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{{Otheruses|アクションゲーム作品|格闘技|ベアナックル・ボクシング}}
『'''ベア・ナックル'''』は1991年8月に[[メガドライブ]]で発売された[[セガ]]の[[ベルトスクロールアクションゲーム]]、およびそのシリーズの名称である。タイトルの「ベアナックル」は、素手で戦うことを指すボクシング用語から[[ベアナックル・ボクシング]]に由ている。
 
本シリーズは、『[[ファイナルファイト]]』([[カプコン]])と類似したシステムのベルトスクロールアクションゲームであり、2020年までに4作が発売された。
== 概要 ==
『[[ファイナルファイト]]』([[カプコン]])タイプの横スクロール格闘アクションゲームで、3作が発売された。全作[[古代祐三]]がゲーム中の音楽を担当している(但しII、IIIは川島基宏との共作で、IIは全20曲中17曲、IIIは全27曲中16曲を担当)。
 
第一作の音楽は[[古代祐三]]が制作しており、『II』と『III』は川島基宏との共作である(古代の担当曲は『II』は全20曲中17曲、『III』は全27曲中16曲である)<ref>[https://middle-edge.jp/articles/DCs3O 『ベア・ナックル 怒りの鉄拳』とは「セガ」から発売された「2人同時プレイも可能」な「ベルトスクロールアクションゲーム」。「1作目」にして準最高傑作 - Middle Edge]</ref>。
日本国外では''"Streets of Rage"''のタイトルで販売された。これはのちに[[メガCD]]用ソフト『セガクラシック アーケードコレクション』の収録作品の1つとして、Iのみ逆輸入されている。
 
日本国外では "'''Streets of Rage'''"(ストリーツ・オブ・レイジ)のタイトルで販売された。これはのちに[[メガCD]]用ソフト『[[セガクラシック アーケードコレクション]]』の収録作品の1つとして、『I』のみ逆輸入されている。
[[セガサターン]]用に続編が構想される事はあったが実現はされず、[[ドリームキャスト]]用にはキャラクターの基本操作が可能なプロトタイプが製作されたが製品化には至らなかった。
 
古代祐三のサウンドワークは評価が高く<ref>『ゲームサイド vol.06』p.109</ref>、各作品の発売と同時期に、[[アルファレコード]]より[[サウンドトラック]]CDが発売された。また、[[2007年]][[8月10日]]に[[5pb.]]から発売されたCD『古代祐三 BEST COLLECTION Vol.2』には、本シリーズ3作品と『[[ザ・スーパー忍]]』の音楽がまとめて収録されている。5pb.版CDには『I』のアルファレコード版CDにあったアレンジ曲は入っていないが、その代わり『III』のアルファレコード版CDで未収録だった曲が入っている。
[[Xbox 360]]の[[Xbox Live|Xbox Live Arcade]]にてIIのダウンロード配信が行われ、シリーズ初のオンライン協力プレイに加えてユーザーのやりこみ度がわかる実績システム、世界ランキングも追加された。
そのほか、2005年に[[ゲームキューブ]]と[[プレイステーション2]]より発売された[[ソニックジェムズコレクション]]に、隠しゲームとしてI、II、IIIの移植版が収録され、[[Wii]]の[[バーチャルコンソール]]でも各作品のダウンロード配信が行われている。
 
セガにおけるシリーズ展開は『III』で一区切りとなったが、『III』の発売から26年後の2020年4月30日、同作の10年後を描いた『[[#ベア・ナックルIV|ベア・ナックルIV]]』が発売された<ref name="4Gamer.net20200430">{{Cite web|和書|title=シリーズ26年ぶりの最新作「ベア・ナックルIV」が本日配信開始。パッケージ製品「スペシャルエディション」は7月30日発売へ|url=https://www.4gamer.net/games/431/G043159/20200430042/|website=www.4gamer.net|date=2020-04-30|accessdate=2020-05-16|publisher=Aetas|author=Gueed}}</ref>。
IとIIは[[ゲームギア]]版と海外[[マスターシステム]]版も発売されているが、これらの次世代機への移植や復刻は行われていない。
 
また、『IV』発売までの間、このシリーズに影響を受けた世代による続編的なアプローチの作品がセガ以外のメーカーで、いくつか試みられている(詳細は[[#続編の構想]]を参照)。
[[2008年]][[9月25日]]より、[[iモード]]のサイト『ぷよぷよ!セガ』にて、Iのリメイク作品『ベアナックル モバイル』が配信開始となった。
 
各作品の発売と同時期に、[[アルファレコード]]より[[サウンドトラック]]CDが発売された。また、[[2007年]][[8月10日]]に[[5pb.]]から発売されたCD『古代祐三 BEST COLLECTION Vol.2』には、本シリーズ3作品と『[[ザ・スーパー忍]]』の音楽がまとめて収録されている。5pb.版CDにはIのアルファレコード版CDにあったアレンジ曲は入っていないが、その代わりIIIのアルファレコード版CDで未収録だった曲が入っている。
 
== ベア・ナックル 怒りの鉄拳 ==
{{コンピュータゲーム
| Title = ベア・ナックル 怒りの鉄拳
| image =
|Genre=ベルトスクロールアクションゲーム
| Genre = [[ベルトスクロールアクションゲーム|ベルトスクロールアクション]]
|Plat=メガドライブ
| Plat = [[メガドライブ]] (MD){{Collapsible list |title = 対応機種一覧 |1 = [[ゲームギア]] (GG)<br />[[セガ・マスターシステム]] (SMS)<br />[[Wii]]<br />[[iアプリ]]<br />[[iOS]]<br />[[Windows Mobile]] (WM)<br />[[Microsoft Windows|Windows]] (Win)<br />[[ニンテンドー3DS]] (3DS)<br />[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]<br />[[Linux]]<br />[[Mac (コンピュータ)|Mac]]}}
|Dev=セガ
| Dev = [[セガワウ|セガ開発第6部]] (メガドライブ)<br />ジャパンシステムハウス(マスターシステム、ゲームギア)<br />[[エインシャント]]
|Pub=セガ
| Pub = [[セガ]]
|Play=1〜2人
| distributor =
|Media=ロムカセット(4メガビット)
| producer = 百田浩司
|Date=[[1991年]][[8月2日]]
| director = [[大場規勝]]
|Price=6,000円
| designer = 大場規勝<br />ちのひろあき
| writer =
| programmer = 百田浩司<br />LITTLE SUN
| composer = [[古代祐三]]
| artist = 清宮敦嗣<br />福田ひろみ<br />NANDEMO<br />UDI
| series = ベア・ナックルシリーズ
| Ver =
| Play = 1 - 2人(同時プレイ)
| Media = 4[[メガビット]][[ロムカセット]]<ref name="megafan28">{{Cite journal |和書
|author =
|authorlink =
|title = 7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93
|date = 1993-07-15
|publisher = [[徳間書店]]
|journal = [[ドリームキャストFAN|メガドライブFAN]]
|volume = 5
|number = 7
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|pages = 28
|url =
|ref = harv}}</ref>
| Date = {{vgrelease new|JP|1991-08-02|NA|1991-09-18|EU|October 1991}}{{Collapsible list |title = 発売日一覧 |1 = '''GG'''<br />{{vgrelease new|EU|1992-10-18|JP|1992-11-27|NA|1992-12-31}}'''SMS'''<br />{{vgrelease new|EU|1993-06-07}}'''Wii'''<br />{{vgrelease new|NA|2007-02-19|JP|2007-02-27|EU|2007-03-02}}'''iアプリ'''<br />{{vgrelease new|JP|2008-09-25}}'''iOS'''<br />{{vgrelease new|NA|2009-07-14|EU|2009-07-14|JP|2009-08-19}}'''WM'''<br />{{vgrelease new|JP|2010-01-07}}'''Win'''<br />{{vgrelease new|NA|2011-01-26|EU|2011-01-26}}'''3DS'''<br />{{vgrelease new|JP|2013-08-21|NA|2013-12-19|EU|2013-12-19}}'''Android'''<br />{{vgrelease new|INT|2017-12-06}}'''Linux,Mac'''<br />{{vgrelease new|INT|2018-05-29}}}}
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| etc = 型式:{{vgrelease new|JP|G-4050|NA|1019|EU|1019}}
}}
『'''ベア・ナックル 怒りの鉄拳'''』(ベア・ナックル いかりのてっけん)は、[[1991年]][[8月2日]]に日本の[[セガ]]から発売された[[メガドライブ]]用[[ベルトスクロールアクションゲーム]]。
シリーズ第1作。元・警官の3人がシンジケートに立ち向かい、街に平和を取り戻すために戦う。制作は『ザ・スーパー忍』のスタッフが担当。
 
同社の『ベア・ナックルシリーズ』の第1作目。元・警官の3人がシンジケートに立ち向かい、街に平和を取り戻すために戦う。同社のアーケードゲーム『[[ゴールデンアックス]]』([[1989年]])のシステムを土台にしつつ、[[カプコン]]から稼働されたアーケードゲーム『[[ファイナルファイト]]』(1989年)のエッセンスを加えたものとなっている。
 
[[1992年]]に[[ゲームギア]]に移植された他、[[1993年]]には欧州にて[[セガ・マスターシステム]]に移植された。オムニバスソフトとしては、[[メガCD]]用ソフト『'''[[セガクラシック アーケードコレクション]]'''』([[1992年]])、[[PlayStation 2]]および[[ニンテンドー ゲームキューブ|ゲームキューブ]]用ソフト『'''[[ソニック ジェムズ コレクション]]'''』([[2005年]])、[[PlayStation 3]]および[[Xbox 360]]用ソフト『'''[[ソニック アルティメット ジェネシスコレクション]]'''』([[2009年]])などに収録された。メガドライブ版は[[2007年]]に[[Wii]]用ソフトとして[[バーチャルコンソール]]にて配信された他、[[2008年]]に[[携帯電話ゲーム]]として[[iアプリ]]にて、2009年に[[iOS]]用ソフトとして、[[2013年]]には[[ニンテンドー3DS]]用ソフト『'''3Dベア・ナックル 怒りの鉄拳'''』として配信された。
=== ゲームシステム ===
『[[ゴールデンアックス]]』のシステムを土台にしつつ、当時ヒットしていた『ファイナルファイト』のエッセンスを加えた内容。
 
