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m 概要: 仙台都市圏の人口の訂正
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{{混同|薩摩川内市|川内市|x1=鹿児島県にある|x2=その前身の}}
{{日本の市|
{{日本の市
自治体名=仙台市|
| 自治体名 = 仙台市
都道府県=宮城県|
| 画像 = {{Multiple image
支庁=|
| border = infobox
コード=04100-9|
| total_width = 290
面積=788.09|
| image_style = border:1;
境界未定=なし|
| perrow = 1/2/2/2
人口=1,028,214|
| image1 = Sendai City Panorama from Atago Shrine 2010-06-06 cropped.jpg
人口の時点=2005年9月1日|
| image2 = Sendai Tanabata 2023.jpg
隣接自治体=宮城県:[[塩竈市]]、[[多賀城市]]、<br />[[名取市]]、[[村田町]]、[[川崎町 (宮城県)|川崎町]]、<br />[[大和町 (宮城県)|大和町]]、[[富谷町]]、[[色麻町]]、<br />[[利府町]]、[[七ヶ浜町]]
| image3 = Tohoku university - Kawanai campus entrance.JPG
[[山形県]]:[[山形市]]、[[東根市]]、<br />[[尾花沢市]]
| image4 = Zuiho-den 20230806.jpg
|
| image5 = Akiu waterfalls (51962914612).jpg
木=[[ケヤキ]]|
| image6 = SendaiJoOtemonSumiYagura2003-11.jpg
花=[[ハギ]]|
| image7 = SendaiPortCentralPark and Port of Sendai.JPG
シンボル名=市の鳥<br />市の虫|
| image8 = Statue-of-Date-Masamune-in-Aobayama-Park-Sendai-2016.jpg
鳥など=[[カッコウ]]<br />[[スズムシ]]|
郵便番号=980-8671|
所在地=仙台市青葉区国分町三丁目7-1|
電話番号=022-261-1111|
外部リンク=[http://www.city.sendai.jp/ 仙台市]|
経度=東端:東経141度 2分48秒<br />
西端:東経140度28分10秒|
緯度=南端:北緯38度10分26秒<br />
北端:北緯38度27分18秒<br />
※日本測地系|
位置画像=[[画像:Sendai-city.png|thumb|center|200px|仙台市の位置]]|
特記事項=
}}
| 画像の説明 = {{crlf2}}
{{Commons|Sendai}}
{{(!}} style="width:280px; margin:2px auto; border-collapse:collapse"
'''仙台市'''(せんだいし)は、[[宮城県]]のほぼ中央に位置する[[市]]。
{{!}} colspan="2"{{!}}[[仙台市都心部]]の[[スカイライン (風景)|スカイライン]]
{{!-}}
{{!}} style="width:50%"{{!}}[[仙台七夕まつり]]{{!!}}[[東北大学]]
{{!-}}
{{!}}[[瑞鳳殿]]{{!!}}[[秋保大滝]]
{{!-}}
{{!}}[[仙台城]]跡<br />{{!!}} style="vertical-align:middle"{{!}}[[仙台港中央公園]]
{{!-}}
{{!}} colspan="2"{{!}} [[伊達政宗]]公騎馬像
{{!)}}
| 市旗 = [[ファイル:Flag of Sendai, Miyagi.svg|100px|border|仙台市旗]]
| 市旗の説明 = 仙台[[市町村旗|市旗]]
| 市章 = [[ファイル:Symbol of Sendai, Miyagi.svg|70px|仙台市章]]
| 市章の説明 = 仙台[[市町村章|市章]]<br /><small>[[1933年]]([[昭和]]8年)<br />[[9月5日]]制定</small>
| 都道府県 = 宮城県
| 支庁 =
| コード = 04100-9
| 隣接自治体 = [[名取市]]、[[多賀城市]]、[[富谷市]]、[[宮城郡]][[七ヶ浜町]]、[[利府町]]、[[黒川郡]][[大和町]]、[[柴田郡]][[村田町]]、[[川崎町 (宮城県)|川崎町]]、[[加美郡]][[色麻町]]<br />[[山形県]]:[[山形市]]、[[尾花沢市]]、[[東根市]]
| 木 = [[ケヤキ]]
| 花 = [[ハギ]]
| シンボル名 = 市の鳥<br />市の虫
| 鳥など = [[カッコウ]]<br />[[スズムシ]]
| 郵便番号 = 980-8671
| 所在地 = 仙台市[[青葉区 (仙台市)|青葉区]][[国分町 (仙台市)|国分町]]三丁目7番1号<br />{{Coord|format=dms|region:JP-04_type:adm2nd|display=inline,title}}<br />{{Maplink2|zoom=9|frame=yes|plain=no|frame-align=center|frame-width=220|frame-height=180|type=line|stroke-color=#cc0000|stroke-width=2|type2=point|marker2=town-hall|text=市庁舎位置}}<br />[[ファイル:Sendai City Hall 2023.jpg|250px|仙台市役所]]
| 外部リンク = {{Official website}}
| 位置画像 = {{基礎自治体位置図|04|100|image=Sendai in Miyagi Prefecture Ja.svg|村の色分け=no}}[[ファイル:Wards of Sendai Ja.svg|320x320px|仙台市行政区画図]]
}}
'''仙台市'''(せんだいし)は、[[宮城県]]の中部に位置する[[市]]。宮城県の[[都道府県庁所在地|県庁所在地]]であり、県人口の48.9%が居住する最大都市でもある。[[推計人口]]は約109万人を数え、[[東北地方]]では最大を誇り、当市単独で[[秋田県]]、[[山形県]]よりも多くの人口を擁している。東北地方唯一の[[100万都市の一覧|100万都市]]<ref>{{Cite web|和書 |title=住民基本台帳人口 |url=http://www.city.sendai.jp/chosatoke/shise/toke/jinko/jyuuki.html |website=仙台市役所 City of Sendai |accessdate=2021-10-09 |language=ja |first=仙台市役所 City of |last=Sendai}}</ref>かつ[[政令指定都市]]でもあり、経済規模も頭抜けて大きい、地方の中心都市である<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.glocaltimes.jp/8822|title=【地方都市の魅力】宮城県仙台市 自然や生活環境に都市機能を誇る杜の都|publisher=Glocal Mission Times (グローカルミッションタイムズ)|date=2020-04-20|accessdate=2021-06-08}}</ref><ref group="注">東北地方の[[第二都市]]である[[福島県]][[郡山市]]の市内人口は約32万人であり、仙台市の人口規模は東北地方で圧倒的な[[プライメイトシティ|首位都市]](プライメイトシティ)である。</ref>。
 
宮城県の[[県民経済計算|県内総生産]]の55.5%、県民所得の58.3%を占め(2013年度)<ref>[https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/toukei/sityousonmin.html 平成25年度宮城県市町村民経済計算](宮城県)</ref>、「仙台一極集中」と指摘されることがある<ref>{{PDFlink|[http://www.mlit.go.jp/river/trash_box/paper/pdf_japanese/n_7.pdf 地域開発と洪水流出抑制]}}(国土交通省)</ref><ref>{{PDFlink|[http://www.city.sendai.jp/kikaku/seisaku/surf/repo/no200100s00104.pdf 地方中枢都市仙台の現状と都市戦略 ~人が集う魅力あるまち仙台を目指して~]}}(仙台都市総合研究機構)</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20090528092232/http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1230775510098_02/index.htm 杜の都 喫茶店物語](読売新聞)</ref>。'''[[仙台都市圏]]'''([[広域圏|広域行政圏]])の推計人口は約{{#expr:{{#expr:{{自治体人口/宮城県|富谷市}} + {{自治体人口/宮城県|大和町}} + {{自治体人口/宮城県|大郷町}} + {{自治体人口/宮城県|大衡村}} + {{自治体人口/宮城県|塩竈市}} + {{自治体人口/宮城県|多賀城市}} + {{自治体人口/宮城県|七ヶ浜町}} + {{自治体人口/宮城県|利府町}} + {{自治体人口/宮城県|松島町}} + {{自治体人口/宮城県|仙台市}} + {{自治体人口/宮城県|名取市}} + {{自治体人口/宮城県|岩沼市}} + {{自治体人口/宮城県|亘理町}} + {{自治体人口/宮城県|山元町}}}} / 10000 round 0}}万人であり、宮城県民の{{#expr: {{#expr:100*({{自治体人口/宮城県|富谷市}} + {{自治体人口/宮城県|大和町}} + {{自治体人口/宮城県|大郷町}} + {{自治体人口/宮城県|大衡村}} + {{自治体人口/宮城県|塩竈市}} + {{自治体人口/宮城県|多賀城市}} + {{自治体人口/宮城県|七ヶ浜町}} + {{自治体人口/宮城県|利府町}} + {{自治体人口/宮城県|松島町}} + {{自治体人口/宮城県|仙台市}} + {{自治体人口/宮城県|名取市}} + {{自治体人口/宮城県|岩沼市}} + {{自治体人口/宮城県|亘理町}} + {{自治体人口/宮城県|山元町}}) / {{自治体人口/宮城県|宮城県}}}} round 1}}%が居住する。
同県の県庁所在地であり、東北の政治的・経済的・文化的中心の都市である。
 
[[まちづくり]]の理念は「“The Greenest City” SENDAI」であり、5つの行政区がある<ref>{{Cite web |url=https://www.city.sendai.jp/shise/gaiyo/shichoshitsu/message/210401kihonkeikaku.html |title=市長メッセージ「杜の都」から「The Greenest City」へ |access-date=2024-03-08 |publisher=仙台市}}</ref>。
 
== 概要 ==
{{座標一覧|節=概要}}
{{右|
[[File:Sendai city Miyagi center area Aerial photograph.2013.jpg|thumb|380px|仙台市中心部周辺の空中写真。2013年9月18日撮影の48枚を合成作成。{{国土航空写真}}。]]
[[Image:SendaiView.jpg|thumb|250px|none|仙台市一望]]
[[仙台市都心部]]周囲には[[広瀬川 (宮城県)|広瀬川]]や[[青葉山 (仙台市)|青葉山]]などの[[自然]]があり、また都心部にも[[街路樹]]などの緑が多いことから、「'''[[杜の都]]'''」との雅称を持つ<ref>{{Cite web |title=「杜(もり)の都」のいわれ |url=https://www.city.sendai.jp/hyakunen-chose/kurashi/shizen/midori/shinse/kids/iware.html |website=仙台市役所 City of Sendai |access-date=2024-04-15 |language=ja |first=仙台市役所 City of |last=Sendai}}</ref>。仙台市は「[[仙台市の学校#学都仙台|学都仙台]]」「[[仙台市の音楽イベント#楽都仙台|楽都仙台]]」などの[[キャッチコピー]]も用いている。東北を代表する[[港湾]]および[[サーフスポット]]である[[仙台港]]([[仙台塩釜港]])が北東部に、宮城県内の[[観光地]]の中で宿泊客数第1位を誇る[[秋保温泉]]が南西部に、宮城県内で利用者数1位を誇る[[スプリングバレー泉高原スキー場]]が北西部にある。[[中華人民共和国|中国]]では[[魯迅]]が留学した都市として知られる。
[[画像:青葉通り01.jpg|thumb|250px|none|青葉通り]]
}}
宮城県の[[県庁所在地]]であり、 人口は約102万8000人。また、[[東北地方]](人口;約1000万人)において唯一の[[政令指定都市]]であり、東北地方の中心として、東北地方全体を管轄する国の出先機関・大手企業の支社や地域子会社・[[卸売]]企業などが集中する広域中枢都市の機能を持つ。但し、その拠点性は高いものの「支店経済都市」のそしりは否めず、地場の企業育成が望まれている。
 
[[東日本]]などや海外([[サンパウロ仙台七夕祭り|参照]])の商店街イベントとして定着した[[七夕]]まつり([[仙台七夕]])、旧・[[仙台藩]]地域での[[仙台初売り]]、地方では困難な公的財源に頼らない大規模[[イルミネーション]]イベントの[[SENDAI光のページェント]]、「街角無料音楽祭」の[[定禅寺ストリートジャズフェスティバル]]、および、それが[[バリアフリー]]化した[[とっておきの音楽祭]]など、市民が中心となって創り上げた都市イベントを数々生み出しており、その運営ノウハウやフォーマットを市外・県外に移出する文化都市でもある<!--「どんと祭」は東北各地に伝播したが宗教色があるため例示せず。--->。
本市を中心として宮城県南部に約158万4000人(平成12年国勢調査の[http://neo-luna.cside.tv/population/pop_toshiken.html 10%都市圏人口]に基づく)の[[仙台都市圏]]を形成している。その規模は[[三大都市圏]]、[[福岡都市圏]]、[[札幌都市圏]]に次ぐものである。また近年、仙台都市圏は、[[奥羽山脈]]を挟んで隣接する[[山形県]][[村山地方]] (域内人口58万人。中心都市 : [[山形市]]) との間で密接な関係を築いてきており、「双子都市化 (twin cities化)」 の様相を呈している。さらに、[[福島県]]北部および[[岩手県]]南部も同様な傾向を示しており、仙台都市圏の[[小売]]商圏(仙台経済圏)は、近隣諸県におよぶ300万人規模市場と見られている。
 
このような集積度と東北における拠点性により、物販面では隣県に及ぶ経済圏を形成している。官公庁の[[地方支分部局]]が多く立地しているため、東北地方における[[地方中枢都市]]としての役割を担っている。また、東京や大阪に本社を置く大企業が東北地方を統括する[[支店]]・支社が多数立地しており、[[支店経済都市]]としての性格もある。[[札幌市]]・[[広島市]]・[[福岡市]]とともに、[[日本三大都市]]に次ぐ規模を誇る都市として、通称「[[札仙広福]]」と呼ばれる地方中枢都市を担う一角である。
市内には緑が多く、別名「'''杜の都'''」とよばれる。[[伊達氏|伊達家]]62万石の[[城下町]]から発展したため、その名残を残して[[都心]]部の道路は碁盤の目状になっているが、[[広瀬川 (名取川水系)|広瀬川]]の[[河岸段丘]]上に立地しているため、完全な碁盤の目とはいかずやや変則的である。また、都心部には戦災復興事業によって出来た広幅員の道路が縦横に通っており、多くの道路に街路樹([[ケヤキ]]、[[イチョウ]]など)が植えられ、[[青葉通り]]と[[定禅寺通り]]には中央に緑地帯も設けられている。都心部には[[西公園]]や[[勾当台公園]]などの公園も多い。
 
==地名について==
スポーツでは、仙台市を本拠地とするプロスポーツチームとして、プロ[[サッカー]] ([[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]) の 「'''[[ベガルタ仙台]]'''」、[[プロ野球]] ([[パシフィック・リーグ]]) の 「'''[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]'''」、及び、プロ[[バスケットボール]] ([[日本プロバスケットボールリーグ|bjリーグ]]) の 「'''[[仙台89ERS]]'''(エイティナイナーズ)」 がある。また、プロ[[バレーボール]]の 「[[NECブルーロケッツ]]」 (男子[[Vリーグ]]) と 「[[NECレッドロケッツ]]」 (女子[[Vリーグ]]) も本市でホームゲームを開催している。因みに[[バレーボール]]日本代表等を応援する時に会場に響く「ニッポン・チャチャチャ!」の発祥地が此処、仙台である。2005年からは、[[全日本大学女子駅伝]]が 「杜の都駅伝」 の通称で本市において開催されることになった。
===市名の由来===
仙台の地名の語源は諸説があり、
# [[国分氏 (陸奥国)|国分氏]]が「[[仙台城|千代城]]」と名付けたことが由来とする説。これは城の位置に千体仏があったためで、千体が転じて「千代」となった。転じた理由としては、城が千代(ちよ)に栄えるようにという願いからつけられたという説がある。その後、[[伊達政宗]]が「仙臺」([[新字体]]で「仙台」)と改名した。
# [[アイヌ語]]の「セプ・ナイ(広い・川)」が「せんだい」になったのであり、[[広瀬川 (宮城県)|広瀬川]]が仙台の名の由来という説。
# 同じくアイヌ語の「セン・ナイ(川の入口)」が仙台に変化したという説。
# 仙台城のある[[川内 (仙台市)|川内地区]]を音読みで「せんだい」としたことが由来との説。また[[鹿児島県]]には[[川内市]](せんだいし)が存在していた。(現[[薩摩川内市]])
などが主なものであるが、1.の国分氏由来の説が一般的に信じられている。
 
政宗が改めた「仙臺」との表記は、[[中国]]の[[前漢]]代の[[故事]]とそれを題材にした[[唐]]代の[[漢詩]]に由来する。
学術・文化面では、[[東北大学]]を始めとする大学・研究機関が多く、とくに各種専門学校の数は政令市のなかでもトップクラスである。このため「学都仙台」ともよばれる(03年度学生数合計:約8万人)。アマチュア演劇も盛んであり、多数のアマチュア劇団が存在する。音楽では、仙台市青年文化センター コンサートホールを本拠とするプロのオーケストラ[http://www.sendaiphil.jp/ 仙台フィルハーモニー管弦楽団]がある。
 
前漢の[[文帝 (漢)|文帝]]は[[老子]]の道を好み、[[黄河]]の支流に老子に詳しい人物がいると聞いて会いに行ったが、その男([[河上公]])は庵にこもって出てこなかった。文帝が「大空の下に王土でないところはなく、大地の果ての浜辺まで王の臣下でない者はいない」と脅したところ、男は空中に昇り「上は天に至らず、中は人に煩わされず、下は地に住まない」と言い放った。文帝は彼が神人であることを知って乗物から降りて[[礼]]をなし、[[道 (哲学)|道]]を求めた。文帝は[[首都]]・[[長安]]の西山に台([[宮殿]])を建てた<ref>[[s:zh:神仙傳/卷八#河上公|『神仙伝』巻8「河上公」]]</ref>。
仙台の方言として[[仙台弁]]があるが、「支店経済都市」ゆえ転勤族が多いということもあり、若い世代を中心に[[共通語]]・[[標準語]]の影響が強い。
 
唐の{{JIS2004フォント|[[韓翃]]}}(かんこう)の七言[[律詩]]「同題仙遊観」では、仙遊観を伝説の[[崑崙山]](こんろんさん)の五城十二楼(ごじょうじゅうにろう)の宮殿になぞらえている。
[[画像:Sendaishinai.JPG|thumb|300px|[[青葉城]]跡から仙台市内(2005.10)]]
 
{{Quotation|
== 地理 ==
『同題仙遊觀』
===地形===
: '''仙臺'''初見五城樓
市の西部には[[奥羽山脈]]が連なり、東部には[[仙台平野]]が広がり、[[太平洋]]([[仙台湾]])に面している。詳しく見ると、[[太白区]]および[[青葉区 (仙台市)|青葉区]]の西部は山地であり、太白区および青葉区の東部と[[宮城野区]]西部、[[泉区 (仙台市)|泉区]]には丘陵および[[台地]]が多い。宮城野区、若林区、太白区を貫く[[活断層]]「長町-利府線」を境に、東側は[[沖積平野]]となっている。
: 風物凄凄宿雨收
: 山色遙連秦樹晩
: 砧聲近報漢宮秋
: 疎松影落空壇淨
: 細草春香小洞幽
: 何用別尋方外去
: 人間亦自有丹丘}}
 
{{Quotation|
市域は太平洋岸から[[山形県]][[山形市]]との境まで広がっており、宮城県を帯状に横断する形状となっている。[[都道府県]]庁所在地同士が隣接する例は、仙台市と[[山形市]]の他、[[京都市]]と[[大津市]]、[[福岡市]]と[[佐賀市]]となっている (ただし、仙台市と山形市を直接結ぶ交通手段は[[東日本旅客鉄道|JR]][[仙山線]][[面白山トンネル]]と未舗装の二口峠のみで、その他は両市以外を経由しなければならない)。
『同じく仙遊観に題す』
* 山 [[船形山]]、[[泉ヶ岳]]、[[大東岳]]など
: '''仙台''' 初めて見る <ruby><rb>五城楼</rb><rp>(</rp><rt>ごじょうろう</rt><rp>)</rp></ruby>
* 河川 [[広瀬川 (名取川水系)|広瀬川]]、[[名取川]]、[[七北田川]]、[[梅田川 (仙台市)|梅田川]]など
: 風物 <ruby><rb>凄凄</rb><rp>(</rp><rt>せいせい</rt><rp>)</rp></ruby>として <ruby><rb>宿雨</rb><rp>(</rp><rt>しゅくう</rt><rp>)</rp></ruby>収まる
* 湖沼 [[五色沼 (仙台市)|五色沼]]、長沼、大沼など
: <ruby><rb>山色</rb><rp>(</rp><rt>さんしょく</rt><rp>)</rp></ruby> 遥かに連なる <ruby><rb>秦樹</rb><rp>(</rp><rt>しんじゅ</rt><rp>)</rp></ruby>の<ruby><rb>晩</rb><rp>(</rp><rt>くれ</rt><rp>)</rp></ruby>
: <ruby><rb>砧声</rb><rp>(</rp><rt>ちんせい</rt><rp>)</rp></ruby> 近く報ず <ruby><rb>漢宮</rb><rp>(</rp><rt>かんきゅう</rt><rp>)</rp></ruby>の秋
: <ruby><rb>疎松</rb><rp>(</rp><rt>そしょう</rt><rp>)</rp></ruby> 影落ちて <ruby><rb>空壇</rb><rp>(</rp><rt>くうだん</rt><rp>)</rp></ruby><ruby><rb>浄</rb><rp>(</rp><rt>きよ</rt><rp>)</rp></ruby>く
: <ruby><rb>細草</rb><rp>(</rp><rt>さいそう</rt><rp>)</rp></ruby> 春香ぐわしくして <ruby><rb>小洞</rb><rp>(</rp><rt>しょうどう</rt><rp>)</rp></ruby><ruby><rb>幽</rb><rp>(</rp><rt>かす</rt><rp>)</rp></ruby>かなり
: 何ぞ用いん 別に<ruby><rb>方外</rb><rp>(</rp><rt>ほうがい</rt><rp>)</rp></ruby>を 尋ねて去るを
: <ruby><rb>人間</rb><rp>(</rp><rt>じんかん</rt><rp>)</rp></ruby> <ruby><rb>亦</rb><rp>(</rp><rt>ま</rt><rp>)</rp></ruby>た<ruby><rb>自</rb><rp>(</rp><rt>おのずか</rt><rp>)</rp></ruby>ら <ruby><rb>丹丘</rb><rp>(</rp><rt>たんきゅう</rt><rp>)</rp></ruby>有り
|([[村上哲見]]著 「[[三体詩]] 上」<br/>新訂中国古典選 [[朝日新聞]]社)<ref name="MiyagiMM292"/> }}
 
上文の「丹丘」とは、神々の住処のこと。「仙臺」の表記は直接的にはこの『同題仙遊観』に由来するとされる<ref name="MiyagiMM292">[http://www.pref.miyagi.jp/kohou/mailmaga/h21/h220212.htm 宮城県メールマガジン「メルマガ・みやぎ」第292号](2010年2月12日)</ref><ref>{{Cite news |和書|title=理想郷へ政宗の思い込める 地名「仙台」の由来は? |newspaper=[[河北新報]] |date=2022-03-23 |url=https://kahoku.news/articles/20220315khn000020.html |accessdate=2022-03-26}}</ref> が、「仙遊観」の故事を含めて命名したとする見方もある<ref>[http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/s-new9/page02.html 広瀬川](仙台市「[http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/s-new9/index.html 仙台NEW 第9号]」 2006年9月)</ref>。故事では仙人が君主の[[権力]]を超越していることを示しているため、[[慶長]]5年[[9月15日 (旧暦)|9月15日]]([[1600年]][[10月21日]])の[[関ヶ原の戦い]]によって[[徳川家康]]が[[天下人]]となった約3ヶ月後、仙台城の建設を開始した慶長5年[[12月24日 (旧暦)|12月24日]]([[1601年]][[1月28日]])になってもなお、政宗は家康の権力を超越する存在であると「仙臺」の名で示したとも言われる。[[戦後]]「仙臺」は[[新字体]]を用いて「仙台」と表記されるようになった。
=== 気候 ===
仙台は[[太平洋]]に開けた[[平野]]部に位置するため、[[海洋性気候]]の傾向がある。そのため、冬は東北地方としては温暖で、[[真冬日]]が少ない ([[冬日]]は比較的多い)。降雪量は少なく、積雪が一週間以上残存することは少ない。夏は太平洋からの海風の影響で気温上昇は余り烈しくなく、[[夏日]]にはなるが[[真夏日]]・[[熱帯夜]]が少ない。ただし、[[梅雨]]から夏の時期や[[秋分]]前後に北東から冷たい海風が入り込み、曇りがちになり、大きく冷え込むことがある。このため、北海道の札幌よりも気温が低いことがしばしばある。2002年(平成14年)の年間平均気温12.7度C、[[降水量]]1241mm、日照時間は1862時間であった。
 
==== 冬 =異字===
当項目「せんだい」の漢字表記には、「仙台」以外に下記の例が見られる。
仙台は[[東日本]]あるいは[[北日本]]に位置しているが、降雪量が少なく、気温もさほど低くはならない。東北地方の太平洋側南部に位置する[[仙台平野]]、列びに福島県[[中通り]]と[[浜通り]]は、国土交通省からも「[[豪雪地帯]]」の指定を受けていない ([http://www.mlit.go.jp/crd/chisei/g4_1.html 豪雪地帯特別措置法による「豪雪地帯」、及び、「特別豪雪地帯」の指定地域])。
* 千代(伊達政宗による開府前の表記)
* 仙臺(伊達政宗による開府から[[当用漢字]]導入までの正式表記)
* 先代(例:『[[伽羅先代萩]]』)
* 僊臺(例:「僊臺區及近傍村落之圖<ref>[[1882年]]([[明治]]15年)刊行</ref>」)
このうち「千代」と「仙臺」は、仙台土産の商品名などに使用される例がしばしば見られる。
 
「僊」は「仙」の異体字、「臺」は「台」の正字体であるため、字体による差を除くと「仙台、千代、先代」の三種が存在する。
'''主な都市の降雪量・積雪量 (平年値)'''
{{-}}
{|border=1
== 地理 ==
{{Main|仙台の地形}}
{{Wide image|Sendai City Panorama from Atago Shrine 2010-06-06 cropped-custom.jpeg|800px|[[太白区]]の[[愛宕山 (仙台市)|愛宕山]]にある[[愛宕神社 (仙台市)|愛宕神社]]から眺めた仙台市の風景(2010年6月6日)。仙台市の中心部を南南西から見ている。}}
{{Wide image|Sendai City Panorama from Site of Sendai Castle Keep Tower Base 2010-05-31 cropped-1.jpg|1920px|[[青葉区 (仙台市)|青葉区]]の[[青葉山 (仙台市)|青葉山]]にある[[仙台城]](青葉城)天守台から眺めた仙台市の風景(2010年5月31日)。仙台市の中心部を西南西から見ている。}}
[[File:Natori-gawa Sendai city.jpg|200px|thumb|名取川河口から遠望する仙台市街]]
[[File:Sendai city - panoramio (2).jpg|thumb|200px|駅前通]]
[[File:Aoba-dori Avenue.JPG|200px|thumb|青葉通]]
===位置===
市域は、東を[[太平洋]]、北を[[松島丘陵]]、西を[[奥羽山脈]]、南を[[名取川]]と境界としている。東西方向に宮城県を貫いており、奥州街道ルートで長距離移動する際、本市を経由せずに南北に移動することは不可能である。
海岸から長町-利府線断層帯までが地質的には新しい[[沖積平野]]、その西が沖積平野より少し古い[[堆積岩]]類の台地であり、奥羽山脈の稜線近くは新生代に噴出した[[火山岩]]でできている。
船形山、大東岳、神室岳などはいずれも50万年から150万年前に噴火した火山である。
 
仙台市は奥羽山脈を挟んで[[山形県]][[山形市]]と接している。
[[都道府県庁所在地]]同士が陸上で直接的に隣接する例には、他に[[京都市]]と[[大津市]]、[[福岡市]]と[[佐賀市]]が(海上を隔てての隣接を含めれば[[和歌山市]]と[[徳島市]]も)あり、経済的にも深いつながりを持つ。
 
また、市内には野生の[[ニホンザル]]が頭数約550匹ほど生息しているとみられている。
 
===地形===
====山地====
;主な山
*[[青葉山 (仙台市)|青葉山]]
*[[船形山]]
*白髪山
*面白山
*[[泉ヶ岳]]
*[[北泉ヶ岳]]
*大東岳
*[[太白山]]など
====河川====
;主な川
*[[広瀬川 (宮城県)|広瀬川]]
*[[名取川]]
*[[七北田川]]
*[[梅田川 (宮城県)|梅田川]]など
====湖沼====
;主な沼地
*[[五色沼 (仙台市)|五色沼]]
*長沼
*大沼など
===地域===
====行政区====
{| class="wikitable sortable" style="font-size:90%"
|-
! 区名 !! [[全国地方公共団体コード|コード]] !! 行政区位置 !! 推計人口<br/>(人) !! 面積<br/>(km<sup>2</sup>) !! 人口密度<br/>(人/km<sup>2</sup>) !!区役所最寄駅 !! class="unsortable" | 主な施設
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |都市||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |降雪量累計||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |最深積雪||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |1月気温||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |都市||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |降雪量累計||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |最深積雪||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |1月気温
|-
! {{fontsize|larger|[[青葉区 (仙台市)|{{Ruby|青葉|あおば}}区]]}}
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[札幌市|札幌]]|| align="right" |630 cm||align="right" |101 cm||align="right" |-4.1℃
| style="text-align:center" | 04101-7
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[軽井沢町|軽井沢]]|| align="right" |136 cm||align="right" |32 cm||align="right" |-3.6℃
| [[ファイル:Aoba-ku in Sendai City.svg|100px]]
|{{right}} {{formatnum:{{自治体人口/宮城県|仙台市青葉区}}}}
|{{right}} {{formatnum:{{自治体面積/宮城県|仙台市青葉区}}}}
|{{right}} {{formatnum:{{#expr:{{自治体人口/宮城県|仙台市青葉区}}/{{自治体面積/宮城県|仙台市青葉区}}round0}}}}
| [[ファイル:Sendai City Subway Logo.svg|22px|仙台市地下鉄|link=仙台市地下鉄]] [[仙台市地下鉄南北線|南北線]]<br />[[勾当台公園駅]]
| <small>[[仙台駅]], [[宮城県庁舎|宮城県庁]], [[仙台市役所]], [[東北大学病院]], [[宮城県立こども病院]], [[宮城県美術館]]<br />[[せんだいメディアテーク]], [[仙台国際センター]], [[仙台市博物館]], [[仙台市科学館|スリーエム仙台市科学館]]<br />[[仙台市天文台]], [[仙台文学館]], [[仙台市戦災復興記念館]], [[宮城県民会館|東京エレクトロンホール宮城]]<br />[[仙台市青年文化センター|日立システムズホール仙台]], [[仙台高等裁判所]], [[仙台地方裁判所]], [[三居沢発電所]], [[仙台城]]跡<br />[[大崎八幡宮]], [[青葉神社]], [[仙台東照宮]], [[瑞鳳殿]], [[国分町 (仙台市)|国分町歓楽街]], [[勾当台公園]], [[西公園 (仙台市)|西公園]], [[作並温泉]]</small>
|-
! {{fontsize|larger|[[宮城野区|{{Ruby|宮城野|みやぎの}}区]]}}
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[青森市|青森]]||align="right" |774 cm||align="right" |114 cm||align="right" |-1.4℃
| style="text-align:center" | 04102-5
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[新潟市|新潟]]|| align="right" |255 cm||align="right" |39 cm||align="right" |2.6℃
| [[ファイル:Miyagino-ku in Sendai City.svg|100px]]
|{{right}} {{formatnum:{{自治体人口/宮城県|仙台市宮城野区}}}}
|{{right}} {{formatnum:{{自治体面積/宮城県|仙台市宮城野区}}}}
|{{right}} {{formatnum:{{#expr:{{自治体人口/宮城県|仙台市宮城野区}}/{{自治体面積/宮城県|仙台市宮城野区}}round0}}}}
| [[ファイル:JR logo (east).svg|25px|link= 東日本旅客鉄道]][[仙石線]]<br />[[陸前原ノ町駅]]
| <small>[[国立病院機構仙台医療センター]], [[宮城球場|楽天生命パーク宮城]], [[仙台市陸上競技場|弘進ゴム アスリートパーク仙台]]<br />[[仙台港]], [[仙台市民球場]], 仙台市歴史民俗資料館, [[みやぎ産業交流センター|夢メッセみやぎ]], [[陸上自衛隊]][[仙台駐屯地]]<br />榴岡天満宮, [[榴岡公園]], 高森山公園([[岩切城]]跡), 高砂中央公園([[仙台うみの杜水族館]])</small>
|-
! {{fontsize|larger|[[若林区|{{Ruby|若林|わかばやし}}区]]}}
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[秋田市|秋田]]||align="right" |409 cm||align="right" | 41 cm||align="right" |-0.1℃
| style="text-align:center" | 04103-3
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[富山市|富山]]|| align="right" |433 cm||align="right" |69 cm||align="right" |2.5℃
| [[ファイル:Wakabayashi-ku in Sendai City.svg|100px]]
|{{right}} {{formatnum:{{自治体人口/宮城県|仙台市若林区}}}}
|{{right}} {{formatnum:{{自治体面積/宮城県|仙台市若林区}}}}
|{{right}} {{formatnum:{{#expr:{{自治体人口/宮城県|仙台市若林区}}/{{自治体面積/宮城県|仙台市若林区}}round0}}}}
| [[ファイル:Sendai City Subway Logo.svg|22px|仙台市地下鉄|link=仙台市地下鉄]] [[仙台市地下鉄東西線|東西線]]<br />[[薬師堂駅 (宮城県)|薬師堂駅]]
| <small>[[せんだい農業園芸センター]], 仙台市中央卸売市場, [[せんだい演劇工房10-BOX]], [[宮城刑務所]]<br />陸上自衛隊[[霞目駐屯地]](霞目飛行場), 深沼海水浴場, [[遠見塚古墳]], [[陸奥国分寺]]</small>
|-
! {{fontsize|larger|[[太白区|{{Ruby|太白|たいはく}}区]]}}
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[山形市|山形]]||align="right" |491 cm||align="right" | 50 cm||align="right" |-0.5℃
| style="text-align:center" | 04104-1
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[金沢市|金沢]]|| align="right" |360 cm||align="right" |53 cm||align="right" |3.7℃
| [[ファイル:Taihaku-ku in Sendai City.svg|100px]]
|{{right}} {{formatnum:{{自治体人口/宮城県|仙台市太白区}}}}
|{{right}} {{formatnum:{{自治体面積/宮城県|仙台市太白区}}}}
|{{right}} {{formatnum:{{#expr:{{自治体人口/宮城県|仙台市太白区}}/{{自治体面積/宮城県|仙台市太白区}}round0}}}}
| [[ファイル:Sendai City Subway Logo.svg|22px|仙台市地下鉄|link=仙台市地下鉄]] 南北線<br />[[長町南駅]]
| <small>[[仙台市立病院]], [[仙台市体育館|カメイアリーナ仙台]], [[ゼビオアリーナ仙台]], [[仙台市野草園]], [[富沢車両基地#仙台市電保存館|仙台市電保存館]]<br />[[たいはっくる]], [[地底の森ミュージアム]](富沢遺跡), 仙台市縄文の森広場(山田上ノ台遺跡),[[愛宕神社 (仙台市)|愛宕神社]]<br />[[仙台市八木山動物公園]], [[三神峯公園]], [[太白山]], [[二口峡谷]]([[秋保大滝]]), [[磊々峡]], [[秋保温泉]]</small>
|-
! {{fontsize|larger|[[泉区 (仙台市)|{{Ruby|泉|いずみ}}区]]}}
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[盛岡市|盛岡]]||align="right" |351 cm||align="right" | 36 cm||align="right" |-2.1℃
| style="text-align:center" | 04105-0
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[彦根市|彦根]]|| align="right" |131 cm||align="right" |29 cm||align="right" |3.6℃
| [[ファイル:Izumi-ku in Sendai City.svg|100px]]
|{{right}} {{formatnum:{{自治体人口/宮城県|仙台市泉区}}}}
|{{right}} {{formatnum:{{自治体面積/宮城県|仙台市泉区}}}}
|{{right}} {{formatnum:{{#expr:{{自治体人口/宮城県|仙台市泉区}}/{{自治体面積/宮城県|仙台市泉区}}round0}}}}
| [[ファイル:Sendai City Subway Logo.svg|22px|仙台市地下鉄|link=仙台市地下鉄]] 南北線<br />[[泉中央駅]]
| <small>[[仙台スタジアム|ユアテックスタジアム仙台]], [[仙台市屋内グラウンド|シェルコム仙台]], [[スポパーク松森]], [[宮城県図書館]]<br />[[仙台市泉文化創造センター|仙台銀行ホール イズミティ21]], [[宮城県運転免許センター]], [[賀茂神社 (仙台市)|賀茂神社]], [[七北田公園]], 鶴ケ城公園([[松森城]]跡)<br />[[泉ヶ岳]]([[スプリングバレー泉高原スキー場]], [[泉ヶ岳スキー場]], オーエンス泉岳自然ふれあい館)</small>
|}
 
仙台市が政令指定都市に移行した[[1989年]](平成元年)に、5つの行政区が置かれた。その際、旧[[泉市]]は[[泉区 (仙台市)|泉区]]とし、旧仙台市域を4分割したうえ、単独区とするには人口が少なかった旧[[宮城町]]を[[青葉区 (仙台市)|青葉区]]に、同じく旧[[秋保町]]を[[太白区]]に併合する区割りとされた。現在でも旧宮城町には青葉区・宮城[[総合支所]]、旧秋保町には太白区・秋保総合支所という、それぞれの地域を管轄する役所がある。青葉区には、旧宮城町域(宮城地区)を分区する構想がある([[青葉区 (仙台市)#宮城地区(旧宮城町)分区問題|青葉区分区問題]])。なお、区名選定にあたっては[[方位|方角]]や[[中央]]といった[[名詞#意味による分類|抽象名詞]]を極力使用しない命名がなされた。
 
{| class="sortable wikitable" style="text-align:right; font-size:90%;"
|+[[2015年]](平成27年)[[国勢調査 (日本)|国勢調査]]による昼夜人口<ref name="Census2017DayNight">[https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/toukei/kokusei2015-juugyoutituugakuti.html 平成27年国勢調査従業地・通学地による人口・就業状態等集計](宮城県)</ref>
!区名!!範囲!![[夜間人口]]!![[昼間人口]]!!昼夜比
|-
!仙台市
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |<font color="red">仙台</font> ||align="right" |<font color="red">90 cm</font> ||align="right" |<font color="red">17 cm</font>||align="right" |<font color="red">1.5℃</font>
|{{left}} 全市域
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[岐阜市|岐阜]]|| align="right" |52 cm||align="right" |16 cm||align="right" |4.3℃
|1,082,159 人
|1,148,389 人
|106.1 %
|-
!青葉区
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[石巻市|石巻]]||align="right" | 56 cm||align="right" | 17 cm||align="right" |0.5℃
|{{left}} [[仙台市都心部|都心部]]・[[上杉 (仙台市)|上杉]]・[[五橋]]・[[北仙台]]・中山・台原・折立
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[鳥取市|鳥取]]||align="right" | 263 cm||align="right" | 49 cm||align="right" |3.9℃
{| class="wikitable"
| 宮城地区
|{{left}} 旧宮城町([[愛子村|愛子]]・[[作並温泉|作並]]・[[吉成 (仙台市)|南吉成]]・[[葛岡駅|葛岡]])
|}
|310,183 人
|412,812 人
|133.1 %
|-
!宮城野区
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[福島市|福島]]||align="right" | 235 cm||align="right" | 26 cm||align="right" |1.4℃
|{{left}} [[原町 (仙台市)|原町]]・宮城野・[[鶴ケ谷 (仙台市)|鶴ケ谷]]・[[岩切]]・小鶴・蒲生
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[松江市|松江]]||align="right" | 111 cm||align="right" | 24 cm||align="right" |4.2℃
|194,825 人
|216,325 人
|111.0 %
|-
!若林区
|{{left}} 卸町・古城・荒浜・新寺
|133,498 人
|136,302 人
|102.1 %
|-
!太白区
|{{left}} [[長町 (仙台市)|長町]]・[[中田 (仙台市)|南仙台]]・西多賀・鈎取・八木山・[[茂庭台団地|茂庭]]・生出
{| class="wikitable"
| 秋保地区
|{{left}} 旧秋保町([[秋保温泉|秋保]]・[[二口温泉|二口]])
|}
|226,855 人
|187,712 人
|82.7 %
|-
!泉区
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[いわき市|小名浜]]||align="right" | 14 cm||align="right" | 6 cm||align="right" |3.6℃
|{{left}} 旧泉市([[泉中央 (仙台市)|泉中央]]・七北田・根白石・松陵・[[南光台]])
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |[[東京都|東京]]||align="right" | 13 cm||align="right" | 7 cm||align="right" |5.8℃
|216,798 人
|195,238 人
|90.1 %
|}
{{Col-begin}}
:※'''降雪量累計''':気象庁の統計データでいう「降雪の深さ合計」のこと。日ごとの降雪量を、シーズン全体で合計した量(平年値)
{{Col-break}}
:※'''最深積雪''':一度に降る最も多い積雪量(平年値)
{{Pie chart
:※'''1月気温''':1月の平均気温(平年値)
| thumb = left
| caption = 区別'''夜間'''人口の市内比率(2015年国勢調査)<ref name="Census2017DayNight"/><br />仙台市:1,082,159人 (100%)
| label1 = 青葉区:310,183人
| value1 = 28.66
| color1 = red
| label2 = 宮城野区:194,825人
| value2 = 18.00
| color2 = Coral
| label3 = 若林区:133,498人
| value3 = 12.34
| color3 = orange
| label4 = 太白区:226,855人
| value4 = 20.96
| color4 = aqua
| label5 = 泉区:216,798人
| value5 = 20.03
| color5 = blue}}
{{Col-break}}
{{Pie chart
| thumb = left
| caption = 区別'''昼間'''人口の市内比率(2015年国勢調査)<ref name="Census2017DayNight"/><br />仙台市:1,148,389人 (100%)
| label1 = 青葉区:412,812人
| value1 = 35.95
| color1 = red
| label2 = 宮城野区:216,325人
| value2 = 18.84
| color2 = Coral
| label3 = 若林区:136,302人
| value3 = 11.87
| color3 = orange
| label4 = 太白区:187,712人
| value4 = 16.35
| color4 = aqua
| label5 = 泉区:195,238人
| value5 = 17.00
| color5 = blue}}
{{Col-end}}
[[中心業務地区]]や[[流通]]・[[工業]]地区が区内にあり、[[六道の辻]]で区境を互いに接する青葉区・宮城野区・若林区の3区は[[昼間人口]]が多い(3区合計で昼夜比12万6933人増加)。一方、太白区および泉区は市が各々に長町地区および泉中央地区を広域拠点に指定しているものの昼間人口が少なく(2区合計で昼夜比6万0703人減少)、両区は[[ベッドタウン]]の様相が色濃い。
{{Col|
{{Line chart
| color_background = white
| color_series_1 = blue
| thickness_series1 = 1.5
| color_series_2 = green
| thickness_series2 = 1.5
| color_series_3 = purple
| thickness_series3 = 1.5
| color_series_4 = orange
| thickness_series4 = 1.5
| color_series_5 = magenta
| thickness_series5 = 1.5
| color_series_6 = brightgreen
| thickness_series6 = 1.5
| width = 300
| height = 400
| padding_left = 50
| padding_right = 10
| padding_top = 5
| padding_bottom = 15
| number_of_series = 6
| number_of_x-values = 8
|label_x1=1985|label_x2=1990|label_x3=1995|label_x4=2000|label_x5=2005|label_x6=2010|label_x7=2015|label_x8=2020|
| y_max = 320000
| y_min = 100000
| scale = yes
| interval_primary_scale = 50000
| interval_secondary_scale = 10000
|S01V01=|S01V02=259998|S0103=270515|S01V04=277743|S01V05=281218|S01V06=291436|S01V07=310183|S01V08=311590|
 
|S02V01=|S02V02=172718|S02V03=176827|S02V04=178780|S02V05=182678|S02V06=190473|S02V07=194825|S02V08=196732|
以上、平年値の表からも判るように、仙台は、東日本・北日本にありながらも降雪量・積雪量が少ない。これは、東北地方の脊梁(せきりょう)山脈である[[奥羽山脈]]が「壁」の役割を果たし、太平洋側にある仙台には基本的には雪が降らず、晴れて[[からっ風]]が吹くためであり、又、[[仙台平野]]が太平洋に開けていることで、海洋性気候になっているためである。仙台も東京などと同様の夏に降水量が多い「夏雨冬晴れ型」である(札幌や金沢など日本海側は、冬に降水量が多い「夏晴れ冬雪型」)。このため、冬季は晴天が多くなって、昼間は気温が上がり、夜間は[[放射冷却]]により気温が急激に下がる。即ち、昼間の最高気温が0℃を下回る[[真冬日]]の平均日数は約2日と少なく、一方、夜間の最低気温が0℃を下回る[[冬日]]の平均日数は約80日と多くなっている([[水戸市|水戸]]とほぼ同じ)。[[初雪]]は11下旬~12月上旬頃に観測されることが多く、[[積雪]]を伴う降雪は12月下旬以降となる。「ホワイトクリスマス」 になる確率 (雪が降る確率。積雪のあるなしは問わない)は、過去30年で42%。
 
|S03V01=|S03V02=129436|S03V03=128942|S03V04=129717|S03V05=129942|S03V06=132306|S03V07=133498|S03V08=141475|
冬季の降雪には2つのパターンがある。1つが<u>「[[西高東低]]」の気圧配置による降雪パターン(冬の降雪パターン)</u>である。脊梁(せきりょう)山脈である[[奥羽山脈]]の標高が、仙台付近では2000m以下と低いために、その「壁」としての役割は[[関東地方]]における「壁」の役割をしている2000m以上の[[越後山脈]]などと比べて弱く、寒気団の南下や西風が強いなどの諸要因が重なると、その「壁」を越えて仙台に雪を降らせる。この場合、雪を降らせる諸要因の強弱により、「山側の泉区・青葉区・太白区は雪、海側の宮城野区・若林区は晴れ」という天気になることもしばしばで、雪雲の端の辺りにいると、晴れている空から雪が降る「お天気雪」によく遭遇する(日の出の時間帯に「お天気雪」になると、降ってくる雪が朝日を反射して、赤や金色の雪が舞っているように見える)。
 
|S04V01=|S04V02=199890|S04V03=212412|S04V04=221461|S04V05=222447|S04V06=220588|S04V07=226855|S04V08=234758|
もう一つが<u>「南岸低気圧型」の降雪パターン(早春の降雪パターン)</u>である。2月下旬頃になると、西高東低の気圧配置の出現回数が減り、それに代わって日本南岸付近を低気圧(いわゆる台湾坊主)が通過するようになる。関東の南岸を低気圧が通過するときにそこに向かって寒気が吹き込んだ場合、東京から仙台の東日本[[太平洋]]側に雪が降ることがある。
 
|S05V01=124216|S05V02=156356|S0503=182601|S05V04=200429|S05V05=208813|S05V06=211183|S05V07=216798|S05V08=212149|
また、暖冬でもない限り、市西部の奥羽山脈には十分な積雪が見込め、仙台の中心部から1時間程度で行ける[[スキー場]]には多くのスキーヤーやスノーボーダーが繰り出す。
| points = yes}}
|;各区の国勢調査人口の推移(単位:人)<ref>[http://www.city.sendai.jp/chosatoke/shise/toke/jiho/kekka/tokushu-04.html 国勢統計区別にみた仙台市の人口(平成17年国勢調査 国勢統計区別集計結果)](仙台市)</ref><ref>[http://www.city.sendai.jp/chosatoke/shise/toke/h22/hyo.html 平成22年国勢調査(10月1日現在)による仙台市の人口(確定値)](仙台市)</ref><ref>[http://www.city.sendai.jp/chosatoke/shise/toke/kokuchou_h27/kakuteichi.html 平成27年国勢調査(10月1日現在)による仙台市の人口(確定値)](仙台市)</ref>
{{legend-line|blue solid 5px|青葉区}}
{{legend-line|green solid 5px|宮城野区}}
{{legend-line|purple solid 5px|若林区}}
{{legend-line|orange solid 5px|太白区}}
{{legend-line|magenta solid 5px|泉区}}}}
 
===人口===
冬季の道路の路面状況は、積雪無しのドライ状態が最も多い。降雪があった場合でもすぐ融けるかシャーベット状になるかで、圧雪状態になることはほとんどない。積雪があった場合でも、市が[[除雪]]を行うことにより、自動車交通への影響は少なくなっている。但し、1月中旬から2月中旬にかけての厳冬期には、道路脇に除雪された雪が昼間に融け、その融水が夜間の[[放射冷却]]によって凍り、道路がまだらに[[アイスバーン]]となるという現象がしばしば発生するため注意が必要である。このような路面状況のため、かつては[[スパイクタイヤ]]による粉塵公害がひどく、「仙台砂漠」との悪名をつけられていた。故に仙台市は、スパイクタイヤの使用禁止運動に際して最早く着手した。
* [[推計人口]]:約{{#expr:{{自治体人口/宮城県|仙台市}} / 10000 round 0}}万人
* 登録人口:約104万人([[住民基本台帳]]人口:約104万人。外国人登録:約1万人)
* 世帯数:477,857世帯([[2012年]](平成24年)[[10月1日]])
 
宮城県は東北地方では最も面積が小さく、自然障壁の少ない[[仙台平野]]に県民の大半が居住するため、その中心である仙台市への一極集中がみられる<ref>[http://www.stat.go.jp/gis/h17/did/pdf/04.pdf 国勢調査における人口集中地区]</ref>。平成17年国勢調査での県内人口占有率は43.43%、22年調査では44.55%、宮城県市町村別推計人口の平成23年7月1日付で45%を突破した。令和2年国勢調査では県人口の47.6%を占める。また、同24年1月1日付で県内人口2位の[[石巻市]]の7倍を超えた。市内の人口は65歳以上が割合を増やしているが、大学や各種[[専門学校]]が多いため(→「[[仙台市の学校]]」)、若年者人口の割合が大きい。
==== 春 ====
3月下旬頃までは降雪があるが、4月に降る事は少ない。[[サクラ|桜]]が咲くのは例年4月初~中旬頃であり、入学式や始業式、新歓コンパの時期とほぼ重なる。仙台の桜の名所は西公園や榴ヶ岡公園、三神峯公園などである。三神峯公園は桜の種類が異なるため、ソメイヨシノが散っていくころが桜の見ごろである。また、定禅寺通り・青葉通りのケヤキ並木の新緑が美しい季節である。
 
[[支店経済都市]]と言われる仙台市は、[[人事異動]]に合わせるように統計上、[[年度]]末に約2万人が流出し、年度始めにほぼ同数が流入する。近年は、3月・4月に差し引き約5,000人程度総人口が減少し、5月・6月に回復する。同様に、第2四半期末から第3四半期始めの9月・10月にも人口が減少し、11月に回復する。
==== 梅雨 ====
仙台の[[梅雨]]は6月下旬から7月下旬にかけてである。オホーツク海気団の影響により、冷涼であることが多く、湿度はあるものの7月中旬までは気温は全国平均よりも低く「梅雨寒」の日もある。
 
2000年代になると人口の社会増(転入超過)は僅少になり、[[2006年]](平成18年)度からは社会減(転出超過)に転じた。転出先のトップは[[東京都]]であるが、隣接する[[富谷市]]・[[利府町]]・[[名取市]]などでの宅地開発の進展も、転出増の背景となっている。社会減を自然増で補う形で数千人/年程度の人口増となっていたが、2011年に発生した東日本大震災により、人口動態が大幅に変化した結果、社会増が回復基調にある。2012年における仙台市の転入超過は、東京23区に次ぐ全国2番目の数値となった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXNZO51085090Y3A120C1L01000/ 仙台に人口集中、昨年の転入超過全国2位(日本経済新聞)]</ref>。
5-7月頃、湿った暖かい南東風が冷たい[[親潮]]の上を通過する際に海霧を発生し、それが[[太平洋]]に開けた[[仙台平野]]の内陸まで入り込み、街全体が[[霧]]に包まれることがしばしばある。[[フルキャストスタジアム宮城]]でのナイターの試合では、この霧に照明の光が乱反射し、フライになったボールがよく見えないという問題が起きている。
 
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、3.46%増の1,082,159人であり、増減率は県下35市町村中6位、40行政区域中7位。
==== 夏 ====
[[真夏日]]の平均日数は17日程度。[[熱帯夜]]の平均日数は2日に満たない。気温30℃を越える真夏日をもって 「夏」 と定義するならば、「仙台の夏は約半月程度」 となり、[[海]]のレジャーが好きな人にとっては物足りない気候である。しかし、不快な蒸し暑さや寝苦しさ等がなく、[[熱中症]]リスクも低いことから、「とても過ごし易い」 と感じる人が多い。
 
