗が、[[紀州徳川家]]に代々仕え信用ある家柄から江戸に連れてきた[[忍者]]集団。このうち男女二人が吉宗の近辺へ常に待機し、市井を徘徊する吉宗の警護は勿論、吉宗の直命により悪事の証拠を掴むための諜報活動や事件の鍵を握る人物の身辺警護、さらに悪人の成敗も行う。
;[[大岡忠相]]
:演:[[横内正]]→[[田村亮 (俳優)|田村亮]]→[[大和田伸也]]→[[勝村政信]]
:江戸[[南町奉行]]。武士だけでなく[[町人]]・[[農民]]などに対して平等に接するので人望は厚く、南町奉行所には管轄外の村から陳情に来る者も多い。吉宗からの信任が厚いため、御庭番や独自に抱える隠密を指揮し、江戸町奉行の権限外である幕臣や諸藩の不正にも目を光らせている。一方で厳しい取り締まりに反撃を企む盗賊や、吉宗による重用を妬んだ幕臣から暗殺・失脚工作の対象としてしばしば狙われることもあるため、時に吉宗と共闘する。
;お由利の方([[浄円院]])
:演:[[丹阿弥谷津子]]→中村玉緒
:吉宗の生母。
;[[山田浅右衛門|山田朝右衛門]]
:演:[[栗塚旭]]
 
=== め組 ===
[[File:MegumiLantern.jpg|thumb|150px|め組の提燈]]
町火消しの1つ。吉宗が徳田新之助として居候している。協力者的な存在であるが、吉宗の正体を知るのは、め組の歴代頭のみ。
江戸[[町火消し]]48組の1つで、“徳田新之助”の居候先。江戸っ子気質の組頭(頭)とその妻(おかみさん)、組頭の下で働く“小頭”と“若い衆”という構成で、全員が新之助を家族のように信頼し慕っている。ただし新之助や隠居の正体を知る者は歴代の頭に限られ<ref group="注釈">Ⅰの第一話で、喧嘩早いという設定の町火消し創設前の鳶職の頭時代の辰五郎が紀州藩の部屋住み時代の吉宗と喧嘩をした事があるという話しで、辰五郎が吉宗の事を知っていたという設定だった。その後の、頭が長次郎(山本譲二演)や、栄五郎(松村雄基演)に代わった時に新たな頭に辰五郎が話している。</ref>、おかみさんや若い衆などは、新之助を「仕官の道も探さずブラブラ遊び呆けている気楽な旗本の三男坊」<ref group="注釈">ゲストとして登場した旗本が「せめて二百石の家柄から婿を迎えたい」というのに対し奥方が「徳田様くらいでちょうどいい」と切り返すラストシーンが描かれた回があり、二百石以下の旗本と思われている模様である。ちなみに百石級の幕臣は大抵が御家人であり、旗本の格式を持つのは[[小十人]]程度である。</ref>と信じている(龍虎は新之助との再会の後、最終的に「新さんはただのお旗本じゃねぇな」と感づいたが将軍とは知らないまま江戸を去った)。事件が起きた際には一致団結し、その組織力で新之助の調査に協力する。シリーズによっては新之助とは別に腕の立つ居候が住み着いており、め組の一員として新之助に協力する。
;辰五郎:め組の初代頭、後に町火消肝煎、江戸町火消総元締となる。[[新門辰五郎]]がそのモデルと思われる。
;おさい:辰五郎の妻。
:演:[[北島三郎]]→[[堺正章]]→[[生瀬勝久]]
;長次郎:め組の二代目頭。
:[[鳶職人#鳶と火消し|鳶の職人]]から、[[町火消]]め組の組頭となった男。吉宗の古馴染み。
;おぶん:長次郎の妻。
:史実の町火消にも[[め組の喧嘩|め組の辰五郎・長次郎]]がいるが、本作とは時代や人物像が合致しない。
;栄五郎:め組の三代目頭。お杏の兄。
;お杏:栄五郎の妹。
 
;おさい
== シリーズ ==
:演:[[春川ますみ]](初代)→[[浅茅陽子]](2代目)→[[坂口良子]](三代目)→[[岡本麗]]→高島礼子
=== 吉宗評判記 暴れん坊将軍(通称:I) ===
:辰五郎の妻。
[[1978年]][[1月7日]]~[[1982年]][[5月1日]] 全207話
;長次郎
スタッフ
:演:[[山本譲二]]
* プロデューサー:[[小沢英輔]](テレビ朝日)、[[斉藤頼照]]、[[宮川輝水]]、[[渡辺操]](東映)
:め組の二代目頭。辰五郎を演じた北島の推挙で二代目になった。
:腕と度胸は辰五郎にも負けない。若気の至りで辰五郎と比べると無茶をする事が多いが、徐々に頭らしい深い思慮と貫禄を身につけていく。
;おぶん
:演:[[生稲晃子]]
:長次郎の妻。当初は魚売り兼目明しとして登場し、劇中で長次郎と祝言を挙げる。
;栄五郎
:演:[[松村雄基]]
:め組の三代目頭。お杏の兄。
;お杏
:演:[[いしのようこ]]
:栄五郎の妹。栄五郎は独身のため、お杏が「おかみさん」の位置付けを担っている。
 
=== 幕府・武家関係者 ===
レギュラー
;[[徳川宗春]]
* [[山下幸内]]:[[浜畑賢吉]](初期のみ)
:演 - [[中尾彬]]→[[西岡徳馬]]、[[成田三樹夫]](II、SP2話のみ)→[[GACKT]](新のみ)
* 南町奉行・大岡忠相:[[横内正]]
:尾張藩主。
* め組組頭・辰五郎:[[北島三郎]]
* 辰五郎妻・おさい:[[春川ますみ]]
* 御庭番・藪田助八:[[宮内洋]](87話まで)
* 御庭番・大月半蔵:[[和崎俊哉]](88話から)
* 御庭番・おその:[[夏樹陽子]]
* め組小頭・龍虎:[[龍虎勢朋|龍虎]](32話から)
* 辰五郎妹・おまち:[[岐邑美沙子]]
* め組小頭・源三:[[園田裕久]]
* め組若い衆・常:[[阿波地大輔]]
* め組若い衆・鉄:[[井上茂]]
* め組若い衆・久:[[谷崎弘一]]
* [[山田浅右衛門|山田朝右衛門]]:[[栗塚旭]](準レギュラー)
* 尾張大納言宗春:[[中尾彬]](準レギュラー)
* 吉宗生母・お由利の方:[[丹阿弥谷津子]](第4話)・[[中村玉緒]](準レギュラー)
* 紀州屋・お奈津:[[美空ひばり]](準レギュラー)
* 御側[[御用]]取次・[[加納久通|加納五郎左衛門]]:[[有島一郎]]
 
なお、後述のとおり歴史上の実在人物が登場することは多い。その中には宗直同様複数回登場した人物も少なくない。前[[水戸藩]]主[[徳川綱條|水戸綱條]]、水戸藩主[[徳川宗堯]]、[[薩摩藩]]主[[島津継豊]]・五代将軍[[徳川綱吉]]の養女[[浄岸院|竹姫]]夫妻、[[老中]][[水野忠之]]などである。が、いずれも演じる役者についてはその都度キャスティングが異なり、固定されていなかった。
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作品リスト
※ 量が多いため、伸縮型のメニューとして掲載する。右にある[表示]をクリックすると一覧表示される。
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
<div class="NavHead" style="text-align: left;">'''1978年'''</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!各話||放送日||サブタイトル||脚本||監督||ゲスト||備考
|-
|style="text-align:center"|第1話||1月7日||春一番! 江戸の明星||[[小川英]]<br />[[杉村升|杉村のぼる]]||[[荒井岱志]]||松本:[[金田龍之介]]、鬼沢:[[天津敏]]、秋田屋:[[伊沢一郎]]、伊豆屋:[[武内亨]]、千代:[[佐藤美鈴]]、宗春:中尾彬||
|-
|style="text-align:center"|第2話||1月14日||素晴らしき藪医者||[[田上雄]]||[[黒田義之]]||小川笙船:[[天知茂]]、桜井玄石:[[南原宏治]]、巴屋[[藤岡重慶]]、与之吉:[[宮口二郎]]、久七:[[北町嘉朗]]、鬼十郎:千葉敏郎、十海屋:須藤健、小柳圭子||
|-
|style="text-align:center"|第3話||1月21日||命を的の一番纏||[[結束信二]]||rowspan="2" |荒井岱志||新吉:和崎俊哉、おせつ:[[今出川西紀]]、虎五郎:[[小松方正]]、伝吉:[[江幡高志]]、上田:[[小田部通麿]]||
|-
|style="text-align:center"|第4話||1月28日||遥かなる遠き日の母||[[山野四郎]]||とり:[[丹阿弥谷津子]]、大角:[[井上昭文]]、浪江:大森不二香、伝吉:石井宏明、黒沼:[[加賀邦男]]、仙蔵:守屋俊志||
|-
|style="text-align:center"|第5話||2月4日||大奥に咲いた春||||||柳の局:[[白木万理]]、木場政:[[金井大]]、お静:[[早川絵美]]、清吉:[[石田信之]]、お妙:[[服部妙子]]、弥七:[[立花直樹]]、[[水上保広]]、[[五味龍太郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第6話||2月11日||天晴れ! 芋侍||[[今村文人]]||黒田義之||青木:[[左右田一平]]、伊崎:[[勝部演之]]、木島:[[神田隆 (俳優)|神田隆]]、大黒屋:[[喜多村英三|北村英三]]、久六:[[汐路章]]、とよ:[[八木孝子]]||
|-
|style="text-align:center"|第7話||2月25日||賽の河原に立つ男||[[高橋稔]]||rowspan="2" |[[井沢雅彦]]||半五郎:[[なべおさみ]]、立花:[[中井啓輔]]、お春:[[有崎由見子]]、横尾:[[梅津栄]]、将監:[[永野辰弥|永野達雄]]、山形屋:[[高城淳一]]||
|-
|style="text-align:center"|第8話||3月4日||黒い十手を握る男||今村文人||陣八:[[永井智雄]]、数馬:[[横光克彦]]、おしな:[[佳那晃子|大関優子]]、小浜:[[須賀不二男]]、松前屋:[[田島義文]]、[[中田博久]]、[[佐藤京一]]||
|-
|style="text-align:center"|第9話||3月||義賊 江戸を走る||小川英<br />[[ちゃき克彰]]||荒井岱志||太助:[[工藤堅太郎 (俳優)|工藤堅太郎]]、おはる:[[有吉ひとみ]]、橋本:[[横森久]]、堀田:[[牧冬吉]]||
|-
|style="text-align:center"|第10話||3月||花開く目安箱||[[鈴木兵吾]]<br />[[飛鳥ひろし]]||黒田義之||黒岩:[[今井健二]]、万七:[[木村元]]、新藤:[[内田勝正|内田昌弘]]、近江屋:[[新井和夫]]、志保:中山恵子、熊造:[[西田良]]||
|-
|style="text-align:center"|第11話||3月||日本一の木遣唄||||||又助:[[有川博]]、鶴吉:[[倉岡伸太朗]]、おとせ:[[松木聖]]、大浦:[[外山高士]]、佐野屋:[[山岡徹也]]、[[坂口徹郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第12話||||紀州から来た凄い女||高橋稔||rowspan="2" |荒井岱志||お奈津:[[美空ひばり]]、佐吉:[[香山武彦]]、相模屋:[[潮万太郎]]、虎五郎:[[伊達三郎]]、長兵衛:村田正雄||
|-
|style="text-align:center"|第13話||||嵐を呼んだ江戸土産||結束信二||お奈津:美空ひばり、佐吉:香山武彦、大沼:[[深江章喜]]、与吾平:[[岩田直二]]、深町:[[八名信夫]]、清嶋智子||
|-
|style="text-align:center"|第14話||||黄金のからす札||今村文人||黒田義之||鬼さん坊:[[山本麟一]]、一之進:[[石山輝夫|石山律雄]]、土屋:[[近藤宏]]、[[遠藤薫]]||
|-
|style="text-align:center"|第15話||||春を呼ぶ藪医者||||||小川笙船:[[天知茂]]、おみつ:[[村地弘美]]、前田:[[原田清人]]、佐々木剛、山本清、小林芳宏、[[福本清三]]||
|-
|style="text-align:center"|第16話||||対決! 花の吉原||||||岩淵:藤岡重慶、花里:[[金沢碧]]、丹波屋:[[武藤英司]]、[[穂高稔]]、銀三:[[長谷川弘]]、[[北見唯一]]||
|-
|style="text-align:center"|第17話||||恋とおとぼけ地蔵||||||丹七:[[柴田侊彦]]、音羽:原田英子、[[永田光男]]、[[滝田裕介]]、[[御木本伸介]]||
|-
|style="text-align:center"|第18話||||江戸一番の乱れ打ち||||||万七:[[中野誠也]]、[[菅貫太郎]]、源次郎:[[穂積隆信]]、おせい:[[野口ふみえ]]、[[西田良]]||
|-
|style="text-align:center"|第19話||||纏持の詩||||||弥八郎:[[森次晃嗣]]、志乃:[[菅井きん]]、[[亀石征一郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第20話||||人情あやめ河岸||||||[[川合伸旺]]、[[田口計]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第21話||||纏は見ていた||||||[[和崎俊哉]]、[[香山武彦]]、[[栗塚旭]]、[[川辺久造]]||
|-
|style="text-align:center"|第22話||||天下を支える友情||||||[[紀比呂子]]、[[遠藤真理子]]、[[稲葉義男]]、[[岡崎二朗]]||
|-
|style="text-align:center"|第23話||||怒れ!! 魚河岸野郎||||||[[桜木健一]]、[[安部徹]]、[[藤尾純]]、[[加賀邦男]]||
|-
|style="text-align:center"|第24話||||七里飛脚は鬼より恐い||||||[[梶三和子]]、[[あき竹城]]、天津敏、[[国一太郎]]、[[宮口二郎]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第25話||||素破! 天下の一大事||||||[[栗塚旭]]、[[白木万理]]、[[石浜朗]]、[[沼田曜一]]、[[北村英三]]、[[和歌林三津江]]||
|-
|style="text-align:center"|第26話||||朝寝朝酒で出世した男||||||[[長門勇]]、[[内田勝正|内田昌宏]]、[[五味竜太郎]]、福本清三、[[汐路章]]、南原宏治、[[小笠原弘]]||
|-
|style="text-align:center"|第27話||||柳生一族を斬る女||||||[[内田朝雄]]、[[今井健二]]、[[土屋義男]]、[[中田博久]]||
|-
|style="text-align:center"|第28話||||明日に咲いた影の花||||||[[石橋蓮司]]、[[中村玉緒]]、[[島田順司]]||
|-
|style="text-align:center"|第29話||||大江戸一のドジな掏摸||||||[[西川峰子]]、[[佐藤仁哉]]、[[川合伸旺]]||
|-
|style="text-align:center"|第30話||||裏切り御免!||||||[[矢吹二朗]]、[[小林勝彦]]||
|-
|style="text-align:center"|第31話||||御狩場から消えた女||||||[[浜木綿子]]、[[垂水悟郎]]、[[田中弘史]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第32話||||日本一の勝名乗り||||||[[深江章喜]]||
|-
|style="text-align:center"|第33話||||天下御免の大名じるこ||||||[[今福正雄]]、[[神田隆]]、[[浜田寅彦]]||
|-
|style="text-align:center"|第34話||||嵐の中に舞う女||||||[[伊吹吾郎]]、[[岡田茉莉子]]、[[葉山良二]]||
|-
|style="text-align:center"|第35話||||爆薬を抱いた花嫁||||||[[大木実]]、[[伊沢一郎]]、[[北原義郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第36話||||天を欺く泣きぼくろ||||||[[野川由美子]]、[[武藤英司]]、[[大木正司]]||
|-
|style="text-align:center"|第37話||||女の一途に目を醒せ!||||||[[朝丘雪路]]、[[入川保則]]、[[外山高士]]、[[藤岡重慶]]、[[中井啓輔]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第38話||||黒潮の渦を斬る女||||||[[美空ひばり]]、[[森次晃嗣]]、[[内田稔]]、[[青木義朗]]||
|-
|style="text-align:center"|第39話||||琉球渡来の甘い罠||||||[[奈美悦子]]、[[岩田直二]]、[[柴田侊彦]]、[[小笠原弘]]、栗塚旭、和歌林三津江||
|-
|style="text-align:center"|第40話||||翔べ! 下町の神童||||||[[真夏竜]]、[[五味龍太郎]]、[[遠藤太津朗]]、汐路章||
|-
|style="text-align:center"|第41話||||切腹! 酒呑み代官||||||長門勇、[[小林昭二]]、[[北九州男]]、[[森章二]]、山本麟一、[[武田てい子]]、[[坂口徹郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第42話||||燃える男と莫蓮女||||||[[赤座美代子]]、[[菅貫太郎]]、[[小瀬格]]、国一太郎||
|-
|style="text-align:center"|第43話||||お庭番非情!||||||[[岡田英次]]、[[田中浩 (俳優)|田中浩]]、[[小島三児]]、[[山本清]]||
|-
|style="text-align:center"|第44話||||鮮血! 拝領の剣||結束信二||||[[村田正雄]]、[[原口剛]]、[[松山政路|松山省二]]、栗塚旭、名和宏、中村錦司||
|-
|style="text-align:center"|第45話||||寿限無寿限無のニセ小判||||||[[笑福亭仁鶴]]、[[蟹江敬三]]、[[長谷川弘]]、[[横森久]]||
|}
</div></div>
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
<div class="NavHead" style="text-align: left;">'''1979年'''</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!各話||放送日||サブタイトル||脚本||監督||ゲスト||備考
|-
|style="text-align:center"|第46話||||天下御免のお年玉||||||[[遠藤太津朗]]、[[牧冬吉]]、[[白木万理]]、[[小田部通麿]]、[[福本清三]]||
|-
|style="text-align:center"|第47話||||拳固で治す女医者||||||[[江利チエミ]]、[[宮口二郎]]、[[南城竜也]]、[[稲葉義男]]、藤尾純||
|-
|style="text-align:center"|第48話||||極楽風呂に地獄を見た||||||[[長門勇]]||
|-
|style="text-align:center"|第49話||||生かす殺すは筆一本!||||||[[汐路章]]、[[小林かおり (女優)|小林かおり]]、[[御木本伸介]]、[[曽根晴美]]、国一太郎、[[森幹太]]||
|-
|style="text-align:center"|第50話||||味一番! 細腕べんとう||||||[[浜美枝]]、[[和崎俊哉]]、[[潮万太郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第51話||||魚河岸の花嫁||||||[[桜木健一]]、[[花沢徳衛]]、[[左右田一平]]、[[伊達三郎]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第52話||||失脚! 大岡越前守||||||[[珠めぐみ]]、[[今井健二]]、[[川合伸旺]]||
|-
|style="text-align:center"|第53話||||からくち一番! 母子酒||||||[[京唄子]]、[[栗塚旭]]||
|-
|style="text-align:center"|第54話||||小判のお好きな女医者||||||江利チエミ、[[近藤宏]]、[[嵯峨善兵]]||
|-
|style="text-align:center"|第55話||||奮戦! いも侍||||||[[左右田一平]]、[[磯村みどり]]、[[西田良]]、南原宏治、[[永野辰雄]]||
|-
|style="text-align:center"|第56話||||春の淡雪に消えた男||||||[[河原崎長一郎]]、[[新藤恵美]]、[[織本順吉]]||
|-
|style="text-align:center"|第57話||||百鬼・一刀両断!||||||[[亀石征一郎]]、[[小林昭二]]、[[北原義郎]]、[[水上保弘]]||
|-
|style="text-align:center"|第58話||||江戸一番!桜おどり||||||[[真田広之]]、[[佐藤万理]]、[[五味龍太郎]]、[[外山高士]]、穂高稔||
|-
|style="text-align:center"|第59話||||賭けた命が纏に燃える||||||[[岡田奈々]]、高桐真、藤岡重慶、[[曽根晴美]]、[[西田良]]、[[峰蘭太郎]]、[[岩尾正隆]]||
|-
|style="text-align:center"|第60話||||太陽だけが知っていた||||||[[内田稔]]、[[名和宏]]、栗塚旭||
|-
|style="text-align:center"|第61話||||春の嵐に散った恋||||||[[汀夏子]]、[[高田敏江]]、[[竜崎一郎]]、有川正治、小峰隆司||
|-
|style="text-align:center"|第62話||||黄金の闇に花一輪||||||[[三ツ木清隆]]、[[藤田美保子]]、天津敏、大木正司、武藤英司、藤尾純||
|-
|style="text-align:center"|第63話||||一六勝負に散った花||||||[[本阿弥周子]]、[[菅貫太郎]]、[[須賀不二夫]]||
|-
|style="text-align:center"|第64話||||槍を持つ手に一番纏||||||[[青木義朗]]、[[深江章喜]]||
|-
|style="text-align:center"|第65話||||恐れ多くもお茶壺道中||||||[[北村英三]]、[[立原博]]、[[手塚茂夫]]||
|-
|style="text-align:center"|第66話||||だるまが笑った上州路||||||[[市原悦子]]、[[田口計]]、[[小林稔侍]]||
|-
|style="text-align:center"|第67話||||大岡越前守自決す!||||||[[工藤堅太郎 (俳優)|工藤堅太郎]]、[[江見俊太郎]]、[[宮口二郎]]、栗塚旭||
|-
|style="text-align:center"|第68話||||涙のにせ訴状||||||[[久保菜穂子]]、[[有川博]]、田中浩||
|-
|style="text-align:center"|第69話||||名刀 誇りあり||||||[[川津祐介]]、[[小林勝彦]]、浜田寅彦、汐路章、[[石倉英彦]]||
|-
|style="text-align:center"|第70話||||三万石よりどじょう鍋||||||[[小池朝雄]]、葉山良二||
|-
|style="text-align:center"|第71話||||日本一の名づけ親||||||[[中野誠也]]、[[江崎英子]]、横森久、河合絃司、内田昌宏||
|-
|style="text-align:center"|第72話||||紅花で染めた復讐||||||[[朝丘雪路]]、大木正司、[[玉生司郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第73話||||富士の白雪に燃えた男||||||[[藤岡琢也]]、[[蟹江敬三]]、伊達三郎、[[溝田繁]]||
|-
|style="text-align:center"|第74話||||江戸煩いを叩き出せ!||||||江利チエミ、井上昭文、[[西田良]]、[[原健策]]||
|-
|style="text-align:center"|第75話||||失踪! 加納五郎左衛門||||||[[佐野アツ子]]、[[川合伸旺]]、[[江幡高志]]、沼田曜一||
|-
|style="text-align:center"|第76話||||正体見たり枯尾花||||||[[藤巻潤]]、[[北林早苗]]、[[岡八郎]]、外山高士||
|-
|style="text-align:center"|第77話||||紀州から来た花嫁||||||[[中村玉緒]]、[[遠藤太津朗]]、[[亀石征一郎]]、林彰太郎||
|-
|style="text-align:center"|第78話||||天下を狩る男||||||[[高品格]]、[[柴田侊彦]]、[[服部妙子]]、千葉敏郎、[[唐沢民賢]]、[[黒川弥太郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第79話||||天下御免! おふくろの味||||||[[京唄子]]、[[佐々木剛]]、[[牧冬吉]]、[[永田光男]]、村田正雄、藤岡重慶、[[永野達雄]]||
|-
|style="text-align:center"|第80話||||暴走! 旗本八万騎||||||[[石橋雅史]]、[[倉石功]]、[[勝部演之]]||
|-
|style="text-align:center"|第81話||||姿なき勇士たち||||||[[丹波哲郎]]、[[三浦リカ]]、[[北原義郎]]、近藤宏||
|-
|style="text-align:center"|第82話||||天女のようなガキ大将||||||岡田奈々、[[内田勝正]]、中田博久、北村英三、北見唯一||
|-
|style="text-align:center"|第83話||||天下を狙う盗賊||||||[[葉山良二]]、[[遠藤真理子]]、[[西田良]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第84話||||おさいが翔んだ!||||||[[田口計]]、[[山本紀彦]]、浜田寅彦||
|-
|style="text-align:center"|第85話||||富士が見ていたあばれ槍||||||[[葦笛るか]]、[[火野正平]]、[[西沢利明]]、[[五味龍太郎]]、岩尾正隆||
|-
|style="text-align:center"|第86話||||天下御免の大泥棒||||||[[遠藤太津朗]]、[[深江章喜]]、[[八名信夫]]、汐路章、高城淳一、北九州男、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第87話||||八百万石を狙う凶弾||||||[[長谷直美]]、曽根晴美、小笠原弘||
|-
|style="text-align:center"|第88話||||燃やせ! 限りある命を!||||||[[内田稔]]、[[小林重四郎]]、潮万太郎||
|-
|style="text-align:center"|第89話||||花も恥じらう一番手柄||||||[[西川峰子]]、田中浩、[[高野真二]]、横森久||
|-
|style="text-align:center"|第90話||||奮戦! 辰五郎先生||||||[[島田順司]]、高桐真、[[木村元]]||
|-
|style="text-align:center"|第91話||||対決! 嵐の甲府城||||||[[渡辺やよい]]、[[川辺久造]]、小田部通麿、有川正治、山本清、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第92話||||乾盃! 藪医者||||||[[左右田一平]]、[[大竹修造]]、[[神田隆]]、大木正司||
|-
|style="text-align:center"|第93話||||呆れかえった武門の意地||||||[[中山麻里]]、[[梅津栄]]、[[伊達三郎]]、藤尾純||
|}
</div></div>
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
<div class="NavHead" style="text-align: left;">'''1980年'''</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!各話||放送日||サブタイトル||脚本||監督||ゲスト||備考
|-
|style="text-align:center"|第94話||||初春や昼行燈も浮かれ出し||||||[[谷村昌彦]]、[[外山高士]]、江見俊太郎||
|-
|style="text-align:center"|第95話||||炎の海に虹を見た||||||[[宮園純子]]、武藤英司、永野達雄、中村錦司、村田正雄||
|-
|style="text-align:center"|第96話||||お城の狸をいぶり出せ!||||||[[織本順吉]]、南原宏治、[[福本清三]]、[[出水憲|出水憲司]]||
|-
|style="text-align:center"|第97話||||おっ母ぁなんか要らねえや!||||||[[吉行和子]]、[[三浦真弓]]、中野誠也、北村英三、[[待田京介]]||
|-
|style="text-align:center"|第98話||||狼の里から来た娘||||||[[ジャネット八田]]、名和宏、[[今井健二]]、[[西田良]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第99話||||男、炎の土俵入り||||||小池朝雄、[[田口計]]、[[剣持伴紀]]、[[片山真由美]]||
|-
|style="text-align:center"|第100話||||天下御免のにせ将軍話||||||[[浅茅陽子]]、安部徹、岩尾正隆、石倉英彦||
|-
|style="text-align:center"|第101話||||八百万石を担ぐ男||||||[[長門勇]]、[[北川恵]]、森幹太、穂高稔、唐沢民賢、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第102話||||悪党の首まで取った借金取り||||||[[左とん平]]、[[五味龍太郎]]、汐路章、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第103話||||大騒動! 寄り道したのが悪かった||||||[[服部妙子]]、[[西沢利明]]、[[原口剛]]、有川博、[[遠藤征慈]]、御木本伸介||
|-
|style="text-align:center"|第104話||||日本一の花嫁御寮||||||[[真夏竜]]、[[賀田裕子]]、[[川合伸旺]]、北原義郎、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第105話||||止めろ! 天下御免の暴走車||結束信二||松尾正武||[[滝田裕介]]、[[福山象三]]||
|-
|style="text-align:center"|第106話||||将軍はんて何どすえ?||||||[[あいはら友子|相原友子]]、[[西田良]]、福本清三、[[遠藤太津朗]]、高城淳一、北見治一||
|-
|style="text-align:center"|第107話||||あわれ、女お庭番||||||[[甲にしき]]、[[宮口二朗]]、[[菅貫太郎]]、睦五郎||
|-
|style="text-align:center"|第108話||||将軍に命令する男||||||||
|-
|style="text-align:center"|第109話||||天下晴れてのつまみ喰い||||||[[目黒祐樹]]、[[葉山葉子]]、[[小林勝彦]]、千葉敏郎、[[長門裕之]]||
|-
|style="text-align:center"|第110話||||立て! 江戸の若者たち||||||[[森次晃嗣]]、[[珠めぐみ]]、[[睦五郎]]、[[田口計]]、神田隆、[[川浪公次郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第111話||||咲け! 姥捨山の恋||||||[[東啓子]]、[[堀越陽子]]、荒木しげる、[[早川保]]、[[二本柳俊衣]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第112話||||誇り高きカモ侍||||||[[工藤堅太郎 (俳優)|工藤堅太郎]]、佐野アツ子、井上昭文、江見俊太郎、加賀邦男、村田正雄、西田良||
|-
|style="text-align:center"|第113話||||どうにも止まらなかった男||||||[[千田孝之]]、[[田中弘]]、岩尾正隆、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第114話||||正体見たぞ! 隼小僧||||||[[坂上二郎]]、[[渡辺やよい]]、増田順司、大木正司||
|-
|style="text-align:center"|第115話||||一攫千金ご用心||||||[[金子信雄]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第116話||||死んで花実の咲いたやつ||||||[[大木実]]||
|-
|style="text-align:center"|第117話||||虎に喰われた悪い奴||||||[[多々良純]]、[[三波豊和]]、小林勝彦、中井啓輔||
|-
|style="text-align:center"|第118話||||天下御免の盗ッ人修業||||||[[金井大]]、[[小野恵子]]、遠藤征慈、[[北原義郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第119話||||女狐が泣いた人情纏||||||[[小栗一也]]、[[外山高士]]、武藤英司||
|-
|style="text-align:center"|第120話||||竹姫様涙のお輿入れ||||||[[中島ゆたか]]、[[織本順吉]]、[[深江章喜]]、安部徹||
|-
|style="text-align:center"|第121話||||花咲ける女武士道||||||[[江崎英子]]、[[高野真二]]、中田博久||
|-
|style="text-align:center"|第122話||||知るや南のうらみ節||||||[[桂木梨江]]、[[井上昭文]]、福本清三、[[汐路章]]||
|-
|style="text-align:center"|第123話||||女親分! め組のおさい||||||[[風美圭]]、[[滝田裕介]]、火野正平、千葉敏郎、有川正治||
|-
|style="text-align:center"|第124話||||溺れて手柄をたてた奴||||||[[うえだ峻]]、[[梶三和子]]、神田隆、葉山良二||
|-
|style="text-align:center"|第125話||||男の門出の燈篭流し||||||[[高橋元太郎]]、山本麟一、[[南道郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第126話||||二万両で売った恋||||||[[左右田一平]]、[[栗田ひろみ]]、[[梅津栄]]、[[黒部進]]、小林尚臣、唐沢民賢||
|-
|style="text-align:center"|第127話||||狼の里に罠を張れ!||結束信二||松尾正武||[[伊藤敏孝]]、[[牧冬吉]]、[[仁和令子]]、岩尾正隆、石橋雅史、名和宏||
|-
|style="text-align:center"|第128話||||あわれ、忍びの恋||||||[[佐藤允]]、[[服部妙子]]、近藤宏、[[宍戸大全]]||
|-
|style="text-align:center"|第129話||||父よあなたは偉かった||||||[[大山克巳|大山勝巳]]、[[妹尾和夫]]、北原義郎、高桐真||
|-
|style="text-align:center"|第130話||||幼なじみは大奥の女||||||[[金沢碧]]、[[船戸順]]、[[岩城力也]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第131話||||蜆汁から弾が出た!||||||南原宏治、[[高木二朗]]、中村錦司||
|-
|style="text-align:center"|第132話||||駆けろ! 天下の紀州号||||||[[内藤武敏]]、[[浜田晃]]、[[五味龍太郎]]、[[伊達三郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第133話||||聞いてちょ! 爺ちゃん若様評判記||||||[[菅貫太郎]]、[[江幡高志]]||
|-
|style="text-align:center"|第134話||||油地獄のバカ踊り||||||[[森次晃嗣]]、[[水原麻記]]、[[日高澄子]]、[[川合伸旺]]||
|-
|style="text-align:center"|第135話||||湯けむり地獄の決斗||||||[[山本みどり]]、田口計、遠藤征慈||
|-
|style="text-align:center"|第136話||||火の山に賭けた女||||||[[珠めぐみ]]、[[柴田侊彦]]、[[江見俊太郎]]、[[外山高士]]||
|-
|style="text-align:center"|第137話||||江戸育ち女棟梁||||||[[高田美和]]、[[西沢利明]]、唐沢民賢、原健策||
|-
|style="text-align:center"|第138話||||箱根小しぐれ なさけ雨||||||[[中野誠也]]、稲葉義男、早川保、[[津島直子]]||
|-
|style="text-align:center"|第139話||||口説いた相手が悪かった||||||[[岡崎二朗]]、[[吉沢京子]]、睦五郎、[[鶴田忍]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第140話||||天下御免のあばれ槍||||||[[長門勇]]、高城淳一、千葉敏郎、山本昌平、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第141話||||春遠し兇賊の母||||||[[誠直也]]、[[谷口香]]、小沢象、中田博久||
|-
|style="text-align:center"|第142話||||年の暮 新さん巷の煤払い||||||[[浜田光夫]]、[[久保にしき]]、名和宏、[[剣持伴紀]]、福本清三||
|}
</div></div>
 