=== ゲーム内容 ===
能力が異なる3人の主人公からプレイヤーキャラクターを選び、群がる敵を倒しながら進んでいく。使用するボタンは3つで、それぞれジャンプ、攻撃、スペシャル攻撃に割り当てられている。
 
『ゴールデンアックス』との大きな違いとして、ダッシュおよびダッシュ攻撃が削除された点と敵を掴んだ状態(掴み状態)から繰り出せる技が増えている点が挙げられる(ダッシュはIII、ダッシュ攻撃はIIで復活)。これにより、ダッシュ攻撃が重要だった『ゴールデンアックス』から一変し、近距離での肉弾戦が攻略上大きなウェイトを占めるようになった。掴み状態のときは膝蹴りや投げ技を出す以外に、ジャンプボタンで敵の後方に回ることもできる。後方に回ると、通常時とは異なる投げ技を繰り出すことが可能。また、敵に後ろから掴まれて羽交い絞めにされたときは、ジャンプボタンで反動をつけたのち攻撃ボタンを押すことで、逆に敵を投げ返せるという仕掛けもある。
 
スペシャル攻撃は『ゴールデンアックス』の魔法に近いもので、主人公のかつての同僚である警官を呼び出し、ナパーム弾またはロケットランチャーによる援護射撃で画面全体の敵すべてに大ダメージを与えられる。これは原則として1ステージラウンドにつき1回のみで、ラウンド8では使えないという制約があるが、屋内それ以外ステージラウンドなら船上や工場内さえ使用できない可能
 
ジャンプボタンと攻撃ボタンを同時に押すと『ゴールデンアックス』と同様に背後攻撃が可能。この技は判定が強く、一部のボス戦ではわざと敵に背中を向け、近寄ってきた敵をこれで迎撃する戦法が有効となる。
 
2人プレイ時、相手プレイヤーを掴んで投げることで「合体攻撃」が発動する。ただし、使いどころが少なかったためか、II以降ではこのアクションは削除されてした。シリーズで唯一、2人プレイ時ではボスキャラクターが二体登場する
 
=== 開発 ===
ロム容量が少ないためキャラクターが全体的に小さく、映像面でやや迫力に欠けるものの、爽快感・ゲームバランス・音楽については高水準の仕上がりで、当時のメガドライブ専門誌の読者レビューでは概ね好評を得た。
開発は[[スマイルビット|セガ第6AM研究開発部]]が行い、ゲーム・デザインはメガドライブ用ソフト『[[ザ・スーパー忍]]』([[1989年]])を手掛けた[[大場規勝]]とメガドライブ用ソフト『[[ESWAT]]』([[1990年]])を手掛けたちのひろあき、プログラムはメガドライブ用ソフト『[[北斗の拳|北斗の拳 新世紀末救世主伝説]]』(1989年)を手掛けた百田浩司、音楽は『ザ・スーパー忍』を手掛けた[[古代祐三]]が担当している。
 
==== 音楽 ====
=== プレイヤーキャラクター ===
古代は[[レッドブル]]とのインタビューの中で、本作での楽曲制作において初めて海外の市場を意識したと話している{{R|Redbull}}。
 
本作のプラットフォームであるメガドライブは日本よりも欧米で売れており、これらの国や地域ではセガの音楽で多く見られたフュージョン系の音楽よりも、クラブミュージックの人気が高かった{{R|Redbull}}。
 
日本においてクラブミュージックはあまり一般的ではなかったものの、古代は将来この音楽が日本でも流行するだろうと考え、海外での音楽の流行に合わせ、本作の音楽にクラブミュージックを取り入れた{{R|Redbull}}。
 
本作のオープニングトラックは開発初期の段階で作られたものであり、[[ソウル・II・ソウル]]や[[エニグマ (ミュージシャン)|エニグマ]]の影響を受けていると古代はレッドブルとのインタビューの中で話している{{R|Redbull}}。
 
一方で、古代は楽曲制作に当たり繰り返し遊ぶというゲームの性質を踏まえる必要があったほか、FM音源のサウンドも自分でプログラミングする必要があったため、本作の楽曲はMTVで流れている音楽とは少し違うユニークなものになったのだろうとレッドブルとのインタビューの中で推測している{{R|Redbull}}。
 
セガ側からは楽曲の指定はなかったものの、当時のコンシューマー部門の部長が古代の音楽を気に入り、採用した<ref name="Redbull">{{Cite interview|和書|title=古代祐三インタビュー|url=http://www.redbullmusicacademy.jp/jp/magazine/yuzo-koshiro-interview|accessdate=2020-05-15|publisher=レッドブル|interviewer=Nick Dwyer|subject=古代祐三|archiveurl=https://web.archive.org/web/20141010145438/http://www.redbullmusicacademy.jp/jp/magazine/yuzo-koshiro-interview|archivedate=2014-10-10}}</ref>。
 
=== キャラクター ===
==== プレイヤーキャラクター ====
各キャラクターの能力はパワー、ジャンプ力、スピードの3項目で表される。
 
; アクセル・ストーン
; アクセル・ストーン(AXEL STONE)
: パワーA、ジャンプ力B、スピードA
: 全シリーズ通しての主人公で、マーシャルアーツの使い手。ジャンプ攻撃のリーチが短いことを除けば大きな欠点はなく、扱いやすいキャラクターである。金髪に青いバンダナ、白いシャツにジーンズという服装で、趣味は「[[ビデオゲーム]]」。
; [[ブレイズ・フィールディング]](BLAZE FIELDING)
: パワーB、ジャンプ力A、スピードA
: 全シリーズ通してのヒロイン。柔道の達人。女性らしさの表れか、作品ごとにコスチュームが大きく変わる。本作では頭にバンダナを巻き、袖のあるジャケットを着ている。趣味は「[[ランバダ]]」{{Sfn|ゲームサイド Vol.B|p=84}}
; アダム・ハンター(ADAM HUNTER)
: パワーA、ジャンプ力A、スピードB
: ボクサータイプの黒人。コンボではアッパーで敵を空中にあげたところを蹴りとばして、後ろの敵ごとなぎたおせる。なぜか趣味は「[[盆栽]]」。なお、II以降の「'''ベアナックルシリーズのパワータイプキャラクターは、次回作で消えるジンクス'''」のはしりであり、当時のメガドライブ専門誌の読者投稿コーナーでは、この点を散々ネタにされている。ゲームギア版には未登場
 
==== 敵キャラクター ====
; ガルシア(GARCIA)
; アントニオ
: シンジケートに金で雇われたゴロツキ、普段は単にパンチで殴るが、時々ナイフなどの武器を使用する雑魚。
: ステージ1のボス。ブーメランを持っている。時々ブーメランを投げてくる。
; Y.シグナル(Y.SIGNAL)
; サウザー
: スライディングと投げを使う雑魚。
: ステージ2のボス。両手にカギ爪を装備している。こちらの攻撃にすばやく反応し、反撃してくることが多い。ゲームギア版には登場しない。
; ノーラ(NORA)
; アバデデ
: ボンデージ衣装を着用した女雑魚。鞭を持って攻撃する。普段は怪しげな会員制のクラブに勤務しており、女王様と呼ばれているらしい。
: ステージ3のボス。プロレスラー。ラリアット攻撃が得意。ゲームギア版には登場しない。
; 白鷹(はくよう、HAKUYO)
; ボンゴ
: 少林寺で拳法を学び、あまりの残忍から破門され、シンジケートに雇われた中国系の雑魚。蹴り技を得意とし、ジャンプ力が高い。
: ステージ4のボス。太ったスキンヘッドの男。口から火を噴きながら突進してくる。投げようとすると逆にこちらがつぶされてしまう。
; ジャック(JACK)
; 鬼姫&夜叉(海外版ではMONA&LISA)
: 普段は松明や小さな斧をジャグリングしている大柄な体格の雑魚。時には斧や松明を投げることがある。アルバイトでサーカスのピエロをしているらしい。
: ステージ5のボス。日系人と思われる女性2人組。素早い動きで回し蹴りなどを仕掛けてくる。見た目はブレイズの色換え。背後攻撃が有効。
; アントニオ(ANTONIO)
: ラウンド1のボス。ブーメランを持っているイタリア系の男。世界ブーメラン選手権3位らしい。接近戦では前蹴りを放ち、遠方からはブーメランを投げてくる。
; サウザー(SOUTHER)
: ラウンド2のボス。両手にカギ爪を装備している男。こちらの攻撃にすばやく反応し、反撃してくることが多い。ゲームギア版には登場しない。
; アバデデ(ABADEDE)
: ラウンド3のボス。リング上で25人のレスラーを再起不能にした過去を持つ、顔にメイクをした元プロレスラー。ラリアット攻撃が得意。ゲームギア版には登場しない。
; ボンゴ(BONGO)
: ラウンド4のボス。中国系の太った大男。口から火を噴きながら突進してくる。投げようとすると逆にこちらがつぶされてしまう。
; 鬼姫&夜叉(ONIHIME&YASHA、海外版ではMONA&LISA)
: ラウンド5のボス。日系人の女性2人組。本作では風貌がブレイズの色違い。素早い動きで回し蹴りなどを仕掛けてくる。
; Mr.X
: シンジケートのボス、および本作の最終ボス。[[サブマシンガン]]で攻撃してくる。なお、2P2人でプレイしていて、このボスとの決戦の前に特定の条件を満たした上で倒すとバッドエンディングを見る事ができる。
 