{{人口統計|code=04100|name=仙台市|image=Population distribution of Sendai, Miyagi, Japan.svg}}
年によっては、[[親潮]]の上を渡って来る冷たい北東風の[[やませ]]の影響で[[冷夏]]となり、農作物に大打撃を与え、海のレジャーがほとんど出来ないことがある。(1993年など)
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|;[[国勢調査 (日本)|国勢調査]]人口(単位:万人)
{{legend-line|magenta solid 4px| [[仙台都市圏]](広域行政推進地域)}}
{{legend-line|skyblue solid 4px| 現・仙台市域にあたる人口}}
{{legend-line|blue solid 4px| [[ファイル:Flag of Sendai, Miyagi.svg|26px|border]] '''仙台市'''}}}}
====統計データ====
;現在の市勢
* 総人口 - 1,096,704人(2020年10月1日)
* 世帯数 - 519,331世帯(2019年7月1日)
* 年少(15歳未満)人口率 - 13.7%(2005年)
* 高齢(65歳以上)人口率 - 15.8%(2005年)
* [[昼間人口]] - 1,090,162人(2000年)
* [[労働力調査|労働力人口]] - 509,211人(2000年)
* [[第一次産業]]就業者数 - 5,612人(2000年)
* [[第二次産業]]就業者数 - 82,744人(2000年)
* [[第三次産業]]就業者数 - 471,273人(2000年)
* 農業産出額 - 97,40百万円(2004年)
* 製造品出荷額等 - 771,325百万円(2004年)
* [[日本の年間商品販売額一覧|商業年間商品販売額]] - 7,836,820百万円(2003年)
; 出典 :
# [https://web.archive.org/web/20090223071932/http://www.stat.go.jp/data/ssds/5b.htm 総務省統計局『統計で見る市区町村のすがた2007』2007年]
===隣接自治体===
;{{flag|宮城県}}
*[[名取市]]
*[[多賀城市]]
*[[富谷市]]
*[[宮城郡]]:[[七ヶ浜町]]、[[利府町]]
*[[黒川郡]]:[[大和町]]
*[[柴田郡]]:[[村田町]]、[[川崎町 (宮城県)|川崎町]]
*[[加美郡]]:[[色麻町]]
;{{flag|山形県}}
*[[山形市]]
*[[尾花沢市]]
*[[東根市]]
 
==気候==
*仙台の海でのレジャーには注意が必要である。仙台は、太平洋に面しているため波が高く、とても危険である。そのため、[[消波ブロック]]が設置してある海岸以外では遊泳禁止になっている。しかし、「波が高い」 ことは、一方で仙台の海を[[サーフィン]]のメッカにしており、プロ・サーフィン・ツアーの開催地にも選ばれている。市内にはサーフショップがいくつもあり、スポーツ用品店ではボディボードが当たり前のように売られている。仙台の海は、冬は親潮の影響から水温が低いが、夏~10月くらいまでは[[黒潮]]の影響で水温が高い。サーファーたちは、季節によってウェットスーツを使い分け、水温・気温の高低に関わらず、一年中サーフィンを楽しんでいる。
{{Main|仙台の気候}}
*[[紀伊半島]]沖あたりまで[[台風]]が来ると、[[うねり]]が[[仙台湾]]にまで達するようになる。そのため、仙台では台風を微塵も感じさせない快晴の天気であっても、海では波が高くなって危険である。一方、このうねりは、規則正しく整った大きな波として仙台の海に到達するので、ビッグウェーブを乗りこなせる上級[[サーフィン|サーファー]]たちが大勢海に繰り出す。もちろん、台風が仙台を直撃しているときは、強風で波が崩れてしまうので、全くサーフィンに適さない波となり、仙台のサーファーたちが海に出ることはない。[[湘南]]のような元々波の小さい海では、映画「[[稲村ジェーン]]」 のごとく台風直撃時の波に乗る人たちもいるようだが、もともと波の大きい仙台ではあり得ない。
[[気象庁]]により、[[気象観測]]が行われている[[観測所]]は、以下の3か所である。
*東北地方で最も有名なサーフスポットは、[[仙台港]]である。毎年、日本プロ[[サーフィン]]連盟によるプロの大会が、仙台港で開催されている。
*[[仙台管区気象台]]:仙台市宮城野区五輪
*[[七夕]]祭りが開かれる8月6日から8日のうち、一日は必ず雨が降るという[[ジンクス]]がある。
*新川:仙台市青葉区新川字清水尻
*[[泉ヶ岳|泉ケ岳]]:仙台市泉区福岡岳山
===仙台市都心部(仙台管区気象台)の気候===
[[ケッペンの気候区分]]によると、[[仙台市都心部]]の[[気候]]は[[温暖湿潤気候]](Cfa)に属する。
 
[[都道府県庁所在地]]としては、真夏日と真冬日の合計日数が最も少なく、[[平年値]]では真夏日が23.0日、真冬日が0.8日となっている。
==== 秋 ====
仙台では、秋季の降雨量の方が梅雨の降雨量より多い。仙台周辺に接近する[[台風]]は、ほとんどが「雨台風」であり、「風台風」はまれである。また、多くの[[芋煮会]]の開かれる季節である。市内のコンビニエンスストアの前に[[芋煮会]]用の薪が高く積まれている様子は、市民にとっては風物詩だが、他の地方の観光客には不思議な光景に見える。
 
[[夏季]]は、最暖月である[[8月]]の日平均気温が24.4℃、平均最高気温は28.2℃と、[[政令指定都市]]としては[[札幌市]]に次いで[[気温]]が低い。
[[紅葉前線]]の到来は、例年11月の中旬頃。[[盛岡市|盛岡]]の紅葉は黄色、[[京都市|京都]]の紅葉は紅が綺麗であるが、仙台周辺の紅葉は、針葉樹の緑をバックにして黄色と紅が混在している。
 
[[冬季]]は、最寒月である[[1月]]の日平均気温が2.0℃、平均最低気温は-1.3℃と、[[東北地方]]の[[都市]]としては気温が高く、[[八王子市]]や[[宇都宮市]]といった[[関東地方]]の都市よりも平均最低気温が高い。
====天気予報区分====
[[宮城県]]における天気予報および[[注意報]]・[[警報]]の細分区域が2003年に変更され、一次細分区域がこれまで「平野」、「山沿い」だったのが「東部」、「西部」に名称変更し、二次細分区域が、仙台市を含む区域においてはかつての宮城県南部を一括りにした「平野南部」「山沿い南部」からさらに細分化され、「東部仙台」「西部仙台」という区分になった。この「東部・西部仙台」という名称は、基本的に仙台の西側が西部で東側が東部と思われているが、正式には、「東部仙台」は宮城野区・若林区の全域と青葉区・太白区の東側(旧宮城町・旧秋保町区域以外)で、「西部仙台」は泉区の全域と、青葉区の旧宮城町区域、太白区の旧秋保町区域である。
 
[[年間]]平均[[降水]]量は1276.7mmと、政令指定都市としては[[岡山市]]、札幌市、[[堺市]]に次いで少ない。
=== 人口 ===
平成17年7月1日現在の推計人口は、およそ102万7000人である。<br>
(住民基本台帳人口 : 約100万3000人。外国人登録人口 : 約1万人)<br>
*世帯数:444,514世帯(2005年8月1日)
仙台市は「支店経済」の都市といわれているが、近年の高度情報化、ネットワーク化、および、景気低迷の流れのから、他都市に本社がある企業の仙台支店が縮小・営業所への格下げ・閉鎖の傾向が見られる。それもあって以前のような社会増 (転入超過) 傾向はなくなり、社会動態における転入・転出はほぼ同数となっている。そのため人口増加は自然増に依存しており、近年は数千人程度の増加で留まっている。また、仙台市に隣接する富谷町・利府町・名取市などの宅地開発が進んでおり、これも転出増の原因となっている。平成16年度は社会動態が減少(転出超過) に転じたため、[[少子化]]傾向とあいまって、数年後には人口減少が始まるとみられている (転出先のトップは[[東京]])。但し、仙台市には大学や各種専門学校が集中しているので、全国的に見ても若年者の人口に占める割合は大きい。<br>
(参考 : [http://www.city.sendai.jp/kikaku/seisaku/toukei/jinkou/graph1.html 仙台市役所 人口の推移])
 
年間平均[[降雪]]量は59cmと、東北地方の都市としては少ない。過去最深[[積雪]]は41cmであり、[[東京都区部|東京]]の過去最深積雪である46cmと比べても少ない。
=== 産業立地 ===
===仙台市西部(新川)の気候===
====中心商業地====
[[寒暖]]の差が大きく気温の[[年較差]]、[[日較差]]が大きい顕著な[[大陸性気候]]である。降雪量が多く、[[宮城町|旧宮城町]]と[[秋保町|旧秋保町]]は[[豪雪地帯]]に指定されている。
[[画像:Loft_.JPG|thumb|250px|仙台ロフト(2004年8月)]]
仙台の中心商業地には、2つの極が存在する。1つは'''[[一番町 (宮城県)|一番町]]''' (東一番丁通り) であり、もう1つは'''[[仙台駅]]西口'''一帯である。
 
仙台市西部の新川は、仙台市都心部よりも気温が低く、平年値では真夏日が14.3日、夏日が59.9日、真冬日が12.3日、冬日が129.6日となっている。
[[一番町 (宮城県)|一番町]]は、[[歩行者天国]]化された[[アーケード]]街となっており、地元商店や路面店型の専門店が多く、高級[[デパート]]やファッションビルがいくつもある。近年は、[[藤崎]]やぶらんどーむ一番町 (VLANDOME) を中心にブランド街化が進んできている。
 
冬季は、-10℃から-15℃前後の気温が数日程度[[観測]]される。近年では[[2021年]][[1月8日]]に-13.2℃ 、2021年[[1月9日]]に-16.3℃、2021年[[1月10日]]に-14.5℃、2021年[[1月11日]]に-11.5℃を観測し、4日連続で最低気温が-10℃を下回った。
[[仙台駅]]西口一帯は、[[ペデストリアンデッキ]]によっていくつもの大規模店がつながり、ある種、歩行者天国化された 「空中都市」 の様相を呈している。仙台駅前には、大型店が数多く立地しているが、既存デパートが若年層向け品揃えに変化させたり、仙台ロフトや[[パルコ]](2008年春開業予定 [http://www.parco.co.jp/parco/newopen/sendai.html])が進出したりと、どちらかというと若者向けな街になりつつある。また、E Beans (イー・ビーンズ) の裏手には[http://www.sendaiasaichi.com/ 仙台朝市]があり、庶民の台所として賑わっている。現在、駐車場やTSUTAYAの店舗がある南町通りと愛宕上杉通(東五番丁通り)の一角には、大型デパートを誘致する構想がある。
 
年間平均降雪量は365cmと、仙台市都心部の年間平均降雪量である59cmと比べて大幅に増加する。
これら2つの極は、同様に歩行者天国化されたアーケード街である'''中央通り''' (マーブルロードおおまち・クリスロード・ハピナ名掛丁) によって繋がっており、買物客の回遊性・滞留性を作り出している。
<!--
{|class="wikitable" style="font-size:small"
|+ 主な都市の降雪量・積雪量(平年値)
!都市
!降雪量累計
!最深積雪
!1月平均気温
!都市
!降雪量累計
!最深積雪
!1月気温
|-
![[札幌市|札幌]]
| style="text-align:right;" |597&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |100&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |-3.6&nbsp;℃
![[軽井沢町|軽井沢]]
| style="text-align:right;" |136&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |36&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |-3.5&nbsp;℃
|-
![[青森市|青森]]
| style="text-align:right;" |669&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |111&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |-1.2&nbsp;℃
![[富山市|富山]]
| style="text-align:right;" |383&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |62&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |2.7&nbsp;℃
|-
![[秋田市|秋田]]
| style="text-align:right;" |377&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |38&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |0.1&nbsp;℃
![[金沢市|金沢]]
| style="text-align:right;" |281&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |44&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |3.8&nbsp;℃
|-
![[山形市|山形]]
| style="text-align:right;" |426&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |50&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |-0.4&nbsp;℃
![[千代田区|東京]]
| style="text-align:right;" |11&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |6&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |5.2&nbsp;℃
|-
![[盛岡市|盛岡]]
| style="text-align:right;" |272&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |39&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |-1.9&nbsp;℃
![[名古屋市|名古屋]]
| style="text-align:right;" |16&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |8&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |4.5&nbsp;℃
|-
! style="color:red; background-color:#ffffcc" |仙台
| style="color:red; background-color:#ffffcc; text-align:right;" |71&nbsp;cm
| style="color:red; background-color:#ffffcc; text-align:right;" |17&nbsp;cm
| style="color:red; background-color:#ffffcc; text-align:right;" |1.6&nbsp;℃
![[彦根市|彦根]]
| style="text-align:right;" |104&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |26&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |3.7&nbsp;℃
|-
![[石巻市|石巻]]
| style="text-align:right;" |54&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |17&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |0.7&nbsp;℃
![[岐阜市|岐阜]]
| style="text-align:right;" |47&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |17&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |4.4&nbsp;℃
|-
![[福島市|福島]]
| style="text-align:right;" |189&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |25&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |1.6&nbsp;℃
![[鳥取市|鳥取]]
| style="text-align:right;" |214&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |46&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |4.0&nbsp;℃
|-
![[いわき市|いわき]]
| style="text-align:right;" |-
| style="text-align:right;" |-
| style="text-align:right;" |3.8&nbsp;℃
![[松江市|松江]]
| style="text-align:right;" |89&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |20&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |4.3&nbsp;℃
|-
![[新潟市|新潟]]
| style="text-align:right;" |217&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |36&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |2.86&nbsp;℃
![[福岡市|福岡]]
| style="text-align:right;" |4&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |3&nbsp;cm
| style="text-align:right;" |6.6&nbsp;℃
|-
! style="background-color:#ccccff" |[[ニューヨーク|NY]]
| style="background-color:#ccccff; text-align:right;" |26.8&nbsp;cm
| style="background-color:#ccccff; text-align:right;" |- cm
| style="background-color:#ccccff; text-align:right;" |0.1&nbsp;℃
! style="background-color:#ccccff" |[[シカゴ]]
| style="background-color:#ccccff; text-align:right;" |97&nbsp;cm
| style="background-color:#ccccff; text-align:right;" |- cm
| style="background-color:#ccccff; text-align:right;" |-4.3&nbsp;℃
|}
: ※'''降雪量累計''':[http://www.data.kishou.go.jp/etrn/index.html 気象庁の統計データ] でいう「降雪の深さ合計」のこと。日ごとの降雪量を積算(平年値)
: ※'''最深積雪''':一度に降る最も多い積雪量(平年値)
: ※'''1月気温''':1月の平均気温(平年値)
: (参考):[[アメリカ合衆国]]の[[ニューヨーク|ニューヨーク市]](NYC)と[[シカゴ|シカゴ市]]を併記(数値は [http://www.nws.noaa.gov/ National Weather Service] による)。-->
{{Sendai weatherbox}}
 
{{Weather box
なお、仙台には[[地下街]]がない。これは7大都市(三大都市+札・仙・広・福)のなかでは唯一仙台だけである。実際、[[東北新幹線]]の開通(1982年)に合わせて改築していた[[仙台駅]]の西口前に地下街を造る構想が70年代後半にあったのだが、1980年(昭和55年)8月16日に発生した[[静岡駅]]前の[[地下街]]「ゴールデン街」のガス爆発火災によって地下街の安全性が問題になり、構想が立ち消えになったためである。その後は、仙台駅西口の道路の地下に、[[仙台市営地下鉄南北線|地下鉄・南北線]]の[[仙台駅]]、続いて[[JR]][[仙石線]]の[[あおば通駅]]が建設され、現在、[[仙台市営地下鉄東西線|地下鉄・東西線]]の[[仙台駅]]の建設が計画されており、地下街構想は頓挫したままとなっている。しかし、仙台駅の西口と東口周辺は、地下通路で縦横に繋がっている。
|___location=新川(青葉区、標高265m)(1991年 - 2020年)
|single line=Y
|metric first=Y
|Jan record high C=15.3
|Feb record high C=17.0
|Mar record high C=21.4
|Apr record high C=29.6
|May record high C=32.2
|Jun record high C=33.3
|Jul record high C=35.4
|Aug record high C=34.9
|Sep record high C=33.6
|Oct record high C=28.7
|Nov record high C=22.7
|Dec record high C=18.7
|year record high C=35.4
|Jan high C=2.7
|Feb high C=3.6
|Mar high C=7.5
|Apr high C=14.1
|May high C=19.4
|Jun high C=22.2
|Jul high C=25.5
|Aug high C=26.8
|Sep high C=23.1
|Oct high C=17.7
|Nov high C=12.0
|Dec high C=5.8
|year high C=15.0
|Jan mean C=-0.8
|Feb mean C=-0.5
|Mar mean C=2.6
|Apr mean C=8.2
|May mean C=13.6
|Jun mean C=17.4
|Jul mean C=21.1
|Aug mean C=22.1
|Sep mean C=18.4
|Oct mean C=12.4
|Nov mean C=6.5
|Dec mean C=1.5
|year mean C=10.2
|Jan low C=-4.6
|Feb low C=-4.6
|Mar low C=-2.1
|Apr low C=2.1
|May low C=7.8
|Jun low C=12.9
|Jul low C=17.3
|Aug low C=18.3
|Sep low C=14.2
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|Dec low C=-2.3
|year low C=5.7
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|Feb record low C=-16.3
|Mar record low C=-12.6
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|year record low C=-16.3
|Jan precipitation mm=76.3
|Feb precipitation mm=60.1
|Mar precipitation mm=89.0
|Apr precipitation mm=101.2
|May precipitation mm=115.1
|Jun precipitation mm=157.5
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|Sep precipitation mm=214.7
|Oct precipitation mm=145.9
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|Dec precipitation mm=92.7
|year precipitation mm=1568.9
|unit precipitation days=1.0 mm
|Jan precipitation days=14.7
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|Apr precipitation days=10.7
|May precipitation days=11.0
|Jun precipitation days=12.4
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|Dec precipitation days=14.3
|year precipitation days=154.1
|Jan snow cm=133
|Feb snow cm=114
|Mar snow cm=48
|Apr snow cm=4
|May snow cm=0
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|Dec snow cm=66
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|Jan sun=99.0
|Feb sun=107.0
|Mar sun=141.6
|Apr sun=174.6
|May sun=180.0
|Jun sun=127.3
|Jul sun=109.1
|Aug sun=121.4
|Sep sun=108.2
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|Dec sun=89.7
|year sun=1498.2
|source 1=[https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/index.php Japan Meteorological Agency ]|source 2=[[気象庁]]<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/index.php?prec_no=34&block_no=0251&year=&month=&day=&view= |title=新川 過去の気象データ検索 |accessdate=2024-12-08 |publisher=気象庁}}</ref>}}
 
====歓楽街== 歴史 ==
{{See2|仙台藩(仙臺藩)時代の歴史については「[[仙台藩]]」を}}
仙台には、東北地方最大の歓楽街である[[国分町]]がある。歓楽街としての国分町は、一番町の西側に平行して通る国分町通りを中心に、稲荷小路・虎屋横丁などその周辺に広がっており、ほとんどの飲食店は、おおよそ、東端が[[一番町 (宮城県)|東一番丁通り]]、南端が[[広瀬通り]]、西端が[[晩翠通り]]、北端が[[定禅寺通り]]に囲まれたブロック内に集中している (広瀬通りを挟んで南側の国分町通りはオフィス街)。国分町地区の中には、「東一センター」という横丁があり、戦後の雰囲気を残している地区がある。晩翠通りを挟んで西側にある立町(たちまち)には、(呼べば芸者も来る)高級料亭と、ホテルが立地する。踊る方の[[クラブ]]は、ライブハウス兼業のものは一番町に多く、その他は国分町地区のビルの中や横道の地下などに立地する。
{{出典の明記|date=2021年12月|section=1}}
 
仙台市は、かつての[[宮城郡]]南部と[[名取郡]]北部に市域が広がるが、両郡の東部に広がる[[仙台平野]](狭義)は、西と北を[[陸前丘陵]]<ref group="注" name="Rikuzen">仙台平野を囲む陸前丘陵は、西側が[[青葉山丘陵]]や[[高舘丘陵]]、北側が[[七北田丘陵]]や[[松島丘陵]]。</ref>、東を[[太平洋]]の[[仙台湾]]、南を[[阿武隈川]]に囲まれる。また、同平野の北部は[[長町-利府線断層帯]]<ref>[https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_katsudanso/f020_nagamachi/ 長町-利府線断層帯]([[地震調査研究推進本部]])</ref> を境に、北西側が[[洪積台地]]、南東側が[[沖積平野]]に分かれる<ref>{{PDFlink|[http://www.disaster.archi.tohoku.ac.jp/koukaikoza/koukai6/motosaka.pdf 最新の地盤情報に基づく1978年宮城県沖地震の揺れの再現 ~地盤環境に調和した地震対策の展開に向けて~]}}(東北大学)</ref>。当地は、[[畿内]]に端を発する山道(後に[[東山道]]に再編)と[[海道]](後に[[東海道]]に再編)とが合一する唯一の地<ref group="注">山道(後に東山道に再編)と海道(後に東海道に再編)は、[[尾張国]]([[濃尾平野]])と[[武蔵国]]([[関東平野]]南部)で近接はするものの合一しない。</ref> であり、その合一した街道は後年、[[奥大道]]や東街道と名称を変えながらも同断層帯およびそれに続く高舘丘陵<ref group="注" name="Rikuzen" />の東縁に沿って南北に通る重要な道として存在し続けた。[[伊達政宗]]による仙台開府以前の当地では、この街道沿いを中心に、同断層帯・丘陵より東側の沖積平野にある[[自然堤防]]などの微高地(以下「東方微高地」)にのみ町場が形成された<ref name="TAK20120407">千葉正樹、「[https://hdl.handle.net/10097/53971 仙台城下町誕生と堤町・通町]」『東北アジア研究センター報告』 2012年 4号 p.7-22, 東北大学東北アジア研究センター</ref>。「東方微高地」には、[[4世紀]]末ごろに東北最大の雷神山古墳(現[[名取市]])や県内2位の[[遠見塚古墳]]が築造され、[[7世紀]]半ばの[[陸奥国]]設置後は[[国府]]とされる[[郡山遺跡]]<ref>[http://www.city.sendai.jp/kyouiku/bunkazai/genchi-080802n37/index.html 長町駅東遺跡発掘調査 遺跡見学会資料](仙台市)</ref><ref group="注" name="nagamachi" />や[[多賀城]](現[[多賀城市]])<ref>[http://www.thm.pref.miyagi.jp/kenkyusyo/explanation_jougai.html 多賀城跡とは/城外の様子](宮城県多賀城跡調査研究所)</ref>、さらに[[陸奥国分寺]]や[[陸奥国分尼寺]]など同国の重要施設も置いている。
その他の飲食店集中地区として、[[仙台駅]]西口周辺があるが、ほとんどがビルの中などに散在して存在する形になっている。但し、政岡通りやじゃんじゃん横丁など、戦後の雰囲気を残した飲食店が並ぶ道もある。仙台駅前の飲食店は、仙台駅を利用して郊外に帰る通勤客や仙台出張の新幹線客等に対応し、終電後に閉店してしまうものが多かった。しかし、近年、[[東北地方]]各地から仙台に遊びに来る買い物客・観光客等に対応し、踊る方のクラブが初めて駅前のビルの中に出来た。仙台駅前の深夜0時以降のビジネスに変化が更に現れるのか注目されている。
 
多賀城が[[11世紀]]前半<ref group="注">{{PDFlink|[http://gatetagajyo.web.fc2.com/pdf/tagajyo_jyougantunami.pdf 貞観地震・津波からの陸奥国府多賀城の復興]}}([[東北歴史博物館]]) … 終末年代は、かつては10世紀中ごろと考えられていたが、近年は11世紀前半と考えられるようになった。</ref> に国府としての機能を失うと、陸奥国府は[[陸奥府中]]の南西部にあたる現・[[東日本旅客鉄道|JR]][[岩切駅]]周辺の[[七北田川]]沿い「東方微高地」に移転し、[[南北朝時代 (日本)|南北朝時代]]まで続いた<ref name="SendaiHistory2-237">『仙台市史 通史編2 古代中世』 P.237-257</ref>。[[12世紀]]には陸奥国府は多賀国府とも呼ばれるようになり、国府周辺には多賀国府町(たがのこう町)と呼ばれる、陸奥国の政治・経済の中心地としての町場が[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]まで続いた<ref name="SendaiHistory2-237" /><ref>[https://www.pref.miyagi.jp/site/maizou/nakano-gensetu.html 仙台市中野高柳遺跡](仙台市)</ref><ref name="KahokuHistory">『せんだい 歴史の窓』(菅野正道 著、[[河北新報]]出版センター、2011年10月30日 ISBN 978-4-87341-262-7) P.61-80</ref>。当時のその他の町場には、[[原町 (仙台市)|原町]]の[[宿場]]<ref group="注" name="haranomachi">石巻街道(塩竈街道)下り第一宿駅の原町宿を基礎にする旧市街とその周辺の新市街を含めたエリアに、宮城野区役所や宮城野区中央市民センターなどが集積している。</ref>、陸奥国分寺の[[門前町]]である[[国分日町]]、[[国分氏 (陸奥国)|国分氏]]の[[小泉城下町]]<ref>[http://www.city.sendai.jp/kyouiku/bunkazai/wakabayashi/5.html 若林城関連年表](仙台市)</ref>、[[粟野氏]]の[[北目城下町]]<ref>[http://www.city.sendai.jp/kyouiku/bunkazai/iseki/c0000000042.html 北目城跡](仙台市)</ref> などがあり、いずれも「東方微高地」にあった<ref name="TAK20120407" /><ref name="Sendai400">{{PDFlink|[http://www.city.sendai.jp/kyouiku/bunkazai/panfu/pdf/44.pdf 仙台開府四百年記念 戦国から近世へ 城・館・町]}}(仙台市)</ref>。
近年は、[[泉区 (仙台市)|泉区]]の泉中央地区([[泉中央駅]]西口)にも飲食店が多数立地するようになってきている。また、仙台駅東口の方でも、[[北目町通り|北目町]]ガードを抜けた先の榴岡1丁目・新寺1丁目辺りに飲食店等が集まり始めている。
 
[[慶長]]5年[[12月24日 (旧暦)|12月24日]]([[1601年]][[1月28日]])より政宗は、伝統的な当地の中心地である「東方微高地」ではなく、同断層帯より西側の洪積台地に広がる広瀬川の[[河岸段丘]]上に[[仙台城]](青葉城)および[[城下町]]を建設して[[仙台藩]]62万[[石 (単位)|石]]の中心地とした<ref>[http://www.hirosegawa-net.com/report/report06.html 広瀬川研究レポート vol.6 「広瀬川沿いの地形・地質と人々との関わり」](仙台市「[http://www.hirosegawa-net.com/index.html 広瀬川ホームページ]」)</ref>。城下は、南北道の[[奥州街道]]と、仙台城大手門から[[石巻街道]]([[塩竈街道]])へとつながる東西道の[[大町 (仙台市)|大町]]とが交差する[[芭蕉の辻]]を商業中心とし、国分日町が移転してきた[[国分町 (仙台市)|国分町]]<ref group="注">仙台城下町の商業中心「芭蕉の辻」から北に連なる町</ref><ref name="Station4" group="注">仙台城下町の四[[伝馬]]町:国分町、北目町、[[中央通り (仙台市)|新伝馬町]]、[[北材木町]]</ref>、北目城下町が移転してきた[[北目町]]<ref group="注">仙台藩の[[一里塚]]の起点が設置された。</ref><ref name="Station4" group="注" />、そして[[伊達氏]]に従って移転してきた[[御譜代町]]6[[町丁|町]]などの[[町人]]町を城下の街道沿いに配置した<ref name="KahokuHistory" /><ref name="Sendai400" />。「東方微高地」では、小泉城および小泉城下町が政宗によって再編されて[[若林城]]および[[若林城下町]]となったが、死後に廃城および仙台城下町に吸収合併された<ref name="KahokuHistory" />。また、原町の宿場は石巻街道(塩竈街道)下り第一[[宿駅]]の[[原町宿]]<ref group="注" name="haranomachi" />に再編され、旧・北目城下町の西隣には[[奥州街道]]上り第一宿駅の[[長町宿]]<ref group="注" name="nagamachi" />が設置され、それぞれ仙台城下町と[[コナベーション]]した。この結果、仙台は「2城下2宿場連接都市」の様相を呈した。またこれ以降、[[奥羽]](東北地方)最大都市となった([[近代以前の日本の都市人口統計|参照]])。旧・陸奥府中では、[[塩釜港|塩竈]](現[[塩竈市]])が仙台城下町の[[外港]]として発展し、塩竈と仙台との間に造られた[[運河]]系により物流の中継地となった蒲生や原町も発展した。
=====横丁=====
市内にはいくつもの[http://www.stcb.or.jp/sansaku/ala01/index.htm 横丁・小路]が存在し、それぞれ独特の雰囲気を醸し出している。東一センター(東一連鎖街)、 東一市場、壱弐参横丁(いろはよこちょう)、文化横丁、仙台銀座、じゃんじゃん横丁など、近代的なビルの谷間に、戦後の雰囲気を残した飲み屋街がいくつもある。これらの横丁には、戦後から延々と続く店がある一方で、国分町などの飲食店ビル等に比べて開店資金が少なくても済むメリットから、若者が新たに出店するケースも多く見られ、注目の店も多い。若者の横丁回帰現象に対応し、東一市場と文化横丁には、踊る方のクラブも存在する。
 
[[明治]]になると、[[東京]]と[[青森]]のほぼ中間(双方からともに約350[[キロメートル|km]])に位置する当地に[[東北鎮台]](→仙台鎮台→[[第2師団 (日本軍)|第2師団]])が設置されて[[大日本帝国陸軍|陸軍]]施設が集まり、「'''[[軍都]]'''」の側面を持ち始めた。[[1878年]]に[[仙台区]]となり、[[1882年]]に[[木道社]]が日本初の[[人車軌道]](後に日本で2番目<ref>{{PDFlink|[http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/sendaishishi/img/34.pdf せんだい市史通信 第34号]}}(仙台市博物館)</ref> の[[馬車軌道]]に転換)を仙台 - 蒲生間に開業。[[1887年]]には[[第二高等学校 (旧制)|旧制二高]]が創立、[[日本鉄道]](現JR[[東北本線]])[[仙台駅]]も設置された。同駅の設置により、木道社は廃業して蒲生は中継地としての地位を失い、船運中心の江戸時代に発展した[[石巻市|石巻]]や[[塩竈市|塩竈]]から、[[鉄道]]が集積する仙台に商権が移って<ref>{{PDFlink|[https://www.thr.mlit.go.jp/kokudo/pdf/kondan02/08sankoushiryou.pdf 東北圏の概要]}}([[国土交通省]][[東北地方整備局]]東北圏広域地方計画推進室 2007年11月6日)</ref>、現在に至る「[[商都]]」の側面を手に入れた。
====学生街====
「学都」を標榜する仙台には、旧[[学生街]]と新学生街の2つがある。
 
[[1889年]](明治22年)[[4月1日]]に[[市制]]施行。[[日露戦争]]を機に[[1907年]]には東北帝国大学(現・[[東北大学]])が創立し、東北の「'''[[学都]]'''」としての地位を確立。また、同年から[[大正]]、[[昭和]]初期にかけて「五大事業<ref group="注" name="5大事業">「五大事業」とは、[[上水道]]整備、[[電気]]事業(市営電気)、[[市区改正]]、[[仙台市電|市電]]敷設、[[公園]]設置を指す。</ref>」を推進して近代都市へと脱皮し、「[[森の都]]」や「杜の都」と呼ばれるようになった。中心商業地は[[一番町 (仙台市)|一番町]]へと移り([[ミス仙台#歌詞に描かれた仙台|参照]])、[[郊外]]ではかつて宮城郡役所が置かれた[[原町 (宮城県)|原町]]、名取郡役所が置かれた[[長町 (宮城県)|長町]]など隣接町村と合併して、これら新市域に工場地区を形成した。また、[[秋保電気鉄道]]や[[日本の地下鉄|日本初の旅客用地下鉄]]を開業した[[宮城電気鉄道]]などの沿線には行楽地が開発された。
'''旧学生街''' は、[[東北大学]]片平キャンパスの北門前にある''[[一番町 (宮城県)|一番町]]南端・[[一番町 (宮城県)#サンモール一番町商店街|サンモール一番町]]・[[柳町通り]]'' 辺りである。かつては、[[映画館]]・[[本屋]]・[[古本屋]]・楽器屋・レコード店・大手スポーツ用品店・[[古着屋]]・定食屋・飲み屋等が集中して、一番町の[[藤崎]]以北とは違ったアカデミックかつ庶民的な学生街として栄えた。しかし、東北大学の教養部やサークル棟が片平から川内キャンパスに移り、更に、南隣りにある[[東北学院大学]]の教養部が土樋キャンパスからが泉キャンパスに移転して以降徐々に衰退し、現在閑散としている感は否めない。しかし、文化横丁や壱弐参横丁などに若者が新規出店するなど新たな動きも見られ、また、地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]が開業すれば[[一番町駅]]が近くに出来るため、今後の発展が期待されている。
 
[[1941年]]、[[鉱工業]]が発達する[[福島県]]・[[秋田県]]に続いて[[東北地方]]で3番目に[[日本銀行]]の支店が置かれるなど、[[太平洋戦争]]前後に[[中央省庁]]の[[出先機関]]が集積する「[[行政]]都市」としての側面を得た<ref>{{PDFlink|[http://www.city.sendai.jp/kikaku/seisaku/surf/repo/no9502010104.pdf 仙台の産業構造と広域的機能に関する基礎調査]}}(仙台都市総合研究機構)</ref>。[[統制経済]]下で困窮した商工業者が[[満州国]]に渡って[[仙台村]]を拓いたり、[[仙台空襲]]により中心部が廃墟となったりした戦争が終わると仙台駅前には大規模な[[闇市]]が生まれ、東北各地との間で鉄道を使った物資の集散もなされた([[仙台朝市#歴史|参照]])。[[連合国軍占領下の日本|戦後占領期]]には[[仙台空襲#戦災復興事業|戦災復興事業]]により、市街地に広幅員道路が縦横に建設されて現在の都心部の基盤となった。なお、闇市に替わって[[公定価格]]マーケットや路上の[[屋台]]が市民生活を支える一方、宮城県に進駐した約1万人の[[GI (軍隊)|GI]]向けに仙台駅北側のX橋([[宮城野橋]])周辺には歓楽街が誕生。X橋は日本[[ハードボイルド]]小説の嚆矢の舞台となった<ref>[http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200704020186.html ハードボイルド小説、日本で半世紀 選集など出版](朝日新聞 2007年4月2日)</ref>。
一方、'''新学生街''' の方は活気がある。新学生街の中心は''東四番丁'' および''[[クリスロード]]'' であり、本町の専門学校生や予備校生が主な客層である。さて、仙台には[[専門学校]]や[[予備校]]の集中地区が[[本町]]と[[仙台駅]]周辺とにある。仙台駅周辺の方は、東口側に複数の大手予備校と専門学校が集中立地し、西口側には散在して専門学校が立地している。いずれも[[動線]]が集約されていないので、東口東南部にやや集積はあるものの、学生街というべきものは形成されていない。そのかわり、仙台駅西口の若者向けのデパートなどがその代用となっている。他方、本町は、かつては家具屋が多く立地して「家具の街」といわれていたが、家具屋がロードサイド店として郊外移転してしまい、現在は、専門学校や予備校の集中地区に変貌した。この本町の学生集中地区と、地下鉄[[仙台市営地下鉄南北線|南北線]]・[[広瀬通駅]]、中央通り(クリスロード)、[[JR]][[仙石線]]・[[あおば通駅]]を一直線に結ぶ東四番丁通りが、通学路として[[動線]]を集約し、新学生街を形成した。これらの学校に通う学生たちは、ファッション・音楽・携帯電話・間食などに対するニーズが高いのだが、本町のブロック内には[[エフエム仙台|Date FM]]、セレクトショップ、DJ用のレコードショップ、そして、学生の憩いの場の錦町公園等があり、本町と中央通り商店街とを繋ぐ東四番丁通り・東三番丁通り等には、ファッション関連の[[セレクトショップ]]や[[スイーツ]]専門店等が集中立地し、中央通り(クリスロード)沿いには、靴屋、CD専門店、携帯電話会社の直営ショップ、[[ファーストフード]]店、[[カフェ]]、歩きながら食べられるタイプのちょっとした食べ物を売る路面店などが立地するなど、以前の学生街とは違った種類の店を呼び寄せて、新しいタイプの「学生街」を形成している。東四番丁には、仙台で生まれた地元ファッション・ブランドの店もある。また、この学生たちが作り出す消費文化を背景とした仙台のファッション誌 [[仙台都市圏#仙台都市圏の地域情報を担うマスメディア|"COLOR"]] が、仙台の出版社であるプレスアートから出版されている。なお、クリスロードと連続して[[仙台駅]]に到る名掛丁にも学生向けの店が多い。
 
[[高度経済成長]]期になると、企業の支店が多く進出して[[第三次産業]]が伸長し、'''[[支店経済都市]]'''としても発展していく。[[1964年]]の[[新産業都市]]指定を機に、[[都市計画区域]]を隣接する宮城郡泉町、[[1971年]]より[[泉市]]・[[宮城町]]、名取郡[[秋保町]]に広げ<ref name="SendaiHistory9-2p120">『仙台市史 通史編9 現代2』 p.120 - p.143</ref>、さらに[[1970年]]には12市町による「[[仙塩]]広域都市計画区域」が指定された<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/44503.pdf 概要版 仙塩広域都市計画基本方針]}}(宮城県)</ref>。すると[[人口集中地区]] (DID) の急速な拡大と[[モータリゼーション]]が促進され、都心部の交通渋滞解決の必要から[[国道4号]][[仙台バイパス]]沿いに工業・流通地区を新設、業者が移転して空いた国分町は歓楽街に転換していった。また[[仙台市地下鉄]]の計画も始まり、[[1976年]]には[[仙台市電]]が廃止された。市電廃止は、「2城下2宿場連接都市」期における市街地の縁にあって、かつ市電と鉄道のターミナルだった[[北仙台]]・原町・長町の市内3拠点の商業中枢性を奪う結果も招いた<ref name="SendaiHistory9-2p120" />。
====オフィス街====
オフィス街は、片側4車線の東二番丁通り、及び、銀行の本支店が集中する[[青葉通り]]を中心にその周囲に広がっている。高層オフィスビルは、30階建級が3棟、20階建級が5棟程度立地する。仙台は、30年おきに発生すると言われる[[宮城県沖地震]]のため、あまりにも高層なビルは避難に不適当である。また、[[免震]]構造などを取り入れて50階以上のビルを建てるとコストが高く付き、仙台の経済力には合わない。いずれにせよ、現在の仙台の高層ビルは、30階建て級までが妥当な線である。
 
[[1962年]]度から県内総生産で<ref>[https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kenmin/files/files_kenmin.html 統計表(県民経済計算)](内閣府)</ref>、[[1980年]][[国勢調査 (日本)|国勢調査]]からは人口でも([[過去の都道府県の人口一覧|参照]])、福島県を抜いて宮城県が東北最大県となった。すると仙台市は、泉・宮城・秋保の1市2町を編入合併し、県から権限を移譲されて市制100周年の[[1989年]]4月1日に全国で11番目となる[[政令指定都市]]に移行([[仙台89ERS#チーム名の由来|参照]])。この間、[[1982年]]の[[東北新幹線]]開業に合わせ、仙台駅の建て替えと大規模な[[ペデストリアンデッキ]]を伴う駅前整備がなされ、[[1987年]]の[[政宗ブーム]]や[[仙台市地下鉄南北線|地下鉄南北線]]開業に始まる[[バブル景気]]期には民間投資と[[箱物行政]]([[石井亨|参照]])により都心部に高層ビルが建ち並び始めた([[仙台市の高層ビルの一覧|参照]])。
オフィス事情を見ると、最近の不況や高度情報化で、他都市に本社がある会社の仙台支店は縮小傾向であり、仙台のオフィス需要も下がり気味である。そのため、市当局による[[仙台駅]]北部市街地再開発(花京院地区)における高層オフィスビル計画は、20階建級の商業・オフィス複合ビルと、30階建級のマンションおよびホテル複合型の商業ビルに計画変更された。
 
一方で市は郊外部において、北の[[泉中央 (仙台市)|泉中央]]副都心<ref group="注">泉区役所が置かれている。</ref>、南の[[長町副都心]]<ref group="注" name="nagamachi">郡山遺跡、および、同遺跡の上に形成されたと推定される北目城下町の西隣に、奥州街道上り第一宿駅の長町宿が設置された。長町宿を基礎にする旧市街とその周辺の新市街を含めたエリアで、太白区役所が置かれている。</ref>、東の仙台港副都心(現[[仙台港#みなと仙台ゆめタウン|みなと仙台ゆめタウン]])、西の愛子副都心の4つの副都心を設定した。しかし、地下鉄沿線の泉中央・長町の両副都心や[[ロードサイド店舗]]に物販・職場が[[郊外化]]する傾向が見られるようになったため市は、[[バブル崩壊]]後の1990年代後半から[[コンパクトシティ]]を志向するようになり、都心部への「アクセス30分構想<ref>[http://www.city.sendai.jp/toshi/koutsukikaku/ アクセス30分構想](仙台市)</ref>」を進めている([[オムニバスタウン#宮城県仙台市|参照]])。
一方、民間では、都銀の合併で仙台市内の店舗の整理統合が進み、空いた方の土地で20階建級の高層オフィスビルを建てる例と、[[仙台駅]]前に隣接して20階建て級オフィスビルを建て、低層部分に[[パルコ]]が入る計画がある。
 
[[2000年代]]に入ると[[高速バス]]の[[仙台 - 福島線]]や[[仙台 - 山形線]]などにおける値下げ・増便競争、および仙台発着便の新規開設が進み、県外からの集客力が一気に増強した。なお、JR仙台駅東口側一帯<ref group="注">[[新寺小路]]地区、仙台駅東第一、仙台駅東第二の3つの土地区画整理事業が施行。合計面積:161.5[[ヘクタール|ha]]。</ref> における[[土地区画整理事業]]に伴って[[宮城野通り|宮城野通]]が開通し、その地下にJR[[仙石線]]の[[仙台トンネル|地下新線]]が移転開通、東口駅前広場も完成した。そこに[[2004年]]、[[宮城球場]](楽天モバイルパーク宮城)を本拠地とする[[東北楽天ゴールデンイーグルス]](チームカラーが[[クリムゾン]]'''レッド''')が新規参入すると、[[都市計画]][[用途地域]]で'''赤系色'''に塗られる地域(赤:[[商業地域]]、橙:[[近隣商業地域]])への県外・海外資本の投資が進み「レッドバブル」<!--主に不動産業界-->と呼ばれた<ref group="注">仙台の商業地の最高[[路線価]]は、[[2005年]](平成17年)[[1月1日]]付けの137万[[円 (通貨)|円]]/[[平方メートル|m<sup>2</sup>]]が[[バブル景気]]後最安値となった後、[[2008年]](平成20年)1月1日付けの260万円/m<sup>2</sup>まで急騰した。</ref>。[[2006年]]に[[仙台・宮城デスティネーションキャンペーン]]([[2008年]][[10月1日]] - [[12月31日]])の開催が決定すると投資は郊外を含めて加速、「ミニバブル」「プチバブル」などと呼ばれる活況を呈した([[仙台・宮城デスティネーションキャンペーン#投資|参照]])。2008年の[[リーマン・ショック]]後の景気後退に加え、[[東日本大震災]]で大きな被害を受けた。しかし、震災後は復興の拠点となる一方、[[2015年]]の[[仙台市地下鉄東西線|地下鉄東西線]]の開業も重なり様々な開発が活発化している。
再開発において、市当局が民業圧迫でないかどうかを考えながら計画・着工している一方、民間は勝ち組を目指して再開発しており、再開発ビルのスタイルに差が生じている ([http://www.jacicrepis.ibs.or.jp/repisdb/Project/ProjectHP/img/H0420020.htm 仙台駅 (西口) 北部再開発地区]の[[アエル (仙台市)|AER]]から花京院地区には高層建築が密集している)
 
=== 仙台市域の仙台と他の町村 ===
なお、高層マンションの開発は旺盛で、30階建以上が4棟存在し、20階建級は多数立地している。建設中・計画中のものは、30階建級が3棟程度、20階建級が数棟ある。
都市としての仙台の歴史は、[[慶長]]5年[[12月24日 (旧暦)|12月24日]]([[1601年]][[1月28日]])の[[伊達政宗]]による[[仙台城]]の建設に始まる。仙台輪之内あるいは仙台輪中と呼ばれた江戸時代の仙台の範囲は、[[青葉山 (仙台市)|青葉山]]にある仙台城とその麓・河原にあたる川内と、[[広瀬川 (宮城県)|広瀬川]]対岸の台地上に作られた城下町からなる南北5キロメートル、東西4キロメートルほどの範囲で、現在の市域のごく一部である。中世には青葉山に寺がいくつかあって地方的な霊場の様相があったが、後の城下町にあたる場所は古代から中世まで人家が稀な原野だった。
 
しかし、現在の仙台市域に広げて歴史を眺めると、いくつもの集落や町の興隆と変遷が認められる。弥生時代からの水田遺跡である[[富沢遺跡]]と[[南小泉遺跡]]の周辺は、古墳時代に入って多数の古墳が築かれた地域の中心であった。7世紀末から8世紀初めまでは[[郡山遺跡]]に[[陸奥国]]の国府が置かれた。8世紀には南小泉遺跡の北隣に[[陸奥国分寺]]と[[陸奥国分尼寺]]が建てられた。中世には[[多賀城]]から国府が市域北東部の岩切に移り、町が形成された。戦国時代には、国分寺から南小泉遺跡にかけて国分日町と呼ばれる町があった。他にも中世には平野部から山間の盆地まで、各地に集落や武士の館が作られた。              
====官庁街====
勾当台公園の北側に宮城県庁および仙台市役所および青葉区役所が位置し、官庁街となっている。片平丁には仙台[[高等裁判所]]・仙台[[地方裁判所]]などがあり、その周囲には司法関連の行政施設や弁護士事務所等が位置する。
 
以降の説明では、中世に至るまで単に仙台という場合には江戸時代の仙台の範囲を指し、現在の仙台市の範囲を指す場合には特に仙台市域と呼んで区別する。江戸時代以降はそれぞれの時代の仙台をもって仙台と呼び、現在の市域と区別する。
====東西に分けられる仙台の街====
仙台の街は[[仙台駅]]によって大きく東西に分けられているが、仙台駅の東口側は、古くからの町並みが残る地区となっていた。特に南東側の平野部([[若林区]])は下町の趣があり、江戸時代から続く地名が残る。また、60年代に仙台バイパスと共に開発された若林区の卸町とその周辺には、卸売り業者や流通業者の事業所が軒を並べる。
 
===先史===
東口の駅前から延びる[[宮城野通り]]完成後は、90年代以降、通り沿いに仙台のIT企業が集中し始め、[[仙石線]]の地下化に伴って区画整理・再開発が活発になり、[[東北楽天ゴールデンイーグルス|楽天イーグルス]]が[[県営宮城球場|フルキャストスタジアム宮城]]を本拠地にするに到って更に開発に弾みがついている。ただ、区画整理事業が終わる数年後に、旧仙石線線路沿いに大量の土地が供給されることで、マンションが大量に供給され、マンション価格の下落、それに伴う郊外住宅地の地価下落が懸念される。
;旧石器時代
仙台市域では、[[富沢遺跡]]で[[旧石器時代]]の[[焚き火]]跡が見つかっている。
;縄文時代
[[縄文時代]]の遺跡としては、[[山田上の台遺跡]]に集落があり、市内各地で遺物・痕跡が残されている。当時の人々は低湿な平野を避けて丘陵に居を構えたので、丘陵が海に続く[[松島湾]]沿いに遺跡が集中し、仙台市域では少ない。
;弥生時代
[[弥生時代]]に人々は稲作適地を求めて平野に進出し、[[名取川]]と[[広瀬川 (宮城県)|広瀬川]]にはさまれた[[富沢遺跡]]と、広瀬川の北で仙台の東にある[[南小泉遺跡]]で水田が営まれた。
===古代===
====古墳時代====
[[古墳時代]]に入ると、富沢遺跡の周辺に[[一塚古墳]]、[[二塚古墳 (仙台市)|二塚古墳]]、[[兜塚古墳 (仙台市)|兜塚古墳]]など中小の古墳が作られた。南小泉遺跡の周辺にも中小の古墳が作られ、4世紀末には[[若林区]]に[[遠見塚古墳]]という東北地方最大級(第3位)の古墳が築かれた。第1位の[[雷神山古墳]]は名取川の南、現在の[[名取市]]内にあり、二つの巨大古墳の間に多数の中小古墳が散らばっていた。
 
====飛鳥時代====
仙台港周辺は工業地区となっているが、近年商業施設の誘致と開発が計画されている。
国郡が確定したとき、仙台市域は大部分が[[宮城郡]]に、今の[[太白区]]全体と[[若林区]]南部が名取郡に属した。
[[若林区]]で両郡の境は、自然な境界になりそうな広瀬川・名取川から北にはみ出て曲がりくねっているが、これは昔の広瀬川の流路の痕跡とされる。
====奈良時代====
7世紀末からしばらくの間、市の南部の[[郡山遺跡]]には[[陸奥国]]の[[国府]]が置かれた。
郡山遺跡の東西には東多賀神社と西多賀神社が建立され、周辺には東北地方最大級の[[環濠集落]]もあった<ref>[http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/houdou/08/ekihigasi.html 長町駅東遺跡の遺跡見学会を行います](仙台市)</ref>。
国府は[[神亀]]元年([[724年]])に[[多賀城]]に移転したが、740年代か750年代に、仙台の東、南小泉遺跡の北にあたる木ノ下の地に[[陸奥国分寺]]と[[陸奥国分尼寺]]が建てられた。陸奥国分寺には巨大な“七重の塔”があった。
====平安時代====
国分寺の周辺は[[宮城野]]・宮城野原と呼ばれる原野で、[[平安時代]]には[[萩]]で名高い[[歌枕]]になった。
 
10世紀半ばに多賀城が国府機能を喪失したとき、国府は仙台市域の北東端、[[七北田川]]北岸の[[岩切]]に移転したと推定される。
====住宅地====
鎌倉・南北朝時代まで、多賀国府と呼ばれたところである。七北田川の両側に町が形成され、北岸では今の[[多賀城市]]の一部まで広がっていた。
仙台市は、本来住宅地として適した宮城野区や若林区の平野部の農地が、国の農政によって一部税金を投入した大規模圃場として整備されてしまい([[仙台市#第一次産業|後述]])、都市化することが出来なかった。他方、泉区・青葉区・太白区の丘陵地帯は、山地のために安価、且つ、権利関係が簡素で、[[ディベロッパー]]が一括購入して住宅地造成することが容易であったため、都心の周囲の北部から南西部にかけての丘陵地に新興住宅地やニュータウンが造られた。現在も、仙台市東部の農地のみならず、仙台市周囲の[[仙台平野]]に位置する自治体にも農地の開発規制があるため、同様な宅地開発の中心は、仙台市に隣接する[[利府町]]・[[富谷町]]・[[名取市]]などの丘陵地に移ってきている。
===中世===
====鎌倉時代====
東北地方([[奥羽]])全域を支配していた[[奥州藤原氏]]が[[源頼朝]]によって滅ぼされると、[[鎌倉時代]]の東北地方には頼朝の側近である[[伊沢家景]]・[[葛西清重]]の両名が[[奥州惣奉行]]として置かれ、葛西氏・伊沢氏の双頭体制となった。こののち、伊沢家景は[[多賀城]]の“留守所長官”として[[陸奥留守職]]となる。伊沢家景は現[[利府町]]に定住し、26年間を利府で過ごして没した。伊沢家景の子の代から、伊沢氏は[[留守氏]]と呼ばれた。伊沢家景の子孫も、代々、陸奥留守職に就任した。こうして鎌倉時代の仙台(東北地方)は、留守氏の支配下に置かれた。
====室町時代====
[[室町時代]]になると、[[室町幕府]]の[[管領]]家・[[斯波氏]]の一族である[[大崎氏]]が[[奥州探題]]を世襲し、仙台の地も大崎氏の支配下におかれた。大崎氏の本拠地は宮城県[[大崎市]]古川地区である。弥生時代より、仙台が“東北地方の政治的中心地”から遠ざかったのは、この室町時代だけである。
====戦国時代====
[[中世]]、現在の仙台市域の大部分は[[国分氏 (陸奥国)|国分氏]]の支配下にあった。国分氏は現在の多賀城市や仙台市岩切などを拠点とする[[留守氏]]と、激しく対立した。しかし[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]に入ると、両氏とも[[戦国大名]]として台頭してきた[[伊達氏]]からたびたび養子を迎えて相手方より優位に立とうなどの努力をしたが、次第に伊達氏の隷属化に組み込まれていく。
 
[[大永]]2年([[1522年]])、[[伊達政宗]]の曽祖父・[[伊達稙宗]]は、[[室町幕府]]将軍・[[足利義晴]]から、[[陸奥守護職]]に任じられた。すでに稙宗の威名は東北地方全土に浸透していた。
いわゆる高級住宅地は、都心に近接しながらも、[[建ぺい率]]や[[容積率]]の規制が厳しく、高層マンション等をつくる事が出来ない[[上杉]]・片平・米ヶ袋・錦町・川内三十人町といった地域が該当する。これらの住宅地は、規制の厳しさによって日当たりが確保されているのに、都心に近くて利便性が高いため人気が高い。しかし、いずれも藩政時代から屋敷が集中しているため、市場への新規供給量が少なく、相場が上昇して公示価格は毎年上位に位置している。近年、これらの住宅地は、仙台市の都心部が拡大するにつれて、「住宅地」から「市街化地域」に用途が変更になって建ぺい率が緩和されるところが出てきたり、住宅地を貫く幅員の広い幹線道路が新たにつくられて建ぺい率が緩和されたりするなどして、高層マンションが建設される例が増えてきている。また、[[バブル経済|バブル]]崩壊後の[[地価]]下落による「[[都心回帰]]現象」によって、都心のマンション需要が高くなってきており、更に低層住宅から高層マンションへの立て替えに拍車がかかっている。
子だくさんの稙宗は東北地方の有力大名と政略結婚を繰り返し、奥羽に血縁ネットワークを築き上げた。しかし、その政略結婚が原因となって、[[天文 (元号)|天文]]11年([[1542年]])、[[嫡男]]・[[伊達晴宗]]との間に「[[天文の乱]]」が勃発した。この乱は東北地方全土に波及し、東北の戦国大名を二分する大乱となった。
天文17年([[1548年]])、「天文の乱」は、将軍・[[足利義輝]]の和睦勧告を受けて、晴宗の勝利で幕を閉じた。
 
