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{{Infobox 列車名
|列車名 = はまかぜ
|
|ロゴサイズ =
|画像 = Amarube bridge-Kiha189.jpg
|画像サイズ = 300px
|画像説明 = [[余部橋梁]]を通過する[[JR西日本キハ189系気動車|キハ189系]]「はまかぜ」<br/>(2011年8月12日)
|国 = {{JPN}}
|種類 = [[特別急行列車]]
|現況 = 運行中
|地域 = [[大阪府]]・[[兵庫県]]・[[鳥取県]]
|前身 = 急行「但馬」
|運行開始 = [[1972年]][[3月15日]]
|運行終了 =
|後継 =
|運営者 = [[西日本旅客鉄道]](JR西日本)
|旧運営者 = [[日本国有鉄道]](国鉄)
|平均乗客数 =
|起点 = [[大阪駅]]
|停車地点数 = 21(大阪駅 - 鳥取駅間)
|終点=[[豊岡駅 (兵庫県)|豊岡駅]]・[[城崎温泉駅]]・[[香住駅]]・[[鳥取駅]]
|営業距離 = 264.9 [[キロメートル|km]](大阪駅 - 鳥取駅間)
|平均所要時間 = 259分(大阪駅 - 鳥取駅間)
|運行間隔 = 3往復
|列車番号 = 号数+D
|使用路線 =
|クラス = [[普通車 (鉄道車両)|普通車]]
|身障者対応 =
|座席 = 全車[[座席指定席|指定席]]
|食事 =
|展望 = 日本海
|荷物 =
|その他 =
|車両 = [[JR西日本キハ189系気動車|キハ189系気動車]]([[吹田総合車両所]]京都支所)
|軌間 = 1,067 [[ミリメートル|mm]]
|電化 = [[直流電化|直流]]1,500 [[ボルト (単位)|V]](大阪駅 - [[寺前駅]]、[[和田山駅]] - [[城崎温泉駅]]間){{Efn2|ただし、気動車を使用。}}<br/>[[非電化]](寺前駅 - 和田山駅、城崎温泉駅 - 鳥取駅間)
|最高速度 = 130 [[キロメートル毎時|km/h]]
|線路所有者 = 西日本旅客鉄道株式会社
|備考 =
|路線図 =
|路線図表示 = <!--collapsed-->
|ルート番号 = {{JR西路線記号|K|A}}(大阪駅 - 姫路駅間)<br/>{{JR西路線記号|K|J}}(姫路駅 - 和田山駅間)<br/>{{JR西路線記号|K|E}}(和田山駅 - 城崎温泉駅間)<br/>{{JR西路線記号|S|A}}(城崎温泉駅 - 鳥取駅間)
}}
'''はまかぜ'''は、[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)が[[大阪駅]] - [[豊岡駅 (兵庫県)|豊岡駅]]・[[城崎温泉駅]]・[[香住駅]]・[[鳥取駅]]間を[[東海道本線]]・[[山陽本線]]([[JR神戸線]])・[[播但線]]・[[山陰本線]]経由で運転している[[特別急行列車]]。[[北近畿ビッグXネットワーク]]を形成する列車のひとつでもある。
播但線経由で運転されていた[[優等列車]]の沿革についてもここで記述する。
== 概要 ==
主に[[兵庫県]]の[[但馬国|但馬地方]]と県南部の[[姫路市]]、[[神戸市]]や[[大阪市]]を結ぶ役割を持つ列車のひとつ。
[[福知山線]]経由の特急「[[まつかぜ (列車)|まつかぜ]]」の補完列車および、姫路駅での[[新幹線]]連絡も兼ねて[[1972年]]([[昭和]]47年)に[[新大阪駅]]・大阪駅 - 鳥取駅・[[倉吉駅]]間を播但線経由で運転を開始した。
大阪 - 鳥取間の輸送は主に智頭急行線・因美線経由の特急「[[スーパーはくと]]」が担い{{Efn2|大阪駅 - 鳥取駅間の距離は智頭急行線・因美線の上郡駅・智頭駅経由が210.7kmに対し、播但線・山陰本線の和田山駅・城崎温泉駅経由が264.9kmと大幅に長くなっている。ただし、特急券を含めた運賃は全線JR線の「はまかぜ」の方が僅かに安い。}}、大阪 - 城崎温泉間は福知山線経由の特急「[[こうのとり (列車)|こうのとり]]」の方が所要時間・距離共に短いため{{Efn2|大阪駅 - 城崎温泉駅間は福知山線の福知山駅経由が183.7kmに対し、東海道本線・山陽本線・播但線の姫路駅経由が192.6kmである。全線JR線のため、運賃は両列車とも同一。}}、乗客流動は大阪駅からの利用よりも神戸・播磨地域([[三ノ宮駅]]以西)から浜坂駅までの利用が多い傾向にあり、実質的に兵庫県内のみの輸送に特化した列車となっている。
なお本列車以前に、[[房総]]地区の[[臨時列車]]で「[[さざなみ (列車)|浜風]]」という列車が設定されていたことがある。
===
[[列車愛称|列車名]]は[[1955年]](昭和30年)に国の[[天然記念物]]に指定され、日本最大級の[[砂丘]]でもある[[鳥取砂丘]]に吹き付ける「浜風」から採られた。
== 運行概況 ==
2024年([[令和]]6年)3月16日現在、大阪駅 - 鳥取駅間に1往復(下り1号、上り4号)、大阪駅 - 香住駅間に1往復(下り3号、上り6号)、大阪駅 - 豊岡駅間に下り1本(5号)、大阪駅 - 城崎温泉駅間に上り1本(2号)が設定されている<ref name="JTB2024Spr_132">『JTB小さな時刻表』2024年春、P.132</ref>。
多客期には大阪駅 - [[浜坂駅]]間に[[臨時列車]]としてさらに1往復設定されることがある。[[カニ]]のシーズンには、同区間で「[[#かにカニはまかぜ|かにカニはまかぜ]]」も運転される。