=== 移植版 ===
== ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌(レクイエム)==
{|class="wikitable" style="white-space:nowrap; font-size:85%"
{{コンピュータゲーム
|-
|Title=ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌
! No.
|Genre=ベルトスクロールアクションゲーム
! タイトル
|Plat=メガドライブ
! 発売日
|Dev=エインシャント
! 対応機種
|Pub=セガ
! 開発元
|Play=1〜2人
! 発売元
|Media=ロムカセット(16メガビット)
! メディア
|Date=[[1993年]][[1月14日]]
! 型式
|Price=7,800円
! 備考
}}
|-
シリーズ第2作。囚われたアダムを救う為、アクセル、ブレイズ、そして[[プロレスラー]]のマックス、アダムの弟のサミーが立ち上がる。本作のみ[[エインシャント]]が制作を担当。
| style="text-align:right" | 1
! {{vgrelease new|EU|Streets of Rage|JP|ベア・ナックル 怒りの鉄拳|NA|Streets of Rage}}
| {{vgrelease new|EU|1992-10-18|JP|1992-11-27|NA|1992-12-31}}
| [[ゲームギア]]
| エインシャント
| セガ
| 2メガビットロムカセット<ref name="megafan122">{{Cite journal |和書
|author =
|authorlink =
|title = 7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93
|date = 1993-07-15
|publisher = [[徳間書店]]
|journal = [[ドリームキャストFAN|メガドライブFAN]]
|volume = 5
|number = 7
|naid =
|pages = 122
|url =
|ref = harv}}</ref>
| {{vgrelease new|EU|2417|JP|G-3313|NA|2417-50}}
|
|-
| style="text-align:right" | 2
! [[セガクラシック アーケードコレクション]]
| {{vgrelease new|NA|1992-10-15|EU|1992年|JP|1993-04-23}}
| [[メガCD]]
| セガ
| セガ
| [[CD-ROM]]
| {{vgrelease new|NA|T-4127|EU|4127|JP|G-6012}}
|
|-
| style="text-align:right" | 3
! Streets of Rage
| {{vgrelease new|EU|1993-06-07}}
| [[セガ・マスターシステム]]
| エインシャント
| セガ
| ロムカセット
| 9019
|
|-
| style="text-align:right" | 4
! [[ソニック ジェムズ コレクション]]
| {{vgrelease new|JP|2005-08-11}}
| [[PlayStation 2]]<br />[[ニンテンドー ゲームキューブ|ゲームキューブ]]
| [[ソニックチーム]]
| セガ
| [[DVD-ROM]]
| '''PS2:'''SLPM-66074<br />'''GC:'''DOL-G2XJ-JPN
| メガドライブ版の移植、日本版のみ収録
|-
| style="text-align:right" | 5
! {{vgrelease new|NA|Streets of Rage|JP|ベア・ナックル 怒りの鉄拳|EU|Streets of Rage}}
| {{vgrelease new|NA|2007-02-19|JP|2007-02-27|EU|2007-03-02}}
| [[Wii]]
| セガ
| セガ
| [[ダウンロード販売|ダウンロード]]<br />([[バーチャルコンソール]])
| {{vgrelease new|NA|AGB-P-A3PE|EU|AGB-P-A3PP}}
| 日本では2019年1月31日配信終了
|-
| style="text-align:right" | 6
! ベアナックル モバイル
| {{vgrelease new|JP|2008年9月25日<ref>{{Cite web|和書|author=滝沢修 |date=2008-09-25 |url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/20080925/bare.htm |title=セガ、iモード「ベアナックル モバイル」、初代「ベア・ナックル」を携帯電話向けにリニューアル |website=[[Impress Watch|GAME Watch]] |publisher=[[インプレス]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref>}}
| [[FOMA]]703i/903iシリーズ以降<br />([[iアプリ]])
| セガ
| セガ
| ダウンロード<br />(ぷよぷよ! セガ)
| -
| メガドライブ版の移植
|-
| style="text-align:right" | 7
! [[ソニック アルティメット ジェネシスコレクション]]
| {{vgrelease new|NA|2009-02-10|EU|2009-02-20|AU|2009-02-20}}
| [[PlayStation 3]]<br />[[Xbox 360]]
| [[:en:Backbone Entertainment|Backbone]]
| セガ
| [[Blu-ray Disc|BD-ROM]]<br />DVD-ROM
| '''PS3:'''{{vgrelease new|NA|BLUS-30259|EU|BLES-00475}}'''X36:'''{{vgrelease new|NA|68034|EU|384-40210}}
| メガドライブ版の移植
|-
| style="text-align:right" | 8
! {{vgrelease new|NA|Streets of Rage|EU|Streets of Rage|JP|ベア・ナックル}}
| {{vgrelease new|NA|2009-07-14|EU|2009-07-14|JP|2009年8月19日<ref>{{Cite web|和書|author=鬼頭世浪 |date=2009-08-19 |url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/309366.html |title=セガ、iPhone/iPod touch「ベア・ナックル」を配信 |website=[[Impress Watch|GAME Watch]] |publisher=[[インプレス]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author= |date=2009-08-19 |url=https://www.inside-games.jp/article/2009/08/19/37187.html |title=メガドライブ版を完全移植!iPhone/iPod Touch『ベア・ナックル』配信開始 |website=[[インサイド (ニュースサイト)|iNSIDE]] |publisher=[[イード (企業)|イード]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref>}}
| [[iPhone]]、[[iPod touch]]<br />([[iOS]])
| セガ
| セガ
| ダウンロード
| {{vgrelease new|NA|320540355}}
|
|-
| style="text-align:right" | 9
! ベアナックル モバイル
| {{vgrelease new|JP|2010年1月7日<ref>{{Cite web|和書|author=階堂綾野 |date=2010-01-07 |url=https://www.inside-games.jp/article/2010/01/07/39744.html |title=セガ、Windows phone向けアプリ『ベアナックル モバイル』の配信を開始 |website=[[インサイド (ニュースサイト)|iNSIDE]] |publisher=[[イード (企業)|イード]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=GAME Watch編集部 |date= |url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/digests/340994.html |title=ダイジェスト・ニュース |website=[[Impress Watch|GAME Watch]] |publisher=[[インプレス]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref>}}
| [[Windows Mobile]]
| セガ
| セガ
| ダウンロード<br />(Windows Marketplace for Mobile)
| -
| メガドライブ版の移植
|-
| style="text-align:right" | 10
! Streets of Rage
| {{vgrelease new|NA|2011-01-26|EU|2011-01-26}}
| [[Microsoft Windows|Windows]]
| セガ
| セガ
| ダウンロード<br />([[Steam]])
| 71164
|
|-
| style="text-align:right" | 11
! Sega Mega Drive Classics Collection Vol.4
| {{vgrelease new|EU|2011-02-04}}
| Windows
| セガ
| セガ
| CD-ROM
| -
| メガドライブ版の移植
|-
| style="text-align:right" | 12
! {{vgrelease new|NA|Sega Genesis Classic Collection - Gold Edition|EU|Sega Mega Drive Classic Collection - Gold Edition}}
| {{vgrelease new|NA|2011-03-15|EU|2011-03-18}}
| Windows
| セガ
| セガ
| DVD-ROM
| -
|
|-
| style="text-align:right" | 13
! {{vgrelease new|NA|SEGA Genesis Classics Collection|EU|Sega Mega Drive Classic Collection}}
| {{vgrelease new|NA|2011-03-25|EU|2011-03-25}}
| Windows
| セガ
| セガ
| ダウンロード<br />(Steam)
| -
| メガドライブ版の移植
|-
| style="text-align:right" | 14
! {{vgrelease new|JP|ベア・ナックルコレクション|NA|Sega Vintage Collection - Streets of Rage|EU|Sega Vintage Collection - Streets of Rage}}
| {{vgrelease new|INT|2012年5月30日<ref>{{Cite web|和書|author=佐伯憲司 |date=2012-05-18 |url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/533738.html |title=セガ、PS3/Xbox 360「セガエイジスオンライン」シリーズの配信日決定! |website=[[Impress Watch|GAME Watch]] |publisher=[[インプレス]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=津久井箇人 a.k.a. そそそ |authorlink=津久井箇人 |date=2012-05-18 |url=https://www.inside-games.jp/article/2012/05/18/56712.html |title=「セガエイジスオンライン」配信日決定 ― Xbox360には『ゴールデンアックス』『ベア・ナックル』も |website=[[インサイド (ニュースサイト)|iNSIDE]] |publisher=[[イード (企業)|イード]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=Gueed |date=2012-05-18 |url=https://www.4gamer.net/games/000/G000000/20120518002/ |title=PSN/XBLA向け復刻タイトルシリーズ「セガエイジスオンライン」は5月23日より配信。「ゴールデンアックス」「ベア・ナックル」も5月30日に登場 |website=[[4Gamer.net]] |publisher=[[デジタルハーツホールディングス|Aetas]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author= |date=2012-05-30 |url=https://www.famitsu.com/news/201205/30015433.html |title=『ゴールデンアックスコレクション』と『ベア・ナックルコレクション』が配信開始 |website=[[ファミ通|ファミ通.com]] |publisher=[[KADOKAWA]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref>}}
| Xbox 360<br />([[Xbox Live|Xbox Live Arcade]])
| セガ
| セガ
| ダウンロード
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| メガドライブ版の移植
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! {{vgrelease new|JP|3Dベア・ナックル 怒りの鉄拳|NA|3D Streets of Rage|EU|3D Streets of Rage}}
| {{vgrelease new|JP|2013年8月21日<ref>{{Cite web|和書|author=佐伯憲司 |date=2013-08-09 |url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/611072.html |title=3DS「3D ベア・ナックル 怒りの鉄拳」8月21日に配信!3D立体視化でステージの存在感がアップした「3D復刻プロジェクト」第8弾 |website=[[Impress Watch|GAME Watch]] |publisher=[[インプレス]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=津久井箇人 a.k.a. そそそ |authorlink=津久井箇人 |date=2013-08-09 |url=https://www.inside-games.jp/article/2013/08/09/69386.html |title=『3D ベア・ナックル 怒りの鉄拳』配信決定 ― 2人プレイに対応、新システム「一撃必殺」モードも搭載 |website=[[インサイド (ニュースサイト)|iNSIDE]] |publisher=[[イード (企業)|イード]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author= |date=2013-08-21 |url=https://www.famitsu.com/news/201308/21038638.html |title=『3D ベア・ナックル 怒りの鉄拳』が本日より配信開始 |website=[[ファミ通|ファミ通.com]] |publisher=[[KADOKAWA]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=電撃オンライン |date=2013-08-21 |url=https://dengekionline.com/elem/000/000/698/698032/ |title=『3D ベア・ナックル 怒りの鉄拳』が本日配信――新たに一撃必殺モードや海外バージョンを収録 |website=[[アスキー・メディアワークス|電撃オンライン]] |publisher=[[KADOKAWA]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=Chun |date=2013-08-21 |url=https://www.4gamer.net/games/229/G022973/20130821014/ |title=「3D ベア・ナックル 怒りの鉄拳」本日よりニンテンドーeショップで配信。悪のシンジケートから街の平和を取り戻す,懐かしのベルトスクロールアクションが復刻 |website=[[アスキー・メディアワークス|電撃オンライン]] |publisher=[[KADOKAWA]] |language= [[日本語]] |accessdate=2020-03-29}}</ref>|NA|2013-12-19|EU|2013-12-19}}
| [[ニンテンドー3DS]]
| セガ
| セガ
| ダウンロード<br />([[セガ3D復刻プロジェクト]])
| {{vgrelease new|JP|CTR-JRAJ-JPN|NA|CTR-JRAE-USA|EU|CTR-JRAP-EUR}}
|
|-
| style="text-align:right" | 16
! Streets of Rage
| {{vgrelease new|INT|2017-12-06}}
| [[Android (オペレーティングシステム)|Android]]
| セガ
| セガ
| ダウンロード<br />([[Google Play]])
| -
| メガドライブ版の移植
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! [[Sega Genesis Classics]]
| {{vgrelease new|NA|2018-05-29|EU|2018-05-29}}'''Switch'''<br />{{vgrelease new|NA|2018-12-07|EU|2018-12-06}}
| [[Linux]]<br />[[macOS]]<br />[[PlayStation 4]]<br />[[Xbox One]]<br />[[Nintendo Switch]]
| d3t<br />セガ
| セガ
| ダウンロード<br />(Steam、[[PlayStation Store]]、<br />[[Microsoft Store]]、<br />[[ニンテンドーeショップ]])<br />BD-ROM<br />Nintendo Switch専用ゲームカード
| '''PS4:'''<br />{{vgrelease new|NA|CUSA-10828|EU|CUSA-09771}}<br />'''XBO:'''<br />{{vgrelease new|EU|INL-SE10663080}}<br />'''Switch:'''<br />{{vgrelease new|NA|HAC-P-AQGKB|EU|HAC-P-AQGKA}}
| メガドライブ版の移植
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| style="text-align:right" | 18
! [[セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online|セガ メガドライブ for<br />Nintendo Switch Online]]
| {{vgrelease new|JP|2025年4月11日<ref>{{cite web |url=https://www.nintendo.com/jp/topics/article/9e034f70-ac15-4a82-8634-8fa8fac02455 |title=【4月11日追加】「セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online」追加タイトルを配信開始。 |publisher=[[任天堂]] |date=2025-04-11 |accessdate=2025-04-12}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.famitsu.com/article/202504/39480 |title=『ESWAT:サイバーポリス イースワット』、『スーパーサンダーブレード』、『ベア・ナックル 怒りの鉄拳』がNintendo Switch Online + 追加パックに登場。メガドライブの名作が本日(4/11)から遊べる! |website=[[ファミ通|ファミ通.com]] |publisher=[[KADOKAWA]] |date=2025-04-11 |accessdate=2025-04-12}}</ref>|NA|2025-4-11}}
| Nintendo Switch
| [[任天堂]]<br />[[エムツー (ゲーム会社)|エムツー]]
| 任天堂
| ダウンロード
| -
| メガドライブ版の移植
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|}
; セガ・マスターシステム版
: 海外のみで発売、1人プレイ専用。プレイヤーキャラクターはメガドライブ版と同様の3人が使用可。2ボタンしかないため、スペシャル攻撃は一旦ポーズをかけて使用する。
; ゲームギア版
: 対戦ケーブルを使用することで2人同時プレイができる。プレイヤーキャラクターではアダムが削られアクセルとブレイズのみとなり、またスペシャル攻撃も削除されている。
; iモード/Windows Mobile版
: ベアナックルを携帯電話向けにフルアレンジした製品。グラフィックが一新され『II』に近いグラフィックになっている他、片手操作でもプレイできるように調整されている。
; Xbox 360版
: ベア・ナックルコレクションに収録。
; ニンテンドー3DS版
: 2013年8月21日よりダウンロード専売ソフトとして配信中。セガの「[[セガ3D復刻プロジェクト|3D復刻プロジェクト]]」第8弾タイトルでもあり、裸眼立体視に対応しているほか、3DS版オリジナルプレイスタイル「一撃必殺モード」や「途中セーブ」機能などが搭載されている。なお、2台の3DSにそれぞれ本作をインストールしている場合、ワイヤレス通信を使った2人同時プレイも可能<ref>{{Cite web|和書|title=さらば、セガ3D復刻プロジェクト! 3DS「3D ベア・ナックル 怒りの鉄拳」インタビュー|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/611840.html|website=GAME Watch|date=2013-08-21|accessdate=2020-05-24|publisher=株式会社インプレス}}</ref>。
: 2014年12月18日発売された『[[セガ3D復刻アーカイブス]]』にも収録。
 