伊達晴宗は将軍から奥州探題に任じられた。晴宗は息子の一人を、現利府町周辺を支配していた戦国大名・[[留守氏]]の跡取り養子とした([[留守政景]])。同じく晴宗は息子の一人を、現仙台市東部を支配していた戦国大名・国分氏の跡取り息子とした([[国分盛重]])。
山を切り開いて造成された郊外住宅地の内、70年代までのものは、山を大きく切り崩すことなく造成されたために坂道が多く、厳冬期の早朝にその坂道が[[アイスバーン]]になることもあり、現在は人気が低いところが多い。また、開発から30年余り経過し、住民の高齢化現象が起きて問題化しているところもある。しかし、より新しい郊外住宅地に比べて都心に近く、アイスバーン対策として、坂道に[[ロードヒーティング]]がされているところもあり、更に、大きく切り崩さなかったことで見晴らしの良さを産んで、仙台都心部のみならず、遠く[[太平洋]]まで望めるためにかえって人気が出て、マンションが建設されるところも出てきた。但し、「郊外高級住宅地」と市民に認知されているのは、やはり[[泉パークタウン]]である (詳しくは[[泉パークタウン]]を参照のこと)。その他、長命ヶ丘などの比較的新しい住宅地は、山を大きく削って開発地域内を「台地上の平地化」したため、地域内の移動がし易く、且つ、厳冬期の早朝アイスバーンの影響が少ないため人気が高い。
*[[ロードヒーティング]]されている道路は、中山ドライブスクールの横の大きな坂と川内亀岡町の急な坂。その他、[[仙台駅]]西口の[[ペデストリアンデッキ]]の階段にも設置されている。
 
===近世===
====戦後の仙台の都市軸の変化====
[[File:Date Masamune02.jpg|thumb|200px|仙台の礎を築いた独眼竜'''[[伊達政宗]]''']]
:<u>江戸時代から明治期の都市軸については、[[一番町 (宮城県)]] を参照。</u>
====安土桃山時代====
[[高度経済成長]]期までの都市軸は、旧奥州街道を踏襲した、仙台から南に向かう[[国道4号]]沿いと、仙台から北東の[[多賀城市|多賀城]]・[[塩竈市|塩釜]]・[[松島]]に向かう[[国道45号]]沿いにあり、鉄道も並走している。1970年代初頭には、この都市軸沿いの[[松島町 (宮城県)|松島町]]から[[岩沼市]]にかけて、仙台を中心に合併して[[政令指定都市]]となることを目指したが失敗に終わった。この合併・政令市化が失敗したのは、当時の仙台市が革新市政だったのを周辺市町が嫌ったためであるが、表向きには、[[多賀城市]]や[[塩竈市]]などの住民が、古代からの[[歌枕]]を冠した市名がなくなることを嫌ったためとなっている。
伊達政宗の父・[[伊達輝宗]]も本来であれば奥州探題に任じられていたところであったが、[[織田信長]]が室町幕府を滅ぼしたため、輝宗は奥州探題になることができなかった。[[伊達政宗]]の叔父・国分盛重が政宗の下から逐電すると、国分氏の領地であった現仙台市は政宗の直轄領に組み込まれる。なお、国分氏が城主の時代の城下町の系譜を引くのが、現在の[[国分町 (仙台市)|国分町]]である。
 
伊達政宗は[[常陸国]]の戦国大名・[[佐竹義重 (十八代当主)|佐竹義重]]、および[[会津]]地方の戦国大名・[[蘆名氏]]らとの抗争に勝利し、東北地方の南半分を征服して“[[奥羽]]の覇者”となった。
その後、人口増を背景に、市の北部から南西部にかけての丘陵地に[[新興住宅地]]が都心を囲むように弧状に造られ、「山の手」が形成された。これらの山の手地区と中心部とを繋ぐ幹線道路である[[国道4号]]沿い (都心から北向き部分) や[[国道286号]]沿いが新たに都市軸に加わった。この新都市軸の北の中心である旧泉市と、仙台の西に隣接する旧宮城町・旧秋保町とを合併し、1989年 (平成元年) に政令指定都市となる。この南北の新都市軸には、[[仙台市営地下鉄南北線]] (1987年開業) がインフラとして加わり、計画都市である北の泉中央地区・南の長町南地区は著しく副都心化が進み、大型商業施設やマンションが林立している。
[[北条氏政]]親子と同盟関係にあった伊達政宗は北関東の征服を目前のものとしたが、織田信長の後継者となった[[豊臣秀吉]]に服属し、秀吉は北条氏らを滅ぼして日本統一を達成する。秀吉は政宗の領地を、先祖ゆかりの現[[福島県]]および現[[山形県]]南部および現[[宮城県]]南部から、現[[宮城県]]全域および現[[岩手県]]南部へと、北へ追いやった。
これに反発した政宗は、奥羽の戦国大名・[[葛西氏]]・[[大崎氏]]を扇動して[[葛西大崎一揆]]を起こす。しかしこの一揆扇動は[[蒲生氏郷]]に露見し、政宗は一揆を鎮圧する羽目になる。
政宗は葛西大崎一揆を鎮圧し、秀吉の命令で居城を[[岩出山城]]に遷した。このころから政宗は[[徳川家康]]に接近し、秀吉の死後、家康の天下取りに協力する。
[[関ヶ原の戦い]]の後、慶長5年[[12月24日 (旧暦)|12月24日]](1601年1月28日)政宗は新たな居城[[仙台城]]を築城開始すると、仙台の地に人口約5万人の城下町を築いた。その後も政宗は慶長18年([[1613年]])、[[スペイン帝国]]に[[慶長遣欧使節]]を派遣するなど、名君として君臨した。
 
====江戸時代====
また、北西部の丘陵地を弧状に貫く[[宮城県道37号仙台北環状線|仙台北環状線(北環)]]、仙台中心部から西にトンネルで旧宮城町方面に向かう[[仙台西道路]]の完成により、仙台から西向きの都市軸も出来つつある。但し、この西向きの都市軸は、仙台西道路が[[自動車専用道路]]で旧宮城町地区に到るまで出入口がないため、都市としての連続性が断たれ、他の都市軸と比べ背景人口が少ないという特色を持っている。また、都市軸の中心駅の[[愛子駅]]や[[陸前落合駅]]の駅前は、ほかの都市軸の中心駅よりも遥かに遅くに開発されたため、他の副都心ほどは発展していない。しかし、仙台西道路は、山形と仙台とを結ぶ[[国道48号]]・[[国道286号]]、そして[[東北自動車道|東北道]]を介して[[山形自動車道|山形道]]とも直結して仙台と山形との連携を生み、仙台・山形の 「双子都市化 (twin cities化)」をもたらしている。そのため、交通の要衝として広域産業が進出し、[[東北地方]]唯一の[[アウトレットモール]]や、東北地方唯一の小児専門病院である「宮城県立こども病院」、その他の実業系高等教育機関などが立地し、人口も増加している。
[[安土桃山時代|天正]]まで、現在の仙台の地は「'''千代(せんだい)'''」と呼ばれていた。
慶長5年[[12月24日 (旧暦)|12月24日]](1601年1月28日))[[伊達政宗]]が[[青葉山 (仙台市)|青葉山]]に[[仙台城|仙臺城(仙台城)]]の縄張りを始め、城下町を開いて当地の名前を「'''仙臺'''(仙台)」と改称したことで、仙台の都市としての歴史が始まった。
表高62万[[石 (単位)|石]]の[[仙台藩]]は、[[加賀藩]](102.5万石)、[[薩摩藩]](77万石)に次ぎ、[[尾張藩]](約62万石)と並ぶ大藩であり、城下町としての仙台も発展した。
伊達政宗が来るまでは戦国大名、[[国分氏 (陸奥国)|国分氏]]の居城があった。
 
1611年11月8日(慶長16年10月4日)に仙台を訪れた[[セバスティアン・ビスカイノ]]は、仙台城から見た城下町の様子を「江戸と同じくらいの大きさだが、建物はもっと立派」と報告している。
====仙台~泉を結ぶ第2の幹線道路([[宮城県道264号大衡仙台線|県道大衡仙台線]])がもたらす効果====
開府後も城下町は拡張を繰り返し、政宗隠居の館である若林城が完成するのと前後して、寛永年間に南東方向へ大幅に町が拡張した。
現在、東北大学病院の東端に沿って南北に走る木町通りの拡幅作業がなされているが、この道は、北向きに[[輪王寺 (仙台市)|輪王寺]]を地下トンネル(北山トンネル・仮称)で通過し、桜ヶ丘・[[泉パークタウン]]を貫いて[[大和町 (宮城県)|大和町]]へと至る[[宮城県道264号大衡仙台線]](都市計画道路北四番丁大衡線)である。この道路は、北西部の住宅地と中心部とを結ぶ幹線道路という側面の他に、この道沿いに存在する東北大学病院・[[東北大学]][[医学部]]・フィンランド健康福祉センター・[[宮城学院大学]]・<!--[[仙台白百合女子大学]]・-->[[宮城大学]]・宮城県図書館・泉パークタウン内の数々の研究施設、そして、仙台北部中核工業団地を結び、将来の「'''学都'''仙台」 インフラとなる戦略的道路でもある。 <!--(この道路と[[東北自動車道]]が交差する付近に[[泉パーキングエリア|泉PA]]があるが、そこに[[ETC]]専用出入口である[[スマートインターチェンジ]]が設置される予定である)-->
さらに[[正保]]・[[寛文]]年間には東照宮の造営された北東方向に、[[延宝]]年間には東部・北部方面へ町が更に拡大した。
 
[[宗門人別改帳|宗門人別改]]制の導入により、江戸時代の仙台の町方・寺院方人口が一部記録として残っており、以下の表にまとめる。これに城下に暮らしていた武家人口を加えたものが実際の仙台の総人口ということになるが、城下在住の武家人口は不明である。但し郷士を含む仙台藩の武家人口は仙台藩の総人口の22%から26%を占めるなど(例えば1695年(元禄8年)の仙台・一関藩総人口81万9749人に対して一門・諸士・諸組・諸職人の人口は20万5916人)、武家の割合は非常に高かった。この内、女・子供を除いた仙台藩家臣団の総数は約3万5000人で、伊達家直属の家臣団が約8000から1万人を占め、残る約2万5000人は陪臣の家中士である。
== 歴史 ==
 
===藩政時代===
{|class="wikitable" style="text-align:right;font-size:90%"
[[安土桃山時代]]まで、当地は 「'''千代 (せんだい)'''」 と呼ばれていた。慶長5年([[1600年]])、[[伊達政宗]]が当地を 「'''仙臺''' (仙台)」 と呼び改め、[[青葉山]]に[[仙台城|仙臺城 (仙台城) ]]を築き、[[城下町]]を開いたことで仙台の都市としての歴史は始まった。「[[伊達氏|伊達]]62万[[石 (単位)|石]]」といわれた[[仙台藩]]は、[[江戸幕府]](約700万石=[[天領]]400万石+[[旗本]]領300万石)、[[加賀藩]](102.5万石)、[[薩摩藩]](77万石)に次ぎ、[[尾張藩]](約62万石)と並ぶ大藩として発展していくが、[[戊辰戦争]]の敗戦により勢力を弱め、[[明治時代|明治]]初期に[[蝦夷地]]([[北海道]])などに移住する者を多数出した。[[1871年]]、[[廃藩置県]]により仙台藩は仙台県などに分割され、後に仙台藩よりも小さい領域で現在の[[宮城県]]になった。
|+ '''江戸時代の仙台の町方・寺院方人口'''
!rowspan=2|元号
!rowspan=2|西暦
!rowspan=2|町方・<br />寺院方<br />合計
!rowspan=2|町方
!colspan=3|寺院方
!rowspan=2|出典
|-
!合計
!出家
!俗
|-
|{{left}} 寛文8年||1668年||27,702||18,493||9,209||||||rowspan=3 align=left|遠藤家所蔵文書? (岩手県史)
|-
|{{left}} 延宝2年||1674年||29,297||20,073||9,224||||
|-
|{{left}} 貞享3年||1686年||25,055||22,501||2,554||||
|-
|{{left}} 元禄8年||1695年||25,590||22,706||2,884||631||2,253||align=left|中目覚家旧蔵文書 (宮城県史)
|-
|{{left}} 寛保2年||1742年||26,623||20,374||6,249||863||5,386||align=left|今泉篁洲文庫
|-
|{{left}} 明和9年||1772年||||20,479||||||2,619||align=left|[[封内風土記]]
|-
|{{left}} 天明6年||1786年||15,617||11,610||4,007||594||3,413||align=left|今泉篁洲文庫
|-
|{{left}} 享和2年||1802年||17,798||13,302||4,496||652||3,840||align=left|奥陽名数
|-
|{{left}} 文政8年||1825年||18,444||13,749||4,695||710||3,985||align=left|今泉篁洲文庫
|-
|{{left}} 嘉永5年||1852年||||15,408||||||||align=left|仙台町方維新以前ノ雑事 (仙台市史)
|-
|{{left}} 明治2年||1869年||||22,411||||||||align=left|版籍調 (仙台市史)
|-
|{{left}} 明治6年 (総数)||1873年||51,998||||||||||align=left|日本地誌提要
|-
|}
『仙台士名元牒』記載の[[寛文]]元年([[1661年]])の伊達家直属の家臣団は8952人だが、1戸平均5人を仮定すると伊達家直属家臣団の武家人口は4万4000人、最盛期の仙台の総人口は7万人以上ということになる(小倉博説)<ref>小倉博, 『仙台』, (仙台市教育会, 1924).</ref>。この数字は多くの本で引用されているが、実際には直属の家臣団全てが城下に在住していたわけではないので、若干過大評価と考えられる。
 
寛文10年([[1670年]])の『御知行帳』と寛文年中の仙台城下絵図を比較すると、絵図に氏名が記入されている組士以上の侍の数は3746人中2522人、また城下在住とみられる卒・職人の数は4670人中3359人であり、合計5880人に1戸平均5人を仮定すると、城下在住の武家人口は2万9400人、総人口5万7000人と推定される。城下町の膨張がほぼ終結する[[延宝]]年中(1680年ごろ)の仙台城下絵図では、組士以上の侍の数が3288に増えている。最盛期の延宝・元禄・享保のころには城下に暮らす武家人口は約4万人に迫り、仙台の総人口も6万人を超えていたと推定される。武家人口は町の総人口の6割を超え、また武家地の面積は町の総面積の7割を超え、「武士の都」であった。
 
18世紀中ごろから、仙台藩の人口減少が始まる。[[明和]]9年([[1772年]])の『封内風土記』では侍屋敷の廃屋の記載があり、また[[安永 (元号)|安永]]年中(1780年ごろ)の仙台地図では組士以上の屋敷の数が3042に減少しており、18世紀中ごろには城下の人口も緩やかに減少していたと思われる。[[天明の大飢饉]]を境に大幅な人口減少が起こり、仙台の町も一時は武家人口を加えても4万人台まで落ち込んだとみられる。[[文化 (元号)|文化]]年中(1810年ごろ)、[[安政]]年中(1856年ごろ)の仙府絵図では組士以上の屋敷の数がそれぞれ2325、2382で、19世紀以降幕末まで、大体5万人前後の人口で推移したと推定される。
 
江戸時代の仙台の都市人口は、突出した大都市であった[[三都]]([[江戸]]・[[大坂]]・[[京都|京]])や10万人規模の人口を有した[[名古屋市|名古屋]]・[[金沢市|金沢]]に比べれば少ないものの、他の大藩の城下町([[鹿児島市|鹿児島]]・[[広島市|広島]]・[[和歌山市|和歌山]]・[[徳島市|徳島]])や重要[[港町]]([[堺市|堺]]・[[長崎市|長崎]])と並び、日本で十指に入る都会として賑わった。但しその人口は東北地方の他の城下町([[秋田市|秋田]]、[[弘前市|弘前]]、[[鶴岡市|鶴岡]]、[[米沢市|米沢]]、[[盛岡市|盛岡]]、[[会津若松市|若松]]などが2万人〜4万人規模)と比べて極端に突出した都市ではなかった。
 
また城と城下町の総面積は正保年間に10.37&nbsp;km<sup>2</sup>と、名古屋(9.20&nbsp;km<sup>2</sup>)や金沢(7.46&nbsp;km<sup>2</sup>)をも凌ぎ、広さの上では三都に次ぐ都市規模を誇っていた<ref>(a) 仙臺市史編纂委員会編, 『仙台市史, 本篇1』, (1954). (b) 油浅耕三, 「「奥州仙台城絵図」について: 日本近世都市形態の復原的研究(歴史・意匠)」, 東海支部研究報告書, (16), 217-220 (1978). (c) 内藤昌, 「江戸―その築城と都市計画―」, 『月刊文化財』, (175号), 15-29 (1978). (d) 後藤雄二, 「17世紀の城下町仙台における侍の居住パターン」, 地理学評論, 54 (9), 513-529 (1981). (e) 斎藤誠治, 「江戸時代の都市人口」, 地域開発 (240), 48-63 (1984).</ref>。
:<u>仙台藩(仙臺藩)時代の歴史については「[[仙台藩]]」を参照せよ</u>
 
;幕末
===市制時代===
[[仙台藩]]は幕末に、幕府から[[蝦夷地]]警護の使命を託され、北海道に多くの領地と警衛地を有し、その面積は北海道のほぼ三分の一を占めた。
===近代===
====明治時代====
明治政府による[[中央集権]]体制下、仙台には東北地方の拠点都市として、国の出先機関の設置が進められた。また、[[1887年]](明治20年)には[[第二高等学校 (旧制)|旧制二高]]、[[1907年]](明治40年)には[[東北帝国大学]]といった高等教育機関が設けられた。
明治時代に入ると、1871年の[[廃藩置県]]によって仙台藩は仙台県・角田県・登米県・胆沢県の4県に分割され、現在の仙台市付近には仙台県が置かれた。その後仙台県は廃藩置県によって生じた幾つかの県と合併し、現在の規模になった1872年に宮城県と改称した。それと同時に仙台区が置かれた。当時の仙台区は現在の中心部ほどの規模しかなく、人口が少なければ村と変わりない面積であった。この時期の仙台は、江戸時代よりも人口が減少し、都市の衰退が見られた。1887年には[[日本鉄道]](今の[[東北本線]])が塩竃まで開通し、仙台駅が置かれた。鉄道が開業したことにより、仙台から東京まで数日かかったものがわずか半日ほどで済むようになった。
 
旧[[仙台藩]]の諸施設は接収され、明治政府によって転用された。[[仙台城]]二の丸には[[大日本帝国陸軍|陸軍]][[第2師団 (日本軍)|第二師団]]司令部と[[歩兵]]第三[[旅団]]司令部、現[[仙台国際センター]]には[[工兵]]第二[[連隊]]司令部、現[[榴岡公園]]には[[歩兵第4連隊|歩兵第四連隊]]司令部が置かれ、[[輜重兵]]第二連隊<span style="font-size:small">(現亀岡住宅)</span>、[[騎兵連隊|騎兵第二連隊]]第二連隊<span style="font-size:small">(現[[仙台市立東華中学校|東華中学校]])</span>の他、練兵場<span style="font-size:small">(仙台城三の丸)</span>、宮城野原練兵場<span style="font-size:small">(現[[宮城野原公園総合運動場]]および[[仙台貨物ターミナル駅]]ヤード)</span>および飛行場<span style="font-size:small">(現[[国立病院機構仙台医療センター]])</span>、射撃場<span style="font-size:small">(旧[[警察学校]]〜現台原小学校)</span>、工兵作業場<span style="font-size:small">(現[[東北大学]]青葉山キャンパス)</span>、[[偕行社]]<span style="font-size:small">(現[[西公園 (仙台市)|西公園]])</span>、招聘社<span style="font-size:small">(仙台城本丸 現[[宮城縣護國神社]])</span>が置かれた。
====市制施行後====
1889年には市制が施行され、それまでの仙台区はそのまま仙台市に移行した。人口は約9万人と当時の日本では全国8位ほどの人口であった。1907年には[[東北帝国大学]]が創立され、仙台の学都としての地位が高まるきっかけになった。1923年は仙台市として初の合併が行われ、現在の長町・原町地区が仙台市になった。これ以降、仙台市は周辺の町や村を吸収していき、面積・人口を増やしていくことになる。1926年には仙台市電が営業を開始し、半世紀にわたり市民の足として活躍をしていた。
 
[[第2師団 (日本軍)|第二師団]]が置かれて「[[軍都]]」となり、[[第二高等学校 (旧制)|(旧制)第二高等学校]]が置かれて「[[学都]]」となった仙台は、[[殖産興業]]の時代に[[工業]]ではなく、これら「第二」が付く[[大日本帝国陸軍|陸軍]]や学校の消費活動に都市経済が依存していたため「第二都市」と呼ばれた<ref>『分散型国土形成と地方中枢都市に関する研究』(財団法人東北開発研究センター、1994年7月発行)</ref><ref group="注">「2」という数字が仙台市や[[仙台都市圏]]などに関連して付与された例として、[[第2軍管]]・[[仙台鎮台]]([[1873年]])、[[第二高等学校 (旧制)|旧制二高]]([[1887年]])、[[第2師団 (日本軍)|第二師団]]([[1888年]])、[[第二管区海上保安本部]]([[1950年]])、[[市外局番]]0222([[1962年]])、市外局番022([[1986年]])、[[コミュニティ放送]]JOZZ2([[1992年]]) などがある。</ref>。
====第二次世界大戦と仙台空襲====
第二次世界大戦(太平洋戦争)は日本各地に甚大な被害をもたらしたが、仙台も例外ではなく、大都市であるため空襲の標的になりやすく、度々空襲が起こった。その中でも最大の被害をもたらしたのは、1945年7月10日の仙台空襲である。[[ボーイング]][[B-29 (爆撃機)|B-29]][[戦略爆撃機]]からの[[焼夷弾]][[絨毯爆撃]]により、[[大日本帝国陸軍|陸軍]]第二師団が置かれていた[[仙台城]]の他、市内中心部(主に市電環状線内が該当)が炎上・消失した (苦竹にある現在の陸上[[自衛隊]]仙台駐屯地は、戦中、[[陸軍省]]の苦竹[[造兵廠]]として軍需工場地区となっていたが空襲を受けなかった)。死者は1,066人と非常に多くの命が奪われた。
 
;明治維新
====終戦後の復興と発展====
[[明治]]元年([[1868年]])の[[戊辰戦争]]において、仙台藩は[[奥羽越列藩同盟]]の盟主となって旧幕府側を支援した(すでに幕府は滅亡していたので、旧幕府側とは別個の勢力)。
終戦後、仙台市は空襲の被害により沢山の家屋や建築物、杜の都の象徴であった樹木が失われ、中心部は壊滅的なダメージを受けた。現在の東二番丁通り、[[広瀬通り]]、[[青葉通り]]、[[定禅寺通り]]などは、戦災復興計画の一環としてつくられたものである。また、これらの大通りには杜の都の復興を願い、多数の樹木が植えられた。この樹木は、後に大木に成長することになるが、当時の樹木は現在に比べると小さいものであった。1967年には人口が60万人を突破し、高度経済成長の影響もあって仙台市は活気付いてくるが、1976年には、交通渋滞の悪化に伴い、半世紀にわたり市民の足として活躍した仙台市電が廃止された。
列藩同盟の政府機関である「列藩同盟公儀府」は[[白石市]]におかれた。仙台藩主[[伊達慶邦]]は[[孝明天皇]]の弟である輪王寺宮(のちの[[北白川宮]])を列藩同盟の盟主にそえた。
 
このとき列藩同盟(同盟政府)には輪王寺宮を「東武天皇」として即位させ“仙台朝廷”をつくる計画があり、伊達慶邦は[[征夷大将軍]]になる予定であった。しかし、敗戦によりこの計画は幻と消えた。
====宮城県沖地震の発生====
敗戦により石高を半分以下に減らされた際、伊達一門ら仙台藩各地の領主たちは、困窮した多数の家臣団を[[蝦夷地]]([[北海道]])へ集団移住させる決断を下した。
市電の廃止から2年後の1978年6月12日には[[宮城県沖地震]]が発生する。17時14分44秒にマグニチュード7.4、最大震度6の非常に大きな地震であり、死者27名を出した。この地震は都市を直撃した地震災害の典型とされ、この地震により、建築基準法が改正され、以降の建物は改正に基づく耐震強化などがなされた。阪神大震災が起こるまでは現代の日本で最も被害を受けた地震であった。宮城県沖地震は30年周期で起こると言われており、近い将来宮城県沖地震の再来が懸念されている。
これにより大量の知識階級(武士階級)が北海道へ流出した。仙台藩は明治新政府と共同で[[札幌市]]を開拓したほか、単独で[[伊達市 (北海道)|伊達市]]などを開拓した。こうして仙台藩は北海道の開拓史に大きな功績を残した。
*明治4年([[1871年]])- [[廃藩置県]]において、仙台藩は[[仙台県]]、[[角田県]]、[[登米県]]、[[胆沢県]]の4県に分割され、現在の[[仙台都市圏]]と似た範囲で[[仙台県]]が置かれた。
*明治5年([[1872年]])- 何度か境界変更を繰り返し、現在の規模となり、「仙台県」が「[[宮城県]]」に改称。同時に[[大区小区制]]による「[[仙台区]]」が設置された。当時の仙台区は、現在の中心部ほどの広さであった。
県の名前を旧大藩・県庁所在地由来の「仙台県」とせず、郡名由来の「宮城県」という県名に変更するように上申を出したのは初代県令(参事)の[[塩谷良翰]]であり、人心一新を旨とするものである。なお県名改称について、[[賞罰的県名説|明治政府が朝敵側の大藩由来の県名を懲罰的に郡名に変えたとする説]]があるが、これは[[宮武外骨]]が昭和になって提唱し<ref>宮武外骨 『府藩県制史』(名取書店、1941年).</ref>、[[司馬遼太郎]]によって広められた説であり<ref>司馬遼太郎, 『街道をゆく (3) [[陸奥のみち、肥薩のみちほか]]』 (朝日新聞社, 1974)』.</ref>、実際は官軍側であっても県名に郡名を採用している例があることからも、俗説の域を出ない。
一方で旧大藩名を県名に転用した大蔵省原案の内、宮城県や[[愛知県]]など18県名が後から郡名に変更されており、官軍・賊軍を問わず旧大藩の影響力をできるだけ排除しようとした明治政府の意図があるとする意見もある<ref>(a) 千田稔、松尾正人『明治維新研究序説-維新政権の直轄地-』(開明書院、1978年). (b) 松尾正人『廃藩置県の研究』(吉川弘文社、2001年).</ref>。
*[[1875年]](明治8年)- [[西公園 (仙台市)|桜ヶ岡公園]](西公園)が開園。
*[[1878年]](明治11年) - [[郡区町村編制法]]による「仙台区」が設置される。
*[[1887年]](明治20年)
**[[仙台駅]]落成。
**12月、[[日本鉄道]]の上野 - [[塩釜埠頭駅|塩竈]]間(現:JR東北本線)が開通、それ以前には数日間を要していた仙台〜東京間の移動が、半日程度に短縮された。
*[[1889年]](明治22年) - 市制施行で、仙台区は仙台市となる。人口90,231人(全国8位)。
*[[1897年]](明治30年) - [[河北新報]]創刊。
*[[1900年]](明治33年) - 市内に[[電話]]開通。
*[[1902年]](明治35年) - [[榴岡公園]]が開園。
*[[1907年]](明治40年) - [[東北大学|東北帝国大学]]設置の勅令公布。
*[[1911年]](明治44年) - 東北帝国大学理科大学(現東北大学理学部)開学。
====大正時代====
20世紀初頭における仙台市政の目標は、五大事業<ref group="注" name="5大事業" />を内容とする都市計画事業と、商業・軍事・行政都市から工業都市への転換であった<ref>『七十年史(仙台市史1、本編1)』 仙台商工会議所編、1967年</ref>。
*[[1914年]]([[大正]]3年) - 上杉に[[勝山公園 (仙台市)|勝山公園]]が開園([[勝山企業]]の伊澤家が寄付)。
*[[1920年]](大正9年)
** 第一回[[国勢調査]]時、人口約12万人。
** 市営住宅の建築が始まる<ref>{{Cite book |和書 |author=下川耿史 家庭総合研究会 編 |title=明治・大正家庭史年表:1868-1925 |publisher=河出書房新社 |year=2000 |page=445 |isbn=4-309-22361-3}}</ref>。
*[[1923年]](大正12年)、周辺町村との合併が初めて行われ、[[長町 (宮城県)|長町]]、[[原町 (仙台市)|原町]]、南小泉地区が編入された。これ以降も仙台市は、周辺市町村との合併を繰り返した(→[[仙台市#行政区|市域の変遷]])。
*[[1926年]](大正15年/昭和元年<!--12月25日(改元日)-->)[[11月25日]] - [[仙台市電]]が開業した。
 
===近現代===
====地下鉄開業と政令指定都市化====
[[ファイル:Sendai map circa 1930.PNG|thumb|right|200px|[[1927年]](昭和2年)ごろの仙臺市および近郊地図]]
1987年には[[仙台市営地下鉄]]南北線が仙台市の富沢駅~泉市の八乙女駅間で開業した。泉市への鉄道交通の開設は、仙台市のベットタウンであったことが大きい。<!---鉄道計画は泉市合併構想の相当以前から構想であった はず--->1988年には泉市と合併、1989年には市制100周年を迎え、同時に全国で11番目の政令指定都市になった。東北地方で政令指定都市が誕生したのは仙台市が初めてである。1999年には人口が100万人を超え、現在は102万人で落ち着いている。
[[ファイル:Sendai after the 1945 air raid.JPG|thumb|200px|空襲で焼け野原となった仙台市街(1945年9月18日撮影)]]
====昭和時代====
*[[1931年]]([[昭和]]6年)- [[仙台市民歌]]が制定される。
*[[1935年]](昭和10年)5月 - 仙台市商工奨励館で第10回[[全国菓子大博覧会]]が開催された<ref>{{Cite web |url=https://zenkaren.info/_10/_10 |title=第10回 全国菓子飴大博覧会・仙台 |publisher=お菓子何でも情報館 全国菓子工業組合連合会|date= |accessdate=2025-01-07}}</ref>。
;第二次世界大戦と仙台空襲
{{main|仙台空襲}}
[[第二次世界大戦]]末期の[[1945年]](昭和20年)[[7月10日]]未明、仙台市街は[[アメリカ軍]]による[[戦略爆撃]]を受けた。[[B-29 (航空機)|B-29]][[戦略爆撃機|爆撃機]]123機による[[焼夷弾]][[絨毯爆撃]]によって市内中心部は廃墟と化した。[[瑞鳳殿]]や[[仙台城]]大手門といった[[国宝]](当時)や、「杜の都」のいわれともなった江戸時代から続いていた屋敷林が焼失した。戦後に仙台空襲について仙台市民が編纂した『仙台はフェニックス』(1995年)によれば、空襲による死者は1,064人で、これに加えて空襲の犠牲者と推測される身元不明者や行方不明者などが335人いたと記す<ref name="sisi7-513">仙台市史編さん委員会 『仙台市史』通史編7(近代2) 仙台市、2009年、513-515頁。</ref><ref name="sisi4-318">仙台市史編さん委員会 『仙台市史』特別編4(市民生活) 仙台市、1997年、318-320頁。</ref><ref>仙台「市民の手でつくる戦災の記録」の会、「仙台はフェニックス」編集委員会 『仙台はフェニックス 戦中戦後の証言と聞書集』 宝文堂、1995年、340-341頁。</ref>
 
;戦後の復興と高度経済成長
====現在====
*[[1945年]](昭和20年)
2004年はプロ野球再編問題でライブドアと楽天の新球団問題が仙台を舞台に繰り広げられ、それまで西日本の一部地域には知られていなかった仙台の名が一気に全国区になった。結果、楽天が承認され、2005年から東北楽天ゴールデンイーグルスが新規参入している。
**9月 - 終戦後、仙台には[[塩竈市|塩竈]]から上陸したアメリカ軍第14軍団が進駐し司令部を郵便貯金ビルに設置した。
**12月 - 第9軍団に交代。そして[[第11空挺師団 (アメリカ軍)|第11空挺師団]]が[[厚木海軍飛行場|厚木飛行場]]から進駐し司令部を[[仙台駐屯地|仙台陸軍工廠]]に設置した。
*[[1947年]](昭和22年)8月6日 - [[昭和天皇の戦後巡幸]]。群衆が熱狂をもって天皇を迎える。翌日には仙台長生園、木町通小学校などに行幸<ref>{{Cite book |和書 |author=原武史 |title=昭和天皇御召列車全記録 |publisher=新潮社 |year=2016-09-30 |page=95 |isbn=978-4-10-320523-4}}</ref>。
*[[1949年]](昭和24年)
**7月 - [[連合国軍最高司令官総司令部|GHQ]]が軍政組織を縮小するようになったため、第9軍団は軍政をやめて民政を使うようになる。
**12月 - 民政部廃止。その後民政はGHQの民事局が1952年まで行った。
仙台にあった陸軍は解体され、軍事施設の跡地は主に公園になった。また、[[東二番丁通り|東二番丁通]]、[[広瀬通り|広瀬通]]、[[青葉通り|青葉通]]、[[定禅寺通り|定禅寺通]]などの広幅員の道路を縦横に通し、近代都市としての基盤が造られた。これらの大通りには、「杜の都」の復興を願って多数の樹木が植えられた。これらの樹木は、後に大木に成長して「新しい杜の都」の象徴となる並木道へとなっていく。
*[[1963年]](昭和38年)[[5月]] - [[昭和天皇]]、[[香淳皇后]]が[[全国植樹祭]]開催に合わせて行幸啓。護国神社、仙台城本丸跡、東北大学付属植物園などを訪問<ref>{{Cite book |和書 |author=原武史 |title=昭和天皇御召列車全記録 |publisher=新潮社 |year=2016-09-30 |page=124 |isbn=978-4-10-320523-4}}</ref>。
*[[1966年]](昭和41年)[[仙台バイパス]]供用開始。トラック流通の需要増加と共に、卸・流通団地の整備が図られた。
*[[1967年]](昭和42年)- 人口50万人突破。
*[[1971年]](昭和46年)- [[仙台港]]開港。市の花・木・鳥・虫を制定。
*[[1973年]](昭和48年)- [[東北自動車道]]・[[仙台南インターチェンジ|仙台南IC]]開通。
*[[1975年]](昭和50年)- [[東北自動車道]]が開通し、トラック流通・卸売りにおける東北地方の中心地の一つとなり、東北地方の経済都市としての拠点性は一層高まった。[[高度経済成長]](第三次産業型)と支店経済の発展により、1967年には人口50万人を超える。一方で交通渋滞が深刻となり、1976年に[[仙台市電]]が廃止された。
*[[1976年]](昭和51年)- 仙台市電廃止。
*[[1978年]](昭和53年)
**仙台市に[[コンビニエンスストア]]が初登場。
**[[6月12日]]17時14分、[[宮城県沖地震 (1978年)|宮城県沖地震]]発生(現在の仙台市域での被害: 死者16人、重軽傷者10,119人)。
;高速交通網の整備
*[[1980年]](昭和55年)、[[東北自動車道]]が[[埼玉県]]の[[浦和インターチェンジ]]まで延伸。
*[[1982年]](昭和57年)には[[東北新幹線]]が[[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]] - [[盛岡駅]]間で開業した。これらによって、仙台市と[[首都圏 (日本)|首都圏]]および東北地方各地との移動は飛躍的に容易となった。このころ、新[[仙台駅]]が誕生し、仙台駅西口に[[ペデストリアンデッキ]]も誕生した。
 
;バブル景気と政令指定都市への移行
== 市制時代の年表 ==
*[[1984年]](昭和59年)- [[保守]]系の[[石井亨]]が新市長となり、「[[仙台・青葉まつり]]」が1985年に再開された。また、「[[SENDAI光のページェント]]」も同年に始まった。
*1871年 - 廃藩置県により、仙台藩は分割され、仙台県が置かれる
*[[1987年]](昭和62年)- [[大河ドラマ|NHK大河ドラマ]]「[[独眼竜政宗 (NHK大河ドラマ)|独眼竜政宗]]」が放送される。本作が“NHK大河ドラマ史上最高視聴率”を記録し、大量の観光客が仙台に押し寄せ、[[仙台七夕]]を初めとした既存の祭りやイベントも過去最高の入り込み客数を記録する。この年は「[['87未来の東北博覧会]]」も開催され、[[仙台市地下鉄南北線|地下鉄南北線]]も開業するなど、政令指定都市移行前夜の仙台で[[バブル景気]]が始まった。
*1872年 - 現在の規模になり、仙台県は宮城県と改称。仙台区が置かれる
*[[1988年]](昭和63年)- 仙台市は泉市、および[[宮城町]]、[[秋保町]]を合併。
*1875年 - 桜ヶ丘公園(西公園)が開園
*1887年 - 仙台駅落成
*1889年 - 市制施行で、仙台区は仙台市となる。人口90,231人(全国8位)
*1897年 - 河北新報創刊
*1900年 - 市内に電話開通
*1902年 - 榴ヶ岡公園が開園
*1907年 - 東北帝国大学創立
*1914年 - 勝山公園が開園
*1920年 - 第一回国勢調査時、人口約12万人
*1926年 - 仙台市電営業開始
*1945年 - 7月10日、仙台空襲。
*1967年 - 人口60万人突破
*1971年 - 仙台港開港、市の花・木・鳥・虫を制定
*1973年 - 東北自動車道・仙台南IC開通
*1976年 - 仙台市電廃止
*1978年 - 6月12日17:14、宮城県沖地震発生 (現在の仙台市域での被害: 死者16人、重軽傷者10,119人)
*1981年 - 仙台市営地下鉄南北線工事着工
*1982年 - 東北新幹線開通 (大宮駅~盛岡駅)
*1987年 - 仙台市営地下鉄南北線開業
*1988年 - 泉市と合併
*1989年 - 市制100周年、政令指定都市(11番目)になる
*1992年 - 市営地下鉄南北線、終点駅を泉中央駅(泉区)まで延長
*1994年 - 天皇杯で善戦した東北電力サッカー部が、Jリーグ入りを目指して改組・プロ化。仙台市をホームタウンとするブランメル仙台となる(後にベガルタ仙台に改称)
*1997年 - 泉区七北田公園内に仙台スタジアムが完成する。
*2004年 - 東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地となる (2005年シーズンから参戦)。
*2005年 - 仙台89ersの本拠地となる。
*2005年 - 県営宮城球場からフルキャスト宮城スタジアムになる
 
===現代===
==現在の仙台市中心部の地名の変遷==
====平成時代====
* 645年 陸奥國[[宮城郡]]千代(せんだい)
*[[1989年]](昭和64年/[[平成]]元年)- 全国11番目の[[政令指定都市]]へ移行。[[バブル景気]]の後押しもあり、[[全国市長会]]会長を務める石井のリーダーシップのもと、数々の文化施設を建設し、大規模イベントを始めるようになった。河北新報社と共同で新市民歌「[[風よ雲よ光よ]]」を制定(1936年制定の「仙台市民歌」からの代替わりとはされていない)。
*1600年 陸奥國[[宮城郡]]仙臺 ([[伊達氏|伊達]]藩の城下町になり、漢字を変更)
1989年には、「グリーンフェアせんだい」が泉中央地区の[[七北田公園]]で開催された。しかし、1993年、石井が宮城県知事であった[[本間俊太郎]]とともに[[ゼネコン汚職事件]]で逮捕され、仙台のバブルも終焉を迎えた。
*1868年 陸前國[[宮城郡]]仙臺 ([[陸奥国]]が、[[陸奥国]]・[[陸中国]]・[[陸前国]]・[[磐城国]]・[[岩代国]]に分割される)
;バブル期の開発行政と市民の台頭
*1871年 仙臺縣[[宮城郡]]仙臺 ([[廃藩置県]]で[[仙台藩]]は分割され[[仙台県]]がおかれる)
1985年に「[[SENDAI光のページェント]]」、1991年に「[[定禅寺ストリートジャズフェスティバル]]」が市民ボランティアの手で始まった。
*1872年 宮城縣仙臺区 (県域変更・県名改称、および、区制施行)
*[[1992年]](平成4年)- 南北線、[[泉中央駅]]まで延伸。
*1889年 宮城縣仙臺市 (市制施行)
*[[1993年]](平成5年)- [[ゼネコン汚職事件]]で仙台市長(当時)の[[石井亨]]が逮捕(1997年1月に有罪確定)。
*1946年 [[宮城県]]仙台市 ([[当用漢字]]の適用による表記変更)
*[[1994年]](平成6年)- [[東北電力サッカー部]]が、[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]加盟を目指してプロ化。「ブランメル仙台」(後の[[ベガルタ仙台]])が誕生。
*1989年 [[宮城県]]仙台市[[青葉区 (仙台市)|青葉区]] ([[政令指定都市]])
*[[1997年]](平成9年)- 仙台市泉区の[[七北田公園]]内に[[仙台スタジアム]]完成。
*[[1998年]](平成10年)- 「みちのくYOSAKOIまつり」
*[[1999年]](平成11年)
**人口100万人突破。
**ブランメル仙台が[[ベガルタ仙台]]に改称し、Jリーグに加盟。
*[[2000年]](平成12年)
**「伊達ロック」開催。
**[[仙台トンネル]]が開通。[[仙石線]]、[[あおば通駅]]まで延伸。
*[[2001年]](平成13年)- 「Jazz Promenade」と「とっておきの音楽祭」
1998年~2001年の間、市民ボランティアが主体となって開催する「街を舞台装置とした無料の屋外イベント」が多数開催される街へと変化した。
;経済圏の拡大
2000年前後から始まった東北地方の陸上交通の再編の動きの中、仙台が[[小売]]の中心地として東北地方各地から買い物客を引き付けるように変化した。
*[[2002年]](平成14年) - [[2002 FIFAワールドカップ]]が[[宮城スタジアム]]([[利府町]])で行われる。[[サッカーイタリア代表|イタリア代表]]のキャンプ地に選定。
*[[2003年]](平成15年) - [[東日本旅客鉄道|JR線]]にIC乗車券・[[Suica]]を導入。
*[[2004年]](平成16年)- プロ野球チームの「[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]」が誕生。他のプロ野球チームを持つ都市との間に交流が始まる一方で、東北地方全体からの誘客力も上昇した。
*[[2005年]](平成17年)- プロバスケットボールの「[[仙台89ERS]]」の設立。
*[[2006年]](平成18年) - 仙台ナンバー([[ご当地ナンバー]])を導入。
*[[2007年]](平成19年) - [[仙台空港アクセス線]]開業。
*[[2009年]](平成21年) - [[仙台ホテル]](江戸時代に創業)が営業終了。
*[[2010年]](平成22年) - [[仙台都市圏環状自動車専用道路]](ぐるっ都・仙台)開通。
*[[2011年]](平成23年)
**[[3月11日]]14時46分、[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])が発生。巨大津波などにより約850人が死亡。
**[[日本バレーボールリーグ機構|Vリーグ]]・[[仙台ベルフィーユ]]発足。
*[[2012年]](平成24年) - [[日本女子サッカーリーグ]][[東京電力女子サッカー部マリーゼ]]を承継する形で、ベガルタ仙台レディース(後の[[マイナビ仙台レディース]])が発足。
*[[2013年]](平成25年) - プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスが初の[[2013年の日本シリーズ|日本一]]に。
*[[2014年]](平成26年)
**[[フットサル]]・[[ヴォスクオーレ仙台]]、[[日本フットサルリーグ|Fリーグ]]参入。
**地下鉄南北線にIC乗車券・[[icsca]]導入。
*[[2015年]](平成27年)- [[仙台市地下鉄東西線]]開業。
*[[2016年]](平成28年)- G7首脳会合[[伊勢志摩サミット]]の開催に合わせ、G7財務大臣・中央銀行総裁会議が仙台市の[[秋保温泉]]で行われた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/summit/ise-shima16/summit/venue/sendai.html |title=5月20日~21日に財務大臣・中央銀行総裁会議が行われる宮城県仙台市をご紹介します。 |access-date=2023-06-02 |publisher=G7首脳会合伊勢志摩サミット}}</ref>。
 
==== 伊達政宗公令和時代 ====
*[[2022年]](令和4年)- 図書施設「8BOOKs SENDAI」をオープン<ref>[https://8books.jp/ 8BOOKs SENDAIホームページ]</ref>。
[[伊達政宗]] だて まさむね([[1567年]] - [[1636年]])[[出羽国]]([[山形県]])[[米沢市|米沢]]生まれ。仙台に所領を得て62万石の大名となった。<br>
*[[2023年]](令和5年)- G7首脳会合[[第49回先進国首脳会議|広島サミット]]の開催に合わせ、G7科学技術大臣会合が仙台市の[[秋保温泉]]で行われた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.g7sendai.jp/ |title=G7仙台科学技術大臣会合 |access-date=2023-06-02 |publisher=G7仙台科学技術大臣会合}}</ref><ref>[https://twitter.com/g7_sendai_2023 公式Twitter]・[https://www.instagram.com/g7_sendai_2023/ 公式Instagram]</ref>。
彼の生涯をドラマ化した、[[日本放送協会|NHK]][[大河ドラマ]]「[[独眼竜政宗 (ドラマ)|独眼竜政宗]]」は最高視聴率47.8%、平均視聴率39.7%を得て、平均視聴率ではNHK大河ドラマとしては最高の記録となった。
*[[2024年]](令和6年)- 「[[Pokémon GO]] Fest」開催の世界3都市('''仙台'''・[[マドリード]]・[[ニューヨーク]]の順)に選出。5月から6月にかけての4日間、仙台市全体と[[七北田公園]]で開催<ref>{{Cite web |url=https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20240827/6000028591.html |title=「ポケモンGO」イベント開催 経済効果74億円に |access-date=2025-06-05 |date=2024-08-27 |publisher=[[NHK仙台放送局]]}}</ref>。
*[[2025年]](令和7年)
**[[ゼビオアリーナ仙台]]に通年型アイススケートリンクを新設。
**[[初音ミク]]「[[初音ミク「マジカルミライ」|マジカルミライ]]」開催都市に選出。8月1日から3日間、[[仙台サンプラザ]]で開催。
**「[[ドラゴンクエストウォーク#リアルウォーキングイベント|ドラゴンクエスト ウォーキング]]」開催都市に選出。11月1日から2日間、[[七北田公園|やまいち七北田公園]]と[[仙台スタジアム|ユアテックスタジアム仙台]]で開催。
 
===行政区画の変遷===
=== 仙台市の歴史に関する関連項目 ===
* [[1871年]](明治4年) - [[廃藩置県]]により、[[仙台藩]]から仙台県となる。
*[[遠見塚古墳]]
* [[1872年]](明治5年) - 仙台県が[[宮城県]]に改称される。
*[[陸奥国]]
* [[1878年]](明治11年) - 宮城郡より仙台城下区域が分離、仙台城下の区域をもって[[仙台区]]を設置。
*[[支倉常長]]
* [[1889年]](明治22年)[[4月1日]] - [[市制]]施行により、仙台区が'''仙台市'''となる。
*[[魯迅]]
* [[1928年]](昭和3年)4月1日 - [[名取郡]][[長町 (宮城県)|長町]]・[[宮城郡]][[原町 (宮城県)|原町]]および[[七郷村 (宮城県)|七郷村]]の一部(南小泉)を編入。
* [[1931年]](昭和6年)4月1日 - 宮城郡[[七北田村]]の一部(荒巻および北根)を編入。
* [[1932年]](昭和7年)[[10月1日]] - 名取郡[[西多賀村]]を編入。
* [[1941年]](昭和16年)[[9月15日]] - 名取郡[[中田村 (宮城県)|中田村]]・[[六郷村 (宮城県)|六郷村]]・宮城郡[[岩切村]]・[[高砂村]]・七郷村を編入。
* [[1956年]](昭和31年)4月1日 - 名取郡[[生出村]]を編入。
* [[1987年]](昭和62年)[[11月1日]] - 宮城郡[[宮城町]]を編入。
* [[1988年]](昭和63年)[[3月1日]] - [[泉市]]・名取郡[[秋保町]]を編入。これにより、名取郡が消滅。
* [[1989年]](平成元年)4月1日 - [[政令指定都市]]に指定され、[[青葉区 (仙台市)|青葉区]]・[[宮城野区]]・[[若林区]]・[[太白区]]・[[泉区 (仙台市)|泉区]]が新設される。
* [[1992年]](平成4年)[[6月1日]] - [[黒川郡]]富谷町(現[[富谷市]])と境界変更。
* [[1998年]](平成10年)[[12月1日]] - [[多賀城市]]と境界変更。
* [[2009年]](平成21年)4月1日 - 富谷町と境界変更。同日、多賀城市とも境界変更。
* [[2013年]](平成25年)[[7月1日]] - 多賀城市と境界変更。
現在の仙台都心部を含んだ北側(広瀬川上流域および中流域の北側、[[七北田川]]流域など)は宮城郡、南側(広瀬川中流域の南側と名取川流域など)は名取郡に元々所属していた<ref>[http://www.pref.miyagi.jp/sichouson/gappei/tyosa_kenkyu_kiso_018.PDF 市町村課 - 宮城県公式ウェブサイト]</ref>。
===災害史===
[[File:SH-60B helicopter flies over Sendai.jpg|thumb|200px|[[東日本大震災]]による津波の被害を受けた仙台市(2011年3月12日)]]
====宮城県沖地震====
{{main|宮城県沖地震 (1978年)}}
[[1978年]](昭和53年)[[6月12日]]夕刻、宮城県沖を[[震源]]とする大規模地震が発生、仙台市では[[震度]]5を記録した。倒壊した[[ブロック塀]]の下敷きになるなどして28名が死亡、仙台市(現在の市域相当)では住居4,385戸が全半壊したほか、[[電気]]、[[都市ガス|ガス]]、[[水道]]も最大1週間に渡って停止した。
 
宮城県沖地震は、日本全国の建築基準を全面的に改定させた。この建築基準が17年後の[[阪神・淡路大震災]]まで続くこととなる。
==行政区域の沿革==
====東日本大震災====
* [[1871年]](明治4): [[廃藩置県]]により、[[仙台藩]]から仙台県となる。
{{main|東北地方太平洋沖地震|東日本大震災}}
* [[1872年]](明治5): 仙台県が[[宮城県]]と改称され、仙台区が置かれる (「宮城県」の名は、仙台が元々所属していた[[宮城郡]]からとった)。
1978年の宮城県沖地震から33年後、[[2011年]][[3月11日]]14時46分に発生した[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])によって、地震・津波の甚大な被害を受けた。
* [[1889年]](明治22)[[4月1日]]: 市制施行により、仙台区が仙台市となる。
* [[1928年]](昭和3)4月1日: 長町([[名取郡]])、原町、七郷村南小泉(以上宮城郡)を編入。
* [[1931年]](昭和6)4月1日: 七北田村荒巻および北根(宮城郡)を編入。
* [[1932年]](昭和7)[[10月1日]]: 西多賀村(名取郡)を編入。
* [[1941年]](昭和16)[[9月15日]]: 中田村、六郷村(以上名取郡)、七郷村、岩切村、高砂村(以上宮城郡)を編入。
* [[1956年]](昭和31)4月1日: 生出村(名取郡)を編入。
* [[1987年]](昭和62)[[11月1日]]: [[宮城町]](宮城郡)を編入。
* [[1988年]](昭和63)[[3月1日]]: [[泉市]](前身の泉町は宮城郡)、秋保町(名取郡)を編入。
* [[1989年]](平成元)4月1日: 政令指定都市に指定され、現在の5区制となる。
現在の仙台都心部を含んだ北側 ([[広瀬川]]上流域および中流域の北側、[[七北田川]]流域など) は[[宮城郡]]、南側 ([[広瀬川]]中流域の南側と[[名取川]]流域など) は[[名取郡]]に元々所属していた。
 
仙台市内は震度6弱から震度6強の強い揺れに見舞われたが、[[政令指定都市]]で震度6弱以上の揺れを観測したのは、2005年の[[福岡県西方沖地震]]で[[福岡市]]で震度6弱を観測して以来となる。
== 行政 ==
[[image:SendaiShiyakusho2005-5.jpg|thumb|250px|right|仙台市役所(2005年5月)]]
* 市長:梅原 克彦(うめはら かつひこ [[2005年]]-)
**副市長:櫻井 正孝、山浦 正井(仙台市では[[助役]]を副市長と呼ぶ)
行政課題は数多いが、経済・産業の活性化、都市交通の改善([[地下鉄]][[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]構想ほか)などの課題がある。地下鉄東西線構想については、交通アクセス改善への期待はあるものの、高運賃や採算性への不安などから反対運動もある。
 
また、大津波が押し寄せた[[宮城野区]]・[[若林区]]を中心に多くの家屋が倒壊・流失し、市内の全住宅約50万戸のうち10万戸以上が全半壊するという壊滅的な被害を受けた。仙台市内の死者数は約850人にものぼった<ref>[https://www.stat.go.jp/info/shinsai/index.html 統計局ホームページ]</ref>。また、この時期に物流や商業の新拠点として開発がすすめられていた仙台港後背地も甚大な被害を受けた。
また、前々市長時代には大手ゼネコン疑惑で県知事、市長が収賄で相次いで逮捕、首長、自治体のありかたが全国の注目の的となった。またこの事件の契機に全国にさきがけ、仙台市民オンブズマンが誕生した。
;震災復興計画
震災後、津波の被害を受けた地域などでは、市が主導して復興特区制度を取り入れ、新たな地域産業の開拓を今後10年間行い復興する計画がされているほか、民間企業によるものも複数計画されている。
 