==作品中の時系列==
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
Iは吉宗の将軍就任、大岡忠相の江戸南町奉行への起用で始まるが、以降のシリーズ・回の進行は必ずしも年代順ではない。例えば、II第40話で故人扱いだった[[間部詮房]](吉宗の将軍就任により引退させられた幕臣で、享保5年死去)が、VIII第10話では悪の首魁である。[[享保の改革]]で実際に行われた政策に絡めたエピソードなどでは、「享保●年のことであった」と時期が明言されることもある。側用人の名前、生母・お由利の方の境遇、VIIIラストで吉宗と相思相愛になった鶴姫の存在など、シリーズが変わると引き継がれない設定もある。
<div class="NavHead" style="text-align: left;">'''1981年'''</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!各話||放送日||サブタイトル||脚本||監督||ゲスト||備考
|-
|style="text-align:center"|第143話||||俺は天下の鼻つまみ||||||[[志賀勝]]、[[うえだ峻]]、[[北川恵]]||
|-
|style="text-align:center"|第144話||||御命焼酎一升にて候||迫間健||||[[高橋悦史]]、西崎みどり、神田隆||
|-
|style="text-align:center"|第145話||||男は黙って三下り半||||||[[工藤堅太郎 (俳優)|工藤堅太郎]]、一柳みる、中井啓輔、高野真二、小林勝彦、[[原口剛]]、[[福本清三]]||
|-
|style="text-align:center"|第146話||||ああ! 成敗涙あり||||||[[大場順]]、[[あいはら友子|相原友子]]、[[水島道太郎]]、内田稔、井上昭文、岩尾正隆福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第147話||||め組が架けた恋の橋||||||[[梅津栄]]、[[高品格]]、[[遠藤真理子]]、[[伊庭剛]]、[[清川虹子]]||
|-
|style="text-align:center"|第148話||||日本一の小泥棒||||||川辺久造、[[西田良]]、[[牧冬吉]]、[[大和撫子]]、[[永井秀明]]||
|-
|style="text-align:center"|第149話||||偽りの絆が廻す夫婦独楽||今村文人||荒井岱志||[[藤巻潤]]、[[川地民夫]]、[[倉野章子]]、田中浩||
|-
|style="text-align:center"|第150話||||花も恥じらう白浪渡世||||||[[栗田洋子]]、[[小島三児]]、汐路章、葉山良二||
|-
|style="text-align:center"|第151話||||山吹色の佐渡おけさ||||||[[服部妙子]]、[[佐々木剛]]、[[亀石征一郎]]、北原義郎、長谷川弘、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第152話||||将軍と馬泥棒とガキ大将||||||[[小林昭二]]、[[宮口二郎]]、小笠原弘、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第153話||||男が火花を散らすとき||||||[[伊吹吾郎]]、[[叶和貴子]]、[[田口計]]、[[浜田晃]]||
|-
|style="text-align:center"|第154話||||棺桶の中に咲いた恋||||||[[丸山秀美]]、[[江見俊太郎]]、[[岸部シロー]]、[[秋山勝俊]]||
|-
|style="text-align:center"|第155話||||将軍の花嫁なんていや!||||||[[西川峰子]]、高野真二||
|-
|style="text-align:center"|第156話||||子連れじょんがら無念流||||||[[長門勇]]、[[菅貫太郎]]、谷村昌彦||
|-
|style="text-align:center"|第157話||||呪われた千両箱||||||[[根岸明美]]、[[岡田英次]]、[[草薙幸二郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第158話||||地獄の金は暮六つに鳴る||||||[[立原啓裕]]、[[竹井みどり]]、[[北村英三]]、[[川合伸旺]]、きくち英一||
|-
|style="text-align:center"|第159話||||お仲成仏 灯籠ながし||||||[[三林京子]]、[[森次晃嗣]]、遠藤征慈、汐路章、内田稔、中井啓輔||
|-
|style="text-align:center"|第160話||||春を待たずに散った花||||||[[三浦リカ]]、[[一柳みる]]、[[片桐竜次]]、曽根晴美||
|-
|style="text-align:center"|第161話||||笑って散った流転の女||||||[[桜町弘子]]、南原宏治、[[五味龍太郎]]、[[草川祐馬]]、武藤英司、小池朝雄、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第162話||||纏が咲かせた人参の花||||||[[有川博]]、田中綾、穂高稔、近藤宏、田中明夫||
|-
|style="text-align:center"|第163話||||鬼女を哭かせた腰抜侍||||||[[佐藤万理]]、[[小原秀明]]、井上昭文、[[松村康世]]||
|-
|style="text-align:center"|第164話||||心の鎖は人情で裂け!||||||[[大信田礼子]]、[[外山高士]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第165話||||誰がための親不孝||||||[[荒木しげる]]、[[村地弘美]]、北村英三、名和宏||
|-
|style="text-align:center"|第166話||||鈴に誓った前髪剣法||||||[[汀夏子]]、[[志麻いづみ]]、高城淳一、内田勝正、[[江並隆]]||
|-
|style="text-align:center"|第167話||||提灯侍一番勝負!||||||[[森田健作]]、[[栗田洋子]]、加賀邦男、中田博久、福本清三、[[峰蘭太郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第168話||||天下御免の夫婦喧嘩||||||[[佐久田修]]、[[守田比呂也]]、[[河津清三郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第169話||||天晴れ! 腹ぺこ一番槍||||||[[大山勝巳]]、[[水原麻紀]]、[[江見俊太郎]]、[[五味龍太郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第170話||||血斗! 甲州笛吹川||||||[[伊吹吾郎]]、[[品川隆二]]、宮口二郎、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第171話||||裏切者に熱き涙を||||||[[伊吹剛]]、[[葉山葉子]]、[[深江章喜]]、福山象山、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第172話||||男を咲かせた日蔭の花||||||[[大場順]]、[[池令子]]、[[船戸順]]、[[山岡徹也]]、波田久夫、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第173話||||瀬戸のさざ波乙女波||||||[[森田理恵]]、[[牧冬吉]]、睦五郎、[[峰蘭太郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第174話||||尾道夕燒け・仇討ち||||||[[小林かおり (女優)|小林かおり]]、[[石田信之]]、[[曽根晴美]]、[[石橋雅史]]||
|-
|style="text-align:center"|第175話||||百万石の冷飯くらい||迫間健||||[[小栗一也]]、岡崎二朗、小沢象||
|-
|style="text-align:center"|第176話||||憎しみの糸が結んだ父娘の絆||||||[[小林昭二]]、[[若原瞳]]、[[高野真二]]、山本昌平、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第177話||||鬼同心が哭いた朝||||||[[内田稔]]、[[菅貫太郎]]、遠藤征慈、[[真田健一郎|藤森建之]]||
|-
|style="text-align:center"|第178話||||土俵に賭けた舞扇||||||[[大橋荘多]]、[[松村和美]]、[[北原義郎]]、[[大前均]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第179話||||狸侍一番手柄!||||||[[坂上二郎]]、[[北林早苗]]、[[川合伸旺]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第180話||||説教しながら盗む男||||||[[なべおさみ]]、大竹修造、勝部演之||
|-
|style="text-align:center"|第181話||||絵筆に誓った兄弟仁義||||||[[小野進也]]、[[早乙女愛]]、有川博、一柳みる、[[御木本伸介]]||
|-
|style="text-align:center"|第182話||||据膳喰う奴喰わぬ奴||||||[[田中綾子|田中綾]]、[[佐藤仁哉]]、[[外山高士]]、[[梅津栄]]、汐路章、内田勝正、小島三児、鶴田忍||
|-
|style="text-align:center"|第183話||||かりそめに咲く夜の花||||||[[宮園純子]]、[[湖条千秋]]、[[剣持伴紀]]、神田隆、川辺久造||
|-
|style="text-align:center"|第184話||||影に踊らされた男||||||[[原田大二郎]]、[[服部妙子]]、葉山良二、[[妹尾和夫]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第185話||||花嫁衣裳の甘い罠||||||[[西崎みどり]]、[[根上淳]]、[[織田あきら]]、[[小松方正]]、田口計、[[田島義文]]||
|-
|style="text-align:center"|第186話||||男なみだの恋太鼓||||||[[新克利]]、[[原田聖子]]、[[伊達三郎]]、[[五味龍太郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第187話||||天下御免! 虚無僧変化||||||[[長塚京三]]、[[今井健二]]、田中浩、[[小林勝彦]]、[[南原宏治]]、北村英三||
|-
|style="text-align:center"|第188話||||嵐を呼んだめ組の花嫁||||||小池朝雄、矢吹二朗、[[織本順吉]]、[[石橋雅史]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第189話||||鬼を哭かせた母ごころ||||||[[白石奈緒美]]、待田京介、原健策、福本清三、[[峰蘭太郎]]||
|-
|style="text-align:center"|第190話||||日本一の雨男||||||[[山本紀彦]]、[[加山麗子]]、[[亀石征一郎]]、中田博久||
|-
|style="text-align:center"|第191話||||吉原、木枯し女の涙||||||[[萩尾みどり]]、[[鹿内孝]]、[[西沢利明]]、[[八名信夫]]、石倉英彦、曽根晴美、福本清三||
|}
</div></div>
 
==史実との相違点==
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
本作には主人公の吉宗をはじめとして実在の人物が多く登場するが、史実と異なる脚色がされている部分がある。以下に主なものを挙げる。
<div class="NavHead" style="text-align: left;">'''1982年'''</div>
* 本作のように将軍が供を連れずに出歩くことはまず不可能<ref group="注釈">供以外に[[影供]]も随伴する。</ref>だが、[[徳川家光]]は夜間に城を抜け出すことがあったという<ref>得能審二『江戸時代を観る』 リバティ書房、1994年、100頁</ref>。
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
* 吉宗は本作では未婚、世継ぎ無しだが、史実では将軍就任時にはすでに側室がおり(正室は紀州藩主時代に死去)、嫡男の[[徳川家重|家重]](後の9代将軍)、次男の[[徳川宗武|宗武]]が誕生していた。ただ、この設定を利用して劇中に登場する女性と偽りの祝言を挙げたこともある。2025年の『新・暴れん坊将軍』において、初めて家重・宗武・[[徳川宗尹|宗尹]]が作中に登場した。
{| class="wikitable" style="font-size:small"
* 重税に苦しむ農民を救う話も多いが、吉宗が[[享保の改革]]で実施した財政再建の一つは[[天領]]の[[年貢]]比率を五公五民に引き上げる増税であった。
!各話||放送日||サブタイトル||脚本||監督||ゲスト||備考
* 御側御用取次役(加納五郎左衛門:[[加納久通]])は幼少時代の教育係であり、のち吉宗に付き従い幕臣となる。吉宗に妻を持つよう度々進言しており、史実でも子を残すために周囲が奮闘したことが記録に残っている。
|-
* 吉宗の生母:お由利の方は、本作では江戸郊外に住み[[出家]]も[[在家]][[得度]]もしていない。史実では吉宗が将軍職に就く前に出家し、浄円院を名乗っている。また江戸城内にて庵を与えられていた。
|style="text-align:center"|第192話||||泣き笑い河内人情ど根性||||||[[藤岡琢也]]、[[三浦リカ]]、井上昭文、大木正司、[[北見唯一]]||
* 尾張藩主:徳川宗春について、いくつか史実と異なる設定がなされている。
|-
** 本作では松平健より年上の俳優が演じ、年長者である雰囲気を出しているが、史実では年下(吉宗は[[1684年]]生、宗春は[[1696年]]生)であり、尾張藩主を継いで吉宗と対立したのもその将軍治世の後半(吉宗がそろそろ初老にさしかかるころ)である。なお、『新・暴れん坊将軍』において初めて松平健より年下の俳優が演じている。
|style="text-align:center"|第193話||||初雪は哀しき女の死化粧||||||[[泉じゅん]]、[[小沢象]]、[[原口剛]]、[[福本清三]]||
** 本作では官職が[[大納言]]だが、史実では[[中納言|権中納言]]であった。権大納言の位は没後75年経って贈られたもの([[贈位]])。
|-
** 本作で兄[[徳川継友|継友]]の最終登場となる『IX』最終回のナレーションおよび劇中では、継友が将軍職を争った旨に訂正されている。吉宗の将軍就任に反発したのは継友の弟で宗春の異母兄(生年はともに1696年だが数か月先)の[[松平通温]]である。なお宗春の「宗」は尾張藩主就任時に吉宗の名からもらったもの([[諱#偏諱|偏諱]])。
|style="text-align:center"|第194話||||名もなく貧しき母子草||||||[[初音礼子]]、[[芦屋雁平]]、[[北原義郎]]、高野真二、福本清三||
* 紀伊藩主:徳川宗直は、本作では吉宗よりも年下のイメージで演じられているが、史実では吉宗よりも年上である(吉宗は1684年生、宗直は[[1682年]]生)。
|-
* [[小石川養生所]]:史実でも吉宗が設置したことから、第1シリーズ第2話で設置までのいきさつが描かれる等、たびたび登場する。しかし医師が[[白装束]]を着たり、壁に『[[蔵志]]』(1759年)や『[[解体新書]]』(1774年)の挿絵が掛けられているなど、近代以降の医療を元にした描写がある。なお『蔵志』『解体新書』のいずれも、出版は吉宗の死(1751年)の後である。
|style="text-align:center"|第195話||||磯の香りはおっかあの味||||||[[浅香光代]]、[[久高惟晴]]、[[黒部進]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第196話||||何故に悲しき相合傘||||||[[山本みどり]]、[[内田稔]]、名和宏、早川保||
|-
|style="text-align:center"|第197話||||河豚より怖し小判鮫||||||[[桜木健一]]、[[吉沢京子]]、[[西崎みどり]]、[[川合伸旺]]、[[菅貫太郎]]、[[外山高士]]、[[浜田雄史]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第198話||||あわれ、残んの花ちりぬ||||||[[左幸子]]、[[遠藤太津朗]]、[[汐路章]]||
|-
|style="text-align:center"|第199話||||最後に微笑った悪い奴||||||[[小林かおり (女優)|小林かおり]]、[[小林昭二]]、[[江見俊太郎]]、遠藤征慈、牧冬吉||
|-
|style="text-align:center"|第200話||||泣き笑い大江戸三人娘||||||[[黒木真由美]]、[[山本ゆか里]]、[[荒井真理]]、小笠原弘、山本昌平||
|-
|style="text-align:center"|第201話||||酔いどれ十手一番手柄||||||[[伊吹剛]]、[[一柳みる]]、[[藤木敬士]]、岩尾正隆、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第202話||||ずっこけ勘八功名噺||||||[[ハナ肇]]、[[北川恵]]、[[御木本伸介]]、[[剣持伴紀]]||
|-
|style="text-align:center"|第203話||||雪崩に消えた恋の花||||||[[あいはら友子|相原友子]]、[[小野進也]]、[[宮口二郎]]、井上昭文||
|-
|style="text-align:center"|第204話||||夜の風花 別れ花|||||||[[三浦真弓]]、[[入川保則]]、村田正雄、[[上野山功一]]||
|-
|style="text-align:center"|第205話||||春ふたたび! 夫婦簪||||||[[柴田侊彦]]、[[本阿弥周子]]、[[田口計]]、福本清三||
|-
|style="text-align:center"|第206話||||泣くな太郎吉! 男の子||||||原口剛、[[浜田晃]]、[[長谷川弘]]、[[西沢利明]]、[[北林早苗]]、高城淳一、[[田畑猛雄]]||
|-
|style="text-align:center"|第207話||||しばし名残の八百八町||||||[[加藤嘉]]、[[平泉成|平泉征]]、川辺久造、中田博久、[[山岡徹也]]、福本清三||
|}
</div></div>
 
== 本作独自の設定 ==
;内容
<!--ドラマの起承転結には関係ない解説文なので、とりあえず分離しました。できれば内容を整理して、豆知識の項と統合したいところです。-->
:この頃は定番の展開が確立されていない。それはこの[[時代劇]]が70~80年代の時代劇ブームの中で生まれた一つの作品として終わるはずであったためである。これに関しては出演者も言及している(重ねて言えば作品名がそれを裏付けている)。それ故か話の内容も他のシリーズとは異なることが多い。例えば悪党は大勢でなく、たった2人だったり、殺陣がなかったりしていた。また、朝右衛門の性格も異なり、「[[俺は用心棒]]」の野良犬的なキャラクターだった。
=== 脇役の活躍 ===
:ここでの吉宗は若さや改革者としての面が強調されており、時には悩み、暴走したりしながらも愛する江戸の町のために奔走する彼の成長劇としての側面もあった。
====め組====
:中盤より今の形式に落ち着く。龍虎は途中からの登場。朝右衛門は当初、一色十郎太と名乗っていた。因みに朝右衛門は当初は徳田新之助の正体は知らなかった。また、3話でめ組は誕生した。なお、IIと共に殺陣の曲は2パターンある。シリーズ一の話数を誇る。
め組は、徳田新之助に姿を変えた吉宗が、身分を隠して城下の人々と触れ合うための拠点として出入りしている江戸の町火消である。権力の頂点に君臨する吉宗がその重責から解き放たれ、心安らぐひと時を過ごせる憩いの場所でもある。新之助の正体は頭しか知らない(新之助の正体を話したときも信用しない<ref group="注釈">吉宗評判記の第3話で辰五郎がおさい(初代)に新之助の正体を明かしているが、おさいは全く信用しなかった。V第10話では新之助が正体を話したが、おさい(2代目)も信用しなかった。</ref>)ため、彼ら(主におかみさん)が“吉宗に対する批判”や“新之助への苦言”、“新さんの七不思議”<ref group="注釈">II第146話「ちゃんを返して、将軍様!」において、め組の若い衆が“新さんの七不思議”と題して次の疑問を頭にぶつけている。
:大月半蔵役の和崎俊哉は初期にはゲストとして出演したこともある。パート2以降も善悪役でゲスト出演した。
#住んでる屋敷がどこだか分からない
:オープニング映像のタイトルと出演者紹介の文字の色は、のちのシリーズとは異なり黄色ではなく白色である。またOPで松平が乗っている馬も白馬ではなく黒馬である。
#親兄弟など家族構成が分からない
#女を知っているのか
#加納との間柄がよく分からない
#大岡忠相と親しい
#旗本の冷や飯喰いの割には血色がいい
#金が無いと言いながら肝心な時にはちゃんと持っている
</ref>などを率直に口にし、気まずい思いをするものの真実を明かせず困惑する新之助と言葉を濁しながら皆をたしなめる頭の姿は、このドラマの名物シーンとして定着している(このパターンは、シリーズX(通称)の大岡忠相とその姪子にも受け継がれている)。劇の序盤では、なごやかな一日の始まりを演出するためのめ組であるが、口封じに狙われている人物を保護したり、凶悪事件を警戒しての夜回り、若い衆たちを動員しての情報収集活動、さらには、事件の手掛かりとなる重要情報が得られたりと、悪事に挑む吉宗にとって無くてはならない存在となっている。
 
なお、史実によれば、め組は[[1720年]](享保5年)に徳川吉宗が設置した町火消47組(後に48組)のひとつであり、[[新橋 (東京都港区)|新橋]]・[[芝大門]]付近を管轄していた<ref>{{Cite web|和書|title=東京消防庁<消防マメ知識><消防雑学事典> |url=https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/learning/elib/qa/qa_03.html |website=www.tfd.metro.tokyo.lg.jp |access-date=2023-02-06}}</ref>、現在でいうところの[[消防団]]にあたる。このほか、火消には、飯田橋、市ヶ谷、お茶の水、麹町の4か所に設置された公儀直轄の「定火消(じょうびけし)」、江戸城や各藩の江戸屋敷を火事から守るために組織された「大名火消」などがあり、これらは現在の[[消防署]]の礎となる組織である。このドラマでは、火事場において、め組と定火消(定火消の大役を利用して陰で火付け盗賊を働く悪役として登場)が管轄などをめぐってたびたび対立し、消火作業そっちのけで喧嘩を始めるなどの場面があるが、これらは「火事と喧嘩は江戸の華」<ref group="注釈">[[め組の喧嘩]]の項も参照。</ref>といわれる史実を巧みに表現したものである。<!--実際には現代のような消防機器が発達していない江戸時代にあっては喧嘩などする余裕がなかったことはいうまでもなく、現在と同様、官民の火消が一致団結して消火活動(破壊による延火防止活動)を行っていたようである。 - コメントアウト。火事場では功名争いである「消口争い」がしばしば発生していました。火消の項目を参照。-->
[[2006年]][[10月21日]]に、[[東映]]ビデオより「吉宗評判記 暴れん坊将軍」初回限定生産の傑作選[[DVD]]ボックスと単品DVD(全3巻)がそれぞれ発売された。詳しくは[http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/yoshimune.html]
 
=== 暴れん坊将軍II =御庭番====
公儀[[御庭番]]は、吉宗が紀州から連れてきた隠密御用の紀州忍者のほか、江戸城の裏門や大奥の警護にあたる[[伊賀忍者]]、大手三門の守備を行う[[甲賀流|甲賀]]忍者などで構成されている。忍びの者たちは、[[天正]]10年、[[本能寺の変]]で危機に陥った[[徳川家康]]を救った初代[[服部半蔵]]以来、公儀御庭番として忠節に励んできたという設定になっている。その存在を知る者は爺や忠相、辰五郎などごく少数で、辰五郎以外のめ組関係者と接触することはほとんどない(II第58話ではおさい、II第177話では龍虎、III第26話では半次郎が知り合っている)が、まれにめ組に顔を出す場面がある(III第94話など)。
[[1983年]][[3月5日]]~[[1987年]][[3月7日]] 全191話
 
御庭番は町中では町人や行商人に、屋敷に潜入する際は忍びの格好という具合にその場の状況に応じた装いで活動する。そのほか、二人の御庭番が夫婦という設定で貧乏長屋に住み込んで内情を探ったりするほか、賭場の博打打ちや問屋で働く用人、大商の番頭や手代、飴売り商人、女中奉公の娘、さらには大奥に潜入したりと様々な身分になりすまして潜入捜査を行うこともある。一方、諜報活動で失敗した時に切腹しようとしたが吉宗から「人は失敗を重ねてこそ成長できる」「この吉宗が仕事に完全無欠な人間だけを望んでいると思っているのか」「これからも頼むぞ」などと言葉をかけられて思い留まった。
スタッフ
* プロデューサー:小沢英輔(テレビ朝日)、[[杉井進]]、渡辺操
 
また御庭番にスポットをあてた作品も少なからずある。タイトル中に御庭番が入った作品として「お庭番非情!」「あわれ、女お庭番」「吉宗狙撃! 消えたお庭番」「庭番慕情、禁じられた恋の笛!」「お庭番を愛した女」「女お庭番の涙 怪盗夜がらすの正体は?」「吉宗を愛した女お庭番! 断崖に消えた恋」「危機一髪! お庭番の禁じられた恋」など恋沙汰ものが多い。さらには、「左源太愛に死す!」のように御庭番の殉職も取り上げた作品もある。
レギュラー
<!--シリーズIX(通称)第34話「女お庭番の涙 怪盗夜がらすの正体は?」は、御庭番の人間らしさを大胆に描写した作品として知られているため、一例としてその内容を紹介する。
* 南町奉行・大岡忠相:横内正
* 御側御用取次・加納五郎左衛門:有島一郎
* め組組頭・辰五郎:北島三郎
* 辰五郎妻・おさい:春川ますみ
* 津川文之進:[[堤大二郎]](第33話まで)
* 親方・龍虎:龍虎([[暴れん坊将軍#暴れん坊将軍V|暴れん坊将軍V]]で、同役でゲスト出演:第33話「鳶口一本、炎の男道!」)
* め組小頭・源三:園田裕久(第66話まで)
* め組若い衆・常:阿波地大輔
* め組若い衆・鉄:井上茂
* め組若い衆・久:[[谷崎弘一]]
* め組若い衆・六:[[さとう弘]]
* 辰五郎妹・おまち:岐邑美沙子
* 御庭番・木葉才蔵:[[荒木しげる]](当時・荒木茂)
* 御庭番・さぎり:[[朝加真由美]]
* 尾張大納言宗春:[[中尾彬]](スペシャル第1回目)、[[成田三樹夫]](スペシャル第2回目)(準レギュラー)
* 吉宗生母・お由利の方:[[中村玉緒]](準レギュラー)
 