キハ189系の投入と並行し、[[プラットホーム]]・[[信号保安|信号機器]]など地上設備の整備事業が沿線自治体の負担で行われていたが<ref>「[https://web.archive.org/web/20100409000736/http://www.nnn.co.jp/news/091023/20091023040.html 輸送改善事業に着工 JR山陰本線・播但線]」-『[[日本海新聞]]』、[[新日本海新聞社]](2009年10月23日、2010年4月9日時点でのアーカイブ)</ref>、地上設備の改良工事の一部が完了したことにより、2012年(平成24年)3月17日のダイヤ改正からスピードアップを行い、所要時間が最大15分短縮された<ref>{{PDFlink|[https://www.westjr.co.jp/press/article/items/20111216_fukuchiyama.pdf 平成24年春ダイヤ改正について]}} - 西日本旅客鉄道福知山支社(2011年12月16日)</ref>。
全列車が[[姫路駅]]で[[スイッチバック]]を行う。
[[列車番号]]は号数+Dで、大阪駅発が[[下り]]列車として[[奇数]]の番号を使用しており、列車番号は全区間で同じである。1968年(昭和43年)10月1日から2016年(平成26年)3月25日までの間、気動車列車で '''1D''' の列車番号を付与される列車は、「はまかぜ」1号が唯一であった{{Efn2|1968年(昭和43年)9月30日まで「[[はつかり (列車)|はつかり]]」が「1D」を名乗っていた(詳細は同列車の項目を参照)。2016年(平成26年)3月26日より「[[北斗 (列車)|スーパー北斗]]」1号が「1D」を名乗っている(詳細は同列車の項目を参照)。}}。3・6号の延長区間(香住駅 - 浜坂駅間)は8000番台の列車番号を付与し、3号が8003D、6号が8006Dとなっている。臨時列車の88・89号は9000番台の列車番号を付与し、88号が9088D、89号が9089Dとなっている。2023年(令和5年)12月29日 - 31日、2024年(令和6年)1月2日・3日は91号が9091D、92号が9092Dとして運転された<ref>{{PDFlink|[https://www.westjr.co.jp/press/article/items/231020_00_press_huyurin.pdf 2023年【冬】の臨時列車の運転について]}} - 西日本旅客鉄道福知山支社(2023年10月20日)</ref>。「かにカニはまかぜ」は下りが8091D、上りが8092Dとなっている。
=== 停車駅 ===
大阪駅 - [[三ノ宮駅]] - [[神戸駅 (兵庫県)|神戸駅]] - [[明石駅]] -([[西明石駅]])-([[加古川駅]])- 姫路駅 - [[福崎駅]] - [[寺前駅]] - [[生野駅 (兵庫県)|生野駅]] -([[竹田駅 (兵庫県)|竹田駅]])- [[和田山駅]] - [[八鹿駅]] - [[江原駅]] - 豊岡駅 - 城崎温泉駅 - [[竹野駅]] - 香住駅 - 浜坂駅 - [[岩美駅]] - 鳥取駅
* ():一部の列車が停車
* 多客期には下り1号と上り6号が加古川駅・[[佐津駅]]に臨時停車することがある{{R|JTB2024Spr_132}}。
* 平日に限り、上り6号は大阪駅到着後、「[[らくラクびわこ]]」4号([[草津駅 (滋賀県)|草津]]行き)となるが、{{要出典範囲|車内点検と清掃を行うため一度ドアは閉められる(「はまかぜ」から「らくラクびわこ」へ引き続き乗車する場合も一度降車する必要がある)。|date=2024年12月}}
; 凡例
* ●:停車
* ─・←・→:通過(矢印は運転方向)
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%;"
|+2024年3月16日現在の停車駅{{R|JTB2024Spr_132}}
!rowspan="2"|運行本数
!rowspan="2"|号数
!colspan="3"|東海道本線
!colspan="5"|山陽本線
!colspan="6"|播但線
!colspan="10"|山陰本線
|-
!{{縦書き|大阪駅|height=6em}}
!{{縦書き|三ノ宮駅|height=6em}}
!colspan="2" style="width:1em;"|{{縦書き|神戸駅|height=6em}}
!{{縦書き|明石駅|height=6em}}
!{{縦書き|西明石駅|height=6em}}
!{{縦書き|加古川駅|height=6em}}
!colspan="2" style="width:1em;"|{{縦書き|姫路駅|height=6em}}
!{{縦書き|福崎駅|height=6em}}
!{{縦書き|寺前駅|height=6em}}
!{{縦書き|生野駅|height=6em}}
!{{縦書き|竹田駅|height=6em}}
!colspan="2" style="width:1em;"|{{縦書き|和田山駅|height=6em}}
!{{縦書き|八鹿駅|height=6em}}
!{{縦書き|江原駅|height=6em}}
!{{縦書き|豊岡駅|height=6em}}
!{{縦書き|城崎温泉駅|height=6em}}
!{{縦書き|竹野駅|height=6em}}
!{{縦書き|香住駅|height=6em}}
!{{縦書き|浜坂駅|height=6em}}
!{{縦書き|岩美駅|height=6em}}
!{{縦書き|鳥取駅|height=6em}}
|-
!下り1本<br/>上り1本
|1号<br/>4号
|●||●||colspan="2"|●||●||─||─||colspan="2"|●||●||●||●||●