==政治==
[[2004年]][[12月14日]]、佐々木副市長は[[東北文化学園大学]]補助金不正受給[[事件]]の問題が発展して辞職した。
===行政===
====市長====
* [[市町村長|市長]]:[[郡和子]]([[2017年]]8月22日就任、3期目)
: 元[[東北放送]]アナウンサー、元[[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]]。[[民進党]]・[[社会民主党 (日本 1996-)|社民党]]の支持、[[日本共産党|共産党]]・[[自由党 (日本 2016-2019)|自由党]]の支援を受けて当選した。
* [[副市町村長|副市長]]
** 高橋新悦(2018年4月1日 -、元水道事業管理者)
** 藤本章(2012年4月1日 -、元総務企画局長)
** 欠員1名
;歴代市長
1946年に[[公選]]による市長選出が開始される以前には、大都市行政の専門家として、もしくは[[日本の行政機関|中央省庁]]に対する発言力の確保のために、知事や長官級の大物[[官吏]]出身者を市長として据えるのが通例であった<ref name="fukushima">{{Cite journal|和書|author=功刀俊洋 |date=1996-07 |url=https://hdl.handle.net/10270/633 |title=1946年の市長公選運動(3) |journal=行政社会論集 |ISSN=0916-1384 |publisher=福島大学 |volume=9 |issue=1 |pages=1-71 |hdl=10270/633 |CRID=1050001337527577472}}</ref>。[[戦後]]の市長7名については、うち2名が[[仙台市役所]]の出身者、1名は[[弁護士]]という、中央での職歴を持たない人物である。
 
{| class="wikitable" style="font-size:95%"
藤井黎前市長の任期満了に伴う交代選挙となった2005年の市長選では、仙台市営地下鉄東西線のあり方について焦点となったが、梅原氏は東西線の加速的推進を公約にしていた。他候補が見直し、白紙撤回だったのに対し唯一推進候補であったため争点が明確かつ、票が集約されたために当選したと見られる。
! 期 !! 氏名 !! 就任年月日 !! 退任年月日!!備考
|-
|1-2
|[[遠藤庸治]]
|[[1889年]](明治22年)[[5月2日]]
|[[1898年]](明治31年)[[3月7日]]
|-備考
|3
|[[里見良顕]]
|[[1898年]](明治31年)[[4月8日]]
|[[1903年]](明治36年)[[3月13日]]
|-備考
|4
|[[早川智寛]]
|[[1903年]](明治36年)[[4月2日]]
|[[1907年]](明治40年)[[7月1日]]
|-備考
|5
|[[和達孚嘉]]
|[[1907年]](明治40年)[[7月2日]]
|[[1910年]](明治43年)[[7月2日]]
|-備考
|6
|[[遠藤庸治]]
|[[1910年]](明治43年)[[12月11日]]
|[[1914年]](大正 3年)[[11月4日]]
|-備考
|7
|[[山田揆一]]
|[[1915年]](大正 4年)[[5月25日]]
|[[1919年]](大正 8年)[[5月24日]]
|-備考
|8-9
|[[鹿又武三郎]]
|[[1919年]](大正 8年)[[7月17日]]
|[[1927年]](昭和 2年)[[7月26日]]
|-備考
|10
|[[山口龍之助]]
|[[1927年]](昭和 2年)[[8月13日]]
|[[1930年]](昭和 5年)[[6月7日]]
|-備考
|11-13
|[[渋谷徳三郎]]
|[[1930年]](昭和 5年)[[8月31日]]
|[[1942年]](昭和17年)[[8月30日]]
|-備考
|14
|[[今村武志]]
|[[1942年]](昭和17年)[[9月23日]]
|[[1946年]](昭和21年)[[5月14日]]
|-備考
|15-18
|[[岡崎栄松]]
|[[1946年]](昭和21年)[[6月17日]]
|[[1957年]](昭和32年)[[12月17日]]
|-備考
|19-25
|[[島野武]]
|[[1958年]](昭和33年)[[2月2日]]
|[[1984年]](昭和59年)[[11月6日]]△
|-備考
|26-28
|[[石井亨]]
|[[1984年]](昭和59年)[[12月23日]]
|[[1993年]](平成 5年)[[7月3日]]
|-備考ゼネコン汚職
|29-31
|[[藤井黎]]
|[[1993年]](平成 5年)[[8月22日]]
|[[2005年]](平成17年)[[8月21日]]
|-備考
|32
|[[梅原克彦]]
|[[2005年]](平成17年)[[8月22日]]
|[[2009年]](平成21年)[[8月21日]]
|-備考
|33-34
|[[奥山恵美子]]
|[[2009年]](平成21年)[[8月22日]]
|[[2017年]](平成29年)[[8月21日]]
|-備考
|35-36
|[[郡和子]]
|[[2017年]](平成29年)[[8月22日]]
|(現職)
|}
△は在職中死去
 
===歴代市長=財政====
* 当初予算規模(2017年度)
+は在職中死去
*: 一般会計:約5476億円
{|
*: 特別会計:約3213億円
!代!!氏名!!就任年月日!!退任年月日
*: 企業会計:約2420億円
*: 総 計:約1兆1109億円
====主な市営事業者====
* [[仙台市交通局]](バス・地下鉄を運営)
* [[仙台市ガス局]](仙台市と近郊でガス事業を行う)
* [[仙台市水道局]](仙台市内で上水道事業を行う)
いずれも、[[出納取扱金融機関]]は[[七十七銀行]]である。
 
仙台市における「公営事業」としては、[[ガス燃料|ガス]]・[[水道]]([[上水道]])・[[下水道]]・[[バス (交通機関)|バス]]・[[地下鉄]]・[[病院]]の6つで構成されるが、[[公営企業]]としては上述の3事業者が4事業を手がけており、病院事業([[仙台市立病院]])と下水道事業(仙台市建設局下水道経営部)が、公営企業の形態をとっていない。
 
==== 主な特別職の給料 ====
{| class="wikitable"
!役職
![[給与|給料]]<ref>市長等の給与に関する条例</ref><ref>{{Cite web|title=職員給与|url=https://www.city.sendai.jp/shise/shokuin/shokuin/index.html|website=仙台市役所 City of Sendai|access-date=2025-08-23|language=ja|first=仙台市役所 City of|last=Sendai}}</ref><ref>{{Cite web|title=市職員給与などのあらまし|url=https://www.city.sendai.jp/romu/shise/shokuin/shokuin/aramashi.html|website=仙台市役所 City of Sendai|access-date=2025-08-24|language=ja|first=仙台市役所 City of|last=Sendai}}</ref>
![[退職金|退職手当]]<ref>特別職の職員に対する退職手当支給条例</ref>
|-
|市長
|1-2||遠藤庸治||[[1889年]]5月2日||[[1898年]]3月7日
|月額 131万0000円
|給料月額×勤続月数×100分の54
|-
|副市長
|3||里見良顕||1898年4月8日||[[1903年]]3月13日
|月額 102万0000円
|給料月額×勤続月数×100分の37
|-
|[[教育長]]
|4||早川智寛||1903年4月2日||[[1907年]]7月1日
|月額 83万0000円
|給料月額×勤続月数×100分の28
|-
|水道事業管理者
|5||和達孚嘉||1907年7月2日||[[1910年]]7月2日
|月額 83万0000円
|給料月額×勤続月数×100分の28
|-
|交通事業管理者
|6||遠藤庸治||1910年12月11日||[[1914年]]11月4日
|月額 83万0000円
|給料月額×勤続月数×100分の28
|-
|ガス事業管理者
|7||山田揆一||[[1915年]]5月25日||[[1919年]]5月24日
|月額 83万0000円
|給料月額×勤続月数×100分の28
|-
|[[病院事業管理者]]
|8-9||鹿又武三郎||1919年7月17日||[[1927年]]7月26日
|月額 83万000円
|給料月額×勤続月数×100分の28
|}
 
* 別途、年2回[[賞与|期末手当]]あり
 
====不祥事====
* [[行政不服審査法]]違反事件 - 2013年8月7日、[[生活保護]]の審査請求書類を提出した市民に対し、職員が「行政不服審査法」の規定に反して書類の受け取りを2時間にわたり拒否、[[弁護士]]に説得され、しぶしぶ受け取る水際阻止作戦による違法事件が発生。後に[[厚生労働省]]により、同様の事例が発生しないよう、各自治体に通達を出される事態に発展した<ref>【毎日】2013年8月13日付 [https://web.archive.org/web/20130818102608/http://mainichi.jp/select/news/20130813k0000m040114000c.html 『仙台市:生活保護審査を一時拒否 不服書類受け取らず』]</ref>。
;市民による監視
[[1991年]](平成3年)10月、公文書の開示と市政情報の提供を骨子とする「仙台市情報公開条例」が施行された。
 
[[1993年]](平成5年)の[[ゼネコン汚職事件]]では、当時の石井享市長が[[賄賂|収賄]]による有罪判決を受けることとなった。これを端緒に仙台市では、全国にさきがけて仙台市民[[オンブズマン]]が誕生することとなった。しかし、[[2004年]](平成16年)に[[東北文化学園大学]]補助金不正受給[[事件]]が発生して副市長が辞任に至った。
 
===議会===
====市議会====
{{main|仙台市議会}}
* 定数:55名
* 任期:2023年(令和5年)8月28日 - 2027年(令和9年)8月27日
{|class="wikitable" style="font-size:smaller"
|-
!会派
|10||山口龍之助||1927年8月13日||[[1930年]]6月7日
!議席数!!党派!!議員名(◎は代表)
|-
| 自由民主党
|11-13||渋谷徳三郎||1930年8月31日||[[1942年]]8月30日
|12||[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]|| ◎野田譲、加藤和彦、高橋たくみ、佐々木心、内藤良介、猪又隆広、千葉修平、赤間次彦、鈴木勇治、西澤啓文、庄司俊充、橋本啓一
|-
| 公明党仙台市議団
|14||今村武志||1942年9月23日||[[1946年]]5月14日
|9||[[公明党]]|| ◎鎌田城行、佐藤幸雄、小野寺利裕、小田島久美子、佐藤和子、佐々木真由美、竹中栄雄、嶋中貴志、鈴木広康
|-
| 市民フォーラム仙台
|15-18||岡崎栄松||1946年6月17日||[[1957年]]12月17日
|9||[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]・[[無所属]]|| ◎加藤けんいち、沼沢しんや、ごうこ正太郎、貞宗けんじ、我孫子雅浩、村上かずひこ、鈴木すみえ、山下純、ごとう咲子
|-
| 日本共産党仙台市議団
|19-25||[[島野武]]||[[1958年]]2月2日||[[1984年]]11月6日+
|6||[[日本共産党]]|| ◎花木則彰、ふるくぼ和子、高見のり子、すげの直子、高村直也、吉田ごう
|-
|せんだい自民・参政の会
|26-28||石井亨||1984年12月23日||[[1993年]]7月3日
|6
|自由民主党・[[参政党]]
|◎跡部薫、菊池崇良、田村勝、大河原ふゆこ、斎藤範夫、佐藤正昭
|-
|立憲民主党仙台
|29-31||藤井黎||1993年8月22日||[[2005年]]8月21日
|4
|立憲民主党
|◎石川建治、辻隆一、ひぐちのりこ、いのまた由美
|-
|仙台維新
|32||梅原克彦||2005年8月22日||現職
|3
|[[日本維新の会 (2016-)|日本維新の会]]
|◎仁平覚子、早坂千亜紀、東城ひろみ
|-
|維新の会仙台市議団
|2
|日本維新の会
|◎福田ようすけ、関戸努
|-
|心豊かな社会をつくる会
|1
|無所属
|大草よしえ
|-
|市民の会
|1
|無所属
|伊藤ゆうた
|-
|自由民主党フォーラム
|1
|自由民主党
|渡辺博
|-
| 欠員
|1||
|}
 
==== 宮城県議会 ====
* 定数:24名
* 議長:柳橋 邦彦(やなぎはし くにひこ 2005年[[6月9日]]選出)
* 任期:2023年(令和5年)11月13日 - 2027年(令和9年)11月12日
**議席数:60(任期満了日:[[2007年]][[5月1日]])
{| class="wikitable" style="font-size:smaller"
**会派別議席数:みらい仙台(16人)、フォーラム仙台(10人)、[[自由民主党_(日本)|自由民主党]](8人)、[[公明党]](8人)、[[日本共産党]]仙台市議団(6人)、[[社会民主党_(日本)|社民党]]仙台市議団(6人)、仙台・グローバル(5人)、やしろ(1人)
|-
!選挙区!!氏名!!会派!!備考
|-
| rowspan="7" | [[青葉区 (仙台市)|青葉区]] (7) || ゆさみゆき || みやぎ県民の声 ||
|-
|| 村岡たかこ || 自由民主党・県民会議 ||
|-
|| さとう道昭 || 自由民主党・県民会議 ||
|-
|| 遠藤伸幸 || 公明党県議団 ||
|-
|| 吉川寛康 || 21世紀クラブ ||
|-
|| 金田もとる || 日本共産党宮城県会議員団 ||
|-
|| 石森ゆうじ || 日本維新の会 ||
|-
| rowspan="4" | [[宮城野区]] (4) || 佐々木奈津江 || みやぎ県民の声 ||
|-
|| 大池康一 || 公明党県議団 ||
|-
|| 松本由男 || 自由民主党・県民会議 ||
|-
|| (欠員) || ||
|-
| rowspan="3" | [[若林区]] (3) || 渡辺勝幸 || 自由民主党・県民会議 ||
|-
|| 三浦ななみ || みやぎ県民の声 ||
|-
|| 髙橋克也 || 自由民主党・県民会議 ||
|-
| rowspan="5" | [[太白区]] (5) || かっち恵 || 立憲・無所属クラブ ||
|-
|| ふなやま由美 || 日本共産党宮城県会議員団 ||
|-
|| 横山のぼる || 公明党県議団 ||
|-
|| 佐々木幸士 || 自由民主党・県民会議 ||
|-
|| わたなべ拓 || 自由民主党・県民会議 ||
|-
| rowspan="5" | [[泉区 (仙台市)|泉区]] (5) || 小畑仁子 || みやぎ県民の声 ||
|-
|| 遠藤隼人 || 自由民主党・県民会議 ||
|-
|| 小野寺健 || 日本維新の会 ||
|-
|| 伊藤和博 || 公明党県議団 ||
|-
|| 外崎浩子 || 自由民主党・県民会議 ||
|}
 
===予算規模= 衆議院 ====
* 任期:2024年(令和6年)10月27日 - 2028年(令和10年)10月26日{{main|第50回衆議院議員総選挙}}
*当初予算規模(2004年度)
:約4,165億円(一般会計)
:約2,993億円(特別会計)
 
{| class="wikitable"
===区制===
[[画像:Sendai-Kotsu.JPG|thumb|right|250px|仙台市交通局(2004年10月)]]
仙台市は、政令指定都市に移行する際、区の名前には中央や東西南北といった名称を極力使用しない方針をとった。<br>
そのため、以下のような名称を使用している。
<table><tr><td>
{| border="0" cellpadding="1"
|-
!選挙区!!議員名!!党派名!!当選回数
|-align=center
|colspan=2 bgcolor=#ccffcc|[[泉区 (仙台市)|泉区]]
|-
|[[宮城県第1区]]([[青葉区 (仙台市)|青葉区]]、[[太白区]])|| [[岡本章子 (政治家)|岡本章子]] || [[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]] || align="center" | 3
|-align=center
|bgcolor=#ccffcc|[[青葉区 (仙台市)|青葉区]]
|bgcolor=#ccffcc|[[宮城野区]]
|-
| [[宮城県第2区]]([[宮城野区]]、[[若林区]]、[[泉区 (仙台市)|泉区]])|| [[鎌田さゆり]] || 立憲民主党 || align="center" | 4
|bgcolor=#ccffcc|[[太白区]]
|}
|bgcolor=#ccffcc|[[若林区]]
 
==== 参議院 ====
{| class="wikitable"
|-
!選挙区!!議員名!!党派名!!当選回数!!任期
|
|-
|[[宮城県選挙区]]|| [[石垣のりこ]] || 立憲民主党 || align="center" | 1 || 2019年(令和元年)7月29日 - 2025年(令和7年)7月28日
|-
|宮城県選挙区
|[[桜井充]]
|自由民主党
| align="center" |5
|2022年(令和4年)7月26日 - 2028年(令和10年)7月25日
|}
</td></td><td width="10"></td><td>
[[画像:Sendai-ku.PNG]]
</td></tr></table>
 
==官公庁==
現在、仙台市の中心的な機能を持ち、同時に仙台市最大の区である青葉区の旧宮城町地域を分区する計画がある。この計画に関しては、青葉区の記事に詳細に書かれているので、「[[青葉区 (仙台市)#青葉区(宮城地区)分区問題|青葉区]]」を参照のこと。
[[File:Kōtōdai Park and Miyagi Prefectural Office Building - Jan 19, 2024.jpg|thumb|200px|[[官庁街]]の集積する[[勾当台公園]]界隈]]
[[File:Sendai National Government Building.JPG|thumb|200px|仙台合同庁舎]]東北地方を管轄する[[行政機関|中央省庁]]の[[地方支分部局]]が集積している。
 
===地方公営企業国家機関===
;[[内閣府]]
*[[仙台市交通局]](市営バス・地下鉄を運営)
* [[警察庁]][[東北管区警察局]] - [[青葉区 (仙台市)|青葉区]][[本町 (仙台市)|本町]]3-3-1
*[[仙台市ガス局]](仙台市近郊でガス事業を行う[[一般ガス事業者]])
** 宮城県情報通信部
*仙台市水道局(仙台市内で水道事業を行う)
;[[総務省]]
* 東北[[管区行政評価局]] - 青葉区本町3-2-23
* [[東北総合通信局]] - 青葉区本町3-2-23
;[[法務省]]
* [[仙台法務局]] - 青葉区春日町7番25号仙台第3法務総合庁舎
* [[仙台矯正管区]] - [[若林区]]古城3-23-1
** [[宮城刑務所]] - 若林区古城2-3-1
** 仙台[[少年鑑別所]] - 若林区古城三丁目27番17号<ref>{{PDF|[http://www.moj.go.jp/content/000024167.PDF 仙台少年鑑別所]}} - 法務省</ref>
* [https://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo_k_tohoku_tohoku.html 東北地方更生保護委員会] - 青葉区片平1-3-1 仙台法務総合庁舎4階
* [https://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo_k_sendai_sendai.html 仙台保護観察所] - 青葉区片平1-3-1 仙台法務総合庁舎3階
* [[出入国在留管理庁]][[仙台出入国在留管理局]] - [[宮城野区]]五輪1-3-20仙台第二法務合同庁舎
* [[公安調査庁]]東北公安調査局 - 青葉区春日町7番25号 仙台第3法務総合庁舎
* [[検察庁]][[仙台高等検察庁]] - 青葉区片平1丁目3番1号
** [[仙台地方検察庁]] - 青葉区片平1丁目3番1号
** [[仙台区検察庁]] - 青葉区片平1丁目3番1号
** 仙台地方検察庁大河原支部 - 青葉区片平1丁目3番1号
** [[大河原区検察庁]] - 青葉区片平1丁目3番1号
;[[経済産業省]]
* [http://www.tohoku.meti.go.jp/index.html 東北経済産業局] - 青葉区本町3-3-1
;[[財務省 (日本)|財務省]]
* [[東北財務局]] - 青葉区本町三丁目3-1
* [[国税庁]][[仙台国税局]] - 青葉区本町三丁目3-1
** 仙台北税務署 - 青葉区上杉1丁目1番1号
** 仙台中税務署 - 若林区卸町3丁目8番5号
** 仙台南税務署 - [[太白区]]柳生2丁目28番2号
;[[国土交通省]]
* [[東北運輸局]] - 宮城野区鉄砲町1番地
** [[宮城運輸支局]] - 宮城野区扇町三丁目3-15
* [https://www.thr.mlit.go.jp/ 東北地方整備局] - 青葉区二日町9番15号
** [http://www.pa.thr.mlit.go.jp/kakyoin/ 港湾空港部] - 青葉区花京院一丁目1番20号
** [https://www.thr.mlit.go.jp/sendai/ 仙台河川国道事務所] - 太白区郡山五丁目6-6
** [http://www.pa.thr.mlit.go.jp/sendaigicho/ 仙台港湾空港技術調査事務所] - 宮城野区榴岡5-1-35
* [[気象庁]][[仙台管区気象台]] - 宮城野区五輪一丁目3-15
* [[国土地理院#地方測量部及び支所|国土地理院東北地方測量部]] - 宮城野区五輪1-3-15
;[[農林水産省]]
* [[東北農政局]]
** 企画調整室 総務部 消費・安全部 生産部 経営・事業支援部 農村計画部 整備部 - 青葉区本町三丁目1番1号
** 総務部(検査課)消費・安全部(業務課)生産部(業務管理課)統計部 - 宮城野区新田二丁目22番1号 宮城野庁舎
** 土地改良技術事務所 - 宮城野区幸町三丁目14番1号
** 仙台東土地改良建設事業所 - 宮城野区五輪一丁目3番20号 仙台第2法務合同庁舎4階
* [[林野庁]][[東北森林管理局]] [http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/introduction/gaiyou_syo/sendai/index.html 仙台森林管理署] - 青葉区東照宮1丁目15-1
;[[厚生労働省]]
* [[東北厚生局]] - 青葉区花京院一丁目1-20
* [[宮城労働局]] - 宮城野区鉄砲町1番地
** 仙台[[労働基準監督署]] - 宮城野区鉄砲町1仙台第4合同庁舎
** 仙台[[公共職業安定所]] - 宮城野区榴岡4-2-3仙台MTビル3〜5F
** マザーズハローワーク青葉 - 青葉区中央2-11-1オルタス仙台ビル4F
** ハローワークプラザ青葉 - 青葉区中央2-11-1オルタス仙台ビル4F
** ハローワークプラザ泉 - [[泉区 (仙台市)|泉区]]泉中央1-7-1地下鉄泉中央駅ビル4F
** 宮城キャリアアップハローワーク - 宮城野区榴岡1-6-30エクセレントスクエア仙台2F
** ものづくりワークプラザ宮城 - 宮城野区榴岡1-6-30エクセレントスクエア仙台2F
** 仙台新卒応援ハローワーク - 青葉区中央1-2-3仙台マークワン12F
;[[防衛省]]
* [[陸上自衛隊]][[東北方面隊]]
** 東北方面総監部([[仙台駐屯地]]) - 宮城野区南目館1-1
** 東北方面隊隷下部隊([[霞目駐屯地]]) - 若林区霞目1-1-1
* [[自衛隊病院|自衛隊仙台病院]](仙台駐屯地) - 宮城野区南目館1-1
* [[東北防衛局]] - 宮城野区五輪1-3-15
* [[自衛隊宮城地方協力本部]](仙台駐屯地) - 宮城野区南目館1-1
====裁判所====
* [[仙台高等裁判所]] - 青葉区片平1-6-1
* [[仙台地方裁判所]] - 青葉区片平1-6-1
* [[仙台家庭裁判所]] - 青葉区片平1-6-1
* [[仙台簡易裁判所]] - 青葉区片平1-6-1
* 仙台[[検察審査会]]
====認可法人====
* [[日本銀行]][http://www3.boj.or.jp/sendai/index.html 仙台支店] - 青葉区一番町3-4-8
====特殊法人====
* [[日本年金機構]]
** 仙台広域事務センター - 青葉区中央4-6-1
** 仙台北年金事務所 - 青葉区宮町4-3-21
** 仙台東年金事務所 - 宮城野区宮城野3-4-1
** 仙台南年金事務所 - 太白区長町南1-3-1
====独立行政法人====
* [[国立病院機構]][http://www.hosp.go.jp/~touhok2/index.html 本部北海道東北ブロック事務所] - 宮城野区宮城野2-8-8
** [[国立病院機構仙台医療センター]] - 宮城野区宮城野2-8-8
*** 附属仙台看護助産学校 - 宮城野区宮城野2-8-8
** [[国立病院機構西多賀病院]] - 太白区鈎取本町2-11-11
* [[労働者健康安全機構]][[東北労災病院]] - 青葉区台原4-3-21
* [[地域医療機能推進機構]]北海道東北地区事務所 - 青葉区立町27-21 仙台橋本ビルヂング 7階 701区
* [[国際協力機構]][https://www.jica.go.jp/tohoku/index.html 東北支部] - 青葉区一番町4丁目6-1
* [[高齢・障害・求職者雇用支援機構]]宮城支部 - 青葉区中央3-2-1 青葉通プラザ13階
** 宮城障害者職業センター - 宮城野区幸町4丁目6番1号
* [[農林水産消費安全技術センター]] 仙台センター - 宮城野区五輪1丁目3-15
* [[日本学生支援機構]]仙台支部 - 青葉区三条町10-15
* [[森林整備センター]]東北北海道整備局 - 青葉区上杉5丁目3番36第三勝山ビル
* [[中小企業基盤整備機構]][http://www.smrj.go.jp/tohoku/index.html 東北支部] - 青葉区一番町4-6-1仙台第一生命タワービル6階
** [[中小企業大学校]] 仙台校 - 青葉区落合4-2-5
* [[国立印刷局]]仙台政府刊行物サービスセンター - 青葉区本町3丁目2-23
* [[理化学研究所]]東北支所 - 青葉区荒巻字青葉519-1399
* [[日本スポーツ振興センター]]仙台支所 - 青葉区上杉1-5-15日本生命仙台勾当台南ビル8階内
* [[自動車事故対策機構]]仙台主管支所 - 若林区卸町5丁目8-3宮城県トラック会館2F
* [[自動車技術総合機構]]東北検査部 - 宮城野区扇町3丁目3−15
* [[都市再生機構]]宮城震災復興支援本部 - 宮城野区榴岡4-6-1
====その他機関====
* [[日本下水道事業団]][https://www.jswa.go.jp/company/jimusyo_ichiran/jimusyo_ichiran.html 東北総合事務所] - 宮城県仙台市青葉区本町1-11-2 SK仙台ビル6階
 
===施設===
{{Main|仙台市内の公共施設一覧}}
仙台市の文化機関・公共施設は、市が設置・運営しているものの他、市の外郭団体、民間が設立・運営(電力ホールなど)しているものがある。
 
[[仙台市博物館]]や[[仙台市天文台]]などの[[社会教育]]機関は、その社会教育活動や施設を維持するために有料であるが、2002年から[[仙台都市圏]]の小中学生を対象にして発行された「[http://www.city.sendai.jp/kyouiku/kids/passport/ どこでもパスポート]」を利用すると、小中学生に限り無料で利用することができる。(一部施設は[[土曜日]]、[[日曜日]]、[[休日]]、[[春休み]]、[[夏休み]]、[[秋休み]]、[[冬休み]]のみ使える施設がある)
 
[[公民館]]の機能を持つ施設として「市民センター」を各区に設けている。
====警察====
;本部
*[[宮城県警察]]
;警察署
*[[仙台中央警察署]]
*[[仙台北警察署]]
*[[仙台南警察署]]
*[[仙台東警察署]]
*[[泉警察署 (宮城県)|泉警察署]]
*[[若林警察署]]
====消防====
;本部
*[[仙台市消防局]]
;消防署
*[[仙台市消防局#消防署|青葉消防署]]
*[[仙台市消防局#消防署|宮城消防署]]
*[[仙台市消防局#消防署|宮城野消防署]]
*[[仙台市消防局#消防署|若林消防署]]
*[[仙台市消防局#消防署|太白消防署]]
*[[仙台市消防局#消防署|泉消防署]]
====医療・福祉====
{{See also|宮城県災害拠点病院}}
[[救急指定病院]]・[[災害拠点病院]]のみ記載。
;[[青葉区 (仙台市)|青葉区]]
* 伊藤病院
* [[仙台厚生病院]]
* [[東北大学病院]](災害拠点病院)
* [[労働者健康安全機構]] [[東北労災病院]](災害拠点病院)
;[[宮城野区]]
* [[国立病院機構仙台医療センター]](災害拠点病院)
*[[仙台オープン病院]]
* 仙台東脳神経外科病院
* [[東北医科薬科大学病院]](災害拠点病院)
* 中嶋病院
* 安田病院
;[[若林区]]
* [[東北医科薬科大学若林病院]]
;[[太白区]]
* [[仙台市立病院]](災害拠点病院)
* [[仙台赤十字病院]](災害拠点病院)
* 地域医療機能推進機構仙台南病院
* [[国立病院機構仙台西多賀病院]]
* 広南病院
;[[泉区 (仙台市)|泉区]]
* 泉整形外科病院
* 泉病院
* [[地域医療機能推進機構仙台病院]] - [[2021年]][[5月]]に、青葉区堤町より移転。
* 仙台循環器病センター
* [[仙台徳洲会病院]]
* 松田病院
 
==対外関係==
===都市外交===
都市外交としては、[[東京都]]の世界大都市外交や「[[アジア大都市ネットワーク21]]」が有名であるが、仙台市の場合は、人口約1000万人の[[東北地方]]、人口約570万人の[[南東北]]の拠点都市として、人口規模が近しい[[北欧諸国]]との都市外交を進めている(北欧諸国:[[スウェーデン]]900万人、[[デンマーク]]540万人、[[フィンランド]]520万人、[[ノルウェー]]469万人など)。特にフィンランドとは、仙台市の仲介で[[東北福祉大学]]が福祉関連施設を仙台[[フィンランド健康福祉センター]]内に開設し、成果が出ている。しかし、研究開発・産業分野に限った都市外交であるため、経済全体に対するインパクトは弱く、観光面で人の交流の活発化を実現した東京のような例とはかけ離れて、小さい経済効果しか見込まれていない。なお、北欧以外では、[[支倉常長]]関連で宮城県と[[ローマ県]]や[[セビリア|セビリア市]]、仙台市でサッカー[[イタリア]]代表がキャンプを開いたことにより、仙台市と[[イタリア]]の間で交流が深い。
{{main|仙台路}}
{| class="wikitable" style="font-size:90%"
|+「仙台」と名の付く国際姉妹都市の施設
!rowspan="2"|国
!colspan="2"|姉妹都市
! colspan="3" |施設名
|-
!都市
!提携年
!現地語([[ラテン文字|羅字]]転写)
![[日本語]]意訳
!設置年
|-
|{{flag|FRA}}
|[[レンヌ]]市
|[[1967年]]
|{{lang-fr-short|'''Square de Sendaï'''}}<ref>{{PDFlink|[http://cadets.fr/wp-content/uploads/2014/03/90-novembre-2012.pdf Maurepas Bonjour No90]}}(Comité des Fétes de [[:fr:Quartier Maurepas - Patton|Maurepas]], Rennes 2012年11月)</ref>
|仙台[[街区]]
|[[1978年]]
|-
|{{flag|BLR}}
|[[ミンスク]]市
|[[1973年]]
|[[ベラルーシ語|白]]: {{Lang|be|'''[[:be:Сэндайскі сквер|Сэндайскі сквер]]'''}}<ref name="SIRA2012">{{PDFlink|[http://www.sira.or.jp/japanese/activity/download/201208.pdf 仙台国際センターだより 2012年8月号]}}(財団法人仙台国際交流協会)</ref>{{Center| (''{{lang|be|Sendajski skver''}}) }}
|仙台[[公園]]
|[[2002年]]
|-
|{{flag|CHN}}
|[[長春市]]
|[[1980年]]
|{{Lang-zh-short|'''仙台大街'''}}<ref name="SIRA2012" />{{Center| (''{{lang|zh|xiāntái dàjiē}}'') }}
|仙台大通り
|[[2000年]]
|-
|{{flag|KOR}}
|[[光州広域市]]
|[[2002年]]
|{{Lang-ko-short|'''[[仙台路|센다이로]]'''}}<ref name="SIRA2012" />{{Center| (''{{lang|ko|Sendai-ro}}'') }}
|[[仙台路|仙台通り]]
|[[2004年]]
|}
===姉妹都市・提携都市===
国内・海外の姉妹都市を各々締結順に掲載する。
また、提携した海外姉妹都市それぞれを紹介する[[ラッピングバス]]を仙台市内で運行している。
====国内姉妹都市====
{|class="wikitable"
!都市名!!都道府県!!提携年月日
!備考
|-
|[[竹田市]]
|{{Flagicon|大分県}} [[大分県]]
|[[1967年]]([[昭和]]42年)[[1月18日]] - 音楽姉妹都市提携。
|「[[荒城の月]]」作曲[[瀧廉太郎]]の出身地。
|-
|[[中野市]]
|{{Flagicon|長野県}} [[長野県]]
|[[1967年]]([[昭和]]42年)[[1月18日]] - 音楽姉妹都市提携。
|作曲家[[中山晋平]]の出身地。
|-
|[[徳島市]]
|{{Flagicon|徳島県}} [[徳島県]]
|[[1970年]]([[昭和]]45年)[[4月15日]] - 観光姉妹都市提携。
|[[仙台七夕|仙台七夕まつり]]と[[阿波踊り]]の交流。
|-
|[[宇和島市]]
|{{Flagicon|愛媛県}} [[愛媛県]]
|[[1975年]]([[昭和]]50年)[[11月3日]] - 歴史姉妹都市提携。
|[[仙台藩]]・[[宇和島藩]]はともに[[伊達氏|伊達家]]が統治。
|-
|[[白老町]]
|{{Flagicon|北海道}} [[北海道]]
|[[1981年]]([[昭和]]56年)[[5月8日]] - 歴史姉妹都市提携。
|[[幕末]]に[[蝦夷地]]警備のため仙台藩が[[白老仙台藩陣屋跡|陣屋]]を建設。
|}
 
==== 国際姉妹・友好都市 ====
{|class="wikitable"
!都市名!!国名!!地域名!!提携年月日
|-
|[[リバーサイド (カリフォルニア州)|リバサイド市]]
|{{Flagicon|USA}} [[アメリカ合衆国]]
|[[カリフォルニア州]]
|[[1957年]]([[昭和]]32年)[[3月9日]] - [[姉妹都市]]提携。
|-
|[[レンヌ|レンヌ市]]
|{{Flagicon|FRA}} [[フランス|フランス共和国]]
|[[ブルターニュ地域圏]]
[[イル=エ=ヴィレーヌ県|イル・エ・ヴィレーヌ県]]
|[[1967年]]([[昭和]]42年)[[9月6日]] - [[姉妹都市]]提携。
|-
|[[ミンスク|ミンスク市]]
|{{Flagicon|BLR}} [[ベラルーシ|ベラルーシ共和国]]
|
|[[1973年]]([[昭和]]48年)[[4月6日]] - [[姉妹都市]]提携{{refnest|group="注"|[[2022年ロシアのウクライナ侵攻|ロシアによるウクライナへの侵攻]]に対するベラルーシの関与を受けて、2022年3月14日以降当面の間交流見合わせとなっている<ref>[http://www.city.sendai.jp/koryu/kisya/minsk220314.html 国際姉妹都市・ミンスク市との交流を見合わせます](仙台市ホームページ 2022年4月1日閲覧)</ref>。}}。
|-
|[[アカプルコ|アカプルコ市]]
|{{Flagicon|MEX}} [[メキシコ|メキシコ合衆国]]
|[[ゲレーロ州]]
|[[1973年]]([[昭和]]48年)[[10月23日]] - [[姉妹都市]]提携。
|-
|[[長春市]]
|{{Flagicon|CHN}} [[中華人民共和国]]
|[[吉林省]]
|[[1980年]]([[昭和]]55年)[[10月7日]] - [[友好都市]]提携。
|-
|[[ダラス|ダラス市]]
|{{Flagicon|USA}} [[アメリカ合衆国]]
|[[テキサス州]]
|[[1997年]]([[平成]]9年)[[8月29日]] - [[友好都市]]提携。
|-
|[[光州広域市]]
|{{Flagicon|KOR}} [[大韓民国]]
|
|[[2002年]]([[平成]]15年)[[4月20日]] - [[姉妹都市]]提携。
|-
|[[オウル|オウル市]]
|{{flagicon|FIN}} [[フィンランド共和国]]
|[[オウル州]]
[[北ポフヤンマー県]]
|[[2005年]]([[平成]]17年)[[11月3日]] - 産業振興協定提携。
|-
|[[台南市]]
|{{Flagicon|TWN}} [[台湾]]
|[[直轄市 (中華民国)|直轄市]]
|[[2006年]]([[平成]]18年)[[1月20日]] - 交流促進協定提携。
|}
===国際機関===
日本国内の外国人登録数の国籍別の順位は、1位:[[大韓民国|韓国]](30.8%)、2位:[[中華人民共和国|中国]](24.7%)、3位:[[ブラジル]](14.5%)、4位:[[フィリピン]](10.1%)、5位:[[ペルー]](2.8%)、6位:[[アメリカ合衆国|米国]](2.5%)という順である。
 
仙台市は、[[東日本]]の他の大都市と同様に中国系の数の方が多く([[西日本]]の大都市は朝鮮系の方が多い)、また、工業が少ないために南米出身の[[日系人]]も少ない。但し、隣接する[[大和町]]に工業団地があるため、大和町と[[富谷市]]には[[日系人]]がやや多い。なお、仙台市は[[ロシア]]人の比率が[[札幌市]]に次いで多く、実数も多い。一般に、日本海に面した[[漁港]]・貿易港のある北海道や北陸地方各都市などにロシア人が多いが、沿岸漁業用の漁港しかない仙台にロシア人が多いことは特徴的である。
== 都市外交・国際交流等 ==
日本国内の外国人登録数の国籍別の順位は、1位:[[韓国]]・[[北朝鮮]](30.8%)、2位:[[中国]](24.7%)、3位:[[ブラジル]](14.5%)、4位:[[フィリピン]](10.1%)、5位:[[ペルー]](2.8%)、6位:[[米国]](2.5%)という順であるが、仙台は、[[東日本]]の他の大都市と同様に中国系の数の方が多く([[西日本]]の大都市は韓国系の方が多い)、また、工業が少ないために南米出身の[[日系人]]も少ない。但し、隣接する[[大和町]]に工業団地があるため、[[大和町]]と[[富谷町]]には[[日系人]]がやや多い。なお、仙台は[[政令市]]の中で[[ロシア]]人の比率が[[札幌市]]に次いで多く、実数も多い。一般に、日本海に面した[[漁港]]・貿易港のある北海道や北陸地方各都市などにロシア人が多いが、沿岸漁業用の漁港しかない仙台にロシア人が多いことは特徴的である。[[宮城県]]([[北上川]]流域)には、[[ロシア正教会]]系の[[日本ハリストス正教会|ハリストス正教会]]が多く、日本の3大拠点(仙台・東京・京都)の1つであるため、ロシア人に親和性があるのかも知れない。
 
宮城県([[北上川]]流域)には、[[正教会]]組織の一つである[[日本ハリストス正教会|日本正教会]]の[[教会 (キリスト教)|教会]]が多く、日本の3大拠点(仙台・東京・京都)の1つである。
また、[[東北大学]]だけで[[留学]]生を1200人余り(留学生の家族を含まない数)を受け入れており、仙台の外国人登録数の10%以上を占めている(2005年)。東北大学は、主に[[アジア]]からの留学生受け入れに力を入れているが、「[[魯迅]]が留学していた大学」 として[[江沢民]]・[[国家主席]](当時)が来学するほど[[中華人民共和国|中国]]国内で有名であるため、中国からの留学生がとりわけ多く(466人)、次いで韓国からの留学生が多い(190人)。また、旧[[帝国大学]]のつながりから、[[台湾]]からの留学生も多い(45人)。[[欧米]]からの留学生は、[[アメリカ合衆国]](24人)と[[スウェーデン]](13人)が1位2位であるが、金属材料系で世界一の研究所である[[東北大学金属材料研究所|金属材料研究所]]や、流体科学研究所などの有力研究所・講座があるため、大学間交流は盛んである。なお、福祉関連で[[東北福祉大学]]と[[フィンランド]](→フィンランド健康福祉センター)、[[支倉常長]]関連で宮城県と[[ローマ県]]や[[セビリャ|セビリア市]]、仙台市でサッカー[[イタリア]]代表がキャンプを開いたことにより、仙台と[[イタリア]]の間で交流が深い。
 
また、[[東北大学]]だけで[[留学]]生を1200人余り(留学生の家族を含まない数)を受け入れており、仙台の外国人登録数の10%以上を占めている(2005年)。東北大学は、主に[[アジア]]からの留学生受け入れに力を入れているが、「[[魯迅]]が留学していた大学」として、1998年当時[[中国共産党中央委員会総書記]]であった[[江沢民]][[中華人民共和国主席|国家主席]]が来訪するほど[[中華人民共和国|中国]]国内で有名であるため、中国からの留学生がとりわけ多く(466人)、次いで[[大韓民国|韓国]]からの留学生が多い(190人)。また、旧[[帝国大学]]のつながりから、[[台湾]]からの留学生も多い(45人)。[[欧米]]からの留学生は、[[アメリカ合衆国]](24人)と[[スウェーデン]](13人)が1位2位であるが、金属材料系で世界一の研究所である[[東北大学金属材料研究所|金属材料研究所]]や、[[東北大学流体科学研究所|流体科学研究所]]などの有力研究所・講座があるため、大学間交流は盛んである。
 
*==== 外国人登録数 ====
:総数10,284人(平成15年12月末)
内訳:(単位:人)
{{Col-begin}}
<div style="width:50%;float:left">
{{Col-break}}
{|
|-
412 ⟶ 1,600行目:
|-
|[[中華人民共和国|中国]]
|{{bar|g|9|9}} 4,202 (40202(40.9%)
|-
|[[大韓民国|韓国]]・[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]
|{{bar|g|7|4}} 3,109 (30109(30.2%)
|-
|[[フィリピン]]
|{{bar|g|1|0}} 427 (4427(4.2%)
|-
|[[アメリカ合衆国|米国]]
|{{bar|g|0|9}} 372 (3372(3.6%)
|-
|[[カナダ]]
|{{bar|g|0|4}} 151 (1151(1.5%)
|-
|[[ロシア連邦]]
|{{bar|g|0|3}} 137 (1137(1.3%)
|-
|[[インド]]
|{{bar|g|0|3}} 137 (1137(1.3%)
|-
|[[オーストラリア]]
|{{bar|g|0|3}} 125 (1125(1.2%)
|-
|[[イギリス|英国]]
|{{bar|g|0|3}} 124 (1124(1.2%)
|-
|[[インドネシア]]
|{{bar|g|0|3}} 123 (1123(1.2%)
|-
|[[バングラデシュ]]
|{{bar|g|0|3}} 123 (1123(1.2%)
|}
 
{{Col-break}}
</div>
<div style="width:50%;float:left">
{|
|-
| 
|-
| 
|-
| 
|-
! 地方別
459 ⟶ 1,646行目:
|-
|[[アジア]]
|{{bar|r|7|1}}{{bar|b|1|4}} 8704 (848704(84.6%)
|-
|(※赤が[[東アジア]])
|-
|[[ヨーロッパ]]
|{{bar|b|0|6}} 579 (5579(5.6%)
|-
|[[アングロアメリカ]]
|{{bar|b|0|5}} 523 (5523(5.1%)
|-
|[[ラテンアメリカ]]
|{{bar|b|0|2}} 194 (1194(1.9%)
|-
|[[オセアニア]]
|{{bar|b|0|2}} 162 (1162(1.6%)
|-
|[[アフリカ]]
|{{bar|b|0|1}} 117 (1117(1.1%)
|}
{{Col-end}}
</div>
<br style="clear:left">
 
==== 在外公館 ====
=== 姉妹都市・友好都市===
*{{flagicon|KOR}} 在仙台[[大韓民国]]総領事館
国内・海外姉妹都市を各々締結順に掲載する。仙台市は、海外の姉妹都市と提携して、それぞれの都市を紹介する[[ラッピングバス]]を運行している。
*{{flagicon|PLW}} 在仙台[[パラオ|パラオ共和国]]名誉総領事館
*{{Flagicon|CAM}} 在仙台[[カンボジア王国]]名誉領事館
*{{Flagicon|NZL}} 在仙台[[ニュージーランド]]名誉領事館 - [[橋本店]]内
*{{flagicon|FRA}} 在仙台[[フランス]]名誉領事館 - ワインハウスブウション内
*{{Flagicon|BRA}} 在仙台[[ブラジル連邦共和国]]名誉領事館 - [[ゆらリズム]]内
 
==== 外国政府外郭団体、外国民間団体など ====
'''[http://www.city.sendai.jp/kikaku/kokusai/kokunai/kokunaisimai.html 国内]'''
*{{flagicon|KOR}} [[在日本大韓民国民団]]宮城県地方本部
* [[竹田市]] ([[大分県]]) 音楽姉妹都市
*{{flagicon|ITA}} [[イタリア]]貿易振興会仙台事務所
* [[中野市]] ([[長野県]]) 音楽姉妹都市
*{{flagicon|FRA}} 仙台日仏協会・[[アリアンスフランセーズ|アリアンス・フランセーズ]]
* [[徳島市]] ([[徳島県]]) 観光姉妹都市
* [[宇和島市]] ([[愛媛県]]) 歴史姉妹都市
* [[白老町]] ([[北海道]][[白老郡]]) 歴史姉妹都市
 
== 経済 ==
'''[http://www.city.sendai.jp/kikaku/kokusai/kokusai/yuukou/index.html 海外]'''
{{Double image aside|right|Sendai Chamber of Commerce and Industry.jpg|200|Centre Tohoku20180311.jpg|200|[[日本の商工会議所一覧#東北地方|仙台商工会議所]]|[[東北経済連合会]]}}
* [[リバーサイド (カリフォルニア州)|リバーサイド]]市 ([[アメリカ合衆国]] [[カリフォルニア州]] [[リバーサイド郡 (カリフォルニア州)|リバーサイド郡]]・[[郡庁所在地]])
{{Double image aside|right|DownTown of SendaiCity01.jpg|200|Aoba Street in Sendai City seen from Sendai Station 20220910.jpg|200|仙台市の[[中心業務地区]]|[[青葉通]]と[[仙台市都心部]]}}
* [[レンヌ]]市 ([[フランス共和国]] [[ブルターニュ地域圏]] [[イル=エ=ヴィレーヌ県]]・[[首府]]/県庁所在地)
[[2007年]]度の市内総生産は4兆2784億円であり、宮城県の51.6%を占めている<ref>[http://www.pref.miyagi.jp/toukei/toukeidata/bunseki/h21hakusyo/index.htm 平成21年度版宮城県社会経済白書]</ref>。
* [[ミンスク]]市 ([[ベラルーシ共和国]]・[[首都]])
* [[アカプルコ]]市 ([[メキシコ合衆国]] [[ゲレーロ州]])
* [[長春]]市 ([[中華人民共和国]] [[吉林省]]・[[省都]])
* [[ダラス]]市 (アメリカ合衆国 [[テキサス州]])
* [[光州広域市]] ([[大韓民国]])
 
[[国内総生産]](GDP)と比較すると、仙台市は世界80位以内にランクインしており、世界の過半数の国よりも経済規模が大きい。
=== 領事館等 ===
*[[領事館]]
**在仙台[[大韓民国]]総領事館
**駐仙台[[オーストラリア]]領事館
 
[[江戸時代]]では東北地方最大都市にして、日本で十指に入る人口を抱える都市となっていた。
*[[名誉領事館]]等
しかし経済は、[[伊達氏]]62万石の藩内経済を背景としたものが中心であり、藩外との経済交流を考えた場合、[[酒田市|酒田]]などの港湾都市の方に資本集積があったと考察される。
**在仙台[[ドイツ]]名誉領事館
**在仙台[[フランス]]名誉領事館
**在仙台[[スウェーデン]]名誉領事館
**在仙台[[ニュージーランド]]名誉領事館
**在仙台[[タイ王国|タイ]]名誉通商代表
 
[[明治時代]]になると仙台は、明治政府の中央集権体制における東北地方の拠点都市として発展することとなった。
*外国政府外郭団体
**[[イタリア]]貿易振興会 仙台事務所
**仙台日仏協会・アリアンス・フランセーズ
 
戦後においては、特に1982年の[[東北新幹線]]開通後の発展や、1989年(平成元年)の[[政令指定都市]]化前後はめざましいものがあった。
== 隣接している自治体 ==
* [[塩竈市]]、[[多賀城市]]、[[名取市]]、[[柴田郡]][[村田町]]、[[川崎町 (宮城県)|川崎町]]、[[黒川郡]][[大和町 (宮城県)|大和町]]、[[富谷町]]、[[加美郡]][[色麻町]]、[[宮城郡]][[利府町]]、[[七ヶ浜町]]
* [[山形県]][[山形市]]、[[東根市]]、[[尾花沢市]]
 
主な産業は、東北全体を商圏とする「[[卸売]]業」、[[仙台都市圏]]を中心に[[南東北]]全体に商圏を広げつつある「[[小売]]業」、および「サービス業」が中核をなす。中でも、「卸売・小売業」は仙台市だけで東北六県全体の年間販売額の40%近くを占める。また、東北地方の情報集散地としての役割も担っているため、「出版・印刷業」や「IT関連業種」などの情報関連産業も多く立地している。
== 経済 ==
=== 概要 ===
仙台は、[[江戸時代]]に[[東北地方]]最大の都市にして日本で10番以内の人口を擁する都市となっていたが、それは、[[伊達氏|伊達]]62万石の藩内経済を背景としたものであり、藩外との経済交流を考えれば、[[酒田市|酒田]]などの港湾都市の方に資本集積があったと考えられる。[[明治時代]]になり、新政府の中央集権体制における[[東北地方]]支配の拠点とされてから、東北地方の中心都市として仙台は栄えることとなった。戦後においては、特に1982年の[[東北新幹線]]開通後の発展、および、1989年(平成元年)の[[政令指定都市]]化前後(地下鉄開業、[[バブル経済]]期)はめざましいものがあった。仙台市の産業は、東北地方全体を商圏とする「[[卸売]]業」、[[仙台都市圏]]を中心に南東北全体に商圏を広げつつある「[[小売]]業」、及び、「サービス業」が中核をなす。特に、「卸売・小売業」は仙台市だけで東北6県全体の年間販売額の40%近くを占める。また、東北地方の情報集散地としての役割も担っているため、「出版・印刷業」や「IT関連業種」などの情報関連産業も多く立地している。<br/>
仙台市は俗に「支店経済都市」または「支社都市」と呼ばれており、大企業の支店の存在に経済を支えられている側面が強い。地場の産業を育成する事が急務となっている。
 
仙台市は大企業の支店の存在に経済を支えられている側面が強く、また第二次産業の発展が遅れていることもあり、経済関係者の間から「[[支店経済都市]]」「支社都市」と呼ばれている。
==== 第一次産業 ====
このため、地場の産業を育成することが課題となっているが、[[アイリスオーヤマ]]などの企業が頭角を現しつつある。
他の大都市同様、総生産額・従業者ともに全産業に占める[[第一次産業]]の割合は僅かである(市内の農家数はおよそ5000戸)。しかし、米は仙台の主力農産物であり、かつ、[[ササニシキ]]や[[ひとめぼれ]]などのブランド米を産する土地柄、平野部の稲作地は都市化圧力から守られてきた。市内東部の平野や河川沿いの平地では土地改良事業が行われ、長方形型の大きな圃場が整備されて、大型農機による大規模稲作が行われている。これらの大規模圃場は、一部税金を用いて整備されているため、商業地や住宅地への転用が条例によって規制されている。
=== 第一次産業 ===
*「[http://maps.google.com/ Google Maps]」 で「仙台市」と入れて "Search" をクリックすると一般地図がでる。その後、"Satellite" をクリックすると衛星写真が出る。衛星写真で見ると、仙台市東部と特に七北田川沿いの農地が開発規制されているのが分かり、他の大都市との農政の違いが分かる。即ち、他の大都市が、平地にあれば同心円状、谷あいにあれば平地のほとんどが都市化している一方、[[仙台都市圏]]は、幹線道路および在来線沿い以外は農地の開発規制がされている。「[http://www.ikutoko.com/ いくとこガイド]」でも航空写真が見られ、同様な傾向を読み取れる。
[[File:Kumagane2006-7b.jpg|thumb|200px|left|市西部の田園地帯]]
他の大都市同様、総生産額・従業者ともに全産業に占める[[第一次産業]]の割合は僅である(市内の農家数はおよそ5000戸)。
====農業====
[[米]]は仙台の主力農産物であり、かつ、[[ササニシキ]]や[[ひとめぼれ]]などのブランド米を産する土地柄、平野部の稲作地は都市化圧力から守られてきた。市内東部の平野や河川沿いの平地では土地改良事業が行われ、長方形型の大きな圃場が整備されて、大型農機による大規模稲作が行われている。これらの大規模圃場は、一部税金を用いて整備されているため、商業地や住宅地への転用が条例によって規制されている。
* [https://www.google.com/maps?f=q&hl=ja&geocode&time&date&ttype&q=%E4%BB%99%E5%8F%B0%E5%B8%82&ie=UTF8&ll=38.270532,140.890388&spn=0.099461,0.149174&t=h&z=13&om=1 Google Maps] の衛星写真で見ると、仙台市東部と特に七北田川沿いの農地が開発規制されているのが分かり、他の大都市との農政の違いが分かる。即ち、他の大都市が、平地にあれば同心円状、谷あいにあれば平地のほとんどが都市化している一方、仙台都市圏は、幹線道路および在来線沿い以外は農地の開発規制がされている。
 
このように、河川沿いの平地や東部の広大な平野部は、農地指定が解除されない限り、商業地や住宅地などに利用できないため、人口増に対応する住宅供給は、専ら仙台市都心部を取り巻く丘陵地の宅地造成によりなされた。宅地造成は、都心部に近い北西部を中心に進んだが、それでも供給不足に陥ったため、仙台市民の隣接市町への転出を促し、[[名取市]]・[[富谷]]・[[利府町]]などの人口増に寄与してしまった。<br>
仙台市当局は、住民税や消費行動の囲い込みを考えて、経済学的には市内平野部の農地指定を解除して宅地化・市街地化すべきであるが、政治的に平野部の農地を守ってきた。その政治判断により、平野部や河川沿いに水田が残り、夏には風の通り道になって[[ヒートアイランド現象]]を軽減し、また、西部の山々とともに都心部を取り巻くグリーンベルトとして景観の保持にも寄与している。
 