=== ゲームシテムタッフ ===
*ゲーム・デザイン:THERE IS "NO" ACCOUNTING FOR TASTES.([[大場規勝]])、TINON(ちのひろあき)
スペシャル攻撃(必殺技)が前作の回数制限・ボム的なものから、体力消費・無敵・周囲を吹っ飛ばす、いわゆるメガクラッシュへと変更。また、前方へ強力な打撃を行うタイプのスペシャル攻撃も追加された。前者は敵に当たらなければ体力を消費しないうえ、命中時の体力消費も少なめなので、敵の攻撃に対するカウンターや回避手段としても使いやすい。後者は単体の技としては最大級の破壊力を誇るが、動作時間が長かったり、判定はさほど良くないなどの欠点もある。
*プログラマー:MOMONGA MOMO(百田浩司)、LITTLE SUN
*デザイン:ATSUMIYA SEISHI(清宮敦嗣)、RASCAL FUKU-CHAN(福田ひろみ)、NANDEMO、UDI
*音楽:[[古代祐三]]
*サウンド・アシスト:T.N(中村隆之)
*スペシャル・サンクス:BO(上保徳彦)、KOTTU、YAMAICHI(やまもとけいいち)、ORE、THUNDER、SCOTT
 
=== 評価 ===
「ダウンさせないジャンプ攻撃」が追加された。これは通常の飛び蹴りなどの敵を吹っ飛ばすジャンプ攻撃と違い、ヒットしても怯ませるだけでダウンさせない。このため着地からそのまま掴み状態へ移行できる(着地時後レバーを入れなければ通常のパンチ等も可能)。若干横のリーチが劣るが、下方向への判定は強め。
{{コンピュータゲームレビュー
|title =
|Allgame = {{Rating|4|5}} (MD)<ref name="Allgame">{{cite web |last=Weiss |first=Brett Alan |url=http://www.allgame.com/game.php?id=1717 |title=Streets of Rage – Overview – allgame |publisher=[[Allgame]] |accessdate=July 29, 2014|archiveurl=https://archive.is/AyDF5 |archivedate=2013-01-01}}</ref><br />{{Rating|3|5}} (GG)<ref name="mobygames_GG">{{Cite web |author= |date= |url=http://www.mobygames.com/game/game-gear/streets-of-rage |title=Streets of Rage for Game Gear (1992) |website=[[:en:Moby Games|Moby Games]] |publisher=Blue Flame Labs |language=[[英語]] |accessdate=2017-09-23}}</ref><br />{{Rating|3.5|5}} (Wii)<ref name="mobygames_Wii">{{Cite web |author= |date= |url=http://www.mobygames.com/game/wii/streets-of-rage |title=Streets of Rage for Wii (2007) |website=[[:en:Moby Games|Moby Games]] |publisher=Blue Flame Labs |language=[[英語]] |accessdate=2017-09-23}}</ref>
|EuroG = 7/10点 (Wii)<ref name="mobygames_Wii"/>
|Fam = 27/40点 (MD)<ref name="famitsu"/>
|GamePro = 4.5/5点 (GG)<ref name="mobygames_GG"/>
|IGN = 6.5/10点 (Wii)<ref name="mobygames_Wii"/>
|NLife = {{Rating|7|10}} (Wii)<ref name="mobygames_Wii"/>
|rev1 = [[ドリームキャストFAN|メガドライブFAN]]
|rev1Score = 22.94/30点 (MD)<ref name="megafan28"/>
|rev2 = [[:en:MegaTech|MegaTech]]
|rev2Score = 92% (MD)<ref>MegaTech rating, [[:en:EMAP|EMAP]], issue 5, May 1992</ref>
|rev3 = [[:en:Wizard (magazine)|Wizard]]
|rev3Score = B (MD)<ref name="AtControls">{{cite journal |last=Rubenstein |first=Glenn |date=January 1993 |title=At the Controls |journal=[[:en:Wizard (magazine)|Wizard]] |volume= |issue=17 |pages=21–24 |publisher=[[:en:Wizard Entertainment|Wizard Entertainment]]}}</ref>
|rev4 = [[:en:Hobby Consolas|Hobby Consolas]]
|rev4Score = 90% (MD)<ref name="HobbyConsolas">{{cite journal|title=Streets of Rage|issn=6239-0104|issue=2|date=November 1991|journal=[[:en:Hobby Consolas|Hobby Consolas]]|language=Spanish}}</ref><br />89% (GG)<ref name="HobbyConsolasGG">{{cite journal|title=Streets of Rage (Game Gear)|issn=6239-0104|issue=15|date=December 1992|journal=[[:en:Hobby Consolas|Hobby Consolas]]|pages=150–151|language=Spanish}}</ref>
|rev5 = [[:en:Aktueller Software Markt|Aktueller Software Markt]]
|rev5Score = 10/12点 (MD)<ref name="mobygames_MD">{{Cite web |author= |date= |url=https://www.mobygames.com/game/6599/streets-of-rage/ |title=Streets of Rage for Genesis (1991) |website=[[:en:Moby Games|Moby Games]] |publisher=Blue Flame Labs |language=[[英語]] |accessdate=2017-09-23}}</ref><br />10/12点 (GG)<ref name="mobygames_GG"/>
|rev6 = [[:en:Mean Machines|Mean Machines]]
|rev6Score = 80% (GG)<ref name="mobygames_GG"/><br />63% (SMS)<ref name="mobygames_SMS">{{Cite web |author= |date= |url=https://www.mobygames.com/game/6599/streets-of-rage/ |title=Streets of Rage for SEGA Master System (1993) |website=[[:en:Moby Games|Moby Games]] |publisher=Blue Flame Labs |language=[[英語]] |accessdate=2017-09-23}}</ref>
|rev7 = メガドライブ大全
|rev7Score = 肯定的 (MD)<ref name="megadrivetaizen87"/>
}}
*ゲーム誌『[[ファミ通|ファミコン通信]]』の「[[クロスレビュー]]」では合計で27点(満40点)<ref name="famitsu">{{Cite web|和書
|date=
|url=https://www.famitsu.com/game/title/161/page/1
|title= ベア・ナックル 怒りの鉄拳 まとめ [メガドライブ]
|website= [[ファミ通|ファミ通.com]]
|publisher= [[KADOKAWA|KADOKAWA CORPORATION]]
|language= [[日本語]]
|accessdate= 2017-09-23}}</ref>、『[[ドリームキャストFAN|メガドライブFAN]]』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22.94点(満30点)となっている<ref name="megafan28"/>。
 