|colspan="2"|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●
|-
!上り1本
|2号
|●||●||colspan="2"|●||●||←||←||colspan="2"|●||●||●||●||←||colspan="2"|●||●||●||●||●||||||||||
|-
!下り1本<br/>上り1本
|3号<br/>6号
|●||●||colspan="2"|●||●||─||─||colspan="2"|●||●||●||●||─||colspan="2"|●||●||●||●||●||●||●||||
|-
!下り1本
|5号
|●||●||colspan="2"|●||●||●||●||colspan="2"|●||●||●||●||→||colspan="2"|●||●||●||●||||||||||||
|-
!rowspan="2"|停車本数!!下り
|3||3||colspan="2"|3||3||1||1||colspan="2"|3||3||3||3||1||colspan="2"|3||3||3||3||2||2||2||1||1||1
|-
!上り
|3||3||colspan="2"|3||3||0||0||colspan="2"|3||3||3||3||1||colspan="2"|3||3||3||3||3||2||2||1||1||1
|}
=== 使用車両・編成 ===
{|style="text-align:center; margin:0em 0em 1em 1em;border:solid 1px #999; float:right; width:20em;"
|+2024年3月16日現在の編成図<ref name="JRW_Hamakaze">[https://www.jr-odekake.net/train/hamakaze/ はまかぜ:JRおでかけネット] - 西日本旅客鉄道(2024年6月6日閲覧)</ref><ref name="JTB2024Spr_85">『JTB小さな時刻表』2024年春、営業案内85頁</ref>
|-
|style="background-color:#eee; border-bottom:solid 4px #c82b55;"|はまかぜ
|-
|style="font-size:80%;"|{{TrainDirection|姫路|鳥取/大阪}}
|-
|
{|
|-
|1||2||3
|-
|指||指||指
|}
|-
|style="text-align:left; font-size:80%;"|
* 全車禁煙
* 姫路で進行方向が変わる
* 6両編成で運転する日がある
* 座席種別は変更する場合がある
; 凡例
: 指=[[普通車 (鉄道車両)|普通車]][[座席指定席|指定席]]
|}
2010年(平成22年)11月7日から、[[吹田総合車両所]]京都支所{{Efn2|2012年(平成24年)6月に[[京都総合運転所]]から改組。}}に所属する[[
運転を開始した[[1972年]](昭和47年)から[[1982年]](昭和57年)までは[[国鉄キハ80系気動車|キハ80系気動車]]が使用され、[[1975年]](昭和50年)までは倉吉駅発着列車には[[食堂車]](キシ80形)も連結されていた。1982年(昭和57年)からは、[[国鉄キハ181系気動車|キハ181系気動車]]が使用されていたが、長期使用により[[老朽化]]が進み、2010年(平成22年)11月6日を最後に、キハ189系に置き換えられた<ref name="JRW20100721">[https://web.archive.org/web/20100722182139/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1174899_799.html 2010年7月定例社長会見] - 西日本旅客鉄道(2010年7月21日、2010年7月22日時点でのアーカイブ)</ref>。これによりキハ181系気動車による定期運用は消滅した。
<gallery widths="150" style="font-size:80%;">
JNR kiha82 hamakaze tottori.jpg|キハ80系「はまかぜ」<br/>(1982年 鳥取駅)
Amarube-tekkyo bridge-3.JPG|余部橋梁を渡るキハ181系「はまかぜ」<br/>(2006年3月7日)
JRW Kiha189-H1 Hamakaze-4.jpg|キハ189系「はまかぜ」<br/>(2023年12月28日)
</gallery>
{{-}}
== 臨時列車 ==
下記に詳述するほか、客車を用いた急行「味めぐり浜坂」「味めぐり但馬カニスキ」も1998年(平成10年)度まで運転されていた<ref>[https://web.archive.org/web/19980205215344/http://www.westjr.co.jp/new/1press/n971017g.html 平成9年《冬》の臨時列車の運転について (3)味めぐり列車] - 西日本旅客鉄道(1997年10月17日、1998年2月5日時点でのアーカイブ)</ref><ref>[https://web.archive.org/web/19991011053840/http://www.westjr.co.jp/kou/press/4press/n981016g.html 平成10年度【冬】の臨時列車の運転について(別紙詳細)] - 西日本旅客鉄道(1998年10月16日、1999年10月11日時点でのアーカイブ)</ref>。また、[[シュプール号]](「シュプール神鍋・鉢伏」)やマリン列車として「但馬ビーチ」「マリンはまかぜ」(大阪駅 - 鳥取駅間)も運転されていたことがあった<ref>[https://web.archive.org/web/19980206004810/http://www.westjr.co.jp/new/1press/rinji_4.html 平成9年《夏》の臨時列車の運転について(別紙詳細)] - 西日本旅客鉄道(1997年5月16日、1998年2月6日時点でのアーカイブ)</ref><ref>『新世紀へ走る JR西日本10年のあゆみ』、西日本旅客鉄道(1997年、{{ISBN2|978-4-875-13066-6|link=no}})</ref>。