:「夜がらす」と名乗る盗賊一味が江戸の町を荒らして回っているなか、夜回りを行っていた「め組」の長次郎は、一味が薬種問屋に押し入っているところに遭遇し、捕縛しようと駆け付けた南町与力・大村市之進が斬られる現場を目撃する。事件の概要について忠相から報告を受け、殺害に使用された刃物を手に取り吟味した吉宗は、その特殊な形状から忍具ではないかと考え、御庭番を近くに呼んで意見させたところ、驚くことに御庭番と同じ流派の忍者が扱う武器であることが判明する。
;内容
:そんな中、御庭番は、紀州で共に武芸を学んだ二人と偶然にも再会する。夫婦となって江戸に暮らす二人は、吉宗が将軍に就任する際に随行する予定であった御庭番の中から、紀州藩のために残した「吉宗お墨付きの御庭番」という設定。吉宗の将軍就任に伴い、二人とは違う人生を歩むこととなった御庭番は、普段は決してみせることのない豊かな表情やタメ語を使ってお互いの近況や昔話(実はあんたに惚れていたとか、お前は泣き虫だったなど)で盛り上がり、さらには子どもの誕生を待ちわびる二人に温かい祝福の言葉をかけるなど、彼らの人間らしい一面がいきいきと描かれている。
:この頃には今の形式がほぼ定着。オープニングテーマは映像・曲ともに一新された。松平健の体格にも貫禄が現れ、それと同時に、演技から青臭さや棒読みも抜けしっかりしたものになっている。
:報告を受けた吉宗は、紀州で共に過ごしたよき時代に思いをはせる一方、紀州藩の騒動に巻き込まれ、命からがら江戸に逃げのびた苦い経験から自分に恨みを抱いていることなど、二人を苦しめた原因が自らの不徳の致すところと知り心を痛める。いたたまれなくなった吉宗は、無理やり用事を作って男の働く店に貧乏旗本として尋ね、男と交流するが、盗賊一味のひとりが負っていると推察される傷の特徴と酷似した怪我を負っていることに気付く。男を中心に捜査を進めた結果、案の定、二人が盗賊団の一味に加担している疑いが浮上することとなる。
;エピソード
:大岡邸にて吉宗と忠相が悪事の全貌について総括するなか、その事実を受け入れられない女御庭番は、取り乱しながら二人の無実を主張し、耐え切れず中庭に飛び出して泣き崩れてしまう。吉宗の御前にも拘わらず、私情を挟み、公儀隠密としてあるまじき奇行・言動の数々を行った女御庭番に対し、男御庭番は、公儀御庭番としての心得を説き厳しく戒めるも、吉宗は「よい。思い切り泣かせてやれ。」と、咎めることなく慈悲深さを示す。
:荒木しげる、園田裕久、阿波地大輔、井上茂、谷崎弘一はその後のシリーズでもゲスト出演している。
:自らの不徳により、やむなく悪事に手を染めることとなった二人の事情を憂い、自責の念に駆られた吉宗は、御庭番に「何なら『吉宗自ら直接詫びたい』と申していたと伝えても構わん」と、自らの強い想いを託し二人の更生を図る。御庭番が吉宗から託された想い伝え、以前訪ねてきた侍の正体を知った男は足を洗うことを決意するが、口封じのため無残にも斬られてしまう。
:[[山本晋也]]が当時テレビに出演していた時と全く同じ風貌でゲスト出演している。
:駆けつけた吉宗に抱きかかえられた男は、虫の息で自ら犯した罪の許しを乞い、これに応じた吉宗も自身の不徳を詫びたそのとき、静かに命のともし火を消す。御庭番は、大声で男の名前を口にして泣き叫び、悔しさを爆発させる。黒幕の屋敷では、盗賊団の解散により完全犯罪の成立を確信した黒幕が祝いの宴を設けていた。男を始末したことを「夜がらすは落ちた」などと例え、酒を飲みながらふてぶてしく笑うその背後から「烏は落ちたが、鷹が舞い戻ったぞ」という洒落を効かせた台詞で注意を引く。御庭番は吉宗とともに次々と手下を斬りつけ、最後は仇討ちを兼ねた形で成敗する。男の亡骸は故郷の紀州でよく遊んだ川に似た川(と吉宗が言っていた)沿いに手厚く葬られ、御庭番らとともに手を合わせるなか、吉宗は「今頃は故郷の紀州にも咲き乱れているであろう」と男が好きだった花を手向ける。ここで『この後、吉宗は、紀州藩主に対し、毎年、命日の日に墓前に手を合わせるよう命じた。』とのナレーションで締められる。-記事全体とのバランスがとれていない。もっと簡潔に。-->
 
== シリーズ・エピソード ==
*第1話「一番神輿が俺を呼ぶ!」[[五十嵐夕紀]]、[[南原宏治]]、[[内田勝正]]、[[田中浩 (俳優)|田中浩]]
{{Main|暴れん坊将軍のエピソード一覧}}
*第2話「紅蓮の炎に鬼を見た!」[[小野進也]]、[[五十嵐めぐみ]]、[[小池朝雄]]、[[藤木敬士]]、[[長谷川弘]]
*第3話「気になるあいつの恋びんた!」[[三原じゅん子]]、[[北村英三]]、[[石橋蓮司]]
*第4話「富士の白雪に消えた女」[[西崎みどり]]、[[梅津栄]] 
*第5話「狸に化けた弁天様」[[熊谷真実]]、[[遠藤太津朗]] 
*第6話「絵文字が告げた吉宗暗殺」[[大木実]]、[[中村れい子]]、[[伊庭剛]]、[[外山高士]]
*第7話「わらべ地蔵の子守唄」[[三浦真弓]]、[[汐路章]]、[[曽根晴美]]、[[北原義郎]] 
*第8話「五万両のとんぼ返り」[[原口剛]]、[[菅貫太郎]]  
*第9話「女泣かせの付けぼくろ」[[金沢碧]]、[[守田比呂也]]、[[中田博久]] 
*第10話「泣くな吉宗 大江戸無情」[[原田大二郎]]、[[剣持伴紀]]、[[藤岡重慶]]、[[森章二]]、[[河合絃司]]
*第11話「花散る里の夢見鳥」[[山内絵美子]]、[[大竹修造]]、[[丹古母鬼馬二]]、[[黒部進]]、[[福本清三]]、[[幸田宗丸]]
*第12話「めおと千両大漁節」[[森川正太]]、[[田中綾子|田中綾]]、[[川辺久造]]
*第13話「修羅場に咲いた隠れ妻」[[服部妙子]]、[[稲葉義男]]、[[近藤宏]]
*第14話「文金島田の泣き上戸」[[高橋恵子]]、[[玉川良一]]、[[田口計]]、[[五味龍太郎]]
*第15話「盗っ人新さん 御金蔵破り!」[[藤木悠]]、[[水原麻紀]]、[[江見俊太郎]]、福本清三
*第16話「鬼が棲む浮世風呂」[[左右田一平]]、[[秋津万里子]]、[[伊吹剛]]、[[川合伸旺]]、福本清三 
*第17話「花嫁学校 討入り前夜!」[[荒木由美子]]、[[北城真記子]]、[[かわいのどか]]、[[内田稔]]、[[宮口二郎]]
*第18話「飛脚鳩 ちゃんを訪ねて乱れ舞い」[[平泉成|平泉征]]、[[弓恵子]]、[[須賀不二男]]、[[平沢彰]]、[[浜田晃]] 
*第19話「妻は長良のひと柱」[[青木義朗]]、[[伊達三郎]]、[[早川研吉]]
*第20話「花札地獄の甘い罠」[[品川隆二]]、[[湖条千秋]]、[[山岡徹也]]、[[久高惟晴]]、福本清三 
*第21話「裏切りを覗いた女」[[立枝歩]]、[[星正人]]、[[田中弘]]、[[高野真二]]、[[峰蘭太郎]]
*第22話「十手を下さい お奉行様!」[[佐藤万理]]、[[垂水悟郎]]、[[山本昌平]]、[[河合絃司]]
*第23話「美女三千! 呪われた大奥」[[松山容子]]、[[栗田陽子]]、[[三篠泰子]]、[[岡崎二朗]]、福本清三
*第24話「おふう恋燈籠」[[東啓子]]、[[井上真由美]]、[[曽根晴美]]、福本清三
*第25話「叶わぬ夢のふたり酒」[[鈴鹿景子]]、[[田畑猛雄]]、[[船戸順]]
*第26話「五郎左の寝所に忍んだ女」[[山本ゆか里]]、[[村田正雄]]、[[妹尾和夫]] 
*第27話「鬼退治! 雨のオランダ屋敷」[[住吉正博]]、[[衣通真由美]]、[[石橋雅史]]、福本清三 
*第28話「決斗! 但馬八鹿のあばれ駒」[[藤巻潤]]、[[手塚理美]]、[[葉山良二]]  
*第29話「かしまし姉妹の盗み酒!」[[三浦リカ]]、[[橋本功]]、[[八木昌子]]、田中浩、[[片桐竜次]] 
*第30話「喧嘩纒は俺が振る!」[[山本みどり]]、[[本郷直樹]]、[[高城淳一]]、[[小林勝彦]]、[[真田健一郎]]
*第31話「次郎吉 涙の恋泥棒!」[[中野誠也]]、[[森川正太]]、[[原口剛]]、福本清三
*第32話「潜入! 花のお江戸の三人娘」[[高橋恵子]]、[[竹井みどり]]、[[内山みどり]]、[[西沢利明]]、[[外山高士]]、[[牧冬吉]]、福本清三
*第33話「翔べ! 明日に門出の茶の香り」[[芦川よしみ]]、[[高原陽子]]、[[深江章喜]]、[[神田隆]]、[[平沢彰]]
*第34話「犬も喰わないめ組の喧嘩!?」[[和田浩治]]、川合伸旺、[[岡崎二朗]]、福本清三
*第35話「恋の宴はせつのうおじゃる!」[[岡本舞]]、[[鹿内孝]]、[[梅津栄]]、[[出水憲司]]
*第36話「危機一髪! 皆殺し砦」[[北村英三]]、[[大場順]]、[[江見俊太郎]]、[[江幡高志]]、福本清三
*第37話「女もつらいよ 母なれば」[[遠藤太津朗]]、[[剣持伴紀]]、[[森章二]]、[[井上昭文]]、福本清三
*第38話「激突! のく"将軍狩り"!!」[[御木本伸介]]、[[五味龍太郎]]、[[岩尾正隆]]、福本清三
*第39話「命がけだよ一目惚れ!」[[白石奈緒美]]、[[うえだ峻]]、[[小林かおり (女優)|小林かおり]]、[[高野真二]]、福本清三
*第40話「泣くな隠密落第生!」[[岸部シロー]]、[[藤岡重慶]]、[[山本昌平]]、黒部進
*第41話「嵐を呼んだ身代わり観音」[[根本りつ子|根本律子]]、[[曽根晴美]]、[[早川研吉]]、[[峰蘭太郎]]
 
== 撮影場所 ==
1984年
[[ファイル:090411 Himeji Castle Hyogo pref Japan01s10.jpg|thumb|[[姫路城]]]]
* OPでは[[富士山]]を望む[[三保の松原]]を白い馬に乗った吉宗が駆けていく映像が使われていることがある(富士山を背景にしていることもある)。なお撮影は海ではなく[[京都]]の[[大沢池]]で行われた。
* 劇中「江戸城」として登場する[[天守閣]]は[[姫路城]]で、エンディングのクレジットにも「協力:姫路城<ref group="注釈">[[1993年]]に[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]の[[文化遺産 (世界遺産)|世界文化遺産]]に指定された後は、「協力:世界遺産 姫路城」と表記。</ref>」と明記されている(Iでは[[大阪城]]が江戸城設定で登場したこともある)。なお、史実では[[1657年]]の[[明暦の大火]]で江戸城の天守閣は焼失し、その後再建されることはなかったために吉宗の時代の江戸城に天守閣はない。また、姫路城「はの門」への石段の坂道は、劇中に登場したことから「将軍坂」という通称で呼ばれるようになった<ref>[https://www.city.himeji.lg.jp/castle-archive/cmsfiles/contents/0000018/18089/11724.pdf]世界遺産姫路城公式ガイド</ref>。
* 吉宗が弓の稽古を行う場面や鯉に餌を与える場面は、国宝[[彦根城]]の[[玄宮園]]池畔で行われることもあり、このときは彦根城の天守閣が江戸城の一部として使用されている。
* 回によっては、定番の京都・滋賀・姫路城を離れた遠方ロケが行われた。
 
*第42話「初春はめでたや大江戸囃子」[[島村佳江]]、[[高杉充]]、[[菅貫太郎]]、[[福本清三]] 
*第43話「鉄火意気地のおんな河岸」[[水前寺清子]]、[[船戸順]]
*第44話「必殺! 顔のない男」[[伊吹剛]]、[[田中弘]]、[[深江章喜]]、福本清三 
*第45話「いかさま奉行の鴨ネギ音頭!」[[桜木健一]]、[[汐路章]]、[[内田勝正]] 
*第46話「金襴緞子の罠を撃て!」[[大山克巳|大山勝巳]]、[[下塚誠]]、[[睦五郎]]
*第47話「天下御免のじゃじゃ馬馴らし」[[北原佐和子]]、[[桜町弘子]]、[[伊庭剛]]、[[浜田晃]]
*第48話「初午に燃えた江戸っ子神輿」[[美木良介]]、[[西崎みどり]]、[[河合絃司]]、[[江幡高志]]
*第49話「血涙! 享保の巌窟王」[[松あきら]]、[[中島俊一]]、[[小野進也]]、[[田口計]] 
*第50話「女だてらの荒療治!」[[中村玉緒]]、[[牧冬吉]]、[[宮口二郎]]、福本清三
*第51話「走れ! 盗っ人父子の千両旅」[[三島ゆり子]]、[[遠藤太津朗]]、[[小林勝彦]]
*第52話「母よ喜べ 親父が立った!」[[鶴田忍]]、[[今出川西紀]]、[[森章二]]、福本清三 
*第53話「春に切ない夢芝居!」[[せんだみつお]]、[[頭師佳孝]]、[[原口剛]]、[[高野真二]]、[[片桐竜次]]、福本清三 
*第54話「恐れ多くも婿殿は上様!」[[三浦リカ]]、[[長門勇]]、[[江見俊太郎]]、[[国一太郎]]
*第55話「お駒かなしや島帰り」[[江波杏子]]、[[内田稔]]、[[桂川京子]]、[[湖条千秋]]、[[長谷川弘]]
*第56話「たらちねの恋の歌留多の乱れ舞い!」[[平淑恵]]、[[中村錦司]]、[[園佳也子]]、[[曽根晴美]]、[[早川研吉]]
*第57話「突っ張り娘の手毬唄」[[東啓子]]、[[亀石征一郎]]、[[北原義郎]]、[[剣持伴紀]]、福本清三
*第58話「泣いて馬謖の怨み節」[[松原千明]]、[[小林稔侍]]、[[石橋雅史]]、福本清三
*第59話「日本一のゴマすり茶坊主」[[うえだ峻]]、[[永田光男]]、[[永井秀明]]
*第60話「易者新さん 二万両の夢占い!」[[西川峰子]]、[[藤岡重慶]]、[[汐路章]]、福本清三
*第61話「さぎりが覗いた暗殺命令!」[[藤巻潤]]、[[五味龍太郎]]、[[堀田真三]]
*第62話「ほとんどビョーキの出たがり娘!」[[伊達三郎]]、福本清三
*第63話「女の戦 うわなり討ち!」[[宮園純子]]、[[丸山秀美]]、[[平凡太郎]]、[[御木本伸介]]
*第64話「天誅! 窓ぎわの反乱!」[[左右田一平]]、[[井上昭文]]、[[大場順]]
*第65話「男無用 む組の喧嘩!」[[井上麻衣]]、[[外山高士]]、[[遠藤征慈]]
*第66話「纒に誓ったやせ我慢」[[菅貫太郎]]、[[野口貴史]]、福本清三
*第67話「男ひでりの花板修行!」[[三林京子]]、[[小野進也]]、[[内田勝正]]
*第68話「いま、ひと夏のいのち唄!」[[島村佳江]]、剣持伴紀、[[北村英三]]、[[小林勝彦]]、[[河合絃司]]
*第69話「さらば百人力の片思い!」[[苅谷俊介]]、[[山本みどり]]、[[宮口二郎]]、福本清三
*第70話「男は愛嬌 女はチカラで勝負する!」[[あき竹城]]、[[小林尚臣]]、[[峰蘭太郎]]
*第71話「疑惑を呼んだ小さな命!」[[吉沢京子]]、[[寺泉哲章]]、黒部進、[[深江章喜]]、福本清三
*第72話「座布団の雨 上様初舞台!」[[高田美和]]、[[山本清]]、[[江見俊太郎]]、[[市川青虎]]、福本清三
*第73話「暴走! 哀しき愚連隊」[[范文雀]]、石橋雅史、[[曽根晴美]]、福本清三
*第74話「猫に小判の父娘船!」[[高橋元太郎]]、[[出水憲司]]、[[中山昭二]]、[[妹尾和夫]]
*第75話「そっくり新さん恋の仇討ち!」[[丘祐子]]、[[遠藤太津朗]]、[[五味龍太郎]]、[[有川正治]]
*第76話「才蔵覚悟! 死者からの挑戦」[[根本りつ子|根本律子]]、[[鹿内孝]]、牧冬吉、福本清三
*第77話「こんな悪事が俺にも出来た!?」[[谷村昌彦]]、[[亀石征一郎]]、浜田晃、[[北見唯一]]、[[湖条千秋]]、[[志乃原良子]]、福本清三
*第78話「少女監禁! 天使たちの反乱」[[葉山良二]]、[[珠めぐみ]]、長谷川弘、[[西田良]]、原口剛、福本清三
*第79話「花の江戸城つまみ食い天国!」長門勇、[[千野弘美]]、[[谷口香]]、[[鶴田忍]]、[[早川研吉]]、[[山本昌平]]、福本清三
*第80話「黒髪の刺客 吉宗を狙え!」[[中村明美]]、[[有田麻里]]、[[待田京介]]、[[岩尾正隆]]
*第81話「夢は盗っ人大明神!」田中綾子、井上昭文、[[森川正太]]
*第82話「やわら武士道日本晴れ!」三浦真弓、[[新克利]]、[[草川祐馬]]
*第83話「赤い蹴出しの火消し志願!」[[水島かおり]]、藤巻潤、[[高野真二]]、福本清三
*第84話「命みじかく 燃やせ初恋!」[[片山由香]]、伊吹剛、[[汐路章]]、[[幸田宗丸]]、福本清三
*第85話「火花が飛んだ! 姑!」[[谷啓]]、[[佐野アツ子]]、剣持伴紀、[[外山高士]]、[[峰蘭太郎]]
*第86話「吉宗、ざん悔の鬼剣舞!」[[高橋恵子]]、[[高岡健二]]、[[冷泉公裕]]、田口計、浜田晃、福本清三
*第87話「粋な合羽の似合う奴!」[[佐藤万理]]、菅貫太郎、[[石倉英彦]]、[[深江章喜]]、福本清三  
*第88話「お上に怨みの逃がし屋稼業!」[[加茂さくら]]、[[松本奈美子]]、[[下塚誠]]、黒部進、[[遠藤征慈]]
*第89話「八丁堀師走の恋唄」[[左右田一平]]、[[長島裕子]]、[[茅島成美]]、川合伸旺、[[三島ゆり子]]
 
1985年
 
*第90話「吉宗失脚!?初春一番の大江戸裁き!」(スペシャル)[[三原じゅん子]]、[[中尾彬]]、[[御木本伸介]]、[[福本清三]]
*第91話「春に出初めの木遣り唄!」[[白都真理]]、[[春やすこ]]、[[小林勝彦]]、[[田中浩 (俳優)|田中浩]]、福本清三、[[佐藤京一]]
*第92話「誰がワルやら閻魔やら!」[[一柳みる]]、[[織本順吉]]、[[長谷川明男]]、[[武田てい子]]
*第93話「天下を占う大姐御!」[[内山みどり]]、[[大場順]]、[[遠藤太津朗]]、[[淡谷のり子]]、福本清三
*第94話「男一匹! 喧嘩富士」[[宮園純子]]、[[高原陽子]]、[[大山克巳|大山勝巳]]、[[江幡高志]]、[[森章二]]
*第95話「心やさしき仇討選手」[[大塚良重]]、[[松山英太郎]]、[[北村英三]]、福本清三
*第96話「母も切ない鬼は外!」[[金沢碧]]、[[菅貫太郎]]、[[浜崎潤]]
*第97話「衝撃! 上様がさらわれた!」[[渋谷哲平]]、[[多々良純]]、[[石橋雅史]]、[[神田隆]]、[[北見唯一]]
*第98話「あゝ憎まれて五十年!」[[小倉加代]]、[[長谷川弘]]、[[内田勝正]]、[[旭堂小南陵]]
*第99話「め組で一番もてない奴!」[[服部妙子]]、[[北原将光]]、[[井上昭文]]
*第100話「青春よさらば!北の恋唄」[[片桐夕子]]、[[藍とも子]]、[[原田大二郎]]、[[北村晃一]]
*第101話「吉宗 越前 白洲の対決!」[[新藤恵美]]、[[北村総一郎]]、[[江見俊太郎]]、福本清三
*第102話「春風に消えた恋女房」[[神保美喜]]、[[なべおさみ]]、[[五味龍太郎]]
*第103話「質に入っため組の喧嘩!」[[早川研吉]]
*第104話「一大事! 花嫁候補勢揃い!」[[竹井みどり]]、[[杉かおり]]、[[山内としお]]、[[牧冬吉]]、[[北原義郎]]
*第105話「母も哀しき女郎蜘蛛!」[[藤間紫]]、[[葉山良二]]
*第106話「偽りの恋七年目の仇討ち!」[[田中綾子]]、[[小野進也]]、[[高野真二]]、[[浜田晃]]
*第107話「吉宗 狩り場の標的に起つ!」[[三浦リカ]]、[[白木万理]]、[[原口剛]]、[[佐藤仁哉]]
*第108話「蛸さま命! の女剣士」[[宮内洋]]、[[小林かおり (女優)|小林かおり]]、[[外山高士]]、[[若柳禄寿]]
*第109話「涙が仇のあで化粧!」[[西崎みどり]]、[[伊庭剛]]、[[松本留美]]、田中浩、[[幸田宗丸]]
*第110話「妹よ! この兄に罪ありや」[[片山由香]]、[[星正人]]、[[遠藤太津朗]]、[[汐路章]]
*第111話「あらイヤだ! 魚の心は恋ごころ」[[西川峰子]]、[[森川正太]]、[[川合伸旺]]、福本清三
*第112話「新様まいる、おてふ恋日記」伊吹剛、[[松村康世]]、[[深江章喜]]
*第113話「古き女房に花束を!」[[清水章吾]]、[[宮崎総子]]、[[川崎公明]]
*第114話「花の吉原 人質新さん!」[[高見知佳]]、[[正司歌江]]、[[河合絃司]]、[[小林芳宏]]、福本清三
*第115話「借金取りを呑んだ女!」[[浅茅陽子]]、[[遠藤征慈]]、[[ストロング金剛]]、[[峰蘭太郎]]、福本清三
*第116話「大奥を盗みに来た女!」[[北川めぐみ]]、[[白石奈緒美]]、一柳みる、[[神田隆]]
*第117話「戦慄! 湯の里の美少女」[[松岡ふたみ]]、[[長谷川弘]]、[[衣通真由美]]、福本清三
*第118話「めぐり逢い運命の凶弾!」[[加茂さくら]]、[[西沢利明]]、石橋雅史、[[剣持伴紀]]
*第119話「吉宗がまさか! 結婚詐欺!?」[[山本ゆか里]]、[[桜木健一]]、[[多々良純]]、[[江見俊太郎]]
*第120話「“にが手”は恋の指南役!」[[坂上味和]]、[[加藤純平]]、田口計、[[湖条千秋]]、[[西山嘉孝]]
*第121話「危機一髪! 美しき囮」[[藤岡重慶]]
*第122話「花のお江戸で嫁とるだ!」[[森マリア]]、[[吉幾三]]、[[浜田雅史]]、[[江幡高志]]
*第123話「秘めた誓いの夢千両!」[[佐藤万理]]、[[井上高志]]
*第124話「南国の美女、華麗なる復讐!」[[加藤由美]]、[[桜町弘子]]、田中浩、福本清三
*第125話「勅使下向、天下を賭けた江戸っ子神輿!」(スペシャル)[[成田三樹夫]]、[[外山高士]]、[[汐路章]]、井上昭文、福本清三
*第126話「吉宗狙撃! 消えたお庭番」[[千野弘美]]、[[小野進也]]、[[内田勝正]]、[[御木本伸介]]、福本清三
*第127話「女の聖域 駆込寺無情!」[[服部妙子]]、[[長谷川明男]]、原口剛、[[小林勝彦]]、福本清三
*第128話「祭り囃子が刺客を招く!」[[伊藤美由紀]]、[[佐藤仁哉]]、[[遠藤太津朗]]、黒部進、福本清三
*第129話「男の約束! 紀州の海鳴り」[[早川絵美]]、[[長門勇]]、[[森次晃嗣]]、[[北原義郎]]、小沢象、福本清三
*第130話「鬼を背負った押しかけ亭主!」[[香野百合子]]、[[うえだ峻]]、[[根岸一正]]、[[桂川京子]]、[[坂田金太郎]]、[[中野誠也]]
*第131話「夜空燃ゆ! 呪いのほうき星」[[綿引勝彦]]、[[衣通真由美]]、[[深江章喜]]、[[山本昌平]]
*第132話「弁天様の甘い誘惑!」[[佐野厚子]]、[[花紀京]]、[[片岡あや子]]、牧冬吉、藤岡重慶、[[五味龍太郎]]、[[武田てい子]]、[[峰蘭太郎]]、福本清三
*第133話「地獄の沙汰を待つ女!」[[三浦真弓]]、[[伊藤敏八]]、菅貫太郎、宮口二郎、福本清三
*第134話「この世の憂さを呑む女!」[[山本みどり]]、[[香山まり子]]、[[草薙幸二郎]]、[[小笠原良知]]、[[中田博久]]
*第135話「散らすな、忠義の首一つ!」[[睦五朗]]、川合伸旺、[[有光豊]]、東啓子、福本清三
*第136話「おやこ鷹 師走の哀歌!」[[加茂さくら]]、[[新克利]]、[[遠藤征慈]]、[[山本清]]、[[大木正司]]
 
1986年
 
*第137話「輝け! 初春の忍び恋」[[田中綾子]]、[[小野進也]]、[[藤堂新二]]、[[小笠原弘]]、真田健一郎
*第138話「お城を拾ったどら娘!」[[篠山葉子]]、[[風見章子]]、[[亀石征一郎]]、[[水原まき]]
*第139話「五郎左を寝盗るか、詐欺女!?」[[赤座美代子]]、[[林家珍平]]、[[北村総一朗]]、[[剣持伴紀]]、[[堺美紀子]]、[[杉本こず江]]、[[福本清三]]、[[出水憲|出水憲一]]
*第140話「風雲八ヶ岳、男の祭り唄!」[[根本りつ子|根本律子]]、[[柴田侊彦]]、近藤宏、[[長谷川弘]]、大木福本清三
*第141話「信濃路、新さん賭場荒らし!」[[森マリア]]、[[小林かおり (女優)|小林かおり]]、[[丸山秀美]]、[[森川由加里]]、[[汐路章]]
*第142話「捨て子の父は辰五郎!?」[[三浦リカ]]、[[工藤明子]]、[[有川博]]、[[渥美国泰]]
*第143話「悲願! お小夜アイヤぶし」[[井澤明子]]、福本清三、[[青木義朗]]、[[田中浩 (俳優)|田中浩]]、[[外山高士]]、[[石橋雅史]]
*第144話「吉宗が愛した悪女」[[浅見美那]]、[[菅貫太郎]]、[[浜田晃]]、[[黒部進]]、[[松村康世]]、[[幸田宗丸]]、[[峰蘭太郎]]、[[福本清三]]
*第145話「倒産前夜の夫婦宣言!」[[なべおさみ]]、[[茅島成美]]、[[南利明 (俳優)|南利明]]、[[田口計]]、[[宮口二郎]]
*第146話「ちゃんを返して、将軍様!」[[片山由香]]、[[早川研吉]]、[[西田良]]、[[藤江リカ]]、[[江見俊太郎]]、[[原口剛]][福本清三
*第147話「つめたい春の夫婦花!」[[伊吹剛]]、[[山本郁子]]、[[佐藤仁哉]]、[[内田稔]]、[[北見唯一]]、福本清三
*第148話「惚れた病いを治す酒!」 [[伊藤美由紀]]、[[レオナルド熊]]、[[久高惟晴]]、福本清三
*第149話「罠にはまったカッポレ娘!」[[佐藤万理]]、[[海老名美どり]]、福本清三
*第150話「吉宗危うし、消えた御神刀!」[[長門勇]]
*第151話「あゝ、嫁入り志願三人娘!」[[大地康雄]]、[[西脇美智子]]、[[中村江里]]、[[加藤由美]]、田中明夫、国一太郎、福本清三
*第152話「おんな大学 新さん疑惑の夜働き!?」[[小林昭二]]、[[高橋彩夏]]、[[本郷直樹]]、[[西山辰夫]]、[[御木本伸介]]
*第153話「あかりが欲しい!恋の辻占」[[河野美地子]]、[[佐久田修]]、[[遠藤太津朗]]
*第154話「吉宗泣かせた悪いガキ!」[[湖条千秋]]、[[山本昌平]]、福本清三
*第155話「永代橋に消えた恋!」[[本阿弥周子]]、[[河合絃司]]、[[深江章喜]]、[[五味龍太郎]]、福本清三
*第156話「吉宗婚約 五郎左は家出!?」[[岡本舞]]、[[桜田千枝子]]、[[有川正治]]、福本清三
*第157話「悲しい嘘に惚れた奴!」[[金沢碧]]、[[松山英太郎]]、[[荒木雅子]]、[[内田勝正]]、福本清三
*第158話「庭番慕情、禁じられた恋の笛!」[[奈良富士子]]、[[左右田一平]]、[[高野真二]]、田口計、[[峰蘭太郎]]
*第159話「天晴れ! 赤穂の竹光夫婦」[[山本紀彦]]、[[服部妙子]]、[[大山克巳|大山勝巳]]、[[香山真理子]]、[[神田隆]]
*第160話「地獄行き、母が担いだ玉の輿!」[[園佳也子]]、[[麻生美衣]]、[[西沢利明]]、[[剣持伴紀]]、[[長谷川弘]] 
*第161話「暗殺計画、手引きは御生母!?」[[高松英郎]]、[[白石奈緒美]]
*第162話「にわか侍、破廉恥武士道!」[[内田稔]]、[[谷川みゆき]]、[[森川正太]]、[[石橋雅史]]、[[西田良]]
*第163話「のぞきは下手な鬼同心!」[[松山政路]]、[[小林かおり (女優)|小林かおり]]、[[東啓子]]、[[下塚誠]]、[[黒部進]]
*第164話「秘境! 湯けむりに消えた女」[[片岡弘貴]]、[[一柳みる]]、[[曽根晴美]]
*第165話「新さんに再び悪女の深情け!」[[森マリア]]、[[井上昭文]]、[[有川正治]]、福本清三 
*第166話「夫婦飛脚の夢だより!」[[加茂さくら]]、[[橋本功]]、[[外山高士]]、[[峰蘭太郎]]
*第167話「稲妻に裂かれた二人旅!」[[小林昭二]]、[[園みどり]]、[[草川祐馬]]、[[早川研吉]]、[[小林勝彦]]、[[北原義郎]]、福本清三
*第168話「小判を拾った幽霊娘!?」[[篠山葉子]]、[[宮口二郎]]、[[北見唯一]]、福本清三、[[佐藤京一]]
*第169話「哀しい夜明けを待つ女!」[[西川峰子]]、[[松居一代]]、[[菅貫太郎]]、福本清三
*第170話「コソ泥入門!かあちゃんが欲しい」[[三浦リカ]]、[[鶴田忍]]、田中浩、[[遠藤征慈]]、[[山本昌平]]
*第171話「恋の九十九里、地獄花!」[[小椋寛子]]、[[山口嘉三]]、川合伸旺、福本清三
*第172話「め組が消えた異変街道!」[[衣通真由美]]、[[辻萬長]]、[[遠藤太津朗]]
*第173話「謀叛人の娘」[[北原佐和子]]、[[長門勇]]、[[八木昌子]]、[[浜田晃]]、[[五味龍太郎]]
*第174話「十手無用の父娘鳥!」[[野村真美]]、[[冨家規政]]、[[和崎俊哉]]、田口計、原口剛、長谷川弘、浜田雄史 
*第175話「愛の証しの月夜唄!」[[辻沢杏子]]、[[北村総一朗]]、[[田中弘史]]、[[松村康世]]、福本清三
*第176話「決戦前夜の仮祝言!」[[内山みどり]]、[[汐路章]]、福本清三、[[峰蘭太郎]] 
*第177話「母哀し、裏切りの二重奏!」[[葉山葉子]]、[[織本順吉]]、[[小畠きぬ子]]、[[井田弘樹]]、福本清三 
*第178話「家康公の借金証文!?」[[伊庭剛]]、[[橋本功]]、[[小笠原弘]]、福本清三
*第179話「箱根八里の鬼退治!」[[宮園純子]]、[[伊吹剛]]、[[山田隆夫]] 
*第180話「怨みを染めたつのかくし!」[[鈴鹿景子]]、剣持伴紀、[[山内圭哉]]、[[宮城幸生]]、福本清三
*第181話「夢かるた、師走の謎唄!」[[桜町弘子]]、佐藤仁哉、黒部進、[[伊藤みゆき]]
 