仙台市当局は、政治的に平野部の農地を守ってきた。その政治判断により、平野部や河川沿いに水田が残り、夏には風の通り道になって[[ヒートアイランド|ヒートアイランド現象]]を軽減し、また、西部の山々とともに都心部を取り巻くグリーンベルトとして景観の保持にも寄与している。
ただ、結果として、仙台市の農地政策は、「都心部以外は、平地は農地、丘陵地は住宅地」 という都市構造を助長した。そのため、住宅地が丘陵地ごとに'''島状分布'''し、都心と住宅地との間に坂道が多いため車社会を加速し、人口密度が低く、人口の割に職住が離れた非効率的都市圏を形成することになった。現在は、その非効率性はなくなっていないものの、農地指定の解除が徐々に進んで、「島」と「島」との間の平地が商業地や住宅地になってきている。
 
他方、仙台市の農地政策は「都心部以外は、平地は農地、丘陵地は住宅地」 という都市構造を助長した。そのため、住宅地が丘陵地ごとに'''島状分布'''し、都心と住宅地との間に坂道が多いため車社会を加速し、人口密度が低く、人口の割に職住が離れた非効率的都市圏を形成することになった。現在は、その非効率性はなくなっていないものの、農地指定の解除が徐々に進んで、「島」と「島」との間の平地が商業地や住宅地になりつつある。
因みに、現在の泉区の中心部([[泉中央駅]]~[[八乙女駅]]、市名坂)は、80年代に七北田川沿いの農地指定を一気に解除して田んぼの上につくられた計画都市であり、現在は仙台の副都心として発展している。
 
==== 第二次産業 ====
[[File:Sendai harbor - panoramio.jpg|thumb|200px|[[仙台港]]周辺の工業地帯]]
工業地区は主に仙台市東部地区に分布している。主な業種は「石油化学業」、次いで「印刷・出版業」、「電気機械・器具業」、「食品加工業」など。
====工業====
主な業種は「石油化学業」、次いで「印刷・出版業」、「電気機械・器具業」、「食品加工業」など。
[[第二次世界大戦]]中の[[燃料]]不足のおりには、市内の中心部に近い八木山・大年寺山などで[[褐炭]]の掘削が盛んに行われた。また、[[仙台臨海鉄道]]などの貨物列車が運行している。
工業地区は、主に東部の[[仙台港]]を中心とした臨海地区や[[仙台港インターチェンジ|仙台港IC]]・[[仙台東インターチェンジ|仙台東IC]]を中心とした地域に[[工業団地]]や[[物流センター|物流拠点]]が分布している。
 
=== 第三次産業 ===
[[第二次世界大戦]]中の[[燃料]]不足のおりには、市内の中心部に近い八木山・大年寺山などで褐炭(低品位な[[石炭]])の掘削が盛んに行われた。この際の坑道跡が現在も放置されたままであるため、地盤陥没や計画中の地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]の工事費上昇が危惧されている。
[[File:Hapina Nakakecho 2023-07-26 ①.jpg|thumb|200px|left|[[ハピナ名掛丁]]入口]]
====商業====
====サービス業====
仙台市の産業のうち、総生産額で8割、従業員数で7割を占める。業種別では「サービス業」の伸びが顕著である。
 
仙台市は、[[南東北]]における物販・サービス業などの中心地となっている。[[中心市街地]]は[[仙台駅]]西側の一帯([[青葉区 (仙台市)|青葉区]][[中央 (仙台市)|中央]]・[[一番町 (仙台市)|一番街]])で、大規模なアーケード[[商店街]]が発達している。仙台駅から商店街へは日本最大級の[[ペデストリアンデッキ]](歩行者用デッキ)で接続している。仙台駅東口も再開発が進んでいる。仙台駅北西の[[国分町 (仙台市)|国分町]]は東北地方最大の[[歓楽街]]として栄えている。[[一番町 (仙台市)|一番町]]と[[仙台駅]]周辺の2つの中心部商業地の大きな集客力と、郊外[[ロードサイドショップ]]の密集により、仙台市の[[小売]]商圏は、仙台市周辺市町村の域を越えて、[[山形県]][[村山地方]]、[[福島県]][[中通り]]北部・[[浜通り]]北部、および[[岩手県]][[北上川]]流域南部まで広がっている。
==== 第三次産業 ====
仙台市の産業のうち総生産額で8割・従業員数で7割を占める。業種別では「サービス業」の伸びが顕著である。
 
中心商業地以外では、[[仙台駅]]東口から[[宮城球場|楽天生命パーク宮城]](楽天モバイルパーク宮城)に至る[[宮城野通り]]周辺の仙台駅東口や、泉中央、長町においても集積がみられる。
:<u>仙台の中心商業地については「[[仙台都市圏#仙台経済圏の拡大の背景|仙台都市圏]]」を参照せよ</u>
 
===金融機関===
中心商業地以外では、[[仙台駅]]東口から[[フルキャストスタジアム宮城]]に至る宮城野通り周辺 ([[宮城野区]]・[[若林区]]) に、90年代以降、IT関連産業のオフィスが集積してきており、'''「ITアベニュー」''' と呼ばれるようになった。この東口地区に''[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]'' が出来たことで、集客マグネットとしての商業活性の役割が期待されている。
[[File:Bank of Japan Sendai Branch 20220910.jpg|thumb|200px|[[日本銀行]]仙台支店]]
現在の[[青葉通り|青葉通]]の東端に[[仙台駅]]が設置(1887年)され、[[芭蕉の辻]](江戸時代の仙台の中心商業地。[[国分町通り|国分町通]]<small>=[[奥州街道]]</small>、および[[大町 (仙台市)|大町]]<small>=[[仙台城]][[大手門]]前から続く道の交差点</small>)に[[日本銀行]]仙台支店が設立(1941年)されたことにより、この2点の間の地域に金融機関が集中した。現在の仙台市の金融街は、青葉通沿いの仙台駅西口前から[[晩翠通り|晩翠通]]辺り(東西軸)までを中心とし、途中交差する国分町通沿い(南北軸)にも立地している。
 
[[仙台市都心部]]には、[[一番町 (仙台市)|一番町]]と仙台駅西口一帯の2つの極があるが、従来から、一番町は地元商店が強く、駅前は県外資本(主に東京)が強い。金融街の構成にも似た傾向があり、青葉通沿いの仙台駅前から[[東二番丁通り|東二番丁通]]交差点までの部分に[[都市銀行]]や有力[[地方銀行]]の本支店が集中立地し、それより西の一番町に近い青葉通沿いに他の地銀や[[第二地方銀行|第二地銀]]の本支店が集中立地している。また、奥州地方(西東北)を地盤とする銀行を傘下に持つ[[金融持株会社]]・[[フィデアホールディングス]]の本社は、仙台市に設けられている。
また、北の副都心である'''泉中央''' ([[泉区 (仙台市)|泉区]] : [[泉中央駅]]~[[八乙女駅]]) にも都市機能が集中し始めている。ここでは、''[[ベガルタ仙台]]'' が集客マグネットの役割を果たしている。
 
仙台市には[[2006年]](平成18年)[[2月27日]]に[[ローソン]](ローソンATM→[[ローソン銀行]])、[[2006年]](平成18年)[[3月1日]]に[[セブン-イレブン]]と[[イトーヨーカドー]]仙台泉店(現在の、イトーヨーカドー[[アリオ仙台泉]]店、[[セブン銀行]])、[[2006年]](平成18年)[[3月20日]]に[[ファミリーマート]]と[[ミニストップ]]([[イーネット]]。ミニストップは、後に[[イオン銀行]]に入れ換え。ファミリーマートは一部で[[ゆうちょ銀行]]のATMを導入)、[[サークルK]]および[[サークルKサンクス|サンクス]]([[BankTime]]。後に、一部のファミリーマート店舗にも導入されたが、[[ゆうちょ銀行]]のATMに転換)に、[[コンビニATM]]が設置された。仙台市へのコンビニATMにより政令指定都市全てにコンビニATMが導入されることとなった。
なお、南の副都心として期待されている'''長町''' ([[太白区]] : [[長町一丁目駅]]~[[長町南駅]]) では、[[仙台空港]][[仙台空港線|アクセス鉄道]]のJR[[東北本線]]乗り入れ、[[長町駅]]~[[南仙台駅]]間に予定されている新駅の新設、長町貨物ヤード跡地への[[中華人民共和国|中国]]企業による投資計画等等で、一躍注目地区となっており、都市機能の集中が期待されている。また、[[bjリーグ|プロバスケット]]チームの''[[仙台89ERS]]'' が長町副都心に隣接する[[富沢駅]]前の[[仙台市体育館]]を本拠地としたことで、集客マグネットとしての役割が期待されている。男子[[Vリーグ]]の[[NECブルーロケッツ]]と女子[[Vリーグ]]の[[NECレッドロケッツ]]も、[[仙台市体育館]]で「ホームゲーム」を開催しているが、仙台に地域密着をしているというよりは興行的意味あいが強く、仙台に本拠地を置く他の3球団と比べて集客マグネットとしての力は未知数である。
====拠点を置く金融機関====
[[File:Headquarters of the 77 Bank, Sendai.jpg|thumb|200px|七十七銀行本店]]
;仙台市内に本店を有する金融機関
括弧内は仙台市内の店舗数(2016年度。[[ブランチインブランチ]]実施の場合は、窓口の実態がある拠点数)
* [[七十七銀行]]<small>(地銀)</small>(61店舗)
* [[仙台銀行]]<small>(第二地銀)</small>(27店舗)
* [[杜の都信用金庫]] (22店舗)
* [[宮城第一信用金庫]] (10店舗)
* [[東北労働金庫]] (4店舗1代理店)
* [[仙台農業協同組合]] (15店舗)
:[[七十七銀行]]が[[指定金融機関]]と[[地方公営企業]][[出納取扱金融機関]]、[[仙台銀行]]・[[仙台農業協同組合]]が[[指定代理金融機関]]とされている。
 
;仙台市内に支店を有する金融機関
==主な企業==
仙台市内第1店舗目は、ほぼ上述の金融街に設置されている。2店舗目以降は、卸売り・流通企業が集中している卸町やその周辺の商業地を含めた宮城野地区(卸町、宮城野、原町、南小泉など)、県庁・市役所・国の出先機関などが集中する官庁街の二日町地区、仙台の広域拠点である泉中央や長町(富沢・泉崎)、その他、各金融機関の顧客層に合わせて、[[下町]]や郊外住宅地に店舗展開している。以下、支店店舗数と本店所在地を付記する。有人出張所は+で付記する'''(配列は[[統一金融機関コード]]順)'''。ただし、ローン専門拠点や中小企業向け相談拠点など、特記しているケースを除き、口座店でない店舗は含まない(口座店概念のないゆうちょ銀行は、直営店の数を示す)。
===電力会社===
* [[都市銀行]]
* [[東北電力]] (会社売上高で、東京以北全業種中1位)
** [[みずほ銀行]] 2([[東京都]][[千代田区]]) - 2ヶ店は[[仙台ファーストタワー]]に所在するが、フロアが異なる。
** [[三菱UFJ銀行]] 2(東京都千代田区) - 2ヶ店あるが同一地に所在。
** [[三井住友銀行]] 1(東京都千代田区)
** [[りそな銀行]] 1([[大阪市]][[中央区 (大阪市)|中央区]])
* [[地方銀行]]
** [[北海道銀行]] 1([[札幌市]][[中央区 (札幌市)|中央区]])
** [[青森みちのく銀行]] 2([[青森市]])
** [[秋田銀行]] 3([[秋田市]])
** [[北都銀行]] 1(秋田市)
** [[荘内銀行]] 3([[鶴岡市]])
** [[山形銀行]] 4([[山形市]])
** [[岩手銀行]] 3([[盛岡市]])
** [[東北銀行]] 1(盛岡市)
** [[東邦銀行]] 3([[福島市]])
** [[常陽銀行]] 1([[水戸市]])
* [[信託銀行]]
** [[三菱UFJ信託銀行]] 1(東京都千代田区)
** [[みずほ信託銀行]] 1(東京都千代田区)
** [[三井住友信託銀行]] 2(東京都千代田区)- 2ヶ店あるが同一地に所在。
* かつての[[長期信用銀行]]
** [[あおぞら銀行]] 1(東京都千代田区)個人の新規口座開設は不可。
* [[第二地方銀行]]
** [[きらやか銀行]] 3(山形市)
** [[北日本銀行]] 6(盛岡市)
** [[福島銀行]] 1(福島市)
* その他の銀行、信金・信組・政府系金融機関など
** [[仙南信用金庫]] 3([[白石市]])
** [[商工組合中央金庫]] 1(東京都中央区)
** [[ウリ信用組合]] 1([[札幌市]][[中央区 (札幌市)|中央区]])
** [[あすか信用組合]] 1(東京都[[新宿区]])
** [[古川信用組合]] 1([[大崎市]])
** [[農林中央金庫]] 1(東京都千代田区)口座開設は不可。
** [[ゆうちょ銀行]] 1+1(東京都千代田区)<ref group="注">直営店扱いの拠点数のみ。[[郵便局]]における貯金窓口設置拠点(銀行代理店業務を行う郵便局の拠点)を除く。</ref>
** [[日本政策金融公庫]] 1(東京都千代田区)
* [[証券会社]]
** [[野村證券]](東京都中央区)
** [[SMBC日興証券]](東京都千代田区)
** [[大和証券]](東京都千代田区)
** [[みずほ証券]](東京都千代田区)
** [[岡三証券]](東京都中央区)
** [[三菱UFJモルガン・スタンレー証券]](東京都千代田区)
** [[東洋証券]](東京都中央区)
** [[東海東京証券]]([[名古屋市]][[中村区]])
** 七十七証券 (七十七銀行の[[証券]]子会社。本社営業部を同行名掛丁支店に設置)
 
===放送局・新聞社拠点を置く企業===
==== テレビ局、および AM局 ====
[[Image:Ox-kamisugi6.JPG|thumb|240px|right|仙台放送(2005年7月)]]
NHKを含めた在仙テレビ局として5局が、AM放送局として2局がある。[[テレビ東京]]系の局は無く、テレビ東京系で制作された番組は番販形式で在仙の民放4局で放送されている。しかし、仙台で放送されるテレビ東京の番組は人気バラエティ番組はよく放送されるが、アニメは非常に少ない。そのため、一部で新局を設置してほしいという要望があるが、今のところ大きな動きは無い。政令指定都市でテレビ東京系がないのは、仙台のほか、広島市、静岡市がある。
* [[東北放送]] (TBCテレビ1ch [[東京放送|TBS]]系列、TBCラジオ1260kHz [[Japan Radio Network|JRN]]と[[全国ラジオネットワーク|NRN]]の[[クロスネット]])
* [[東日本放送]] (32ch [[テレビ朝日]]系列)
* [[宮城テレビ放送]] (34ch [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列)
* [[仙台放送]] (12ch [[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列)
* [[NHK仙台放送局]] (総合3ch、教育5ch、ラジオ第一891kHz、ラジオ第二1089kHz)
 
==== ケーブルテレビ東証プライム上場 ====
* [[七十七銀行]]
ケーブルテレビは以下の2局がある。いずれもテレビ東京系の再送信は行われてない。
* [[カメイ]]
* [[仙台CATV|CAT-V]] (仙台市中心部・南部のケーブルテレビ局)
* [[高速 (企業)|高速]]
* [[宮城ネットワーク|ケーブルテレビキャベツ]] (仙台市北部のケーブルテレビ局)
* [[東北電力]]
* [[ユアテック]]
* [[フィデアホールディングス]]
 
==== FM局東証スタンダード上場 ====
* [[TTK (建設)|TTK]]
* [[NHK-FM放送|NHK-FM]] (82.5MHZ)
* [[植松商会]]
* [[エフエム仙台|Date FM]] (77.1MHz [[JAPAN FM NETWORK|JFN]]系列)
* [[サトー商会]]
Date fmは産経新聞が大株主で、同じく産経新聞が大株主の仙台放送とはつながりが深い。このため、FMで仙台放送の[[番組宣伝|番宣]]がよく流れている。
* [[じもとホールディングス]]
==== コミュニティFM局 ([[コミュニティ放送|cFM]]) ====
* [[トスネット]]
* [[仙台シティエフエム|ラジオ3]] (76.2MHz [[J-WAVE]]系列。[[青葉区 (仙台市)|青葉区]]) 
* [[やまや]]
* [http://jonpa788.hp.infoseek.co.jp/home2.htm FMじょんぱ] (78.8MHz [[InterFM]]系列。[[宮城野区]])
**開局当時は、米国[[ハワイ州]][[ホノルル]]のFM/AM局である[http://www.ksskradio.com KSSK]の番組をメインコンテンツとしてそのまま生中継していた。時差があるため、例えば、仙台が土曜の昼間の時分にホノルルの金曜の夜の番組が流れる、ということになり、不思議な感覚であった。
* [http://www.fm797.co.jp/ FMいずみ] (79.7MHz [[ミュージックバード|MusicBird]]系列。[[泉区 (仙台市)|泉区]])
 
==== 新聞社東京グロース上場 ====
* [[河北新報]] (東北地方の[[ブロック紙]])
:宮城県で唯一、[[夕刊]]を発行している([[朝日新聞]]などの[[全国紙]]の夕刊は仙台では発行されていない)。[[全国紙]]、[[中日新聞]]、[[西日本新聞]]に次ぐ広域販路を持つ[[ブロック紙]]。
 
* [[レナサイエンス]]
===出版社===
* [[プレスアート]] (以下を定期刊行。ラジオ3の大株主)
**[http://www.pressart.co.jp/s-style/ S-style] せんだいタウン情報 (仙台を中心とした宮城県・南東北の[[情報誌]])
**[http://www.pressart.co.jp/s-style/books_radio/book.php?sgen=02 COLOR] (仙台の[[ファッション誌]])
**[http://www.pressart.co.jp/kappo/ Kappo] (大人のためのプレミアムマガジン)
**[http://www.pressart.co.jp/mama/ mama*coco] (子育てマガジン)
**[http://www.pressart.co.jp/wizonline/ 仕事WIZ] (総合求人誌)
 
==== TOKYO PRO Market上場 ====
* [http://www.qj.k-kosaido.co.jp/cont/baitai.html 廣済堂 仙台] (以下を定期刊行)
* [[manaby]]
**QJ宮城版 (求人情報誌)
====その他の企業====
**SHIZEN CLUB (東北・新潟の釣り情報。北海道から首都圏までの書店等で販売)
[[上場廃止]]となった企業を含む。
**ぱど仙台版、くるマッチ、Workin仙台版 ([[フリーペーパー]])
* [[アイリスオーヤマ]]
* [[アミノ (企業)|アミノ]]
* [[お茶の井ヶ田|井ヶ田製茶]]
* [[NTKセラテック]]
* [[白松がモナカ本舗]]
* [[トーキン]]
* [[東北ミサワホーム]]
* [[バイタルネット]]
* [[半田屋]]
* [[藤崎 (百貨店)|藤崎]]
* [[ホシザキ|ホシザキ東北]]
* [[東北メガネセンター]]
* [[メガネの相沢]]
* [[楽天野球団]]
* [[ベガルタ仙台 (企業)|ベガルタ仙台]]
* [[大和電設工業]]
* [[エムケイ東日本販売]]
* [[万代 (宮城県)|万代]]
* [[つかさ屋]]
 
==情報・生活==
* [[仙台経済界]] (以下を定期刊行)
===マスメディア===
**[http://www.senkey.co.jp/ 仙台経済界] (仙台のビジネス誌。[[南東北]]各都市で販売)
{{See2|仙台の[[マスメディア]]の詳細については「[[仙台都市圏#マスメディア|仙台都市圏]]」を}}
====新聞・出版====
[[File:Headquarters of the Kahoku Shimpō.jpg|200px|thumb|right|河北新報本社ビル([[2009年]](平成21年)[[4月]])]]
 
===== 新聞社 =====
*東北レジャー情報 (本社は[[秋田市]]にあるが、編集部が仙台市にある。以下を定期刊行)
* [[河北新報]] - 朝刊、夕刊
**東北レジャー情報 遊歩楽
* 建設新聞 - 日刊<ref>{{Cite web |title=建設新聞 東北6県を取材エリアとする建設総合情報紙 {{!}} 建設新聞社|東北6県を取材エリアとした建設専門紙 |url=https://www.kensetsu-sinbun.co.jp/about/ |website=www.kensetsu-sinbun.co.jp |access-date=2025-05-23}}</ref>
* みやぎ建設新聞 - 日刊<ref>{{Cite web |title=みやぎ建設新聞のご案内 {{!}} みやぎ建設新聞(宮城建設新聞) |url=https://www.kensetsu-sinbun.co.jp/miyagi/about/ |website=www.kensetsu-sinbun.co.jp |access-date=2025-05-23}}</ref>
 
===== [[フリーペーパー]] =====
* リビング仙台([[サンケイリビング新聞社|仙台リビング新聞社]]) - 毎月2回金曜<ref>{{Cite web |title=リビング仙台【電子ブック】 |url=https://mrs.living.jp/sendai/page/article/2773404 |website=mrs.living.jp |access-date=2025-05-23 |language=ja}}</ref>
*[http://www.pado.co.jp ぱど] 仙台版 (31万部)(隔週刊。関東・関西・仙台・広島・岡山・静岡・浜松の各版)
* 河北ウイークリーせんだい([[河北新報社]]) - 毎週木曜<ref>{{Cite web |title=Instagram |url=https://www.instagram.com/kahoku_weekly_sendai/ |website=www.instagram.com |access-date=2025-05-23}}</ref>
*Workin仙台版 (求人情報)、くるマッチ(中古車情報)
* OLE オーレ(第一エージェンシー) - 毎月第1・第3・第5金曜<ref>{{Cite web |url=https://www.agency.co.jp/ole/ |title=OLE オーレ |access-date=2025-05-23}}</ref>
*[http://www.sendailiving.jp リビング仙台] (24万部)(週刊。主婦層向け。全国の主要商圏58エリア各版)
* ARIFT 宮城版([[中広]]) - 毎月第4または第5金曜<ref>{{Cite web |title=『ARIFT 宮城版』 |url=https://chuco.co.jp/information-magazine/%E3%80%8Earift-%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%89%88%E3%80%8F/ |website=株式会社 中広 |access-date=2025-05-23 |language=ja}}</ref>
*[http://www.hotpepper.jp/ ホットペッパー] 仙台版 ([[クーポン]]マガジン)
* せんだいタウン情報S-style みやぎで働く! - 毎年12月<ref name=":0">{{Cite web |title=会社概要 |url=https://www.pressart.co.jp/greeting/company |website=株式会社プレスアート |access-date=2025-05-23 |language=ja}}</ref>
*[http://www.flying-postman.com/ FLYING POSTMAN PRESS] (月刊。札幌・仙台・新潟・東京(渋谷)・名古屋・京都/滋賀・大阪・岡山・広島・福岡。各版ほぼ同一内容)
* [[Workin|WorkinFree]] 宮城版([[広済堂ビジネスサポート]]) - 隔週月曜<ref>{{Cite web |title=WorkinFree 宮城版 – 全国求人情報協会 |url=https://www.zenkyukyo.or.jp/jobsearch/workinfree-%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%89%88/ |website=www.zenkyukyo.or.jp |access-date=2025-05-23 |language=ja |last=全国求人情報協会}}</ref>
*[http://21s.st/cosmos/ ZONE] (月刊。仙台北環状線沿いの情報)
* RaKu:Me - [[みやぎ生活協同組合|みやぎ生協]]などで配布<ref>{{Cite web |title=株式会社プランニング・オフィス |url=https://www.p-office.co.jp/ |website=株式会社プランニング・オフィス |access-date=2025-05-23 |language=ja}}</ref>
*[http://www.kurusearch.jp くるサーチ] 南東北版、グルメ仙台版
 
===金融機関== 出版社 =====
* [[プレスアート]]<ref name=":0" />
* [[七十七銀行]]
** せんだいタウン情報 S-style - 毎月25日
* [[仙台銀行]]
** Kappo 仙台闊歩 - 偶数月5日
* [[杜の都信用金庫]]
** ランチパスポート仙台
* [[宮城第一信用金庫]]
** S-style・Kappo 臨時増刊(休日のおでかけ、カフェボン仙台・カフェボン宮城、仙台大人酒ごはん、みやぎ日帰り温泉、宮城のラーメン)
* 東北[[労働金庫]]
* プランニング・オフィス社
現在、仙台市では政令指定都市の中で唯一、[[コンビニエンスストア|コンビニ]]で[[コンビニATM|銀行ATM]]が設置されていない。これは、七十七銀行と仙台銀行の方針により、「自社の支店でまかなう」としているからである(郵便貯金のコンビニATMは仙台駅東口に1軒だけであるが設置されている。)が、商業界や若者の利用者からの強い要望により、七十七銀行がIYバンク銀行との提携に同意し、2006年3月より市内のセブンイレブンにコンビニATMが設置される見通しである。
** りらく - 毎月28日<ref>{{Cite web |title=りらく|文化が息づく大人の情報誌 【仙台の食・旅・人・歴史・文化】 |url=https://www.riraku-sendai.co.jp/ |website=りらく {{!}} 文化が息づく大人の情報誌 |date=2025-04-30 |access-date=2025-05-23 |language=ja}}</ref>
* 仙台経済界<ref>{{Cite web |url=https://www.senkey.co.jp/ |website=www.senkey.co.jp |access-date=2025-05-23 |title=仙台経済界}}</ref>
** 仙台経済界 - 奇数月
** 仙台商圏 - 毎年12月
** 仙台のプロジェクト - 毎年6月
** 仙台圏の不動産情報 - 毎年2月
** せんだい自遊人クラブ - 毎年8月
** [[学校法人東北学院|TG]]同窓界
* 建設新聞社
** 東北ジャーナル - 月刊<ref>{{Cite web |title=東北ジャーナル 東北唯一の建設総合情報誌 {{!}} 建設新聞社|東北6県を取材エリアとした建設専門紙 |url=https://www.kensetsu-sinbun.co.jp/about-tohoku-journal/ |website=www.kensetsu-sinbun.co.jp |access-date=2025-05-23}}</ref>
* 河北新報総合サービス(河北新報出版センター)
 
===東証1部上場企業= 放送局 ====
[[File:Khb headoffice202201.jpg|thumb|200px|[[長町副都心]]に所在する[[東日本放送]]]]
* [[カメイ]] (総合[[商社]]。会社売上高で、東北地方全業種中2位)
* [[東北ミサワホーム]](南東北をエリアとするハウスメーカー)
* [[NECトーキン]](電池・コンデンサー関連の磁気材料メーカー)
* [[高速]](食品向けの容器製造メーカー)
* [[ユアテック]] ([[東北電力]]の連結子会社である電気・通信工事会社)
* [[バイタルネット]](東北中心に新潟・首都圏に進出する医薬品卸会社)
* [[やまや]] (酒類ディスカウント販売で国内最大手。酒類・輸入食品等販売業。本社機能を[[塩竈市]]から仙台市に移転)
 
===== 地上波テレビ =====
===その他仙台市に本社を置く企業===
NHKと民放の計5局が存在し、うち1局がラジオ兼業局('''太字'''で示す)である。[[テレビ東京]]系の局はなく、テレビ東京系の一部番組は[[番組販売]]形式で他系列の民放4局で放送される。
* [[アイリスオーヤマ]] (家庭用プラスチック製品製造において国内最大手。家具の"Simple Style"も製造)
表記のテレビチャンネルは、[[日本の地上デジタルテレビ放送|地上デジタル放送]]の[[リモコンキーID]]である。
* [[アミノ]] (回転寿司と寿司料理の[[うまい鮨勘]]を運営している。直営20店、FC3店、海外1店)
*[[NHK仙台放送局]]
* [[インフィニシス]] (AfterDarkなどのコンピュータソフト製作メーカー)
**[[NHK総合テレビジョン|総合テレビ]] - 3ch
* [[NTTドコモ|NTTドコモ東北]] (NTTドコモの地域子会社。会社売上高で、東北地方全業種中3位)
**[[NHK教育テレビジョン|Eテレ]] - 2ch
* [[京王ズ]] (やき組などを経営)
*'''[[東北放送]](tbc)''' - [[TBSテレビ|TBS]]系列、1ch
* [[サトー商会]] (食材の[[卸売]]業。「業務食品センター」として[[小売]]も行っている)
*[[仙台放送]](OX) - [[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列、8ch
* [[サンシティ]] ([[マンション]]デペロッパー)
*[[宮城テレビ放送]](MMT) - [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列、4ch
* [[ストロベリーコーンズ]]''仙台本社'' (宅配[[ピザ]]チェーン。東京本社と2本社制)
*[[東日本放送]](khb) - [[テレビ朝日]]系列、5ch
* [[セルコホーム]] ([[カナダ]]輸入住宅などの設計・施工)
* [[TTK]] (東証2部上場 電気通信工事業者。地盤の東北地区では最大手。)
* [[東北西友]] (旧[[エンドーチェーン]]。1991年西友と業務提携し、「エンドーチェーン」ブランドから[[西友|SEIYU]]ブランドに順次変更。2001年に(株)エンドーチェーンから現社名に変更。E-Beansも経営している)
* [[半田屋]] (セルフ方式の定食屋[[めしのはんだや]]、および、大衆食堂[[半田屋]]を全国展開。その他、きらら寿司2店舗、[[びっくりドンキー]]4店舗を経営)
* [[藤崎]] (同名の[[百貨店]]を運営)
* [[平禄]] ([[回転寿司]]の「平禄寿司」を経営)
* [[ピーチジョン]]''仙台本社'' (下着を中心とした衣類の輸入・販売。東京本社と2本社制)
* [[ホシザキ電機|ホシザキ東北]] (ホシザキ電機の地域子会社)
* [[メガネセンター]] ([[弐萬圓堂]]を経営するメガネ量販店。北海道・東北・関東甲信越・広島に販売網を展開)
* [[メガネの相沢]] (地元メガネ販売店)
* [[楽天野球団]] ([[東北楽天ゴールデンイーグルス]]の運営会社)
 
===== ケーブルテレビ =====
== 教育 ==
* [[仙台CATV|仙台CAT-V]]
仙台は、高等教育機関に通う学生を85,000人以上抱えており、人口に対する学生比率が、[[政令市]]等の中で京都市・福岡市・東京23区に次いで4位と高いために「学都仙台」と呼ばれている。また、人口に対する大学院生比率も京都市に次いで抜きん出た2位となっている上、高等教育機関の教員も4,000人近く住んでおり、日本の学術を支える重要な都市の1つとなっている。しかし、せっかくの研究成果が地場で産業化されず、国内他都市や海外に流出しているので、今後は地場での産業化が期待されている。
* [[J:COM 仙台]]
* [[宮城ケーブルテレビ]]
* [[大崎ケーブルテレビ|青葉ケーブルテレビ]]
 
===== AMラジオ =====
仙台でも、人口増加・経済成長時代に、通勤・通学の便を無視し、広い敷地を求めて郊外に移転した大学・高校が多くあったが、[[少子化]]で学生の取り合いをしている現在、および、将来においては、高校・大学の学生の通学や教師たちの通勤の足として[[鉄道]]があるかないかが学校にとって死活問題の1つとなってきている。そのため、鉄道沿線に移転新築したり、近くの路線に請願駅を申請したりする高校・大学が出てきている。また、計画中の[[仙台市営地下鉄]]・[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]は、仙台市民の東西公共交通としての面もあるが、計画沿線にある多くの大学・高校の通学・通勤の生命線としての意味合いが強い。東西線ができるかどうかに、その浮沈が関わる学校がいくつかあるのは否めない。
 
* [[NHK仙台放送局]]
:<u>※将来、[[仙台市営地下鉄]]・[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]が開通した場合と、請願駅が出来た場合の最寄駅を''斜体'' で以下に示す</u>
** [[NHKラジオ第1放送|ラジオ第1]] - 891&nbsp;kHz
** [[NHKラジオ第2放送|ラジオ第2]] - 1089&nbsp;kHz
* [[東北放送]](tbc) - [[ジャパン・ラジオ・ネットワーク|JRN]]・[[全国ラジオネットワーク|NRN]]系列([[クロスネット局|クロスネット]])、1260&nbsp;kHz、[[FM補完中継局|FM補完]] 93.5&nbsp;MHz
 
===== 大学FMラジオ =====
*大学数:10校。学生数:47,742人 (2004年度)
**東京23区および[[政令市]]の中で、学生数は8位、人口に対する学生比率は京都市・福岡市・東京23区に次いで4位
*短大数:4校。学生数:1,173人 (2004年)
[[仙台都市圏]]及び[[山形市]]の大学は'''学都仙台単位互換ネットワーク'''という単位互換制度を導入している。
:<u>※'''学都仙台単位互換ネットワーク'''については「[[仙台都市圏#学都仙台単位互換ネットワーク|仙台都市圏]]」を参照せよ</u>
 
* [[NHK仙台放送局]] - [[NHK-FM放送|FM]] 82.5&nbsp;MHz
==== 国立大学 ====
*[[エフエム仙台]](Date FM) - [[全国FM放送協議会|JFN]]系列、77.1&nbsp;MHz
*[[東北大学]]
**片平キャンパス (最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄南北線|南北線]]・[[五橋駅]])''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[一番町駅]])''
***[[放送大学]]・宮城学習センター併設
**川内キャンパス ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[川内駅 (宮城県)|川内駅]])''
**青葉山キャンパス ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[青葉山駅]])''
**雨宮キャンパス (最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄南北線|南北線]]・[[北四番丁駅]])
**星陵キャンパス (最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄南北線|南北線]]・[[北四番丁駅]])
:仙台の「学都」としての看板を担う[[東北大学]]は、1907年(明治40年)に[[東北帝国大学]]として開学して以来、数多くの研究実績をあげた。[[東北大学金属材料研究所]](通称:金研 きんけん)は、本多光太郎博士による鉄鋼の研究において多大な成果を残している。東北大学電気通信研究所は、光通信の発祥の地であり、[[八木・宇田アンテナ]]や[[マグネトロン]]の発明などで知られる。また人材育成面でも2002年[[ノーベル賞]](化学賞)受賞者[[田中耕一]]氏(東北大学工学部卒)を初めとして、数多くの優秀な人材を輩出している。近年では「産・学・官」の連携による新たな産業造りの構想もあり、ますます存在感が高まっている。<br>
:なお、[[東北大学]][[医学部]]は、1736年(元文元年)に[[仙台藩]]によって設立された[[藩校]]である'''明倫養賢堂'''にその源流を持つ。明倫養賢堂では、1760年(宝暦10年)に医学教育が開始され、1817年(文化14年)に仙台藩医学校を分離設置。 1822年(文政5年)には仙台藩学校蘭科が開設され、日本初の[[医学|西洋医学]]講座を実施した。その後、[[幕末]]から[[明治]]期にかけて何度も改組・改称を繰り返したが、1907年の[[東北帝国大学]]設立後、1912年(明治45年)に同大学に包摂され、最終的に同大学の[[医学部]]となる。
 
===== コミュニティFM =====
*[[宮城教育大学]] ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[青葉山駅]])''
* [[仙台シティエフエム]](RADIO3) - 青葉区 76.2&nbsp;MHz
:宮城教育大学は東北大学の教員養成課程を分離して設置された。
* [[せんだい泉エフエム放送|FMいずみ]] - 泉区 79.7&nbsp;MHz
* [[エフエムたいはく]] - 太白区 78.9&nbsp;MHz
* [[東北楽天ゴールデンイーグルス#らくてんみやぎのエフエム|らくてんみやぎのエフエム]](Rakuten.FM TOHOKU) - 宮城野区 89.1&nbsp;MHz
'''Webメディア'''
*{{Twitter|musubi_maru|むすび丸}}
*[[仙台つーしん]]
*[[みんなの経済新聞ネットワーク|仙台経済新聞]]
===ライフライン===
[[File:NTT DoCoMo Tohoku Building from south 2010-06-01.jpg|thumb|200px|[[ドコモ東北ビル]]]]
====電力====
*[[東北電力]]
**[[東北電力ネットワーク]]
====ガス====
*[[仙台市ガス局]]
====上下水道====
*[[仙台市水道局]]
*仙台市建設局下水道経営部
 
==== 公立大学 電信====
* [[宮城大学NTT東日本]]
**[[NTT東日本-東北]]
:[[宮城大学|県立宮城大学]]の所在地は[[黒川郡]][[大和町 (宮城県)|大和町]]となっているが、大和町の中心部である吉岡地区から遠く離れ、仙台市[[泉区 (仙台市)|泉区]]との境界線上にある。この境界地区には、文教・先端工業・スポーツ関連施設・大規模住宅団地(泉パークタウン)が集まって、一体的な職住近接地区を形成している。境界の仙台側には、諸々の研究所、仙台ロイヤルパークホテル、[[仙台白百合女子大学|仙台白百合学園]](幼・小・中・高)、[[宮城県図書館]]などがあり、その隣に宮城大学が並びたっている。2005年度より[[太白区]]旗立に太白キャンパスを設置、従来のキャンパスは大和キャンパスの名称になっている。
 
==== 私立大学・短期大学市外局番 ====
* [[東北学院大学]]
** 土樋キャンパス (最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄南北線|南北線]]・[[五橋駅]])
** 泉キャンパス
**(多賀城キャンパス - [[多賀城市]]) (最寄駅 : [[JR]][[仙石線]]・[[多賀城駅]])
* [[東北福祉大学]] ''(→最寄の[[JR]][[仙山線]]に請願駅設置を申請中)''
* [[東北薬科大学]] (最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄南北線|南北線]]・[[台原駅]]、および、[[JR]][[仙山線]]・[[東照宮駅]])
* [[東北工業大学]] ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[動物公園駅 (宮城県)|動物公園駅]])''
* [[東北文化学園大学]] (最寄駅 : [[JR]][[仙山線]]・[[国見駅 (宮城県)|国見駅]])
:2004年、東北文化学園大学は経営破綻し、大学としては初めて[[民事再生法]]の適用を受けた。
* [[宮城学院女子大学]] (2001年に短大を閉学し、大学のみとなった)
* [[仙台白百合女子大学]] (2003年に短大を閉学し、大学のみとなった)
* [[東北生活文化大学]] (短大あり)
 
===== 局番の変遷 =====
*[[聖和学園短期大学]]
[[市外局番]]および[[市内局番]]の変遷<ref>[http://www.kagakukan.sendai-c.ed.jp/exhibition/telephone/rekishi.htm 電話の歴史]</ref>
*1962年 - 1963年
**市外局番は「'''0222'''」で市内局番は1桁。
*1963年 - 1986年
**市外局番は「'''0222'''」で市内局番は2桁。
*1986年以降
**市外局番は「'''022'''」で市内局番は3桁。
 
===== 局番の変更 =====
*[[放送大学]]・宮城学習センター (最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄南北線|南北線]]・[[五橋駅]])
*1963年変更
**'''0222'''-'''E'''-'''FGHJ'''→'''0222'''-'''2E'''-'''FGHJ'''(Eコードは'''2''','''3''','''5''')・・・仙台青葉通収容局(後に、1, 4, 7が追加され、さらにDEコードの61〜69も追加されている。市外局番3桁化後は、211〜217, 711〜716, 721〜724, 726, 751〜753, 795が追加されている)
**'''0222'''-'''4'''-'''FGHJ'''→'''0222'''-'''34'''-'''FGHJ'''・・・台原収容局(後に、3が追加され、さらにDEコードの71〜76も追加されている。市外局番3桁化後は、219, 301, 717, 718, 727, 728が追加されている)
**'''0222'''-'''6'''-'''FGHJ'''→'''0222'''-'''56'''-'''FGHJ'''・・・榴岡収容局(後に、7が追加され、さらにDEコードの91〜93, 95〜99も追加されている。市外局番3桁化後は、742, 791, 792が追加されている)
**'''0222'''-'''8'''-'''FGHJ'''→'''0222'''-'''48'''-'''FGHJ'''・・・長町収容局(後に、6, 7, 9が追加されている。市外局番3桁化後は、304の一部、308, 746が追加されている)
*1986年変更
** '''0222'''-'''DE'''-'''FGHJ'''→'''022'''-'''2DE'''-'''FGHJ'''
 
===== 旧市域の電話番号の例外 =====
=== 大学院 ===
*太白区生出地区
*院生数:7,481人 (2004年度)
**1980年まで生出局であり旧々市外局番は「'''022381'''」で市内局番なしである
**東京23区および[[政令市]]の中で、院生数は5位、人口に対する院生比率は京都市に次ぐ2位
**仙台局との局番統合は以下のように行っている(同時に生出局から仙台局に変わり市内通話が可能になる)
上記の大学の多くには[[大学院]]が設置されている。以下にトピックになっている大学院について列記する。
***'''022381'''-'''FGHJ'''→'''0222'''-'''81'''-'''FGHJ'''
*'''大学院重点化による 「[[大学院大学]]」'''
***現在、'''022'''-'''381'''は、[[名取市]]の4収容局と仙台中田収容局のISDN用局番として使用復帰している。
** [[東北大学]]
*宮城野区港5丁目([[JXTGエネルギー仙台製油所]]や[[新仙台火力発電所]]などが当地にある。しかし、港1〜4丁目とは川を挟んでおり、間に橋が架かっていないことから、いったん[[多賀城市]]や[[七ヶ浜町]]を経由しないといけないため、事実上飛び地となっている)
**1986年まで塩釜局であり旧市外局番は「'''02236'''」で市内局番1桁である(使用市内局番は'''2'''〜'''9'''局)
**仙台局との局番統合は以下のように行っている(同時に塩釜局から仙台局に変わり市内通話が可能になる)
***'''02236'''-'''E'''-'''FGHJ'''→'''022'''-'''36E'''-'''FGHJ'''
*市内局番3桁化後に編入された旧泉市、旧宮城町、旧秋保町の旧市外局番および旧市内局番について
**旧泉市(現泉区)
**旧市外局番は「'''02237'''」(泉局)で市内局番1桁である(使用市内局番は'''2'''〜'''6'''局および'''8'''〜'''9'''局)
**3桁前に利用されていなかった現在の('''022''')'''377'''も、同じ旧泉市域(従来'''378'''を利用していた野村収容局)で利用。
**3桁によって利用可能になった現在の('''022''')'''371'''も、同じ旧泉市域(従来'''372'''〜'''375'''を利用していた仙台泉収容局)で利用。その後、主に[[富谷市]]で、当収容局が管轄する地域を中心に、'''351-0〜2'''が追加されている。
**その後、ISDN局番として、'''218'''/'''771'''/'''773'''/'''776'''と'''772-3〜9'''を仙台泉収容局で、'''342-3〜7''','''772-0〜2''','''777'''を野村収容局でそれぞれ利用開始されている。
*旧宮城町(現・青葉区宮城地区)/旧秋保町(現・太白区秋保町地区)
**旧市外局番は「'''02239'''」(愛子局)で市内局番1桁である(使用市内局番は'''2'''〜'''5'''局および'''7'''〜'''9'''局)
**3桁前に利用されていなかった現在の('''022''')'''396'''は、宮城野区の岩切収容局で利用
**なお、ISDN用局番としては、旧宮城町では'''302'''(折立収容局を含む)と'''391'''の各一部、旧秋保町では'''304'''の一部が使われている。
**現在、'''393'''〜'''395'''、'''397'''〜'''399'''については、一部は[[ひかり電話]]用にも利用されている。
 
===== 仙台市内の市内局番の特徴 =====
*'''「[[専門職大学院]]」 が設置されている大学'''
*1の位が0の局番は原則として加入電話には利用されていない
** [[東北大学]] ([[法科大学院]]・[[会計大学院]]・[[公共政策大学院]])
**1の位が0の局番はかつては無線呼び出しに使用していたため
** [[東北学院大学]] ([[法科大学院]])
**例外的に使われている1の位が0の市内局番は以下の5つである
***'''200'''([[UCOM]]←旧・[[メディア (企業)|メディア]]の割り当てを継承)/'''220'''([[テクノロジーネットワーク]]へ割り当て)/'''290'''([[ひかり電話]]専用局番)/'''380'''([[ソフトバンク]]へ割当。主に、ソフトバンクのコールセンター関連で見られる)/'''390'''(荒井・鶴ヶ谷の両収容局ISDN用局番に割当)
*200番台の振り分けについては以下のようになっている
**'''201'''-'''209'''…[[新電電|NCC]]系(かつては[[無線呼び出し]]の局番として使用。未使用復帰後、NCC系事業者の[[ベライゾン ジャパン]]と[[ソフトバンク]]へ再割当)
**'''211'''-'''219'''…市内中心部および市内北部('''218'''は泉区の仙台泉収容局)
**'''221'''-'''229'''…市内中心部('''226'''は市内西部(折立・郷六など)、'''228'''/'''229'''は八木山地区)
**'''231'''-'''239'''…市内東部('''233'''および'''234'''は市内北部)
**'''241'''-'''249'''…太白区(八木山および生出・秋保地区および区北端部を除く全域に見られる)
**'''251'''-'''259'''…市内東部
**'''261'''-'''269'''…市内中心部
**'''271'''-'''279'''…市内北部
**'''281'''-'''289'''…市内東部('''281'''は太白区生出地区)
**'''291'''-'''299'''…市内東部('''294'''のみ、若林区南小泉地区で、残りはすべて榴岡収容局のため、仙台駅東口方面で多く見られる)
*300番台の振り分けについては以下のようになっている('''310'''-'''319'''は、岩沼MA(2013年現在、(0223)2x〜3xを使用)の将来的な枯渇対策を考慮し、現時点では欠番・未使用となっている)
**'''301'''-'''309'''…市内北部・南部・西部('''309'''は多賀城市)…ほぼ、ISDN専用局番となっている
**'''341'''-'''349'''…黒川郡・宮城郡・[[ひかり電話]]専用など
**'''351'''-'''359'''…黒川郡・宮城郡('''351-0〜2'''は、仙台泉収容局だが、[[富谷市]](東向陽台・明石台地区)にまでまたがっている)・ひかり電話など
**'''361'''-'''369'''…塩竈市・多賀城市('''361-2xxx'''と'''369-2xxx'''は[[浦戸諸島]]。その他'''369'''は、[[ひかり電話]]専用)
**'''371'''-'''379'''…泉区
**'''381'''-'''389'''…名取市・市内東部('''389'''は多賀城市)
**'''391'''-'''399'''…旧[[宮城町]]・[[秋保町]]('''396'''は宮城野区の岩切収容局)、下4桁単位で[[ひかり電話]]用に使われている局番もある
*700番台の振り分けについては以下のようになっている。
**'''701'''-'''709'''…[[新電電|NCC]]系(20x番台同様、かつては無線呼び出しの局番として使用。現在は、[[KDDI]]や[[楽天コミュニケーションズ]]へ再割り当て)
**'''711'''-'''719'''…市内中心部および市内北部
**'''721'''-'''729'''…市内中心部および市内北部
**'''731'''-'''739'''…かつては無線呼び出しの局番として使用。このうち、738〜739のみ再割り当てされ、[[ひかり電話]]専用局番として使用。
**'''741'''-'''749'''…市内南部('''742'''は宮城野区の榴岡収容局、'''745'''は[[NTT-C]])
**'''751'''-'''759'''…市内中心部
**'''761'''-'''769'''…塩竈市・利府町('''764'''は[[ソフトバンク]]、'''765'''は旧[[ケイディディ|KDD]]→[[KDDI]])
**'''771'''-'''779'''…泉区・富谷町('''774'''は[[NTT-C]]、'''775'''は旧[[平成電電]]→[[ソフトバンク]]、'''778'''は旧[[第二電電|DDI]]→[[KDDI]])
**'''781'''-'''789'''…名取市・市内東部('''781'''の一部はひかり電話専用、'''787'''はKDDI)
**'''791'''-'''799'''…市内中心部および東部・[[ひかり電話]]専用(796〜797)・[[TOHKnet]]など
===都市計画===
[[ファイル:Jozenji-dori Avenue rev.jpg|150px|thumb|定禅寺通り]]
都市としての仙台市は、[[伊達氏|伊達家]]62万石の[[城下町]]から発展したため、その名残りで[[都心]]部の道路は碁盤の目状になっているが、[[広瀬川 (宮城県)|広瀬川]]の[[河岸段丘]]上に立地している点や、[[戦災復興都市計画#仙台の戦災復興計画]]において広幅員の道路を縦横に通したことにより、完全な碁盤の目とはいかずやや変則的である。[[伊達政宗]]の都市計画は、後に仙台をして 「[[杜の都]]」 と呼ばしめたが、戦前までの「杜」は、都市の近代化のために失われた部分も多い。しかし、市当局や市民の努力により、都心部に限らず、多くの道路に街路樹が植えられ緑化が進んだ。また、都心を取り囲む丘陵地や水田などの開発規制を行い、[[同心円]]状に、都心・[[グリーンベルト]]・住宅地という[[大ロンドン計画]]を模した都市計画を作成した。
====産業立地と都市構造====
本市を含む5市4町1村からなる「仙塩広域[[都市計画区域]]<ref>[http://www.city.sendai.jp/toshi/toshikeikaku/plan/110.html 都市計画区域と市街化区域及び市街化調整区域](仙台市){{リンク切れ|date=2017年9月}}</ref>」([[仙台都市圏]]<ref>[http://www.pref.miyagi.jp/tosikei/kityou/outline/masterplan/senen-masterplan.pdf 仙塩広域都市計画基本方針](宮城県)… 宮城県は、「仙塩広域都市計画区域」を「仙台都市圏」と言い換えている。</ref>)により[[都市計画]]がなされている。また、[[仙台市都心部|都心部]]を中心とした[[青葉区 (仙台市)|青葉区]]が[[東北地方|東北]]最大の超広域[[商圏]]を形成し、泉中央を中心とした[[泉区 (仙台市)|泉区]]、および、長町地区を中心とした[[太白区]]が広域商圏を形成している<ref>「宮城県の商圏」(宮城県 2009年版)</ref>。市における副都心として、旧[[奥州街道]](現[[国道4号]])下り第一[[宿駅]]・[[七北田宿]]から発達した泉中央地区、旧奥州街道(現国道4号)上り第一宿駅・[[長町宿]]から発達した長町地区、旧[[作並街道]](現[[国道48号]])下り第一宿駅・[[愛子宿]]から発達した愛子地区、そして、[[仙台港]]地区([[みなと仙台ゆめタウン]])の4つが指定されていた。しかし市は現在、「副都心」の名称を都市計画で使用しなくなり、市が主導して整備をし、広域商圏をも併せ持つ泉中央と長町が「広域拠点」、愛子が「市西部(旧[[宮城町]])の地域中心拠点」、県が主導して整備しているみなと仙台ゆめタウンが「国際経済交流拠点」と、機能によって色分けがなされている<ref>[http://www.city.sendai.jp/toshi/toshikeikaku/plan/masterplan/55-58.pdf 3 ゾーンごとの方針と拠点の形成](仙台市「[http://www.city.sendai.jp/toshi/toshikeikaku/plan/131.html 仙台市の都市計画の方針]」)</ref>。その他の拠点として、[[東北大学]]と[[宮城教育大学]]がある[[青葉山 (仙台市)|青葉山]]地区が「国際学術研究・交流拠点」とされ、広域商圏を持たない宮城野区と若林区では各区の区役所周辺が「区の生活拠点」とされている。因みに、宮城野区役所がある[[原町 (仙台市)|原町]]は、旧[[石巻街道]](現[[国道45号]])下り第一宿駅の[[原町宿]]から発展した地区で、若林区役所は[[伊達氏|伊達家]]養種園跡にある。その他、[[秋保温泉]]と[[作並温泉]]に[[温泉街]]が形成されている。
 
*業務・商業地
*'''大学院のみが仙台にある大学'''
** [[東北芸術工科大学都心]]・大学院 - [[仙台スクール市都心部]]
*** [[繁華街]] - [[一番町 (仙台市)|一番町]]、[[中央通り (仙台市)|中央通]]、[[中央 (仙台市)|仙台駅西口]]など
:[[山形市]]に本部を置く[[東北芸術工科大学]]の大学院の一部が、[[仙台駅]]前にある仙台市の再開発ビル「[[アエル (仙台市)|アエル(AER)]]」に設置されている。
*** [[歓楽街]] - [[国分町 (仙台市)|国分町]]など
** 広域拠点 - 泉中央地区、長町地区
*流通・工業地区
** [[東部流通団地]]・[[東部工業団地]]、仙台港、[[泉パークタウン]]工業流通団地など
 
=====インフラ整備の状況=====
=== [[大学校]] ===
* 下水道普及率 - 99.3%(平成23年度末)<ref>{{PDFlink|[https://www.city.sendai.jp/kensetsu/gesui/kirokusi/gaiyou.pdf 仙台市下水道事業の概要]}}</ref>
*[[中小企業大学校]]・仙台校 (最寄駅 : [[JR]][[仙山線]]・[[陸前落合駅]])
====新興住宅地====
{{see|[[日本のニュータウン#宮城県]]}}
====都市軸====
{{For2|古代の都市軸|仙台の地形|江戸時代から明治期の都市軸|一番町 (仙台市)|仙台の都市構造|仙台都市圏}}
=====戦後の仙台の都市軸の変化=====
[[高度経済成長]]期までの都市軸は、それぞれ鉄道も並走している、旧奥州街道を踏襲した[[国道4号]]沿い(都心から南の地域)と北東の[[多賀城市|多賀城]]・[[塩竈市|塩竈]]・[[松島]]に向かう[[国道45号]]沿いを中心に形成された。1960年代初頭には仙台市を中心に[[松島町]]から[[岩沼市]]にかけて合併・[[政令指定都市]]移行を目指したが失敗に終わった。要因は当時の仙台市の革新市政を周辺市町の保守系首長が嫌ったため、といわれている。この時、合併調印前日に多賀城町(現・多賀城市)長が突如合併を批判し合併から離脱したため、仙塩合併は一夜にして瓦解。仙台市の政令指定都市への移行も先延ばしとなり、都市の発展が著しく遅れる結果となった。
 