=== かにカニはまかぜ ===
[[File:JRW DC kiha181 Limited Express Kanikani Hamakaze.jpg|thumb|200px|right|「かにカニはまかぜ」<br/>(2010年1月17日 竹田駅 - 和田山駅間)]]
[[カニ]]のシーズンを迎える11月から3月にかけて、JR西日本から発売されている駅長おすすめ駅プラン「かにカニ日帰りエクスプレス」期間中は、特急列車の利用が多く見込まれるため、1999年(平成11年)から期間中の土曜・休日を中心に定期列車の補充として「かにカニはまかぜ」が大阪駅 - 浜坂駅(2009年(平成21年)度までは香住駅)間で1往復運転されている<ref name="JRW19991015">[https://web.archive.org/web/20000525142939/http://www.westjr.co.jp/kou/press/4press/n991015e.html 平成11年度【冬】の臨時列車の運転について(別紙詳細)] - 西日本旅客鉄道(1999年10月15日、2000年5月25日時点でのアーカイブ)</ref>。当初は展望室があるエーデル車両([[国鉄キハ65形気動車|キハ65形気動車]])を使用し、2000年(平成12年)からキハ181系が使用されていたが、キハ181系による運転は2010年(平成22年)12月23日で終了し<ref name="RF20101122">「[http://railf.jp/news/2010/11/22/095100.html “かにカニはまかぜ”運転開始]」-『[[鉄道ファン (雑誌)|railf.jp]](鉄道ニュース)』、[[交友社]](2010年11月22日)</ref><ref name="Yomiuri20101223">「[https://web.archive.org/web/20110316094818/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101223-OYT1T00549.htm 181系ラストラン特急「かにカニはまかぜ」で]」-『[[読売新聞]]』、[[読売新聞社]](2010年12月23日)</ref>、2011年1月からはキハ189系で運転されている<!-- 2010年度かにカニ日帰りエクスプレス「北近畿版」パンフレット掲載 -->。「かにカニエクスプレス」では現在でも唯一運転されている列車である。
2010年(平成22年)度から運転区間が浜坂駅まで延長された。以前から地元から延長の要望があったものの、[[余部橋梁]]で強風による運行規制が頻発していたため、「安定的に運行できない」との理由で実現していなかった<ref>「[http://www.nnn.co.jp/news/101128/20101128007.html 念願が実現 「かにカニはまかぜ号」浜坂駅に停車]」-『日本海新聞』、新日本海新聞社(2010年11月28日)</ref>が、2010年(平成22年)8月に余部橋梁が[[プレストレスト・コンクリート|コンクリート]]製の新橋に架け替えられたことにより解消し、浜坂駅まで延長運行が行われるようになった。
停車駅は基本的に浜坂駅発着の「はまかぜ」と同じで、「はまかぜ」が冬季のみ臨時停車する加古川駅・佐津駅にも停車する。代わりに[[生野駅 (兵庫県)|生野駅]]・[[八鹿駅]]・[[江原駅]]は上下とも停車せず通過するため注意が必要である。なお2008年(平成20年)度までは「かにカニはまかぜ」に限り上下ともに[[尼崎駅 (JR西日本)|尼崎駅]]にも停車していた。
2025年(令和7年)1月6日 - 3月14日までの木曜日を除いて、「かにカニはまかぜ」の増結車両として「[[はなあかり]]」が運行される<ref name="Odekakenet_Operation_2501">[https://www.jr-odekake.net/railroad/hanaakari/operation_2501/ 運行情報 1月〜3月|はなあかり:JRおでかけネット] - 西日本旅客鉄道(2024年11月29日閲覧)</ref><ref name="JRW20241018">{{PDFlink|[https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241018_00_press_Kanikanihamakaze.pdf 観光列車「はなあかり」編成を冬季は特急「かにカニはまかぜ」に増結して運行!!]}} - 西日本旅客鉄道(2024年10月18日)</ref><ref name="JRW20241128">{{PDFlink|[https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241128_00_press_hanaakari_kanikanihamakaze.pdf 特急「かにカニはまかぜ」へ「はなあかり」車両を増結!~駅や車内でのおもてなし・特別な旅行商品~]}} - 西日本旅客鉄道(2024年11月28日)</ref><ref name="RF20250110">「[https://railf.jp/news/2025/01/10/175500.html “かにカニはまかぜ”に「はなあかり」が連結される]」-『railf.jp(鉄道ニュース)』、交友社(2025年1月10日)</ref>。