{|class="wikitable" style="font-size:85%; text-align:center; width:50%"
また他にも背面攻撃、溜め攻撃、ダッシュ攻撃、掴み状態からの裏廻り、後掴み状態、ジャンプ投げ、ニュートラル投げ(ダメージ多め)とレバー入れ投げ(敵を巻き込みやすい)、垂直ジャンプ攻撃、受身など技と展開が豊富である。後年の同ジャンルのゲームと比較しても多い程で、ベルトスクロールアクションゲームの殆どが『ファイナルファイト』と同等しか展開や技が無かった当時としては、かなり先見性があったといえる。さらに、通常攻撃などのモーションをキャンセルしてダッシュ攻撃やスペシャル攻撃につなぐことも可能になっており、[[対戦格闘ゲーム]]さながらの爽快な連続攻撃を繰り出せることも、当時のメガドライブユーザーに高く評価された。
|-
! 項目
| キャラクタ || 音楽 || 操作性 || 熱中度 || お買得度 || オリジナリティ
! 総合
|-
! 得点
| 3.85 || 3.94 || 3.78 || 4.12 || 3.86 || 3.39
! 22.94
|}
 
*ゲーム本『メガドライブ大全』([[2004年]]、[[太田出版]])では、本シリーズの特徴的な要素として「後方組み」や「受け身」を挙げた上で、第1作目である本作にてすでに存在している事を指摘、投げ技を使用する敵キャラクターとの「受け身」を駆使した戦いに関しては「熱いものがあります」と肯定的に評価、さらに古代祐三による音楽を「[[ハウス (音楽)|ハウス]]調BGM」と指摘した上で世代を超えて愛されていると称賛した<ref name="megadrivetaizen87">{{Cite book|和書
前作に比べてキャラクターのグラフィックが大きくなり、アニメーションも滑らかになった。また、タイマーがあってもタイムアップはまず無い、無限コンテニュー、スペシャル攻撃連射でもボスを倒せるなど難易度が低く設定されており、敵を倒す爽快感に重点が置かれているのも特徴である。
|author =
|date = 2004-09-29
|chapter = Chapter 04 1991年
|title = メガドライブ大全(企画・編集:[[CONTINUE (雑誌)|CONTINUE]])
|publisher = [[太田出版]]
|page = 87
|isbn = 9784872338805
}}</ref>。
 
{{Clear}}
=== プレイヤーキャラクター ===
各キャラクターの能力はパワー、テクニック、スピード、ジャンプ力、スタミナの5項目で表される。
; アクセル・ストーン
: パワー★★、テクニック★★★、スピード★★、ジャンプ力★、スタミナ★★
: テクニック型。ジャンプ力が低く、武器を含めリーチも短めだが、技のモーションが全般的に速いため連続攻撃を得意とする。また、ダッシュ攻撃の「グランドアッパー」が「超強判定・大ダメージ・リーチ有り・対地対空両用・隙ほぼ無し」と強力無比な性能を誇っているのも利点で、これだけでもクリア可能。初心者向けキャラクター。
: 必殺技は「ドラゴンウイング」、「ドラゴンスマッシュ」。
; ブレイズ・フィールディング
: パワー★★、テクニック★★、スピード★★、ジャンプ力★★、スタミナ★★
: 標準型、ややスピード寄り。武器の扱いに長けており、特にナイフは他キャラクターとは違い、連続ヒットする。
: パワーは低めだが、リーチや判定は強く、技も豊富且つどれも使えるため、しっかり使い分ければかなりの強さを発揮する。1人プレイ時でも柔軟性に富むが、2人同時プレイ時のフォロー役としても優秀。
: ダッシュ攻撃は「飛翔双斬」。必殺技は「円舞脚」、「気功掌」。
; マックス・ハチェット (海外版ではマックス・サンダー)
: パワー★★★、テクニック★★、スピード★、ジャンプ力★、スタミナ★★★
: 新キャラ。アクセルの親友でプロレスラー。パワー型で、武器は長物であればかなり強く、唯一振りかぶった後ろ側に判定がある。
: 強靭な肉体とパワーを持ち、唯一相手を掴んだ状態でジャンプすることが出来、専用の投げを繰り出すことが出来る(その代わり掴みからの裏周りは不可)。リーチも長めではあるが、動作全般が遅いことを考えると十分とはいえない。ただし投げ技のダメージが特に強力で、ゲージ1本以上奪えるコンボもある。やや上級者向けキャラクター。
:そして、やはり次回作で消えてしまった。しかも代わりに入ったザンのインパクトが強すぎたのか、あまりネタにされなかった。ある意味アダムより不幸である。ゲームギア版には未登場。
: ダッシュ攻撃は「スライティングシザース」。必殺技は「ボンバーナックル」、「サンダータックル」。
; サミー・ハンター(海外版ではエディー・ハンター/SKATE)
: パワー★、テクニック★★、スピード★★★、ジャンプ力★★★、スタミナ★
: 新キャラ。アダムの弟。スピード型。
: ローラースケートを履き、スピードは随一。ただし子供なだけにリーチ・パワー共にかなり劣り、武器の扱いもナイフ以外は武器に振り回される程に苦手。かなりの上級者向けキャラクター。
: ダッシュ攻撃は「ダイナマイトヘッドバット」。必殺技は「ダブルスピンキック」、「コークスクリューキック」。
 
== ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌 ==
=== 雑魚キャラ ===
{{Main|ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌}}
; ガルシア
『'''ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌'''』(ベア・ナックルツー しとうへのレクイエム)は、[[1992年]][[12月20日]]に北米にて日本の[[セガ]]から発売された[[メガドライブ]]用[[ベルトスクロールアクションゲーム]]であり、シリーズ第2作目にあたる。日本では[[1993年]][[1月14日]]に発売された。
: 一番弱い一般的な荒くれ者タイプの雑魚。ジャブをたまにしてくる程度で非常に弱いが、ナイフを所持して登場した場合は突進攻撃となり放置すると厄介。色違いバージョンを含めた名前はjoseph,surger
; ドノバン
: スキンヘッドにサングラスが特徴的な黒人。ガルシアに次いで弱い雑魚。殆どの場合ガルシアとセットで出現することが多い。飛び蹴り対処に対空のアッパー攻撃を使う他、鉄パイプを所持して登場することもある。そいつを倒すとポイントが高いらしい。色違いバージョンを含めた名前はZ、gonzalez,reid,
; シグナル
: 長身、ロングパーカーと[[モヒカン刈り|モヒカン]]ヘアが特徴的。スライディングや投げを使う。パーカーの色で名前が決まり、黄色いパーカーならイエロー・シグナル(ゲーム中の表記はY.SIGNAL)、赤いパーカーならレッド・シグナル(同じくR.SIGNAL)となる、他にも青と紫・朱色も有る。
; ジャック
: [[ナイフ]]を持ったモヒカン男。体力が多い。離れているとナイフを投げるが実は数本しか持っておらず、無くなると拾いに行く。プレイヤーがダウンすると挑発してくる。ゲームを進めると登場する色違いバージョンを含めた名前は、JACK、BEANO、SOYAと、全て当時発売されていた豆スナックの名前からとられている(それぞれ[[ハウス食品|ハウス]]、[[東ハト]]、[[ロッテ]]から発売されていた)。
; エレクトラ
: 左腕を改造した電気[[鞭]]を使って攻撃してくる美女。ときおり飛び蹴りを使うこともある。
; ビッグベン
: 肥満系の敵。炎を吐きながら突進したり、連続ビンタやフライングボディープレスをしてくる。プレイヤーが攻撃を受けてダウンすると笑って挑発する。
; ライダー
: フルフェイスヘルメットを被ったライダー風の敵。バイクに乗って突っ込んでくるタイプや背景の奥から爆弾を投げてくるタイプもいる他、ドノバンと同様に鉄パイプを所持して登場することもある。一部の例外を除き、FOG、GALE、STORM、tempest,heil,bladeなど自然現象に関係する名前が付けられている。プレイヤーの後ろから羽交い絞めにしてくる事も有り油断は禁物。
; ハンゾウ
: 忍者。[[クナイ]]や[[カタナ]]を持っていることがある。ジャンプしながら手裏剣を投げて来たり、投げ技や忍法影分身による高速移動など多彩な攻撃手段を持つ。ゲームギア版では2面ボスとして登場。同名の敵に『チバ・サイゾウ・フウマ』もいる。
; レイブン
: ムエタイ風の敵。ムエタイ式の素早い蹴り技が得意で、こちらの攻撃をガードしたりもする。ゲームギア版には登場しない。この系統の敵はEAGLE、FALCONなど、全て鳥の名前を持つ。
; ハクヨウ
: 中国風の敵。飛び蹴りや気をまとった張り手を使ってくることもある。この系統の敵は朱雀・青龍など4聖獣や虎秀・金剛・阿修羅など、和風の名を持つ。
; ?(名称不明)
: ゲームギア版のみに登場する小型ロボット。跳ねながら近づいてくる。攻撃はしてこないが、一発でも攻撃を当てると爆発する厄介な敵。
 