1987年
 
*第182話「燃える江戸城!男たちの一番纏!」(スペシャル)
*第183話「爆破! 人質は八百八町」[[朝比奈順子]]、[[亀石征一郎]]、[[大場順]]、[[下元年世]]、[[笹木俊志]]、[[福本清三]]
*第184話「夜叉の涙はあかね色!」[[真木洋子]]、[[遠藤征慈]]、[[江幡高志]] 
*第185話「妖艶、因幡の白うさぎ!」[[田島令子]]、[[曽根晴美]] 
*第186話「友情! 決死の砂丘脱出」[[山本みどり]]、[[綿引勝彦]]、[[井上高志]]、[[岡崎二朗]]、[[峰蘭太郎]] 
*第187話「夫婦喧嘩と釣り天井!」[[桜木健一]]、[[麻生美衣]]、[[河合絃司]]、[[睦五朗]]
*第188話「俺がまことの吉宗だ!」[[小栗一也]]、[[原口剛]]、[[藤木聖子]]、福本清三
*第189話「仇姿、つよい女が泣きました!」[[和崎俊哉]]、福本清三
*第190話「食通くらべ日本一!」[[川合伸旺]]、[[牧冬吉]]、[[藤岡重慶]]
*第191話「大暴れ! しばし名残りの二人旅」[[西川忠志]]
 
=== 暴れん坊将軍III ===
[[1988年]][[1月9日]]~[[1990年]][[9月29日]] 全129話
 
スタッフ
* プロデューサー:[[近藤州弘]](テレビ朝日)、[[阿部征司]]、渡辺操、伊駒伊織
 
レギュラー
* 南町奉行・大岡忠相:横内正
* 御側御用取次・田之倉孫兵衛:[[船越英二]]
* め組組頭・辰五郎:北島三郎
* 辰五郎妻・おさい(2代目):[[浅茅陽子]]
* め組小頭・半次郎:[[佐藤B作]]
* め組若い衆・才次:[[真砂皓太]]
* め組若い衆・常吉:[[白井滋郎]]
* め組若い衆・虎造:[[和泉史郎]](76話まで)
* め組若い衆・伊助:[[斉藤弘勝]]
* め組若い衆・六太:[[原亮介]]
* め組若い衆・源八:[[大石源吾]](77話から)
* 辰五郎姪・おちよ:[[田中綾子]]
* め組住み込み・おはる:[[山本真由美]]
* 半次郎妹兼医師見習・お葉:[[伊藤つかさ]]
* 御庭番・左源太:[[三ツ木清隆]](57話まで)
* 御庭番・才三:[[五代高之]](57話から)
* 御庭番・疾風:[[菅野玲子]](76話まで)
* 御庭番・梢:[[高島礼子]](77話から)
* 小石川養生所医師・足立弦石:[[河合絃司]](準レギュラー)
* 山田朝右衛門:栗塚旭(準レギュラー)
* 尾張大納言宗春:中尾彬(準レギュラー)
* 吉宗生母・お由利の方:中村玉緒(準レギュラー)
 
;内容
:設定が大幅に変更され、それと共にキャストを一新してのスタートとなった。主要キャストでは、爺役はII終了後に逝去した有島一郎演ずる五郎左衛門から船越英二演ずる孫兵衛となった。ちなみに歴代の御側御用取次は全員吉宗とは紀州時代からの付き合いである。め組のキャストはおさい役が春川ますみから浅茅陽子に交代したのをはじめ、小頭、若い衆までキャストを全員一新した。め組の小頭は2人から1人になった。山田朝右衛門は設定を白紙に戻し、55話から参加した。この時の最後から朝右衛門は浪人になる。
:無名時代の高島礼子が[[御庭番]]役で77話から出演した。楽曲、作品の音質も変更されている。殺陣のテーマは過去の2曲をシリーズ中盤で現在の1曲に変更し、最終回まで続いて行く。レギュラーの人数は歴代で最多である。
:実在人物である[[近松門左衛門]]([[織本順吉]])、[[紀伊国屋文左衛門]]([[坂上二郎]])、[[青木昆陽]]([[益岡徹]])、[[成瀬正幸]]([[石山輝夫]])、[[水野忠之]]([[早川雄三]])、[[水野忠恒 (大名)|水野忠恒]]([[山下和哉]])、[[毛利師就]]([[岡崎賢司]])が登場している。
:3話では孫兵衛の孫で田之倉政太郎([[岡雄大]])が出演しているが、これ以降孫が登場することはなかった。
:五代高之が才三役でレギュラーとなる前に一度ゲスト出演している。
:後にめ組の頭役となる[[山本譲二]]が辰五郎に恨みを持つ役でゲスト出演している。
:57話で左源太が死亡している。ストーリー中で亡くなったお庭番はIの藪田助八とこの左源太の2人である。ただ、藪田助八の後任である大月半蔵は助八殉職後の登場だったが、才三の初登場場面は左源太への報告であり、お庭番の前任者と共演している。
;500回記念スペシャル
:1990年2月3日に放送500回目となり、500回記念スペシャルとして放映された。I・IIシリーズで出演していため組のキャスト(結婚引退した岐邑美沙子を除く)が別の役で出演し、I・II・IIIの歴代全ての御庭番(さぎり役の朝加真由美を除く)が出演した。朝加が演じたさぎりについては代役が立てられた。
;エピソード
:1989年10月期には裏番組で歴史ドラマ『[[野望の国]]』(日テレ)、12月期には同じ裏番組で刑事ドラマ『[[あいつがトラブル]]』(フジテレビ)を放送し真っ向勝負で在京3局歴史ドラマ・刑事ドラマ・時代劇と言う3つ巴の戦いを繰り広げたが軍配は結局『暴れん坊将軍』に上がった。
:[[田中綾子]]は本シリーズおよびIV終了後に同時間枠で放映された『[[将軍家光忍び旅]]』2シリーズを通じて、また[[高島礼子]]は第1シリーズで腰元役でレギュラー出演していた。ちなみに、田中と高島は親友であることが、テレビ朝日の番組で本人たちの口から語られている。
:Vシリーズ終了後の1994年に放映された同時間枠の『[[殿さま風来坊隠れ旅]]』第15話では高島礼子、三ツ木清隆、田中綾子が共演している。さらに、このとき三ツ木が演じた役名の姓は倉地で本作における役名の姓と同じであった。
:三ツ木清隆は後のシリーズのスペシャルにもゲスト出演したことがある。
 
*第1話「吉宗初暴れ! 少女涙の訴え状」[[川合伸旺]]、[[小沢象]]
*第2話「大奥に咲いた危険な恋」[[高田美和]]、[[桑田靖子]]、[[御木本伸介]]、[[山本昌平]]、[[宮口二郎]]
*第3話「これぞ庶民の目安箱」[[原口剛]]、[[北原義郎]]、[[小松方正]]、[[福本清三]]
*第4話「血ぬりの一文銭」[[南条弘二]]、[[小林かおり (女優)|小林かおり]]、[[小林勝彦]]、[[井上高志]]、[[高品剛]]
*第5話「新さん 江戸の風に舞う!」[[鈴鹿景子]]、[[大林丈史]]
*第6話「紅蓮の炎に消えた恋」[[江幡高志]]
*第7話「運命のめぐりあい」[[田口計]]、[[睦五朗]]
*第8話「晴れて夫婦の目安箱」[[福本清三]]
*第9話「炎に消えた女囚!」[[菅貫太郎]]、[[峰蘭太郎]]
*第10話「逆転! 必死の王手飛車取り」[[青木義朗]]、[[三浦リカ]]、[[小野進也]]
*第11話「河原の黄金を盗んだ奴!」[[園田裕久]]、[[遠藤太津朗]]、[[中山昭二]]、[[福本清三]]、[[峰蘭太郎]]
*第12話「絵草紙からくり心中」[[織本順吉]]、[[服部妙子]]、[[福本清三]]
*第13話「将軍が消えた!? 吉宗暗殺の渦巻く紀州和歌山」(スペシャル)[[松原千明]]、[[高橋悦史]]、[[中尾彬]]
*第14話「春の宴に舞う女」[[土田早苗]]、[[福本清三]]
*第15話「妻を斬った男」[[中村メイコ]]、[[小林良平]]、[[荒木しげる]]、[[藤岡重慶]]、[[福本清三]]
*第16話「三つ葉葵は地獄の紋章!?」[[綿引勝彦]]、[[福本清三]]
*第17話「ちゃんにとどけ! 江戸ばやし」[[鈴木美司子]]、[[福本清三]]
*第18話「御生母が叱った仇討姉弟」[[中村玉緒]]
*第19話「知らぬが仏の紙風船」[[伊吹剛]]
*第20話「からくり盗っ人街道」[[三林京子]]、[[田口計]]
*第21話「さらわれたお葉」五代高之、[[清水章吾]]、[[友金敏雄]]、[[福本清三]]
*第22話「二人の新之助」[[福本清三]]
*第23話「愛を棄てた女」[[亀石征一郎]]、[[北原義郎]]、[[五味龍太郎]]、[[黒部進]]
*第24話「思わぬ遺産の目安箱」
*第25話「悲恋花は二度散る」[[中田博久]]、[[福本清三]]
*第26話「将軍に裏切られた男」[[川合伸旺]]
*第27話「罠にかかった女」[[上月昇]]、[[大竹修造]]、[[汐路章]]
*第28話「偽りの拝領妻」[[赤塚真人]]、三林京子、[[小林勝彦]]、山本昌平
*第29話「狙われた玉の輿!」[[佐久田修]]
*第30話「阿呆と呼ばれた名将軍」[[京唄子]]、園田裕久、遠藤太津朗
*第31話「泣くな男だ!がまん坂」
*第32話「幽霊も泣きます! おんな坂」[[福本清三]]
*第33話「消えた目安箱」[[福本清三]]
*第34話「男無用のつっぱり十手!」[[森永奈緒美]]
*第35話「秘めた駆け落ち、涙のかんざし」
*第36話「恋と喧嘩のイダ天街道」
*第37話「魔性の女の涙雨」[[石橋雅史]]、[[堀内正美]]
*第38話「さまよう鬼女の面」
*第39話「帰ってきた風小僧」[[藤巻潤]]、[[福本清三]]
*第40話「吉宗が怒った役人天国!」
*第41話「娘十七はぐれ唄」[[藤岡重慶]]、[[睦五朗]]
*第42話「お庭番を愛した女」[[内田稔]]、黒部進、[[中尾彬]]
*第43話「悲願成就、半次郎のいのち」
*第44話「母の情けの舞扇」
*第45話「吉宗無情、寒菊は語らず!」[[金田龍之介]]、[[磯部勉]]
*第46話「おイモを生んだ目安箱」[[益岡徹]]、[[田口計]]
 
1989年
 
*第47話「激震! なまず武士の怒り」[[長門勇]]、[[円谷浩]]
*第48話「恋も思案のおてんば剣法」[[大西結花]]、[[遠藤太津朗]]、[[福本清三]]
*第49話「おいらの父は日本一!」
*第50話「初富士の花嫁、吉宗の禁じられた恋!」(スペシャル)[[賀来千香子]]、[[森マリア]]、[[福本清三]]
*第51話「庶民の夢を喰った奴!」[[森川正太]]、[[遠藤征慈]] 
*第52話「め組に届けられた赤ん坊」[[宮口二郎]]
*第53話「あぶな絵の皿を追え」[[高岡健二]]
*第54話「名奉行、なさけの仇討」[[小沢象]]
*第55話「菊乱れる非情の剣」 [[栗塚旭]]、[[北村英三]]
*第56話「草笛に秘めた過去」[[長谷川明男]]、[[亀石征一郎]]、[[滝田裕介]]
*第57話「左源太愛に死す!」[[三浦リカ]]、[[立川光貴]]、[[大林丈史]]、[[深江章喜]]
*第58話「白狐が泣いた夫婦唄!」[[真夏竜]]
*第59話「みちのく血判状! 魔性の谷の決戦!!」(スペシャル)[[芦川よしみ]]、荒木しげる、和崎俊哉、[[長門裕之]]、[[志乃原良子]]
*第60話「母恋いなみだ舟」[[外山高士]]、[[藤岡重慶]]、[[大木正司]]、[[真田健一郎]]
*第61話「淡雪に祈りの恋奉公!」[[遠藤太津朗]]、[[内田勝正]]
*第62話「恋の目安箱」[[山本昌平]]
*第63話「散るは望郷はぐれ花!」[[蜷川有紀]]、[[名和宏]]、[[中田博久]]、[[曽根晴美]]、[[阿波地大輔]]
*第64話「雪姫けんか珍道中」園田裕久、[[菅貫太郎]]、[[南利明 (俳優)|南利明]]
*第65話「ご用心! 新さんに愛人疑惑!?」[[片岡弘鳳]]
*第66話「孫兵ヱは浪花のお大尽さま!?」[[山内としお]]、[[五味龍太郎]]
*第67話「まさか! 辰五郎が不倫!?」[[三浦真弓]]
*第68話「『カ』の女の目安箱」[[吉川十和子]]
*第69話「浮世哀しや あだ花の女!」[[山本ゆか里]]、[[井上昭文]]
*第70話「め組の結婚騒動!」[[黒部進]]、[[佐藤京一]]
*第71話「大暴れ! 但馬のヤッサ神輿」[[浅香光代]]、[[佐藤京一]]
*第72話「おんなとおとこの夢芝居」[[鹿内孝]]、[[東啓子]]
*第73話「青き勾玉の秘密」[[中田譲治]]
*第74話「お葉せんせいの恋治療!」[[浜田晃]]
*第75話「痛快! 天下を正す目安箱」[[江見俊太郎]]、遠藤太津朗
*第76話「さらば!愛しき人よ」[[小野進也]]
*第77話「おんな盗賊、狙われた名奉行」[[中田浩二 (声優)|中田浩二]]
*第78話「危うし! 妖刀に正義ありや」田中浩、[[福本清三]]
*第79話「命を賭けた女子駅伝」[[睦五朗]]、[[黒部進]]
*第80話「おしゃれ殿様」[[深江章喜]]、[[内田稔]]
*第81話「八百八町を狙う公家剣法!」[[斎藤洋介]]、[[岩城力也]]
*第82話「帰って来た炎の男」[[山本譲二]]、[[福本清三]]
*第83話「危うし将軍の座!吉宗試練の目安箱」(スペシャル)[[西村知美]]、[[伊藤かずえ]]、[[南田洋子]]、[[池波志乃]]、長谷川明男、藤岡重慶、亀石征一郎
*第84話「夫婦そば危機一髪!」
*第85話「め組の半次郎の天国と地獄」[[丹波義隆]]
*第86話「隠密、二十年目に帰る」長門勇、[[福本清三]]
*第87話「死んだ男を待つ女!」[[岡まゆみ]]
*第88話「いなせ新さん大奥を斬る!」[[宮園純子]]、[[西村和彦]]、[[福本清三]]
*第89話「少年は見た 将軍を!」[[伊吹剛]]、[[小林勝彦]]
*第90話「花嫁の父は殺人者!?」[[佐藤京一]]
*第91話「地獄を見たかオウムちゃん」[[三浦リカ]]、[[福本清三]]
*第92話「誰がために母は泣く!」[[福本清三]]
*第93話「悪霊の城の花嫁」[[芦川よしみ]]、[[岩城力也]]
 
1990年
 
*第94話「吉宗、初春の大江戸裁き!」[[福本清三]]
*第95話「狙われた四人の目撃者!」[[堀田眞三]]
*第96話「地獄で仏のおやこ唄」[[宮口二郎]]
*第97話「将軍琉球へ渡る 天下分け目の決闘」(スペシャル)[[柏原芳恵]]、[[勝野洋]]、[[大門正明]]、御木本伸介、中尾彬
*第98話「幼きいのち なみだ旅!」[[江見俊太郎]]
*第99話「女ふたり 許されぬ夢!」[[福本清三]]
*第100話「春遠き お捨屋敷の女」[[三浦真弓]]、遠藤太津朗、[[福本清三]]
*第101話「新之助が愛した女」[[北原佐和子]]
*第102話「対決!三人の白頭巾」[[立川三貴]]
*第103話「ひとりぼっちの夢飾り」[[下川辰平]]
*第104話「花咲ける忠臣一代!」[[左右田一平]]、名和宏、[[福本清三]]
*第105話「惚れて深川、あゝ八千両」[[庄司永建]]
*第106話「激闘! 大阪城、吉宗に挑む豊臣一族!」(スペシャル)[[織本順吉]]、[[三田寛子]]、[[太川陽介]]、[[福本清三]]、[[佐久田修]]、[[志乃原良子]]、
*第107話「みちのく夫婦しぐれ」[[田口計]]、[[岩城力也]]、[[福本清三]]
*第108話「復讐、鬼女の涙!」[[山田吾一]]、[[一色彩子]]
*第109話「この子どこの子め組の子」
*第110話「死闘、護持院ヶ原の果し状」[[福本清三]]
*第111話「涙を捨てたおんな坂」小沢象、[[福本清三]]
*第112話「秩父はたおり唄」[[菅貫太郎]]
*第113話「誇り高き父!」[[大塚良重]]、[[和崎俊哉]]
*第114話「愛しのわらべよ、荒海が泣く!」[[渡辺千秋 (歌手)|渡辺千秋]]、田中浩、[[亀石征一郎]]
*第115話「大岡越前、罷免さる!?」[[うえだ峻]]
*第116話「開眼!涙の仇討」
*第117話「おんな武芸者の恋」[[辻沢響江|辻沢京子]]
*第118話「吉宗まさかの刑場破り!」[[鈴鹿景子]]、[[福本清三]]
*第119話「大江戸めおと花火」[[吉沢京子]]、[[伊吹剛]]、[[井上昭文]]
*第120話「地獄へ道連れ!美女と将軍」東啓子、[[高品剛]]、[[高野眞二]]、[[福本清三]]
*第121話「無念を晴らした南蛮大魔術!」[[堀田眞三]]、[[福本清三]]
*第122話「め組の半次郎、純情す!」[[伊藤美由紀]]、[[片桐竜次]]
*第123話「愛の漁火、九十九里に消えて」
*第124話「流転笠、江戸のつむじ風」[[三浦リカ]]
*第125話「紅い国から来た殺人者!」[[山崎美貴]]
*第126話「運命!江戸城を砲撃せよ!!」江見俊太郎、[[福本清三]]
*第127話「柔肌いのち、悲しき裏切り!」[[葉山良二]]、[[岩城力也]]
*第128話「さよならの花かんざし!」[[服部妙子]]  
*第129話「吉宗、しばし名残の大暴れ!」山本昌平、山内としお
 
=== 暴れん坊将軍IV ===
[[1991年]][[4月6日]]~[[1992年]][[9月26日]] 全74話
 
スタッフ
* プロデューサー:[[和佐英彦]](テレビ朝日)、阿部征司、渡辺操、伊駒伊織
 
レギュラー
* 南町奉行・大岡忠相:横内正
* 御側御用取次・田之倉孫兵衛:船越英二
* め組組頭・辰五郎:北島三郎
* 辰五郎妻・おさい:浅茅陽子
* め組小頭・紋次郎:[[渡辺篤史]]
* め組若い衆・才次:真砂皓太
* め組若い衆・常吉:白井滋郎
* め組若い衆・伊助:斉藤弘勝
* め組若い衆・六太:原亮介
* め組若い衆・源八:大石源吾
* 辰五郎姪・おちよ:田中綾子
* め組住み込み・おはる:山本真由美
* 医師見習・お葉:伊藤つかさ
* 御庭番・才三:五代高之
* 御庭番・茜:[[入江麻友子|入江まゆ子]](現・入江麻友子)
* 小石川養生所医師・足立弦石:河合絃司(準レギュラー)
* 山田朝右衛門:栗塚旭(準レギュラー)
* 尾張大納言宗春:中尾彬(準レギュラー)
* 吉宗生母・浄円院:中村玉緒(準レギュラー)
 
;内容
:シリーズ第4弾。このシリーズでは内容にできるだけ史実を取り入れているのがポイント。「目明し禁止令」や「[[遠国奉行#下田奉行・浦賀奉行|浦賀奉行所]]新設」などをストーリーに持ち込み、重みを出した。
:VIシリーズの御庭番役・若松俊秀が、長岡藩関係者役、町の道場が開催した武道試合の決勝で徳田新之助と対戦する浪人役(第68話)、IXシリーズの御庭番役・[[東風平千香]]と夫婦となる設定の侍役などで何度か出演している。
:第1回スペシャルのラストでお由利の方が出家し浄円院となる。また、吉宗の叔母役として[[大屋政子]]が特別出演した(第67話)。
:吉宗が江戸の町に外出することを特に厳しく禁じられた回において、吉宗の傍で監視する爺がうっかり居眠りをはじめた隙に、御庭番の才三が畳の下から現れるという珍しい脱出シーンがあった(第68話)。
:「名悪役」「斬られ役」としておなじみの[[福本清三]]が、劇の序盤、南町奉行所において大岡忠相の隣に座っている町方与力役として演じていたことがある。しかし、殺陣のシーンでは吉宗に峰打ちされる黒幕の手下としていつも通り出演していた(第69話)。
:御庭番が悪役に追われて逃走するシーンにおいて、偶然出くわした吉宗がすれ違いざまに斬り付け、斬られた御庭番が川に転じるという驚愕シーンがあった。実はこのシーンは、御庭番の命を奪うために追う悪人の目の前で、偶然遭遇した第三者という設定の吉宗が自分の前に駆け寄って来る町人を「無礼者」の名のもと切り捨てることで、御庭番を追っ手から逃がしつつ、悪人側の利得行為を兼ねることで親近感を誘い、その後の潜入捜査を円滑に進めるための小芝居であった。一瞬のアイコンタクトで全てを察知したうえでの両者の迫真の演技は、吉宗と御庭番の完璧なまでの組織力を巧みに表現したものである(第73話)。
 
*第1話「ご生母、謎の失踪! 吉宗、江戸城決戦春一番!!」(スペシャル)[[大沢逸美]]、[[円谷浩]]、[[桜木健一]]
*第2話「いざ成敗! 天下を狙う大泥棒」[[三浦リカ]]、[[長門勇]]
*第3話「春の嵐、江戸城刃傷事件」[[伊吹剛]]、[[五味龍太郎]]
*第4話「裏切り者に涙あり!」[[谷口香]]
*第5話「女盗賊の恋」[[松橋登]]、[[長谷川明男]]
*第6話「天晴れ! 孝行息子に名裁き」[[白石奈緒美]]、[[芝本正]]
*第7話「もう一つの十手御用」[[鈴鹿景子]]、[[唐沢民賢]]
*第8話「逃げた花嫁」[[西田良]]
*第9話「人情! め組の成金騒動」[[高品剛]]、[[沖田さとし]]
*第10話「下御免のくいしん坊侍」[[森恵 (女優)|森恵]]、[[沢井桂子]]
*第11話「大岡越前、なみだの鉄拳!」[[森章二]]、[[御木本伸介]]
*第12話「女泣かせの憎いあいつ!」[[五味龍太郎]]、[[粟津號]]
*第13話「血ぬられた折鶴」[[牧冬吉]]、[[小林勝彦]]
*第14話「恋の細道、通りゃんせ!」[[名和宏]]、[[小笠原弘]]
*第15話「酔いどれ女の風車」[[栗田よう子]]
*第16話「女賞金稼ぎ、江戸を斬る!」[[芦川よしみ]]、[[幸田宗丸]]
*第17話「泣くな妹よ、母ありせば!」[[竹村愛美]]
*第18話「鬼を退治の夫婦饅頭」[[伊東達広]]、[[岩尾正隆]]
*第19話「夢を撃った六連発!」[[遠藤真理子]]、[[大橋吾郎]]
*第20話「愛しき炎の剣!」[[丹波義隆]]、[[高野眞二]]
*第21話「一大事! 花嫁は鬼っ子姫」[[松本友里]]、[[菅貫太郎]]
*第22話「吉宗、熱き心で掟破り!」[[遠藤征慈]]、[[大木正司]]
*第23話「死を呼んだ玉の輿!」[[宮田圭子]]、[[水上保広]]
*第24話「汚名を晴らした恋女房」[[山崎美貴]]、[[佐久田修]]、[[佐藤京一]]
*第25話「母恋い飛脚」[[宮園純子]]、[[森章二]]
*第26話「江戸城反乱! 連判状に仕掛けられた罠!!」(スペシャル)[[佐野量子]]、[[篠塚勝]]、[[御木本伸介]]、[[中尾彬]]
*第27話「大奥の女」[[北川めぐみ]]
*第28話「吉宗を狙う女剣士」[[渡辺千秋 (歌手)|渡辺千秋]]、[[本郷直樹]]
*第29話「女大学! 亭主を男にする法」[[橋本功]]、[[小笠原弘]]
*第30話「紀州の海鳴り おやこ波」[[水上保広]]、[[久富惟晴]] 
*第31話「お役者新さん 花の回り舞台!」[[鈴鹿景子]]、[[牧冬吉]]
*第32話「将軍暗殺! 女豹が飛んだ」[[浜田晃]]、[[赤塚真人]]
*第33話「頑張れ! 登城拒否侍」[[和田幾子]]、[[三上真一郎]]
*第34話「命無用! おやこ十手」[[曽根晴美]]、[[南条弘二]]
*第35話「雪国からの椿姉妹」[[舟倉由佑子]]、[[頭師佳孝]]、[[西田健]]
*第36話「対決! 兇賊七変化」[[若林志穂]]、[[西田良]]、[[亀石征一郎]]、[[綿引勝彦]]
*第37話「才三覚悟! 黒髪の刺客」[[君島十和子]]、[[睦五朗]]
*第38話「狙われた江戸城の花嫁!」(スペシャル)[[川上麻衣子]]、[[斉藤洋介]]、[[西田健]]、[[河原崎建三]]、[[立川三貴]]
 
1992年
 
*第39話「乙女の祈り お手つき志願!?」[[大塚ちか]]
*第40話「いなせ新さん 渡世人修行!」[[こだま愛]]、[[御木本伸介]]
*第41話「土くれ愛妻武士道」[[深江卓次]]、[[草見潤平]]
*第42話「女賞金稼ぎ 子連れ旅!」[[芦川よしみ]]、[[佐藤京一]]
*第43話「戦慄! 狙われた養生所」[[森章二]]、[[うえだ峻]]
*第44話「天下一の夢を売る男」[[伊藤高]]、[[高城淳一]]、[[菅貫太郎]]
*第45話「おやこ喧嘩の大手柄!」[[菅原加織]]、[[沼田爆]]
*第46話「男一匹! め組の紋次郎が燃えた!!」[[左右田一平]]
*第47話「上様のとんだ剣客商売!」[[浜田晃]]、[[江幡高志]]
*第48話「春一番! 天狗の子がやって来た」
*第49話「恋山彦 幻の花嫁!」[[丸山ひでみ]]、[[円谷浩]]、[[玉川伊佐男]]
*第50話「血涙! 愛しき忠義」[[亀石征一郎]]、[[丹波義隆]]
*第51話「隠された壱千万両家康の埋蔵金を追え!」(スペシャル)[[小林幸子]]、[[中尾彬]]、[[三ツ木清隆]]、[[田口計]]、[[森恵 (女優)|森恵]]、[[長門勇]]
*第52話「剣鬼が走る! 江戸の闇」[[永井秀明]]、[[関根大学]]
*第53話「みちのく純愛行進曲!」[[一色彩子]]、[[岡野進一郎]]
*第54話「非情の掟! 激突、父と子」[[吉野真弓]]、[[三上真一郎]]
*第55話「鳩笛慕情! 姫君の供は将軍さま」[[伊藤智恵理]]、[[野口貴史]]
*第56話「誇り高き逃亡者!」[[日下由美]]、[[新克利]]
*第57話「恋いちど! にごりえの女」[[栗田よう子]]
*第58話「吉宗変化! お狩場の鬼退治」[[東千晃]]、[[幸田宗丸]]、[[五味龍太郎]]
*第59話「炎上! 銃口に立つ大岡越前!」[[東啓子]]、[[大橋吾郎]]、[[峰蘭太郎]]
*第60話「大奥の殺人者!」[[鈴鹿景子]]、[[杉田かおる]]
*第61話「嵐呼ぶよな島帰り!」[[佐野アツ子]]、[[うえだ峻]]
*第62話「花婿新さん 晴れ姿日本一!」[[渡辺梓]]、[[白木万理]]
*第63話「情けに泣いた復讐鬼!」[[二宮さよ子]]、[[和崎俊哉]]、[[牧冬吉]]、[[遠藤太津朗]]
*第64話「父の敵は愛しの人!」[[松本友里]]、[[佐藤京一]]
*第65話「さらば! 悪名の男」[[誠直也]]、[[田中浩 (俳優)|田中浩]]
*第66話「めおと三味線 上州しぐれ!」
*第67話「三年目の新妻化粧!」[[高橋靖子|武田京子]]、[[亀石征一郎]]、[[栗塚旭]]、[[大屋政子]]
*第68話「危うし! 吉宗、妖刀村正騒動」[[穂積隆信]]
*第69話「陰謀あばいた饅頭姫!」[[野咲たみこ]]、[[小林昭二]]、[[玉川伊佐男]]
*第70話「鉄火芸者に花一輪」[[岡まゆみ]]、[[棟里佳]]、[[田口計]]、[[福本清三]]
*第71話「謎! 流人船いずこへ」[[菅貫太郎]]
*第72話「お見事、上様の恋指南!」[[渡辺典子]]、[[品川隆二]]、[[福本清三]] 
*第73話「誘拐! 乙女涙の初恋」[[山崎貴子]]、[[伊吹剛]]、[[中田浩二 (声優)|中田浩二]]
*第74話「献上雪が飛び散った」[[佐藤仁哉]]
 