その後、人口増を背景に市の北部から南西部にかけての丘陵地に都心を囲むように[[新興住宅地]]が造られた。これらの住宅地と中心部とを繋ぐ旧国道4号沿い(都心から北の地域)や[[国道286号]]沿いが新たに都市軸に加わった。新都市軸の北の中心である旧[[泉市]]と、西側の旧[[宮城町]]・旧[[秋保町]]を編入し、[[1989年]]に政令指定都市となる。
=== [[高等専門学校|高専]] ===
'''国立'''
* [[仙台電波工業高等専門学校]] (最寄駅 : [[JR]][[仙山線]]・[[愛子駅]])
<!--宮城工業高等専門学校は名取市-->
 
新都市軸では[[1987年]]に[[仙台市地下鉄南北線]]が開業したことで、[[計画都市]]である北の泉中央([[泉区 (仙台市)|泉区]])や南の長町南([[太白区]])では大型商業施設やマンションが林立した。
=== [[専修学校|専門学校]]等 ===
*[[専修学校]] 53校、学生数:27,462人 (2003年度)
*[[各種学校]] 14校、学生数: 1,252人 (2003年度)
 
また、[[宮城県道37号仙台北環状線|仙台北環状線(北環)]]や[[仙台西道路]]の完成により、中心部から西向きの都市軸も形成された。この軸上には[[東北自動車道]]の[[仙台宮城インターチェンジ|仙台宮城IC]]があることから広域産業が進出し、[[アウトレットモール]]や[[宮城県立こども病院]]、高等教育機関などが立地した。
=== 高校 ===
====東西に分けられる仙台の街====
宮城県の高等学校は学区制を導入している。仙台市においては、基本的に北部の[[泉区 (仙台市)|泉区]]・[[宮城野区]]・[[青葉区 (仙台市)|青葉区]]が'''仙台北学区'''、南部の[[若林区]]・[[太白区]]が'''仙台南学区'''となっている。但し、青葉区の中心商業地([[一番町 (宮城県)|一番町]]~[[仙台駅]]西口一帯 = 五橋中の通学区)、および、宮城野区の[[仙台駅]]東口地区(= 宮城野中と東華中の通学区)は北学区に含まれず、南学区に含まれる。このため、住む地区によって行くことのできる高校は限られる([http://sakura210.cool.ne.jp/cgi-bin/6-3/ 仙台市の小中学校通学区検索]。但し、学区外受験も受験者の3%以内で許可されている)。このような学区制のために、県立の最難関高校(男子の場合)は、背景人口が多く、転勤族の子弟が多い北学区の[[宮城県仙台第二高等学校|仙台二高]]となり、その次点が南学区の[[宮城県仙台第一高等学校|仙台一高]]となっている。この南北の学区制は、
; 仙台駅西口側
*北学区:男子校2 女子校1
仙台の街は、[[仙台駅]]、および[[東北新幹線]]・[[東北本線]]によって大きく東西に分けられている。仙台駅の西口側は、江戸時代からの城下町・仙台の中心部があったところで、現在に至るまで中心部であり続けているが、南は広瀬川、西は[[青葉山 (仙台市)|青葉山]]、北は北山-台原の丘陵地、東は東北新幹線と、四方が囲まれており、都心部の拡大が容易ではない。そのため、[[バブル景気|バブル期]]に、仙台の地元企業の経済力を超えて[[地価]]暴騰が起きる懸念があったが、バブル期以前から開発されていた[[仙台市地下鉄南北線|地下鉄南北線]]、とりわけ副都心として設定された泉中央および長町の存在により、地価上昇圧力が泉中央や長町への都市機能の分散を推進し、暴騰は回避された。反面、デフレ期に入ると都市規模に対して疎になった都心の地価下落が止まらず、担保価値が減少した土地上の低層オフィスビルや低層住宅が、高層マンションなどに取って代わり、住民の都心回帰を助長している。
*南学区:男子校1 女子校2
と定員比率上問題があるとされている。このため、北学区の女子が南学区の女子校([[宮城県第二女子高等学校|二女]]、[[宮城県第三女子高等学校|三女]])を受検する場合に限って定員の25%に限って許可する措置がとられている。なお、[[仙台市立仙台高等学校]]は共学制であるが、男女別の定員制を導入している。
 
; 仙台駅東口側
また、全国的にも珍しく、別学の公立高校や私服の公立高校が多い(下記学校一覧において★印の付いている学校が私服校)。[[高度経済成長]]期までは私立も公立も別学校のみであった(東北学院榴ヶ岡高校が移転時に共学化に対応した校舎であったにも関わらず1995年まで男子校だったのはこのため)。これは1960年代に全国的に吹き荒れた学園紛争が大きく影響している。仙台では仙台一高に全共闘が組織されて校内に県警機動隊が導入された。
一方、[[仙台駅]]の東口側は、古くからの町並みが残る地区となっていた。特に南東側の[[若林区]]は下町の趣があり、江戸時代から続く地名が残る。この下町地域の東側に隣接していた水田地帯には、1960年代に[[仙台バイパス]]が造られ、同時に卸売り業者・流通業者・車関係などの事業所、および印刷業の工業団地などの広大な流通・工業団地が卸町・六丁の目・扇町などに造られた。業務地・工業用地の指定のみで住宅地の指定がなく、周囲の水田も国政・市政により農地指定が解除されなかったため、背景人口が増加せず、東口の商業集積を阻害してきた。90年代に入り卸を通さない「中抜き流通」が主流になると、卸町の存在意義が薄れ、規制を解除して住宅地へ転用する動きが始まり、[[仙台市地下鉄東西線|地下鉄東西線]]の建設によって促進されることとなった。
 
また、[[仙石線]]の地下化に伴った区画整理・再開発([[仙台市の土地区画整理事業一覧]]、[[日本の再開発の一覧#宮城県]])により、東口は街の形が大きく変貌。東口の駅前から延びる[[宮城野通り]]完成後は、通り沿いに仙台のIT企業が集中し始め、[[2005年]](平成17年)より[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]が[[宮城球場]]を本拠地にするに到って更に開発に弾みがついた。
なお、仙台市内の公立学校の教育レベルは、かつて、全国のなかでも最低水準と言われていた。これは、[[高度経済成長]]時代、すなわち、[[ベビーブーム|第一次ベビーブーマー]]が高校進学する年齢になった際、仙台市の人口の急上昇と高校進学率・進学者数の急上昇が起き、その受け入れ先として仙台の場合は新設の公立高校が主な役割を果たしたためである。このとき、公立高は学区制を敷き、それまで[[宮城県仙台第一高等学校|仙台一高]]と[[宮城県第一女子高等学校|宮城一女]]の2校しかなかった進学校を、北学区は[[宮城県仙台第二高等学校|仙台二高]]と[[宮城県第一女子高等学校|宮城一女]]、南学区は[[宮城県仙台第一高等学校|仙台一高]]と[[宮城県第二女子高等学校|宮城二女]]として計4校まで増やした(→[[宮城県ナンバースクール]])。つまり、単に高校を増やしただけではなく、[[進学校]]を増やす政策をしたため、進学校の公立高校優位を実現した。一方、私立高校も定員増や新設を行ったが、東京などとの違い、大学進学率向上や有名大学進学を目標とした難関私立学校への脱皮を目指さなかった。このような勢力図のため、[[学歴]]偏重主義の否定が始まった80年代以降、公立進学校は公立であるが故に難関大学進学を声高に目標とは出来ず、仙台の教育レベルの低下を招いた(「[[一億総中流]]意識」が浸透した80年代には、学歴が豊かさを生まなくなったため、学歴否定が社会の趨勢となった)。
 
; 地下鉄[[仙台市地下鉄東西線|東西線]]開通
しかし、[[ベビーブーム|第二次ベビーブーマー]]が高校卒業し終わり、[[少子化]]の影響が見え始めた90年代以降、学校運営上、学生数の確保を狙う私立高校が、次々と男女共学化と難関大学進学への投資などを行い始めた。公立の進学校(県立)の側では、このままだと私立に進学校の地位を奪われてしまうという危機感が出て、浅野宮城県知事のリーダーシップにより、県立高校全ての共学化が決定されるに到った。しかし、少子化に合わせて高校の数を減らし、尚且つ共学化するなら教育レベルの向上を実現出来るが、高校の数を減らさずに1クラス分程度の定員減で共学化する政策を提案したため、難関大学進学率向上への効果は薄く、更に、伝統維持(特にナンバースクール)や校風がなくなるなどの理由により共学化反対の声が大きくなってしまった。[[森山直太朗]]の代表曲 「さくら (独唱)」 の合唱付きバージョン 「さくら (合唱)」 でバックコーラスを担当した実績を持つ宮城三女高では、生徒総会で99%が反対の意を示している(既に共学化した、福島県いわき市の旧磐城女子高校でのアンケートでは共学化賛否の比率が、賛成40%に対して反対60%だった事を見ても、この数字は非常に多い)。ちなみに、一律共学化を推進している[[浅野史郎]]県知事の出身高校は2007年度から共学化をする予定の仙台二高である。一方、2005年7月31日に当選した梅原克彦仙台市長は仙台一高OBであり、先に出された、仙台市立の高校再編計画とも合わせ、今後の動きが注目される。
[[2015年]](平成27年)[[12月6日]]、仙台市地下鉄東西線:[[八木山動物公園駅]]-[[荒井駅 (宮城県)|荒井駅]]が開通し、仙台駅西口側と東口側の一体化を推進していくことになった。東西線の[[仙台駅]]は西口側にあるが、仙台駅東口から150m付近に[[宮城野通駅]]が設置され便宜を図っている。
 
====北四番丁大衡線====
:<u>※下記学校一覧において、私服校には★印を付記</u>
1990年代後半より[[東北大学病院]]の東端に沿って南北に走る木町通の拡幅作業がなされ、2012年に全線開通したこの道は、北向きに[[輪王寺 (仙台市)|輪王寺]]を[[北山トンネル (仙台市)|北山トンネル]]で通過し、[[桜ケ丘 (仙台市)|桜ヶ丘]]・[[泉パークタウン]]を貫いて[[大和町]]へと至る[[宮城県道264号大衡仙台線]](都市計画道路北四番丁大衡線)である。この道路は、北西部の住宅地と中心部とを結ぶ幹線道路という側面の他に、この道沿いに存在する東北大学病院・[[東北大学]][[医学部]]・[[フィンランド健康福祉センタープロジェクト|フィンランド健康福祉センター]]・[[宮城学院女子大学]]・[[宮城大学]]・[[宮城県図書館]]・泉パークタウン内の数々の研究施設、そして[[仙台北部中核工業団地]]を結ぶ「智の回廊」として機能することも期待されており、「[[仙台市の学校#学都仙台|学都仙台]]」の戦略的道路となっている。
 
また、東北大学病院の新東病棟1階に新たに設置される[[救急指定病院|高度救命救急センター]]への搬送路としての役割も持ち、当道路と[[東北自動車道]]が交差する付近に[[泉パーキングエリア|泉PA/スマートIC]]が設置されている。
==== 県立(仙台北学区) ====
[[画像:Sendai dai2 highschool.JPG|thumb|280px|宮城県仙台第二高等学校]]
*男子校
**★[[宮城県仙台第二高等学校]](二高)''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[国際センター駅 (宮城県)|国際センター駅]])''
**★[[宮城県仙台第三高等学校]](三高)
 
一方で北山トンネル開通前から指摘はされていたが、北山トンネル開通により周辺の交通量が以前にも増して増加したため、朝夕のラッシュ時を中心に渋滞が悪化した<ref>[https://web.archive.org/web/20120403004032/http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120327t15018.htm 北山トンネル、通勤時間帯に激しい混雑 開通後初の平日](河北新報 2012年3月26日)</ref>。
*女子校
**★[[宮城県第一女子高等学校]](一女)''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[国際センター駅 (宮城県)|国際センター駅]])''
 
====愛子副都心構想====
*男女共学校
「愛子副都心」構想とは、[[1987年]](昭和62年)の宮城町と仙台市との合併建設計画、および、[[1990年]]度(平成2年度)発表の「仙台市総合計画2000」に記載されていた[[副都心]]建設計画である。旧宮城町役場(現・宮城総合支所)がある[[東日本旅客鉄道|JR]][[愛子駅]]周辺の[[都市再開発|再開発]]と都市機能集積、および、[[仙台市営モノレール南西線]]計画を謳っており、旧[[泉市]](現[[泉区 (仙台市)|泉区]])に対する泉中央副都心整備計画と同様、合併の際の[[バーター]]であった。現在、当該地域の整備計画は「西部地区の拠点整備」という言葉に置き換わっており、副都心としての指定は曖昧化されている。
**[[宮城県泉館山高等学校]](館山)
**[[宮城県泉高等学校]](泉高(いずこう)) (最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄南北線|南北線]]・[[泉中央駅]])
**[[宮城県泉松陵高等学校]](松陵)
**★[[宮城県宮城野高等学校]](宮城野)(最寄駅 : [[JR]][[仙石線]]・[[福田町駅]])
**[[宮城県宮城広瀬高等学校]](広瀬、広高) (最寄駅 : [[JR]][[仙山線]]・[[陸前落合駅]])
 
なお、[[2002年]](平成14年)[[7月22日]]に愛子駅周辺は[[住居表示]]が実施され「[[愛子中央]]」になった<ref>{{PDFlink|[http://www.city.sendai.jp/shimin/kusei/jyukyohyoji/pdf/pdftizu/h14ayasi.pdf 愛子(平14)]}}(仙台市「仙台市の住居表示実施状況」 2.実施地区名一覧《実施年降順》)</ref><ref name="CommitteeHistoric6-3">{{PDFlink|[http://www.city.sendai.jp/shimin/kusei/rekishi_cf/pdf/shiryou6-3.pdf 第6回 資料3 町名変更区域図]}}(仙台市「歴史的町名復活検討委員会」)</ref>。また、[[都市化]]に不可欠な[[下水道]]は、旧宮城町域における整備率が政令市移行時の2.4%から現在92.5%にまで改善されている。
==== 県立(仙台南学区) ====
*男子校
**★[[宮城県仙台第一高等学校]](一高)''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[連坊駅]])''
 
== 教育 ==
*女子校
[[File:Kawauchicampus.jpg|thumb|[[東北大学]]川内北キャンパス]]
**[[宮城県第二女子高等学校]](二女) ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[連坊駅]])''
{{Main|仙台市の学校}}
**[[宮城県第三女子高等学校]](三女)
仙台は、[[高等教育]]機関([[大学]]、[[短期大学]]、[[高等専門学校]]など)に通う学生を85,000人以上抱えており、人口に対する学生比率が、[[政令指定都市]]などの中では[[京都市]]、[[福岡市]]、[[東京都区部|東京23区]]に次いで4番目に高く、仙台市の行政や地元マスメディアは「[[仙台市の学校#学都仙台|学都仙台]]」を自称している。また、人口に対する大学院生比率も京都市に次いで2番目に高い上、高等教育機関の教員も4,000人近く住んでおり、日本の学術を支える重要な都市の1つとなっている。しかし、[[東北大学]]においては、その入学者における地元占有率(東北大では東北地方出身者の割合)が、他の[[帝国大学|旧帝大]]のそれと比べて低く、また、仙台市や東北地方に十分な就職先が確保されていないため、卒業者のほとんどが他の地方(特に[[首都圏 (日本)|首都圏]])に流出し、[[頭脳流出]]が激しい。また、工業基盤が薄い仙台市では、研究成果も他の地方に流出し、地場で産業化される例は極めて少ない。近年では、人材と研究成果の流出を抑えるため、産学官共同の[[ベンチャーキャピタル]]が設立されたが、まだ大きなビジネスに育っていない。一方、[[東北学院大学]]や[[宮城学院女子大学]]に代表される県内[[私立大学]]の入学者のほとんどは、[[東北地方]]出身者であり卒業後も仙台での就職を希望するものも多く、幅広い分野で地域の産業を支えている。
 
しかし、[[特別支援学校]]については、少子化と反比例する形で入学対象者が増加傾向([[特別支援学級]]を含む[[特別支援教育]]の対象となる範囲が、法的に広がったことも起因している)にあり、とりわけ知的障害を主な教育対象とする特別支援学校の数が、県立学校では市内には、[[宮城県立光明支援学校]]1校しかなく、その学区から外れた場合は、仙台市外に位置する特別支援学校への通学を余儀なくされている現状にある<ref group="注">仙台市内で、知的障害を主たる教育対象とする特別支援学校としてほかにあるのは、[[宮城教育大学附属特別支援学校]]、[[仙台市立鶴谷特別支援学校]]と私立でかつ高等部のみを設置した女子校である[[いずみ高等支援学校]]の3校しか存在せず、また、この3校はもちろんのこと、仙台市の一部を学区とする市外の知的障害対象の特別支援学校2校・1室([[宮城県立名取支援学校|名取]]・[[宮城県立利府支援学校|利府]]・[[宮城県立利府支援学校富谷校|同富谷校]])は、通学生徒が校舎などの設備に対して過密状態になっているのが現状である</ref>。
*男女共学校
**★[[宮城県仙台向山高等学校]](向山)
**[[宮城県仙台東高等学校]](東高)
**[[宮城県仙台南高等学校]](南高) (最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄南北線|南北線]]・[[長町一丁目駅]])
**[[宮城県仙台西高等学校]](西高)
**[[宮城県工業高等学校]](県工・工高)
**[[宮城県農業高校秋保分校]](秋保農業)
 
==== 市立 ==交通==
[[File:211028 Sendai Airport Sendai Miyagi prefecture Japan01bs.jpg|200px|thumb|[[仙台空港]]ターミナルビル]]
*男子校
[[File:211028 Sendai Station Sendai Miyagi pref Japan02s5.jpg|thumb|200px|[[仙台駅|仙台駅西口]]]]
**[[仙台市立仙台商業高等学校]](仙商) (最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄南北線|南北線]]・[[泉中央駅]])
===空路===
====[[仙台空港]]====
[[名取市]]と[[岩沼市]]に跨って位置する。[[仙台駅]]から[[仙台空港アクセス線]]快速列車で17分、普通列車で25分<ref>{{Cite web |title=交通アクセス |url=https://www.sendai-airport.co.jp/access/ |website=仙台空港 |access-date=2025-05-19 |language=ja}}</ref>。以下の路線の定期便のほか、チャーター便、小型機および[[ヘリコプター]]による遊覧飛行の離着陸地として利用される。
 
* 国内線 - [[新千歳空港|札幌/新千歳]]、[[新潟空港|新潟]](夏季のみ)、[[中部国際空港|名古屋/中部]]、[[大阪国際空港|大阪/伊丹]]、[[関西国際空港|大阪/関西]]、[[神戸空港|神戸]]、[[広島空港|広島]]、[[福岡空港|福岡]]、[[那覇空港|沖縄/那覇]]
*女子校
* 国際線 - [[仁川国際空港|ソウル/仁川]]、[[大連周水子国際空港|大連]]、[[北京首都国際空港|北京/首都]]、[[上海浦東国際空港|上海/浦東]]、[[台湾桃園国際空港|台北/桃園]]、[[高雄国際空港|高雄]]、[[香港国際空港|香港]]</small>
**[[仙台市立仙台女子商業高等学校]](女子商)
 
==== [[霞目駐屯地#霞目飛行場|霞目飛行場]] ====
*男女共学
[[陸上自衛隊]][[霞目駐屯地]]内に所在し、[[ヘリポート]]が併設されている。民間機による定期便の運航はない。
**★[[仙台市立仙台高等学校]](仙高(せんたか))(最寄駅 : [[JR]][[仙山線]]・[[国見駅 (宮城県)|国見駅]])
**[[仙台市立仙台工業高等学校]](仙工) (最寄駅 : [[JR]][[仙石線]]・[[宮城野原駅]]など)
**[[仙台市立仙台第二工業高等学校]](仙二工) (最寄駅 : [[JR]][[仙石線]]・[[宮城野原駅]]など)
**[[仙台市立図南萩陵高等学校]](図南) (最寄駅 : [[JR]][[仙石線]]・[[宮城野原駅]])
 
==== 私立 =鉄道===
[[File:RailwayRouteMapInSendaiCity.svg|thumb|300px|仙台市内の鉄道路線図]]
[[画像:Touhokugakuin Highschool.JPG|thumb|280px|東北学院中学校・高等学校]]
[[仙台駅]]を中心に放射状に路線が存在する。
*男子校
**[[東北学院中学校・高等学校|東北学院高等学校]] (最寄駅 : [[JR]][[仙石線]]・[[小鶴新田駅]])
 
==== [[東日本旅客鉄道]](JR東日本)など ====
*女子校
[[2014年]](平成28年)に[[大都市近郊区間 (JR)|仙台近郊区間]]が設定された。全駅が[[Suica]]の[[Suica#仙台エリア|仙台エリア]]内に所在する。
**[[宮城学院中学校・高等学校|宮城学院高等学校]]
**[[仙台白百合学園高等学校]]
**[[尚絅学院女子中学校・高等学校|尚絅学院女子高等学校]] ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[国際センター駅 (宮城県)|国際センター駅]])''
**[[常盤木学園高等学校]] (最寄駅 : [[JR]][[仙台駅]])
**[[聖ドミニコ学院高等学校]] ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[国際センター駅 (宮城県)|国際センター駅]])''
 
* [[File:Shinkansen-E.svg|17px|■]] [[東北新幹線]]<small>・[[秋田新幹線]]・[[北海道新幹線]]</small>
*男女共学校 (元男子校)
** - [[仙台駅#JR東日本|仙台駅]] -
**★[[東北学院榴ヶ岡高等学校]] (東北学院大学泉キャンパス内)
* {{color|mediumseagreen|■}} [[東北本線]]<small>・{{Color|#3333ff|■}}[[常磐線]]・{{Color|#2a5caa|■}}[[仙台空港アクセス線]]・[[阿武隈急行線]]・{{color|mediumseagreen|■}}{{Color|#00aaee|■}}[[仙石東北ライン]]<ref group="注">常磐線・仙台空港アクセス線・阿武隈急行線・仙石東北ラインは、全列車が仙台駅で折り返し。</ref></small>
**[[東北高等学校]]
** - [[南仙台駅]] - [[太子堂駅]] - [[長町駅#JR東日本|長町駅]] - [[仙台駅#JR東日本|仙台駅]] - [[東仙台駅]] - [[岩切駅]] -
***小松島キャンパス (最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄南北線|南北線]]・[[台原駅]])
* {{Color|#72bc4a|■}} [[仙山線]]
***泉キャンパス
** [[仙台駅#JR東日本|仙台駅]] - [[東照宮駅]] - [[北仙台駅#JR東日本|北仙台駅]] - [[北山駅 (宮城県)|北山駅]] - [[東北福祉大前駅]] - [[国見駅 (宮城県)|国見駅]] - [[葛岡駅]] - [[陸前落合駅]] - [[愛子駅]] - [[陸前白沢駅]] - [[熊ケ根駅]] - [[作並駅]] - [[奥新川駅]] -
**[[仙台育英学園高等学校]]
* {{Color|#00aaee|■}}[[仙石線]]
***宮城野キャンパス (最寄駅 : [[JR]][[仙石線]]・[[宮城野原駅]])
** [[あおば通駅]] - [[仙台駅#JR東日本|仙台駅]] - [[榴ケ岡駅]] - [[宮城野原駅]] - [[陸前原ノ町駅]] - [[苦竹駅]] - [[小鶴新田駅]] - [[福田町駅]] - [[陸前高砂駅]] - [[中野栄駅]] -
***(多賀城キャンパス - [[多賀城市]]) (最寄駅 : [[JR]][[仙石線]]・[[中野栄駅]])
**[[東北工業大学高校]] ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[動物公園駅 (宮城県)|動物公園駅]])''
 
==== [[仙台市交通局]] ====
*男女共学校 (元女子校)
**[[聖和学園高等学校]]
***薬師堂キャンパス ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[薬師堂駅 (宮城県)|薬師堂駅]])''
***三神峯キャンパス
**[[聖ウルスラ学院英智高等学校]] ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[薬師堂駅 (宮城県)|薬師堂駅]])''
**[[明成高等学校]]
**[[東北生活文化大学高等学校]]
 
* [[仙台市地下鉄]]
なお、学校により学科・コースにより男子のみ、女子のみとする募集もあり、必ずしも全てにおいて共学校になっているわけではない。
** {{Color|#317C66|■}} [[仙台市地下鉄南北線|南北線]]
*** [[泉中央駅]] - [[八乙女駅]] - [[黒松駅 (宮城県)|黒松駅]] - [[旭ヶ丘駅 (宮城県)|旭ヶ丘駅]] - [[台原駅]] - [[北仙台駅#仙台市地下鉄|北仙台駅]] - [[北四番丁駅]] - [[勾当台公園駅]] - [[広瀬通駅]] - [[仙台駅#仙台市地下鉄|仙台駅]] - [[五橋駅]] - [[愛宕橋駅]] - [[河原町駅 (宮城県)|河原町駅]] - [[長町一丁目駅]] - [[長町駅#仙台市地下鉄|長町駅]] - [[長町南駅]] - [[富沢駅]]
** {{Color|#00B1DD|■}} [[仙台市地下鉄東西線|東西線]]
*** [[八木山動物公園駅]] - [[青葉山駅]] - [[川内駅 (宮城県)|川内駅]] - [[国際センター駅 (宮城県)|国際センター駅]] - [[大町西公園駅]] - [[青葉通一番町駅]] - [[仙台駅#仙台市地下鉄|仙台駅]] - [[宮城野通駅]] - [[連坊駅]] - [[薬師堂駅 (宮城県)|薬師堂駅]] - [[卸町駅 (宮城県)|卸町駅]] - [[六丁の目駅]] - [[荒井駅 (宮城県)|荒井駅]]
 
==== [[日本貨物鉄道]](JR貨物) ====
=== 中学校・小学校 ===
市内全ての公立小・中学校は、[[2学期制]]を実施している。なお、全市規模で2学期制を採用しているのは全国で仙台市のみである。ちなみに、2学期制を導入したのも全国で始めてである。全国的な教育レベルの低下に伴い仙台市の公立学校も学習内容が削減されているが、2学期制の導入により、先生方の期末の仕事量が3回から2回に減って労働環境が改善されたため、本来の児童・生徒への教育に時間を割くことが出来るようになり、往年のような全国ワーストの教育レベルではなくなった。
 
* [[東北本線]]支線(宮城野貨物線)
また、前述のとおり2学期制・秋休みを導入しているため、長期休暇の期間は以下のように定められている。
** - 長町駅 - [[仙台貨物ターミナル駅]] - 東仙台駅 -
*夏休み:7月20日ごろから8月24日ごろまで
*秋休み:10月中旬の2日間であるが、一部の中学校では市新人大会の日の振替休日を秋休みの前後に組んで5日~7日間のところもある。
*冬休み:12月23日ごろから1月7日まで
*春休み:3月25日ごろから4月7日まで
 
==== 国立[[仙台臨海鉄道]] ====
いずれも男女共学。
*[[宮城教育大学附属中学校]] (最寄駅:[[JR]][[仙山線]]・[[東照宮駅]]/[[北仙台駅]]、地下鉄[[仙台市営地下鉄南北線|南北線]]・[[北仙台駅]]/[[北四番丁駅]])
*★[[宮城教育大学附属小学校]] (最寄駅:附中と同じ)
<!--宮教大附属中小の学区は、中心部および北部(青葉区・泉区・宮城野区)なので、仙山線を利用する人は元々少なく、使ったとしても北山駅の周辺(貝ヶ森・中山・北山)の一部。そのため、北仙台駅で下車する。泉区から通う生徒は地下鉄北仙台駅を利用している。中心部から通う生徒の数は元々少ないが、その場合は北四番丁駅を利用していることが多い。結局、東照宮駅の利用者は、外部からの訪問者の一部のみ-->
 
* [[仙台臨海鉄道臨海本線|臨海本線]]
==== 市立 ====
** - [[仙台港駅]] - [[仙台北港駅]]
[[画像:Kamisugi.jhs n.JPG|thumb|250px|right|[[仙台市立上杉山中学校]](2005年7月)]]
* [[仙台臨海鉄道仙台埠頭線|仙台埠頭線]]
''仙台市立の小中学校は、小学校123校、中学校65校と多いため、以下のリンクに分割した。以下、区ごとに市内全小・中学校の一覧を示す。''
** 仙台港駅 - [[仙台埠頭駅]]
:<u>※小・中学校一覧</u>
* [[仙台臨海鉄道仙台西港線|仙台西港線]]
{|
** 仙台港駅 - [[仙台西港駅]]
|valign="top"|
*[[青葉区 (仙台市)#教育|青葉区]]
*[[宮城野区#教育|宮城野区]]
*[[若林区#教育|若林区]]
|valign="top"|
*[[太白区#教育|太白区]]
*[[泉区 (仙台市)#教育|泉区]]
|}
 
==== 私立バス ====
</small>[[ファイル:Sendai-city-bus-1903.jpg|200px|thumb|right|仙台市営バス]]
*男子校
[[ファイル:Miyagi Kotsu S0001.jpg|サムネイル|200x200ピクセル|まちのり「チョコット」]]
**[[東北学院中学校・高等学校|東北学院中学校]] (最寄駅 : [[JR]][[仙石線]]・[[小鶴新田駅]])
[[ファイル:Miyagi-kotsu-s787.jpg|200px|thumb|right|宮城交通 高速バス]]
[[ファイル:MiyagiKendo23Go2007-10.jpg|thumb|200px|[[仙台都市圏環状自動車専用道路]]<br>[[仙台東部高架橋]]]]
[[ファイル:The promenade of Jouzenji-dori Avenue.JPG|200px|thumb|定禅寺通]]
[[ファイル:Parade of Sendai Aoba Matsuri.JPG|thumb|200px|東二番丁通]]
[[仙台市交通局]]と[[宮城交通]]では、[[バスロケーションシステム]]([http://www.kotsu.city.sendai.jp/bus/busroke/top.htm どこバス 仙台])が導入され、[[icsca]]・[[Suica]]・[[PASMO]]なども共通であり、2017年9月までは並走路線においては同一の運賃設定がなされていた(同年10月以降は市バス初乗り170円区間のみ宮城交通のほうが安価、それ以外の区間では仙台市交通局のほうが安価となる)。
 
かつては特定駅でのバス・地下鉄の相互乗換の場合、乗継割引としてバス(地下鉄)の運賃が40円引かれる制度が存在した。現在ではicscaの乗継30ポイント制度に継承されている。
*女子校
**[[宮城学院中学校・高等学校|宮城学院中学校]]
**[[尚絅学院女子中学校・高等学校|尚絅学院女子中学校]] ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[国際センター駅 (宮城県)|国際センター駅]])''
**[[仙台白百合学園中学校・高等学校|仙台白百合学園中学校]]
**[[仙台白百合学園小学校]]
**([[聖ドミニコ学院中学校]])
**([[常盤木学園中学校]])
聖ドミニコ学院中学校と常盤木学園中学校はいずれも生徒数減のため休校中である。(あくまで休校であるため書類手続き上は現在も存在する学校であるが、一般的には現存しない学校、[[廃校]]として意識されている。)
 
[[オムニバスタウン]]指定を受け、都心バス均一区間の[[120円パッ区]]( - 2018年9月30日 '''100円パッ区''')が設定されている。
*男女共学
**[[聖ウルスラ学院英智小学校・中学校|聖ウルスラ学院英智中学校]] ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[薬師堂駅 (宮城県)|薬師堂駅]])''
**[[聖ウルスラ学院英智小学校・中学校|聖ウルスラ学院英智小学校]] ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[連坊駅]])''
**[[聖ドミニコ学院小学校]] ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[国際センター駅 (宮城県)|国際センター駅]])''
<!--JR仙山線・国見駅からドミニコまで地図上は近く見えるが、駅が山の上にある一方、学校は広瀬川の川面近くと標高差があり、実際に国見駅を通勤・通学に利用している人は皆無-->
 
かつてはワンコインの循環バス(カーバスくん)を試験的に走らせていたが、交通渋滞で定時運行が困難なため、長くは続かなかった。しかし定期バスにて100円で乗れる均一区間を試験的に設定した結果、好評のためにそのまま継続となった。
=== [[ナショナル・スクール]]、[[インターナショナル・スクール]] ===
====路線バス====
* [[朝鮮学校|東北朝鮮初中高級学校]] ''(→将来の最寄駅 : 地下鉄[[仙台市営地下鉄東西線|東西線]]・[[動物公園駅 (宮城県)|動物公園駅]])''
* [[東北インターナショナル・スクール]] (幼・小・中・高。[[東北高等学校]]・泉キャンパス内)
 
* [[仙台市営バス]]
== 交通 ==
** [[青葉区 (仙台市)|青葉区]]・[[宮城野区]]・[[若林区]]を中心に運行。
=== 空港 ===
** [[仙台空港]]へのアクセスの主な手段であった[[エアポート・リムジンバス (仙台市)|リムジンバス]]は、仙台空港アクセス線開通に伴い[[2007年]](平成19年)で廃止。
* [[仙台空港]]は、隣接する[[名取市]]・[[岩沼市]]にある。
* [[宮城交通]]
** 札幌、函館、成田、名古屋、大阪(伊丹)、小松、広島、福岡、那覇へ向かう国内定期路線と、ソウル、長春、大連、北京、上海、グアム、台北へ向かう国際定期路線が運行されている。1998年3000m滑走路供用開始。
** [[太白区]]・[[泉区 (仙台市)|泉区]]を中心に、[[富谷市]]・[[大和町]]・[[川崎町 (宮城県)|川崎町]]方面の路線も運行する。
** [[セスナ]]、および、[[ヘリコプター]]による遊覧飛行 (仙台上空・[[松島]]上空など) の離着陸地としても利用されている (4社が参入)。
** 仙台都心循環バス「まちのり『チョコット』withラプラス」を運行。みやぎ応援[[ポケットモンスター|ポケモン]]の[[ポケモンの一覧 (102-151)#ラプラス|ラプラス]]がデザインされた専用の中型バス([[日野・ポンチョ]])を使用。
** [[仙台駅]]と仙台空港間は仙台市営バスが運行する[[エアポート・リムジンバス]](空港特急バス)でおよそ40分。
* [[ミヤコーバス]]
** [[東北本線]][[名取駅]]と仙台空港を結ぶ[[仙台空港線|アクセス鉄道]]が第三セクター方式で建設中である (2006年度開業予定)。
** [[荒井駅 (宮城県)|荒井駅]]と[[仙台港]]、[[多賀城駅]]前を結ぶ路線を運行。
* [[仙塩交通]]
** [[岩切駅]]と[[多賀城市]]内を結ぶ<ref>[http://www.senenkotsu.com/bus_line/ 多賀城西部線] 仙塩交通</ref>。
* [[利府町民バス]]
** [[岩切駅]]と[[利府町]]内を結ぶ路線を運行する。
* [[愛子観光バス]]
** 仙台駅と[[愛子駅]]、 [[錦ケ丘 (仙台市)|錦ケ丘団地]]を結ぶ路線を運行。
* [[タケヤ交通]]
** 仙台駅と[[秋保町|秋保]]、[[川崎町 (宮城県)|川崎町]]を結ぶ。
** [[荒井駅 (宮城県)|荒井駅]]を起点に沿岸部の観光地や[[震災遺構]]を巡る路線を運行(夏季限定)。
* [[山交バス (山形県)|山交バス]]
** [[国道48号]]経由で仙台駅と[[作並]]、[[新庄市|新庄]]を結ぶ特急バスを運行([[特急48ライナー]])。
* [[なとりん号]]
** [[南仙台駅]]と[[名取市]]内を結ぶ路線を運行する。
 
==== 鉄道高速バス・特急バス ====
{{Main|仙台駅のバス乗り場}}
*中心となる駅:[[仙台駅]]
[[仙台駅前バスターミナル|仙台駅前]]発着を中心に、宮城県内外へ高速バスが運行される。2022年1月、[[仙台駅]]周辺で[[国土交通省]]の公共交通ターミナル整備事業「[[バスタ新宿|バスタ]]プロジェクト」が検討されていることが報じられた<ref>{{Cite web |title=「バスタ仙台」構想浮上 東道路との連結に期待 |url=https://kahoku.news/articles/20220103khn000011.html |website=河北新報オンライン |date=2022-01-04 |access-date=2025-05-20 |language=ja}}</ref>。
 
===道路===
[[JR]][[在来線]]は[[仙山線]][[愛子駅]]~[[奥新川駅]]間を除き市内全駅に自動改札機・簡易Suica改札機のいずれかが設置され、[[Suica]]が使用できる。各路線は下記の如くラインカラーが設定されているが、現在は仙石線・東北本線を除いて駅名票や車両のカラーリングとは一致しないことが多いので注意が必要である。
 
==== 高速道路・有料道路 ====
また、[[仙台市営地下鉄]]では[[仙台市営バス|市営バス]]・[[宮城交通|宮城交通バス]]と共通の[[スキップカード]]・[[ジョイカード]]が使用できる。
下記の4路線および[[仙台北部道路]]により、[[仙台都市圏環状自動車専用道路]](ぐるっ都・仙台)が構成される。
 
* {{Ja Exp Route Sign|E4}} [[東北自動車道]]
* [[東日本旅客鉄道]](JR東日本)
** - [[仙台南インターチェンジ|仙台南IC]] - [[仙台宮城インターチェンジ|仙台宮城IC]] - [[泉パーキングエリア|泉PA(スマートIC)]] - [[泉インターチェンジ|泉IC]] -
**<font color="green">■</font> [[東北新幹線]] [[仙台駅]]
* {{Ja Exp Route Sign|E6}} [[仙台東部道路]]
***東北新幹線の全列車が停車し、上りは朝夕9~15分おき、日中は約20分おきの運行である。
** - [[仙台若林ジャンクション|仙台若林JCT]] - [[仙台東インターチェンジ|仙台東IC]] - [[仙台港インターチェンジ|仙台港IC]] - [[仙台港北インターチェンジ|仙台港北IC]]
***東京駅~仙台駅: はやて・こまち号で最速1時間36分
* {{Ja Exp Route Sign|E6}} [[三陸沿岸道路|三陸自動車道]]
**<font color="green">■</font> [[東北本線]] [[南仙台駅]] - [[長町駅]] - 仙台駅 - [[東仙台駅]] - [[岩切駅]]
** 仙台港北IC -
***仙台駅を境に運転系統が分かれている。
* {{Ja Exp Route Sign|E48}} [[仙台南部道路]]
***上りの仙台駅~岩沼駅間は常磐線が合流する関係でラッシュ時は4分~10分おき、日中は15~20分おきの運行となる。岩沼より先は白石まで30分おき、福島までは1時間おきである。
** 仙台若林JCT - [[今泉インターチェンジ|今泉IC]] - [[長町インターチェンジ|長町IC]] - [[山田インターチェンジ (宮城県)|山田IC]] - 仙台南IC
***下りは朝夕のみ利府支線直通列車が走るため仙台駅~岩切駅間は4分~20分おきである。日中は[[松島駅]]まで20分おき、[[小牛田駅]]まで1時間おきの運行となる。
***岩切駅からは[[利府駅]]まで利府支線(通称:[[利府線]])が延び、朝夕は仙台駅まで乗り入れる。
***2007年春、仙台市[[太白区]]太子堂に新駅(名称未定)が開業予定である。この新駅は、市と[[都市再生機構]]による長町貨物ヤード跡地の都市化整備「あすと長町土地区画整理事業」の一環で、長町駅周辺の高架化に伴い長町駅と南仙台駅との間に新設される。
**<font color="blue">■</font> [[常磐線]] 南仙台駅 - 長町駅 - 仙台駅
***常磐線は東北本線経由で[[岩沼駅]]から全列車乗り入れている。毎時1~2本の運行である。
***特急[[ひたち (列車)|スーパーひたち]]が1日4往復運行されている。仙台駅に乗り入れる唯一の昼間[[特別急行列車|特急列車]]である。
**<font color="greenyellow">■</font> [[仙山線]] 仙台駅 - [[東照宮駅]] - [[北仙台駅]] - [[北山駅 (宮城県)|北山駅]] - [[国見駅 (宮城県)|国見駅]] - [[葛岡駅]] - [[陸前落合駅]] - [[愛子駅]] - [[陸前白沢駅]] - [[熊ヶ根駅]] -(臨)[[西仙台ハイランド駅]] - [[作並駅]] -(臨)[[八ツ森駅]] - [[奥新川駅]]
***全線単線であるが、愛子まではラッシュ時15分おき、日中20~40分おきに運行されている。沿線の人口増加によって利用者は多いが、線路輸送限界に達しており、これ以上の増発は困難になっている。
***愛子から先は普通・快速合わせて1時間おきの運行で、日中は快速中心の運行系統である。
***仙山線の北山駅と国見駅の中間地点に新駅を2006年12月に新設する計画がある。
**<font color="skyblue">■</font> [[仙石線]] [[あおば通駅]] - 仙台駅 - [[榴ヶ岡駅]] - [[宮城野原駅]] - [[陸前原ノ町駅]] - [[苦竹駅]] - [[小鶴新田駅]] - [[福田町駅]] - [[陸前高砂駅]] - [[中野栄駅]]
***他のJR線に比して駅間距離が短い。国鉄時代は地元住民に「[[国電]]」と呼ばれ、当時から通勤路線として高頻度の運転がされていた。首都圏同様4ドアの車両が走り、朝夕の混雑はとても激しい。ラッシュ時は4分おき、日中は7分~14分おき(あおば通・仙台口にて快速を含む)の運行である。この運行密度が保たれるのは東塩釜駅までであり、以遠は単線区間のため石巻には毎時普通1本、快速1本となる。
***2000年3月11日に地下化した新線部分が開業した。[[あおば通駅]]から[[宮城野原駅]]が地下駅、[[陸前原ノ町駅]]が半地下駅、その後地上に出て[[苦竹駅]]は高架駅となっている。
 
==== 地域高規格道路 ====
* [[仙台市営地下鉄]]
** [[仙台市営地下鉄南北線|南北線]]
***ラッシュ時3分おき、日中5~7分おきの運行であり、仙台圏のなかでは最も高頻度の運行を行っている。すべて普通列車である。
***仙台駅より北は併走する鉄道がなく、人口増加の著しい泉区への唯一の軌道系公共交通である。
***仙台駅から長町駅の区間はJR東北本線が併走し、実質的にその緩行線として機能している。これは東北本線が長距離列車主流であった時代に、市内交通を担っていた[[仙台市電]]の代替として計画された経緯による。
** [[仙台市営地下鉄東西線|東西線]](建設中。2015年開業予定)
***東北唯一の動物園である[[仙台市八木山動物公園|八木山動物公園]]、[[八木山ベニーランド]]を有する八木山地区と現在宅地開発が著しい荒井地区を結ぶ仙台市第2の地下鉄路線である。
***リニアモーター式ミニ地下鉄を採用しており、JR在来線・地下鉄南北線との相互直通運転はできない。
 
* [[仙台臨海鉄西]]
** 臨海本線、仙台埠頭線、仙台西港線
***貨物専用の路線。過去何度か[[仙台港]]でのイベント時に臨時旅客運行を行った。
 
==== バス一般道 ====
{{see|仙台市内の通り|仙台市道路愛称名|仙台市の歴史的町名活用道路一覧}}[[3環状12放射状線]]を骨子に道路整備が進められている。
*[[路線バス]]
**仙台市は面積が広いため、全ての地域に鉄道網が十分にいきわたらず、公共交通機関としてのバスの役割が大きい。
**仙台市内を走るバスとして、以下のバス事業者がある。
***[[仙台市交通局]]([[仙台市営バス]])…主に青葉区・宮城野区・若林区が中心。現在、[[仙台空港]]へのアクセスの主流となっているリムジンバスも交通局の運営である。
***[[宮城交通]]…市内では太白区・泉区が中心。市外では[[大和町 (宮城県)|大和町]]、[[加美町]]、[[村田町]]、[[川崎町]]、[[塩竈市]]方面へ運行している。
***[[愛子観光バス]]…錦ヶ丘団地と仙台駅を結ぶバスを運行。
**仙台市交通局・宮城交通共通のバスカードは、そのプレミア率の高さから利用者が多い(5000円→5850円)。企業によっては定期券ではなく、バスカードにより通勤手当を算出するところも多い。なお、このバスカードは市営地下鉄の乗車には使えず、バス専用の磁気式乗車カードである。地下鉄と共通で使えるものとして、ジョイカード(5000円→5500円)がある。
 
[[仙台市都心部]]では碁盤の目状に道路が整備されており、ほとんどの道路に[[仙台市道路愛称名|道路愛称]]または[[仙台市の歴史的町名活用道路一覧|歴史的町名]]が付されている。歴史的町名活用道路には辻標や通り看板が設置されている。
*[[高速バス]]・特急バス
**「路線高速バス」の乗り場は、[[宮城交通]]とその系列会社([[東日本急行]])が広瀬通、[[ジェイアールバス東北|JRバス東北]]・[[富士交通]]が仙台駅東口にある(一部を除く)。仙台~新宿/新宿~京都・大阪・神戸間の「定期ツアーバス」を運行する[[ビジネストラベル]]の乗り場は、仙台駅東口の代々木ゼミナール前にある。
**山形行、福島行の便は1時間に3本以上あり、料金も割安で特に便利である。
**山形行きのバスは仙台と山形が隣接している都市であること、山形自動車道開通前から一般道経由の特急バスであるという歴史的経緯から「路線高速バス(都市間高速バス)」ではなく、「特急バス」の扱いとして運行されている。詳しくは[[特急バス仙台山形線]]を参照。
**[[2004年]][[11月10日]]、富士交通は[[特急バス仙台山形線|高速バス仙台山形線]]を廃止した。
**[[青森県]](青森、弘前、八戸)、[[秋田県]](秋田、大館、湯沢・横手・大曲)、[[岩手県]](盛岡、花巻、水沢・江刺、一関、釜石、大船渡)、[[宮城県]](気仙沼、佐沼、栗駒、村田、古川、石巻)、[[山形県]](山形、鶴岡・酒田・本荘、米沢)、[[福島県]](福島、郡山、会津若松、いわき)、[[関東地方]](前橋・高崎、さいたま、東京(浜松町)、東京(新宿)、[[東京ディズニーリゾート]](成田空港経由))、[[北陸地方|北陸]](新潟、金沢)、[[愛知県]](名古屋)、[[近畿地方]](京都・大阪)の各都市へ向かう便がある。
**[[仙台空港]]直通高速バスの発着地 : [[仙台駅]]前発着、仙台市内主要ホテル発着、[[泉中央駅]]前発着、[[秋保温泉]]発着、[[山形駅]]前発着
 
=== シェアサイクル・電動キックボード ===
=== 道路 ===
泉区を除く4区に以下のサービスが展開している。
==== 高速道路 ====
仙台市を中心とした[[仙台都市圏]]には、実質的に「'''仙台都市圏高速'''」というべき「1環状5放射状」の高速道路網が出来ている。
:<u>'''仙台都市圏の高速道路網'''については 「[[仙台都市圏#仙台都市圏高速 (1環状5放射状)|仙台都市圏]]」 を参照せよ</u>
 
* [[DATE BIKE]] - 2013年3月16日提供開始。
*[[東北自動車道]]([[仙台南インターチェンジ|仙台南IC]]、[[仙台宮城インターチェンジ|仙台宮城IC]]、[[泉インターチェンジ|泉IC]])
* [[Luup|LUUP]] - 2024年2月28日提供開始。
<!--**[[仙台宮城インターチェンジ|仙台宮城IC]]は、旧仙台市と旧宮城町との境界付近に設置されたため 「仙台宮城IC」 と名付けられた。
**[[泉インターチェンジ|泉IC]]は、旧泉市に設置されたので 「泉IC」 と名付けられた。-->
* [[三陸縦貫自動車道|三陸自動車道]]([[仙台港北インターチェンジ|仙台港北IC]])
<!--**[[仙台港北インターチェンジ|仙台港北IC]]は、仙台港の北部にあるため設置が予定されている仙台港ICの少し北側に設置されたが、仙台港ICは着工もされていない。-->
* [[仙台東部道路]]([[仙台東インターチェンジ|仙台東IC]])
* [[仙台南部道路]](仙台南IC、[[山田インターチェンジ (宮城県)|山田IC]]、[[長町インターチェンジ|長町IC]]、[[今泉インターチェンジ|今泉IC]])
東北自動車道、浦和本線料金所から仙台宮城インターチェンジまでの距離は332.4km、料金は普通車7200円。東京からの距離・時間と青森からの距離・時間はほぼ同じである。
 
===航路===
東北自動車道と仙台南部道路は、仙台南ICで接続している。現在は仙台南ICの旧料金所の廃止によってJCT化された。東北道⇔仙台南部道路との連絡に関しては実質的には「仙台南JCT」として機能している。また、[[三陸自動車道]]、[[仙台東部道路]]、[[仙台北部道路]]方面とは、仙台南部道路を経由することによって直結している。
====港湾====
*[[仙台港]]([[仙台塩釜港]]仙台港区)
====旅客====
 
* [[太平洋フェリー]]
==== 一般国道・宮城県道 ====
** [[名古屋港]] - 仙台港 - [[苫小牧港]]
* [[一般国道]]
** [[国道4号]]、[[国道45号]]、[[国道48号]]、[[国道286号]]、[[国道457号]]
**[[国道48号]]の[[仙台西道路]]([[日本の道100選]])は[[仙台宮城インターチェンジ]]と仙台市中心部(広瀬通)を直結する。
* [[都道府県道]]
** 各区の記事を参照のこと
 
===ナンバープレート===
==== 市街地の主な道路 ====
仙台市の中心部(市街地)は一部地域を除きほぼ、碁盤の目のように道路が整備されているが、そのほとんどの道路には道路愛称および歴史的な通称が一般的に使われている。以下、独立した記事になっているものを掲載する。
*[[愛称命名道路 (仙台市)]]
**[[定禅寺通り]]、[[広瀬通り]]、[[青葉通り]]、[[南町通り (仙台市)|南町通り]]、[[五橋通り]]、[[北目町通り]]、[[宮城野通り]]、[[新寺通り]]、[[西公園通り]]、[[晩翠通り]]、[[国分町通り]]、[[青葉神社通り]]、[[愛宕上杉通り]]、[[駅前通り (仙台市)|駅前通り]]
 
* 「宮城」ナンバー
=== 船舶 ===
* 「仙台」ナンバー([[ご当地ナンバー]])
** [[2006年]](平成18年)[[10月10日]]、導入。
** [[2018年]](平成30年)[[10月1日]]、[[デザインナンバープレート|地方版図柄入りナンバープレート]]の交付を開始。デザインは[[伊達政宗]]と[[仙台七夕|仙台七夕まつり]]<ref>{{Cite web |title=自動車:地方版図柄入りナンバープレート - 国土交通省 |url=https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk6_000036.html |website=www.mlit.go.jp |access-date=2025-05-19}}</ref>。
 
==観光==
{{複数の問題|section=1|出典の明記=2020年8月|言葉を濁さない=2020年8月}}
===名勝・百選===
*[[定禅寺通り|定禅寺通]](ケヤキ並木・[[日本の道100選]])
*[[広瀬川 (宮城県)|広瀬川]]([[名水百選]]。[[芋煮会]]、[[釣り]]、[[カヌー]]。上流の新川の水で[[ウイスキー]]がつくられている)
*[[二口峡谷]]
**[[秋保大滝]](国の[[名勝]])
===名所・旧跡===
[[File:SendaiJoOtemonSumiYagura2003-11.jpg|thumb|200px|[[仙台城]]隅櫓([[2003年]](平成15年)[[11月]])]]
[[File:Osakimachimangu.JPG|thumb|200px|[[大崎八幡宮]]社殿]]
[[File:Sendai Zuiho-den Tor 2.jpg|thumb|200px|[[瑞鳳殿]]]]
[[File:Mutsu Kokubunji yakushidou-2.JPG|thumb|200px|[[陸奥国分寺|陸奥国分寺薬師堂]]]]
;主な城郭
:「[[仙台藩の城砦]]」も参照
*[[青葉城]]
*[[今泉城 (陸奥国)|今泉城]]
*[[岩切城]]
*[[沖野城]]
*[[笹森城]]
*[[仙台城]]跡(国の[[史跡]])
*[[根添城]]
*[[松森城]]
*[[若林城]]
;主な神社
*[[奥州仙臺七福神]]
*[[青麻神社]]
*[[青葉神社]]
*[[秋保神社]]
*[[愛宕神社 (仙台市)|愛宕神社]]
*[[塩流神社]]
*[[亀岡八幡宮 (仙台市)|亀岡八幡宮]]
*[[賀茂神社 (仙台市)|賀茂神社]]
*[[櫻岡大神宮]]
*[[瑞鳳殿]](伊達政宗廟。伊達家墓所。[[経ヶ峯歴史公園]]内)
*[[仙台東照宮]]
*[[榴岡天満宮]]
*[[浪分神社 (仙台市若林区)|浪分神社]]
*[[宮城縣護國神社]]
;主な寺院
*[[北山五山]]
*[[仙台三十三観音]]
*[[輪王寺 (仙台市)|輪王寺]](仁王門は市指定文化財)
*[[瑞鳳寺]]
*[[陸奥国分寺]]・[[薬師堂]]
*[[陸奥国分尼寺]]跡
*[[大観密寺]](仙台大観音)
*[[成田山]]経ヶ峰国分寺
*[[西方寺 (仙台市)|西方寺]](通称:「定義如来」「定義山」。三角[[油揚げ]]が名物)
*[[仏眼寺]]([[日蓮正宗]])∣本堂は仙台市登録有形文化財。寺宝「飛び曼荼羅」。
;主な遺跡
*[[愛宕山横穴墓群]]
*[[郡山遺跡]]
*[[富沢遺跡]]([[地底の森ミュージアム]])- 旧石器時代の遺跡
*[[三神峯遺跡]]
*山田上ノ台遺跡 - 縄文時代の遺跡
;主な史跡
*晩翠草堂(「荒城の月」の作詞で知られる[[土井晩翠]]の住居)
*[[日本聖公会]][[仙台基督教会]]
*[[仙台ハリストス正教会]]
*[[カトリック仙台司教区|カトリック元寺小路教会]]
 