1 - 3号車が「はなあかり」車両、4 - 6号車は一般車両(全車[[普通車 (鉄道車両)|普通車]][[座席指定席|指定席]])で運行されるが、3号車と4号車の間は通り抜け不可となる{{R|Odekakenet_Operation_2501}}{{R|JRW20241128}}。
{{Main|はなあかり#2025年(令和7年)冬}}
=== かにカニ但馬 ===
「カニスキ号」として運転されていた列車を1991年(平成3年)度から名称が変更され、急行「'''味めぐり但馬'''」として運転を開始、1999年(平成11年)度から2004年(平成16年)度まで「'''かにカニ但馬'''」として、大阪駅 - 浜坂駅間で運転されていた{{R|JRW19991015}}<ref>[https://web.archive.org/web/20010303123917/http://www.westjr.co.jp/kou/press/4press/n001016d.html − 平成12年度【冬】の臨時列車の運転について −(別紙詳細)] - 西日本旅客鉄道(2000年10月16日、2001年3月3日時点でのアーカイブ)</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20020607015107/http://www.westjr.co.jp/news/011016g.html 平成13年度【冬】の臨時列車の運転について(別紙詳細)] - 西日本旅客鉄道(2001年10月16日、2002年6月7日時点でのアーカイブ)</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20021209041122/http://www.westjr.co.jp/news/020918d.html 「かにカニ日帰りエクスプレス」発売(別紙詳細)] - 西日本旅客鉄道(2002年9月18日、2002年12月9日時点でのアーカイブ)</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20040215091446/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/030917b.html 「かにカニ日帰りエクスプレス」発売] - 西日本旅客鉄道(2003年9月17日、2004年2月15日時点でのアーカイブ)</ref>。使用車両は、1999年(平成11年)度は[[国鉄14系客車#座席車|14系200番台客車]](リゾート&シュプール車両、展望室付き)、2000年(平成12年)度はキハ58形が充当された。2002年(平成14年)度からは特急列車化された。
== 乗車制度の特例 ==
営業上の特例として
これは、もともと「はまかぜ」・「但馬」が「
しかし
== 播但線優等列車沿革 ==
=== 概説 ===
==== 但馬 ====
兵庫県の南部(大阪湾側)の神戸市と、北部日本海側の[[豊岡市]]を結ぶ[[快速列車]]として1952年(昭和27年)に運転を開始した。京都駅や大阪駅から[[北近畿]]方面に[[準急列車]]が運転されるようになると、1960年(昭和35年)に準急列車化された。「但馬」は準急化にあわせて[[蒸気機関車]]牽引の[[客車]]から[[気動車]]の運転に変わり、神戸駅 - 豊岡駅間では2時間台で結ぶようになった。1965年(昭和40年)に同一経路で運転されていた準急「ゆあみ」を統合することにより、1966年(昭和41年)には4往復で運転されるようになった。この本数のまま、1966年(昭和41年)に急行列車化されるが、1972年(昭和47年)に特急「はまかぜ」の運転開始にあわせて、2往復にグリーン車が連結されるようになるが、一部列車の一部区間で[[普通列車]]として運転されるようになったり、大阪駅 - 姫路駅間では姫新線に直通する急行「みまさか」と併結される列車も登場するようになった。
利用客の減少や山陽本線内での[[新快速]]の増発などによって1989年(平成元年)3月11日には姫路駅 - 豊岡駅・鳥取駅間の運転に短縮され(この時にグリーン車の連結は取り止め)、1996年(平成8年)3月15日に廃止された。
==== ゆあみ ====
[[城崎温泉]]への観光客輸送列車として1953年(昭和28年)に大阪駅 - 城崎駅(現在の城崎温泉駅)間で快速列車として運転を開始し、阪神間からの利用が便利であることから大好評であった。1958年(昭和33年)に準急列車化されるも、「たじま」と同一経路であることから1965年(昭和40年)に「但馬」に統合されて廃止された。1971年(昭和46年)には大阪駅 - 鳥取駅間(播但線経由)で臨時特急が運転された際には「ゆあみ」の列車名で運転された。「はまかぜ」の運転開始前の慣らし運転的意味あいも兼ねていたとされる。
列車名は、「入浴」の雅語的な表現が由来となっている。
=== 沿革 ===
==== 「はまかぜ」の運転開始まで ====
* [[1952年]]([[昭和]]27年):大阪駅 - 城崎駅(現在の城崎温泉駅)間(播但線経由)で臨時列車として快速「'''たじま'''」が運転開始。
* [[1953年]](昭和28年)3月15日:大阪駅 - 城崎駅間(播但線経由)で臨時快速「'''ゆあみ'''」が運転開始。週末運転で下りは[[土曜日]]、上りは[[日曜日]]に運転されていた。