=== 暴れん坊将軍V ===
[[1993年]][[4月3日]]~[[1994年]][[3月26日]] 全44話
 
スタッフ
* プロデューサー:和佐英彦、松嶋弘正、阿部征司、渡辺操、伊駒伊織
* 脚本:[[小川英]]、胡桃哲、中野顕彰、石川孝人、和久田正明、飛鳥ひろし、佐藤五月、[[藤井邦夫]]、今村文人、野波静雄、中野顕彰、[[田村多津夫]]、山田貴美子、[[曽田博久]]、迫間健、山田隆之、篠崎好、[[鷺山京子]]、大川タケシ、[[石松愛弘]]
 
レギュラー
* 南町奉行・大岡忠相:横内正
* 御側御用取次・田之倉孫兵衛:船越英二
* め組組頭・辰五郎:北島三郎
* 辰五郎妻・おさい:浅茅陽子
* め組小頭・安次郎:[[小野ヤスシ]]
* め組若い衆・源次:真砂皓太
* め組若い衆・常吉:白井滋郎
* め組若い衆・伊助:斉藤弘勝
* め組若い衆・綱八:[[嶋広史]]
* 辰五郎姪・おちよ:田中綾子
* め組住み込み・おつる:[[周栄良美]]
* 医師見習・お葉:伊藤つかさ
* 御庭番・才三:五代高之
* 御庭番・茜:入江まゆ子
* 小石川養生所医師・足立弦石:河合絃司(準レギュラー)
* 山田朝右衛門:栗塚旭(準レギュラー)
* 尾張大納言宗春:中尾彬(準レギュラー)
* 吉宗生母・浄円院:中村玉緒(準レギュラー)
;内容
:小頭が小野ヤスシになった他には、め組の住み込みが周栄良美に変わった。まため組の若い衆の才次が源次に改名している。後の御庭番東風平千香、若松俊秀がゲスト出演している。実在人物である、[[水野忠之|水野和泉守忠之]]([[大出俊 (俳優)|大出俊]])、[[真田幸道|真田伊豆守幸道]]([[大木悟郎]])、[[津軽信寿|津軽土佐守信寿]]、[[神尾春央]]([[深江章喜]])が登場している。放送期間がはじめて1年以内となった。
 
*第1話「大雪原の血煙り、吉宗を愛した復讐鬼!」(スペシャル)[[野村真美]]、[[佐藤京一]]
*第2話「隠居金千両の行方」[[森恵 (女優)|森恵]]、[[原口剛]]、[[曽根晴美]]、[[浜伸詞]]、[[河合絃司]]、[[遠藤太津朗]]
*第3話「狙われた氷上の美女」[[市川翔子]]、[[鷲生功]]、[[工藤堅太郎 (俳優) |工藤堅大良]]、[[汐路章]]
*第4話「尼さんやくざが突っ走る!」[[東啓子]]、[[紫城いずみ]]、[[宮口二郎]]、[[長谷川弘]]、[[立川三貴]]
*第5話「盗賊は炎の中に消えた」[[弥生みつき]]、[[小林勝彦]]、[[南条弘二]]、[[早川雄三]]
*第6話「助っ人新さん、お役者仁義!」[[蜷川有紀]]、[[内田勝正]]、[[川合伸旺]]
*第7話「哀れ、女の舟唄!」[[日下由美]]、[[加藤純平]]、[[伊藤敏八]]、[[田口計]]
*第8話「母の願いは人斬り稼業!?」[[光本幸子]]、[[山崎美貴]]、[[山下慎司]]、[[北村晃一]]、[[峰蘭太郎]]
*第9話「ろくでなし長屋殺人事件」[[岩本千春 (女優)|岩本千春]]、[[桜木健一]]、[[伊庭剛]]、[[亀石征一郎]]
*第10話「一目惚れ、仲良く危機一髪!」[[東風平千香]]、[[若松俊秀]]、[[五味龍太郎]]、[[野口ふみえ]]、[[睦五郎]]、[[御木本伸介]]
*第11話「悲恋の仇討ち免状」[[生田智子]]、[[冨家規政]]、[[西田良]]、[[栗塚旭]]
*第12話「二人妻の用心棒」[[吉沢京子]]、[[片岡弘貴]]、[[小笠原弘]]
*第13話「子連れ巡礼の逆襲」[[立花理佐]]、[[竹村愛美]]、[[井上高志]]、[[原口剛]]、[[鈴川法子]]
*第14話「歌ってよ、子守唄を」[[栗田よう子]]、[[片岡弘貴]]、[[有川博]]
*第15話「めおと春秋、涙に夢灯り」[[北原佐和子]]、[[下川辰平]]、[[谷口香]]、[[入江慎也]]、[[峰蘭太郎]]、[[玉川伊佐男]]
*第16話「おんな事件屋、江戸を斬る!」[[芦川よしみ]]、[[大場順]]、[[早川雄三]]、[[外山高士]]
*第17話「剣も躍る! 阿波おどり」[[立原麻衣]]、[[西沢利明]]、[[想野まり]]、[[中田浩二 (声優)|中田浩二]]、[[幸田宗丸]]
*第18話「熱き血汐の乙女飛脚」[[若林志穂]]、[[佐藤仁哉]]、[[浜田晃]]、[[鈴川法子]]、[[田中千絵]]
*第19話「おんな密偵の初恋」[[辻沢響江|辻沢京子]]、[[朝比奈順子]]、[[鷲生功]]、[[原田清人]]、[[穂高稔]]
*第20話「悪人志願の娘」[[森崎めぐみ]]、[[菅原加織]]、[[森田知美]]、[[深江章喜]]、[[工藤堅太郎 (俳優) |工藤堅大良]]
*第21話「毒牙を隠した花嫁」[[石倭裕子]]、[[上原真美]]、[[小野進也]]、[[栗塚旭]]
*第22話「無法街の花姉妹」[[貴本亜莉紗]]、[[栗塚旭]]、[[立川三貴]]、[[遠藤憲一]]、[[亀石征一郎]]
*第23話「おんな盗賊の恋、吉宗にしかけられた天下の大陰謀」(スペシャル)[[斉藤慶子]]、[[加納竜]]、[[東風平千香]]、[[想野まり]]、[[御木本伸介]]、[[井上高志]]、[[峰蘭太郎]]、[[中条きよし]]
*第24話「悪をあばいた潮騒の娘」[[有村つぐみ]]、[[大出俊 (俳優)|大出俊]]、[[早川研吉]]、[[田口計]]
*第25話「盗っ人新さん、二代目襲名!」[[高橋靖子|武田京子]]、[[橋本功]]、[[曽根晴美]]、[[高峰圭二]]、[[永井秀明]]
*第26話「刃傷! 慕情消えやらず」[[誠直也]]、[[伊庭剛]]、[[立原麻衣]]、[[伊藤高、山本清]]、[[佐藤京一]]、[[江見俊太郎]]、[[福本清三]]
*第27話「天下御免の偽十手」[[深江卓次]]、[[東千晃]]、[[菅貫太郎]]、[[田中弘史]]、[[山内としお]]、[[星野真由子]]
*第28話「子連れ芸者の挑戦」[[山本ゆか里]]、[[久富惟晴]]、[[大木晤郎]]、[[小林功]]、[[森章二]]、[[長谷川弘]]
*第29話「新さん負けるな! 大競馬」[[中原果南]]、[[若松俊秀]]、[[原口剛]]、[[西田良]]、[[大場順]]
*第30話「嵐を呼ぶ三兄弟!」[[加藤純子]]、[[黒部進]]、[[早川研吉]]、[[若山騎一郎]]、[[山本昌平]]、[[小柳圭子]]
*第31話「空を飛んだ米相場」[[速水典子]]、[[青井敏之]]、[[北町嘉朗]]、[[小笠原弘]]、[[高品剛]]、[[入江慎也]]
*第32話「紀州から来た刺客」[[高梨亜矢]]、[[佐原健二]]、[[伊東達広]]、[[中嶋俊一]]、[[中尾彬]]
 
1994年
 
*第33話「鳶口一本、炎の男道!」[[龍虎]]、[[丸山ひでみ]]、[[川合伸旺]]
*第34話「潜入! いれずみ湯の風来坊」[[坂上忍]]、[[桂木麻智]]、[[内田勝正]]、[[関根大学]]
*第35話「廓祝言、一夜の花嫁」[[森恵 (女優)|森恵]]、[[西田健]]、[[幸田宗丸]]、[[結城市朗]]、[[東村晃幸]]
*第36話「争奪! 石田三成の密書」[[和崎俊哉]]、[[井上謹代]]、[[外山高士]]、[[小林勝彦]]、[[遠藤征慈]]、[[荒木雅子]]、[[遠藤太津朗]]
*第37話「わが恋せし上様」[[青山知可子]]、[[栗塚旭]]、[[宮口二郎]]、[[玉川伊佐男]]
*第38話「風雪! 子連れ母唄」[[一色彩子]]、[[大出俊 (俳優)|大出俊]]、[[伊庭剛]]、[[菅貫太郎]]
*第39話「偽将軍様の悪党退治!?」[[蜷川有紀]]、[[中田浩二 (声優)|中田浩二]]、[[曽根晴美]]、[[高野真二]]、[[五味龍太郎]]、[[福本清三]]
*第40話「お泣き地蔵の恋」[[若林志穂]]、[[亀石征一郎]]、[[頭師孝雄]]、[[鷲生功]]
*第41話「対決! みちのく恋風剣法」[[大橋吾郎]]、[[高橋靖子|武田京子]]、[[深江章喜]]、[[西沢利明]]、[[高品剛]]、[[山本清]]
*第42話「木枯しも泣く迷子石」[[山田良隆]]、[[栗原絵美]]、[[江見俊太郎]]、[[中西健太]]、[[原口剛]]、[[鈴川法子]]、[[小笠原弘]]、[[朝日完記]]
*第43話「天下を正した切腹訴状」[[菅原あき]]、[[北村英三]]、[[田中弘史]]、[[芝本正]]、[[佐藤京一]]
*第44話「春を呼んだ喧嘩そば!」[[中村玉緒]]、[[品川隆二]]、[[篠塚勝]]、[[高田有基]]、[[成瀬正孝]]、[[江幡高志]]、[[村上理子]]、[[福本清三]]
 
=== 暴れん坊将軍VI ===
[[1994年]][[10月8日]]~[[1996年]][[1月20日]] 全51話
 
スタッフ
* プロデューサー:和佐英彦、阿部征司、渡辺操、伊駒伊織
 
レギュラー
* 南町奉行・大岡忠相:横内正
* 御側御用取次・田之倉孫兵衛:船越英二
* め組組頭・辰五郎:北島三郎
* 辰五郎妻・おさい(3代目):[[坂口良子]]
* め組小頭・卯之吉:[[三遊亭楽太郎]](のちの6代目三遊亭圓楽)
* め組若い衆・源次:真砂皓太
* め組若い衆・常吉:白井滋郎
* め組若い衆・凡平:[[角巻信彦]]
* 辰五郎姪・おちよ:田中綾子
* め組住み込み・おかる:[[秦由圭]]
* 小石川養生所医師・野々村恭介:[[新田純一]](事実上準レギュラー)
* 御庭番・速水左平次:[[若松俊秀]]
* 御庭番・小雪:[[安藤あき子|安藤晃子]]
* 山田朝右衛門:栗塚旭(準レギュラー)
* 尾張大納言宗春:中尾彬(準レギュラー)
* 吉宗生母・浄円院:中村玉緒(準レギュラー)
 
;内容
:おさい役が坂口良子に、小頭役が三遊亭楽太郎に、め組の住み込みが秦由圭になった。小頭卯之吉は演じる楽太郎が[[噺家]]の為、卯之吉は[[話術]]が巧みという設定であり、[[変装]]や小[[芝居]]で度々吉宗に協力した。オープニング映像が砂浜を白馬で走る吉宗に戻った。エンディング映像にはレギュラーたちの日常が描かれている。また、Vシリーズまでエンディングでキャスト表示されていた山田朝右衛門は今シリーズからオープニングでキャスト表示される様になった。元御庭番三ツ木清隆(一人二役)、入江麻友子、後の御庭番池谷太郎、大森貴人(松平健の付き人からスタートしている)、東風平千香がゲスト出演している(大森がゲスト出演したのは第34話で、このときは第IXシリーズでコンビを組んだ東風平も兄妹役で共演している)。実在人物である[[新井白石]]([[長門勇]])が登場している。放送期間が1年を超えたのはこのシリーズが最後となった。また、レギュラー放送期間内にスペシャルが放映されたのもこのシリーズの初回スペシャルが最後である。
 
 
1994年
 
*第1話「吉宗潜入! 謀略の城 偽将軍宣下を阻止せよ!」(スペシャル)[[中尾彬]]、[[西村知美]]
*第2話「標的は将軍様」[[伊吹剛]]、[[田原美法]]、[[中田博久]]、[[木谷邦臣]]、[[玉川伊佐男]]、[[御木本伸介]]
*第3話「若殿新さん、いじめられる!」 [[北原佐和子]]、[[鷲生功]]、[[遠藤太津朗]]、[[唐沢民賢]]、[[中村考雄]]、[[出水憲]]、[[五十嵐秀樹]]
*第4話「吉宗、まさかの新妻道中」[[毬藻えり]]、[[菅貫太郎]]、[[柴田侊彦]]、[[岩尾正隆]]、[[小沢寿美恵]]、[[五十嵐義弘]]、[[勝野賢三]]、[[溝田繁]]、[[峰蘭太郎]]、[[星野美恵子]]
*第5話「頑張れ! 江戸っ子若君」[[山口果林]]、[[志村東吾]]、[[曽根晴美]]、[[浜田雅史]]、[[外山高士]]、[[山田吾一]]、[[滝譲二]]、[[坂田金太郎]]
*第6話「江戸城危うし 吉宗の寝所」[[佐野量子]]、[[南条弘二]]、[[佐藤忍]]、[[長谷川弘]]、[[亀石征一郎]]、[[鈴川法子]]、[[入江穀]]、[[須永克彦]]、[[出水憲]]、[[田中弘史]]、[[森山陽介]]
*第7話「虹をつかんだ女」[[三浦リカ]]、[[小倉一郎]]、[[石倉英彦]]、[[有川正冶]]、[[小林勝彦]]、[[石倉英彦]]、[[丘路千]]、[[石橋英彦]]、[[手嶋見寿恵]]、[[山田麻起子]]、[[小林昭二]]、[[栗塚旭]]
*第8話「め組が運んだ涙の訴状」[[若林志穂]]、[[松木路子]]、[[西田良]]、[[常泉忠通]]、[[大竹修造]]、[[増田再起]]、[[分寺裕美]]
 
*第9話「お婆よ泣くな江戸の雪」[[三崎千恵子]]、[[西山浩司]]、[[浜田晃]]、[[山西道広]]、[[稲吉靖司]]、[[鈴木淳]]、[[ふくい一ろう]]、[[五十嵐義弘]]、[[松村真弓]]
*第10話「おいらん高尾太夫の正夢」[[森恵 (女優)|森恵]]、[[坂上忍]]、[[内田勝正]]、[[志賀圭二郎]]、[[福本清三]]、[[富永佳代子]]、[[市村菜月]]、[[田中美鈴]]、[[沢田真理子]]、[[園田祐久]]
*第11話「大喧嘩! め組対定火消し」[[円谷浩]]、[[吉野真弓]]、[[大出俊 (俳優)|大出俊]]、[[関根大学]]、[[森章二]]、[[黒部進]]、[[峰祐介]]、[[池谷太郎]]、[[伊藤綾香]]
*第12話「人情落語長屋」[[森川正太]]、[[山内としお]]、[[山本ゆか里]]、[[福山象三]]、[[江見俊太郎]]、[[北見唯一]]、[[水上保広]]、[[中村孝雄]]、[[加冶春雄]]、[[西山清考]]、[[遠山金次郎]]
 
1995年
 
*第13話「母と子の南部牛追い唄」[[栗田よう子]]、[[誠直也]]、[[遠藤征慈]]、[[岩城力也]]、[[中西勇太]]、[[野口貴史]]、[[峰蘭太郎]]、[[丸平峯子]]、[[前川恵美子]]、[[有川博]] 
*第14話「伊賀者一代血の詫び状」[[青山裕一]]、[[有沢妃呂子]]、[[伊東達広]]、[[椎谷建治]]、[[頭師孝雄]]、[[椎谷建冶]]、[[柳原久仁夫]]、[[伊東達広]]、[[下元年世]]、[[高並功]]、[[川合伸旺]]、[[中島ゆたか]]
*第15話「遠い昔の花嫁衣装」[[土田早苗]]、[[東風平千香]]、[[藤岡重慶]]、[[福本清三]]、[[青井敏之]]、[[小笠原弘]]、[[北村晃一]]、[[中谷友紀]]、[[土井健守]]、[[原田清人]]
*第16話「俺は天下の偽将軍」[[立花理佐]]、[[寺田千穂]]、[[深江卓次]]、[[伊藤高]]、[[曽根晴美]]、[[柴田耕作]]、[[有川正冶]]、[[遠山金次郎]]
*第17話「人参に咲いた花祝言」[[桜町弘子]]、[[松本友里]]、[[石倉英彦]]、[[大橋吾郎]]、[[小沢象]]、[[伊吹聴太朗]]、[[早川雄三]]、[[竜川剛]]、[[木谷邦臣]]
*第18話「母恋い人形、やじろべえ」[[岡まゆみ]]、[[高橋靖子|武田京子]]、[[柴田侊彦]]、[[山本清]]、[[堀裕晶]]、[[大竹修造]]、[[山本昌平]]、[[坂田金太郎]]、[[山田麻起子]]
*第19話「五千両の恋泥棒!」[[久保田篤]]、[[寺田怜]]、[[水上保広]]、[[立川三貴]]、[[太宰由美子]]
*第20話「無法許さぬあさり剣法」[[長門勇]]、[[松永レイ|松永麗子]]、[[佐野アツ子]]、[[伊庭剛]]、[[若山騎一郎]]、[[塩川健司]]、[[入江慎也]]、[[丘路千]]、[[遠藤太津朗]]
*第21話「愛と憎しみの孤剣」[[日下由美]]、[[井上高志]]、[[佐藤仁哉]]、[[岡田洪志]]、[[遠山金次郎]]、[[幸田宗丸]]、[[川浪公次郎]]
*第22話「しっかり女房、降参する」[[芦川よしみ]]、[[江藤潤]]、[[江幡高志]]、[[佐藤京一]]、[[穂積隆信]]、[[松本朝生]]、[[川田しのぶ]]、[[浜田雅史]]、[[川浪公三郎]]、[[桂登志子]]、[[黒目ルミ]]、[[美松艶子]]
*第23話「わが子を裁く鬼の父」[[竹下舞]]、[[出水憲]]、[[井上茂]]、[[西田健]]、[[田口計]]、[[あらい正和|新井昌和]]、[[高品剛]]、[[牧冬吉]]、[[井上茂]]、[[木下通博]]、[[工藤堅太郎 (俳優)|工藤堅太郎]]
*第24話「剣難女難の恋指南」[[五十嵐いづみ]]、[[米山善吉]]、[[水上保広]]、[[北見唯一]]、[[佐藤輝]]、[[久仁亮子]]、[[中村考雄]]、[[村上理子]]、[[長沢一樹]]、[[水上保広]]、[[桑田乃梨子]]、[[入江穀]]
*第25話「怪奇! 天狗の花嫁」[[宮園純子]]、[[上原まみ]]、[[篠塚勝]]、[[森幹太]]、[[小笠原良知]]、[[堀田真三]]、[[北村明男]]、[[桂登志子]]
*第26話「吉宗、見参!女剣士の挑戦状」[[辻沢杏子]]、[[遠藤征慈]]、[[小林勝彦]]、[[園田裕久]]、[[高野眞二]]、[[野口貴史]]、[[松村真弓]]
*第27話「炎上! 大奥の恋」[[大屋政子]]、[[及川麻衣]]、[[東千晃]]、[[唐沢民賢]]、[[ひかる一平]]、[[日向明子]]、[[東千晃]]、[[石山律雄]]、[[花上晃]]、[[川浪公次郎]]、[[石倉英彦]]、[[山田麻起子]]、[[上田こずえ]]
*第28話「姉とおとうと」[[未來貴子]]、[[中村久光]]、[[新田純一]]、[[田畑猛雄]]、[[大場順]]、[[宮口二郎]]、[[徳田興人]]、[[塚本加成子]]、[[入江穀]]、[[睦五郎]]
*第29話「悲恋を斬る武士道」[[山崎美貴]]、[[出水憲]]、[[加納竜]]、[[浜田晃]]、[[外山高士]]、[[福山象三]]、[[重久剛一]]、[[浜田雅史]]、[[関根大学]]、[[五十嵐秀樹]]
*第30話「北国に折鶴が飛んだ!」[[高梨亜矢]]、[[西田良]]、[[磯部勉]]、[[竜川剛]]、[[加冶春雄]]、[[入江慎也]]、[[岡田典丈]]、[[西沢利明]]
*第31話「愛と復讐の遠眼鏡」[[和崎俊哉]]、[[有沢妃呂子]]、[[中田博久]]、[[池谷太郎]]、[[有川正冶]]、[[川浪公次郎]]、[[田中弘史]]、[[藤沢徹夫]]、[[遠山金次郎]]、[[御木本伸介]]
*第32話「男と女の夢舞台」[[田中実]]、[[立原麻衣]]、[[小笠原弘]]、[[今井健二]]、[[小泉のぼる]]、[[増田再起]]、[[山本志づ世]]、[[滝譲二]]、[[峰蘭太郎]]、[[橋本功]]、[[星野美恵子]]
*第33話「女賞金稼ぎ、修羅の花道」[[芦川よしみ]]、[[伊東達広]]、[[片岡弘鳳]]、[[小沢象]]、[[高峰圭二]]、[[丹羽美奈子]]、[[泉和奈津]]、[[北村理恵]]
*第34話「俺らの兄貴は上様だ!」[[大森貴人]]、[[野口貴史]]、[[内田勝正]]、[[東風平千香]]、[[中村竜三朗]]、[[森章二]]、[[楠年明]]、[[加藤重樹]]、[[丘さとみ]]  
*第35話「絶体絶命! 大岡越前」[[入江麻友子]]、[[久賀大雄]]、[[船戸順]]、[[成瀬正孝]]、[[五味龍太郎]]、[[多田幸代]]、[[朝日完記]]、[[牧野由未子]]、[[高並功]]、[[小松裕奈]]、[[木谷邦臣]]、[[遠山金次郎]]、[[峰蘭太郎]]
*第36話「鬼同心が泣いた夢」[[岩本千春 (女優)|岩本千春]]、[[大橋吾郎]]、[[石山律雄]]、[[高城淳一]]、[[牧祐介]]、[[岩尾正隆]]、[[江口尚希]]、[[遠山金次郎]]
*第37話「冷や飯剣法恋囃子」[[栗田よう子]]、[[井上茂]]、[[鷲生功]]、[[大竹修造]]、[[幸田宗丸]]、[[山口幸生]]、[[社美由紀]]、[[松村康世]]、[[山本志づ世]]、[[谷口香]]
*第38話「名探偵! 白井白石」[[長門勇]]、[[笹井信子]]、[[佐藤京一]]、[[堀田真三]]、[[名和宏]]、[[坂田金太郎]]、[[柳原久仁夫]]、[[白川浩二郎]]、[[大矢敬典]]
*第39話「死を呼んだ悲願花」[[大竹文子]]、[[篠塚勝]]、[[水上保広]]、[[石倉英彦]]、[[玉川伊佐男]]、[[田崎ますみ]]、[[曽根晴美]]、[[伊藤敏八]]、[[小笠原弘]]、[[山田麻起子]]、[[有川博]]
*第40話「吉宗、騙りを働く!?」[[吉野真弓]]、[[田中隆三 (俳優)|田中隆三]]、[[黒部進]]、[[伊藤高]]、[[浜田雅史]]、[[五十嵐義弘]]、[[星野美恵子]]、[[川合伸旺]]
*第41話「陽気な刺客」[[塚田きよみ]]、[[羽場裕一]]、[[遠藤征慈]]、[[中村考雄]]、[[伊庭剛]]、[[出水憲]]、[[岩城力也]]、[[星野美恵子]]、[[丸平峯子]]
*第42話「黄金地蔵が呉れたお母ちゃん」[[島木譲二]]、[[辻沢杏子]]、[[竹村愛美]]、[[稲吉靖司]]、[[石橋雅史]]、[[市村貴俊]]、[[川浪公次郎]]、[[五十嵐義弘]]、[[星野美恵子]]
*第43話「八丁堀情話 悪名の女!」[[一色彩子]]、[[仙石順子]]、[[草川祐馬]]、[[伊吹剛]]、[[鈴川法子]]、[[原口剛]]、[[伊吹聴太朗]]、[[峰蘭太郎]]、[[藤沢微夫]]、[[丹羽美奈子]] 
*第44話「大江戸あばれ主従」[[古柴香織]]、[[美栞了]]、[[高品剛]]、[[北町嘉朗]]、[[深江卓次]]、[[福本清三]]、[[赤城太郎]]、[[丹羽美奈子]]、[[峰蘭太郎]]
*第45話「涙を抱いた花乙女」[[斉藤林子]]、[[長谷川弘]]、[[湯沢紀保]]、[[田中雅子]]、[[長谷川弘]]、[[前川哲男]]、[[丹羽美奈子]]、[[勇家寛子]]、[[中田浩二 (声優)|中田浩二]]
*第46話「美女を泣かせる鬼十手」[[舟倉由佑子]]、[[誠直也]]、[[芝本正]]、[[亀石征一郎]]  
*第47話「帰って来た次男坊鴉」[[伊藤美由紀]]、[[円谷浩]]、[[藤奈津子]]、[[立川三貴]]、[[五味龍太郎]]
*第48話「盗賊の娘」[[森下涼子]]、[[姿晴香]]、[[工藤堅太郎 (俳優)|工藤堅太郎]]、[[増田再起]]、[[中田浩二 (声優)|中田浩二]]、[[滝譲二]]、[[藤沢徹夫]]
*第49話「人斬り子守唄」[[中野誠也]]、[[大田沙也加]]、[[柴田耕作]]、[[秋間登]]、[[川田しのぶ]]、[[司裕介]]、[[宮城幸生]]、[[前川美恵子]]、[[深江章喜]] 
 
1996年
 
*第50話「天下を正す無頼漢」[[菅原あき]]、[[並樹史朗]]、[[玉川伊佐男]]、[[原口剛]]、[[伊庭剛]]、[[大和田奈保]]、[[白川浩二郎]]、[[有川正冶]]、[[下元年世]]、[[丘路千]]、[[高並功]]、[[亀石征一郎]] 
*第51話「江戸自慢、吉宗うれしや天下餅!」[[松永レイ|松永麗子]]、[[鈴川法子]]、[[伊東達広]]、[[品川隆二]]、[[小沢象]]、[[野田行哉]]、[[原田千枝子]]、[[多賀勝一]]、[[小松裕奈]]、[[野土晴久]]、[[高木英一]]、[[小坂和之]]
 
=== 暴れん坊将軍VII ===
[[1996年]][[7月13日]]~[[1997年]][[1月25日]] 全18話
 
スタッフ
* プロデューサー:和佐英彦、[[加藤守啓]](テレビ朝日)、阿部征司、渡辺操、伊駒伊織
* 脚本:[[鈴木則文]]、[[和久田正明]]、[[中野顕彰]]、[[石川孝人]]、[[胡桃哲]]、[[佐藤五月]]、[[田村多津夫]]、[[今村文人]]、[[藤井邦夫]]、[[石松愛弘]]、[[笠井和弘]]
* 監督:[[松尾正武]]、[[荒井岱志]]、[[宮越澄]]
 
レギュラー
* 南町奉行・大岡忠相:横内正
* 御側御用取次・田之倉孫兵衛:船越英二
* め組組頭・辰五郎:北島三郎
* 辰五郎妻・おさい:坂口良子
* め組小頭・卯之吉:三遊亭楽太郎
* め組若い衆・源次:真砂皓太
* め組若い衆・常吉:白井滋郎
* め組若い衆・三平:[[安藤一人]]
* 辰五郎姪・おちよ:田中綾子
* 魚屋(2話以降は兼岡引)・おぶん:[[生稲晃子]]
* 御庭番・桐原佐助:[[池谷太郎]]
* 御庭番・小雪:安藤晃子
* 山田朝右衛門:栗塚旭(準レギュラー)
* 尾張大納言宗春:中尾彬(準レギュラー)
 
