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'''湯 隆'''(とう りゅう)は、中国の[[小説]]で[[四大奇書]]の一つである『[[水滸伝]]』に出てくる登場人物。[[梁山泊]]第八十八位の好漢で、地弧星の生まれ変わり。渾名は金銭豹子(きんせんひょうし)で、その由来は体中に豹模様に似たあばたがある事からこの渾名が付いた。いとこに[[徐寧]]がいる。
[[File:Utagawa Kuniyoshi - 水滸傳 - 湯隆.jpg|thumb|200px|湯隆]]
'''湯 隆'''(とう りゅう)は、中国の[[小説]]で[[四大奇書]]の一つである『[[水滸伝]]』に出てくる登場人物。[[梁山泊]]第八十八位の好漢で、地弧星の生まれ変わり。渾名は'''金銭豹子'''(きんせんひょうし)で、その由来は体中に豹模様に似たあばたがある事からと<ref group="注釈">『[[水滸伝 (北方謙三)|北方水滸伝]]』では、鍛冶作業でできた火傷としている。</ref>に由来する。鉄瓜鎚(てっかつい)という棒渾名先に瓜型の鉄球いた武器を扱ういとこ従兄に[[徐寧]]がいる。
 
==生涯==
元は武岡鎮の[[鍛冶屋]]兼[[軍人]]。代々続く武器職人の家系だったが、[[博打]]にはまり段々落ちぶれていき、二仙山の麓に住み着くようになった。また、武器の製造の他に、武術にも優れており三十斤ほどの鉄瓜鎚を軽々と使いこなす。のちに[[李逵]]と出会い意気投合して義兄弟になり、[[梁山泊]]に誘われて仲間入りをする。
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[[高唐州]]で[[高廉]]を討った梁山泊に、[[呼延灼]]率いる討伐軍が攻めて来て連環馬(れんかんば)作戦に悩まされていた。その時、湯隆が従兄である禁軍の金槍組師範の[[徐寧]]を仲間に入れることを進言する。[[楽和]]、[[時遷]]らよって徐寧を罠にはめ仲間に加えることに成功する。そして、自らは、連環馬に対抗ための特殊な[[槍]]・[[鉤鎌鎗]](こうれんそう)を製造し、連環馬を破る功績を立てる。
 
百八星集結後は、梁山泊の武器・甲冑製造を担当し、[[高俅]]戦、遼国征伐などに参戦する。[[方臘 (水滸伝)|方臘]]討伐戦では、[[歙州]]で一度大敗するが敵の夜襲を予感した[[朱武]]が敵を待ち伏せて迎撃した。その際、湯隆は[[史進]]、[[欧鵬]]らを討ち取った[[龐万春]]を生け捕る手柄を立てる。その後、最後の清渓県の戦いで乱戦の中で戦死する。
 
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
<references />
 
==関連項目==
*[[水滸伝百八星一覧表]]
 
 
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[[Category:水滸伝の登場人物|とうりゆう]]
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[[Category:水滸伝の登場人物|とうりゆう]]
[[en:Tang Long (Water Margin)]]
[[Category:蕩寇志の登場人物]]
[[vi:Thang Long]]
[[zh:汤隆]]