* [[1956年]](昭和31年)
** 9月1日:「たじま」が定期列車になる。
** 11月19日:「たじま」の大阪行きが香住発に変更。
* [[1958年]](昭和33年)10月1日:「たじま」の運転区間が大阪駅 - 浜坂駅間に変更。快速「ゆあみ」が準急列車になる。
* [[1960年]](昭和35年)10月1日:「たじま」が準急列車になり、運転区間が大阪駅 - 鳥取駅間に変更される。
* [[1961年]](昭和36年)10月1日:「たじま」が名称を漢字書きの「'''但馬'''」に変更。
* [[1962年]](昭和37年)3月1日:姫路駅 - 浜坂駅間で「但馬」が1往復増発され、「但馬」は2往復になる。
* [[1965年]](昭和40年)10月1日:「ゆあみ」が「但馬」に編入されて廃止。「但馬」は1往復増発され、4往復になる。
* [[1966年]](昭和41年)3月5日:準急列車制度の変更により「但馬」が急行列車になる。
* [[1971年]](昭和46年)10月9日:キハ80系を使用し、臨時特急「ゆあみ」が秋季、「'''はくぎん'''」が冬季のそれぞれ週末に運転され、臨時ながら初めて播但線で特急列車運転。
==== 「はまかぜ」の誕生 ====
{| style="text-align:center; margin:0em 0em 1em 1em;border:solid 1px #999; float:right; width:15em;"
|+1972年12月当時の編成図<ref>『時刻表に見る〈国鉄・JR〉列車編成史』、P.105、JTBパブリッシング(2011年、{{ISBN2|978-4-533-08344-0}})</ref>
|style="background-color:#eee; border-bottom:solid 4px #999;"|はまかぜ
|-
|style="font-size:80%;"|{{TrainDirection|姫路|大阪/鳥取・倉吉}}
|-
|
{| class="wikitable" style="font-size:80%; margin:auto;"
|-
|1||2||3||4||5||6||7
|-
|指||style="background-color:#cf9;"|G||D||指||指||指||指
|}
|-
|
{| class="wikitable" style="font-size:80%; margin:auto;"
|-
|1||2||3||4||5||6
|-
|指||style="background-color:#cf9;"|G||指||指||自||自
|}
|-
|style="text-align:left; font-size:80%;"|
; 凡例
: {{bgcolor|#cf9|G}}=[[グリーン車]]座席指定席
: D=[[食堂車]]
: 指=普通車座席指定席
: 自=普通車自由席
|}
* [[1972年]](昭和47年)3月15日:新大阪駅・大阪駅 - 鳥取駅・倉吉駅間(播但線経由)で特急「'''はまかぜ'''」2往復が運転開始。
** 「はまかぜ」の播但線区間は両端の姫路駅<!--この当時厳密には播但線の起点は飾磨港駅-->と和田山駅以外無停車で、大阪・神戸・姫路 - 但馬地方・鳥取県の輸送を担当する一方、播但線内の需要は急行「但馬」が担当していた。
** 停車駅:新大阪駅 - 大阪駅 - 三ノ宮駅 - 明石駅 - 姫路駅 - 和田山駅 - 八鹿駅 - 江原駅 - 豊岡駅 - 城崎駅 - 浜坂駅 - 鳥取駅 - 倉吉駅 - [[米子駅]]
* [[1975年]](昭和50年)3月10日:「はまかぜ」の倉吉駅発着列車が米子駅発着に変更。(「[[おき (列車)|おき]]」とキハ80系を共通運用するため)食堂車の連結を廃止。
* [[1976年]](昭和51年)10月1日:「はまかぜ」の米子駅発着列車を再び倉吉駅発着に変更。(「[[つばさ (列車)|つばさ]]」電車化で余剰になったキハ181系を「おき」で運用させるため)
* [[1982年]](昭和57年)7月1日:「[[やくも]]」の電車化によって余剰になったキハ181系が運用を開始。
* [[1985年]](昭和60年)3月14日:「はまかぜ」の全列車が鳥取駅発着になる。
* [[1986年]](昭和61年)11月1日:福知山線[[鉄道の電化|電化]]によるダイヤ改正のため、次のように変更される。
*# 「はまかぜ」1往復が再び倉吉駅発着になる。
*# [[浜村駅]]の特急停車が復活。
*# 「まつかぜ」の運転を終了させる代替として、大阪駅 - 浜坂駅間(下りは豊岡駅から普通列車)運転の「但馬」1往復の格上げも兼ね、米子駅発着列車を1往復運行開始(米子駅発着は1976年9月以来の設定)して「はまかぜ」は3往復となり、鳥取駅・米子駅発着がそれぞれ1往復となる。大阪駅 - 姫路駅間で120 km/h運転を開始し、スピードアップが図られる。
*# 昼行急行「[[だいせん (列車)|だいせん]]」の廃止に伴い、[[岩美駅]]・[[松崎駅 (鳥取県)|松崎駅]]・[[浦安駅 (鳥取県)|浦安駅]]・[[赤碕駅]]が停車駅に追加。
*# 「但馬」は大阪駅 - 豊岡駅間と姫路駅 - 浜坂駅間の2往復になる。
* [[1991年]]([[平成]]3年)夏季:海水浴列車として、快速「マリン但馬」が大阪駅 - 鳥取駅間で運転。客車には[[サロンカーなにわ]]、電化区間(大阪駅 - 姫路駅間)での機関車には[[国鉄EF58形電気機関車|EF58 150]]が使用された。
* [[1993年]](平成5年)3月18日:「はまかぜ」の全列車が大阪駅発着になる。