;内容
:基本線は前作に同じ。新たに御庭番・桐原佐助、おぶんが加わった。父は仏の文吉([[橋本功]])といわれる岡っ引きだったが、1話で[[尾張藩]]の陰謀に巻き込まれて非業の最期を遂げた。おぶんは父の意志を継ぎ、魚屋を続けると共に岡っ引きとして活動する。源次の母おとら([[菅井きん]])、卯之吉の父治助([[桂歌丸]])が登場する話もある(歌丸は「[[笑点]]」の[[大喜利 (笑点)|大喜利]]の挨拶で[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]にも関わらず宣伝した。また、一度だけ歌丸と楽太郎の同番組名物罵倒合戦がある)。オープニング映像は前シリーズの演出に加え四分割の映像が追加。エンディング映像は夏祭りがテーマとなっている。なお第2話「江戸怪奇 吉宗魔界を斬る! 」は内容面の問題から再放送禁止作となっている。これまでのシリーズでは珍しく半年のみの放映で、III以来の路線はここで終了する。
 
1996年
 
*第1話「江戸っ子神輿が吉宗を呼ぶ!」[[橋本功]]、[[森章二]]、[[内田勝正]]、[[赤城太郎]]、[[大田沙也加]]、[[北村晃一]]、[[森山陽介]]、[[有川正冶]]、[[小泉敏生]]、[[田中ゆき]]、[[嶋裕子]]、[[神尾僚子]]、[[藤間紋蔵]]、[[中尾彬]]
*第2話「江戸怪奇 吉宗魔界を斬る!」[[大場順]]、[[磯部勉]] 
*第3話「母恋し! がまん涙の夢枕」[[山本みどり]]、[[片岡弘貴]]、[[西尾塁]]、[[遠藤征慈]]、[[岩尾正隆]]、[[白川浩二郎]]、[[木谷邦臣]]、[[村木翔子]]、[[有島淳平]]、[[木村明男]]、[[矢部義章]]、[[壬生新太郎]]、[[春藤真澄]]、[[藤枝政巳]]、[[藤見和也]]、[[佐野聖也]]、[[御木本伸介]]
*第4話「花の吉原 空飛ぶおいらん」[[藤田芳子|藤田佳子]]、[[浜田晃]]、[[園田裕久]]、[[石倉英彦]]、[[山梨ハナ]]、[[野口貴史]]、[[山田良隆]]、[[多賀勝一]]、[[池田謙冶]]、[[石井洋充]]、[[司裕介]]、[[子船秋夫]]、[[松原健司]]、[[沢田真理子]]、[[北村文化]]、[[山下翔子]]、[[佐藤仁哉]]
*第5話「卯之吉の死神退治」[[山本ゆか里]]、[[西山浩司]]、[[森崎めぐみ]]、[[高野眞二]]、[[小林勝彦]]、[[川浪公次郎]]、[[小峰隆司]]、[[福本清三]]、[[川嶋康義]]、[[久保心]]、[[宮永淳子]]、[[深江章喜]]
*第6話「てんやわんやの親孝行」[[菅井きん]]、[[寺田千穂]]、[[有川正冶]]、[[西田良]]、[[藤沢徹夫]]、[[島田佳子]]、[[成瀬正考]]
*第7話「愛妻騎馬奉行」[[日下由美]]、[[江藤潤]]、[[小沢象]]、[[常泉忠通]]、[[大竹修造]]、[[ギアンナ・カラバイン]]、[[武井三ニ]]、[[小坂和之]]、[[浜田隆広]]、[[波多野博]]、[[上野秀年]]、[[東考]]、[[山本容子]]、[[長谷川明男]]
*第8話「初手柄!おぶんの大奥退治」[[高橋靖子|武田京子]]、[[草川祐馬]]、[[浜田雅史]]、[[神大介]]、[[笹木俊志]]、[[富永佳代子]]、[[丹羽美奈子]]、[[泉知奈津]]、[[神原千恵]]、[[宮木萌美]]、[[北川めぐみ]]、[[中村竜三朗]]、[[立川三貴]]
*第9話「吉宗よ、誰が為に泣く」[[中原果南]]、[[中田浩二 (声優)|中田浩二]]、[[佐藤京一]]、[[中田博久]]、[[伊吹聡太朗]]、[[真乃ゆりあ]]、[[湖条千秋]]、[[鈴木有紀]]、[[出水憲]]、[[滝譲二]]、[[井上茂]]、[[畑中伶一]]、[[松永吉訓]]、[[波多野悠]]、[[新藤盛勇]]、[[新藤磨未]]
*第10話「夢で拾った百両」[[岩本千春 (女優)|岩本千春]]、[[石井洋裕]]、[[外山高士]]、[[久富惟晴]]、[[出水憲]]、[[伊東達弘]]、[[福本清三]]、[[山村嵯都子]]、[[畑中伶一]]、[[山崎貴史]]、[[武島平八郎]]、[[野々村仁]]、[[大橋渡]]、[[藤間紋蔵]]、[[井上高志]]
*第11話「魔剣! 鮮血の花嫁」[[立原麻衣]]、[[小沢和義]]、[[花上晃]]、[[峰祐介]]、[[中村考雄]]、[[星野美恵子]]、[[香住美弥子]]、[[有島淳平]]、[[岡田和範]]、[[上野秀年]]、[[前川恵美子]]、[[中川峰男]]、[[山田良樹]]、[[上田こずえ]]、[[岩須透]]、[[壬生新太郎]]、[[小谷浩三]]、[[山本容子]]、[[相良瑠実子]]、[[沢田真理子]]、[[遠藤太津朗]]
*第12話「仇討ち心中、盗まれた砂金」[[北原佐和子]]、[[桂歌丸]]、[[大村波彦]]、[[坂田金太郎]]、[[高並功]]、[[五十嵐義弘]]、[[宮城幸生]]、[[小船秋夫]]、[[松原美穂]]、[[春藤真澄]]、[[鈴川法子]]、[[浜崎涼子]]、[[福中勢至郎]]、[[木村康志]]、[[亀石征一郎]]
*第13話「凧よ、あがれ、誇り高く」[[吉沢京子]]、[[田中隆二]]
*第14話「尾張宗春の謀叛」[[久我陽子]]、[[大出俊 (俳優)|大出俊]]
*第15話「花の板前、妻敵討ち!」[[永住千夏]]、[[大橋吾郎]]、[[伊庭剛]]
 
1997年
 
*第16話「め組の喧嘩! 二人の女房」[[鈴鹿景子]]、[[石山律雄]]
*第17話「子連れ刺客」[[井上真央]]、[[秋篠美帆]]、[[津嘉山正種]]、[[関根大学]]、[[栗塚旭]]
*第18話「いなせ新さん、世直し道中」[[浅利香津代]]、[[及森玲子]]、[[和崎俊哉]]、[[上野山功一]]、[[滝譲二]]、[[野口貴史]]、[[石丸博]]、[[朝日完記]]、[[波多野博]]、[[星野美恵子]]、[[中澤敬彦]]、[[壬生新太郎]]、[[田井克幸]]、[[桂登志子]]、[[高野由味子]]
 
=== 暴れん坊将軍VIII ===
[[1997年]][[7月12日]]~[[1998年]][[3月7日]] 全22話
 
スタッフ
* プロデューサー:[[井土隆]]、[[稲垣けんじ|稲垣健司]](テレビ朝日)、阿部征司、伊駒伊織、[[小林由幸]]
* 脚本:鈴木則文、胡桃哲、田村多津夫、[[井川公彦]]、和久田正明、石松愛弘、藤井邦夫、[[池田政之]]、[[今村文人]]、石川孝人、中野顕彰、[[志村正浩]]、[[渡辺善則]]
* 監督:[[岡屋龍一]]、荒井岱志、宮越澄、松尾正武、[[村川透]]、[[上杉尚祺]]
 
レギュラー
* 南町奉行・大岡忠相(2代目):[[田村亮 (俳優)|田村亮]]
* 御側御用取次・宍戸官兵衛:[[高島忠夫]]
* め組組頭・長次郎:[[山本譲二]]
* おぶん:生稲晃子(第1話は魚屋兼岡引、第2話から長次郎妻、第6話まで明徳館生徒)
* め組若い衆(小頭格)・源次:真砂皓太
* め組若い衆・駒三:[[西川潤]]
* め組若い衆・忠太:[[木下通博]]
* め組若い衆・佐渡吉:[[田井克幸]]
* め組若い衆・虎松:[[福山龍次]]
* [[彦根藩]]御息女・鶴姫:[[中村あずさ]]
* 大奥御年寄・月島:[[長内美那子]]
* 明徳館生徒・おけい:[[大林菜穂子]]
* 明徳館生徒・琴路:[[金子珠美]]
* 明徳館生徒・お七:[[荒石あずさ]]
* 明徳館生徒・花江:[[嶋田奏子]]
* 明徳館生徒・おゆみ:[[北村理恵]]
* 明徳館生徒・おのぶ:[[西真由美]](第20話で死亡)
* 御庭番・十文字隼人:[[大森貴人]]
* 御庭番・あやめ:[[大竹一重]]
* 彦根藩主・[[井伊直惟]]:[[入川保則]](準レギュラー)
* 儒学者・[[室鳩巣]]:[[芝本正]](準レギュラー)
* 尾張大納言宗春:[[西岡徳馬]](準レギュラー)
* 江戸町火消肝煎・辰五郎:北島三郎(準レギュラー)
 
;作品リスト
※ 量が多いため、伸縮型のメニューとして掲載する。右にある[表示]をクリックすると一覧表示される。
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<div class="NavContent" style="text-align: left;">
{| class="wikitable" align="center" style="text-align:center;font-size:small;"
!各話||放送日||サブタイトル||脚本||監督||ゲスト||備考
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|第1話||1997年7月12日||登場!吉宗を振った女||鈴木則文||rowspan="2" |岡屋龍一||[[原口剛]]、[[石山律雄]]、[[岩尾正隆]]、[[高橋靖子|武田京子]]||
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|第2話||1997年8月2日||狙われた新妻<br>殺意を呼ぶ過去||胡桃哲||[[田中隆三 (俳優)|田中隆三]]、[[佐藤恵利]]、[[中丸新将]]、[[江藤漢]]、[[井上博一]]、[[谷口孝史]]、[[牧冬吉]]||
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|第3話||1997年8月16日||居酒屋の女の告白||田村多津夫||荒井岱志||[[二宮さよ子]]、[[あらい正和]]、[[遠藤征慈]]||
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|第4話||1997年8月23日||妖しく光る銀かんざし<br>出合い茶屋の女||井川公彦||宮越澄||[[日下由美]]、[[睦五朗]]、[[園田裕久]]||
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|第5話||1997年8月30日||汚された花嫁たち||和久田正明||荒井岱志||[[山田吾一]]、[[片桐竜次]]、[[遠藤憲一]]、[[坂本万理子]]、[[当銀長太郎]]、[[勝野賢三]]、[[有島淳平]]、[[稲垣陽子]]、[[小松智子]]、[[波多野博]]、[[北村明男]]、[[小坂和之]]、[[稲泉智万]]、[[松本一秀]]、[[岡田翔太]]||
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|第6話||1997年9月13日||犯された義母の仕掛けた罠||石松愛弘||rowspan="2" |松尾正武||[[田中雅子]]、[[小鹿番]]、[[亀石征一郎]]、[[中田博久]]、[[遠藤真理子]]、[[田中弘史]]、[[蔵多哲雄]]、[[川井勉史]]、[[矢部義章]]、[[奥野公一]]、[[林哲夫]]||
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|第7話||1997年10月25日||美しき婚約者の悩み||藤井邦夫||[[山下容莉枝]]、[[大橋吾郎]]、[[筒井巧]]、[[小沢象]]、[[西田良]]、[[鈴川法子]]、[[柴山智加]]、[[中嶋俊一]]、[[藤沢徹夫]]、[[松本元]]、[[中山治雄]]、[[長田昭彦]]、[[前川恵美子]]、[[東考]]、[[福中勢至郎]]、[[椿竜二]]、[[及川潤]]、[[平井優也]]、[[平井亮裕]]||
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|第8話||1997年11月1日||怒りの吉宗<br>棺おけの中の策略||池田政之||村川透||[[新克利]]、[[小林勝彦]]、[[久富惟晴]]、[[五十嵐義弘]]||
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|第9話||1997年11月15日||彼女を賭けた決闘!||胡桃哲||上杉尚祺||[[加納竜]]、[[中田浩二 (声優)|中田浩二]]、[[赤川浩弥]]、[[堀田真三]]、[[高野真二]]、[[桜井明美]]||
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|第10話||1997年11月22日||陰謀に巻きこまれた黄門様!?||池田政之||宮越澄||[[神山繁]]、[[西沢利明]]、[[古柴香織]]、[[中村孝雄]]、[[石倉英彦]]、[[住吉正博]]、[[藤沢徹夫]]、[[伊庭剛]]||
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|第11話||1997年11月29日||覗かれた大奥<br>女たちの陰謀||今村文人||上杉尚祺||[[高田美和]]、[[有沢妃呂子]]、[[浜田晃]]||
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|第12話||1997年12月6日||母親なき家庭<br>誤解された父親||井川公彦||松尾正武||[[鷲生功]]、[[立川三貴]]、[[内田稔]]、[[須永克彦]]||
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|第13話||1997年12月13日||欲望のくし<br>美しき人妻の苦悩||石川孝人||岡屋龍一||[[越智静香]]、[[河原崎建三]]、[[和崎俊哉]]、[[前田淳]]、[[大場順]]、[[福本清三]]||
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|第14話||1998年1月10日||箱根湯けむりに浮かぶ陰謀||鈴木則文||村川透||[[松本友里]]、[[川合伸旺]]、[[山口粧太]]||
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|第15話||1998年1月17日||買われたお姫様の秘密||中野顕彰||松尾正武||[[及森玲子]]、[[草川祐馬]]、[[宮本大誠]]、[[有川正治]]||
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|第16話||1998年1月24日||弟よ<br>江戸に来た姉の想い||和久田正明||上杉尚祺||[[大西結花]]、[[福原学]]、[[田口計]]、[[伊東達広]]、[[佐藤京一]]||
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|第17話||1998年1月31日||謎!孤児を集める男||志村正浩||岡屋龍一||[[目黒祐樹]]、橋本功、[[楠年明]]、伊庭剛||
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|第18話||1998年2月7日||口づけが起こした波紋||田村多津夫||宮越澄||[[森下涼子]]、[[佐藤仁哉]]、[[高川裕也]]、[[大林丈史]]、[[水上保広]]||
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|第19話||1998年2月14日||妖しき占いの謎<br>グータラ夫に説教された吉宗||渡辺善則||上杉尚祺||[[津村鷹志]]、[[伊東高]]、[[草見潤平]]、[[ひろみどり]]、[[関根大学]]||
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|第20話||1998年2月21日||好きです!<br>さらわれた鶴姫||鈴木則文||宮越澄||[[萩原流行]]、[[黒部進]]||
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|第21話||1998年2月28日||待たされた女の決心||井川公彦||rowspan="2" |松尾正武||[[立原麻衣]]、[[大高洋夫]]、[[外山高士]]、[[出水憲]]||
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|第22話||1998年3月7日||うりふたつの女<br>お茶会に秘められた罠||鈴木則文||[[内田勝正]]、[[伊藤敏八]]||
|}
</div></div>
 
* {{節stub}}
 
;内容
:放送開始から20年目を迎え、ストーリー面の新機軸と大幅なキャスト刷新が試みられた。頭役が北島の弟子である山本になり(「自分の次は山本しかいない」という北島直々の依頼である)前作から出演のおぶんと夫婦になった。北島は頭を退き準レギュラーという位置づけとなった。
:もう一つの特徴は吉宗の許嫁として鶴姫が登場した事であり、[[彦根藩]]御息女の身分を隠し女大学明徳館の教授「千鶴」となっている鶴姫と、将軍の身分を隠し旗本の三男坊「徳田新之助」となっている吉宗との恋愛模様が作品を通して描かれている(因みに吉宗は千鶴が鶴姫である事を知っているが、鶴姫は徳田新之助が吉宗である事を知らない)。
:史実に無い話で実在人物の[[間部詮房]]([[西沢利明]])が[[水戸黄門|水戸黄門漫遊記]]に影響を受けて旅に出た[[徳川光圀]]の息子(甥)[[徳川綱條]]([[神山繁]])に刺客を差し向ける話もある。同話では綱條の息子[[徳川宗堯]]も出演している。
:オープニングや殺陣のテーマがアレンジされた。
:今作以降、キャストとスタッフの表示にも大幅な変更が行われた。
:VIIまでは縦書きで筆文字体であった。また、レギュラー出演者はオープニングで、ゲスト出演者はエンディングで表示していた。ゲストについては大部屋俳優が演じる端役1人1人にいたるまで役名を表示していた(スペシャルの時は以上の限りではない)。
:VIIIからは横書きの活字体になったことに加え、エンディングではレギュラー・ゲスト出演者とも表示する形となり、端役については役名を表示しなくなった。
 
=== 暴れん坊将軍(通称:IX) ===
[[1998年]][[11月7日]]~[[1999年]][[9月30日]] 全38話
 
スタッフ
* プロデューサー:井土隆、[[川田方寿]](テレビ朝日)、阿部征司、伊駒伊織、小林由幸
* 脚本:渡辺善則、井川公彦、鈴木則文、胡桃哲、池田政之、石川孝人、[[横山幸子]]、[[岸間信明]]
* 監督:村川透、松尾正武、[[原田雄一 (テレビドラマ監督)|原田雄一]]、上杉尚祺
 
レギュラー
* 南町奉行・大岡忠相:田村亮
* 御側御用取次・宍戸官兵衛:高島忠夫(15話まで)
* 御側御用取次・有馬彦右衛門:[[名古屋章]](16話から)
* め組組頭・長次郎:山本譲二
* 長次郎姉、産婆・お凛:[[松金よね子]]
* 長次郎妻・おぶん:生稲晃子
* め組若い衆(小頭格)・源次:真砂皓太
* め組若い衆・忠太:木下通博
* め組若い衆・佐渡吉:田井克幸
* め組若い衆:[[神大介]]
* 御庭番・十文字隼人:大森貴人
* 御庭番・皐月:[[東風平千香]]
* 江戸町火消総元締・花川戸辰五郎(クレジット表記は辰五郎のまま):北島三郎(準レギュラー)
* 尾張大納言宗春:西岡徳馬(最終回のみ)
* 吉宗生母・浄円院:中村玉緒(準レギュラー)
 
;内容
:様々な新機軸を盛り込んだ前作はそれなりの成果を得たものの、終了後に鶴姫役の中村あずさが芸能界を引退するという予想外の事態に見舞われ、結局彼女周辺の展開をリセットする形での開始となった。タイトルからローマ数字が消えた点や鶴姫周辺の人物役者が別人役でゲスト出演している点などはその影響によるものである。め組夫婦など殆どのキャストはそのままであるが、長次郎の姉であるお凛が登場し、ムードメーカー(時にはトラブルメーカー)となった為、賑やかさが増した。また、たまにお凛は吉宗のことを「新の字」と呼んでいる。今作はエンディングが無く、お馴染みのテーマはオープニング冒頭と殺陣の時のみとなった。
:第1話では[[雲霧仁左衛門]]のモデルとなった雲切仁左衛門([[永島敏行]])が登場。吉宗の幼馴染みでありながらも自らの一家を不幸に追いやった徳川の政道を憎み、火盗改めと手を結び悪事の限りをつくす大悪党として描かれた。
:放送日は最初は[[土曜日]]であったが1999年4月の番組改編期に当たる16話から[[木曜日]]に変更された。変更時の展開としてはまず高島が[[うつ病|病気]]のため降板、新たな爺として名古屋が登場。名古屋の大声で頑固一徹な爺は高島の穏やかな爺とは一味違った爺となった。そしてオープニングの前にアバンタイトルが追加。また夜7時という時代劇としては異例の時間帯ということもあってか、[[マンガ]]・[[アニメーション]]タッチの演出が強調された。(岸間信明の登板、彗星の話、立ち回りの際の斬るSE音がステレオ処理されている点はその例である。)
:辰五郎は花川戸辰五郎と名乗っているが、花川戸の名は辰五郎のモデル[[新門辰五郎]]が[[幕末]]に[[浅草]]花川戸に住んでいた事に由来する。前作から姿を消していた辰五郎の妻おさいは31話の終焉では既に亡くなっている事が判明。また最終回では長年にわたり続いた尾張宗春との因縁の対決に終止符が打たれた。14話では悪徳商人自身([[小沢象]])が、徳田新之助を将軍吉宗である事を知っている異例の展開になっている。また、成敗の態勢に入った御庭番を止め自らの手で成敗するシーンが久々に見られた(第22話)。
:かつてのレギュラーである、三遊亭楽太郎、入江麻友子、田中綾子、安藤あき子、宮内洋、長内美那子がゲスト出演し、楽太郎は北島と共演し、[[小金沢昇司]]がめ組の若い衆千吉役でゲスト出演し、北島、山本と共演した。実在人物である、[[島津継豊]]、[[松平頼渡]]([[西園寺章雄]])、[[小川笙船]]、[[西川如見]]([[笹野高史]])、[[関長広|関但馬守長広]]([[榊原利彦]])が登場している。
:本作以後、キャスティング表示がレギュラーとゲストの一括表示となる。
 
*第1話「遊郭に仕掛けられた罠 吉宗VS闇将軍」永島敏行、[[草村礼子]]、[[立川三貴]]、[[福本清三]]
*第2話「狙われた女の園 消えた五千両の謎」[[石井洋祐]]、[[小柳友貴美]]、[[石山律雄]]、[[江藤漢]]、[[峰蘭太郎]]
*第3話「私の子を返して!さらわれた妊婦たち」[[舟倉由佑子]]、[[古柴香織]]、[[島崎路子]]、[[遠藤征慈]]、[[福本清三]]
*第4話「哀れ!身売り娘を生む参勤交代」[[新克利]]、[[加納竜]]、[[早川純一]]、[[竹本聡子]]、[[楠年明]]、福本清三、[[峰蘭太郎]]
*第5話「熱くてたまらない! 将軍に惚れた若後家」[[石野真子]]、[[曽根晴美]]、[[中田浩二]]、福本清三、峰蘭太郎
*第6話「だまされた男 芸者の吐息に仕掛けられた罠」[[中嶋美智代]]、[[三遊亭楽太郎]]、[[伊吹剛]]、[[大林丈史]]、[[常泉忠通]]、福本清三
 
1999年
 
*第7話「謀略! あやつり人形にこき使われた吉宗」[[小金沢昇司]]、[[入江麻友子]]、[[風見野枝]]、[[有川博]]、[[野村昇史]]
*第8話「処刑直前! 赤ん坊を産む女囚」[[藤吉久美子]]、[[内田勝正]]、[[遠藤憲一]]、[[出水憲]]、[[岡田千代]]
*第9話「疑惑の影 泣きぼくろの女」[[杉田かおる]]、[[田口計]]、[[大竹修造]]、[[福本清三]]
*第10話「美人後家を守れ! 弁護人になった将軍」[[沖直未]]、[[鹿内孝]]、[[浅田祐二]]、[[鈴川法子]]、[[中島久之]]、[[上杉祥三]]、[[遠山金次郎]]
*第11話「しあわせにさせたい!仕立てられたお世継ぎ」[[水野久美]]、[[西島愛]]、[[草薙幸二郎]]、[[四方堂亘]]、福本清三
*第12話「吉宗危機一髪! 美しき婚約者の献身」[[越智静香]]、[[亀石征一郎]]、[[角田英介]]、福本清三
*第13話「襲われた寝室!吉宗を狙うお姫様」[[五十嵐いづみ]]、[[黒部進]]、[[田中弘史]]、[[関根大学]]、福本清三、[[峰蘭太郎]]
*第14話「どんどん好きになっていく! 将軍に惚れた女」[[八木小織]]、[[睦五朗]]、[[三浦リカ]]、[[小沢象]]、峰蘭太郎
*第15話「潜入! 吉宗の生母 小石川養生所の謎」[[深浦加奈子]]、[[潮哲也]]、[[西尾まり]]、[[片岡五郎]]、[[西園寺章雄]]、[[志賀勝]]、[[中村玉緒]]、福本清三、峰蘭太郎
*第16話「大奥の改革 上様、お恨みいたします!」[[佐藤友紀 (女優)|佐藤友紀]]、[[一色彩子]]、[[岡本夏生]]、[[中丸新将]]、[[勝部演之]]、[[須永克彦]]、福本清三、峰蘭太郎
*第17話「乙女の叫び 私の命をさしあげます!」[[前田亜季]]、[[宮下直紀]]、[[小峰隆司]]、[[石濱朗]]、[[木村元]]、福本清三、峰蘭太郎
*第18話「哀切愁々 母子合わせ鏡」[[長内美那子]]、[[円谷浩]]、[[川田しのぶ]]、[[伊藤敏八]]、[[和崎俊哉]]、[[赤羽秀之]]、[[白川浩二郎]]、[[久保久美]]、[[中村玉緒]]、福本清三、峰蘭太郎
*第19話「江戸壊滅の危機! すい星激突の恐怖」[[笹野高史]]、[[田中綾子]]、[[西沢利明]]、[[堀内正美]]、[[関根大学]]、峰蘭太郎
*第20話「燃え上がる恋の炎! 出世を捨てた若大名」[[榊原利彦]]、[[奥田佳子]]、[[浜田晃]]、[[曽根晴美]]、福本清三
*第21話「仮面の男 父上に会わせて!少女の悲痛な訴え」[[山下規介]]、[[立原麻衣]]、[[原口剛]]、[[井上高志]]、福本清三、峰蘭太郎
*第22話「壮絶! 三河士魂 養父の仇を討つ吉宗」[[神山繁]]、[[吉野真弓]]、[[林統一]]、[[川辺久造]]、福本清三
*第23話「山茶花の誓い 再会した兄は別人!?」[[堤大二郎]]、[[今村雅美]]、[[大川ひろし]]、[[中田浩二 (声優)|中田浩二]]、福本清三、峰蘭太郎
*第24話「涙の上州路 誉れの仇討ち」[[片岡礼子]]、[[石山律雄]]、[[鳩笛真希]]、[[野口貴史]]、福本清三
*第25話「牢獄炎上! 暗闇に咲く地獄花」[[南条弘二]]、[[立川三貴]]、[[小林勝彦]]、[[山本昌平]]、[[和泉敬子]]、[[楠年明]]、[[北村晃一]]、福本清三、峰蘭太郎
*第26話「消えた香炉 正直三姉弟の災難」[[安藤あき子]]、[[鶴田忍]]、[[外山高士]]、[[伊庭剛]]、[[草見潤平]]、[[石井洋充]]、福本清三、峰蘭太郎
*第27話「宿命の絆 わが子に一目逢いたい!」[[山本學]]、[[赤座美代子]]、[[川合伸旺]]、[[大場順]]、[[中村久光]]、[[西園寺章雄]]、[[小松智子]]、峰蘭太郎
*第28話「江戸城大揺れ!! 吉宗ついに結婚か…」[[久我陽子]]、[[三浦布美子]]、[[青木義朗]]、[[明日香七穂]]、[[鷲生功]]、[[明日香七穂]]、[[紫城いずみ]]
*第29話「消えた密書! くの一が愛した男」[[大橋吾郎]]、[[南原宏治]]、[[福田かおり]]、[[石山俊明]]、[[鈴川法子]]、[[高崎隆二]]、曽根晴美、福本清三、峰蘭太郎
*第30話「旗本屋敷の秘密!罠に落ちた子連れ医者」[[蛭子能収]]、[[大嶋あゆみ]]、[[工藤堅太郎 (俳優)|工藤堅太郎]]、[[江藤漢]]、福本清三
*第31話「頑固爺いが一目惚れ!襲われた蛇の目傘の女」[[小川知子 (女優)|小川知子]]、[[佐藤仁哉]]、[[宮内洋]]、[[石田登星]]、[[中島久之]]
*第32話「母なればこそ 椿の花は知っていた」[[松原智恵子]]、[[頭師孝雄]]、[[有沢妃呂子]]、[[須藤正裕]]、[[草薙良一]]、[[田中優樹]]
*第33話「辻斬り必殺剣の秘密!?幻の御前試合」[[本田りか]]、[[弥生みつき]]、[[中原丈雄]]、[[草川祐馬]]、[[山本弘 (俳優)|山本弘]]
*第34話「女お庭番の涙 怪盗夜がらすの正体は?」[[魏涼子]]、[[岸本祐二]]、[[中野誠也]]、[[きくち英一]]、福本清三
*第35話「大岡越前失脚!? 誘拐された恋女房」[[大出俊 (俳優)|大出俊]]、[[朝日完記]]、[[成瀬正孝]]
*第36話「悪徳商法をつぶせ! 二人の父を持つ若女房」[[古柴香織]]
*第37話「悪妻教育指南! ニセ将軍になった吉宗」[[西川峰子]]、[[赤塚真人]]、[[亀石征一郎]]、[[五十嵐義弘]]
*第38話「天下取りの野望! 吉宗VS宗春 涙の対決」[[西岡徳馬]]、[[片岡弘貴]]、[[高松志穂]]、田中弘史、峰蘭太郎
 
=== 暴れん坊将軍(通称:X、第十部) ===
[[2000年]][[3月30日]]~2000年[[9月14日]] 全25話(通算799話)
 
スタッフ
* プロデューサー:川田方寿、[[陶山敬]](テレビ朝日)、小林由幸、[[小嶋雄嗣]]
* 脚本:渡辺善則、鈴木則文、井川公彦、池田政之、[[扇澤延男]]、藤井邦夫、石川孝人
* 監督:村川透、松尾正武、[[石川一郎 (映画監督)|石川一郎]]、上杉尚祺、[[森本浩史]]
 