===観光スポット===
[[File:Exterior view of Sendai Mediatheque from Jozenji Street 20220910b.jpg|thumb|200px|[[せんだいメディアテーク]]<br>「柱」のみで建つ特殊な構造のビル建築として{{要出典範囲|date=2020年8月|世界的に有名}}]]
[[File:Akiu spa Hotel zuiho 2008.jpg|thumb|right|200px|[[秋保温泉]]]]
;文化施設
*[[カメイ美術館]]
*[[仙台市科学館]]
*[[仙台市戦災復興記念館]]
*[[仙台市博物館]]
*[[仙台文学館]]
*[[せんだいメディアテーク]]
*[[七夕ミュージアム]]
*階段教室([[東北大学#片平キャンパス|東北大学・片平キャンパス]]内)- [[魯迅]]ゆかりの施設で、中国人観光客が見られる。
*[[中本誠司現代美術館]] - 仙台で数少ない現代アートの美術館
*[[宮城県美術館]]
;建築
*三居沢発電所(現在も稼動している日本最初の[[水力発電]]所・参考:[[機械遺産]]No.26)
;公園・緑地
仙台市では都市の緑化と緑地公園・森林公園に力を入れている。平成11年には、市民・事業者・行政の協働による今後の緑づくりの具体的施策を定めた「百年の杜づくり行動計画」を策定し、市街地の「緑の回廊づくり」、誕生、結婚、新築など人生の節目を記念する植樹などによって1年1万本を目標に市民による植樹を進める「市民による「100万本の森づくり」、「学校の森づくり」、「建築物の緑化助成」、小学生向け緑化啓発サイト「[http://www.kids-100forest.jp/ キッズ百年の杜]」などの施策を実施している。
都心部を囲む水田地帯、広瀬川の河川敷、小さな山などを含めてグリーンベルトと見なし、条例で開発を規制している。生垣にも助成金を出している。ブロック塀を減らすことで地震対策としている面もある。これは1978年の宮城県沖地震の際、ブロック塀が崩れ、その下敷きとなり多くの犠牲者を出した反省に基づいている。
* 緑化道路
*: [[定禅寺通り|定禅寺通]]、[[青葉通り|青葉通]]など
* 都市型公園・都市緑化公園
{{see|仙台市の公園一覧}}
 
* 森林公園・植物園・山岳保養地
*: [[台原森林公園]]、[[水の森公園]]、[[太白山自然観察の森]]、[[青葉の森緑地]]、[[秋保大滝植物園]]、[[東北大学学術資源研究公開センター植物園]]、[[大年寺山|大年寺山公園・仙台市野草園]]、[[県民の森]]、[[泉ヶ岳]]など
* 海浜緑地など
*: [[仙台港#沿革|貞山運河]]、浜辺の森・海岸公園、[[蒲生干潟]]
===レジャー===
{{Col-begin}}
{{Col-break}}
;自然・海山
* [[船形山]]
* [[神室岳]]
* [[面白山]]
* [[泉ヶ岳]]
* [[北泉ヶ岳]]
* [[寒風山 (山形県・宮城県)|寒風山]]
* [[白髪山 (宮城県・山形県)|白髪山]]
* [[後白髪山]]
* [[太白山]]
* [[大倉山 (仙台市)|大倉山]]
* [[深沼海水浴場]]
* [[仙台港]]
* [[広瀬川 (宮城県)|広瀬川]]
** [[太平洋フェリー]]([[名古屋市|名古屋]]、[[苫小牧市|苫小牧]]方面)
* [[名取川]]
*仙台駅と仙台港は路線バスでおよそ40分。
* [[七北田川]]
*苫小牧行きは原則毎日就航しているが、名古屋行きは隔日就航。乗船の際には確認が必要。
;[[温泉]]
* [[作並温泉]]
* [[秋保温泉]]
* [[二口温泉]]
{{Col-break}}
;[[スキー]]
*[[泉ヶ岳]]スキー場
*[[スプリングバレー泉高原スキー場]]
;[[花見]]
*[[西公園 (仙台市)|西公園]](桜ヶ岡公園)
*[[榴岡公園]]
*[[三神峯公園]]
*[[七北田公園]]
;[[動物園]]・[[遊園地]]・[[水族館]]・家族向け娯楽施設
*[[仙台市八木山動物公園|八木山動物公園フジサキの杜]]
*[[八木山ベニーランド]]
*[[仙台ハイランド]]遊園地(2015年営業終了)
*[[仙台うみの杜水族館]]
*[[仙台アンパンマンこどもミュージアム|仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール]]
*[[仙台市泉岳少年自然の家]]
*[[仙台市野草園]]
;[[工場見学]]
*[[宮城峡蒸溜所|ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所]]
*[[キリンビール仙台工場]]
*[[鐘崎 笹かま館・食品館・七夕館]]
*[[八十島プロシード仙台工場]]
{{Col-end}}
 
=== 仙台観光地・祭事アンバサダー ===
仙台市が制作する観光パンフレットやポスター等へ出演するなど、市の魅力を広く国内外に紹介する。任期は2年間<ref>{{Cite web |title=仙台観光アンバサダー |url=https://www.city.sendai.jp/contentsoushutsu/ambassador/summary.html |website=仙台市役所 City of Sendai |access-date=2025-05-22 |language=ja |first=仙台市役所 City of |last=Sendai}}</ref>。
=== 観光 ===
「杜の都」と呼ばれ日本有数の美しい街並みを誇る仙台には名所・旧跡・景勝地が多く、四季を通じて観光に適している。また海の幸・山の幸に恵まれており、美味しい料理を味わうことが出来る。<br>
市内の観光には市交通局が運行する、市内周遊観光バス「るーぷる仙台」が便利である。<br>
市街地から車で20分もあれば、自然豊かな郊外へ出ることが出来る。[[秋保温泉]]・[[作並温泉]]は「仙台の奥座敷」と呼ばれ、江戸時代より多くの客を集めてきた名湯である。<br>
[[松島]]にも近い点から、観光ガイドでは、「仙台・松島」の二個一組で組まれる事が多い。
 
* [[福原愛]] - 元[[卓球日本代表]]。[[2012年ロンドンオリンピックの卓球競技・女子団体|2012年ロンドン五輪女子団体]]銀メダリスト。
=== 名所 ===
* [[羽生結弦]] - プロ[[フィギュアスケート|フィギュアスケーター]]。[[2014年ソチオリンピックのフィギュアスケート競技|2014年ソチ]]・[[2018年平昌オリンピックのフィギュアスケート競技|2018年平昌五輪男子シングル]]金メダリスト。
* [[仙台城]]址 (国指定[[史跡]])
* [[サンドウィッチマン (お笑いコンビ)|サンドウィッチマン]]([[伊達みきお]]、[[富澤たけし]]) - お笑い芸人。[[M-1グランプリ]]2007優勝。
* 瑞鳳殿 (伊達家墓所)
* [[仙台東照宮]]
* [[定禅寺通り]] (ケヤキ並木・[[日本の道100選]])
* 晩翠草堂 (「荒城の月」の作詞で知られる[[土井晩翠]]の住居)
* [[広瀬川 (名取川水系)|広瀬川]] ([[名水百選]])
* 三居沢発電所 (現在も稼動している日本最初の[[水力発電]]所)
* [[秋保大滝]] (国指定名勝)
* [[二口峡谷]]
ライトアップされている建築物
* [[仙台城]]・隅櫓
* テレビ塔 (大年寺山。3塔:[[東北放送]]・[[ミヤギテレビ]]・[[仙台放送]])
 
====宗教施設= 仙台観光特使 ===
アニメや漫画作品の「[[巡礼 (通俗)|聖地巡礼]]」で仙台を訪れる観光客を増やすことを目的に、仙台市ゆかりの作品に登場するキャラクターに委嘱される。任期は2年間(再任あり)<ref>{{Cite web |title=仙台観光特使 |url=https://www.city.sendai.jp/contentsoushutsu/animation_manga/kankoutokushi.html |website=仙台市役所 City of Sendai |access-date=2025-05-22 |language=ja |first=仙台市役所 City of |last=Sendai}}</ref>。
* [[大崎八幡宮]] ([[国宝]]・安土桃山様式の壮麗な神社)
* [[輪王寺]] ([[重要文化財]])
* [[瑞鳳殿]] (伊達政宗廟。[[経ヶ峯歴史公園]]内)
* [[薬師堂]] (旧[http://www.08943.com/ 陸奥国分寺])
* 陸奥[[国分尼寺]]跡
* 仙台大観音
* [[成田山]]経ヶ峰国分寺
* [http://www.johgi.or.jp/ 定義如来 西方寺]
**「じょうぎ」と読むのが正式らしいが、[[仙台弁]]ではイとエが曖昧なので、「じょうげ」と読む人が多い。通称:「定義山」。寺のマスコットキャラクターは 「浄土くん」。板状のものと[[3D]]のものがいる。参道に小規模ながら門前町があるのでデートスポットにもなっている。三角あぶらげが名物。
<!--* 仙台ハリストス正教会
**[[東方正教会]] (ギリシャ正教)の一派であるロシア正教の教会。[[日本ハリストス正教会]]では[[イエス・キリスト]]を、ギリシャ語・ロシア語由来の読み方で 「イイスス・ハリストス」 と読むため、この名前になっている。当教会は、東京大主教区(主教座:[[東京]])、東日本主教区(主教座:仙台市)、西日本主教区(主教座:[[京都市]])の三主教区からなり、仙台の教会は東日本主教区([[北海道]]・[[東北地方]])を管轄している。-->
 
* [[日向翔陽]]、影山飛雄([[ハイキュー!!]]) - 2023年8月19日就任。[[仙台市体育館|カメイアリーナ仙台]]南側玄関脇に記念モニュメントを設置。
=== レジャー ===
* 月島蛍、山口忠(ハイキュー!!) - 2024年8月19日就任。[[仙台市博物館]]正面玄関脇に記念モニュメントを設置。
*[[温泉]]
**[[作並温泉]]
**[[秋保温泉]]
 
==文化・名物==
*[[スキー場]]
{{出典の明記|date=2020年8月|section=1}}
**[[泉ヶ岳]]スキー場
{{言葉を濁さない|date=2020年8月|section=1}}
**[[泉高原スプリングバレースキー場]]
観光PRにも多数の飲食店が登場しており、文化を形成する一役を担っている。こういった資料からも、食文化が発達していることが窺える<ref>https://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/ks/ks-sub05/28-2-10.pdf</ref>。
 
仙台市内には[[ライブハウス]]や[[クラブ]]が存在し、アマチュア・バンドや[[インディーズ]]が活動している。仙台市に拠点を置いて活動する他地方出身のセミプロバンドもおり、全国版の[[ヒットチャート]]と仙台のヒットチャートとの間に違いが生じるようになった。また、アマチュア[[演劇]]も行われており、多数のアマチュア[[劇団]]が存在して活動をしている。
*[[花見]]
**[[西公園]] (桜ヶ岡公園)
**[[榴ヶ岡公園]] (敷地内に仙台歴史民族資料館がある)
**[[三神峰公園]]
 
仙台市は文化活動、文化事業を「楽都仙台」や「劇都仙台」と標榜してバックアップし、都市の文化的魅力を高めるとともに、産学官の連携組織である[[仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム]]を設立し、芸術や文化の創造性を活かした創造的産業の振興にも力を入れている。また一方で、地元[[マスメディア]]も地元の人材活用をするようになって、バンド・[[タレント]]・[[芸能人]]・[[モデル (職業)|モデル]]などの[[ローカルタレント]]が増加して、隣県のメディアに進出する者も表れた。そのため、小さいながらも[[仙台芸能界]]が形成されつつある。
*[[芋煮会]]
**広瀬川河川敷
 
=== 方言 ===
*[[遊園地]]
仙台独特の方言としては[[仙台弁]]があり、福島県や東関東などと同じ[[無アクセント]]であることや、語尾の「だっちゃ」などが特徴的である。しかし、現在では高齢者を除いて[[共通語]]・[[標準語]]に近い言葉が使用され、他地域から転入した人々の言葉が混じっていることも多い。ただし、語彙や表現は共通語化されていても、アクセントには元来の無アクセントの影響が残っていることが多い。
**[[八木山ベニーランド]]
**[[仙台ハイランド]]遊園地
 
=== 公園・緑地 祭事・催事===
====主な祭事====
「杜の都・仙台」の名に恥じぬよう、都市緑化と緑地公園・森林公園に力を入れている。また、都心部を囲む水田地帯、[[広瀬川]]の河川敷、小さな山などを含めてグリーンベルトと見なし、条例で開発を規制している。生垣にも助成金を出している(ブロック塀を減らすことで地震対策としている面もある)。
[[ファイル:Sendai Tanabata 2005.jpg|thumb|150px|right|仙台七夕祭り]]
*緑化道路
最も有名かつ、観客者数の多い仙台を代表する祭りは、[[仙台七夕|仙台七夕まつり]]である。[[七夕]]祭りは藩政時代以来の歴史を持つ祭りで、市中の商店が名誉をかけて華美を競い合い、全国でも類を見ない華麗な七夕祭りになったとされる。[[東北三大祭り|東北四大夏祭り]]の1つに数えられており、中心部商店街では、期間中200万人以上の人出がある。
** [[定禅寺通り]]、[[青葉通り]]など多数
* [[仙台初売り]](1月2日 - )
*都市型公園・都市緑化公園
* [[どんと祭]](1月14日夜) - [[大崎八幡宮]]、[[仙台東照宮]]など市内各[[神社]]
** [[勾当台公園]]、[[西公園]]、[[青葉山公園]]([[仙台城]]二の丸)、[[榴ヶ岡公園]]、[[三神峰公園]]、[[七北田公園]]、[[勝山公園]]など
* [[仙台・青葉まつり]](5月第3日曜日とその前日)
*森林公園・植物園・山岳保養地
* [[一番町三社まつり]](7月 [[海の日]]前日) - [[一番町 (仙台市)|一番町]]
** [[台原森林公園]]、[[水の森公園]]、[[太白山自然観察の森]]、[[青葉の森緑地]]、[[秋保大滝植物園]]、[[東北大学植物園]]、[[大年寺山公園]]・[[仙台市野草園]](野草をメインにした植物園。秋に萩まつりが行われる)、[[泉ヶ岳]]など
* [[三滝山不動院]]大祭(7月27日・28日) - [[中央通り (仙台市)|中央通(クリスロード商店街)]]
*海浜緑地
* 夏まつり・仙台[[すずめ踊り]](7月28日) - [[宮城野通り|宮城野通]]
** [[仙台港#宮城県の港の歴史|貞山運河]]、浜辺の森
* [[仙台七夕花火祭]](8月5日) - [[西公園 (仙台市)|西公園]]周辺
* [[仙台七夕|仙台七夕まつり]](8月6・7・8日)
* [[金蛇水神社]]祭典(8月最終日曜日) - 一番町
* [[みちのくYOSAKOIまつり]](10月)
* [[天空のゆりガーデン]](7月〜8月)
 
=== 祭り =主な催事====
[[File:SENDAI 光のページェント2007.jpg|150px|thumb|right|光のページェント]]
[[画像:SendaiTanabata1.jpg|thumb|150px|仙台七夕祭り]]
: ''スポーツ関連の催事は[[仙台のスポーツ#恒例のスポーツイベント]]参照''
[[画像:Sendai_Dontosai.jpg|thumb|200px|大崎八幡宮どんと祭(2004年1月14日)]]
「市民ボランティアが主体となって開催する」「街を舞台装置とした」「無料の」「屋外音楽イベント」が多いのが特色。音楽以外がメインのイベントでも、ステージが設置され、バンド演奏が行われる例が多い。秋の[[定禅寺ストリートジャズフェスティバル]]は2日間で70万人以上、冬の[[SENDAI光のページェント]]は3週間で220万人以上の人出がある。
最も有名かつ、観客者数の多い仙台を代表する祭りは、[[仙台七夕祭り]]である。[[七夕]]祭りは藩政時代以来の歴史を持つ祭りで、市中の商店が名誉をかけて華美を競い合い、全国でも類を見ない華麗な七夕祭りになったとされる。東北四大夏祭りの1つに数えられており、中心部商店街では、期間中200万人以上の人出がある。
 
その他、10月1日から11月30日に行われる音楽や演劇などの公演を「[[仙台市芸術祭]]」という名称で仙台市が後援しており、[[2004年]](平成16年)[[11月]]には勾当台公園で野外演劇祭(仙台演劇祭)も行われた。
[[定禅寺ストリートJAZZフェスティバル]](通称『[[ジャズ]]フェス』)は、全ての音楽ジャンルのプロ・アマに開放された「ストリート[[音楽祭]]」である。[[定禅寺通り]]を中心に、商店街・公園・駅前など到る所で演奏おこなわれ、街中が[[音楽]]に満たされる。演奏者の多様性のみならず、演奏者の前で立ち止まって聴いたり、オープン[[カフェ]]に座って聴いたり、特設の[[ビアガーデン]]やオープン[[バー]]で聴いたりと、観客の側も多様なスタイルで楽しめる。一般に「[[音楽祭]]」や他都市の「ジャズフェス」は有料であるが、仙台の場合は、有志やボランティア、そして市民に支えられているため無料となっている。そのため、「音楽の祭典」としては参加バンド数・観客とも日本最大で、同様の形式の[[パリ]]の「音楽祭(Fête de la Musique)」に肩を並べる。参加バンド数:640、ステージ数:80、観客数合計:63万人(2005年9月。2日間延べ数)
 
<!--
[[SENDAI光のページェント]]は、12月中旬から[[大晦日]]までの期間におこなわれる[[イルミネーション]]の祭典である。[[定禅寺通り]]と[[青葉通り]]のけやき並木に60万個以上の豆電球が飾り付けられ、並木道が大きな光のトンネルと化す。他都市の電飾法が木の枝沿いに豆電球付き電飾コードを巻き付けるのに対し、仙台の場合は枝沿いの他、枝と枝の間に渡らせる方法も取っているため、豆電球の密度が高い。また、風で大きく揺れて、道に立って見ると動的な生きた光の洪水のような印象を受ける。脚本家・[[内館牧子]]氏をして「山火事だ...」と言わしめるほどである。例年、期間中は、積雪に見舞われることは少ないが、積雪があると白い雪にイルミネーションが反射して、道全体がぼうっと夜陰に浮かび上がり、更に美しさを増す。光のページェントを空から眺めるナイトフライトも人気がある。
以下、勾当台公園や一番町などが主会場のもの<ref>[http://www.chuokai-miyagi.or.jp/~1bancho4/1_event/index.html イベント情報]</ref> を中心に記載(★:音楽中心。☆:音楽ステージも設けられるもの)。他に、自治体や[[仙台のスポーツ|プロスポーツ]]のイベントなども行われる。
 
;無料・屋外・毎年開催
* [[仙台初売り]] (1月2日~)
* [[ゴールデンウィーク|GW]]中 ★定禅寺ストリートジャズフェスティバル - Spring Preview(2日間)
* [http://www.okos.co.jp/oosaki/ 大崎八幡神社] どんと祭 (1月14日夜)
* GW中 [https://s-a-p.jugem.jp/ せんだいアートフェスティバル](2日間)
* [http://www.aoba-matsuri.com/index.html 青葉まつり] (5月第3日曜日とその前日)
* GW中 ☆[[東日本放送|KHB]][[フリーマーケット]]([[台原森林公園]]、2日間)
* [http://www.sendai-jc.or.jp/hanabi/ 仙台七夕花火祭] (8月5日)
* 5月 ☆[[仙台放送まつり]]
* [http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/tanabata/ 仙台七夕まつり] (8月6・7・8日)
* 5月 ★[[JAZZ PROMENADE in SENDAI|ジャズ・プロムナード in 仙台]](とっておきの音楽祭の前の週末)
* [http://www.j-streetjazz.com/ the 定禅寺ストリートJAZZフェスティバル in SENDAI] (9月初旬)
* 6月 ★[[とっておきの音楽祭]](6月第1日曜日)
**前夜祭(金曜夜)、本祭(土・日)。西公園でフリーマーケットも同時開催
* 7月 ☆[[TBC夏まつり]]
* [http://www.michinoku-yosakoi.net/ みちのくYOSAKOI祭り] (10月初旬)
* 8月 ★[[夕涼みコンサート]](仙台七夕と同時開催)
* [http://www.sendai-hikari.jp/ SENDAI光のページェント] (12月中旬~大晦日)
* 8月 ☆[http://tourou.hirosegawa.com/ 広瀬川灯篭流し]([[広瀬川 (宮城県)|広瀬川]])
* 8月 ☆[[24時間テレビ 「愛は地球を救う」|24時間テレビ]]・[[宮城テレビ放送|ミヤギテレビ]]イベント
* 9月 ☆仙台[[オクトーバーフェスト]]([[錦町公園 (仙台市)|錦町公園]]、9月最終週の1週間)
* 9月 ☆[[KHBまつり]]
* 9月 ★'''[[定禅寺ストリートジャズフェスティバル]]'''(9月初旬、3日間)
** アートフェスティバルも同時開催。
* 9月 ☆[[仙台国際センター|せんだい地球フェスタ]]([[仙台国際センター]])
* 10月 ☆[http://www.pref.miyagi.jp/syokushin/s-hanbai/h19marugoto_schedule.htm みやぎまるごとフェスティバル]、☆[http://www.city.sendai.jp/rennes/events/main/ フランス・レンヌフェスティバル]
* 11月 ☆青葉区民まつり、☆[http://www.jsm-art.net 定禅寺ストリート 杜の都のアート展](11月3日)
* 11月 ☆一番町まつり
* 11月 ★[[仙台ゴスペル・フェスティバル]](11月中旬)
* 12月 ☆'''[[SENDAI光のページェント]]'''(12月中旬 - 大晦日)
 
(有料中心)'''毎年開催'''
青葉まつり(すずめ踊り)、仙台七夕パレード、JAZZフェス、及びSENDAI光のページェント(サンタ・パレード) では、[[定禅寺通り]]を一部交通規制をしてイベントが行われている。
* GW中 ★[[ARABAKI ROCK FEST.]]
** [[仙台都市圏]]で大規模に行われる[[J-POP]]系野外音楽祭。有料のみ。
* 6月 ☆[[オクトーバーフェスト]] in仙台 錦町公園
** 国内外のビールが味わえる 主催:オクトーバーフェスト実行委員会
* 9月 ☆[[萩まつり]]([[仙台市野草園]]、9月初旬 - 中旬)
** 市内唯一の[[邦楽]]系屋外イベント。野草園の入園料が必要。
* 9月 ☆仙台オクトーバーフェスト 錦町公園
** 国内外のビールが味わえる 主催:仙台オクトーバーフェストプロジェクト
* 10月 ★[[仙台クラシックフェスティバル]](せんくら)
** 地下鉄沿線のコンサートホールなどで開催。無料会場あり。
* 10月 ★[[MEGA☆ROCKS]]
** [[仙台市都心部]]にある多数の[[ライブハウス]]が連携して行うライブサーキット。無料会場あり。
 
(有料中心)'''3年毎の開催'''
=== 芋煮会 ===
* ★[[仙台国際音楽コンクール]]
仙台の秋の風物詩といえば、やはり[[芋煮会]]である。河原などの野外に仲間同士が集まり、薪で火をおこし、大鍋に汁をつくってみんなで食べる、というのが基本形であるが、[[花見]]と同列かそれ以上に重要な年中行事として扱われている。シーズンは10月から11月にかけてと長く、職場・学校・サークル仲間・友人同士・ご近所の子供会・その他いろいろなグループ単位で行われ、シーズン中に何度も[[芋煮会]]に参加することになる。
** 無料のイベントも多数開催される。
-->
 
===音楽===
仙台の芋煮は、里芋と豚肉を主な具として味噌で味付けする、いわゆる'''豚汁'''タイプが一般的であるが、魚やジャガイモをいれるものもある。また、参加する人数が多くなると、仙台風の芋煮の他に、牛肉・醤油味の山形風芋煮、韓国風キムチチゲ(鍋)、[[バーベキュー]]や鉄板焼きなどを加えて作ることもある。芋煮のための大鍋は、スーパーやコンビニで借りることが出来、大抵コンビニで薪も買える。シーズン中は、材料の下ごしらえがされた'''芋煮セット'''がスーパーや大学生協などで売られているので、忙しい人たちも簡単に芋煮会をすることが出来る。また、仙台近郊のキャンプサイト等では、手ぶらで行っても、全ての材料・鍋・薪が準備されていて、あとは火をおこして煮るだけの'''芋煮会パック'''というサービスもある。
====楽団====
;[[仙台フィルハーモニー管弦楽団]]
:クラシック音楽専用につくられた[[仙台市青年文化センター]]・コンサートホールを本拠とするプロのオーケストラ。本拠の他に、宮城県民会館やイズミティ21でも定期演奏会やコンサートを行っている。
 
===スポーツ===
なお地元民の間では、芋煮と豚汁は明確に区別されている。
{{Main|仙台のスポーツ}}
 
==== 食の街仙台プロスポーツ ====
{| class="wikitable" style="text-align:center;font-size:85%;"
仙台は三陸の魚介類はもちろん、仙台牛、各種農作物の産地に近く、新鮮な食材の料理を楽しむ事が出来る。<br/>
|-
特に、牛タン料理の店は街中にあることで有名である。
! 名称
また、[[めしのはんだや]]は安い定食屋として多くの人に愛されている。
! 競技種目
! 所属リーグ
! 本拠地
! 運営法人
! 創設年<br /><small>(移転年)</small>
|-
! style="background-color: #ffd700;" | [[ベガルタ仙台|<span style="color:blue">ベガルタ仙台</span>]]
| [[サッカー]]
| [[J2リーグ]]
| [[仙台スタジアム|ユアテックスタジアム仙台]]
| [[ベガルタ仙台 (企業)|(株)ベガルタ仙台]]
| 1994年
|-
! style="background-color: #9d0020;" | [[東北楽天ゴールデンイーグルス|<span style="color:white">東北楽天</span>]][[東北楽天ゴールデンイーグルス|<span style="color:white">ゴールデンイーグルス</span>]]
| [[野球]]
| [[パシフィック・リーグ|パ・リーグ]]
| [[宮城球場|楽天モバイルパーク宮城]]
| (株)[[楽天グループ|楽天]]野球団
| 2004年
|-
! style="background-color:#fcc800" | [[仙台89ERS|<span style="color:black">仙台89ERS</span>]]
| [[バスケットボール]]
| [[ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ|B1リーグ]]
| [[ゼビオアリーナ仙台]]
| (株)仙台89ERS
| 2005年
|-
! style="background-color:pink" | [[センダイガールズプロレスリング|<span style="color:red">センダイガールズ</span>]][[センダイガールズプロレスリング|<span style="color:red">プロレスリング</span>]]
| [[プロレス]]
|
| [[仙台サンプラザ|仙台サンプラザホール]]<br>[[チームスマイル#施設一覧|仙台PIT]]
| センダイガールズプロレスリング(株)
| 2005年
|-
! style="background-color: #00ABEB;" | [[マイナビ仙台レディース|<span style="color:white">マイナビ仙台レディース</span>]]
| [[サッカー]]
| [[日本女子プロサッカーリーグ|WEリーグ]]
| [[仙台スタジアム|ユアテックスタジアム仙台]]
| (株)[[マイナビ]]フットボールクラブ
| 2012年
|-
! style="background-color: green;"|<span style="color:white">SENDAI AIRJOKER.EX</span>
|[[3x3]]
|[[3x3.EXE]] PREMIER
|
|
|2018年
|}
 
==== 仙台地方の旬の味覚セミプロ季節料理社会人 ====
{| class="sortable wikitable" style="text-align:center;font-size:85%;"
*正月:[[ナメタガレイ]] (煮付けにして食べる。正月料理)。[[キチジ]]。雑煮
!名称
*春:[[山菜]]。[[クジラ目|くじら]]の刺身。生[[マグロ]](晩春~夏)
!競技種目
*夏:[[ホヤ]]・[[カツオ]]・[[サンマ]]の刺身。[[ウニ]]。[[アナゴ]]。
!所属リーグ
*秋:[[芋煮会]]。もどり鰹の刺身。[[サンマ]]。[[ハゼ]]の天ぷら。[[はらこめし]]。新米。
!本拠地
*冬:[[アワビ]]。[[カキ (貝)|カキ]]料理。[[タラコ]]([[白子]])。[[牛タン]]のしゃぶしゃぶ
!運営法人
!創設年<br /><small>(移転年)</small>
|-
![[JR東日本東北硬式野球部]]
|[[野球]]
|[[日本野球連盟]]
|JR東日本[[利府町|利府]]野球場
|[[東日本旅客鉄道|東日本旅客鉄道(株)]]
|1919年
|-
! rowspan="2"| [[東北マークス]]
| 野球
| 日本野球連盟
|
|
| 1946年
|-
|[[バドミントン]]
|[[バドミントンS/Jリーグ#S/JリーグⅡ|S/JリーグⅡ]]男子
|
|
|1972年
|-
![[七十七銀行硬式野球部]]
|野球
|日本野球連盟
|七十七銀行[[富谷市|富谷]]総合グラウンド
|[[七十七銀行|(株)七十七銀行]]
|1981年
|-
!七十七銀行陸上競技部
|[[陸上競技]]
|
|
|(株)七十七銀行
|1987年
|-
!七十七銀行バドミントン部
|バドミントン
|[[バドミントンS/Jリーグ#S/Jリーグ|S/Jリーグ]]女子
|七十七銀行中山体育館
|(株)七十七銀行
|1992年
|-
![[仙台SASUKE.FC]]
|[[サッカー]]
|[[東北社会人サッカーリーグ|東北1部]]
|
|
|1995年
|-
![[みちのく仙台FC]]
|サッカー
|東北1部
|
|(株)みちのく仙台FC
|1996年
|-
!| [[ヴォスクオーレ仙台]]
| [[フットサル]]
| [[日本フットサルリーグ|F2リーグ]]
| [[仙台市体育館|カメイアリーナ仙台]]
[[仙台市青葉体育館・仙台市武道館|本山製作所青葉アリーナ]]
| (一社)スポーツプロジェクト東北
| 2012年
|-
!| [[リガーレ仙台]]
| [[バレーボール]]
| [[ジャパンバレーボールリーグ|V.LEAGUE WOMEN]]
| [[元気フィールド仙台]]
| (株)リガーレ・スポーツエンターテインメント
| 2018年
|}<gallery mode="packed" style="text-align: center;" heights="130" perrow="3">
File:Sendai-Stadion 2019 Inside.jpg|[[ベガルタ仙台]]
File:Rakuten Mobile Park Miyagi Inside.jpg|[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]
File:Xebio 20221127.jpg|[[仙台89ERS]]
File:Sendaistadium1.JPG|[[マイナビ仙台レディース]]
File:Arena of the Kameiarena sendai.jpg|[[リガーレ仙台]]
</gallery>
 
==== 仙台地方の酒グルメ ====
[[ファイル:Sedaigyutantei200607.jpg|180px|thumb|right|牛タン炭火焼き定食]]
*[[日本酒]] ([http://www.chuokai-miyagi.or.jp/~miyagisake/frame/frame.htm 宮城県酒造組合])
仙台は[[三陸海岸|三陸]]の魚介類は勿論、各種農作物、ブランド米「ひとめぼれ」「ササニシキ」、高級和牛牛肉「[[仙台牛]]」の産地に近く、海の幸・山の幸が集積する。近年は、仙台中央卸売市場が仙台市の経済圏に商圏広域化し、弱体化した周辺の[[卸売市場]]の機能を肩代わりしているため、食材の集散地としての機能拡充も進んでいる。
:宮城県の有名な日本酒といえば「[[浦霞]]」と「[[一ノ蔵]]」があるが、仙台の「勝山」や「天賞」なども根強い人気がある。最近は、[[石巻市|石巻]]の「墨廼江」や「[[日高見国|日高見]]」、[[山形県]]の「十四代」や「初孫」、[[青森県]]の「田酒」などの人気が上がっている。
*[[ビール]]
:宮城県の[[地ビール]]として、「松島ビール」「北緯39゜麦酒」「鳥の海」「仙南クラフトビール」「やくらいビール」「鳴子の風」がある。大手メーカーでは、[[キリンビール]]の工場が[[仙台港]]に、[[サッポロビール]]の工場が[[名取駅]]前にある。
*[[ウイスキー]]
:『日本のウイスキーの父』と呼ばれる「[[竹鶴政孝]]」が創始した[[ニッカウヰスキー]]は、国内に2つの蒸留所をもっているが、その内の1つが仙台市[[青葉区 (仙台市)|青葉区]]、[[広瀬川 (名取川水系)|広瀬川]]上流の新川(にっかわ)河畔にある「宮城峡蒸留所」である。「[[シングルカスク]]」と呼ばれる最高級ウイスキーのいくつかはここでしか入手できない。
*[[ワイン]]
:宮城県には「わたりワイン」があるが、山形の「高畠ワイン」「月山ワイン」「蔵王スターワイン」などの方が有名 (山形県には10以上の[[ワイナリー]]がある)。
 
庶民的な料理店の特色として、仙台発祥の[[牛タン]]料理の店が多く、仙台ラーメンを供する店もある。また、[[仙台駅]]は[[駅弁]]の種類が日本で最も多い駅として知られる(「[[仙台駅#駅弁]]」を参照)。
==== 仙台発祥の料理 ====
* [[冷やし中華]](昭和12年・北京料理 龍亭)
* [[牛タン]]料理(昭和23年・味太助)
* [[炉端焼き]]
* [[レゲエパンチ]] (Reggae Punch)
**「レゲエ・パンチ」は、[[国分町]]発祥の[[カクテル]]といわれている。
<!--* 回転寿司 これは大阪発祥-->
 
==== 仙台駅駅弁味覚・季節料理 ====
* 春:[[山菜]]・[[クジラ目|くじら]]の[[刺身]]・[[海苔]]・[[アカガイ|赤貝]]・[[マグロ]]
仙台駅は[[駅弁]]の種類が日本で最も多い駅である。
* 夏:[[ホヤ]]・[[カツオ]]・[[サンマ]]の刺身・[[ウニ]]・[[マアナゴ|アナゴ]]
* 秋:[[芋煮会]]・もどり鰹の刺身・[[サンマ]]・[[キチジ]]・[[ハゼ]]の[[天ぷら]]・[[はらこめし]]
* 冬:[[アワビ]]・[[カキ (貝)|カキ]]料理・[[ホッキ]]めし・[[たらこ|タラコ]]([[白子 (精巣)|白子]])・[[牛タン]]の[[しゃぶしゃぶ]]
 
==== 仙台発祥の料理 ====
業者「伯養軒」と「こばやし」が同じ駅で競合していたことや、仙台~東京間、仙台~東北各都市のビジネス客や、東北新幹線車内、観光客による需要、また山海の食材が豊富、などの事情が加わり、このような状態となった。
* [[仙台牛タン焼き|牛タン]]料理
* [[炉端焼き]]
* [[仙台マーボー焼そば]]
* [[レゲエパンチ]]
* [[冷やし中華]]
* [[せり鍋]]
 
==== 酒 ====
現在はさらに「[[日本レストランエンタプライズ]]」が加わり、3社が1つの駅で競合している。この競合により各社の弁当開発競争が進み、仙台の駅弁の質は高まり、今や名物の一つとして数えられるほどになっている。
*[[日本酒]] - [[浦霞]]・[[一ノ蔵]]など。
*[[ビール]] - [[キリンビール]]仙台港に工場がある
*[[ウイスキー]] -[[竹鶴政孝]]が創始した[[ニッカウヰスキー]]は国内に二箇所の蒸留所を持っているが、その内の一箇所が仙台市青葉区、広瀬川上流の新川河畔にある[[宮城峡蒸溜所]]である。宮城県はウィスキー消費量日本一。
 
==== 名産 ====
{{Col-begin}}
{|
{{Col-break}}
|valign="top"|
* [[ひとめぼれ]]
* [[ササニシキ]]
* [[仙台牛]]
{{Col-break}}
|valign="top"|
* [[牛タン]]
* [[仙台長なす漬け]]
* [[仙台味噌]]
* [[仙台駄菓子]]
* [[笹かまぼこ]]
* [[牛タン]]
* [[仙台長なす漬け]]
* [[萩の月]]
* [[白松がモナカ]]
* [[ひょうたん揚げ]]
* [[どら焼き]]
* [[ずんだ]]餅
* [[仙台駄菓子どんどん焼き]]
** (くるくるお好み焼き)
|valign="top"|
{{Col-break}}
* [[仙台平]]
* [[仙台箪笥]]
* [[仙台堆朱]]
* [[仙台埋木細工]]
* [[仙台平]]
* [[仙台竿]]
* [[玉虫塗]]
{{Col-break}}
|valign="top"|
* [[こけし]]
* [[堤人形]]
* [[仙台四郎]]
* [[つつみ屋|つつみ屋の串だんご]]
|}
* [[支倉焼]]
* [[三角あぶらげ]]
* [[金華鯖]]
* [[仙台せり]]
 
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===センダイと名の付く動植物===
*[[センダイハギ]] (千代萩、仙台萩)
*[[ムラサキセンダイハギ]] (紫千代萩 ; Baptisia australis) 原産地は北米。
*[[センダイヨシノ]] (仙台吉野)
:坂庭清一郎が仙台市で、ヤエベニシダレと[[ソメイヨシノ]]とを交配して作った[[桜]]の一品種。八重咲き。
*[[センダイソウ]] (仙台草 ; Saxifraga sendaica)
:本種は、ロシア人のカール・ヨハン・マキシモウィッチ博士によって命名された。紀伊半島、四国、九州に自生し、仙台市には自生しない。
*[[センダイゾウ]] (仙台象 ; Sinomastodon sendaicus) 絶滅種。
*[[センダイムシクイ]] スズメ目ウグイス科の渡り鳥。
*[[センダイウィルス]] (Sendai Virus : Sev) (Hemagglutinating virus of Japan : HVJ)
:石田名香雄 (元[[東北大学]]総長) らにより東北大学医学部で発見された。[[細胞融合]]を起こす[[ウィルス]]として[[バイオテクノロジー]]の分野で重要。最近は、[[遺伝子治療]]において、導入する[[遺伝子]]を目標組織の細胞に運ぶ[[ベクター]]として有望視されている。
 
==== 芋煮会 ====
== 芸術・音楽・文化 ==
{{Main|芋煮会}}
=== 楽団 ===
仙台の秋の風物詩として、芋煮会がある。芋煮会は、河原などの野外において、家族や友人、学校や職場の仲間が集まって、大鍋に汁をつくって食べる季節行事である。この習慣がある地域では、[[花見]]と同様に重要な年中行事として扱われている。10月から11月にかけて行われる。
[http://www.sendaiphil.jp/ 仙台フィルハーモニー管弦楽団]
*クラシック音楽専用につくられた仙台市青年文化センター・コンサートホールを本拠とするプロのオーケストラ。本拠の他に、宮城県民会館やイズミティ21でも定期演奏会やコンサートを行っている。
 
仙台の芋煮は、里芋と豚肉を主な具として味噌で味付けする。魚やジャガイモをいれるものもある。また、参加する人数が多くなると、仙台風の芋煮の他に、牛肉・醤油味の山形風芋煮、キムチチゲ(鍋)、[[バーベキュー]]や鉄板焼きなどを加えて作ることもある。芋煮のための大鍋は、スーパーやコンビニエンスストアで借りることが出来、薪も買える。シーズン中は、材料の下ごしらえがされた'''芋煮セット'''がスーパーや大学生協などで売られているので、忙しい人たちも簡単に芋煮会をすることが出来る。また、仙台近郊のキャンプ場では、全ての材料・鍋・薪が準備されていて、あとは火をおこして煮るだけの'''芋煮会パック'''というサービスもある。
=== イベント ===
'''決まった時期に毎年開催'''
*5月 the [[定禅寺ストリートJAZZフェスティバル]] in SENDAI - Spring Preview (5月3日)
*7月 [http://www.daterock.com 伊達ロックフェスティバル] (7月と9月 年2回開催)
*7月 [http://jazzpro-sendai.hp.infoseek.co.jp ジャズ・プロムナード in SENDAI] (7月最終週末)
*9月 [http://www.j-streetjazz.com/ the 定禅寺ストリートJAZZフェスティバル in SENDAI] (9月初旬)
**前夜祭(金曜夜)、本祭(土・日)。西公園でフリーマーケットも同時開催
*9月 [http://www.daterock.com 伊達ロックフェスティバル] (9月下旬)
10月1日~11月30日に行われる音楽や演劇等の公演を「仙台市芸術祭」という名称で仙台市が後援しており、2004年11月には勾当台公園で野外演劇祭(仙台演劇祭)も行われた。
 
===発祥===
大藩であった旧仙台藩や旧東北帝国大学の存在を礎にした文化・教育・工業技術・科学技術の分野に関する事項が多い。
* [[光通信]]発祥の地
*: [[東北大学電気通信研究所]]において、光通信の三要素(発光素子、光伝送路、受光素子)が発見・発明されたことが始まり。
* [[公共図書館]]発祥の地
*: 1817年(文化14年)ごろ、[[仙台藩]]出身の公事師兼商人[[青柳文蔵]]が仙台城下の百騎丁(現在の[[東二番丁通り|東二番丁通]])に開設した[[青柳文庫]]が始まり。
* [[水力発電]]稼働の地
*: 1888年(明治21年)、宮城紡績会社が旧仙台区三居沢(現仙台市青葉区荒巻字三居沢)に自家用水力発電を設けたのが始まり(世界でも2例目)。
*: 現在も[[東北電力]][[三居沢発電所]]として稼働中。発電所上屋、発電設備は国の[[登録有形文化財]]に登録。
* [[フィギュアスケート]]発祥の地
*: 1897年(明治30年)ごろ、米国人のデブィソンが[[仙台城]]の堀である[[五色沼 (仙台市)|五色沼]]で子供達にフィギュアスケートを教えたことに始まるとされる。
* 電気化学工業発祥の地
*: 1902年(明治35年)、上記宮城紡績会社の後身企業である宮城紡績電灯会社が仙台市三居沢において[[電気炉]]を用いた[[カーバイド]]の製造に成功したのが始まり。
* 鉄筋コンクリート橋梁架橋の地
*: 1909年(明治42年)、市内を流れる[[広瀬川 (宮城県)|広瀬川]]に架かる[[広瀬橋 (仙台市)|広瀬橋]]が鉄筋コンクリート橋梁に架け替えられたのが始まり。この鉄筋コンクリート橋梁は1959年(昭和34年)に現在の鋼桁橋に架け替えられたため、現存しない。
* [[大学]]の女性門戸開放発祥の地(日本初の[[女子大生]]誕生の地)
*: 1913年(大正2年)、[[東北帝国大学]]理科大学(現[[東北大学]][[理学部]])に[[黒田チカ]]、[[牧田らく]]、[[丹下ウメ]]ら3人の女性研究者が入学したのが始まり。
* [[地下駅]]ならびに[[地下鉄]]開業の地
*: 1925年(大正14年)、[[宮城電気鉄道]]によって開設された[[仙台駅]]とそこに至る路線は日本初の[[地下駅]]ならびに[[地下鉄]]とされている。
*: 日本初の[[地下鉄]]である[[東京メトロ銀座線]]の開業は、宮城電気鉄道仙台駅開業の2年後の1927年(昭和2年)。
* [[鉄道]]の[[交流電化]]発祥の地
*: 1955年(昭和30年)、商用周波数による交流電化試験のため国鉄[[仙山線]][[陸前落合駅]] - [[熊ケ根駅]]間が試験線として交流電化されたのが始まり。
*: 1957年(昭和32年)からは交流電化区間を同線[[仙台駅]] - [[作並駅]]間に延長し営業運転を開始。
 
=== 「センダイ」と名の付く動植物 ===
'''時期は年によって違うが毎年開催'''
; [[センダイハギ]](千代萩、仙台萩:''Thermopsis lupinoides '')
*荒吐(アラバキ)ロックフェスティバル
; [[ムラサキセンダイハギ]](紫千代萩:''Baptisia australis'')
**[[仙台港]]周辺や[[多賀城市]]で大規模に行われる音楽祭。この音楽祭の名前の 「アラバキ」 は、[[陸奥国]]鎮守の[[多賀城]]にある 「'''阿良波々岐明神''' ([[アラハバキ]])」 に由来する (アラバキとアラハバキは同義。漢字は当て字なので数種ある)。「アラバキ」 は、古代の東北地方の住民であった[[蝦夷]]の土俗神、もしくは、古代の東北地方に住んでいた民族名の1つともいわれる。古代の[[畿内]]政権側の「[[多賀城]]」と[[蝦夷]]側の「アラバキ神」が同居する[[多賀城市]]周辺の一大イベント。
: 原産地は北米。
*MEGA☆ROCKS
; [[センダイシダレ]](仙台枝垂)
**仙台市内にある多数のライブハウスが連携して行うライブイベント。
; [[センダイヤ]](仙台屋:''Cerasus jamasakura 'Sendaiya''')、センダイヤザクラ(仙台屋桜)
: [[仙台藩]]から移住してきた佐伯氏が、現・[[高知県]][[高知市]]中須賀で始めた「仙台屋」の屋敷に植えた[[桜]]で、[[土佐藩]]主・[[土佐山内氏|山内家]]にも献上された<ref name="Kochi240">[https://www.city.kochi.kochi.jp/deeps/01/0104/rekishi/re0404.htm 240仙台屋桜](高知市広報「あかるいまち」2004年4月号)</ref>。周辺住民から「仙台屋の桜」と呼ばれていたが、高知県出身で「日本の植物学の父」とされる[[牧野富太郎]]が品種として命名した。センダイヤは[[サトザクラ]]群の[[栽培品種]]で、葉が赤く、花は一重で5枚の花弁が付き、[[ソメイヨシノ]]より数日遅く濃紅色の花を開花する。虫が付きにくいため、消毒作業による都市環境・自然環境への負荷が低い品種と考えられており、[[2002年]](平成14年)より[[神奈川県]][[横浜市]]では[[青葉区 (横浜市)|青葉区]]役所付近の[[鶴見川]]沿いに植樹されて桜並木を形成しつつある<ref>[http://www.tokyu.co.jp/contents_index/urbanlife/midolink/2012report/report08.html 田園都市線から桜並木が見える鶴見川]([[東急電鉄]])</ref>。
; [[センダイヨシノ]](仙台吉野)
: [[坂庭清一郎]]が仙台市で、仙台周辺に多い[[ヤエベニシダレ]](八重紅枝垂)と、ソメイヨシノ(染井吉野)とを交配して作った[[八重咲き]]の桜の一品種(→[[榴岡公園]])。
; [[センダイソウ]](仙台草:''Saxifraga sendaica'')
: ロシア人の[[カール・ヨハン・マキシモヴィッチ]]博士によって命名された。[[紀伊半島]]、[[四国]]、[[九州]]に自生し、仙台市には自生しない。
; [[センダイゾウ]](仙台象:''Sinomastodon sendaicus'')
: 絶滅種。
; [[センダイムシクイ]]
: スズメ目ウグイス科の渡り鳥。
; [[センダイウイルス]] (Sendai Virus:Sev) (Hemagglutinating virus of Japan <nowiki>:</nowiki> HVJ)
: [[石田名香雄]](元東北大学総長)らにより東北大学医学部で発見された。[[細胞融合]]を起こす[[ウイルス]]として[[バイオテクノロジー]]の分野で重要視されている。[[遺伝子治療]]において、導入する[[遺伝子]]を目標組織の細胞に運ぶ[[ベクター (遺伝子工学)|ベクター]]として有望視されている。
 
==出身関連著名人==
{{see|[[仙台市出身の人物一覧]]}}
 
==作品==
'''3年毎の開催'''
仙台を舞台とした作品、仙台でロケーションが行われた作品を記載する。
*「[http://www.simc.jp/ 仙台国際音楽コンクール]」
**世界の3大音楽コンクールの1つである「[[チャイコフスキー]]国際コンクール」のジュニア部門が、1995年に仙台市で開催された(第2回 若い音楽家のための[[チャイコフスキー]]国際コンクール)。その経験をもとに、2001年から3年毎に、[[協奏曲|コンチェルト]](協奏曲)専門の仙台国際音楽コンクールが開催されている。全世界から[[バイオリン]]部門と[[ピアノ]]部門をあわせて300人以上の応募があり、[[パリ]]・[[ウィーン]]・[[上海]]・仙台・[[ニューヨーク]]でオーディションを行い、仙台での本選は仙台フィルハーモニー管弦楽団の伴奏のもと行われる。
 
=== 施設映画 ===
{{See|せんだい・宮城フィルムコミッション}}
仙台市の文化施設は、市が設置・運営している施設の他、市の外郭団体、民間が設立・運営(電力ホールなど)しているものがある。
* 磯川兵助功名噺(1942年)
* 第五列の恐怖(1942年)
* 出征前十二時間(1943年)
* 三尺三五平(1944年)
* [[真珠母 (映画)|真珠母]](1953年、[[松竹]])
* [[大地の侍]](1956年、[[東映]])
* [[新日本珍道中(東日本の巻)]](1958年、[[新東宝]])
* [[キングコング対ゴジラ]](1962年、[[東宝]])
* [[惜別の歌]](1963年、[[日活]])
* [[赤い殺意]](1964年、日活)
* [[青葉繁れる#映画|青葉繁れる]](1972年、東宝)
* [[トラック野郎・御意見無用]](1975年、東映)
* [[名門!多古西応援団#映画|名門!多古西応援団]](1987年、東映)
* [[ゴジラvsメカゴジラ]](1993年、東宝)
* [[国会へ行こう!]](1993年、東宝)
* [[デッドヒート (映画)|デッドヒート]](1995年、[[東宝東和]])
* [[ガメラ2 レギオン襲来]](1996年、[[大映]])
* [[緑の街 (映画)|緑の街]](1998年、[[ファー・イースト・クラブ]])
* [[故郷 (1999年の映画)|故郷]](1999年、東映)
* [[非・バランス]](2001年、メディアボックス / [[日本ビクター]])
* [[半落ち#映画|半落ち]](2004年、東映)
* [[千の風になって#概要|千の風になって(天国への手紙)]](2004年、[[シネカノン]])
* [[小春小町]](2004年、松竹)
* [[アヒルと鴨のコインロッカー#映画|アヒルと鴨のコインロッカー]](2007年、[[ザナドゥー (企業)|ザナドゥー]])
* [[重力ピエロ#映画|重力ピエロ]](2009年、[[アスミック・エース]])
* [[ラッシュライフ#映画|ラッシュライフ]](2009年、[[東京芸術大学]])
* [[Mr.カラスコ|カラスコライダー]](2009年、[[ジョリー・ロジャー (企業)|ジョリー・ロジャー]])
* [[ゴールデンスランバー#映画|ゴールデンスランバー]](2010年、東宝)
* [[苦い蜜 ~消えたレコード~]](2010年、[[アステア (日本の企業)|アステア]])
* [[育子からの手紙]](2010年、「育子からの手紙」製作委員会)
* [[春との旅]](2010年、[[ティ・ジョイ]] / アスミック・エース)
* [[パートナーズ]](2010年、[[東京テアトル]])
* [[相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜]](2010年、東映)
* [[アサシン (日本の映画)|An Assassin アサシン]](2011年、東映)
* [[ポテチ (伊坂幸太郎)#映画|ポテチ]](2012年、[[博報堂DYミュージック&ピクチャーズ|ショウゲート]])
* [[100回泣くこと#映画|100回泣くこと]](2013年、ショウゲート)
* [[Jリーグ設立20周年記念ショート映画「旅するボール」]](2013年)<ref>{{Cite web |title=公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) |url=https://aboutj.jleague.jp/corporate/pressrelease/post.php?code=IMPORTRELEASE00030805&y=&m=&q= |website=公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) |access-date=2025-05-21 |language=ja}}</ref>
* [[救いたい]](2014年、[[AMGエンタテインメント]])
* [[図書館戦争 (実写作品)#映画第2作|図書館戦争 -THE LAST MISSION-]](2015年、東宝)
* [[俺物語!!#映画|俺物語!!]](2015年、東宝)
* [[風のたより (映画)|風のたより]](2015年、[[プロジェクト ドーン|プロジェクト]] [[プロジェクト ドーン|ドーン]])
* [[無伴奏 (映画)|無伴奏]](2016年、[[アークエンタテインメント]])
* [[殿、利息でござる!]](2016年、松竹)
* [[サバイバルファミリー]](2017年、東宝)
* [[Vegalta: Soccer, Tsunami and the Hope of a Nation]](2017年)<ref>{{Citation|title=Vegalta: Soccer, Tsunami and the Hope of a Nation|last=Hurcombe|first=Douglas|last2=Trodd|first2=Geoff|date=2017-02-18|url=https://www.imdb.com/title/tt5636358/|publisher=Bill and Ben Productions, Cling Film|others=Kanako Abe, Shingo Akamine, Takeo Azumi|access-date=2025-05-21}}</ref>
* [[ReLIFE#映画|ReLIFE リライフ]](2017年、松竹)
* [[ダイヤモンドは砕けない#実写映画|ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章]](2017年、東宝 / [[ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ|ワーナー・ブラザース映画]])
* [[君の笑顔に会いたくて]](2017年、[[ジャパン・スローシネマ・ネットワーク]])
* [[祈りの幕が下りる時]](2018年、東宝)
* [[生きる街]](2018年、アークエンタテインメント / [[太秦株式会社|太秦]])
* [[ママレード・ボーイ#実写映画|ママレード・ボーイ]](2018年、ワーナー・ブラザース映画)
* [[アイネクライネナハトムジーク (小説)#映画|アイネクライネナハトムジーク]](2019年、[[ギャガ]])
* [[ラストレター (映画)|ラストレター]](2020年、東宝)
* [[風の電話 (映画)|風の電話]](2020年、[[ブロードメディア|ブロードメディア・スタジオ]])
* [[弥生、三月-君を愛した30年-]](2020年、東宝)
* [[Life 線上の僕ら]](2020年、[[バップ]])
* [[護られなかった者たちへ#映画|護られなかった者たちへ]](2021年、松竹)
* [[偶然と想像]](2021年、[[Incline]])
* [[余命10年#映画|余命10年]](2022年、ワーナー・ブラザーズ映画)
* [[天間荘の三姉妹 スカイハイ#映画|天間荘の三姉妹]](2022年、東映)
* [[スイート・マイホーム#映画|スイート・マイホーム]](2023年、日活 / 東京テアトル)
* [[キリエのうた#映画|キリエのうた]](2023年、東映)
* [[パレード (2024年の映画)|パレード]](2024年、[[Netflix]])
* [[ラストマイル]](2024年、東宝)
* [[新幹線大爆破 (2025年の映画)|新幹線大爆破]](2025年、Netflix)
 