同作は、さらわれたアダムを助けるために、ブレイズとアクセル、アクセルの親友のマックス、そしてアダムの弟のサミーが向かう内容となっている。
=== ボスキャラ ===
; バーボン
: 1面ボス。表向きは[[バーテンダー]]と思われる。ハイキック、ガードが使える上、投げ技も使用する。
: 5面と8面では中ボスとして別名のバーボンが登場する。
; ジェット
: 2面ボス。ジェットパックで空中に浮かんでいる。不用意に近づくと掴まれて高空から地面に叩きつけられる。地上からの攻撃は一切当たらず、飛び蹴りや必殺技しか効かない。
: ゲームギア版では中ボスに格下げされている。
; ヴェヘリッツ
: 3面中ボス。怪物型のメカで、首を伸ばして攻撃してくる。位置が非常にわかりづらい。ゲームギア版には登場しない。
: 必殺技を連打すれば意外とあっさり倒せる。
; ザムザ
: 3面ボス。カギ爪を装備している。動きが素早く、対空攻撃・突撃攻撃をする他、ガードも出来る。
: 8面にもネイルという名前の中ボスがいる。ゲームギア版では中ボスに格下げされている。
; ?(名称不明)
: ゲームギア版の3面ボス。赤い[[プレデター (架空の生物)|プレデター]]の様な外見で、姿を消したり、レーザーで攻撃してくる。
; アバデデ
: 4面ボス。前作に登場したボスが今作も登場、地下プロレスラーらしく、バックドロップやダッシュしながらのラリアットなどで攻撃してくる。
: またこちらのパンチ攻撃には、胸板で耐えてカウンターを返してくる。ゲームギア版には登場しない。
; R・ベアー
: 5面ボス。出っ腹、尖ったスキンヘッド&口髭、タイツのような服にボクシンググローブというコミカルな外見。
: しかし見た目とは裏腹に、ウサギのような軽やかなステップから繰り出されるキレのあるパンチ、ジャンプ攻撃には対空アッパー、軸がずれていればジャンピングヒップアタック、掴めば連続ヘッドバットというかなり強力なキャラ。
:8面には中ボスとしてベアーJrという息子と戦うことになるが基本動作は父ベアーと同じ。
; サウザー&ステルス
: 6面ボス。サウザーはザムザ、ステルスはジェットの色違い。サウザーのみ倒せばよい。
; モールクル&パーチクル
: 7面ボス。人型のロボット。レーザー攻撃をしたり、ハンマー付きの手を伸ばして攻撃したり、倒されると爆発する。
: 難易度を上げると、この2体以外にも同タイプのロボットが援軍にやってくる。
; シバ
: 8面中ボス。格闘家風の見た目をしている、Mr.Xの側に仕える幹部で、本作にてアダムを誘拐した張本人でもある。
: すばやい動きとプレイヤーと同類の技、高い攻撃力を誇り、更にアクセルの「グランドアッパー」に似た蹴り技「ファイナルクラッシュ」やガードも出来る強敵。
; Mr.X
: 8面ボス。サブマシンガンを持っており、プレイヤーキャラから遠いと発砲して、近いと銃床で殴る。Mr.X自体は体力があるだけで左程強くないが、同時に相手せざるを得ない大量のザコ、そしてそのザコごと掃射してくるMr.Xの銃撃が障害となる。
 
== ベア・ナックルIII ==
{{Main|ベア・ナックルIII}}
{{コンピュータゲーム
|Title=ベア・ナックルIII
|Genre=ベルトスクロールアクションゲーム
|Plat=メガドライブ
|Dev=セガ
|Pub=セガ
|Play=1〜2人
|Media=ロムカセット(24メガビット)
|Date=[[1994年]][[3月18日]]
|Price=7,800円
}}
シリーズ第3作。ある街に落とされたラクシン(原爆)事件の調査をしていたアクセルのもとに、ブレイズからの手紙が届く。その手紙には同日に起こったもう1つの事件のことが書かれていた。そして、2つの事件の裏には驚くべき陰謀が……!
 
『'''ベア・ナックルIII'''』(ベア・ナックルスリー)は、[[1994年]][[3月17日]]に日本の[[セガ]]から発売された[[メガドライブ]]用[[ベルトスクロールアクションゲーム]]。北米にて先行して発売され、日本では同年[[3月18日]]に発売された。
=== ゲームシステム ===
基本的には好評を得たIIのシステムを継承しているが、得点が一定値に達するごとにダッシュ攻撃(前2回+攻撃)が3段階まで成長するようになった。ファイティングパッド6Bを使用してプレイすると、コマンド入力により最初からパワーアップ済みのダッシュ攻撃を使えるという特典がある。
ダッシュ攻撃が成長すると威力やヒット数がアップするが、移動距離も長くなるため、場所によっては崖や穴から転落してしまう危険がある。そのため、あまり使い勝手が良いものとは言いがたい。
 
同社の『ベア・ナックルシリーズ』の第3作目。ある街に落とされたラクシン(原爆)を巡る事件と、アクセルのもとに届いたブレイズからの手紙に書かれていた同日に起こったもう1つの事件の裏側に潜む恐るべき陰謀を調査する事を目的としている。前作からゲームシステムは踏襲されているが、アクセル、ブレイズ、サミーの他に新たにドクター・ザンという新キャラクターが追加された<ref name="Gamer20110428">{{Cite web|和書|title=メガドライブを代表する格闘アクションのシリーズ最終作「ベア・ナックル3」がiPhone/iPod touchで復活|Gamer |url=https://www.gamer.ne.jp/news/201104280018/ |website=www.gamer.ne.jp |access-date=2022-05-15 |date=2011年4月28日}}</ref>。
体力ゲージの右にチャージメーターが追加され、これが満タンのときは体力を消費せずにスペシャル攻撃を使用できる。1度スペシャル攻撃を出すとチャージメーターが空になってしまうが、時間の経過とともに回復していく。もちろんチャージメーターがたまる前でも従来どおり体力と引き換えにスペシャル攻撃を使うことが可能である。
 
== 続編の構想 ==
武器を持っているときにダッシュ攻撃を使用すると「武器必殺技」という固有の技が発動するようになった。ザンは武器必殺技を使えないが、拾った武器をエネルギー弾に変換して撃ち出す能力を持っている。
{{出典の明記|section=1|date=2015年6月}}
[[セガサターン]]用に続編が構想されることはあったが実現せず、[[ドリームキャスト]]用にはキャラクターの基本操作が可能なプロトタイプが製作されたが製品化には至らなかった。これは、セガが[[ST-V]](アーケードゲーム)で、1996年に『[[ダイナマイト刑事]]』(セガサターンにも移植された)リリースの後、アーケードの続編を止めようと決定する前、『ベアナックル』の3Dをセガサターンでリリースしようとしていると噂されていたが結局リリースされなかった。その後、『ダイナマイト刑事』とコンセプトが似た[[アメリカ]]の[[:en:Core Design|Core Design]]が考案して開発中(ほぼ完成)の、3Dアクションゲーム"Fighting Force"をセガのアメリカが関心を示し、ベア・ナックルの続編として変えて、[[1996年]]11月26日に『Streets of Rage 4(Streets of Rage 3D)』として、セガサターンでリリースしようと計画していた<ref>[http://www.satakore.com/news125,,Fighting-Force-Unreleased--Not-really-D.html Fighting Force Unreleased ? Not really :D]</ref>。しかし、これは結局はうまくいかず、セガサターンで発売されることはなかった。
 
その後、[[アイドス]]が同作の販売所有権を手に入れ、ベア・ナックルとは無関係の作品として(ヨーロッパでリリース予定もしていた、セガヨーロッパとその事に関してもめた事もある)、[[1997年]]に[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]と[[NINTENDO 64]]用ソフトとして発売された。[[1998年]]には日本の[[エレクトロニック・アーツ]]・スクウェアから『[[メタルフィスト]]』というタイトルでPlayStation版が発売された<ref name="denfami20180828">{{Cite web|和書|title=メガドライブのベルトスクロールアクション『ベア・ナックル』シリーズが24年振りに復活。最新作『Streets of Rage 4』正式発表|url=https://news.denfaminicogamer.jp/news/180828|website=電ファミニコゲーマー|date=2018年8月28日|accessdate=2020-05-27|language=ja|author=ishigenn}}</ref>。
そのほか、新アクションとしてダッシュと側転が追加され、スピーディな移動が可能となった。また、各キャラクターのダッシュ攻撃の威力が下がった代わりに、通常攻撃のモーションスピードが全体的に速くなり、利便性が上がっている。
 
ドリームキャストでの続編の計画では、Fighting Forceをベアナックルの続編としてセガサターンに移植する計画の失敗後、[[1999年]]に古代祐三の曲付きで、セガのアメリカは3D化した、ベルトスクロールタイプや、[[ファーストパーソン・シューティングゲーム|FPS]]のような一人称視点タイプのアイデアを練って、基本操作が可能なプロトタイプを製作し、デモ映像も公開するが、セガのアメリカはベアナックルシリーズの歴史やファン層のことを知らなかったため、このデモ映像を見た日本のセガが、試作したこのゲームはベアナックルのゲームでない、悪いアイデアだと判断し、商品化されることはなかった<ref>[https://web.archive.org/web/20120323042706/http://soronline.eden2-book.com/misc_sor4.htm Streets of Rage 4 - Streets of Rage.net]</ref><ref>[http://archive.kontek.net/soronline.classicgaming.gamespy.com/misc_sor4.htm Streets of Rage Online]</ref>。
ステージ展開にバリエーションが増えたが、グラフィックがアメリカンコミックのような筋骨隆々とした絵柄になった点と、音楽が自動作曲ソフトを使用したデジタルロックになった点は好みが分かれる。
 
同作の主人公の1人ホークはアクセルに似た格闘スタイルをしている。13ステージに登場するボスは『II』、『III』のジェットとロケットに類似しており、他にドクター・ゼンと言う悪の科学者の最終ボスがいるが、『III』のドクター・ザンと類似した名前をしており、顔も似ている他、Dr.ゼロに似た設定でもある。バイクに乗って攻撃して来る敵(『II』、『III』の敵)、黒スーツの敵(『III』のブロンズ、シルバー、ゴールド)、エレベーターのステージシーンでエレベーターから敵を投げ落とて倒したり、『III』のエレベーターのシーンに似たこともできる。『III』のようにステージ内に分岐点があったり、必殺技の時の体力消耗、『III』のステージに似たステージがあったりする。他に海外で発売されているドリームキャストとPlayStationの続編『[[:en:Fighting Force 2|Fighting Force 2]]』にも、『ベア・ナックル2』に類似したボスキャラクターの名前などが登場するなど、『ベア・ナックル』(特に『III』)との類似点もいくつか見られる。
総合的にはIIより、やや劣る評価を下す声が多い。
 