レギュラー
* 南町奉行・大岡忠相:田村亮
* 御側御用取次・有馬彦右衛門:名古屋章
* め組組頭・長次郎:山本譲二
* 長次郎妻・おぶん:生稲晃子(事質上準レギュラー)
* め組若い衆(小頭格)・源次:真砂皓太
* め組若い衆・忠太:木下通博
* め組若い衆・佐渡吉:田井克幸
* め組若い衆・簑助:[[長田昭彦]]
* 長次郎姉、産婆・お凛:松金よね子
* 大岡姪・千奈津:[[松下恵]]
* 御庭番・十文字隼人:大森貴人
* 御庭番・渚:[[山口香緒里]]
* 南町同心・秋月敬之進:[[森下じんせい]](準レギュラー)
* 江戸町火消総元締・辰五郎:北島三郎(準レギュラー)
* 吉宗生母・浄円院:中村玉緒(準レギュラー)
 
;内容
:前作の路線を踏襲。新キャラクターとして大岡の姪・千奈津が登場した。千奈津の母(大岡の姉)が田舎育ちのじゃじゃ馬娘に武家の作法を身につけさせるため大岡の元へ奉公に出したという設定。千奈津は叔父に馴れ馴れしい態度を取る徳田新之助に不審感を抱き、辰五郎や新之助自身に聞くなどして正体を探る。また、新之助が大岡邸で上座に座ったり大岡のことを「忠相」と呼び捨てることに苦言を呈するなどして、二人をたびたび困らせている。これらのことが原因で千奈津は吉宗のことを不良旗本と思っている(劇中で一回、大岡が新之助=吉宗である事を千奈津に明かしているのだが千奈津はとりあわなかった)<ref>第21話にて大岡忠相が千奈津の前で徳田のことを「上様」と言ってしまい取り繕う場面と、徳田の事を執拗に尋ねてくる千奈津に対し大岡は仕方なく徳田が吉宗である事を正直に告白する場面とがある。</ref>。
:Xシリーズのテーマは、「吉宗をめぐる25人の女たち!!」。当作ではおぶんや渚、お凛の他、毎回一人の女性ゲストキャラにスポットを当てる形式が取られ、その女性と吉宗とのドラマを展開した。
:また、第1話の最後でおぶんが懐妊したことでめ組には活気が溢れる。おぶんは最終話で無事男児を出産し、辰五郎が「辰之助」と名付けた。今作はオープニングとレギュラーアイキャッチがなくなり、エンディングは再び北島の歌でスタッフロールが流れるようになった。なお、エンディング映像にはクライマックス後の展開や吉宗らの日常が描かれている。
 
*第1話「吉宗爆殺! 都から来た美しき刺客」[[五十嵐いづみ]]、[[升毅]]、[[中田浩二 (声優)|中田浩二]]、[[中川雅夫]]、[[丹羽美奈子]]、[[波多野博]]、[[河合綾子]]、[[笹木俊志]]、[[大谷訓子]]
*第2話「怪盗紅あざみ参上! 御金蔵破りを手伝った吉宗」[[鮎ゆうき]]、[[石山輝夫|石山律雄]]、[[中丸新将]]、[[峰蘭太郎]]、[[桑原良二]]、[[高橋弘志]]、[[森山陽介]]、[[宮本浩光]]、[[窪田弘和]]、[[藤坂有希]]、[[鈴木文子]]、[[林哲夫]]、[[小坂和之]]、[[矢橋真央]]
*第3話「禁じられた恋文! 罪深き女の一途な愛」[[三原じゅん子]]、[[田中優樹]]、[[大林丈史]]、[[森下じんせい]]、[[野口貴史]]、[[石倉英彦]]、[[小谷浩三]]、[[名本忍]]、[[小谷浩三]]、[[白井滋郎]]、[[浜田隆広]]、[[西村正樹]]、[[西山清考]]
*第4話「隠し子発覚! 陰謀に巻き込まれた女スリ」[[小橋めぐみ]]、[[角田英介]]、[[内田勝正]]、[[津村鷹志]]、[[角田英介]]、田中雅子、[[多田幸代]]、[[波多野博]]、[[丹羽美奈子]]、[[北村明男]]、[[笹木俊志]]、[[池田晴佳]]、[[澤野井香澄]]
*第5話「埋蔵金に踊らされた夫婦!甲府勤めの甘い罠」[[魏涼子]]、[[遠山俊也]]、[[西尾まり]]、[[和崎俊哉]]、[[伊藤高]]、[[朝日完記]]、[[関秀人]]、[[ひがし由貴]]
*第6話「大嘘つきの美女! 愛を試した裏帳簿」[[寺田千穂]]、[[宮下直紀]]、[[河原崎建三]]、[[久富惟晴]]、[[四方堂亘]]、[[増田再起]]、[[矢部義章]]、[[河本忠夫]]、[[山形透]]
*第7話「襲われたお見合い! 家出姫の危ない決断」[[小林恵]]、[[田中隆三]]、[[一色彩子]]、[[滝譲二]]、[[五王四郎]]、[[中川浩三]]、[[福本清三]]、[[細川純一]]、[[畑中伶一]]、[[吉岡博也]]
*第8話「大岡裁きで生き地獄を見た女! 私を死罪に…」[[日下由美]]、[[南條豊]]、[[森下哲夫]]、[[田中弘史]]、[[白井滋郎]]、[[小谷浩三]]、[[山根誠示]]、[[太田敦子]]、[[島田佳子]]、[[武田晶子]]、[[黒井龍之介]]、[[菱谷昌功]]、[[中川太二郎]]、[[石井亜可理]]
*第9話「小町娘連続殺人! 美人浮世絵が死を招く」[[沖直未]]、[[加納竜]]、[[竹本聡子]]、[[芝本正]]、[[伊庭剛]]、[[白井滋郎]]、[[窪田弘和]]、鈴木文子、[[下元佳好]]、[[松永好訓]]、[[浜崎涼子]]、[[矢部善章]]、[[森下じんせい]]
*第10話「鬼と呼ばれた女! 復讐の幼な子誘拐!!」[[山下容莉枝]]、[[森川正太]]、[[田口計]]、[[柴田善行]]、[[関根大学]]、[[司裕介]]、[[吉野史明]]、[[西山清考]]、[[木谷邦臣]]、[[稲垣陽子]]、[[新井志明]]、[[梅本怜央奈]]、[[平井優也]]
*第11話「女商人の悲しき再会! 兄は盗賊、弟は同心」[[水島かおり]]、[[遠藤憲一]]、[[小沢象]]、[[浜田晃]]、[[板詰貴之]]、[[山田良隆]]、[[木谷邦臣]]、[[大矢敬典]]、[[林哲夫]]、[[河本忠夫]]、[[芳野史明]]、[[辻本一樹]]、[[奥深山新]]、[[安多和久]]、[[小泉敏生]]
*第12話「一度死んだ私! 仕舞湯に入る女の秘密」[[藤吉久美子]]、[[山口粧太]]、[[片岡弘貴]]、[[木村栄]]、[[松村康世]]、[[松藤美和]]、[[朝日奈潔子]]、[[西山清考]]、[[小峰隆司]]、[[窪田弘和]]、[[川鶴晃裕]]、[[前川恵美子]]、[[つりたみづえ]]、[[武田晶子]]、[[中亀龍太郎]]
*第13話「肝っ玉おっ母ァ危機一髪! 偽金作りの人質は初孫」[[中村玉緒]]、[[白木万理]]、[[三上市朗]]、[[西沢利明]]、[[岩尾正隆]]、[[久野麻子]]、[[谷口高史]]、[[小野真也]]、[[空田浩志]]、[[本山力]]、[[小坂和之]]、[[金子太朗]]、[[矢部義章]]、[[松田直樹]]、[[TIM (お笑いコンビ)|TIM]]([[ゴルゴ松本]]、[[レッド吉田]])
*第14話「女髪結い床繁盛記 本結に隠された密書」[[佐藤友紀]]、[[前田淳 (俳優)|前田淳]]、[[有川博]]、[[大竹修造]]、[[武井三二]]、[[白川明彦]]、[[波多野博]]、[[大山沙知]]、[[浅田裕二]]、[[岩須透]]、[[小坂和之]]、[[川上真人]]、[[森下じんせい]]
*第15話「家を乗っ取る兄嫁! 鬼の仕打ちに隠された謎?」[[浅利香津代]]、[[東根作寿英]]、[[川合伸旺]]、[[新納敏正]]、[[竜口剛]]、[[亀井賢二]]、[[伊藤里恵]]、[[山田永二]]、[[藤枝政巳]]、[[藤坂有希]]、[[細川純一]]、[[高橋弘志]]、[[松本英之]]、[[中村佑矢]]
*第16話「顔の見えない逢瀬! 陰謀に利用された芸者の恋」[[清水アキラ]]、[[未來貴子]]、[[石濱朗]]、[[石田登星]]、[[出水憲]]、[[長谷川千恵]]、[[淡島知花]]、加藤明子、[[西山清考]]、[[森田恵美]]、[[松永吉訓]]、[[岡田友考]]、[[山根誠示]]
*第17話「仕組まれた旦那殺し 絵草紙屋の女の秘密」[[濱田万葉]]、[[日向明子]]、[[鹿内孝]]、[[小沢和義]]、[[福本清三]]、[[北村明男]]、[[林健太郎 (俳優)|林健太郎]]、[[小谷浩三]]、[[森下じんせい]]
*第18話「罠に落ちた女の夢! あの頃の私に戻りたい」[[早勢美里]]、[[伊東貴明]]、[[原口剛]]、[[曽根晴美]]、[[石倉英彦]]、[[峰蘭太郎]]、[[白井滋郎]]、[[西村正樹]]、[[つりたみづえ]]、[[笹木俊志]]、[[山田永二]]、[[高橋弘志]]、[[岩切みどり]]、[[中村玉緒]]
*第19話「ケガで十両、死んで百両!? 息子に捧げる母の命」[[赤座美代子]]、[[猪野学]]、[[小林勝彦]]、[[結城市朗]]、[[徳田興人]]、[[五十嵐義弘]]、[[西村龍弥]]、[[川鶴晃弘]]、[[窪田弘和]]、[[下元佳好]]、[[新村あけみ]]、[[司祐介]]、[[山口幸晴]]
*第20話「火事で消えた三千両! め組夫婦に流産の危機!!」[[立川三貴]]、[[中田博久]]、[[菊地康二]]、[[須永克彦]]、[[西山清考]]、[[小坂和之]]
*第21話「井戸に出た女幽霊! 縁切り寺の黒い罠」[[榊原るみ]]、[[工藤堅太郎 (俳優)|工藤堅太良]]、[[平尾仁]]、[[田中綾子]]、[[入江穀]]、[[松原裕二]]、[[小林泉]]、[[司裕介]]、[[細川純一]]、[[小野亮子]]、[[渋谷めぐみ]]、[[井上紀子]]、[[宮崎智弘]]、[[森下じんせい]]
*第22話「運命のいたずら! 父の仇に恋した女」[[森下涼子]]、[[井田州彦]]、[[篠塚勝]]、[[入川保則]]、[[藤沢徹夫]]、[[笹木俊志]]、[[峰蘭太郎]]、[[浅田祐二]]、[[山田永二]]、[[下元佳好]]
*第23話「吉宗を愛した女お庭番!断崖に消えた恋」[[山口香緒里]]、[[山本昌平]]、[[大木正司]]、[[伊庭剛]]、[[柴田善行]]、[[園英子]]、[[水谷邦臣]]、[[山本容子]]、[[鈴川法子]]、[[上田こずえ]]、[[吉田輝生]]、[[松島英利香]]
*第24話「計られた上意討ち! 若侍に惚れた年上の女」[[原慎一郎]]、[[長谷川恒之]]、[[睦五郎]]、[[草見潤平]]、[[西尾塁]]、[[丹羽美奈子]]、[[山形透]]
*第25話「狙われた琉球! 美しき姫の舞に隠された涙」[[加藤夏希]]、[[松田優]]、[[片岡五郎]]、[[中村考雄]]、[[山本弘]]、[[五十嵐義弘]]、[[五王四郎]]、[[星野美恵子]]、[[駒宮美都季]]、[[太田龍一]]
 
=== 暴れん坊将軍 800回新春スペシャル ===
[[2001年]][[1月11日]]
 
主な出演者
 
*南町奉行・大岡忠相:田村亮
*御側御用取次・有馬彦右衛門:名古屋章
*め組組頭・長次郎:山本譲二
*長次郎妻・おぶん:生稲晃子
*め組若い衆(小頭格)・源次:真砂皓太
*め組若い衆・忠太:木下通博
*め組若い衆・佐渡吉:田井克幸
*め組若い衆・簑助:長田昭彦
*長次郎姉、産婆・お凛:松金よね子
*大岡姪・千奈津:松下恵
*御庭番・十文字隼人:大森貴人
*御庭番・渚:山口香緒里
*南町同心・秋月敬之進:森下じんせい
*江戸町火消総元締・辰五郎:北島三郎(特別主演)
*吉宗生母・浄円院:中村玉緒(特別主演)
*浄蓮:[[山田五十鈴]]
*大奥中臈・芳野:[[高島礼子]]
*お静:[[大河内奈々子]]
*黒田典膳:[[遠藤憲一]]
*大窪能登守:[[中田浩二]]
*桧垣日向守:[[小沢象]]
*島塚肥前守:[[峰蘭太郎]]
*肥前桜木藩の元藩士・石丸又之丞:[[福本清三]]
*村上十内:[[石倉英彦]]
*富岡惣太郎:[[尾崎右宗]]
*野口俊之助:[[三上市朗]]
*我妻兼一郎:[[小野寺丈]]
*才蔵:[[関根大学]]
*半九郎:[[李一龍]]
*林夏之助:[[木谷邦臣]]
*武田卯之助:[[原慎一郎]]
*広瀬輝光:[[山田永二]]
*柴田:[[石井洋充]]
*天英院:[[小林泉]]
*お久:[[多田幸代]]
*志摩:[[大本麻鈴]]
*[[窪田弘和]]
*[[矢部義章]]
*[[森山陽介]]
*[[岡田和範]]
*[[島田佳子]]
*[[山根誠示]]
*[[江原政一]]
*[[空田浩志]]
*[[高橋弘志]]
*[[浅田祐二]]
*[[西山清孝]]
 
 
;内容
Xのレギュラー全員と辰五郎が出演。元御庭番高島礼子がゲスト出演した。
 
天下祭りの上覧日、江戸城が武装集団に乗っ取られた模様。
 
竹橋門の火事騒ぎに乗じて江戸城に乱入。人質の中には、花川戸の元締め・辰五郎や、め組長次郎の姉・お凛、南町奉行・大岡忠相氏、御側御用取次・有馬彦右衛門氏、六代将軍御台所・天英院。武装集団は、先年不祥事で取り潰された肥前桜木藩の元藩士で、お家再興の嘆願のため事件を起こした。天守閣に大筒を備え付け、江戸市内に発砲の構えを取っている。
 
スタッフ
*脚本 井川公彦
*監督 村川 透
*プロデューサー 川田方寿、陶山 敬(テレビ朝日)小林由幸、小嶋雄嗣(東映)
 
=== 暴れん坊将軍(通称:XI) ===
[[2001年]][[7月5日]]~2001年[[12月17日]] 全19話
 
スタッフ
* プロデューサー:川田方寿、陶山敬、小林由幸、小嶋雄嗣
* 脚本:井川公彦、渡辺善則、[[塩田千種]]、[[ちゃき克彰]]、池田政之、扇澤延男、藤井邦夫、鈴木則文
* 監督:石川一郎、森本浩史、[[一倉治雄]]、村川透、上杉尚祺
 
レギュラー
* 南町奉行・大岡忠相:田村亮
* 御側御用取次・有馬彦右衛門:名古屋章
* め組組頭・栄五郎(栄吉):[[松村雄基]]
* め組小頭・峰次:[[中野英雄]]
* め組若い衆・仙太:長田昭彦
* め組若い衆・歳松:[[上野秀年]]
* 栄五郎妹・お杏:[[いしのようこ]]
* お杏の娘・もも:[[内堀美咲]]
* 南町同心・関前朝之介:真砂皓太
* 御庭番・十文字隼人:大森貴人
* 御庭番・あざみ:[[松永香織]]
* 江戸町火消総元締・辰五郎:北島三郎(準レギュラー)
* 吉宗生母・浄円院:中村玉緒(準レギュラー)
 
;内容
:どういう経緯からか本作からめ組側のキャストが変更になる。新たなめ組の頭栄五郎はもとは栄吉という名前で、第1話の最後に新しい頭に就任し、辰五郎にあやかり改名したものである。お杏の夫・房吉([[湯江健幸]])は腕の良い大工だったが事故死(実際は雇い主の不正を知った故の口封じによる殺害、第7話で殺害が発覚し、第8話で事件背景)しており、娘のももとともに兄の世話になっている(栄五郎は独身のため、お杏はおかみさん的な役割を果たし、逆に栄五郎の世話をしている)。小頭の峰次は喧嘩っ早い性格で、同心の関前とは犬猿の仲。また、峰次はお杏に想いを寄せるが、お杏は新之助に惚れているため、峰次は新之助をライバル視している。徳田新之助が将軍吉宗であることを知る栄五郎は、何も知らないお杏の叶わぬ恋に複雑な思いを抱く。栄五郎が新之助=将軍吉宗である事を知るのは第2話である。このシリーズからストーリーにサスペンス色が濃厚となる。
:この影響か、IIIシリーズから、13年間め組の若い衆を演じてきた真砂皓太の役が[[南町奉行所]]の[[同心]]に変わったり、め組の若い衆の簑助が仙太に改名していたり、最終回では山本譲二が[[毛利吉元]]役でゲスト出演したりと、前作までのめ組関連のキャラクター及び千奈津の存在はなかったことにされている。(ただ吉宗が吉元に「昔親しかった人物にそっくりだ。」と言っている点から長次郎に関する何らかの接点はあると思われる。)
:北島の歌う主題歌は再びオープニングに戻ったが、アバンタイトルの代わりにその回のハイライトシーンが挿入される演出であった。
:2年間続いた[[木曜日]]19時からの時間枠も2001年10月の番組改編期に当たる10話からは[[月曜日]]19時からに変更され、以後レギュラー放送最終シリーズであるXIIに至る。
 
;作品リスト
※ 量が多いため、伸縮型のメニューとして掲載する。右にある[表示]をクリックすると一覧表示される。
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
<div class="NavHead" style="text-align: left;"></div>
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
{| class="wikitable" align="center" style="text-align:center;font-size:small;"
!話数!!放送日!!サブタイトル!!脚本!!監督!!ゲスト!!備考
|-
|第1話||2001年7月8日||吉宗 炎の生還!||井川公彦||rowspan="4"|石川一郎||[[清水紘治]]、[[金井茂|伊達駿太郎]]、[[平野稔]]、[[國本鐘建]]、[[白井滋郎]]、[[朱花]]、[[小谷浩三]]、[[木下道博]]、[[笹木俊志]]、[[鈴川法子]]、[[矢部義章]]、[[杉山幸晴]]||
|-
|第2話||2001年7月12日||め組から消えた少女||渡辺善則||[[伊吹剛]]、[[伊藤高]]、[[由地慶伍]]、[[波多野博]]、[[大矢敬典]]、[[山田永二]]||
|-
|第3話||2001年8月2日||め組消滅の危機!||井川公彦||石山律雄、[[大竹修造]]、[[峰蘭太郎]]、[[伊庭剛]]、[[高橋弘志]]、[[河本タダオ]]、[[吉田輝生]]、[[小坂和之]]、[[江原政一]]、[[山本容子]]、[[大谷訓子]]、[[木谷邦臣]]、[[司裕介]]、[[北村明男]]||
|-
|第4話||2001年8月9日||女医の恋した町奉行||渡辺善則||[[芦川よしみ]]、内田勝正、[[坂田金太郎]]、[[野口貴史]]、[[森山陽介]]、[[路井恵美子]]、[[矢部義章]]、[[まつむら真弓]]||
|-
|第5話||2001年8月16日||爺が引退!? 吉宗苦悩の決断||塩田千種||森本浩史||[[品川隆二]]、佐藤仁哉、常泉忠通、[[伊藤敏八]]、[[常泉忠通]]、[[柴田義行]]、[[窪田弘和]]、[[藤沢徹夫]]、[[西山清考]]||
|-
|第6話||2001年8月23||お杏が殺した男!?||ちゃき克彰||rowspan="4"|一倉治雄||[[水島かおり]]、[[片岡弘貴]]、[[岩尾正隆]]、[[司裕介]]、[[山口幸晴]]、[[大矢敬典]]、[[下元佳好]]、[[岡田友考]]||
|-
|第7話||2001年8月30日||父恋し! 涙の子守唄||rowspan="2" |井川公彦||[[木の実ナナ]]、浜田晃、[[湯江健幸]]、[[草見潤平]]、[[福本清三]]、[[細川純一]]、[[峰蘭太郎]]、[[西村正樹]]、[[窪田弘和]]、[[木谷邦臣]]、[[大矢敬典]]、[[田井克幸]]、[[松原裕二]]||
|-
|第8話||2001年9月6日||お杏の悲痛な叫び!<br />夫はなぜ殺された!?||湯江健幸、大出俊、中田浩二、[[夏山剛一]]、[[石川栄二]]、[[藤沢徹夫]]、[[川上真人]]、[[岡田和範]]、[[中川峰男]]、[[小峰隆司]]、[[北村明男]]、山本晶子、[[名本忍]]||
|-
|第9話||2001年9月13日||命を賭けた献上刀||池田政之||[[高松英郎]]、中丸新将、山口粧太、[[朝日完記]]、[[亀井賢二]]、[[上田こずえ]]、[[岡田和範]]、[[山本道俊]]、[[中亀龍太郎]]、[[白井滋郎]]、[[西山清考]]、[[石井洋充]]||
|-
|第10話||2001年10月15日||め組に舞い降りた天女!||塩田千種||村川透||[[多岐川裕美]]、[[潮哲也]]、須永克彦、伊庭剛||
|-
|第11話||2001年10月22日||徳田新之助殺人事件!!||渡辺善則||石川一郎||[[北原佐和子]]、[[橋本さとし]]、遠藤征慈、中田博久、[[石倉英彦]]、[[恵理香]]、[[朝良晃三]]、[[吉田輝生]]、[[瀬野和紀]]、[[丹羽美奈子]]、[[西山清考]]、[[石井洋充]]
|-
|第12話||2001年10月29日||女たちの戦さ! 先妻VS後妻||扇澤延男||上杉尚祺||[[清水由貴子]]、遠山俊也、有沢妃呂子、原口剛、[[真樹麗子]]、[[山本弘]]、[[細川純一]]、[[内藤和也]]、[[井上紀子]]、[[空田浩志]]、[[東考]]、[[金澤さえこ]]、[[中井多栄子]]、[[小野亮子]]、[[藤坂有希]]||
|-
|第13話||2001年11月5日||ムコ殿は上様?||ちゃき克彰||森本浩史||[[浅利香津代]]、古柴香織、江藤漢、[[加藤純平]]、[[若林久弥]]、[[中村考夫]]、[[武井三ニ]]、[[結城市朗]]、[[吉田輝生]]、[[奥深山新]]、[[床尾賢一]]、[[吉田信夫]]、[[西村龍弥]]||
|-
|第14話||2001年11月12日||鬼と呼ばれたい女!||扇澤延男||石川一郎||[[三林京子]]、[[中原丈雄]]、[[小林健]]、[[有川正治]]、[[李一龍]]、[[三島嘉紫]]、[[白井滋郎]]、[[浜田隆広]]、[[岡田友考]]、[[吉田信夫]]、[[木村康志]]、[[杉田林太郎]]、[[冨平和馬]]、[[内泉朱賀]]、[[平松紗奈恵]]、[[西村都弥]]||
|-
|第15話||2001年11月19日||時効を待つ女||藤井邦夫||上杉尚祺||[[八木小織]]、篠塚勝、[[竹本聡子]]、[[入江穀]]、[[高橋弘志]]、[[小坂和之]]、[[吉田信夫]]、[[松原裕二]]、[[宮前安考]]、[[池田康平]]||
|-
|第16話||2001年11月26日||め組出入り禁止!<br>子守りをする吉宗||池田政之||森本浩史||[[越智静香]]、[[石田登星]]、[[森聖二]]、[[山田良隆]]、[[石川栄二]]、[[菱谷昌功]]、[[大矢敬典]]、[[泉知奈津]]、[[上田友貴]](子役)、[[高橋弘志]]、[[細川純一]]、[[内藤和也]]||
|-
|第17話||2001年12月3日||危機一髪!<br>お庭番の禁じられた恋||鈴木則文||石川一郎||[[佐藤友紀 (女優)|佐藤友紀]]、津村鷹志、[[小沢象]]、[[四方堂亘]]、[[水上保広]]、[[藤沢徹夫]]、[[一本美貴子]]、[[岡田和範]]、[[山根誠示]]、[[新村あゆみ]]||
|-
|第18話||2001年12月10日||吉宗、人生最悪の日!?||井川公彦||村川透||[[赤塚真人]]、山本昌平||
|-
|第19話||2001年12月17日||天下無敵の悪党退治!||渡辺善則||石川一郎||山本譲二、亀石征一郎、[[森下哲夫]]、[[木村栄]]||
|}
 
</div></div>
 
* {{節stub}}
 
=== 暴れん坊将軍(通称:XII) ===
[[2002年]][[7月8日]]~2002年[[9月9日]] 全10話(通算で829話)
 
スタッフ
* プロデューサー:川田方寿、[[菊地恭]](テレビ朝日)、小林由幸、小嶋雄嗣
* 脚本:井川公彦、渡辺善則、池田政之、扇澤延男、塩田千種
* 監督:石川一郎、一倉治雄、森本浩史
;レギュラー
:XIとレギュラー、準レギュラーともに同じ。
;作品リスト
※ 量が多いため、伸縮型のメニューとして掲載する。右にある[表示]をクリックすると一覧表示される。
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
<div class="NavHead" style="text-align: left;"></div>
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
{| class="wikitable" align="center" style="text-align:center;font-size:small;"
!話数!!放送日!!サブタイトル!!脚本!!監督!!ゲスト!!備考
|-
|第1話||2002年7月8日||美しき狙撃者!<br />和歌山城燃ゆ!!||井川公彦||rowspan="2" |石川一郎||[[唐木恵子]]、[[金井茂|伊達駿太郎]]、[[加門良]]、[[五王四郎]]、[[蟷螂襲]]、<br />[[本山力]]、[[中村健人]]、[[峰岸徹]]||
|-
|第2話||2002年7月15日||南紀白浜の謀略!<br />吉宗の娘を生んだ女?!||rowspan="3" |渡辺善則||[[平淑恵]]、[[佐藤仁哉]]||
|-
|第3話||2002年7月22日||老盗賊の復讐!<br />捨てられた千両箱の謎||一倉治雄||[[沢竜二]]、[[中田浩二]]、[[野口貴史]]、[[中川峰男]]、[[及川綾]]||
|-
|第4話||2002年7月29日||にわか殿様が仕掛けた罠||森本浩史||[[中島久之]]、[[井上高志]]、[[四方堂亘]]、[[石井洋祐]]、[[河本タダオ]]、[[植田洋介]]、[[植田豊子]]||
|-
|第5話||2002年8月5日||女盗賊と駆け落ちした町火消し!||rowspan="2" |井川公彦||rowspan="3" |一倉治雄||[[土屋久美子]]||
|-
|第6話||2002年8月12日||怪盗キツネ小僧!<br />裏切られた幼な心||[[山口粧太]]、[[富川悠太]]、[[有川博]]、[[篠塚勝]]、[[岩尾正隆]]、[[福本清三]]、[[朱花]]、[[森山陽介]]、[[西山清考]]、[[山田永二]]、[[井上紀子]]、[[是永大介]]||
|-
|第7話||2002年8月19日||疑惑の家督相続!<br />吉宗と二世を誓った女||rowspan="2" |池田政之||[[森下涼子]]、[[川合伸旺]]、[[石田登星]]、[[田中優樹]]、[[朝日完記]]、[[辻輝猛]]、[[芝本正]]、[[西園寺章雄]]、[[苅屋俊行]]、[[藤原美弥子]]||
|-
|第8話||2002年8月26日||大岡越前切腹!!<br />吉宗、苦悩の決断!||森本浩史||[[伊吹剛]]、[[石山律雄]]、[[関根大学]]、[[三島嘉崇]]、[[田宮拓]]、[[平井亮裕]]、[[吉田輝生]]、[[下元佳好]]、[[木下通博]]||
|-
|第9話||2002年9月2日||江戸に大火事!<br />百発百中!?千里眼の女||扇澤延男||rowspan="2" |石川一郎||[[濱田万葉]]、[[内田勝生]]、[[原口剛]]、[[河野洋一郎]]、[[瀬野和紀]]、[[園英子]]、[[安野和之]]、[[浅田祐二]]、[[藤枝政巳]]、[[菅原和美]]||
|-
|第10話||2002年9月9日||雨の目撃者!<br />牢獄に通う吉宗の母||塩田千種||[[中村玉緒]]、[[高知東生]]、[[柴田侊彦]]、[[伊藤敏八]]、[[鈴川法子]]、[[峰蘭太郎]]、[[山田良隆]]、[[光畑千恵]]、[[山根誠示]]、[[伊藤敦司]]、[[まつむら眞弓]]、[[白井滋郎]]、[[細川純一]]、[[宮永淳子]]||
|}
 
</div></div>
 
* {{節stub}}
 
;内容
:前作の続きである。話数は全シリーズ中最も少なく、今作の最終話をもって通常の1時間枠の話は終了した。
 
=== 暴れん坊将軍 最終回スペシャル ===
[[2003年]][[4月7日]]
 