=== テレビドラマ ===
<u>ホール・会館・ライブハウス、社会教育施設、文化施設、[[図書館]]などの公共施設は、[[仙台市の公共施設一覧]]を参照のこと。</u>
* [[二人の星]](1965年、[[TBS系列|TBS]])
* [[パンとあこがれ]](1969年、TBS)
* [[樅ノ木は残った (NHK大河ドラマ)|大河ドラマ 樅ノ木は残った]](1970年、[[日本放送協会|NHK]])
* [[青葉繁れる#テレビドラマ|青葉繁れる]](1972年、TBS)
* [[空は七つの恋の色]](1978年、[[読売テレビ放送|よみうりテレビ]])
* [[西部警察 PART-III]]「杜の都・激震!! -宮城・前篇-」「仙台爆破計画 -宮城・後篇-」(1983年、[[テレビ朝日]])
* [[はね駒|連続テレビ小説 はね駒]](1986年、NHK)
* [[嫉妬 (1986年のテレビドラマ)|嫉妬]](1986年、テレビ朝日)
* [[独眼竜政宗 (NHK大河ドラマ)|大河ドラマ 独眼竜政宗]](1987年、NHK)
* [[ずっとあなたが好きだった]](1992年、TBS)
* [[独眼竜の野望 伊達政宗]](1993年、テレビ朝日)
* [[喪失の儀礼#テレビドラマ|松本清張スペシャル 喪失の儀礼]](1994年、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]])
* [[愛と野望の独眼竜 伊達政宗]](1995年、TBS)
* [[杜の都 恋物語]](1997年 - 1999年、[[東日本放送]])
* [[君の手がささやいている#テレビドラマ|君の手がささやいている]](1999年、テレビ朝日)
* [[ざこ検事 潮貞志の事件簿]](2002年 - 2005年、TBS)
* [[しあわせギフトお届け人]](2004年、[[フジテレビジョン|フジテレビ]])
* [[天花 (テレビドラマ)|連続テレビ小説 天花]](2004年、NHK)
* [[フリー女子アナの殺人リポート]](2006年、テレビ朝日)
* [[医師・円城寺修]](2011年 - 2012年、TBS)
* [[造花の蜜#テレビドラマ|造花の蜜]](2011年、WOWOW)
* [[河北新報のいちばん長い日#テレビドラマ|明日をあきらめない…がれきの中の新聞社〜河北新報のいちばん長い日〜]](2012年、[[テレビ東京]])
* [[小さな神たちの祭り]](2019年、[[東北放送]])
* [[おかえりモネ|連続テレビ小説 おかえりモネ]](2021年、NHK)
* [[ペペロンチーノ (テレビドラマ)|ペペロンチーノ]](2021年、NHK)
* [[#居酒屋新幹線#シーズン1|#居酒屋新幹線]](2021年 - 2022年、[[毎日放送|MBS]])
 
=== アニメ映画 ===
[[仙台市博物館]]や[[仙台市天文台]]などの[[社会教育]]施設は、基本的に施設維持のため有料であるが、2002年から[[仙台都市圏]]の小中学生を対象にして発行された「[http://www.city.sendai.jp/kyouiku/kids/passport/ どこでもパスポート]」を利用すると、[[土曜日]]、[[日曜日]]、[[休日]]、[[春休み]]、[[夏休み]]、[[秋休み]]、[[冬休み]]の期間は所持している小中学生に限り無料で利用することができる。
 
* [[Wake Up, Girls!#Wake Up, Girls! 七人のアイドル|Wake Up, Girls! 七人のアイドル]](2014年、[[TOHO animation|東宝映像事業部]])
現在新規に計画されている公共施設は、仙台駅東口にミュージカル(主に劇団四季)用劇場、西公園に能楽堂の計画がある。なお、長町副都心に音楽堂を設置する計画があったが現在は凍結されている。
* [[Wake Up, Girls!#Wake Up, Girls! 青春の影 / Beyond the Bottom|Wake Up, Girls! 青春の影]](2015年、東宝映像事業部)
* [[Wake Up, Girls!#Wake Up, Girls! 青春の影 / Beyond the Bottom|Wake Up, Girls! Beyond the Bottom]](2015年、東宝映像事業部)
* [[呪術廻戦 (アニメ)#劇場版 呪術廻戦 0|劇場版 呪術廻戦 0]](2021年、東宝)
* [[BLUE GIANT#劇場アニメ|BLUE GIANT]](2023年、東宝映像事業部)
 
=== テレビアニメ ===
* [[かんなぎ (漫画)#テレビアニメ|かんなぎ]](2008年)
* [[戦国BASARA#テレビアニメ|戦国BASARA]](2009年 - 2014年)
* [[Wake Up, Girls!#テレビアニメ|Wake Up, Girls!]](2014年 - 2018年)
* [[ハイキュー!!#アニメ|ハイキュー!!]](2014年 - 2020年)
* [[くまみこ#テレビアニメ|くまみこ]](2016年)
* [[ジョジョの奇妙な冒険 (テレビアニメ)|ジョジョの奇妙な冒険]] [[ダイヤモンドは砕けない]](2016年)
* [[宇崎ちゃんは遊びたい!#テレビアニメ|宇崎ちゃんは遊びたい!]](2020年 - 2022年)
* [[呪術廻戦 (アニメ)|呪術廻戦]](2020年 - )
* [[バクテン!!]](2021年)
 
== 仙台市を舞台にした作品 ==
=== 小説 ===
映像化された作品を'''太字'''で示す。
*[[パラサイト・イヴ]] (著者 : [[瀬名秀明]])
**明確に仙台を舞台としていないが、情景描写として[[東北大学]][[薬学部]]や[[医学部]]、およびその周辺などが用いられている。映画版では仙台を舞台としていない。著者は、執筆当時に[[東北大学]]大学院薬学部研究科博士課程に在籍していた。
*青葉繁れる (著者 : [[井上ひさし]])
**[[仙台一高]]が舞台
*鉄塔家族 (著者 : [[佐伯一麦]])
*ア・ルース・ボーイ (著者 : 佐伯一麦)
*最後の奇跡 (著者 :[[青山圭秀]])
 
==== 紀行文・[[俳諧伊坂幸太郎]]作品 ====
*[[奥の細道]] (著者 : [[松尾芭蕉]])
 
* [[オーデュボンの祈り]](2000年)
=== 映画作品 ===
* '''[[ラッシュライフ]]'''(2002年
*大地の侍(1956年)
* '''[[重力ピエロ]]'''(2003年)
*惜別の歌(1963年)
* '''[[アヒルと鴨のコインロッカー]]'''(2003年)
*赤い殺意([[1964年]])
* [[グラスホッパー (小説)|'''グラスホッパー''']](2004年)
*青葉繁れる(1972年)
* '''[[死神の精度]]'''(2005年)
*国会へ行こう!(1993年)
* [[魔王 (伊坂幸太郎)|魔王]](2005年)
*緑の街(1997年 [[小田和正]])
* [[砂漠 (小説)|砂漠]](2005年)
*非・バランス([[2001年]])
* '''終末風になって([[2004フール'''(2006]]
* '''[[フィッシュストーリー]]'''(2007年)
** [[ポテチ (伊坂幸太郎)|'''ポテチ''']]
* '''[[ゴールデンスランバー]]'''(2007年)
* あるキング(2009年)
* '''[[マリアビートル]]'''(2010年)
* [[夜の国のクーパー]](2012年)
* ガソリン生活(2013年)
* 首折り男のための協奏曲(2014年)
* [[アイネクライネナハトムジーク (小説)|'''アイネクライネナハトムジーク''']](2014年)
* キャプテンサンダーボルト(2014年、[[阿部和重]]との共作)
* 火星に住むつもりかい?(2015年)
* ホワイトラビット(2017年)
* フーガはユーガ(2018年)
 
==== 連続ドラマその他作品 ====
* 南小泉村(1909年、[[真山青果]])
*[[天花 (朝ドラ)|天花]]([[2004年]])
* [[ポラーノの広場]](1934年、[[宮沢賢治]])
*二つの星([[1965年]]「木下恵介アワー」内のドラマ)
* [[惜別]](1945年、[[太宰治]])
* [[美しい星 (小説)|美しい星]](1962年、[[三島由紀夫]])
* それぞれの機会(1964年、[[日向康]])
* '''[[青葉繁れる]]'''(1973年、[[井上ひさし]])
* '''[[ぼくらの七日間戦争]]''' (1985年、[[宗田理]])
* ア・ルース・ボーイ(1991年、[[佐伯一麦]])
* '''[[パラサイト・イヴ]]'''(1995年、[[瀬名秀明]])
* 魔術師(1999年、[[恩田陸]])
* 最後の奇跡(2000年、[[青山圭秀]])
* 無花果日記(2002年、[[若合春侑]])
* '''[[滅びのモノクローム]]'''(2002年、[[三浦明博]])
* 鉄塔家族(2004年、佐伯一麦)
* 虹色にランドスケープ(2005年、[[熊谷達也]])
* タマゴマジック(2016年、恩田陸)
* 象の皮膚(2021年、[[佐藤厚志]])
* なぜ、そのウイスキーが死を招いたのか(2021年、[[三沢陽一]])
 
=== ノンフィクション・エッセイ ===
=== 時代劇 ===
* [[藤野厳九郎|藤野先生]](1932年、[[魯迅]])
*[[独眼竜政宗 (ドラマ)|独眼竜政宗]]
* [[仙台学]](仙台学編集室)
=== その他のドラマ ===
* [[伊坂幸太郎#エッセイ|仙台ぐらし]](2012年、伊坂幸太郎)
*[[ずっとあなたが好きだった]] (1992年。[[東京]]と仙台が舞台)
*杜の都恋物語
*しあわせギフトお届け人シリーズ
*ざこ検事 潮貞志の事件簿シリーズ
 
=== 漫画作品紀行文・俳諧 ===
* [[おくのほそ道]]([[松尾芭蕉]])
*[[ダイヤモンドは砕けない]]-[[ジョジョの奇妙な冒険]]第4部-([[荒木飛呂彦]])
* [[街道をゆく]]([[司馬遼太郎]])
*パスポート・ブルー ([[石渡治]])
:中学校編までは東京の下町、中学卒業後からは仙台を舞台にしている作品である。同作品では仙台城址青葉山公園や隅櫓が忠実に描かれており、作中に出てきた青葉高校は東北大学の近くに立地する宮城県仙台第二高等学校をモデルにしたといわれている。
*BLUE CITY ([[かどたひろし]])
*真夏の夜のユキオンナ ([[大山玲]])
 
=== 楽曲漫画 ===
映像化された作品を'''太字'''で示す。
*[[荒城の月]] (作詞:[[土井晩翠]]。作曲:[[滝廉太郎]]。編曲:[[山田耕筰]])
* [[ア・ホーマンス#あらすじ|'''ア・ホーマンス''']]([[狩撫麻礼]]原作・[[たなか亜希夫]]作画)
*[[青葉城恋唄]] (作詞:星間船一。作曲:[[さとう宗幸]]) 唄:[[さとう宗幸]]
* [[カルラ舞う!|'''変幻退魔夜行 カルラ舞う!''']](1986年 - 1993年、[[永久保貴一]])
* '''[[ジョジョの奇妙な冒険]] Part4 [[ダイヤモンドは砕けない]]'''(1992年 - 1995年、[[荒木飛呂彦]])
* [[イマジン (漫画)|'''イマジン''']](1994年 - 1999年、[[槇村さとる]])
* [[パスポート・ブルー]](1999年 - 2001年、[[石渡治]])
* [[辣韮の皮〜萌えろ!杜の宮高校漫画研究部〜]](2000年 - 2009年、[[阿部川キネコ]])
* '''[[太陽の黙示録]]'''(2002年 - 2010年、[[かわぐちかいじ]])
* [[かんなぎ (漫画)|'''かんなぎ''']](2005年 - 2017年、[[武梨えり]])
* [[まねきねこ不動産]](2009年 - 2021年、[[空乃さかな]])
* [[トモダチごっこ]](2011年 - 2012年、[[ももち麗子]])
* ジョジョの奇妙な冒険 Part8 [[ジョジョリオン]](2011年 - 2021年、荒木飛呂彦)
* '''[[ハイキュー!!]]'''(2012年 - 2020年、[[古舘春一]])
* '''[[BLUE GIANT]]'''(2013年 - 2016年、[[石塚真一]])
* [[ケッパレ 松原さん!]](2014年 - 2015年、[[シロヤギ]])
* [[インフェクション (漫画)|インフェクション]](2015年 - 2022年、[[及川徹]])
* [[呪術廻戦#東京都立呪術高等専門学校(0巻)|'''東京都立呪術高等専門学校''']](2017年、[[芥見下々]])
* '''[[宇崎ちゃんは遊びたい!]]'''(2017年 - 、丈)
* '''[[呪術廻戦]]'''(2018年 - 2024年、芥見下々)
* [[グラゼニ#パ・リーグ編|グラゼニ 〜パ・リーグ編〜]](2018年 - 2021年、[[コージィ城倉|森高夕次]]原作・[[足立金太郎]]作画)
* [[初恋*れ〜るとりっぷ]] (2018年 - 2021年、[[永山ゆうのん]])
* かみあそび!~カードゲーマー少女の日常~(2024年 - 、文月いつか原作・森もりん作画)<ref>{{Cite web |title=『かみあそび!~カードゲーマー少女の日常~(1)』(文月 いつか,森 もりん) 製品詳細 講談社 |url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000404413 |website=講談社「おもしろくて、ためになる」を世界へ |access-date=2025-05-22 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://x.com/fumizuki_itsuka/status/1828814490273812534 |title=X(文月いつか) |access-date=2025-05-22}}</ref>
 
=== スポ ===
* [[双界儀]] - [[スクウェア・エニックス]]の[[PlayStation (ゲーム機)|PS]]用ゲームソフト。および、これを原作とした小説と漫画。
=== プロ スポーツ チーム ===
* [[スマガ]]([[ニトロプラス]]の[[PCゲーム]])
*仙台市に ''"本拠地"'' を置くチーム
* THE営業道(ジョルダンの[[ニンテンドーDS]]用ソフト)
:*[[ベガルタ仙台]] (プロ[[サッカー]]・[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]2部)
* [[放課後恋愛クラブ -恋のエチュード-]]
:*[[東北楽天ゴールデンイーグルス]] ([[プロ野球]]・[[パシフィックリーグ]])
* [[サクラ大戦]] - [[セガ]]の[[セガサターン|SS]]、[[ドリームキャスト|DC]]用ゲームソフト。および、これを原作とした小説と漫画
:*[[仙台89ERS]](エイティナイナーズ) (プロ[[バスケットボール]]・[[日本プロバスケットボールリーグ|bjリーグ]])
 
=== 楽曲 ===
以上3球団が仙台市に本拠を置いている。特に、ベガルタ仙台は市民との密着性が高く、観客動員数はJ2内でトップ、J1と比較しても中位くらいの人気球団である。
* [[荒城の月]](作詞:[[土井晩翠]]、作曲:[[瀧廉太郎]]、編曲:[[山田耕筰]])
* 七夕哀歌(作詞:[[里村龍一]]、作曲:[[伊藤薫]]、編曲:[[石倉重信]]) 唄:[[石原詢子]]
* [[城下町の女|悲恋草]](作詞:[[杉紀彦]]、作曲:[[遠藤実]]、唄:[[三橋美智也]])
* [[哀愁列島 十二人の女たち|仙台発かなしみ行]](作詞:[[星野哲郎]]、作曲:[[叶弦大]]、歌:[[小林旭]])
* [[青葉城恋唄]](作詞:星間船一、作曲:[[さとう宗幸]]) 唄:さとう宗幸
* [[ミス仙台]](作詞:[[西條八十]]、作曲:[[古関裕而]]) 唄:[[二葉あき子]]/[[コロムビア・ローズ#二代目コロムビア・ローズ|二代目コロムビア・ローズ]]/[[島倉千代子]]
 
== 脚注 ==
*仙台市を ''"準本拠地"'' とするチーム
{{脚注ヘルプ}}
:*[[NECブルーロケッツ]] ([[バレーボール]]・男子[[Vリーグ]])
=== 注釈 ===
:*[[NECレッドロケッツ]] (バレーボール・女子Vリーグ)
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
 
== 参考文献 ==
バレーボールのVリーグは、従来、全国各地を巡回しながらの「集中開催方式」をとってきたが、近年、それぞれのチームの練習場がある都府県を中心に「ホームゲーム」を公式に標榜しながら開催する方式も一部採用するようになってきた。その流れの中、[[東京都]][[府中市 (東京都)|府中市]]に練習場がある男子VリーグのNECブルーロケッツが、2004-05年シーズンから仙台市を "準本拠地" として「ホームゲーム」を開催し始め、2005-06年シーズンでも「ホームゲーム」の半分(3試合)を仙台市で開催することとなった。また、[[神奈川県]][[川崎市]]に練習場がある女子VリーグのNECレッドロケッツも、2005-06年シーズンから仙台市で「ホームゲーム」(1試合)を開催することになった。但し、この2チームの仙台での「ホームゲーム」は興行的意味合いが強く、仙台に地域密着をしているとは言い難い。そのため、市民全体に浸透するかどうかは未知数である。因みに、NECブルーロケッツの主将の[[大村悟]]は仙台出身、NECレッドロケッツのエースにして全日本のエースでもある[[大友愛]]も仙台出身である。
{{節スタブ}}
* コンサイス日本地名事典 <第3刷> 編:三省堂編修所、出版:株式会社[[三省堂]]、1989年12月15日第3刷発行。
 
== 関連項目 ==
2005年7月、[[みちのくプロレス]] (略:みちプロ) が[[岩手県]][[盛岡市]]から仙台市に本拠地を移した。同時に、女子プロレス団体の SENDAI Girls' Pro-Wrestling (仙台女子プロレス。略:仙女) を立ち上げた ([[プロレス]]がスポーツなのかエンターテイメントなのかは議論がある)。また、プロではないが、[[JFL (サッカー)|JFL]]所属の実業団チーム・[[ソニー仙台サッカー部]] (本拠地:[[多賀城市]]) も市民に人気がある。
{{Sisterlinks
 
|commons=仙台市
==== 仙台と山形のライバル関係 ====
|commonscat=Sendai,_Miyagi
仙台と[[山形市|山形]]は、それぞれ[[蔵王連峰]]の東と西に位置しているため、峠道は存在したが、[[古代]]から[[近世]]にかけては交流が無いに等しかった。しかし、明治以降、[[仙山線]]・[[国道48号]]・[[国道286号]]・[[山形道]]と次々と連絡経路が造られ、仙台市が[[政令指定都市|政令市]]になる時の合併で市域が隣接するに到り、お互いの交流関係がどんどん深まっていった。その過程で、[[芋煮会|芋煮]]においてライバル関係になっていった。
|q=no
 
|v=no
近年では、[[仙台都市圏]]と[[山形県]][[村山地方]]との間の「双子都市化」を背景として、両市の間のスポーツ交流が盛んになると同時に、激しいライバル関係にあるチームが出てきた。特に、[[日本プロサッカーリーグ|J2]]公式戦において、[[ベガルタ仙台]]と[[モンテディオ山形]]との間で行われる'''東北ダービー'''(みちのくダービー)は、スタジアムが満員になる程の観客数を呼び込むJ2最大のカードとなっている。2005年は計4試合の'''東北ダービー'''が行われる。両チームのサポーターの間での応援合戦は激しく、試合自体も白熱する。
|voy=ja:仙台市
 
|d=Q46747
又、スポーツの種類の垣根を越えて、仙台と山形にそれぞれ本拠を置くプロスポーツチームが一緒になって、イベントなどを開こうと模索されている(東北地方に本拠地を置くプロスポーツチームは、仙台3チーム、山形2+1チームの計5+1チームのみ。但し、他県にもクラブチームとして地域に根ざしているチームが幾つかある)。
}}
;山形に本拠をおくプロスポーツチーム
{{See also|Category:仙台市}}
*[[モンテディオ山形]](プロサッカー・[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]2部)
{{Div col|cols=3}}
*[[パイオニア・レッドウイングス]](バレーボール・女子[[Vリーグ]])
* [[杜の都]]
**[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]の二軍([[プロ野球]]・[[イースタン・リーグ]])
* [[仙台市の音楽イベント]]
 
* [[仙台・宮城デスティネーションキャンペーン]]
他に、自然の障壁を越えて意識しあう関係の二都市としては、[[甲府市|甲府]]と[[静岡市|静岡]]([[富士山]])、[[岡山市|岡山]]と[[高松市|高松]]([[瀬戸大橋]])、[[広島市|広島]]と[[松山市|松山]]などがある。
* [[仙台市都心部]]
 
* [[仙台の地形]]
==== 仙台フランチャイズ時代のロッテオリオンズ ====
* [[仙台の気候]]
[[1973年|1973]]~[[1977年|77年]]に[[千葉ロッテマリーンズ|ロッテオリオンズ]]が当市を事実上の[[プロ野球地域保護権|フランチャイズ]]として使用していた。([[1973年]]は[[東京都]]に地域権があったため準本拠扱い。[[1974年]]から正式に[[宮城県]]に地域権が移った)しかし、これは前年([[1972年]])に[[東京スタジアム (野球場)|東京スタジアム]]が閉鎖された同チームが東京近郊に新しいホームスタジアムができるまでのつなぎという意味合いが強く、[[1978年]]に[[横浜ベイスターズ|大洋ホエールズ]]が撤退した[[川崎球場]]([[神奈川県]][[川崎市]])に移転したが、それ以後も準本拠として多い年では年10試合程度使用された。
* [[仙台のスポーツ]]
 
* [[仙台の著名人一覧]]
==== ライブドアの仙台本拠地宣言から楽天承認まで ====
* [[仙台市内の公共施設一覧]]
*[[2004年]][[9月16日]]、[[インターネット]]関連企業「[[ライブドア]]」の100%出資子会社「[[ライブドアベースボール]]」が日本プロ野球機構(NPB)に加盟申請。新球団の本拠地を'''仙台'''([[県営宮城球場]])とする発表が出された。仙台市民および浅野県知事は、「やっと仙台にもプロ野球チームができる」と、応援している。
* [[仙台都市圏]]
*2004年[[9月22日]]、<!--正確な日時を知っている方は修正お願いします。-->同じくインターネット関連企業「楽天」も本拠地を'''仙台'''にするという声明が出された。この声明によって、宮城県及び仙台市側は、うれしさの反面、プロ野球球団が混在する状態になるため混乱すると言う声もあがった。
* [[仙塩]]
*2004年[[11月2日]]、プロ野球オーナー会議にて[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]の加盟が正式承認された。
* [[南東北]]
*''詳細については[[プロ野球再編問題 (2004年)]]を参照。''
* [[仙台地方]]
 
* [[仙台平野]]
=== スポーツ イベント ===
* [[伊達氏]]
*7月 「[http://www.sendaihalf.com/ 仙台国際ハーフマラソン大会]」
* [[仙台城]]
*8月 自転車[[ロードレース (自転車競技)|ロードレース]] 「[[三笠宮]]杯ツール・ド・とうほく」
* [[仙台藩]]
*9月 「[http://www.sendaicup.com/ 仙台カップ国際ユースサッカー大会]」 ([[仙台スタジアム]])
* [[仙台路]]
*11月 「[[全日本大学女子駅伝対校選手権大会]]」 (別称:「杜の都駅伝」)
* [[小惑星]][[仙台 (小惑星)|(3133) Sendai]]
 
{{Div col end}}
 
''プロスポーツ ツアー''
*5月 (プロ)[[マウンテンバイク]] 「[http://www.japan-mtb.org/ JCFジャパンシリーズ]」 XC J1第2戦 ([[泉ヶ岳]])
*6月 [[日本ゴルフツアー機構|男子プロゴルフ]] 「JCBクラシック仙台」 (表蔵王国際GC - [[柴田町]])
*7月 (プロ)[[トライアスロン]] 「[http://www.jtu.or.jp/race/japancup/index.html Japan Cup]」 第4戦 (兼Asia Cup) ([[七ヶ浜町]])
*9月 プロ[[サーフィン]] 「[http://www.jpsa.com/ Japan Pro Surfing Tour]」 第4戦 ([[仙台港]])
*9月 女子プロ[[ゴルフ]] 「ダンロップ女子オープン」 (利府GC - [[利府町]])
 
 
''プロ カーレース ツアー''
*4月 「[[スーパー耐久]]」 第1戦 ([[仙台ハイランド]])
*5月 「[[フォーミュラ・ニッポン]]」 第3戦 ([[スポーツランドSUGO]] - [[村田町]])
*7月 「[[Super GT|スーパーGTカーレース]]」 第4戦 (スポーツランドSUGO - 村田町)
*10月 「[[スーパー耐久]]」 第7戦 (スポーツランドSUGO - 村田町)
 
 
''プロ [http://www.mfj.or.jp バイクレース] ツアー'' ([[スポーツランドSUGO]] - [[村田町]])
*4月 「全日本[[モトクロス]]選手権」 第2戦
*8月 「全日本[[ロードレース (オートバイ)|ロードレース]]選手権」 第5戦 ([http://superbike.jp スーパーバイク]、GP250、125)
*10月 「全日本モトクロス選手権」 第10戦
*10月 「全日本トライアル選手権」 第8戦
*10月 「全日本[[ドラッグレース]]選手権」 第4戦
*11月 [[トライアル]] 「グランドチャンピオン大会」
 
**仙台市内に[[仙台ハイランド]]、隣接する[[村田町]]に[[スポーツランドSUGO]]と2つのサーキット場を抱えているため、市民には[[モータースポーツ]]愛好者が多い。
**仙台は雪質がそれほどよくなく、暖冬の年にはスキー場の積雪が充分でないため、全日本や国際大会は開かれない。しかし、仙台は[[スキー]]や[[スノーボード]]が盛んな地域であるため、中心部から車で1時間程度で行けるスキー場では、深夜までナイター営業をしており、アフター5でも充分に楽しめるようになっている。また、週末に24時間営業を行っているスキー場もあり、スキー場での音楽イベントや花火などを楽しんだり、早朝の引き締まった雪を味わったりと、多様な楽しみ方が出来る。
 
*1897年(明治30年)頃、イギリス人宣教師のデヴィソンが、旧制二高(現在の[[東北大学]])の田代さんに[[フィギュアスケート]]を[[仙台城]]三の丸のお堀の[[五色沼 (仙台市)|五色沼]]で伝えたといわれ、仙台はフィギュアスケートの発祥地といわれている (日本ではじめて[[スケート]]が行なわれたのは札幌であり、1877年[[札幌農学校]]のアメリカ人教師ブルックスが紹介したのが最初だと言われている)。[[五色沼 (仙台市)|五色沼]]では、1931年(昭和6年)に全日本選手権も開かれたりもしたが、現在は、冬季の気温が上がってしまい、充分な氷が張らなくなってしまったため、五色沼でスケートは出来ない。
*2002年6月、[[2002 FIFAワールドカップ]]に出場する[[イタリア]]代表チームが、仙台市[[泉区 (仙台市)|泉区]]にキャンプをしき、約1ヶ月滞在した。イタリア国内リーグ・[[セリエA (サッカー)|セリエA]]人気のため、沢山の人とマスコミが見学に殺到した。イタリア代表の仙台キャンプ、[[江戸時代]]の[[支倉常長]]の[[ローマ法王]]謁見、[[宮城県]]と[[ローマ県]]の姉妹県などの縁から、「仙台カップ国際ユースサッカー大会」が生まれた。
*2002年6月、仙台市に隣接する[[利府町]]の[[宮城スタジアム]]で、[[2002 FIFAワールドカップ]]が開かれた。6月18日には、決勝トーナメント1回戦の日本vsトルコの試合が行われたが、0-1で日本は敗れた。
*2003年9月、女子プロゴルフツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」 にて、[[東北高校]]3年の[[宮里藍]]がアマチュアながら優勝し、翌月プロ宣言。史上初の女子高生プロゴルファーとなった。
*2005年5月、[[モトクロス]]世界選手権・日本グランプリが[[スポーツランドSUGO]]で開催された。日本グランプリが開催されたのは10年ぶり。
*2005年7月、女子[[バレーボール・ワールドグランプリ]]2005の決勝ラウンド仙台大会が[[仙台市体育館]]で行われた。[[宮城県]]出身者が4人も代表に選ばれ、仙台市に隣接する[[山形市]]出身の[[高橋みゆき]]も活躍した。会場は連日満員となり、テレビ放送も高視聴率を得た。仙台出身の[[大友愛]]や、[[岩沼市]]出身の[[菅山かおる]]がチームの柱として活躍し、全国的に人気を博した。
*2005年9月7日、サッカー日本代表vs[[ホンジュラス]]代表の試合が[[宮城スタジアム]]で開かれ、5-4で日本代表が勝った。
 
=== アマチュア スポーツ ===
雪が降る地区なので、高校・大学のスポーツでは、インドアスポーツのバレーボールとバスケットボールに全国レベルの強豪校が存在するが、野球でも[[東北高等学校|東北高校]]・[[仙台育英学園高等学校|仙台育英学園高校]]・[[東北福祉大学]]などの強豪校がある。2004年の都道府県出身地別プロ野球選手数は14人で全国19位。また、仙台以外の出身であっても、仙台の高校・大学で野球を学び、プロ野球選手となって活躍している[[金本知憲]]・[[嶋重宣]]・[[ダルビッシュ有]]・[[和田一浩]]など、スポーツにおける門戸開放が進んでいる。</br>
その他、市民の間では、[[サーフィン]]や[[ボディボード]]、[[スキー]]や[[スノーボード]]なども盛んである。
*[[選抜高等学校野球大会|春のセンバツ甲子園大会]]
**2001年 : [[選抜高等学校野球大会歴代優勝校|準優勝]] [[仙台育英学園高等学校|仙台育英学園高校]]
*[[全国高等学校野球選手権大会|夏の全国甲子園大会]]
**1947年 : ベスト4 [[宮城県仙台第二高等学校|仙台二中]]
**1959年 : ベスト4 [[東北高等学校|東北高校]]
**1989年 : [[全国高等学校野球選手権歴代優勝校|準優勝]] [[仙台育英学園高等学校|仙台育英学園高校]]
**2003年 : [[全国高等学校野球選手権歴代優勝校|準優勝]] [[東北高等学校|東北高校]]
*[[全日本大学野球選手権大会]]
**[[東北福祉大学]] : 優勝 2回 (1991、2004)、準優勝 5回 (1987、1988、1990、1995、2000)
*2002年、仙台東リーグ選抜チームが、全日本[[リトルリーグ]]選手権全国大会で優勝。日本代表としてアジア太平洋地区大会に出場して優勝。アジア太平洋地区代表として世界選手権・国際グループに出場し優勝。世界一をかけ、アメリカ代表とワールドシリーズを戦い、0-1で負け、準優勝に終わる。2004年も全日本[[リトルリーグ]]選手権全国大会で優勝し、日本代表としてアジア太平洋地区大会に出場したが、世界選手権出場の切符は逃した。
 
 
==== 仙台の高校・大学出身のスター選手 ====
仙台は海や山の幸に恵まれ、気候も年間を通して暑くもなく寒くもなくであるため、人々は温和でノンビリしており、大学進学やスポーツの面で昔から 「競争心に欠ける」と言われてきた。しかし、近年、スポーツの面では続々とスター選手を輩出する地区になってしまっている。確かに2004年の都道府県出身地別プロ野球選手数では、1位大阪の81人には遠く及ばない ([[宮城県]]出身 : 14人。全国19位) が、チームの中心選手やスター選手として活躍する者や、野球以外のスポーツで活躍しているスター選手を多く育てている。このような状況になった理由はいくつか考えられるだろうが、[[三大都市圏]]のような激烈な競争を勝ち進んで全国大会に出る、という'''競争社会型'''の経験が合う選手がいる一方で、仙台のように競争が少なく、全国大会への出場機会が多いことで経験を沢山積むことができ、尚且つ、大切に育ててくれる、という'''少子化社会型'''の経験が合う選手もいるのだろう。[[少子化]]が進む日本において、仙台のアマチュアスポーツ界の育成方法が注目を集める日が来るかも知れない。
===== 仙台の三大 "あいチャン" =====
*[[福原愛]] (「[[卓球]]少女・愛ちゃん」。プロ卓球選手。仙台市出身、[[青森山田高等学校|青森山田高校]]在学中)
*[[宮里藍]] (女子プロゴルファー。仙台市内にある[[東北高校]]卒)
*[[大友愛]] (プロバレーボール選手。[[Vリーグ]]・[[NECレッドロケッツ]]所属。[[バレーボール・ワールドグランプリ]]2005で活躍。仙台市出身)
 
===== プロ野球のスター選手 =====
*[[佐々木主浩]] (「ハマの大魔神」。[[横浜ベイスターズ]]。[[東北高等学校|東北高校]]→[[東北福祉大]]卒)
*[[金本知憲]] (「アニキ」。[[阪神タイガース]]。[[東北福祉大]]卒)
*[[嶋重宣]] (「赤ゴジラ」。[[広島東洋カープ]]。[[東北高等学校|東北高校]]卒)
*[[ダルビッシュ有]] ([[北海道日本ハムファイターズ]]。[[東北高等学校|東北高校]]卒)
*[[和田一浩]] ([[西武ライオンズ]]。[[東北福祉大]]卒)
など多数。
 
===== その他のスター選手 =====
*[[荒川静香]] (フィギュアスケート選手。[[東北高等学校|東北高校]]卒。1996年[[長野オリンピック]]出場。2004年[[世界フィギュアスケート選手権]]優勝)
*[[千葉すず]] (水泳選手。仙台出身)
*[[菅山かおる]] (通称「かおる姫」。プロバレーボール選手。[[Vリーグ]]・[[JTマーヴェラス]]所属。[[バレーボール・ワールドグランプリ]]2005で活躍。[[仙台都市圏]]にある[[岩沼市]]出身)
*[[福藤豊]] ([[東北高等学校|東北高校]]卒。日本人初の[[NHL]]選手。[[ロサンゼルス・キングス]]所属)
 
=== スポーツ施設 ===
==== プロスポーツや大きな大会が開催される施設 ====
'''仙台市内'''
*[[宮城野原公園総合運動場]]
**[[県営宮城球場|フルキャストスタジアム宮城]] (県営宮城球場。[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]の本拠地球場)
**[[宮城陸上競技場]] (宮城球場の[[県営宮城球場#球場改築計画|球場改築計画]]を参照)
*[[仙台スタジアム]] (J2[[ベガルタ仙台]]とJFL[[ソニー仙台サッカー部]]のホームスタジアム)
*[[仙台市体育館]] ([[仙台89ers]]のホームアリーナ。[[Vリーグ]]の試合等も開催される)
*[[宮城県スポーツセンター]]・体育館 ([[プロレス]]など)
*[[仙台ハイランド]]・レースウェイ
*[[シェルコムせんだい]] (ドーム型多目的運動場。野球など)
'''仙台都市圏内'''
*[[宮城スタジアム]] ([[利府町]] - サッカー、陸上競技、屋外コンサートなど)
*[[グランディ21]]・アリーナ ([[利府町]] - バスケットボール、コンサートなど)
*[[スポーツランドSUGO]] ([[村田町]] - [[フォーミュラ・ニッポン]]等開催地)
 
==== その他 ====
*[[仙台市青葉体育館]]・[[仙台市武道館]]
*[[仙台市勤労者体育館]]
*[[泉総合運動場]]・[[泉サッカー場]]
*[[仙台市泉海洋センター]]
*[[仙台市宮城広瀬総合運動場]]
*[[仙台市秋保体育館]]
*[[仙台市七北田公園体育館]]
*[[宮城県第二総合運動場]]
**[[宮城県武道館]]
*[[スポパーク松森]]
*[[宮城県スポーツセンター]]・弓道場
*[[宮城県ラグビー場]]
*[[スキー場]]
**泉高原[[スプリングバレー]]スキー場
**[[泉ヶ岳]]スキー場
 
== 出身有名人 ==
'''文化人'''
{|
|valign="top"|
* [[阿部勉 (映画監督)|阿部勉]] ([[映画監督]])
* [[岩井俊二]] ([[映画監督]])
* [[熊谷登喜夫]] ([[ファッションデザイナー]])
* [[織田優成]] ([[声優]])
* [[佐藤忠良]] ([[彫刻家]])
|valign="top"|
* [[相馬黒光]] ([[実業家]]、[[随筆家]])
* [[田代廣孝]] ([[映画監督]])
* [[土井美加]] ([[声優]])
* [[土井晩翠]] ([[詩人]]、[[英文学者]]。「[[荒城の月]]」の作詞)
|}
 
'''作家・小説家'''
{|
|valign="top"|
* [[恩田陸]] ([[作家]])
* [[飯沢耕太郎]] ([[写真評論家]])
* [[熊谷達也]] ([[小説家]])
* [[佐伯一麦]] ([[小説家]])
* [[常盤新平]] ([[作家]]、[[翻訳家]])
* [[とよたかずひこ]] ([[絵本作家]])
|valign="top"|
* [[永沢光雄]] ([[ノンフィクション作家]])
* [[針生一郎]] ([[文芸]]・[[美術]][[評論家]])
* [[前田河広一郎]] ([[小説家]])
* [[真山青果]] ([[劇作家]])
* [[星亮一]] ([[作家]])
|}
 
 
'''漫画家'''
{|
|valign="top"|
* [[荒木飛呂彦]] ([[漫画家]])
* [[石井隆]] ([[漫画家]]、[[映画監督]])
* [[内崎まさとし]]([[漫画家]])
* [[かどたひろし]]([[漫画家]])
|valign="top"|
* [[今野直樹]] ([[漫画家]])
* [[佐野未央子]] ([[漫画家]])
* [[仙道ますみ]]([[漫画家]])
* [[にざかな]] ([[漫画家]])
|}
 
 
'''学者・科学者'''
{|
|valign="top"|
* [[梅原猛]] ([[哲学者]])
* [[斎藤秀三郎]] ([[英語学者]])
* [[志賀潔]] ([[医学者]]。[[赤痢]]菌の発見者。旧[[京城帝国大学]]総長)
* [[高橋健自]] ([[考古学者]])
* [[西澤潤一]] ([[半導体]][[工学者]]。元[[東北大学]]総長)
|valign="top"|
* [[野副鉄男]] ([[化学者]])
* [[野家啓一]] ([[哲学者]])
* [[樋口陽一]] ([[憲法]][[学者]])
* [[平山清次]] ([[天文学者]])
* [[宮台真司]] ([[社会学者]])
|}
 
'''政治家・軍人・経済人'''
{|
|valign="top"|
* [[愛知揆一]] ([[政治家]])
* [[甘粕正彦]] (元[[満映]]理事長)
* [[井上成美]] ([[軍人]])
* [[今村均]] ([[軍人]])
|valign="top"|
* [[野口美佳]] ([[ピーチジョン]][[代表取締役]][[社長]])
* [[藤原作弥]] ([[作家]]、元[[日本銀行|日銀]]副総裁)
* [[山梨勝之進]] ([[軍人]])
|}
 
'''歴史上の人物'''
* [[山南敬助]] ([[新撰組]]総長)
 
 
'''芸能人・音楽家等'''
{|
|valign="top"|
* [[我妻佳代]] (元[[おニャン子クラブ]])
* [[朝海ひかる]] ([[宝塚歌劇団]])
* [[稲垣潤一]] ([[歌手]])
* [[伊藤高史]] ([[俳優]])
* [[梅津和時]] ([[ジャズ]][[サックス]]奏者)
* [[大竹佑季]] ([[歌手]])
* [[小川もこ]] ([[ラジオ]][[パーソナリティ]])
* [[上山草人]] ([[俳優]])
* [[木野花]] ([[女優]]・[[演出家]])
* [[清貴]] ([[歌手]])
* [[コロムビア・ローズ|三代目コロムビア・ローズ]] ([[演歌歌手]])
* [[小山実稚恵]] ([[ピアニスト]])
* [[酒井瑛里]] ([[美少女クラブ31]])
* [[佐藤渚]] ([[アイドル]])
* [[篠ひろ子]] ([[女優]])
* [[菅原文太]] ([[俳優]])
* [[鈴木京香]] ([[女優]]、仙台市生まれだが、戸籍上は富谷町出身)
* [[瀬戸早妃]] ([[女性アイドル]])
* [[花京院しのぶ]] ([[歌手]])
|valign="top"|
* [[世那]] ([[女性アイドル]])
* [[高以亜希子]] ([[モデル]])
* [[竹松舞]] ([[ハープ]]奏者)
* [[たこ八郎]] (斎藤清作)([[コメディアン]]・[[プロボクサー]])
* [[田原音彦]]([[作曲家]]、[[ミュージシャン]])
* [[冨樫真]] ([[女優]])
* [[中川晃教]] ([[シンガーソングライター]])
* [[中本マリ]] ([[ジャズ]][[歌手]])
* [[早坂文雄]] ([[作曲家]])
* [[藤井恒久]] ([[日本テレビ]][[アナウンサー]])
* [[本郷奏多]] ([[俳優]])
* [[村田めぐみ]] ([[メロン記念日]])
* [[森公美子]] ([[声楽家]]・[[タレント]])
* [[杜けあき]] ([[女優]]・元[[宝塚歌劇団]]雪組男役トップスター)
* [[遊佐未森]] ([[歌手]])
* [[仙台四郎]] ([[福の神]])
|}
 
'''スポーツ選手'''
{|
|valign="top"|
* [[伊藤勲]] (元[[プロ野球]][[選手]]・[[大洋ホエールズ]]→[[南海ホークス]])
* [[江尻慎太郎]] ([[プロ野球]][[選手]]・[[北海道日本ハムファイターズ]])
* [[大友愛]] ([[バレーボール]][[選手]]。日本代表チームのエース)
* [[五城楼勝洋]] ([[力士]])
* [[今野泰幸]] ([[サッカー選手]]・[[FC東京]])
* [[斎藤隆 (野球選手)|斎藤隆]] ([[プロ野球]][[選手]]・[[横浜ベイスターズ]])
* [[佐々木主浩]] (元[[プロ野球]][[選手]]・[[横浜ベイスターズ]]。「ハマの大魔神」)
* [[不知火親方]] (元[[関脇]]青葉城)
* [[平直行]] ([[総合格闘家]])
* [[千葉すず]] (元[[水泳]][[選手]])
|valign="top"|
* [[千葉直樹]] ([[サッカー選手|プロサッカー選手]]・[[ベガルタ仙台]])
* [[中根仁]] (元[[プロ野球]][[選手]]・[[近鉄バファローズ]]→[[横浜ベイスターズ]])
* [[福原愛]] (プロ[[卓球]][[選手]]。中国超級(スーパーリーグ)遼寧隊)
* [[槇有恒]] ([[登山家]])
* [[眞山龍]] (元[[プロ野球]][[選手]]・[[西武ライオンズ]])
* [[武藤真一]] ([[サッカー選手|プロサッカー選手]]・元[[ジェフユナイテッド市原]])
* [[八重樫幸雄]] (元[[プロ野球]][[選手]]・[[ヤクルトスワローズ|アトムズ]]→[[ヤクルトスワローズ]])
* [[若生忠泰]] (元[[プロ野球]][[選手]]・[[西鉄ライオンズ]]→[[読売ジャイアンツ]])
* [[若生智男]] (元[[プロ野球]][[選手]]・[[毎日オリオンズ]]→[[阪神タイガース]]→[[広島東洋カープ]])
|}
 
== 関連有名人 ==
'''文化人・科学者'''
*[[飯島澄男]] ([[東北大学]]大学院博士課程修了。元[[東北大学]]助手。[[カーボンナノチューブ]]の発見者)
*[[伊坂幸太郎]] ([[東北大学]]法学部卒。仙台市在住。小説家。)
*[[伊集院静]] (仙台市在住。作家・作詞家。現在の妻は[[篠ひろ子]]。前妻は[[夏目雅子]])
*[[井上ひさし]] ([[宮城県仙台第一高等学校|仙台一高]]卒。小説家・劇作家)
*[[内館牧子]] ([[東北大学]]大学院文学研究科。[[脚本家]])
*[[北杜夫]] ([[東北大学]][[医学部]]卒。小説家、精神科医。[[斎藤茂吉]]の子)
*[[島崎藤村]] (1896年[[東北学院中学校・高等学校|東北学院]]の作文・英語教師として着任。詩人、小説家。仙台時代の代表作: [[若菜集]])
*[[瀬名秀明]] ([[東北大学]]大学院卒。小説家。代表作: [[パラサイト・イヴ]])
*[[田中耕一]] ([[東北大学]]工学部卒。科学者。2002年、[[ノーベル化学賞]]受賞)
*[[山折哲雄]] ([[東北大学]]卒。[[宗教学者]]。国際日本文化研究センター所長)
*[[魯迅]] (仙台医学専門学校(現在の[[東北大学]]医学部)中退。中国の小説家・思想家)
 
 
'''政治家・軍人'''
*[[石原莞爾]] ([[仙台陸軍幼年学校]])
 
 
'''芸能人・音楽家'''
*[[大友康平]] ([[東北学院大学]]卒。歌手。[[ハウンド・ドッグ]]のボーカル)
*[[小田和正]] ([[東北大学]]工学部卒。歌手。[[オフコース]]のボーカル)
*[[坂本サトル]] ([[東北大学]]経済学部中退。歌手。元JIGGER'S SONのボーカル&ギター)
*[[さとう宗幸]] ([[東北学院大学]]卒。歌手。代表作: [[青葉城恋唄]])
 
 
'''スポーツ選手'''
*[[荒川静香]] ([[東北高等学校|東北高校]]卒。フィギュアスケート選手)
*[[大塚光二]] ([[東北福祉大学]]卒、元プロ野球選手・[[西武ライオンズ]])
*[[加藤久]] ([[宮城県仙台第二高等学校|仙台二高]]卒。元プロサッカー選手・[[ヴェルディ川崎]])
*[[金村暁]] ([[仙台育英学園高等学校|仙台育英高校]]卒。プロ野球選手・[[北海道日本ハムファイターズ]])
*[[金本知憲]] ([[東北福祉大]]卒。プロ野球選手・[[阪神タイガース]]。愛称 「アニキ」)
*[[小坂誠]] ([[JR東日本東北硬式野球部]]に在籍。プロ野球選手・[[千葉ロッテマリーンズ]])
*[[嶋重宣]] ([[東北高等学校|東北高校]]卒。プロ野球選手・[[広島東洋カープ]]。愛称 「赤ゴジラ」)
*[[ダルビッシュ有]] ([[東北高等学校|東北高校]]卒。プロ野球選手・[[北海道日本ハムファイターズ]])
*[[高井雄平]] ([[東北高等学校|東北高校]]卒。プロ野球選手・[[ヤクルトスワローズ]])
*[[福藤豊]] ([[東北高等学校|東北高校]]卒。日本人初の[[NHL]]選手。[[ロサンゼルス・キングス]]所属)
*[[本田武史]] ([[東北高等学校|東北高校]]卒。フィギュアスケート選手)
*[[宮里藍]] ([[東北高等学校|東北高校]]卒。プロゴルファー)
*[[森田智己]] ([[東北高等学校|東北高校]]卒。水泳選手・アテネオリンピック銅メダル)
*[[矢野輝弘]] ([[東北福祉大]]卒。プロ野球選手・[[阪神タイガース]])
*[[和田一浩]] ([[東北福祉大]]卒。プロ野球選手・[[西武ライオンズ]])
 
==その他==
*市制記念日:4月1日
 
*NTT市外局番は市内全域が「022」
 
*郵便番号
**青葉区
***(旧仙台市) 980 981
***(旧宮城町地域) 989-31 989-32 989-34
***折立他一部 982-02
**宮城野区 港5丁目を除く全域 983
**若林区 984
**太白区 981-11(南仙台地区) 982
***(旧生出村・秋保町地域) 982-02
**泉区 981-31 981-32
 
*現在、宮城県内の自動車[[ナンバープレート]]の地名表示は「宮城」のみであるが、いわゆるご当地ナンバー制度により、2006年度から「仙台」ナンバーが導入される予定である。「仙台」ナンバーを取得出来るのは、仙台市内に車庫登録をしている車となっている。
 
*[[明治時代]]になるまで[[宮城県]]という言葉がなかったためか、未だに宮城県民は「宮城」という言葉に親近感が少ない。プロ野球の新規参入の時にも、地域名として「仙台」・「東北」という名前は挙がっていたが、「宮城」を推す人は少なかった。[[江戸時代]]には、宮城県の領域は[[仙台藩]]領内だったので、県民は「仙台」という言葉の方に親近感がある。仙台市内出身でなくとも宮城県出身ならば仙台出身と言うし、宮城県の名物であれば、仙台市内のものでなくとも仙台名物という。これは、「仙台」の後に「市」が隠れているのではなく、「藩」、もしくは「地方」が隠れていると考えるためだ。同様の思想は、「[[仙台弁]]」や企業の「仙台工場」にもみられる。ただ、仙台藩がなくなって130年余り経った現在では、特に県外の人々に「仙台」は「仙台市」のみを示すと考える人が増えてきており、仙台市で作っていないものを「仙台名物」と言いづらくなってきた。特に[[笹かまぼこ]]業界がこのあおりをくっており、現在、仙台に工場を持つ企業以外は、お土産用[[笹かまぼこ]]のパッケージに「仙台名物」と書いていない。産地表記が厳しくなってきた昨今、「仙台」とは何か、が厳しく問われている。
 
*以前は、[[鹿児島県]]にも[[川内市]](せんだいし)があったため、単に「せんだいし」と言うと、「仙台市」のことなのか「川内市」のことなのか分からなかった。ただ、仙台市と川内市とが遠く離れていること、また、仙台市が川内市に比べて人口も多く有名であったこと、などがあり、[[九州]]以外で「せんだい」と言えば「仙台」を示す雰囲気があった。2004年10月12日、[[鹿児島県]][[川内市]]が周辺町村と合併し、[[薩摩川内市]]が誕生するに到り、「せんだいし」は「仙台市」のみを示すことになった。
**[[信用金庫]]についても、仙台信用金庫と川内信用金庫とがかつて存在し、振込みの際には「センダイシンヨウキンコ(ミヤギ)」と「センダイシンヨウキンコ(カゴシマ)」としなければならなかったが、川内信用金庫が合併によって[[鹿児島相互信用金庫]]となり、それに伴って仙台信用金庫は「センダイシンヨウキンコ」と(ミヤギ)をはずすことになったが、旧塩竈信用金庫との合併で[[杜の都信用金庫]]となったため、いずれも消滅する結果になった。
 
== 外部リンク ==
{{osm box|r|4135014}}
*[http://watchizu.gsi.go.jp/cgi-bin/watchizu.cgi?id=57403605&slidex=1613&slidey=944 仙台市役所:国土地理院ウォッちず]
* {{Official website|name=仙台市}}
* [http://www.city.sendai.jp/ 仙台市ホームページ]
* {{ウィキトラベル インライン|仙台市|仙台市}}
* [http://miyagi-kankou.or.jp/tourist_infomation/ Walking-Tour Guide Miyagi SENDAI] (English, Korean, Chinese)
* [http://www.e-tohoku.jp/top.html BBっとe東北]
* [http://www.stcb.or.jp/ 仙台観光コンベンション協会]
* [http://www.sendaimiyagi-fc.jp/ せんだい・宮城フィルムコミッション]
* [http://www2.info-mapping.com/sendai/index.html 町資源データベース]
* [http://www.sendaiphoto.com/aoba/index.html 仙台街並み写真]
* [http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/1920/ 仙台風景写真館] (高層建築や名所の写真の他、動画もある)
* [http://www.pressart.co.jp/s-style/ S-style online] (せんだいタウン情報)
* [http://www.kirei-sendai.com/ キレイ-仙台。コム] (仙台のファッション関連サイト)
* [http://www.innerbrain.co.jp/gyutantop.htm 仙台牛たん焼マップ]
* [http://www.3riku.net/manpukuroad みやぎ沿岸まんぷく道] (宮城県の旬の食材について詳述)
* [http://www.i-road.gr.jp/index.html 宮城ITSショーケース "ロードみやぎ"] (宮城県内の道路交通情報の総合案内)
* [http://www.sendai-shi.com/index.htm GHQ Camp Sendai]
* [http://www.donto.co.jp/ DONTO]
* [http://pospelove.com/pro-miyagi.htm ドラフト会議で指名された宮城県内の高校出身の選手]
* [http://homepage1.nifty.com/heavensdrive/perfect/04miyagi.htm 高校野球・甲子園大会に出場した宮城県代表校の戦績]
* [http://www.nicer.go.jp/jmap/learn/MapView.php?prefcode=4&N=38.16.08&E=140.52.19&zoom=B&type=98&mark=on 日本を学ぶ (仙台市)] (仙台市内の教育機関分布図およびリンク)
 
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また、{{ポータル}}
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|Centre = 仙台市
|North = [[大和町]] [[富谷市]] [[利府町]]
|Northeast = [[多賀城市]] [[七ヶ浜町]]
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|South = [[川崎町 (宮城県)|川崎町]] [[村田町]] [[名取市]]
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[[de:Sendai]]
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