3DS版『II』をプロデュースしたセガゲームス(当時)の奥成洋輔は、2015年のファミ通とのインタビューの中で、自分が作ったものも含めて少なくとも3種類の『IV』候補が出ていたことを明らかにしている<ref name="fami0710p5">{{Cite web|和書|work=[[ファミ通.com]]|url=https://www.famitsu.com/news/201507/10082667.html#page04|title=『3D ベア・ナックルII』セガ 3D復刻プロジェクト注目作の顛末をオリジナル開発者と移植スタッフとが語らう【特別企画】(5/5)|date=2015-07-10|accessdate=2020-05-27}}</ref>。また、奥成は、新作がシリーズの印象を下げたケースあったことにも触れ、『ベア・ナックル』シリーズではそれを避けたいと思って大事にした結果が空白につながったのではないかと推測している{{R|"fami0710p5"}}。
=== プレイヤーキャラクター ===
各キャラクターの能力はパワー、テクニック、スピード、ジャンプ力、攻撃のリーチの5項目で表される。
; アクセル・ストーン
: パワー★★★、テクニック★★、スピード★★、ジャンプ力★、攻撃のリーチ★★
: 身長183cm、体重75kg。
: 性能は前作とほぼ同じ。だが前作で強力だった「グランドアッパー」が弱体化している。海外版では黄色のTシャツと黒いジーンズを着ている。
: 成長必殺技は「グランドアッパー→エクストラグランドアッパー→グランドフック→グランドハリケーン」。武器必殺技は「ライジングスラッシュ」(ダッシュ攻撃・刀)、「ソードブラスト」(スペシャル攻撃・刀)、「パワーストライク」(ダッシュ攻撃・棒系)。
; ブレイズ・フィールディング
: パワー★★、テクニック★★★、スピード★★、ジャンプ力★★、攻撃のリーチ★
: 身長167cm、体重非公開。
: アクセルと同じく性能は前作とほぼ同じ。海外版では服の色が白になっている。
: 成長必殺技は「飛翔双斬→重飛翔双斬→昇華双斬→昇華双斬破」。武器必殺技は「彗星昇斬」(ダッシュ攻撃・ナイフ)、「百華烈斬」(スペシャル攻撃・ナイフ)、「気功剣」(ダッシュ攻撃・刀)。
; サミー・ハンター
: パワー★、テクニック★★、スピード★★★、ジャンプ力★★★、攻撃のリーチ★
: 身長147cm、体重40kg。
: 性能は前作とほぼ同じ。だが攻撃力が前作より微妙に増えており、難易度はかなり下がった。海外版では青い帽子と赤いタンクトップを着ている。
: 成長必殺技は「ダイナマイトヘッドバット→スーパーダイナマイトヘッドバット→ローリングヘッドバット→ローリングヘッドバットサンダー」。武器必殺技は「ホームランアッパー」(ダッシュ攻撃・棒系)、「スピニングブラスター」(スペシャル攻撃・棒系)、「人間ミサイル」(ダッシュ攻撃・ナイフ)。
; ドクター・ザン
: パワー★★★、テクニック★★、スピード★、ジャンプ力★、攻撃のリーチ★★★
: 身長201cm、体重151kg。
: 新キャラ。老人型[[サイボーグ]]。パワー型で攻撃のリーチが長い。元は組織の研究員だったが、その目的を知り脱走。その際に負傷したことと組織の野望を止めるため、自らをサイボーグ化した。見た目はスキンヘッドに長いヒゲ、しかし身体は長身のマッチョ、と漫画『[[CYBORGじいちゃんG]]』のサイボーグじいちゃんGとの類似性が高い。
: 必殺技は「パワースパーク」、「サンダーボルト」。成長必殺技は「パーニアタックル→マッハタックルー→マッハブースター→ハイパーブースター」。武器必殺技は「エナジーショット」。
 
=== 隠しキャラベア・ナッタールIV ===
{{Main|ベア・ナックルIV}}
;ビクティー(海外版ではROO)
2020年4月30日、フランスを拠点とするパブリッシャー・[[DotEmu]]は『[[ベア・ナックルIV]]』を発売した{{R|4Gamer.net20200430}}。
: パワー★★、テクニック★、スピード★★★、ジャンプ力★★★、攻撃のリーチ★
: 身長159cm、体重71kg。
: オスの[[カンガルー]]。2面中盤の敵で出てくるが、2面である条件を満たすとコンティニュー時に操作キャラクターにできる。また、タイトル画面であるコマンドを入力すると、最初から使用可能になる。
 
同作は、セガが与えた正式なライセンスの元、DotEmuのほか、セガの別作『[[モンスターワールドII ドラゴンの罠|ワンダーボーイ ドラゴンの罠]]』をリメイクしたLizardcubeおよびGuard Crush Gamesによる3社共同開発体制で制作された{{R|4Gamer.net20200430|denfami20180828}}。
=== 雑魚キャラ ===
;ガルシア
:本作では時々ジャンプエルボーで攻撃してくるようになったり、ナイフを所持して登場した場合、一度落としても再度拾うようになったため、前作より若干強くなっている。
;ドノヴァン
:攻撃方法は前作とほぼ同じだが。回復アイテムがあるとちゃっかり食べて回復するようになった、別の意味でやな奴、3面ではブルドーザーを運転しプレイヤーを攻め立てる。
;シグナル
:前作と同じくスライディングや投げ技を得意としている。前作に比べると耐久力はやや落ちた。
;エレクトラ
:本作では飛び蹴りを使わない代わりにバックステップでこちらの攻撃を避けつつ攻撃してくるようになった他、ダウン時の起き上がりが非常に遅い。なお、海外版では服装が異なる。
;ストーム
:前作にも登場したライダー。今作ではバイクに乗って突っ込んでくるのみだが、耐久力が高くなっている。
;K・クサナギ
:前作にも登場した忍者。刀やクナイなどの武器を所持して登場することもある他、一部のステージのトラップを天井に張り付いて避けたりもする。
;ビッグベン
:攻撃方法は前作と大体同じだが、転がり攻撃が追加されている。近くにガルシアがいる場合、持ち上げて連携攻撃を仕掛けてくることもある。
;ヴァイス(海外版ではZACK)
:レザーパンツにグローブ・バンダナを付けた雑魚。直接殴る以外にプレイヤーを掴んで頭突きをしてくることもある。
;スラム(海外版ではGOLDIE)
:ヴァイスと同タイプの雑魚。こちらはサングラスに金髪。掴み技は使わないものの、リーチの長いキック攻撃を使う他、こちらの攻撃をガードしてくる。
;ガーネット(海外版ではSOOZIE)
:逆立てヘアーのボディコン姿の女性雑魚。ピンタ攻撃以外に飛び蹴りも使ってくる。エレクトラと同様に海外版では服装が若干異なる。
;タイガー
:格闘家のようなタイプの敵。前作のハクヨウと同じく多彩な蹴り技を得意としており、飛び蹴りの他にこちらの攻撃をガードしてきたりもする。よくガードする分体力は低く設定されている。
;ロケット
:ジェットの弱体化バージョンと言うべき敵。6面の最後では大量に出現する。
;ブロンズ.シルバー.ゴールド
:黒スーツを身にまとい、サングラスをかけたシークレットサービスのような姿をした敵。手持ちの拳銃で発砲してくる他、接近時には中段・下段パンチから投げに繋げる連続技も使ってくる。1面と6面・最終ステージしか登場しない。
;P-1.2.3
:ロボットタイプの敵。飛び跳ねて移動しつつ滞空攻撃やレーザーで攻撃してくる。残り耐久力が低くなると自爆することもある。6面から登場する。
 
また、同年7月30日には、3gooより、PS4・Switch用のパッケージソフト『ベア・ナックルIV スペシャルエディション』が発売される予定である{{R|4Gamer.net20200430}}。
=== ボスキャラ ===
 
;アッシュ
グラフィックは2Dセルタッチアニメ的な描画となっている一方、条件を満たすと歴代作品の主人公がプレイヤーキャラクターとして使えるようになる<ref name="famitsu20200430">{{Cite web|和書|url=https://www.famitsu.com/matome/brzrk/StreetsOfRage4.html|title=E60M1: 『ベア・ナックルIV』これはまごうことなきベア・ナックルだ! ベルトスクロールアクションが旧作ファンへのサービスもたっぷりに大復活|accessdate=2020-05-19|publisher=KADOKAWA|date=2020-04-30|author=BRZRK}}</ref>。
:1面の中ボス。レオタードに船帽を被ったヒゲ面で[[ハードゲイ]]を思わせる風貌の男。最初はボートに乗って現れて雑魚を差し向けて来る。動きが早く、床に叩き付ける投げは強力。ある裏技を使うことによって、プレイヤーキャラクターとして使用出来る。なお、海外版では登場せず、代わりにボートに乗って雑魚を差し向けて来るのがシヴァになっている。
 
;シヴァ
また同作の音楽は、オリジナル版を手掛けた古代祐三と川島基宏が新規に作曲したキーミュージックを提供するほか、ファイナルファイトで一部楽曲を担当した[[下村陽子]]らが楽曲を提供した<ref>[https://www.famitsu.com/news/201907/18179814.html 『ベア・ナックルIV』コンポーザー陣が発表。古代祐三&川島基宏両氏に加え、下村陽子氏、長沼英樹氏、山岸継司氏が参戦 ファミ通.com 2019/07/18]</ref>{{R|4Gamer.net20200430}}。
:1面のボス。前作と同じく多彩な技でプレイヤーを苦しめる。ゲームの進行によっては再度ボスとして出現することもある。アッシュ同様、裏技によってプレイヤーキャラクターとして使用可能。
 