スタッフ
* プロデューサー:川田方寿、菊地恭、小林由幸、小嶋雄嗣、[[田中憲吾]]
* 脚本:井川公彦
* 監督:石川一郎
 
 
主な出演
*南町奉行・大岡忠相:田村亮
*御側御用取次・有馬彦右衛門:名古屋章
*御庭番・十文字隼人:大森貴人 
*御庭番・薊(あざみ):松永香織 
*め組組頭・栄五郎:松村雄基
*栄五郎妹・お杏:いしのようこ
*め組小頭・峰次:中野英雄
*南町同心・関前朝之介:真砂皓太
*め組若い衆・歳松:上野秀年
*め組若い衆・仙太:長田昭彦
*お杏娘・もも:内堀美咲
*美緒:[[杜けあき]] 
*堀田釆女:[[津嘉山正種]] 
*秋月梅軒:[[本田博太郎]] 
*北国屋儀兵衛:[[浜田晃]] 
*大河内飛騨守:[[和崎俊哉]]
*青龍:[[藤原喜明]] 
*石村:[[伊吹剛]] 
*白蛇:[[石倉英彦]] 
*政吉:[[瀬野和紀]] 
*おみな:[[森田恵美]] 
*およう:[[山本容子]] 
*おみつ:[[新村あゆみ]] 
*おさえ:[[金沢さえこ]] 
*虎吉:[[川藤幸三]] 
*辰吉:[[橋本真也]]
*おたね:[[宮本真希]] 
*黒龍:[[古田新太]] 
*[[福本清三]]
*[[山口幸晴]] 
*[[峰蘭太郎]]
*[[浅田祐二]] 
*[[山内紅実]]
*[[空田浩志]] 
*[[中村裕一]] 
*[[宇谷玲]] 
 
 
;内容
:XIIのレギュラー全員が出演。辰五郎は不出演。
:この時点では最終回と銘打たれたがその後も製作されており、2009年4月に[[スカパー!]][[時代劇専門チャンネル]]において放映されたときには「暴れん坊将軍スペシャル2003」と銘打たれた。
 
=== 暴れん坊将軍 春のスペシャル 「将軍生母襲撃! 一途な恋に生きる女」 ===
[[2004年]][[3月29日]]
 
スタッフ
* プロデューサー:川田方寿、小林由幸、小嶋雄嗣
* 脚本:塩田千種
* 監督:[[江崎実生]]
 
主な出演
* 南町奉行・大岡忠相:田村亮
* 御側御用取次・横川勘十郎:[[神山繁]]
* め組組頭・栄五郎:松村雄基
* 栄五郎妹・お杏:いしのようこ
* め組若い衆・仙太:長田昭彦
* め組若い衆・歳松:上野秀年
* お杏娘・もも:内堀美咲
* 南町同心・関前朝之介:真砂皓太
* 御庭番・五郎太:[[篠塚勝]]
* 御庭番・楓:[[村井美樹]]
* 吉宗生母・浄円院:中村玉緒
* 飯田常森:[[片岡鶴太郎]](特別出演) 
* おたき:[[山田邦子]]
* おえい:[[かとうかずこ]]
* 蔦屋:[[鈴木ヒロミツ]]
* 北倉照光:[[大林丈史]] 
* 太助:[[赤塚真人]]
* 倫太郎:[[染谷将太]] 
* 笑太:[[木村大貴]]
* [[寺門ジモン]]([[ダチョウ倶楽部]]) 
* [[肥後克広]](ダチョウ倶楽部) 
* [[上島竜兵]](ダチョウ倶楽部)
* [[佐藤仁哉]] 
* [[寺田千穂]] 
* [[福本清三]] 
* [[朝日完記]] 
* [[田中龍]] 
* [[白井滋郎]] 
* [[峰蘭太郎]]
* [[豊川栄順]] 
* [[笹木俊志]] 
* [[武井三二]]  
* [[大矢敬典]] 
* [[矢部義章]] 
* [[窪田弘和]] 
* [[藤沢徹衛]] 
* [[平井三智栄]] 
* [[井上紀子]] 
* [[山根誠示]] 
* [[浜田隆広]]
* [[松永吉訓]] 
* [[内藤和也]] 
* [[横田凌祐]] 
* [[上村響]] 
 
 
 
;内容
:ほとんどのレギュラーは第XIシリーズ以後のキャスティングのままだが、一部変更されている。まず、IXの16話から4年間爺役を演じてきた名古屋章が最終回スペシャルの後に逝去したことに伴い爺役は神山繁に。御庭番が大森貴人、松永香織から篠塚勝、村井美樹にそれぞれ変更された(ただし、この3キャラクターの出演は本作のみである)。篠塚はIIでお庭番・さぎりを演じた朝加真由美の夫であり、夫婦で本作のお庭番を演じたことになる。
:レギュラーの中で唯一、峰次が出演していない。
:メインゲストは[[かとうかずこ]]・[[山田邦子]]であったが、他に当時テレビ朝日の「[[八丁堀の七人]]」主演の[[片岡鶴太郎]]が、出番は少ないものの事件の鍵を握る人物役で[[特別出演]]している。
:初期から当番組で無名な斬られ役や端役等をしており、『[[ラストサムライ]]』での好演が話題となっていた[[福本清三]]が重要役である敵方の剣豪を演じ、殺陣のトリを飾った。
 
=== ドラマスペシャル 暴れん坊将軍 ===
[[2008年]][[12月29日]] 19:00~20:54 視聴率10.9%
 
スタッフ
*プロデューサー:[[田中芳之]](テレビ朝日)[[上阪久和]]、[[土田真通]](東映)
*脚本:藤井邦夫、ちゃき克彰
*監督:森本浩史
*ロケ協力:[[高知市]]観光課、[[室戸市]]観光協会、室戸市観光深層水課、[[安芸市]]商工水産課 ほか
 
主な出演
*南町奉行・大岡忠相(3代目):[[大和田伸也]]
*御側御用取次・加納五郎左衛門(2代目):[[伊東四朗]]
*め組組頭・辰五郎(2代目):[[堺正章]]
*辰五郎妻・おさい(4代目):[[岡本麗]]
*吉宗生母・由利の方:中村玉緒
*[[土佐藩|中村藩]]士・高岡左馬之介:永島敏行
*加代:[[浅野ゆう子]]
*秋月薫:[[池上季実子]]
*慈恵:神山繁
*千春:[[黒川芽以]]
*半次郎:[[梨本謙次郎]]
*御庭番・佐助:[[松田悟志]]
*御庭番・蛍:[[松永京子]]
*お玉:[[金子さやか]]
*山内直忠:[[林泰文]]
*お万の方:[[川上麻衣子]]
*滝沢監物:[[目黒祐樹]]
*山内豊春:[[きたろう]]
*千坂平内:[[片桐竜次]]
*森田帯刀:[[真砂皓太]]
*氷室半蔵:[[田宮五郎]]
*橋本相模守:[[山田明郷]]
*稲葉但馬守:[[中原丈雄]]
*寅吉:[[工藤公一]] 
*伝八:[[建蔵]] 
*千太:[[本山力]] 
*おたみ:[[石原身知子]] 
*権六:[[下元佳好]] 
*源太:[[柴田裕司]] 
*[[西山清孝]] 
*[[笹木俊志]] 
*[[田井克幸]] 
*[[西村龍弥]] 
*[[細川純一]] 
*[[山口誠乃助]] 
*[[大石彩未]]
 
 
;内容
:シリーズ初のビデオ撮影であり、[[ハイビジョン制作]](アナログ放送では[[映像のコンバート#14:9(13:9)中間サイズカット|14:9]]のサイズで放送)である。[[高知県]]でロケが行われた。
:「吉宗評判記」にインスパイアされた周辺のキャラクター配置と同時に、これまでシリーズを通して一貫されてきた「北島三郎(及び北島ファミリー)の出演および主題歌」が初めてカットされた。
:登場人物は加納五郎左衛門、辰五郎、おさいのように初期の人物設定に戻された。小頭には第IIIシリーズの半次郎が設定された。(この点から考えると、前作までの話の続編というよりもアナザーストーリーという色彩が強い)
:1時間枠のレギュラー放送期間中に長い間レギュラーを務めた[[真砂皓太]]が初めて悪人役で出演している。
:前作まではキャスティングのクレジットにおいて、レギュラーとゲストが明確に区別されて表示されていたが、本作では一般の単発テレビドラマのように区別がなくなった。
 
== 撮影場所 ==
* OPでは浜を白い馬に乗って走る吉宗の映像が使われていることがある([[富士山]]を背景にしていることもある)。なお撮影は海ではなく[[京都]]の[[大沢池]]で行われた。
* 劇中「江戸城」として登場する天守閣は国宝[[姫路城]]である。また、吉宗が弓の稽古を行う場面や鯉に餌を与える場面は、国宝[[彦根城]]の[[玄宮園]]池畔で行われることもあり、このときは彦根城の天守閣が江戸城の一部として使用されている。
* [[二条城]]
* [[大覚寺]](京都)
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* [[和歌山城]]
* [[根来寺]](和歌山)
* [[竹田城]]
 
== 音楽 ==
 
=== オープニング曲 ===
* I~VIII:I~VIII、最終回SP:暴れん坊将軍のテーマ<ref group="注釈">I、II、III~VII、VIII・最終回SPでアレンジが若干違う。</ref> 作曲:[[菊池俊輔]]
* IX:「未来」作詞:[[大地土子]] 作曲:原譲二(北島三郎) 編曲:[[宮崎慎二]] 歌:[[北島三郎]]
* X:オープニングなし<ref group="注釈">冒頭に、I~VIIIのテーマ音楽が少し流れた後、タイトルコールを行うのみ</ref>
* X:オープニングなし
* XI、XII:「輝」作詞:大地土子 作曲:大地土子 歌:北島三郎
 
=== エンディング曲 ===
* I、II:「炎の男」作詞・作曲:原譲二(北島三郎) 編曲:[[池多孝春]] 歌:北島三郎
* III、IV:IV:「がまん坂」作詞・作曲:原譲二(北島三郎) 編曲:[[鈴木操]] 歌:北島三郎
* V~VII:「男道」作詞・作曲:原譲二(北島三郎) 編曲:鈴木操 歌:北島三郎 <ref group="注釈">V第17~24話、第27~44話ではレコード用の音源を編集したものが使われている。</ref>
* VIII:「陽だまり人情」作詞・作曲:原譲二(北島三郎) 編曲:鈴木操 歌:北島三郎
* IX:エンディングなし
2,111 ⟶ 428行目:
* II~IV:「夜明け」作詞・作曲:[[中山大三郎]] 編曲:[[矢野立美]] 歌:松平健
* V~VII:「夢灯り」作詞:[[上川輝子]] 作曲:[[久保進一]] 編曲:矢野立美 歌:松平健
* VI(18IV(17話、20話、32~3355話):「やじろ[[花〜すての人の心に花を〜|花]]」作詞・作曲:[[横山聖二郎喜納昌吉]] 編曲:[[池多孝春チト河内]]、ライクーダ、[[久保田麻琴]] 歌:松平健<!-- 2011年12月1日のメ~テレにおける再放送で確認 -->
* VII(15VI(18話、20話、32~33話):「想い出かくれんぼやじろべえ」作詞・作曲:[[横山聖]] 編曲:[[鈴木英明]]池多孝春 歌:松平健
* VII(14話):「千代紙」作詞・作曲:横山聖二郎 編曲:池多孝春 歌:松平健
* VII(15話):「想い出かくれんぼ」作詞・作曲:横山聖仁郎 編曲:[[鈴木英明]] 歌:松平健
* VIII:「ぬくもり」作詞:[[たきのえいじ]] 作曲:久保進一 編曲:[[前田俊明]] 歌:松平健
* X、最終回SP:「斬って候」作詞:[[荒木とよひさ]] 作曲:[[柴田遊]] 編曲:[[桜庭伸幸]] 歌:松平健
 
== 豆知識 ==
[[Image:Imperial Palace Tokyo Well near Donjon base.jpg|200px|thumb|江戸城内の井戸(実物)。吉宗は城内の井戸から隠し通路をたどって堀外に出る設定。]]
{{雑多な内容の箇条書き|date=2009年10月}}
悪人として登場するのは主に、[[老中]]・[[若年寄]]・[[寺社奉行]]・[[勘定奉行]]・[[勘定吟味役]]・[[北町奉行]]・[[佐渡奉行]]・[[長崎奉行]]・[[関東郡代]]・[[火付盗賊改方]]・[[大番頭]]・[[大目付]]・地方の[[代官]](主に[[関東地方]])などの幕閣や幕府の役人たち、吉宗や忠相によって罷免された元役人(含む[[間部詮房]]など)・[[旗本]]・旗本の[[用人]]・[[与力]]・[[商人]]・[[医師]]・[[浪人]]・[[僧侶]]・[[大奥]]・[[公家]]・[[大名]]の江戸及び国[[家老]]・大名の兄弟や親戚・江戸[[留守居]]役・そして大名本人(主に[[譜代大名]]・ただし、登場する藩は大抵実在しない架空の藩が多く、実在する藩は尾張・薩摩などごくわずかである)などである。ただ、悪人が盗賊団のみというケースもあり、そうしたケースでは、吉宗が正体を明かさないまま成敗に到ることもある。また、話によっては[[尾張藩]]主[[徳川宗春]]がライバルとして登場する。南町奉行は[[大岡忠相]]の赴任以降は悪役にはなり得ない。I第1話のみが大岡の着任前であったため、前任者が悪党であった。
[[Image:Imperial Palace Tokyo Well near Donjon base.jpg|200px|thumb|江戸城内の井戸(実物)。吉宗は城内の井戸から隠し通路をたどって掘外に出る設定。]]
 
* 「新之助」の名は[[元服]]の際につけたものであるが、姓は「徳田」ではなく「'''得田'''」であった。これは吉宗が[[嫡男|嫡子]]ではなく母の家柄も低かったため、幼時に家臣の得田家に[[養子縁組|養子]]に出されたことによるもの。
悪の親玉は御庭番もしくは山田朝右衛門が止めを刺す。本人は「身分の高い者は殺生をするべきではない」との考えから[[峰打ち]]にすることが多い。とはいうものの、打たれた敵が頭等から血を流していることがある。統計によれば、1話あたり平均35人が上様に殴り倒されるという。831話までに上様に殴り倒された人数は約29,000人である。末期には一部本身の刀を用いて火花を散らすシーンや殺陣や成敗シーンに[[スローモーション]]を使うシーンも見られた。絶対に殺生しないというわけでもなく、吉宗が心底激怒した場合、敵(の刃)が眼前に迫っている場合、御庭番が側にいない場合、そして腕が立ち御庭番でも危うい剣の達人が相手の場合には自ら討つこともある。IV第61話の殺陣において、はね退けた悪党の太刀が手から飛んで壁に突き刺さり、当の悪党は得物を奪われた形で峰打ちされるという、吉宗の鋭い剣さばきを演出した珍しいシーンが見られた。
<!-- * 吉宗が市中へ出るのは、自ら事件の探索をすることも勿論だが、庶民の生活や人情、市中のにぎわいが好きだからでもある。史実の吉宗は嫡子ではなく、母の家柄も低かったため、少年時代は家臣の家で育てられ、庶民との付き合いが多かったこともこの設定を生んだのであろう。 -->
 
* 新之助は独身で市中の女性に大変人気がある。また、将軍としての吉宗も妻を持っていない(史実とは違う)。
特に女の悪役(凶悪な女盗賊・[[忍者]]を除く)は峰打ちであっても吉宗が刃を向けることはほとんどなく、御庭番のうち女が斬るか、気絶させて後日裁くか、山田朝右衛門が斬るか、奥要職者などは[[自害]]や出家が促される。また殺しを含めた悪事を働いた者のうち、人生を狂わされて良心の呵責を抱えつつ悪の道に迷い込んだ末に改心した場合は、成敗や死罪でなく、他の悪党による口封じや裏切りへの制裁などにより横死することが多い。
* 市中の人々で新之助が吉宗であることを知っているのは山田朝右衛門とめ組の頭である辰五郎のみであり、後に頭となる長次郎、栄五郎も辰五郎に教えられてそれを知ることになった。
 
* 辰五郎については、15代将軍[[徳川慶喜]]が[[新門辰五郎]]と親しかったことに由来する。
[[富士山]]をバックに海岸線を走るシーンは、[[静岡県]][[静岡市]][[清水区]]。画像処理ができなかったのか、松平健の背後右下に遠くの海岸の側にある[[工場]]の[[煙突]]が映りこんでいた。
* 辰五郎がめ組の頭だった時代には、辰五郎を演じる[[北島三郎]]のスケジュールの都合で辰五郎が登場しない話もある。この場合は、上方([[大阪]])出張などの設定となっている。
 
* 辰五郎は火消しになる前は[[大工]]をやっていた。まため組は江戸一番の町火消と言われている。
* 殺陣において家臣達は白足袋姿を装った祭足袋を着用しているが、倒れても褐色のゴム底部が放映されないように倒れ方やカメラアングルでカバーしている。
* 御側御用取次役(加納五郎左衛門:[[加納久通]])は幼少時代の教育係であり、のち吉宗に付き従い幕臣となる。吉宗に妻を持つようたびたび進言しており、史実でも子を残すために周囲が奮闘した事が記録に残っている。
* 高島礼子が御庭番役で芸能界デビューを果たし、女優の[[登龍門]]として注目され続けた。この高島をはじめ、御庭番を演じるレギュラーが、レギュラー出演以前あるいは以後にゲスト出演することも多い(御庭番役にも求められる厳しい雰囲気から悪役として登場することもある)。
* 吉宗の市中へ出ることに反対している爺だが、時には自らも市中に出ることがある。め組とも面識があるが、徳田新之助の知り合いのご隠居(町人)とされているため、め組の人たちからは「ご隠居様」と呼ばれている。同じく爺の正体を知るものは歴代頭だけである。
* [[老中]]・[[若年寄]]・[[寺社奉行]]・[[勘定奉行]]・[[勘定吟味役]]・[[北町奉行]](南町奉行は[[大岡忠相]]なので悪役にはなり得ない。ただし第1シリーズ第1話は大岡忠相が南町奉行に任命前であり、前任者は悪党であった)・[[佐渡奉行]]・[[長崎奉行]]・[[関東郡代]]・[[火付盗賊改方]]・[[大番頭]]・[[大目付]]・地方の(主に[[関東地方]])[[代官]]などの幕閣や幕府の役人たち(吉宗や忠相によって罷免された元役人([[間部詮房]]など)も含む)を始め、[[旗本]]・旗本の[[用人]]・[[与力]]・[[商人]]・[[医師]]や[[大名]](主に[[譜代大名]]・ただし、登場する藩は大抵実在しない架空の藩が多く、実在する藩は尾張・薩摩などごくわずかである)・大名の江戸・国[[家老]]・大名の兄弟や親戚・江戸[[留守居]]役・[[浪人]]・[[僧侶]]・[[大奥]]、時には[[公家]]などが悪人として登場する。ただ、悪人が盗賊団のみというケースもあり、そうしたケースでは、吉宗が正体を明かさないまま成敗に到ることもある。また、話によっては[[尾張藩]]主[[徳川宗春]]がライバルとして登場する。
* 身分の高いものは殺生をするべきではないとの考えから峰打ちにはしているものの、打たれた敵が頭等から血を流していることがある。悪の親玉は御庭番が止めを刺すが、吉宗が心底激怒した場合、敵(の刃)が眼前に迫っておりかつ御庭番が側にいない場合、腕が立ち御庭番でも危うい剣の達人の場合には自ら討つこともある。
* 吉宗が使う剣法は将軍家御止め流「[[柳生新陰流]]」である。そのため目利きの剣士により太刀筋から将軍家関係者と見破られるときもある。柳生新陰流の特徴は[[無形の位]]にあり、無造作に刀をだらりと下げた一見隙だらけの構えからの自由な剣さばきを特色とする。<!-- 松平健は劇中でこの剣法を実際に演ずる数少ない役者である。 -->
* 統計によれば、1話あたり平均35人が上様に殴り倒されるという。831話までに上様に殴り倒された人数は約29,000人である。末期には一部本身の刀を用いて火花を散らすシーンや殺陣や成敗シーンに[[スローモーション]]を使うシーンも見られた。
* スタッフがある雑誌の取材で、「これだけ幕府の重役を成敗しているのでは、市民にも家臣にも正体がバレるのではないか」と質問された事があった。これに対して、「その質問は聞かなかった事にしてほしい」との回答が帰ってきたそうである。
*高島礼子が御庭番役で芸能界デビューを果たし、女優の登竜門として注目され続けた。この高島をはじめ、お庭番を演じるレギュラーが、レギュラー出演以前あるいは以後にゲスト出演することも多い。
*IVシリーズ第61話の殺陣において、はね退けた悪党の太刀が手を離れて壁に突き刺さって峰打ちされるという、吉宗の鋭い剣さばきを演出した珍しいシーンが見られた。
{{ネタバレ終了}}
 
== 周辺エピソード ==
* 松平が長年にわたり吉宗役を務めたため、「吉宗=松平健」というイメージが定着している。歴史テストの『江戸幕府8代将軍、徳川吉宗の別名は( )将軍と呼ばれたか?』(正解は"'''"''')という問題に思わず"'''暴れん坊"'''と書き入れてしまった生徒が居たという笑い話もある。松平健自身も、暴れん坊将軍以外の露出が少なかったこの時期、チョンマゲはカツラではなく、本物説だったとうエピソードもあった。また、以下のようにパロディ化されている。
*# [[藤沢とおる]]の漫画・[[GTO (漫画)|GTO]]:主人公の[[鬼塚英吉]]が全国中学模試を受ける策略にはまり、その勉強のために、同僚の教師・冬月あずさに「徳川8代将軍は?」と問われて「ま、松平健...」と自信なさそうに答える(単行本6巻)。[[反町隆史]]主演のドラマ版では「徳川8代将軍は松平健で、15代将軍は[[本木雅弘|モックン]]([[大河ドラマ]]『[[徳川慶喜 (NHK大河ドラマ)|徳川慶喜]]』の主役)だ!」と自信満々に答えている。
*# [[秋本治]]の漫画・[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]:亀有に8代将軍吉宗が享保4年、鶴狩りをし訪れたという伝承に主人公の[[両津勘吉]]が「亀有に[['''松平健]]亀有に来ていたなんてとは...'''」と驚く(単行本117巻)。
* [[ハワイ州|ハワイ]]でも、[[地上波]]テレビ局[[KIKU-TV]]が英語字幕付(タイトルはそのまま"Abarenbo“Abarenbo Shogun")Shogun”)で放送したため、[[松平健]]は[[日系人]]を中心とした地元住民にも"[[徳川吉宗|Shogun Yoshimune]]"として知られている。
* 松平は本シリーズを「自分の成長、人生をともにした分身」と公言し、[[水戸黄門]]の終了などで子供が時代劇を見る機会が減りつつあることについて、再放送や下記[[劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル|仮面ライダー]]映画が時代劇に触れるきっかけになればうれしいと話している<ref>{{Cite web|和書|title=【松平健】“暴れん坊将軍”家では子供とチャンバラごっこ |url=https://www.zakzak.co.jp/people/news/20110803/peo1108030937000-n1.htm |website=ZAKZAK |access-date=2023-02-06 |language=ja-JP}}</ref>。
* 2004年に[[藤商事]]より[[パチンコ]]台「CR暴れん坊将軍」がリリースされ全国のパチンコ店に設置された。2006年には第2弾となる「CR暴れん坊将軍2」が、2008年には第3弾となる「CR暴れん坊将軍3」がリリースされた。また、2007年には「[[パチスロ]]暴れん坊将軍」もリリースされている。
* 当ドラマのオープニング曲「暴れん坊将軍のテーマ」は、[[日本の高校野球]]では[[応援歌]]として現在も定番曲でよく演奏されている。更に、かつての[[日本プロ野球]]・[[大阪近鉄バファローズ]]の[[チャンステーマ]]や、[[高橋慶彦]]・[[緒方孝市]]・[[平井光親]]らの応援歌としても使われていた<ref>[http://braban-koshien.net/post-179/ 暴れん坊将軍(高校野球応援歌まとめ)]</ref>。
* 2009年9月からは、[[サントリー|SUNTORY]]とのタイアップ企画で「飲んで当てよ!!」キャンペーンを実施中。第1弾は、肉・米・魚の食材御三家1年分が当たるプレゼントを展開。
** テレビアニメ『[[響け!ユーフォニアム (アニメ)|響け!ユーフォニアム]]』の第1期第1話に「主人公の黄前久美子が入学した北宇治高校の吹奏楽部が新入生歓迎と称して本曲を演奏するが、そのあまりの下手さに久美子は愕然とする」というシーンがある。原作の当該シーンで演奏されるのは北宇治高校の校歌だが、アニメでは「視聴者に馴染みのある曲の方が下手さが伝わりやすい」という理由で本曲に変更された。
* 2009年放送のTBS日曜劇場[[JIN-仁-]]おいて、[[新門辰五郎]]と出会った仁が火消しの辰五郎と聞いて「め組の?」という場面がある。仁の歴史知識から考えて、「[[め組の喧嘩]]」ではなく、こちらの辰五郎と思われる。
 
== パチンコ・パチスロ ==
※すべて[[藤商事]]からの発売。
*パチンコ
**CR暴れん坊将軍 (2004年)
**CR暴れん坊将軍2 (2006年)
**CR暴れん坊将軍3 (2009年)
**CR新暴れん坊将軍 吉宗危機一髪! (2010年)
**CR新暴れん坊将軍 不死身の闇烏 (2011年)
**CR暴れん坊将軍 怪談(2015年)
**P暴れん坊将軍 炎獄鬼神の怪(2018年)
**P真・暴れん坊将軍 双撃(2021年)
 
*パチスロ
**パチスロ暴れん坊将軍 (2007年)
 
== コラボレーション・タイアップ ==
; [[サントリー]]
: 2009年9月にタイアップ企画で「飲んで当てよ!!」キャンペーンが実施されていた。第1弾は、肉・米・魚の食材御三家1年分、第2弾は、ラーメン・蕎麦・饂飩・焼き蕎麦・パスタの天下5麺1年分、第3弾は、上様ダウンCollection21種類、第4弾は米・蔵・金が当たるプレゼントをそれぞれ展開していた。
; [[劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル]]
: 松平が本作と同設定の吉宗役で出演しており、本作のメインテーマもアレンジが加えられたうえで使用された。同映画をモチーフにしたステージが収録されているゲーム『[[仮面ライダー バトライド・ウォー|仮面ライダー バトライド・ウォーII]]』にも吉宗がプレイアブルキャラクターとして登場しており、松平が声を担当している。
; [[STARHORSE3]]
: 本作とコラボした「吉宗激走記 暴れん坊将軍賞」が期間限定で開催された<ref>[https://web.archive.org/web/20151231053820/https://sega.jp/topics/151217_arcade_2/ スターホース3 × 暴れん坊将軍 まさかのコラボレース実現!] - セガ 製品情報サイト 2015年12月25日(2015年12月27日閲覧)</ref>。吉宗の声には、松平による新規収録の音声が用いられている。
 
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
<references group="注釈"/>
=== 出典 ===
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
*[[テレビ朝日番組一覧]]
*[[Toshl]] - ライブの煽りMCで「暴れん坊将軍でいけよー!! 」は定番。
*[[ナイジェル・マンセル]] - 元[[フォーミュラ1|F1]]ドライバー。[[古舘伊知郎]]から呼ばれていた(なお、古舘はIIにゲスト出演したことがある)。
*[[石川昂弥]] - プロ野球選手。中日ドラゴンズの本拠地で当曲のメインテーマを登場曲として使用している。
 
== 外部リンク ==
* [httphttps://www.tv-asahi.co.jp/abarenbo-shogun/ テレビ朝日ドラマプレミアム『新・暴れん坊将軍]
* [http://www005.upp.so-net.ne.jp/a_matsu/aba-sho.HTM 暴れん坊将軍の世界]
* [http://www6.airnet.ne.jp/babel/kikuti/abare/abare.html 暴れん坊将軍とともに]([[菊池俊輔]]作曲の音楽について解説)
* [http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/yoshimune.html DVD 暴れん坊将軍 特集](東映ビデオ内にあるサイト)
 
{{テレビ朝日土曜夜8時枠時代劇}}
== リダイレクトの所属カテゴリ ==
{{col|
* [[: Category:1978年のテレビドラマ]] '''吉宗評判記 暴れん坊将軍'''
* [[: Category:1983年のテレビドラマ]] '''暴れん坊将軍II'''
* [[: Category:1988年のテレビドラマ]] '''暴れん坊将軍III'''
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* [[: Category:1993年のテレビドラマ]] '''暴れん坊将軍V'''
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* [[: Category:1997年のテレビドラマ]] '''暴れん坊将軍VIII'''
}}
== 前後番組の変遷 ==
{{テレビ朝日土曜時代劇}}
{{テレビ朝日木曜時代劇}}
{{テレビ朝日月曜時代劇}}
{{仮面ライダーシリーズ}}
なお、当番組でシリーズが終了した土曜時代劇の次番組は『[[プリズンホテル]]』([[サタデードラマ]])、同じく木曜時代劇の次番組は『[[いきなり!黄金伝説。]]』である。
{{高島忠夫}}
== 注釈 ==
{{堺正章}}
<references/>
{{古舘伊知郎}}
 
{{DEFAULTSORT:あはれんほうしようくん}}
[[Category:暴れん坊将軍|*]]
[[Category:テレビ朝日の時代劇]]
[[Category:東映テレビドラマ時代劇]]
[[Category:1998年のテレビドラマ]]
[[Category:2000年のテレビドラマ]]
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[[Category:江戸テレビ時代を舞台とした作品劇のシリーズ]]
[[Category:江戸時代を舞台とした作品テレビドラマ]]
[[Category:江戸を舞台としたテレビドラマ]]
 
[[Category:江戸城を舞台とした作品]]
[[en:Abarenbō Shōgun]]
[[Category:徳川吉宗を題材とした作品]]
[[zh:暴坊將軍]]
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