* [[1994年]](平成6年)12月3日:智頭急行線の開業により特急「[[スーパーはくと]]」・「はくと」が運転を開始し、「はまかぜ」の運転区間・本数は大阪駅 - 浜坂駅・鳥取駅間のそれぞれ1往復になって、阪神 - 兵庫県北西部間の直通に特化した列車になる。
* [[1995年]](平成7年)1月17日 - 3月31日:[[阪神・淡路大震災]]の影響により全列車が運休となった。
==== 北近畿ビッグXネットワーク構築後 ====
{|style="text-align:center; margin:0em 0em 1em 1em; border:solid 1px #999; float:right; width:15em;"
|+2010年11月6日までの編成図
|style="background-color:#eee; border-bottom:solid 4px #0072bc;"|はまかぜ
|-
|style="font-size:80%;"|{{TrainDirection|姫路|鳥取/大阪}}
|-
|
{| class="wikitable" style="font-size:80%; margin:auto;"
|-
|1||2||3||4
|-
|指||style="background-color:#cf9;"|G||自||自
|}
|-
|style="text-align:left; font-size:80%;"|
* 全車禁煙
* 多客期には最大8両まで増結された。
; 凡例
: {{bgcolor|#cf9|G}}=グリーン車座席指定席
: 指=普通車座席指定席
: 自=普通車自由席
|}
* [[1996年]](平成8年)3月16日:ダイヤ改正により、次のように変更。
*# 急行「但馬」(2往復)が廃止。このうち1往復は運転区間を大阪駅 - 城崎駅間に変更し特急「はまかぜ」3・4号に編入。この列車に関しては多客期に限り香住駅まで延長することとなる。また、大阪駅乗り入れの臨時「但馬」81・82号も「はまかぜ」81・82号として特急列車化された。
*# その結果「はまかぜ」が再度3往復になるとともに、播但線内の福崎駅・寺前駅が停車駅に追加された。[[特急料金]]も大阪駅 - 浜坂駅に関しては急行廃止の代替として割安なB特急料金が新たに導入されることになった。
* [[1998年]](平成10年)3月14日:生野駅が停車駅になる。
* [[1999年]](平成11年)3月13日:多客期に限り香住駅発着だった列車が通年香住駅発着となり、この列車に関しては多客期には浜坂駅まで延長することとなる。
* [[2000年]](平成12年)3月11日:神戸駅が停車駅になる。
*[[2005年]](平成17年)4月26日:[[JR福知山線脱線事故]]の影響で[[新大阪駅]] - [[福知山駅]]間の特急列車が[[運休]]となり、[[振替輸送]]が必要となったため新大阪駅 - 香住駅間で臨時列車1往復(88・89号)を6月18日まで運行。
* [[2006年]](平成18年)10月21日:[[香美町]]の「余部鉄橋メモリアル事業」にあわせ、姫路駅 - 浜坂駅間で急行「[[あまるべ (列車)|あまるべ]]」を運転<ref>[https://web.archive.org/web/20061008083139/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/060824c.html さようなら「余部鉄橋」 「急行 あまるべ」運転] - 西日本旅客鉄道(2006年8月24日、2006年10月8日時点でのアーカイブ)</ref>。
* [[2009年]](平成21年)6月1日:全車両禁煙になる<ref>[https://web.archive.org/web/20110613000900/http://www.jr-odekake.net/railroad/service/smoking.html 受動喫煙防止の取り組みについて] - 西日本旅客鉄道(2011年6月13日時点でのアーカイブ)</ref>。
==== 2010年代以降の動向 ====
{|style="text-align:center; margin:0em 0em 1em 1em;border:solid 1px #999; float:right; width:15em;"
|+2021年3月12日までの編成図
|-
|style="background-color:#eee; border-bottom:solid 4px #c82b55;" |はまかぜ
|-
|style="font-size:80%;" |{{TrainDirection|姫路| 鳥取/大阪}}
|-
|
{|class="wikitable" style="font-size:80%; margin:auto;"
|-
|1||2||3
|-
|自||指||指
|}
|-
|style="text-align:left; font-size:80%;"|
* 全車禁煙
* 姫路で進行方向が変わる
* 6両編成で運転する日がある
* 座席種別は変更する場合がある
; 凡例
: 指=[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]座席指定席
: 自=普通車自由席
|}
* [[2010年]](平成22年)