;ダンチ(海外版ではBRUCE)
==Streets of Rage: Revolution(英語仮称)==
:2面の中ボス。ピエロの様な外見のムチ使い。ビクティーと共に登場するが、本人だけ倒せばいい。
「[[The Game Awards]] 2023」内で発表。現時点では日本語タイトルは付けられていない。
;夜叉&鬼姫(海外版ではMONA&LISA)
 
:2面のボス。本作ではブレイズの色違いではなく、レオタードを身に纏った2人組の女性。宙返りしたり、飛び回りながらプレイヤーをかく乱させつつ攻撃するのが得意。地を這う衝撃波を放つ攻撃も使う他、2人揃っての連携技も使用してくる。
公式文書によると、説明には次のように記載されている。「人気の横スクロールアクションシリーズ! 元警官の一人を操作して、人々が「Streets of Rage」を歩む必要のない街を作りましょう!」。
;ブルドーザー
 
:3面の途中に出てくる。プレイヤーをひたすら追いかけて突進してくる。攻撃を受けると一時的に後退する。逃げる途中には壁が行く手を阻んでおり、プレイヤーは壁を壊しながらブルドーザーから逃げなければならない。なお、ブルドーザーを操縦しているのはドノヴァン。
== 関連作品 ==
;ブレーキ(海外版ではAXELと表記)
*ベア・ナックルコレクション - Xbox 360の[[セガエイジス2500シリーズ|セガエイジスオンライン]]作品として発売。シリーズ1,2,3を収録。
:3面のボス。アクセルに扮したロボット。攻撃手段もアクセルとほぼ同じ技を使用してくる。耐久力が減るごとに体色が赤くなっていく。
*『[[PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD]]』 - アクセル・ストーン(声・[[杉田智和]])がソロユニットとして参戦。アクセルの声優は古代祐三の推薦でキャスティングされている<ref name="fami0710p4" />。
;ヤマト
*Streets Of Kamurocho - [[龍が如くシリーズ]]を題材としたベルトスクロールアクションゲームであり、システムは『ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌』がもとになっている<ref>{{Cite web|和書|title=『龍が如く』と『ベア・ナックルII』が融合。桐生と真島が戦う『Streets Of Kamurocho』Steamにて期間限定無料配信へ|url=https://automaton-media.com/articles/newsjp/20201015-140102/|website=AUTOMATON|date=2020-10-14|accessdate=2020-10-15|language=ja|first=Minoru|last=Umise}}</ref>。
:4面のボス。赤い甲冑を身にまとった上級の忍者。手裏剣や刀による攻撃の他、多彩な忍法を使う。出現と同時に3人に分身し、3回連続で倒さなければならない。分身ごとにそれぞれ特殊技を持っている。姿を消してからの攻撃を得意とする。
 
:倒されると最期に「忍法、微塵」を使い自爆するが、同じセガ開発のアクションゲーム『[[ザ・スーパー忍]]』シリーズのジョー・ムサシの使う忍術にも「微塵の術」と言う自爆する技が存在する(こちらは自爆し敵にダメージを与えるものだが)。
== 亜流作品 ==
;ロボ.X(海外版ではROBOT X)
; Streets of Rage Remake
:5面のボス。ミスターXに扮したロボット。最初はミスターXの姿をしており、戦闘前に雑魚を複数差し向けてくる。それを全滅させると正体を現す。腕から銃で攻撃してくる。ステージ7でも大量出現する場面があるが、その場合は耐久力が低く、倒さなくても勝手に立ち去っていく。
: スペインのBOMBER GAMESというグループが作成したリメイク版。内容はベアナックル『III』をベースに『I』や『II』のキャラクターやステージを詰め込めるだけ詰め込んで、さらにオリジナル要素も加えた、一言で言えば「ベアナックルのごった煮」である。2P側をCPUにすることで一人でも2人同時プレイができる、ステージの途中に分岐がありコースを選択できる、プレイ中に拾ったアイテムをポイントにして追加キャラクターや隠し要素を購入できる、などの特徴がある。使用可能なプレイヤーキャラクターは初期状態で、アクセル、ブレイズ、アダム、マックス、スケート(サミー)、ザンの6人、最大12人(匹)まで増える。BGMは『I』〜『III』のアレンジ曲が使われている。
;ジェット
: 長らくバージョン4.01βのまま更新が止まっていたが、2011年4月にバージョン5.0がリリースされ、BOMBER GAMESでは、これを一応の完成版としている。以前は[http://www.bombergames.net/ 公式サイト]のフォーラムでバイナリパッケージも配布されていたが、2013年現在では海外サイト「Streets of Rage Online」で[[Windows]]版、[[macOS]]版、[[Xbox (ゲーム機)|Xbox]]版のバージョン5.0aが配布されている。
:6面のボス。ジェットバックにマスクを付けた常時飛行している敵。前作とは容姿が異なり、スキンヘッドで、近未来的な戦闘服を着ている。攻撃方法は前作とほぼ同じだが、腹部から火炎放射を浴びせてくることもある。また、配下であるロケットの大群と同時に相手しながら戦わなければならない。
 
;Dr.ゼロ(海外版ではDr.DAHM)
== 脚注 ==
:7面の中ボス。アームを遠隔操作して攻撃してくる科学者。Dr.ゼロ本人は直接戦わず、操作しているアームでプレイヤーに狙いを付けつつ攻撃してくる。
{{脚注ヘルプ}}
;ネオX(海外版ではROBOT Y)
=== 注釈 ===
:7面のボス(ラスボス)。ミスターXの中枢。アクセル達によって倒されて肉体を失ったが、脳だけになっても意識を持っていた。ラクシンを積んだ人型ロボットをリマ諸国に配置して爆発させ、戦争を引き起こそうとした。3分以内に倒さなければ爆発を止める事が出来ない。
{{Notelist2}}
=== 出典 ===
{{Reflist|3|refs=<ref name="fami0710p4">{{Cite web|和書|work=[[ファミ通.com]]|url=https://www.famitsu.com/news/201507/10082667.html#page04|title=『3D ベア・ナックルII』セガ 3D復刻プロジェクト注目作の顛末をオリジナル開発者と移植スタッフとが語らう【特別企画】(4/5)|date=2015-07-10|accessdate=2020-05-23}}</ref>}}
 
== 参考文献 ==
*ベア・ナックル 取扱説明書
** {{Cite book|和書
|date=1991-8-2
|title=[[メガドライブ]]カートリッジ『ベア・ナックル 怒りの鉄拳』取扱説明書
|publisher=[[セガ・エンタープライゼス]]
|edition=初版
|ref={{SfnRef|ベア・ナックル 説明書}}
}}
** {{Cite book|和書
|date=1993-1-14
|title=[[メガドライブ]]カートリッジ『ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌』取扱説明書
|publisher=[[セガ・エンタープライゼス]]
|edition=初版
|ref={{SfnRef|ベア・ナックルII 説明書}}
}}
** {{Cite book|和書
|date=1994-3-18
|title=[[メガドライブ]]カートリッジ『ベア・ナックルIII』取扱説明書
|publisher=[[セガ・エンタープライゼス]]
|edition=初版
|ref={{SfnRef|ベア・ナックルIII 説明書}}
}}
*ゲームサイド
** {{Cite book|和書
|date=2007-5-2
|title=ゲームサイド 2007年 06月号
|publisher=マイクロマガジン社
|edition=初版
|ref={{SfnRef|ゲームサイド 2007年 06月号}}
}}
** {{Cite book|和書
|date=2012-12-8
|title=アクションゲームサイド Vol.A
|publisher=マイクロマガジン社
|edition=初版
|isbn=978-4-89-637407-0
|ref={{SfnRef|ゲームサイド Vol.A}}
}}
** {{Cite book|和書
|date=2013-3-7
|title=アクションゲームサイド Vol.B
|publisher=マイクロマガジン社
|edition=初版
|isbn=978-4-89-637416-2
|ref={{SfnRef|ゲームサイド Vol.B}}
}}
 
== 外部リンク ==
*[http://www.streetsofrage.net/ Streets of Rage . NET]
*[http://vc.sega.jp/vc_bknuckle/ バーチャルコンソール「ベア・ナックル 怒りの鉄拳」]
*{{Wayback |url=http://sega.jp/kt/docomo/puyosega/|title=★ぷよぷよ!セガ ケータイコンテンツ|date=20081017123141}} - 『ベア・ナックル モバイル』に関する情報あり<!--現在セガサイトにはフィーチャーフォンアプリに関する情報ページ自体が無くなってしまったので、アーカイブを使いました-->
*[http://vc.sega.jp/vc_bknuckle2/ バーチャルコンソール「ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌」]
*[http://vcarchives.sega.jp/vc_bknuckle33d/bk1/ バーチャルコンソール「3D ベア・ナックルIII」 怒りの鉄拳]
 
*[http://www.xbox.com/ja-JP/games/s/streetsofrage2xboxlivearcade/default.htm Xbox Live Arcade「ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌」]
{{セガ3D復刻プロジェクト}}
*[http://sega.jp/kt/apple/bareknuckle/home.shtml 携帯アプリ「ベア・ナックル モバイル」]
 
{{Video-game-stub}}
 
{{video-game-stub}}
{{DEFAULTSORT:へあなつくる}}
[[Category:1991年のコンピュータゲーム]]
[[Category:コンピュータゲームのシリーズ]]
[[Category:セガのゲームソフト]]
[[Category:Wii用バーチャルコンソール対応ソフト]]
[[Category:Xbox Live Arcade対応ソフト]]
[[Category:セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online収録ソフト]]
[[Category:携帯電話アプリゲーム]]
[[Category:ゲームギア用ソフト]]
[[Category:ニンテンドー3DS用ソフト]]
[[Category:メガドライブ用ソフト]]
[[Category:セガ・マクIII&マスターシステギア用ソフト]]
[[Category:ベルトスクロールアクションゲーム]]
[[Category:ベルトスクロチャアクショル対応ソフトムのシリーズ]]
[[Category:三人組を主人公としたコンピュータゲーム]]
[[Category:Xbox Live Arcade対応ソフト]]
[[Category:日本で開発されたコンピュータゲーム]]
 
[[de:Streets of Rage]]
[[en:Streets of Rage (series)]]
[[es:Streets of Rage]]
[[fr:Streets of Rage]]
[[pt:Streets of Rage]]