** 11月6日:キハ181系による「はまかぜ」の運用が終了<ref>「[https://railf.jp/news/2010/11/07/123500.html キハ181系“はまかぜ”ラストラン]」-『railf.jp(鉄道ニュース)』、交友社(2010年11月24日)</ref>。
** 11月7日:新型車両のキハ189系が運転開始{{R|JRW20100721}}。
** 12月23日:臨時列車としてのキハ181系による「かにカニはまかぜ」の運用が終了{{R|RF20101122}}{{R|Yomiuri20101223}}。
* [[2011年]](平成23年) [[2月28日]]:[[車内販売]]の営業が廃止<ref>「[https://web.archive.org/web/20110305044147/http://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/0003835389.shtml さよなら車内販売 兵庫県内の在来線で終了]」-『神戸新聞(但馬版)』、神戸新聞社(2011年3月1日、2011年3月5日時点でのアーカイブ)</ref>。
* [[2016年]](平成28年)[[3月26日]]:下り1号と上り4号が竹田駅に通年停車を開始<ref>{{PDFlink|[https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_04_kitakinki.pdf 平成28年春ダイヤ改正について]}} - 西日本旅客鉄道福知山支社(2015年12月18日)</ref>。
* [[2019年]](平成31年)[[3月16日]]:5号が[[西明石駅]]・[[加古川駅]]に停車<ref>{{PDFlink|[https://www.westjr.co.jp/press/article/items/181214_00_daiya_1.pdf 2019年春ダイヤ改正(3月16日【土曜日】)]}} - 西日本旅客鉄道(2018年12月14日)</ref>。
* [[2021年]]([[令和]]3年)[[3月13日]]:全列車が全席指定席になる<ref>{{PDFlink|[https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201218_00_ticketless_keihanshin-kitakinki.pdf 「e5489 チケットレスサービス」(在来線)の拡充および 特急列車指定席の拡大について]}} - 西日本旅客鉄道(2020年12月18日)</ref>。<!--全席指定化は特急「らくラクはりま」に続き2例目-->
* [[2023年]]([[令和]]5年)[[3月16日]]:2号が城崎温泉始発、5号が豊岡止まりに見直された。代わりに朝の1号が鳥取行きになり、昼に4号が折り返し列車で設定される<ref>{{PDFlink|[https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221216_00_press_daiyakintou.pdf 2023年3月18日にダイヤ改正を実施します]}} - 西日本旅客鉄道(2022年12月16日)</ref>。
* [[2025年]](令和7年)[[1月6日]] - 3月14日:木曜日を除き、「かにカニはまかぜ」に観光列車「[[はなあかり]]」を増結<ref>[https://www.jr-odekake.net/railroad/hanaakari/operation_2501/ 運行情報 1月〜3月|はなあかり:JRおでかけネット] - 西日本旅客鉄道(2024年12月16日閲覧)</ref><ref>{{PDFlink|[https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241018_00_press_Kanikanihamakaze.pdf 観光列車「はなあかり」編成を冬季は特急「かにカニはまかぜ」に増結して運行!!]}} - 西日本旅客鉄道(2024年10月18日)</ref><ref>{{PDFlink|[https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241128_00_press_hanaakari_kanikanihamakaze.pdf 特急「かにカニはまかぜ」へ「はなあかり」車両を増結!~駅や車内でのおもてなし・特別な旅行商品~]}} - 西日本旅客鉄道(2024年11月28日)</ref>。
{{-}}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* 三宅俊彦・寺本光照『国鉄JR臨時列車ハンドブック』、PP.78・116、[[KADOKAWA|新人物往来社]](2002年10月、{{ISBN2|978-4-404-03028-3|link=no}})
* 寺本光照『国鉄・JR列車名大事典』、中央書院(2001年、{{ISBN2|978-4-887-32093-2|link=no}})
* 今尾恵介・原武史『日本鉄道旅行歴史地図帳-全線・全駅・全優等列車- 8号・近畿』、[[新潮社]](2010年、{{ISBN2|978-4-10-790042-5|link=no}})
* 『[[時刻表#JTB時刻表|JTB小さな時刻表]]』2024年春、[[JTBパブリッシング]](2024年2月)
== 関連項目 ==
* [[北近畿ビッグXネットワーク]]
== 外部リンク ==
* [
{{京阪神対北近畿優等列車}}
{{陰陽連絡優等列車}}
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[[Category:西日本旅客鉄道の列車]]
[[Category:日本国有鉄道の列車]]
[[Category:東海道本線の列車]]
[[Category:山陽本線]]
[[Category:山陰本線|列はまかせ]]
[[Category:JR神戸線|列はまかせ]]
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